可燃物な日々

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1月31日(月)

 はあ、普段やらない仕事をしたので、いつもの10倍くらい疲れた。

 いや、たいしたことしてないのだが、夕方になってなんかぐったりと眠くなってきたのだ。
 子供の頃、プールの帰りに感じるような疲れ方だった。

 でも、子供の頃と違うのは、肩が激しく凝ってきたことかな。

 なんか、好きなことのことだけ考えていたい。

●「美しい彼」公式ビジュアルブック

 課金課金課金。
 目指すは続編もしくは映画化である。

 こういう本って、買ってもロクに読まなかったりするのだが、この本は監督・脚本家・原作者のインタビューがけっこう読み応えがあった。

 特に監督が「BLに詳しい人に所作を教えてもらった」らしく、画面でのヒラキヨの位置関係はやはりその所作に基づいてやっていたとか。
 あと、制服のこだわりとか。
 夏のシーンなのに、ニットのチョッキ着てるのに違和感があったのだが、そういう整合性よりも、ビジュアル重視だったのね。

 同時期に放送されていた「消えた初恋」も、制服の着こなしと、教室シーンの彩度が素晴らしく、TELASAでメイキングのスピンオフを見たのだが、普通は窓が机に対して横に位置するのだが、「消えた初恋」では教室の後方を窓にしていて明るさを強調していたらしい。

 そういう「映像の作り込み方」って、知ると「へえええええ」って単純に面白い。

 「美しい彼」は、何度も言っているけど、青をベースに差し色がビビットで、例えば学校の廊下の傘立てに挿してある傘が「小学校かよっ」って思うくらい、赤青黄色で派手だったり、古民家のヒラの家は全体的に茶色いのに、ところどころ置かれた小道具がやはり赤青黄色だった。

 ヒラの家の作り込みはほんとに見事で、よくあれだけ小道具詰め込んだと思う。
 ロケ地が巣鴨にあるレンタル古民家で、ホームページ見ると元はあんなにガランとしているのに。
 ドラマで台所のシーンなんて、ほんのわずかしかなかったのに、「昭和な家の台所の小物」を詰め込んでいたぞ。

 あと、ロケ地といえば、キヨイが出演する舞台になったシルクロード・カフェと、その地下にある稽古場が「別の場所」だとは思っていたが、舞台が錦糸町で、稽古場は川崎にあると知って「ああ、そういう撮影方法なんだ」って繋げるの大変ですよねえ。

 そもそも、ヒラの自宅が巣鴨なのに、二人が通っていた高校が山梨県なんだけど。
 公式ビジュアルブックのインタビューにもあったが、前半に山梨ロケを撮影したので、最終話のクライマックスでとうとうキヨイがヒラに感情爆発させるシーンは先に撮影されてて、後からそこに至るピースを埋めていったとか。

 役者さんって、ほんとすごいね。

 「チェリまほ」の時も「2話で、安達が初めて黒沢の部屋に泊まりに来るけど、11話で決裂するのも一緒に撮影してるんだなあ。つーか、最終話の朝チュンも」って思うと、なんか盆と正月が一緒に来たって感じです。

 深夜ドラマにハマると、そこがけっこう魅力で、あと、プライムタイムだと主人公の部屋とか職場はセットを組むのが普通だが、深夜ドラマだとなぜかほとんどセット撮影がなかったりして、セットじゃないと撮影にいろいろ制限があるのだが、その制限の中でめいっぱいやってる感じが好きなのかも。

 あと、これは公式ブックと関係ないが、ヒラ役の萩原利久くんが身長182センチと知って驚いた。

 どうりで、城田とか先生役が小さく見えていたわけだ。

 キヨイ役の八木くんも180センチなので、ヒラがそれほど大きく見えてないだけでした。

 これ、エグザイル村あるあるで、ファンタスティックスの中で八木くんは顔がキレイだけど、立ち姿はそれほど目立ってなかったのであるが、萩原利久くんのモデル体型を殺すくらいの破壊力を持っているらしい。
 町田啓太も長年、メンディとか鈴木伸之に抜群のスタイルを消されていたけど、ほんと恐ろしやエグザイル村である。


1月30日(日)

●「ケイ×ヤク」3話

 「なんか原作と設定違う?」と思ったが、原作は無料閲覧できる部分しか見てなかったので、課金も兼ねて原作漫画を書店で買ってみた。
 やはり原作では「怪しい動きをするヤクザがいるので内偵しろ。相手はゲイで、お前みたいのがタイプらしいからハニトラかけろ」と警察上部から命令されて、その命令を遂行しているフリをしながら(カップル成立を偽装して)ヤクザとバディを組み別の事件の真相を追うという設定だった。

 でも、ドラマでは偽装カップルという設定が抜けていたので、「じゃあ、鈴木伸之は上からの監視をどうくぐり抜けるの?」と思っていたが、この3話では内偵継続中になっているようなので、二人で自由に動けるようだ。

 なので、ドラマ版はBL色を薄くするのかなあ?と思っていたのだが、3話でヤクザの子分が、二人の関係を勘ぐったり、総理大臣役の板尾創路との濃厚ピロートーク?シーンをしっかりやっていたので、のけぞった。
 板尾創路に甘える犬飼貴丈が超可愛くて、この感じは男女モノではありえないので、BL実写化の魅力を再確認した。
 まあ、相手が板尾創路なのがちょっと不満ですが、このドラマは吉本が制作に絡んでるのでしょーがない。
 なんで、吉本が絡んでいるのか知りませんが。

 それにしても、犬飼貴丈の上半身は細身だけど、なんかふっくらしていて、むっちゃエロかった。
 体質なのか、ああいう風に体づくりしたのか知らないが、フツーはもっと絞ってしまいそうなところを絶妙に脂肪を残している感じなのである。
 私は「男は着てナンボ」派なので、男だからって安易に脱いでいると「いいから、服着てなさい!」って思うのだが、あのシーンの犬飼貴丈の裸体は意味のある裸体というか「総理大臣にまで上り詰めた男が、その誘惑に抗えない」という説得力があった。

 ああそうか、甘党設定だから糖分高めの細マッチョっていうことで、あの体つきなのか?

 何度も書いているが、犬飼貴丈は仮面ライダービルドの後、プライムタイムでも朝ドラでも大河ドラマでもけっこういい役をゲットしていて、順当に出世しているのだが、仮面ライダーで相方というか2番手だった赤楚衛二が後から猛追してきてブレイクしたので、犬飼貴丈としてもそろそろ代表作が欲しいところだろうから、けっこう気合いいれて準備していると思うんですよねえ。

 さて、鈴木伸之の方も料理上手設定なので「チェリまほの町田啓太といい、劇団エグザイルはwww」って感じですが、この人も今のところ代表作と言ったら「ラジエーションハウス」になるのかなあ?
 個人的には「あなたのことはそれほど」だけど、あれはもう5年前かあ。

 去年の「ボクの殺意が恋をした」のデス・プリンス役が超ツボだったので、私の中で人気急上昇中だし、「恋です!」ではモリオに片思いしている役で話題になったし、上り調子の時にBLテイストとはいえ、ハードボイルド系の作品って、いい流れだと思うので期待しています。

 でも、やっぱ、デス・プリンス役でコンフィデンスマンJPに出てほしい。(局が違います)
 脚本家が同じなんだから「ルパンの娘」でもよかったのに。(だから、局が違います)

 あ、ちょっと待って、「ケイ×ヤク」と「ボク殺」が同じ局じゃん!
 「ケイ×ヤク」の黒幕が雇った殺し屋がデス・プリンスっていうのはどう?

 話が逸れたが、このドラマ、吉村界人が総理の息子役で、3話で登場したけどかなり凶暴そうな役だったので今後が楽しみです。吉村くん、オフィス作やめちゃって「どうしたんだろ?」って心配していたんだけど、順調そうで安心しました。
 あと、朴訥な風貌から「いい人」の役が多い、前原滉が敵側というのも珍しい。

1月29日(土)

 1月も終わるので、いろいろやることがあった。

 実は、今年から給与が下がるのである。
 いわゆる「役職定年」みたいなもん。

 って、役職になってないので、そんなに下がらないのかと思っていたのだが、ほぼ平社員でもやっぱり下がるらしい。

 なので、これまで「小金には困ってないから」ってテキトーにやっていた家計をちゃんと見直さないといけない。
 いや、テキトーなのもあるんだけど、「課金していたサービスをほとんど利用していないが・・・収入に余裕あるから課金しておくか」って今まで放置していたのよ。

 例えば「パ・リーグTV」とか、ここ数年、全然見てなかったけど、パ・リーグに貢献できるならって、解除しないでいた。
 あと「ニコニコ動画プレミアム」も、元々、楽天の試合を中継してくれるから加入していたんだけど、そんなの見なくなっても「なんか見たいのあるかもしれない」とずっと課金していた。

 ありがとう。さようなら。ありがとう。さようなら。(「美しい彼」のヒラのセリフより)

 今まで、寄付金みたいに払い続けてきたけど、年収下がるので、ここで、さようなら。

 パリーグTVはシーズンオフに解約する人が大多数だろうから、解約もあっさりしていたが、ニコニコの方は、最後の最後まで「本当に、本当にそれでいいの?」粘ってきて長年惰性で同棲していた恋人と別れるような気持ちになった。

 でも、こういうサービスって簡単に解約できるのなら、また見たくなれば気軽に登録できるよね。

 さて、残るはFODとTELASAなんだが、FODはまだキープしておきたいが、TELASAは「美しい彼」のために引っ張っているので、4月に円盤出たら(予約済み)解約しようかなあ。
 TELASAは、いったい何がきっかけで入ったのか忘れたが、解約しようとするたびに見たいのをあげてくるので、ズルズルと引きずっている。

 あと、家計の見直しとは別に、そろそろパソコンも替えないとなあ。
 Mac miniを2代使用したが、もうWindowsのデスクトップも同じくらい小型化しているので、Windowsに戻そうと思っている。
 Macを使っていたので、スマホもアイフォンにしていたが、結局あまりメリットを感じなかった。

 バックアップが必要なのって、写真とこのホームページの元ファイルだけだが、写真も容量確認したら1ギガ未満だったので、USBメモリで充分である。

 スマホもネット見るのと写真くらいしか使用してないので、格安のに変えようかなあ?

 ああ、あと、まだADSL回線を使用しているので、そっちもそろそろなんとかしないと・・・

 あー、いろいろ面倒くせー

 ほんと、冷蔵庫や洗濯機は動いていればOKなのに、パソコンはソフトが対応していかなくなるのでほんと面倒くさい。

 ああ、あと、メガネも作らなきゃなあ。

 今現在、コンタクトレンズだが、本やパソコンは老眼鏡がないと見えないので、だったら中近用メガネにすればいいと思いつつ放置している。
 ただ、自宅だったら中近メガネでいいけど、外出する時はどうすんだろう?
 映画や野球見る時はやはりコンタクトの方がいいだろう。

 会社は?
 通勤時は遠近で、デスクでは中近とか?

 ああ、ほんとに面倒くさい。

1月27日(木)

 久々に変な夢を見た。

 テーブル席のあるライブハウスにいて、私の席はかなり端っこで、舞台を遮るようにカウンター席があったのが、演奏が始まると、かろうじてアップライト・ピアノを弾く松岡くんだけ見えた。

 夢の中でも、どーしてそういう事態になってるのか、さっぱりわからないけど、TOKIOのライブを見ていたのである。

 夢の中の私は「え?松岡ってピアノ弾けるんだ」って驚いていたけど、それは出だしだけで、2曲目からはドラムに戻っていた。
 目が覚めた時、「わたし、松岡がドラムって知っていたんだ」って気がついて、笑ってしまった。

 そんで、松岡以外はよく見えなかったけど、「トリオ編成」という認識はあったので(ベースがいるのはわかったが、あともう一人が何を演奏していたのかは不明)、TOKIOが現在3人であるって、ちゃんとわかってたんですね。

 で、目が覚めた時「TOKIOが3人でライブやるわけねーだろが!」って自分に突っ込んだ。

 なんで、そんな夢を見たのだろう?
 TOKIOのライブ見たいと思ったことなど一度もないし、そもそもTOKIOが演奏しているところなんて、紅白歌合戦くらいでした見たことがなかった。
 誰がベーシストなのかも知らないし、そもそもTOKIOの楽曲を歌ってみろと言われても無理。(聴けば、あーってわかるだろけど)

 この夢には続きがあって、私が座っていた端の方はほとんど空席で、「TOKIOなのに、席埋まらないんだなあ」って思っていたら、2曲目が終わったら、ゾロゾロと人が出口に移動してきて「え?なんなの?サクラなの?」って思っていたら、出てきたのは高身長のモデルっぽい男性ばかりで「あ、なんか撮影に使われていたんだ」とわかった。

 ちゃんと金払って見ている客もいるのに、撮影なんかしてるんだ、と思ったが、こんだけゾロゾロといるんだから、メインの俳優もいるかもしれないと目を凝らしていたら、綾野剛の姿を確認して「なんか得した」とご満悦であった。

 ほんと変な夢。

 そのあと、私も楽屋の方に移動したら、そこはなぜか千葉の実家(もう30年くらい前に転居している)の台所で、妹が「私、料理下手だから」と嫌そうに料理していて、コンロにかかっている料理がどれも肉料理で「うわー、重そう」と思った。

 ほんと変な夢。

 だって、妹の作った料理なんて食べたことほとんどないんだもん。


1月26日(水)

●映画「真夜中乙女戦争」

 題名がなんだかよくわからなかったけど、二宮健監督だし、柄本佑なので見てみました。

 二宮健監督の世界観、あんま好きじゃないんだけど、なんか私の中の欧州映画好きの血が騒ぐというか、ああいう「ぜってー、フツーにわかりやすいのはやらない」っていうパンクな姿勢についつい惹かれてしまうのよ。

 しかも前作「とんかつDJアゲ太郎」は北村匠海主演で、今回の「真夜中乙女戦争」は永瀬廉主演って、メジャー展開すぎて凄いけど、映画始まって、ボソボソ暗い永瀬廉にめまいがした。

 いや、水曜レディースデイの夕方の回だったので、客席は女子中学生や女子高校生も多かったのに、ええええ?こんな暗い話なの?

 頑張って大学進学したのはいいが、学費も生活費もギリギリで当てにしていたバイトもクビになり自暴自棄になっていた主人公が出会ったのは、大学の喫煙所を炎上させている謎の男だった。

 最初はほんと、ちっさい犯罪というか、イタズラの延長みたいなことをやっていたんだけど、だんだん賛同者が集まり・・・って「ファイトクラブ」なの?
 だったら、柄本佑がブラピのポジなの?

 と、思ったのだが、二宮健はそういうわかりやすい「現実と妄想」を描くわけもなく、最後までなんだかよくわかりませんでした(笑)
 永瀬廉ファンの皆さんは息してますか?

 どこまで原作通りなのか知らんが、だからといって確認のために原作読む気にもならない。今のところ。

 唯一の救いは池田エライザの歌が素晴らしかったことで、それはNHKの番組で知っていたんだけど、映画クオリティーでやると超絶素晴らしかった。

 あと、話はさっぱりわからなかったんだけど、映像の凝り方はやっぱしけっこう好きだった。

 しかし、今をトキメく永瀬廉主演で、よくこんなの通ったなあ。
 だって、今、書店に行くとわかるけど、雑誌の表紙は永瀬廉ばっかよ?

 私も時々「推しが表紙だからしゃーねーな」と雑誌買いまくったりしますが、今の永瀬廉の雑誌掲載数をみると合計でいくらになるんだろう?

 そして、推しが主演の映画は「課金じゃ課金」とリピートするけど、この映画を何度も見るのキツそう。

 あ、でも二宮監督のメジャーデビュー作「リミスリ」をタカハシが出てるからって、3回くらい見に行ったから、まあ、あんな感じか。

 興行収入どれくらいいくんでしょうかね?

 そういや予告編で「大怪獣のあとしまつ」が流れて、こっちもジャニーズ主演映画だし、ずいぶん前から何度も予告編は見ていたが「なんか、シン・ゴジラの変なパロディっぽいし、あまり食指が動かないなあ」って思っていたのだが、「音楽 上野耕路」であることに気が付いてしまい「・・・ああ、こっち方面の推し活」ということになりそうです。

 今のところ、「音楽 上野耕路」の映画で当たったことないのですが・・・一回くらい当たってほしい。


1月25日(火)

●「ファイトソング」3話

 2話感想「間宮から花束を貰いたい人生だった」

 3話感想「間宮と手を繋ぎたい人生だった」

 私、間宮祥太朗はけっこう好きだと思っていたし、だからこそ、ここ最近の当て馬役には血の涙流していたし、でも「当て馬」って言葉あんまし好きじゃないんだけど・・・

 私は「当て馬」じゃなくて「二番手」のほうがしっくりくる。

 それはいいとして、最近のトライストーン祭において、赤楚くんが大出世で1番手に上り詰めてしまったので「間宮の立場は?」とか思っていた。単発ドラマの主演はあったけど、やっぱ連ドラで主演もしくは一番手になってほしい。
 しかし、次に発表された「ファイトソング」は「また、ジャニーズの二番手なのか?」と思っていたので、1話見て「これは、間宮が一番手じゃないか!」と狂喜乱舞したのである。

 1話は拡大版だったので、ちょっとダルかったが、2話冒頭で間宮のバンドがあっという間にスターダムに乗って、あっという間に解散というのが短い時間で効果的に描かれていて「お、これだったらノレそう」と思ったし、岡田惠和の会話劇もエンジンがかかってきたようだ。

 なにより、抑揚なくボソボソと喋る間宮にだんだんハマってきた。

 たぶん、これ、坂口健太郎と有村架純でやったら、また全然違う雰囲気・・・というか、いかにも岡田惠和脚本って感じになったと思うのだが、間宮祥太朗と清原果耶だと、いい意味で岡田ワールドの、緩いようで尖っている感じが薄まって、そう、なんていうのか臭みが鼻につかないのだ。

 そのあたり、やはり清原果耶は凄いと思う。
 「聴力を失うかもしれない」という不憫設定と「根はスポ根」というウザ明るい設定のバランスが絶妙で、坂口健太郎の菅波人気も、清原果耶のウケがあってこそだったことがよーくわかるというか、今まさに、間宮祥太朗の影の魅力を最大限に引き上げていると思う。

 それにしても、初デートでいきなり手を繋いで、しかも、わっかりやすくいわゆる「恋人繋ぎ」って、フツーだったらヘソで茶を沸かしてしまうようなベッタベタな展開なのに、「あ、これ、このビジュアルの間宮にやられたら速攻落ちる」と、もはやオバサンというよりも「おばーちゃん」な世代の私が「なにこれヤバい」と食いついてるんですから。

 「何、この、自分が間宮とデートしているような感覚は?」

 こんな気持ち初めて、と思って、リピートしてみたんですが、やっぱ自分が間宮と手繋いで歩いてるような感覚に陥る映像だった。

 間宮がプライムタイムでこんな当たり役ゲットしたことが素直にうれしい。

 ぜひ、コンフィデンスマンJPにも出てください。(私なりの最大級の褒め言葉)


1月24日(月)

 今日も芸能人の感染発表がジャンジャンバリバリ出ていたけど、「おディーン様が感染!」に溜息が出た。

 企画・主演映画の公開が間近なので宣伝活動で忙しかったんでしょうに。
 まあ、逆にいい宣伝になったのかもしれないが。

 とか思っていたら、次にネットニュースを開いた時は「速水もこみち」になっていたし、さらに夕方になって「赤楚きゅんがあああああああああ!」になった。

 なにこの流れ、顔面偏差値が高い人のほうが感染しやすいのか?

 しかし、こうなってくると、今撮影している現場は戦々恐々だよな。
 やっとドラマの放送スケジュールが元どおりになってきたのに、また中断とかあるかもしれない。

 同僚にそう愚痴ると「でも、多少遅れてもいいじゃない」と言われたが、撮影スケジュールが乱れると、出演者やスタッフや撮影場所のスケジュールも全部再調整しないといけないし、延期したら次の仕事の都合もあるので、そう簡単にはいかないのだ。

 話は変わるが、同僚M嬢が仲のいい多部署の同僚S嬢と雑談していた。

 M嬢は少し前に入院していたので、その顛末を語っていた。
 元々、治療中の持病があり、それが悪化したのかと思いきや、別の病気だったらしい。

 細菌による炎症を疑われたが、原因は特定できず、抗生剤で様子見になってるみたい。
 だが、本人としては、元の持病の治療が影響しているかもしれないという不安は拭えないようだ。

 そしたらF嬢が「結局、一時的な免疫低下がどうのこうのって話になるんだよね?」って、彼女も病院にお世話になることが多いし、最近、身内が帯状疱疹で苦しんでいたので、免疫云々の話になった。

 「コロナのワクチンが原因かどうかわからないけど、帯状疱疹が増えてるみたいだし」
 「ええ?やっぱ、そういう影響あるのかなあ?」

 帯状疱疹増えてるのは、コロナ下のストレスの方が主な原因では?
 と、思った。

 しかしM嬢は「そういえば、元の病気の症状は去年の春頃からなんだけど、悪化したのが秋で、ワクチン接種した頃だったんだよ」と言い出す。
 F嬢も「ああ、なんかそういう影響あるのかもしれないねえ?」

 という二人の会話を黙って聞いていたが(盗み聞きしていたわけではなく、私のすぐそばで会話していたので)「あー、これ、厄払いと同じ話だ」と思った。

 「厄年になにか悪いことが起きる」と言うけど、何か悪いことが起きた人が「厄年だった」って言うだけで、厄年じゃなくても悪いことが起こった人もいっぱいいるのだ。

 今のM嬢が、もし厄年だったら「やっぱり、厄払いしなくては」と思っただろう。
 しかし残念ながら厄年ではなかったので「コロナのワクチンかも?」って方向になったのだ。

 もちろん、M嬢もF嬢も「ワクチンに対する漠然とした不安よりも、コロナに感染する不安のほうが圧倒的に大きい」という理性的判断をしてワクチン接種しているのだが、「このワクチンが本当に大丈夫なのか、本当にわかるのは何年も後」という認識なのだ。

 その話は何度かしていて「じゃあ、今、持病の治療のための薬は大丈夫だと思ってるの?」って聞くと「だから、なるべく漢方にしてもらってる」と言うが、漢方が効かない病気になったので、最先端の薬物治療受けてるみたいなんだけど、そっちは不安にならないのだろうか?

 いや、たぶん、その持病の薬物治療の影響で、今回の急性の炎症起こしたのかもしれないという不安になっているのだが、その不安を紛らわすために「やっぱワクチンの影響かなあ?」ってことになってるのかもしれない。

 そういう不安が私が想像するよりも広範囲に広がってるんだろうなあ。

 なんか、面白いから、その不安をもっと煽りたくなってしまう。

 だって「えー、あのワクチンにそんな副作用ないよ」って言っても全然納得してくれないけど、「あ、もしかして、今、謎の微熱で休職中のあの人も?」とか言ったら、否定しないだろう。

 あー、なんか、そういうことやってる人の気持ちがちょっとわかった。

 全然違うのかもしれないけど、小学生の頃「こっくりさん」が流行って「なんじゃそりゃ?」って思ったけど、全力で否定するよりも、(動かしてる子がだいたいわかっていたし)話にノった方が面白いと思ったので、「集団催眠というものはある」とか自分を納得させて、けっこう楽しんでいたのだ。

 「私って、けっこう霊感強いから」とか真顔で言う同級生がほんと面白かった。

 しかし、そんな私も中学生の頃「口裂け女」に一瞬本気で怯えたことがあるので、「あっちがわ」の気持ちも少しは理解しているつもりです。
 
1月22日(土)

●映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」

 ちょっと前作と雰囲気違う演出だなあ、と思ったけど、もしかしてコロナの影響あるのかなあ?
 どの程度、マルタ島でロケしていたのかわからないが、和歌山のポルトヨーロッパでも撮影しているので、「それはルパンの妻?てゆーか、瀬戸康史も被ってるぞ?」と思った。

 あと、英語セリフが多いのがチャレンジャーだなあ。

 前作と全前作も海外が舞台だったけど、香港やシンガポールだったので、主要ゲストは日本留学経験があったり、ビジネススキルとして日本語が堪能であるって設定だったけど、さすがに地中海だとそうはいかないというか、城田優をスペイン人設定にしてしまったので、そこだけはどうしても日本語で会話できなかったようだ。

 いや、そこに違和感があったわけではなく、ヒット・シリーズだから、普段あまり映画見ないような客も多いのでフランス語やスペイン語や英語が入り乱れる導入部に腰が引けた観客もいたんじゃないかなあ、って心配しただけである。

 でも、厚切りジェイソンとダンテ・カーヴァー配置していたので、お茶の間ウケはキープしているんだろう。

 しかし、このシリーズの魅力はなんといっても「豪華海外ロケ」だと思うので、それが発揮できなかったのが残念だ。コロナのバカあ!

 そして、やはり「コロナのバカ案件」だと思っているジェシー三浦春馬と、スタア竹内結子の不在であるが、この映画内ではちゃんと仕事に加わってることになっていたので泣いた。
 でも、森の番人だった老女を籠絡するジェシーがやっぱ見たかったよおおおおおおおお
 赤いネクタイを現場に残していくな!(泣笑)

 うん、そういう部分を含めて、コロナ前に企画していたんだろうけど、いろいろ変更があった作品だと思うと「よくぞ、ここまで」と思うが、作品だけを評価すると「けっこうモタついてるなあ」って感じでした。

 タネあかしとか、けっこうツッコミどころあったし。

 でも、このシリーズって、元々そんなに緻密じゃないというか、ジャーンっとひっくり返るのをワーーーーって楽しむのが正しいし、それよりも「長澤まさみ、スタイル良すぎ!」を楽しむものだし、今作も「東出昌大、足なっが」は充分に堪能いたしました。

 あと、今回に関していえば、小日向さんのサイコパス演技も堪能できましたし。
 あと、シリーズ重ねていくごとに崩壊していく江口洋介のキャラも。

 広末涼子や石黒賢の準レギュラー陣も安定の芝居だったし、新顔の真木よう子の使い方も完璧だった。

 公開2週目だったけど、けっこうお客さん入っていたので、興行収入それなりに上がってくれるといいなあ。
 コロナが明けたら、また続編作ってほしいので。

 今回は瀬戸康史だったけど、この世界観の中で芝居する菅田将暉とか松坂桃李とか岡田将生とか高橋一生とか高橋一生とか高橋一生とか超見てみたいんですけど。
1月21日(金)

●「妻、小学生になる。」TBS 金10

 1月クールのプライムタイムはなんか微妙だなと思っていたのだが、やっとフツーに面白いのキタ!

 医療モノでも、恋愛モノでも、ミステリでもないけど、フツーに面白いやつ。

 脚本が大島里美だったので、期待というよりも「頑張って」と思っていた。だって去年の・・・いや、もう一昨年の「おカネの切れ目が恋のはじまり」が不幸にも打ち切りになってしまったから。
 オリジナル脚本で、かなり頑張っていたと思うのですが、あんな形で・・・
 後でシナリオ本が出たのでもちろん買ったのですが、中盤以降もかなり面白くて「これ、ちゃんとドラマになったの見たかったな」と涙した。

 で、「凪のお暇」以来の漫画原作だけど、音楽や独特のタイトルの入れ方で「あ、これ凪のお暇チームなんだ」ってすぐわかった。
 金10枠は、この間の「最愛」が「アンナチュラル・チームだ!」って話題になっていたけど、「凪のお暇チーム」も結成したんですか?

 話としては、亡くなった人が別人に生まれ変わって現れるという、別に目新しくもない話なんですが、亡き妻が石田ゆり子っていうのもいいけど、生まれ変わった小学生役の毎田暖乃ちゃん、朝ドラでも凄いと思ったけど、ほんと凄いな。

 ちょうど、テレ東深夜ドラマで町田啓太が漫画原作のドラマやる企画モノがあって、「宮崎美子と町田啓太が入れ替わる」ってことになったのだが、そのメイキングの読み合わせで「まず元の役の人にセリフ読んでもらう」って作業をしていて、ちょっとした方言指導みたいなことになっていた。

 これもたぶん、そういう作業しているんだろうけど、石田ゆり子よりも毎田暖乃ちゃんの声のトーンが低いので時々声がかすれるのだが、それが逆にリアルで面白かった。

 後半、「毎田暖乃ちゃんのお母さん役が吉田羊だった!」と気がつき、ほんと「凪のお暇」だねえ。

 
1月20日(木)

 これまでの欧米などの感染状況をニュースで眺めて「毎日、数万人の陽性者って、どんな感じなんだろう?」って思っていましたが、こんな感じなんですね(笑)

 まあ、デルタ株で数万人って時とは全然違うんでしょうけど、「このくらいだと、そんなに身近では出ないんだなあ」ってわかった。
 同じ建物内で一人出たんだけど、前の時みたいに「同じフロアの社員を全員検査だ!」みたいなことにはならなくて、意外と冷静だったし。

 でも、この状況が続くと社員自身じゃなくても家族が陽性で出勤停止とかけっこう出てきそうなので、しばらくは緊張状態が続くかなあ?

 それにしても、スポーツ選手や芸能人の陽性の多さよ・・・
 彼らは定期的に検査しているから無症状でも引っかかるんだろうけど、それにしてもやっぱ多い。

 芸能人の場合は公演中止になるので「あー、せっかく買ったチケットがあああああ」ってチケット持って無い私まで落ち込んでしまう。
 去年も、「怖くて舞台のチケット取れない」と会社で愚痴ったら、同僚に「舞台は大丈夫じゃない?」って言われたので「いや、感染が怖いんじゃなくて、出演者の一人でも陽性が出たら中止になってしまうから怖い」と言ったら「あー・・・・」と、わかったようなわかってないような返事をされた。

 公演中止も大変だけど、この状況じゃドラマや映画の撮影も大変だろうなあ。今までと同じ対策していても、オミクロンじゃあ無理だろう。

 って、芸能人のコロナ感染報道が絶えない中、「美しい彼」の平良役だった萩原利久くんが虫垂炎で金曜ドラマを降板してしまった。
 楽しみにしてたんだけどなあ。
 しかも、代役が杉野遥亮って、さすがわトップコートである。
 前クールの「恋です」で人気上昇中の杉野を後輩(キャリア的には子役出身の利久くんの方が先輩なのだが)の代役にするとは抜かりない。

 そういや、萩原利久のライバルだと私が勝手に思っている細田佳央太もコロナ陽性ですと。

 アミューズもジャニーズも抱えているタレントが多いから、連日陽性者が出ていて、お疲れ様です。

 って、うちの会社もまたコロナシフトな仕事が増えていて、担当部署はドタバタしているけど、私は関係ないので、右肩上がりなコロナ陽性者数を眺めて「あー、ここだけ景気いいなあ、毎日、史上最多を更新してて」と大きい声では言えないが、けっこうテンションあがってます。

 でも、ここんとこ寒いし乾燥しているし、なんか喉がいがらっぽくなりがちだし、ちょっと外に出ると鼻水が出てきたりするので「もしかして私も?」と時々不安になるのだが、もし、私が感染していたら、オミクロンは「見ただけで妊娠する」レベルだぞ?

1月18(火)

 なんかまた日記書いてなかった。

 特に何もしてなかったなあ。日曜日は映画見に行こうとしていたけど、なんかダルくなりパスして部屋でずっと本読んでたり。
 そうそう、「美しい彼」の原作小説にハマったので、凪良ゆうの他の作品を読み漁っているのである。
 今のところ「やっぱ、美彼は特別なんだな」って感じ。

 そういうわけで、ドラマ「美しい彼」もほぼ毎日リピートしていたりする。

 1月ドラマが出揃ってきたけど、それらを見て「なんかイマイチ」と思うと、速攻で「美しい彼」に逃げてしまうのであった。
 これは去年「チェリまほ」にハマった時に、あの世界観どっぷりになってしまい、キツい話を受け付けなくなって一番被害を被ったのは、大河ドラマ「麒麟が来る」を見られなくなったことだったけど、他でもちょっとキツくなるとすぐに「チェリまほ」に逃げていたのと同じだ。

 あと、1話が短いのがいいみたい。
 深夜ドラマのあのテンポに慣れてしまうと、プライムタイムドラマの冗長さに耐えられなくなるし、特に「初回15分拡大」がキツい。

 「ファイトソング」の初回だって、深夜なら20分で終わるような話を三倍の時間かけやがって、と思う。

 ついでだから、ドラマの感想を書いてみよう。

●「ファイトソング」2話

 1話でちょっとくじけそうになったが、2話でちょっと気持ちが巻き返した。

 つーか「間宮祥太朗に花束を貰いたい人生だった」って感じが全てなんだが、とにかく、私が大好きな「池田理代子作画」な間宮祥太朗が無料で見られて幸せである。
 間宮の黒曜石のような瞳を生かす照明スタッフ最高じゃんね?

 あと、元バンド仲間の東啓介のキャラが立ってきたことにも期待が高まる。
 そう、間宮は「イケメン度が格上」の相棒を添えるとより輝くのだ。ディーン様とか斎藤工とか。
 あー、だから「東京リベンジャーズ」では、もっと吉沢亮と絡んでほしかったです。

 しかし、栗山千明様が早速デレてるのはちょっと不満だったが、そっちよりも「東啓介が間宮のことをずっと好きだった」っていうのを希望してしまうのだが、そういう要員じゃないんですか?(そういう要員にしか見えないBL脳という病)

 とにかく、間宮が一番手でジャニーズの菊池風磨が二番手ということに萌えるが、事務所的には「おかえりモネ」だし、ヒロインが清原果耶なので、どうしても頭の中が「俺たちの間宮」になってしまう。

 それにしても菊池風磨の役のキャラ設定はいいとして、部下の若林時英と窪塚愛流のハイテンション演出なんなん?「なんか、ヤバい薬でもキメてるのでは?」としか思えない。
 今のところ、ジャニーズ若手でも置いておけよ、っていうポジションに、それなりの実績のある二人をモブ扱いにしているということは・・・・・こいつら、闇落ちするのか?

 そもそも、児童福祉説のボスが稲森いずみで、その友人が戸次重幸で、主人公の主治医が橋下じゅんって、不穏枠ばかり揃えている気がするので、全く油断できません。
 というわけで、「天才だがコミュ障」な間宮と「脳筋女子」な清原果耶が「現状を打開するためには恋愛しろって言われたから」という打算で「付き合いましょう」ってなったけど、このままフワフワとラブコメになるとは思えず、着地点がわからなくて怖いです。

●「逃亡医F」 日テレ 土10

 成田凌の初主演ドラマらしいが、手垢つきまくった逃亡モノということで緩い気持ちで見てみたが・・・

 ずっと言っているが、やっぱ成田凌は天才なんじゃないだろうか?
 菅田将暉の上手さにはいつも唸っているけど、成田凌にもほんといつも驚く。

 「美しい彼」の20代後半バージョンでは、ヒラ役に成田凌で決定だ!(ヒラは普段はもっさりしたキモい奴だが、一手間加えると超イケメンになるというキャラ設定なので)

 なので成田凌には何の不満もないのだが・・・・私が医療モノ苦手で、特に外科モノが苦手で、でもフツーの手術室で「手術の天才」やるんだったら、苦手というか「映像で何が天才なのかよーわからん」って不満を抱くだけなのだが、沖に出た船上で無理やり手術って・・・・

 成田凌が斧で森七菜の腕を切り落とした瞬間、「む・・・・無理」と思った。

 医学考証に文句言うほど医療に詳しくないけど、これはさすがに荒っぽすぎる。

 この話、たぶん、この天才外科医が逃亡しながら、無理なシチュエーションで天才的な手術していくんだろうけど、最低限の消毒や麻酔もせずに、そもそも縫合する針や糸も無いんじゃ?

 あと松岡昌宏が凶暴すぎるし、全体的に頭悪すぎるのだが、この土曜10時のノリは日曜9時と同じく「細かいことは気にすんな」になっており、「神は細部に宿る」派の私にはついていけないかも。

●「もしも、イケメンだけの高校があったら」テレ朝 土曜深夜

 なんか最近、怒涛の勢いの秋元康企画ドラマ。

 早いとこ絶滅してほしいが、逆に増殖しているのは何故?

 こういう、大手事務所がイチオシの若手を勢揃い、みたいな企画はたまにあるけど、それを「イケメン高校」にするって・・・・エグザイル村の「伝説の王子」の方が、10万倍マシだった。

 「イケメン役をイケメンがやってはいけない」という宇宙の法則がなぜわからないのだろう?

 国宝級イケメンと言われながら、キモウザ役を得意とする吉沢亮に教えを乞え!

 唯一の光はレジェンド・イケメン役である速水もこみちが「オレもう、イケメンに疲れちゃったんですよねえ」なクサい芝居をマジでやりとげ「イケメン高校の中で、イケてないダサい子」である細田佳央太をロックオン!

 えーと、これってイケメン版「ドラゴン桜」にするの?

 そう考えると、なんか雰囲気が「パロディものAV」みたいだ。
 いや、そういうのそんなに見たことないのですが・・・ 

 とりあえず、もこみちのトンチキぶりをもう少し見てみたいし、細田佳央太の父親役の皆川猿時が細田佳央太を全力で笑わせにかかっているのが面白いので時間があれば続きを見るかも。

●「ケイ×ヤク」読売テレビ 木曜深夜

 腐女子期待のドラマだったが、ちょっと原作の設定を変えており、BL度は薄めにするらしい。
 まあ、原作もBLじゃないので、あくまでも「匂わせ」でいくのだろう。
 つーか、まあブロマンスものなんだろうし。

 でも、不良高校生役が多い鈴木伸之が警察官役ってだけで胸熱だし、犬飼貴丈も色気のあるヤクザ役頑張ってるじゃん!
 二人とも売れっ子だけど、こういうメインの役は少ないので、張り切ってる感じが画面からも感じられる。

 2話以降、萩原みのりが出てくるらしいが、萩原みのりは深夜ドラマにしか出ないことになってんの?

●「封刀師」テレ朝 土曜深夜

 よくわかんないけど、早乙女太一が殺陣やるらしいので見てみたが、1話ゲストの佐野岳が相手で、ギラギラした佐野岳がとても良かった。
 劇団 新感線の中村かずき脚本らしいが、こういう少年漫画の異世界バトルみたいなの、映画館で見るとけっこう退屈するのだが、ドラマで見るとなんか不思議とありがたい。

 とにかく全体的にオシャレだったので感心していたら、演出が藤井道人だった。映画「新聞記者」では違和感を感じたオシャレ映像だったけど「アバランチ」を見て「この人、こっちじゃん」って思っていたんだけど、やっぱ、こっちですよね?

 バイオレンス好きな人がどう思ってるのかわかりませんが、ラブコメ好きで、暴力シーンが苦手な私が見惚れるオシャレなバイオレンス・・・褒めてます。

 どう表現すればいいのかわからないけど、いい意味で架空を描くのが上手い監督だと思う。

 「新聞記者」以来、藤井監督の映画見てないんだけど、そっか次は坂口健太郎の「余命10年」か。
 題名だけで、見る気がゼロになる映画だが、がんばって見てみます。

 えーと、あとチェックしてるドラマは・・・・

●「部長と社畜の恋はもどかしい」テレ東 木曜深夜

 深夜ドラマのお色気担当である中村ゆりかと竹財輝之助がタッグを組んで、けっこうギリギリのベッドシーンやってくれているので、まあ、正直それだけで見応えはあるんだけど・・・

 大河ドラマ「晴天を衝け」で主人公の娘役を演じて上り調子の小野莉奈や、2.5次元界隈ではそれなりのポジションにいるみたいだけど、最近、テレビドラマにもちょこちょこ出てきている永田崇人がオフィスの後輩役って、この無駄遣い感は何?

 まあ、私は竹財輝之助が大好きなので、彼が仕立てのいいスーツ着てるだけで、もう、それだけでいいんだけどさ。

 ついでに、今の大河ドラマにも出ているので、きゃっきゃと喜んでいるのですが、竹財輝之助がブレイクするとしたら、どういうタイミングなんだろうなあ?朝ドラとか?ってポヤポヤと考えているとなんか楽しいのであった。


1月12(水)

 ネットニュースの見出しを眺めていたら「黒羽麻璃央と桜井ユキが結婚するドラマ」が発表されたのかと思ったら、「黒羽麻璃央と桜井ユキが結婚!」というニュースであった。

 驚いた。

 桜井ユキが2.5次元俳優と結婚っていうのもイメージ外だったが、昨日は鈴木拡樹が結婚報告で今日は黒羽麻璃央って、2.5次元界のツートップ(かどうかはよく知らんが、私が顔と名前を知ってるという意味で)が立て続けに結婚って、時空が歪みそうじゃない?

 そして、桜井ユキも「脱ぎ済み」なのである。
 しかも、初主演映画で脱いで、相手役が高橋一生だったので、タカハシ界隈でも人気のある女優さんなのだ。
 さらに「娼年」でも大胆な濡れ場を披露し、「こんなに頑張って脱いだのだから、売れてほしいなあ」とずっと応援していました。
 おかげさまで、だんだんいい役についているのを「よかった、よかった」と暖かく見守っていたのですが、まさかマリオと結婚するとは!

 それよりも、鈴木拡樹も黒羽麻璃央も刀剣乱舞の三日月役なんですけど?

 黒羽麻璃央の方はミュージカルなので、私は見たことが無いのだが、去年、映画館でも上映していたガラ・コンサートみたいなので、黒羽麻璃央の三日月を見た。

 というわけで、刀剣乱舞6級(そもそもゲームやってないので)の私ですらビックリの「三日月宗近結婚ラッシュ」でありました。

 さて、私が「あんなに脱いだんだから報われてほしい」と思っている女優さんはもう一人いて、それは「火口のふたり」の滝内公美なんけど、彼女も順調に出世しているようだが、えーと、誰と結婚しますか?長谷部とか?燭台切とか?山姥切とかいっちゃう?


 ぼちぼち1月期ドラマが始まったので、まとめて感想。

●「シジュウカラ」テレ東 土曜深夜

 山口紗弥加主演の不倫物らしいが、相手役が板垣李光人って・・・と思って見てみたが、板垣李光人が普通の人やってるの初めて見たかも。でも、これもかなりフツーじゃないか・・・

 板垣李光人が何やら明確な目的を持って、山口紗弥加を落とそうとする話になるみたいだけど、その不穏演出がとても好みだった。
 板垣李光人が玄関に入るシーンとか、山口紗弥加の背中からパソコン指導するシーンとか、後ろ姿だけなのに、ものスゴイ不穏。

 演出誰なんだろうと思っていたら、大九明子監督でした。

 主人公の中学生の息子役が妙に良かったので調べたら、田代輝君って映画「CUBE」に出てた子だ。あっちも、こっちもスターダストのバーターみたいなことになってるけど、実力あるのは間違いないだろう。この年ごろの子はどんどん顔が変わっていくので顔を覚えるの難しいんだけど。

●「おいハンサム!!」フジテレビ 土曜深夜

 東海テレビの深夜枠で、前作は「顔だけ先生」だったし、いわゆるトンチキ枠である。だって代表作が「リカ」だもん(笑)

 このドラマはどうやら伊藤理佐の漫画をベースにしているらしい。
 吉田鋼太郎がガンコ親父で、MEGUMIが母、「男を見る目がない」三姉妹が、木南晴夏・佐久間由衣・武田玲奈となにげに豪華。

 さらに、武田玲奈の売れない漫画家の彼氏が須藤連で、佐久間由衣の夫が桐山漣で、木南晴夏の不倫相手が久保田悠来とか、なんかニッチなとこ攻めてくるなあと思いきや、まだ出てこなかったけど高杉真宙や奥野壮も名を連ねている。

 ちょっとドラマの方向性はわからないんだけど、このキャストだと見てしまいますね。

●「ミステリと言う勿れ」フジ 月9

 大ヒット漫画原作で菅田将暉主演なので注目度が高かったけど、原作未読の私は素直に楽しめました。

 でも、原作ファンはいろいろ複雑みたい。

 ただ、ドラマの雰囲気自体は良かったんだけど、やっぱこういう事件モノって苦手なんだよなあ。
 「殺された人」が軽んじられてる感じがねえ?
 「科捜研」が苦手なのも「え?そんな動機で殺されたの?」って方に気をとられてしまうからだ。

 もちろん古くは「刑事コロンボ」みたいに、そんなの全然気にならない名作もあるし、「アンナチュラル」みたいに亡くなった人にとことん寄り添う話は大好きだったし。

 しかし、「ミステリと言う勿れ」の初回の真犯人が主人公を逮捕しようとしている刑事っていうのは、けっこうキツかった。
 しかも「菅田将暉の遠藤憲一が向き合ってると、それって民王じゃん!」って胸熱状態だったのに・・・

 さらに「遠藤憲一の妻子をひき逃げしたのは被害者じゃなかった」って、なんて地獄な話!

 とか呆然としていたら、金髪のキレいなの出てきて「誰?」って思っていたら瑛太ですって。

 うーん、頑張ってついて行くか。菅田将暉の芝居はさすがだと思うし、菅田将暉を美しく撮影しようという意気込みはすごい感じるので、そこは素直について行こうと思うし、ヒロインが伊藤沙莉だというのもいいし。

 あと、筒井道隆が月9に出てるっていうのが、個人的には一番のポイントかも。

 私は月9の主演していた頃の筒井道隆が大好きだったんだけど、いつのまにかあまり見ないと思っていたら、最近なんか復活してますよね?
 一周・・・いや、二周回って、田辺誠一と雰囲気似てきたので、今後の活躍が楽しみです。

●「ファイトソング」TBS 火10

 清原果耶の朝ドラ主演後の大事な作品だし、民放初主演なんだが、岡田惠和脚本ということで不安もあった。
 岡田惠和脚本はけっこうウェットなのでちょい苦手なのである。

 あと、「間宮祥太朗が、ジャニーズの当て馬じゃなくて、一番手なの?」というのも、信用できなかった。

 さて、初回。
 うーん、ちょっとクドいかなあ、主人公がアスリートの夢破れてっていうの、5分でやれよと思ったけど、初回拡大版なので丁寧にやってました。

 今は落ちぶれたミュージシャンっていうのも手垢つきまくってるしなあ。
 つーか、なんか昔の月9っぽい?

 うーん、だから演出的にもあまり好みじゃないんだけど、間宮祥太朗がちゃんと美しかったので、それでいいと思いました。

 主人公の児童養護施設の幼馴染に藤原さくらが配置されてるのだが、なんか歌に関わってくるのだろうか?

 あと、主人公の亡き母は、さとうほなみだったが、失踪した父が河相我聞だって画面見てたらわからなくて、でも、そんなキャスティングするってことは、後でまた出てくるんだろうか?

1月11(火)

 鈴木拡樹が結婚!!!

 人間じゃない役が多い俳優さんなので、「え?結婚とかするんだ?」って違う意味で驚いた。

 「お相手は?知ってる人かしら?」と記事を読んでみたら「西川可奈子」って、え?知ってる子だ!

 映画「アンダー・ユア・ベッド」のヒロインだ。

 あの映画、大好きで、映画館で二回見たし、動画配信に上がってきた時も何度も見たよ。
 西川可奈子は夫から熾烈なDV受けている妻役で、言葉が古いけどヘアヌードで渾身の演技だったのである。

 エロを楽しむ映画ではなく、アザだらけの全裸を晒す彼女の無防備さというか「防御するものが何もない孤立無援な感じ」がとても痛かった。
 それから注目していて、テレビドラマにもちょこちょこ出ているけど、あまり大きな役は掴めてなくて、でも、内藤剛志主演の強行犯係?に真犯人役で出ていたりした。

 推しが・・・・鈴木拡樹は推しってほどでもないけど、映画「刀剣乱舞」で沼ったし、その勢いで舞台「サイコパス」も観に行ったし、出演舞台のチケットとるのが難しいけど、チャンスがあったらまたぜひ課金したい俳優なのだが、その彼が「一般的知名度は低いが、私はこの女優さんに注目していた」って子と結婚って、「なんだよ、超お目が高いじゃねーか、いったいどこで知り合ったんだよ、お前もスミにおけねーな」と鈴木拡樹の背中をバンバン叩きたい気持ちでいっぱいです。

 話が飛ぶが「アンダー・ユア・ベッド」は、「美しい彼」のヒラがキヨイの目にとまらず、底辺のまま大人になった話だったなあ。
 ヒラはずっと、学校では透明人間扱いされていたのが、「アンダー・ユア・ベッド」の高良健吾の透明人間度はそんなもんじゃなくて、親からも存在を忘れられるくらい酷くて、そんな彼の名前を呼んでくれた唯一の人が西川可奈子演じるヒロインで、たったそれだけだったのに、彼はそのことだけに縋って・・・・という、非常に切ない且つキモい話であった。

 ヒラのキモさを笑っている今、また「アンダー・ユア・ベッド」を見たら倍泣けるかもしれない。

 そういや、また話は飛ぶが「ドライブ・マイ・カー」がゴールデングローブ賞ですって?

 海外で受賞するたびにニュースになるので、上映する映画館が増えたようだが、3時間の長編なので、「騙された」って人が続出しないか心配になる。


1月10(月)

 成人の日。
 久々に大量の晴れ着姿の若者を見て、こっちまでテンション上がった。
 マスク着用なのが気の毒だったが、おかげで全員美人に見える(笑)

 しかし、この後、飲み会に繰り出すんだろうから、数日後にいっぱい陽性者出るんだろうなあ。

 それにしても、うちの会社はこれからが繁忙期なんだけど、感染拡大で影響出ないか心配だ。

 今のところ、ほとんど陽性者出てないんですよ。

 障害者枠の知的・・・の子が感染したくらい。その子は、中身がほぼ幼稚園児くらいなので、マスク苦手だったのだ。感染しちゃったので、親もビビったらしく、しばらく自宅待機になってマスクに慣れさせてから復帰した。

 社員の家族にも陽性者が出てなくて・・・同居してない親類がって話はあったが、社員が濃厚接触者になることはなかった。
 あまり社員数多くないのと、運が良かっただけだろうけど、今回の波はどうだろうか?

 まあ、去年の夏の時みたいに「生き残れる自信がない」っていうことはなくて、自分が重症下するリスクはとても低いだろうと安心しているけど、それでも感染してしまったら一人暮らしなのでいろいろ不便だし、仕事も休むことになりタイミングが悪いとけっこう大変だから、どうか、何事もなくやりすごせますように。


1月6(木)

 三が日明けたらこうなるとは予想していたけど、予想を上回るコロナ陽性者の増え方に、「景気がいいなあ」となんだか楽しくなってきた。

 しかし、すでにスポーツ選手の感染が増えているけど、このままだとまた芸能界にも影響あるなあ。
 せっかく、去年の暮れはボチボチ舞台見に行けたのに、また後戻りかあ。
 NYのブロードウェーも中止になる舞台多いらしいが、日本もまたあちこちで中止になりそうだ。

 さて、年が明けてからも「美しい彼」に夢中で、清居役の八木くんが所属するファンタスティックスの動画も見まくっていた。
 どうやらファンタスィックスというのは、先にダンサー集めて、ダンスユニットとして活動していたところでオーディションでボーカル募集したグループらしく、だからダンスメインみたい。
 つーか、エグザイル村のグループはそういうの多いんだろうけど。

 しかし、「DRIVE ME CRAZY」という曲は歌詞もテロップで出てくるんだけど、歌詞の音への乗せ方がどうも気持ち悪い。というか、歌詞見てても、全然頭に入らないのだ。
 イマドキの曲としては英単語の挿入も多いのだが、それもなんかスっと頭に入ってこない。

 エグザイル村の楽曲は昔から「なんか音楽として入ってこない」と思っていたけど、何かが決定的に違うと思うのだが、それが何か言語化できない。エイベックス村もそういうの多かったなあ。
 「Not For Me」なのはいいとして、それが圧倒的多数に支持されているわけで、メジャーなものを素直にいいと思えないのはけっこう辛い。

 まあでも、ネズミーランドもあまり好きではないし、映画「君の名は」で脳死してたし、昔は自分のことを「サブカル趣味を気取った奴」だと思っていたけど、年取って丸くなってきてもメジャーなものに苦手なのが多くて、やっぱそういう性質なのか?

 それだからこそ「岸辺露伴は動かない」とか「美しい彼」みたいに、一部で熱狂的なファンがいるドラマに夢中になっていると、他にも同志がいっぱいいることがわかってとても楽しいのである。

 だから、年が明けても「美しい彼」をヘビーローテーションさせていたのだが、今週から「チェリまほ」が深夜再放送されてTVerに戻ってきた!

 円盤持ってるからいつでも見られるんだけど、動画サイトに上がるとまたつい見てしまい「やっぱ、赤楚くんの可愛さは異常だ」と感激したが、なんか、他に浮気しているところを襟首むんずと掴まれたみたいな感じでちょっと恥ずかしい。

 さて、今日は久々に首都圏に積雪があって、職場のある横浜はそれほどでもなかったが、帰宅したら世田谷の方が積雪がすごくて、これは明日の朝、凍結してるね。

 それよりも、帰宅したら自宅の室温が10度以下だったことに驚いた。
 鉄筋コンクリートの狭い部屋なので、普段だと暖房入れなくても15度くらいあるのに。

 さすがに寒い。

 冬に東京都下の一軒家である実家に行くと、寒さが違うのだが、今日はその実家みたいに底冷えする。

 
1月3(月)

●コロナ下の二度目の正月

 去年は「正月くらい実家に泊まろうか」と思っていたんだけど、妹からダメと言われて、大晦日は自分の部屋で過ごして元旦に実家に帰ったのだが、今年というか去年?は、大晦日の夕方に実家に帰った。

 妹は北陸の夫実家に行っていて(義実家には宿泊せずホテル宿泊)、弟のところは双子が受験生なので来ないし、もう大学生の姪っ子は信州の母方の祖母宅に行っていた。

 なので久々に両親と3人で、じっくり紅白歌合戦を見たのだが・・・・相変わらず、ママンの「知らない歌ばかりでつまらん」攻撃を受けた。

 じゃあ、お前はどの歌なら知ってるというのだ?と問うと「懐かしのメロディみたいなの」と言うが、それは別番組だろうが・・・
 そもそもママンは音楽にお金使わないし、そもそも音楽番組をほとんど見ないのに、なぜ紅白にダメ出しするのか全然わからない。

 それでも、ストーンズが出てきたら「ほら、朝ドラの稔さんだよ」と教えたのだが、「知ってる。だって、けっこうテレビ出てる人でしょ?」と言うので、ママンが北村北斗が出ているような番組見てるのか?と思って問い詰めたら、どうやら、「るい編」になって出てきた風間俊介と混同しているらしく「ちげーよ、戦死した人だよ!」と言うと「えー?あの人もジャニーズだったの?」って、ストーンズもう終わっちゃったよ。

 うちの両親は「おかえりモネ」を見てなかったので、「審査員席に菅波とモネがああああ」も共有できないし、こっちのストレスが溜まる。

 しかし、なぜかパパンが藤井風の演出だけは理解した。
 「岡山の実家から中継です」ってやっていたので「ああ、特別扱いか」と思っていたら、会場に出てきたので、パパンも「おおおおおお」と驚いていた。

 私は藤井風のことは、なんとなく知っていたけど、テレビに出たことがなかったのは知らなくて、なんとなく「米津玄師みたいなもん?」と思っていたら、なんかそういうのでもなかったので驚いた。

 まあ結局、けっこうガバガバと酒飲みながら見ていたのでよく覚えてないけど、川口春奈はやっぱモノが違うなあと感心した。
 ただ、方向性がなんか間違ってるというか、私好みじゃないんだよなあ?
 女優さんは、紅白の司会なんか卒なくこなす必要なんてなくて、綾瀬はるかとか「やっぱ、すげーな、このバランス感覚」って思ったし、有村架純のあのボーっとした感じも「天才かよっ」って思ったんだけど、川口春奈は無難にこなしてしまうあたりが私好みじゃないらしい。

 大晦日は「ゆく年くる年」を見てから、ジャニーズ年越しライブを見て、わりと早く寝てしまったのだが、元旦も別に早起きする必要もなかったので、昼前くらいに起きて、両親と質素なおせち料理を食べてから近所の神社で散歩がてらに初詣。

 あれだけ散歩が趣味だったパパンが、すたすた歩けず、ノロノロ歩いているのが衝撃だった。

 それでも、私がいるので、頑張って歩いていたみたい。
 妻と二人だと、すぐヘタるらしいけど、娘がいると見栄はってちゃんと歩こうとするみたいなので、こりゃ、もっと頻繁に散歩に連れ出さないと、あっという間にヘタるぞ?

 そうだ、元旦の午前中に電話があって、ママンが出て、パパンに「Iさんからよー」って取り次いでいたので、「へー、Iさんから正月早々電話があるんだ」と思っていた。
 Iさんは、パパンの会社の同僚っていうか、「家族ぐるみのお付き合いのある友人」であった。

 子供の年齢が近いこともあり、一緒に会社の保養所のある海の宿泊施設に行ったし、子供が大きくなっても、よくうちを訪ねてくれていたので、私にとっては親戚のオジサンみたいな人だった。
 けっこう、というか、かなり面倒くさい人で、一番面倒臭かったのは学歴コンプレックスの塊だったことで、高卒で一部上場企業に入ったが、学歴の壁があって同期の出世を指を咥えて眺めていることしかできなくて、それをうちの家族にもギャンギャン喚いていた。

 私が成人して勤めていた会社に出入りしていた銀行マンにも「高卒」っていたんですよね。

 私も結果的に高卒になったのだが、大企業の学歴の壁は今だとどうなのか知らないけど、昭和の頃はほんと高かったので、ほんとキツかったんだと思う。
 私の時代は「大学出の女子」の地位が不当に低かったので、「男子は大学出てないとダメで、女子は大学出てるとダメ」っていう不思議なネジれ時代だったけど。

 話が逸れたが、母が「おとーさん、Iさんからよー」って取り次いだ電話を歯磨き中に受けた父が「えええええ?」って叫んでいたので、「なんだろう?」と思っていたら、その電話は息子さんからで、Iさんが元旦に朝風呂に入ってる時に急死したらしい。

 あの息子さんも、「まず、ミヤノさんに知らせなくては」って思ってくれたほど、「父の親友はミヤノさん」ってことになっていたんだろうなあ。まあ、他にあまり友達いなかったのかもしれないけど。

 うちの父、ちょっとダメンズ・ウォーカー的なところがあり、高卒で学歴コンプレックスがある同僚とか、逆に東大卒なのにダメダメな人を引き寄せていたような気がする。
 私も一時期、ダメな人ばかり引き寄せていたので、そういうところは父親似だったのかも。

 というわけで、我が家の家族の思い出の1ページを飾っていたIさんは「元旦が命日」という、「さすがわ、Iさん、死ぬ時もウザい」という金字塔を打ち立てました。

 2日の夕方に妹が北陸から帰ってきたが、信州にいた姪っ子がなかなか着かなくて「お年玉交換会どうなる?」と思っていたら、やっと着いて、普通にワーワーギャーギャーしていた。

 最重要メモ。
 今年のお年玉は、大学生の姪っ子が1万円。中三の受験生に7000円、小4の甥っ子に3000円。

 あれだけコロナに用心深かった妹が、旅疲れもあったんだろうけど、フツーに実家の居間でマスク無しでベラベラ喋っていて、そこには信州帰りの姪っ子もいて「この正月にこういう家族いっぱいいるんだろうな」って思うと、コロナ感染再拡大待った無しだろうし、そこにオミクロンも絡むと、またガガガって行くだろうなあ。
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