このように、ミニバンを車中泊で有効に使おうとすると、まずは居住性と収納性の両立という大きな壁が見えてきます。使える容積は同じですから、工夫の余地は、車両側からは、いかにデッドスペースをなくし、収納の密度を高めるか、そしてモノの側からは、いかにコンパクトで多機能なアイテムを選ぶかという2つの点に集約されます。
さらに、荷物には使用頻度があります。一日のうちに何度も使うカセットガスコンロや紙コップなどは、すぐに取り出せなければ、機能的ではありませんし、キャンプ場に入らなければ使うことのない焚き火台などは、他の荷物を一度出さないと取り出せない奥の方に収納されていても、さほど困ることはありません。
当然収納スペースは、何箇所かに分かれてしまいますので、1つは「調味料」のような同一カテゴリーとしてのまとめ方、そしてもう1つは「使用頻度」という別軸のまとめ方で、臨機応変に収納することを考えなければ、この壁を乗り越えることは難しいでしょう。 |