ひとりかくれんぼ




「ひとりかくれんぼ」は一人鬼ごっこともいい、関西地方や四国地方に伝わっている、例えばコックリさんのような降霊術の一種とされています。以下手順。

1、ぬいぐるみの中身を全て取り出し、代わりに米をつめます。自分の爪を切って入れます。爪以外の髪の毛などは推奨できません。
2、穴を糸で縫い合わせます。縫い終わった糸を全身に巻きつけ、ぬいぐるみを縛ります。
3、「最初の鬼はXXX(自分の名前)」とぬいぐるみに3回唱えます。
4、水を張った風呂桶にぬいぐるみを入れます。
5、ついてる明かりを全て消して、部屋に行きテレビをつけ、砂嵐の画面にします。目を閉じて10数えます。
6、数えたらぬいぐるみのとこに行き、「○○(ぬいぐるみの名前)見つけた」と言い、ぬいぐるみを鋭利なもので刺します。
7、「次は○○(ぬいぐるみの名前)が鬼」とぬいぐるみに言ったら、コップに入れた塩水を持って適当なところに隠れます。
8、しばらく隠れたら塩水を口に含み、ぬいぐるみを探してそこらをうろつきます。ぬいぐるみは2時間以内に見つけなければいけません(風呂場にいないかもしれません)。探している間、心霊現象に会うと言われていますが、何があっても塩水を吐き出してはいけません。
9、ぬいぐるみを見つけたら、コップに残った塩水をかけます。次に口に含んだ塩水を吹きつけます。
10、「私の勝ち」と三回唱えて終了です。
11、人形は燃やす形で処分したほうがいいようです。燃えるゴミの日に出しましょう。

詳しくは「ひとりかくれんぼ」で検索し、手順を確認して下さい。

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作者は教えてもらうまで「ひとりかくれんぼ」のことは知りませんでしたが、「ひとりかくれんぼ」を題材とした小説や、それを映画化したものもあるようです。コックリさんほどメジャーではないのは、やはり手順の複雑さゆえでしょうか。やってみるときはしっかり手順を調べて確認してからをお勧めします。