データベース勉強部屋
メイン >> データベース勉強部屋
データモデルとスキーマ その２
データベースの勉強をしていく中で、 データモデルとスキーマいう２つの単語は混同して覚えがちです。 前回はデータモデルを解説しました。 今回はスキーマです。
スキーマとはデータベースの構造を３層にわけた考え方です。
ユーザに近い部分から、外部スキーマ、概念スキーマ、内部スキーマという順です。
外部スキーマはユーザが触れる部分で、RDBではビューに相当します。
概念スキーマはデータ構造のうち、特定のハードやＤＢＭＳに依存しない部分、RDBではテーブルに相当します。
内部スキーマはデータが物理的にどのように格納されているのか、といったファイル配置、ファイル編成法などに
相当します。
それぞれのスキーマは、独立しており、それぞれの変更が他に影響しません。
前回のデータモデルの内容と比較すると、 データモデルはデータ構造を抽象化という観点からどのようにとらえるのか、 という定義に対して、 スキーマはデータ構造を独立性という観点でどの部分で分離するか、 という定義だと言えます。