可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

1月30日(水)

 長澤まさみの下僕なので「やっぱ、マスカレードホテル観ないといけないんだろうか?」と思いつめていたのだが、けっこうヒットしていて、週末は満席状態だったので「だったら、私が観なくてもいいんじゃね?」って先送りにしていた。
 何度も劇場で予告編を見たけど「これ・・・・たぶん・・・・絶対に・・・・ダメだ」と思っていた。

 ここ数年、キムタクにことごとく玉砕してるんですよね。
 「あれ?私って、そんなにキムタク苦手だったっけ?」って戸惑うくらい。
 苦手意識無かったはずなんだけどなあ。それよりも「いい男といえばキムタク」っていうのが固定する以前の、まだ地味だった頃のキムタクには注目してたんだけどなあ。「世にも奇妙な物語」とか「あすなろ白書」の頃の。

 「この子、ジャニーズにしては芝居上手いな」って思っていたら、あっという間にあんななっちゃって、「何をやってもキムタク」が鼻につくようになったけど、それでも「HERO」とかけっこう楽しんで観ていたんだけど、ここ10年くらいは、あまり積極的に観てなかった・・・・というか、私が野球沼にいたので、あまりドラマ見てなかったんだろうけど。

 2013年の「安堂ロイド」の時は、ちょこちょこ見ていたんだけど、なんだかよくわからなかった。
 そして、2015年の「アイムホーム」も暗い話だったけど、私がキムタクのドラマの最高傑作だと個人的に思っている「ギフト」(1997年)に雰囲気が似ていたので、懐かしさもあってけっこう観ていた。

 しかし、2017年の「A LIFE」が全然受け付けなかった。たぶん、大河ドラマ「おんな城主直虎」の後に観ていたので、高橋一生沼の底から眺めるキムタクだったのだろう。あのドラマはキムタク、松山ケンイチ、浅野忠信という豪華キャストだったのだが「この人たち、いったい何をグジグジやっているのだろう?」と、その行動や感情が全く頭に入ってこなかったのである。

 そして去年の「BG 身辺警護人」では、「キムタクの上位互換である斎藤工と共演なんてアリ?」って注目したんだけど、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗とキムタクを殺しにかかる最強ビジュアルを集めたのに、彼らをただの「背景美術」にしていて、「え?そろそろ、いい男というか、なんちゃってイケメン卒業して、次のステージに向かう作品なんじゃなかったの?」って非常に脱力した。
 まあ逆に斎藤工が非常にクレバーなのもわかったんだけどさ。空気読めすぎだろう。

 で、何が言いたいかというと、去年の映画「検察側の罪人」がほんとダメだったんですよ。

 キムタクの映画なんて見たことなかったんだけど、さらにニノまで付いていて、なーんかやーな予感していたんですが、私はただ、「半分、青い。」で朴訥な農協のおじさん役だった酒向芳さんが、「超キモい容疑者役」だったので、それが見たくて映画館に行ったんですよ。

 結果、上映時間半ばで「苦痛だから中座しようかなあ」って本気で思った。
 映画見てて「もう帰りたい」って思ったのって、超昔だけど「フォレスト・ガンプ」と最近だと「君の名は」ですね。「フォレスト・ガンプ」の時は、ちょうどトイレに行きたくなったので、しばらくロビーで「どうしようか?」って悩んで、やっぱしもったいないから最後まで見た。「君の名は」の時は「やべえ、脳死しそう」と思ったので素直にしばらく仮眠してました。

 映画じゃないけど「7つの習慣」のセミナーに行かされた時は「もう無理」って、途中で抜けてしばらくトイレでサボっていた。そのまま帰りたかったんだけど、私の任務は「このセミナーを社員に受けさせるべきかどうか調査せよ」だったので、「こんなの金の無駄どころか害しかありません」ってレポート書くために我慢して最後まで受けましたが。辛かった。

 「検察側の罪人」がダメだったのはキムタクのせいじゃないのはわかってますが、「キムタクとニノが共演しているのに、マイナス100点くらいになってるの、なんで?」って思ったんだけど、やっぱニノがクレバー過ぎて「キムタク先輩」に主演の立場譲ってしまったところも地味に敗因だったのかと。いや、それだけじゃないんだけど、「孤狼の血」が「役所広司主演映画だと思っていたら、松坂桃李が主演だったの?」っていう迷作だったので、キムタクは役所広司みたいなポジション目指すべきだったのに、「それが出来ないキムタク」を感じたのが「検察側の罪人」だったのかも。

 いや、キムタクが「できない」のではなく、「そうさせない製作陣」の責任が大きいのかと。
 前置きが長くなりましたが(いつも)、だから「マスカレード・ホテル」には不安しかなかったし、大ヒットしているようなので「2月になってもまだ上映しているだろう」ということで、今年最初の映画鑑賞はこれにしてみました。

●映画「刀剣乱舞」

 そういうゲームがあって、それのおかげで「博物館の刀剣展示に女子が殺到」っていうことは知ってましたし、2・5次元というか、ミュージカルも人気で、とうとう紅白歌合戦に登場したのも見てました。

 そして、映画化されていたんだけど、全然自分向けじゃないと思っていたんだけど、「真田丸クラスタ」さんたちが「戦隊モノみたいな映画だけど、戦国時代劇好きにもアピールする」と高評価だったので、軽い気持ちで観に言ってみた。

 「ふーん?山本耕史が信長かあ?」って程度の軽い気持ちで。

 名刀がイケメン男子で擬人化されてるって程度の予備知識しかなかったが、主人公である「三日月宗近」に速攻堕ちた。
 この映画の刀剣男子たちは、2.5次元モノ舞台で活躍している俳優さんばかりなので「テレビで見たことない人ばかりで全然知らない」のだが、みんな超絶美しくて夢のようだった。

 こういう「ほーら、イケメンいっぱい出てますよー」って作品は、「自分の趣味じゃないのも混じってる」っていうのがフツーですが、それは「多様な趣味にヒットするよう全方位押さえました」ということで、だから、フツーはそうなるはずなんですが、刀剣乱舞の映画に出てくる男子、全員超かわゆいの!!!
 こういう体験は「帝一の國」以来だった。
 「帝一の國」はメインキャストが全員すでに有名だったから、「わー、こんだけ好きなのばかり大集合って、今後絶対にありえないでしょ」と思って張り切って映画館で見たのだが、「刀剣乱舞」は「名前すら一人も知らない」レベルだったのに「全員オッケー」ってスゲーな。

 そんで、まあ、やっぱし「戦隊モノ」みたいだったけど、「戦隊モノ」をあまりちゃんと見ないというか、たまに見ても「ついてけない」私がガッツリ食いついたんだから、すごい。
 でも、ニチアサが苦手なのは、子供向けのチャカチャカした展開っていうか、あの独特のリズム感が苦手なだけなので(CMも多いし)もしかしたら、映画だと大丈夫なのかな?(笑)

 というわけで「刀剣乱舞」は時代劇好きにも十分楽しめる・・・・って、私、別に時代劇好きじゃねーし!
 でも「真田丸」と「おんな城主直虎」を続けて観ていたので、やっと「戦国時代の勢力図とそこから家康が天下とるまでの流れがわかった」のでありました。

 なので、やっと時代劇音痴というか、武将もの初級になった程度なんですが、「本能寺の変」はさすがに知っているというか、中学生の頃に弟が持っていた、というか近所の人が「うちの子もういらないから」とお下がりでくださった「マンガ日本史」の安土桃山時代のを読んでいたので(その一冊しかなかった。お下がりだし)、そこだけはバッチリなんですよ。

 なので「刀剣乱舞」は本能寺の変に、タイムスクープハンターって感じで、娯楽エンタメとしてほんと楽しかったし、だから過去に送り込まれる刀剣男子が半ズボンだったりしても、全く違和感無かった。
 なんか、そう「ハリポタ」みたいな?

 そして、それほど予算が潤沢じゃないだろうに、けっこう工夫して撮影しているみたいで、映画「関ヶ原」くらいの美術的満足感があったのですよ。
 そりゃ全体的にはやっぱ安っぽいんだけど、衣装とか要所要所をきちんとこだわっているので、あの世界観にすんなり入り込めた。

 なにがすごいって、映画館出て真っ先にやったことが「三日月宗近って刀、どこの所蔵なの?展示しているの?」って調べることだったので、東博所蔵だったのですが、今展示していたら、速攻で行っていたね(笑)
 刀剣乱舞の影響で、博物館の展示に女子が押しかけてるっていうことは知っていたし、「まあ、そりゃ行くでしょうね」と理解していたんだが、まさか自分が「どこ所蔵?」って本気で調べることになるとは。

 まあね、冷静になって考えてみれば、三日月宗近の造形は完璧に盛られていて、「たぶん、この役者さん(鈴木拡樹)が横に立っていても気がつかないだろうなあ」って思ったし、他の役者さんも「普通のビジュアル(舞台挨拶とか)は全然違うんだろうなあ」って思って調べてみたら、やっぱしそうだったので、あれは、ヘアメイクや衣装や照明やカメラや、もちろん役者の演技が作り出した、まさに「2.5次元の世界」であるのだが、今頃になってその魅力に気がつくとは(笑)

 あー、ちゃんと観たことないけど、宝塚もこんな感じなんだろうなあ。


1月28日(月)

 やっとOSが最新バージョンに更新できた!

 なんかいろいろやったよ。セーブモードで起動とか。そしたら、途中からアップデートが始まって「残り2時間」になったから買い物に出かけて戻ったら、残り1時間切っていたので「お、いける?」って思いつつテレビ見てて、またパソコン画面に戻ったら「へ?残り10時間になってる?」って驚いていたら、また「ダウンロード済」になって、うんともスンとも言わなくなった。

 またセーブモードで起動して、アップデートしたら、また「残り2時間」から始まった。
 もう、なんだかよくわからなかったが、それで、やっとアップデートが終わって、ちゃんとダウンロードできました。機械帝国ほんと謎。

 そして、またなんか使い勝手変わったので、超やりずらいのですが、私が慣れればいいだけですよね。なんで、こっちが機械帝国の都合に合わせてんのかよくわからないんですが、たぶん、こういう変更って「ほら、便利になったでしょ?」ってことなんでしょうね。

 あ、でも、ここまで入力して変換にストレス感じないから、それだけでも良かったか。(いいこと探し)

●「みかづき」NHK土曜ドラマ

 「高橋一生のドラマが無いと死んじゃう病」に罹患しているので、去年の「僕らは奇跡で出来ている」が終わってから「次は1月後半からの、みかづきまでの我慢」と必死に耐えていたのだが、やっと始まりました。
 そんで予告では「昭和30年代からの塾経営した一族の物語」ということで、もっと、しっとりしたの想像していたんだけど、始まってみたら「なにこの高橋一生のコント的な老けメイクは?????」って激しく戸惑った。もう「LIFE」みたいだった。つーか、「LIFE」に高橋一生が出るのを切望していたけど、コントやるとこういう感じになるんだ?

 そんで、コント風演出になると、なんとなく「民王」みたいになっていて、「うわ、久々に貝原茂平っぽいのキタ!」
 大ブレイクしてしまったため、「イケメン枠」になってしまい、「えー?そういうんじゃないだけどなあ?」って役が付くようになってしまっていたが、「僕キセ」からなんかいい感じに戻ってきたようだ。
 ただ、「みかづき」では、高橋一生を美男扱いしていないけど、胸元開けすぎというか、「あの、乳首がチラチラ見えるんですけど」ってくらい盛大にはだけていて、そういうサービスいらないっていうか、「だから、こんな痩せた男のガリガリの胸をチラチラ見せられてもなあ」って思うのですが、それを「破廉恥ですから!」ってドタバタ展開するの、ほんともう、なんなの?

 その画面だけではよくわからなかったけど、よくよく設定を確認したら、1話の時点での高橋一生の役は「22歳」なので、脳内で「怪奇大家族」の頃の高橋一生を当てると「人妻に迫られると断れない」って設定は非常に納得できました。
 そして、そういう若者を仕留める永作博美の演技も凄かった。
 一歩間違えると、っていうか、かなりセクハラなんだけど、ギリギリ不快感感じないように、よくまとめたなあって。
 どうやら原作小説だと、もっと怖いキャラみたいですが。

 駆け足展開だったけど、永作博美が強引に高橋一生を押し倒したって展開は、「女性と夜更けまで一緒にいても、楽しく知的なおしゃべりできて楽しかった」っていう高橋一生サイドの気持ちと(竹久夢二のイラストを缶から取り出した時は「カズキ先生???」ってなりましたわよ)、「え?私も一緒にいて楽しかったけど、他のお母さんとはそんなことしていたの?」って呆れた永作博美だったけど、そこを逆手にとって、強引に自分の元に引き寄せたので「すげーな、恋も仕事も両方ゲットかよ」って拍手喝采でした。

 この話、5話でやるのもったいないなあ、朝ドラでやれば良かったのに。
 経営者気質の妻と職人気質な夫の組み合わせって、朝ドラでまだやってない設定だから、こういうの観たかったなあ。今の朝ドラもそこそこ面白いけど、妻が単なる「夫の才能を崇拝」みたいなことになってるから、そこがねえ?

 さて「みかづき」はちょっと変則編成だけど、1月期のドラマも出揃ったので、まとめて感想書いてみよう。

●月9「科捜研の男」フジ

 ちらほら観てるだけだが、あまり趣味じゃないなあ。月曜日にしては事件が重すぎないか?
 「アンナチュラル」っぽいのをやろうとしてるみたいだけど、無表情の錦戸亮を観てると「コードブルー」っぽい。私は「コードブルー」が苦手だったので(笑)
 錦戸亮は「西郷どん」でとても評判良かったんだけど、私はあまりキャラ立ってるように思えなかった。まあ、あれは彼の演技がどうのってことよりも「キャラ立てない脚本」だったからだと思うけど。
 そして私はやっぱり、こういう捜査モノ全般が苦手なんだなあ。
 だから刑事モノや弁護士モノが苦手なんですけど、そういうのが多すぎるのは、そういうのがウケてるってことで、でも、おかげで時間に余裕が出来ますけど(苦笑)

●火10「初めて恋をした日に読む話」TBS

 ラブコメ大好き人間ですが「また、ダメな深キョンかよ」って、あまり期待してないけど、横浜流星・中村倫也・永山絢斗のラインナップでは「観ない」という選択肢はありません。
 高校生男子と教師の恋愛ものは前クールに「中学聖日記」があったけど、「僕キセ」の後だったので、全く頭の切り替えができず、「いったいこの人たちは何やってるんだろう?」って内容がさっぱり入ってこなかった。
 そもそも学園もの苦手だしな。って苦手なもの多いな。

 さっきも書いたが高橋一生のイケメン扱いに引いていたけど、中村倫也も今丁度そのターンなのね。
 なので「はじこい」の中村倫也はなんか違うと思うのだが、ちらりと原作漫画を立ち読みしたら、永山絢斗の役も原作だともっとツンデレ・エリートなのね。初回で「これ、どっちかというと高良健吾なんじゃないか?」って思った私の勘は正しかったらしい。
 でも、どうやらこの話は高校生の横浜流星の役が中心らしいので、中村倫也と永山絢斗が引き立て役って構成にしているようだ。私なら、中村倫也の所に城田優とか投入したくなるけど。
 深キョンのエリート従兄弟が高良健吾で、高校の同級生が城田優で、その二人をライバル視するのが横浜流星だったら、出オチ的に面白かったと思うなあ。

 でも、中村倫也も永山絢斗も好きなので観ますけど。
 あと、イチオシの高橋洋さん(なぜ、彼だけ「さん」付け???)がカリスマ塾講師役で出ているので、そこも見どころ。高橋洋は、もう40代だしイケメンでは無いんだけど、ブレイク前の中村倫也以上のカメレオン系なので「もっと主要な役やってもいいんじゃないかなあ」って思って注目しているのです。

●水10「家売るオンナの逆襲」日テレ

 こういう「ドクターX」みたいなの苦手なんだよなあ。
 そして、北川景子があんまり好きじゃないのであった。嫌いってわけでもないけど、「西郷どん」の時は篤姫役だったが、あまり印象に残らなかった。まあ、篤姫は宮崎あおいの「篤姫」に夢中だったから、あれを上回るのは難しいだろう。
 しかし、このドラマは「ちょっと悪い千葉雄大」が出ているので、時間があれば観ようと思っていたら、なんと千葉雄大と松田翔太がBL的展開って・・・・そんなもん釣られるに決まってるじゃないですか。
 なので、好きな話じゃないけど、我慢して観てます。そんなんばっか(笑)

●木9「ハケン占い師アタル」テレ朝

 これも、「志尊淳と間宮祥太朗が出ているから、観ないという選択肢は無い」のですが、「過保護のカホコ」に続く遊川脚本で、私はカホコにけっこうハマったけど、アタルもけっこうイケる。
 杉咲花ちゃんが特に好きなわけではないけど、そういや映画「BLEACH」では杉咲花が救いだったので、なんか相性いいのかね?まあ、この子が「クックドゥ」のCMで出てきた時には「凄いの出たな」って思ったからなあ。

 そして「半分、青い。」ロスを引きずってる身としては、志尊淳と間宮祥太朗が同じ画面に収まっているだけで泣けるのですが、志尊淳が珍しく「イマドキの若者」で、間宮祥太朗は「情けないボンボン」という多分、今まであまりやってない役柄で(半青の時もけっこうそんな感じだったけど)今のところ、そこが一番の見所です。
 あと板谷由夏のダメな中間管理職ぶりとか、及川光博の「上にペコペコするだけの上司」とか、役者が持つイメージを逆手にとってるのが面白い。

 王道の「ダメなチームを外部からやってきた主人公が変えていく」って話だけど、随所に遊川節というか、毒が仕込まれているけど、全体的にはコメディなので、安心して観ていられる。
 そして心配されていた「遊川和彦が演出までやっちゃうの?」であったが、意外とノーマルというか、全然変なことしてなかったのだが、2話の間宮祥太朗回では、「地声がデカいキャラ」にしたのは遊川氏らしく、それは間宮祥太朗の持ち味である「ウザさ」を強調していて、かなり良かった。そして、次回は志尊淳回なので、あのキャラをどう動かすのか楽しみです。

●木10「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」フジ

 これについては前にも感想書いたけど、けっこう問題作。
 だいたい、フジの木10は実験作多いんだけど、これも時事ネタがけっこうエグくて「フジテレビはほんと、振り切ってるなあ」って思う。
 初回の「アイドルの不祥事」とか、2話の「セクハラ問題とデザイン盗作問題」はけっこう上手かったんだけど、3話は「フィギュアスケートのスター選手」が「枕営業?」っていう「?????」な話だった。

 全くの絵空事だということはわかるけど(フィギュアの採点方式からして、一人買収してなんとかなるものではないというのはシロートの私でも知ってるし)、それでもフィギュアの人気選手をモデルにこういう話の展開どうなんだろう?って思ったけど、その人気選手が枕営業していたという絡みなのか、中川大志に枕営業させるとか(笑)

 たぶん、あれ、「そう見えて、そうじゃない」んでしょうね。中川大志にしても竹内結子にしても。
 と、思っていたら、この回では「実はそうじゃありませんでしたー」って種明かしはしなかったので、「え?そこスルーするの?」って驚いたし、あとで回収するのかもしれないけど、これ、もしかしたら回収しない可能性もあるぞ?

 ちょっと何やろうとしてるのか、今んとこよくわからない。
 弁護士モノだけど、白黒つけるわけでもなく、だからぼんやり観てると「結局、どういう結末だったの?」すら見失うんですよね。
 あの分かりにくさは意図的だと思うんだけど、なんでそんなことしているのかよくわからないので、注目しています。映像とか演出がおしゃれで好きだし、全般的に「なんかフツーじゃないことをしてやろう」っていう意気込みだけは感じます。それが上手くいってないようにも思えるけど。

●金10「メゾン・ド・ポリス」TBS

 だから刑事物苦手なんだって・・・・

 しかし、このドラマは「退職刑事のシェアハウス」が舞台になっており、近藤正臣以下、個性派オジ様俳優がズラリと揃っていて、そこの執事みたいなのが西島秀俊で、だから、強制的に西島秀俊が下っ端になっており、その下っ端感が珍しいのでついつい観てしまう。
 つーか、西島秀俊は近頃は「脱公安」を狙っているのだろうか?

 あと、竜星涼が今のところなんのために配置されているのかわからないので、気になる。若い男子が不足しているのでただのパセリ要員の疑いもあり。

 そして、リアルタイムではこっちを観てるんですよね。

●金10「トクサツガガガ」NHK

 NHKのこの枠はかなりの意欲作が出てくるので、TBSのも面白いと「どっち先に観よう?」と激しく悩むのですが、自分があまり特撮に興味ないので、「トクサツガガガ」はそれほど刺さらないのだが、特撮に興味の無い私でも、ドラマ内の特撮ヒーローの出来が凄いのがわかるので、けっこう面白いです。
 オタバレを避けるために、「特撮ヒーローが好きっていうよりも、このイケメン俳優のファンで」と言ったり、カラオケで自分が子供の頃の特撮ヒーローの主題歌を歌って、同僚男子が「なつかしー」って食いついたりする小技が楽しい。

 個人的には「そんなに特撮オタクを隠すもの?」と思うが、母親から完全否定されていた過去があるので、この主人公は自己肯定感が低く、しかも外見的にもそういう感じではないので、周囲が押し付けてくる勝手なイメージに拘ってしまうのだなあ。

 そういうのと違うけど、私も会社で「今日はライブ行くから早く帰る」なんて言った時に「なんのライブですか?」って言われるのが苦痛だった。
 だって、「トラキャン」とか「マイブラ」って言っても絶対に通じないし、それよりも「ナイン・インチ・ネイルズ」って言った時に「???」って反応されたらマジヘコむじゃん。

●土9「みかづき」NHK

 この枠もけっこう変則枠だけど、こういう枠あるのってやっぱNHKっていいよなあ、って思う。まあ民放だと深夜枠が活用されてるけど。

●土10「イノセンス 免罪弁護士」日テレ

 あり?この枠ってずっとジャニーズ枠だったじゃない?
 前クールの「ドロ刑」は中村倫也目当てで観ていたけど、「殺人事件じゃない刑事もの」というのが意外と新鮮で、「窃盗犯だけでこんなに話膨らませるんだ」って感心しながら楽しく観てました。

 そして、なんだか方向転換して「坂口健太郎の弁護士もの」になっているのですが、私は坂口健太郎が特に好きなつもりは無いんだけど、なんだかなんとなく観ていられるので、これもどうかなあ?って観ていたのですが、やっぱ、こういう弁護士ものはなあ?

 月9と雰囲気が被ってるし、弁護士サイドが無罪を証明する実験するのがキモの話みたいだけど、警察がどんだけ無能なんだよ、っていうのがやっぱり苦手。
 そして、不思議ちゃんキャラな坂口健太郎にヤンヤと絡むのが川口春奈なんだけど、ちょっと若すぎないか?趣里とか市川実日子が出てるんだから、そっちにすれば良かったのに。

 よくわからないんだけど、川口春奈はまだ実年齢も23歳なんだから、高校生役もまだできると思うんだけど、なんで社会人役が多いんだろう?
 もしかして、最近は「大学生役」という存在が少なくなっているので、そうなっちゃうのかなあ?

 いや、川口春奈はどうでもいいんだけど、去年撮影してて、3月に公開する映画で高橋一生と共演しているので「あの映画、どうなんだろう?」と心配しているだけです。恋愛モノだけど、実年齢15歳くらい違うので「なんでこの組み合わせ?」って思ったわけです。
 ちょっと売り方が不思議な女優さんです。誰に人気あるのかもよくわからないし。モデル出身なので、若い女子がターゲットなんだろうけど・・・

 このドラマでの「科捜研担当」が藤木直人で、だからこれ、月9と被ってるし、金10の「メゾン・ド・ポリス」の野口五郎とも被ってるので「いくら科捜研の女が高視聴率だからって、皆して全力でそれを追うな!」って思った。

●日8 大河ドラマ「いだてん」

 私としては「すんばらしいな」って前のめりなんですが、この時間軸飛びまくる展開についていけてない人も多いでしょうね。いや、バカにしているわけではなく、有田焼が好きな人と益子焼が好きな人の趣味の違いというか。

 ただ「ずっとこれでは1年持たないぞ」とも思うので、今は飛行機でいえば上昇中だと思うのですが、水平飛行になった時にどうなるのかな?」って、10話あたりがどうなるのか楽しみですね。

●日9「グッドワイフ」TBS

 大河ドラマが面白いと、頭切り替わらないので、これもちゃんと観てないのですが、まあキャストは豪華なんですが、やっぱ主軸は「弁護士モノ」なので、そこはあまり趣味じゃないのですが、逮捕された夫が唐沢寿明で、そっちサイドの滝藤賢一とか吉田鋼太郎は気になるし、小泉孝太郎はどっちどっち?っていうのも気になるので、空き時間にTVerで追っかけます。
 イケメン枠で北村匠海くんが出ていますが、こっちも「若すぎるだろ」ですよね?

●日10「3年A組」日テレ

 えー、だから学園もの苦手だけど、菅田将暉が教師役なので観てます。

 自分はけっこう楽しく観てるんだけど、他人の感想を眺めていたら「高校3年生で3月初旬って、国立大学の後期試験あるのに、誰もそれを気にしてない?」ってことに違和感覚える人の感想を見つけて、「そういや、これ、卒業までの10日間っていう設定だけど、卒業間近感ないな?」って気がついた。

 だったら、高校2年生や1年生って設定でも良かっただろうし、そっちの方がしっくりくるんだけど、それでも、私は最初から「そうとう架空の設定」として認識していたし、やっぱ菅田将暉は見せるなあって。
 最初は誰が誰だかさっぱりわからなかった男子生徒達だけど、だんだん顔の区別がつくようになってきた。
 イケメン枠らしい片寄くんっていうのは、エグザイルの子なのね。やっぱエグザイル系は趣味じゃないなあ。
 なんでなんだろう?
 町田啓太だけが例外です。

 とにかく、このドラマは「ありがちな設定」なんだけど、「ん?どうなるの?」って着地点が全く見えないので、いろいろ設定に無理があっても舞台劇みたいな感じで楽しんでます。
 矢島健一と土村芳ちゃんの父娘が今後どう絡んでくるかも楽しみだし、軽薄カリスマ教師役の田辺誠一もなんか意味があるのかね?


1月24日(木)

 そういや、下北沢の老舗広島お好み焼き屋さんに行ったという人が「客の半分以上が外国人だった」と言っていた。下北沢に外国人観光客が多くなったのって、ここ数年だと思うけど「ああ、旅行者増えると、こうしてだんだんマニアックな展開するんだなあ」って思ったし、自分だって海外行った時には「若者文化の中心地」みたいなところ行ったもんね。

 そして、そのアジア系の客は、店員がお好み焼きを作るのをずっとスマホで動画撮影していたらしく、「写真ならわかるけど、動画なんて、帰国したら自分で作ろうとしてるんですかね?」と、その人は言っていたけど、私は「その国でしか食べられない珍しい食べ物が目の前で調理されたら、そりゃ撮影するじゃない?」って思った。

 30年前にパリに行った時、ケバブ屋さんがいっぱいあって、あの円筒状の肉の塊から削ぎ落としていく光景がとても新鮮だったけど、それを帰国して家族に語っても、聞いた人は明確にイメージできてなかったと思う。
 今だったら、スマホで動画撮影していたと思うなあ。それを見せて「ほら、こういうの」って説明できるじゃん。
 それに、日本人だってタコ焼きやタイ焼き作ってるところをボーっと眺めてしまうことはよくあるし。そうそう、前に高級鉄板焼きに行った時は、目の前で華麗に調理してくれて大変感動したので、ああいうのも可能だったら(店の許可とか)動画撮影して家族や友人に「この間、こんな凄いの食べに行ったんだよ」って自慢したくなるだろう。

 渋谷のスクランブル交差点で動画撮影している外国人旅行者はけっこう邪魔だけど、あれも気持ちは良くわかる。だってナイアガラの滝くらいに珍しい風景だもんね。
 あと、私が今でも逆カルチャーショック受けるのは、デパ地下だなあ。品揃えもさることながら、けっこういいお値段なのに客でごった返していて「こんな光景、他の国では見たことない」っていつも思う。

 海外で「へえ?なんで?」って思ったのは、「ドイツの地下鉄には改札が無い」とかロンドンやパリの地下鉄の改札は絶対に不正入場できないような作りになってるってことだったかなあ?

 ドイツやスイスの「券売機はあるが、改札は無いので、ただ正直に切符買って乗って、そのまま切符をどうしたらいいのか戸惑う」ってシステムはほんと謎だった。でも、観察してると、けっこうみんなちゃんと切符買っているようだったけど。

 ベルリンに長く住んでいる人に「みんなあれは、どうしてるの?」って聞いたら「あれは時々検札が入って、切符持ってないとけっこうなペナルティをとられる(記憶曖昧だけど、正規運賃の10倍だか20倍くらい?)」らしいので、罰金取られるのが嫌な人はちゃんと買うけど、「普段はちゃんと買っていたのに、たまたま時間や小銭が無くて買わなかった時に検札が入って罰金くらった」という経験をする人もいるようで、「だから自分は、検札に当たった時だけ罰金を支払うようにしている」そうで、昔聞いた話だから記憶が曖昧だが「それで、だいたい正規運賃ちゃんと払ってるのと同じくらいの支出になる」って話だったような。

 そういや、これも昔聞いた話だが、ロンドンに長年住んでいた人が「日本と同じように考えていたら失敗した話」として披露してくれたのが「ロンドンには乗り越し精算というシステムが無い」という話だった。
 その人は、A駅からB駅まで行くつもりで、その区間の切符を買ったが、乗っている途中で「あ、間違った。目的地はC駅だった」と気がついたらしい。新宿から下北沢までの切符を買ったが「あ、そうだ、訪ねる友人は引っ越していて、成城学園だった」って気がついたような感じ。

 そして、成城学園で乗り越し精算しようとしたら、「不正乗車なので3倍の料金払え」と言われて「いや、だからうっかり間違っただけで」と説明したが、「そういうルールだから」と押し切られて、しょうがないから罰金払ったらしい。

 そういえば、これもけっこう昔の話だけど、外国人向けの「日本の鉄道の乗り方ガイド」として「目的地までの切符買うのは難易度高いけど、そういう時は最低料金の切符買って、降りる駅で精算すればオッケー」っていう方法が紹介されてて、「ああ、確かに乗り入れ切符などは日本人でも難易度高いけど、後精算すれば切符売り場で路線図眺めて悩まなくてもいいなあ」って感心した。

 まあ、切符買う時に路線図眺めて「えーっと?」ってなり、券売機で「えーっと?小田急線に乗り入れる時には?」なんて考えること、スイカやパスモの普及でほとんどしなくなりましたからね。
 たまーに、外出時にパスモ忘れて、「うわー、券売機使うの久しぶりだが、えーと、えーと」って、すごく慌てるというか、パスモを忘れたことに気がついた時点で、ものすごーく憂鬱になるもんな。
 「もう、このまま家に戻って、今日の外出はやめようなか」ってくらいに(笑)

 しかし、「おい、ちょっと前までは、毎回ちゃんと切符買ってたんだよ?」って自分を励まして、なんとか切符買って電車に乗るのですが、「自動改札だって大人になってから普及した」っていう私ですらこうなんですから、スイカやパスモが普及してから生まれた人たちなんて、どうなんでしょうね?

 だいたい、私が子供の頃なんて券売機すらなくて、窓口で「船橋まで大人1枚、子供2枚」なんて言っていたような?
 そして、改札で切符切る人大勢いたんですよね。
 いや、だから物理的に人が道具使って切符に切り込み入れていたんですけど、あれを経験しているのって何歳くらいまでなんだろう?

 鉄道だけじゃないなあ、映画館だって窓口で「大人1枚」って言って買ってたよなあ、つい最近まで。

 朝ドラの「ひよっこ」や「半分、青い」が「戦後の昭和」を描いていて「ああ、もう昭和は時代劇扱い」って思ったけど、今度の大河ドラマも東京オリンピックの昭和30年代を描くわけで、「だから昭和は時代劇」ってことが確定しつつありますが、「自動券売機が無い」っていうのだけでも、それだけでセット組まないといけないわけだし、「じゃあ、昭和40年代の駅の改札をやりましょう」ってなったら、時代考証の人が「はーい、このハサミっていうのを高速でカチカチやってね」って所作指導しないといけないわけですよね。

 それについてはね、朝ドラ「君の名は」の頃に(鈴木京香のブレイク作)「もはや、時代劇」って言われていて、「あ、そうなんだ」ってちょっと気がついてはいたんですが、「ALWAYS三丁目の夕日」あたりから、昭和が大正ロマン的な位置になって来たなって思っていたのですが、平成が終了するにあたり、「とうとう、昭和が明治扱いに!!!」ってなってきたこの平成最後の年に、大河ドラマ「いだてん」が明治後期と昭和30年代を行き来する構成になってて、「やっぱ、明治と昭和をごっちゃにしてる!」っていうのは意図的だと思います。クドカン年下だけど、同世代っちゃ同世代なので。

 そして、これから私は平成生まれの人たちが、平成を「一つの時代」として変に美化されたり「そういうことじゃねーよ」と曲解されたりっていうのをニヤニヤしながら眺めていくつもりですが、でもまあ、その前に「明治生まれ」みたいな感じで煙たがれるようが先かな?

 「明治生まれ」は、江戸時代の武士の時代を引きずっていた感じがありましたが、「昭和生まれ」は自分では何も経験してない「戦争」というか「戦後」を引きずってますからね(笑)

 つーか、よく考えてみるとわからないのだが、私の親の世代は戦後生まれだったり、戦時中も幼かったので「戦争の記憶」ってほとんど無いんですよ。
 それなのに、戦後20年くらいに生まれた私らに「もう、二度とこんなこと繰り返してはいけません」とばかりに「広島や長崎の原爆」とか「東京大空襲」の惨状を語り伝えようとした。

 原爆教育はほんとトラウマになるくらい恐ろしかったが、人生やり直せるなら、原爆教育じゃなくてプリキュアで世界平和の教育受けたかったです。

 「はだしのゲン」も読まされたけどさあ、ほんと「ごめんなさい、すいません」って感じだったけど、あんなリアルに原爆後遺症のこと知っても「じゃあ、私はどうすればいいの?」

 「兄弟喧嘩が戦争の始まりだから、弟と仲良くしなさい」とか言われたけど、おめーらの夫婦喧嘩は最終戦争じゃねーのかよ!

 アメリカとソ連の冷戦状態よりも、とーちゃんとかーちゃんのガチバトルのほうが子供心にも「ああ、両親が離婚したら、どーしよー」ってよっぽど切実だったよ。布団の中でシクシク泣いていたよ、
1月23日(水)

 OSをバージョンアップして一番驚いたのは、文字を入力するとスマホみたいに予測変換しはじめたことである。ん?予測変換って言うの?とにかく、私が入力してないところまで現れたのだ。
 最初、何が起こっているのかわらかず、「なにこれ、キモいんですけど?」って思ったのだが、ネットで検索したら「フツーのワープロみたいに戻す方法」が出てきたので、その設定にしたらフツーに戻ったけど、「ぐえ、あっちがデフォなのかよぉぉぉ」とげんなり。

 そんで、テキスト開いて日記書いて、転送しようとしたら「対応してません」みたいなのが出てきて『え?」ってなったが、それも調べてみたら、私が使用しているFTPの「FETCH」って、2年前にサービスが終了しているらしい。
 でも、時間がかかったけど転送できたんだけどさ・・・・これって、もう少ししたら、FTP自体が終了するって話?(って、そもそもFTPが何なのかもよくわかってないんだけどさw)

 うーむ、10数年ずっと同じことを続けているけど、かなり時代に取り残されているのだな。
 私はただ、ずっと同じことを同じようにやりたいだけなのに(泣)

 だいたい、パソコンにしてもスマホにしても、その機能のほんのごく一部しか使ってないしなあ。
 電子レンジみたいに「いっぱい機能あるけど、結局、温め機能しか使ってない」みたいな。

 って、私は自宅に電子レンジが無いのだが、会社では時々使用するけど、何年か前にコンビニで買った弁当を温めようとしたら「あれ?引っかかって回らない?なんで?」と戸惑っていたら、同僚に「ああ、これ古いからねえ。今の電子レンジって回らないのが主流なんだよ」って教えてもらい「ええええ?そうだったの?」って激しく驚いたっけ。

 会社にある電子レンジなんて、それほど頻繁に使用するわけじゃないので、元気に10年以上使っているから、とっくの昔に「非主流」になってるらしいが、そういうや実家の電子レンジも回ってるなあ。あの電子レンジも20年近いのかもしれない。

 だから、家電って、ほんとは10年くらいで買い換えたほうがいいのかもしれないけど、最新機能とか省エネとかを考えなければ15年くらい使えるし、昨年やっと買い換えた冷蔵庫も「全く冷えなくなりご臨終」を迎えるまで25年くらい使用していたわけだから、ついついパソコンやスマホにもそういう家電みたいなことを求めてしまい、電子レンジに「このコンビニ弁当を温めるなら、最新バージョンにしてください」とか言われてるようで、「きーーーーーーっ!」ってなっちゃうわけですよ。

 まあでも、家電があんなに長持ちしたのも、「昭和な家電」が非常にシンプルだったからかもしれないので、イマドキの家電はそこまでの耐久性無いのかもしれない。掃除機なんかはモーター回れば使えるので、平気で20年くらい持ちそうだけど。
 そういや、先日は「パソコンの維持って、車の維持みたいなもんなのね」って書いたけど、20歳の頃、初めての海外旅行で欧州に行った時にカルチャーショックだったのは「車がボロい」ということだった。
 日本だと、車のキズは許すまじとばかりに、ちょっとしたかすり傷も無いようなピカピカな車ばかりだったのが、海外に行ったらボコボコの車がけっこう多かったのである。

 「あー、なるほど、こりゃ、欧米人が日本に来たら、なにこの新品同様の車しか走ってない超近未来都市みたいなの?」って思うよなあ、ってよーくわかったし、帰国してからしばらく「機械帝国 ニッポン」がけっこう気味悪かった。なんか「潔癖症の国」って感じで。

 そう、20代の頃は「憧れの海外旅行」によく行っていたけど、「海外行くと、いろいろカルチャーショックありますよねえ?」って言うのよりも、「帰国した時の、日本の異質感のほうが、よっぽどカルチャーショックだ」って思ったなあ。
 だから、30年くらい前にも「これ、私が海外に行って受けるカルチャーショックよりも、海外の人が日本で受けるショックの方がもしかして大きいんじゃね?」って思っていたんだけど、やっと今頃になって外国人旅行者が増えたので「やっぱりな」って思いましたが、30年前にパリや香港でブランド物を爆買していた日本が、中国人に爆買されるところまでは予想してませんでした。

 それで、車の話に戻りますが、20代半ばで初めてタイに行った時にタクシーに乗ったら「メーター無いのはわかっていたけど、計器が全部ぶっ壊れてる?」っていうのが衝撃的でした。
 車に疎いのですが、シロート目でも、あの車じゃ日本の車検は通らないでしょう。
 でも、スピード計が機能してなくても、どーせ、いつでもどこでも大渋滞だったバンコク市街だったら、どーせ大したスピード出ないんだし、「そうだよな、車なんて動けばいいんだよな」って、なんだかすごーく腑に落ちた。

 靴がボロボロでも、履いてる人がそれでいいんなら、いいじゃん、って感じ?
 もしくは、自転車がボロでも、乗ってる人がそれでいいなら、いいじゃん?


1月21日(月)

 週末、久々に天気良かったので、「確実に今年初めて布団を干してシーツ洗ってるけど、去年のいつが最後だったろう?」って、さっぱり思い出せないけど、年末はそんな余裕なかったから、一ヶ月以上ぶりなのは確か。

 そんで、また汚部屋度が相当なもんだったので、ちまちま掃除して、動線だけは確保した。

 そのついでに、いろいろ不具合出てきたので、とうとうMacOSのバージョンアップを本気でやることにした。
 回線細いせいだと思うけど、何度も失敗していたので、今回はちゃんとスリープ機能をオフにして挑んでみました。えー、何時間かかったんだっけ?5時間以上はかかったと思うが、なんとかインストールすることができたのだが、そしたら、また最新バージョンが出てきて、「ええい、こうなったら!」って続けたのだが、また失敗。

 いつも言ってるけど、このIT時代の「最新バージョンにアップデート必須地獄」を味わっていると「ラジオとかテレビの時代って良かったなあ」って思う。
 テレビは「地デジ化」で裏切られましたけど、ラジオって、どんなに古いのでも受信できるんでしょ?

 そう、地デジ化の前までは「大画面だとかハイビジョンだとか言ってるけど、うちは、20年以上前の古いブラウン管テレビだけど、これで別にいいし」って感じだったし、友達の家でサッカー観戦したら「これ、敵と味方の区別つかないじゃん」って、もっと酷い状態だったんだけど、本人はそれでいいみたいだったので、画質の差はあるけど、そこに金かけるのか無頓着なのかは個人の自由でだし、画質の差はあれど、同じ映像を見ている安心感があったんだけど、パソコンに関しては「サポートされてないOSを使っていると自分だけではなく他人に迷惑かける可能性もあるから、ぜったいダメ」って言われちゃうんですよね。

 そういうのって家電っていうよりも、自動車に近いのかな?
 車検通らないとダメって。

 ああ、そう考えると納得できる。
 5年に一度(車持ったことがないので車検のサイクルよく知りません)とか、メンテに出して、最新版にアップデートしてもらって・・・・数万円かかる・・・の・・・か?

 うん・・・まあ・・・車だと思うと、しょーがないのかと思えるが、こっちは古い人間なので、どうしてもテレビとかラジオと同じような「受信機」として考えてしまうので、「ああ、またバージョンアップしないと使えないのか」って、毎回うんざりだし、「これ、今の自分の年齢だからギリついていけてるけど(付いていけてない部分も多いけど)、今後、60歳とか70歳になった時、どうしよう?」ってすごい不安になる。


1月18日(金)

●「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」木10

 最初、これ観るつもりなかったのだが、先週の第1話の時「これ、すごい真田丸キャストじゃね?」って気がついて1話の途中から観てみた。
 真田丸的には、茶々様(竹内結子)が主役で、その同僚が阿茶の局(斉藤由貴)、頼りない若手が秀頼(中川大使)なのである。さらに、「江」から水川あさみ、そして、まだあまり出てこないけど、真田丸の治部こと山本耕史まで配置されているのだ。

 そして1話はアイドルの不祥事がテーマだったが、そのアイドルの一人が「カメラを止めるな」のヒロインのあの子!(秋山ゆずき)

 キャスティングも面白いけど、話がけっこう攻めていた。
 だって、アイドルが謝罪会見行う時の服装を巡って「それじゃまるで喪服だ」とか、SMAPの時だかTOKIOの時を思い出させるし、そもそも「あれ?そういえば、斉藤由貴って不倫騒動でしばらく出てなかったんじゃ?」って思い出したら、このドラマの斉藤由貴の役の設定がスキャンダラスで「何やってくれてんの???」

 で、このドラマは裁判で白黒つける話じゃなくて示談というか、スキャンダルを丸く収めるという話だからスカっとしないし、そもそも誰が弁護士で誰が事務員なのかも良くわからないし、話の大筋に関係の無い無駄話が無駄に面白かったりと、「こういうの、オフ・ビートな感じって言うんだっけ?」という、裏打ち感満載なんだが、だからストーリーとしては面白いのか面白くないのかよくわからないんだけど、演出というか映像がオシャレすぎて何となく観てしまう。

 竹内結子が身に付けてるリングってブシュロンだよな・・・・って高橋一生がブシュロンのWEBムービーCMやっていたので、それまで見たことも聞いたこともなかった「ブシュロン」をしっかり同定できるようになってしまったわ(笑)
 いやー、あの時は「ヤバい、推しに課金するためにブシュロンにも貢がないといけないのだろうか?」って本気で思ったのだが、調べてみたら、10万円程度では全然歯が立たないのがわかったし、デパートでブシュロンを見つけても、何か結界が張ってあるようで私には近づけませんでした。
 いやー、5万円くらいのキーホルダーとかあったら、買ってたんだけどなあ(笑)

 と、思っていたら、なんと、このドラマの演出は関和亮だった!

 あのタカハシの「なんでフランスの上流階級の御曹司がタカハシなんだ?」っていうブシュロンのWEBのディレクターじゃん?
 そして、私をタカハシ沼に突き落とした「カルテット」のエンディングのディレクターじゃん?
 さらにこの人、朝ドラ「ごちそうさん」のオープニングも手掛けてるんですよ!

 Perfumeの映像クリエーターとして有名な人らしいけど、つい最近では星野源の「アイデア」も手掛けてるし、音楽系では大御所みたいだけど、こういうドラマ作品を演出するするのは珍しいのかもしれない。初めてではないみたいだけど、プライムタイムの連ドラは初めてなのかも。

 なので、このドラマはどこまで関和亮が仕切ってるのかわからないけど、とにかく美術セットや衣装を含めて、映像がオシャレで、その「話スッキリしないんだけど、映像美すげえ」ってことで、私の中の「欧州映画育ち」のスイッチが入ってしまうんですよ(笑)

 いや、それほどもんでもないとは思うのですが、関和亮作品になんとなく惹きつけられていたのって、こういうフランス映画みたいな味わいだったのかなあ?って気がついた。
 そもそもフジテレビの木10って数字出ないので有名ですが(笑)、これもやっぱ数字出ないねえ。竹内結子と水川あさみなのにねえ。

 竹内結子といえば、少し前にネット配信でやっていた「ミス・シャーロック」がめちゃくちゃ面白くて「こういうの地上波でやろーよ」って思ったのですが、なぜか地上波でやると、この「スキャンダル専門弁護士」みたいになっちゃうのってどーなのよ?って思うのですが、でも、やっぱ木10は攻めてるな。

 こういうドラマがもっと評価されると面白くなると思うんですがねえ?


1月17日(木)

 そういえば、去年の暮れに「えええええええ?」って物凄い衝撃を受けたことがあったのだが、たぶん書き残していないので(最近ほんと短期記憶が壊滅状態)年越しで書いておきます。

●忍者といえば・・・

 NHKのコント番組「LIFE」が時代劇ドラマやるというので、あまり期待しないで観ていたのだが、堤真一の殺陣が華麗すぎて「そっか、堤真一ってJAC出身だったんだっけ」ってことに今更ながら気がついた。
 伊藤健太郎も美しかったし、中川大志のコメディ演技も最高だったし、シリアスとコントがうまく融合した、かなり極上の時代劇ドラマだった。美術セットはさすがのNHKだったし。

 で、この時代劇は「忍者もの」で、主人公のウッチャンが元伊賀忍者で伊藤健太郎が敵対する甲賀忍者だったのだが、それが「こうか」って発音されていたので「え?」って思ったのだ。
 慌ててググったら「甲賀」って「コウカ」だったんだ!!!!
 いや、ずっとイガとコウガだとばかり・・・

 そう考えると、伊賀に関しては、「伊賀のカバ丸」から始まり・・・・・最近だと「真田丸」で服部半蔵が伊賀忍者として登場していたし、映画「関ヶ原」でも伊賀忍者が活躍していたが、それ以外に「忍者もの」に触れた機会がほとんど無いので、長い人生において「甲賀」と発声したこともなく、「おぬし、甲賀のものだな」なんてセリフを聞いたこともなかったらしい。

 いやでも、伊賀がイガなんだから、甲賀はコウガって思うよな、フツー。

 あのドラマ観てなかったら、「イガ/コウガ」だと思い込んだまま死んでいたと思う。

 だから、なんだって話だが、「そこそこ一般常識はあるつもりだけど、時々こういう大穴に巡り合うなあ」ってことに感動しました、って話です。

 そういや、私は「利根川より北には何も存在しない」という世界観を持つ元千葉県民なので、「ちばらき」呼ばわりには「はあ?何の話ですか?茨城ってどこ?」って思いますけど、千葉よりも埼玉の方が偉そうなのにちょっと、いや、かなりムカつくし、「いや、千葉と対等なのは神奈川でしょ。東京湾挟んで睨み合ってるし」と思ってるんだけど、神奈川の方は千葉を「成田空港があるところ。遠いよね、あそこ。できれば羽田発がいいな」くらいの認識しかないし、東京ディズニーランドは東京じゃないの?って思ってるのよーくわかってるんだけど、なぜか私は、「イバラギ」って言われると「イバラキです」って訂正しちゃうんだよね(笑)

 ズボラな性格なのに、なぜか人名とか地名の濁音には敏感というか、若いころの知人に「イガワじゃなくてイカワです」って訴える人が数名いたので、「ああ、自分にとってはどうでもいいが、本人は拘ってるんだなあ」って思ったので、わかる範囲ではちゃんと濁音の有無を正しく発音するようにしている。

 そう、この話も何度か書いたが、派遣で短期間いた職場で「田島さん」が「タシマさん」で「田熊さん」が「タグマさん」なのは難易度高かった。「タジマさん」「タクマさん」が音としては馴染みがあったので。
 二人とも、こっちが「タジマさん?」って呼びかけたら「タシマです」って訂正されたので、「お、そうなんだ」ってちゃんと発音しようと思ったけど、あまり気にしない人もいますよね。

 前に仕事でご一緒した「高田さん」も「ほんとはタカタなんだけど」って私にはたまに呟いていたけど、タカダ呼ばわりされていても普通はスルーしていた。そんで、私もわかっていたけど、なかなかタカタって発音できなかったし。

 というわけで、けっこうそういうの気にしていた方なので「甲賀ってコウカだったの?」ってことを初めて知って、ほんと2018年で一番の衝撃だったと言っても過言ではなかったわけです。

1月16日(水)

 そういえば、我らが教祖タカハシは、1月下旬から始まるNHK土曜ドラマの「みかづき」や、映画の宣伝でちょこちょこ露出しているんだが、そのビジュアルが完全に2016年の「大河ドラマの制作会見の頃」に戻っているので「いったい、今は何の役やってるの???」

 タカハシ信者はもうすっかりパターン掴んでいるのだが、取材や表彰に現れる「俳優・高橋一生を演じているタカハシ」は「今現在、タカハシが演じている役」に寄せられているので、いつもどこか違うキャラ設定になっているのだが、まさかブレイク前のビジュアルに戻るとは思ってなかったので「なんなの?」ってまた、してやられた感でいっぱいです。

 そういや、芸能ニュースは紅白にも出た「純烈」のメンバーのDV報道からの脱退で盛り上がってますが、よくわかってないで書くが、あれ怖いですね。
 だって、ニチアサクラスタは彼のDV癖は知ってたみたいで「でも、まだやってたんだ」って呟いてましたけど、週刊誌側も「女性関係に色々有り」って掴んでいたけど、紅白に出演してからそれを記事にしたわけでしょ?
 そう考えると「このタレントのこういう情報あるけど、このタレントが売れるまで寝かせておけ」っていうの、けっこうあるんだろうな、って思うと超怖いんですけど。

 なんか最近こういう「社会的制裁」みたいなことが多くて、自分には関係ないんだけど、地味に怖いな。
 誰が誰に謝ってるのかもよくわからないし。

 新潟のAKB?の件もそうですよね。
 アイドルが暴行被害を受けた・・・って話かと思いきや、なんか全然別方向に話が展開していて、「え?そもそも何の話だった?」って全然ついていけない。
 運営のふがいなさに指原が釘を刺したのかと思っていたら、今度は「ダウンタウン松本が指原にセクハラ発言」ってことになっていて、さらに指原が「松本さんが干されますように」と上手いフォローして女を上げたとか?

 その経緯については、よくわかってないので詳しく語るつもりないのですが、「笑っていいとも」に指原がレギュラーとして登場した時に「え?この子?」って思ったなあ。
 あの頃の指原の地位(AKB内での順位的な)がいかほどだったのか知らないけど、「秋元康のイチオシ」的な感じだったので「え?これが?」って正直思った。トップ・アイドル的な容姿じゃなかったし、それを上回るほどのトークのキレを見せるわけでもなく、だから「え?この子?」でしかなかったのです。

 もっと綺麗な子はいっぱいいるし、もっと頭いい子もいっぱいいるだろう。

 でも、だんだん指原の存在に慣れてきて「特にいいとも思わないけど、特に悪くもねーな」って思っていたら、スキャンダル報道があって、福岡に左遷されるとか、よーわからんことに・・・
 あそこであっさり失脚しているところをなんだか粘りに粘って「なんかすげーな」って本気で感心していたのだが、今回の騒動で「あれ?もしかして、一気に和田アキ子のステージに飛んだの?」と驚いてます。

 私は全然ダウンタウンのファンじゃないので、ダウンタウン松本がなんでワイドショーのコメンテイターやってるのかさっぱりわからないのですが、あの番組は「普段、報道される側の芸能人がワイドショーでコメントする」って方針はけっこう面白いと思っていました。(けっこう観てる)

 飲酒暴行で失脚した前園を蘇らせたりね(笑)
 そう、だから、あの番組がけっこう好きなのは、芸能人がボコボコにされて失脚していく様子を「でも、私だってそんなに清廉潔白な人生歩んでないし、もし、私が芥川賞受賞したり、紅白出場したら、その成功を恨んだ元彼とか(笑)に変な性癖暴露されたりするかもしれないし」とか、いらん心配する人には「他人事じゃないよ」って雰囲気なのが良かったんだと思います。

 実際、あの番組のコメンテーターだった乙武さんが・・・・とかwww

 話まとまりませんが、雑誌「SPA!」の「やれる女子大生ランキング」みたいなのもバッシング受けてましたし、なんか潮目が変わってきた感じなのかなあ?
 昭和で成人して、平成終わる頃には更年期だよ、ていうオバサンマインドだと「いろいろ価値観が変わったようだ」としか言いようがないけど、ほんと変わったよね。

 一番変わったと思ったのは「痴漢は犯罪です」かなあ?
 自分が女子高生だったり、女子大生だった頃は「満員電車の付属品」ていうか、「嫌だけど、しょーがない」的に捉えていたけど、「やるほうが悪いに決まってんだろ」っていう方向転換は素晴らしかった。
 上司や同僚男性が「満員電車で周りが女性ばかりだと緊張しちゃって両手あげて必死にアピール」と「痴漢に間違われたら人生終わる恐怖」を語っていたが、確かにそういう事例もあるけど、本当の痴漢はかなりガッツリ尻撫でてましたからね。

 「ちょっと触れた」くらいじゃ、こっちだって確証ないから騒ぎませんよ。
 まあ、そういうの狙って「わざとかよくわからない」っていうのもけっこうありましてけど。

 昔、「これ、微妙だな」と思ったのは、満員電車の中で少年ジャンプみたいな漫画雑誌読んでる男子がいて、でもぎゅーぎゅーの満員電車だから、その男子が開いてる漫画雑誌がこっちの胸にグイグイ食い込んできたのです。
 直接触っているわけではないので「おい?」と思っただけでしたが、あとで友人にその話したら、「それ、絶対クロでしょう」と言われて「ああ、そうかも・・・だったら、もっとキツく睨んでおけばよかった」って後悔したけど、今のご時世だったら、ああいうグレーなのを「おい、お前死ぬぞ?」ってキリって睨むことができるだろうし、そもそも、ああいうグレーな行動する人が減ってるんじゃない?私はほとんど満員電車乗らないし、若くもないから、よくわからないけど。

 って、なぜか痴漢の話になってしまったが、何の話書いてたんだっけ?


1月15日(火)

 風邪気味が続いたのと、TVerで「愛していると言ってくれ」を消化するのに忙しかったのと、1月の仕事の山パート1があったため、日記書いていなかった。
 って、TVerが忙しかったのが一番の理由かな。他にも「プリティが多すぎる」や「ダメな私に恋してください」も全部観たので(笑)

 そんで、久しぶりに全話観た「愛していると言ってくれ」だけど、前にも書いたが33歳当時のトヨエツって、今33歳の田中圭と雰囲気がとても似ていて、それは多分、このドラマのトヨエツの役がけっこうお茶目さんなので、そのお茶目具合が田中圭の得意技であるお茶目さ加減とすごく似ているのだろう。
 ただ、やはりこのジトっと湿った影みたいな雰囲気はトヨエツならではだと思うので、今の若手でこの雰囲気を出せるのは坂口健太郎かもね。

 それはさておき、とにかく全力疾走で走り回るトヨエツは最高だし、手話でビシバシ語るトヨエツもほんと最高だったのが再確認できて、やはり不朽の名作だと思うのだが、後半になって常盤貴子がトヨエツと昔の恋人の麻生祐未の関係を疑う展開がウザかった。
 「お前、あのトヨエツ様がオメーのことが一番好きだって言ってくださってるんだから、信じろよ。つーか、多少の浮気には目を瞑れ。つーか、相手は麻生祐未様だぞ?あっちが浮気で、こっちが本命って言ってくださるだけで十分つーか、5000兆円分くらいあるだろ?」
 とか、本気で思ってしまい、常盤貴子がだんだん嫌いになってくるという・・・

 まあ、そういう話なので、若い常盤貴子の変な潔癖さが裏目に出て、トヨエツが自分を裏切った(という思い込み)ショックで、動転しちゃって、幼馴染と寝ちゃうのよね。そんで、どうやらトヨエツは自分を裏切ってなかったとわかったんだけど、そうなると「裏切ったのは私だった」ってことになりドツボに・・・

 そういうとこ、北川悦吏子はほんと容赦ないなあ、って思いましたが、「あなたが私のことが好きだと言うのなら、他の女とは一切接触してはいけない」って感じ、私の人生において、一番研究が進まなかった分野である。

 芸能ニュースの反応を眺めていても、浮気や不倫に対するバッシングはけっこうマジっぽいし、自分の現実の交友関係においても「浮気、絶対無理」っていう話はときたまあるのだが、私は正直「そこまで拒否反応出るもの?」って感じなのである。

 なので「いつか私も恋人や夫に浮気されたら、六条の御息所みたいになるのかも?」って期待していたのだが、浮気されるほど長い期間、男と付き合ったことが無いまま、更年期迎えて今に至る的な?

 ただ「既婚者とうっかり付き合うと恨み買うぞ?深いぞ?つーか訴えられたら窃盗罪だぞ?」っていうのはわかっていて、20代の頃、既婚男性と付き合いそうになりましたが、「私、不倫相手になるほどの覚悟も無いし、それほどこの人のこと好きでもない」って気がついてダッシュで逃げました。

 なので「愛していると言ってくれ」を20数年ぶりに観て「あの頃は、いずれこういう気持ちがわかるのかも、って思って観ていたが、とうとうわからなかったな」ってことが一番興味深かったです。
 そんで、常盤貴子にイライラするドラマだったので「これ、今度の日曜9時ドラマの宣伝なのでは?」って思うと、「なんか間違ってねーか?」って。

 まあ、日9は最近全然観てないので、「グッドワイフ」も観なかったんですけどね。
 弁護士モノ苦手な上に、常盤貴子主演とか観ないよ。情報量多い、クドカンの大河の後だし。

●大河ドラマ「いだてん」第2話

 初回で「なにこの超豪華キャストは?」って驚いたけど、2話で綾瀬はるかとか田口トモロヲとか宮崎美子とか中村獅童とか投入されて「ほんと豪華だな」としか言いようがありません。
 「あれ?この人、誰だっけ?」と思っていたら姜尚中だったとかを含めて。

 主演の中村勘九郎の物語と並行して、「語り」の志ん生の生い立ちまでやっていて「この、とっ散らかり様、どうすんの?」って思いましたが、クドカンだから全部きれいに回収してくれそうな信頼感があり、「でも、こういう雰囲気で1年通すの疲れる」という正直な気持ちもあり、「気合入りすぎたクドカン脚本にどう折り合いをつけるか?」って感じになっているような、いないような(笑)

 クドカンはわかりやすく「ここがツボです」ってやらないから、ふざけ散らすところが難しいんだけど、「でも、すごく練られているな」ってことはよーくわかるので、しばらく着いていきたいと思いました。

●「3年A組」日テレ 日10半

 予告編からもわかっていたけど、「なにこの女王の教室?」「悪の教典?」「ソロモンの偽証?」って感じで既視感しかなかったんだけど、たぶんこれ、既視感逆手にとってるんじゃね?

 って考えると、着地点が全く見えないのが新しいのだが、それよりも学園のスター生徒の上白石萌歌を巡って、川栄李奈と永野芽郁がガチ百合バトルっていうのが酸欠状態だったのに、2話では今田美桜ががっつり絡んできて、「なにこの極上の百合展開は・・・百合展開にあまり興味の無い私がなぜこんなに膝を寄せるwww」ってスゲーな。

 えー、全然なんも関係ないけど、上白石萌歌と川栄李奈と永野芽郁と今田美桜が高橋一生を巡って血みどろのガチバトルしてくれたらオバサン「ほほほ、楽しいわねえ」って毎週楽しく鑑賞すると思うので、そういうのもヨロシク。

 つーわけで、「3年A組」はちょっとよくわからないけど、「なんかすごいことやろうとしてるんじゃないか?」感は凄いし、女子のメジャー度に比べると、男子生徒がマイナーすぎて、オバちゃん誰が誰だかよくわらないんだけど、今後ブレークしそうな男子もいっぱいいるので頑張るけど、それよりも、教室の外にいるのが椎名桔平、大友康平、細田善彦っていうのがけっこう豪華だし、 土村芳の父親が矢島健一っていうのがもう超萌えですね。


1月7日(月)

 4日に初出勤して、5日の土曜日も出勤した。ちょっと重たい仕事があったので。

 しかし、風邪がなかなかすっきり治らず、日曜日は家でゴロゴロして過ごしたのだが、ずっとTVerでドラマ観ていた。「トドメの接吻」が6日終了だったので、土曜日の夜でなんとか消化したが、「愛していると言ってくれ」がまだ4話くらい残っているし、「プリティが多すぎる」は7話まで見たけど、「ダメな私に恋してください」は15日までか・・・忙しいな。

 そして、日曜日の夜は、いよいよ大河ドラマ「いだてん」の初回。
 去年の「西郷どん」に全くハマれなかったのだが、それは予想通りだったし、大河ドラマを1年間追っかけるのを2年続けてけっこう疲れていたので「あんま面白くなくて良かった」と思っていたのだが、「いだてん」はクドカン脚本だったのでけっこう期待していた。

 って、私は民放のクドカン脚本ドラマが苦手なんだが(笑)
 ただ、朝ドラの「あまちゃん」は好きだったので「大河ドラマだと、どういうことになるのだろう?」と期待していた。

 そういや、実家で弟と話していたら「うん、私も実はそう思っていた!」と弟の発言に同意したのが「今日から俺はを観ていたら、福田雄一の大河って、そのうちあるのかもしれないって思った」
 だから、クドカン以上に福田雄一は苦手なのだが、「クドカンが朝ドラ?」を経て大河ドラマをやるんだから、5年後くらいに「福田雄一の朝ドラ」とか「福田雄一の大河」になっても、もう驚かないと思う。
 フツーに考えると「銀魂」になるよね(笑)

●大河ドラマ「いだてん」一話

 オリンピックが題材で、前半が中村勘九郎主演で「初めてオリンピックに参加したマラソン選手」で、後半が阿部サダヲ主演で「東京五輪を誘致した男達」だという認識だったのだが、第一話で全部ぶっこんできた!

 そして狂言回し役として志ん生役のビートたけしが起用されるのかと思いきや、「明治編」では若い頃の志ん生役として森山未來が投入され「こっちがメインの語りなのかよ!!!」
 そして「昭和編」では、松坂桃李がチラチラ出てきたが、見せ場は「英語で招致スピーチをする星野源」だった。

 そして明治編は、役所広司が圧倒的主役で「あれ?そうだったっけ?」と思っていたら、天狗倶楽部が予想をはるかに超える脳筋ぶりで、「なぜ、そこで脱ぐ?」
 あとで皆さんの感想読んで「なるほど」と思ったのは、「女性視聴者向けのサービスで脱いでいるのではなく、ただひたすら脳筋だった」ということで、確かに生田斗真が脱ぎまくっても、お色気ナッシングだったな。

 この時点で、去年の「西郷どん」の「ほーら、相撲シーンですよーーーーー」っていうのと違うし、さっき書いたように「ビートたけしの若い頃が森山未來だと?」っていう衝撃がすでに「西郷どん」の「ナレーションの西田敏行が西郷隆盛の息子だった」ってサプライズを上回っていた。

 それにしても、もう一度ちゃんと観てみないと全部は思い出せないけど、ビートたけしの娘役が小泉今日子で、そこに弟子入り志願してくるのが神木隆之介で・・・と、とにかく「主演級」が大量投入されているので目眩がした。
 「西郷どん」が明治編に入って「なんでこんなに地味キャストなんだ?」って逆に驚いていたので、その落差が激しすぎる。
 って話を今日、同僚M嬢にしたら「西郷どんだって、けっこう豪華だったじゃない」って言われたが、そりゃ前半は渡辺謙とか松田翔太とか良かったし、風間俊介とか小栗旬もいたけど、幕末モノってキャラの入れ替えが激しいから難しいんだよねえ。

 で、話を戻すと「あれ?役所広司主演だったんだっけ?」と思いつつ観ていたら、最後の最後になって主演の中村勘九郎が登場して「中村屋!」になって「そっか2話からちゃんと中村勘九郎の話になるんだ」と思っていたら予告編で綾瀬はるかが出てきて「ふわ?そっか、1話では、まだ全部出したわけではないんだ」と気が付いて、呆然としてしまいました。

 「あまちゃん」の時もねえ、「小泉今日子と薬師丸ひろ子を一緒に出していいんだ」ってことに驚きましたが、「いだてん」もそういうハレ感には期待できそうです。
 つーか、橋本愛は出ていたけど、能年玲奈が出てないのがやっぱねえ?
 能年玲奈が順当に活躍していたら、それこそ綾瀬はるかポジションか、最低でも川栄李奈の役だったのでは?

 というわけで「このテンションで1年持つのか?」って驚いた大河ドラマ初回でしたが、私でも話追うのに必死な展開だったので老人層にはどうだったかなあ?
 「真田丸」ファン達は「待ってました!」って食いついていたけど。

 さて、そんな情報量の多い「いだてん」観た後にフジテレビの「レ・ミゼラブル」に移動したのですが、こっちも予想通りに超濃かった。
 少年時代パートの吉沢亮と村上虹郎が思っていたよりも良くて、吉沢亮ファンとしては「やっぱ、この子は演技が下手なわけではないが、顔が綺麗すぎるので、どういう演技させたらいいのかって演出が難しいんだよなあ」と再認識したが、吉沢亮が成人してディーン様になるっていうファンタジー設定に意外と無理がなかったのが収穫。

 そして、逃げるディーン様と追う井浦新という「お年玉」を堪能しました。
 3時間は長かったので「これ、連ドラでやればいいのに」って思いましたが、こういう「もったいない」ことをするのが今のフジテレビってことなんでしょう。

1月4日(金)

 あけおめ。(死語?)

 最近、本当に短期記憶が壊滅的状況なので忘れないうちに年末年始のことを書き残しておく。
 なにせ、それが自分にとって一番有用な記録だし。

 28日が仕事納めで忘年会だったが、翌29日は「あれ?なんか喉が痛い」と軽い風邪気味だった。なので、ネギだく鍋を作ってケアしていたのだが、夜になって実家から電話があり「30日から姪っ子軍団(私の弟の娘たち)が来るから応援頼む」とのこと。
 甥っ子T君(私の妹の息子)が元旦から夫実家に行ってしまうので、30日と大晦日を一緒に過ごしたいらしい。
 甥っ子はまだ小1だが、双子の姪っ子はもう6年生なので、いとこ同士でワチャワチャするのも、残り時間が少ないのである。
 だったら、私がいなくても別になんの問題も無いのだが、うちの母は独身の私に子供の相手をさせるのを「いいこと」だと思っているようだし、弟も妹も子供慣れしてない姉が子供の相手しているのを眺めるのが面白いと思っているようだ。実際、毎日相手しているとキレそうなところを私は「2、3日のことだから」と大変忍耐強く相手するので、見ていて面白いのだろう。って、私も子供の相手している自分を客観的に観察して、けっこう楽しんでいるのですが(思うツボだ)

 で、30日の朝起きたら「げ、昨日より風邪が悪化している」って思ったのだが、とにかく作った鍋の残りを食べきって昼過ぎに出発しようとしたら、たまたまつけていたテレビで流れていた、一昨年のミステリードラマ「冬芽の人」(大沢在昌原作)が鈴木京香主演で、自分を庇って殉職した刑事が渡部篤郎で、その妻が高岡早紀で、渡部篤郎の先妻の息子が瀬戸康史で、謎めいた週刊誌ライターの要潤の悪役ぶりが最高で、さらに「これ、もしかして?」と思っていたら、瀬戸康史が鈴木京香をバックハグして「きゃあああ、カンベくんがマンペイさんの彼女を!!!」って、今の朝ドラ目線で観ると最高に面白かったのだが、「これ、最後まで観てしまうと、実家に着くのが遅くなる」と断腸の思いで家を出た。

 って、おい君、そんなところまで細かく書いてると今日中に年末まで書けないぞ?

 で、風邪気味の体を引きずって5時くらいに実家に着いたら小1甥っ子と小6姪っ子たちは3人で仲良く遊んでいて、私が来ても特に反応が無かったが、来ていると思ってなかった高校1年生の姪っ子Nちゃんがスマホから離れて、台所でホットミルクを作っている(寒かった)私に寄ってきて「私も飲みたい」
 Nちゃんは去年は受験生だったから実家に来てなかったし、夏休みも合わなかったから、すごく久しぶりだったんだけど、なんか私と話をしたかったらしく、てゆーか、ガキ共とは話が合わないので「やっと話し相手が来た」って感じだったんでしょうね、何の話したのか忘れたが・・・そうそう、Nちゃんが入学した高校はマンモス校なので、「え?1学年でそんなに人数いるの?」って話とか、通学経路の話とか、去年、その電車路線がストップした時に帰宅するのがどれだけ大変だったか、なんて話をずっとしていた。

 Nちゃんが高校生活を楽しそうに話してくれたので、「よかったねえ」って思った。
 実は第一志望の高校に入れなかったのである。
 第一志望の高校は、私や弟が通った高校よりも今も昔もランクが上だったので「あそこ合格したらすごいね。私やパパよりもずっと上だし。まあそれでもジイジには届かないが(笑)」って言っていたのだが(うちの父は日比谷なので県も時代も違うから比較対象にならないけど、日比谷と張り合うには千葉だったら千葉高じゃないと)、どうやら本番に弱いタイプだったらしく、滑り止めの私立高校になってしまったのだ。

 でも、人数多い高校だし、それこそ、トップ校の千葉高に入れなかった子も大勢いるみたいだし、中学校の頃に比べると友達増えたらしい様子がわかって、「よかった、よかった」って思った。
 Nちゃんは昔から絵が得意だったが、ペン画で細かいの描いていたので「漫画は描かないの?」って聞いてみたら「私は描かない」と言うので「描いてる友達もいるの?」って聞いたら「描いてる子もいる」
 「イマドキの高校生だったら、コミケに参加してる子とかいそう」と言ったら「そういうのはいないけど、今日あたり、コミケに行ってる子はけっこういるよ」とコミケ参戦中の友人のSNSを見せてくれた。

 この日の夕飯は妹の夫レシピの「白菜と大根とうどんの鍋」で、妹は「おかーさん大変だろうから、私が作る」と言っていたらしいが、5時を過ぎても妹は到着しなくて、母が白菜や大根の下ごしらえをしていたら、やっと妹が登場。昨日まで風邪で伏せっていたらしい。
 そして、姪っ子たちを引率してきた弟が、ポケモンハンティングの散歩から帰宅。
 大人5名(父、母、私、弟、妹)、高校生1名、小学生3名でワーワーと食べて、風呂入って、12時頃にやっと寝た。

 私は少し熱が出ていたみたいで、布団に入ってもなかなか寝付けず、鼻水がどんどん酷くなっていた。

 31日の朝起きると、子供たちはテレビ見ながら食卓に用意されていたパンを食べきって、バナナを食い散らかしていたが、私がテレビのチャンネルを変えると「ええええ?酷い!」ってブーイング受けたが、「ええい、うるさい!」って「半分、青い。」の総集編に切り替えると、小学生姪っ子二人から「ええええ?これ、つまらないよ!」

 ネットで賛否両論に分かれた問題作だが、まさか小学生女児から「話飛ぶし、漫画家になると思っていたら、いきなり百均になるし、意味わからなかった」とか、アンチ派の意見をそのままリアルにまくし立てられるとは・・・とほほ

 そんで、31日の午後は少しお散歩したくなり、子供たちを連れて外に出たのだが、あいつらは「百均でシャボン玉セットを買う」だけが目的で、「こんな寒いのに外でシャボン玉?」って思ったが、それ買ったら「これからシャボン玉やるから」って家に戻ってしまい、誰もお散歩に付き合ってくれなかったので、一人で1時間くらい歩いて戻ってきたら、今度はママンが孫たち連れてスーパーにパック寿司の買い出しに行き、大晦日の夕飯は恒例のパック寿司大会。

 そんで、妹の夫も来て、怒涛の紅白歌合戦に突入。
 小学生姪っ子は当然のことながら「笑ってはいけない」と見たがったが、そんなのは家帰ってから録画で見ろ(笑)

 今年の紅白、けっこう面白かったですね。
 お笑い芸人の出番少なかったのは「ピコ太郎」みたいなヒットが無かったからなのかもしれませんが、「チコちゃん」とか「筋肉体操」みたいなNHK内でのヒット・キャラを上手く使っていたし、松田聖子にサザンにユーミンをたっぷり使ったので盛りだくさん感が凄かったんだと思う。
 いつもだと、途中で「笑ってはいけない」に譲るんだけど、全然譲る時間無かったもん。

 「天城越え」で布袋が腕振り上げてギター弾いていたら、アラフィフなうちの三兄弟はグウの音も出ませんし、椎名林檎と宮本浩次は妹が食いついてました。
 そして、私が注目したのは、ゲスト審査員の佐藤健で、去年から審査員席が常に晒される場所になって、高橋一生の張り付いたような笑顔を見守っていたのですが、さすが佐藤健。ビジュアルを完璧に仕上げてきていて、華やかな美貌を4時間安定的に振りまいていました。
 生放送であのクオリティーは凄かったです。
 来年、あの席に座るのが、岡田将生なのか吉沢亮なのかわかりませんが、吉沢亮にはぜひ、あのポジションに挑戦してほしいなあ。

 で、紅白も終わり、ジャニーズのライブ見てる最中に私は風呂で温まり、寝たのだが「なんか昨日よりもさらに具合が悪い・・・・」
 やっぱ熱があるのか、布団の中ですごく汗をかくし、眠れないのでトイレで起きるたびに水を飲んで、細切れに寝ていた。

 元旦。
 昼前に弟嫁がやってきて、みんなで、おせち料理を食べてる。

 最重要、自分メモ。
 高校生姪っ子 7000円。小6姪っ子は去年3000円だったのだが、いきなり5000円もなんなので(双子だから倍だし)、4000円プラス100円で「4だと数が悪いけど、1を足すことで ヨイ になるじゃん」にした。小1甥っ子には1000円。

 もう、お年玉の金額考えるのが面倒なので、大賭博大会でも開きたいのだが、教育上よろしくないので自粛しているだけです。

 昼過ぎに、甥っ子とその父(妹の夫)は帰省するため東京駅に向かい、弟一家は去年亡くなった伯父の家(私らの祖父母の家)を娘達に見せたいというので、うちの母同行で出かけていった。弟一家はそのまま千葉に戻る。

 よし、「アンナチュラル」見るぜ。
 1話は見逃したけど、そこから夕方まで妹を付き合わせて「アンナチュラル」見た。元旦だと言うのに遺体いっぱい出てきてごめんね。
 そして、夜は私と妹と父で30日の鍋の残り汁に残った野菜や肉やうどんを投入して在庫一掃セールした。

 あれ?違うな?
 「アンナチュラル」は大晦日に1−5話やってたんだよね。
 だから、大晦日は午前中に半青見て、散歩して、午後はずっと「アンナチュラル」見てたんだ。

 そして元日の午後も妹を道ずれに「アンナチュラル廃人」になってたんだけど「あれ?明日もある?」「明日は朝からだ!」
 ってわけで、2日の朝は9時から「アンナチュラル」見て、裏の「おっさんずラブ」は録画しておいたの。

 で、妹は2日の午後には帰宅して「年末、風邪で何もしてないから酷い状態なので、3日に夫と息子が帰る前に少し掃除しなくちゃ」って言っていたんだけど、そしたら母が「高かったから少ししか買わなかったんだけどスキ焼き用のいい牛肉が冷凍してある」って言ったの。

 すき焼きにしようかと一瞬思ったらしいが「あの食べ盛り達を満足させようと思ったら、2万円くらい肉買わないと間にあわない」と気が付いてやめたらしい。
 そしたら妹が「じゃあ、それ食べたら早めに帰る」と言ったので、父母私妹の4人ですき焼きパーリーになった。で、私は最初から3日まで泊まるつもりだったが「そろそろ、これ観ないと明日までに帰れない」と「おっさんずラブ」を再生したら・・・・妹、帰れなくなって、午前1時まで観ていた。

 あれね、最初から「早めに帰って、家片付けなきゃ」っていうのは嘘だったと思うんですよ。
 そして、妹はそれほど「おっさんずラブ」を楽しんでなかったと思う。「思っていたよりも面白かった」のかもしれないけど。
 だから「おねーちゃんが、おっさんずラブ見始めたら、帰りそびれて、だから家はぐちゃぐちゃのまま」って、言い訳にされたのだろう。

 そして意外にも、シェイクスピア俳優吉田鋼太郎が、良い声で「はるたーーーーーん」って叫ぶのをゲラゲラ笑いながら素直に楽しんでいたのは、80歳父だった。テレビドラマ観て、あんなに笑う父も珍しかった。さすがわ、吉田鋼太郎だと思った。

 ああ、今の父に「昭和元禄落語心中」も見せたいなあ。
 うちの父、一緒に落語観に行くと、噺家さんより先にサゲを言ってしまう、しょーもない老人なんですけど(何度も厳重注意した)「昭和元禄落語心中」観ながらそれやってくれたら、けっこう可愛いかも。DVD化したら、上映してみたい。

 以上、ドラマ再放送廃人になっていたお正月でした。

 そんで、年末にTVerで上がっていて、観るのに忙しかった「愛していると言ってくれ」とか「トドメの接吻」がさっきチェックしたら、後半が全部上がっていて「わー、来週中に全部観なきゃ」ってまたドラマ廃人になりそうです。

 つーか、日曜日から大河ドラマ始まるし、菅田将暉主演のも始まるし、ディーン様と井浦新の特番ドラマの「レミゼラブル」もやるし、スタートダッシュ激しいぞ。

 それはいいとして、姪や甥もだんだん大きくなってきて、この先、こんなに皆で集合できることも少なくなるのかもしれないけど、祖父母が元気だった頃は同じように成人した私や従姉妹が揃って、すき焼き食べていたのは楽しい思い出なので、うちもいつまでそれできるのかな?って考えるけど、うーん、Nちゃんが頑張ってくれたら、両親にひ孫見せられるのかなあ(笑)


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