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だいたい小学生以上を対象としています。身体を支えるものが背凭れだけですから、お行儀よく座れるお子さんが対象です。座面の上下はできません。足置きを上下させることで成長に対応しています。両側に身体の支えが無いかわりに足置きを三方に回して、前横どちらからもあがれ、何方にも降りられるようにしています。足置は不用になれば取り外せて、大人になっても付き合えるデザインになります。
そんなわけで、ここにお座りするお子さんの成長を優しく見守ってあげてください。
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「 伝言の椅子キッズ 」の仕様 |
サイズ
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W370×D400×H885 SH510
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材 質
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ナラ
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塗 装 |
ウレタンクリアー |
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「若き母と幼き少女の椅子」
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幼き少女と若き母のいるところ
二人は何やらヒソヒソ話
少女はちょっぴりおとなになって
母は無邪気な少女になって
二人は何やらヒソヒソ話
おとうさん? ・ ・ ・お父さんはいいんだ
あっちでビールでも飲んでるから ・ ・ ・
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世の中に、おやじと息子云々をテーマにするはなんとも多い。とくにアウトドアのブーム以降でしょうか、それとも単におやじの復権を願ってでしょうか、よく耳にします。テーマとして扱いやすいのでしょうが、いかにも多すぎてもうつまらない。それにひきかえ、デザイン全般を通して母と娘の関係がテーマにされることは極めて少ないように思うのですが、なぜでしょう?
家具を作るということに関していえば、この関係をテーマにすると、何を作ればいいのかがなかなか読めません。あまりにも肌と肌が密着しすぎていて、その間に滑り込ませる隙間がないような感じ、とでもいうか。モノを介する必要のない存在同士というか。その点男同士は楽です。ごっついテーブルでも間においておやじから説教の一つもたれさせればいい。だけど、彼女達の間にはその単純さがありません。もしかしたら当人達には、お互いを繋ぐための「モノ」は必要ないのかも知れません。
何年か前、「家族の椅子展」というのが某所でありました。私はすぐにこの「母と娘のテーマ」を出展しました。細身の軽作業テーブルを挟んで、同じ目線の高さで幼き少女と若いお母さんを座らせる椅子2脚を出品しました。母の趣味仕事に手を出したがる少女。そこで交わされる何だか秘密っぽいお話。そんな情景を盛り込みたかったんです。たくさんのお客さんが来られましたが、果たしてその情景をどれだけの方達に想像させることができたか ・ ・ ・?
私はあれからずっと、次の母と娘の情景を探しています。かって、わたしの娘が高校生の頃にボソッと言ったことがあるんですが、「最近、お母さんと何気ない話している時間が、なんかすごくいいんだよね。」の一言。この辺に何かあるかもしれません。尽きぬテーマです。
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(当サイトのコラムNo.2[母と娘のテーマ]より一部抜粋)
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