重度の障害をもつ方たちが入院されている病院からの依頼で製作したものです。最初は、無垢材を使用しましたが、殺風景な院内では逆に浮き上がってしまうため2台目からは合板材を主体にしました。完ぺきには無理でしたが、関係者の方たちのアドバイスをいただきながら一人一人に合わせました。完成度70〜80％といったところだったでしょうか。使えるか使えないかのシビアな仕事で、何度もやり直したり、時には、全く作り直しというようなこともあり、試行錯誤の連続でした。結果的に合計20台近くは製作したと思いますが、写真はその一部です。
ほんとに多くのことを学ばせていただいた仕事でしたが、工房存続が困難になった時期があって、それを境に立ち消えになってしまいました。できればもう一度やりたい仕事です。 |
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