2001年9月度投稿句

紫苑さんが主宰する繋句に参加させていただいたときの投稿句です。詳細及び版権紫苑さん(こころ俳句)にあります。


九月はアメリカの貿易センターがテロの標的にされ、甚大な被害を受けたとき、その関連の句が多いです。


オーバーラン熱くなるのはマスコミか

マスコミはあたかも正義の味方のように振る舞い、自分達の主張が正しいと思い込んでいるかの如く、少数意見に耳を貸さない事もあります。人の不幸を厚顔な態度で取材に訪れ顰蹙を買う。仕事とは言え常識ある態度でお願いしたいです。

灼熱場地獄の戦場国境線

砂漠地帯などが戦場の最前線だったらそれはもう悲惨なもの。どんなに屈強な若者でも耐え難いと思います。戦争はしたくない。人間に欲がある限りひとりひとりの思考が違う限りこの世から戦争はなくならないと思います。

生くる問い自問自答の苦しみよ

生きる事の素晴らしさと難しさは紙一重。人の道をはずさず、しかも豊かに暮らすのは現在の環境では矛盾だらけ。清貧に生きる事を貫いた政治家が過去にいましたが彼の葬儀には党派を問わず多くの政治家や支持者が集まりました。

人の道はずす非道は許されず

お金の為、名誉の為には何をしても良いという甘えた考えが通じる世の中だけにはしたくないと思っても結構そういう輩が平然と横暴の限りを尽くしています。断固許さない国民の総意がないとね。羨ましいと思っている間は..ん?あ、私もだった(^^;

苦闘する我が人生も後僅か

なんだかんだと言っても人生も後半、いずれ死を迎えるのに、今はひとごとのよう。私が求める幸せって何だったのでしょう?平凡に過ごせた人生を感謝すべきなのかもっと夢を追いかけるのかいまだに迷う私は青年。

自尊心なきに等しい我が政府

太鼓持ちよろしく大国アメリカさんの言いなり。それが我が国の立場である事は百も承知ながらやはり政府の及び腰はちょっと戴けない気もしますが。立場変わったら私もそうなるんだろうなぁ。ご苦労さまです。(なんのこっちゃ)

猿回し黄猿を口説きアフガンへ

さて、そのアメリカさんが猿回しならば、わが日本はお猿さん。それも黄色いお猿さん。太鼓の音に合わせて右に左に大変。中立さんまは今は右向いて当事者に収まってます。

跳び兎月見て跳ねる深雪晴

一足先に冬を迎えたアフガンに雪はふったのでしょうか?跳び兎がいたら平和を願って、「らたららたらら兎のダンス」。って踊ってますかね。しかし、跳び兎って白いのでしょう?雪に兎は保護色になって見えないかなぁ。

愚か者導きたまえ神の元

してはならない戦争で運悪く戦没者となった人達。あなたかだが悪いのではありません。悪いのはのうのうと安全なところで指揮をして、欲望を達成している愚か者。此奴こそ神の慈悲で更正させねばなりません。その為には早く神の元へ送りましょう。

乳飲み児の未来預かり幸何処

難民が今日も飢えに苦しみ相当数の死者が毎日のように出ているのに大義名分で戦争を続けていていいのでしょうか?思想が人道を妨げて良いはずがありません。ボランティアの皆様に深く頭を垂れる次第です。

アフガンの平和を乱す愚か者

何度も訴えてきた全世界の平和。それを破ったのはテロ。しかし根は深い宗教戦争。利害関係もあって簡単には解決しないですね。誰が本当に悪いのでしょうか?

静かなる幼稚園児の昼食時

私の家の裏は学校と幼稚園があります。幼稚園が近いので朝から3時ころまでそれはそれは黄色い声が飛び交います。でも、うるさいと思った事はありません。可愛い声ばかりですから。

運動会どちらも負けるな親心

近所のMさんちは、双子のお子様がおいでです。あまりにも似ているとの理由でクラスが別。そんなクラス対抗の綱引きが。どちらが勝っても負けても複雑な思い。えーい、引き分けで終わってーとのお気持ちお察しします。

我知らず恥と情けと世間など

何も世間を知らない私。うかつに喋ると恥をかきますが別に恥をかいても気にしないたちなので軽く見られます。自分では優しく思いやりのある人間だと思っているのに冷たいといわれる事も。

曼珠沙華彼岸に似合う野辺の花

彼岸花と言われるだけあって彼岸前後に各地で燃えるように群生しています。まんじゅしゃげと呼ばれるのは法華経の出典で天上界の花と言う意味だそうで、何か良い兆しがある時赤い花が降るといいます。(本当かな?)