可燃物な日々

可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

6月27日(木)

 そういや、7月期は黒木華主演の「凪のお暇」が始まるのだが、それがなんと高橋一生が元カレで、中村倫也が「ちょっと気になる隣人」なので、たぶん、タカハシとナカムラが初共演なのですよ。
 同じような20代を送った二人だし、30代前半は癖の強い脇役で活躍していたから、今まで被らなかったのは当然だとして、双方とも急に雑誌の表紙を飾るような人気イケメン俳優になってしまったけど、やはり似たタイプなわけで、「いつか同じ画面で並んでほしい」と願ってはいたけど、まさか、こんな早くに実現すると思ってなかったので、喜びよりも「大丈夫なのか?」って不安になる。

 何が「大丈夫なのか?」って「スタッフちゃんとやってくれるんだろうな?」って言う不安・・・塩酸と硫酸を混ぜたら中和しちゃうんじゃなかったっけ?的な・・・・と「そんなゴジラ対キングギドラの実写版ドラマなんて、私の心臓が耐えられるのだろうか?」て言う不安。

 「カルテット」や「重版出来」のチームみたいなので、たぶん後者の「死ぬ」になると思うんだが、同じスタッフでやっていても、たまに「わたくしのお口には合わないわ」っていうのもあるからなあ。

 でも、脚本の大島里美はタカハシ信者を土下座させた「わた恋」こと「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」の脚本家なので、やはり期待値は高い。
 それに、ここんとこTBSの金曜ドラマは外れがほぼ無いので、やはり期待値は高い。

 そうだ、忘れないうちに4月期ドラマの総括でも書いておこう。3年後の自分のために(笑)

●「インハンド」TBS金曜

 だから何度も言っているが、「顔だけだったらジャニーズで一番好きなのは山P」なんだけど、私はどうしても「コードブルー」が苦手だし(医療モノが基本的に苦手)、山P目当てで我慢して見ても「この無表情な山Pがちっとも好きになれない」と脱落してしまっていたのだが、「インハンド」が始まった時も「うわ、また医療モノで、無表情な山Pだ!」って警戒したんだけど、結果「コードブルーじゃなくて、こっちをシリーズ化しろ、映画化しろ」と大絶賛でした。

 まあ、最初の頃は山Pよりも「サモエド犬超かわいいし、カメとかカメレオンとか、いろんな動物出てきて最高じゃん」だったんですが(笑)
 何よりも、医療モノでありながら、どっちかというと「変人科学者モノ」というか、そのジャンルの代表だと「ガリレオ」がありますが、あれも「私は別に福山雅治が苦手なわけではないし、どっちかというと顔は大好きなのに、なぜ福山雅治が主演のドラマをほとんど離脱しているのだろう?」と長年思い悩んでいたのですが(大袈裟)「ガリレオ」の福山は大好物なんですよ。なぜか。

 なのでたぶん、「変人科学者モノ」が好きなんでしょうね。
 で、この「インハンド」が上手かったのは、「ガリレオ」だと、その変人天才科学者に絡む助手的な存在が美人刑事で、そのウザい美人刑事(1シーズンでは柴咲コウ)に変人天才科学者がツンデレっていうのがお約束ですが、「インハンド」はそこを因数分解してきて、美人を菜々緒に担当させて、ウザい助手を濱田岳が担当し、「動物と寄生虫だけが友達だった孤独な天才が濱田岳にデレる」って展開にしたので「ブロマンスにしちゃったのって、ジャニーズ的にも完璧じゃん!!!」と唸った。

 ジャニタレに女絡ませようとすると、どうしても及び腰になり、うまく絡まないので「そういうつもりなら、そもそもこういう設定にしなけりゃいいじゃん」と思うことが多いので、最初からブロマンス設定でやるのは一つの正解なのかな、と。そういや「ドロ刑」も、それで面白かったっけ。

 このドラマの欠点は、「アンナチュラル」で言うところの井浦新の物語みたいなところを意識するあまり、「米軍が開発した新型エボラウィルスがああああ」っていうのを軸にしてしまったところで、そんな設定いらなかったから、淡々と「ガリレオ」みたく一話完結で良かったし、だから目指すのは「アンナチュラル」じゃなくて、「科捜研の女」だったと思うんだけど・・・

 あと、中盤で登場した「山Pの昔の女」っつーか、かつての盟友役が松下優也だったのも良かったんだけど、米軍絡みの設定の中で留学経験のある松下優也が英語セリフをベラベラ喋っていて「あ、だから、このキャスティング?山Pとのバランスもいいしな(知名度はけっこうあるが、適度に格下)」と思っていたんだけど、対する主役の山Pの英語セリフが少なかったので「あり?英語得意キャラだったんじゃ?」

 山Pのことそれなりに好きだけど、それほど興味の無い私ですら、彼の「海外志向」を知っていたので「だったら、ここでもっと英語セリフ披露しろよ」と思ったけど、意外と控えめだったのでズッコケたのですが、それからすぐ「山下智久、海外ドラマに進出決定」ってニュースが出たので、うーん、だったら「インハンド」で英語セリフもっと多くても良かったのでは?
 まあ、脚本家が及び腰になっていたのかもしれないが。

 でもね、「世界の渡辺謙」って言われても「へー、そうなんですか」って感じだが、キアヌ・リーブスとかダニエル・デイ・ルイスに夢中だった私が「山Pけっこう好き」と思ってることは、もしかしたらもしかするかもしれないので、頑張ってください。

●「腐女子、うっかりゲイに告る。」NHK土曜深夜

 教祖タカハシの「東京独身男子」と被ったので、嬉しい悲鳴をあげつつ、リアタイはこっち優先してました。
 ゲイであることを隠している男子高校生に腐女子がうっかり恋してしまうという話だったので、てっきりラブコメかと思っていたら、ドシリアスだったので驚いたが、こんなにシリアスな学園モノって最近無かったんじゃないだろうか?
 いや、有村架純主演の「中学聖日記」がシリアス学園モノだったか。でも、私はあれはイマイチだったんだよね。
 そう考えると「腐女子・・・」がツボったのは、「禁断の恋を題材にするなら、このくらい徹底的にやれ」って感じだったからなんだろうなあ。なんか、昔の野島伸司作品を思い出したもん。
 そもそもこのNHKの土曜深夜枠は「テレ東深夜枠が評価高いようなので、NHKでも真似してやってみました」って感じなのだが、予算が全然違うので(たぶん)、ある意味NHKの本気というか、「金持ちが本気で遊ぶと・・・」みたいなことになっている、ような気がする。

 それを象徴するのが、出だしがいきなり谷原章介と金子大地のベッドシーンだったことだ。
 あれは本当にびっくりした。だってラブコメだと思って見ていたら、「ちょwww、地上波で、しかもNHKでこんなのやるの?」って。一時期「BL映画が熱い!」とか言うんで試しに観に言ったことがあったけど、「うっわ、けっこう中堅俳優の皆さまが男同士で濃厚キスシーンやってるけど、お仕事頑張ってください」とか思ったけど、谷原章介が・・・・朝ドラのお父さん役(ヒロインのじゃなくて、相手役のだけど。でも原田知世の夫役だ)やったばかりなのに、男子高校生をコマすエロエロ中年オヤジって???
 ちなみに、谷原章介はこれでクランクインだったらしい(笑)

 つーか、谷原章介って子沢山なんじゃ?
 自分の父親が俳優で、女優さんとキスシーンやベッドシーンやっていたら相当複雑な心境になると思うけど、若い男子と濃厚キスシーンなんてやっていたら、積み木を崩しそうになりそう(笑)
 心配になって調べてみたら、谷原章介のお子様はまだ思春期迎えてないようだが、息子さんが高校生になった頃にうっかりこれ観たら、どんな気持ちになるんだろうか?

 私自身は谷原章介にあまり思い入れはないのだが、「草刈正雄の行く道」に非常に興味があって、「あー、草刈正雄の後に阿部寛が続いている」という世界観の中では、竹野内豊・大沢たかお・田辺誠一の「名優への道」を楽しく観察しているんだけど、その少し下の世代が谷原章介であり、少し間空くけど、坂口健太郎とか成田凌がいて、最近だと清原翔とか。

 話まとまんないけど、少し前に藤木直人が「ある年齢になると、キスシーン全然なくなりますね」とバラエティ番組で語っていて、確かに藤木直人は今の朝ドラのお父さん役だし、そうだよね、と思っていたところの谷原章介のめっちゃ濡れ場にほんとびっくりしていたのです。

 なので、このドラマが素晴らしかったのは、谷原章介があんなネガティブな役をきちんとやってくれて、しかも、よく考えると・・・いや、よく考えなくても「若い男が大好き」なヤバい中年の役なのに、それをギリギリ「あり」にした谷原章介は確実に「草刈正雄の道」に片足を踏み入れたのだろう。
 リスクを背負う人、私は大好きなので谷原章介株爆上げでした。

 金子大地に関しては「おっさんずラブ」でも、ちょっと作画が違う感じだったんだけど、セリフ言わない時の表情作るのがとても上手い子だったので注目していたら、「腐女子・・・」はほんとにハマり役で、高校生男子のズルさと儚さを上手く表現していて「こんな高校生男子いねーよ」と思いつつも、なんかリアルだったんだよなあ。

そして何よりも、このドラマが素晴らしかったのは、クイーンの曲の使い方で各話がクイーンの曲の題名になっているんだけど、ただ曲を垂れ流すだけではなく、その曲の持つエッセンスを生かしつつ(そこは原作通りなんだけど)言葉で説明するのが難しいが、凄くセンスのいい使い方だったんですよ。
 全然違うけど、雰囲気的には「トレイン・スポッティング」のラストシーンでの「ボーン・スリッピー」みたいな!
 あの映画の「ボーン・スリッピー」って仲間がラリって寝てる最中に金持って逃亡するシーンでの主人公の胸の鼓動を表現していて、極上のプロモーションビデオみたいだったんだけど、「腐女子・・・」もクイーンの曲を使った極上の映像作品だと思った。映画「ボヘミアン・ラプソディ」よりもずっとずっと。

 特に終盤の「ボヘミアン・ラプソディ回」は、ゲイがバレてしまい絶望の縁にある主人公に、劇中のママは息子がそんなことで同級生と喧嘩したとは夢にも思ってなくて「ふふ、好きな女子のことで喧嘩になっちゃったんでしょ?」って言い、主人公はさらに追い詰められるのだが、そのバックに「ママーーー」ってところが流れるのが素晴らしすぎて何度も観てしまった。

 そして「We Will Rock You回」
 自殺を図ってしまったゲイの少年のために、腐女子が「この状況を変えてやる」となにやら画策している描写で「ドンドンパっ」と「We Will Rock You」のあのリズムだけが挿入されて、「やるぞ、やるぞ、なんかこの子、やるぞぉぉぉ」と盛り上がった。

 後でこのドラマの制作秘話みたいなの読んだら、シリアスシーンはドラマ班じゃなくてドキュメンタリー班が撮影していたらしく、「ああ、だからフツーの学園ものっぽくなかったのか」と激しく納得した。

 そして、ドラマの出来があまりにも良かったので、原作小説も買って読んでみたのだが、原作だと谷原章介の役がさらにクズ設定になっており、「ドラマはあれでも相当配慮したんだなあ」と苦笑しました。あと、ドラマだと主人公のチャット友達であるファーレンハイトの物語は多くを語らなかったというか、ファーレンハイトがネットで公開していたブログがどこまで本当のことだったのか曖昧にしていたんだけど、原作だと「いや、これ、ちょっと・・・」っていう、やはり地上波ではとても放送できる話じゃなかったので、そういう意味でもドラマは原作にある「放送禁止要素」をうまく改変してよくまとめたなあ、と。

 脚本を書いたのは「劇団ロロ」ってところの人らしいけど、朝ドラ「なつぞら」の番長役をやった板橋駿谷もロロの役者なので、要注目な劇団らしい。


6月26日(水)

●ドラマ「わたし定時で帰ります」

 今クールのドラマも、ほぼ最終回を迎えたが、「わた定」は全部ちゃんと見てなかったけど先週の最終回の時にふと途中から見ようとしたら「は?津波警報?」って驚いていたら中断してしまったので「で、結局、中丸くんとはどーなるわけ?」と出直し最終回を昨日ちゃんと見たのですが、「うーむ・・・・」

 いろいろ画期的な話だということはわかるが、このドラマが私の心に響かないのは、今の自分が「仕事が暇で困ってるから」です。
 今の会社に入った20年くらい前も「ぼえーーー暇だ」って勤務中にネット三昧していたら、小町かなんかで「暇は辛い」みたいなスレッドがあって、読みふけったなあ。
 友人で「派遣で行った先の大手企業がほんと暇で」って人もいた。日本を代表するような大企業だったが、彼女の仕事は「営業部の留守番お茶汲み女子社員」で、電話番と「部長のお茶汲み」だけが仕事でほんとに暇だったらしい。
 たぶん予算がついていたので、その予算を死守するためだけに派遣社員を雇っていたのだろう。

 余剰人員がいないよりも、いた方がいいに決まってるので、世の中には「忙しくて死にそう」な人よりは人数少ないのかもしれないが、「暇で死にそう」な人もけっこういるのである。

 私は今の会社でけっこう「暇で死にそう」と「忙しくて死にそう」のどちらも経験しているが、マネージメントがダメなのもあるが、そういうマネージメントってなかなか難しいのもわかるし、そもそも「適度な仕事量」っていうのが一番難しいのではないだろうか?

 自分が暇なだけだったら全然オッケーなんだけど、私が仕事を配分しないといけないアシスタント的立場の人たちまで暇で腐っている現状が続いているので、そっちの方が実は辛いのだが、「飢えた子供が目の前にいるのに、私は充分な食料を持っていない」という悲しさよ。

 まあ、仕事の話は守秘義務もあるのであまり詳しく書けないけけど、それよりも「へえ?」って思うのは、私はだから「わた定」がイマイチだったのだが、朝ドラ「なつぞら」の煽りを思いっきり真に受けて「なにこのヒロイン?わけわからない」と盛大にディスってる人が「わた定」は大絶賛だったりすると「ほんと、人の好みって多様だな」と思う。

 昔、精神状態がヤバい友人と札幌遠征に行こうと計画していた時、友人がネットで「美味しいラーメン屋」を探していたのだが、「独身男性と家族づれでは、ラーメン屋に求める基準が違いすぎる」と嘆いていた。

 独身男性たちは「チャーシューの盛りがいい」みたいなところを評価するのだが子連れチームは「子供オッケーな店か?子供用の椅子が用意されてるか?子供用の取り分け皿を用意してくれるのか?」っていうところが評価基準なので、「人によって評価基準が全然違うので、何が何だかわからなくなった」そうです。

 ほんと、ラーメン店のネットでの評価って、20代男子がメインなので、話半分というか、「あいつらが高評価する店は高カロリーすぎるので、ほぼ参考にならない」のだが、家系だと、そういう20代男子に支持されてる店だと「味薄め」にしておくと、ほぼ外れないので、そういう意味では参考にさせていただいております。
6月25日(火)

 そういや、これ書いてなかったけど、先週はまた横浜スタジアムで野球見たんです。

 交流戦の日ハム戦。

 ベイスターズの試合なんて、数年前までは当日にフラっと自由席のチケット買って入ったりしていたのに、今ではすっかり人気コンテンツになっちゃってねえ?
 いやほんと「営業」って大事だなあ、と。  でも、やってることが、かつて日ハムとか西武が
6月24日(月)

 連続ドラマが最終回迎えると次クールに向けての宣伝でTVerが次クールの主演俳優の過去作をアップしてくるので、「うわああああ、カルテットがああああ」って先週末はカルテット廃人になっていた。

 「カルテット」やっぱ凄いわ。
 みんなセリフべらべら喋るんだけど、そのほとんどが「唐揚げにレモンがどーのこーの的」なセリフで、大事なところはほとんど役者の表情で語られるという「こんな脚本書く脚本家もどうかしてるけど、その意図をきっちりわかってやっている演出や役者スゲーな」と。

 で、しっかりカルテット廃人になった直後に、今度は「アンナチュラル」がアップされて、1話見たら、止まらなくなってしまって「ああ、アンナチュラル廃人に!」

 いやあ、どちらも1話で「掴みはオッケー」ってところで2話で「え?こういう展開になるの?」って驚いたなあ。
 2話目でガツンと来るドラマに外れはない。

 というわけで、「カルテット」と「アンナチュラル」の素晴らしさをまた堪能できて「隅々までキャラ立ってるし、前半は巧みな群像劇で主要キャラをきっちり立たせてからの、後半で本筋持ってくるタイミングも完璧」と「カルテット」だと松たか子の話だったり、「アンナチュラル」だと井浦新の話だったりが始まるわけですが、その配信がまだなので「続きは来週か?」と思っていたら、「重版出来」がアップされた。

 「重版出来」も大好きでちゃんと毎週見ていたけど、「カルテット」や「アンナチュラル」と比べると、そこまで熱中してなかったのだが、1話見たら、「うわあああ重版出来廃人に!!!」

 「カルテット」や「アンナチュラル」と並べていいドラマだった。
 2話で、「編集希望だったのに、営業に回された坂口健太郎回」が素晴らしすぎる。

 この頃の坂口健太郎って、朝ドラにも出ていて丁度「ブレイク?」って時だったんですよね。
 そういう頃の坂口健太郎を眺めるのも楽しいが、なんと言ってもこの「重版出来」のトーンを司っているのはオダギリジョーで、放送当時は「ずいぶんトーン落としてやってるな」って思ったのですが、主人公の黒木華がハイテンションなので、淡々としたオダギリジョーが絶妙なベースラインになっているのである。

 しかし、放送当時も「劇中漫画のクオリティも高いが、漫画家のキャスティングが素晴らしすぎる」と思っていたのですが、再度観ても大御所の小日向さんに、中堅でチャラい滝藤賢一、業界一のイケメンだけど作品は不条理ギャグなのに根が真面目な要潤とか完璧すぎるし、デビューできないまま大御所のチーフ・アシスタントしているムロツヨシの地味さ加減というか「真面目ないい人」加減も今となっては貴重である。
 今だったら絶対にムロツヨシにもっと面白いことやらせようとするだろうに、全くそういうことしてなくて、淡々とやってるんだもん。

 とか、思っていたら「持ち込みからデビューが決まった新人」として中川大志が出てきたので「おっと、これは覚えてないぞ?」と、調べてみたら、私が中川大志を認識したのは「真田丸」だったので、このドラマは「真田丸」に中川大志が颯爽と登場する直前だったようです。

 丁度、朝ドラ「なつぞら」で中川大志が出てきたところなんで個人的にタイムリー。

 つーか、「なつぞら」での中川大志の役が高畑勲がモデルらしくて、「東大出の理論派」ってあたりもかなり史実に寄せているらしいんだけど、朝ドラ史上でも指折りの「めんどうくさいキャラ」になっており、出てくるたびに笑ってしまうのだが、なるほど、「LIFE」で鍛えておいてよかったなあ、と思う。

 中川大志だけでも充分凄いことになっているのだが、この後、たぶん、宮崎駿がモデルの染谷将太っていうのが出てくるらしいので「どうなっちゃうの?」と期待が膨らみます。


6月19日(水)

●スベらない話

 結論から言うと、自分としては超ウケたんだけど会社で話したら盛大にスベった話です。

 そんなのをなぜ書くかというと、短期記憶の衰えが激しいのでメモ代わりなのと「こういう話をまとめるのって難しいな」って思ったからです。

 とある商業施設というか駅ビルでエスカレーターに乗っていたら、その商業施設の「スイーツ・フェス」のポスターがいっぱい貼ってあって、そのポスターのモデルは磯村勇斗くんだった。
 エスカレーターで私の後ろに立っていた60代か70代か、私よりも世代が上の「おばちゃん」が「ああ、この子、あれに出てる子よね」と連れの友人に話していた。

 朝ドラ「ひよっこ」のヒロインの夫になる役だったので、フツーだったらそう来ると思ったけど、もしかしたらそのオバちゃんはけっこうツワモノで「昨日なに食べた」のジルベールだったりして?って思ったけど、そっか、山ピーの「インハンド」の後半になって時任三郎の息子役で出てきたからそっちかな?と思っていたら・・・・

 「ほら、月9のラジエーションハウスで一番下っ端の子」

 えええええ?そっち?

 つーか、おばちゃん、それ磯村くんちゃう。
 矢野聖人だ。

 似てるけど。

 つーか、朝ドラのヒロインの夫役やった子が月9であんなセリフの少ない役やるわけないじゃんって思ったけど、矢野くん的には大抜擢だったんだけど、あれを磯村くんだと思い込んでる視聴者が存在するとなると、いろいろトホホだな。

 って話を会社で披露したら、「ラジハは観てるけど、磯村くんって誰?」って感じになったので、「ああああああ、自分的には超ウケたのに、これ、それなりのオタクにしか通じないのか!」と気がついた。


6月12日(水)

●映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

 これの予告編はずいぶん前から見せられていて、先日はとうとう4D版の予告編まで観てしまったのだが、「うーむ、怪獣映画に微塵も興味が無いが、シン・ゴジラは楽しかったし、ハリウッド映画クオリティーのキングギドラさんとかちょっと見てみたいかも」とか思っていたけど、封切りしたら「なにこの狂った映画は?」「宗教か?」「カルト映画じゃね?」という感想が続々とツイッターに流れていたので、どんな感じなのか見てみたくなった。

 こういう映画ってちゃんと映画館で見ないと評価する資格無いし。

 というわけで、割引デーだから行ってみたんだけど、ジュラシック・パークとほぼ同じというか、ジュラシック・パークは「最後にはティラノ様がなんとかしてくれます」だったんだけど、こっちは「ゴジラ様がなんとかしてくれます」だった。

 そんで、モスラ姐さんの扱いが、ほぼ長澤まさみ。
 あー、そうだった、どなたかが「コンフィデンスマンJP観た後だと、ラドンが三浦春馬」って呟いていて「???」って思っていたんだけど、実際に見てみたら、ラドンがほんとーに三浦春馬で大爆笑。

 しかし、ツッコミどころが多すぎるし、ストーリー展開というか人間パートがよくわからないんだけど「細けーことは気にすんな」とばかりに怪獣も人間も地球上を超高速で移動するし、「ちょwwwww、なぜここでフェンウェイパークwww」だったし、ボストンを怪獣が豪快に破壊しても全く土地勘が無いので「???」だったが、シン・ゴジラだって武蔵小杉で大暴れしてたしな。
 日本人だって、地方在住者とか首都圏民だって千葉埼玉茨城県民は武蔵小杉よくわからんかっただろう。

 あと、南極で大暴れしていたりしたので「貴重な南極がああああああ」とか思った。
 あと、渡辺謙がなんで死んだのかよくわからなかったです(笑)
 そして、序盤で「この中国人美人研究者ってどっかで見たことあるぞ?」と思っていたんだけど、途中でやっと「チャン・ツィイーじゃん?」って気がついた。美人の顔は忘れないんだな(笑)

 「スター・ウォーズ8」で「この人、知ってる!」ってしばらく考えていたら、ローラ・ダーンだった感じに近い。

 この間、ハリウッド版「ピカチュウ」を見た時に「ストーリーよくわからんかった」と思ったが、このゴジラ映画もよくわからなかったので、もしかしたら私の頭が衰えただけかもしれないけど、もしかしたら、最近の流行は「細けーことはいいから」ってことなのかもしれない。

 ピカチュウの方はどうなのかわからないけど、このゴジラ映画に関しては「家族の物語」をかなり悪意を持って「とってつけた」ようなので「シン・ゴジラ」が意図的にそういうヒューマン・ストーリーを排除したのとは逆に「こういうのやっておけば、みんな満足するんでしょ?」って感じだった。

 「シン・ゴジラ」を映画館で見た後、20代カップルの彼女が、彼氏に向かって「人間が描かれてない!雑だ!」的な不満を述べていて、彼氏が「例えば?」って、彼女が想定する「人間が丁寧に描かれている映画」を聞き出したら、彼女さんが「・・・・海猿とか?」って言っていたので、「ああ、やっぱ、シン・ゴジラで言えば、長谷川博己と石原さとみが恋仲でって設定にフツーしたくなるよなあ?」って思った。

 男が危険な任務に赴くときに「生きて!」って叫ぶ恋人重要。

 あと、娘が危険な目にあうのを助ける父親(元アル中)重要。

そういえば、私がこの映画を楽しめたのは高所表現がほぼなかったからなんだろうな。ジュラシック・パークもあの手の作品としては高所恐怖症を刺激する場面がほとんど無いし、恐竜モノや怪獣モノは高所恐怖症に優しいのかも。
 そういう意味では現在公開中の「実写版アラジン」なんて予告編見ただけで「これ絶対に苦手」と断言。そりゃ、空飛ぶ絨毯ですからね(笑)

6月11日(火)

 「おじさんゲイカップルのドラマ?・・・気持ち悪い」って言われてズドンと落ちたんだけど、それからすぐに、山ちゃんと蒼井優の結婚報道で、同じ人が「どーせ、すぐ捨てられちゃいますよ」と言ったので、また軽く落ちた。

 意外と私って傷つきやすいのね(笑)

 あの結婚報道で、同僚M嬢は「世間の評判が一瞬でひっくり返っていて驚いた」と言っていて、それはたぶん山ちゃんのパブリックイメージがって意味なんだろうけど、私は山ちゃんのことあまりよく知らないので、そういう感覚もあまりなかったんだけど、「こうなったら、シズちゃんには、みんながアっと驚くようなイケメン俳優とかゲットしてほしいな」と返事した。

 「斉藤工クラスの」と私が言ったら、「え?なんで斉藤工?独身だったっけ?」って言われて、またヘコんだ。

 いや、わたくしは、とっさに「結婚したら、多くの女性が会社休みたくなるクラスだった福山雅治も西島秀俊もすでに結婚しちゃったから、次は誰かというと斎藤工あたりなのかと」って感じで言っただけなんですが、「なんで斎藤工?」って言われると困る。

 「まあ、長身イケメンで、30代後半独身という意味ではトップクラスでは?」としか言いようがないけど、M嬢は「イケメン・・・・とっさに思い浮かばない」って、ごめん、あなたがイケメン俳優に全く興味が無いことはよーくわかっているので、そんなに真剣に考えてくれなくても全然構わないというか、そもそも私は、かつての「キムタク」みたいな記号的に「斎藤工」を出しただけなので、そこ重要じゃないから、記号だから、って、ああ、M嬢はこういう抽象的な話が苦手なんだよなあ。

 だからこそ、彼女は「えー?山ちゃんと蒼井優が?」ってニュースにおいて、「ブサカワと美人女優が?」っていう定義付けにまず戸惑っているわけで、そこに全然納得できてないのに、私が「シズちゃんもイケメン俳優と結婚すればいいじゃん」とか言ったから「イケメン俳優って誰?」って戸惑っているらしい。

 私は自分が「面倒くさい」って自覚あるから、会社でこういうこと話すと華麗にスルーされるのに慣れてるんだけど、M嬢みたいな人はスルースキルがなくて、お役所から送られてきた通達みたいな感じで真剣に受け止めてしまうから、ほんとごめんなさい。

●映画「パラレルワールド・ラブストーリー」

 なんでこれを観たかというと、私の影のイチオシである水間ロンくんが出ているからである。
 そして、予告編の感じから「パラレルワールドなのにミステリって難しくない?」って思っていたけど「玉森くんには興味あるからどんなだかお手並み拝見」って軽い気持ちで見てみたが・・・

 うーん・・・・やっぱ、パラレルワールドを謳っておきながらのミステリーって居心地悪かったな。
 出だしは悪くなかったんですよ。「たぶんSF的展開だろ?」と思っていたので、玉森くんがやっていたバーチャルリアリティー的な展開なのかなあ?と思っていたら、そっちはフェイクで、染谷将太がやっていた「記憶の書き換え」だったという。

 そして、この映画・・・原作小説は知らないけど、映画だけで考えると、そもそも「パラレルワールドがどうのこうの」じゃなくて、かなりヘビーな恋愛ものなんですね。
 夏目漱石の「こころ」クラスな。

 だったらそこをがっつりやればいいのに、ミステリ要素の方を頑張ってしまったので「種明かし」感も中途半端で残念だった。
 そもそも、親友同士でもある天才科学者同士が「運命の女」を奪い合う話なので、ヒロインの吉岡里帆にはファムファタール感がもっと欲しかったが、吉岡里帆はそういう女優じゃないわけで、いや、やればできる子だと思うんだけど、ああ、そういや「ナラタージュ」で松潤の相手役だった有村架純ちゃんの惨状を思い出すと、「ジャニーズの相手役はお色気を封印されちゃうというか、お色気の出し方が下手な子が選ばれるのか?」

 いろいろツッコミどころが多い映画だったが、一番「ええええ?」って思ったのは、玉森くんが吉岡里帆ちゃんにほぼ「無理強い」するところで、「こういう、イケメンだったら無理強いも最終的にOKっていうのやめてくれない?」って思った。
 さらに不満を重ねるが、せっかく清水尋也くんを不穏枠で起用したのに、あんま顔をちゃんと撮ってないとか勿体なすぎる。逆に非常に作り込んだ筒井道隆が指導教授役で出てきたので「こいつがキーマンか?」って思っていたら、大して重要な役回りじゃなくてズッコけた(笑)

 そして、たぶん「物語を不穏な方向に引っ張る役」の清水尋也との対比としての、フツーに明るくお喋りな研究助手役の水間ロンだったが、思っていたより出番のセリフも多いことは喜んだが、ちっとも可愛く撮れてない!!!

 そして、玉森くんは顔が安定しないというか、きっちり主演のキャラ作れるほどまだ上手くないようで(撮影スケジュールの都合もあるんだろうけど)、まあ、それが魅力だとも言えるし、「それを楽しむ映画」だと思えばそれでいいんだけど、なんか、物足りなかったなあ。
 そんで、一番意味わからなかったのは、最後に「全てを解決するキー」が出てきたんだけど、それ、もっと早くに出せたんじゃね?

 というわけで、最初からわかっていたけど「SF?ミステリー?ラブストーリー?」がとっ散らかってしまった感じだった。原作がそうだからしょうがないんだけど「パラレルワールド・ラブストーリー」って題名がいけないんじゃないか?原作小説だとそれで成り立っているのかもしれないけど・・・


6月6日(木)

 おとといのつづき。

 会社でさ・・・ふとゲイの話になって・・・・いや部長(細身ハゲ)と元ほっこり課長(無駄にイケメン中年。系統的にはヨン様)が一緒に出張に行くことになって、出張先で半日開くから「ホテルのプールで泳がない?」なんて話していたので、部長たちが出かけてから「本人たちに言うと嫌がりそうだから黙っていたけど、あの二人がホテルのプールにいたら、ゲイのカップルだと疑われそう」とフロアの同僚たちに話したのだ。

 そんで「ほら、今、西島秀俊と内野聖陽がおじさんゲイカップルのドラマやってて話題になってるし」と付け加えたら、エビワカちゃんに「えー、なんですかそれ?気持ち悪い」って言われてしまったのだ。

 「腐女子うっかり、ゲイに告る」の世界が急にリアルに・・・

 あのドラマでは、腐女子もゲイも、そういう言葉を散々浴びているから、自分の性癖をひた隠しにしているのである。
 というわけで、思いっきりフツーに「気持ち悪い」と言われて、唖然としている私の気配を察したのか、読書家のK嬢が「ドラマは観てないけど、原作は全部持ってるよ。ドラマ化するって話題になったんで、どんなキャストになるのかなあ?と思っていたけど、意外と大物が来たんで驚いた」って言ってくれたので、「うん、原作ファンもあのキャストには満足しているみたい」と言ったけど、その後しばらく「気持ち悪いって言われてた・・・」とかなり落ち込んでしまった。

 悪気が無いのはわかってるし、自分に向けられた言葉じゃないのもわかってるんだけど、こんだけヘコむんだから、当事者の人たちはほんと大変だよなあ。
 うちの母親も「自分はフツー」という謎の自信に満ちており、そういう軽い差別的発言はよくする人なので、慣れてるつもりではいるのだが、こういうのって慣れないよなあ。
 うちの妹が20代の頃は喫煙者だったので「タバコなんて吸ってると変な子生まれないか心配」とか言ってたもんなあ。「変な子」って言い方がほんと嫌だった。それに、別に喫煙も飲酒もしてなくても、障害児が生まれることもあるんだし、母親の不摂生が障害児の原因って考え方もねえ?

 母と同じ年だった、昔の女性上司は「化学物質は悪」という人で、食品添加物や農薬を極力避けていて「砂糖は工業製品だから体に悪い」とか言って、私の片手に角砂糖を置いて、空いた片手の親指と人差し指をなんか引っ張って「あれ?反応が無いわね?おかしいな」って、たぶんOリングテストをやっていたんだけろうけど、いろいろツッコミどころがある人だった。
 彼女の友人も同じ志向の人だったので、妊娠した時に胎児に影響がありそうな化学物質は極力避けたのだが、生まれてきた子には先天性の障害があった。それを「どうしても手が乾燥するのでハンドクリームは塗っていたので、きっとアレのせいだ」と悔やんでいたらしい。
 「ハンドクリームで障害児が生まれるんなら、ほぼ全員障害児だろうが・・・・」と思ったけど、言わなかったけど。

 まあね、昭和の時代は原爆後遺症から、水俣病やサリドマイド、ベトナムの枯葉剤とか、化学物質の被害が多かったからねえ。
 って、サリドマイドの人たち、今はどうしてるんだろう?
 あの頃、すごくいっぱいいた印象だったんだけど。

 私より少し上の1950年代生まれに影響があったんだっけ?
 記憶が曖昧だが、隣の家のお兄ちゃんがちょうどその世代で、隣の家のお母さんもサリドマイド飲んでいたので、出産の時に不安でしょうがなかった、って話を聞いたことがある。

 そして、これは私の話か忘れたが、乳児がそんな重篤じゃないけど手術が必要な病気になったので、国立小児科病院に掛かったら、サリドマイド薬害の子供がいっぱいいて「うちの子程度の病気じゃ、こんな大きい病院に来てはいけないんじゃ?」って思ったらしい。

 って、試しにウィキペディアを見てみたら、日本人の被害者309人?
 それを多いと思うのか、少ないと思うのか、よくわからないけど、ベビーブームのあの頃の300人ってほんとごくわずかだったのだろう。いや、多い少ないの問題じゃないのはわかってるけど、例えばダウン症や自閉症なんかに比べると、って話。

 ダウン症の人はよく見かけるので、それだけ多いんだろうな、と思う。
 昔は「ダウン症の子は長生きできない」って言われていたけど、最近は立派な中年のダウン症の人もよく見かけるので医学の進歩で長生きできるようになったのだろうか?

 ダウン症は風貌に特徴あるから、ちょっとだけ知識があれば対処しやすいよね。この間もダウン症の高校生が池袋で困っていたら、交通費チャージしてくれた親切な人がいた、っていうニュースがワイドショーで取り上げられていたけど、ダウン症がすぐわかる人だったら、駅で一人でウロウロしてる子がいたら、そりゃ、手助けするよね。


6月4日(火)

 週末、実家に帰ったのだが、雑談の中で「白い巨塔」の話になったら、うちのママンは見てなかったんだけど、ママンのご学友たちが大絶賛だったらしい。
 「白い巨塔といえば、田宮二郎だったので、唐沢版はまあ、なんとなく見てて、まあまあだと思っていたけど、岡田准一は素晴らしい!!!!」って。

 へー、ネットというかツイッターでの評判は「唐沢版が最高だったので、岡田版はねえ?」って感じだったけど、視聴率良かったので「これは、上の年代は見ていたな」って思っていたけど、40代や50代は唐沢版に引っ張られていたけど、それ以上の年代は素直に感激していたみたいだ。

 つーか、私は唐沢版をちゃんと見た記憶がないんだけど、あの頃、確か田宮二郎版を再放送していて「へー」ってけっこう見ていたのだが、田宮版と唐沢版は大筋でそんなに違いはなかったんだけど「携帯電話が無かったんだよなあ」って昭和と平成の違いを楽しく鑑賞できたような記憶がある。
 そんで、唐沢版も豪華キャストだったんだけど、岡田准一版の豪華キャストはほんとすごかった。

 唐沢版がツークールでやっていたので、比較すると岡田版はダイジェストみたいになってしまったが、豪華キャストを堪能するかつての年末年始特別ドラマみたいな感じだと思えば、「こういうお祭りドラマはお祭りとして、ただひたすらキャッキャと楽しむものでは?」

 前半の「前時代的な教授人事」はどうやっても今風にならないんだけど、岡田准一のライバル候補に筒井道隆が出てきたので「好き」って感じでしたし、後半の医療ミス訴訟では、岸本加世子とギバちゃん夫妻っていうのが濃すぎて、いい意味でトゥーマッチでした。
 と、思っていたら、岡田准一側の弁護士が矢島健一と山崎育三郎とか、「ちょwww、岡田くん、そこ変われ」でしょ(笑)

 あと、岸部一徳が「ワイロに靡かない堅物病理医」っていうのが「????」だったし、逆に岡田准一の上司である腹黒い学部長が松重豊っていうのも「????」だったんだけど、「フツー、そこ逆だろ」っていうのをわざとやってるのも面白かった。

そして何よりも、「白い巨塔」史上、もっともBLみがある岡田准一・財前と、松山ケンイチ・里見であった。

 BL・・・そう、今期は「きのう何食べた」が西島秀俊と内野聖陽が「同棲している中年カップル」を描いててスゲえのだが、高校生男子がゲイでっていう「腐女子うっかり、ゲイに告る」も、ほんとスゴくてベテラン腐女子というか「腐女子って言葉が生まれる前からそうだったので、私は腐女子じゃありません」って思っているのだが、そんな私が、しっかり傷ついた一言があった。つづく。



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