| 
| メルカゾール(チアマゾール) |  
| 概説 | 甲状腺ホルモンの合成をおさえるお薬です。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の治療に用います。 |  
| 作用 | 甲状腺ホルモンが過剰になると、体の基礎代謝が亢進し、心臓がドキドキしたり、汗、微熱、やせる、イライラするといったいろいろな症状があらわれます。このお薬は、甲状腺ホルモンの生合成を抑え、そのような甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に伴う症状を改善します。 |  
| 効能 | 甲状腺機能亢進症 |  
| 注意 | 指示された期間は、きちんと飲み続けること。発疹ができたら早めに受診。 |  
| 副作用 | 発疹、かゆみ、血液成分の異常(発熱、のどの痛み、皮下出血)、関節痛、筋肉痛、肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる) |  | 
| 
| プロパジール・チウラジール(プロピルチオウラシル) |  
| 概説 | 甲状腺ホルモンの合成をおさえるお薬です。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の治療に用います。 |  
| 作用 | 甲状腺ホルモンが過剰になると、体の基礎代謝が亢進し、心臓がドキドキしたり、汗、微熱、やせる、イライラするといったいろいろな症状があらわれます。このお薬は、甲状腺ホルモンの生合成を抑え、そのような甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に伴う症状を改善します。 |  
| 効能 | 甲状腺機能亢進症 |  
| 注意 | 指示された期間は、きちんと飲み続けること。発疹ができたら早めに受診。 |  
| 副作用 | 発疹、かゆみ、血液成分の異常(発熱、のどの痛み、皮下出血)、関節痛、筋肉痛、肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる) |  | 
| 
| インデラル(塩酸プロプラノロール) |  
| 概説 | 血圧を下げるお薬です。また、狭心症や不整脈の治療にも使用します。 |  
| 効能 | 本態性高血圧症(軽症〜中等症)。 狭心症。期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防。褐色細胞腫手術時。
 |  
| 注意 | 喘息など持病のある人は、医師に報告。自分だけの判断で急に中止しない。めまいや立ちくらみを起こすことがあるので、車の運転など危険作業に注意。 |  
| 副作用 | めまい、ふらつき、徐脈(脈が1分間50以下)、心不全(息苦しい、むくみ)、喘息発作、目の乾燥(目がしょぼつく)、抑うつ、悪夢 |  | 
| 
| チラージン・チラジン(サイロキシン) |  
| 概説 | 甲状腺ホルモンです。甲状腺ホルモンを補うときに使用します。 |  
| 効能 | 甲状腺ホルモン(T4)です。抗甲状腺剤の効きすぎのときや、多めに抗甲状腺剤を使用しているときに数値を平均値に保ちやすくするために使用します。甲状腺機能低下症に使用します。 |  
| 注意 | 指示された期間は、きちんと飲み続けること。飲みすぎると甲状腺機能亢進症の症状が出ます。(頻脈、動悸など)亢進症の症状が出たら早めに受診。 |  
| 副作用 | 特になし |  | 
| *他にも精神症状によって安定剤や睡眠導入剤などを処方されることがあります。お薬は担当医師の指示に従い用法、用量をきちんと守って服用してください。服用中に何らかの症状があらわれた場合は次回通院日まで待たずになるべく早めに診察を受けてください。 | 
|  |