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SELECT文 基礎編２
SELECT文でもちょっとレベルアップの並び替えと集計について。 集計のＳＱＬはよく試験でＳＱＬの穴埋めとして出題されるので、しっかりルールを覚えておきましょう。
●並び替え
構文：SELECT field1, field2 FROM table1 ORDER BY field1
意味：テーブルtable1からfield1,field2のフィールド値を取得し、取得レコードをfield1の昇順で並べなさい
構文：SELECT field1, field2 FROM table1 ORDER BY field1 DESC
意味：テーブルtable1からfield1,field2のフィールド値を取得し、取得レコードをfield1の降順で並べなさい
構文：SELECTfield1, field2 FROM table1 ORDER BY field1 ASC, field2 DESC
意味：テーブルtable1からfield1,field2のフィールド値を取得し、取得レコードをfield1の昇順で並べ、field1が同じ値の場合はfield2の降順で並べなさい
最後の構文にあるASCは昇順という意味ですが、ORDER BYはデフォルトが昇順なので書いても書かなくてもよいです。 ちなみにACSはascent（上り）、DESCはdescent（下り）の略
●集計
構文：SELECT field1, Avg(field2), Sum(field3) FROM table1 GROUP BY field1
意味：テーブルtable1からfield1ごと集計し、field2の平均値とfield3の合計値を計算し、表示しなさい
構文：SELECT field1, Avg(field2), Sum(field3) FROM table1 GROUP BY field1
Having Avg(field2) >= 100
意味：テーブルtable1からfield1ごと集計し、field2の平均値とfield3の合計値を計算し、field2の平均値が100以上のものだけ表示しなさい
集計関数には以下のようなものがあります。
SUM 合計
MAX 最大値
MIN 最小値
AVG 平均値
COUNT データの個数
そして集計文で一番重要なのは以下のルールです。
ルール：SELECT句のあとに書けるのは、集計対象のフィールド（つまりGroup Byで指定したフィールド）および集計関数だけです。