可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

3月31日(土)

●朝ドラ「わろてんか」最終回

 記憶に残る最終回になると思う。
 「ごちそうさん」のブタが飛んだ最終回くらいに。

 「わろてんか」のあらすじを吉本新喜劇的な劇中劇でやっていたのだが、私は吉本新喜劇をよく知らないんだけど(一度だけ大阪の劇場で見た。大学生の時)なかなかのクオリティーだったのではないでしょうか?
 もちろんドラマだからカット割りでやっているんだけど、全員でズコっとなるところなんて「さすがプロの役者さんだなあ」って感心しました。

 何度も書いているが、私は劇中で役者さんがわざと下手な演技するのが大好きなんだけど、今回も主役のてんちゃんや、おときちゃんが大根ぶりを発揮していて、楽しかった。

 でも伊能様が客席にいるのが残念だったけど(笑)
 つーか、なぜ隣に主人公の妹のりんちゃんがいるの?それ、ファブリーズのCMコンビなんだけど(笑)

 さて、とうとう我々は去年の1月から続いていた高橋一生のドラマ供給を失うことになりました。
 1月から「カルテット」が始まって2月から「おんな城主直虎」に登場して、8月後半に政次が死んだけど、月9がすぐ始まって、10月からの「わろてんか」では毎日出てるわけではなかったけど、この終盤に来て花火大会のフィナーレみたいなことになっていたので「うわー、なんか毎朝濃いわあ」ってなっていたんだけど、花火大会が終わってしまって、雑踏の中トボトボ歩いて帰るのだね。

 まあ4月からNHKスペシャルで繋ぎますか。
 ナビゲーターっていう立場だから、普段の芝居ではやらない動き出して来そうだし。

 そんで、リアルタイムの供給が途絶えるのなら、また過去作漁りするチャンスなので、さっそくまた始めました。

●「我輩は主婦である」2006年 TBS

 クドカンが昼ドラやるので当時も話題になっていたが、私も何回か平日休みの時に観たと思うけど、全く記憶に残っていなかった。
 これ、1話30分を月から金の5回が8週分あって、えーと、だから普通の連ドラの2倍くらいのボリュームがあるのだが、前回観たのは4週までで、「あーん、高橋一生出てこなかった」のでした。

 ですから、全40話なんだけど、後半の26話に登場して、29回の「しずか」がメイン回。

 この作品はあまりイセクラの話題に出てこなかったんだけど、意外と出演時間長が長くセリフも多かった。

 主人公の斉藤由貴演じる主婦の中身が夏目漱石と入れ替わってしまう話なのだが、高橋一生はひょんなことから「我輩」と知り合い、書生になってしまう人気作家役。
 2006年のドラマなので、2004年の芥川賞受賞作の「蛇にピアス」の金原ひとみとか「蹴りたい背中」の綿矢りさのイメージで、20歳そこそこの若者が芥川賞受賞でスター気取りっていう描写になってるのだが、高橋一生のビジュアルがこのドラマの脚本家であるクドカンに寄せてあるあたりがツボなのである。

 これの少し前の映画「世界の終わりで愛を叫ぶ」でも、高橋一生はクドカンの高校生時代を演じているので、「タレ目で歯並びが悪い」ところしか一致してないが、部屋の中でもいつもクドカン風に帽子かぶってる変なキャラになっている。ずっと猫背だし。

 そんで、29回のメイン回で出番終わりなのかと思っていたら、「主婦だけど中身漱石」が作家として活躍してくるので、書生・高橋一生は主人公の家族と同じくらいの、いや後半は家族よりも出番が増えた。
 「主婦だけど漱石」を見出した編集者が岡田義徳で、岡田義徳は前半からけっこう出てたんだけど、後半では岡田義徳と高橋一生がペアになり、セリフが無い場面でも後方で二人でイチャイチャ小芝居しているのが気に入られたらしく、使われ方は「池袋ウエストゲートパーク」なんだが、わざわざ高橋一生の返しを撮ってるシーンが圧倒的に多くなってる。

 そしたら36回からの最終週になって、「主人公の娘が高橋一生に恋してた」って話になり、主人公とバチバチ絡むし、登場時よりも急にイケメン扱いになってて、さらに足がしびれて立ち上がったら転んだシーンまでやってて「得意の産まれたての小鹿演技!!!」ってなった。

 それにしても、すでにすっごい細いなあ。
 2004年の「怪奇大家族」の時は、ギリギリ「細マッチョ」な感じだったのに、2006年の「我輩は猫である」は衣装がけっこう体のラインでるからなのか、ほんと細い。

 でも「我輩は猫である」の岡田義徳との「二人で一人」的な立ち位置は面白いね。
 岡田義徳とは、この頃けっこう共演してるみたいだが、わかるなあ。
 2.5枚目的な雰囲気が同じなんだろうね。

 さて、ここまで来たら「医龍」まであと少しだ!

 そして「医龍」の後、ブレイクまで10年かかっているので研究のしがいあって楽しいわ。

 あ、去年も同じ時期に高橋一生の研究で引きこもってしまい、座骨神経痛発症してしまったので、今年は「DVD一枚観たら歩く」を実践して、今日は2万歩散歩しました。


3月30日(金)

●「あさイチ」有働アナやイノッチの最終回

 まさかの有働アナの「声が出ない」ってwww
 最初、「胸いっぱいで声が出ない」のかと思っていたら、ほんとに喉痛めていたとかwww

 そして、今日の特集が「引き継ぎの極意」だとは知っていたが、ゲストに博多華丸大吉が出てきたので「マジか?」って驚いていたら、近江アナもちょこんと並んでいたので、「なにこの歓送迎会モードは?」って爆笑しましたわよ。

 そんで後半になったらフリートークになっていたけど、もうイノッチの「ロスとか無しで!」って発言に「ほんとこの人、すげえなあ」ってあらためて感心しきりだったし、それを受けてのヤナギーの「ロスじゃなくてニューヨークで!」って渾身のオヤジギャクからの、イノッチまじ切れ突っ込みとか、けっこうグダグダだったけど、かなりの神回だったのではないでしょうか?

 「あさイチ」って「ゲゲゲの女房」の時から始まったんだよね。朝ドラが8時15分から8時開始になった時だった。
 私は「ゲゲゲの女房」は完走したのだが、あさイチはそれほど観てなかった。
 民放の朝のニュースショーは朝ドラが終わるのに合わせて、8時15分までは軽いネタで繋いで、そこから本題に入っていたので、民放ニュースショーに移動している時の方が多かった。

 それに私はそれほど朝ドラ観てなくて、1991年の「君の名は」(鈴木京香主演)はけっこう観ていたんだけど、その次に朝ドラをちゃんと見ていたのは2009年の「つばさ」(多部未華子主演)だった。
 なんでだっけ?
 そうだ「のだめ」に夢中になって、玉木宏主演の「鹿男あおによし」を観ていたら、多部未華子ちゃんのことが好きになり、だから「つばさ」を観ていたんだ。
 それでなんだか朝ドラ見る癖がついて次の「ウェルかめ」(倉科カナ主演)も観てて「次はなんと、水木しげる先生がモデルですと?」って「ゲゲゲの女房」もほぼちゃんと観ていたんだが、そこからしばらくまた観なくなって、でも2012年の「純と愛」は「女王の教室や家政婦のミタの、あの脚本家が朝ドラやるってよ?」と一部で話題になっていたので、半分くらいは観ていたかも。けっこう好きだった。

 しかし、次の「あまちゃん」は、クドカンがあまり好きじゃなかったのでスルーしていたのだが、初夏の頃、社員旅行で三陸鉄道に乗ったら「ほお、あの三陸鉄道が出てくるんだ」と興味が出て見始めたのだが、主人公はもう上京していたんだけど、オープニングに出てくる三鉄見たさに見ているうちにすっかりハマってしまったっけ。

 そして2013年の「ごちそうさん」でとうとう「一話も見逃せないし、何度も見たい」ということでオンデマンドに課金するようになって今に至る。ついでに「カーネーション」が名作だということを知り、オンデマンドで全部見た。
 って朝ドラの話じゃなくて「あさイチ」か。
 正直、ああいう雰囲気の情報番組はあまり好きじゃなかったので、たまに興味のある特集だとなんとなく観ていたんだが、いつ頃くらいかなあ?民放のニュースショーがだんだん嫌いになってきたんだよね。
 築地市場移転問題あたりから、ほんとに民放を観なくなっていたんだけど、その前からだんだん「あさイチ」に傾いていた。

 ああ、そうだ、たぶん、私がけっこう「あさイチ」をちゃんと見だしたのって、2014年のヤナギーが復帰した頃だったかも。「マッサン」の頃ですね。

 だから、ほんと、ここ最近は朝はNHKどっぷりだったので、あさイチのキャスト一新は「どうなるんじゃろ?」って不安になったが、今朝の最終回というか引き継ぎ回を見て「近江ちゃんが心配だから、ハラハラしながら見守ろう」という気構えができました。

 有働アナが今後、どういう方向になるのかわからないけど、イノッチはドラマの仕事の幅が広がるのでいいタイミングだったのかも。
 ずっと、警視庁捜査一課9係ばかりだったからなあ。って観てないけど(笑)
 このタイミングで、渡瀬恒彦が亡くなって終了した「警視庁捜査一課9係」の続きとしてイノッチ主演の「特捜9」が4月から始まるんだよね。
 そして、それに山田裕貴出るんだよね。ビジュアル真面目そうなんだよね。これは、イノッチ・ロスで流れ込んできた人にアピールするチャンスなんだよね。いや、山田裕貴ほんとにじゃんじゃん出てて、立派な売れっ子なんだけど、まだ会社で名前言っても知ってる人いないレベルなので、「ブレイク・ポイントはいつになるのだろう?」と思っているのだが、「特捜9」できますかね?

 山田裕貴と中村倫也のどっちが先に「同僚M嬢に認知されるのか?」って観察しているのです。

 中村倫也も日曜10時代の「崖っぷちホテル」(岩田剛典主演)に出るし、朝ドラで佐藤健の友人役だから、こっちも「時は満ちた」って感じなんですけどね。

 さーて、明日は「わろてんか」も最終回だ。
 ほんと、文句たらたらで見ていた「わろてんか」ですが、そういや「ええええ?千葉雄大がもう死んじゃうの?」って呆れかえっていたんだけど、最終回目前で新一にいさんのセリフを思い出してくれたので「ううう、こんな伏線回収なんて・・・」と涙目になったけど、高橋一生の役も「妾腹の子で、中学の頃、本家に引き取られたが、家庭の暖かみとは無縁の人だった」って設定から、最終回直前で「北村の家族」ってことになっていて、なんだか強引に回収されてる感はあるものの、この荒々しい強引さ(松坂桃李が死んでもなお、普通に出てくるところなど)って、この脚本家の才能だと思うから、いつか、この脚本家である吉田智子にひれ伏す日が来るのではないかと、漠然と期待しておきます。

 朝ドラって150話とかあるから、ほんと難しいのはわかる。
 映画の脚本とは、全然違うんだろうから。

3月29日(木)

 すげーな、この朝ドラ。
 伊能栞は太平洋戦争目前に渡米していて、そこで映画会社にいたけど、日・米開戦直前に「中立国」(お土産のチョコからスイスと推測される)に異動させてもらい、終戦後は日本に進出企業の案内役として帰国。って、都合よすぎて唖然としていたら、しおりんを追い出した伊能紹介の役員たちがやってきて「助けてプリーズ」って、すげーな、ほんと。

 でも、おてんちゃんのフケ演技ほんとにいいし、高橋一生と濱田岳の「目と目で通じ合う」ってアイコンタクト演技もほんと好きだから、ご都合主義も許すよ。

 昨日インスタに上がっていた、「手ぬぐいをスカーフみたいに巻いたツーショット」って今日放送の撮影の時のオフショットだったんだね。
 栞さまの手ぬぐいスカーフ状態も良かったけど「軍手はいた手で、おてんちゃんの手を握るとか最高かよ」と思ったので、もうなんでもOK状態です。

 しかし、これまでも「朝ドラの老けメイクが甘い」って指摘は散々見てきたけど、「いや、これ、リアルにやられても嫌だろう」って思ってきたが、自分がリアルに老けてきたら、本当に「ああ、だからこれでいいのだ」ってわかった。

 「わろてんか」の最終週の主人公「おてんちゃん」はたぶん今の私と同じ年くらいだろう。
 そんで、鏡見ると毎日びっくりするけど、脳内では自分の老け具合は「朝ドラ老けメイク」程度なんだよ、ほんとに(笑)

 そんなわけないんだけど、そーゆーつもりで生きているので、あれでいいんだよ。

 しかも、20歳くらいの若い女優さんが、自分と同じ年くらいをしっかり演じてくれてるだけでも泣きそうになるが、それよりも、高橋一生が自分よりも相当年上になってるって、さらにドリームでありイリュージョンなんだけど、ええ、私には残念ながら、そういうパートナーいませんが、好きな男が多少老けても脳内処理でああいうふうに見える時もきっとあるんだと思う。

 身近な素材としては、うちのママンが嫉妬心を露わにする時がけっこうかわいかった。
 パパンの発表会を見に行った時に終演後のロビーでパパンと喋っていたら、そのサークルの仲間の女性たちが「マスオさーん」(仮名)とパパンをファーストネームで呼んでいたとき、ママンは「けっ」って感じになった。

 妻の自分以外に夫を「マスオさん」呼ばわりする女性の存在が面白くなかったのだろうけど、だからって絵に描いたようなラブラブな夫婦でもなく、ママンはパパンをけっこう杜撰に扱うというか、けっこう虐めてるんだけど、でも、ああして他の女性達からそこそこちやほやされてると(女性が多いサークルなので男性は希少)、やっぱ面白くないんだ?

 だったらもっと大事にしたらいいのにね(笑)

 そういや、最近あの人の話聞いてないが、数年前に実家に帰って「あれ?今日はお父さんはサークル活動?」って父の不在の理由を確認すると、「今日はそういうのじゃなくて、飲み友達に誘われたの」ってママンが言うから「会社関係の人?それとも同窓会?」って聞いたら「いや、そういうのじゃなくて、その人、とっくの昔に離婚した人なんだけど、いろいろ大変みたいで、それにお酒好きだし、時々お父さんと一緒に飲んで愚痴ってるみたい」

 「ほら、お父さんって、あんまり喋らなくて、ただ聞いてるだけだけど、そういう人が一緒に飲むにはいい相手なんでしょう。」

 「だから、そういうんじゃないのよ、ほんとに、ただの飲み友達っていうか」

 私も母もあの無口な父が「喋り倒したい一部の人には超貴重な存在」として絶大な信頼を得ていることはよーくわかっている。
 父が家に連れてくる友人や仕事関係の人は、ほぼそのタイプだった。
 そして母もそういうタイプだったので、父が連れてくるそういう人と意気投合してテンションあがりまくっていた。

 ところが、父が70歳くらいになったら、未亡人たちがわらわらと父に話聞いてもらいたくてワラワラよってきたので「え?」って感じだったんですよね。

 で、何が言いたいかというと、うちのママンの脳内ではたぶん、今朝の朝ドラみたいな濱田岳とか高橋一生が動いてるんだろなあって。

 20年後に、私が今みたいに朝ドラ見ていたら、その時のイケメン俳優が50歳とか60歳を演じていたら、「ああ、そんな感じ」って幸せな気分にきっとなるだろうから、朝ドラはこれでいいんじゃないかと本気で思ったのでありました。

 それとは全く関係ないが、「そろそろ東京ガールズコレクションの時期だな」って思って、あれに出てくる若手俳優とかブレイク直前だからとチェックしたら志尊淳とか中川大志とかが出てきて「ああ、そういう路線か」と思っていたら、最後のほうで山田裕貴、吉沢亮、吉村界人って、私の趣味が!!!!!

 あいうえお順だったのでそういう並びだったらしいが、えー、山田裕貴、吉沢亮、吉村界人が出てるのなら、オバサンも見たいよおおおおお。もうチケット売り切れてるし、チケットあっても行くの恥ずかしいけど、見たいなあその並び。

 つーか、私のイチオシがすでにそういう扱いなんだってことが確認できたので、おしゃれに敏感な若い女子のつもりになって、キャーキャー言いたいと思った桜満開の春であった。と日記には書いておこう。

 日曜日のおしゃれイズムは吉沢亮くんがゲストよ!!!!!


3月28日(水)

 くっそ(「アンナチュラル」の悪影響は続いている)

 私が休んだ昨日の火曜日は薄曇りだったくせに、今日は晴れてるじゃん、くっそ。

 さて、もう今週で終わりの朝ドラ「わろてんか」であるが、我らが伊能栞が帰ってきました!
 しかも、半年前の初登場シーンと同じ「主人公のピンチを救う華麗な殺陣」で!
 そして高らかに鳴り響くあのテーマ曲!!!!!
 つーか、相手するチンピラ達があの時と同じ役者さん??????

伊能様が亡くなる寸前に「実は…出会いと再会の時に僕がやっつけたチンピラ…あれ仕込みだったんだよね…」って言い残して、おてんちゃんが「ええ!?」ってリアクションした瞬間スッと眠りについて、風太が「ちよ、おい、おい伊能はん!説明しろや!!」ってお肌ペチペチ叩くまで妄想した。

— むら@今日も元気に騒ぐ (@nasan5) 2018年3月27日

 クソ笑った。(だから「アンナチュラル」の悪影響がケイゾク中)
 しかも、伊能の胸に飛び込んできたの風太だし、その風太の顔についた粉(すいとん製作中)を優しく指で払うとか、風太どんだけヒロインよ!

 この朝ドラ、こういう悪ノリが時々凄いハマったんだけど、でも全体としては「うーん?」って時も多かったけど、この終盤の怒涛の伊能栞祭りで、なんだか帳尻合ってしまったなあ。全般的にブレなかったのは濱田岳の役なんだけど。当初「五代枠」と想定されていた伊能さんであるが、中盤では「まーた、政次みたいな役なのかよ」と思っていたけど、先週の退場時には「主人公に手を差し伸べてダンス」で、今朝は「地面にへたり込んだ主人公に手を差し伸べて」って、なんかけっこう手繋いでるので「ああ、政次が直虎に差し伸べた手はあっさり無視されたのに」ってシオリんが政次の呪いを解いてくれているかのような・・・って混ぜるな(笑)

 しっかし、料理シーンにダンスシーンに殺陣シーンって、まだやってないの歌くらい?
 もう、いっそ歌ってしまえばいいのに。

 でも、結果的に「五代様」に並ぶ、伝説のトンチキ枠になったよな「栞さま」も。
 まあ、BKはだいたいトンチキになるんだけど。東出くんも、玉鉄も永山絢斗くんも、けっこうなモノだったし、「わろてんか」の松坂桃李もそこそこけっこうなモノだった。あ、ごめん、玉木くんを入れるの忘れてた(笑)

 こうなると、次のBK朝ドラの長谷川博己が待ち遠しいですね。
 元々トンチキ属性のある長谷川博己がトンチキに定評のあるBK朝ドラで夫役って、「毒をもって毒を制す」っていうか、とんでもないトンチキ大天使が爆誕するかもしれないので、とりあえずMOZUクラスタは燃料溜め込んでスタンバイお願いします。

おてんちゃんは笑っちゃったけど、栞っちの表情は変わらないwww
襟の内側が、市松模様で氷結スカパラっぽい。#わろてんか #伊能栞  #高橋一生 https://t.co/BUZDd42wu2 pic.twitter.com/ovSbZeJJoD

— チェブノ介 (@chebunosuke_ink) 2018年3月28日

 公式インスタにアップされた、このツーショットにびっくりした。
 どっかのメディアに「高橋一生は間接照明」って記事があって「ああ、それな」って思っていたけど、これなんてまさにそうで、わかなちゃんの可愛らしさが爆発してるじゃないの。

 これは多くの人が指摘しているが、「おてんちゃん」は藤吉が死んでから断然輝いていて、それは「同志として支える伊能栞」や幼馴染の風太の存在も大きかったけど、何よりも、葵わかなちゃんは中年女性を演じていたほうが、その本性というか「落ち着いた知性」を発揮しやすかったのかな?って思った。

 「あさイチ」に出た時にびっくりしたのだが、「こんな落ち着いた風情で喋る10代女子って?」
 顔がかわいいから気づかなかったが、この子、精神年齢は30代後半というか、「頭のいい30代後半女子」って感じだった。

 その証拠が、このツーショット写真みたいに思えるのだが、「そこそこ頭のいい30代後半の今をトキメくイケメン俳優の高橋一生との、このバランス感覚」は凄いと思う。

 だいたい、こういう時は変顔するはずの高橋一生がビシっとキメ顔やってるあたりで、「わかなちゃんリスペクト」を感じて、「わかなちゃん・・・・もしかしたら、綾瀬はるかのもっと上をいくのではないか?」って期待してしまいました。

 しかし、プロのカメラマンが撮影しているとはいえ、インスタでこういう顔作れる高橋一生もほんとマジヤバなあ。ふざけてるように見えて、ちゃんと伊能栞の顔なんだもん。

 私は高橋一生をイケメンだと思ってないので、伊能栞みたいなイケメン役はイマイチだと思っていたんだけど、「ええ、もう、なんだか、イケメンでしたね」ってことでいいやって思えてきたので、つーか、もはや「葵わかなと実は付き合ってましたでも、いいです。て、ゆーか、そっちのほうがいいです。」って心境になってます。

 もう1年以上、「高橋一生とはなんだろう?」って考え続けていて、未だに答えが出ないことに焦りや不安というよりも「なんじゃこりゃ?」って感じなんですが、なんだか楽しいので、あと5年くらいこの沼で遊んでいたい。
 そういえば「アンナチュラル」で人気沸騰の米津玄師 「Lemon」だが私は「米津玄師の声があんまり好きじゃない」と突き放していたつもりだが、ガンガン脳内で再生されてるので「メロディーは好きらしい」と気がついたのだが、あの曲を田島貴男が歌ったらたぶんひれ伏すね。

 つーか、田島貴男が歌ったら、たいていの曲は全部ひれ伏すと思うんだけど(笑)

 5千億円手にしたら、「山口雄大監督に高橋一生主演映画を10億円くらいでいいかな?」っていうのの次に「田島貴男に私の好きな歌を片っぱしから録音してもらう」にしようかな?
 高橋一生は「赤い靴」ばりに血が出るまで踊らせるよ。その前にまず「春と修羅」の朗読だ。
 

3月27日(火)

 昨日の月曜日が天気良くて桜が満開で「あああああ、桜の木の下で昼寝してぇぇぇぇ」と思ったので、いきなり有給とって今日は休んで、砧公園に行った。

 平日だったけど、けっこう花見客が多く、「おひとりさま」には敷居高かったけど、満開の桜の木の下でテッド・チャンの小説読んでる私は超おしゃれだった。
 (心の中では・・・・ビジュアル的には太ったオバサンがくたびれたチェックのネルシャツ着て、くたびれたジーンズ履いて、履き古したスニーカー脱いで、穴開きそうな靴下履いてシートに寝そべって氷結飲みながら文庫本読んでいただけ。身につけている物が全部ボロなのは、着古した物の方が好きだからです。穴開く寸前のシーツとか超好き)

 砧公園の桜満開って初めて観たけど、桜の木がけっこうデカいので見応えありました。

 そういや、「シェイプ・オブ・ウォーター」ですが一晩寝て思ったのだが、あの主人公はファーストカットで「寝てるときに水没してた」し、「浴槽でオナニー?」って感じで違和感があったのだが、そっか、「川で拾われた孤児」って設定もあったので、元々、水棲系の人だったんだよね?

 そう考えると、半魚人の王子様とすぐにラブラブになるのも納得できる。

 休みだったから、朝ドラを観たあとNHK付けっぱなしにしていたら、佐川氏の証人喚問やっていたけど、なんだかよくわからなかった。
 すんごく頭いい人たちが繰り広げる茶番劇のようだったが、あれ、落としどころはどこになるのだろう?

3月26日(月)

●映画「シェイプ・オブ・ウォーター」

 この映画を観に行ったのは、アカデミー賞とったからではなくて「パディントンのお母さん役の人が主役だから」でした。(厳密に言うと「パディントンが居候している一家のお母さん役」だが)
 あと、大河ドラマクラスタやカップル厨イセクラにも評判良かったので。

 最初は「アメリか?」って思ったんだけど、途中で「美女と野獣」みたいになって、そしたら「グリーン・マイル」みたいなことになってて、そんで最後の方は「何かが決定的に違うけどタランティーノの暴力描写」って感じでした。
 どうやら私は「E.T.」的なものを期待していたので、「異生物と心を通わせる」っていう描写を求めていたらしく「え?すぐ懐いちゃうの?」ってあたりが物足らなかったなあ。

 そもそもあの半魚人はなんで人間に捕獲されちゃったんだい?
 そして冷戦時代の米ソがなんであの半魚人を奪い合う(?)のか、よく考えてみるとわからない。なんか宇宙開発に役に立つとか言っていたが、サラっとセリフで説明していたので、よくわからなかった。

 私、たぶんデルトロ監督の作品って観たことないんだよな。
 でも、漂うB級感とか、オマージュ感とかけっこう好きだったけど、だからこそ「え?これがアカデミー賞映画?」って戸惑う。

 「差別」を真正面から描いているので、そういうあたりも批評家ウケしたのかもしれないけど、私にはそこがちょっとキツかったかなあ。
 あのサディスト敵役は怖すぎで良かったけど、もっとただのドSド変態野郎で良かったんじゃないかなあ。
 声が出ない女に萌えるって設定、ほんとド変態で面白かったんだけど。

 うーん、そう考えると、やっぱ雰囲気似てるけど、私はタランティーノ監督の方が趣味だなあ、ってこの一作品だけで言うのもなんだけど、そう思った。

 あと、この映画、ハリウッド映画にしてはすごく低予算なんじゃ?
 ロケも少ないし、CGも比較的控えめというか、半魚人なんてウルトラマン・シリーズみたいだったし、もしかしたらきょうびCGでやらない方が金かかるのかもしれないけど、最近観た洋画が「スター・ウォーズ」だったり「キングスマン」だったり「パディントン」だったり「ブレードランナー2049」だったり、洋画じゃないけど「空海」だったり、と「いいなあ、いっぱいお金あって」って映画ばかりだったので、あ、そうそう「バーフバリ」とかも(笑)

 ああいうのに比べると、この映画って研究所内と主人公の部屋の中がほとんどだったので、私が思うハリウッド映画っぽくなかったなあ。ネットで検索したら制作費が1930万ドルって出てきたけど、えっと、100万ドルが1億円くらいだから、え?たったの20億円?

 調べてみたら「ダンケルク」が100億円だったので、20億円って安い方ですよね、たぶん。

 でも、だからなのか、アカデミー賞作品にしては客入って無かった。
 まあデルトロ監督だし、出演俳優も地味っちゃ地味だったし、日本では10億円超えれば御の字なのかも。
 そもそもR15指定だし(笑)
 そうそう、R15だったので私はグロを警戒していたのですが、主にエロの方で引っかかったんですね。
 すっげえ久々に観たよ、ぼかし(笑)
 主人公の入浴シーンでの下の毛は見えていたので「これくらいはいつのまにかオッケーになっていたんだっけ?」と思っていたら、まさかの、あの超怖い敵役のファックシーンで。「そこ、ぼかしいる?」って思ったのだが、まあ、なんだか久々に会えて嬉しかったよ「ぼかし」

 さて、これでしばらく「映画観なきゃ」からは解放されますかね?

 次の山場はゴールデン・ウィークだし、4月クールドラマが始まるのもまだ先なので、どうしよっかなあ?


3月25日(日)

 昨日の続きだけど、会社でM嬢に「いつもポケットにショパンはなんで実写化されなかったんだろう?」って話してて、「最近は漫画原作の映画ばかりだけど、昔はそうじゃなかったのかなあ?」なんて言っていたら「そういや、今度、ママレード・ボーイっていうの映画でやるんだけど」って言ったら、M嬢が「え?それって、私が学生の頃流行った漫画だよ?」と言うので「え?けっこう古いんだ」と初めて知った。

 1995年に連載終了しているから、もう20年も前の作品なんだ。
 それをなんでいまさら映画化?
 M嬢はこの作家の別の作品の方が好きで、ママレード・ボーイはあまり面白くなかったらしい。

 それを聞いて、「う・・・そうなんだ、いや、あらすじや予告編見てもダメな感じしかしないから、ほんと観るのどうしようか激しく迷ってるんだよ。果たして吉沢亮の美貌を堪能することに見合うのか?って」と言ったら、「ミヤノさんがこれ観るかと思うと超ウケるから、逆に絶対に観てほしい」って言われた(笑)

 そっか、ウケるのか・・・・・だったら・・・・君が喜んでくれるのなら僕は地獄にだって行くさ・・・・

 その話の流れで「ミヤノさんの泣ける映画って何?」って聞かれたのだが「泣ける?あれ?パっと思いつかないなあ」
 それでネットで「泣ける映画」を検索したのだが、「タイタニック」と「世界の中心で愛を叫ぶ」は私もM嬢も全く泣けなかったことで一致した。

 「でも、私、動物が死んじゃうと無条件で泣くけどな」って言って思い出したのが「E.T.」だったのだが、あれって動物死んじゃう系ですよね(笑)
 E.T.が生き返って、そこから逃げるクライマックスは何度観ても泣ける。

 しかしM嬢は「E.T.って泣けたっけ?」とピンと来ないらしい。というか、たぶん「E.T.」をちゃんと観たことなくて「スター・ウォーズ」みたいなSF映画だと思ってるようだ。

 M嬢が挙げたのが「あの脱走するやつ」って言うから「大脱走?」って言ったら「それは古すぎる」って突っ込まれて、「ショーシャンクの空に」だったんだけど、確かにあれは感動したけど、観たのが昔すぎて泣いたのかどうか覚えていない。

 私はけっこう簡単に泣くほうなので、映画でもけっこうボロボロ泣いてるのは多いはずだが「これ」っていうのがなかなか無いなあ。「泣きたい時に読む漫画」はあるけど。

 デンゼルたんの「マイ・ボディ・ガード」の時はラストでたぶん号泣してたはず。
 あと「シン・ゴジラ」でゴジラがビムビムビームするところでも泣いてたし、通勤列車爆弾のところでも「ああああ、山手線が京浜東北線があああああ」って泣いてたような?

 あと「トトロ」でも猫バスが出てくると、その時のコンディションにもよるが、たいてい泣いている。酒飲みながら見てるとほぼ泣いている。
 「嘘を愛する女」でもラストシーンで泣いていたし、「メッセージ」でも泣いてたし、「ブレードランナー2049」でも泣いてた。「散歩する侵略者」も泣いたな。

 そっか、なんでもかんでも泣いてるから、わざわざ「泣ける映画」を観に行ってないんだな(笑)

●「デッドフレイ 青い殺意」NHK 第41回創作テレビドラマ大賞

 やってるの知らなくて後から慌ててオンデマンドで観たんだけど、確かこれが井之脇海君の初主演ドラマなんだよね?
 私にとっての井之脇海は朝ドラ「ごちそうさん」の主人公の弟だったのだが、大河ドラマ「おんな城主直虎」では政次の甥っ子で直政の従兄弟という、高橋一生と菅田将暉の親戚役という良ポジションを演じて一般的知名度が急上昇中である。

 そんでこのドラマでの役は「アル中の父親の扱いに悩んでるコミュ障青年」で、AIの女の子と会話できるアプリだけが友達で・・・・って、このバーチャル彼女設定って「ブレードランナー2049」と同じだけど、パクリっていうよりも、まあ、だいたいみんな考えることは同じってことか。

 ドラマ的には短編の部類なので、少し浅いところはあったけど、孤独や苦悩を抱えて井之脇くんが、美貌の人妻ミムラに出会ってサスペンス展開するうちに、一歩前に進むっていう話で、井之脇海ファン的には大満足な作品だったのではないでしょうか?

 「不憫枠」としては、ここ数年、窪田正孝の独断上でしたが、なぜか30代半ばの高橋一生がその牙城に絡んできて、そうこうしているうちに窪田正孝も29歳になったところで、井之脇海22歳が不憫枠に立候補してきた作品と捉えていいんですよね?

 ところで、千葉哲也ってこんなゲスい役ばっかやってない?
 たまには、「いい人」の役も・・・・ああああ「真田丸」では豊臣秀長役だった、すみませんでした!

 さて、またTVerに「グ・ラ・メ」があがってしまったので、「清沢料理長ぉぉぉぉぅぉぉ!」って引きこもって見てしまいました。
 ほんと「グ・ラ・メ」はドラマとしての出来はイマイチなのだが、清沢総料理長の美しさは格別で、身始めるとずっと見てしまうのですよ。

 去年の桜の季節にうっかり高橋一生過去作品漁りにハマって休日に引きこもっていたら座骨神経痛発症したので「おなじ轍は踏むまい」と思っていたのに、またあっさり「清沢料理長ぉぉぅっぉぅぉぉ!」に陥るとは、恐るべし清沢晴樹。

 とか言ってる場合じゃない、と、お花見がてら1万5千歩散歩しました。
 桜満開で気持ち良かった。


3月24日(土)

 やっとエレカシ・トリビュート盤届いたのでさっそく聴いてみたが、なかなか良いアルバムですね。バランスがいい感じ。つーか、私は田島貴男と高橋一生と斉藤和義しか知らないのだが、三人とも大好きなのでそれだけで十分だし、知らないアーチストさんたちの楽曲もほんと良かったです。

 で、高橋一生に関しては、やはり「プロの歌い手」と発声が違うというか、役者の舞台俳優の発声だなあ、って思うのだが、変に上手くまとめないで、アレでやったことが今は「味」なんだと思った。
 だから、もっと無難に「カラオケで超上手いシロート」っぽく歌うこともできたはずだから(「からたちの道」とか「Little Sky」みたいに)

 それにしても、私の野望は「高橋一生にオザケンのラブリー熱唱してもらいたい」なのだが、この「俺たちの明日」の斜め上の熱唱により、ずっと脳内再生していた「高橋一生のラブリー」がもっと激しいものに上書きされてしまった。
 ずっと脳内再生していた「ラブリー」は「3人くらい殺してる感じ」だったんだけど(笑)、新しい「ラブリー」は「30人くらい殺してる感じ」になってしまったぜ。(「アンナチュラル」にも影響を受け)

 そういや昨日は「#アンナチュラル11話」で大喜利始まっていたが、私が一番笑ったのは「六郎(窪田正孝)の兄が長谷川博己と高橋一生だった」ってやつで、「なにその医者三兄弟超見てー」

 あれ?でも、高橋一生は医者役けっこうやってるけど、白衣着た長谷川博己って観た記憶ないな?
 長谷川博己ってずっと舞台俳優で、30代になってからテレビに出てきたので、意外と出演作少ないんですよね。映画「海月姫」見て「わああ、長谷川博己の御曹司役って初めて見た」って思ったし。まあ「シン・ゴジラ」の役も政治家の息子役だったから御曹司っちゃ御曹司だったんだけど。ああいうのじゃなくて、もっと王道な御曹司役やっててもおかしくない役者だったのに(ラブコメで主人公のライバル的な)、20代に映像作品に出てなかったのでそういう機会がなかったようだ。

 さて、今日は出勤していたのだが、先日「次の朝ドラに、くらもちふさこ先生の漫画が!」って話なったら、同僚M嬢が「たぶん読んだことがない」と言うので、今日は私が「別マ系はほとんど処分してしまったが、これだけは手放せなかった」という「いつもポケットにショパン」を持っていって「まあ、予習だと思って読んでみてよ」と差し出した。

 久々にクローゼットの奥からひっぱりだしてみたら、まっ茶色に変色しててさ(笑)
 出版年確認してみたら、1981年でどれも第1版だったわよ。
 連載中も楽しみにしていたんだけど、コミックス出るたびに買っていたんだよね。
 37年前ですよ。
 戦後70年なんでしたっけ?
 戦後から今の時間の中間点より戦後寄り!!!!!
 私の思春期がどんどん戦後寄りになっていく!!!!!

 つーか、もはや「昭和」ってだけで、「戦争のあった時代」に吸収されていく!!!!

 この間も「地下鉄サリン事件から23年」って、あの事件のあった年に生まれた子がもう社会人なのかよっ、って心の中で盛大にヘッドバンキングした。

 いつの頃かなあ?「もしかして昭和生まれって、そのうち明治生まれみたいな扱いされるんじゃね?」って思ったんだけど、確実にそうなってますね。

 で、「いつもポケットにショパン」ですが、改めて読んでみると、「ほんとけっこう韓流ドラマ」というのか、わりと展開が早いし、後半になって突然お父さんが現れるあたりがけっこう好きです。
 つーか、「なんで、これが今までドラマや映画化されなかったんだろう?」って逆に不思議なくらいだ。

 あの時代の王道少女漫画は意外と見落とされてていたのかも。
 だって、今になって宝塚がやっと「ポーの一族」やってるんですもん。
3月23日(金)

 「アンナチュラル」のない金曜日がさびしぃよぉぉぉぉ・・・

 そういえば、朝ドラ「春の凋落祭りアンド伊能栞祭り」やエレカシ・トリビュートの話題で盛り上がるイセクラさんたちをまた観察していたんだけど、皆さん、けっこう中村倫也に傾いてましたわね。さすがナカーマですわ(笑)
 「ホリデイラブ」の中村倫也はほんと最高だったからなあ。
 そして私は「きみ棲み」の向井理にも夢中だったので、「どんだけモラハラ男大好きなんだよっ」って自分にツッコんでました。

 こういうのってアレと同じですよね、たぶん。
 ゴジラに自宅付近や会社踏み潰されてキャーキャー喜んでいるけど、実際に踏み潰されたら嫌に決まってんだろ的な。
 「シン・ゴジラ」を私は二子玉川のシネコンで観ていたのだが、ゴジラが武蔵小杉に来たので「うわ、近所じゃん、ヤバい、ニコタマにも来ちゃう?私が今いるところも破壊されちゃう?」ってけっこうドキドキしていたし、ニコタマに来てくれなかったのでガッカリしたし。

 なので、モラハラとかDVとかクズに萌えてしまうのは、ホラー映画とかパニック映画楽しんでいるのと同じ心境だと思うわけです。

 テクノ時代に友人が某音楽ライター氏と付き合っててさ。
 その人、その界隈では有名なイケメンさんだったんだけど(高橋克典系だと言われていた)、何度か一緒に食事したことあったんだけど、「モラハラの香りがする」って思っていたんだけど、当時はモラハラって言葉なかったので「顔はカッコいいけど、性格悪そうだな」って思っていた。

 結局、そんな長続きしなかったんだけど、別れた後で友人から「あの人、精神的に不安定で、激昂すると殴られた」って話聞いて「やっぱな」って思ったんだけど、でも顔はカッコよかったんですよ、顔は(笑)

 この話も前に日記に書いたが、その顔だけはカッコいい男がいきなりうちに電話かけてきて、「は?なんで私の電話番号知ってるの?」って驚いていたら「実は、◯◯とは別れたので、ミヤノさんには自分からそれを言いたくて」とか言ってきやがったので「でも、なんで私の電話番号を?」って問い詰めたら、友人のアドレス帳を盗み見たらしく、「・・・・それはご丁寧にありがとうございます」としか言いようがなかったんだけど、「え?もしかしてこいつ、私にコナかけてるの?」って激しく動揺したのは、だから顔がカッコよかったからです。すみませんでした。

 速攻で友人に「こんな電話が!」って報告したら、「あいつ、ミヤノさんのこと気に入っていたからねえ」って言われたが、あの頃の私は、なぜかことごとく「友人の彼氏」からの評価が高く、「うちの彼氏、ミヤノさんのこと大好きなんですよ」って言われたこともあったが、それって、彼女に向かって「あの友達、いい人だね、また一緒に飲みに誘おうよ」って言えるのって、「いい人だけど全然タイプじゃないから安心してね」ってことだと思うので、すっげえ複雑な気分になったんだよな。

 まあ、いい意味で解釈すると「彼女がすごく信頼している女友達みたいだけど、僕も彼女のこと、いい人だと思うから、たまに一緒に飲みに行ってもいいな、彼女だったら」って感じの話だし、だから、なんだかあの頃はやたらと「友達カップルと私の3人で行動」ってことが多くて、「よくよく考えたら、これダメじゃん?」って思ったんだよね。

 だから「彼氏に紹介したくない感じの女友達」じゃないとダメじゃんね?

 さらに私はそういう「ミヤノさん、いい人じゃん!オレは大好きだよ?」っていう友人の彼氏である年下男子に「もっと積極的にスキスキってやらないと」とハッパかけられたこともある。

 「はあ・・・・私なりに、やってるつもりなんですが?」
 「そんなんじゃ男はわからないよ。もっと、積極的にならなくちゃ!」

 ???なにいってんの?
 おめーが私の何を知ってるって言うのだ?
 私が友達の彼氏であるオメーに全く興味を示さないのは「タイプじゃないから」であって、少年ジャンプの主人みたいな貴様には興味がない。こっちは白泉社系なんじゃゴラ。

 よく覚えてるよ、あの男子に私が「私の好きなタイプのイケメン」を語ったら、「あんたさあ、そういう二次元ばかり追いかけてるからさあ」って感じで呆れられたの。
 ピキっときて「これは、そういうのと付き合いたいって言ってるわけじゃなくて、美術品のように愛しているだけであって」と説明しても、とうとうわかってくれなかった。

 最近でも「高橋一生の熱愛報道で、ババアどもが発狂」とかいうツイート眺めると「ああ、あの頃の彼みたいな人だと、そういう捉え方本当にしそう」と懐かしく思い出す。
 ごめんね、君よりもずっと、手の届かないところにいるアイドルが好きで、ごめんね。

 ただ、あの頃の彼みたいな「すべての女はフツー俺のこと好きになるはず」な男子を知っていると、「ホリデイラブ」のリナみたいな子がリアリティ増すので、いい経験したと思ってる。

 彼が離婚することになった時に「絶対に離婚はダメだ、子供のためにならない」って言っているのをゾっとしながら聞いていたけど、その頃、別の友人が離婚ですったもんだしていたので、「ああ、旦那がこういう感じだとマジ怖いな」って思って同情していたけど、「別れた嫁が再婚して、オレの娘の父親に他人の男がなるの絶対無理」っていう心境も少なからずわかってしまったので、辛かったなあ、あの頃は。


3月22日(木)

 やっぱりな。
 次の朝ドラ「半分、青い」の番組紹介が流れただけなのに、「あの頃はビニール傘じゃなかった」とか「学校のプリントはわら半紙じゃなかった?」とか、すでに時代考証班が活動してました。

 そして、また会社で恒例の「くらもちふさこ読んだことある人」調査をしたら、アラフォーさんたちは「名前は知ってるけど読んだことがない」そうで、岡崎京子よりは知名度あったけど、まあ、そんなことだろうとは思っていたからショック少なかったけどさ。

 だから、どんな形であれ、朝ドラで取り上げてもらうのは、やはり「いいこと」だと思う。

 てゆーか「どんな感じの漫画?」って聞かれても「うーん」って困るんだよね。くらもちふさこの魅力ってなんだろう?
 あらすじ語るだけじゃ、全然ダメだし。
 「いつもポケットにショパン」なんて、一緒にピアノ習ってた幼馴染の男子がいたんだけど、二人のお母さんは元ライバル同士で、そんで幼馴染は海外に留学したんだけど、そこで事故に遭って消息不明だったんだけど、高校生になったら再会して・・・・とか説明していると、まるで韓流ドラマみたいだし。

 「おしゃべり階段」とか、「どんがらし」ってあだ名の髪を赤く染めたカッコいい男子が主人公のことなぜか好きになるんだけど、主人公は「線」って名前の男子のことが気になってて、「線」には「円」って弟がいて・・・・あと、なんだったっけ?

 「東京のカサノバ」・・・・主人公にはすごいかっこいいカメラマンの兄がいたが、その兄は実は有名女優の隠し子で、主人公の母がその女優のマネージャーだったので養子にしていたので血は繋がっておらず、そのカッコいい兄は実は主人公のことをずっと好きだった。って書いててもキモいが、連載中に読んでいてもキモかったんだけど(笑)

 だから、くらもちふさこって一見「王道」的な雰囲気の少女漫画だったんですが、けっこう狂ってる作品ばかりだったので、他人に胸張って勧められないんですよね。
 思い出してみると、だから韓流ドラマも真っ青のヤバヤバ設定なんだけど、あの絵柄とふんわりとした心情描写で甘々な少女漫画っぽくなってるけど、けっこうドギついので。

 まあ、でも「いつもポケットにショパン」はけっこう王道なので、だから、この際だから、映画化してくれてもよくてよ?

 ところで、昨日あたりが「去年のカルテットの最終回だった」ってつぶやきを見て「はあ、一年って長いな」って遠い目になったのですが、1年前「なに、この沼、けっこう深い」って生まれて初めて沼落ちして、「なんじゃこりゃ?」って己を観察しつつ、沼の底から全く這い上がれないでいるのですが、それはいいとして「カルテット」の時に初めて「TVer」っていうのを知って、あれで何度も「カルテット」再生していたのですが、この春の改編期になったら、各局が大量にTVerに投入していて、なんだか凄いことになってます。「グ・ラ・メ」も「校閲ガール」も「女王の教室」も「花咲舞が黙ってない」も、さらには「花より男子」までも、あと「僕のヤバイ妻」も「結婚できない男」も、「古畑任三郎」」まで。

 誰がなにを意図してこうなったのかわかりませんが、「JINー仁」とか「ケイゾク」まで投下されてるので、ほんとなにがなんだか全然わからない。


3月21日(水)

 今日はこれ。例のエレカシのだが、「なかなか事前に出てこないな」って思っていたらギリギリになって視聴が始まったようです。

毎週追加してきたエレファントカシマシ トリビュートアルバム3の楽曲試聴。発売前日にして最後となる今回は、SUPER BEAVERの「四月の風」と、東京スカパラダイスオーケストラ×高橋一生さんの「俺たちの明日」を一挙2曲公開。これにて全曲ご試聴可能。改めてご賞味下さい。https://t.co/EBlmj7RfEj

— エレファントカシマシ (@elekashi30th) 2018年3月20日

 聴いて声の張り上げ具合にもびっくりしたが、この曲ってこんなにキー高かったのか!

 エレカシ宮本くんの声質だとそれほど高く聞こえなかったんだけど、そうだったんだ。
 私、絶対音感とかそういうの全然ないし、音楽的素養も無いので、こういうのほんとわからないなあ。

 ある程度、そういうのわかっていた人は「あの曲を高橋一生が歌うのなら普通はキー下げてくるだろう」と思っていたらしく「原曲と同じキーでやりきった」ということに驚いているようです。

 しかし映画「空海」でもそうだったけど、声だけだと思い切ったことするんだなあ。
 そりゃ芝居だと、ビジュアルとのバランスが大切だけど、声だけだと顔関係ないからね。そういやゲームのファイナル・ファンタジーのCVでも、聴いたことないような野太い声出していた。キャラクターが筋肉ムキムキだったからね。
 ファイナル・ファンタジーはブレイク前に起用しているようなので(今ではありえない白Tシャツ姿の写真があがっている)、あまり高橋一生のことは宣伝していないようだ。あまり意味がないから(笑)。

 さて、今日は朝から雨という予報だったが、予報通りに雨降っていたので「さーて、ゴロゴロすっか」ってゴロゴロしていたんだけど、昼頃外が静かだったので「小降りになったかな?」って窓開けたら、隣の家の屋根が真っ白だったので驚いた。
 先日も会社の無難な世間話で「今週は寒くなるらしいですね?」「桜が開花してから雪降ることもたまにありますしね?」なんて言っていたのだが、まさかの「桜と雪」のコラボになってしまった。

 そして次の朝ドラの紹介番組やっていたのだが、「くらもちふさこ」先生の漫画が使われるとは!
 トヨエツが漫画家って設定は先に発表されていたが、そのトヨエツが「くらもちふさこ」の漫画描いてる役になるとは!

 こういうのって珍しいよね?
 そりゃ「ゲゲゲの女房」では水木しげるがモデルだったので水木漫画がそのまま使われていたけど、完全フィクション設定での小道具としての漫画に実在の漫画作品が使用されるなんて。
 ネットでは賛否両論が飛び交っていたが、私は「やったーーー」って感じです。
 くらもちふさこは、そりゃ別冊マーガレットの看板作家だったし、少女漫画ファンにとっては大先生だけど、その作家性はそれほど世間一般には知れ渡ってないと思うので、朝ドラにかけられることで別の視点から再評価されたらいいなあ、って思います。

 「いつもポケットにショパン」とか、そもそも映像化されなかったことが不思議なくらいだ。
 いっそのこと、永野芽郁と佐藤健で「いつもポケットにショパン」をドラマ化したほうがよかったのでは?(笑)

 あー、でもそう考えると「東京のカサノバ」とか「A-Girl」の、あのあたりの「ちょっとわけわからない男」の感じって、今の高橋一生的な感じありますね。
 私は当時高校生だったので、あの頃のくらもち先生が描くカッコいい男性像が少し謎だったんだけど、そっか、だから、「ツイッターで高橋一生カッコいいと言ってる若い女子風のアカウントは、嘘だろう(若い女子じゃねーだろ釣りだろ)」と思っていたのですが、「くらもちふさこ的世界観を彷彿とさせる高橋一生」と考えると、そういう女子高生も本当にいるのかもしれない。

 さて、次の朝ドラ「半分、青い」ですが、北川悦吏子脚本ってことで期待半分、警戒半分って感じなのですが、主人公の年齢設定が私より5歳下で、少しズレてはいるけど、ほぼ同世代ってことになるんですよね。
 そして、この年代はジャンジャンバリバリネットで書き込んでいるので、凄い厳しいですよね、時代考証が(笑)

 「ひよっこ」は、うちの母とほぼ同じ年の子がヒロインで、だから母も真剣に観ていたようですが、あの世代はテレビ画面に向かって「ええ、それはそうじゃなかったでしょう」とは言うけど、SNSとかやってる人はごく少数なので、時代考証的な話題は少なかったが、今度の朝ドラは「バブル期に高校生だった」っていう設定なので、時代考証の専門家が大量発生するんだよなあ(笑)

 あとやっぱ、「佐藤健くん、美しいな」って思って観ていたのですが、佐藤健が出てるドラマって「天皇の料理番」くらいしかちゃんと見たことなかったのですが、意外と小さいんですね。身長が公称170センチだったんだ。

 そのあたりが、どっちかというと映画で活躍している理由なんでしょうか?

●「君がこころに棲みついた」最終回

 このクール、ほんと豊作だったんだけど、次々と最終回を迎えてしまって、なんだか寂しい。
 そして、このドラマの最終回の向井理はやはり最高でした。
 大学卒業して何年も経っているはずなのに、大学の部室で練炭自殺しようとしている向井理っていうのに「ぷっ」って笑ってしまったんだけど、向井理の異変を察知して駆け込んできた吉岡里帆ちゃんを道連れにしようというシーンで「ああ、私、この向井理だったら一緒に死んでもいいな」って思ったので相当重症です。

 桐谷健太と向井理が対峙するシーンでも、やっぱどう考えても向井理でしょう。

 と半ば冗談ぽく「このドラマ、結局、主役は向井理だったのでは?」って思っていたら、ラストカットで雑踏に佇む超かっこいい向井理のカットで「道歩いていて、こんなのとすれ違ったら速攻跡つけるっしょwww」って思った。

 これはもう「星名さんの、その後のスピンオフください」案件でしょう。

 無職になり、街を彷徨い、行き倒れた星名さんを風俗嬢の川栄ちゃんが拾って(どっかで見たことのある設定だがwww)一緒に暮らすうちに星名に初めての愛情が芽生えたんだけど、川栄ちゃんの元カレだかストーカーに嫉妬されて背中をナイフで刺され、遠のく意識の中で「お前が俺の心に棲みついた・・・・」って言って死んじゃうの、超観たい。


3月20日(火)

 また映画情報だ。

高橋一生×川口春奈、W主演で純愛ラブストーリーを実写映画化<本人コメント> #高橋一生 #川口春奈 【ほか写真あり】https://t.co/iEVtb6EWGQ

— モデルプレス (@modelpress) 2018年3月19日

 「恋愛映画初主演」になってるけど、そもそも今までに主演した映画って「ミートボールマシン」と「blank13」くらいじゃない?
 本人も「年齢的にこういう恋愛ものに出る機会は少なくなると思うから」って言っているけど、そもそもまともな恋愛ものなんてドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」だけじゃね?

 それにしても、私は川口春奈ってほとんど観たことないなあ・・・・って、そうか「夫のカノジョ」はちょっとだけ観たなあ。「低視聴率記録更新」って報道されていたので「どれどれ」って観てみたのだが、20歳のOLと主婦が入れ替わるって設定が難しかったかなあ、と思った。同性同士の入れ替わりモノって難しいんだよね。

 と思っていたら、その後NHKの「さよなら私」が石田ゆり子と永作博美の入れ替わりモノで、それは二人の性格が正反対だったので、けっこう面白かったんだよなあ。だから「ああ、同性入れ替わりでもやりようによっては面白いじゃん」って思っていたら、「民王」で父と息子が入れ替わるっていうのやってて、怒鳴り散らす菅田将暉とメソメソ泣いてる遠藤憲一は最高でした。

 で、「夫のカノジョ」以来、川口春奈をちゃんと見たこともないので、顔もよく覚えてなかったので「お手並み拝見させていただきます」って所存なのですが、いきなり「イッセイさん大好きでずっと共演したかったんです」ってグイグイ来たぞ?
 森川葵の公開告白からーの熱愛報道の余熱で燻ってる中でのこの発言って、爆弾発言じゃなくて事務所の承認得てるはずで、ある意味計算なんだと思うけど、カップル厨傾向のイセクラさんたちはイッセイにガタっと立ち上がりました(笑)

 「なにこれ?若い女優さんの中で高橋一生に公開告白するのが流行ってるの?」「それならもうジャンジャン来い、全て受け入れるから」

 まさみイッセイも、たくみイッセイも終了しちゃって退屈してたからね(笑)

 私は森川葵と川口春奈がキャットファイトしている映像を妄想して「もう一人くらい欲しいな。橋本環奈とか?」って動かしていたのですが、「おや?若いおなごに囲まれて、なにやっておるのじゃ政次」って柴咲コウが回収してくれると嬉しいな・・・・・でも、回収するのはやっぱ瀬戸康史(女装)なんだろうか?

 まあ映画公開は来年なので、二人並んで宣伝行脚するのを楽しみにしております。

 ですから、私だけなのかもしれないけど、去年くらいにやっと橋本環奈とか二階堂ふみとか広瀬すずあたりの名前と顔が一致してきたのですが、川口春奈の輪郭はまだボヤけてますので、こういう中高年女性に顔と名前ばっちりアピールできるよう高橋一生とがっつり絡んでください。がんばってね!

 全然話は変わるが、ここんとこ「めんつゆ」の話題が盛り上がっていて、たぶん「めんつゆ使うなんて失格」っていう話が炎上しているらしいが、この手の話って「ほんとにそんなこと言う人」って全くいないわけじゃないけど少数派だと思うし、でも「電車内での子供の泣き声に寛大じゃない人」がたまにいるのと同じで「でも、大丈夫な人の方が圧倒的多数」って話なんだけど、まあ、そういう話でわちゃわちゃやってると「色んな意見があるものだなあ」って、いったいなんの話だかだんだんわけわからなくなってくる感じってよくあるよね。

 そのあたりが「国民ひとりひとりの声を真摯に受け止め」って本気でやってると、結局なにも出来ないだろうっていう「民主主義とは?」って話になって、それはもう、ツイッターに溢れかえる「クソリプ」を眺めるだけでもよーくわかるが・・・・って、いや、だから「めんつゆ」の話ね。

 これも何度か日記に書いていると思うが、25年くらい前に、職場の出入り業者の男性が「不思議ちゃん」と結婚した。
 男性の方は当時30代半ばだったかなあ?
 気のいいおバカ系の人で、業界内ではオジサンたちにとても可愛がられていた。
 でも、私は彼のことをあまり好きじゃなかった。
 明らかに「頭よくないけど、甘やかされて育ったわがまま気質を上手く人付き合いで発揮している」ってタイプの人で、男だったから見過ごされているけど、あれが女性だったら「ブスだけど、かわい子ぶってオジサンたちに取り入ってる」って感じの人だった。

 今考えると、彼は20代の頃は「ブスだけど愛嬌あって、みんなに可愛がられるアタシ」で世渡りできたんだろうけど、そのまま30代半ばになってもそれが通用しなくなって、「ちゃんとした大人にならないといけない」って時期だったのだろう。

 私が彼のことを嫌いだったエピソードとしては、数名でファミレスに行く機会があり(バブル期だったので、会社の用事でファミレスに入るなどほとんどなかったのだが、近郊に遠出していたので他に選択肢がなかったのだと思う)、皆んなは「じゃあ、私はこのスパゲティ」とか「ハンバーグセット」とか、自分の食べる物を注文していたのだが、彼は「ドリアにピザにハンバーグにスパゲティ」みたいな、「え?そんなに食べられないじゃん?」なオーダーをした。
 しかし、彼がデブだったので「そのくらいぺろりと食べるのかなあ」と思っていたら、全部半分くらい残したのである。(それでも普通の人の2倍くらい食べているのだが)

 20代前半だった私には、「半分以上食べ残された皿が並ぶ」って光景がかなりショックだった。
 その時、一緒にいた大人な人が「もう少し考えて注文すればいいのに」って苦言を言ったのだが、彼は「それはわかるんですけど、メニュー見るとあれもこれもって食べたくなっちゃって、てへ?」って感じだった。

 同席していた私と同世代の女子も「ああいう食べ方する人、一番嫌い」って後で愚痴っていたので、ほんと彼はダメな人だったんですよね。
 で、そんな彼に婚約者ができて、私も結婚前に何回か会ったことあるんだけど、私とそんなに年が違わない女性で、でもけっこう美人で小柄でスリムだけど胸はけっこうある子で「外見はけっこう上物なんだけど」と思ったけど、雰囲氣や立ち居振る舞いが「この人とは絶対に友達になれない」って感じで、会社の人たちとも「あの婚約者なかり変わった人だよね?」って話ていたけど、彼もけっこうダメ系だったから、あのくらい変わってる子じゃないと食いつかないか、と分析されていた。

 その婚約者が「ただの不思議ちゃん」ではないことが露呈したのは結婚式の顛末で、彼は芸能人がよく披露宴をする一流ホテルで披露宴したのだが(だからまだバブル時代)、不思議ちゃんな婚約者の親族たちは、その一流ホテルに宿泊してルームサービスもなにもかも「新郎側で伝票切った」らしい。

 そのホテルの担当者はうちの会社が大物俳優の「芸能生活30周年パーティー」などを仕切ってくれていた、古き良き時代のホテルマンだったのだが、そういう縁で彼の結婚披露宴も「お得意様価格」でやってくれていたのだが、新婦親族による「新郎側につけておいてね」伝票の多さに「え?これでいいんですか?」って慌てて確認しに来たよ。

 それで垣間見えたのが、新婦のご親族たちは、この結婚を「玉の輿」みたいに捉えていたことだ。
 新郎は確かにバブル期の業界でブイブイ言わせていたので、披露宴には大物俳優も出席していたし、それでなんか勘違いしていたんでしょうね。
 新婦の両親が一番勘違いしていたようだ。

 その新郎の仕事は、「美術スタッフ」みたいなもので、でも俳優さんたちに気に入られて、自宅のデザインなんかもやっていたので「大物俳優にも知人が多い」ってことになっていただけで・・・・

 そうそう、結婚前にその彼が語っていた「あの子、ちょっとズレてるのかも?」ってエピソードに、「うちの娘は料理ができません」って話があって、普通ならそれって「ちゃんと料理を教えてなくてすみません」って話になると思うだけど、婚約者の母は「うちはいつも出前だったので」って言ったそうで、まるで「出前で済ませるほうがセレブ」って思っているようだった、らしい。「恥ずかしならが、我が家は出前が多くて」ってニュアンスじゃなくて「うちは基本的に出前だったので、だからうちの娘は料理はしません」って態度だったらしい。

 「それは、そうとうズレてるな」って思っていたんだけど、結婚後に新郎の両親とその「不思議ちゃん」が同居するっていうので「嫌な予感しかしないな」と思っていたら、「めんつゆ」の話を聞かされた。

 両親と新婚夫婦が揃った休日に「昼は素麺にしようか」ということになり、嫁が「私が作ります」と言うのでお任せしていたら、醤油に椎茸の石づき部分を浸していたので「なにしてるの?」って聞いたら「めんつゆを作っています」

 「え?それだけじゃ、めんつゆにならないよ?」って言っても「うちではずっとそうしてきた」って譲らないので、仕方がないから好きにさせたんだけど、案の定、できあがった「めんつゆ」はしいたけ風味の醤油を薄めただけなので、とてもじゃないけど食べられなかったらしい。

 その話聞いた時に「なんで、めんつゆの素使おうと思わないんだろう」と思ったんだけど、たぶんその家では椎茸の捨てる部分を醤油に漬けて利用していたのをなんか勘違いしていたんでしょうね。もしかするとその家では本当にそれをめんつゆにしていたのかもしれないけど。

 今となってみると、あの嫁もけっこうかわいそうな子だったのかもしれないけど、そうだ、思い出した。あの嫁、ハワイの新婚旅行に自分の友達連れていったんだよな。女友達だけど、結婚前にも、よく連れてきていて、「あの不思議ちゃんの友達は、やっぱ不思議なんだな」って思ったけど、「え?新婚旅行にも一緒に行ったの?」って心底驚いたよ。

 たぶん、それも「自分は芸能界の大物とも親しい人と結婚して逆玉なので、ハワイの新婚旅行にあなたも一緒に連れていってあげる」って論理だったと思うのだが、ほんとあの人たち、よくわからなかった。誘う新婦も謎だったら、のこのこついていく友人も。

 あの結婚、1年も持たずに破綻したんだっけなあ?
 最初から上手くいくはずがないと思っていたけど、やっぱなあ、って思った。

 その結婚の失敗は関係ないと思うが、その後、彼がふりまいていた「ブスだけど可愛い私」って魔法がちょっと溶けてみたら、彼を使うよりも、フツーに仕事できるスタッフに頼んだほうが全然仕事がスムーズに行くことにオジサンたちが気がついちゃって、そうなるとフリーの仕事って全く食えなくなるから、どっかの飲食店で働いていたけどなんかトラブル起こしたという噂を聞いたのが最後だった。私ももう退職しちゃったし。

 とういわけで私の人生の中でも稀な「えー、こういう人、本当にいるんだ?」っていう私の想像をはるか下回る人だったわけで、なんだか時々思い出すんですよね。今どうしてるのか全然知らないんだけど。

3月19日(月)

 そういや、この間、森田剛と宮沢りえの結婚が発表された時に、私が職場で「あー、貴乃花はこんなことになってるのに」って呟いたら「なんで貴乃花?」って言われて「え?・・・・・・」ってなった。

 それも若者ならしょうがないけど、40代の人に言われたので、「もう、みんなそんなこと忘れちゃってるの?」って思ったんだけど、あれは20数年前の「騒動」だったから、当時社会人だった私と学生だった40代の人とは、あの騒動に対する感じ方が違っていたんでしょうね。

 ネットでは、やはり「宮沢りえと言えばサンタフェを思い出したのだが、若者に全く通じなかった」って話が散見できて、宮沢りえの美少女時代をリアルに知ってるのって45歳以上くらいになるのかなあ?

 それにしても、森田剛が結婚しても「会社や学校休んでもいいですか?」とか「夕飯作らなくてもいいですか?」って流れにならないのね(笑)。まあそうだとは思っていたけど。
 だとすると、次に「世の中の女性の多くがショックを受けて寝込んだ」って扱いされるのって誰なんだろう?
 松潤あたり?桜井くんも?
 嵐は、ファン数多いから「寝込みます」宣言する人もそれなりに多くなりそう。

3月18日(日)

 一晩寝て思ったのだが「去年の冬、きみと別れ」は、私が斎藤工目当てだったから「あり?」ってなっただけで、岩田くんファン的にはあれで良かったのかもしれない。
 それにしても、やっぱイヤな話だったけど(笑)

 そう考えると、「アンナチュラル」も殺害動機や手段はけっこうイヤな感じなのいっぱいあったのに、全然イヤな気分にならなかったのは犯人側の事情をあまり掘り下げなかったからなんだろうなあ。
 まあそういう刑事物もけっこう多いわけで、ああいうのは「え?そんな動機で殺しちゃうの?」ってリアリティなさすぎで感情移入できないが、その逆を行って、犯行に至る経緯を丁寧に描いてしまうと犯人に同情しすぎてしまったり、そうじゃない場合は「イヤな話だなあ」になってしまうのだが、「アンナチュラル」はひたすら被害者の方に焦点当てていたので、そこが面白かったと思う。

●「アンナチュラル」最終回

 ほんと、素晴らしかった。
 こんなに初回から最終回まで全部面白かったドラマも珍しいのではないか。

 そして「精霊の守り人」の最終回もそうだったけど、脇役にもいい見せ場を与えてくれるドラマが好きだし、こういう最終回も大好きです。

 だいたい、最終回になって国広富之投入とか素敵すぎる。
 そして裁判回で敵対的な役割だった吹越満の再登場も。
 さらに、北村有起哉と井浦新の格闘シーンとか、ほんと胸熱でした。
 あと、窪田正孝の涙の「ごめんなさい・・・・」とか鉄板。
 松重所長の「部下の責任では済まない」って男気まで・・・・

 って書き出してみると、ほんとテンコ盛りで、葬儀屋の木林さん(竜星涼)も活躍していたし、刑事の大倉孝二の見せ場もあったし、池鉄まで目立っていたし、さらには、ずん飯尾まで!

 これよく、1時間でまとめたなあ、と。(拡大版だったので、正味1時間ってことで)

 そういえば、このドラマの主題歌「Lemon」もかなり評判いいし絶妙なタイミングで流れるのだが、私は、いい曲だと思うんだけどそれほどハマらなかった。たぶん、米津玄師の声があまり好きじゃないんだと思う。

 あと、何度も書いているけど福士誠治が石原さとみの恋人役として1話に登場したけど、結局、あそこで別れて再登場しなかったところが、惜しまれる。
 でも、それも、最終回だけ登場した国広富之により、「オープニングが福士誠治でクロージングが国広富之」って考えると、「まあ、そういうことでよしとしよう」と納得せざるをえない。


 それで今日になってキムタクの「GB」の最終回も観てみたんだけど、だからあれだけ豪華脇役揃えているのに、脇役のキャラ立たないまま終わったなあって思った。

●「ホリデイラブ」最終回

 金曜日は「アンナチュラル」の後、これを観たんだけど、山田裕貴の見せ場もしっかり作ってくれたし、それよりも過剰なほど中村倫也の見せ場があって、「ありがとうございます」だったのだが、何もかも失ったリナが怖すぎたんですけど(笑)
 このドラマがイマイチだったのは、心情を語るセリフがいちいち長いところだったかな?
 なので全体的に説教くさい感じに思えたし、テンポ悪く感じたのだが、でも、山田裕貴と中村倫也はいい使われ方していたので良かったです。

 中村倫也は次の朝ドラで佐藤健の友人役なので、どの程度ボリュームのある役かわからないが、もしかしたらこれで全国区にブレイクするのかもしれないので期待している。

 いや、「高橋一生なんて昔からよく出てたじゃない」って言う同僚M嬢が、福士誠治も桐山漣も認識している同僚M嬢が、中村倫也のことは知らなかったようなので「それはいけない」と思っただけです。

 ちなみにM嬢には吉沢亮も通じなかった。
 中村倫也はダイワハウスのCMで上野樹里ちゃんのビビり夫役ですが、吉沢亮はANAのCMで綾瀬はるかに「北海道に出張に行ったのならカニ買ってこい」って言われる弟役です。
 私は吉沢亮に弟感全く感じないので、あのCMすごい違和感あるんだけど(笑)

 そういや、映画館でとうとう吉沢亮の次回作である「ママレード・ボーイ」の予告編観たんだけど、「これはやはりさすがにキツい」と思った。
 しかし、最近立て続けに「なんじゃこりゃ?」な映画を観てしまっているので、だんだん癖になってきたかも(笑)
 柳下毅一郎センセーはその道を極めてるので、すごいですね。

 その次が「猫は抱くもの」なんだよなあ。
 公式のあらすじが↓

 思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。

 吉沢亮が「綿の国星」的に猫役でロシアンブルーだから、青灰色の髪の毛で超絶美しいんだけど、さ・・・・・

 いや、現在24歳の吉沢亮が超絶美しいのは、今頃公開される映画だろう、と思って、たぶん25歳過ぎたら違うモノになってしまうと思うので「今のうちに見なきゃ」と思っているのですが、全く自分の趣味じゃない映画に出まくってるので(ちなみにその次は福士蒼汰主演の「BLEACH」だ。これも予告編見たけど、かなりキツそうだ)「あたし、なにやってるんだろう」って・・・・・

 そういや、宮崎あおいちゃんのマイナビ転職のCMで励まされてるサラリーマン役が吉村界人くんで、「吉村くんのサラリーマン役珍しい」って思いました。

 って、なんだか最近、若手俳優チェックに夢中になってるのですが、これは更年期障害というよりも、高橋一生が36歳でブレイクしてみたら、古参の人々が「10年前くらいからファンでしたけど?」って態度だったのが羨ましくなり、「次にブレイクするの誰なんだ選手権」を一人で開催してるだけです。

 だからプロ野球にハマっていた時に2軍の試合に頻繁に行って「この子がそろそろ1軍に上がりそう」とか観察していたのとやってること同じなんですが(笑)

3月17日(土)

 昨日の「アンナチュラル」と「ホリデイラブ」の最終回の余韻を引きずりながら今朝は朝ドラ観ていたんだけど、「どんだけ高橋一生ファン感謝祭なんだよ」と思ったけど、来週の予告は「てんちゃんとダンス」っていうシーンがあるようで、「ほんと、どんだけ・・・・」と、「わろてんか」はある意味後世に語り継がれる迷作になるでしょう。死後も普通に登場する松坂桃李を含めて。

 で、今日は出勤だったんだけど、天気良かったから「休んで洗濯したかった」と思った。
 でも、ずっと悲願だったキャビネットの整理できて良かったんだけど。

 そんで、映画館のスケジュールチェックしていたら課題映画だった「去年の冬、きみと別れ」が来週は最寄りの映画館でレイトショーやらない予定になっていたので「じゃあ、なんとしても今日見に行かなくては」って行ってきました。

●映画「去年の冬、きみと別れ」

 この映画の予告編は飽きるほど観ていたんだけど、ですから「この主演俳優誰?」って状態だったんだけど「この斎藤工はちょっと見てみたい斎藤工なのかも」と思っていたところに「音楽:上野耕路」ということを知り、「相分かった」と課題映画になったのです。

 キャッチコピーの「全員騙される」に悪い予感しかしなかったんだが、原作小説はいわゆる「叙述トリック物」ってやつらしく、そのまま映像化しても無理なので、かなり原作から改変しているらしいが、まあいいや、素直に騙されてやろうと、とにかく主目的は「音楽:上野耕路」ですから、緩い気持ちで見たんですけどね。

 一緒に入場した若い女子二人組が「さあ、岩ちゃん、岩ちゃん」って言っていたので、「やっぱ人気者なんだな」って思ったけど、もう来週からレイトショーやらないくらいだから、春休みの学生さん向け映画なのかね?

 そんで、狂気を帯びた天才カメラマン役の斎藤工は予告編どおりにヤバい奴で、「あたし、ランニングシャツ着た斎藤工とか大丈夫なんだろうか?」って思っていたけど、ランニングシャツ着たシーンはそんなに多くなくて、映画の前半は「ヤバい斎藤工」がけっこう十分に堪能できました。

 特に「あいつは他人の女に興味を示す」って幼馴染の証言どおりに、主人公の婚約者にがっつり食いつく斎藤工はけっこう面白かった。
 でも、それもミスリードなんだと思っていたんだけど・・・・・な?

 まあ、そういう意味では騙された。
 あんだけヤバいオーラ振りまいてた斎藤工が「実は、ただの天才でした」って話だと思っていたら、本当にただのヤバい奴だったわけで、「え?」ってなったんだけど、他の核心も「まあ、普通はこうミスリードされるわな」って思っていたことが「じゃじゃじゃーん!実はこうでした!」って得意げに展開されたので、「え?あれ?そこからさらにどんでん返しするんじゃなかったの?」と。

 これって、最近流行ってる「イヤミス」ってやつなんですかね?
 いやあ、ほんと、なんだかイヤな話だったなあ。

 つーかさあ、「アンナチュラル」観た後だと特に「死体は別人でした」っていうトリックに「警察舐めんなよ」って思ってしまう。
 普通にニュース観ててもさ、「火災でこの家に住んでいた家族と連絡とれない状態だけど、焼死体がその連絡とれない家族なのか現在調査中」ってニュアンスわかるわけで、この映画みたいな杜撰なことありえないでしょう。

 まあ、そこがキモの話でもないので、そこはまあいいのですが、「そもそもの発端」に遡っても「だから?」っていうのか、そこで「去年の冬に別れた彼女」とのエピソードの頂点が「海辺でデート」っていうあたりで、久々に脳死した。
 この「ああ、意識が遠のく。私に早送りボタンください」って思ったのは「君の名は」以来なので、岩田剛典ファンにはこれでいいのか?

 そりゃ、私も、もし岩田剛典の役を高橋一生がやっていたら、別の楽しみ方があったのかもしれないけど(斎藤工に魅入られているようで、実は利用していた高橋一生って想像しただけで萌える)、岩田剛典に全く思い入れがないから、それなりに頑張ってるのはわかったけど、あの役に全く感情移入できなかったので、ほんと、だから「なんだか、イヤな話だったなあ」としか言いようがない。

 あ、そうそう、だから「音楽:上野耕路」目当てだったんですけど、前半は不安感を煽る不協和音で攻めていて、中盤から後半にかけては悲しみを煽るストリングスがけっこう重厚で良かったですよ。

 私は、朝ドラ「あまちゃん」で大友良英がメジャーになってしまったことを「じぇじぇじぇ?」って未だに素直に受け入れられないのだが、あの時に「大友良英がこんなことになるのなら、先に上野耕路がポスト坂本龍一的にブレイクしてないとおかしいだろ」と思ったので、それから上野耕路の劇伴仕事に注目してるんですが、なかなか上野耕路が弾けないというか、「真面目か!」って感じなんですよね。

 この「去年の冬、きみと別れ」でも、変に自己主張しない音楽で、丁寧に劇伴してて、そういう感じがマジ上野耕路なので、それでいいのだが、自分が出ている映画を観た斎藤工には是非とも評価してもらって、次の監督作に起用してほしいなあ。

 まあ、私の夢は大河ドラマで「音楽:上野耕路」になることなんですけどね。
 
3月15日(木)

 朝ドラ「わろてんか」、今日も凄かった。

 まず検閲官が石川数正(真田丸の)で、検閲官なのに校閲ボ−イ(爆笑)
 そして、春の凋落祭りの主役である信尹叔父(真田丸)が、とうとう政次とご対面!(大興奮)
 そして、真田丸でも信尹叔父に凋落されて徳川を出奔してしまった石川数正がこっちでも信尹に凋落されて、校閲ボーイあらため検閲ボーイに!(笑えない!)

 そもそも政次の部下だった島左近(真田丸)を真っ先に凋落したもんなあ、叔父上は・・・・

 というわけで、「わろてんか」は元々「軍師官兵衛キャスト」な朝ドラでしたが、そこに「おんな城主直虎」から転生してきた政次を主要人物にしていたのに、ここにきて「真田丸」を大量トッピングとか、ほんと凄いよ。

 って一部だけで異様に盛り上がっているのですが、会社で「朝ドラすげえ」って話したら、「わろてんか」と「真田丸」をどっちも観ている人がいなかったので、寂しかったです。

 まあ、私もライダーとか戦隊モノファンがそういう感じで騒いでいるのを「ふーん?」って眺めているので、いいんですけどね。でも、それなりにフィリップの菅田将暉とか後から学習しましたけどね。

 全然話は関係無いが、昨日会社で隣の席のM嬢のところに「我が社のイケメンランキング上位」のK氏が仕事の話しに来てて、私のすぐそばに立ってるK氏をあおりで見たら「あ・・・・」と気がついた。

 K氏が立ち去った後、M嬢に「昨日見たドラマの影響で、Kさんが、なんか向井理に似てるって思っちゃった」って言ったら、「ああ・・・・それ、なんかわかる」って納得された。
 そのくらいK氏のルックスはレベル高いのである。
 彼氏にしたいかっていうよりも「君は来世は男に生まれ変わるのだが、この会社の男性の中からなりたい外見を選べ」って言われたら、K氏選ぶ人が圧倒的多数なんじゃないかなあ?
 身長が向井理くらいで、顔も向井理から脂分を抜いた感じの適度な塩顔なので、全体的に「向井理7掛け」くらいである。

 平凡なサラリーマンが「向井理7掛け」って凄いことで、K氏をプロのヘアメイクやスタイリストが寄ってたかってなんとかしたら、「向井理9掛け」くらいには絶対になると思う。
 つーか逆に「休日の向井理って、もしかしたらこんな感じなのかも」っていうのがK氏なのだ。

 いや、K氏がアラフォー既婚子持ち男性としては、かなりの上物だということはわかっていたが、私があまり向井理に興味なかったので、今までそっち系だとわかっていなかっただけで、もしかしたらよく「向井理に似てますね」って言われているのかもしれないから、あえて本人には言わなかったし、今言うと「向井理が今やってる役」の影響もあるので褒め言葉にならないのかもしれないし。

 そんなことを考えながら、帰ろうとしたら、飲み会の待ち合わせがあったらしく、K氏とマスオさんが立ってて、その横を「おつかれさまでーす」って通り過ぎたんだが、K氏が「向井理7掛け」だとすると、マスオさんは「身長だけは竹内涼真」だ(笑)

 なので、すれ違うつかの間「向井理と竹内涼真の横をすり抜ける女子の気持ち」を満喫しました。たしかに、こいつらに壁ドンされたら怖いわ(笑)
3月15日(木)

 朝ドラ「わろてんか」の春の凋落祭りと伊能栞祭りが加速していて、「真田丸」クラスタと「おんな城主直虎」クラスタ(主に政次クラスタ)がドカドカ乱入してきて、ガヤガヤしてて楽しい。

 そして「朝からいっぱい高橋一生が鑑賞できて幸せ」と思うと同時に「4月から私は何を楽しみに生きていけばいいのだろう」と不安になるが、「あさイチ」の有働アナとイノッチも3月で終了って思うと、「あの二人がいない朝をどう過ごせばいいのだろう?」ってけっこう不安になってきた(笑)

 少し前までは、民法のニュースショーも観ていたんだけど、「豊洲市場土壌問題」あたりから、観てられなくなり、さらに「モリカケ問題」もなんだかよくわからないし、芸能人が不倫で失脚するのも耐えられなくなり、出勤前は朝ドラからの「あさイチ」一択になってたんだよね。

 そしたらまた冬季五輪終わったら、女子レスリングのパワハラ問題になっていて「なんか楽しくないなあ」って思っていたら、公文書改ざん問題になってて、ほんと、何がどう問題なのかよくわからない。
 そうして、だんだん、ニュースに疎くなっているのであった。
 エグザイルがよくわかってないのと同じくらいに。

 いい時代になったもので、昔は「日経新聞だけ抑えておけばOK」って時代もあったけど、もはや「自分が興味ある分野のニュースだけがピックアップされてくる」って時代になったので、私がヤフーを立ち上げると自動的に未だに「高橋一生の私服がダサい」の後追い記事が出てくるわけで、その不毛感は凄まじいのですが、みんなこうして、「世間の関心ごとはこれですよ」って適当にカスタマイズされてんだろうなあって。

 昔は良かったよね?
 主要メディアっていうのがなんとなくあって、それこそ関ヶ原の戦いで西と東のどっちにつくかって考えてればよかったんだけど、最近だとそれこそ左右も曖昧になってて、ほんと政治的に自分の立ち位置がよくわからなくなっているような。って、元々、立ち位置なかったのかもしれないが。

●映画「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」

 やっと、これ見た。
 ネットで感想拾って「これ、空海映画じゃなくて猫映画だから」って言われていたので、そういう覚悟で観てみたら「はーん、ほんとに予告編と違うんだな」とよーくわかりました。
 ほんと、黒猫ファンタジー映画だったんですが、「空海」を押し出さないと中高年は絶対に観ないような映画だったなあ。

 高橋一生が「白楽天」の吹き替えだったので、イセクラさんたちも観てましたが、若年層は「話が難しくてよくわかんなかった」って言っていたけど、こりゃ確かに難易度高いわ。
 楊貴妃の悲劇とか白楽天の長恨歌などが、日本で言うところの「本能寺の変」くらいの一般常識前提で話が進むので、去年公開された「関ヶ原」と同じくらいに「わかる人はわかるけど、わからない人は蹴り落とされる映画だなあ」って感じだった。

 まあ、私は高橋一生の吹き替えが目的だったので「空海とのダブル主役扱いで、ほぼ喋りっぱなしだし、高橋一生が遊び心満載の高い声のトーンでやりきってるのでけっこう楽しめた」んですが、空海と白楽天がわちゃわちゃ喋りながら歩くセットの出来は素晴らしく「えらい金かかってるなあ」っていうのは堪能できたのですが、わちゃわちゃしすぎで、「もの凄い予算かけてるERの病院内」てゆーか、ERみたいな海外ドラマって場面変換激しくて、グイグイ行くんですが、ああいうスピード感的な演出に予算かけた巨大セットみたいな感じで「ああ、中国ってやっぱ、いっぱいお金あるんですね」としか言いようがない、どうでもいいところに巨大予算投入した感満載の映画だった。

 後で思ったのだが、あの幻術兄弟が鶴に変身するのって、「比翼の鳥」のイメージだったのかなあ?
 そういや、その幻術兄弟の片方(兄弟じゃないくて一人は捨て子みたいな身の上なんだけど、そっちの方)の声が東出くんだったので「豪華声優陣とは言え、なんでこの役に東出くん?」って思っていたんだけど、この子が拗らせ男子だったのがそもそもの話の発端であるというか本筋であることがわかったので、「ああ、いいキャスティングだ!」って感心した。
 うん、東出くんなら、ああいう感じで拗らせるよ。納得。(声だけだけど)

 そんで、高橋一生の声は演技では聞いたことの無いトーンだったし、中国俳優の役はかなりチャカチャカ動く役だったので、そのマッチングはけっこう楽しかった。
 声だけだと、あれだけ遊べるってことがわかったので、今後もたぶんハリウッド映画のテレビ放送の時に客寄せパンダとして吹き替えするだろうから、期待しておこう。
 あー、「ブレードランナー2049」でライアン・ゴズリングとかやってくれないかなあ。
 声質が合ってるかどうかはどうでもよくて、ただ「見た目ライアン・ゴズリングで声が高橋一生」っていうのが観てみたいだけだ。


3月14日(水)

 TVerに「緊急取調室」がアップされていたので、「わーい、また福士誠治回(2話)観ちゃうもんね」と観てみたら、大杉漣ががっつり出てきたので「ああ、だから再アップされてたのか」って泣いた。
 確かに「緊急取調室」はバイプレーヤーズ祭りなドラマだったもんなあ。

 しかし、あらためて「緊急取調室」を観てみると、主演の天海祐希と個性派脇役のバランス感覚が絶妙で、「今やってるキムタク主演のBGも、こういう感じでやればよかったのに」と思う。
 だから何度も書いているが、上川隆也、江口洋介、斎藤工、菜々緒、間宮翔太郎、さらには石田ゆり子まで投入されているのに、「なんか、こう、シナジーが無いよ、シナジーが」って作品なのだが、上川隆也があっけなく死んでしまい「はあ?」って思っていたら、石田ゆり子が「あなた政界の黒幕から命狙われてますよ」って展開になっていて、「ええ?ああ・・・・はい・・・」って感じでした。

 まあ視聴率いいらしいから、よかったですね。
 ほら、キムタクで数字とれないと、また荒れるからさあ。

 で、BGは明日で最終回なんですが、「健太郎を投入」ってことになったらしく「どんだけ美形俳優投入すれば気が済むのだ?」って思った。健太郎は「アシガール」の若君役が超よかったけど、世間的にもあれで知名度アップしたらしく(私も「アシガール」で初めて認知した)、今後のブレイクが予想される若手イケメン俳優リスト上位なんだが、わたくし的には「りぴーと あふたー 大東駿介」って感じがしているので、どうなるんじゃろか?

 私はなぜか朝ドラ「ウェルかめ」をけっこうちゃんと観ていて、大東駿介はその頃からなんとなく好きなのだが、「10年経っても浮上しないなあ」って思っているのである。
 それは、やはり朝ドラヒロインの彼氏役を20代前半で掴み、その後「のだめカンタービレ」でも主要キャストやっていたのに、その後低空飛行している福士誠治もなあって。

 さて、今週なぜか「春の凋落祭り」(真田丸の信尹役が暗躍)と「春の伊能栞祭り」になってる朝ドラであるが、今日は料理するわ、時代劇の寸劇やるわで、「高橋一生クラスタにホワイトデーのプレゼントなんですか?」状態であった。

 来週のあらすじ読んだら、伊能栞はどん底まで失脚して渡米してしまうらしいが、「最終週直前で渡米って?」って、ほんとわけわからないなあ。
 まあ、こっちとしては「ほーら、高橋一生がフライパン振って、指でケチャップつけてますよ」とか「妄想内の寸劇ですが、武士の恋やってますよ」とか、「なんかもの凄い勢いで人質に性癖押し付けてるな」って感じなのですが、10年後には、いい思い出になってるかもなあ。


3月13日(火)

 朝ドラ「わろてんか」も残すところあとわずかなのだが、ここにきて、伊能栞回になってるの、なんで?

 って、同僚M嬢に言ったら「高橋一生いっぱい出てて嬉しいじゃん?」って言われたが、えー、でも「ごちそうさん」で言ったら、終盤で源ちゃんが主役週になったみたいな話で、「???」ですよね?
 今日なんて、真田丸の信尹叔父に部下(しかも島左近だ!)が凋落されて失脚しちゃうシーンなんて、「なにこの、おっさんがいっぱいいるシーン。政次が死ぬ直前のあのモブシーンみたいじゃん!!!」

 ここしばらく、伊能栞の出演シーンは社長室に座ってるシーンばかりで「まとめ撮り大変だな」って思っていたし、「高橋一生はもっと動かした方がいいんだと思うが・・・」と思っていたら、今日になって主役よりもずっと出番が多くて、ってゆーか、ほぼ主演くらいの扱いで、「おっさんがいっぱい」というか部下である役員連中に囲まれて「じゃあ、社長辞任する」っていうの、あれ朝ドラじゃないでしょ?

 しかも映画の損失を私財で埋めたので、カバンひとつだけ持って、屋台でうどん啜ってるとか、尾羽打ち枯らした姿に朝から萌えちゃったけど、「この朝ドラ、どこが着地点なの?」って素直に萌えられなかった。

 まあ斬新っちゃ、斬新なのかも。
 普通は戦争を中盤あたりに持ってきて、そこから立ち直る姿を終盤で描くはずなのに、3月中旬で「言論統制」とかやってるんだから。
 戦時中、庶民の娯楽も弾圧を受けていたっていうのを今週で描くようだが、来週あたりで空襲とかになって、再来週の最終週で「それでも、わろてんか!」で終わるんですかね?

 まあ、いろいろ不満はあるが、高橋一生が老け演技やってるのを楽しんでます。
 こういうのって大河ドラマとか朝ドラじゃないとなかなか無いから。
 「おんな城主直虎」では、政次は40歳前に死んじゃう役だったわけだし、10年前の「風林火山」では最終回まで出ていたので、それなりに老け役やっていたけど、あの時は20代半ばだったから、付け髭でごまかしてただけだったから。「軍師官兵衛」の時は何歳くらいまでやっていたのか記憶にない。

 それにしても、去年の今頃から沼落ちして、「カルテット」と「おんな城主直虎」のパラレル攻撃に撃沈していたのですが、「そっか、去年の今頃は例のアンアン買ったのか」とか「カルテットが野球中継の延長でなかなか始まらなかったなあ」とか、一年ってあっという間と言うけれど、なんだかすごく昔のことのようにも感じる。

 そろそろ桜前線の時期だけど、去年は「桜咲いてるけど、私はDVDで高橋一生の研究に没頭する」って引きこもっていたら、座骨神経痛を発症して半年くらい歩行が不自由だったので、同じ轍は踏むまいと誓う。

 それにしても、去年の「カルテット」からほとんんど供給が絶えなかったので「水と空気はタダ」みたいな感覚で高橋一生を当たり前のように摂取していたけど、4月クールの情報も入ってこないので、このままだとしばらく途絶えることになるのだが、「わろてんか」の怒涛の「春の伊能栞祭り」に慣れてしまうと、4月からが辛いなあ。

●「君が心に棲みついた」

 こっちも最終回目前回でしたが、先週に引き続いて向井理が良すぎて、「どう考えても、桐谷健太よりも向井理だろ」って思ってしまう作りになってるのは、なんで?
 まあ、主人公に共感してるなら「そっち」なんだけど、「それでいいのかなあ?」って、思ってしまう。
 ただ、このドラマがけっこう興味深いのは、今流行りの「毒親」がサブテーマというか、けっこうメインテーマなのに、視点を「毒親に苦しんだ男女が共依存」ってところかなあ。

 桐谷健太がそこに救いの手を差し伸べると思いきや、こいつもコンプレックスの塊で、けっこうダメダメなところが妙にリアルだったりして、そう、話全体はすごくフィクションなんだけど、細部に「あれ?」ってリアルが散りばめられてるので、なんだかハマってしまいました。

 つーか「向井理は確かに超かわいいが、でも大根だよね」ってずっと思っていたんだけど、「申し訳ございませんでした」って土下座しますから首締めてください(笑)
 って今更ながら、向井理の良さに気がついたけど、まあ、私は「ゲゲゲの女房」もかなり前のめりで観ていたし、「のだめカンタービレ」でのブレイク前の向井理も観ていたし、「S -最後の警官-」は綾野剛目当てだったけど・・・ああ、あとテレビ版「永遠の0」も見たなあ。

 それほど好きな俳優じゃなかったけど、顔かわいいし、高身長のナイスバディだし、高橋一生沼に落ちた今になって観てみると「脳内補正しなくていいから、見ててラク」っていうか、脳内補正の逆っていうか、ハイスペックすぎるから、今までずっと向井理を「どこにでもいそうな、平凡な好青年」ってことにしていたことに気がついた。
 こういう悪役みたいなのやらせてみると、どちゃくそハイスペックなのが際立つんですねえ。
 それに、やっぱDV系な役って、向井理くらいの体積があったほうが迫力あっていいね。
 そりゃ、「名前をなくした女神」の高橋一生や「ホリデイラブ」の中村倫也のDV夫は体格が華奢だから「身体的暴力」と違うモラハラ系なのがジワリと来るのですが、向井理や東出昌大みたいは体格いい役者がやると、どストレートに恐ろしいので、まあ、どっちがいいかって、それぞれに良さがあるのですが。でも、向井理の床ドンの破壊力は凄いなやっぱ。

 それにしても、このドラマ、最終回はどうするんだろう?
 今更、桐谷健太とヨリが戻ってもハッピーエンドでは無くなってしまうし、もう、いっそのことムロと付き合っちゃえばいいのに、って本気で思う(笑)


3月12日(月)

 日曜日に甥っ子Tくんの習い事の発表会があるとのことで、一緒に行こうと土曜日に実家に行った。

 そしたら、ママンがヘコんでいた。

 ママンからすれば可愛い孫の発表会であるが、「あちらのお母さん」も、もちろん駆けつけることになっていた。私の妹の夫の母である。北陸新幹線沿線在住なのだが、発表会を見るために、新幹線で日帰りする予定だったらしい。
 「あちらのお母さん」はけっこう資産家なので、盆暮れには交通費負担して息子(私の妹の夫)と孫(私の甥っ子Tくん)をけっこう頻繁に呼びつけているけど、うちのママンとしては「せっかく上京するのに日帰りって?」って思ったらしく、「ホテルに一泊して、翌日はTくんと一緒に東京観光しましょうよ」と言い出した。

 ただ単にうちのママンの「もったいない」精神というか貧乏性が発揮されただけである。

 あちらのお母さんは膝を悪くされているので、あまり観光とかしたくないようだが、ママンが「せっかくだから一泊しましょうよ。ちゃんとベッドのあるホテルとりますから」って言うから「まあ、それじゃお言葉に甘えて」と、まあ、あっちとしても息子の嫁の母がそう言うんだから断れないよね。(実家に宿泊してもらってもいいのだが、うちにはベッドが無いので足の悪い人には不自由らしい)

 それで、うちのママンはホテル探して予約して、翌日の観光ルートもどうしようか、あれこれ考えてて、「せっかく上京してくれた、あちらのお母様に楽しんでいただこう」と2週間前くらいから、中学高校の修学旅行の委員みたいに図書館で借りた観光ガイドとにらめっこして、あーでもない、こーでもないとプランを練っていたのです。

 そこへ、土曜日の朝になって、うちの妹が「あっちのお母さん、足が悪いからあれこれ連れまわされるの本当は嫌なんだけど、おかーさんがそんなこと言い出したから、渋々受けてるんだよ?」って言ったので、ママンは「また胃がムカムカしてきた」と落ち込んでいたのです。

 そもそも話の発端は、妹夫妻は息子の方に掛かりきりなので「日曜日の昼に新幹線で東京駅に着く義母を駅で迎えて、発表会会場まで連れてきてくれ」ってママンに頼んだことで、「帰りは?」って聞いたら「夕方の新幹線で帰るって」って言われて「それは、もったいない」ってことになって・・・・

 妹のウザい気持ちもわかる。
 実母に義母の迎えを頼んだだけなのに「日帰りではもったいない」って、ホテルとっちゃって、「スカイツリー観光とかどうかしら?」と自慢気に相談されても「余計なことすんな」って思うのだろう。

 ママンの気持ちもわかる。
 出迎え任務頼まれたが、日帰りじゃもったいないと思い、一泊の予定を組んだのだが、娘からは「おかーさん、ありがとう」の一言もなく「余計なことするな。あっちのお母さんは多分迷惑しているよ?」って言われたわけで。

 しかし、妹はママンがおせっかいでウザいことはよーくわかっているのに、このプロジェクトに中途半端に参加させた罪があると思う。
 ママンは「せっかく私がよかれと思ってやってるのに、なんであんな意地悪を言う?」と憤っていたが、「あー、たしかに弟も妹もママンを都合よく利用しておきながら、超うぜーって意地悪言うんだよな?」と思ったが、ママンが「うちにはあんな意地悪な人いなかったはずなのに、どこの遺伝なの?」って言うから「あんただよ」と心の中でつぶやきました。

 ママンはそんなでもなかったけど、祖母はけっこう「過剰におせっかいやいて迷惑がられる人」だったよな。
 だから、ママンが40歳くらいの頃は、いつも祖母と喧嘩していたんだけど、私は妹とママンのそういう言い争い眺めていると「おばあちゃんとおかあさんみたい」って懐かしさに涙目になってるんですけど。

 ママンと祖母がクリソツなところは「私は常識のある人で、その私がよかれと思ってやっていることが、余計なおせっかいであるはずがない。これをおっせかいだと思う人のほうが変だ」という、妙な自信で、ママンはそんな祖母のやらかすことにけっこう激怒してきたはずなのに、自分が祖母の立場になってみたら「なんでみんな、そんなに意地悪言うの?」って本気で言うので、けっこうジワジワくるわ。

 そして、私は「向こうのお母さんだって、ママンがあれこれ世話焼いてくれるの嬉しいと思うよ?」と背一杯フォローして、なんだか私が一番優しい姉娘みたいなことになってますが、私は幼少の頃、ママンに「あんたはなんでそんな意地悪な子なの?」って散々言われましたからね(笑)

 「誰からも愛されるフツーの子の私」っていう世界観のママンからすれば、私はちょっと気難しい子で、だから「優しい、いい子のところにしか王子様は来ないんだよ」と散々脅された。

 何度か日記にも愚痴っているが、幼少の頃の私は「やさしい子」って意味が全くわからなかった。
 はす向かいに住んでた幼馴染のSちゃんが「やさしい、いい子」ってモデルらしいのはわかっていたが、Sちゃんは、ただのおっとりした子だと私は思っていたから。

 Sちゃんちでは、たぶん、違う物語が展開していたはずだ。
 Sちゃんちも、サラリーマン家庭だったけど、お母さんが「成功したオーナー企業のお嬢さん」だったので、旦那さんはその会社のエリート社員の幹部候補だったし、うちよりもかなりリッチだったので、「教育的おもちゃ」がいっぱいあったけど、そういうので遊びながら、あっという間に文字を覚えてしまったのは、幼馴染の私だったわけで。
 そういや、末っ子のSちゃん向けじゃなくて、その兄の時代に買ったと思しき「理科教育実験セット」もいっぱいあって、それで水溶液作ってちゃんと遊んでいたのも私でした。

 だから、Sちゃんちでは「性格悪いけど、なんだか利発なのんちゃん」を家族全員で暖かく接してくれたと思うのですが、我が家では「勉強ができても、意地悪な女の子はダメなのよ」って言われれて育った。

 あ、そうだ、何年か前、中学の同窓会で地元に行った時に、Sちゃんのご両親に会えるのかもと思ったんだけど、親戚にご不幸があって不在だったので会えなかった。
 Sちゃんが「うちの親ものんちゃんに会いたがっていたけど、残念」って言っていたけど、私も会いたかったよ。「のんちゃん、ちょっとだけ頭よくて、生意気ですいませんでした。おかげで、未だに気難しくて、ずっと独身でした。まあ、けっこう丸くなりましたけどw」っていう元気な姿見せたら、あの両親がもしかした感じていたかもしれない「うちの娘は優しいいい子だけど勉強はイマイチだった」っていう過去の小さな呪いが一瞬にして解けたかもしれないから。

 って話逸れたけど、ママンが真顔で妹のことを「なんで、あんな意地悪を言うのかしら」って言うので、「それは遺伝だし、呪いです」って思ったけど、妹も弟もけっこうママンに意地悪を言うけど、本人たちは「だってママンが一番意地悪じゃん」って思っているし、自分らがママンに意地悪している自覚ないのに、幼少のころ、さんざんママンから「あんたは性格が悪い」と言われたきた私が、なんで、長じて「一番優しい子」になっているのだろうか?

 私もママンに対してはけっこう意地悪な気持ちはあるんだけど、弟や妹がかなりひどいこと言っているので「え、それは、ちょっとかわいそう」てフォローに回ってるだけで、これが一人っ子だったら全然違ったでしょうね。

 なんだかんだ、両親と一番旅行に行ってるのは妹で、それは旅費が両親負担だからだが、それでママンから「妹と旅行するとあの子はワガママばかり言うので困る」と愚痴られて、「ミヤノと一緒だったら旅行も楽しいのに」とか言われるが、私は金に困ってないので、ママンと一緒に旅行したくないのである。
 20歳のころ、一度やって、懲りた。

 なので、何度も親と一緒に旅行してくれている妹に感謝しているので、ママンが吐き出す妹の悪口も「ああ、そりゃひどいね」ってちゃんと聞いてあげられるので、今となっては「姉娘は優しいいい子」になっているようですが、姉と妹でけっこう完璧に役割分担しているだけなのです。
 妹は孫を武器にママンをこき使うわけだが、それは他人に愚痴っても「お惚気」っぽくなるので、私に愚痴れば「ええ、それは大変だねえ」で済むわけで、ですから我が家はなんだかんだ言ってもけっこう仲良いほうだと私は思うんですけどね?

●「トドメの接吻」

 最終回を迎えたが、「あれ、これ、もしかして山崎賢人と菅田将暉のキスシーンある?」って思っていたら、ぱっちしやってくれました。

 こういうのって、少し前だと「撮影の角度でやってるように見える」っていう感じだったけど、最近はすごいね、がっつりやるね。
 このドラマは「菅田将暉(友情出演)」になっていたが、「これ、友情出演ってレベルじゃないだろう」ってずっと思っていたけど、菅田将暉の主演格としてはありえないから(友情出演)になっていただけで、最終回では、ただの主要登場人物でしたし、(友情出演)なのに主演とキスとか、すごいなあ。

 昨日見た時は「え?こういう結末?」ってちょっと戸惑ったのですが、「あれだけ過去に遡りまくったのに、過去は変えられない?」っていう最終回で、深いんだか浅いんだか戸惑いましたが、うん、でもいいドラマだった。楽しかった。

 あとは「アンナチュラル」ね、あれどうするの?
 北村有起哉がワタクシ史上最高の出来なんだけど、あれがラスボスじゃないとすると?竜星涼の木林さんとか?って慄いていたら「市川実日子の東海林さんって線もある」って視聴者が真犯人探しに暴走していて怖いわ(笑)

 そして、改編の合間をついて、TVerが大量投下してくるのもなんだか慣れっこになってきて、「はあ、会社休んで一日中見ていたい」って思いました。

 そういや、これは前に書いたけどミスで消しちゃったと思うのだが、高橋一生の熱愛報道が出た時に「ちょうど、記者会見が途切れたタイミングで」と思っていたら、NHkスペシャルの会見があったので「熱愛報道についての質問は無視」と書かれていたけど、Nスペの会見じゃあ、無視するしかなかっただろうと思った。

 そしたら、「イッセイさん顔色悪い?なんかやっぱり疲れてる?」って反応する人がけっこういて興味深かった。
 もう何十年も前から「NHKで朝ドラ受けするアナウンサーは人気が出る」って法則があって、朝ドラの直後にニュース読むアナウンサーに感情移入しがちなんですよね。最近だと、まゆゆこと、高瀬アナとか。
 でも、あれ、ニュース読むアナは直前まで準備に忙しく、朝ドラをちゃんと見ているわけでもないようで、「朝ドラに感情移入した視聴者が、その直後にニュース読むアナウンサーの顔色を勝手に受け止めている」ってことらしい。

 だから、熱愛報道後に「イッセイさん顔色悪い?なんかやっぱり疲れてる?」って思う人は、そういう人であり、私には「こいつ、いつも顔色良くないし、そもそもやつれているし」って思うのだが、私と同じように思ったイセクラが「高橋一生ってこういう会見ではたいていデス・ゲームの進行みたいな顔しているのでは?」と呟いたらデス・ゲームの進行大喜利が始まったので「この界隈のイセクラはすぐに大喜利始めるので好き」と観察していた。(参加はしてない)

 おもしろいね。
 あの熱愛報道で、「メンヘラ系」と「大喜利系」が分離されたようだ。

 今現在、わさわさと住み分け(ミュートとかブロックとか)しているようですが、私が一番笑ったのは「二次元にしか興味なかったのに、なぜそんな私がイセクラに?」って人が「推しが三次元だと、彼女とかできるんだ!」って呟いたことです。
 その界隈の人たちは「週刊誌」に全く免疫がないので「なにこの新感覚」ってことを楽しんでいて、そういうの覗いてるとほんと楽しいのであった。
3月9日(金)

 そういや、映画館の招待券で思い出したが、あれは2枚組みが基本なので、映画好きの同僚や、自分の友人や、母親を誘ってよく観にいったが、ある時、渋谷パンテオンの招待券を利用して「存在の耐えられない軽さ」を観に行った時は一人で行ったので一枚余った。
 休日だったからけっこう混雑していたんだけど、見終わった後に「ああ、いい映画だったなあ」と思って、そんで「余った一枚どうしようかな?」って思っていたらチケット売り場に向かう大学生っぽい若いカップルがいたので、なんかこういうカップルにこそ見てもらいたい映画だと思ったので、「これからチケット買うところですか?」って声をかけたら、思いっきり警戒された(笑)

 そんで「もし、まだだったら、これ招待券なんでタダで見られるんですけど」って差し出したら、さらに警戒されたが、「余ってるのであげますよ?」って言ったら、え?え?え?って感じになったが、「余ったので、よかったら使ってください」と言ったら、やっと事情が飲み込めたらしく「え?ほんとですか?タダで?」「ええ、タダであげます」って繰り返したら、二人の目がパっと輝いて「あ、ありがとう、おねーさん!」って言われた。

 喜んでもらってよかった。
 学割効くから映画代なんて千円ちょっとだけど、あのバブル時代だって、学生さんにとって「映画一人無料」は大きいよね。映画の後のお茶代になるよね。

 いや、自分の想像以上に喜んでもらえたので、30年くらい経った今でも、なんとなく「いい思い出」になってるだけです。
3月8日(木)

 なんか今年は凄いハイペースで映画観てますが、20代の頃は常に前売り券5枚くらい抱えていたので、年間どれくらい観てたんだろうなあ?20から30本くらい観てたのかなあ?
 そうそう、前の会社に勤めていた時には招待券が貰えたので、銀座近辺の映画館で金払ったことなかったんだよな。「ジュラシック・パーク」も「スピード」もタダでした。だから、自腹で観ていたのは単館系ばかりだった。

 それで、すっかりメジャー映画は無料で観る癖がついてしまい、転職してから「東宝映画に金払うなんて・・・」って気持ちになっちゃったのよね。
 だから、こんなにアホみたいに映画観るのは20年以上ぶりのようです。

 2月までに観る予定だった映画はほぼ消化して、「残りは空海だけだな」(高橋一生が吹き替え)って思っていたんだけど、ここに来て意外な伏兵が登場した。
 「去年の冬、君と別れ」っていう映画の予告編は何度も観ていたが「この主演俳優誰?」って思っていた。
 それなりにジャニーズには疎いけど、さすがに映画の主演やるジャニーズくらいは顔と名前知ってるはずなのに、観たことも聞いたことも無いということは・・・・これは、たぶん、エグザイルだろう・・・

 CMでも、知らない男子が出ていると「たぶん、エグザイルだろう」って思って調べると、大抵そうなので、「いかにも売れっ子風情なのに私が知らない男子」は、ほぼエグザイル確定なのである。
 そして「去年の冬、君と別れ」の岩田剛典はやっぱエグザイルで三代目なんちゃらでした。
 うほ、慶応ボーイなんだ、・・・・って靴のマドラスの社長の息子さんか!名古屋のお坊っちゃまなんですね。

 それにしても、エグザイルを意識的に避けているわけでもないんだけど、ほんと全然わからなくて、まるでパラレルワールドに生きているかのようだが、ジャニーズやAKBはそれなりに入ってくるので、ほんとにパラレルワールド感あるなあ。
 でも、町田啓太は大好きです。鈴木伸之は今のとこあまり良さがわからないです。特に嫌いでもないです。私の中での小栗旬ポジション。

 で、主演が誰だかわからなくても、「去年の冬、君と別れ」がちょっと気になっていたのは、斎藤工が「怪しい天才カメラマン役」だったからです。
 この映画の予告編を最初に観た時には「ふーん、斎藤工かあ」って程度だったんだけど、それから怒涛の「blank13」の宣伝活動が始まって「タクミイッセイが尊すぎる!」ってなって、私の中での斎藤工人気が急上昇して史上最大レベルに到達いたので「このヤバい感じのタクミだったらちょっと観たいかも。主演俳優知らないけど」と、「暇な時があったら観てみるか」ってくらいに前向きになっていたのですが、今日あたりから、この映画関連のネット・ニュースがいっぱい出てきて、だから「やっぱエグザイルだったんか」ってわかったんだけど(自分で調べる気力もなかった)、そしたらこの映画の詳細情報出てきて「音楽:上野耕路」

 うわ、全く想定外の別方向から「絶対に見ます」決定。

 今日の朝ドラは、私の大好物の「アーモンド型の目になった高橋一生」が降臨したので、たいへん美味しゅうございました。あの目になるの、1クールで一回か二回くらいなのでレアなんれすよ。
 だから本人的にも「キメ顔」として使ってると思うんだけど、一般的にはクシャ笑顔とかのほうが人気あるので、「えー、こっちだろう」って思うんですが、まあ、いいや。(バラエティ番組ではアーモンド型の目になりません。あれは「哀れみ」などを表現してるらしいから)

 それよりも、今週の「君が心に棲みついた」の向井理がツボすぎて、っていうか、向井理にあんなに持ってかれたの初めてで、私は吉岡里帆ちゃんファンだから観ていたのですが、終盤にきて向井理に持ってかれるとは全く想像してなかった。(ムロツヨシにはけっこう持っていかれてた)

 このドラマの序盤では「へー、向井理がこんな役?」だったんだけど、だんだんハマってきて、終盤になってきたら、もう向井理が主役なんじゃね?って感じになってきて、ちょっとした冬彦さん現象ですね。
 向井理とか妻夫木聡あたりが「高橋一生がブレイクしたら煽り食らうんじゃ」って思っていたんだけど、ここにきての向井理の覚醒は興味深い。あ、瑛太も今、そんな役やってますね。ちゃんと観てないけど。


3月7日(水)

 今日は会社の雑談で久しぶりに「ミヤノさんはゴルフやらないの?」って言われて「そもそも、早起きが絶対無理」って定番アンサーしたのだが、「えー、でも、やったら上手そうなのに」って言われて、「だから、何を根拠にそういうイメージなわけ?」

 どりゃああああ、私はパンクでアングラでサブカルで夜型なんじゃあああああああああ、って叫びそうになった。

 今日は水曜レディースデーだったので、「blank13」また観てきた。

 福士誠治は「隣の立派な葬儀」のファ−スト・カットですでに出ていることに気がついた。
 初見の時には、まんまと見落としたよな。金子ノブアキが出てきた時に「あ、この映画、こういう人がこんな感じで出てくるんだ、ってことは福士誠治もどこに出てくるのか?」って思ってしまったので、映画そのものを楽しめなかったのですが、2回目はリラックスして観ていたので「あ、この映画、けっこういいじゃん」ってやっとわかった。

 地味なわりに飛び道具が多い映画なので、初見の時にはどうしても飛び道具に目がいってしまうのですが、二回目だと飛び道具に惑わされないので、けっこうしんみり泣けた。

 最近こうして、映画館で二回見ること多いんだけど、あとドラマでも二回以上観る客を想定して作ってるの多いんだけど、それって、果たして「いいこと」なんだろうか?と、ちょっと思う。

 本当に「いい作品」っていうのは、一度観て満足して、十年後くらいにまた観て「ああ、そうだったのか」ってことだと思うのだが、それは私がビデオもなかった時代に産まれたからそう思うだけで、今の映像作品って映画でもドラマでも「何度もリピートする」っていうのを前提に作られてるんだろうなあ。

 だから、高橋一生はそういう「何度もリピートする」って時代にマッチした俳優なのかもしれなくて、わかりやすい演技しないから、観るたびに印象が違うというか「blank13」では初見の時は「ずいぶん激しく瞬きしてるな」って思ったんだけど、二度目ではそれは全然気にならなくて、それよりも中学生の頃からずっと勉強頑張ってきた斎藤工の役の方に感情移入してしまった。

 あの兄の辛さを淡々と描いた斎藤工はエラいと思ったので、映画監督業も頑張ってください。
3月6日(火)

 KIRIN生茶、キターっ!!!!!!


 これ、絶妙なタイミングですよね。
 熱愛報道で、なぜか「私服がダサい」ということになっていたが、このCMでは「高橋一生ファンの多くが想像する普段着」がしっかり押さえられているので。
 「料理編」の方の帰宅時の服装とか、白シャツにエプロンとか、「あんな高級そうな白シャツ着て家で料理するわけないだろwww」って思うけど、マジでああいうイメージなんだろうな、って。

 それにしても前から「この人、横にするとほんと最高だな」って言ってましたが、ベッドに寝かせておくのも最高なことは映画「嘘を愛する女」でも堪能したけど、あれは意識不明だったんだが、このCMだと寝起き演技なので、「うわー、いいな、横にこういうの寝てたら」って、大変幸せな気分になりました。

 それよりも、やはり鼻の穴が美しい。
 こんなに鼻の穴の形が綺麗な人、日本人では珍しいと思う。
 全然西洋人的な顔や体格じゃないのに、鼻の穴とか、後頭部とか、首のラインといったパーツが、外タレの美麗写真観た時に感じる「ふぉぉぉぉ」感(語彙力)な時がたまにあるので、そう、いつもそうじゃなくて、たまにそうなるところがツボというか沼なんだろう。

 なんか頭の中に手ぶれ補正アプリみたいなのダウンロードしちゃって、安定的に脳内補正してしまうようだが、その補正している行為そのものが麻薬みたいなものらしい。

 それで、週刊誌報道では「億ション購入」だの「合鍵おこもり愛」って出てましたが、このCMは偶然にも「都心のステキなマンションに住んでいる」という設定だし、「寝顔」に「手料理」と「週刊誌報道を真に受けた上で、超美化して妄想してみると、こんな絵?」って感じになるので、ほんとタイミングよかったなあ。

 でも、せっかく波瑠バージョンもあるんだから、同棲中カップルとかにしていたら、「このタイミングで波瑠とカップルCMってwww」とさらに盛り上がったんだろうけど(笑)

 そういう企画もきっとあったのだと思うし、もしかしたら今後あるかもしれないので、期待しておきます。


 そして、現実世界の私は、今日も親会社の社員にちょっとムっとしていたのだが、まあ、それは文章化してもわかりにくいし、上司に全部ぶちまけてストレス発散したのでもういいのだが、それよりも、親会社の若い社員で私のお気に入りだった子が、けっこう花形ポジションやっていたので「よかったねえ」って嬉しかったのです。

 2年前くらいの親会社のイベントで、彼のサポートに入ったことがあった。
 そこで初めて会ったのだが、小柄で痩せてて色白というか青白くて、メガネかけてて髪型はマジメ系で、でもなんだかヒゲが濃いという、「パっと見、中学生のガリ勉くんみたいなトッチャン坊やだな」と思った。
 見るからに神経質そうだったので、警戒していたのだが、適度に明るく、適度にテキパキしていて、そして、ネガティブなことを全く言わない子で、イベントの進行で多少の不備があっても「まあ、しゃーねーな」って流せる子だったのです。

 って、そんなのフツーだろうって思うけど、あのイベントでなかなかそういうフツーの人に当たらなくて、てゆーか私は毎回参加しているので、だいたいどういうことになるのかわかってるんだけど、それを親会社の若手社員(そっちは毎回若手がやってくるので初めてなのだ。雰囲気的には所轄の署長にキャリア官僚がやってくる感じ)に先に説明しても「ふ、それは君らが無能だからだろ」みたいな態度とられて、そしてやっぱり上手くいかないと「ふ、それは最初から運用が間違っていたのでは?」みたいなこと言われるのだが、その彼は「ああ、なるほど、こういうことだったんですか。やはり、難しかったですね。でも、皆さんのサポートのおかげでなんとかなって助かりました」みたいなこと言ってくれたので「こんな子、初めて」と超惚れたのである。

 でも、見かけがガリ勉中学生みたいなので、「この子、ちゃんと評価されるのかなあ」ってオカンの気持ちになって影ながら応援していたのだが、いつのまにか花形ポジションゲットしていたみたいだ。

 まあ、ああいうルックスの子は大手企業ではなかなか評価されないだろうから、うちみたいな中小企業に就職したからこそ評価されたんだろうけど、「あ、この子はかなりまともだ」と思った子が出世していたので、けっこう嬉しかった。
 いや「どーして、こいつが出世するの?」っていう方が圧倒的に多いので。それは大企業でもそうなのかもしれないけど。
 だから、現実世界で「密かに推してた子」がちょっとばかり出世すると「ほーら、私の見る目間違ってないじゃん」って自己肯定感に満たされるので、あの子にはほんともっと頑張ってほしい。25歳くらいの男子なので、ほんとオカン目線です。


3月5日(月)

●「トドメの接吻」9話

 個人的にも世間的にも今クールのダントツ1位は「アンナチュラル」だけど(暫定年間1位級)、私の2位はこれだ。
 最終回直前の9話で麦ちゃん死んじゃったんだけど、これどう終わるのかさっぱり見当が付かないところが素晴らしい。

 そして、新田真剣佑の涙が美しすぎて萌え死にそう(笑)

 先々週だか、新田真剣佑と菅田将暉のツーショットシーンがあったのだが、作画の違いに驚いた。
 よく人気漫画がコラボしたりする企画あるじゃん?古い話で恐縮だけど「ガラスの仮面」と「スケバン刑事」がコラボして、北島マヤが巻き込まれた事件を麻宮サキが解決するって話だったと思うが、ああいうやつ。
 新田真剣佑と菅田将暉が対峙したシーンがまさにそんな感じで「別の漫画家が書いたキャラが同じコマ内に!」だった。
 もう、どっちがいいとかいう話じゃなくて、とにかく画風が全く違うのよ。

 そんで、昨日は「トドメの接吻」が始まる前のオシャレイズムに新田真剣佑と野村周平が出ていたが(間に広瀬すずが挟まっていたが)野村周平がすっごい普通のどこにでもいそうな感じの雰囲気のビジュアルで、逆にそれが凄いなって思ったが、新田真剣佑の「トドメの接吻」に出ているのと同じレベルのキラキラさ加減も凄かった。
 同じ照明当ててるのに、なんで一人だけあんな目がキラキラしてるの?

 そんな新田真剣佑と広瀬すずと並んでいる野村周平のルックスはほんと地味だったんだけど、後半になって「広瀬すずは普段は内向的なのに、オレと喋ってると心を開いてくれるから、舞台挨拶やトーク番組の合間に、オレと結婚しちゃえば?って囁いている」って話始めて、場を盛り上げていて、「ビジュアル落としておいて、トークで盛るのすげえ」って、野村周平が売れっ子な理由が今更ながらわかってきた。

 「トドメの接吻」での真剣佑は、最初の方はちょっとボヤっとした感じというか、紗がかかった感じのイメージだったのだが、中盤から主人公のライバルになって黒化したあたりからキラキラしはじめて、「待ってました!」って思ったんだけど、今回も麦ちゃん監禁するシーンとか最高でしたわよ。
 って、だから別に好きな顔じゃないんだけど、なんて言うのか、歌舞伎みたいなケレン味を感じる美しさなので、ほんと面白い。

 そんで、そのキラキラの真剣佑も主人公殺してやろうとナイフ持ってギラギラしてたんだけど、逮捕されて早々消えていた志尊淳までもがアクセル全開なヤバい表情してナイフ持ってギラギラしていたので、あまりのマシマシ感に大喜びしてました。

 それにしても、あんなメンツの中でも独自の存在感を放つ麦ちゃんはやっぱ凄いなあ。
 あ、もしかして、例のお相手が門脇麦ちゃんだったら誰も文句言わなかったんじゃない?(笑)

●「ホリデイラブ」6話

 これもイケメン俳優マシマシドラマなんだけど、今回は中村倫也は控えめで、山田裕貴回でした。

 あ、でも今回で山田裕貴と中村倫也の妻役の松本まりかに繋がりがあることがわかったので、「この中村倫也と山田裕貴の対面シーンが見たい」という私の希望がもしかしたら叶うかも。
 謎の誘惑者として登場した時の山田裕貴の妖しいゲスっぷりも見事でしたが、松本まりかに弱み握られていただけで、今はそんな大事になってしまい、自分のやったことを悔やんでいる様子もイジらしくて良かった。

 それよりも、松本まりかの「怖い女」ぶりが加速してて、主役はこの人なんじゃ(笑)って思うくらい。

 それにしても、平岡祐太だけがずっと「いい人」だけど、これもひっくり返ったりするのかなあ?って思ったので原作漫画のあらすじを確認したら、なんと原作だと女性だったんだ。男だけど親友じゃなくて、本当の親友。
 という改定からも、このドラマがどれだけイケメンマシマシを目指しているのかわかる。塚本高史の部下二人も無駄にイケメンだし。(けっこうセリフの多い役だから無駄じゃないか)

 このドラマは最初はかったるかったんだけど、中盤になってから中村倫也の見せ場(不倫した妻と相手夫妻を揃えて尋問した場面。超笑った)があって、それから山田裕貴のクズっぷりが光ってきて、やっと面白くなってきたのですが、今回は異動する塚本高史のやる気の無い意地悪そうな後任の人が・・・・・最初、てっきりインパルスの板倉かと思って「板倉にしては、演技うまいし、なんだかけっこう美しいんだけど、板倉ってこんなに上手かったっけ?」って思ったんだけど、だんだん「なんか違うぞ?」って気がついて、調べたら「川口覚」って役者さんだった。

 蜷川舞台に出ていた人らしいが、ドラマにもちょこちょこ出てるから、なんかで見覚えあるなあ。

 このドラマだとキモかわいい感じになってるので、インパルス板倉っぽいんだけど、画像検索してみると、けっこうイケメン風写真もいっぱい出てるから、もっとテレビドラマでいい役ついたら人気出そう。顔が長谷川博己系だけど、高橋一生よりもひと回り小柄で華奢。

 ・・・って私、今頃気がついたんだけど、このドラマって渡辺千穂が脚本だったのか!!!

 そうなると、中村倫也のDV夫造形が、「名前をなくした女神」の高橋一生とすごく似ているのはそーゆーこと?まあ、こっちは漫画原作だから、なんとも言えないけど。
 原作はまだ連載中なので、このドラマの着地点がどうなるのかわからないけど、平岡祐太の役がもっとハジけたら最高に面白くなりそうです。


 そういえば、中村倫也で思い出したけど、この間、映画版「海月姫」を観た時、冒頭の・・・・・ええと、ああいう店って何って言うんだっけ?鑑賞魚店????熱帯魚店か・・・って熱帯魚じゃないのも置いてるよね?まあ、いいんだけど、要するにクラゲが置いてある店の店員役が「あ、これたぶん中村倫也だ!」ってちゃんと気がついたので、私はたぶん中村倫也3級くらいには昇格したと思う。

 映画「海月姫」はファッションショーのシーンがドラマより圧倒的に良くて、そりゃドラマでは中盤の山だったけど、映画だとあそこがクライマックスシーンだし、予算も全然違うから比較してもしょうがないけど、あのファッションショーのシーンは映画館で観たら、もっと楽しかったんだろうなって思った。
 だから、映画はやはり映画館で観ないと本当の魅力はわからないわけで、気になる作品はちゃんと映画館で見ようと思った。

 「シン・ゴジラ」みたいに家のショボいテレビ画面で観ていたら、「なんか、ほんとにゴジラが出てきた報道をテレビのニュースショーで観ているような気分になって、これはこれで面白い」っていう作品もあるけど、あれだって大画面で何度か観てるから、そんなこと言えるわけだし。

 映画と言えば、高橋一生の出演作情報が出て、佐藤健主演で大友啓史監督の「億男」だそうです。
 藤原竜也も出ているのに高橋一生の方が写真がデカいというのが胸熱だ。
 10月公開の映画で、モロッコ・ロケは年明けに済ませているらしいが、これから残りを撮影するようなこと書いてあったけど、佐藤健って4月からの朝ドラの松坂桃李ポジションじゃないの?
 それは今のところ不明なのだが、佐藤健の大学の同級生役が中村倫也なので、密かに期待している。(何を?)

 あとトヨエツが少女漫画家でそのアシスタントが志尊淳ってところも。(ゲイ役。シソンヌは最近全然フツーの男子役やってないの?)

 映画の話に戻ると「空飛ぶタイヤ」は高橋一生あんま出てなさそうだけど、映画でおディーン様観たことないから観に行ってみっか、って程度だが、「億男」は海外ロケまで連れてってるんだから、さすがにそこそこ出番あるんだろうと期待しています。

 でも朝ドラ「わろてんか」終わってしまうと、しばらくドラマ出演予定無いんだよね。
 Nスペ「人類誕生」を「ナビゲーター役やってる」と解釈すれば6月まで引っ張れるけど。

3月4日(日)

 前から予告はされていたんだけど、このタイミングでKIRIN生茶の中吊り広告が出たようで、スタイリストが用意した「これぞ高橋一生」っていう緩いサイズのトレーナー着て寝起きだったり、エプロンして料理しているイッセイの極上ビジュアルが出てきたので、いきなり皆が蘇った(笑)

 CMが公開されたら、もっと盛り上がると思うので楽しみにしています。

 さて、今日は親会社のお手伝いに行ったのだが、その支店では昨今の人手不足というか学生バイト不足が深刻なので、日雇い派遣みたいなのを頼むようになってたんだけど、今日来た人はこの仕事をするの初めてだったようで、派遣会社の営業マンが一緒に来ていた。

 そしたら、社員もバイトも「付き添いが一緒に来るの?」ってクスクス笑っていた。

 そして、営業マンがしばらくしてから帰る時に「うちのスタッフよろしくお願いします」って挨拶したら、その後になって社員が「うちがヨロシクってお願いしてるのに?」って笑っていた。

 ああ、この人たち、派遣スタッフっていう意味を全然わかってないんだなあ。
 つーか、うちの会社の人でもそういう人多いんだけど、こういう臨時雇いで来るスタッフが完璧に業務内容をわかっているわけでもないし、たいていは「全く何やるのかもわかってない」ってことがわかってないんだよね。

 コピー機の修理にやってくるような人と勘違いしてるのかもしれない。
 ああいう技術者には「修理が必要なコピー機はこれです」って場所教える以上のことは必要ないから。

 で、「わ、わたし、何をやればいいの?どうすればいいの?」ってオドオドしている派遣スタッフに「よろしくお願いします」って最低限の挨拶もせずに、無言でその業務に必要な「お客様に配る印刷物」の束を差し出したのだが、目の前にヌっとそんなの差し出されても、その人もどうしていいのかわからず「え?」って固まっていたら、その社員はスタスタとその印刷物の束を持って近くのテーブルに置いた。

 「あ、これをどこに持っていけば?」って派遣スタッフがそれを持つと「こっちです」とやっと案内していた。

 あー、あの社員、ほんと口が足らないんだよな。
 そして、そういう時には無口なのに、後でガンガン悪口を言いまくるタイプなのである。

 「あの人が、何すればいいんでしょうって言うから、必要な資料渡そうと思ったら、受け取ってくれなかったから、イラっとしてテーブルに置いちゃった」って愚痴っていた。

 なんで悪口はベラベラ喋るのに、肝心の時に無口なのか理解不能だが、その後、夕方になって私が書類に記入している時にヌっと何か差し出されて「え?」って思って二度見したら、高級チョコの詰め合わせの箱で「あ、ああ、ありがとうございます」って一つ選んだのだが、せめて「チョコいかがですか?」くらい言えよ(笑)

 私もきっとあいつに影でいろいろ言われていると思うが、別にあの人に好かれようとも思わないし、どっちかというと「社命で渋々行ってる応援仕事」なので「あの人、超使えねー」とか言われてクビにしてほしいくらいだから、けっこう好き勝手やってます。

 それでも、慣れない派遣スタッフがオドオドやってるのを見るの辛いから、大きな声で「ここの仕事けっこう特殊だから、初めての人には難しいでしょうね」って言ってやったら、何名かは「そういえば、そっか」って気がついたようだけど、ほんと、これは何度も日記さんに訴えているが、なんで「今日がこの職場での業務初めて」って人がいかに不安で、いかに何もわかってないかってことに鈍感な人がこんなに多いの?

 私も派遣で何社か仕事したけど、そんな職場なかったよ?
 みんなすごく気を使ってくれて、親切だったよ?

 それなにの、今働いてる環境では、そういうことできる人がほんと少なくて、ほんとがっかりするんだけど、なんなんでしょうね、あれって。
 ある意味、自己肯定感が低いのかね?
 だから「派遣社員はちゃんと教育されてる人のはず」って思い込んで、余計なこと言いたくないし、派遣社員が少しでもダメだったら全力で「なんで、あんなダメなのが来たの?」って言いまくるのかね?

3月3日(土)

 「30年前の自分に教えても絶対に信じてもらえない話シリーズ」としては、「島田雅彦が芥川賞の選考委員になるよ」は小結クラスだが、「それよりも町田町蔵が文学賞の選考委員になるよ」は大関クラスで、横綱は「リリー・フランキーが個性派俳優になるよ。イロモノじゃなくてメジャー作品の主要人物だよ」だろうか?

 最近だったら「オリンピックのフィギュア・スケート男子シングルで日本人が金・銀メダル」っていうのも30年前の自分に教えたら「え?欧米やロシアが核戦争で滅んだの?」って思うかもしれない。・・・あ、訂正します。「欧米やソ連が核戦争で滅んだの?」でした。

 そういう話とはレベルが違うけど、「30年後にあなたは好きな俳優の写真が載ってるからという理由で家庭画報を買います」って教えられたら「え?何が起こったの?」ってソ連崩壊よりもそっちに食いつくでしょう。( ちなみに30年前はそれなりにファッション誌購読していた。流行通信とかマリクレールとかwww。だからパリコレの影響を受けたDCブランドの動向なども真剣にチェックしていたこともあったのよ。週一で伊勢丹とか丸井をチェックして!!!あの頃の私は何だったんだろう?)
 家庭画報なんて買ったの生まれて初めてだ。だから、うっかり隣に置いてあった婦人画報を手にとってしまい「画報には家庭と婦人があったのか!」って初めて気がついたくらいだ。

 しかし、この雑誌は昔からオバサン向けのイメージがあるけど、すっごい重量あるんだが、自分が中高年になった今、「お、重い。これ買って、さらにスーパーで飲み物買うの辛い」って思ったので、オバサンに優しくない重量の雑誌だと思った。たまに美容院で「雑誌が重くて手が疲れてきた」って思うけど、この雑誌は腱鞘炎になりそうなレベル。
 この重さには何か意味があるんだろうか?
 中高年女性の二の腕のたるみ解消に役立つとか?
 これ持ってスクワットとかしたら、ヒップアップにも効果ありそう。

 で、高橋一生のグラビアですが、また篠山紀信撮影なんだけど、週刊文春の時も思ったけど、篠山紀信は世の女性たちがなんでこいつにキャーキャー言ってるのか一ミリもわかってないのだと思う。(まあ、腐女子の妄想の斜め上をジャンジャン投下してくるレスリー・キーと比較してしまうからなのかもしれないが)
 いや、もしかするとそれをわかった上でわざとやってるのかもしれないけど。
 竹内涼真の写真もあるが、そっちは体格の良さ生かした写真になってるので、「それは、わかるんだ?」と思ったが、あまり篠山紀信の写真に興味持ったことないけど、もしかしたら、この写真家の魅力って、こういう突き放した感じのところなのかね?

 まあ、いいや、だから「通常通り推しに課金しました」ってだけの話だから。
 1400円だから、映画一本分ってことで。

 さて、226事件から、けっこう日数経過したので、マジでショック受けていた人もけっこう立ち直ってきたようだが、後追い記事が本当にヒドいね(笑)
 「あの私服は本当にダサいのか、スタイリストが検証」っていうのは、いい悪ノリなので構わないけど、多くの後追い記事はほんとテキトーだなあと。
 そんで、そういうテキトーな後追い記事を真に受ける人がいるので、「え?」って思うが、「真に受けてるフリをして面白がってる」だけかもしれないので本当にわからない。

 それに何度も書いているが、私はたぶん「好きな芸能人」のこういう報道に動揺した経験が無いので、ずっと「本当にそうなの?」って思っていたんだけど、だから、今回観察してみたら、そういう人が少なからずいるということがわかって、まあ、そういう人ってメンヘラ傾向あるっぽいけど、「熱愛報道がマイナスになる」っていうのが「本当なんだ」って実感できたので面白かったです。

 まあ、その牙城を築いてしまったのがジャニーズなんだろうけどさ。
 皇室とジャニーズには、マスゴミも手が出せないんでしょうね。
 だって、ジャニーズ所属タレントの「熱愛」を報じて、それで一瞬だけ儲けても、同じ会社が展開するファッション誌やアイドル誌にジャニーズ所属が出てくれなかったら、全体的な売り上げガタ落ちですからねえ。

 それにしても、私はなぜ「好きな芸能人の熱愛報道」には割と鈍感なんだろう?って考えてみたら、「若い頃の自分の推しは西洋人ばっかりだった」ってことに気がついた。
 あっちはカップル文化だから「彼女がいて当たり前」だったんだよな(笑)
 ミュージシャンや俳優のオフショットでも「なんちゃらのパーティーでガールフレンドと一緒」とか。

 だから公の場では女連れがフツーだったので「へー、誰それの彼女かわいいじゃん」とか「あ、こいつはモデルと付き合ってるのか」って感じだったし、なんかいつの間にか彼女が変わっていても、「あれ?なんか前のとタイプ全然ちがくね?」とか「おめーは、女の趣味一貫してるな」とか。

 例えば、ヒュー・グラントのゴシップ誌的な報道とか、かなーりアレでしたが、そんなんで私の中の「愛しのヒュー様」の価値が下がったかというと、全くそんなことはなかったわけで、ただ「もお、しょーもねーな」って思っただけです。いや、私が実際にヒュー様の彼女だったら大変なことになっていたと思うのですが、私、知り合いでもなんでもないし。

 そういや、ダニエル・デイ・ルイスは女性関係ってどうだったんだっけ?
 あんま関心なかったので(私生活にはって意味)、あまり記憶にないのだが、ウィキペディアによると「過去にジュリエット・ビノシュ、ジュリア・ロバーツ、ウィノナ・ライダーなどとの交際歴がある。6年間交際した女優のイザベル・アジャーニとの間に一児をもうけるが、結婚はしなかった。1996年に作家アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラー(Rebecca Miller)と結婚し、ローナン(1998年-)とカシュエル(2002年-)という2人の息子がいる。」って、さすが格が違う(笑)

 高橋一生も「シン・ゴジラの時は石原さとみちゃんと付き合ってて、あ、市川実日子ちゃんにも手を出してちょっと修羅場になっちゃったんですけど、カルテットの時は満島ひかりちゃんと、大河ドラマでは柴咲コウさんと付き合ってたのに、なんで今更、共演女優と熱愛って騒がれるんでしょうね?」ってシレって言ってもらいたい。

 「長澤まさみさんとは?」って食いついてきたマスコミに「あー、彼女にもいろいろアプローチしたんだけど、スルーされちゃいました(真顔)」

 ははは、こういうの本気でやってみてほしいけど、それよりもちょっとやってみてほしいのは「有働アナがあさイチを降りたのは高橋一生と交際スタートしたからだった!小娘の森川葵とはとっくに破局」って、我らが有働アナと高橋一生が真剣交際していたら、イセクラはどう動くのだろうか?

 斎藤工は「イッセイさんは自分の体使って、きっとなんかの実験やってるんです」ってインタビューで言っていて「ああ、それな」って思ったけど、「共演女優食いまくり」って実験もちょっとやってみてほしいと思ったんだけど、高橋一生を更年期障害のホルモン剤治療法みたいにするな、って思ったんだけど、それなりに課金してるんだから、それなりに役に立ってもらわないと困るのだが、まあ、私は好きに妄想しているので、君たちも好きにしろって話ですよね。


3月2日(金)

 ああ、久々に2月分のファイルに上書きして消えてしまったので必死に復元したが、アップしてなかった28日のが消えた・・・・

 テアトル新宿で吉村界人くん主演の「悪魔」(谷崎純一郎原作)って映画見た感想書いたんですけどね。

 もう一度書く気にならなないから「吉村界人の鼻血ブー演技は最高だった」ってことだけメモっておきます。これのほうがよっぽど岡崎京子的世界観だったよ。

 あと、高橋一生の私服のチェーンが評判悪かったけど、そんなこと私にはどーでもよかったのだが・・・・

チェーンは かなしみました。いままで ずっと、もちぬしと なかよくくっついたりはなれたり やくにたったり おとをたてたりしながら、たのしく おでかけをして いたのです。それが たった いちまいの しゃしんだけで、こんなにまで じぶんのことを きらいだといっている ひとたちが いることを

— kiris_kirimura (@kiris_kirimura) 2018年2月27日

チェーンは へやのすみっこで さびを きにしながら なきました。もしかしたら また どこかに いっしょに いけるかもしれない。そのときに さびなんか ついていたら たいへんです。でも、なみだは とまりません。チェーンは おもいました。「ああ、じぶんが いちまいの しろい シャツだったらなあ!」

— kiris_kirimura (@kiris_kirimura) 2018年2月27日
 これを読んだら、すっかりチェーンに感情移入してしまい「俺たちのイッセイはこれからもずっとチェーンと一緒だぜ!」という暑苦しい気分に浸った。とか。

 ファイル消してしまった動揺のあまり、今日何書こうと思っていたのか完全に忘れたので、さてこれから「LIFE」でも観て落ち着こう。(中村倫也目当て。アンナチュラルはTVerで見る)

 あ、思い出した!
 あれからまた気が狂ったように「プリンセス・メゾン」をリピートしているんだけど、どうも邪念だらけになっちゃって「こんなモデル出身で中学生な体格の森川葵脱がしてもなあ」って(笑)

 細いし小柄なのはしょうがないにしても、もう少し胸あったほうがいいなあ、と思いつつ「お、この画面の角度だと、それなりに胸あるか?」って、もはやほぼ中高生男子並みに服の上から裸想像してしまうという事態になり、「あたし、なにやってんだろう」と、また笑いのツボにハマっていたのである。

 なんか、これ書くの忘れてたほうが良かったかも!

 それで、さらに「高橋一生に付き合ってもらいたい女優は?」って考えてみたんだけど、私の好きな女優といえば、宮崎あおい・・・・・・それはリアル「それから」になるので、やっぱそれ超見たいんですけど。だから映画で(笑)

 あとは、川栄ちゃんだよなあ、やっぱ。脱がせ甲斐方面からしても。

 それで思ったんだけど、私は森川葵ってよく知らないが、あまり男受けしそうな子でもないので、今回の報道での森川葵ファンの声は小さかったけど(私に見える範囲では)、これが同じくらいの若い女優さんでもアイドル出身とかだったら、数万倍荒れていたんでしょうね。

 そうだ、もしも、二階堂ふみだったら、さすがの私もけっこう動揺すると思うので、試しに付き合ってみてください。



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