可燃物な日々

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3月31日(金)

●映画「刀剣乱舞 黎明」

 前作「継承」が大河ドラマクラスタにも評判が良かったから観てみたら、ズッパまって確か3回観て、ついでに4D版まで観てしまったのだ。
 4Dは遊園地の乗り物が苦手な私には無理だということがわかったのだが。

 なので、すっごく楽しみにしていたのだが・・・・・・・・

 舞台が現代っていうのは、初めてらしく、その試みは良かったと思う。映画でこその設定だし。
 ただ、皆さん言ってるけど、話がなあ。

 主役が「仮の主」である女子高生になっちゃてて、途中で「いいから刀剣男士見せろよ」と思った。
 ほんと、「もう少し整えたら、すごく面白くなったのに」と思えて、ほんともったいない。

 それでも、前作のヒットで、今回は予算もついたので、殺陣のシーンは素晴らしくて、ほんと、もったいない。

 この話のキモは「刀剣男士の誕生を悪の組織(時間遡行軍)が阻止しようとする」ということで、この時代にはまだ「審神者」がいないが、その能力を持つ人がいて、彼らを「仮の主」として、色んな本丸から刀剣男士が現代に送り込まれ、後の「刀剣乱舞」というコンテンツを守る、という、自分で書いていても「なんのこっちゃ」と思うが、まあ、メタな話なんですよ。

 その世界観の中に「平安時代からの呪い」が入ってくるんだけど、それを受けて闇落ちするのが「虐待を受けていた少年」で、そこがちょっと重すぎたよなあ。
 さらに、その闇落ちした少年を女子高生が言葉で説得するっていうのがねえ?

 そもそも観客は圧倒的に女性客なので「女子高生がメイン」っていうのがなあ。
 どなたかも書いていたが「窓際公務員の審神者をメインにして、シン・ゴジラ的にやればよかったのに」っていうの、私もアリだと思いました。山姥切長義がなんで政府中枢にいるのかわかんなかったんだけど(笑)
 ついでに私は山姥切長義は初めてだったので、山姥被りの設定がよくわからなかった。

 ギャルと長谷部のコンビがすごく面白かったし、髭切と膝丸を率いるのがちゃんとした神主さんというのも良かったので、現代人の「仮の主」と刀剣男士の絡みを中心に構成したほうが面白かったんじゃないかなあ。

 しかし、前作でもラストに他の刀剣男士が勢ぞろいしていて、「これはファン大喜びでしょ」と思っていたので、今作もそういうのあるとは思っていたが、まさか、あんなに殺陣するとは。

 全然わかってない私でも(そもそもゲームやってないから)、「わー、いっぱい出てきて、決め台詞言ってる」と感心したので、ファンの人たちは「映画としてはイマイチだったが、ラスト10分で100億点」になるよね?

 なので前作は「刀剣乱舞知らなくても楽しめる歴史SF映画」として、私みたいな人まで巻き込んだが、今回のはファンでもリピートするのちょっとキツい感じになってますが、やっぱ続編って難しいね。

 さて、刀剣乱舞ファンの皆様にはスルーされてますが、今回の「悪役」である酒呑童子を演じている美青年が誰なのか観てる最中にはわからなかったのですが、エンドロール観て「あ、中山咲月・・・」

 そっか、事前のキャストに入っていたけど、どの役かチェックしてなかった。うかつだった。
 もともと、「女子校の王子様」みたいだった中山咲月は、最近になって男?というか中性みたいなこと公表していたけど、こういう方向だったんだ。
 確かに独特の存在感があるので、中山咲月のシーンに力入っちゃったのはわかるのですが、それは別の映画でやればよかったのに。

 しょーがないなあ、中山咲月とわかった上で、もう1回観に行くか。

 あ、そうだ、この映画は「竹財輝之助が安倍晴明」っていうのも楽しみにしていたのに、出オチかよ。
 ほんと、いろいろ盛り込みすぎて逆に収集つかなくなっちゃった見本みたいな映画でした。

3月29日(水)

 有休消化で水曜日が休みだったので、「割引デーだし、シン・仮面ライダーまた見るか」と座席予約をチェックしたら、IMAXでまだいい席あったのでさっそく予約したが、「ついでに、わた婚も見ちゃう?」と、そっちも予約してしまった。
 今週末から我が本命「刀剣乱舞」が始まるし、その次の週は「美し彼」だから、忙しくなるだろうし。

 「わた婚」は火曜日に「大ヒット御礼舞台挨拶」を1日に2度もやり、春休み中だからそれもけっこう座席埋まっているのは知っていたが、ふと「港北だとどうなってんだろ?」って確認したら、イオンシネマの「ULTIRA」っていうので上映していた。
 そういう設備あるのは知っていたけど、私が港北のイオンシネマで見るのは都内の単館でやってるようなマイナーな映画ばかりなので、ULTIRAで掛かるようなの観たことなかったのよ。

 なので、会社帰りに寄れる時間だったし、まだ座席に余裕があったのでULTIRA体験しに「大ヒット御礼舞台挨拶」を観てしまいました。
 舞台挨拶ってあんま好きじゃないだけどなあ。
 そもそも、俳優にトーク力求めてないから。

 でも、制作秘話みたいのは好きだけど、「大ヒット御礼舞台挨拶」っていうのは、すでに観た人をリピートさせるためのファンサービスだから案の定「どんな時代のどんな国に行きたいですか?」という、どーでもいー雑談でした。
 で、目黒連、今田美桜、渡邊圭佑、大西流星は、そういう質問にピピっと答えられる程度に教養のある人たちじゃないので、目黒連は「ナポレオンの時代?」とか言いながら「あれって、フランスですよね?」とか言い出す始末。歴史上の人物として、とっさにナポレオンが浮かんだだけだろ(笑)
 渡邊圭佑は「昭和の時代って、見てみたいです」と言い出し、昭和が青春時代だった私をズンドコに突き落としたし。

 「おまえら、こういう質問には、平安時代だとか、インカ帝国だとか、恐竜が生きてた時代とか言うもんだろ」と思いましたが、大西流星が「恐竜見てみたい」とやっと言ってくれたので救われました。

 さて、ULTIRAですが、やっぱ別料金のIMAXとは違い、「ちょっといいスピーカー使ってるだけ」って感じでしたかね。
 ただ、ULTIRAは通常料金なので、また、ULTIRAで掛かるのが観たくなったら、二子玉川よりも空いているのでいいかもしれない。

 それよりも、大画面なのに前の方の席にしてしまったので、画面が大きすぎて逆に集中できなかったかも。

 つーか、初見であまりにも感激しすぎて「わたしも、すっかり目黒連ファンだな」と思っていたが、展開わかった上で落ち着いて観てみたら、「目黒連は別に」って思った。
 でも、このラノベ原作で漫画化されたキャラが、そのままほんと実写化されたのは凄いのよ。

 軍服でブーツ履いてて、マント羽織ってる姿とか、ほんと、この絵柄なのに、本当に生きてる人って感じがあるの凄いのよ。

 普通のドラマだと目黒連をもっと小さく見せるところを(『silent」とか座ってるシーンが多かったし)、この映画ではガンガン大きく見せてるので、ほんと、少年漫画のヒーローみたいだし、「美女と野獣」とか「ベイマックス」みたいにデカくて優しい生き物なのよ。

 だから演技力よりもビジュアル重視でキャスティングされた感じは、やっぱ「美しい彼」と重なるし、役柄も台詞回しが拙いからこそ醸し出せる「不器用な人」なんだよなあ。
 だからこそ、芝居よりもビジュアルで押し通すというか、決めポーズは完璧に美しい。

 ああ、そっか「silent」は、目黒連のセリフをほぼ封印していたので成功したのかも。

 で、やっぱ初見の時も違和感あったんだけど、声を荒げると、地声よりも高くなってしまうので「え?今、叫んだの誰?」って思うので、声のコントロールがまだ未熟だから、「ドスの効いた声」が操れるようになったらひれ伏したいと思いました。

 映画宣伝のバラエティ出演をチラホラ見ていたのですが、この人、かなりおっとりした人のようで、荒っぽい場面に縁がなさそうな感じだから、本当に「怒鳴ったことがない」のかもしれませんが、この先、芝居を続けていけばきっと本気で怒鳴らないといけないシーンもあるだろうから、それが出来たら凄いだろうな。

 そう考えると、「美しい彼」はキヨイ役の八木くんが「吉田ぁぁぁあ」って同級生をシメるシーンが強すぎて、原作よりもだいぶヤンキー寄りなんだけど、所作がヤンキーなのに、中身がかなり乙女というギャップに我々は落ちたのであろう。

●「シン・仮面ライダー」二回目

 やっぱ、IMAXは別料金でいいです。

 そして、いろいろ経験して、IMAX鑑賞は「内容わかった上での2回目鑑賞」が最適です。

 若い時はどうだったか忘れたが、この年になると、ほんと情報処理能力が低下するので、「話の筋を追う」のと「映像を堪能する」っていうのを同時にやるの難しくて、だから高画質と高音質を楽しむためには、2回目くらいがちょうどいいい。

 しかも、この「シン・仮面ライダー」は公開直後に見た人のほぼ全員が「松坂桃李とか大森南朋とか安田顕とか仲村トオルはどこにいた?」ってエンドロールで愕然とする作りになっており、ほどなく追加キャストが情報解禁されたので、「それ、わかってから、見たほうがよかったかも」と思った。

 だって、初見の時には「この声、きっと誰かなんだろうなあ」って考えながら見ていたんだけど、全然わからなかったんだもん。

 なので、公式がネタバレしてからの2回目は「クモ・オーグの声、大森南朋ですね、そーですね」「ケイは松坂桃李ですね、そーですね」と壮大な答え合わせの旅でした。

 松坂桃李は声優の仕事もけっこうやってるし(パディントンとか)、ほんと声のトーン操るの天才的に上手いと思うが、ケイの声も絶妙にハイトーンで、初見では全然わからなくて悔しいです。

 で、初見では、竹野内豊と斎藤工がチョコんと登場するので唖然としたし、長澤まさみの登場シーンでは「え?あ?こ、これって長澤まさみだよね?」って確認するのに、脳のリソース使ってしまったので、単純に映画を映画として楽しめなかったのよ。

 西野七瀬は、ちゃんと西野七瀬として出てきたので「全部、これにしようよ」と思った。

 そういう意味では、かなり反則な映画だが、最近はこういう「同じ映画を2度、3度見る客」を当てにされてる風潮もあり、それもどうかと思うが、2回目視聴だと、「うむ、大森南朋だ、手塚とおるだ、長澤まさみだ」と、なんかちゃんとした映画見てる気分になって、ちょっと悔しい。

 私は仮面ライダー2号の記憶が全然なくて、映画初見の時はチャラい感じの柄本佑が出てきたので「え?こういう感じなの?」と激しく戸惑ったのだが、ライダーオタの皆様が「これこそ一文字隼人!」と盛り上がっていたので「あ、これでいいんだ」とわかったし、そういうもんだと思って見れば、やっぱ柄本佑にしてくれてありがとう!

 そんで、やっぱり、最初のクモ・オーグとのバトルは本当に好きだなあ。
 だから、1号と2号のバトルも、あんなCG使ってピョンピョンしなくて、もっと地面に近いところでやってくれれば良かったのに。

 そして、やっぱ、あの量産型仮面ライダーがいっぱい出てきて、バイクでバトルするCGなシーンは私には退屈でした。ああいう、ゲームの中みたいな映像好きじゃないんだよなあ。

 というわけで、不満点ややはりあったけど、初見よりも2回目の方が面白かったです。

 オタク向けの部分がどこなのかよくわかりませんが、リアルタイムで初期の仮面ライダーを見ていただけのオバサンとしては「そーよ、そーよ、こーゆーのだったのよ」と楽しめました。

 でも、東映が初代の動画を流していたので試しに見てみたら「おやっさん!」
 仮面ライダーといえば、小林昭二なんだよなあ。つーか、やっぱ溜まり場があってこその仮面ライダーだよなあ、それは現代にも引き継がれている。

 シン・仮面ライダーは残念ながら溜まり場がなかってけど、情報機関の隠れ蓑程度に昭和なスナックとか出してくれたら懐かしくて泣いたかもしれない。

 それはいいとして、映画終わった後に、初見のアラフォーくらいのご夫婦が「松坂桃李どこにいた?」と呆然としたので、「あー、やっぱ、初見ではわからないよね。つーか、もう、その情報は公開されてるのにチェックしとらんのかい!」って思いつつも夫さんが「ケイじゃね?」「ケイって?」「ロボット刑事の?」「なにそれ?あの最後の方に出てきたカマキリじゃね?」とか言い合っていたので「あのカマキリは本郷奏多なんです」と心の中でつぶやきながら映画館を後にした。

 うーん、こういうのも面白いんだけど、この面白さは、これでいいんかいという気持ちは残る。


3月27日(月)

 朝のZIPに中村倫也がサプライズ出演していて「あー、こーゆー、サービス精神旺盛なとこ、ほんと中村倫也」と感心しました。

 どこまでサプライズかわからないが、土曜日に結婚発表したので、月曜日の朝、妻の職場のスタッフにご挨拶に来たら、「はい、ツーショット!」と引っ張り出されてしまったらしい。

 リアコ勢が見てたら死にそうな場面であったが、全くリアコではない私は「やっぱ、中村倫也はアドリブが効くなあ」と余裕で見ていたのだが、その後のネットニュースで、ミトちゃんが結婚の挨拶で中村倫也を実家に連れていったら、実家では「まあ君が来た!」と大喜びだったとか。

 えー、それ超うらやましい。

 うちの娘もマー君連れてきてくれないかなあ?(娘おらんけど)

 私も「まあ君だ、まあ君だ!」と、ハシャぎたい。そして「リツはどこ?」とかボケたい。
 中村倫也が困った顔して、笑ってる姿までは霊視しました。


 さて、「わたしの幸せな結婚」の原作小説読みながら、「我ながら天才!」なことを思いついた。

 この映画、アイドル恋愛映画みたいな見た目ですが、一部好事家には「帝都物語じゃん?」って評価されているので、ちらほらとそういう映画ファンのオジサンも見に来ているようです。

 もし、私が今、男子高校生だったら、これは絶好のチャンスじゃなかろうか?

 ちょっと気になる女子がジャニ好きだったり、ジャニには興味なくても映画好きだったら、「この映画、VFXがいいって評判だから、ちょっと見てみたいんだけど、さすがに一人で行くのは恥ずかしいから付き合ってくれない?」って言うの、絶対に効くよね。

 男子にそう言われて断る目黒担はいないと思う。

 そして、男子が心から「面白かった」って言えば目黒担は相当心を開くと思う。

 あ、それ、「ジョジョ民が異常に盛り上がってる!」と思ったタカハシ担の気持ちです。



 しかし、ふと思った。

 あの映画を見た後じゃ、どんな男子もジャガイモだよな。

 昔、昔、私が20歳の大学生の頃、友達と「アナザー・カントリー」っていう美青年しか出てこない映画を見て、六本木でお茶しながら「現実の世界はジャガイモばかり」と嘆きあったっけ。

 でも、この映画の目黒連は、ほんと少女漫画から抜け出してきたかのような造形だけど、けっこうガッチリ体型にしているので、少年漫画的にもアリだと思うので、「オレも目黒連と結婚してぇぇぇ」って叫んでおけば、今すぐは無理でも、好感度が上がるのは確実なので、長期戦で考えればイケると思うので、ぜひ挑戦してみてほしい。

3月26日(日)

 朝からずっと雨だったので冷蔵庫周りの掃除の合間に、「わた婚」の原作小説を読んでいた。

 映画での最大の謎だった「なぜ婚約者が皆、3日で逃げたか」は、さすがわラノベらしくちゃんと説明されていて、久堂清霞(目黒連)は名門の御曹司かつ超絶美貌だったので、モテすぎてて女嫌いだったらしい。
 しかも、豪華な実家を嫌って、郊外の質素な家で暮らしていたため、花嫁候補が「えー、こんな地味な家?使用人も一人だけなの?」って不満タラタラだと、冷たく塩対応したので、名家の令嬢は「あんな、冷たい男嫌だ」と逃げ出して、自分の我儘は置いておいて「久堂清霞が冷酷だから」って噂広めたから、そういうことになったらしい。

 なるほど、この話は「美しい彼」と同じ構造というか、「わた婚」が王道なんですね。
 自己評価の低いヒロインと、モテすぎてうんざりしてるキラキラ王子様の物語。

 しっかし、原作小説の1巻目読んでいたら、映画があまりにも原作に忠実だったので「これ、原作ファンは大満足だったろうな」と、ちょっと羨ましくなった。

 そして、原作の1巻目と2巻目をうまく融合させていて、さらにバトルもの要素を加えていたので、「実写化」としての最高の出来でしょう。
 映画で美世(今田美桜)に密かに思いを寄せている、幼馴染であり妹の婚約者である幸次としてサイズの合ってない背広着た小越勇輝が出ていたんだけど、原作読んだら「心優しいけど、非力で何もできない」ってキャラで、さすが小越くん、少ない出番だったけど、ちゃんと伝わってたよ!

 あと、幼い美世の数少ない味方だった、元使用人の花が小林涼子というのも、薄幸属性を最大限に発揮していて、いいキャスティングだった。

 渡邊圭祐の役は原作だともっと若い設定だったけど、映画だとあのくらい強い顔面と胡散臭さが必要だったので、彼で大正解でしょう。しかし、原作では、ちゃんと清霞とバトルしていたので、あれを映画でもやって欲しかった!

 さて、映画ではセリフで触れただけの清霞の家族ですが、原作小説3巻では地方で隠居している両親も出てきて、特に母親役が強烈なので、ぜひ、映画の続編で見てみたいです。
 うーん、誰がいいのかなあ?山口紗弥加はすでに継母役で使っちゃったからなあ?いっそ、大地真央にしてもいいのかもしれない。そっか、その線で行くと、天海祐希じゃないか!

 父親は?
 原作だと有能な異能者だが、虚弱体質だったので息子に家督を譲って隠居生活している美オジな設定なので、佐々木蔵之介あたり?いや、そのラインだと、トヨエツじゃね?トヨエツだわ。身長もあるし。

 だとすると、姉は?
 30歳くらいの華やかな美人ってことで、仲里依紗あたりのイメージだが、身長高い人と考えるとミムラ(美村里江)あたりもいいかも。

 原作小説はハリポタでいうところの「例のあの人」みたいなキャラも出てくるし、映画のラストでその存在が仄めかされたので、続編よろしくお願いいたします。


3月25日(土)

 中村倫也が結婚!

 お相手は水卜ちゃんって、水卜ちゃんってまだ独身だったんだ?(バラエティ関係に疎い)
 それにしても、トップコートは松坂桃李も菅田将暉も「大物」と結婚しているが、まさか中村倫也がそれに続くとは思わなかった。

 するってえと、我が推し、杉野は誰と結婚したらいいかなあ?(まだ27歳です)
 萩原利久くんは、しばらく女性関係は控えてくださりますようお願いいたします。(私の中のキヨイが泣くから)
 それにしても、中村倫也が結婚しても、私の観察範囲では荒れなかったので、ホっとしました。町田啓太の時はかなり嫌な感じになったので。たぶん、「チェリまほ」のファンが目に入ったのだと思うけど。
 ほんと、私の想像以上にリアコ勢は多いのだ。

 そういえば、少し前に鈴木伸之が中絶させたって記事が流れてきて、私はそれほどファンでも無いけど、「僕の殺意が恋をした」のデス・プリンスにハマって、「また、ああいうトンチキの極みをやってほしい」と思っていたので、うーん、ちょっとだけ引きずりそう。
 熱愛とか結婚とはちょっと違うもんね。

 なので、さっさと結婚しちゃった町田啓太は偉いと思ったよ。
 来年は大河ドラマで貴公子役やってくれるようなので、「烏帽子・・・」と今から萌えています。
 でも、吉高ちゃん主演で「花子とアン」キャストになったけど、ここでも黒木華とは結ばれないのね・・・
 10年後に町田啓太と黒木華がお父さんとお母さんな朝ドラやってください。お願いします。

 それで思い出したけど、映画「ミステリと言う勿れ」は、私は原作漫画も読んでなかったので、ドラマもキャストが豪華だからなんとなく見ていたけど、そもそも探偵物があまり好きではないので、それほどハマらなかったから、映画化のことも忘れかけていたんだけど・・・町田啓太と松下洸平と萩原利久を投下してくるって、物凄い「王手」って感じで驚いた。
 コマ三つで封じられて「負けました」って頭下げるしか無いじゃん。

 なんか友情出演的に中村倫也あたりがカメオ出演しそうである。

 さて、今日の午前中は「冷蔵庫の修理の人が来てもいいように」台所を掃除していたのだが、ふと「そういや、アレを見なければ」って映画館のサイト確認したら、あまり混んでなかったので、急遽、映画を観に行く途中で中村倫也の結婚発表に気がつき(本人のツイッターで知りました)ほええええええ、となりつつも、午後イチの映画館に到着した。

●「わたしの幸せな結婚」

 元々、見る予定だったんです。だって、西垣匠が出るし、渡邊圭祐が敵役っぽいし。

 それにしても、なんで西垣匠はいつもジャニーズのバータみたいになってるんだろう?
 すっごく不思議なんだけど、その理由がわかる日は来そうにもない。

 先週の公開時に見るつもりだったのだが「えらい、混んでるな」とわかったので見送ったのでした。
 興行収入もシン・仮面ライダー抜いて1位だったし。
 春休みだから、女学生が押し寄せているらしい。

 で、港北のシネコンに行ったのですが、今日が高校の最終日だったのか、学校帰りの制服姿の女子高生が多かった。
 私は上映間近に空いてそうな前方の席を取ったのですが、私の後にチケットを買った女子高生4人組がすぐ横に来たので「ああ、この子たち学校終わりに滑り込んできたんだな」とわかったけど、そうなんだよ、こういうジャニーズ映画って、本編始まってもゾロゾロ入ってきたりするんだよなあ、と思ったけど、今回はそれはなかった。

 それでも、予告編で滝沢歌舞伎とかジャニーズ関連のが流れると、みんな「これは行く?」とか喋りまくるので、「こんなザワザワした映画館久しぶり」と思った。

 でも、こういうのって直にリアクションが感じられるので面白いんですよね。
 何年か前に、ベタな恋愛映画を土曜日の午後に郊外のシネコンで観た時は、小学生・中学生・高校生ばかりで、予告編で平野紫耀の映画が流れたら「キャーーーー」って歓声が上がって「キャーなのか」とオバサンは人生において何の役にも立たない勉強させていただきました。

 で、この映画でも、目黒連があのビジュアルでジャジャーンと登場したら、女子高生たちが「ふはっ」っと息を飲む気配が感じられて、その後も目黒連の美麗ビジュに皆が呼吸困難になってるのが感じられて、映画よりも客席のリアクションの方が面白いんですけど?

 それにしても、評判が流れていたので、「帝都物語みたいだ」というのは知っていたが、なんか、ほんとハリー・ポッターみたいだった。
 歴史的建造物でのロケとCGのバランスが非常によくて、さらに明治だか大正だか知らんけど、女性登場人物が着てる着物がとても美しく、「るろうに剣心」を女性受けする方向で進化させた感じでした。

 私は目黒連をそれほどイケメンだとは思ってなくて、さらに芝居もセリフ回しがあまりう上手くないと思っているのですが、この映画の中で一人だけ、あんなロン毛の変な髪型しているのに、そこに違和感を全く感じなくて、さらに執拗なドアップにも全然負けてないの凄いと思った。

 その目黒連が「異能」の能力を最大限に発揮するシーンは、ほんと、キャーキャーキャーって感じでした。

 いや、これ目黒担の人たち、最低でも10回は見るだろ。

 この映画が撮影された時点では、目黒連ってあまりドラマにも出てなくて、私が認識したのも2021年の「教場」はあまり記憶にないけど、その後の「消えた初恋」からかなあ?
 その頃にキャスティングされて撮影された映画なので、「silent」とか朝ドラの「柏木学生」はこの撮影の後だったと思うんだけど、目黒連を全力で美しく撮影しますって気合い入ってる塚原監督すごいよ。

 「アンナチュラル」や「最愛」の監督なので、映画はこれで二作目なのだが、素晴らしかったです。

 だって、ちゃんと「目黒連が観たくて、お小遣い払ってる女子高生」にこんだけ誠実なんだもん。

 クライマックスで目黒連がピンチに陥って、主人公である今田美桜が「私が助けに行かないと!」ってベタな展開になったら、私の周囲の女子高生が全員号泣してて、嗚咽が鳴り響いてたんですよ。

 正直「そんなに泣くか?」って思ったんだけど、「う、うぇ、ぐっ、ずずっ」って卒業式みたいに号泣するから、おばさんももらい泣きしてしまった。

 そんで、最後は痛いくらいのハッピーエンドで「目黒連に真正面から求婚されるのを大画面で見られる最高のエンタメ」と感激しました。ヒューヒュー(照れ隠し)

 いやあ、面白かった。
 多くの人が指摘しているけど、同時期公開の「シン・仮面ライダー」と、ほぼ同じ話だった。
 特殊能力を持つ人が戦う話だし、訳あり女性と出会う話だし、「わた婚」も渡邊圭祐が2号ライダー的な存在でしたね。


 えーと、ここからはダメ出しをします。

 怪しげな渡邊圭祐とか津田健次郎が出ていたので「こいつがラスボスか?」と思っていたら、そういう話ではなかったので、特に渡邊圭祐は目黒連ともっと戦って欲しかったです。(その代わりに平山祐介や高橋努とバトルしていたのは意外だったが)

 あと、目黒連は「冷酷な人柄で、婚約者が皆、3日で脱落」って属性だったんですが、主人公の妹が目黒連の顔見ただけで「おねーちゃん、婚約破棄してその座を私に譲れ」ってほどの美貌だという話になってるので、なんで、みんな3日で逃げ帰ったのかよくわかりませんでした。

 嫁が逃げる原因が「他の家族や使用人」だったら納得するんだけど、お手伝いさんの山本未来がすごくいい人だったので「この人がいるのに、なぜ今まで嫁が定着しなかったのか?」って、すごく謎。

 で、今田美桜は、継母の山口紗弥加に虐められて育ったけど、目黒連のところに嫁いだら、母方の実家が急に現れて「ここにいれば安心だ」とか言い出したが、あの情報収集能力があれば、ずっと虐待されてるの知ってるはすなのに、なんで今更?
 そして、今田美桜の能力は封印されてたというのは読んでいたが、まさかあんな最終兵器みたいのだとは思っていなかったし、ラストで今田美桜が全部解決しちゃったのはどういう仕組みなのかよくわからなかった。

 というわけで、その謎を解明すべく原作小説買ってしまって、思う壺である。


3月23日(木)

●冷蔵庫が壊れた?

 WBC日本優勝で盛り上がっている最中、うちの冷蔵庫が冷えてなかった。

 え?これ買ったの、けっこう最近じゃね?

 とりあえず、いったんコンセントを抜いて、時間を置いてから通電したけど、コンプレッサーのブーンって音が鳴ってすぐにカチって言って停止。
 どうやらコンプレッサー周りの故障らしい。(庫内に電気はつくので)

 さて、どうしよう。(思考停止)

 冷蔵庫内に貼ってあった製品情報を見ると、やはり「2018年製」と書いてあり、するってーと、密閉機会部分の保証期間5年以内の可能性がある。

 汚部屋を漁りまくったら、保証書が出てきたが、購入レシートが無い!

 もう、諦めようかと思ったが、ありそうなあたりを漁ったら、出た!購入レシート!2018年8月!しかも、なんでか知らんが、購入店の5年保証オプションつけてた!

 たぶん、本体が4万円くらいと思ったよりも安かったので、店員の誘導に乗って、保証オプションも買ったんでしょうね。

 しかし、先代の冷蔵庫が20年以上の長寿だったのに、次のが5年を待たずにお亡くなりになるとか、振り幅ありすぎて困ります。
 まあ、でも、保証期間が8月まであるのわかったから、急がなくてもいい、というか、修理の人が来てもいいように掃除しないとね?
 
3月22日(水)

●WBC2023 日本優勝

 いやあ、職場でも盛り上がっているので「準決勝で負けちゃったらどうしよう」と心配してましたが、辛くも勝って、今日はアメリカとの決勝。
 しかし、決勝戦が平日とか、さすがわアメリカ主導(笑)というか、メジャーがこの大会を「国別オープン戦」くらいにしか思ってないのがよーくわかる。
 それでも、それなりの選手揃えてきたのは、やっぱ簡単には負けられないということなんだろうか?

 それにしても、最後は大谷くんが登板して、最後のバッターがチームメイトのトラウトって、ほんと「漫画かよ!」でしたね。
 性格の悪い私は、会社で皆がテレビの前に集まって真剣に応援している横で「ここは大谷くんに勝たせた方が、エンゼルスに日本のスポンサー増えるから、空気読むんじゃないのかな?」とか呟いていました。

 野球にあまり詳しくない同僚女子が「世界一なんて、ほんと凄いよ」と心底感激してましたが、野球って勝ったり負けたりするスポーツだから、こういうリーグ戦で決められるもんじゃないだけど、まあ、喜んでいただけて何よりですし、少しでも野球に興味持っていただけたら何よりです。

 個人的にはブルペンに鶴岡がいることがわかり「また、日ハム勢かよ!」と思ったが、会社で「わたくし的には日ハム優勝って感じです」と言ったら、「そういや、ダルビッシュも大谷くんも日ハムだね」と軽く流された。

 あと、個人的には捕手の中村悠平がもっと注目されても良かったのでは?
 あれだけ投手リレーして、メジャーの強打者と対戦するのって、1日で日本シリーズ5戦くらいやったくらいの大仕事だと思ったんですけど。

 でも、あんだけエース級ばかりの投手陣の相手してしまった後に自分のチームに戻るとリードの感覚が狂ってそうだな。「あれ?ここで、なんで打たれるの?」って(笑)

 それにしても、やっぱ、最近はめっきり地上波放送しなくなったので、こういう機会って大事なんだなあ、って思いました。

3月19日(日)

●映画「死体の人」

 土曜日に渋谷シネクイントで舞台挨拶だったんだけど、まだ満席になってなかったので席埋めに協力してきました。

 平井亜門がボートの上で恋人とキスしていると、水死体が流れてくるって予告見て「これは見よう」と思っていたんだけどさ。

 だから、面白そうな話だとは思っていたけど、想像を上回る面白さでした。

 まず、コメディとして、とにかく笑えるのである。
 映画館であんな笑ったの久しぶりだ。「愛なのに」以来?その前だと、それこそ「カメラを止めるな」とか?

 なんで、あんなに笑ったのか、よく覚えてないんだけど、まず「死体のメイクで真面目な話をしている」っていうのがツボだった。
 頭に派手に凶器が刺さっていて血みどろ状態なのに、「この死体は死後10時間以上経過しているとセリフにありますから死後硬直が・・・」「いや、そんなのいらないから普通に寝てて」とか監督と話しているだけで笑えた。

 事前の舞台挨拶で、監督が元々俳優志望だったけど、下手で全然ダメだったので、売れない役者の話を描きたかったが、それだと面白くないので「死体役専門」っていう属性を思いついたらしいが、それが大成功である。
 そして、軍人役とチンピラ役しか見たことのない奥野瑛太が(「最愛」は例外。というかなぜ主人公の兄役に彼がキャスティングされたのか未だに謎である)ちょっと情けない普通の人を飄々とやってるだけでも面白いのだ。
 そして、死体役や殺される役でも一切妥協しないんだけど大根という悲しさが、さらに面白いのだ。

 この映画の笑いが上手いのは、「可笑しいこと」をするから笑うのではなく、いちいち先が読めるので、可笑しいことをする前に「あ、これはあれをやるな」って思った瞬間にもう笑ってしまうのである。
 奥野瑛太の芝居も良かったが、よく練られたいい脚本であった。

 そして、なんと言っても唐田えりかでしょう。
 前から彼女の「美人過ぎない」ところが魅力だと思っていて、そりゃ無茶苦茶綺麗なんだけど、美人が前に出てなくて、どこにでもいそうな子に見えるのだ。
 だから、この映画でも「君は風俗系なら、デリヘルじゃなくてキャバとかでも十分稼げるでしょう」とは思わず、自己肯定感の低い役柄にしっくりとハマっていたし、途中からもはや唐田えりかであることを忘れていた。
 これは、オファー来るでしょう、と思って調べてみたら、この映画が復帰2作目で、すでにあと2作公開を控えているようだから、テレビはまだ難しいかもしれないけど、映画出演は途切れないだろう。

 あと、楽駆は舞台挨拶の時には、かなりオーバーサイズの辛子色のセットアップを着ていて「ずいぶん難しい服着てるな」と思ったけど、なんかしょんぼりと頼りなさげに立っていたし、トークもちょっと天然というか、なんか場慣れしてない感じが可愛かったけど、生意気そうな顔立ちとのギャップがあった。

 ところが映画始まったら、絵に描いたようなクズい役で、後から考えると、映画の中とはいえ、ああいう人物が出て来ると本能的に恐怖を感じるのだが、絶妙な小物感を醸し出していて、それは彼の線の細さもあるんだろうけど、こういう「ハートフルなコメディ映画」の中で、ハートも笑いもない人物を入れるとバランスが難しくなると思うのだが、監督が起用理由を「彼ならこの役のバックボーンを埋めてくれそうだから」と言っていたが、ドンピシャでした。

 後から考えてみたら、キレた楽駆が襲撃してきても、奥野瑛太だったら楽勝じゃないですか。
 映画「きみの瞳が問いかけている」では横浜流星を滅多刺しにしていたし(笑)

 それなのに、楽駆の襲撃に立ち向かうのが最高の伏線回収になっていて「そう来たか!」ってほんと素晴らしかった。

 いやあ、久々に親にも勧めたい映画でした。4月から立川でやるみたいだから教えておこう。
 ほんと、面白かったんだけど、上映館が少ないのが唯一の欠点である。


3月18日(土)

●映画「シン・仮面ライダー」

 張り切って17日の先行上映で見てしまいました。
 他人の感想見る前に真っさらな状態で見てみたくて。

 ちなみに私の仮面ライダー・スペックは、リアルタイムでちゃんと見ていたのはアマゾンまでで、平成ライダーはほぼ見ていない。
 あ、でも「ウォズ」のはけっこう見てたな(笑)、あれは「ジオウ」だったっけ?  あと、その流れから令和一発目だった「ゼロワン」はけっこう見ていた。
 令和一発目だというのでなんとなく初回を見たら、なんとなくその後も見ていたのである。たぶん、アルト役の高橋文哉に惹かれていたのだろう。その高橋文哉が卒業して、普通のドラマに出たら「アルトがいない!」と、ちょっと悲しかった。まあ、びっくりするくらい売れっ子になったのは嬉しいのだが、あのテラッテラにトンチキだったアルトが好きだったのに、もう、どこにもいないのである。

 というわけで、「シン・仮面ライダー」は、今の仮面ライダーはデザインがゴチャゴチャしているし、変身方法も複雑だし、何よりも「ライダー何人いるんだよ!」って、もはやなんとかレンジャーと何が違うのかわからない、という私には親切な「元祖仮面ライダー」だったので、そのシンプルなビジュアルに感激した。

 しかし、冒頭のショッカーとの格闘が血しぶき飛びまくっていて、「確かに、仮面ライダーの戦い方ってこうだよな」と納得したが、それにしても血の量が多くて、けっこう引いた。
 ただ、あの描写が無いとハイローとか東京リベンジャーズの喧嘩シーンと同じになってしまうので、喧嘩では無いのだ、ということを示すためには必要だったと思う。なので冒頭だけで、後はハイローみたいになってました。

 さて、私は予告編で浜辺美波の佇まいが超素晴らしかったのと、2号ライダーが柄本佑だったので、それだけで見たのですが、森山未來が出てるの知らなくて、彼がラスボスとして登場したので、すごく驚いてしまった。
 いやー、ぴったりなキャスティングではないか!
 ビジュアルも最高だったけど、彼の起用理由であろう怪しい動きも最高だった。

 さらに、一瞬誰だか全然わからなかった長澤まさみもノリノリで変な怪人やっててびっくりした。

 そもそも、これもネタバレなんだろうけど、シレっと竹野内豊と斎藤工が出てきて、そのシーンだけのサプライズかと思いきや、けっこう主要キャストだったのよ。
 竹野内豊は「シン・ウルトラマン」にも出ていたが、ちゃんとシャレっぽく出ていたのに、こっちではさらに「シン・ウルトラマン」の斎藤工を引き連れてセリフも多めって、遊びすぎだよなあ。
 あと、声だけの人もいたけど、これもきっと誰かなんだろうなあ、なんて思いながら見ていた。

 そして「シン・ウルトラマン」の時も思ったんだけど、ウルトラマンにしても仮面ライダーにしても、元がテレビドラマなので、「毎週、怪獣/怪人を倒します」って話だし、キャラクターデザインがそもそもテレビ向けに作られているので、生粋の映画スターであるゴジラに比べると映画映えしにくいのだ。

 でも、それを埋めるべく、バイクで華麗に走る姿は見応えがあって、「そういや、ライダーってそういう意味だもんな」と今更ながら思った。
 そして、そもそもバッタであるということも強調されていて、だからけっこうピョンピョン跳ぶんですよね。

 それはいいとして、戦闘シーンにCGが多用されてしまうと、実写感がなくなるので、そこはどうなのかな?と思った。
 CGじゃなくても、途中何度か「おい、岡田准一を呼べ」と思ったし。でも、殺陣にしちゃうと、それはライダーの闘い方ではなくなっちゃうのかもなあ。

 で、思ったんだけど、私みたいな俳優オタは、「東京リベンジャーズ」で吉沢亮や山田裕貴が無茶苦茶喧嘩が強いという「画」を見て楽しんでいるので、スーツアクターがやってる部分には、あまり関心が無いから、そこがマイナスポイントだったよなあ。もう、そういう話なんだからしょーがないんだけど。

 というわけで、せっかく推しが仮面ライダーになるのに、変身してしまうと、もうそれは推しではないという(たとえ、中が本人でも)、それはウルトラマンも同じなんだけどさ。

 そんな中、一番嬉しかったのは、西野七瀬のハチ・オーグの部下役で上杉柊平がいきなり出てきた時でした。
 最近見かけないと思っていたら、こんないい役もらってた!(いや、チョイ役といえばチョイ役だけど、けっこうセリフもあったし)

 そして、エンドロールを眺めていたら「あのカマキリの子、綺麗系みたいだけど誰だったんだ?あ、本郷奏多だったかあ」なんて思っていたら、松坂桃李とか仲村トオルとか大森南朋とか、どこにいた?声だけ?

 しょーがないからパンフレット買って確認しちゃいましたよ(笑)

 さて、映画として面白かったかなんだけど、面白くなかったわけではないが、予告編の雰囲気から、もっと昭和感を出してくるのかと思っていたので、肩透かしだった。
 あと、戦闘シーンが屋内だったり暗かったりしたので、最初のクモと戦うシーンみたいに屋外でいかにも昭和の実写みたいにやって欲しかった。ロケシーンはすごく綺麗だっただけに。
 そもそも、森山未來使うのなら、あの衣装で海辺をヒラヒラと躍らせればいいのに。おや、それじゃ違う映画か(笑)

 あと、元ネタがあるからなのかもしれないけど、あのAIは必要だったんですか?
 AIの説明けっこうちゃんとしていたので、なんか重要な役割かと思っていたんだけど、回収されなかったので、わかる人にだけわかればいいというアイテムだったんだろうか?

 って、いろいろ不満はあるけど、初見でわからなかったキャストの存在を確認するために、もう一度見るでしょう。

3月17日(金)

 やっとWBCを見たんだけど(イタリア戦)、栗山コーチの横に吉井投手コーチが立ってるし、ダルも大谷もいるし、なにこの少し前の日ハム感?

 さらに、ヘッドコーチは白井だし、ブルペンには、かつて吉井の腹心だった厚沢くんまでいるではないか!

 てゆーか、吉井は今、ロッテの監督なんじゃ?って調べたら、そういう条件で監督引き受けたらしい。へえー

 あと、朝のニュースショーで「誰だ、これ?」と思ったら内川だったり五十嵐だったりで、内川は髪型が変わっていたからわからなかったけど、五十嵐は妙にこざっぱりしていたから全然わからなかった。そーいや、現役時代にキムタクに似てるって言われてたけど、あれも髪型の影響が強かったんだなあ、と思った。


3月12日(日)

●映画「美しい彼」special edit version

 要するに深夜ドラマの全6話を映画館用に編集しただけなんですが、この作品の公開が発表されたのって、どの順番だったんだっけ?

 まず最初に「映画 エターナル」の公開が発表されて「うおおおおおおお!」って雄叫び上げていたら、「その前にドラマのシーズン2やります」って言われて、ほんと、まさに盆と正月が状態の中、「ドラマのシーズン1も映画館でやりまーす」って言われて、「とにかく、春までは生きる」と思った。

 てゆーか、ドラマの映画館上映は「チェリまほ」でやってもらいたかったのよ。
 あの映像と音の世界を映画化で没頭してみたかった。

 「チェリまほ」も映画版が公開されたけど、すでに原作漫画がラブコメじゃなくなっていたので、映画も原作をなぞって「同性カップルの結婚までの道のり」になっていたので、ラブコメ好きの私にはキツかった。

 「美しい彼」はラブコメじゃないので、放送当時の最初の頃はあまりハマってなかったんだけど、途中で「ええええ?これ、清居もかなり前から平良のこと好きだったの?」とわかってから、原作小説全部買って読みました。
 しばらく通勤時の読書は「美しい彼」シリーズ4作を無限ループしていたほどに。

 なので、期せずして「美し彼」が映画館で見られるということで、それなりに楽しみにしていたんだけど、上映館少ないから新宿や池袋は満席状態だったので、日本橋まで行きました。
 朝、10時の回なんて、普段は映画のために早起きなんてしないのに。

 映画のチケット買ってから、「ところでこれ、何分あるんだ?」って確かめたら133分とちょっと長い。

 元が30分枠の深夜ドラマだから、1話の正味(オープニングやエンディングや予告を除く)は20分程度だから、それを6話分だと120分・・・・ってことは、本編をほぼノーカットでやるのか?

 ほんと、そうでした。
 つーか、いわゆる、「ディレクターズカット版」を全部繋いだ感じだった。

 ただ、変に本編のドラマとしてのリズムは崩さず、家で連続して全話再生しているような感覚だったんだけど、ところどころ「お?ここのカットはちょっと長いぞ?」とか「あれ?あのセリフ削った?」みたいなところはあったんだけど、ほぼ「6話の深夜ドラマを2時間かけて見た」って感じだった。

 映画とドラマの作りの違いが、ちょっと勉強になったかも。私がいまさらそんな勉強してもって話だが。
 けっこう顔のアップが印象的なドラマだったので、映画館で見ると顔のアップが大きすぎた。
 まあ、シネコンでも大きい劇場でかかってたんだけど。

 そして、セリフ喋ってる人物の顔を交互に映すというドラマ定番の演出も映画館で見ると、なんかモタつく感があった。
 映画だと、あまりああして顔を交互に映さないと思う。たぶん、もっと引きの絵にしてるんじゃないのかな?

 そして、深夜ドラマって、けっこう音楽で引っ張っていると思うのだが、映画版は音楽を控えめにしていて、えーと、効果音って言うの?テレビだとあまりはっきり聞こえない、足音だとか、指で机を叩く音だとか、服を掴む音だとか、そういう音の方が目立っていて、「なるほど」と思った。

 ドラマだと、終盤に音楽が盛大に流れて「はい、今週はここで終わりです」って告げるのだが(アンナチュラルのLEMONですね)映画だとそれが無いので、山場のシーンで音楽が無いのが新鮮でした。

 大画面で見て気がついたのは「ドラマではかなり艶消ししていたはずの萩原利久が美しい」ということで、ドラマ班が頑張って萩原利久の美しさを封印していたはずなのに、大画面に拡大してみたら美しさがダダ漏れしていて、「やっぱ、この子、先輩の松坂桃李を超えるかも」と確信した。
3月11日(土)

●驚愕の事実

 いやー、ここ最近で一番びっくりというかガッカりしたんだけど、私が主に行くシネコンは109で、割引デーだと1300円だし、それで6回見にいくと1回タダになるので、上手に利用すると1回1100円くらいの計算になる。
 しかも港北ニュータウンの109シネマは土日も1300円だったりするので、休日はわざわざ港北まで足を運んでいる。定期券の経路なので。
 あと、港北109はいつも申し訳ないほど空いているので、コロナ下でも快適だったのだ。

 港北109が空いているのは、ニュータウン内にイオンシネマがあるからだろう。
 イオンシネマは東京の単館系の作品を上映してくれるし、レイトショー割引があるし、割引デーが109とは異なっているので、時々利用しているのだが、先日、なんとなく料金表を眺めていたら、「55割」というのがあることに気がついた。

 な、な、な、なんと、55歳以上は1100円だったのだ!

 いやー、てっきり全国的に「シニア割」は60歳以上だと思い込んでいたので、全然気がつかなかったよ。たぶん、あまり積極的に宣伝もしてないんだろう。

 しかし、1年以上、1100円で見られるところを1300円払っていたとは、悔しいわ(笑)

 というわけで、最寄り109ではやっていなかったこの映画をレイトショーで見ようと思ってたんだけど、土曜日にイオンで見てみました。

●映画「Winny」

 もう20年前の事件だし、主演は東出昌大だし、ユーロスペースとかテアトル新宿あたりでやりそうな映画だと思っていたのだが、TOHO系で掛かっていたので「そんなに見る人いるのか?」と思っていたら、港北の映画館もけっこう人が入っていた。
 年齢層はそこそこ高かったけど、私の知らないところでちゃんと宣伝していたのだろうか?あと、新聞評が良かったとか?

 見てから「なるほど」と思ったのは、警察が悪役になっているので「腐敗した国家権力との闘い」になっているので「新聞記者」が刺さった層にウケそうな話になってる。

 映画の出来も法廷モノとしてとても面白いし、適度に軽いので、エンタメ作品として楽しめたので、もしかしたら、けっこうヒットする可能性があるかも。

 さて、史実の方は、知人が支援に関わっていたので「金子氏の見栄えをちゃんとするのに苦労した」とか言っていたのは覚えているが、あまり詳しいことは聞いてないし、裁判の経緯もよく覚えていない。というか、あまり興味がなかったのだろう。

 なので、この映画での金子氏のポンコツぶりに「え?こういう人だったの?」と驚いた。

 あれがどのくらい本人に寄せているのかは、故人を知る人の感想を待つしかないが、「ポンコツな東出昌大」は私の大好物なので、すっげー楽しかったです。
 特に東出くんの気色悪い「甘えた声」が存分に発揮されていて、このキモかわいいところが東出くんの魅力だと思うのですが、映画の主人公の魅力と東出くんの魅力が見事にマリアージュしてました。

 そんで、弁護士役の三浦貴大も良くてさあ。
 三浦貴大って、両親が大スターなのに地味な役ばっかやってるイメージですが、彼の凄いところは地味な役をちゃんと地味にやるところで、変に爪痕残そうとしないところだと思っている。
 育ちが良すぎて、ハングリー精神が無いのかもしれないし、変に目立つと「親の七光り」と言われるのを避けているのかもしれない。

 だから、この映画では変人の主人公に振り回されつつも実直に仕事をこなす「いい人」をそのまんまやってるし、弁護側のスター選手は吹越満なので、トリッキーな役者さんたちを野放しにして、自分は黙々と草を食んでる感じがとても良かった。

 そして、全然そういう話じゃないんだけど、後半になって三浦貴大が「オレがこの人を守らなければ」って感じになってきて、二人だけのシーンも増えてきたら、私のBL脳が起動してしまいました(笑)

 だって二人とも眼鏡男子だし、変人天才の東出昌大に振り回される弁護士三浦貴大のBLとか超見たいんですけど?
 それに、東出くんが巨大すぎるから、三浦貴大が小柄に見えて、身長差萌えもあった。

 というわけで、たぶん私はこの映画を見に来た多くの人とは違う部分ばかり見ていたと思うが、まあ、あの事件に関しては素人目線でも「開発者逮捕しちゃダメだろう」と思ったし、あの事件の影響がどれだけあったのか私にはわかりませんが、「日本の技術力」がイマイチな感じになってる現状を思うと、一つのターニングポイントではあったのかもしれない。

 この映画では、Winnyの持つ匿名性が「不正行為の告発」の役にたった側面が描かれているし、開発者も元々そうい意味での「自由」を目指していたのであって、著作権違法行為は徒花であったという話になってますが、そういや、最近話題の「強盗団ルフィ」の事件も、ログが消去されるシステムを利用していて、それって、「国家の監視がキツい環境でも、活動家たちが連絡をとれるように」っていう目的で開発されらしいんだけど、それが犯罪組織にも利用されるのと同じ話ですよね。

 そもそも、独裁国家にとっては、民主主義を目指す活動家は「犯罪者」なわけで、善悪の定義に正解は無い。

 だから、国家というか行政の機密文書っていうのも、どこまで公開できるのか線引きが難しいのだろう。
 「都合がいい/悪い」という問題ではないのはなんとなくわかるし、全て公開したら、それこそ個人情報も全部オープンになっちゃうし、結局「薬というものは作用も副作用もある」ってことで、最近だと、コロナのワクチンの副作用で盛り上がっていたけど、そういうのって永遠に答えが出ないテーマだよなあ。

 というわけで、この映画は正義がテーマの話じゃないと思うんだけど、じゃあ何が描かれていたのかというと、「うっかり、出る杭になってしまった騒動」というか、Winny事件はニュースショーでも取り上げられたので、開発者の顔があれだけ散々晒された最初で最後の事件だったのかもしれない。

 
3月10日(金)

 WBCは、ほんと、ふだん野球見ないご家庭でも見ているようで、同僚M嬢も旦那さんがテレビつけていたので見ていたらしく「大谷くんって、なんであんなに人気があるの?」と私に聞いてきた。
 ごめん、私が野球ファンだから、話振ってくれたんだよね。

 なので私が「あー、私、全然見てないので」と言ったら、ちょっと絶句されたというか「私、なんか間違った?」って顔されたので、ほんと申し訳ない。

 ほんと、なんでこんなに大谷フィーバーなのか私にもよくわからないけど、私がWBCに夢中だった10数年前はイチローがそういうポジションだったよなあ。
 そのあたり、私にはよくわからないんだけど、日本人は「世界で評価されてる日本人」が好きらしい。
 ただ、イチローにしても大谷にしても、凄い記録は作っているし、アメリカでもかなり人気あるんだろうけど、「弱いチームにいるからこそ達成できる記録である」という意地悪な見方もある。

 そもそも、野球に興味の無い人は、「今の日本のプロ野球のスター選手」もロクに知らないわけじゃん。
 だから、アメリカでの大谷の知名度ってそういうことだと思うんです。
 日本のプロ野球ファンは、バレンティンのこと知ってるけど、野球ファン以外は知らないでしょ。

 でも、日本の報道だと、まるでアメリカ人全員が大谷のことを知っていて、絶賛してるみたいな雰囲気になってるけど、実際に向うのスポーツニュースでどのくらい取り上げられてるのか知るよしもないのである。

 それは映画とかでも同じで「カンヌで受賞した!」っていうと、みんな見に行くけど、日本人以外のカンヌ作品は見たことがないので、「なんか、よくわからなかった」とか言うんだけど、カンヌはそういう映画祭だから!


 M嬢に「私はWBC見てない」と言ってしまい、「あ、ちょっとキツい言い方だったな」と反省したので、「ふだん、野球見ない人が見てくれるのは単純に嬉しいのよ」とフォローしたら、「プロ野球ファンの人は、WBCのこと、どう思ってるの?」と聞いてきた。

 うーん、他人のことは知らんけど、私は「自分が応援しているチームの選手がヤラかしませんように」って祈っていたなあ。
 もちろん、ここで大活躍すると一気に知名度上がるので大チャンスではあるのだが、投手だったらホームラン打たれて負けたり、四球や死球が決勝点に結びつく展開になると「戦犯」になってしまうし、野手だとエラーとかね。

 もちろん、普段のリーグ戦でもそういうことは叩かれるのだが、一発勝負の国際試合だと、一生引きずる勢いで叩かれるから、自分の推しがそうなると辛いのよ。

 それでもWBCは日本ではこんなに盛り上がってるし、だからやっぱり、やる意味があるんだろうなあ。
 ただ、アメリカ人にとっては、あまり重要な大会じゃないんだろうなあ、って想像できてしまうので辛い。

 たぶん、アメリカ人にとっては「国別のオープン戦」みたいなもんですよね?

 私が以前から提唱している「日本のオールスター戦は、横浜OBと大阪桐蔭OB対決にしたら、遊びだけど、絶対に負けられない戦いになって超盛り上がるんじゃね?」みたいな。
 まあ、私は今回のアメリカ・チームがどの程度の選手揃えてきたのか全然知らないんですけど、そういう話題は耳に入ってこないので、たぶん、日本みたいなオール・スター級じゃないんでしょうね。

3月9日(木)

 季節の変わり目なので、頭がぼんやりして、なんか昼間はいろいろ考えてたりするんだけど、夜になると忘れちゃうんだよね。加齢のせいでもあるんだろうけど。

 野球のWBCが会社でも盛り上がっていて、野球ファンとしては嬉しいが、私は最近は全然プロ野球見ていないので、WBCにも興味が無いのがちょっと切ない。

 そろそろ神宮球場に行きたいなあ。
 六大学野球で外野席が解放されたら行きたいんだけどなあ。
 前にも書いたけど、野球でもサッカーでも、遠くをずっと集中して見ていると目の疲れが取れるみたいで、すっごく頭がすっきりするので、またあの感覚を味わいたい。

 今日は職場で後輩女子に「ミヤノさん!」って切羽詰まった声で呼ばれたので、「あー、またクモですか?」と参上したら、アリだった。
 一瞬、アリに見えなかったのは、立派な羽がついていたからである。いわゆる「羽アリ」ってやつらしい。

 透明なプラスチックの蓋(海綿用)で確保して、下にメモ用紙を挟んで捕獲し、廊下の窓から外に逃すと、バビューンと綺麗に飛翔していった。
 側にいたオジサン社員が「ミヤノさんは虫要員なの?」と驚いていたが、「だって、アリなんて全然可愛いじゃないですか?」

 昔、猫が苦手な知人がいて、みんなから「猫がダメな人もいるんだ?」って驚かれていたけど、彼女が「自分の机の上に猫がいるので、どけてほしい」と言ってきたら「ああ、はい」って、猫を抱えて他の場所に移動させると思うが、会社でクモやセミやアリの処理を依頼されるのも同じようなことなのである。

 この間、会社でインコの話していたら「鳥が苦手」という人もいたなあ。

 帽子の学校に通っている時に、羽毛を材料にした授業があったんだけど、一人だけ「羽毛が苦手」という人がいて、別の素材で実習していたけど、「私もヘビ皮苦手だからなあ」と思った。
 一時期、ヘビ皮が流行した時は、電車の前に立ってる人がヘビ皮のベルトにヘビ皮の靴履いていたりして「うわ、気色わるっ」と思ったし、「この人たちはヘビに触れるんだろうか?」と疑問に思ったけど、ああいうのはどうなんでしょうね?
 クロコダイルも私はダメだったし、鳥類だけどオーストリッチとか、ほんと無理だった。

 牛皮を見ても全然「牛」だと思わないのに、クロコダイルとかオーストリッチを見ると「ワニ?」「ダチョウ?」って原型が生々しく感じられて、そこに希少価値というか高級感があるのだと思うのですが、「生き物の死体の一部」って感じが嫌なのです。

 牛だと、なんでそう思わないのかが逆に不思議だが、素材として馴染みすぎているのと、そもそも牛肉食べてるわけだから牛にはなぜか罪悪感感じないようになってるんだろうなあ。

 水族館でマグロとかズワイガニを見ると「美味しそう」って思うみたいに。


3月6日(月)

●「ブラッシュアップライフ」9話

 会社でも、これが今期一番の話題作。

 私もけっこうハマっているが、一つだけ言いたいことがあったが、「これ言うと、たぶんドン引きされるんだろうな」と思っていたけど、「私はそもそも、来世がオオアリクイだったら、喜んでオオアリクイになるけどさ」って言ってみたら、やはりドン引きされた。

 オオアリクイ可愛くね?

 いや、もし来世がパンダだったら「一生、笹食ってるのか」って思うけど、オオアリクイの「じゃんじゃんばりばりアリの巣吸ってる」っていうの、けっこう美味しそうじゃない?


3月5日(日)

 スマホを機種変して一週間になるが、「やっぱ、アイフォンって凄いんだな」ということがよーくわかった。

 慣れの問題なのかもしれないけど、アイフォンを操作していてスクロールとか拡大とかで違和感感じたことなかったので、今の機種は全体的に野暮ったいのだ。
 よく知らないけど、アイフォンが先に特許取ってしまったので、真似しようとしても真似できない機能がいろいろあるんだろう。

 しかし、ずっと「日本製が一番」という世界で生きてきたし、今でも「ダイソンの掃除機、超使いにくい」とか思っているのに、スマホはやっぱりアップルが上だったということを知り、なんか悔しいなあ。

 なので、代わりにダイソンに八つ当たりしておくが、ほんと吸引力弱くてイラつく。
 そして吸引力弱いくせに、うるさいのだ。

 ダイソンの吸引力が弱いとボヤくと、オフィスの同僚たちは「ダイソンが一番強いんじゃないの?」と言うが、ダイソンの売りは「吸引力が落ちない」ということで、日本製の紙パック式はゴミが溜まってないと100だけど、ゴミが溜まってくると60まで落ちるとしたら、ダイソンのはずっと80をキープするって感じかな?いや、体感70くらいなんだけど。ヘッドの細かい動きは日本製の方が優れているので、壁際などは日本製が強い。

 あと、ダイソンはヘッドのローラーの手入れな!

 吸引力が弱いのをローラーおブラシで補っているので、ローラーに絡まった髪の毛とるのけっこう大変なんよ。

 それがローラーの端にも絡まって凄いことになっていて、掃除機使おうとしたらブラシが動かなくて、なんかものすごいことになってるブラシを何度掃除したか。
 そんで、「ダイソンがいいんでしょ?」って言う人は、掃除機使ってないのである。

 それでも私が「ダイソン、ほんと、嫌」って手入れしてる横で「でも、ダイソンが一番いいんでしょ?」と言うので、「貴様、ちゃんとダイソンの掃除機と向かい合ったことねーだろ」としか言いようがないが、そう、だから、私はスマホをアイフォンしか使ったことなくて、でも、結局、スマホのツイッターで朝ドラや大河ドラマの感想読むくらいしかしてなくて、そんだけなのに10万円くらいするアイフォンにする意味なくて、比較的安い国産のアンドロイドにしてみたが、「吸引力弱っ」ってわかって、ひっそりと泣いているだけです。


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