可燃物な日々

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9月30日(金)

●朝ドラ「ちむどんどん」最終回

 ツッコミどころ満載な朝ドラだったし、ツイッター上でも荒れたので、これまでもそういう傾向はあったが「朝ドラはケナすもの」という新たな習慣を誕生させてしまったという懸念があるけど、けっこう意図的に炎上商法やった朝ドラだと思うのです。

 一番感じたのは「この朝ドラでは、誰もブレイクさせない」という強い意志でした。
 「朝ドラヒロインの夫や兄や幼馴染は、視聴者を萌えさせるために存在しているわけではないのだ」という。

 「おかえりモネ」で菅波やリョーちんに、「カムカムエブリバディ」では、稔さんやオダギリジョー(役名忘れた)にワーキャー言ってた我々を地獄に突き落とす、萌え要素の全くない朝ドラだった。

 最後の方で、井之脇海とか前田公輝の見せ場はあったけど、ヒロインの夫に宮沢氷魚を起用しておいて、1ミリも萌えないどころか、婚約者を捨ててヒロインに走るって、逆に凄くないですか?

 そして、最終回前日にヒロインの妹が危篤状態?になるっていう展開もベタ通り越しているけど、最終回になって、「え?これ、どんだけワープした?」
 ワープも「朝ドラあるある」ですが、木曜日ではヒロインの息子はまだ幼かったのに、金曜日では、ヒロインに孫がいるって、こんだけ大ワープしたの初めて見た。

 ワラワラと湧いてくるような老けメイクに呆然としたが、仲間由紀恵の誕生日だったらしく、この大オババって何歳の設定なのかもわからないが、80代?
 そんで、主人公とその兄弟たちが60代?

 いや、でも、主人公の息子が仮面ライダーの西銘駿だったので、主人公夫妻は、せいぜい50歳くらいなのでは?

 この朝ドラが「主人公きょうだいの群像劇」ということは理解してましたが、4きょうだいにそれぞれ孫がいて、沖縄の実家が大変賑やかな最終回でしたが、「これを幸せの光景とするのもなあ」と思った。

 いや、わかるんですよ、「子供ができない夫婦もいるし、そもそも結婚できない人もいる」って忖度しててもしょーがないじゃん、って気持ちは。

 そう、だからこの朝ドラのテーマは「忖度」で、「みんな忖度なんて嫌いでしょ?だから、あえて忖度しないとこーなりますけど?」ってことをブッサブサ突きつけてきたので、いろいろ新しかった。

 この朝ドラがやろうとしたことが評価されるのは、10年後なのか20年後なんだろう。

 「半分、青い。」も、けっこう評価が分かれたが、あれを書いた脚本家は、あれでいいと思って書いていたと思うのだが「ちむどんどん」は本気で朝ドラのフォーマットを皮肉ってると思ったんだよなあ。「純と愛」で遊川先生が朝ドラにパンチ加えたのとは、また別のベクトルで。

 そういう意味では、主演の黒島結菜ちゃんは、群像劇として分散されていたのでダメージ低いんだろう。

 どっちかというと「愛されヒロインじゃなくて気の毒だった」という意見の方が多いかもしれない。

 私はどうにもハマれない朝ドラであったが、何度も言うが一番残念だったのは「ヒロインの幼馴染が前田公輝!」ってことに盛り上がっていたのに、人気急上昇するような役柄ではなかったことである。
 その上、朝イチのプレミアムトークをコロナ感染で欠席しちゃったし。
 前田公輝クラスが金曜日に呼ばれるなんて、普通ありえないラッキーだったのに・・・
 きっと、絶対、ハイローの「轟」が紹介されて、一般視聴者がその落差に驚いてくれたはずなのに。

 まあ、でも、前田公輝を説明するのに「あの朝ドラの豆腐屋」で通じるようになったのはなによりである。

 さて、10月からの朝ドラ「舞あがれ」のヒロインの幼馴染は我らが赤楚くんなので、「石子と羽男」でもしっかり爪痕を残した今のタイミングで「国民の弟」だか「国民の息子」レベルでブレイクしてほしい。


9月29日(木)

 今のツイッターって、フォローしたアカウントだけじゃなくて、「私が興味ありそうなジャンル」を勝手に拾ってタイムラインに並べてくるので、けっこうウザいのだが、前はハッシュタグで追っていたようなことが自然と入ってくるので、別に不満もなかったのだが・・・

 町田啓太の熱愛報道によってショック受けてるリアコ勢のつぶやきが大量に流れてくるの、勘弁してほしいのだが。

 高橋一生の時は、イセクラ界隈を覗き見していただけだが、熱愛報道でリアコと発覚したアカウントを「大喜利勢」が一斉にブロックしたため、実に平和だった。
 何度も書くが、一番ウケたのは「推しが3次元だと、恋人とか出来るんだ?」であった。
 (当時のイセクラは、「生身の日本人にハマったの初めて」って人が多く、推しが週刊誌に抜かれるというのが斬新すぎて面白がっていたのである)

 しかし、例えば「福山雅治が結婚してしまったので早退します」っていうのはネタだとばかり思っていたのだが、世の中には本当にそういうことで傷つく人がけっこういることを知ったのだが、町田啓太の熱愛報道も、けっこうすごいね。

 そりゃ私も、「チェリまほ」放送終了直後で、ズッパマっていた頃は「これで、週刊誌に狙われるようになるんだろうけど、しばらくは勘弁してほしい」と思ったが、今ではすっかり町田啓太と黒沢は分離できているので、逆に「今頃やっと出てきたのか。上手く隠してたんだなあ」としか思わない。

 お相手が、私の大好きな「女子的生活」で共演した玄理というのも渋くていいじゃんね?
 「ドライブ・マイ・カー」の濱口監督の「偶然と想像」にも出ていたし。

 20歳そこそこの若い女優との熱愛報道ばかりの高橋一生に比べたら全然いいじゃんね?

 私が最も恐れていることは、未成年相手だったり、強制わいせつ罪などの「やらかし」で一発退場になってしまうことで、新井浩文を失ったことは大きなトラウマになっている。
 これも何度も書いているが、犯罪行為で消えると、過去作の再放送や動画配信にまで影響が及ぶので、それだったら、いっそ死んでくれたほうがまだマシなのだ。

 なので、不倫でもないのに、ショック受けてる気持ちが全くわからないんだけど、ほんと、ファンってありがたいけど、怖いよね。

 ま、でも、私だって「どこかで町田啓太とすれ違いたいなあ」って野望(?)は捨ててませんけど。
 だからといって、今のところ映画の舞台挨拶に応募したことも無いのですが・・・

 応募というか抽選といえば、中村倫也のミュージカルと、成河と岡本健一主演の舞台は、どっちも抽選に外れて、「あー、やっぱこのクラスはハードルが高い」と嘆いています。


9月28日(水)

●映画「手」

 日活ロマンポルノ50周年企画作品なんだけど、監督が松居大悟で金子大地主演(助演?)でR18って、そんなの絶対に見るでしょう。

 しかし、R18って滅多に無いし、何度も言っているが、私は「娼年」の時に「いくら、R18って言っても、この間まで朝ドラヒロインの夫役の松坂桃李だし?」と完全に油断して見に行ったら、完全にポルノ映画で、「R18を舐めていました、すみません」と土下座して以来、R18映画はきちんと警戒して見に行くようになりました。

 というわけで、結論から先に言うと、「ロマンポルノだからって無理やりR18にすることなかったんじゃないかな?」

 けっこう文芸作品だったので、エロ描写はR15レベルで良かったのでは?

 原作があるから、なんとも言えないんだけど、主人公はちょっと拗らせたファザコンで、「オジサンを愛でる趣味」に走っていて、自分で収集した「可愛いオジサンのアルバム」を作っていたり、直接的な描写は無いのだが、ずっとオジサンと付き合っていたらしい。

 それが、職場の先輩である金子大地にアプローチされて、けっこう楽しくヤリまくっていたのだが、金子大地には本命の彼女がいて、自分が「浮気相手」だったことを知る。

 え?金子大地なんなの?

 そこらへん、非常にわかりにくくて、主人公はあっさり身を引くのだが、その後も、どういう流れかわからないが、ヤってるんですよね。

 エロいシーンは、ほんと頑張って撮影しているのがわかるので、それはそれでいいのですが、それよりも、二人が街頭で手つないでハシャいでるシーンの方が美しかったので、「キラキラ青春恋愛映画でいいじゃん」と思いました。

 エロいシーンを頑張ってしまったので、キラキラ青春映画パートが薄くなってしまったような気がする。

 そして、私は「日活ロマンポルノ」の真髄がどこにあるのか全く知らないが、その部分を背負っていたのは主人公の妹が、初体験中に姉に電話するシーンでした。姉から「最初から気持ちいいと思うな」とアドバイスを受けていた妹が「おねーちゃん、ふつーに気持ちいいよ!」って電話するの、意味不明で面白かった。


9月27日(火)

●劇団 た組「ドードーが落下する」@KAAT

 最近のお気に入りの散歩コースは、あざみ野からセンター南までの早淵川沿いの遊歩道で、1時間弱のコースなんだが、その先を下ると東横線と交差するあたりで鶴見川に合流するので、いつかそこまで歩いてみたいと思っていたが、関内のKAATで夜公演だったので、「あざみ野からセンター南まで歩いて、遅い昼食をとってから、綱島まで歩く」というペース配分でやってみた。

 見積もりが甘かった。
 それと、センター南からしばらく、川沿いの道が歩行者専用ではなかったので、車の往来はほとんどなかったけど、時々車が通るので落ち着かなかったし、歩けども歩けども閑静な住宅街が続き現在地が全くわからなかったし(スマホは月末で通信制限かかっていた。家のWIFIが壊れているので毎月こうなる)、なかなか東横線に近づいてる気配もなくて不安になったが、1時間半くらい歩いたら、やっと綱島を冠したマンションが現れたし、バスも「綱島駅行き」が走っていたので「あと、もう少し」と頑張ったが、たぶん、センター南から綱島までは6キロくらいあったのではないか?

 というわけで、これから演劇見に行くというのに、10キロくらい歩いてしまったのであった。
 でも、センター南までは用水路みたいだった川が、だんだん広くなっていくのが観察できて楽しかったです。

 で、「ドードーが落下する」であるが、加藤拓也率いる「た組」の舞台を見るのは2度目だが、加藤拓也と藤原季節のタッグとしては、映画「わたし達はおとな」もあったので、気分的には3作目。

 なんか絶妙に、やーな感じの会話劇を作る作家なので覚悟はしていたが、「ドードーは落下する」は登場人物全員が絶妙にやーな感じで「どこまで突き詰めるんだ?」と思った。

 これ、「何がどうイヤだったか」を語るのが難しいんだけど、主人公は藤原季節なんだけど、実際のメインは「売れないお笑い芸人」役の平原テツで、30代後半で、バイトしながら芸人やってるんだけど、バイト先の店長に「へー、お笑いやってるんだ。じゃあ、一発芸とかやってよ」と言われる下りとか、「うわー、ほんと勘弁してください」という定型地獄描写。

 そして、平原テツは妻帯者なんだが、妻の実家で居候みたいなことになっていて、妻に「ちゃんとバイト入らないと実家に迷惑かかるから」と詰られるの、フツーにキツい。

 藤原季節の立ち位置は、今回はクズではなく、「売れない芸人を支える友人の一人」である。

 フツーにいい人なのよ。

 しかし、平原テツは前から統合失調症を患っていたけど、また発症してしまい、「死にたい」と言って行方不明になってしまう。
 自分のリアルな友人は希死観念は無かったけど、心の病で壊れていくのを見守るしかなかったので、平原テツに振り回される藤原季節は見ていて辛かった。

 つーか、友人同士でも温度差があり、「大丈夫だよー」って楽観的な人もいるし、実家に連絡してくれる人もいるんだけど、実家でも持て余していて、「捜索願を出してください」とお願いしても「また、そのうち帰ってくるでしょう」と冷たい答えが返ってくるのだが、藤原季節が直接親族と話しているわけでもなく、間に入った友人が「いや、こっちがあんまり詰め寄ってもさあ・・・」って感じなのも非常にリアルだった。

 結局、何にもできないし、いつのまにかどこかで保護されて入院していて、2年後だか3年後にひょっこり現れて「また、イチからお笑い目指したい」って言われたら、応援することしかできないんだけど、ネタを披露してもらってても、本人にそういう持病があることを知ってしまったら、素直にネタを楽しめなくなってしまう。

 恐ろしいことに、たぶん、ここがテーマというか、平原テツは仲間内でも人気者だったし、「どうして売れないんだろうなあ?」ってみんな思ってるくらい、面白かったんだけど、観客には「最初から全く面白くもなんともないし、30代後半でこの状態じゃ、もう無理だろう」ってことが提示されてるんだけど、友人たちにとっては「おもろい奴」だったのである。

 それが持病の発症で、今までのように無責任に笑えなくなり、でも、なんとか応援しようとして「持病をネタにしてみれば?」と、ありがちなアドバイスをするのだが、平原テツは「病気のことでバカにされるのは絶対に嫌だ」、そこで感情を爆発させるので、見ているこっちは泣きそうである。

 演劇ってキツい話が多いのだが、この作品は指折りにキツかった。

 このキツさを感想文で表現するのはとても難しいのだが、そういう「日常に潜む小さな悪魔」な感じをスケッチ感覚で描く加藤拓也はほんと恐ろしい子。
 って、加藤拓也は今何歳なんだ?と思ってウィキペディア見たら「2022年9月16日没」って故人扱いになってるんですけど?
 なんで、そういう設定になってるのかわからないが、28歳らしい。

 なんだろう?又吉直樹のヤーな感じが太宰治の系譜なら、加藤拓也は向田邦子の系譜なのかもしれない。

 というわけで、当日券あるあるな、「最前列の一番端の見切れ席」でしたが、藤原季節はとても美しかったです。

9月26日(月)

 やっと涼しくなってきたので、三連休を絡めての夏休み中である。

●映画「ヘルドッグス」2回目

 ポイントが溜まっているので無料だからもう一回見てみた。

 初回はどうしても話を追ってしまうが、一回見たので「ストーリーはどうでもいい映画である」ということがwかった上で、ひたすら坂口健太郎を愛でていました。
 初回では「以外と控えめだな」と思っていたけど、けっこうハジけてましたね。
 そして、ずっと何かを食べているのがやっぱ可愛い。

 「もっとBL風味にすれば良かったのに」と初回では思いましたが、そういう気持ちで見てみると、坂口健太郎の役はずっと岡田准一に恋しているわけで、唐突にキレてはんにゃの金田を殺してしまうんだけど、あれはやはり、岡田准一が出世してしまい、バディを解消することになったから動揺というかヤケクソになっていたと解釈できた。

 そして、ボスを殺した松岡茉優をとっとと殺せばいいいものを岡田准一を呼び出して「この女と俺のどっちが大事なの?」って、くそ可愛いじゃないですか。

 ラストで二人の出会いのシーンになるのですが、「シネマサロン 」では「あの、シーンいる?」って言われてましたが、この映画は坂口健太郎演じる室岡の初恋の話なので、「二人の出会い」で締めるのは、恋愛映画の王道的描写だからあれでいいのです。

 岡田准一×坂口健太郎はかなりいいカプだと思うので、やっぱスピンオフ的な続編作ってもらいたいなあ。

●映画「劇場版舞台『刀剣乱舞』悲伝結いの目の不如帰」

 えーと、2時間超えの「ヘルドッグス」を見終わってから、10分後にこれを見たのですが、休憩を挟んでの上映時間3時間半の長編で、とにかく長かった。

 前半は室町幕府の終焉が描かれていたのだが、それがメインではなく、クライマックスは「何度もループしている三日月が作ってしまった結び目を解くためには?」って、よくわからないんだけど、元ネタのゲームから三日月をいったん削除というか、リセットするって話なの?

 それにしても、刀剣乱舞の舞台版を映画館で見るのは2度目だが、毎回「あの衣装で殺陣やるの大変だなあ」というか、みんな汗だくなんですよ。
 その工夫として、戦っていると、衣装がボロボロになるというか、みんなハダけてくるので、「そっか、ああいうのはお色気サービスではなくて、通気性の問題なんだな」ということがよーくわかる。
 でも、三日月だけは絶対肌を見せないので、あれで激しい殺陣ずっとやるの大変だろうなあ、ってゆーか、鈴木拡樹が年取ってきたこともあるんだろうけど、げっそり痩せていたので「こんな公演を毎日やっていたら、痩せる一方だろうなあ」と思った。

 アミューズのハンサムライブの時に、ちょうど「ドラゴン桜」の撮影中だった細田佳央太が「役作りで体重増やしていたのに、このライブで3キロ減ってしまった」と嘆いていたので役者さんも大変ですね。

 さて、私は「映画版 刀剣乱舞」でデビューしているので、まだ全然刀剣男士には疎いのだが、今回は「小烏丸」という平安刀というか、たぶん刀剣男士の中で一番古い刀が出ていたが、それは一応、現存するらしい。皇室所有ということだが、展示されたことはあるのだろうか?

 というわけで、面白かったんだけど、やっぱ長かった。
 まあ、舞台だと、休憩挟んで3時間半ってよくあるんだけど、けっこうキツいのよね。


9月25日(日)

 土日は久しぶりに実家に行った。

 父は叔母が亡くなったので、長野での葬儀に参列していて不在だった。

 母曰く「最後のオバサンだからねえ」って、80代の父の叔母がご存命だったことが凄いよ。
 まあ、昔の人あるあるで、子供が多かった時代は、上の子と末っ子の年齢差が大きいので、叔父と甥の年の差がほとんどなかったりし、長女が20歳で出産した後、母親が40歳で末っ子を産んで、「叔父より甥の方が年上」ってこともけっこうあったから。

 というわけで、長野の叔母さんは95歳くらいで亡くなったらしい。
 コロナのせいで、ここ数年、老人ホームに見舞いに行けてなかったそうだ。一人っ子の父にとっては、叔母とはいえ、10歳くらいしか年の差がなかったので、「年上のお姉さん」みたいな存在だったのに。

 実家に帰ったのは、確か7月上旬以来で、あの時は「わー、こりゃまたコロナが凄いことになりそうだから、今のうちに行っておこう」と思って、その後、猛暑もあり、コロナは予想通りだったので訪問を控えていたが、その間に同僚M嬢が「うちの父が急にボケた」とこぼしていたので、ちょっと心配になった。

 母は元気にずっとスマホ眺めていた。
 ずっとユーチューブ見てるので心配しているのだが、「この間、見つけた、象の群が道路を横切る動画が、また見ようとしても見つからない」と言うので「いつ見たの?」と聞いたら「おとといくらい」と言うので、「履歴探すから貸して」とスマホをチェックしたら、見事に動物関連で履歴が埋まっていた。

 とりあえず、ヤバい動画は出てこなかったので、安心しました。

 しかし、ずっと動画見てるし、その合間にゲームやってるし、行動が甥や姪と同じなのが笑える。
 つーか、母本人もその自覚があるので、孫たちがずっとスマホやってるのを「やーね、今の子は」と決して言わないのであった。

 それにしても、母が見ていた「野生動物が道路を横切ったり、道路で昼寝している動画」を見てみると、「動物の珍風景」というよりは、野生動物の生息域にジャンジャン道路ができていて、それを横切って移動するしかないし、車の中から餌を与える人もいるので、それを目当てに道路に現れる動物もいるようで、「アジアやアフリカが豊かになると、こうなるのね」って感じだった。

●「初恋の悪魔」最終回

 前回のラストで柄本佑演じるコトりんが不穏な動きをしたので「コトりんがあああああああ」ってなっていたのだが、最終回の冒頭ではフツーに「あれ?玄関前に血痕が?やだなー、帰ろうかな」ってコトりんだったので、よかったああああああああ。

 というわけで、真犯人は菅田将暉の弟確定で、最初の事件を隠蔽してしまった伊藤英明の地獄もエグかったけど、その父の愛が冤罪を生み、仲野太賀の兄(毎熊さんは「コントが始まる」に続いて「優秀な兄なんだけど」を演じさせると天下一品であることを証明した)が死ぬことになったわけで、フツーのドラマだったら、そこが大筋なんだろうけど、このドラマのテーマはそこじゃないし、だから、なんかとって付けたような「縦軸」であったが、メインは結局、林遣都演じる主人公の孤独だったらしい。

 そもそも、彼があの大きな家に住んでるのも、いろいろ巻き込まれたからなんだけど、そこで自分の世界に浸っていたら、ドカドカと他の3人や、安田顕まで絡んできて、いつのまにか、友達ができて、好きな人ができて、ご近所付き合いまでしちゃったけど、最後にはまた最初に戻ったのである。

 でも、最初と最後では、同じようで、全く違うんだよ。

 けっこう演劇的な作りのドラマで、もしかしたら坂元裕二は演劇の企画としてこの話を作ったのかもしれないけど、それをドラマにしたのは、こんな豪華キャストで演じられるという誘惑に抗えなかったのでは?とか勘ぐってしまうくらい。

 だから、けっこうアラもあって、安田顕の妻役の萩原みのりはなんだったのか、とか、星砂の別人格である「蛇女」はブランド物買いあさっていたり、見知らぬ男に絡まれたりと、けっこう、やらかしてる系を匂わせていたのに、林遣都の前では「星砂よりも、物腰が柔らかい女性人格」として顕現していたし、そもそも、星砂が過去になんで家出少女になってたんだっけ?

 そのあたり、あまり考えすぎるのもね?っていうドラマだった。

 たぶん、坂元裕二が「今、流行りの考察系っていうの、やってみましょう」っていう程度だったのでは?

 ただ、それで田中裕子とか満島ひかりが動員されちゃうので、「どこが主軸?」と撹乱されまくりだったのが、けっこう楽しかったです。

9月23日(金)

●劇団イキウメ「天の敵」@本多劇場

 イキウメは本多劇場初めてらしい。
 今まで、池袋や三茶の小劇場(キャパ200)でやっていたから、これは出世なんだろうか?

 ほんとは、先週の三連休に行こうと思っていたんだけど、台風のマダラ雨で足が進まなかったけど、今週でもまだ当日券があったので良かった。
 イキウメのいいところは、当日券で行けるところである。
 って、ほとんどの舞台は当日券出るんだけどさ。

 さて、イキウメの作品は毎回非常に感想書きにくいのであるが、今回の浜田信也も一応人外なんだけど、私が見た限りでは一番人間味のある浜田信也だった。
 不老不死になった料理研究家の話なんだけど、これはネタバレになるけど、けっこう冒頭で明かされるネタバレなのでここでこっそり書くのは構わないと思うが、要するに吸血鬼の話であった。

 ただ、新しいのは「吸血鬼になったから血以外は受け付けなくなった」のではなく、完全食を突き詰めていたら血液にたどり着き、そうしたら何故か若返ってしまい、持病も全て快癒して、不老不死になり、血以外は受け付けない体質になったちうこと。

 ちょうど、この間、吸血鬼の話である「VAMP SHOW」を見ていたので、「食事ができない」とか「日光に当たれない」とか「血液入手が大変」などの苦労ポイントが同じだったので、その描かれ方の対比がより楽しめた。

 「究極の食材を探していたら、たまたまそれが血液だった」というのも皮肉だけど、健康食品をおちょくってる部分もあるが、それがメインではなく、相変わらず説教くさいようで、全然そういうんじゃないあたりがイキウメらしいが、やっぱし、なんかモヤモヤと考えさせられる。

 まあ「ポーの一族」の愛読者としては「永遠の命を手に入れても幸せなのか?」っていうテーマはお馴染みだけど、この舞台の主人公も戦前までは、なんとかやってこれたけど、戦後になって、身分証明がちゃんとしてないといけない時代になったら生活に支障をきたすんだよね。

 そして、最大の問題は、「この不老不死健康法が広まってはいけない」ということで、「VAMP SHOW」とはまた違う視点で「これを広めてはいけない」になっていることが面白かった。

 さらに、これもイキウメらしい残酷ポイントなのだが、不老不死の主人公である浜田信也の「これまでの人生」を聞かされるのがALSという難病を抱えたジャーナリストの安井順平で、構成的には「死に至る病を抱えたジャーナリストの妄想」とも解釈できる。

 で、モヤモヤ考えてしまうのだが、「飲血すれば、病気から解放されて、ずっと若いまま生きていられますよ」と言われたら、飲血するんだろうか?
 するかもしれない。
 血液製剤みたいなもんだと思えば。

 で、献血する側も「これで命が救われる人がいる」と思って献血しているんだし。

 でも、それが、「鋼鉄の処女」みたいに、「生き血を啜っていれば、ずっと若いままでいられる」って話だと、ちょっとね?

 なんか年金問題みたいな話になる。
 吸血鬼問題を本気でシミュレーションしてみたら、面白いかも。
 若い世代が献血すれば、高齢者の医療費も介護費も不要になるけど、若い世代もいずれ高齢化するので、誰が血液を供給するの?

 搾取の話なんだよなあ。たぶん。

 いや、全然そういう話でもなかったんだけど、イキウメの舞台は、そういう社会問題的なことを明後日の方向に投げつけるので好き。

 そして、今回のゲストは瀧内公美であまり舞台女優のイメージがなかったけど、浜田信也の横にいて全く見劣りしてなかったので嬉しかったです。


9月21日(水)

 朝の民放ニュースショーで「帰ってきた外国人観光客が円安で爆買い」っていうのを見ると、「あーあ、30年前は私もあっち側だったよなあ」と遠い目になる。

 20歳の頃(35年前!)、まだ航空券が高くて南回りで欧州に行ったけど、記憶に残っているのは当時のスペインの物価の安さで、「地球の歩き方」のお勧め庶民的なレストランでフルコースみたいなランチだったかディナーだったか忘れたが、とにかく前菜とメインとデザートが出てくるような店で会計が一人500円くらいだったので、ウエイターに100円くらいのチップを渡したら「グラッシアス」と超ペコペコされたっけ。
 宿も、安宿だったら3000円くらいで、設備は古かったが、味のある建物で広々していた。

 スペインは当時、ほんとに安かったんだけど、次に行ったイタリアはインフレが凄くて、「ジュースが1000リラ、サンドイッチが2000リラ」とゼロが一つ多かったので、安いのか高いのかわけわかんなくなったし、「イタリアと言えば、革製品とか?」って思ってなんか買いたいと思ったけど、靴や鞄は「200,000リラ」みたいな値札がついていたので、桁にビビって何も買えなかった。

 次に行ったのがタイで、先に旅行していた友人が「航空券代は別として、宿泊代は安いところだと1000円くらいだし、食事代とか他の滞在費はほとんど考えなくていい」と教えてくれたのだが、ほんとそんな感じだった。
 だって、奮発して最高級ホテルに泊まってみたけど、一人1万円くらいだったし。

 30歳の時に行ったインドも、グルっと一周して最後にニューデリーに戻った時、トラベラーズチェックが余っていたから、200ドルくらい現金化して散財しようとしたんだけど、なかなか減らないので、同じ宿だったかなんかで仲良くなった日本人を3人連れて高級居酒屋店に行った。
 高級つーか、なんかアメリカナイズされた、西部劇みたいな洋風居酒屋で、たしか私が「帰国前に現金使い切りたいんだけど、使い道がないんだよね」って贅沢な悩みを打ち明けたら、まだしばらくインドに滞在する予定だった若い男子が「あー、それなら、ちょっと行ってみたい店があるんすよねえ?」って教えてくれたので「じゃあ、私が奢るから連れてって」とか言うノリで、店に入って「想像以上にショボいな」と思ったんだけど、それでも、当時のインドではかなりの最先端な店だったんだけど、メニュー開いたら「つぼ八?」って感じだった。

 チャイが10円で、昼食が100円や200円だったのに、その高級居酒屋は一皿200円くらいな価格設定だったので、「うわ、高いね」と驚いたのだが、4人でしこたま飲んで食べて、お会計が5000円くらいだったので「全然、現金使いきれないじゃん」と苦笑していたのであった。

 そういうや、あの頃、「定年退職後は、東南アジアで悠々自適のセカンドライフ」っていうの流行っていたけど、あの人たち、その後どうしてるんだろう?

 話が戻るが、円が1ドル110円くらいの頃、グアムに行ったらリゾートホテルの飲み物が8ドルで「これ、チップ含めると1000円くらいになるな」って気軽に頼めなかったんだけど、1ドル80円くらいだったら、じゃんじゃん頼んでたんだろうなあ、って思った。

 たぶん、今、日本に滞在しているアメリカ人は「1000円のランチが7ドル?」とか「1万円の宿が70ドル?」とか円安をエンジョイしているんだろう。

 それにしても、物心ついてから、たったの50年だけど、海外旅行なんて一部の金持ちしか行けなかった時代から始まり、卒業旅行で海外旅行当たり前なバブル期の学生時代を経て、円安で爆買いされる立場にまた戻るなんて、なかなか感慨深いが、今に思えば、けっこう希少というか、ラッキーな時代を生きたのかもしれない。

 そもそも、「バックパッカー」って、最近聞かないし、もう死語の世界?


9月20日(火)

 そういや、日本が安倍元首相の国葬の是非でゴタゴタしている間に、かの英国では、女王陛下が突然亡くなり、「こ、これは、本当の国葬をお見せしましょうってヤツでは?」と思った。

 そして、当然のごとく国葬の日は休日になり、サービス業も続々と「喪に服して休業」を表明しているあたりが、「イギリスだなあ」と思ったし、だったら日本も「国葬の日は休日にする」ってしておけば国葬の支持率上がったんじゃね?

 それにしても、テレビ中継を全部見ていたわけではないが、「なんなんすか、この映画みたいなクオリティは」と感心した。
 やっぱ、舞台になる大聖堂とかの絵が圧倒的にいいわけで、そこに、バシっと最高級の喪服というか、各国首脳のそれぞれの国の葬儀礼装も素晴らしく、ほんと見応えあった。
 ロンドン五輪の時も感心したけど、やっぱ英国はセレモニー見せるの上手いね。

 なので、半ば冗談で「本当の国葬をお見せしましょうが、キターーーっ!」とか言っていたのだが、本当の本当に「本当の国葬」を見せられてしまい、この流れだと安倍元首相の国葬っていうは「国家予算が金を出しただけ」ってことになりそうである。

 ほんと、実際に現場で仕切る人たちは「うわー、これの後にオレたちがやるの?」って、けっこうヤル気なくなってると思う。
 もし、エリザベス女王が先に亡くなっていたら、安倍元首相のは国葬にしなかったんじゃないかなあ?「友人葬」扱いにして、YOSHIKIにバラードでも歌わせておけばよかったのでは?

 そういや、ロンドン五輪で思い出したが、東京五輪関連の汚職事件、「あーあ」って感じですね。

 私は元々東京招致をよく思ってなかったけど、「これで、海外からいっぱいお客さん来てくれるなら、さらなるインバウンドが期待できるのかなあ」くらいに思っていたので、開催前の不祥事の波状攻撃にうんざりしていたのだが、そしたらコロナになって「無観客?」ということになり、さらには小山田圭吾の過去のやらかしや、ラーメンズの若気の至りが掘り起こされ、まあ小山田圭吾の件は「イジメ、ダメ、ゼッタイ」っていう気持ちもわかるし、私はあのインタビュー記事をリアルタイムで読んでいたので「なんかなあ」って思っていたけど、まさか、その30年後にこんな騒ぎになるなんて思ってもなかった。

 そして、ラーメンズの方はブレイク前のライブのネタだし、別にユダヤ人差別のネタでもないと思ったし、あれで叩かれるのは気の毒だったが、それを丁寧に検証する時間もなく、「とにかく、ヤバいものはさっさと排除して、とっととやり過ごそう」という勢いだった。

 東京五輪とは、なんだったのだろう。

 いずれ、総括される時が来るのだろうけど、私にとっては「自宅からブルーインパルスが見られた」ってことだけが、貴重な思い出になった。

 
9月19日(月)

 あ、土曜日の「初恋の悪魔」の感想書き忘れていた。

●「初恋の悪魔」9話

 伊藤英明がめっちゃ怪しかったけど「これ、たぶん、家族をかばってるんだろうなあ?」と思っていたら、菅田将暉の弟が息子役で、「え?これでデビューってすごくね?」

 どういうビジョンを持って芸能界入りしたのかわららないけど、松方弘樹と目黒祐樹みたいなものを感じた。

 私はこういう「真犯人探し」は好きじゃないんだけど、なんか、菅田将暉の弟がそのまま真犯人ではないような気がするのだが、そう思っていたら、最後の最後でオレの柄本佑ことコトリンが不審な動き?

 えーーーーー?もしかして、コトリンは伊藤英明が送り込んだ内偵だったの?

 それよりも、殺した人数がなんか微妙に違っていたり、伊藤英明と安田顕が「ご家族は?」って会話した時にヤスケンが「自分は、1人です」って、「家族が妻しかいません」って意味なのか「独りもんです」って意味なのか、すっごい気になったというか、妻みたいな役が萩原みのりなのに、あまり機能してなかったので、もう、よくわかんないけど、真犯人は萩原みのりでいいんですけど?


9月18日(日)

 ついに、マイナンバーカードを申請した!

 いや、ですから免許証持ってないから、作らないと不便な状況になっていたのでですが、肝心の通知カードがどこにあるのか不明で、やっと部屋の掃除したら通知カードが見つかったので、やっと申請できました。
 久々に証明写真撮影したら、「あー、ほんと自分、老けたなあ」とがっかりしたんですが、「今の自分が一番若いのだ!」と言い聞かせて、2回やり直して諦めました。

●大河ドラマ「鎌倉殿の13人」36話 武士の鑑

 畠山重忠役の中川大志が美しく散る回なので、心の中で正座して見ていたのだが、想像を上回る凄い最期だった。

 「誰が戦などしたいと思うかっ」って顔を歪めたシーンは、ほんと凄くてびっくりした。
 これまでも、このドラマ内では「見栄えが良い」を執拗に繰り返されていたし、それに沿うように、「中川大志を絶対に美しく撮影する」という意気込みを感じていたが、何ヶ月もの長きにわたるその伏線が見事に集約された回だったと思う。

 私は畠山のこと全然知らなかったので、最初の頃は「年齢補正役かな?」って思っていたのよね。
 主人公の小栗旬が序盤では20歳くらいの役なんだけど、中の人はアラフォーだし、他の人も山本耕史とか、オジサンばっかだけど、「みんな、こう見えても、中川大志くんと同世代なんですぅ」っていう役割。

 「風林火山」では、当時20代半ばだった高橋一生がその役割だった。
 後半になってくると、ヒゲとか付け足されて中年感を醸し出すのだ。

 で、中川大志もヒゲを付け足されて中年感を醸し出して、アラフォーの小栗旬と壮絶なタイマン・・・・いや、一騎打ちじゃなくて、まさにボコボコに殴り合うヤンキー映画みたいで凄かった。
 白目むいて倒れてる小栗旬もさすがでしたが、今回の主役は中川大志であるから、助演に徹した感じも素晴らしかった。

 それにしても、中川大志は「真田丸」でも、圧倒的な絵で語ったんだよなあ。
 秀吉亡き後、徳川家康は豊臣をお飾りとして残しておこうと思っていたんだけど、そこに圧倒的カリスマ感を持った秀頼が登場して、「あ、やべ、これは生かしてはおけないわ」って内野聖陽の家康がビビるシーンは印象的だった。「あー、これは、豊臣は滅ぶわ」って。

 私はあの時初めて、中川大志を認識したんだよな。
 それまでも、実は楽天イーグルスに中川大志という選手がいて、「同性同名の俳優もいるんだ?家政婦のミタの子役?」って漠然と意識していたんだけど、「真田丸」のあの堂々たる秀頼役を見て「後世に残る、中川大志はこっちだな」と確信した。

 「真田丸」の時、中川大志はまだ18歳で、その後「LIFE」に起用されたので「NHKが本気で育てているな」って思ったんだけど、朝ドラ「なつぞら」では主人公、広瀬すずの夫役と順当に出世していたんですが、「なつぞら」と同じ2019年は、亡き竹内結子主演の「スキャンダル専門弁護士」で、かわい子ちゃん役をこなし、「G戦上のあたなと私」では、主人公波瑠の一番手を担い、翌2020年コロナ下の8月には「親バカ青春白書」で永野芽郁の一番手やってるんですよ。

 それで、去年が「ボクの殺意が恋をした」ですから、何を言いたいかというと「順調に出世しているけど、チャラい役が多い」ってことで、まあ、あんまし文芸作に出すマネージメントでもないんだろうなあ、と思っていたら、「武士の鑑」ドドーンというわけで、主役の小栗旬とこれだけ年齢差あるのに、この役に中川大志を起用した理由がドドーンとわかって、ほんと、こういう、役者の持つポテンシャルを120パーセント引き出すNHKはやっぱすごい、と思いました。

 しかし、「あー、これで中川大志くん退場かあ・・・次は何に出るのかな?」って検索したら、2022年12月公開の映画「ブラックナイトパレード」・・・・吉沢亮主演だけど、福田雄一監督って・・・・


9月17日(土)

●映画「ヘルドッグス」

 先週はハイローのヤンキー映画で、今週は岡田准一主演のヤクザ映画である。

 ハイロー見た時は、「予告編がホラー映画ばかり」だったが、ヘルドックスは「感動もの」ばかりで、ターゲットの違いが明らか過ぎて笑う。

 そういや、ヤンキー映画は基本的に誰も死なないけど(「東京リベンジャーズ」はけっこう死ぬけど、私の見た範囲ではケンカでは死ななかった)、ヤクザ映画はじゃんじゃん死ぬという違いがあるなあ。

 で、映画始まってすぐに「なんか、セリフが全然聞き取れない」と思った瞬間、原田眞人監督作なことをやっと思い出した(笑)
 すみません、私は「サイコパス野郎な坂口健太郎」目当てなので。

 私はなぜか「関ヶ原」以降、「検察側の証人」「燃えよ剣」と原田監督作をコンプリートしているのだが、セリフが聞き取れないのが、この監督の売りみたいだ。
 たぶん、本を読むように映画を見てほしくないのだろう。

 なので、このヘルドックスも冒頭の組の成り立ちと幹部たちの説明が全然わかんなかったんだけど、たぶん「そういう細かいことはどうでもいいから画面で感じてください」ってことなんだろう。

 そして、もう一つの原田監督作の特徴である「ロケ物件の素晴らしさ」は今作でも際立っていた。
 「こんな見事な廃屋、どうやって探したの?」って感じなのである。もちろん、本当の廃屋じゃないのかもしれないけど。

 原田作品のこのスケール感がけっこう好きで、元洋画好きとしては非常にしっくり来るのだが、たまに欧州映画見ると、「あ、やっぱ欧米の建物デカいわ」と思うんだけど・・・
 話が逸れるが、韓国映画の「パラサイト」の豪邸の作りを見て「あ、これは日本人には出来ない」と思ったけど、そういう意味では原田組はけっこう頑張ってると思うんですよ。

 今作も、岡田准一や坂口健太郎の住んでる部屋は、なかなかオシャレで見応えがあった。
 あと、銀座の高級クラブのアホみたいな広さとか。
 どれも、全然リアリティは無いのですが、「絵で見せる」という意味では好きなんですよ。

 さて、目当ての坂口健太郎ですが、サイコパス風味は思っていたよりも抑え気味で、逆に、今話題の「宗教二世」というか、親がオウムがモデルになってるようなヤバいカルトにハマっていたために、ちゃんとした教育を受けていなかったり、人体実験まがいのことをされて満腹中枢がイカれてしまって、いつも、何か食べていたりと、けっこう壊れてるキャラだし、セリフもキツいんだけど、坂口健太郎がやってるから、最低限の品は保持されていたし、たぶん、坂口健太郎も「この男の子は、育った環境がアレだったので、こんな世界に堕ちているけど、ちゃんとした環境で育ったら、今の自分程度にはまともな子だったのでは?」って演技プランなんだろう。

 それよりも、「関ヶ原」では東出昌大、「燃えよ剣」では鈴木亮平という185センチ超えの長身俳優を横に置いて、「岡田准一が小さいんじゃないんです。他が巨人すぎるんです」という視覚効果を生み出していたが、今回の坂口健太郎は「そこそこ長身だけど、線が細いイメージだし、顔も薄め」なので、岡田准一の添え物としてはベストマッチだったのでは?

 冒頭で、二人で接近戦というか寝技の練習してるシーンがあって、そのまんま、岡田准一が坂口健太郎に殺陣の振り付けしているみたいなことになっていて、坂口健太郎が上手くできなくて悔しがってる感じもリアルで「このシーンだけ、ずっと2時間くらい見てみたい」と思った。

 ところで、この「ヘルドッグス」って、警察官がヤクザ組織に潜入するって話なので、「レザボア・ドッグス」が元ネタの一つなんだろうけど、岡田准一はヤクザ組織に馴染み過ぎているので、「レザボア・ドッグス」みたいな、ああ、やっちゃった感は無い。

 そもそもなんで潜入しているのかもよくわからないし、なんで、あっちの組と抗争しているのかもよくわからないのだが、そういや三池監督の「初恋」もそんな感じでしたね。

 あまり深く考えなくて、ただひたすら殺しあってるのを楽しんでいたら、若頭の吉原光夫が突然いい声で歌い始めて「うん、やっぱ吉原光夫を使うのならちゃんと歌わせないと」と妙に納得した。

 そんで、組のトップがMIYAVIさんなのは期待していたが、けっこう出番多い役で「このメンツの中だと芝居がさすがに・・・」と思ったんだけど、芝居よりも雰囲気重視だったんだろうなあ。

 そんで、ネタバレになるけど、現トップのMIYAVIも潜入だったって、wwwwww

 どんだけ「ミイラ取りがミイラに」って話なんだよって思ったけど、最後は松岡茉優の力技で「違法な象牙の取引で象が絶滅する」って、強引にまとめたような?

 個人的には、せっかくの岡田准一と坂口健太郎のバティだったので、もうちょいBLっぽく持っていっても面白かったと思うが、ターゲットが「中高年男性」な映画だから、そういうサービス少なかった。

 でも、最後の最後で、坂口健太郎が「この女と俺のどっちが?」って言ったのには笑った。

 そういうキャラ造形じゃ全然なかったのに、終盤になって急に岡田准一の愛にすがる坂口健太郎は大変面白かったので、「そこを主軸にしたら、腐った人たちの課金でプラス1億円くらい稼いだかもなあ」

 でも、岡田准一主演作は、安定的に10億円以上稼ぐので、坂口健太郎投入は別にテコ入れじゃなかったあたりが、なんか、もったいないと思うと同時に「贅沢」だったなあって感じ。

 ビジュアルはいつもの爽やか好青年の坂口健太郎のままなんだけど、中身がけっこう壊れてるが、一般人の幼馴染の前ではけっこうまともだったりするので、なかなか愛らしいキャラでした。

 けっこう好きなので、シリーズ化してほしいな。坂口健太郎死んじゃったけど、「エピソード・ゼロ」的なやつで。


9月16日(金)

●「石子と羽男」最終回

 手垢のつきまくった弁護士ものを「マチベン」を舞台にしつつ、旬な社会問題をここまで取り込んで、「理不尽な目にあったら声を上げよう」というテーマを重く描きすぎることなく、さらりと見やすくまとめた手腕にスタンディングオべーションな最終回でした。

 男女のバディものだけど、恋愛展開させなかったのも、あっぱれだし、当て馬というか、二番手な赤楚くんの使用法も最高だった。

 最初の頃は「法律シロートの赤楚くんが、説明要因として上手く機能しているなあ」って感心していたんだけど、その彼が終盤の重大事件に関わってくるあたりは、まあ、けっこうありがちな展開なんだけど、そういう、ありがちな展開をありがちにしなかったのは、やはり赤楚くんの持ち味なんだと思う。

 前にも書いたが、人気上昇中の赤楚くんを配置したから、中村倫也がイケメン枠をやっと離脱して、元々の「個性的実力派」の立ち位置で主役を張ったことがなによりも嬉しい。

 いや、中村倫也はイケメン演技も上手いのですが、「そーゆーのは、他のフツーにイケメンな奴にやらせておけば」と思っていたので。

 私は中村倫也がトトロみたいにニヤっと笑う顔が好きなので、今作ではそれを存分に楽しめたし、傘を差し出すシーンとか、まじトトロだった。

 うーん、これ、ぜひ続編やってほしいなあ。
 有村架純が司法試験受かって、弁護士として活躍しはじめたら、髪結いの亭主みたくなる中村倫也を見てみたい。
 そして、有村架純と結婚した赤楚くんが、またブラック企業に騙されて・・・

 二人の間に出来た子供を中村倫也があやしてるあたりまで妄想した。

 あと、赤楚くんの弟役の望月歩くんが非常にすばらしかったので、1年に1回くらいこのクオリティの望月歩を見たい。


9月15日(木)

 部屋片付けていたら、やっと葉村晶シリーズの「悪いうさぎ」を発掘したので、この間、ドラマ版を見たばかりだが、読んでみたら、やっぱし面白かった。
 それで、またドラマ版を見てしまい「あの原作を映像作品として上手く改変してあるよなあ」と感心。

 「岸辺露伴は動かない」の続編や、「オリバーな犬」の続編も実現したけど、ハムラアキラ・シリーズも続編やってくれないかなあ?

 さて、今クールのドラマも、ぼちぼち最終回を迎えているが、結局、ちゃんと真面目に見てるのって「石子と羽男」と「初恋の悪魔」だけかなあ?
 あ、「新・信長公記」もけっこうちゃんと見てます。

 「ユニコーンに乗って」は、西島秀俊の使い方がちょっともったいなかったかなあ。
 途中で老人ホームにいる父親が出てきたけど、「大手銀行の支店長にまでなった人が、なんで独身なの?」っていう背景は掘り下げられなかった。
 そして、最後までお仕事パートはフワフワで、シロート目にも「教育コンテンツはIT技術よりも、教材のクオリティが大事では?」って思ったし、そして、お仕事パートがフワフワなのは、結局、永野芽郁と杉野遥亮の恋愛ドラマだったからなんだけど、この二人を起用して、恋愛ものやるんなら、もっとガッツリやってほしかった。

 このドラマで一番美味しかったのは、コミュ障役がハマった坂東龍汰だったと思う。
 近いうちに、「公安の西島秀俊の情報屋」みたいな役が来そう。

 「テッパチ」も終わったが、まあ、なんか、いい最終回でした。

 あの枠は、前回が「ナンバMG5」だし、若い男子向け枠なので、「美しさ」を求めてないのはわかるが、これだけイケメン俳優集めておいて、1ミリも美しくないのが逆に凄いし、そう考えると、ヤンキー映画に全く興味がないけど、推しが出ていたら見て損は無いハイローって凄いのではないか?とか、いろいろ考えてしまうが、なにはともあれ、町田啓太がプライムタイムで主役を張ったという実績は残したので、まあいっか。

 「チェリまほ」の黒沢役が、奇跡的な当たり役すぎて、視聴者も制作側も町田啓太の次のステップがどこにあるのか見失ってるので、しばらくその試行錯誤をするのも楽しいんじゃないかな?

 個人的には、いいから早く、町田啓太と黒木華のラブコメやってほしい。
 それをやってもらわないと、私は先に進めない。(朝ドラ「花子とアン」の最大のトラウマなので)


9月11日(日)

●映画「HiGH&LOW THE WORST X」

 前作は通称「ザワ」だったんんで、今作は「ザワX」なん?

 映画館で映画見るのが久しぶりだったのだが、予告編のホラー映画の多さに「え?ホラー映画って夏じゃないの?」と思った。

 そういう自分はホラー映画が苦手なので、ホラー映画に最適な季節がよくわからないのだが。

 さて、ハイローを見たのは前作ザワが初めてだったのだが、あれがシリーズ的にはスピンオフ的な位置付けあることは知っているが、そもそも原作も全く知らないので、正直な印象としては「この人たち、学校にはいるけど、全然勉強している気配もないし、だったらなんで高校生やってるんだろう?」

 そもそも、前田公輝の「轟」や塩野瑛久の「小田島」の評判が良かったし、「最後は山田裕貴のトラックに轢かれる」と話題になっていたし、そもそも、志尊淳の参入が見てみたかったからで、その4人の活躍には大満足したザワだったが、私はエグザイル村に疎いので「主役の顔が覚えられない」という致命傷はあったのだが、まあ、そういう映画もあるさ。

 2018年、主演の岩田剛典を知らずに「去年の冬、きみと別れ」を見たし。(音楽 上野 耕路 目当てという特殊状況であった)

 ザワが2019年だったわけだが、あれから3年、当時、ランペイジの存在すら知らなかった私も、吉野北人と長谷川慎だけは押さえたし、「美しい彼」の後遺症として、ファンタスティックも履修したので、3、4年前の私がエグザイル8級くらいだとしたら、今は5級くらいにはなってるんじゃないでしょうか?

 それに、昔は「町田啓太にしか興味がない」って感じだったけど、最近は私の好きな「線の細めな子」も増えてきたし、それはジャニーズも同じかも。

 というわけで、けっこう楽しみにしいてたザワの続編ですが、ですから個人的には塩野前久や前田公輝が活躍してくれればよかったんだけど、冒頭で出てきた「ラオウ」って子が「誰?」ってなって、けっこう不安になったんだけど、あとで調べたら「三上ヘンリー大智」っていう格闘家の子だったので、エグザイル村の習熟度とは関係ありませんでした。

 あと、今回の敵役の二人も全然知らない子だったけど、それもエグザイル村じゃなくて「韓国でアイドルやってる日本人」だったりして、一般的知名度がどのくらいあるのが知りませんが、アイドルに興味の無いオバサンが知らなくて当たり前なんでしょう。

 そういう意味でも、キャスティングがけっこう独特なんで興味深いが、冒頭で出てきたラオウの仲間で、目がギョロっとした子が出てきたんだけど「この子は見たことあるが、誰だっけ?」と、しばらく考えていたら、板垣瑞生くんだった。
 わー、こういう子にああいう役をマンぶりでやらせちゃうところがハイローというとか「ヤンキーもの」の魅力だなあ。

 と、思っていたら、我らが「美しい彼」のキヨイこと八木勇征が「あ、こっちが本来の八木くんですよね」ってビジュアルで登場して、見事な踵落とし決めてくれたので、「これ、いつ撮影したんだろう?」と頭が混乱した。

 とか思っていたら、八木くんと同じ、ファンタスティックスの堀夏喜(「恋です!」で杉野のダチ役ね)が裸で塩野瑛久と濃厚に絡んでる?

 あれは完全に塩野瑛久ファンへのサービスショットでしたね。(寝技の練習していただけだが、完全に狙ってるよね)
 つーか、そこで塩野瑛久の見事な腹筋を見せるあたりが、エグザイル・クオリティーというか、そういうとこ、ほんと気が合わないんだけど、今回は「志尊淳が家庭の事情で不在」という設定になっていて、志尊淳の代わりに塩野瑛久の出番が多くて、結果的に「それ目当て」だった私を満足させるという・・・

 しかも、轟役の前田公輝と小田島役の塩野瑛久が「釣り仲間」て、なんなの?

 こっちは、二人が釣りしてるだけのスピンオフ見る気満々なんですけど?

 というわけで、映画としてはイマイチというか、ザワはちゃんとストーリーあったけど、このザワXは、話の核がなかったので「あっちが核なら、もっと、あっちをじっくり描けよ」と思ったし、あとせっかく神尾楓樹くんが出ているのにあの扱いもヒドいとは思ったけど、逆に考えると神尾楓樹をあの扱いにする映画って凄いのかもしれない。

 私は前回のザワを見た時に「ああ、これって合戦映画なんだ」と思った。

 「最近の大河ドラマは予算の都合で、まともな合戦シーンが無い」という意見をよく見るけど、ザワを見た時に「まともな合戦シーンって大変なんだな」と思った。
 ワーって大軍で戦う、あっちこっちの殺陣を振り付けするのメチャクチャ大変だと思った。
 ザワでは、ほんとに画面の隅々までちゃんと振り付けてて、感心したもん。
 さらに奥行きが大事で、カメラのピントが合わない奥の方もちゃんと喧嘩してるの。
 エキストラの数も多いのだが、それがちゃんと全員鍛え上げたガタイのいい男子ばかりで、「こんだけの人数を揃えるエグザイル村はさすがだ」と思った。

 前回のザワでは、そういうシーンで「さすがわエグザイル」と感心したけど、今回は監督も変わったので、そこを強調しなかったのがちょっと残念だった。
 もはや、NHKでも東宝映画でも、できないことなのに。

 まあ、ですから今回は、前回で人気沸騰だった塩野瑛久や前田公輝の見せ場が多くて満足したのですが、そろそろ世間は坂口涼太郎の本当の使用法についてちゃんと考えた方がいいんじゃないですかね?

 そういや、この映画ではラオウの親友役の時任勇気が妙にいい役で「なんか急に売れっ子になってきたなあ」
 高身長でベビーフェイスなので、けっこう需要あるんですよねえ。
 「テッパチ」でも、いい役もらっていたし。

 というわけで、最後には志尊淳も出てきたし、それなりに楽しめました。

 そして、会社で使用しているシステムの暗証番号の変更期日が迫っていたんだけど、しばらく「美しい彼」関連で回していたが、それもネタ切れになっていたので、迷わず「小田島」にした。


9月7日(水)

 幼稚園の送迎バスに子供が取り残されて、熱中症で亡くなってしまったという事件、少し前にもあったので、関係各所では気をつけていたはずなのに、また起こってしまったようです。

 ただ、今回のケースはバスというよりも、ワゴン車みたいな車両で、乗っていた園児も6人だったのに、そのうちの一人を見落とすって、どういう状況だったのか想像できない。
 そもそも、前の時も思ったけど、幼稚園の送迎バスなんて、それほど長距離を走るわけではないだろうから「到着して降りない子」っていうのは、寝てたの?
 夕方だったらわかるけど、朝のバスで小さい子が熟睡してるのは、よくあることなんだろうか?

 たぶん、住宅街でも人通りがそれなりにある都会に住んでる私には、「車の中に閉じ込められた子が放置される」って状況がよくわからないのだ。

 それで思い出したが、ビールの試飲バイトをしていた時、派遣されたスーパーの冷蔵庫が中からは開けられないタイプで、入る時には、ドアの所にダンボールを挟んで完全に閉まらないようにしないといけなかった。
 それを説明してくれた店員は「気をつけてね」と言ったけど、そもそもなんで、そんな危険な仕様なんだ?と思った。

 ちゃんと気をつけて入っていたが、昼過ぎになったら気が緩んで、「あ、やっちゃった」って閉じ込められた。

 品出しでけっこう出入りは激しいので「そのうち、誰か来るだろう」と思ったし、「ついでに、ちょっと休憩しようっと」と涼んでいたのだが、10分くらい経過しても誰も入ってこなくて、体は冷え切ってきて、「これ、どのくらい経つとヤバいのかな?」と不安になってきた。

 冷凍庫じゃなくて冷蔵庫だから、たぶん、1時間くらいじゃ生命の危険は無いんだろうけど、1時間もガタガタ震えてるの辛いし、それ以上時間ががたって、低体温症で救急搬送とかされたら店に迷惑かけるし、元気なうちになんとかしたほうがいいのでは?と決意して、飲み物買おうとしていたお客様に「あのー、すみません」と冷蔵庫の奥から声をかけた。

 お客さんは、飲み物取ろうとしたら、その奥から声かけられて、「?????」ってなってました。ほんと、恥ずかしかった。でも、すぐに店員に声かけてくださって、冷蔵庫のドアを開けてくれた店員に「もー、気をつけてくださいよ」と言われたけど、いや、そもそも、なんで中から開けられないわけ?

 その店舗の場合は、ドリンクの棚越しにフロアとアクセスできたので、超恥ずかしかったけど、死ぬことは絶対にない仕様だったんだけど、その前に行ったところは、ほんとに物置みたいな冷蔵庫が「中からは開かないから」って仕様で、そこはほんと恐ろしかったから、毎回、ガッツリとドアに物挟んで入ったんだけど、ほんと、なんであんなシステムが放置されていたのだろう?

 幼稚園バスの話に戻るが、これまでも「パチンコ屋の駐車場に放置されていた子供が熱中症で・・・」っていう話はよくあったけど、幼稚園バスで閉じ込めっていう話は全然記憶に無いので、これが立て続けに起こったということは、なんかあるんだろうなあ。

 今回の事件でも「いつものドライバーが休んでいて、替わりの人も手配できず、高齢の理事長が助っ人に入った」らしいが、慢性的な人材不足だったのかもしれない。
 そして、自分のクラスの生徒が不在だったら、「ちゃんと保護者から休みの連絡が入っているか」を確認するはずなのに、それをしてないのって、「無断欠席はけっこうある」ってことなのではないか?

 それで思い出したが、うちの親会社の顧客向けに毎年ツアー旅行が企画されていて、例えて言うなら、うちの親会社が音楽教室で、そのツアーは「東京の音楽ホールで第九鑑賞」みたいなものだった。
 そのツアーの出発日にツアコン担当の社員から経理に連絡があって「●●様って、入金されてなかった?」って確認されたので「ああ、まだ入金されてませんね」って行ったら、ツアコン氏は「はあ・・・・」って深いため息をついた。

 集合時間になっても●●様だけ来なかったので、連絡したら「入金締切日までに、振込しなかったので、自動的にキャンセルになってると思ってました」

 いや、こっちの対応もダメなんだけど、毎月の月謝は自動引き落としになっている間柄なので、事前に入金されなくても代金は回収できるから、長年、ちゃんと事前入金の確認なんてしてなかったし、そもそも、ちゃんと振り込んでこない客なんていなかったんですよ、ここ20年くらい。

 それが「代金を振り込まないのがキャンセルの意思表示だった」と言われて、担当者も相当ショックを受けたみたいだけど、私も「あ、なんか時代が変わったな」と思った。

 そのツアーって、うちの顧客の中でも「特に優秀で経済的にも恵まれた上客向け」のサービスだったのだ。


9月6日(火)

 勢いがついてきたので、ちょうどM嬢のことも思い出したし、彼女が「大事な証拠だから保管していてほしい」と言って預かっていたノートパソコンも処分する手配をした。
 12年間も保管したんだから、もう充分でしょう。

 あと、先代のマックミニも置きっぱなのだが、こっちはまだデータ消去してないし、自分でアップルストアに持ち込むつもりだから、また気が向いたら。
 そんで、現マックミニもそろそろ買い替え時なのだ。

 この秋に、パソコンの入れ替えとネット回線をなんとか実行したい。つーか、回線については、来年もうADSLがサービス終了なので待った無しなんだが。

 あと「やろうとしてること」リストは、「マイナンバーカードを作る」なんだが、掃除していたら通知カードを見つけたので、これで作れるぜ。
 マイナンバーカードはポイントサービス中らしいが、調べたら、私はポイントを移行できるサービスを利用してなかった。パスモにチャージできたら良かったのにぃ。

 ま、でも小金は要らないので、いいんだけど。
 ただ、最近はお役所に見せる身分証明書がマイナンバーカード必須になってきたので、そろそろ作らないといけなかったのよ。前は健康保険証でよかったのに。

 今のところ予定は無いけど、入場時に本人確認が必要なライブや舞台を観に行くことになったら困るし。

 さて、部屋が自分比ではかなりスッキリして、清々しい気持ちなんだが、ふと、前の惨状が恋しくもある。
 ここ数年の、その時々で夢中になったものが積み上がり、時々崩れて地殻変動を起こし、その隙間を芝居のチケットやチラシやパンフレットが埋めていて、天から降りそそぐ埃と混ざって、見事な巣を作っていたんだよなあ。

 JUNONとかけっこう出てきて、「推しが載るたびに健気に買っていたんだ」って思い出して、ニヤけてしまう。20年前の私に教えてあげたい。「50代のあなたはアイドル雑誌をせっせと買ってます」って。
 そういうの、パラパラ捲ってみると、今、20代半ばくらいの子が、すごく若かったりして、「へー」って思うけど、そんなの丁寧にチェックしていたら、年末になりそうだから、バッサバサ捨ててるんだけど。

 そういうや、巣で思い出したが、うちのアパートの蜘蛛の姉御、「あれ?自分に糸巻いて、繭みたいになっちゃった?」って思っていたんだけど、てっきり夫さんだと思っていたのが姉御で、あの繭みたいのは、ただの卵だったみたいです。

 「シャーロットの贈り物」だと、卵産んだら死んでたんだけど、うちの姉御は、一時期壊滅していた巣をまた張り直して、ジャンジャンバリバリ食い散らかしてます。
 凄いなあ、と思ったのは、季節柄、小さい羽虫がびっしりと張り付いていた巣が、一晩ですっかり綺麗になっていたので、イチから張り直したんですかね?

 うーん、ずっと観察していたい。

 そして、今日、前にも観た「すごくカッコいい狩ポジション」になっていた。
 蛍光灯の下を天井と平行に巣を張っているので、巣の中心に姉御が陣取ると、姉御の重みで巣が円錐形になるのです。
 巣の平面積が平面より大きくなるし、なによりも、帆船が風を最大に受けてるみたいで、カッコ良すぎる。

 そして、何の虫だかよく見えないのだが、自分より大きい甲虫をしっかり抱いてるのだ。

 その甲虫と同じ種類らしき死骸が床に転がってるのだが、ちょっと何なのかよくわからない。

 しかし、蜘蛛の姉御と餌食の甲虫ががっちり絡み合い、なんかフルフルと揺れているのが、まじでエロいんですけど、私にはよく見えないので、ナショナル・ジオグラフィー班に高精度カメラで撮影してほしい。

 たぶん「オニグモ」だと思うのですが、姉御がまたジャンジャンバリバリ狩りしてるけど、相変わらず夫さんは、1メートルくらい離れた場所でフラフラしていて「もう卵産んだし、お前は用無しだろう」と思うんだけど、前はもっと近くにいたのに、ここ最近はけっこう距離とっているのは、やっぱ、食われないように用心してるからなのかな?

 って、また観察しにいったら、餌食が生き絶えたらしく、フルフルとエロい動きはしてなかったのですが、そしたら太い胴体で羽は小さいガ?みたいのが灯に引き寄せられて飛んできて「あ、この死骸や今殺された大きいサナギみたいなのお前か?」

 1時間後にまた観に行ったら、その蛾の干からびた胴体が床に転がっていて、ほんとホラーな光景です。

 いつまで観察できるのだろうか?


9月5日(月)

 ブラウン管テレビとミニ・コンポを回収してもらったので、棚がごっそり空いた場所に、床に散乱していた本や雑誌を詰め込んだら、「うちの床って、こんなに広かったっけ?」ってくらいスペースができた。

 うちに人が泊まったのは、2010年に友人M嬢の様子がおかしくなった時が最後だが、あの時もけっこう散らかっていたのを寄せ集めて、なんとか布団敷くスペース作ったのだが、あの頃くらいに戻った?
 いや、あの後、実家に返した友人M嬢の部屋を掃除して、「ここもヤバいが、自分ちだってけっこうヤバいだろう」と、けっこう掃除したし、翌年の震災でCDラックが崩壊したので、CDの整理したり、一時期けっこう綺麗にしてたんだけどなあ。

 それにしても、やっと粗大ゴミ出せたり、メガネ作ったり、長年放置していることができたので、もしかして、更年期障害だったのか?

 私は、幸いにも、あまり重い更年期障害がなくて、一番ひどかったのが「思い出し笑いすると止まらない」というのだったが、自分では「まるで、シャックリが止まらないみたいで辛い」と思っていたが、会社の同僚からは、「辛いのかもしれないけど、なんか楽しそう」と言われて、まあ、そうなのかもと思っていた。

 ずっと部屋の惨状は気になっていたので、時々気が向くと、少しだけ片付けていたのだが、ほんと少しだけしかやらなかったので、「3歩歩いて2歩下がる」ような感じだったんだけど、今回みたいに、実質3日くらいで半分くらい片付いてしまうと「今まで何やってたんだ?」って思う。

 本もだいぶ捨てた。
 ドラマや映画を見て「原作どうなんだろう?」って、1巻と2巻くらいまで買ったのがけっこう出てきて、「その続き買わなかったのなら、もう不要」と「昨日、何食べた」も何冊か捨てた。

 「大奥」も何年か前に捨ててるんだよなあ、たぶん。よしながふみの話は好きだが、絵があまり好きじゃないので。

 「チェリまほ」の原作漫画もどうしようかなあ?
 いや、好きなんだけど、手元に置いて、何度も読み返す感じでもないし、ドラマ化以降は、ラブコメ要素が少なくなってしまい、「もはや魔法使いじゃないし」

 微妙なのが、漫画じゃないけど「十二国記シリーズ」の文庫本である。
 コロナ下初期の2020年に「暇だから、これに手をつけてみよう」と読み始めて、けっこう読み進んだのだが、2020年秋に「チェリまほ」にズっぱまって、大河ドラマも見られなくなったし、十二国記も先に進めなくなってしまったのだ。

 もはや、どれが「一番最後に読んでいた本」なのかもわからなくなってしまったので、もしかしたら、最初から読み直さないといけないのだろうか?いや、最初のやつは、けっこうキツかったんだが?

 それよりも、コロナ前に老眼で途中離脱していた「三体シリーズ」をここらで一気読みしたいなあ。

 とか言いつつ、コロナ下でハマった「葉村晶シリーズ」の再読にハマっていて、どうしても見つからなかった「悪いうさぎ」をやっと発掘して、今はそれを読んでいて、あと「草の輝き」の原作の文庫本も発掘したので「映画見ても原作を全然思い出さなかったなあ」と思ったので、再読してみたい。

 って、本や雑誌は回収したけど、それ以外にもいっぱいなんか床に散らかってるので、「床に何も散らばってない状態」をなんとか再現したいものである。

 なんか、終活っぽくなってきた。


9月4日(日)

 今日は久々のイベント仕事で、私の担当したエリアが広かったので「こりゃ、また足に来るなあ」と思っていたのだが、意外と大丈夫だった。
 最近また、お散歩頑張っていて、つい最近になって「お?けっこう早歩きできるようになってきたぞ」と足の筋肉が少しだけ復活した気配がしていたのだが、やっぱちゃんと結果出たね。
 スクワットも少しだけ復活したので、ほんと「筋肉は裏切らない」だ(笑)

●大河ドラマ「鎌倉殿の13人」34話

 柿澤勇人の実朝が登場したけど、役年齢が10代前半らしいのだが、かなり無理があるよな(笑)

 元服前の坂口健太郎もかなり無理があったけど「成長著しい金剛」ってテロップ出して視聴者のツッコミをかわしたし、それに、つい最近まで高校生役やっていた金子大地が同級生として並んでくれたので「あ、こっち寄りね」と脳内補正しやすかったんだけど、柿澤・実朝にはお友達というか近習がいないの?

 でも、ぽやーんと寂しそうで、でも心優しく、空気が読めてしまう感じなのがよく出ていて、さすがわ柿澤くんである。
 それにしても、頼朝と政子の息子で、兄の頼家もけっこうキツい性格だったのに、弟の実朝は誰の遺伝子貰ったのだ?

 そっか、叔父である主人公の義時や従兄弟である泰時に似てる設定なんだ。
 たぶん、キャラ設定的には、このドラマには出てこなかったが、政子や義時の母がこういうおっとりとした性格だったのだろう。瀬戸康史が同母兄弟なのかはっきりしないが、たぶんキャラ設定的にはそうなんだろう。

 史実では和歌に長けた人だったので、今回は政子の計らいで「偶然を装った推しとの出会い」が描かれていたけど、全オタクが泣くシーンでしたね。

 この感受性豊かな優しい子が、この先、どんな地獄に巻き込まれるのか、よー知らんけど、長生きしないことはなんとなく知ってるので、「育ての父(新納慎也)みたいに、ミュージカル的な超見せ場を作ってもらって死ぬんでしょう?地に這いつくばって絶叫する要員なんしょ?」としか言いようがない。

 で、主人公の小栗旬のところには菊地凛子が後妻に来て、「なんか凄いカマトト演技だな」と思っていたら、女子会で「今をトキメく北条家の嫁の座ゲット!」って同僚にマウントとってて、「あ、やっぱ、そうですよね?」なんだけど、それを坂口健太郎が「家政婦は見た」的に見ているのが面白かったというか、坂口健太郎はああいう細かい「え?えええええええ?」が上手いね。

 今回は久々の箸休め回だったけど(死人は出ていたが)、後半に向けての不穏要素が抜かりなく散りばめられていたので、残り3ヶ月、頑張って付いていきます。

 そうだ!俺たちの夕見子(福地桃子)が俺たちの菅波(坂口健太郎)を引っ叩いたので、朝ドラクラスタとして超満足しました。


9月3日(土)

 初・遠近両用と中近両用メガネができた。

 しかし、そもそも、メガネを作ったのが何十年ぶり?

 うーん、記憶が曖昧だが、20代後半はコンタクトとメガネ併用だったはずだけど、その後、使い捨てコンタクトの時代になり、初めてソフトレンズを装着したら「なにこれ、すごい」と、日中はコンタクトがメインで、寝る前だけメガネかけていたから、メガネの度が合わなくなっても「室内で身の回りのことができればいいから」と新調しなかった。

 あのメガネも確か、経年劣化で、ある時突然、フレームが壊れてしまったのだが、「寝しなにメガネなくてもそんなに不自由しないなあ」と、もう10年以上、メガネ無しで過ごしていた。

 2011年の震災の時に「被災したら、メガネないとキツいなあ」と思ったけど、なにしろ、どこに出しても恥ずかしいくらいの面倒くさがりなので。あれから10年たって、やっと重い腰をあげました。

 というわけで、ほんと、久しぶりのメガネなのだが、遠近メガネはちょっと見るのにコツがいるのはわかっているけど、それ以前に「度がキツっ」

 いや、わかってる。
 私くらいの度数だと、昔は「牛乳瓶の底」みたいなレンズだったはずが、技術の進歩で、ほんと驚くくらいスマートで軽いレンズになっているのだが、やっぱり、コンタクトレンズの見え方とは全然違うなあ。

 メガネの使い勝手が良かったら、メインをメガネにして、「旅行や観劇の時だけコンタクトレンズ」てことにしてもいいかと思ったが、これはやはり、「コンタクト+老眼鏡」の方が視界はクリアだわ。

 まあ、もうちょっと慣らしてみようと思います。

 今は中近でパソコン打っているが、今までは「コンタクト+老眼鏡」でやっていたので「だったら、メガネだけでいいじゃね?」と思っていたし、これでいいのなら、帰宅してすぐにコンタクト外せるから目にもいいだろうし。

 さて、部屋の掃除は「ちょっと動かしたくらいじゃ全然ダメだなあ」と思っていたのだが、ミニ・コンポの場所にとにかく床積みの本を移動して、不要な本や雑誌をちょっとづつゴミに出していたら、モーゼの十戒のごとく、「偉大な隙間」が生まれたので、それを手がかりにあっちにずらして、こっちにずらしてをしていたら、だんだん風通しがよくなってきた。

 しかし、床積みの本の間から大量に出てくる綿ぼこりよ。

 どれだけ人の手が入ってなかったのじゃ。
 なんか、九龍城とかをなんとかしようとする役人の気持ちになってきた。

 地層の下から出てくる舞台のチケットを発見するにつけ「そうよ、これからは積極的に舞台見ようと思っていたら、コロナになったのよ」と涙した。

9月1日(木)

 ぼんやりしているうちに9月である。

 そして死にそうだった猛暑も、いつのまにか陰りを帯びてきて、日中はそれなりに気温が上がるけど、それなりに歩けるようになった。

 今日は休みだったので、午前中に眼科に行って(毎月点眼薬の処方が必要)、郵便局でクレジットカード受け取ったら、リュックのチャックが破損してしまったので「そろそろ買いかえ時だった」とMUJIでチャチャっと新しいのを買ったついでに、スーパーで食材と飲料を買って、新しいリュックに詰め込んで一旦帰宅。

 朝、寝過ごして見てなかった朝ドラを昼に見た。

 もう、何年も前から、「朝ドラのハマリ度」の基準は、「休みの時、目覚ましかけてないのに、朝ドラの時間になると目が覚めるか」になっている。
 ハマってる時は、ほんと、「ん?なんか目が覚めてしまった。時間は・・・わーーーーー、7時59分!」ってこともよくあった。

 ここ数年は、加齢のため、5時や6時に目が覚めて、二度寝しようとしてもなかなか深く眠れないので、ちょびちょび眠って「あー、やっと8時」ってことが多いので、めったに朝ドラを見逃すことなかったのだが、久々に「目が覚めたら8時21分」でした。

 あー、前田公輝が「瀕死の重体」だったんだけどな。

 「そんなわけないだろう」と思っていたが、やっぱり元気でした。

 前にも書いたが、この「ちむどんどん」は「絶対に誰もブレイクさせない」という強い意思を感じさせるのだが、ここにきて、やっと井之脇海が復帰してきたり、前田公輝と上白石萌歌の恋模様が描かれるようになったのでだが、もはや焼け石に水という感じでもある。

 でも、なんか初動で失敗しているけど、一応、伏線回収に走ってるみたいだし、井之脇海とか、ツンツンしっぱなしだけど、言ってることは正論ばかりで、「ほんとはいい奴」なんだけど、そうなると、「義母と娘のブルース」ではカップルだったのにぃ(上白石萌歌と井之脇海が)とか思ってしまい、なかなか話に入り込めないというか、この朝ドラって「話に入り込んでしまうタイプの人」を意図的じゃないのかもしれないけど、なんか、排除しようとしてる感じがあるんですよね。

 それは多分、「4きょうだいの群像劇」にしてしまったので、それぞれのエピソードがどうしても軽くなってしまい、没頭できないし、「それぞれが、けっこうダメ」って設定になっているので、そこがけっこうリアルで、辛いのよ。

 で、昼ちむ見たあと、「久々にガツんと辛いもの食べよう」と近所の食堂で「激辛担々麺」を食べて、「そろそろ下着も買い足さないとな」ってスーパーの下着売り場で値段見ようとしたら「あれ?老眼鏡がない?」

 最後にスマホ見た場所まで辿ってみたのだが、無かったので、「あれも、そろそろ買い替えようと思っていたんだっけ」と新しいの買おうとしたんだけど、老眼鏡ってあちこちで売られてますが、急に買おうとすると「どこにあったっけ?」ってなるんですよね。

 しょーがないから、ニコタマまで電車で行って、前にも買ったことのある書店で書いました。

 老眼鏡って、いつも、こんな感じでドタバタ買ってるなあ。
 今日、失くしたやつも、新宿歩いている時に当時使ってるやつが経年劣化で接続部分が破損してしまったので、ビックカメラに駆け込んで買ったのだった。


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