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著作タイトル |
『ミシェル・ノストラダムス師の驚異の大予言。今まで一度も出版されなかった三百篇を含む。』 |
発行年 |
1590年 |
発行場所 |
アンヴァール(フランス) |
発行者 |
フランソワ・ド・サン・ジョール |
書誌分類 |
BN149 RCN127(Edition no 27) TDN59 |
画像出典 |
http://cura.free.fr/diap/26diap3.html より |
解説 |
パリのアルサナル図書館に保管されている標本(8o S 14340)。エドガー・レオニはクンコウストリュームがこの版本コピーを持っていたと述べている。セザールへの序文の日付が1555年6月22日になっている。634篇の四行詩しか含まれておらず何故か6-100(ラテン語詩)、7-3、7-4、7-8、7-20、7-22の六篇が欠落している。本の末尾に1555年にアヴィニョンでピエール・ルーが発行した初版の再版という記載見られるのが注目される。これを文字通り受け入れるとすれば1555年にはすでに七巻までの百詩篇が完成していたことになる。しかしその可能性は低いと考える。というのもピエール・ルーの発行した版本は海賊版と思えるふしがあるため七巻までの四行詩の出現は1557年ドゥ・ローヌ版を待たなければならない。 |