可燃物な日々

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9月30日(木)

 はあ、もう9月も終わりかあ・・・

 わかってたんですけどね、「自分がワクチン接種終わって、抗体が出来た頃はもう秋」って。

 それでも予想外だったのは、コロナ陽性者がすごい勢いでガガガって減ったことである。

 これについては専門家も「なんで?」って感じみたいで、夏休みとオリンピック開催で緩んだ行動が、感染爆発で引き締まったのと、ワクチン接種が進んだ効果などの相乗効果なんでしょうか?

 まあ、イギリス先輩やイスラエル先輩は、いったん収束してから、また感染拡大してもあまり気にしてない感じなので、「そういうもん?」と思いますが、日本もたぶん絶対に第6波来ると思うので、その時はどうなるんだろう?

 それでも、予想以上に接種率が高くなり、若年層でも5割を超えているので、「あ、みんなちゃんと感染予防策を真剣に考えてるんだ」って意味では、かなりの安心感があります。
 でも、陽性者数が下げ止まってきてる感じもあるので「ここで緊急事態宣言解除すると、バーっと来そうだな」と警戒しますが、予防接種済なので、重症化リスクは相当下がってるはずなので、8月の頃の「ヤバい、全然生き残れる気がしない」っていう恐怖感からは解放されたので、少しだけラクになった。

 なので、久々に美容院に行きました。

 私の長年のかかりつけ美容師は、すっごいおしゃべりなので、怖くて行けなかったのよ。

 そんで、「ずいぶん久しぶりですね」って言われたので「緊急事態宣言の間はちょっと」と言ったら「えー、マジメですね?」って言われたので、やっぱ早まったかと思ったんだけど、美容師さんも今週2回目接種するそうで、ちょっと安心した。

 そして、話題の「小室さんが帰国したらロン毛になってた」って話になって「あれって、NYじゃ美容院に苦労するから説が出てますが、私もその説アリなんじゃないかと思いました」って言ったら、この美容院でも「海外在住だが、年に1度とか2度くらい帰国した時に来るお客さん」が何人がいるらしい。

 そういう人たちも、このコロナ禍で帰国できず、最近になってやっと帰ってきて「2年ぶりです」って、すっごいロン毛になっていたりしたそうだ。

 ほんと、海外在住者のブログ読むと、みんな苦労してるからなあ。

 一時期、「帰国子女はなんでロン毛が多いんだろう?」と思ったことあったけど、ショートカットにしようとするともれなく悲惨なことになることを知って「あー、だから男でも長くして結わいてたほうが無難なんだ」ってことに気がついた。

●10月期ドラマの話

 しばらくガタガタしていたドラマのスケジュールですが、この10月期でやや整いそうな兆しがあります。

 視聴者の立場としては「元々はどういうスケジュールだったんだ?」っていう全貌はわかりませんが、なんとなく急ごしらえな企画があったり、逆にお蔵入りしそうだった企画があったりしたのが、この10月期でリセットするのかな?

 そんな中、順調に出世しているのが、我が「チェリまほ」の安達こと赤楚くんで、7月期の火9で2番手、しかもジャニーズの2番手という大出世したと思っていたら、続く10月期では、江口のりこ主演の木10で1番手!
 しかも2番手は町田啓太というチェリまほ陣営!

 予告編が小出しにされてますが、町田啓太は髪を短くして「黒沢」とはちょっと距離をとってますが、赤楚くんはリュック背負ってるし、もろ安達じゃないですか!

 あらすじが、木10の前作「推しの王子様」とほぼ同じで「女社長と若い男子」になってるのが不安要素ですが、まあ平時だったら、こういうこと絶対にないんだけど、「推しの王子様」がアミューズの王子引き継ぎドラマ(おディーン様からウォズ様)だったとしたら、「SUPER RICH」は天下のフジテレビがテレ東深夜の「チェリまほ」に全力で乗っかってくるみたいなので、これで面白くなかったら激オコプンプン必須なので、なんだかとっても楽しみです。

 そして、火10は、菅波先生こと坂口健太郎が、掛け持ちしてしまいます。

 朝ドラでは「結婚は保留」になってますが、このままだと、TBSの方が先に婚姻届を出してしまう。

 しかも、「婚姻届に判を捺しただけですが」の坂口健太郎も不愛想エリートキャラのようで、このパラレルワールドに我々は耐えられるのか?

 それよりも、我々オタクは気がつきます。

 「ちょっと待て、坂口健太郎と赤楚衛二は同じ事務所だぞ」と。

 火10の一番手と木10の一番手どっちもトライストーンなの?ってよく考えてみたら、月10に移動した関テレドラマ枠「アバランチ」は綾野剛だし、テレ東金8の「らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜」もコロナで時期がズレて、田中圭主演だし、そもそも次の日曜ドラマは小栗旬の「日本沈没」じゃあないですか?

 なにこの、トライストーン祭りは・・・・合間の日テレ「バンクオーバー」は間宮祥太朗だったし。

 小栗旬が来年の大河ドラマの主役とったので「なんか、トライスートンの時代来た」って思ってましたが、想定外の坂口健太郎の「朝ドラ、菅波祭り」で、今の大河と朝ドラの主演キープしているアミューズの皆様の心境お察しするとなかなか楽しい。

 アミューズはもっと小関裕太をプッシュしよう!
 「来世ではちゃんとします」の小関裕太ほんとキュルンキュルンなので、ジャニーズの2番手に押し込んだらいいと思うんだけどなあ。

 そういや、去年「ハケンの品格」で生意気新入社員ポジになったので「お、杉野が上がってきたぞ?」と思っていたが、今年は深夜枠が続いたので「修行中かな?」と思っていた杉野遥亮がなんと水10の「白杖ガール」で1番手!

 というわけで、10月期は、火曜日が坂口健太郎、水曜日が杉野遥亮、木曜日がチェリまほゴンビなので、今から「わー、こんなに集中すると困るなあ」って贅沢な悩みに浸っている。
 せっかく映画館のレイトショーが再開しても、平日がこれだと困るじゃん。

 ところで、自分でもすごくどーでもいー話ですが、これは前から気がついていたんだけど、「これまでもけっこう好きで散々見ていた坂口健太郎や町田啓太になぜ今さらこんなに夢中なのか?」って、30歳くらいになったからなんだと思う。
 自分が40歳過ぎたくらいから、20代前半の俳優が子供に見えてきて可愛いとか美しいとは思っても、なんというのか「推し」にはならなかったので、「きっと自分が50歳になったら、そういう年齢も上がるのだろう」と思っていたら、30歳のラインは上がらないようです。年の差じゃあないのね。

 そういや、佐藤健もそれまであまり興味がなかったどころか「天皇の料理番」でしかちゃんと見たことがなかったので、イケメンって認識もしてなかったのに「半分、青い。」であんなにツボったのは、やはりアラサーになったからかも。

 TVerに「コウノドリ」が上がっているので(坂口健太郎の宣伝のようだが、TBSはこれしかなかったようです)、坂口健太郎の復習というか「何の役だったっけ?」って全然思い出せなかったので見てみたのですが、「やっぱ、こん時は興味なかったなあ」と思い出した。
 モデル上がりの新人が綾野剛のバーターで、ってだけです。

 でも、今見るとシーズン2とか研修医役で宮沢氷魚まで出てきて、産室がメンズノンノになってて豪華すぎて笑う。ランウェイか?

 そういや、宮沢氷魚は次の次の朝ドラに配置されてて、おさななじみ役だから、もしかしたら今の坂口健太郎的な展開になるのかもしれないけど、他にも相手役になりそうなキャストが散りばめられているのでまだわかりません。(井之脇海あたりが怪しい)

 で、アラサー俳優の話ですが、岡田将生も三浦春馬も若い頃は全然興味なかったのに、アラサーになったら堕ちたので、次は誰が「ボク30歳になりました!」ってご挨拶に来てくれるのか楽しみにしています。

 吉沢亮や山崎賢人あたりには是非ご挨拶に来ていただきたい。


9月29日(水)

 イケメン俳優オタの末席あたりにいるのですが、「課金大事」っていうことは学びました。

 だから朝ドラ「半分、青い。」で佐藤健演じる律に夢中だったときも「なんかお賽銭しないとな」って、写真展にいって500円の入場料を支払い、グッズ3000円くらい買って、「さすが、大手アミューズはお賽銭の仕組みがちゃんとあるんだな」って感心した。

 なので、今、坂口健太郎に課金したい気持ちが最高に高まっているのですが、調べてみると「自動車しかCMやってないの?」

 あー、坂口健太郎といえば長年「アルフォート」だったんですが、去年、その座を俺の杉野遥亮が略奪したので「杉野やったじゃん!」って思っていたのですが、最近になって高橋一生になってしまったので、私の気持ちは複雑でした。

 「向井理→坂口健太郎→杉野遥亮で来たのが、高橋一生って?」

 でも、悲しいかな「高橋一生で久々にバリバリ買えるの来た!」ってジャンジャンバリバリ、アルフォート食べてます。

 私に話しに来た、上司や同僚が「あ、アルフォートだ!」って食べてくれるのですが、嬉しいんだけど切ない。なぜ私は杉野の時にこうしなかったのか。

 とか、思っていたら、KIRINの午後の紅茶が菅モネ!

 KIRINはビールの豊潤でも「長谷川博己と染谷将太」という大河ドラマのカップル(違う)を決めてくれたので、積極的に買ってましたが、このタイミングで「菅モネ」とか、広報にNHKオタがいるのでしょうか?

 それに「氷結」や「生茶」でタカハシがお世話になったので、私は今でもキリン推しなんですけどね。

 というわけで、「やっと課金先が見つかった!」って無糖レモンティー飲んでみたのですが、エゲレスかぶれの私は「レモンティーなど邪道」と思っているので、「やっぱミルクティーがいいな」って思いました。そもそもアイスティーが邪道だよな(笑)

 もう、こっちは「菅波先生の眉間のシワい挟まりたい」から「坂口健太郎のエクボの中に住む顔ダニになりたい」になって、最近では「あの左耳の謎の窪み(耳のへりがちょっとヘコんでいるのだが天然なのか怪我の跡なのか不明)に収まりたい」とか、とにかく夢中なので、もっとお高いモノでもいいのよ?

 町田啓太にハマって、2万円の香水とか、3本で1万円のハンドクリームとか買ってるんですから。

 こんなタイミングで、クレジットカードの明細が届いたら、オリンピックのチケットの払い戻しが来た!

 弟に頼まれて応募して当選したチケットでしたが、ママンがスポンサーだったので(小金持ちだから)ママンからすでに代金いただいていたのですが「払い戻しされたら、そのまま自分で使って」と言われたので(小金持ちなのにコロナで使い道なくて腐ってるというか、「このまま小金を残して死ぬのだけは絶対にヤダ」て言ってる)「よっし、またこれで2次元ホストクラブごっこしてウサを晴らすぜ!」って無駄遣いする気満々なのでありました。


9月28日(火)

 櫻井翔と相葉雅紀が結婚って、ニュース速報で流れて、多くの人が「え?ええええええ?」ってなったらしいのですが、そりゃ、そんなはずはないことわかっていたけど、一瞬だけ「え?えええええええ?」ってなったのが面白すぎて、久々に笑いのツボにハマって、会社でずっとゴフゴフしてしまい、「いえ、咳き込んでるけど、コロナとかそういうじゃなくて、横隔膜が・・・・」っていうの超辛かったです。

 同僚M嬢は「あ、ミヤノさんがまた例の発作だ」と冷たい目で見守ってくれましたが・・・


9月27日(月)

 このキモい話を日記に書くかどうか迷ったが、10年後に読んだら面白いかもしれないので書いておく。

 日曜日の明け方に目が覚めて、スマホで坂口健太郎のプレミアムトーク観た後、AMEBAのJAM観てから二度寝したら、町田啓太と坂口健太郎が出てくる夢をみたのです。キモっ

 ストーリーはこんなだった。

 クラブ時代の友人たち(イメージ。一人だけ実在する子がいた)とショッピグモールに寄ったら、JAMの撮影していて、「うわー、町田啓太がいる!」ってなって、それだけでも最高だったんだけど、カフェテリアの片隅で休憩している町田啓太をみて友人たちが「へー、カッコいいね、俳優さん?ミヤノちゃん知ってる人」とか言うので、「うん、私けっこう好き」とか言っていたら、友人たちが町田啓太に話しかけて「うちら、この近所の古いアパート改装してシェアハウスやってるんですよー」

 そう、私もそのシェアハウスに遊びに行くり途中だった。
 その地域は、同潤会アパート的な古い建物が残ってる地域だったので、興味があったのだ。

 そしたら、町田啓太もその物件に興味を示したのと、私の友人たちが美人で社交的で、しかも町田啓太が何者なのか全然わかってないのがツボったのか「今撮影の合間だから、そこ見てみたい」と言いだし(なんだよ、オメーもやっぱり美人には弱いんだな)付いてくることになった。

 私は大ファンなのに、それを言い出せない。
 イケメン俳優などに全く興味のない風情で、シェアハウスに到着すると、そこは欧米のユースホステルの居間みたいな雰囲気で、いろんな人が談笑していた。

 町田啓太もそこでコーヒーかなんかを飲んでいたが、しばらくすると、「そろそろ時間だから」と帰ってしまった。

 あー、なんも話できないまま帰ってしまった。こんなチャンスは二度とないのに・・・・と玄関で盛大にヘコんでいたら「大丈夫ですか?」って坂口健太郎登場。

 いや、あれは坂口健太郎じゃなくて菅波光太朗だったと思うが、ヘコんでる私を「体調が悪い人」だと思って声をかけてくれたらしい。

 そこで私はどうしたと思います?

 自分でも目が覚めた後「アレはないよ」と笑ってしまったのですが、「あ、坂口健太郎が慰めに来た・・・えーと、えーと、どうしよう?えーと、えーと、そうだ!・・・・・・泣いておこう!」

 ほんと女の涙ほど信用できないものはないと思うのですが、スカンクの屁攻撃みたいなこと平気でやりますからね。

 リアルだと、こういう時に涙が出るのは「負け」だと思っているのですが、夢だと単純に「最終兵器発動」みたいになって、とても気持ち良かったです。

 で、私がボロボロ泣くもんだから、菅波先生は「あ、あ、あ」みたいなことになって、「落ち着いて、息をゆっくり吸ってください」とか、過呼吸の人扱うみたいなことになってました。

 目が覚めた後の「わたし、すごい」っていう気持ちと「いい年して、なにやっちゃってんの?」という気持ちの衝突が楽しかったです。

 なかなかイケメン俳優を夢に出せないのに、二人同時っていうのは快挙だった。
 信長よりも長生きすると、こういうことあるんだ?

 「五十にして天命を知る」って、天命がこんなテトリスみたいにワラワラ落ちてくるとは想像もしてませんでした。

 まあ、新井浩文の不祥事失脚とか三浦春馬の自殺退場を経て「生きてる人間推してると、こういうことあるから、推しは複数いたほうが安全」と思ってガシガシ保険かけていたら、こういうことになったとも言えるのですが、推しの降臨はある意味天啓であって、意図的に増やせるものでもないのですが、こっちが間口を広げたら、それなりに降りてくるものでもあるのかもなあ、って思うんだけど、それにしても、心の平安を保ちにくいコロナの時代に、イケメン俳優に夢中になることでなんとか乗り切ろうとしている自分が「たくましい」と思うのであった、と日記には書いておこう。


9月26日(日)

 というわけで、すっかり坂口健太郎にハマり、土曜日は出勤だったんだけど、夜中まで繰り返しプレミアムトーク見ていた。
 町田啓太のは、3回くらいしか見ていないのに、坂口健太郎のは10回はリピートしている。

 さすがに見飽きてきた(笑)

 なので初見の時の「なにこの、美しく賢く愛らしい生き物は・・・私が皇帝だったら国が傾く」というほどの衝撃はなくなりました。(国が滅びなくてよかったです)

 でも、より細かいとことに美点を見出してしまった。
 例えば「ケツ・・・結末が・・・」とか「メンノンの・・・・メンズノンノの・・・」とか業界用語を一般用語に言い直すところとか。
 そいうの、これくらいのクラスのタレントさんだと、けっこう叩き込まれているはずなのに、先にスっと「いつもの言葉」が出てしまう感じが、すごく「素」みたいで、けっこう言葉を選んでいるんだろうけど、「作って」はいない感じが素晴らしい。

 敬語の使い方もほんと自然で、最近のタレントさんの「・・・させていただいて」って言い回しが好きじゃないのだが、冒頭こそ「菅波光太朗役をやらせていただきました坂口健太郎です」って言ったけど、でも「やらせていただきました」をちょっと噛んだので、そういう言い回しに慣れてない感が出ていたし、その後は、ほんと自然だった。

 後半で「父親から自分のことは自分で評価しなさい」って話をしていて、「あー、この人の話がすんなり頭に入るのは、自己評価が高いからだ」と気がついた。

 だから、こういう「菅波先生の人気の秘密」みたいな企画でも、「こういう役作りしてました」って自分が仕事の上で工夫したことをベラベラ喋れるんだろうなあ。
 フツーだと「自分は何にもしてません。見てくれてる皆様のおかげです」になるところを「自分が持てる技術を駆使して作った一品ですが、皆様がそれを美味しいといってくれて嬉しいです」って一流シェフみたいな受け答えになってるんだよね。

 ほんと、自分の技術に自信を持ってる料理人みたいなトークだったなあ。「ここは丁寧に下ごしらえしました」とか「この隠し味に気がついてくれて嬉しい」みたいな。

 そして、この人の話でほんと好感が持てるのは、「褒められて嬉しい」ってエピソードを重ねるところで、「監督にカッコ気持ち悪くて最高って言われた」とか「モデルの経験があるからか、喋ってないシーンでもいいね、って言われた」とか、フツーはあまりそういうこと言わない人が多いんだけど、そういうエピソードを自然と語るの、いいなあ。

 彼は、菅波ってキャラを丁寧に作っていて、それが他人からこれだけ評価されるのは嬉しいけど、もう自分で十分菅波のことが好きだから、もうそれでいいんですよね。

 なんか、そういうのわかる。

 そっか、菅波もある意味自己評価が高い人物だからこそ「あなたのおかげで助かりましたという言葉は麻薬です」って言うセリフが成り立ったんだな。

 そういえば、自分の会社にも「ありがとう、助かります!」って言う人がいて、私はその言い回しがちょっと苦手である。
 もちろん、その人の大ピンチを私の機転でギリギリ回避させたのなら「助かりました!」って言われても別にいいんだけど、「ミヤノさん、○○の資料って持ってますか?」って言われて「あー、どっかにあるな・・・ちょっと時間もらえるなら探すよ」って1時間後に渡したら「ありがとう、助かります!」って言われても、「私は自分の仕事をフツーにやっただけだし、別にあなたを助けようと思ってやってません」とか思ってしまうので。

 でも、今の若い人の風潮として「人の役に立つ仕事がしたい」っていうのはあって、それは、私が若い頃にはなかった思想だったので、「ふーん?」って思っていたし、こういうのが世代間ギャップっていうものだろうとも思っていたのだが、「おかえりモネ」はその「人の役に立ちたい」っていう気持ちをジワジワと論破していくので、ほんと攻めてると思うし、そこに一見、自己評価の低そうな菅波を、自己評価が高い坂口健太郎が演じたことで、面白い化学反応が起きたんだろうなあ。

 菅波は、モネの自分への気持ちを1ミリも疑ってないからなあ。

 あれって、見ようによってはけっこうキモいんだけど、坂口健太郎がやってるからギリギリ成り立ってるんだと思う。

 そんで、すっかり坂口健太郎に夢中だから、ユーチューブであれこれ見てしまったのだが、メンノン公式をはじめいっぱい出てくるんだけど、「違う、そうじゃない」感が強かった。

 てゆーか、やっぱし、あさイチの坂口健太郎はほんと奇跡的な一瞬というか、一生に何度かしか見ることがない、美しい光景だったのだと思う。

 もう20年以上前、富士山の稜線から朝日が覗いた瞬間を見たことがあって、あの時「あ、神様っているんだ」って思ったけど、あの時の「あ、自分選ばれしものだった?って何の役にも立たんけど、とにかくこんなに美しい光を見られて最高に幸せです」って幸福感を思い出した。

 この先もきっと、何かとてつもなく美しいものを見て感動したら、あの富士山の光を思い出せるのかと思うと、なんか嬉しい。

●大河ドラマ「青天を衝け」28回

 うわー、山崎育三郎の伊藤博文と、大倉孝二の大隈重信と、吉沢亮の渋沢栄一のコント、超いいじゃないですか!
 なんか「いだてん」みたいになってきた!

 パリで断髪してから「やっと吉沢亮の国宝的美貌が」って思っていたけど、ガンガン輝度上がってきましたね。
 あの目をガって見開くと、瞳が白目の中で目玉焼きみたいになる感じ、あれ、なかなかできる人いないと思います。黒目がちの逆っていうのか。

 そう、平九郎の非業の死の詳細を聞いていた時は黒目がちの「闇落ち系な吉沢亮(例:東京リベンジャーズ)」だったんだけど、渋沢栄一は闇落ちしないんですよね。奇跡的に。

 そう、このドラマが面白いのは、主人公の能力が高いから出世したんじゃなくて、「奇跡的に運が良かった」って徹底的に繰り返しているところで、もちろん、主人公の能力は高いんですが・・・なんせ顔は吉沢亮だし(笑)

 私はずっと吉沢亮の顔の良さが、どうなっていくのか見守ってました。
 吉沢亮の美貌に気がついたのが彼が22歳くらいの時の「斉木楠雄のΨ難」で、「あー、噂には聞いていたが、この子か」って、それから、だから「この美貌はあと3年くらいしか持たないだろう」って思って、「吉沢亮スタンプラリー」を開催していたのです。

 そしたら、朝ドラの「天陽くん」を経て、大河ドラマの主演になってしまったので、なんか「30代の吉沢亮はどうするんだろう?」って心配になります。

 ちょっとこのルートは前例が思い浮かばないので、本当にわからないけど、後続の横浜流星の方がなんか足場固めてると思うのですが、アミューズは「吉沢亮の次」で必死なのかもしれないけど、吉沢亮の次の仕事のほうが気になりますね。


9月24日(金)

●あさイチ プレミアムトーク 坂口健太郎

 えーと、何から書いていいのか迷うが、とにかく私は事前に「これは多分ヤバいの来る」と思って、菅波休暇をとってました。
 いや、この間の町田啓太の時は、テレビの前から動けなくなってしまい、いつもより1時間遅く出勤したんだけど、「ああ、休みとっておけば良かった」と思ったので。

 朝ドラ本編が始まり、「結婚は保留」になったところで、坂口健太郎登場。

 えーと、私は坂口健太郎のことはそれほど好きじゃなかったのです。

 「仮面病棟」も「シグナル映画版」も見にいかなった程度には。
 「コウノドリ」の坂口健太郎もあまり覚えていない。
 ただ、後から「コウノドリ」を見てみると「星野源もいるし、坂口健太郎もいるし、すんごい豪華キャストになっちゃったな」って思う程度。

 私が好感を持った坂口健太郎は「重版出来」で、出版社に就職したのに営業に配属されて、全然ヤル気なかったのが、だんだんと営業の楽しさに目覚めていく役だった時くらいかなあ?もちろん、「とと姉ちゃん」の坂口健太郎は大好きでした。
 「東京タラレバ娘」の金髪モデル役は、あまり好きではなかったなあ。つーか、あのドラマがあまり好きではなかったんだけど、ブレイク前の田中圭が「この風貌で不倫?」っていうのがインパクトあったので、そっちの方が印象に残っている。
 長瀬智也主演の韓流原作ドラマ「ごめん、愛してる」も見てたんだけどなあ?

 そもそも、坂口健太郎って暗い感じの役が多かったよね。
 初主演の「シグナル」もキツい話だったし。
 次が「イノセンス 冤罪弁護士」だったけど、あれも変人度が高かった。

 って、けっこう見てるじゃん?って話なのですが、坂口健太郎が見たくて見ていたわけでもなかったような・・・でも去年の「35歳の少女」の坂口健太郎はダメさと優しさの配分がよくて、「あ、坂口健太郎やっぱ、いいね」と思っていました。

 なので、まだ駆け出しだった「とと姉ちゃん」から5年後に、朝ドラ出演が決まった時には「今度こそ、ヒロインの相手役なんだな?」と思ってましたが、まーた、なんだか闇を抱えた人物だったので「やっぱ本命はジャニーズの方(永瀬廉)で、坂口は2番手なのか?」とヤキモキしていたら、だんだんと「いや、こっちが本命だろう」とジワジワと外堀埋めてくる展開にミゾミゾしているうちに菅波沼に引き摺り込まれた。

 そして、「私が好きなのは菅波であって、坂口健太郎ではない」って思っていて、「あさイチ」でそれを確認することになるのだろう、と思っていた。

 だが・・・・・

 いや、だから、私は正直、坂口健太郎を「イケメン」だと思ってなかったのです。
 私の基準の美男ではなかった。
 美男イコール好きってわけでもないんですが・・・
 美術品と同じ扱いをしているので、「国宝級」なことは認めていても、だからって「推し」ではないってことがあるわけです。

 なので、たぶん、私の中での坂口健太郎は「美男でもないし、推しでもないけど、魅力的なのはわかる」って程度で、あえて近いものを探すと星野源みたいな?
 星野源と成田凌の中間みたいな?

 って、自分でも何言ってんのかわからなくなってきましたが、とにかく、あさイチの生放送に登場した坂口健太郎は、「菅波はやっぱり相当つや消ししてたんだ!」ってわかる、ほんと、輝くほどに美しい坂口健太郎だった。

 今まで見たドラマや映画よりも美しいって、なんなのこれ?

 インタビューするライターさんたちに絶大な人気があるって話を漏れ聞いたが、これは惚れるでしょ。

 いや、これも坂口健太郎が演じる「素の坂口健太郎」なんだと思うし、さらにそこに「みなさんの好きな菅波テイストを加えました」って感じで、ものすっごく高度にあざといんだけど、そういう計算を全く感じさせないのほんと凄くね?

 つーか、番組の趣旨である「菅波祭り」を完璧に理解してるのが凄い。

 つーか、よく「公式が最大手」と言うが、NHKが「#俺たちの菅波」に乗っかって、坂口健太郎じゃなくて、菅波光太朗をスタジオに呼んでしまったの?

 そして、フツーなら「これまでの坂口さんの歩み」を紹介するのに、「これまでの菅モネ」を辿って、公式の解釈とオタクの解釈のすり合わせ始めて、「公式・・・・?」

 そして、坂口健太郎が一番の「強火担」だった・・・

 そりゃ、お前が作ったんだからな・・・・

 しかし、中の人が語る菅波と、俺たちの解釈が完全に一致って、こんな経験初めてだ。

 ヤバい、これは沼る。

 ものすっごくクレバーなのに、それが鼻につかず、とにかく、超かわいいの。

 鼻のニキビ隠そうともせず、テンション上がるとさらに鼻が真っ赤になり、頬も耳もバラ色に染まるの、「なにこの可愛い生き物」としか言いようがない。

 さらに9時代になって「ハリーポッター、二日間で全部見たんですよ?」とか「好きな恐竜はアンキロサウルス」で照れて口を隠す仕草、あれ、なんなんですか?

 リアコって言葉ありますが、私は好きなタレントに熱愛報道出ても「ふーん?」って感じだし、推しが「生きてる人間」でも、所詮は2次元じゃないですか。
 まあ、舞台とかで3次元展開することもあるけど、「あ、ほんとに生きてるんだ」って確認する程度で、「推しと付き合ってる自分」を妄想することはほとんどない。

 まあ、気に入ると「長澤まさみの相手役にしてあげてもよくてよ。なんなら、実生活で結婚してもよくてよ」とすぐ思う癖がありますが。

 その程度には、客観視できているはずの自分が、菅波モードの坂口健太郎の笑顔を見て、「あー、これは独占したい」って邪念がモリモリ湧きました。

 いやー、あの笑顔を他の女にも向けていたら、確実に殺しますね。坂口健太郎を?他の女を?


 どっちもです。(焼き払え!)


 しかし、何度も言いますが、映画やドラマの中よりも、バラエティのスタジオで喋ってる方が魅力的って、私は初めての体験です。
 「なんで、こっちの素に近い坂口健太郎を映像作品にしないんだ?」と思いましたが、意外とああいう完璧爽やかキャラって成り立たないんですよね。
 考えても思い出せない。
 よくあるのが「死んだ恋人」とか。(思い出は美しすぎて補正がかかる)

 この間、向井理が2番手でそれに近いものをやっていて(着飾る恋には理由があって)、あれは最高でした。
 「推しの王子様」の2番手だったディーン様もその路線でした。

9月23日(木)

 22日を休みにして(ちなみに、19・20は出勤。職域接種の受付業務)久々に実家に行った。

 前回、実家に寄ったのは、7月18日。府中まで「100日間生きたワニ」を見に行った時だ・・・・すっごい遠い昔のように感じる。
 あの時は丁度両親が抗体できてるタイミングだったので「8月にまた寄るよ、今回はほんと、ついでだったんで」って言っていたのだが、あの後、陽性者がゴゴゴゴゴっと増えて、「両親に感染させたら大変だから」じゃなくて「感染したら自分が死ぬ」って恐怖に怯えて、ワクチン2回接種するまで、ほんとに自粛していたのである。

 で、やっと2回目が終わって2週間経ったので、親に会いに行きました。
 それも、「連休中に帰省は自粛してください」って言われていたんだけど、感染者数もかなり減っていたし、今を逃すとまた次の波が来そうだし。

 先週、「久々にそっち行くよ」と告げていたら、敬老の日に電話してくれた姪っ子に「今週はミヤノが来るよ」と教えたらしく、姪っ子が「じゃあ、私も2回目終わったから行ってもいい?」ってことで、弟のところの長女Nちゃんも来てくれた。

 都内の美術専門学校に通っているのだが、東京都の大規模接種会場で私と同じ時期に受けられたらしい。
 弟が勤める大企業は職域接種してなかったので、弟が持ち前の情報収集能力を駆使して予約を取り、夫婦と長女は接種済みで中学生の双子は「かかりつけ患者しか受け付けてないそうだけど、この子たちは、そこの産科で産まれたのでかかりつけだ!」とゴリ押しして、近場の総合病院で1回目接種済みらしい。

 うちの家族には反ワクチンの人がいなかったのが有難いです。
 妹なんて「肥満」で優先接種受けてたし(笑)

 というわけで、18歳の姪っ子Nちゃんと会うのも超久々なんだが、やーん、渋いブラウンと濃いブルーのネイルとかしちゃって、すっかりおしゃれなおねーさんじゃん!
 ギャル系じゃくて、「アート系」の美意識を感じられるところが高感度高い。

 しかも、彼女の愚痴が「中三になった妹たち(双子)が、部活やめても全然勉強しない」っていうの、超かわいくないですか?
 しかも、双子の一人が「アニメにハマってしまい、その話を唐突に熱く始めるのでウザい」って、どうやらハイキューにハマってるらしいのですが、「え?ハイキューって、イマドキのじゃないのでは?」って、思ったんだけど、イマドキの子は視聴方法がいろいろあるので、全員が全員、「鬼滅の刃」にハマるわけでは無いらしい。

 N嬢も鬼滅に関しては「一般教養として押さえておかなくては」と思って見ていたけど「別に・・・」って感じだったらしく、「じゃあ、ほんとに好きなのは?」って聞いたら「モルカー」って、へー。

 あと、朝ドラの話もしたんだけど、ドラマ好きの母親は毎日ちゃんと見ているようだが、自分はそこまで熱心に見ていないので、時々話が飛んでしまうが、「今の朝ドラが何か新しいことをやろうとしているのは、なんとなくわかる」と言っていたので、「ほんと、そうなのよ!」と私の気持ちが盛り上がった。

 「今の朝ドラが何か新しいことをやろうとしているのは、なんとなくわかる」と言う18歳の若者の未来が明るいものでありますように。

 私がビール飲んでいると、「まだ、酒は飲めないんだよね」と言うので「そういや、選挙権はあるんだっけ?」と言ったら「うん、ちゃんと投票には行ってるよ」って言う18歳、めっちゃ可愛かったです。
 反抗期の妹たち超ウザいみたいだけど、おねーちゃん頑張れ!

 で、姪っ子は泊まらずに夕飯後に船橋に帰ったが、翌日、妹(私の)が来ることになった。

 ほんとは、息子を従姉妹と合わせたかったのだが、18歳の姪っ子と、10歳の甥っ子じゃあ、もう一緒に遊ぶ組み合わせじゃないんだよなあ。
 大人になってわかったんだけど、子供同士が一緒に遊べる時期ってけっこう短いんだよね。

 だからこそ、このコロナ禍が奪った子供の時間の重大さが重い。(頭痛が痛い用法)

 さて、妹は実家から一駅のところに住んでいるので、今までも実家の庭にはよく来ていたのだが、居間に上がり込むのは久々で、10歳の甥っ子はワクチン接種対象外だから、食事の時は別テーブルにした。

 甥っ子はどういう学習障害だか知らないが、普通学級にいると迷惑がかかるので、今は支援学級にいるみたいだが、会話してるだけだとフツーの男子よりは文章を喋るので、識字障害的なことなんだろうか?

 妹の「いい話」としては、妹夫婦が今の家を買って越してきた当時は、近所に子供のいる家庭がいなかったのだが、向かいの老夫婦が老人ホームに入ったのか、広い家を売却したら、その跡地に4軒の小さい家が建ち、そこに引っ越してきた若夫婦の子供たちが偶然みな同じ年で、結果的に今、同じ路地に同学年の男子が5名くらいになったので、常に路地で集まって遊ぶようになって「それ、うちらの子供の時みたいじゃん?」

 それまで遊び相手を探して、児童館やNPOの遊び場まで連れていっていたのが、放課後に自然と近所の子と遊んでくれるのですごく助かってるらしい。

 あと、それまでは、放課後は学童に預かってもらっていたが、4年生になると学童は卒業になるので、一人で家に帰ることになるはずだったのが、コロナで父親が在宅勤務になったので、平日でも父親が息子の世話をできるようになったことがメリットになったようだ。

 ふーん?
 うちはたまたまかもしれないけど、妹夫妻は、夫が在宅でずっと家にいるストレスよりも、「夫がずっと家にいるから、息子の世話を夫が負担してくれる割合が増えた」ってことがメリットになってるみたいだし、弟夫妻も「反抗期の双子姉妹が荒ぶっても、在宅勤務の父親がそれを踏み潰す」ことがメリットになってるみたい。

 18歳の姪っ子Nちゃんが「パパが単身赴任で地方に行っていた時は、双子が暴れてもママじゃ鎮められなかったけど、パパは双子が面倒くさい感じになると、オレのほうがもっと面倒くさいって、ヘ理屈じゃ圧倒的なので、双子が黙る」

 そうね・・・・うちの弟、菅波の100倍くらい面倒くさいよね・・・

 まあ、身長は菅波と同じくらいなんだけど、顔は全然菅波じゃないしね・・・・

 でも、弟の娘達が、弟のことを「超えられれない壁」みたいに思ってるのはちょっと面白いね。

 私は3歳年上だったので、幼少期は力の差で、10代の頃は知識の差で常に弟の上に君臨していたので。

 だから、今でもやはり弟というものは「ばっかじゃないの?」って感じなのだが、自分にちょっと似たところのある18歳姪っ子に「あの父も相当面倒くさいが、あの面倒な妹たちを封じることができるのは父だけ」という話を聞くと、「ほほお?」って思う。

 そして、この間のオリンピックで自転車の長距離レースの面白さにちょっとだけ気がついたので、自転車オタ(ツールドフランスの現地追っかけをしたことがあるレベル)の弟に「あの前半から抜けだす先頭集団が勝つパターンもあるんですか?」って聞いてみたい。

 たぶん、2時間くらい解説されて、私も「トンチキ・モードになった菅波を受け止めるモネ」みたいな顔になる自信がちょっとだけある。

 いや、今年はコロナでお休みだったが、そもそもここ10年くらいは毎年「箱根駅伝の弟解説」をモネみたいな顔をして聞いていたような・・・

 10年後、いや20年後?

 弟が先に死んだら、箱根駅伝見るたびに、弟のウザい解説を思い出すんだろうなあ。

 そして、その頃、40歳になった姪っ子が「あれ、ほんとウザかったっすよね」って言って、みんなで泣こう。


9月20日(月)

●朝ドラ「おかえりモネ」91話

 今週は「とうとう菅波がプロポーズ?」ってことはわかっていたのだが、金曜日のあさイチに坂口光太郎・・・あ、混ざっちゃったw、坂口健太郎がプレミアトークに登場するので、山場は金曜日だ!って思っていたのに、月曜日にいきなりプロポーズした!!!

 しかも「え?ここで?」「いや、さすがにここでは・・・」ってコインランドリーで始まって、そのままかしこまってポロポーズ始める流れに「なんなの?」って思っていたら、眉間にしわ寄せて(納得がいかないキメ顔)「違う!」って、何が違うんだ菅波ぃぃぃぃ・・・

 私は自宅で一人なのに、ずっと口を手ぬぐいで押さえながら「ぐほっ」ってなってました。

 すぐにNHKプラスでリピートしたのだが、やはり笑ってしまう。
 音楽が菅波がトンチキになる時の音楽だったし。

 そして、帰宅してリピートして、また「ぐほっ」ってなるのであった。
 まーた、あの菅波劇場を受けるモネの顔が最高なのよね。ギリギリの「何言ってんのコイツ?」感をキープしながらも否定はしてないあの感じ、さすがです。


9月19日(日)

●大河ドラマ「青天を衝け」27話

 町田啓太の土方さん最終回ってことで「見届けます」と正座待機。

 これまでも、出番は少なかったが「キャー、土方さん!」って感じに盛り上がっていたけど、私は男らしい町田啓太よりも、「チェリまほ」の黒沢みたいな、ちょっとフェミニンな町田啓太の方が好みだったので、「ふーん?」って感じだったのだが、箱館戦争終盤で、血みどろで野太い声出す町田啓太に「あ、こういうのもできるんですね」って膝をつきました。

 美しさ全開じゃないですか。

 と、思っていたら、それを受ける高良健吾もアクセル踏んできた!

 なにこの、血塗れの町田啓太と高良健吾が至近距離で見つめ合って、ここで、キスするの?するよね?しないの?(しません)

 いつか石油を掘り当てたら、血塗れの町田啓太と高良健吾がキスする映画を絶対に作ろうと思いました。
 どういう経緯でそうなるのかは、私は知らん。脚本家のお前が考えろ。(札束、机いっぱいに積みます)

 町田啓太目当てだったのに、高良健吾が全部持っていったーーーーーーと思いきや、本当に美味しいところは波岡一喜が、かっさらっていったので、「あ、あ、あ、ありがとうございました」

 悪顔の系譜っていうのか、浅野忠信とか滝藤賢一が通った道を波岡一喜も通りました。

 その道を新井浩文も通っていたのに、ごふっ

 とりあえず、死にかけの土方さん超美しかったデス。

 町田啓太には、30代前半のうちにあと3回くらい死んでもらおうと本気で思いました。

 その内の一回は火のつかないタバコを咥えることとする。(推しにやってもらいたいベタな所作第3位)

 この間、映画「ある用務員」で福士誠治がそれやってくれたので嬉しかった。
 ところで、山崎育三郎の伊藤博文は登場したけど、井上馨の福士誠治まだですか?

 なにげに、オレ得イケメン大河になってるのであった。

 今週も、私史上最も実直な細田善彦が出ていたし。


9月18日(土)

●映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」

 これも「不倫」と「車」が題材なのだが、黒木華と柄本佑なので、こっちが本命だったが、あっちの方が先に観ておいたほうがいいと判断して、こっちが後になったのだが、それで大正解だった。

 私好みのラブコメでした。けっこう辛口だけど。

 話も予告編通りにシンプルで、「漫画家の妻が不倫話のネームを描き始めたが、これって概ね事実に基づいてるのだが?(夫の不倫話)するってえと、妻が自動車教習所の若い教官と不倫してるってこと?」ってだけでした。

 自分の浮気は棚に置いて、妻の浮気にアワアワしている柄本佑が最高で、ずっと笑いっぱなしだった。
 いや、前半は私だけが笑っていたのだが、後半になったら中年男性客もゲラゲラ笑っていたので、良かったです。

 そして、妻の担当編集者であり、夫の不倫相手である奈緒ちゃんの怪演よ。奈緒ちゃん、朝ドラで知名度上がって以降、怪演系に突っ走ってるような気がするけど、このくらいソフトな狂気の見せ方が抜群にうまいので、この路線を極めてほしい。ライバルは中村ゆりかだ!

 そして、そして、妻の不倫相手?な金子大地が少女漫画的なピュアな美青年役だけど、どこまでが妄想でどこからが現実なのかよくわからない難しい役をやっていて、新たな使用法を開発しました。

 漫画と現実が入り混じってしまう話なのだが、漫画の出来がとても良くて、すごく入り込めた。
 いまどき、紙に書いてる漫画家少ないと思うんだけど、あえてアナログにしたことで映画としてまとまったと思う。

 これはネタバレになってしまうが、妻の下絵を夫が描き直す場面で「あー、同じなのに、絵柄が変わるとグっとアダルトになる!」って、すっごい興奮しました。

 最近、漫画家が主人公のドラマなぜかすごく多いんだけど(コロナの影響?)、たぶん、この映画は「漫画家を主人公にした映像作品」として後年のベスト5に入るのでは?

 TSUTAYAの新人育成映画なので、少し惜しいところもあるんだけど、観ている途中で「妻は運転免許を持っていないので、いつまでも夫の運転に頼れないと思って教習所に通い始めるんだけど、漫画家として生計をたてているのは妻の方で、妻のアシスタントという立場を失ったら、夫のほうがキツいじゃん」ってことを思い出し、だから最終的に「夫に仕事を与えて、サヨウナラ」って、好きだなあ。

 私がよくリアルで言うセリフが「自分で拾ってきた生き物は責任持って面倒をみてください」で、採用した人材はちゃんと責任持って面倒みてほしいんだけど、けっこうみんな平気で「姥捨山」みたいな部署に丸投げするから・・・

 おかげで姥捨山は「無駄に自己肯定感が強い、いわゆるB型正社員」と障害者手帳ホルダーと、発達障害者のアジトみたいなことになっていて、それはそれでけっこう上手く回ってるから素晴らしいと思うんだけど、だからって押し付けんなよー、とは思う。

 なので、この映画は「結婚相手が浮気したが、最後まで面倒見る」っていう話なので、たいへん好感が持てたし、そうだ、「自分で拾ってきた生き物の面倒を最後までちゃんとみた」の最上級が私的には樹木希林だったんだけど、私がまだ若い頃は「樹木希林はなんで離婚しないんだ?内田裕也にそれだけ執着してるのか?いいから離婚してやれよ」とか言われていたんだけど、最終的には「最後までちゃんと面倒みた樹木希林えらい」ってことになったし、なんか「いい夫婦」みたいなところで着地しちゃったのは行き過ぎだと思ったけど、あれも、樹木希林が晩年までガッツり稼いでいたから成り立ったことで、やっぱ、お金大事よね。

 ってことで、この映画の夫婦も「夫婦で稼ぐ道筋」をちゃんと立てたことが新しいと思った。

 もう上映回数減ってしまうのかもしれないけど、あの結末を踏まえて、もう一度見てみたい。

9月16日(木)

 今月は休日出勤が多いので、今日は休み。

●映画「ドライブ・マイ・カー」

 村上春樹原作で西島秀俊主演ってことで、あまり趣味じゃさそうだったけど、監督が「寝ても覚めても」の濱口竜介で、岡田将生が「妻の不倫相手」らしいので、観てみました。

 なにげに岡田将生スタンプラリーしているようだ。

 観終わった直後の感想「あー、ドライビング・ミス・デイジーをまた観たいなあ」以上。終わり。


 ほんと、それだけなんだけど、この映画、どのくらい原作取り入れてるんだろう?
 前半に西島秀俊がそれっぽいセリフを言ったので「あ、ヤバい、これはキツい」と思ったのだが、後半は怒涛の鬼畜展開になったので、逆に「村上春樹テイストなくなってない?」って心配になった。

 よくわからんが、何の割引もない木曜日なのに、けっこう客入ってるのはハルキストを動員してるからじゃないの?

 そんで、てっきり「妻を亡くした男の話」なのかと思いきや、妻が死ぬまでが長かった。
 つーか、そこでいきなり「出演者とスタッフのテロップ」が流れて「朝ドラか?」って絶句。1時間くらい経過していたと思うのですが、あれはアヴァンだったのか?

 あとPG12だったので油断していたのだが、けっこうギリギリR15かからないくらいだったので、いっそR15を売りにしたほうが良かったのでは?そもそも中学生が観たいような映画では無いんだし。

 あと、これは完全に個人の趣味による勘違いですが、あの役に岡田将生を当てたのなら、「西島秀俊×岡田将生」をどうしても期待しちゃうじゃないですか。

 それなのに、この映画の西島秀俊は岡田将生に全然興味ないんですよね。

 文芸作品なので非常にわかりにくいんだけど、西島秀俊は岡田将生のこと好きじゃないというか、妻の不倫相手として憎んでいるからこそ自分の分身みたいな役に起用するんだけど、西島秀俊が想定する「辛いこと」の斜め上をいく自業自得な地獄に堕ちてしまう岡田将生なのであった。

 「あ、ここがポイントじゃなかったんだ」と思っていたら、運転手の女が「私が母を殺しました」って、ちょっとみんな重すぎだろう。

 「そもそも、チェーホフが重いんだ」みたいな話になってきて、それはわかるんだけど、なんか重すぎてちっとも楽しくないんですが?


 たぶん、盛り込み過ぎなんだと思う。

 「妻を失った悲しみ」「そもそも子供を幼くして失っていた」「寡黙な運転手の若い女」「妻の不倫相手だった若い俳優」「いろんな道を走る古い車」「チェーホフの戯曲が今の自分とリンクしてしまう」

 私が岡田将生目当てだからそう思うのかもしれないけど、もうちょっと岡田将生パート膨らませた方がバランス良かったと思う。
 そのためには、やはり西島秀俊が岡田将生にもうちょっと引きずられないと・・・
 岡田将生を通して妻を見る視点が欲しかった。まあ、そこは一応描いているんだけど・・・

 岡田将生が、ほんとにチェーホフの戯曲の登場人物みたいな人だったっていう落ちなんだけど、そこ、わかりにくくて勿体無いと思った。

 あと、悲惨な状況をセリフで語るシーンが多くて、そこが退屈ポイントだったかな?

 そんで、やっぱり、西島秀俊って面白いね。
 いわゆる、役作りを全然しないの。
 いつも「西島秀俊」で出てくるの。

 「カメレオン俳優」と真逆のアプローチなんですよね。
 同じタイプの俳優だと、最近亡くなった田村正和かなあ?あと、阿部寛もそのカテゴリーだろう。


9月12日(日)

 ワクチン打ってから、一週間も経っていないので、まだ完全体になってないんだけど、お天気も程よくどんよりしているので、久々に遠出してみた。
 この1ヶ月くらい「こんな丸腰では人混が怖すぎる」と休日はほぼ電車に乗らなかったし、熱中症の危険があるから散歩もロクにしてなかったので、そろそろ精神的に限界だったのかも。
 まあ、私の場合、出勤するのが気晴らしになってるわけですが・・・

 ちゃんと抗体できてないのに、ハジけてしまって感染しちゃう人もけっこういるようだが、気持ちはわかる。
 あれだけ嫌だった休日の電車も(土日に出勤する時)、1回接種後にだいぶ怖くなくなったし、2回接種すると近くで喋っている人がいても「死ねよバカ」とか思わなくなった。

 さて、久々の外出の目的地はなんと、東京スカイツリー!

 私はバカでも煙でもないので、スカイツリーの展望台には興味が無いので、目指すはお膝元の「ソラマチ」って所である。
 そこにNHKのキャラクター・ショップがあるのだ。

 「おかえりモネ」のグッズが欲しかったのだが、ネットでも買えるけど、やっぱ現物見たいので。

 そこ寄ってから、王子の「大河ドラマ館」にも行ってみようという計画。どんだけNHK信者なの?

 しかし、家を出た時間がちょっと遅くなってしまった。

 ああ、これも「推しに課金」の話である。
 例のジョー・マローンでなんか買ったのである。

 前にヴォーグの企画で町田啓太がディオールのフレグランスを宣伝していたので、素直に課金したのだが、お仲間が多かったのか、すぐ次の企画が来て、それがジョーマローン だった。

 「また、フレグランスなのか?」

 長年愛用していた香水が廃盤になり、次を探す気力もなく、ずっと香水なんてつけてなかったのに、最近バラの香りをプンプンさせているので、誰も何も言わないが「ミヤノさんが色気付いている」と思われているかもしれない。

 ええ、色気づいてますとも。

 まあ、ただのストレス発散というか、「2次元ホストクラブごっこ」みたいなもんである。

 香水ってなかなか減らないのよねえ。なので、何種類も持っていたら、香りが劣化しちゃうじゃん。

 ウィスキーとかにしてくんないかなあ。一週間で空けるから。

 というわけで、コロン系は避けて、ボディークリームみたいなのにしようかと思ったけど、どれも高いのよお。
 でも、目的は課金なわけだから、いろいろ悩んだ末ハンドクリームにした。3本セットで1万円って、1本の大きさはニベアの携帯用くらいなので、「高くても300円くらいの物を10倍の値段で?」って思ったけど、まあ、課金ですから。

 そんで、それを日曜日の午前中に時間指定したんだけど、届いたのが11時半過ぎだったので、それからシャワー浴びて支度して、渋谷までお散歩してから電車に乗って押上駅についたら、2時過ぎだった。

 そして、初めてソラマチに入ったので、構造がよくわからなくて、NHKショップに着くまでに時間がかかったし、途中でよさげな革製品の店を見つけて、「ちょうど定期入れがボロボロだったから」と新しいのを買ったりしたので、もう3時になっていた。

 コサメちゃんのパペットはあったけど、カサイルカくんが無くて、「うーん、どうしよう?けっこうデカいな?手は入らないけど、小さいヌイグルミにしようか?」と悩む。
 そもそも本当にあのパペットが欲しいのだろうか?
 あれを手に入れて何がしたいんだ?

 会社に持っていって、上司に逆らう時に使う?

 「ん?コサメちゃん、何?ふん、ふん、それはコンプライアンスに違反しますって?」
 「カサイルカくんは?・・・・税務調査でひっかかる?」

 そういうの、私、本当にやろうとするからなあ・・・

 というわけで、パペットは保留にした。実物の大きさは確認したので、ネットで買えばいいし。

 ハンカチは色が綺麗だったので、2種類買ったし、新しい定期入れにつけるためにキーホルダーも買いました。
 そんな物を買うためだけに、こんなところまで来てしまったぜ、というアホらしさに、すっごく気分が良くなった。
 時間的に大河ドラマ館は間に合わなかったので、また次の機会にして、お腹が空いたので、浅草方面に移動。ソラマチの飲食店は混んでいたので却下でした。

 言問橋を越えて歩いていたけど、あまりこれといった店もなく(コロナの影響で閉まっている店も多かったようだ)、どーしよー、と思っていたら、半端な時間でも空いているラーメン屋があって、中を覗いてみたら空いていたので入ってみた。

 浅草製麺所という店だったが、けっこう美味しかった。

 いや、そういえば、ここ1ヶ月以上、一切外食してなかった。
 だから、ラーメン食べるのも久しぶりだったのである。
 つけ麺だったけど、シメのスープ割りが美味しくて、もうそんなに暑くないからこんなに塩分とらなくいいのに、けっこうスープ飲んでしまいました。

 そこから上野まで歩いたら、さすがに疲れたので「今日はこのくらいにしておいてやろう」と思ったんだけど、ラーメンの贖罪から、渋谷で降りてまた家まで歩きました。

 久々に2万歩以上歩いたので、足にマメができてしまった。

 うん、でも、涼しくなったし、ワクチンも完了したし、このくらいの遠出は復活させよう。お散歩はやっぱ目的地があったほうが楽しい。

 ソラマチは和小物系がけっこうあったので、また機会があれば平日にゆっくり見てみたいと思った。

●大河ドラマ「青天を衝け」26話 

 オリパラ終わって、やっと再開。
 何話までやるのか知らないけど、明治はけっこう駆け足になりそうだなあ。
 次回予告で伊藤博文役の山崎育三郎出てきたけど、井上馨の福士誠治はいつ出ますか?

 そして、金曜日のあさイチに出ていたわりには町田啓太の土方さんの出番は少なくて「やっぱし?」って思った。我々は盛大に釣られているようだ。いや、私は町田啓太出てなくても見てたけど・・・

 モブを山賊抱っこしていたので、ちょっと萌えたが、せっかく同じ画面に細田善彦がいるので、細田くんをお姫様抱っこしてほしかった。「マジやめろ」ってジタバタする細田善彦が見たかったと、日記には書いておこう。

9月11日(土)

●映画「孤狼の血2」

 どうしても見たかったわけじゃないけど、「TOKYO MER」であんなに優しい医師やっている鈴木亮平が真逆の役をやっているのを見てみたかったのである。

 そしたら、「TOKYO MER」では無関係の身内を殺されてしまった鈴木亮平が、こっちでは他人の身内を殺していて、「・・・・・なにこの、時空を超えた因果応報わ?」って頭が混乱した。

 しっかし前作もそうだったんだけど、グロさが私の許容範囲を超えているので、けっこうキツい。

 まあ、それわかってて見てるんだからしょーがないんだけど、それでもやはりズタボロになるまで追い詰められてキレる松坂桃李は見応えがあるね、と、私は松坂桃李に関しては完全にドSであるが、こういう映画が作られるってことはそれが世間のニーズでもあるからでしょう、って開き直ってみる。

 それにしても前作はだから中村倫也目当てで見てみただけだが、てっきり役所広司主演作だと思っていたら、「え?松坂桃李が主役っていうか、覚醒するって話だったの?」と驚いた。途中で役所広司が死んでしまい、そこからが本番だったのだ。

 なので、最初から続編ありきだと思っていたのだが、この映画は原作小説に基づいてないオリジナル脚本らしくて、なんでそういうことになっているのかわからないけど、シリーズ化するつもりなのかね?(そう予感させるラストだったし)

 というわけで、私の苦手なバイオレンス映画なんですが、前作に引き続き、この映画の滝藤賢一は最高である。
 そういえば、やはりヤクザ系バイオレンス映画「初恋」(だから、なんでそんな題名にしたんだ?)でも、滝藤賢一は最高だったっけ。

 あと、前作は「なにこれ、役所広司と松坂桃李のBLなの?」って思ったのだが、今作は亡き役所広司と石橋蓮司の弔い合戦を松坂桃李と鈴木亮平が繰り広げるわけで、「鈴木亮平×松坂桃李」だと思うと、なかなかハードな絡みである。

 松坂桃李のスパイとして鈴木亮平陣営に送り込まれた村上虹郎も良かったが、あんなすぐバレそうなスパイありえねーだと、と思ったけど、そういうとこ抜けてるって設定なのかね?
 意図してやってるんだと思うけど、全般的に間抜けで、ヤクザ側も狂犬鈴木亮平にいいようにかき回される(どころの騒ぎじゃないんだけど)んだけど、鈴木亮平の目的は石橋蓮司の仇を討つことで、組なんてどうでもよくて、ひたすら松坂桃李を追い詰める、って「え?それでいいの?」と思っていたら・・・・あー、そういう話なんだ。

 中村梅雀が、なんか違う映画の人みたいに浮いていたので、たぶんそうなんだろうと思っていたけど、まあ、そうなるわな。

 で、最後に生き残る(命としても地位としても)は小物ばかりというオチで、あんまこういう系統の映画見ないので、これでいいのかよくわからないのですが、一番よくわからなかったのは入場時にオマケを貰ったので、さっき帰宅して開けてみたら、登場人物のトレーディングカードが4枚入っていたのです。
 私のは鈴木亮平と滝藤賢一と渋川清彦と三宅弘城でした。

 これをどうしろっちゅんじゃワレぇ!

 あ、でも、毎熊さんとか斎藤工がノリノリでヤクザもん演じているのはけっこう楽しかったので、次回作あるなら、また見ちゃうかもなあ。
 あんだけ悪い鈴木亮平もけっこう堪能したし、次は誰が攻めなのかなあ?(おいっ)

 てゆーか、滝藤賢一を今のうちに殺っちゃうべきじゃないの?

 って、自分の感想書いてから、他の人の感想を探してみたんだけど、やっぱこれ「役所広司の後釜として上手くやってるつもりの松坂桃李がダメすぎる」ってところを楽しむ話みたいですね。
 だから「間抜け」でいいようです。
 まあ、役所広司だって1作目で殺されてるんだから。

 だから、スーパーヒーローの映画ではなく、ダメな奴がダメだから負けるって話みたいなので、次回作を見る時にはその心構えでいきます。ヒロイン枠は岡田健史でぜひ!

9月10日(金)

 恋愛ドラマの王道展開として「一回こじれる」があるので、菅モネも今日あたり「このまま遠距離で続くとは思えない」とかいう辛い展開になるのかも、と思っていたのだが、えへへ、今日はその後の「あさイチ」が町田啓太だから、保険はバッチリ!

 そしたら、私の予想は杞憂であったことがわかり、また「菅波ぃぃぃぃっ!」ってリピートすしてもいいくらいだったが、ごめん、保険金受け取るのが先ね。

 てゆーか、昨日「JAM」の3話見て「えええええええええ?」ってなったばかりだし。

●JAM -the drama- 3話 AMEBA TV

 タケル(町田啓太)の気色悪さが凄い。
 「この雰囲気でサイコパス役やって」と思っていたけど、サイコパスよりも酷いぞ?

 ヤベー、面白くなってきてしまった(笑)
 無口なアウトロー鈴木伸之は恒松祐里に再開して、ずっとお姫様抱っこしてるし。たまに、よいしょと抱き直すのがツボ(群像劇なのでメインじゃないから長回しなので)
 やっぱ、鈴木伸之と恒松祐里でなんかやって!できれば黒沢清監督で!

 というわけで、すごーく嫌な感じの町田啓太を見た翌朝、爽やか笑顔の町田啓太を生放送で拝めるとは、なかなか楽しい朝である。

 でも、いつもなら前半(8時台)で切り上げて出社するのだが・・・・後半がシットキングスのダンス講座だったので「もしかして、マッチーも踊る?」とテレビの前から動けなくなった。(うちの会社はフレックスなので遅刻にはなりません)

 踊りました。

 ドラマやCMといった完成品ではなく、こういう感じで踊るの初めて見た。

 あまり上手くない(エグザイル村のレベルとしては)のは知っていたけど、それでも基本はできているから、あの長い足で華麗にターンされると朝から「ひっ」と変な声が出てしまう。
 しかも、品のいいスーツ着てるから、裾の翻りが美しくて、「やべー、私これ、ずっと見てられる」

 ところで、町田啓太がこのタイミングでプレミアムトークに呼ばれたのは、大河ドラマの宣伝なんだろうけど「人気キャラとはいえ、それほど出番が無いのに」と思っていたが、この後、けっこうしっかり函館戦争やるのね?
 なので、よくわからんが、幕末から明治の切り替えとして象徴的なキャラという位置付けなのかもしれない。
 だとしたら大抜擢だったんだよなあ。まあNHKのドラマでブレイクした俳優ではあるし、大河ドラマは「西郷どん」にも出ていたし・・・
 なので、じっくり育てていた町田啓太をここで正統派として再プッシュするつもりが、「チェリまほ」で先にネクスト・ブレイクしちゃったので、逆にその人気にあやかってるみたいになってるんだけど?

 というわけで、何が言いたいかというと「朝から、坂口健太郎と町田啓太を致死量浴びてしまったので、外に出たら、なんか現実の光景が受け入れ難かったです。いつまで夢見がちなんだ」ということです。

 帰宅して、また「あさイチ」で町田啓太が踊るところをお浚いしてから、朝ドラの復習した。(勉強熱心)

●朝ドラ「おかえりモネ」85話

 モネはここぞという場面ではけっこうビシっと言える子なんだど、おおむね長女気質というか、言いたいことを我慢してしまうし、そういう気持ちをなかなかはっきりと言語化できないことが多い。
 菅波はそれを引き出すテクとして、今までも「あと11分」とか、時間に区切りをつけて背中を押していたが、今日はそれが15分だった。

 そこでモネが絞り出した言葉が「先生はズルい」「わからないんですか?」って、え?私、わからないんですけど?って思ったんだが、後で他の人の感想を読んだら、「ズルい」はモネが妹に言われた言葉だし、りょーちんに言われた「わかってるでしょ」の応用が「わからないんですか?」って、確かにそうだ。

 人に甘えられないモネが初めて菅波に甘えたんですね。

 そ・れ・よ・り・も・・・・

 モネが「もう先生いなくなっちゃうから、返します」ってサメの合鍵投げた瞬間、「ひえええええっ」ってなった。

 このドラマのキモは、「今まで投げられたものをキャッチできなかった菅波が、投げられた合鍵をノールックでキャッチした」ことなんだけど、「チェリまほ」民としては、あの距離で投げた放物線に「スピンオフのバレンタイン編」を思い出したのです。

 いやあ、ほんと、「チェリまほ」と被るんだよなあ。いろいろと。
 これから遠距離恋愛になるし。(それはドラマじゃなくて原作漫画)

 一番似ているのが距離感の描き方で、「チェリまほ」の二人は最初は「ただの同僚」だったので、演出上、意図的に距離をとっていたのですが、「おかモネ」も登米では「たまたま勉強を教えてくれるようになった職場と同じ建物の診療所の医者」という距離感をずっとキープしていたので。

 さて、来週の予告は菅波成分少なめなので、休菅日が多そうだし、そもそも2年飛ぶので、まーた視聴者の想像におまかせが多くなりそうだが、お仕事パートはかなりハードになりそうなので楽しみです。


9月9日(木)

 朝起きてもなんともなかった。

 少し眠かったが、それは前日昼寝してしまったので、夜なかなか寝付けなかったからである。

 今日は副反応があったら休むつもりだったが、「なんもないのに休むのもなんだし、それに、いつ体調が悪くなるかと身構えて過ごすのも、休みがもったいない」と思って出勤。

 同僚たちに「え?大丈夫なの?」と心配されるが、「ええ、今のところ・・・」としか言いようがない。

 同僚E嬢が「私も翌朝は大丈夫だったんですけど、24時間後に頭痛が酷くなって、勤務時間は大丈夫だったんですけど帰宅したら寝込みましたよ?」と言うし、他にも「24時間後がピークだよ」と言う人がいるので、「えーと、昨日接種したのは昼頃なんで、それで具合悪くなったら早退するから」

 しかし、ほんとなんもない。

 強いて言うなら、ちょっと肩が凝るのと、立ち上がったり振り向いたりする時にチリっと頭痛がするくらい。

 どちらも「体調が悪い」の部類に入らない。

 副反応祭りに参加できなくて大変がっかりである。

 3回目接種が実現したら、「今度こそ!」って駆けつけますわ。

 って半分冗談っていうか、周りが過剰に副反応対策しているので「一晩くらい高熱出たからって・・・」と思っていたのです。
 食事なんて1日抜いてもどーってことないし、水分補給だけ気をつけてればいいだけだし、解熱鎮痛剤だって何でもいいのだ。(妊婦や子供は気をつけないといけないんだろうけど)
 あと「腕が上がらなくなるらしいから、早めに風呂に入っておくべき」とか言っているが、風呂なんて入らなくてもいいじゃん。

 なので「38.5分まで熱出たけど、別に?」って言いたかったんだけど、そのステージに立てなかったのが悔しいだけです。

 だって、ある人は「副反応が心配だから夫婦で接種時期をずらした」とか言うんだけど、それは世話する小さい子供がいる夫婦の話であって、夫婦二人だけなら、二人で仲良くグロッキーしてればいいではないか?

 最近は無いけど、こちとら長年の独身生活で「高熱が出てもひとり」の経験が豊富なので、なんでそんなに過剰に準備しているのか、よくわからなかったのである。熱出ても1日、長くて2日ってそんなに大ごとなのか?

 なので、どれだけシンドイものなのか体験してみたかったのだが、「えー、なんともなかったの?すっごーい!そういう人もいるんですね?」って言われて、ヘコんでます。

 でも、後で給湯室でこっそりと「私も全然熱出なかったんですよ」と囁いてくれた人もいたので、その人も副反応祭りをテキトーにスルーしていたのだろう。

 さて、私はファイザーだったが、同じ部署の50代のおじさんたちは今月中にモデルナ2回目になるので(1回目は全員なんともなかった)「モデルナ組は私のファイザーの仇を討ってくださいね」と言ったら「仇って?????」とマジ呆れられました。


9月8日(水)

●ファイザー2回目接種

 私が行っている世田谷区の集団接種会場はわりと余裕持って運営されてるのがわかったので、2回目の今回は、問診の医師や接種してくれる看護師さんに「1回目の時は全然なんもなくて、がっかりしちゃったんで、2回目はちょっと期待してるんです」と長めに雑談してしまいました。

 1回目の時は1500円のステーキ弁当買って帰ったが、今回は2300円の肉ダブルのにした。

 帰宅して、それ食べたら、さすがに肉が多くて眠くなり、涼しかったし2時間ほどつらつら昼寝。

 「もしかして、これが倦怠感ってやつか?」って思ったが、別にダルいわけでもなく、ただ暇なだけである。

 そのままゴロゴロしながら、TVerで見逃していたドラマを見ていた。

 接種後、8時間経過したが、腕を動かすと接種した場所がちょっとだけ痛む程度で、1回目の時もこんな感じだったな。寝る時に横向きになると腕が痛い程度で、朝起きたらもう気がつかないくらいだった。

こんなことなら「孤狼の血2」見に行けば良かったよ。(別の意味で副反応起きそうな映画だけど)


●朝ドラ「おかえりモネ」83話

 菅波ばかりに注目が集まっていたが、とうとう内田くんのターン来たーーーーーーーっ!

 清水尋也くんの出演が決まった時に「え?朝ドラに?」って戸惑ったんだけど、私の中では、清水尋也は不穏枠だったから。
 現在大ヒット中(40億超えたんですって)の映画「東京リベンジャーズ」でも、出番こそ少なかったけど、原作ではけっこう活躍する悪役なので、映画ではひたすら不穏を醸し出していました。

 つーか、この朝ドラって不穏枠を取り揃えてるんだけどね。
 「でも公安なんでしょ?」な西島秀俊を筆頭に、藤竜也・内野聖陽・浅野忠信が揃ったら、ハードボイルドだし、高岡早紀はリカだし(笑)、でんでんなんて「冷たい熱帯魚」だぞ?玉置玲央だって、同じ安達脚本の「サギデカ」では全裸で水に沈んでたし。
 そもそも、坂口健太郎が「お前、有村架純ちゃんを何度不幸にした?」って感じだし。

 話逸れますが「坂口健太郎でハッピーなのあったっけ?」って探したのですが、ほんとそういうの少なそうだったし、それっぽいのは動画ですぐ見られなかったのだが、「海街diary」で長澤まさみの恋人役をやってることに気がついて、「原作でそんなのいたっけ?」と思いつつ見てみたら、冒頭が長澤まさみと坂口健太郎の朝チュンでのけぞった。

 それだけでした・・・・
 長澤まさみにタカる年下のクズ男という設定なだけでした。
 この映画が2015年で、坂口健太郎がブレイクしたのは2016年の「とと姉ちゃん」だったから、こんなもんか。
 いつか、長澤まさみと本格的に絡んでほしい。

 話を清水尋也くんに戻します。
 内田役が東京の気象会社の気象予報士だとわかっていたので「東京編での恋のお相手というか、菅波を嫉妬させる存在になるのか?」ってけっこう早い段階で想像していたのですが、登米編で登場したら、キノコ頭の猫背野郎だったので、私の知る清水尋也のかけらも無くて「え?どういうこと?つーか、これでは朝ドラで存在を知った人に顔を覚えてもらえないじゃん」と思った。

 実際、「高校時代にモデルやってました」の写真で「内田くんて、あの子か?」って気がついた人も多かったらしい。

 朝ドラをお母さんと一緒に見ている小学生はきっと「東京リベンジャーズ」のハンマと朝ドラの内田くんが同じ人なんて絶対に気がついてないよなあ。

 と思っていたら、今日になって、キャスターデビューすることになったらしく、前髪上げてスーツ着て、身のこなしは内田くんのままだけど、ビジュアルが清水尋也の標準になったじゃん!

 「あさイチ」受けでも「えーーーーー?」ってみんな驚いてくれたので、私はとても満足です。

 ところで、今日の菅波先生は電話のシーンだけでしたが、スクラブに白衣姿がとっても素敵なのはもうわかってますから、そのまま廊下をランウェイにして華麗にキャットウォークしてくれたらいいのに。医療ドラマだと定番演出だけど、朝ドラではやってくれないのでちょっと残念。

 さて、少し真面目な話を書くと、モネが下宿する銭湯を切り盛りするナツミさんが「家業を継ぎ、心に傷を負って引きこもっている初恋の幼馴染を守っている」って設定なの、モネの妹「みーちゃん」の10年後っていうか、「誰にでも、なにかしらある」のリフレインというか、ほんと凄い波状攻撃な脚本である。

 さらに、モネが菅波先生と会えないでいるのに、すーちゃんは内田くんとお買い物デートで「すーちゃん」「マモちゃん」と呼び合っているとか・・・

 そして、神野マリアンナ莉子の「可愛いだけではやっていけない」という苦悩も現代的で面白い。


 さて、暇だから、他のドラマの感想でも書いておこうかなあ。

 朝ドラの菅モネが素晴らしすぎて、民放の恋愛ドラマが薄っぺらく見えてしまって辛いのですが、それでもけっこう食らいついています。

●「痴情の接吻」テレ朝 土曜深夜

 深夜ドラマって、ほぼ切れ目なく、漫画原作のこういうセクシー系というかスパダリ系やっていて、サムネが扇情的なので(肌露出多めだったり濃厚キスシーンだったり)動画配信での人気がけっこう高い。
 それでも推しが出ていれば、けっこうノリノリで見てしまいますが(桐山漣の「ラブ・ファントム」とか)、この「痴情の接吻」については、番宣の段階で「この男だれ?」となった。

 橋本良亮(A.B.C-Z)だそうで。
 ジャニーズですね。
 私はバラエィ番組も歌番組もほとんど見ないので、ほんとジャニーズに疎い。

 前クールの時も横浜流星と川口春奈のやつに出ていた丸山隆平がわからなかったので「え?関ジャニにも知らない子いるんだ、私」と軽くショックだったくらい。
 あと、今クール始まる前に「おしゃれイズム」で「ボイス」の新シリーズの宣伝で唐沢寿明と真木よう子はわかるが、「もう一人、我が物顔でいる男子誰?」と本気で思った。
 後で「あー、あの唐沢寿明をアニキって呼んでた子か」ってわかり、「ボイス」をあまりちゃんと見てなかったこともあり、あれがマッスーこと増田貴久だって全然知りませんでした。名前は知ってたんだけど、顔知らなかった。

 で、橋本良亮(A.B.C-Z)ですが、数年前、日曜日の昼は「男子ごはん」を見ていたので、その前にやっていたA.B.C-Zの番組も流れで見ていたんですよ。
 「へー、ジャニーズなのか、全然知らんかった」と思ったし、「あまり趣味なのいないな」とも思っていたし。

 そもそも、私はフォーリーブスの時代からジャニーズ知ってますが、「たのきんトリオ」にも興味なかったし、光ゲンジも全然わからなかったし、たぶん「ジャニーさんと男の趣味が違う」んだと思います。

 そういえば、SMAPの人気が急上昇していた当時、ある友人が「SMAPはジャニーさん臭がしない」って言っていたっけ。

 なのでA.B.C-Zの顔は一通り見ていたはずだったけど、事前のビジュアルで橋本良亮を見ても「こんな人いたっけ?」だったし、あまり好きな顔でもないと思っていました。

 ・・・・しかし、見てみたら「理系エリート痩身メガネ男子」という設定とビジュアルがツボった(笑)

 無表情でグイグイ来るので、なんか笑えるし、受けの中村ゆりかも頑張ってるし、「身も蓋もない話だが、これ落としどころというか、何に向かって行くのだろう?」って感じですが、ライバル男子の出現で上条の嫉妬心というか独占力に歯止めがかからなくなるのを楽しめばいいのだろうか?

 とりあえず、今クールの恋愛ドラマでは、これが一番好き。って、どーゆーことよ?

 いや、コロナの影響で、なぜか恋愛ドラマ全盛期みたいなことになっていたので、医療ドラマも刑事ドラマもあまり好きではない私は大喜びしていたんですが、そろそろ弾切れか?っていう今クール。
 医療ドラマもけっこう復活してきたし、コロナでいろいろスケジュール前後していたけど、次の10月期あたりから通常モードに戻りそうな気配です。

 とりあえず火曜日から。

●「彼女はキレいだった」カンテレ 火9

 セクシーゾーンの中島健人と小芝風花のラブコメ。韓流リメイク。

 えーと、セクゾなんて、つい最近出てきたように感じるけど、ケンティもう27歳なのか。っていうのが最初の感想。
 えーと、またジャニーズの話に戻りますが、しばらく民放プライムタイムからジャニーズ俳優が消えた時期があったのです。
 たぶん、今のジャニーズってアラサーが薄い?
 キスマイ玉森くんが31歳。平成ジャンプの有岡大貴が30歳、中島裕翔が28歳、山田涼介が28歳って、パっと民放プライムタイムで主演か2番手やっていたのはそのくらいしか思いつかない。

 なので、たぶん、石原さとみ・吉高由里子・深田恭子・新垣結衣・波瑠・戸田恵梨香・多部未華子などの主演女優に釣り合うジャニーズがいなかったからなのかもしれない。(よく検証せず、テキトーな印象で言ってます)

 潮目が変わったのは、どうやら視聴率の集計方法が変わってから。
 世帯視聴率よりも、個別の年代別視聴率が重視されるようになったらしく、あと、もしかしたら、視聴率よりも動画配信の方が大きくなってきたのかもしれないし、ほんとのところどうなのか知らないけど、とにかくかなりあからさまに「若向け」になった。

 まあ普通に世代交代ってこともあったんだろうけど、浜辺美波や上白石萌音や森七菜などの20歳そこそこの女優が主演の恋愛ドラマが量産されることになったのである。
 なので、ジャニーズの出番もぐっと増えたような気がする。

 というわけで、しばらく遅い時間で主役修行をしていた小芝風花のプライムタイム初主演には、満を持して中島健人が相手役。

 しかし、私がこのドラマを見ているのは二番手の赤楚くん目当てなのです。

 つーか「わー、赤楚くん、プライム2番手だって、大出世じゃん」って。(そうこうしてたら10月期は一番手ですよ、すげー)

 まあ、なので、しょーがないんですが、「ケンティ、ドロ警はよかったんだけどなあ」って思った。
 うーん、特に韓流原作だと、ちょっと線が細いかなあ。いや、このドラマの原作は見てないけど、けっこう威圧感のある役だから、重量感が欲しいかも。

 それに、どうしても赤楚くんのフワフワぶりのほうが可愛くて、ケンティの魅力が引き立たない。

 というわけで、赤楚くんチェックするために我慢して見ていたのですが、昨日の回で、赤楚くんが御曹司なのかと思いきや、「謎の人気作家の方でしたー!」ってズンガラガッシャン!(菅波先生コケ)

 うわ、さすがのトンデモ展開に呆れたが、スーツ姿の赤楚くんが出てきたので、最後まで見届けるよ。

●「プロミス・シンデレラ」TBS 火10

 これ、早い段階から「も、いっか」って思ったんだけど、芸者の菊乃(松井玲奈)の本名が「アキラ」なので「え?もしかして男なの?」という疑惑があり、なんで菊乃が主人公にイジワルするのかさっぱりわからないので、我慢して追いかけているのだが、終盤になっても、何を楽しめばいいのかよくわからない。

 たぶん、単純に俺様高校生な眞栄田郷敦が主人公にデレていくのを楽しむ話なんだろうけど、眞栄田郷敦が体格良すぎて・・・・あ、ケンティとゴードンをチェンジすればよかったのか?

 「東京リベンジャーズ」の眞栄田郷敦が超絶美しかったので、あれくらいの美青年にすればそれなりに見られたと思うけど、なんか中途半端なんだよなあ、もったいない。

 そして、岩田剛典がゴードンの年の離れた兄なんだけど、このキャラがなんかじっとり不気味というか、ちっとも素敵じゃないので、「ガンちゃんは、なんでこんな役やってるんだ?」と不思議。
 やっと「シャーロック」で「ガンちゃんの魅力がわかった!」って思っていた矢先なのに。

 あと、やっぱ男だろうと高校生と大人の恋愛っていう設定にちょっと引いてしまう。
 そう思わせないためにゴードン配置したんだろうけど、だったら大学生設定でもよかったのでは?
 あー、でもそうすると、あの子供っぽすぎるキャラが成り立たないからなあ。

●「推しの王子様」フジ 木10

 アミューズから大プッシュ中のウォズこと渡邊圭祐がプライム1番手だし、2番手はアミューズの大先輩おディーン様なので、期待が大きかったんだけど、うーん。

 でも、まあウォズの美しさは堪能できるし、やはり仮面ライダー出身の瀬戸利樹とアホヅラさらして並んでいるとなんか笑えるし。

 まあ、こんなもんでしょ。

●「ボクの殺意が恋をした」日テレ 日10

 これはキャストよりも「ルパンの娘の徳永友一脚本」ということで見ていたのだが、前半は良かったんですよ、殺しのターゲットである彼女をなんかつい守ってしまうっていう設定が。
 で、2番手が「デスプリンス」の鈴木伸之で、殺しの手口が毎回手が込んでるし、とにかく鈴木伸之が真顔で踊り出すだけで大爆笑。

 すっかりデスプリンスに夢中になってしまったのだが、途中で「アメリカに行く」っていなくなってしまい、「えええええ?」って思っていたら、今度はデスプリンスがヒロインに恋をして守りに来るとか、もうメチャクチャなんだが、それでいいんだけど、ラスボスが水野美紀だとわかったあたりから重すぎません?

 中尾明慶の軽さが救いだ。(けっこう美味しい役だよね。中尾明慶の使用法としては最近では一番いいと思う)
 漫画家アシスタント役の永田崇人(2.5次元の人)の見せ場は無いんですか?

 まあ、話の内容はともかく、初めて鈴木伸之が好きになったので、それで良しとしよう。
 てゆーか、次はデスプリンス主演でなんか作ろう。プリンス・オブ・レジェンドでもなんでもいいから。

 鈴木伸之といえば・・・

●JAM -the drama- AMEBA TV

 劇団エグザイル総出演のアメバ配信ドラマであるが、私はもちろん町田啓太目当てなのですが、なにせ大勢出てくるのでマッチーの出番が少ないので泣く。
 つーか、青柳翔とか佐藤寛太は一応わかるけど、顔全然知らない人もいるから、誰が誰なのかわからなくて困る。

 でも、私は見てないけど映画版でも、町田啓太の役は超気持ち悪い役なんだけど、それが受け継がれているから「こんななんだ!」ってやっとわかって面白い。
 町田啓太は「様子のおかしいイケメン」の役が多いけど(チェリまほ黒沢もそのカテゴリーである)、このドラマの様子のおかしさは今のところマックスなのでは?
 これを極めて、サイコパス役やってほしいなあ。

 そして、鈴木伸之がほとんど喋らない暗い青年なのに、恒松祐里ちゃんに一目惚れするのだが・・・って切ない展開に「あ、ヤバ、このままだと私本当に鈴木伸之にハマる」と戦慄いたしました。
 ちょっと待って!これ、もしかすると「きみの瞳が問いかけている」を鈴木伸之にチェンジしたら、最高なのでは?階級がいきなりヘビー級になるし、幼馴染は町田啓太だし。
 鈴木伸之と恒松祐里でドラマ化しませんか?

 以上、今クールの恋愛ドラマの感想でした。

 恋愛ドラマ以外なら「ハコヅメ」は面白いし、「TOKYO MER」もけっこう楽しんで見てます。
 あと「うきわ」か。「来世ちゃん2」も一応追いかけている。

 さて、そろそろ寝るか。久々にいっぱい書いて疲れた。

 明日は副反応出るかしら?
 今のところ1回目よりも腕の痛みが軽い。(腕回すとわかる程度)


9月7日(火)

●朝ドラ「おかえりモネ」82話

 なんか、先週からずっと菅モネ祭り状態なんですが、もはや麻薬なので、突然途切れたらどうしよう?

 「あなたのおかげで、という言葉は麻薬です」というのは菅波のセリフだったんだけど、「おまえ(あなた)が麻薬だったんかい!」と盛大にツッコみたい。

 すでに予告で「モネに合鍵らしきものを渡す菅波」が出ていたので、「合鍵?合鍵!」と下世話な我々は鼻の穴を膨らませていたのだが、予告に裏切られるというか巧妙なミスリード仕掛けられることも多かったので、「落ち着け、落ち着くんだ。本編見てみたいとわからないぞ!」と吹雪の避難小屋で励ましあっていたのでした。(ちなみに私はただその様子を見守っているだけである。時々、いいねして応援)

 そしたら、モネが菅波の部屋の前に立っていて、約束スッポかされてる!

 それって、もうすでに何度か「おうちデート」してるじゃん!

 それを踏まえての「今度は中で待っていてください」の合鍵授与式、というか、転んで跪いたままなので、全体的な構図としては「跪いてパッカーン」になってるような、なってないような?

 こういう、カッコ悪いんだけど可愛いの抜群に上手いんだよなあ。

 そして滲み出るというか隠しきれない「でも、イケメンに限る」感。

 「いったい、どうしちゃったんだよぉ、菅波ぃぃぃぃ!」って絶叫しそうになりますが、よくよく考えると、菅波はそっち方面でこじらせた人じゃないんですよね。

 出会った頃は、モネに全く興味が無くて塩対応だったんですが、モネが気象予報士の勉強をしていることを知って、つい助言しているうちに家庭教師みたいなことをするようになったのですが、その頃の菅波は過剰にモネに触れないようにしていたのですが、あれはマナーというよりも、「学生時代に塾講師や家庭教師のバイトをやっていた名残」なのでは?

 あの当時も、けっこうノリノリで教えていたので「塾講師バイト得意だったのでは?」と囁かれていたのですが・・・

 たぶん演出や演技プランの裏設定として、「優秀な講師バイトだった」というのがあって、さらに「このルックスで医学生だったから、女子高生にモテモテでトラブルになりかけた」って経験が盛り込まれてそう。(あくまで架空人物のキャラ設定です)

 あー、あと、なんだっけ、用語・・・陽性転移!
 まあ、それは精神科の用語だけど、研修医時代の菅波が担当だったら、じゃんじゃんばりばり陽性転移が起きそうである。

 だから、菅波は特に若い女性には不愛想にして(最初の頃は全員に不愛想だったけど)、うかつに触れないようにしていたのではないか?

 なので「あの菅波が急に出来る子に?」じゃなくて、元々隠していた能力をここで開放しただけなのかもしれません。
 と、勝手に考えていると、そっか、私が菅波に夢中なのは、「チェリまほ」の安達と黒澤のハイブリッドみたいなキャラだからなのか?
 しかし、そう考えると、これ、遠距離になったら、いったん別れる可能性あるぞ?
 そうなった時の阿鼻叫喚を想像するだに恐ろしい(笑)

9月6日(月)

 月曜日は数字が低くなるとはいえ、東京の陽性者が1000人切るなんてすごく久しぶりだ。

 でも、東京はたぶん積極的疫学調査やれてないみたいだから、あまり信用できないんだけど、「ゴキブリが一匹出たら即バルサン」みたいに検査しまくってそうな地方でも減ってきているので、夏休み開始からお盆休みにかけて爆発的に増えたのと、その増加ぶりにビビって自粛した人が多かったってことで減ってきているのかなあ?

 うちの会社では9月中に2回目接種終える予定の人が多いし、もう2回目接種終えた人も2割くらいいるので、このまま陽性者が減ってくれば、ワクチン効果で低水準がキープできるのかもしれないし、ワクチン打って気が緩んでまた再上昇するのかもしれないし、なんともわからないけれど、とりあえず私が感染する確率は確実に下がっているようなので少し心が軽くなった。

 とりあえず、映画館通いくらいは復活したいなあ。
 この間、やっと「東京リベンジャーズ」の2回目に行ったけど、まだ「孤狼の血2」は見ていない。
 つーか、「孤狼の血2」は見に行くべきなんだろうか?
 前作は中村倫也目当てだったんですが・・・

 でも、今の日曜劇場の「TOKYO MER」の鈴木亮平と真逆の鈴木亮平はちょっと見てみたいのかも。

 私、それほど鈴木亮平好きではないのですが(華奢な人が好みなので)、「TOKYO MER」の喜多見先生には、さすがに心が動くというか、「もしコロナで入院して重症になったら、喜多見先生に挿管してもらいたい」と思う程度にはハマってます。

 でも、やっぱし、賀来賢人先生の方が好き・・・っていうかヒロインだし(笑)

 しかし、今は菅波先生も気になる・・・・

 とか妄想して気晴らしできたのは7月までで、8月になって「病床埋まって、そう簡単には入院できません」って状況になっていたので、「妄想すら許されない世の中ヤダ」と強く思いました。

●朝ドラ「おかえりモネ」81話

 金曜日のコインランドリーでの抱擁から始まって、「あと1分」がトレンド入りしましたが、次の場面は1ヶ月後の登米。
 登米の皆さんの盛り上がりぶりが他人事ではないので笑いながら見てましたが、「見せつけますか?」で真顔になった。

 なんといってもモネの彼女感が・・・

 なにこの、ものすごい匂わせ感。ツイッタランドは遠回しな表現で「え?これってもう経験済みだよね?」で盛り上がってました。

 で、次の場面でもう3月!

 付き合い始めの3ヶ月を飛ばすんかい!

 まあ、朝ドラだからしょーがないとはいえ、そう考えると「7話で告白、8話で初手繋ぎ、9話でグラユラ、10話でデートの練習」だった「チェリまほ」は改めて凄かったなあ。
 放送時も「毎週我々は何を見させられているのだ?」と盛り上がっていたものである。

 やはりぜひ、総集編は別枠で「菅モネ編」やってほしいし、スピンオフでサメ展デートを!いやもうフツーに水族館デートでいいですから!


9月3日(金)

●朝ドラ「おかえりモネ」80話

 まーた日記サボっていたが、それだけ毎日「おかえりモネ」を激しくリピートというか、1話から何度もお浚いしていたのです。

 こんな状態になったのは「チェリまほ」以来というか、あれからまだ1年経ってないのだが、これは加齢のせいじゃなくて、たぶん我々は恋愛ドラマの節目を目撃しているのであろう。

 壁ドンの時代が終わるのかもしれない・・・という。

 ただ、「おかえりモネ」は非常に実験的な作品で、一番の特徴は「ながら見ができない」というところで、主人公がセリフじゃなくて表情で語るし、ドラマ内で描かれる数々の「問題」も明確な答えが提示されないことが多いので、こういうのを「わかりにくい」と思う人が多いのはわかる。

 なので、こういう作品に食いつくのは「おんな城主直虎」とか「半分、青い。」が大好物で、曖昧に提示されたものに対して自論をアーダコーダ垂れ流しつつ、他人のアーダコーダを楽しむタイプの人々で、久々にその波に浸っています。

 そして、なんといっても「俺たちの菅波」でしょう。

 坂口健太郎はもちろん大好きでしたが、ここまでのめり込んだのは初めてで、間違いなく彼の代表作というか、向こう5年は菅波先生呼ばわり確定でしょう。

 って、冷静に書いているつもりだが、今週の予告で「りょーちん(永瀬廉)に腕を掴まれるモネ」と「菅波先生の指を掴むモネ」が提示されていたので、「どどどどどど、どーなんのこれ?」ってなっていたら、昨日の木曜日に「りょーちんに腕を掴まれるモネ」が来たのですが、これが想像以上に重くて、さ。

 えーと、私くらいの高齢になると、もはや永瀬廉をイケメンと認識できなくなるのですが、それよりも永瀬廉は声高いなあって、ずっと思っていたけど、あの声質、もしかしてポスト山田裕貴なのか?
 でも、山田裕貴はあの体格なのに、あの声質なのが一番の魅力なのだ、って最近気がついたんだけど、まあ、そんなことはどうでもよくて、朝ドラでジャニーズが2番手ポジションやるの、なんかキムタクが月9の2番手で頭角を現したのを思い出しちゃったよ。30年前くらいの話なんですけどね。(あすなろ白書)

 で、昨日の「りょーちんとモネ」では「わかってるでしょ?」「これで救われるの?」って、若い二人の俳優が迫真の演技を見せた後の今日の金曜日。

 いや、ほんと、脚本が緻密で唸るんだけど、弱ってるからモネに縋るりょーちんをきっぱり拒絶したモネが、菅波先生の指を掴むの・・・・「あ、自分も今縋ってる」って思ってる感じなの・・・ほんと鬼脚本です。

 「自分が困ってる人を助けなかったから、自分が困った時に助けを求められないのは、ちょっと違うよ」とか思ってしまいました。

 それにしても、予告の「モネが菅波の指をチョこんと掴む」だけでも、民は一週間ずっと萌えっぱなしだったのに、ついに菅波先生が動いた!!!!!!!!
 ハグしちゃったよおおおおおおおおおおおお!!!!

 歓声とサメが飛び交い、ついには「事情知らんが、今こそ赤飯をアピールしろとフォロワーさんに言われました」と井村屋公式が赤飯の素を宣伝しに来た(笑)
 もう、ほんとチェリまほ7話状態でした。

 それにしても(連呼)、昨日も今日も「好きだ」とか「愛してる」を全く言わないすごく挑戦的な脚本だった。
 まさに「月が綺麗ですね」みたいな。

 残りあと2ヶ月なので、二人の仲がどこまで進展するのかわからないが、ドラマは現時点で2016年で、モネが21歳なので、仮に2020年がエンドになるとしても、25歳だから普通の朝ドラみたいに中年期以降が描かれることはないのだろうし、そのくらいの年齢だと先のことはまだまだわからないエンドになるかもしれないし、そもそも、坂口健太郎って近年は(てゆーか、昔のはよく知らないのだが)ほとんどハッピーエンドものやってないんだよなあ。(「35歳の少女」ってどうだったんだっけ?主人公は夢を叶えたけど、坂口健太郎はどうなってたっけ?)

 坂口健太郎ファンの皆様も、そのことをおおいに心配していているし、なにしろこの鬼脚本なので、どうなるのかさっぱりわからないので、今後も熱く見守っていきましょう。

 あと、10月期で早くも清野菜名主演の「婚姻届に判を捺しただけですが」の相手役が発表されているんだけど、放送時期が朝ドラと被るので、また脳がバグりそうである。



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