2001年5月
土を掘り見つけてうれしやミミズかな 元さん
蚯蚓腫れ隠して会わん里の母 ゆきお
お母さんほらミミズだよ。主人似の元気な息子の声。あまりにひどい暴力に耐えかねて帰ってきた故郷。反省していると電話があったけど迷います..
幼な鳥翔けり夢みる立夏かな 猪之介
立夏とは思えぬ空の気紛れさ ゆきお
ようやく巣立ちを迎えたひなたち。希望を胸に大空めざして飛び立つのももうすぐですね。でも、気をつけてね。激しい嵐や天敵や待っているかもしれないよ。
藤棚で歌った唄はアベマリア
雅洋
アベマリア奏でし君は神のもと ゆきお
彼女は病弱だったけど心のしっかりした敬虔なクリスチャン。私と良く賛美歌を唄ったね。早すぎる人生を終えたけど優しく眠るように神に召されたね。
ネット越し想いに揺れるクレマチス 紫苑
クレマチス青く神秘に輝きて ゆきお
ネットで恋をしました。彼は逢いたいと言いました。勇気をふるって彼の家を訪ねました。暖かい家族が迎えてくれました。垣根のてっせんが祝福してくれました。
平等院頼通殿も満足気 雅洋
満足げ大空高く鯉のぼり ゆきお
頼道ゆかりの平等院、改修、増築も終了して美しく生まれ変わりました。コインでもお馴染みですね。まるで祝うかのように鯉のぼりが上がってますよ。
巣立つ日も先回りする親心 紫苑
親心子知らずなのか猛勉強 ゆきお
今日は巣立ちの日、お母さん鳥が促します。お父さん鳥は先回りして無事を見届けます。子供たちはまだ飛び方のテキスト開いて猛勉強。早くとびなよー。
ド近眼レンズ片手に辞書をひく 雅洋
辞書引いて辞書の意味知る意味もなし ゆきお
意味もなく投句している暇な人 ゆきお
えーっと眼鏡、眼鏡と、これでいいやと虫めがね。いかん、何しらべようとしてたのかど忘れしちゃったよ。ネットで調べるほうが早かったかな?
手強いぞ新投句人おもろいぞ 猪之介
おもろいぞ歳時記片手に散歩道 ゆきお
師匠に誉められてしまったなぁ。やっぱり嬉しい。またまた投稿しなくちゃ。面白くなって来たからねー。たまには場所でもかえて取材しなくちゃ。
ドライバーの腕泣く渋滞の大和路 元さん
大和路に初夏の訪れほととぎす ゆきお
史跡や遺構、ありとあらゆる名所、旧跡に観光客が増えて身動きとれないです。知ってか知らずか青葉若葉のさわやかな季節がやってきました。
大人たちしっかりせよと子の叱咤 元さん
子の叱咤背中に受けて職安へ ゆきお
景気の下落がはじまってから回復もままならず。責任者出てこーい。リストラで失業の憂き目にあったお父さん、今日も職探しです。見つかるといいね。
文筆に身を立てること針の穴 紫苑
針の穴無限に広い宇宙見え ゆきお
なし得ない事ではないけれど至難の業。でも、希望は捨てないでおこうね。世界は広いのだー。難関突破、成就祈願致しします。
宙をみて月に心を癒してる 元さん
癒したね心と体リフレッシュ ゆきお
リフレッシュ終えて再び人ごみに ゆきお
心を大きく希望をもらう宇宙。おおきく背伸びして希望を一杯吸い込もう。連休も終わりです。また、職場に戻るけどこれまでより前向きな私になります。
ゆらり風紫蘭の花を傾ける 紫苑
傾けて吐息感じる君のそば ゆきお
さわやかです、5月。優しい風が吹き抜けていきました。ベンチで二人仲良く話をしていました。首かしげながら「ねえ、この花しってる?」「しらん」「え?」
君の側心のブレーキおしとどめ 元さん
おしとどめ無念の涙はらはらと ゆきお
どこまでも優しき君を見つめているとどうにかなりそう。ブレーキといえば自民党の加藤さん、思い切ろうとしたけど仲間と無念の涙でしたね。
限りなく無念行きずりの白刃
紫苑
白刃見せ父の仇と勝負する ゆきお
今も昔も関係ない殺傷は許されるものではありません。見ず知らずの人に突然襲われるのは無念です。いきさつはともかく父を殺されたら仇を取ります。
ツライ朝達観面居る輪の鏡 はぎ
輪の鏡いつも真中にこにこと ゆきお
朝早く犬の散歩をしていると元気な人達のサークルが近くの公園で太極拳やら体操やら頑張っておいでです。明るいリーダー格の人が皆を笑わせていました。
にこにことにことにことににこにこに はぎ
にこにこになっていますよ母の顔 ゆきお
これがおじいちゃんの分でこれがママの分であれー?良ちゃんの分が足りまちぇん。孫もやっと数を数えられるようになりました。家族団欒の一時。
初運転壁こすれども初夏の風 はぎ
初夏の風髪なびかせて爽やかに
あわてんぼうで有名な彼女が免許をとりました。絶対やると賭けの対象にもならない壁こすりをやっちゃいました。そんな爽やかな顔で報告しないでくれる?
白紫の裾翻し天女舞う
元さん
天女舞う浜の松原人恋し ゆきお
人恋しくて来てしまったのか。羽衣おいて水浴されていたのか罪作りな天女さん。若者は天女に一目ぼれ。羽衣を返さなかったらどうなったのかな?
昔から人は泣き濡れてたそうな
はぎ
泣き濡れて暮らすあの娘を守りたし ゆきお
我慢を虐げられていた毎日。それが美徳とされ、人権も何もなかった。今は権利を主張しすぎる嫌いあり..。私に出来る事なら何とかしてあげたい。
藍染めの生るる土蔵に風青し 猪之介
風青く空高くして夢多し ゆきお
藍は還元剤で酸化を止めた後も暫らくは生きつづけて微妙に色合いを変えていくそうです。難しい藍染め。明日香で綿元さんのお弟子さんが工房開いてました。
夢多し支持率上げる小泉さん ゆきお
まだ、手腕の程はわかりませんが小泉人気は凄い。如何に国民が自民党に失望していたか。野党ももうひとつ。歯切れのよい喋り口調が人気の秘密?
待ちわびるその時嬉し君に逢う こだま
君に逢う心は既に新所帯 ゆきお
こうしてたまにしか会えないのもいまだけ。式の日も決まって人生最良の日々をすごしています。彼に似た子供たちに囲まれてお料理がんばらやくっちゃ。
睡蓮や幕引き如く閉じゆきて 猪之介
閉じゆきて眠りし花は朝開く ゆきお
目の覚めるような花をつけてくれた睡蓮。花の命は短きとはいうものの。いえいえ一時休むだけ、朝日がさせば、また、あなたの心を癒しましょうぞ。
瞑想の影にオーラが見える花 元さん
見える花見えない花も艶っぽく
ゆきお
輝く君に見とれても近づき難し事もあります。人は夢中になるとまわりが見えないことも。よく見たら魅力的な花はまわりに一杯ありますよ。
友逝きて「今日の日はさようなら」にただ涙 かぼちゃ
ただ涙遺影の笑顔に別れ告げ ゆきお
どうして神様は意地悪するのですか。まだこれからの人生だったのに心のこりでしょうね。遺児は私が守ってみせる。あなたと私の友情は絶対崩れないわ。
手を繋ぐ嫌なあの子花粉症
カムイ
花粉症マスクのあの娘(こ)に人目惚れ ゆきお
好きじゃないけど先生がつなげってさ。嫌だなぁ。あれー?今日は凄く可愛いじゃん。あ、マスクしてるから鼻が見えないのか。綺麗な目をしてたんだなー。
胡蝶蘭惚れて見ぬればなお清く
猪之介
なお清く洗練されしその姿 ゆきお
憧れの君は胡蝶蘭。清楚な姿に声さえかけられず。私が守りたい、いや、守ってみせる。美しいあの姿を誰にも渡しはしたくないのです。
足空転危うくチャリを持ち直し
雅洋
持ち直しほっと安堵の家族かな ゆきお
おぼつかない足で自転車に乗る娘。あってはならない自動車との接触事故。一時は意識不明と言われたのでしたが..無事全快。良かった良かった
安堵するも胸の高まり恋の病か
元さん
恋病高峰の花が薬とか ゆきお
薬だと言われてうった覚せい剤 ゆきお
息子は恋をしていました。あの娘が無事でよかった。だけど息子の気持ちは通じていません。所詮高峰の花(高根の花)。挫折の道をひたはしりましたとさ。
十薬の苦味に耐えかね字余りし
はぎ
字余りもよければ楽しい繋句かな ゆきお
句作りも苦楽あいまみえます。良薬口に苦し。良句が生まれるのも繋句から。閃きの訓練の場としてここは必要不可欠のコーナーだと思います。
繋がりを求めて記す掲示板 元さん
掲示板ハイカラ夫婦の仲人さん ゆきお
ネットは危険だと母は言ったけど私たち友達から始めて今は2人の子持ち。平凡なお付き合いをしてきました。仲人さんは人ではなかったけれどね。