2001年1月

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紫苑さんが主宰するしりとり俳句に参加させていただいたときの投稿句です。詳細及び版権紫苑さん(こころ俳句)にあります。
しりとり俳句の性格上、前の句を引用させていただきました。作者の方お許しくださいませ。

宿題を残して年越し事始め ゆきお
           事始め気持ちも新た初詣 ゆきお

新たな年を迎えましたけどやり残したことは一杯ありました。今年こそといつも決意しているのですがなかなか。せめて神頼みとまいりましょう。


新世紀茶髪の子らも決意あり  こだま

                 決意してしたためしかな書初めを ゆきお               

茶髪だけど心の中は立派な大人ですよ。新たな時代を担っていく決意の成人式。わかった!言葉で信用できないなら一筆書かせていただきます。


古寺の尼僧読経響く初祈願 元さん
             初祈願大願成就新世紀 ゆきお

清々しき朝に流れる読経。大勢の参拝客の吐く息白く踏みしめる玉砂利の音が読経と妙に調和してめいめいのねがいが賽銭に託されていきます。


新世紀の箱根路若きが弾み行く トン子
               弾み行く未来に希望輝きて ゆきお

明日を担う若者達の恒例新春箱根駅伝。若者が懸命に頑張る姿は頼もしく明るい未来を象徴するが如く。2001年何かが始まろうとしているのでしょうか?


通りすぎてふと振り返る福寿草 紫苑
              福寿草初春迎えて花開き ゆきお

新春とは申せ、まだまだ冬の最中、ふと見やると福寿草が春を知らせてくれています。お前も春を待ち焦がれていたんだね。知らせてくれて有難う。


深き皺刻みし母の春衣裳こだま
           春衣装選びし人は新妻で ゆきお

 母にとって息子の嫁とはなさぬ仲。ぎこちなく着替えを手伝う弟のお嫁さん。母は年老いたけど2人を見ている私の息子の彼女もこうして着せてくれるのかな。


軽やかにキー打つ指や冬ごもり 元さん
              冬ごもりゴンタ炬燵で丸くなる ゆきお

冬将軍到来、アウトドア派の人もお部屋に閉じこもりがちになりますね。そんな時はネットでお付き合い。うちのゴンタは猫顔負けの寒がりでこまります。


 丸くなれ大きくなれ新春の 元さん
                 月満ちて生まれし子らの(は)新世紀(新生児?) ゆきお

輝く新年を祝福するかのような満月。新しき年の新しき子供達。彼らの未来を約束するのは私たちの勤め。よりおおきな輪を広げて輝ける未来を託します。


野のすみれ黙然と春待っている トン子
           春を待つ山の熊さん寝正月 ゆきお

新春とは申せまだまだ外は木枯らし吹く冬の最中。でも、少し春風を感じるときがあります。つぼみを用意してじっと春を待っています。くまさんもね。


寝ぼけ顔の犬コタツから顔を見せ 元さん
               顔を見せほっと安堵の親父かな ゆきお

正月休暇に帰りました。不肖の息子とは申せ、やっぱり嬉しそう。まぁコタツに入れよと父の言葉。飼い犬は誰が帰ってきたのかとむっくり。


追いつけぬ日進月歩のIT革命 トン子
        インパクでIT革命茶を濁し ゆきお

秒速で技術革命が行われています。最新技術には専門家さえついていけない。特に通信技術は飛ぶ鳥落とす勢いです。政府ももっと本腰入れてね。


闇に光る青白き山や雪だるま かぼちゃ
             雪だるまセンター試験を解けもせず ゆきお

深夜まで勉強に励む人達。正月返上で入試に必死です。遠くの雪山も月明りで光ります。雪だるま君も試験問題やったけど解けなくて融けちゃったぁー。


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