可燃物な日々

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8月31日(水)

 コロナ陽性者は、だんだん減ってきて、7月後半の夏休みに入る頃くらいになってきた。

 これで学校が始まったら、どうなるんでしょうね?

 それでも、2020年、2021年と行動制限のある夏休みだったから、この2022年の夏休みはそれなりに自由だったんだけど、でも、やはり完全にコロナ前に戻るのには、もう少し時間がかかりそうだ。

●大河ドラマ「鎌倉殿の13人」33話

 33話といえば、「おんな城主直虎」で、政次が死んだ回ですよ。

 あん時は、少し前から「政次、もうすぐ死ぬよ?」っとフラグ立てまくりだったので、「来るよ、来るよ、きたーーーーーーっ!」って、ほんとジェットコースターだったんですが、あの「嫌われ政次の一生」を思い出すような、壮絶な頼家の死と、それを上回るというか「修善寺」回に「終・善児」って出来過ぎだろう。

 頼家役の金子大地はほんと素晴らしかった。
 根は賢い子なんだけど、若くして最高権力者になってしまったため、若気の至りばかりが全面に出てしまったが、頼朝があと10年長生きしていれば、立派な後継になったであろう片鱗をチラ見せしていて、ほんと素晴らしかった。

 そして「直虎」の後半が井伊直政の出世物語であったのと同じように、「鎌倉殿」もすでに主人公の息子・泰時の「いい国作ろう鎌倉幕府」物語になっていて、坂口健太郎のイノセントな雰囲気がマッチしていて救いである。

 しかし、よく知らんが、まだ先は長い。
 3代将軍、実朝は柿澤勇人なのだ。
 ミュージカル俳優の新納慎也と宮澤エマに育てられた子が、やはり実力派ミュージカル俳優の柿澤勇人なのである。

 その教育係になる生田斗真も胡散臭さ全開だし、この先が楽しみだ。

 それに、中川大志に死亡フラグが立っているが、なんかもう「殺っちゃってくださいよ、美しく」としか言いようがない。

●「テッパチ」9話

 この間、玉森くんのパイロットのドラマ見てみたが、JAL全面協力の航空業界PRドラマだったんだけど、この「テッパチ」も自衛隊PRドラマだからなあ。

 後半になって部隊に配属されたら、久保田悠来・桐山漣・工藤阿須加が加わって、「どんだけ顔面偏差値上げるのよ?」と思ったけど、久保田悠来は暑苦しいし、桐山漣はギャンブル依存症だし、コレジャナイ感が強い。

 それに、桐山漣と久保田悠来が揃うと、どうしても「ラブ・ファントム」思い出してしまい、頭がバグるのだ。
 最近の桐山漣はイケてる時とイケてない時の落差が激しいが、「テッパチ」に関しては、ダメ男キャラなのはいいとして「へー、桐山漣を美しく撮ろうとしないと、こんな感じなんだ」と話が頭に入ってこないのである。

 だから、しょせん自衛隊PRなので「いろんな人がいますし、音楽隊とか儀仗隊とか、いろんな部署があるんです」ってことを美男美女が説明してくれればいいわけで、今回は工藤阿須加が実は儀仗隊目指してましたって話しだったが、だったら主人公の町田啓太が無謀にも「儀仗隊かっけー」になって、それを目指す話にしてくれたほうが見やすかったような?

 ラグビーやるのやらないのでモタモタしてるけど、それは所詮、部活だろう。
 だったら、射撃とか、オリンピック種目目指すくらい盛り上げてくれないと。

 というわけで、いまいちノれない「テッパチ」であるが、最大に「ダメーーーっ」って思ったのは、合コンで王様ゲーム始まったところで、「なにこれ、チェリまほ勢に喧嘩売ってるの?」と殺意が芽生えた。

 だから、この枠は「男子高校生向け」の枠だから、私らはそのお零れに預かってるだけなんだから、いつまでも町田啓太を黒沢扱いするなというか、マネージメント的にも、BL色を一度洗浄したかったんでしょうから、それは受け入れるが、9話になっても方向性が見えないし、ラストで佐野勇斗の不穏なモノローグが流れたので、あと何話あるのか知らんが、こういう引っ張り方はなんかなあ?

●「ユニコーンに乗って」9話

 こちらも最終回目前らしいが、広末涼子の会社とM&Aとか、何がやりたいの?

 そもそも、このドリーム・ポニーというスタートアップ企業(ちょい前はベンチャー企業って言ってなかった?)のリアリティの無さが気になっていたけど、それを強引にまとめる永野芽郁の技量に関心したが、でも、結局、この話においての西島秀俊の役割って?

 若者だけで頑張ってきたベンチャー企業にオジサンが加入して、さらなるステージにっていう話は、いい企画だったと思うけど、なんか企画倒れというか、話が膨らまなかったなあ。

 だけど、こんな、学芸会みたいな話をなんとなくまとめてしまう、永野芽郁や西島秀俊はやっぱ凄いと思うし、一番の功労者はコミュ障キャラを立てまくった坂東龍汰だと思うし、とにかく役者はみんな良かったんだけどなあ。

 まあ、ドラマのIT企業描写って、今のところ、だいたい「え?これ?」って感じなんですよ。

 最近だと「SUPER RICH」とか「推しの王子様」とか、「いくらベンチャーでも、こんなこじんまりしてないよ!」としか言いようがないけど、実際にそういう仕事している人はこういうドラマ見てないだろうし、もし見ていたとしても「あー、医者とか刑事もこういう気持ちなんだろうな」ってわかるのかもしれない。

8月30日(火)

 日曜日に郵便局にパソコン持ち込んでから、軽く散歩して戻ってきたら、ポストに不在通知表が入っていた。
 クレジットカードだったんだけど、また郵便局行かないきゃ。と、今日の仕事帰りに「ゆうゆう窓口」をやっている本局にまた出向いたら「え?閉まってる?」

 あれ?夜中でもやってるんじゃなかったっけ?そんな夜中に行ったことは無いが、8時くらいに行ったらいつでも開いていたはず・・・と調べたらら、やはり前は24時間だったんだけど、コロナの最初の緊急事態宣言の時「夜間外出自粛」の名目で時短になっていたのだ。
 そりゃ、そうだよなあ。

 たぶん、郵便局も人手不足だから、そのまま深夜営業はやめてしまたのだろう。
 その代わり、早朝から開いてるみたいだから夜勤明けや出勤前に利用すればいいのだろう。

 ファミレスなども24時間営業やめたままになってるところがほとんどみたいだけど、コロナを機会に「なんだ、これで良くね?」ってことけっこうあるよね。
 まあ、自分が若い時だったら、深夜営業の店が減って不便に思っているのかもしれないけど。


8月29日(月)

 うちの蜘蛛のその後。

 一週間前くらいから、巣の修復しなくなって、もう餌はいらないんだなあ、と思っていたら、メスが自分の周りを薄くバリアーしてしまった。

 オスを見かけなくなったので「もう食われたか、どっかに逃げたのかなあ?」と思っていたのだが、メスのバリアーから少し離れたところにいて、長い棒でつついてみたら元気だったので「おまえ、出産に立ち会うのかい?」

 あの蜘蛛、なんていう種類なんだろう?って思って「蜘蛛、産卵」とかで検索してみたのだが「駆除する方法」がいっぱい上がってきて「駆除?蜘蛛を????」

 まあ、あの蜘蛛が駆除されなかったのは、うちのアパートの管理人が廊下の蜘蛛の巣駆除に積極的じゃないというか、そもそも、あまり掃除しないからなんだけどな。

 それにしても、ふと、素朴な疑問なんだけど、あの蜘蛛は「餌になる虫は蛍光灯に群がる」ということを知っていて、蛍光灯に立派な巣を張り、それこそ、セミも捕獲していたんだけど、そもそも「飛んで火にいる夏の虫」というが、なんで、あいつら、灯に群がっちゃうの?

 カナブンとか、窓を開けた隙に部屋に飛び込んできて、ブンブン飛び散らかして、部屋の灯のフードの中に入って、ブブブブブブってやられるの非常に迷惑なのだが、やつらの生存戦略にそれが何が有利なの?


8月28日(日)

 ノートパソコンの廃棄手続きが済んで、送り状が届いたので、日曜日も開いている本局まで持って行った。

 昔のノートだから、それなりに重いけど、片手で余裕で持てる重さだったから、徒歩10分くらいなんとかなるだろうと思っていたが、予想以上にキツくて「これは、いいエクササイズだああああ」って思った。
 手提げとかリュックだったら、あんなにキツくないと思うんだけど、ダンボール箱に入れろと指示されていたので、小脇に抱えられる箱に入れたので、肩に乗せてみたり、両手で抱えてみたり、いろいろ細かくポジション変えながら、二の腕と背筋をしっかり鍛えることができました。

 他の粗大ゴミは申し込みはしたけど集荷はまだ先なのだが、ミニ・コンポは台所に移動させたので、その空間に雑誌や文庫本を積んでみたのだが、床に散乱している雑誌の下の方から「中村倫也地層」が発見されて、「へー、こんなに課金したのか」と全然覚えてない。

 2017年の高橋一生が大ブレイクして、イケメン俳優扱いになってしまったので、「へ?てゆーことは、中村倫也とか田中圭も、来る?」と思っていたら、2018年にそのとーりになったので、舞い上がっていたのだ。
 ふむふむ、ということは、ここらへんに散乱している雑誌は2018年から・・・・つーことは、4年も前から、いや、2017年の「タカハシが表紙の雑誌は全部買う」になっていた頃から雑誌地獄は始まっていたのか。

 けっこう年季入ってるんで、ちょこっと棚に積んだくらいでは、床の惨状は解消せず長期戦を覚悟した。

 それとは別に漫画や文庫本も並べてみたら「こっちは、ほとんどがコロナの影響だな」

 そう、2020年春にコロナが活躍するまで、しばらく私は本を読んでいなかったのだ。
 通勤電車の中では、ずっとスマホでツイッターとかを読んでいた。

 そのあたり、ちゃんと調べてみたら、丁度、2019年の夏に「三体」の翻訳本が出て、張り切って読もうとしていたけど、老眼が進んでいて読書に支障をきたすようになっていたのだ。
 スマホは画面が明るかったので、なんとか読めたから、本を読まずにスマホばかり見ていたのだが、それもキツくなってきて、老眼鏡を買ったら「おおお、なんで早く老眼鏡を導入しなかったのだ」と思ったんだけど、しばらくそれでスマホばかり見ている生活が続いたと思う。

 本を買うようになったのは、2020年のコロナになってからで、特に緊急事態宣言に入ってから驚いたんだけど、百貨店やショッピングモールが閉まったら、中に入っていた本屋も閉まってしまい、「本屋があああああああ」って、この世の終わりのような気分になったのだが、いわゆる「街の書店」として生き残っていた書店もポツポツあったので、それこそ葉村晶シリーズとか、そういう本屋でせっせと買っていたのを本のカバーで思い出した。

 そして、やっと再開した映画の原作本も買いあさっていたし、ドラマの原作漫画とかもね。

 その合間から、「町田啓太写真集」や「赤楚衛二写真集」や、チェリまほ関連雑誌の地層も発見され、「あー、ほんと課金しまくったなあ」と愛おしい気持ちが込み上げるが、その上には「美しい彼」の地層もあるわけで、たった6畳の狭い部屋の中にどれだけ積まれているのかっていう。

 こういうの、他の皆さんはどうしているんだろう?

 ああ、でも、私の場合、すでに「CDと漫画でいっぱいいっぱい」だったところに、俳優オタ活動してしまったのでこの惨状だけど、デジタル・ネイティブ世代だと、CDや漫画で空間占領されてないとか?

 CDも、震災の時にCD棚が半壊して「ちょっと、他の方法で整理しよう」と思ったけど、志半ばで飽きてしまい、ほんと、どーしていーのかわからないし、もはや、CDプレーヤーも持っていないし、昔、iPodに読み込んだのしか聞けないけど、それで十分なんだが、そのiPodも余命わずかだから、その次どうすればいいのだ?

 若い頃から、そういうの考えるの苦手というか、いつも言っているが、「全人類が私だったが、未だに竪穴住宅に住んでいる!」っていうくらい、現状維持が好きな性質なので、新しい技術に全然ついていけないのだ。

 テレビだって、ずっとアナログ放送でよかったのに!

 (そして、アナログ放送が終了して、ただの箱になったブラウン管テレビを10年以上放置していたのだ)

 というわけで、デジタルにも乗り切れず、それ以前に、「なんで推しに課金ってだけで、こんな雑誌地獄に陥ってんだよ」なわけで、町田啓太が表紙の雑誌を横に並べて、「町田啓太の美しさと部屋の美しさは両立しない」という現実にただ涙するのみ。


8月25日(木)

●「高良くんと天城くん」MBSドラマシャワー

 この深夜枠、今年から始まったが、4月が「不幸くんはキスするしかない」で、それは見てなかったんだけど、次が、仮面ライダー俳優のダブル主演で「先輩、断じて恋では!」で、「これ、最初から二人とも好き合ってるってわかってるじゃん?」って突っ込みながら見ていたし、恋愛ドラマの定石をいろいろ踏み外していたけど、ライダー俳優の二人がもやもやとイチャイチャしているのはそれなりに楽しかった。

 あれが終わってホっとしていたら、次はジャニーズ・ジュニア投入ですか?

 この枠、BL枠ってことなの?

 そもそも、ジャニーズは「消えた初恋」で道枝くんと目黒くんという「世間一般的には売り出し中」をBLに差し出したので、「ジャニーズが本気出した!」って思っていたのだ。

 前にも書いたが、ジャニーズには根強いホモフォビアがあると思っていたんだけど、40代以下の世代はそんな記憶ないだろうし、なによりBLはアジア市場で強いので、ジャニーズ以上にホモフォビアがありそうだったエクザイル村が、「チェリまほ」の町田啓太のブレイクに気を良くして、「美しい彼」に八木くん差し出したら大当たりで、「エグザイル村がBLの主権を握ったのか?」と思っていた矢先にこの「高良くんと天城くん」ですよ。

 原作知らないので、1話は「二人が両想いになるまで」が荒っぽく描写されていたので、「え?初回で両想いになっちゃうの?」って驚いた。
 あと、これも、二人ともモノローグ入るんで、「どっちかにしろ」と思ったんだけど、高校生の何気ない会話のテンポはけっこう面白かった。ユルい「セトウツミ」?(「セトウツミ」もユルいんだけどさ)

 そしたら2話で、ウブっぽい方の天城くんんが「高良くんとの激しい絡み」を妄想していたりして、「これ、どういう方向性なの?」
 そもそも、高良くんの「スクールカースト上位」って設定が全然生きてないし、何を楽しむ話なのかよくわからなかったが、ネットの感想を拾うと、「クールなのに天城くんにメロメロな高良くん」を楽しむ話みたい。

 たぶん、佐藤健のスパダリ恋愛ものを佐藤健のモノローグで展開するみたいな?

 あ、そうか、このドラマの会話のテンポが何かと似てると思っていたが、「半分、青い。」だ。

 佐藤健演じるリツの心のこもってない「マジか・・・」みたいなんだ。

 というわけで一瞬、このドラマを年齢は無視して、ツンデレ拗らせ男子の高良を佐藤健、子犬系男子の天城を中村倫也がやったら、すっごく面白そうだけど、そんなんやるわけないだろ、と日記さんに自分で突っ込んでおく。


8月24日(水)

 部屋の片付けに少しだけ光明が見えてきたので、今日は休みだったので、気持ちを奮い立たせて、眼鏡屋に突入した。

 遠近両用と中近両用メガネを作るのだ!

 長年ずっとコンタクトレンズだったし、夜用のメガネはずいぶん前に破損してしまい、「コンタクト外すと不便だけど慣れた家の中なから別に困らない」と放置していた。
 一番困るのが眼科に行く時で、裸眼で外を歩くのは危険だけど、昼間なら大丈夫なのでアパートの暗い階段だけ注意して降りるくらいで。

 ところが老眼が進んできたら、コンタクト装着していると、まずスマホが見えなくなり、本も読めなくなってきたが、数年前に老眼デビューして「あ、老眼ってそういうこと」だったのだが、パソコンの画面も見えなくなってきたので、「日中のほとんどの時間をコンタクトしているのに老眼鏡かけている」ということになってしまった。

 でも、私の視力だと「ずっとメガネ」だとキツいから、この「コンタクトと老眼鏡」の組み合わせは悪くはないのだが、自宅にいると、遠くを見ることが無いし、パソコンも読書も料理も「with老眼鏡」だと、なんか非常に無駄なことしているような・・・

 というわけで「中近両用メガネ」というものがあるこを知り、「自宅ではこれでいいんじゃないか?」と思うこと数年、やっと、やっと、「お店の人怖い」な私が、メガネ屋さんに行くことができました。

 最初、接客してくれた若い男子と全く波長が合わなくて、くじけそうになりましたが、検眼担当の女性がテキパキと有能で、中近のレンズお試ししたら「えー、これ、近所の買い物だったら、これで十分じゃないですか」とハシャぐ私を生暖かく見守ってくれた。

 しかし、その後、神妙な顔になり、「レンズの種類なんですけど・・・」
 あ、メガネ作るの久々だったけど、思い出したよ。
 私くらいに度が強いと、フツーの格安レンズだと分厚くなってしまうが、金払えば払うだけ薄くなるのだ。

 なので、最上級モデルにしたが、そもそもが格安チェーンだったので、遠近と中近合わせて4万円弱でした。とにかくお試ししたかったので、それで良い。

 その後、美容院でヘナ染めして1万円だったが、今日は5万円使ったわけで、「久々に金つかった!」と気持ちよかった。

 美容院で担当美容師と「コロナの愚痴」を交わしたのだが、美容師さんは花火大会に飢えているらしく、「よく、テレビで花火大会の中継やっていたけど、花火なんて生で見てナンボだろうとずっとバカにしていたんですが、この間、長岡の花火がBSで中継していたのをずっと見てしまって・・・」

 その美容師さんは私と同世代なので、「自分のこの2年なんて、そんなもんだけど、それでもこれだけ花火大会のない夏を過ごしてきたけど、これ、10代だったら超キツいですよね?」と言うので、「そういや、今年の高校野球に出ていた子たちが今のところ一番辛い世代だったみたい」と話したら「もう、それ戦時中レベルでは?」って盛り上がった。

 高校野球が中止になったのも、戦時中以来だったからねえ。

 だから、今の高校三年生は、中学校の卒業式が中止になり、高校1年の甲子園が中止になり、高校2年の甲子園が無観客で、今年やっとアルプス・スタンドで吹奏楽部が演奏できたんだよ。

 高校野球はこんなだったけど、たぶん、他の部活もそんな感じだったのだろう。

 まあ、学徒動員とか空襲とか命の危険にはそれほど晒されてないけど、さ。

 コロナでボコボコになってる最中にウクライナの戦争っていうのも、けっこうヤバいよね。

 私が20代の頃も「湾岸戦争」っていうのがあったが、あれはなんとなくイラクというならず者国家がやらかして、国連というかアメリカが制裁したって感じだったし、何よりも「ハイテク戦争ってこんな感じなんだ」っていう印象の方が強かった。

 ウクライナの何がヤバいって、「いざという時、国連なんて全く機能しないんだ」ってところである。

 そして「国際世論」っていうのも。

 「強い気持ち」だけは、やっぱダメなんだなあ、ってわかっていたけど、「話し合えばわかる」の無意味さを実感するの辛いなあ。

8月23日(火)

 「やりたいことリスト」というか「やらねばならないリスト」が停滞しまくりだったが、あまりにも部屋が散らかっているので、「いったいこの惨状をどうしたらいいのだろう?」と考えて、どう考えたって、床に山積みになった本や雑誌を収納するスペースは無いわけで、本を捨てるしか無いから、山積みを少しづつ整理していたら、また葉村晶シリーズを再読していたりして、全然片付かないわけです。

 いったん、この本を仮置きするスペースが欲しい。
 そっか、ずっと放置されてるブラウン管テレビを捨てれば、本を詰める棚スペースがあるじゃん!

 ってことで、やっと、ブラウン管テレビ回収を申し込んだ。
 すごいね、10年以上放置プレイしてたんだ。

 あの頃と違って、ネットで申請できるようになったし。

 それで勢いがついて、ずっと壊れたまま放置していたミニコンポの粗大ゴミ回収もネットで申し込んで、あと、それほど場所をとらないから放置していたノートパソコンもメーカー回収サイトで申し込めた。

 実際に回収されるのは9月初旬だけど、よーし、これで少しだけ隙間ができるぞ。

 あと、ちょっとずつだけど雑誌も捨てている。
 高橋一生塚にはまだ手をつけてないが、「このあたりの雑誌は中村倫也に課金したんだな。ここらは、町田啓太か」と課金目的のテレビガイド雑誌とか、アイドル雑誌とか、保存する気もなかったのでジャンジャカ捨ててしまおう。
 大河ドラマや朝ドラ本も微妙だな。

 未来が少しだけ見えてきた。
 ある程度、部屋が片付いてきたら、パソコンを入れ替えて、ネット環境をなんとかしなくては。(余命わずかなADSLユーザー)

8月22日(月)

 うちのアパートの廊下に生息する大きいクモが捕食している現場を目撃した。

 1センチ以上ありそうな、中くらいのカナブンみたいなのを糸でグルグル巻きにしている最中でした。
 それで気がついたのだが、巣の端にもう一匹いたので「どういうこと?」と思ったんだが、そっか、あれはオスなんだなと気がついて調べてみたら、やっぱしクモのオスって「居候のヒモ」らしい。

 人間社会は男女平等がどーちゃらやっているが、クモの世界は「一国一城の主人はメス」と決まっているから(種類にもよるんだろうけど)シンプルですね。でも、きっとクモが人間みたいに進化したら、「男だって家を買ってもいいじゃないか!」とか「用済みの男を食らう野蛮な風習は廃止すべき!」とか、いろいろあるんだろう。

 そして、朝にまた観察すると、床には原型を全く留めていないカナブンの無残な死体が転がっていた。ホラーである。
 本当にあのオスも食われてしまうのか、今後もしっかり観察しようと思う。
 ちなみに、捕食現場の写真を撮ろうとしたけど、ちゃんと撮れなかった。そういうレンズじゃないと無理ですね。

●大河ドラマ「鎌倉殿の13人」32話

 ここ最近は、毎回重要人物が死ぬのでほんとハードである。
 ツイッター大喜利では「しぬ どんどん」というネタがバズっていたが、ほんとそんな感じである。(ネタ元は朝ドラ「ちむ どんどん」)

 お笑い芸人に疎いので、仁田役のティモンディ高岸のことをよく知らなかったのだが、岡村隆史くらいの中堅クラス以上のお笑い芸人が大河ドラマに出ることはよくあるが、演技経験もほとんどない高岸クラスの芸人があんな重要な役なんて大抜擢というか、ある意味冒険だったろう。

 そんなに出番が多いわけでもなかったが、要所要所に出てくるし、武闘派揃いの鎌倉武士の中でも、コメディリリーフ的な存在だったので印象が強かった。
 そんな視聴者の癒しだった彼を「頼家と北条の板挟み」にして、自害させるなんて、三谷幸喜ほんとうに鬼!

 そして、病に臥せってる間に出家させられて、剃髪になった頼家こと金子大地の目力もますます冴えてきて、これで金子大地の一般的知名度が急上昇したであろうことが嬉しい。
 まあ、月曜10時では、チャラい若者やってるんですけど・・・

 金子大地はあまりテレビドラマに出ていなかったので「なんでだろう?」と思っていたけど、このタイミングでトライストーン主演ドラマに出ているのも、なんか不思議。
 アミューズは会社が大きくなりすぎて、バータ戦術使わないんだろうか?

 そういや、今クールもトライストーン旋風は吹き荒れていて、大河ドラマの主人公と息子(小栗旬と坂口健太郎)、その後の日曜ドラマの主人公(綾野剛)、月9が坂口健太郎、月10が間宮祥太朗、火曜日「ユニコーンに乗って」の社員に前原滉、金曜日「石子と羽男」に赤楚衛二である。
 田中圭がちょっとお休み中なだけだ。(前クールに出ていたので)


 ところで、大河ドラマがこんな鬱展開なのに、その後の日テレドラマ「新・信長公記」では「人を信じてみようぜぃ!」な青春展開していて、高低差に目眩がする。

●「新・信長公記」5話

 三浦翔平はもうコスプレやってくれないの?

 でも、操り人形を駆使した変な殺陣やってくれたので、三浦翔平は面白要員を貫いてほしい。

 3話まで、オレの柳俊太郎にセリフが無くて「なんのためにいるの?」って思ったのだが、役が「竹中重治」だったので「誰?」って思ったが、竹中半兵衛?どっかで聞いたことあんぞ?
 黒田官兵衛の同僚っていうか先輩らしく「そっか、軍師官兵衛に出てたんだ!」と思い出し、誰が演じていたのか調べたら、谷原章介だった!

 竹中はモデル系で、黒田は短躯ってパブリック・イメージなの?

 それはいいとして、黒田回になったから、やっと柳俊太郎が喋るようになったが、濱田岳の相手としては弱いんじゃね?

 このドラマは無名の若手と演技派な30代、40代脇役が混在しているので、演技レベルもかなりバラバラだから、演出も大変だろうなあ、と思うが、それにしても、こんなに大勢いるのに、アミューズがいないんだよなあ。

 そしたら、山田杏奈がアミューズでした(笑)

 アミューズ、ほんと、バーターで押し込まないなあ。
 そういや、今年のハンサムライブはどうしたんだろう?と思って調べたら、3月の世界女性デーに「女優のハンサムライブ」をやっていて、今年は男のハンサムやらないの?

 まあ、三浦春馬と佐藤健の時代が強すぎただけで、神木隆之介は次の次の朝ドラだし、吉高由里子も次の次の大河ドラマだし、ハンサム・ライブなんてどうでもいいんだけどさ。


8月21日(日)

●映画「バイオレンス・アクション」

 久々の映画鑑賞だが、この映画は「オレの杉野が出てるからしゃーねーな」案件なので、予告編も公式HPもチェックしてなくて、ただ「橋本環奈が可愛い殺し屋さんらしい」という前情報だけで見てみた。
 つーか、杉野は「羊とオオカミの恋と殺人」でも可愛い殺し屋さんと絡んでいたなあ、とか思い出してみたくらいで・・・

 そしたら、コッテコテのヤクザ映画だったので驚いた。

 素朴な疑問。
 なんで、コッテコテのヤクザ組織なのに、殺し屋を外注するの?

 あと、監督の瑠東東一郎は「オトナ高校」や「おっさんずラブ」の人なんだけど、登場人物の移動みたいな繋ぎのシーンを忙しないカットで盛り上げるクセがあるのは知っていたが、この映画では特に酷かった。
 いや、そういうなんてことないシーンは静かに流しておいて、アクション・シーンでガガガってやった方が効果的なのでは?

 そんで、大勢いるヤクザ男共を次々と殺していく橋本環奈のアクションはけっこう頑張っていたけど、それが見所ってほどでもなくて、「これ、何を楽しむ話なんだろう?」と思った。

 でも、組長の佐藤二朗がつまらないダジャレを言って、自分でウケてブススススススっって笑うのに、つい笑ってしまって「負けた」って思ったけど。
 「鎌倉殿」で佐藤二朗が死んだ直後なので、こんなしょーもなく憎たらしい役をやってるだけで、なんか感激してしまう大河ドラマ・クラスタなのであった。

 漫画原作なので、細かいところに突っ込み入れるのもヤボだが、銃でガンガン打ち合ってるのに、刃物持ち出してきたりとか、ライフルで狙ってる敵がいるのをわかっているのに、無防備に逃げ場のない場所で喋っていたりとか、やっぱ実写だと、現実空間としての整合性がそれなりに必要なんだと思う。

 なので、「これはキツいなあ」と思いつつ、見ていたし、ヤクザの内部抗争の展開もけっこうありがち、というか、組長の佐藤二朗が、しばらく刑務所に入ることになりそうなので、ナンバー2と3を潰しておいたって話だったのだが、たしかに「鎌倉殿」もそういう話だけど、「鎌倉殿」はナンバー3が2にやられそうになったので、2を潰したのが先週の話で、この「バイオレンスアクション」は、鎌倉殿が北条と比企に殺し合いさせて、どっちも滅ぼしてしまう話で、そうなると残るは小物ばかりになり、組織は弱体化するし、小物たちの出世争いで大変なことになるんじゃない?

 頼朝は、北条の娘との間に生まれた嫡男を比企に育てさせて、うまく組のパワーバランスとろうとしていたのに、自分が早死にしちゃったから、その計画が台無しになったんだけど、その比企殿だった佐藤二朗がやってることは、頼家以下じゃん!

 というわけで、文句タラタラですが、この映画、原作ファンはどう思われたのか知りませんが、「オレの杉野が出ているからしゃーねーな」という立場の人間からすると「最高」だった。

 杉野が一番手だろうと確信していたのですが、鈴鹿央士も出ていたので「そっちが本当は一番手じゃ?」って疑っていたのですが、鈴鹿くんは、当て馬にもなってない、ただの賑やかし要因でした。もったいない。

 なので、一番手の杉野は「主人公が恋するインテリヤクザ」という立場になるため、戦闘能力は高くないが、事務能力は非常に高くて、「とにかく、足が長くてカッコいい」ということになってて、とにかくスタイル抜群。足が長い。本当に足が長い。

 それだけで、映画代の元はとったのですが、「スーツに柄シャツ」というチンピラ定番ファッションの森崎ウィンが、これまたパリコレ級に良くて、この役の存在意義が全然わからなかったのですが、登場するたびに「絵面だけで100億点」だった。

 あと、小物な大東俊介が、柄本明みたいな芝居していて、それがすごくツボって、やはり100億点。

 さらに、杉野の元相棒というか、「組長が組の将来任せてもいいかな、と思った、頭脳派と武闘派コンビ」の武闘派だったけど、ヤラれちゃって、意識ははっきりしているけど寝たきり状態になってるのが猪塚健太って、しかも、かなり高レベルで美しい猪塚健太だった。

 杉野遥亮と猪塚健太の絡み見られると思ってなかったので「ありがとうございます」とひれ伏したあ、せっかくなんだから、もっと怪しく絡んでほしかった。

 というわけで、話の流れはよくわらなかったけど、あのレベルの森崎ウィンと猪塚健太を差し出されたので、彼らのポートフォリオとしては極上であった。

 あと、城田優の「みちたかくん」な。
 たぶん、原作の人気キャラなんだろうし、城田優が蹴り入れるだけで見応えがあったよ。

 というわけで、俳優オタとしては、けっこう楽しめたので、別にいいんだけど「これ、たぶん、原作はこういう漫画じゃないよな?」と思って、原作の試し読みを見てみたら、「やっぱ、全然違うじゃん!」

 この原作って、殺し屋ギャルが主人公だけど、一種の狂言回しというか「殺す側と殺される側」の物語の傍観者であり、話のメインはギャルじゃないじゃん!

 というわけで、マスク外したかったから、空いてるシネコンで見てたんだけど(前の方の席でポツネン状態だったので、マスク外して伸び伸びできました)、私以外は男性客が3人くらいいて、彼らはきっと原作ファンなんだろうけど、あの映画見て、どう思ったんだろう?

 そういう人の感想も知りたいところだが、俳優オタとしては、「杉野遥亮と森崎ウィンと猪塚健太が極上に美しかったので、ああ、楽しかった。話よくわからんかったけど」でした。

 あと、カーアクションとか、ロケ地とかはけっこう良かったんですよ。頑張ってたと思う。でも、話はよくわからんかったけど。


8月20日(土)

●PARCO劇場「VAMP SHOW」2回目

 もう一回見たかったので、さっそく土曜日のソワレを当日券で見たのだが、マチネもあったので「みんな、声ガラガラじゃん!」

 あんだけ、ぎゃーぎゃー喚く芝居を1日2回公演だど、ああなるよなあ。

 序盤は声枯れが気になったが、中盤になって、本格的にギャーギャーしてきたら、もう気にならなくなりました。っていうより、声枯れを押し通そうとして、より一層ギャーギャーしてたような気がする。

 しかし、これだけのメンツでこれだけの熱演なのに、8割しか客席埋まらないのもったいないなあ。

 つーか、この規模の劇場を満席にするのって難しいんだよね。

 というわけで、2回目なので、「やっぱ、このメンツでワーワーギャーギャーしてるの至福ですわ」と余裕かまして見ていたが、初回でも思ったが、塩野瑛久がギャーギャー叫ぶのって、岡田将生みがあって良いわあ。

 次々死んで行く中で、最後に死ぬのが塩野瑛久というのも胸熱だが、最初に死ぬ尾上寛之の巧さもやっぱ凄かった。

 この戯曲、もっと若手の、それこそジャニーズ若手とかにやらせてみても面白いのかもしれない。
 芝居がイマイチでも、勢いでなんとかなりそうだし。

 で、初回の時は「吸血鬼という伝染病」にコロナを思い浮かべてしまったが、ちょいBLなので「これ、もしかしたらエイズ?」と思ったのだが、1992年作品だから、やっぱエイズですよね。
 あの頃、フレディ・マーキュリーを筆頭に、けっこう死んでいたから。

 いつのまにか、エイズがすぐ死ぬような病気ではなくなったが、あの頃は、キース・ヘリングとか、メイプルソープとか次々と犠牲になっていたからなあ。

 というわけで、90年代のエイズ禍の中で若き三谷幸喜が書いた脚本だと思うと味わいがさらに深いが、演じてる役者さんはそんなこと意識してないんだろうなあ。
 だって、主演の岡山天音なんて、1994年生まれで、この戯曲の初演の後に生まれてるし。

8月19日(金)

 しばらくドラマの感想書いてなかった。暑かったし。あと、見てる本数が多いので。

 「石子と羽男」は安定して面白いし、「初恋の悪魔」は中盤の5話でいきなり明後日の方向にブっ飛び、先の展開が全く読めなくなった。というか最初からわからなかったんだけど(笑)

 ダントツで面白いのはこの2本だけで、他にけっこうちゃんと見ているのは「魔法のリノベ」「プリズム」「テッパチ」「家庭教師のトラコ」「オクト」「新・信長公記」と、後は「推しが出てるからしゃーねーな」になってきたけど、「ユニコーンに乗って」ですかね?

 そして、まず、これの感想をちゃんと書いておかなければならない。

●「みなと商事コインランドリー」水曜深夜

 オレの福士誠治がキャスティングされてることは知っていたが、どういう役なのかわからないまま「なかなか出てこないなあ」と思っていたら「主人公ミナトの初恋だった高校教師」で、シンの高校に赴任してきたので、6話以降はガッツリ出ているのだが、これが「何考えてるのか全然わからない不気味天然」で、福士誠治の持ち味である「よくわらかない違和感」がいい感じで増幅されていて、嫌味の無い気持ち悪さがとてもいい。

 と、思っていたら、やはり「なかなか出てこないな」と思っていた稲葉友が、予備校教師としていきなり登場して、しかも、「なにこれ、すっごいキモいんですけど?」

 稲葉友って、けっこう色々出てるんですけど、何に出ていたのかパッと思い出せないのだが、ジュノンのグランプリだったのでイケメン俳優のカテゴリーだし、このドラマ内でも、シンの妹(豊嶋花ちゃん15歳!チビめ以子がもう15歳!)が憧れる美形教師という扱いなのに、イケメンというよりは、フツーにキモいんですけど?

 しかも、シンの同級生アスカ(男)の想い人って、そういう方向性だったの?

 ちなみに、アスカ役の奥知哉はアミューズで、佐藤健に憧れて芸能界入りしているようだが、たしかに「ルーキーズ」の頃の佐藤健に似た雰囲気である。見てないけど、今の「仮面ライダー・リバイス」にも出ているらしいし。

 アスカはミナトの地元の弟分なので、二人はフツーに仲が良くて、そこにシンが嫉妬していたのだが、アスカはただのヤンチャ高校生だとばかり思っていたので「こっちもBL展開するの?」と驚いただけだ。

 しかし、中盤になって出てきた福士誠治と稲葉友が従兄弟同士かなんかで、二人とも、ちょいキモって、別の意味で目が離せないドラマになってしまった、と日記には書いておこう。

 あ、テレビで「トトロ」が始まっちゃうので、そっちに移動します。
8月18日(木)

 うちのアパートの外廊下に凄いのがいる!

 蛍光灯に大きめの巣を張っているのだが、その真下の床に散らばるカナブン的な甲虫のバラバラ死骸が日に日に増えていて、これこそまさに「食い散らかし」状態である。
 しかし、どんな連続殺人犯が潜んでいるのか目視では見つからないのだが、もしかして、蛍光灯の横になんか潜んでるみたいだけど、あの人ですか?
 箒の柄で(見かねて死体処理をしました)ツツいてみたけど、動かなかったので、あれが犯人なのか、それともあれも死体なのか薄暗くてよくわからなかったけど、とりあえず今までの死体は片付けたので、この先、どれくらい殺すのか観察してみよう。

 くそー、私が今、小学生だったら、先生がドン引きするすごいグロい「夏休みの自由研究」が書けたのに。

 虫の死骸といえば、今の時期はセミがひっくり返ってる時期で、うちの会社の入り口付近でもよくひっくり返っているのだが(上にセミが好んで張り付く壁があるため)、突くと、まだ死んでないことが多いので、その場合は、「短い人生だ。思う存分飛んでから死のう」と見送るのだが、しばらくするとまたひっくり返っていたりする。

 前に同僚から「またセミの死骸が」と遠回しに訴えられたので「はーい、回収しまーす」って行ったら、やっぱまだ生きていて、それがもう終業間近だったので、「回収しようとしたら、まだ生きてました(私の手の中でブブブッブブブしていたので、同僚社員の阿鼻叫喚になった)しょーがないから、責任を持って連れて帰り、うちで看取ります」って、死にかけのセミを紙コップに入れて連れて帰った。

 翌朝、ちゃんと死んでたので、ゴミ袋に埋葬したけどね。

 それで、この間、不思議なことがあって、その、いつもセミがよく転がってる会社の入り口のところにあったのは、「セミの羽だけ」だったんですよ。
 「あれ?本体は?」って探したんだけど、羽しか見当たらなかった。

 なにこれ、怖い。

 誰の仕業?

 いや、だって、生物学的な知識無いけど、あれだけあちこちにセミの死骸が転がってるってことは、「セミを好んで食べる人なんていない」ってことじゃん?
 飼い猫が死にかけのセミ咥えてきたって話はよく聞くが、猫も別に食べようとして咥えているわけじゃなくて、私と同じで、あのブブブッブブブって動くのが面白いからだと思うんじゃが。

 とにかく、あまりセミの「羽だけ」を見たことなかったので、とても不思議だった。


8月17日(水)

 ここんとこ、特に見たい映画も無く(「キングダム」は前作があまり合わなかったので2はパス。そもそも吉沢亮スタンプラリー案件だったし。吉沢亮に飽きたわけではないが全部見るのは辞めた)、休日はほとんど引きこもっていたので、日記に書くようなことも起きず、ダラダラとドラマばかり見ていて、先週なんて、とうとう土日にかけて「ハムラアキラ」を全部お浚いしてしまった。

 なんとなく葉村晶シリーズの文庫本を読み返していたら、ドラマ版も見たくなったのである。
 先に小説を読んでからドラマを見ると、改めてドラマ版の改変の巧さに唸るなあ。

 って、これ、2020年1月期のドラマだったんだ。なんか、もっと前かと思い込んでいたけど、ちょうど、コロナがジワジワ来ていた頃なんですね。
 なので、ドラマが終わった頃に最初の緊急事態宣言が出たので、小説版全部買って一気に読んでいたのだろう。どこにも出かける所が無くて暇だったから。

 しかし、やっぱし、このドラマのシシド・カフカと間宮祥太朗は最高だなあ。
 菊地成孔の音楽もカッコ良くて、ほんと続編やってほしい。

 というわけで、今日は久しぶりにお出かけした。

●PARCO劇場「VAMP SHOW」

 三谷幸喜脚本で初演が1992年って、なんと、30年前の作品である。

 少し前に三茶でケラの20年前の作品「室温」を見たが、あれよりもさらに古い脚本で、しかも、演出家は同じ河原雅彦なのであった。
 河原雅彦がどんなターンに入っているのか知らないけど、「室温」については「せっかく近所でやってるから」っていう軽い気持ちで見に行ったが、この「VAMP SHOW」は先行予約でチケット買ったくらい気合い入ってました。

 だって、岡山天音・平埜生成・戸塚純貴・塩野瑛久・尾上寛之という布陣ですよ?

 この、テレビドラマのアラサー名脇役勢揃い感というか、岡山天音は「最愛」で一番怪しい奴と騒がれていたし、平埜生成は「インビジブル」ですでに殺されているタカハシの元バディで、戸塚純貴は「恋です」の黒川のダチで、尾上寛之は「アンナチュラル」で24人も殺した奴ですよ?

 それぞれに活躍してますが、独特のクセがあるから、同じドラマに出ていたとしても同じ画面には揃わないはずで、特に平埜生成・戸塚純貴は闇属性と光属性に別れるが、顔の分類が「濃いイケメン」だから、共演する機会は少ないはずだ。

 それに加えて、私がずっと「この人、ほんと綺麗な顔しているけど、なんか伸びないなあ」と勝手に心配している塩野瑛久がいるんですから、ほんと食いつきました。

 そしたら、コロナで演劇やライブがジャンジャカ公演中止になっていて、「うわー、辛い」と他人事ながら心を痛めていたら、この公演もコロナにやられてしまった!

 ところが、中止が決まったのは8日の初日から15日までで、私がチケット取っていたのは今日の17日だったので、ギリギリセーフだったけど、ほんとに今日開幕できるのか直前までわからないし、プロ野球みたいにチョロチョロと陽性者が出るかもしれないし、ほんと心配だったのですが、無事開幕できて良かったです。

 しかし、期せずして、初日になってしまった。
 なんか、初日って見てるこっちも緊張しそうなので避けているんだが・・・

 でも、始まったら、今日が初日だっていうことなんてすっかり忘れていた。
 5人がドタバタワチャワチャやってる新喜劇みたいなコメディだったのである。

 面白かった。
 皆んな、オーバーアクションで変な動きして、ドタバタ走り回り、大声で怒鳴るようにテンポ良く会話していて、飽きる暇も無かった。
 30年前の作品なので、下ネタとか、出てきた歌とかがけっこう古かったけど、まあ、それはしょうがないし、私はちゃんと「イモ欽トリオ」とかわかったし。

 それよりも、テレビドラマでは脇役なので、あんまり長く映らない彼らが、出ずっぱりでドタバタと体を動かしているのを眺めていると、「ああ、みんな実力あるなあ」と改めて思った。

 この中では深夜ドラマが主な活躍の場である塩野瑛久はやや格下なのかと思っていたが、動けるし声も出てるし、深夜ドラマで「変なイケメン役」をやっているよりも、こっちの方が断然いいのでは?と思ったが、経歴を改めて確認すると、オスカープロモーションの「男劇団 青山表参道X」の副団長としてバリバリ舞台経験あるんですね。

 元キョウリュウジャーだけど、キョウリュウ・レッドの竜星涼の活躍と比べると、今のところまだ地味だけど、去年エグザイルの事務所に移籍したので、今後の展開を楽しみにしております。
 ハイ&ローのヤンキー役がほんと良かったので、9月に公開される続編にも出るみたいなので、見に行く予定です。

 しかし、これだけのメンツだったので、もう少し前の席で見たかった。

 ところで、この舞台の初演は西村雅彦や古田新太や池田成志が出ていて、池田成志が演出だったらしいのだが、2001年にやはりPARCO劇場で再演されていて、その時は、堺雅人・佐々木蔵之介・橋本じゅん・河原雅彦が出演していて、池田成志が演出。
 初演で池田成志が演じた役を再演では河原雅彦が演じていて、今回の再再演では、河原雅彦が演出しているので、その法則で行くと、20年後には塩野瑛久が演出するのか?(笑)

 でも、初演や2001年版がどうだったかは知らないが、(心優しき後輩だが、その優しさが裏目に出てしまう)堺雅人→岡山天音、(少し鼻につくリーダー)西村雅彦→佐々木蔵之介→平埜生成、(天然のハカイダー)古田新太→橋本じゅん→戸塚純貴って流れ、俳優オタとしては、たまらないものがあります。

 ところで、前半終わったところで「全然、ホラーじゃないじゃん?」って思っていたら、後半になって、ほんとお化け屋敷みたいなホラーになって、久保田紗友ちゃんの「本性」が明らかになって、うわあああああっってなって、ほんと面白かった。

 久保田紗友も、これだけのメンツの中での「引きの演技」難しかったと思うけど、彼女はなんていうのか、謎の存在感があるよなあ。
 仲良し落研仲間の吸血鬼チームをわずか2時間で壊滅させた「謎の女」を見事に演じた22歳、凄い。

 というわけで、鬱展開だったのに、なぜか始終笑いっぱなしで、いいストレス解消になりました。

 こんだけ、ドッカンドッカン笑う舞台も久しぶりだったが、そういや、30年前って「笑わせてナンボ」なところありましたからね?

 だから、客もなんだか「笑いに来た」って感じになり、私はその雰囲気に飽きて、あまり演劇行かなくなったんだ。
 そういう加減って難しい。映画館で一人でゲラゲラ笑っていると寂しくなるけど、私以外の客が「え?ここ、そんな面白い?」って場面でゲラゲラ笑っていると、引いてしまったりするので「自分に心地よい客席」というはなかなか得難いものなのだ。

 ところで、パルコ劇場が新しくなって初めて入ったが、傾斜がシネコン並にあって、あれだったら長身の人が前に座っても視界を遮られることが無いだろう。シートピッチも、奥の人が通るたびに席立たなくて良かったし。

 やはり畳と女房と劇場は新しい方が・・・と思ったけど、前にリニューアルした日本青年館に行った時「新しいハコなのに、なんで、前の人の頭が邪魔なの?」ってムっとしたので、劇場は新しければいいというわけでもないか・・・でも、確実に椅子は新しくて良かった。
 紀伊国屋ホールとか「椅子が硬くて、これで2時間半はキツっ」てなったもんな。

 さて、秋に向けて、見たい舞台もけっこうあるんだけど、こういう事態になってくると「中止が怖くて、チケット買えない」状態にまた戻ってしまった。

8月11日(木)

 今日は祝日だし、お盆休みだし、休もうと思えば休めるのだが、「暑いし、コロナだし、会社でまったりと涼んでるほうがマシ」というわけで出勤していたのだが、昼ごはんを買いに、JR新横浜駅ビルに行ってみたら「うわあああああ、この夏休みの空気感」ってなった。

 こんな状態になったの、久しぶりかな?

 今年のゴールデンウィークは子供連れが多くて「ああ、やっと堂々と子供連れて里帰りかあ」って思っていたんだけど、今日の混雑は子供連れよりも「仲間同士で旅行だぜ!」って人が多くて、「こりゃ、さらに感染拡大するなあ」と思った。

 どのくらいまで行くのだろう?

 私は、少し前に「東京が5万人くらいになるのでは?」と思っていたけど、どうやら発熱外来へのアクセスが悪いようで、3万人で高止まりになっているが、意外と地方が伸びていたので、全国で25万超えたけど、もうこうなったら、100万超えのアメリカは無理でも、30万超えのインドくらいの記録は出してほしくなってきた。

 つーか「さすがインド、ちゃんと感染者数把握していて凄いな」って思っていたけど、今の日本の感染者数を鑑みると「あのインドの数字全然嘘だろう」というか、医療機関にアクセスできた人だけの数字だろう。

 なんだかんだ言っても、結局、日本の医療機関へのアクセスの良さって、凄いのよね。

 だからこそ膨大に税金というか保険料がつぎ込まれてるんでしょうけど。

 それにしても、「コロナの疑いがあっても軽症だったら病院に行くな」と言われましても、「陰性だったら、ただの風邪」「陽性だったら、隔離(出勤停止)」になるので、検査受けないとどーしよーもないんだよなあ。

 そして、ちゃんと検査したからって、感染の連鎖を防げないのはプロ野球界の感染が止まらないことからもわかるが、会社で「なんでプロ野球ばかり?」って言われたけど、サッカーJリーグだって毎日のように感染者出てますから。選手名を公表しないので地味ですけど。

 そして、ジャニーズも感染が止まらない。
 10日から、横浜アリーナでセクシー・ゾーンの公演が始まったが、佐藤勝利くんが陽性になってしまい、ジャニーズは少し前に「メンバーがコロナで欠けてもライブ強行」という方針を打ち出しているので、ただでさえ、現在4人組になってるセクゾは、3人で残る8公演をやるようだ。

 セクシー・ゾーンがどういうパフォーマンスするグループなのか、私は全然知らないけど、急遽1人抜けるのって、歌の構成やダンスの構成は大丈夫なんだろうか?

 って、エンタメ界の心配している場合ではなくて、9月からまた、うちの会社のイベント仕事も始まるんだけど、「スタッフが足りない」って事態になりそうで怖いなあ。
 末端の日雇いスタッフは、予備人数を厚くしておけば大丈夫だろうけど、私の立場はそういうバイトさんたちに指示を出す方で、カバーできる範囲に限界があるから、同じ立場の同僚社員が「発熱しちゃいました」で休んだら、二人分カバーとか絶対に無理なのだ。

 コロナになる前、そのイベント仕事で、ちょっと風邪気味だったけど「絶対に休めないから」と頑張って行って、ヘロヘロしながらなんとか午前中は仕切ったけど、午後はお客さんも少なくなって、「私いなくても回るし」と思ったし、「今だったら、なんとか一人で帰宅できるけど、このまま熱が上がったらヤバい」と思ったので、「早退させてください」とリーダーに申し出たら、「体調管理も仕事のうちですよ」と嫌味言われたっけ。

 それまで、あのリーダー氏のことは「いい人だし、信用できる人だ」と思っていたんだけど、あの時から信用しなくなった。
 いや、一部で悪く言われていたので「なんで?」と思っていたのだが、私が「朝から風邪気味だったのですが、午後になって悪くなってきたので帰らせてください」と申し出たら「え?」って嫌な顔したので「こーゆーときは、大丈夫ですか?って心配してくれるんじゃないの?」と、驚いたのである。

 まあ、私にも少し余裕があったんだけど。
 ただ、そのイベント仕事の後に、経理としての重要案件を抱えていたので、「ここで悪化させてしまうと別方面で迷惑をかけてしまう」と
8月9日(火)

 駅で真っ黒に日に焼けた水泳部の女子が待ち合わせしていて、全員集合したのか、私の前を歩き出しエスカレータに乗ったら、パっとなんかチューチュートレインみたいなフォーメーションというか、交互に左右にずれて、全員の顔がバッチリ映る自撮り?をしていた。

 すごく自然な流れだったので、よくこうしてエスカレータで自撮りしているんだろう。

 しかし、すぐ後ろにいる私がまるで「最後尾メンバー」みたいなことになってるんじゃが・・・まあ、マスクしてるし、別にそういうポジションで写り込んでも私は全然構わないし・・・そっちさえ良ければ・・・と、ただただ「微笑ましい」気分で見ていたのだが、その写真を撮ったのか撮ってないのかわからなかったが、水泳部女子たちが、チラチラと振り返って、私の顔色を伺ってるのはなんで?

 「イエーイ!」って自撮りしようとしたら、最後尾に見切れで入ってしまったオバサンに気がついて、気まずくなったんだろうけど、私は別に怒ってもないし、バカにしてもいないし、ただ「若いっていいなあ」って思ってただけだし、そもそもマスクしているから、私の表情なんてわからなかったはずなのに、なぜ、みんなでチラチラと私の顔を見るの?

 え?もしかして、私なんか怖かった?
 いや、全然怖い顔したつもりはなかったんだけど、怖かったの?

 若い女子からチラチラと「あ、ヤベ」「あ、サーセン」な視線を浴びて「私の何がいけなかったのおおおおおおお」と絶叫しそうになりました。
 こちらとしては「エスカレータでイエイ!な写真のつもりが、知らないオバサンがメンバーに加わってましたwww」でバズっても全然構わなかったのに。

●東京の猛暑日記録更新

 35度以上の日が14日目になったらしく、記録更新したらしいが、過去のタイトルホルダーが13日の2010年と1995年だそうで、2010年に関しては「頭がおかしくなった友人をなんとか実家に送り返した」ので、あの夏の暑さはよーく覚えている。
 いつもは歩く下北沢までを「この暑さはヤバい」とタクシーで移動してたもんなあ。

 まあ、ここ最近、ほんとに夏は暑いが、一番キツいのは7月で、8月になると体が慣れるのもあってけっこうマシになってたと思うのだが、今年はまだしばらく猛暑日が続くようでキツいなあ。

 ところで、1995年って私は何してた?
 調べてみたら地下鉄サリン事件の年だったけど、その夏がどうだったのかなんて全く記憶にない。
 翌年の1996年が「レインボー2000」の年だったらしい。

 伝家の宝刀の「チケット・コレクション」を開いてみたら、ジェフ・ミルズやガルニエに出会ったのが1995年だったようだ。
 ラフォーレ飯倉でのクラブ・イベントのことは微かに記憶があるなあ。
 あと「ショーシャンクの空に」が日本で封切られたのが6月だったらしい。

 やはり、ライブや映画のチケットだけでは「あの夏」は思い出せないみたいだ。

 どこかに手帳が保管されてるはずだが、探すの面倒くさい。

 とにかく、27年前のことなんてよく覚えていないし、なんなら地下鉄サリン事件のことだって、当時自分が何していたのかよく覚えていない。
 六本木で働いていたので、出勤時に地下鉄動いてたんだっけ?
 うっすら記憶にあったのは、同僚がその日、電通に初号かなんかの納品に行かなければいけかなったのだが、地下鉄が途中で止まってしまい、タクシーもつかまらず、どっかから延々と歩いて築地まで納品したという武勇伝である。

 でも、地下鉄サリン事件の時間確認したら、朝の8時くらいだったので、電通に向かってる時間じゃないよな?
 たぶん、電通に10時に納品しないといけないから、うちの会社は基本10時出勤だったけど、いつもより早い、8時代に地下鉄乗って会社に向かったら途中で電車が止まってしまったので「少し時間が遅かったら、自分もあの電車に乗っていたかもしれない」って話だったんだろう。

 いろいろ細部の記憶が書き換わってるんだろうなあ。

 そういう意味でも、日記書いておくと、後で役に立つので、がんばろー。

 というわけで、少し前までは欧米のコロナ感染者数が「毎日、10万人ってどんだけ?」って思っていたけど、日本も20万人を超えたので「へー、こんな感じなんだ」ってゆーか、少し前までは「検査数増やせ」とか言われていたけど、日本もこんだけ検査できたんだ。

 そして、うちの会社でも何人か感染したが、あまり重い症状になった人はいなかったので「これだったら、インフルエンザと変わらないのでは?」という雰囲気になっている。

 オミクロンになってから、子供の死者が出てきたけど、あまりセンセーショナルに報じられないし、実際、宝くじに当たるような確率だからなあ。

 それで、会社でも「もし、4回目接種受けられることになったらどうする?」って話題になり、副反応が酷かった人は「感染しても、2日くらいしか熱出ないみたいだし、だったら、もうワクチン接種はいいかな」って考えてるようだ。

 スクリーニング検査も、プロ野球選手が次々に陽性になって、全然治らないので「これ、なんか意味あるんだろうか?」って思うようになった。

 朝のニュースショーでは「政府が何の方針も示していない!」とガナっていたが、たぶん、この「20万人あたりまえ」が続くと、みんなの頭の中のスケール感が狂うので、このままピークアウトして、「久しぶりに10万人を切りました」ってあたりでホっとするんだと思う。

 連日35度を超えているので、最高気温が30度だと「今日は涼しいなあ」って思うみたいに。
 
8月7日(日)

●「鎌倉殿の13人」30話

 なんだかデス・ゲームものみたいに「とにかく人が死ぬ」って感じになってますが、冒頭の瀬戸康史と矢柴俊博の「蹴鞠姉弟トーク」は、ちょうど、ツイッターで「#鎌倉殿甲子園」が盛り上がっていて、市原隼人の八田殿が「阪神園芸」になってるのを見て、ハハハハって笑っていたのだが・・・

 「真田丸」では豊臣秀次だった、新納慎也が「鎌倉殿」ではコメディリリーフみたいな役やってるなあ、と思っていたが、歴オタが当初から「うわああああああ」ってなってたの、こういうことだったんですね。

 だからこそのキャスティングなんだろうけど、今回の新納慎也と宮澤エマの「夫婦の絆」描写に「ミュージカルの舞台もぜひ見に来てね」という、意気込みを感じました。二人がいつ歌い出すかハラハラしたもん。

 しかし、鎌倉幕府は身内殺しが多いのは覚悟してましたが、やっぱキツいなあ。まだ、これから公暁とか出てくるんですよね。

 そして、主人公が、これでいよいよ覚醒というか本格的に闇堕ちするのかなあ。
 小栗旬の目が真っ黒になっていたのでゾワゾワした。

 しかし、やっぱり私は小栗旬には落ちないなあ。
 なんでだろ?いや、ほんといい役者だと思うし、嫌いでは無いんだけど、ハマらないのよね。

8月6日(土)

 8月に入り、東京でも連日35度超えの猛暑だったが、木曜日に雨が降ってから土曜日まで最高気温が30度超えなくなり「涼しい」と一息つけた。
 でも、毎日どこかで川が氾濫してるけど。

 来週からまた暑さが戻ってくるらしいので、今日は久しぶりに風呂の掃除をした。あと、換気扇も。

 窓を開け放って掃除していると、時折風がフワーっと通り過ぎて、汗だくの体を気持ちよく冷やしてくれた。
 ずっと、これくらいだったらいいのに、と思ったが、それは冷夏である。

 そういえば、この間、また葉村晶シリーズが読みたくなり、あちこち探したのが見つからず、代わりに「半分、青い。」の小説本を発見してしまった。下巻だけだったが、どこかに上巻もあるのだろう。
 こんなノベライズ本を買って読んだことはすっかり忘れていたが、「こんなの買うくらいハマっていたんだよなあ」と思いながら読んでいたら、下巻はちょうどスズメ(永野芽郁)がリツ(佐藤健)にプロポーズされるが「無理」って断ってしまい、その数年後にリツが結婚したあたりから始まっていて、スズメが漫画家を諦めて100均で働きはじめて、リョウ(間宮祥太朗)に出会うあたりを読んでいたら、あの時の間宮祥太朗に会いたくなり、オンデマンドで「半分、青い。」を見始めてしまったのだが、やっぱし面白い。

 「半分、青い。」も放送中は否定的な感想が多かったけど、支持者も多かったからなあ。
 まあ、けっこうクセの強い話だったので、好みが分かれたのはわかる。

 だいたい、朝ドラの批判的意見って、そのほとんどが「東西合戦」というか、東京派と大阪派で交互に叩き合ってるんですが、私はどっちかというと東京派ですが、「ごちそうさん」が好きで「花子とアン」が苦手だったりしたので、「絶対に東京制作」というわけでもない。
 でも「スカーレット」や「おちょやん」は、酷い父親が出てきたので、それがちょっと苦手で、東京制作の方がそういうキャラが少ない印象がある。「おかえりモネ」なんて両親とも大卒だったし。

 それにしても、現朝ドラの「ちむどんどん」は、しばらく視聴者の記憶に残る「問題作」になるんだろうなあ。

 つーか、けっこうな野心作で、「朝ドラに出てくる、ヒロインの兄弟や幼馴染や夫は、ヒロインのために存在しているわけではない」ってことを貫いているというか「この朝ドラでは、誰もブレイクさせません!」という強い意志を感じる(笑)

 しかし、そのリアルさを朝ドラで極められても・・・と思う。

 そして、うちの会社の朝ドラおじさん(アラフォー)ですら、「もはや、一周して、ニーニ(竜星涼)の演技力を賞賛するターンに入った」とか言っているので、男性にもあまりウケてないようだ。
 ちなみに、その朝ドラおじさんは、取引先の人が朝ドラおじさんだったので、話し合わせるために見ていたら習慣化してしまったらしい。

 うん、確かに竜星涼は逆に評価上がってると思う。
 でも、宮沢氷魚はなあ。すでにプライムタイムの1番手もやっているけど、「おかえりモネ」で人気沸騰した坂口健太郎と比べちゃうとなあ。
 なんで、飯豊まりえの役がいたんだろうか?って不思議に思うくらいだ。
 飯豊まりえが上手く演じすぎてしまった説もあるけど。

 そうだ、高橋一生の熱愛報道が久々に出ましたね!
 お相手が飯豊まりえで、「ちょwww岸辺露伴www」ってなりました。

 高橋一生ファンは森川葵の時でふるいにかけられているので、いやあの時、本当に驚いたのだが、本気でショック受けてる人がけっこういて、「リアコこえーな」って思ったんだけど、私がウォッチしていた「大喜利系」の高橋一生ファンがバッサリとリアコをブロックしたので、私の視界から消えました。

 あの時のイセクラの反応面白かったなあ。
 私もそうなんだけど、あの頃のイセクラは「日本の俳優が推しになったのが初めて」という人が多く、それまではアニメや漫画がメインだったという人もけっこういて「推しが三次元だと、彼女とかできるんだ?」って新食感を楽しんでいました。

 そういや、7月から高橋一生は一人芝居の舞台やってるんですけど、私は全然チケットとれなかったので、無かったことになっているのですが、コロナの感染拡大で、あちこちの舞台が中止に追い込まれてるので「この時期、一人芝居している高橋一生は賢かったな」と感心しています。

 地方公演だったらチケット取れたんですが「8月に遠征なんてできる状況なんだろうか?」と当時は先行き不安だったので二の足を踏んだのですが、それで正解だったかも。
 遠征が不安っていうよりも、会社でも出勤できない人が増えてきたので、出社要員として会社にいないといけなくなるから。

 あと、私がチケットとっていた舞台も、稽古中に感染者出てしまったらしく、初日から一週間くらいが中止になり、私が行く予定の日はギリギリセーフだったけど、まだ、どうなるかわからない。
 なので、また先のチケットとる気無くなったなあ。せっかく抽選に当選しても、中止になったらほんと落ち込むし。

 昨日もエグザイルのドームツアーがコロナで中止になったと知って、「あああ、エグザイルも!」って嘆いていたら、同僚が「払い戻しとか凄い額で損失はどうなるんだろう?」と興行側目線になっていたので、「いや、お盆の時期だし、遠征の人も多かっただろうし、よく知らないけど、コロナの影響で久しぶりだったのかもしれないし」と私はあくまでも客目線で嘆いているのであった。

 でも、ほんと、このコロナで中止の興行側の負担ってどうなってるんだろう?
 そういう保険あるけど、あれは、台風や災害時にってための保険だったから、コロナ用のを別に作ったのであれば、保険料高そう。
 (災害用のイベント保険がそもそもけっこう高いのよ)


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