★ 3日目 


バン・パイン宮殿(19.4k)
 バンコクより車で1時間半位のところに、バン・パイン宮殿があります。
 歴代の国王たちが避暑を過ごす別荘としていたものです。
バン・パイン宮殿(13.2k)
 中に入ると庭園、池の間に5つの館が建てられています。
 その中でもひときわ美しいのが、水上に幼想的に浮かぶ「プラ・アイサワン・ティッパート」(上左写真)です。他の館は中国式、西洋式もあり、園内を一望できる建物も(上右写真)あります。

  この後日本人町跡へ向いました。ここは、16世紀初頭、御朱印船貿易に携わっていた日本人が作り、鎖国時代まで一時は2000〜3000人の日本人が暮らしていた居留地跡です。
 今は、日本人町があったことを記した石碑があるだけです。

 そして、バンコクから北へ76qの所にある観光のハイライトともいえるアユタヤへ。
 ここには、1767年ビルマ軍の総攻撃を受けて滅びたアユタヤ王朝の遺跡(アユタヤ遺跡)があります。写真右は、76mの仏塔がある「ワット・ヤイ・チャイモンコン」の脇に寝そべっている寝釈迦像です。なぜかタイには寝ている仏像が多く、日本人から見ると怠けているように思え笑えます。

アユタヤ(23.4k)
アユタヤ(18.8k)
アユタヤ(18.2k)
 写真上2枚は、1491年初代王朝の宮殿跡に建てられた、当時アユタヤの最大規模の王室専用寺院の遺跡です。今回は見れませんでしたが、夜にはライトアップされた3塔の仏塔が浮かびあがるそうです。



 午後はバンコク国際空港より国内線に搭乗し、北へ700qのチェンマイへ向いました。
 チェンマイは、タイ第二の人口の大都市ですが、標高300mの高原にあり、のんびりとした不陰気がある街です。
 夕方、食事の前に立ち寄ったのがナイトバザールです。
 ナイトバザールは、日暮れとともにチャン・クラン通りを中心に露店が建ち並び、チェンマイの人々の日常雑貨や、観光客目当てに民芸品・Tシャツ・偽ブランド品が売られています。
 値段はあって無いようなもので、交渉して買いますがそれがなかなか楽しいものです。売っている人の中には、民族衣装を着た山岳民族もいたりします。(右写真)
ナイトバザール(21.4k)
34秒
カントークディナー(24.4k)  そして、夕飯は民族舞踊を見ながら北部タイの伝統料理「カントーク・ディナー」を食べました。(写真左)
 カントークとは丸い小さなテーブルのことで、床に座ってたくさんの小皿料理がだされます。豚肉や鶏肉などを煮込んだり揚げたりしたものや、もち米のライスなどがあり、辛いものもありますがほとんど日本人にあう味でした。