可燃物な日々

可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

12月31日(木)

 今年の正月以来、実家に帰ってないので、大晦日くらいは行こうか(帰省という言葉が使えないほど近距離)と両親と話していたのだが、今日の昼ごろ、母から「妹(私の)が宿泊はダメだって言ってる」とのことで、「そういうご意見があるのなら、元旦に日帰りにするよ」ということになった。

 なので、今日も朝からチェリまほ廃人と化した。

 これ、どのくらいの時間が経てば飽きるだろうか?

 それにしても、よくオタクが「この作品を何も知らずに最初から読める(見る)人が羨ましい」とか言うが、ほんとそんな感じ。私も記憶を消して、また最初から見て見たい。
 そういや、黒沢のセリフに「安達と付き合う奴は幸せだな。全部初めてなんだろ?」っていうのがあったなあ。

 しかし、こんなにへビー・ローテーションしてしまうと、セカンド・バージン(笑)状態になるまでにかなり時間かかりそう。

 さて、「チェリまほロス」の処方箋として、NHKオンデマンドで「女子的生活」見たりしていたが、とうとう大作である(20話もある)「美女と男子」に突入。
 これ、放送時にけっこう見ていたはずだが、あまりにも長いので全部は見てなかったと思うが、それにしても、5年前なのにほとんど覚えてなかった。

 なので、新鮮な気持ちで見られて楽しいのだが、あらためて見ると、ほんと面白いなあ。
 私の大好きな舞台裏モノ。
 まあ、あの頃は、まだ「花子とアン」でブレイクした直後の町田啓太が新人俳優役をやっていたのでけっこうリアリティがあったはずだが、今の彼の活躍を踏まえて見てると安心して見てらるっていうのがあるのかも。
 それにしても、最初は普通に下手クソだが、随所に才能の片鱗を見せるという難しい役なので、「このドラマでけっこう鍛えられたなあ」と感慨深い。

 今日でがんばって10-14話まで見たので、残り全部見ると紅白終わっちゃいそう。まあ、紅白あんま興味ないが・・・えーと「エール」がらみでイッくん出るところは見たいな。


 ・・・この後、無事、ほとんど紅白見ないで「美女と男子」最終回まで見て、「仲間由紀恵とキスするんかい!」

 あと、ちゃんと紅白の「エール」のところだけ見ました。

 「美女と男子」は町田啓太入門編としては最高の作品で、後半はなんと水泳選手の役をやるので「あの、足の長さを確認しなくちゃ」ってガン見しましたが、「服着てないと、そんなにびっくりするほどのもんでもないな」って思ったんですけど、膝から下はやっぱ長いのかね?
 しかし、あれだけキレいに背泳できるのって、さすがわ体育大学出身。つーか、日体大ってことは一度くらい同じ車両に乗ってたことあったのでは?
 同じ沿線なので、よく日体大の学生を見かけるのだが、あんな感じの子なんて見たことねーけど(笑)


 それよりも、「美女と男子」の町田啓太はアップになるとソバカスだらけで、「そっか、ノーメイクだとこんな肌感なんだ」

 あらためて「チェリまほ」の黒沢は、メイクと照明が作り上げた「絵」であることを再確認した。

 そういや、年末に楽しみにしていたタカハシ主演の「岸辺露伴は動かない」もそんな作品だった。

●「岸辺露伴は動かない」NHK

 9月で「竜の道」が終わってしまい「また、タカハシ空白期間になるな」と思っていたのですが、すぐにNHKがこの「岸辺露伴は動かない」を発表したので「年末まで生きる」と明るい気持ちになったのはいいが「ジョジョ?」

 うーん、ジョジョに関してはテンプレ的なものはわかってるつもりだけど、その世界観よくわかってないのだが・・・しかし、しばらくして予告編流れたら、ジョジョ民(?)が「すげー」って超盛り上がっていたので「よくわからないけど、これで正解なの?」

 この感じ「貴族探偵」の時、「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、原作ファンが超盛り上がっていたので「よくわからないが、これでいいらしい」と思った感じと似ている。

 しかし、さすがわジョジョ。
 「チェリまほ」が最終回でやっとツイート数10万越えしたというのに、「岸辺露伴は動かない」は開始前にすでにトレンド入りしていた。ドラマ終了後は20万ツイート近くまでいっていて、それって、大河ドラマが物凄くもに上がってる時くらいの数字です。

 だから、さすがわジョジョというか、ツイッター寄りのコンテンツなんでしょうけど(笑)

 そんで、私はジョジョの世界観わからないんだけど、当初から「NHKが不定期でやってる江戸川乱歩モノみたいな感じ?」と思っていたのがドンピシャで、現実世界を舞台にしているけど、ギリギリのファンタジーというか、いわゆる「独特の世界観」なんでしょうね、

 私はずっと「人間じゃない役やってるタカハシが見たい」と思ってたので、「これだ!」ってドンピシャでした。
 演出は「おんな城主直虎」のチーフ演出家だった渡辺一貫さんだったので、ほんと、あの政次のケレン味がさらにパワーアップしていて「そうなのよ、タカハシの魅力はこれなのよ」と二枚目でも三枚目もない・・・虚数i2.5なタカハシが見られて「完全に解釈が一致」に悶える。

 あたり役ってこういうことよね。

 町田啓太にスパダリやらせてみたら、ギッタンギッタンにハマったみたいに、高橋一生にジョジョやらせてみたら、もう死屍累々ですよ。

 さらに、事前に「3話では中村倫也!」って知っていたんだけど、1話から登場して、それが「史上最強レベルで、ゆるふわ」な中村倫也で、NHKが本気出すとほんと怖い。
 つーか、民放プライムタイムで「わー、中村倫也が一番手とは」って「恋あた」はそれなりに楽しんで見てましたが、「岸辺露伴」の中村倫也を見て「中村倫也を起用するのなら、みんな、これくらいブチ抜けろよ」と思いました。

 森山未來もブチ抜けてたし、いやー、これ映画館で見たいなあ。「スパイの妻」みたいに映画館でやりませんか?

 そんで、こんなブチ抜けた俳優陣を相手にした飯豊まりえのポテンシャルよ。

 私、ネクストブレイク・イケメン俳優探しが最近の趣味ですが、「次世代の主演女優」探しもけっこう趣味で、「誰が5年後に、ガッキー・石原さとみ・深キョン・吉高由里子の座に座るのだろう」ってワクワクしながら眺めているのですが、飯豊まりえもその中の一人です。

 飯豊まりえは、けっこう王道の「清楚系美人」もやってるのですが、なんかこういうサブカルっぽいのも多くて好き。唐田えりかとちょっとカブってるって思っていたんだけど、唐田えりかがアノ件で足踏み状態なので、「飯豊まりえが独走状態に入るか?」と思っていたところに、こんな好演してくれたので、ほんと嬉しかった。

 あと、瀧内公美も、どんどん「いい役」つかんでるなあ。
 桜井ユキの最近の出世ぶりも眩しいけど、こういう美人だけどそれだけでは生き残れないであろう世界で、みんな必死でよじ登ってるのを「大変ねー」って高みの見物するのが超楽しいです。

 さて、これで予定通り「チェリまほロスを岸辺露伴がフォローしてくれるはず」は消化したので、来年は「日曜劇場でタカカシがサイコパスっていうか、綾瀬はるかと入れ替わりですよ」を楽しみにしています。


12月30日(水)

●コロナに始まり「チェリまほ」で終わった2020年

 いやあ、だから「チェリまほ」廃人なのですが、17日の11話が「最終回前にいったん拗れる」という王道展開はわかっていても、想定より100倍キツい展開に「おい、ラブコメじゃなかったんですか?」と・・・

 つーか、「なんで黒沢は安達を抱きしめてやらないんだ!」って心の中で絶叫していたのですが、握った手を解かれたからなあ・・・ドラマ版黒沢は視聴者には何考えてるのかよくわからないので、いろいろ解釈できてしまうところがこのドラマの面白いところなんですが。

 しっかし、赤楚くんの泣きの演技が凄すぎて、もらい泣きすることもできなかった。
 ひたすら「え?なんでこーなっちゃうの?え?え?え?」と呆然として見てました。

 そんで、一週間ずっと「最終回はハッピーエンドに決まってるけど、でも、どうなっちゃうの?」と考えていた。
 これ、私だけじゃなくて、沼にハマった人はみんなこんな感じで、ツイッターの流れが全く途切れないの凄かったです。
 個人的には、こんなんなったの「おんな城主直虎」以来かなあ。あの時もずっと「政次解析班」たちがウジャウジャ蠢いていたけど、あれよりも凄かった。

 町田啓太はほんと素晴らしかった。
 町田啓太によってドラマ版の黒沢は、政次みたいな存在になってしまい、私をこれだけ翻弄したのだと思う。
 あと、町田啓太はフツーに美男子なので、脳内補正が全く必要ないから、フィルター全くかけられなくて、全部ブワーっとビジュアルがそのまま入ってくるから、見ていて気持ち良かった。
 そう、だからあの感じ、私の中での三浦春馬のポジションだったから、三浦春馬が抜けてしまった心の穴を町田啓太で埋めていきたい。というか、現在その作業中なので、三浦春馬の映画見に行けてないのよおおおおお。

 そんで、赤楚衛二ですよ。
 映画「ふりふら」で初めて知って「お、この子いいじゃん。ノーマークだった」と今後の活躍を期待していた矢先にこの当たり役。
 そもそも「冴えない30歳サラリーマン」をライダー出身のイケメン俳優にやらせたことが結果的にグッジョブだったけど、まだ一般的知名度が低いためか、「これが赤楚衛二」って顔をほぼ封印して、「初めての恋をしてだんだん顔つきが変わっていく安達」が見事に・・・というか、すごく不安定というか、「こういう場面ではこういう表情するものだ」という予定調和から見事に逸脱していた。

 赤楚衛二の演技力もさることながら、深夜ドラマにありがちな撮影スケジュールというか「けっこう無理目の順番で撮影」というかいわゆる「順撮りじゃない」っていうのが効いていたのかも。
 場面変わると、ちょっとビジュアルが違っているのって、普通はクオリティーが低いと感じられるのだが、このドラマに関していえば「不安定な安達」になっていた。

 そんで、美男子町田啓太が「最高のイケメン王子黒沢」で脳内補正不要なのに対して、イケメン赤楚衛二が「もっさりとダサい安達」なので、そっちは逆に脳内補正がジャンジャンバリバリ稼働するので、その落差が快感というか、中毒性が高い要因の一つだったのかもしれない。

 時々、ふと、カッコよくなっちゃうのよ。
 あれだけ、衣装やヘアメイクが総動員で艶消ししているのに・・・一番凄かったのが、あの私服のダサさだった。あれだけやらないと封印できないんだ・・・って。
 髪型もものすごく計算して、もっさりさせてるんだけど、頭かきむしったりすると逆にカッコよくなってしまうシーンもあった。

 そんで、二人とも両思いになってラブラブ展開になる8話以降になって、次々と新しい表情を投下してきたから、その顔見たさに何度もリピートしてしまうという・・・

 あ、そして、24日の12話最終回ですが、今まで「こんだけツイートあって、よく荒れないなあ」って感心していたのが(途中、製作サイドの「BLという表現は避けた」的なインタビューがあって、一部腐女子が荒ぶってましたが)、最終回でまさかの大荒れ(笑)

 いやあ、私もびっくりしました。
 アントンビルの屋上がクライマックスになるのはわかっていたので「そこで、4話の居酒屋屋上でのキス未遂が回収されるのだ」って思いますよね?
 しかも、4話では東京タワーがバックでしたが、最終回はNTTビルがバックだったので、「夜景は王道なんだよな」と思っていたら、さらに王道すぎてもはや恥ずかしい「跪いてパッカーン」(指輪じゃなくて万年筆でしたが)までやって、しかもショボいけど花火まで上がって、シーンが切り替わったら、え?朝チュン?

 てっきり、これまでずっとファーストキスに持っていくまでの道のりだと思っていたのに、キス無しでいきなり朝チュン?

 まあ、最後にエレベーターの中でキスした(最後はエレベータのドアにカットされたけど)ので、「ああ、これで終わらせるためにそうしたのか」と納得はしたのですが、でも、今まで散々「寸止め」でキャーキャー言っていたので、最後は綺麗に決めてくれると思っていたし、柘植と湊がさっさとキスしていたので「これは主役カップルの予告なんですね」って思っていたので・・・

 まあ、なので正直もやもやが残ったが、おかげで賛否両論吹き荒れたので、みんなの感想読むのが面白かったし、絵師さんたちは余白を埋める漫画をあげてくれたので、「みんなで理想の最終回を・・・・いや、最終回なんて無くて、この物語は終わらない」って感じになってて楽しい。

 そんで、スピンオフがまた良くてさあ。
 また、こういうスピンオフだけのスペシャル版つくってくれないかなあ。「きのうなに食べた?」みたいに。
 もしくは、やはり映画版見たい。みんな踊れるはずだから、ミュージカルにして。

 はあ、ここまで一気に書き殴ったが、あとなんかあったっけ?

 浅香航大が好きなので、彼がこんなに直球なラブコメ演技見せてくれたのが嬉しかった。
 あんま恋愛もの自体やってないもんね?医者役が多いイメージ。
 ぜひ、プライムタイムの恋愛もので当て馬役やってほしい。

 ゆうたろう君は、次回作が「桐山漣とバンパイヤ役」なので、美の洪水に飲まれる気十分です。

 あと、私は「チェリまほ」の宣伝の町田啓太と赤楚衛二のインスタライブ見たさに、とうとうインスタのアカウント作りました。
 それで、最終回直前に町田啓太が急にインスタライブ始めたんだが、私は帰宅の電車の中で気がついて見ていたのだが「イヤホン持ってないから音が・・・」
 音声無しで虚しく画面を見つめていたのだが、完全素ってわけでもないんだろうけど、移動中でヘアメイク入ってないらしい町田啓太を見て「え?こっちの方が美しくね?」って衝撃を受けた。

 つーか、目から上が、若き日のキアヌに似ていたので、ヤバかった。

 町田啓太が今の無造作サラサラ長めの髪型で、頭の良さそうな役やったら、私は確実に陥ちるであろう。アレでメガネとかかけたらマジでヤバい。

 というわけで、これだけ楽しませていただいたので、原作漫画はもちろん、町田啓太と赤楚衛二の写真集も買ったし、公式グッズやブルーレイボックスも予約して、総額4万円くらい課金した。

12月15日(火)

 「チェリまほ」に夢中ですが、ドラマの中で藤崎さんという「かわいい系女子なのに恋愛に興味がない」ってキャラが出てきて、そのキャラは原作漫画だと生粋の腐女子キャラだった。

 ドラマ制作者側としては「腐女子を面白おかしく消費してほしくない」って思いがあったみたいだけど、ここで「アセクシャル」を入れてくるの凄いなあ。まあ、そうだと明言されてるわけではないのですが・・・

 いや、私はアセクシャルっていうの全然知らなくて、視聴者の感想読んで藤崎さんの設定がそう解釈できるというのを見て、初めて知った。煩悩の塊である私にはそういう人がいるってことに全く想像がおよびませんでした。

 軽く調べてみたけど、けっこう辛い思いすることありそうだなあ。
 例えとしてダメかもしれないけど、昔の飲み会で無理に酒を飲まされるみたいな?
 今でこそ「飲めない人は飲まなくていい」になったけど、ちょっと前までは「乾杯のビールくらい付き合えよ」って感じだった。

 いや、やっぱ、なんか違うか。

 そういや、昔、エロい映画を見たら気持ち悪くなっちゃった男子いたな。
 今で言うところのR15映画で「激しいベッドシーン」が話題の映画だったんですが、なぜかそれを友人の男女が一緒に見に行った。まあ、そこからしてアレなんですが、女子の方は「たいしたことなかった」って言っていたのですが、「一緒に行ったSくんは気分悪くなっちゃって」って笑っていたけど、あの彼も今から考えるとそうだったのかもしれない。

 女性だと「エロ苦手」っていうのは受け入れられやすいというか、今でも外面としてはそっちの方が多数だろうけど、男性だと、「そんな男なんていないはず」って思われがちだから、辛いこと多いんだろうなあ。


12月13日(日)

 昨日の土曜日は出勤だったんだけど、夕方、同世代の上司と「好きな海外俳優」の話になって、「私、英国派なんで」と自己開示したら、なんと、上司はヒュー・グラントは知っていたけど、ダニエル・デイ・ルイス知らんかった!

 いや、「レオン」の話してて、「私はジャン・レノじゃなくて、ゲイリー・オールドマン目当てでしたから」って言ったら「それはニッチな」って言われて、はあああああ?ってなったけど、そっか、ちょっとハリウッド映画好きの一般ピーポーってダニエル・デイ・ルイス知らなかったりするんだ!

 つーか、逆になんでヒュー・グラントはわかるのか不思議。

 かと思えば、上司が好きな女優がペネロペ・クロスだったりして、わけわかんねえ。

 (その時は思い出さなかったけど、後になって、私もモニカ・ベルッチで対抗すべきだったと後悔した。最近あんまこういう話を他人と交わしていないのでカンが鈍っている)

●映画「ぼるぽら」

 ずいぶん前から何度も予告編みていて「これは見なくちゃなあ」ってリストアップしていたが、いざ、公開されてみたら「これ、なんで見るつもりだったんだっけ?稲垣吾郎の応援?」と思って、公式ページ眺めていたら「あ、そっか、クリストファー・ドイル目当てだった」

 クリストファー・ドイルが撮影監督のウォン・カーウェイ映画をよく見ていたから、久々にその名前を予告編で見て「だったら見てみよう」と思っていたのでした。ほんと短期記憶が鈍っているので、すぐ忘れてしまう。

 それで、R15だったので「また二階堂ふみが脱ぐのか」と思っていたんだけど、思っていたのより10倍以上脱いでいました。「ああああ、11月まで朝ドラヒロイン(正確には主人公の妻役)なのに!」って、この感覚前にもあったぞ?
 松坂桃李が朝ドラヒロインの夫役の直後にR18映画に出ていたので「いくらR18って、松坂桃李だろ?」と完全に舐めていたら、完全にポルノ映画だったので腰抜かしたというか、あの当時、更年期障害なのか笑いのツボにハマりやすかったので、上映中ずっと手ぬぐいを口に押し当てて笑い堪えるのが大変だった。

 あー、松坂桃李結婚記念「娼年」上映会やらないかなあ?
 あれ、映画館で見ると「我々は何を見させられてるんだ?」という謎の被害者意識を他の観客と共有できて疚しいのが楽しいのですが。

 「ばるぼら」の話に戻りますが、クリストファー・ドイルが撮影する東京はやはり香港ぽくて楽しかったです。

 それで、稲垣吾郎と二階堂ふみが全裸で絡み合うベッド・シーンは濃厚というよりは、オシャレに撮影されていたんだけど、私は「ゴローちゃん頑張ったじゃん!」と保護者目線になってしまいました。

 というわけで、主人公が謎の女「ばるぼら」と出会って、怪しげな世界に誘い込まれるのをオシャレな映像でやっているあたりは、褒めすぎかもしれないが、キューブリックの「アイズ ワイド シャット」みたいな感じというか、ソファの上でグロッキーしてる全裸の女っていう絵が同じでした。

 しかし、二階堂ふみはほんとすごいなあ。
 一部業界内では、まじミューズなんでしょうね。

 あんなに脱いでくれるトップ女優なんて、今までいた?
 寺島しのぶとか池脇千鶴とかが思い浮かぶけど、近年で朝ドラヒロインがあんなに脱ぐことあったっけ?


12月11日(金)

 ええと、「佐々木イン、マイマイン」を観たのは水曜日で(日曜は出勤でしたので)、木曜日はフツーに仕事していたのだが、「さあて、今夜もチェリまほよ!」って張り切って帰宅する途中にスマホ見てたら、「え?松坂桃李が結婚?」

 超びっくりした。

 てゆーか、私、「こいつゼッテー女にモテない」って思い込んでいたので、ほんと、すみませんでした!(土下座)
 いや、ほんと、菅田将暉のオールナイト・ニッポンにゲスト出演した時の遊戯王トーク全開が、ほんと酷かったのよ。(それも、1回や2回じゃないんですよ?)
 まず、声が汚くて・・・「え?松坂桃李の声ってこんなだったっけ?」って戸惑うのですが、さらにその声で、ベッラベラとオタク語りするのが、「ゲームについて語り倒すときのうちの弟にそっくり」だったんですよ。

 まあ、よく考えてみたら、あれは「男同士トーク用」であり、女性相手にあれはやらないだけなのかもしれないけど、でも、うちの弟は妻にも娘にもあんな感じなんだどさ。

 それにしても、お相手が戸田恵梨香って、恋愛遍歴が華麗で有名なのに、その戸田恵梨香が結婚相手に選んだって・・・

 ほんとーに、すみませんでした。
 でも、遊戯王クラスタは「キングが!」って騒いでて、ニチアサ・クラスタは「殿!おめでとうございます!」って騒いでいたので、楽しかったです。
 (週明けに、遊戯王クラスタの会社の後輩男子に「キングが結婚したじゃん」って話フってみたら、パっと顔が輝いて「そーなんです、びっくりしました!」って雑談に花が咲いた。彼も誰かとこの話を共有したかったらしい)

●「チェリまほ」10話

 チェリまほをリアタイしているのは、「がんばってつぶやいてトレンド入りさせよう」というのが理由の一つなのですが、「今日は、松坂桃李には絶対に勝てないな」とわかっていたけど、自分にできることはやりたいのです。(ドラマ内の黒沢のセリフより)

 今回の飛び道具は、直前に監督が明かした「遊園地デートはほぼアドリブです」

 それ、後で明かしてもいいような気がするけど、スタッフもこの予想外の人気沸騰に浮き足立ってるんだろうなあ。

 で、前回の黒沢の「バスローブでベットドン妄想」が、ただのサービスショットではなく、二人の関係がそういうところまで来ているんだということを安達が明確に意識している、という回だった。
 原作の4巻の「初デートでヘリ周遊」っていうのを予算的にも上手く落とし込んだな。

 でも、原作だと、ヘリ周遊デートを計画したのは黒沢で「完璧な初デート」を目指しての暴走だったんだけど、ドラマだと「デートの練習」として息抜きに遊園地に誘い、コーヒーカップだのメリーゴーランドといった緩い乗り物に乗っていたのだが、安達が「バイキングに乗りたい!」って自分でハシャいで乗って、自爆しただけなので、黒沢が「安達が具合悪くなってしまった」って落ち込むことないよね?

 そのあたり、リアタイの時はモヤっとしたのだが、リピートしてみたら、キモはその後の居酒屋デートなんだよな。そこは原作でもそうなんだけど、ドラマ版の黒沢は漫画版よりもシリアス度が高いので、「完璧イケメン黒沢の心の闇」を丁寧に描こうとしたらしい。
 「周りから完璧さを求められているから、安達にもついそうしてしまう」って・・・

 チェリまほがグっとくるのは、安達は自己評価低すぎだけど、黒沢は「ルックスが100点だから、中身もルックスに負けないよう頑張らないと」って、どっちも「他人からの評価」を気にしすぎているところで、これって近年のドラマで再頻出のテーマなんだよなあ。「凪のお暇」とか、ほんとそれだったし。

 正直、私みたいな自己評価が無駄に高い人には、そのテーマよーわからんかったんだけど、「それが今のトレンドなの?」って思って周囲を見回してみると、けっこうそんな感じの人、多いんだよなあ。

 そこは難しい問題だから(自分にとって)置いておいて、10話は「メリーゴーランドで白馬に跨る王子様とカバに跨る天使」がハイライトで、居酒屋デートで「安達がまたステージ上がった!」で泣きそうになり、町田啓太のあの変顔なんなの?からの、「コート着て、手繋ぎエロっ」って、黒沢のエレガントなコートと安達のフード付きコートの対比が素晴らしくて「スタイリストさん、いい仕事してるなあ」って感心していたら、原作にもあった「あ、ヤベ、心の声に返事しちゃった」

 漫画でも「あ、ヤベ」なシーンでしたが、実写でやられるとキツい。

 そこで、二人の間に走った「不穏」を表現して高架を走る電車先輩名演技。

 ラブコメなのに、なにこの「潜入捜査がバレた」感は。

 そんで、イブのサプライズデートが漏洩して、がっかりしている黒沢だが、「町田啓太のサプライズ」に背筋がゾクっとしたので、久々に「花子とアン」を見てしまいました。

 鈴木亮平の弟役で「英国帰りで英単語混じりで喋るトンチキイケメン枠」なんだよね。
 そう考えるとディーン様がブレイクした「あさが来た」よりも早かったんだよなあ。洋行帰りのトンチキ・イケメン。
 それはいいとして、鈴木亮平と並んで立っていても、それほど身長差あるように見えないので公称181センチですが、これ絶対に逆サバ読みでしょう。
 これは俳優あるあるですが、身長が170台の人は「切り上げ」にしてるけど、180超えの人は切り下げてくるんですよね。たぶん。

 そんなことはどうでもいいが、「花子とアン」で主人公の花子は村岡印刷さんと恋に陥ちるのですが、それぞれの妹(黒木華)と弟(町田啓太)もいい感じになるのです。
 当時、二人とも売り出し中だったので、ほんとお似合いのキュンキュンするカップルだったのですが、町田啓太が「求婚します!」と宣言して、黒木華が働くカフェに乗り込んでいったのが、9月1日の昼前だった・・・・あーーーーー、だめーーーーーーーーーー!

 そんな視聴者の絶叫が鳴り響く中で、お坊ちゃんな町田啓太は楽団率いて、超恥ずかしいサプライズ・プロポーズを決めるのだ。
 これ、現代でやられても、超恥ずかしいと思うのだが、黒木華も恥ずかしくて逃げてしまう。
 その直後に関東大震災・・・

 ええ、だから町田啓太の役は「プロポーズ大作戦が失敗した!」って気持ちのまま、震災に巻き込まれて帰らぬ人となったのです。

 あの役、主人公カップルの成立にも非常に貢献していたので、あの退場はけっこうショックだったんですよね。

 私は、「花子とアン」の前の「ごちそうさん」にすごくハマっていたので、「花子とアン」にはあまりハマらなかったんだけど、「花子とアン」で町田啓太や窪田正孝や賀来賢人にハマったので、そういう意味では重要な作品だった。あと吉田鋼太郎とか吉田鋼太郎とか吉田鋼太郎とか。

 中島歩も、もっと頑張れ。(今更見てみたら、町田啓太よりテロップが前だった)

 でも、チェリまほでも、町田啓太のスリーピースが素敵すぎますが「花子とアン」では、クラシックなスリーピース姿を披露していて、町田啓太の着こなし力を堪能するのにはいいのかもしれません。

 そんで、チェリまほ10話で、あんなにサプライズに拘ってるのって「前世で、失敗したもんなあ」って思うと、何度も転生して、何度もサプライズ成功を目指しているのに、まだ成功させたことないのかもしれないなあ。とか考えると超切ない。

 つーか、町田啓太がチェリまほで「ブレイク第二波」になったのなら、今度こそ、プライムタイムで黒木華とラブコメでもなんでもいいから、がっつり絡むのやってもらえたら、「花子とアン」のあのトラウマが回収されそうじゃない?

 
12月10日(木)

●映画「佐々木、イン、マイマイン」

 藤原季節主演なので、楽しみにしていた映画である。

 ただ、話が高校時代の友人の話なので「高校生やるの?」と少し不安だったのだが、けっこうガッツリ高校時代やってました。でも、意外と違和感無かった。そういうところ、やっぱ藤原季節はいい意味で年齢不詳感があるのあと思う。

 まあ、どうってことない「青春ふりかえり」映画なんだけど、思っていたよりけっこう重い話で、主人公である藤原季節は詳細は語られなかったけど祖母と二人暮らしで、祖母がちょっと認知症っぽかったし、その友人である佐々木は父親と二人暮らしだが、その父親も何が理由だかわからないが滅多に家に帰ってこない。
 だから、裏テーマとして格差があって、家庭環境が悪かった二人は、まともな職に就けないんだよね。他の二人は普通のサラリーマンみたいで、もう結婚してるのに。
 まあ、藤原季節の役は役者目指して上京したんだけど、それじゃやはり食えなくて、すっごいショボい工場で働いてるんだけど。

 そう、その工場って、「商品を箱詰めするだけ」っていう「え?そんな内職みたいな?」って不思議な工場で、いわゆる町工場でもないのが不気味だったんだけど、なかなかああいう工場を想像で描くことは出来ないと思うので、それこそこの映画の企画と脚本に携わった細川岳が実際に働いたことのある職場をモデルにしたんじゃないかなあ?

 それで、「悠二は27歳。俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を過ごし、ユキとの同棲生活もうまくはいかなくなっている。そんなある日、高校の同級生の多田と再会した悠二は、高校時代に圧倒的な存在感を放っていた同級生・佐々木との日々を思い起こす。」っていう、ありがちなあらすじで、それ以上でもそれ以下でもなかったんだけど、終盤で佐々木が死んで、「おい?」って思ったけど、そこから主人公がメキメキと覚醒していくシーンが本当に素晴らしくて、藤原季節ファンとしては120点の出来栄えでした。

 いやあ、映画「his」の藤原季節もほんと良かったけど、この映画もほんと良かった。

 あと、藤原季節が友人の赤ちゃんと触れ合うシーンとか、マジ泣いた。

 映画としては、だからちょっと重いというか辛い話なので、私の評価は低くなってしまうのだけれども、随所に現れる幸福感溢れるシーンはほんとに素晴らしかったので、チャンスがあったらもう一度見てみたい。


12月9日(水)

 だから、ほんとに、チェリまほ中毒な日々なんですが、ちゃんと仕事もしてます。

 でも、仕事中も、チェリまほのこと思い出しちゃってニヨニヨしてしまうのですが、マスクしてて良かった!
 もし、今の私を観察している人がいたら、「ミヤノさん、彼氏でもできたのかな?」って思うのかもしれない。仕事中にボヤんとヘラヘラしているのは「安達、キスより先に行ったらどうなるのかな?」って妄想しているだけなんですが。

 ところで、こんなに楽しませていただいているので「課金しなくちゃ」とTSUTAYAにはもう加入しましたが、公式グッズが出たので「じゃあ、要らないけどクリアがファイルでも買うか」と思っていたら、即売り切れとか・・・
 なんか、テレ東の想定以上に盛り上がってるのは間違いないようです。

 去年発売されていた町田啓太の写真集が重版かかったらしいけど、11月末に発売された赤楚くんの写真集も販売前に重版決定とか、景気いいですね。

 つーか、赤楚くんの写真集が出ることは知っていたし、それでけっこうバラエティーにも出ていたので「さすが、トライストーンは田中圭で学習してるからぬかりないな」っていうか、けっこう新参事務所なんだけど、もはや大手じゃん?

 それはいいとして、「課金したいから、赤楚くんの写真集買っちゃおうかな」って思ったわけですよ。
 この気持ちは、朝ドラ「半分、青い」の佐藤健に感謝の気持ちを伝えたくて、写真展に行ってグッズ買った時以来かも。あの時は「さすが、アミューズ。好きを金に換算する仕組みをちゃんと作ってるんだ」って感心しましたけど。

 しかし、私は、高橋一生沼に落ちた時にタカハシが表紙になった雑誌買いまくったけど、それまだ部屋の真ん中に積んであって、未だに「どーすんだ、これ?」って邪魔だけど、日本の俳優の写真集なんて買ったことないんですけど?

 あー、すみません、中村倫也のは買ってました。
 買ったけど、ちゃんと中見てないんだよな(笑)

 そんで、赤楚くんのやつ、発売直後に三茶のツタヤ書店をチェックしたら4冊くらい置いてあって「あ、やっぱ、こんなとこにも、こんなに入荷してるんだ」と思って「ええええ?どーしよー?」って、その時は買わなくて、そんで、翌日、「やっぱ買っちゃおうかな」って見に行ったら「え?無い?」

 そう、「滑走路」を新宿に見に行った時も紀伊国屋書店チェックしたけどやっぱし無かった。

 ええええええ?本当に無いの?すごい売れてるじゃん?

 つーか、出版部数決めてる時は、こんなことになるなんて予想できなかったんだろうなあ。まあ、こっちは課金目的なので、大人しく重版出るの待つけどさ。


12月4日(金)

●チェリまほ 9話

 また無事リアタイ。
 いやー、両思いになってからのクロアダのイチャイチャぶりが毎回想定を超えてくるので、なんかほんとに凄すぎる。
 「我々は何を見させられているのだ?」と呆然としていると、あっという間に30分経過して、「また秒で終わった」って、終了直後から激しくリピートしてしまうこの麻薬よ。

 ほんと、奇跡的な・・・っていうと失礼だな。緻密な演出なんだよなあ。

 7話で、黒沢に告白するために「走る安達」がハイライトシーンっていうか、恋愛ドラマにおいてはお約束の演出なんだけど、それを踏まえてからのサブ・キャラである柘植(浅香航大)がとにかく走る、走る。
 で、浅香航大がさすがだな、と思うのは、毎回走り方が違うのである。で、毎回微妙にちょっとカッコ悪い。
 そして、7話で安達はまず「ごめん!」って謝ってから告白したが、9話で柘植がそれをリフレインするのだが、まさかの土下座告白!おまえら、魔法使いチームは・・・
 そして、ここで大きく原作を外れて、安達の後からスタートしたはずの柘植が新幹線のごとく安達を抜き去って「卒業」しちゃったのである。

 9話のメインはだから、サブである浅香航大とゆうたろうカップルの「どツボに落ちたのかと思いきや、まさかの超特急ゴールイン」なんだけど、メインの安達と黒沢はお泊まりしてもキスもしてないというファンタジー。

 ええ、それで、これも狙ってやってるんでしょうけど、公式のオフショットで、おしゃれなバーでバーテンダーみたいな蝶ネクタイしてる安達が公開されていたんですけど、案の定、黒沢の「デート妄想」で、例のテッテレテテな妄想用BGMが流れて、二人でシャンパン飲んでいたので「ああ、やっぱし」と思っていたら、いきなりシーンが切り替わって「バスローブ着て、お姫様抱っこ(王子様抱っこと呼ばれている)して、ベッドにドンして、首に手を回してキス・・・・未遂?」

 もう、それをギトギトに美しい照明で撮影しているもんだから、「また、新たな宗教画が誕生」でした。
 ほんと、この撮影チームは抜群に上手いなあ。

 いやあ、黒沢のバスローブからチラ見せされる胸元が最高にエロかった。
 だから、私は男性が脱いでも、あまりテンション上がらないというか、だから「男は着てナンボ」派なのですが、あの黒沢のバスローブの胸元は・・・・・あそこに頭突っ込みたかったです。ズボっ!て。

 ドラマ版は黒沢のむっつりスケベ度低かったはずなのに、終盤に来て「黒沢はやはり、やることはやりたいと思っているのだな」ということを明示した美しいシーンでした。そう、そこ大事。あくまでも美しいの。

 そして、凄かったのは9話のハイライトは「黒沢のエロ妄想」じゃなくて、その後の、「もう、これ以上好きにさせてどうすんの?」っていう往来でのハグだった。
 ユラユラすんな!!!(もっとしてください)

 あー、ほんとに見てて幸せなので、もう永遠に二人がいちゃいちゃしているところを見ていたい。


12月3日(木)

●映画「滑走路」

 最近、映画はちょっと外してばっかなんだけど、これも多分趣味じゃなさそうだったけど、平日休みだったからテアトル新宿まで見に行ったのは「チェリまほのおかげで、自分の中での浅香航大人気がストップ高」状態だったからである。

 そもそも、この映画は若くして自死した詩人の歌集が原作らしいが、そんなの知らないし、映画化されるってことはそれなりに人気のある詩集なんだろうけど、短歌集が原作っていう意味がよーわからん。
 まあ、でも、浅香航大が苦悩する厚労省の官僚で、その同僚が吉村界人なので、それだけで見に行く価値あるんですけど。吉村界人は今までで一番、偏差値高い役なんじゃなかろうか?

 で、事前に浅香航大が非正規労働と向き合う厚労省官僚ってことは知っていたし、それがデーマになってるのかと思いきや、それはきっかけに過ぎなくて、主題は「いじめ」だったんですね。
 あとで調べたのだが、この詩人さんは若い頃に受けた「いじめ」が原因でずっと精神的に不調で、それで自殺してしまったらしい。
 だから、たぶん、この映画のストーリーは原作者の自伝的なことなんだろうけど、そこに初恋ストーリーと「じゃあ、成人した浅香航大と水川あさみは誰?」ってミステリー要素絡めてきたので、「そこを楽しむ話なの?」って戸惑ったし、水川あさみパートが「最初は優しそうだったのに、この水橋研二の旦那役かなりヤバいぞ」と、いじめ描写にしても、「本当は怖い水橋研二」にしても、シャレにならないレベルだったので、「思っていたよりもさらに楽しくない話だった」と驚いた。

 まあ、だから私はスーツ着た浅香航大が見たかっただけなので、別にいいんですけどね?

 こういう「みんな痛みを抱えて生きているんだ」みたいな話、ニーズがあるだろうけど、なんかネットで他人を叩きまくる人たちが好きそうな話みたいな感じして、なんかなあ、と思った。

 映像的には楽しめたし、役者の演技も最高だったんだどね。坂井真紀とかほんと凄かったし。
 染谷将太が、どうってことない役をワンポイントでやっていたが、あれはなんだったんでしょう?角川のコネっていうか、ホントの友情出演?



表紙に戻る / 過去の日記を読む