ESPER訪問 2





今シーズンもDRAGレースにフル参戦!(予定・・・)







その為にはどうしても
やっておかなければならない事が・・・!














昨年のレース参戦時・・・・・。





わたくしもひがバーンナウトを終え、
「モンキ〜! 勝負じゃぁ〜!!」
と 気合を入れた瞬間
前走行車がパーツを落としたと申告。





オフィシャルがコース内の確認に入り
その間、エンジンストップの指示が出た。(涙)





myMAXは一度エンジンを切ると大変な事に・・・。(爆)





「エンジンを切ってはいけない!」
と 尻尾の生えた黒い小人
槍を片手に耳元で囁く。(笑)







気付かない振りをし うつむきながら
コースグリーンになるのを待つ。





少し顔を上げると スターター(の人)が こっちを見ながら
エンジンストップの指示(首切りポーズ)を出している。





さらに気付かない振りをし うつむき加減で
リアタイヤの減り具合など確認してみる。(爆)





もう一度顔を上げると スターターは
エンジンストップの指示を出しながら
こっちに向かって歩いてくる。(怖)















人生諦めも肝心・・・・。












指示どおりエンジンを切る。(涙)





悔しいことに
直ぐにエンジンスタートの指示が出た。





完全押し掛け仕様(本当は禁止)のmyMAXは
セルでエンジンが掛かるはずも無く、
ましてや コントロールタワーの真っ正面
禁止されている押し掛けも出来ず・・・・・。





その走行はリタイヤとなり、
そのクラスはトーナメントだった為
その場でレースが終わった・・・。(涙)








前振りが長くなったが・・・。






そんな苦い経験を 繰り返すわけには行かず
レース前にセル(スタータークラッチ)を直さねば!





って事で Vmaxのプロショップ
ESPERを訪問することに!







出発前に避けては通れない儀式が
いつもの 押し掛けである。(爆)





1日の初めにエンジンを掛ける時は
クラッチが固着している為
得意?“1m掛け”は出来ない。(笑)





クラッチが切れないので
ギアを入れたまま押す事が出来ず
ニュートラルで押すことになる。





が、ギアを2速に入れると同時に
シートに飛び乗り(お姉さん座り)
リアタイヤにトラクションを架けるのは
 かなり至難の業





で、跨ったまま 両足でジタバタと加速(笑)
ステップ上に立ち 腰をおろすと同時に
ギアを2速に入れる。





しかし、スイングアームが長いせいか
勢いが死んでしまうせいか
なかなかトラクションが架からず
タイヤをロックさせてしまう。





この工程を20回以上繰り返しながら4〜50m進むと
20m程の上り坂にたどり着く。





この坂を利用しない手は無い。





頂上付近から 跨ったまま足で加速し
一気にトラクションを架ける。





たいがい一回では掛からず 反転がメンドウなので
跨ったままバックで坂を登り リトライ!





運がイイと2〜3回でエンジンが掛かる。





チョークでアイドリングを安定・・・。





しない!?





アイドル調整ネジ(?)を引っこ抜いても
3,000rpmから下がらない。





が、“暖気”と言う事にして帰宅し
急いで身支度をする。





みるみる上がる水温計を 見なかった事にして・・・・。(爆)






ねぎOFF(今日のもひ参照)の帰りから
何故か2番シリンダーがカブリまくりで
マフラーからパンパンとバックファイアー!





キャブのオーバーフローを疑い
事前に キャブコレクター(?)のDOIMAXさん(Vmax ML)
2000年式のキャブを頂き(実は借り物・笑)取り付けたのだが・・・。





まぁ、それすらも忘れた事に・・・。(爆)





で、出発。





パンパン!いわせながら 東北道に乗る。(爆)



(あれ?ここ何処だっけ??)


ある程度の高回転では パワーは出ないものの
そこそこスピードは出る。





何とか流れを乱さないように
走行車線&登坂車線を走る。(笑)





佐野SAで給油予定。
のはずが・・・





かなり手前で
給油ランプが点いていたらしい。(爆)





ガス欠になり初めて気付く。





予備タンクに切り替え PAの看板を探す。





ガソリンスタンドのあるPAは
一番近くて 31km先の“佐野”。





予備タンクが3リットル・・・。





燃費走行を心がけ さらに低速で走る。





が、“佐野SA入り口”の看板を発見したあたりで
激しく ノッキング。(涙)





何とか惰性で走るも
引込み線に差し掛かった所で
あえなくガス欠





佐野SAに入る引込み線は
かなりの距離傾斜のある 上り坂





朝一でMAXを押しまくったので もう・・・。(疲)







しかし、わたくしもひは動じない。(笑)





普段から 予備タンクのさらに予備を持ち歩いている。





引込み線の入り口でシートを外し 給油開始。





帰りにガス欠しないとも限らないので
500cc程残して給油修了。





そんな姿を 哀れんでくれたのか
一台の速そうな車が 引込み線を過ぎたあたりで
止まってくれた。











屋根から赤ランプを出して・・・。(爆)












そそくさとシートを着け
ナイスな瞬発力で1m押し掛け!(焦)





流石に国家権力者
バックはしてこなかった。





そう言えば 以前同じ場所で同じR34に
制裁を加えた記憶が・・・・。





まぁ、相手は覚えてないだろう・・・。(汗)







SAで小休止と燃料補給を済ませ 首都高へ。





しばらく走り
江戸橋から 銀座方面へ。





そこには “白バイ取締り中!”の文字が・・・。(汗)





どうやら 噂に名高い
“警察署直付け”スポットらしい。





案の定? 3〜4台前方のわずかな隙間に
滑り込むように国家権力者の跨る白いバイクが!!





車線は渋滞ぎみで
3〜40キロ程でトロトロ走る。





わたくしもひのMAXは 相変わらずアイドリングが下がらず
1速でクラッチを切ったり繋いだりしている。





回転数を下げる為 ギアを上げると
マフラーからマシンガンファイアー!(爆)





「やべ!」とメットの中でつぶやいた瞬間 
国家権力者の跨るバイクのミラーで視線が合う。





“駆け引き”スタートである。(爆)






国家権力者は車の流れより遅いスピードで
“逆すり抜け”してくる。
(後続車に抜かさせまくり)





こちらも負けじと トラックの陰に隠れながら
20キロ未満で “逆すり抜け”





まったくもって いい迷惑である。(爆)





どうやら 国家権力者も一般人の目がある手前
あまり無理は出来ないようだ。





徐々に“隠れ蓑”の台数を増やしていく。(笑)





シビレを切らしたのか 国家権力者
センターライン上でブレーキをかけ
一気に差を詰めた。







国家権力者が
そりゃまずいだろ・・・(呆)







どうやら国家権力を誇示すれば
何をしても許されるらしい・・・。(鼻笑)





左からの2車線合流があり
一瞬だけ4車線になる。





その瞬間、一気に左端に詰める。(危)





国家権力者は 左右のミラーを
細かく交互に覗き込む。





その様は アフレコするならば
「どどどど、何処行きやがった!!」だ。(笑)















勝った!
(狩った・笑)







その後も 足を着きたくなる様なスピードで走り、
国家権力者が見えなくなるまで ちんたら走る。





程なく やり過ごした後
看板を見ていなかったので
現在位置が解らない事に気付く。(汗)





流れに乗り 看板に目をやった。





次の瞬間!





さっきまでとは違う
国家権力者の乗るバイクに
ごく ふつ〜に抜かれた。(プッ)





ん〜〜〜・・・・複雑。(汗)
(かまってくれ!いや、やっぱいい・・・。)






幸い 目的の出口は過ぎていなかった様だ。
(かなり先だった。)





首都高速から 一般道に降り
信号だらけの国道をさらに
パンパン言わせながら走る。





ESPERには以前行っているのに
狭い道をグルグル迷走し 何とか到着。







まずはバックファイアーの原因を探るべく
外装を取り外し 点火系を一通り調べたり
プラグコードを詰めたり・・・・・。





結果、点火コイル〜プラグキャップ間の抵抗値が
ノーマル以下!(爆)





さらに イグナイタ−も怪しい・・・。(泣)





圧縮比も ひょっとしたら・・・・。(大泣)







やっぱり 見なかった事にして・・・。(爆)






同時進行で
本題のスタータークラッチを交換してもらう。





始めは 自分で交換しようと思っていたが
特殊工具が必要だし OIL交換のたびに
かなりの鉄粉金属片が 廃油に混ざっていた。





他の部分(フライホイールとか・・・)もヤバそうだったので
今回はプロに任せる事にした。






その選択は間違っていなかったようで
わたくしもひがコイルをいじくっているうちに
あっという間に 交換作業が終わっていた。



作業風景(貴重な一枚・笑)


取り外したパーツは
「始めて見た。」
と言われる程 酷い状態だった。(笑)



普通じゃないらしい・・・。


“削れ”“歪み”レベルではない様だ。(爆)





OILを抜いたついでに
ウォーターポンプ側のガスケットも交換。





途中、なんかの(笑)取材人が 写真を撮っていたが
気にせず作業を続け 修了。(にやっ!)





バックファイアー対策でキャブを
ゴニョゴニョっといじり 帰宅準備。





近所迷惑なので セルでエンジンが掛かる喜びを
堪能する間も無く そそくさと挨拶をし
ESPERを後にする。





毎回前振りが長くなるが 
帰りはあっけないほどすんなり帰宅してしまった。





いやぁ〜〜
しかし いいもんですネ!

セルでエンジンが掛かるって!


この感動&感激
皆にも分けてあげたいぐらいです。。(爆)







えっ?ふつう??




もひ突   
帰るの?