2001年7月

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紫苑さんが主宰する繋句に参加させていただいたときの投稿句です。詳細及び版権紫苑さん(こころ俳句)にあります。
繋句の性格上、前の句を引用させていただきました。作者の方お許しくださいませ。

梅雨明けか美味なるスイカ賑わいて 元さん
                賑わいて幕を閉じたる展示会 ゆきお

展示会お疲れ様でした。大成功のうちに幕を閉じました。同時に暑い夏が来ました。一仕事終わってホッと一息。「おい皆、美味いだろうけど少しは遠慮しろよ」


華やいで繋句なれこそ応援歌 猪之介
              応援歌歌は歌でも俳句にて ゆきお

人生に躓いても躓かなくても繋ぎ句は生活の糧、生甲斐、友情の交換、意思の疎通を歌に託して今日も一句...で、出来ない(^^; 素質がないのかなぁ..


生き急ぐほども人生長くなし かぼちゃ
             長くなし短くもなし我が半生  ゆきお

急ぐこともないのに逝ってしまった人。私も気付けば人生残り少なし 「今のうちあれもこれもと欲張って」 どうしょうと言うのよ。 往生際悪いよ。


厠での読書タイムも楽しみで 雅洋
            楽しみで買った馬券も運の尽き ゆきお

「お父さん!読書にかこつけてオトイレに新聞持ち込まないでよ。競馬予想誌と違うの?まぁ嫌やわ。おまけに赤ぺんまで!そんなんしてるから外れるんやわ」


戻り梅雨涼風運ぶもツキのうち はぎ
             ツキのうち半分近く午前様 ゆきお

お宅のご主人朝帰り多いですわねぇ。誤解もここまで来ると言い訳する気もなし。夜勤明けの朝帰り。戻り梅雨で少しは凌ぎ易くなったからラッキーでも体がぁ..


夫かな駅改札に傘の影 はぎ
             かさの影寄り添う二人濡れており ゆきお

迎えにきてっていったのに何してるのかしら。あ、旦那かな?まあ、いや。見せつけられるわぁ。傘で隠してああ濡れてるのに。尤もしっぽりぬれてるからいいか。


十薬引いて不思議な平安からす鳴く 紫苑
                からす鳴く夕焼け空に別れつげ  ゆきお

畑でがんばっています。ああ今日も無事に過ごせてよかった。あ、もうこんな時刻。大変夕食作らないと主人がもうすぐ帰ってきます。


月の船望みて君の枕元 元さん
            枕もと立つ人影は善か悪? ゆきお

病弱な君が甘えし願い。何とか聞いてあげたい。まだ若い君なのに枕もとに来たのは?そうか死神は足元だから神が助けに来てくれたのですね。


ギャルママの公園デビュー華やかに 猪之介
                華やかにチビッコスター初ドラマ ゆきお

どきどきの公園デビュー。これで殺人事件までおきる世の中ですから。それに引き換え今のお子様はませてる。堂々と大役をこなし付き添いの母親がどきどき。


テレビ前延びたししゃもが二匹かな はぎ
                二匹かな柳の下に鰌(どじょう)さん ゆきお

やれやれシシャモにされちゃったよ。そりゃーごろごろしてるから。ねえ、娘もスターになったしもう一人作って医者にでもして左団扇で暮らそう!


冷めた目で生徒見詰める教師かな 雅洋
                教師にも反面教師の名がありて ゆきお

先生と生徒の信頼関係は制服騒動から。先生は「大人」だからジャージでいいんだよ。先生、生徒も冷めた目でみていることをお忘れなく。


                            名がありてお金も有れば憂いなし ゆきお
                                           憂いある我が人生に嫌気さす ゆきお

「憂いのない人生なんか楽しくもなんともないしつまらないよ。」「いやーん、楽しくなくていい、つまらなくっていい、お金をふんだんにつかってみたーい。」「はいはい。」


蝉時雨休みの朝も休みなく 元さん
            休みなく今この時を燃え尽くせ ゆきお

朝も夜も鳴き続ける蝉たち。僅かの命の間を必至で生き抜く様は凄まじい。私たちはながーい人生をひょっとして持て余していないだろうか?


日盛りや輪郭強し己が影 こだま
           己が影追いつ追われつはや半生 ゆきお 

強い日差しの中でお出かけそれにしても今年の夏は暑いです。ふと、影を見つめていると分身のような気がするのです。いつも二人三脚のような存在。


自信つき 地震の時も 落ち着いて 彦
              落ち着いて繋句を見ればオチついて ゆきお

恐怖に耐えられる自信があれば地震も平気です。って洒落ですね。んじゃー私も。あかん、オチが無いです。ただの駄洒落書くのだれじゃー。古いなーm(_ _)m


君からのメール一際発光す こだま
             発光す君だけの色それは赤 ゆきお

メールの着信が何通りかの色でグループ分けできますね。会社関係は緑、女友達は黄、男友達は青、そして彼女は勿論赤。赤く発光したらそれは彼女(^0^)


目に涙こらえこらえてふと零れ 恵遊
                零れ落つ涙の訳は胸の内 ゆきお

心ならずして別離のときは来たり。神のみぞ知る人生の試練。泣かずにいようと思ってもこらえきれないこの涙。誰かに優しくされたって言わない覚悟この心。