予言集テクストについて
十六世紀フランスで印刷されてから現在に至るまで一度も絶えることなく出版されてきたほど、時代を超えて人気を誇るのはノストラダムスの予言集が随一であろう。星の数ほどある予言書の中で恐るべき生命力を誇り、一説には聖書に次ぐベストセラーとさえいわれている。ノストラダムスの死後も、その時々の歴史が転換期を迎えると見るや予言集のテクストが印刷され、四行詩の注釈を行う解説書も後を絶たない。日本でも1999年の予言を巡る騒動は一種の社会現象となり、様々なメディアがノストラダムスの予言を取り上げ第四次ブームを生み出した。
ノストラダムスが名立たる予言者の代名詞であるのは衆目の一致するところであろう。予言集は1555年に353篇の百詩篇を含む初版本が出現して以来、今日に至るまで様々な版本が現れている。しかしながら、諸事情によりすべての版本で同一のテクストが提供されているわけではない。予言集のいわゆる完成版は一度に日の目を見たわけでなく段階的に印刷されていった。ここでは、出版経過を捉えるという観点から 初版(353篇)、第二版(640篇)、第三版(第二部)、第四版(完成版)、第五版(増補版)と分類してみた。年代順に各版を列挙して諸テクストの関連を見ていこう。
予言集の初期の版本(ノストラダムスの生前及び死後出版された予言集)
1. MB−マセ・ボノム Macé Bonhomme、リヨン(1555年)初版本
ミシェル・ノストラダムス師の予言集 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS
「息子セザールへの序文」と「百詩篇」I-1〜IV-53の合計353篇の四行詩、2年間の出版独占権「特認」付
ごく最近まで研究者の間では、予言集初版にあたる1555年マセ・ボノム版は失われてしまったというのが定説だった。1961年アメリカの研究家エドガー・レオニは、そのテクストは1840年ユージェヌ・バレートのリプリントにしか存在しないと考えていた。奇しくも同年出版されたフランスの研究家ジャン・モントレの著作を見ても、同じような事情であったことが窺い知れる。
ところが現在では幸いにも2種類の標本の存在が確認されている。アルビ市立図書館(Bibliotheque municipale d'Albi:fonds Rochegude 12426 R)とオーストリアのウィーン国立図書館(Osterreichische Nationalbibliothek de Vienne:NB 254154-A FID44-132)だ。アルビ標本は1984年にミシェル・ノストラダムス友の会 Les Amis de Nostradamusによる復刻版(原題"Michel Nostradamus, Les Propheties (Lyon 1555)")が出版されているがすでに絶版となっており、残念ながら筆者の手元にない。
このファクシミリに関してはノストラダムス研究室に詳細な文献解題があるので是非そちらを参照されたい。1996年にはオタワ大学教授ピエール・ブランダムールPierre Brind’Amourが校訂版『初版百詩篇集もしくは予言集』(原題”Les Premières Centuries ou Propheties”)を出版しており、膨大な文献に基づいたクリティック・エディションとして高い評価を受けている。この本を底本として編纂されたのが、『ノストラダムス 予言集』(岩波書店、1999年)である。
アルビ標本とウィーン標本のテクストは Prophetie on line 上で公開されておりpdfファイルにて提供されている。
2.ピエール・ルー Pierre Roux、アヴィニヨン(1555年)
ミシェル・ノストラダムス師の驚異の予言集 LES MERVEILLEUSES PREDICTIONS DE M.MICHEL NOSTRADAMUS
MB版と同等の内容の353篇の四行詩?
ボードリエが「リヨン書誌十巻」p246で言及している。1590年にアントウェルペンでフランソワ・ド・サンジョールが出版した「ミシェル・ノストラダムス師の驚異の大予言」Les Grandes Merveilleuses Pre'dictions de M. Michel Nostradamus の終わりの部分にこのエディションの言及がある。
レオニはその記述から序文と735篇の四行詩を含んでいたと推定したが十分な根拠が見出せない。現在トップのノストラダムス書誌学者ミシェル・ショマラでさえ、未だにこの版本の標本の所在を突き止めていない。『ノストラダムスとルネサンス』のなかで宮下史朗は、リヨン出身のルーがリヨン・コネクションによって自分の工房でアヴィニヨンから上梓できた可能性を示唆している。ユージェヌ・パーカーも、ルーが1555年か1556年にリヨンからアヴィニョンに移り1574年まで印刷業として活動していたと考えている。
すなわち出版年についてはともかくルーが1555年版の素材をアヴニョンで印刷した可能性は大いにあるわけだ。ダニエル・リュゾによると、この版本は1588年ルアンでラファエル・ドュ・プチ・ヴァルにより再版されたという。この版もIV-53篇の四行詩で終了している。プチ・ヴァル版で注目すべきは「息子セザールへの序文」の日付が1555年6月22日になっている点で、MB版系列では1555年3月1日であり、この日付の差異にどういう意味があるのか確固としたことはわかっていない。
3.マセ・ボノムのコピーまたはピエール・ルー、アヴィニョン(1556年)
ミシェル・ノストラダムス師の驚異の大予言集?Les Grandes et Merveilleuses Prédictions de M. Michel Nostradamus
MB版と同等の内容の353篇の四行詩?
17世紀の『予言集』(1649年ルアン、1650年レイド、1667、1668年アムステルダム、1668年パリ)の表紙で言及されているのが唯一の情報で、現在もこの版本の標本は確認されていない。この版本は「2」の版本以上に仮定的であるが、リュゾはこの失われた版本は7巻の百詩篇を含んでいたと考えている。またグラフ・フォン・クリンコウストリュームは1913年の文献書誌に関する著作の中で、マセの兄弟であるバルテルミ・ボノムが出版した可能性を示唆している。
4.シクスト・ドニース Sixte Denyse、リヨン(1556年)
ノストラダムスの四行詩集あるいは予言集 Les quatrains ou Propheties de Nostradamus
MB版と同等の内容の353篇の四行詩?
640篇含むという説もあるがやはり標本は発見されていない。レオニが示した唯一の裏付けは1584年にラクロワ・ドュ・メーヌLaCroix du Maineが言及しているものである。ロベール・ベナズラは翌年の1557年に出版されたAR版が海賊版の可能性が高いと見て、そのオリジナルがこの版本であったかもしれないと考えていた。しかしながらユトレヒト標本(次項)が発見された現在の視点に立つと、最大限に見積もってもMB版の海賊版と見るほうが妥当な線といえる。
5.AR−アントワーヌ・ドゥ・ローヌ Antoine du Rosne、リヨン(1557年)第二版
ミシェル・ノストラダムス師の予言集/今までに出版されたことのない300篇を所蔵 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS / Dont il en y a trois cents qui
n'ont encores iamais este imprimees.
「息子セザールへの序文」と「百詩篇」I-1〜VII-40,VI-100(ラテン語詩)は含まない、の合計639篇の四行詩
クリンコウストリュームの著書にタイトルページが掲載されていたことからこの版本の存在自体は認知されていた。もともとはミュンヘンのホフ・ウント・シュッタトビブリオテックに保管されていたらしい。パーカーはタイトルページの百を表わすcentsのスペルから判断してその古さに疑問を呈していた。
現在この標本は、ハンガリーのブタペスト国立図書館(Bibliotheque Szechenuyl de Budapest:Ant. 8192)に保管されている。ブダペスト標本は1993年にミシェル・ショマラMichel Chomaratによる復刻版(原題" Michel Nostradamus, Les Propheties Lyon 1557")が出版されている。レオニが示したように、同一の標本がモスクワのレーニン図書館(Bibliotheque Lenine de Moscou)でも確認されている。
ところが乏しい内容から鑑みていずれの標本も海賊版と受け取られていた。表紙に挿入された版画の質が粗雑で、出版の認可も見られない。何よりもテクストの植字に誤植が多い。そして遂に1996年ドゥ・ローヌのオリジナルと思われる標本がオランダのユトレヒト図書館(Bibliotheque d'Utrecht)で発見された。その中にはVI-100(ラテン語詩),VII-41,42が含まれており、合計642篇の四行詩が含まれている。さらに興味深いことに従来のブタペスト標本の出版日が11月3日であるのに対してユトレヒト標本は9月6日でほぼ2ヶ月の差がある。この辺の事情については今後の研究が待たれる。
ブタペスト標本とユトレヒト標本のテクストは Prophetie on line 上で公開されておりpdfファイルにて提供されている。
6.ブノワ・リゴーBenoist Regaud?、リヨン(1558年)第三版第二部
ミシェル・ノストラダムス師の予言集/今までに出版されたことのない百詩篇VIII.IX.X.を所蔵?Les prophéties de M.Michel Nostradamus. Centuries VIII.IX.X. Qui
n'ont encore jamais esté imprimées.?
「国王アンリ二世への書簡」と「百詩篇」VIII-1〜X-100の合計300篇の四行詩?
17世紀に出版された『予言集』(1649年ルアン、1650年レイド、1667、1668年アムステルダム、1668年パリ)の表紙で言及されているだけという乏しい情報で存在そのものの確証は取れていない。ベニス共和国大使ミシェル・スリアノの書簡(1560年12月)やスペイン大使シャトネイの書簡(1561年1月19日)の中でX-39(フランソワ二世の死)への言及があることから一部の宮廷人の間で流布していた可能性がある。予言集第二部が単独で刊行されていたかどうか予言集版本研究においては重要なテーマである。
7.?、アヴィニヨン、(1558年)
ミシェル・ノストラダムス師の驚異の大予言集,百詩篇VIII.IX.X.?Les Grandes et Merveilleuses Pre'dictions de M.Michel Nostradamus. Centuries
VIII.IX.X.?
「国王アンリ二世への書簡」と「百詩篇」VIII-1〜X-100の合計300篇の四行詩?
17世紀の『予言集』(ジャン・リボー、1668年パリ)の表紙で言及されているのが唯一の情報でやはり存在については確認されていない。中身の詳細についてもまったく伝わっていない。これは「6」の版本とは少々趣が異なり、テクストの権威を持たせるために年代を偽ったものと考えられる。
8.ジャン・ド・トゥルヌ Jean de Tournes、リヨン(1558年)
ミシェル・ノストラダムスによる十巻の百詩篇の予言集 Les Prophéties en dix centuries par Michel Nostradamus.
「国王アンリ二世への書簡」と「百詩篇」VIII-1〜X-100の合計300篇の四行詩?
1937年アルフレッド・カルティエ Alfred Cartierが「トゥルヌの出版の書誌」の中で、1558年にリヨンのジャン・ド・トゥルヌが『予言集』を出版したと報告している。しかしその言及があまりにも簡潔であるためカルティエがオリジナルを参照したとは思えない。1720年にチューリンで出版された『予言集』の表紙でもわずかながら報告されている。「6」のリゴー?版と混同される場合もあるがロベール・ベナズラは区別して考えている。印刷は、初版本を出したマセ・ボノムともいわれている。
9.バルブ・ルニョーBarbe Regnault、パリ(1560年)
ミシェル・ノストラダムス師の予言集/今までに出版されたことのない300篇を所蔵 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS / Dont il en y a trois cents qui
n'ont encores iamais este imprimees.
ミシェル・ノストラダムス師の予言集/今までに出版されたことのない300篇を所蔵
レオニは1880年にブリュヌBrunetが言及したのが唯一の根拠としコピーは現存しないと見ていた。扉は1560年、奥付は1561年。リュゾによればマテリアルを適当に追加した質の悪い海賊版であり、その再版が1589年版予言集に反映されていると見ている。
10.BR−ブノワ・リゴーBenoist Regaud、リヨン(1568年)第四版完成版
ミシェル・ノストラダムスの予言集/今まで出版されたことのない300篇を所蔵/前記著者による新編が加わったLES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS / Dont il en y a trois cens qui
n'ont encores iamais este imprimees./ Adioustees de nouueau par ledict
Autheur
第一部「息子セザールへの序文」と「百詩篇」I-1〜VII-42、第二部「国王アンリ二世への書簡」と「百詩篇」VIII-1〜X-100
ノストラダムスが死去して2年後に出版された『予言集』の完成版でいわゆる死後版の全集となる。この版本は数種類存在し、その上出版年を1568年と偽った偽版1568年版も存在するので特に注意が必要である。実際に表紙に1568年と日付の入った偽版をそのまま受け入れてしまった研究家も数多く見られた。
レオニはエクスのアルボー博物館の標本を確認している。リヨン図書館の標本は2000年にミシェル・ショマラによる復刻版(原題" Michel Nostradamus, Les Prophe'ties Lyon, 1568")が出版されている。他にマルセイユ図書館の標本が参照できるがテクストはリヨン標本と同等である。
『予言集』主要な版本(17世紀に出版された注目すべき予言集)
11.ヴァンサン・セヴVincent Seve?−(1605年)第五版増補版
ミシェル・ノストラダムスの予言集/1568年ブノワ・リゴーがリヨンで出版した写しを更新、改訂されたもの LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS / Reveues & corrigees sur la coppie Imprimee a Lyon par Benoist Rigaud 1568
「息子セザールへの序文」と「百詩篇」I-1〜VI-100、ラテン語詩、「百詩篇」VII-1〜VII-42,73,80,82,83、「国王アンリ二世への書簡」と「百詩篇」VIII-1〜VIII-100、番外「百詩篇」VIII-1〜VIII-6、「百詩篇」IX-1〜X-100、「百詩篇」X(1568年版以来追加された詩)、「百詩篇」XI(2篇)、「百詩篇」XII(11篇)、「予兆集」(141篇)、「アンリ四世への書簡」、「六行詩」(58篇)を含む。
BR版以降、十六世紀の数々の版本に『予言集』のテクストが追加されてきた。1605年版予言集はそれら補遺を含めて総括した増補版と位置付けられる。表紙に出版社の名が入っていないが、レオニはピエール・デュルオーPierre Duruauがトロワで出版したと推理している。あるいはショマラのようにヴァンサン・セブの印刷とする研究者もいる。
ノストラダムスの『予言集』で最も省略の無い増補版として後世の版本のベースになったとされる。しかしながら最近の研究によると、この版本の正当性に問題があり、実は17世紀の中ごろに印刷されたもので年代を偽って出版された可能性が高い。
12.PC−ピエール・シュヴィヨPierre Chevillot、トロワ(1611年)
ミシェル・ノストラダムスの予言集/今まで出版されたことのない300篇を所蔵/前記著者による新編が加わったもの LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS / Dont il en y a trois cens qui
n'ont encores iamais este imprimees. / Adioustees de nouueau par ledict
Autheur
「息子セザールへの序文」と百詩篇I-1〜VI-100、百詩篇VII-1〜VII-42, 番外百詩篇VII-1〜VII-5、「国王アンリ二世への書簡」と百詩篇VIII-1〜VIII-100、番外百詩篇VIII-1〜VIII-6、百詩篇IX-1〜X-101、アンリ四世への書簡、百詩篇XI六行詩(58篇)、百詩篇XI(2篇)、百詩篇XII(11篇)を含む。「予兆集」(141篇)、「アンリ四世への書簡」、「六行詩」(58篇)を含む。
「11」の系統にある増補版予言集の初期の版本で出所の明らかなものが1611年版である。含まれている素材は、レオニによると1605年版に準じているが百詩篇補遺のVI-100,XII-56が何故か省かれている。この版本は1981年にニースで復刻が出版されている。(これは正確には1866年にデュラリュが行った植字によるピエール・シュヴィヨ版の複製)1981年版にはアムステルダム版(1668年)と比較参照した異文を付記しており、その中で予兆集(141篇)を再録している。ショマラによるファクシミリが出版される以前にニース版がフランスではポピュラーな『予言集』復刻版と見なされていた。
13.CG−クロード・ガーセンClaude Garcin、マルセイユ(1643年)
プロヴァンスのミシェル・ノストラダムスの予言集、1568年リヨンで出版されたブノワ・リゴー版の写しから取られたもの Les Propheties de M. Michel Nostradamus Provencal. Prinses Sur La Copie
Imprimee a Lyon, par Benoist Rigaud, 1568
百詩篇I-1〜VI-100、百詩篇VII-1〜VII-44、百詩篇VIII-1〜X-100、百詩篇XI(六行詩51篇)、百詩篇XII(2篇)、百詩篇XIII(11篇)を含む。
レオニによると、VII-43,44が最初に現われた版本として注目される。ただし、ガーセンは同年に別の予言集を出版しており、その時にはVII-43,44は含まれていなかったという注目すべき事実がある。そして同年5月14日に国王ルイ十三世の崩御の直後に予言集の改訂版を出しており、その中に七巻の
43,44番と十一巻以降の補遺を含めたようだ。
ベナズラによれば七巻の2篇の初出は1627年ジャン・ディディエールIean Didierが発行した版である。不思議なことにこの版本ではセザールへの序文、アンリ二世への書簡、アンリ四世への書簡が省略されている。
参考文献
Le testament de Nostradamus, Daniel Ruzo, 1982, p233-p373, Quatrieme partie Bibliographie, 予言集の最大のプライベートライブラリを持つリュゾの書誌学的な見解が満載されている。
Bibliographie Nostradamus, XVIe-XVIIe-XVIIIe siecles, Michel Chomarat & Jean-paul Laroche, 1989, 18世紀までのノストラダムスの予言集と関連本に関する詳細な書誌情報を提供している。現在の書誌学研究のベースとなっている。
Repertoire chronologique Nostradamique (1545-1989), Robert Benazra, 1990, 1989年までの予言集の版本、フランス語圏を中心とした注釈書を網羅的に紹介している。
ノストラダムスとルネサンス,岩波書店,2000 p119-p147,宮下史朗「十六世紀出版文化の中のノストラダムス」で「予言集」の版本について概括している。
Nostradamus and his prophecies, Edgar Leoni, Bell Publishing, 1982 p77-p85, Earliest Editions of the Centuries(1555-1643)で1961年当時に得られた貴重な書誌を作成している。
Michel Nostradamus - Prophet, Eugene Parker, 1920, p112-p146, Chapter IV Principal editions of the
Centuries. 当時の乏しい情報のなかで手際よく書誌に関する見解をまとめている。
Nostradamus, Prophète du vingtième siècle, Jean Monterey, 1961, p274-p295, Les premieres editions des Centuries, Les textes apocryphes, Le contenu des Centuries で予言集の初期の版本、疑わしいテクストに関する考察を行っている。
Nostradamus, Eugène Bareste, 1840, p249-p263, III. Centuries de Nostradamus.で当時得られた最良の書誌情報を提供しており、1867年アナトール・ル・ペルティエの研究書にもそのまま引き継がれている。
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