可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

9月30日(土)

●朝ドラ「ひよっこ」

 いやあ、いい最終回だったなあ。(って言い回しは最終回じゃない時に使うのが通例だが)

 「そっか家族ですずふり亭でハッシュ食べるのが締めか」って感心していたら、記憶喪失の父ちゃんが「重箱を預けたままだ」って言い出したの、本当にびっくりした。まさか、そんな伏線が最終回で回収されるとは。
 登場人物がとても多いドラマだったけど、最終週でほぼ全員のことをまとめていて、これだけよく詰め込めたものだと唸りました。

 それにしても、このドラマは私が生まれる2年前くらいか始まったので「どのくらい先までやるんだろう?」と思っていたら、なかなか私が生まれなくて、そろそろだと思っていたら主人公が竹内涼真と破局して、その後時間が飛んだらもう翌年になっていたりした。
 なので、私が生まれた頃の前後2年間の計4年間だけだったらしい。
 こういう朝ドラも珍しいが、そういや「あまちゃん」もそんなに時間経過してなかったよな?

 「ひよっこ」の最初の頃「なんだか、あまちゃんみたいだな」って思っていたけど、そういや、偶然大女優と出会ったり、若い女子がみんな訛っていたり、けっこうパーツは意図的になぞっていたんだろうなあ。
 そして「あまちゃん」ではアイドルを目指していた親友じゃなくて主人公がアイドル目指すようになるんだけど、「ひよっこ」はそういう展開もなく親友は普通に女優目指して夢を叶えるし、朝ドラ定番の「報われない幼馴染男子」枠はそっちの親友に付属していて、「普通はこっちが主人公だろ」っていうのが親友役になっていたのが新しかった。

 そして、「父親の失踪」くらいしか劇的要素無かったのに「失踪していた父親が見つかったが記憶喪失でした」ってあたりから雰囲気が昼ドラになったので「すげーことやるなあ」って感心してました。

 このドラマに超ハマっていたわけでもないけど、竹内涼真とシシド・カフカには食いつきました(笑)
 あと、私の中ではイケメン枠だった浅香航大くんの新しい使用法を教えていただき、ありがとうございました。
 そうそう、最終回で漫画家コンビの浅香航大と岡山天音が激しく抱き合うシーンにちょっと萌えました(笑)

●「この声をきみに」

 昨日はバルス祭りだったそうですが、私はNHK10時のドラマを観ていました。
 これ、もう3回なんだけど、ついつい忘れていてやっと観られたのだ。
 番宣で「竹野内豊がイケてない数学准教授役」ってことだったので「それは是非観てみないと」と。

 そしたら、本当に竹野内豊が全くイケてなくて、相対的に柴田恭兵が超カッコよく見えるんですが、なんで竹野内豊がそれほどあからさまにダサい服装でもないのに、なんで全然カッコよく見えないのか不思議だ。
 そういえば「シン・ゴジラ」の時も竹野内豊が「私が竹野内豊だと思っているモノと何かが違う」って思ったっけ。それ、長谷川博己もそうだったんだけど、たぶん平たい言葉で言うと、色気が封印されてたんだと思う。
 なので長谷川博己と竹野内豊が画面で揃っていても全く「キャー贅沢!!!!」って感じがしなかったという不思議な映画だったし、だから面白かった。

 ところで、田辺誠一がメンズノンノで、竹野内豊がメンズクラブの専属モデルだった時代、私は男性モデルに夢中でせっせと買い集めていたのだが、今日そのスクラップブックを確認してみた。

高橋一生が掲載されてる雑誌買いまくってるが、ふと、24年前の推しを蒸し返してみた。メンノンの田辺誠一。まさか後に画伯になるとは pic.twitter.com/Q41W4KZ2NE

— のんちゃん (@limnonchang12) 2017年9月30日


竹野内豊がメンズモデルのモデルになった時の記事が保存されてた。なかなかの目利きである。 pic.twitter.com/x4kykYDMMR

— のんちゃん (@limnonchang12) 2017年9月30日


 あ、そうか、これ保存していたのは翌年、竹野内豊が俳優デビューして、けっこうすぐ売れっ子俳優になったから「そういや、この子がメンクラに登場した号持ってたぞ?」と思って保存しておいたんだ。目利きじゃねーよ(笑)
 メンズクラブには3人くらい推しがいたから買っていたのだが、私が推していたモデルさんは俳優にならなかった。10年前くらいは中年モデルとしてチラホラ見かける人もいたんだけどな、ああいう人たちは今はどうしてるんだろう?そっか、ググればいいのだな。

 そういえば、今日入ったニュースとしては、次の月9ドラマが選挙の影響で開始日を一週間ずらすらしい。
 市政モノとはいえ、選挙やるドラマなので退避させるらしい。
 そもそもタイトルが「民衆の敵」だからなあ(笑)
 このドラマにはあまり期待していないというか、そもそも私は篠原涼子が嫌いなわけでもないけど、なんかちゃんと観たことないんだよね。「アンフェア」を全く観てないし、「ハケンの品格」はちょっとだけ観たけど、あまり面白くなかった。ってゆーか「こんな派遣社員いねーよ」とか思っちゃってさ。

 ところで、その選挙なんですが、民進党の議員が百合子ちゃんの希望の党?とやらで公認とか言ってるんですが、私、その意味が全然わからないんですけど?
 小池百合子が都知事選でも都議会選で圧勝したから、その流れに乗って、っていうことなの?
 確かに私も「小池百合子なんでこんなに人気あるんだ?」って驚いたけど、だからって、民進党がそれに乗っかるのって、それでいいの?

 もし、この作戦が成功しても、その後の政権運営が泥沼になりそうな予感しかないんですけど。

 大河ドラマの歴史クラスタさんが「これ、応仁の乱じゃ?」って言っていたけど、ほんと、ここから群雄割拠の戦国時代が始まりそうで恐ろしいが、んー、でもそもそも民主党っていうの自体が最初からグダグダだったし、それでうっかり政権とったら想定を遥かに下回るグダグダぶりに加えての東日本大震災で、「なんか、野党が政権とると大震災が起きる」っていうことばかり覚えてしまい、これで小池百合子が国政にチャージしてきたら次は東海トラフ来るかもね、って悪い予感しかしない。

 もう、選挙よくわからなくなってきたから、って一度でもちゃんとわかっていたことあったのかっていうと、全くそんなことはなかったけど、もういいから、民主主義やめて天皇制に戻せば?

9月29日(金)

 今朝の朝ドラ前後のNHK最高でした。

 「おはよう日本」のラストで「では、ひよっこです」ってメインキャスターの高瀬アナが「朝ドラ送り」をするのは定着していたけど、今日は「有村さん、おはよう日本にも是非来てください」ってwww
 「朝ドラ受け」で有名な「あさイチ」に今日は有村架純ちゃんがゲストで来るのを間接的に宣伝してるんだなあ、高瀬アナ、いい仕事してるなあ、ってその時には思っていた。

 で、私は8時50分くらいに家を出ていたのだが、電車の中でツイッター眺めていたら「高瀬アナが9時のニュース読んで、そこでも、おはよう日本にも来てください言ってた」

大胆にも ニュースの枠を使って 直接 有村架純さんへラブコールを送る 高瀬アナと、それに正面から対抗姿勢を表す #あさイチ 有働&イノッチコンビ。渋谷放送センター内 歩いて僅か1分の至近距離で行われた攻防。NHK 史上 稀にみる掛け合いですよ、これは! (^-^;ゞ #ひよっこ pic.twitter.com/OaJRAa3Xh0

— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2017年9月29日

 ええええ、真正ニュース枠で、高瀬アナがそんな暴挙に?

 なんかNHKがかつてのフジテレビ的な雰囲気になってるけど、こういうのは、真面目な子がたまに変なことするから面白いのであって、こういうのが定着しちゃうとダメなんだけど、でも、これは高瀬アナだからこそとも言える。

 高瀬アナは昼の朝ドラ受けがずっと評判だったから。

 平日の昼の12時45分から朝ドラの再放送があって、そのすぐ後のニュース読んでるのが高瀬アナで、朝ドラを受ける高瀬アナの表情がけっこう注目されていたし、だから、高瀬アナが人気アナになったんだと思っていた。

 私は実際には観てないけど、たしか森本毅郎だか、違う誰かだったかもしれないけど、「おしん」などの朝ドラ全盛期にやはり「朝ドラ受け」というか、朝ドラのすぐ後のニュース読む若いアナウンサーが人気上昇してNHKを退職して民放入りしたって話は母から聞いたことがある。
 「そのアナウンサーが特別どうのじゃなかったんだけど、毎日見てるから、親近感わいてきて、なんかね。それで人気者になったからって、調子に乗ってNHK辞めてね」

 ここ数年の高瀬アナの「朝ドラ受け」を見て「ああ、母ちゃんが言ってたのってこれか」と思っていたんだけど、やっぱしなんだか人気上がっていたらしく、今年の4月から高瀬アナは「おはよう日本」に抜擢されて、「朝ドラ受け」から「では、この後は朝ドラです」って朝ドラ送りポジションになったので、その職務から執拗に「ひよっこ」推しなのかと思っていたのだが、今朝の「有村さん、ぜひ、おはよう日本にも来てください」攻撃で、「これ、けっこう本気なの?」って思っていたら・・・・

 「お前がこっちに来い」っていう有働アナにも笑ったけど、えええ?これって、「有村架純ちゃんは私もお気に入りなんだけど、高瀬アナがそこまで言うんだったら、嫁にやってもよくてよ」と一瞬思ったが、高瀬アナ既婚者だった。残念!

 そして、とうとう「あさイチ」のスタジオには乱入しなかったけど、しばらくしたらインスタで「こんな顔の高瀬アナ見たことない」っていうくらいのニヤケ顔で有村架純ちゃんとツーショット写真あげてました。

 いやあ、私は「今年の紅白の総合司会は高瀬アナで」と思っていたのだが、想定以上にバラエティー属性高いようなので、これはやっぱ紅白の司会やるかも。


9月28日(木)

 昨日?というか日付今日の深夜に放送された「笑×演」に福士誠治くんが出ていたのをさっきティーバーで観たのだが、この番組初めて観たけど、芸人のネタを役者が演じてみる番組らしい。
 そんで、コンビを組むのが西尾まりなので、やっぱ西尾まりが全部持っていったというか、福士くんの役は元々引き立て役なんだけど、もう少し「かわいい」(西尾まりのセリフ)を出せなかったかねえ?

 それよりもプロフィール紹介が「純情きらり」だったり「のだめカンタービレ」っていうの、もう10年前なんですけど・・・

 上手い役者じゃないんだけど、だからそのちょっと固いところが「のだめ」の黒木くん役にはマッチしたけど、その頃がキャリアハイ的なことになってるのがねえ?
 もちろん、俳優としては「売れている」部類だし、テレビではここ10年代表作がほとんどなくても、舞台では大きい作品に出ているんだけど、2008年に演劇ユニットを組んでいた、斎藤工や波岡一喜の今の状況からすると、テレビドラマでの使われ方がねえ?

 って、確認のためウィキペディア観てみたら、この間出演していたはずのWOWOWのドラマのことも、「脳にスマホが埋められた」も更新されてないよ。とほほ(お前がやれよ、っていうことですか?)
 それなにの、まだ放送前の「コウノドリ」(第2話ゲスト)は入ってるんですか?

 そうなのよねー、今年に入ってからの地上波ドラマは、1話ゲストばかりだし。

 でも、高橋一生だって、今度のフジテレビの番宣番組に月9チームで出るらしいけど、ちらりと予告観たら篠原涼子と石田ゆりこに挟まれて座っていて、イセクラさんが「今まではこういう番組に出ていても後ろの壇だったのに!」って感激していた。

 去年の大河ドラマの出演者会見でも、後段だったもんね。
 だから、三浦春馬がとっとと死んじゃって、柳楽優弥がガッツリ出てくるまでを高橋一生で引っ張ろうとした制作サイドって、すっごいことしたなあって思うって、何度も書いてるんだけどさ。
 もちろんNHK的には「信頼と実績の」ってことがあったんだろうけど。

 それでも、まさか政次がここまでの人気キャラになるのは予想もしてなかったんだと思う。

 そういや、ファブリーズの新CMが解禁になったけど、これで7社目ってことになるのかな?
 まだ、他にも出てきそうなので、今年のCM契約数ランキング10位内に食い込むのかもしれない。

 CMはけっこう短いスパンで作られるからわかるけど、面白いのは映画だ。
 斎藤工の監督作品「BLANK13」は、どうやら2015年に撮影したものらしいが、やっと来年公開にこぎつけた今になって主演の高橋一生が時の人になっているので、もちろん斎藤工監督作品ってだけでも注目されたとは思うが、斎藤工も高橋一生が2014年の「昼顔」の時の自分みたいなことになってるのは予想してなかっただろう。

 今日、試写会が行われている「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」だって、たぶん明日の朝のニュースショーで舞台挨拶風景が放送されるのだろうけど、高橋一生がこれほどブレイクしてなかったら、「めざましテレビ」などで取り上げられるような作品じゃなかったはずだ。

 それを言うなら「三月のライオン」だって、「シン・ゴジラ」の公開前に撮影されているので、出演シーンも短いというのに、後編では舞台挨拶に登場させてるくらいだから、もしかしたら今年になって「おい、なんでもっと撮影してなかったんだ!」ってことになっていたのかもしれない。

 そう考えると「シン・ゴジラ」はやっぱすごかったなあ。
 市川実日子ちゃんを一番の人気キャラにしたのも凄いけど、高橋一生とか松尾諭とか、一般的知名度がそれほど高くなかった脇役俳優の知名度を一気に上げたからなあ。

 私は公開直前まで、庵野監督にもゴジラにもあまり興味が無かったのだが、宣伝で長谷川博己が引き回されていたので「ヒロキが出るなら観てみるか」程度だったし、ネットでも評判良かったので軽い気持ちで観に行ったら「うわあああ、高橋一生が出てる、それも超いい役じゃん、しかも出番けっこう多い!」って感激したし、その後、尾頭人気に引っ張られる感じで安田も人気キャラになっていたので、「この流れで、来年は大河ドラマだから、絶対にブレイクするな」って思っていたら、まさかの「イケメン俳優」扱いになってのブレイクになっていたので「は??????」ってなっていたし、「シン・ゴジラ」の安田役しか見たことない人たちも「今話題の高橋一生って、あの安田だったの?」ってなっていたし、ほんとよくわからなかったんだけど、一番わからないのは、そこからドボンと沼落ちした自分である。

 って、福士誠治のことを書いてるはずが、いつのまにか高橋一生の話になってしまったが、高橋一生がブレイクして「池袋ウエストゲートパークの引き篭もりが高橋一生だったのか!」って言う人多かったけど、福士誠治がいつの日かもっとブレイクしてくれたら「のだめカンタービレの黒木くんって福士誠治だったのか!」って言ってもらえるのを期待しているわけです。

 福士誠治を知っていた同僚M嬢すら「のだめの黒木くんだよ!」って私が言っても「え?あのオーボエの黒木くん?そうだったっけ?」でしたからねえ。


9月27日(水)

 夢の話です。

 今朝の夢にまた高橋一生出演させました。
 ほんと、どんだけハマってるのよ、って話ですが、何の自慢にもならないが、なんと長谷川博己まで登場したのは快挙としかいいようがない。
 目が覚めた時に「自分、グッジョブ」ってガッツポーズしそうになった。

 明け方5時頃目が覚めて(加齢のため、よくある)、トイレ行った後、水飲みながらツイッター眺めていたら、長谷川博己タグが出てきたので、しばらくタグTL辿っていてのでそれがインプットされてたようで、二度寝の時に登場したらしい。

 細かいシチュエーション覚えてないんだけど、1軒屋なのかビルなのか、とにかく1階が店舗で上が居住スペースみたいになってて、なぜかそこで映画だかドラマだかの記者発表があるので俳優さんたちがウロウロしてた。
 私はなんであの場にいたんだろう?さっぱり覚えていないが、サブストーリーがあって、そこの店舗の店主と誰かが対立していて、店主の大事にしている物が紛失して、「あいつが盗んだんだ、探せ!」っていう展開があって、犯人探しのお手伝いなどをやっていたような?

 で、その最中でも、私は「うわ、高橋一生と長谷川博己が同じ部屋にいるよ!」ってことに大興奮しているのだが、そういうそぶりを見せずに振る舞い、「なんとかこっそりツーショット写真が撮れないか?」ってスマホを眺める振りして、シャッターチャンスを狙うが、なかなかいい位置に入ってくれなくてヤキモキ。

 そのうちに、隣の部屋には松田龍平がいることがわかり「もー、なんなの」と悶絶するが、二兎も追えてないのに三兎が追えるわけもなく、全然写真が撮れないのだが、そのうち「いや、これもしちゃんと撮れても、倫理上SNSには載せられないので、でも撮れたら自慢したくなるから、撮れなくていいか」とか真面目なことを思っていた。

 うーん、でも隠し撮りはダメだけど「一緒に写真とってくださーい」っていう正々堂々としたのならアリだろう、と思ったのだが、このレベルの人たちと一緒に並んだ写真なんて欲しいか?
 残りの人生、高橋一生の横でバカヅラ晒す、ブサイクな自分の写真と付き合うことになるんだぞ?

 ここんとこ妙にリアルで、20代の頃、追っかけていたミュージシャンと一緒に撮った写真があるのだが、あれを見るたびに己のアホヅラに目眩がするのだ。まあ、それを含めての青春の思い出の一枚になってるのだが。

 そして、写真撮るのはあきらめて「こんなこともう二度とないから、自分の脳裏に焼き付けておこう」と視姦に専念してました(笑)
 夢なんだから、もっと好き勝手すればいいのに、なんでそんなに現実的だったんだろうって、目が覚めたらおかしくておかしくて。

●ツイッターのアナリティクス機能

 インプレッションてゆーのを今日初めて知った(笑)
 でも、インプレッション数が「ちゃんと読まれた数」とも限らないとは思うが、確認してみたら、やはり「#おんな城主直虎」をつけたツイートは多いときは3000以上のインプレッションがついていたので、番組終了後の流れをそれだけ追っている人が多いのだろう。

 私が「#おんな城主直虎」で呟いているのは、番組を応援するために「ツイッターでこれだけ盛り上がってますよ」ってことに清き一票を入れてるつもりなだけで、承認欲求は無いのだが、それでも、たまに10や20くらいの「いいね」を頂戴することがあって「恐縮です」と思う。

 ところが、本来私がツイッターでやっていた「自分の行動と写真記録」だった「神宮球場で慶應 岩見のホームラン飛んできた」っていう呟きがなぜか180インプレッションもあるのはなんで?
 それだけ「慶應 岩見」で検索かけてる人がいるってこと?

 さらによくわからないのは「大竹くん観に神宮球場に来たのに2回持たずに降板してしまった。三次元はこれがあるからなあ(違う」っていう自分用ツイートが105インプレッションなのに、応援のために「#散歩する侵略者」つけた感想文ツイートが118インプレッションって、なんじゃこれ?

 あ、そうか岩見ツイート観てくれた人が、他のツイートも観にきたのか!
 すいません、アカウント使い分けてないので、直近のツイートは「#おんな城主直虎」ばかりでした(笑)

 結論:「慶應の岩見」は予想以上に集客力あったようなので、やっぱ「慶應」は外したほうが良かった。一瞬思ったんだけど、10年後に「誰?」って思うかもしれないから入れたんだけど、自分が思っていたよりも人気者なんだよなあ、ってそりゃ私が「きゃー、岩見のホームランが至近距離に着弾!!!」って喜んでいたのは何故かってちゃんと考えろよ。って、春期サボっていたので、「なぜ私は岩見でこんなに興奮しているんだろう?」ってわかってなくてさ(笑)

 しかし、過去のインプレッションを眺めてみると、意外と見られていることがわかり、「フォロワー少ないからって油断できないんだな」ってことがわかった。
 まあ時々思っていたんですけどね「うっかりバズったらどうしよう?」って。
 そんな心配って「宝くじに当たったらどうしよう?」と同じかな、って思っていたけど、宝くじよりは確率高いのかも。交通事故に気をつけよう、くらいには?

 でも、「慶應 岩見」で、せいぜい200くらいなんだから、そのくらいだったら、まあいっか、とも言える。
 ツイッター始めたのは、元々、野球選手が次々とツイッター始めたので、最初はブックマークしてウェブで追っかけていたのだが、あまりに増えすぎて追っかけきれなくなり、「そうかアカウント作ってフォローすればいいんだ」っていうのことになって、そのうちに、「日記に写真アップするのは手間だが、こっちだと簡単だ」って自分用写真記録用になって、日記に写真アップしたい時にも、ツイッターで写真あげて埋め込みするのがラクだったからそうしていたのだが、今年になって「贔屓のドラマの視聴率が悪くても、ツイッターでトレンドにあがってると人気ドラマってことになるから」と、だから清き一票的な意味で頑張っていたし、贔屓ドラマで二次創作している人もマメにリツイートして応援しているつもりだったし、そうこうしていたら、なんだかよくわからないアカウントになってしまったのだが・・・・・・

 今日になってツイッターの解析機能に気がついてしまい、「ああ、こういうのけっこう好きだけど、やっぱ自分はこういうの関係ないところで、ひたすら自分勝手にボヤきたい」と思った。この日記はカウンターこそついているけど、それ以外は全く解析データ無いので、いや、ほんとに、もし、そういうのやってて、会社関係とかのアクセスログなんてあったら速攻閉じるのだが、どの程度、リアルな私を知る人がアクセスしているのがわからないからこそ、漠然と続けているわけで、そりゃたまにリアル友人に「久々に見たら、相変わらず字がびっしりだった」とか言われて「ひぃぃぃぃ」ってなりますけど、「この文字数についていけてるリアル友人はほとんどいない」と確信して、垂れ流してるんですけどね。


9月26日(火)

 朝ドラ「ひよっこ」に、コレクターズの古市コータローが出てきて超驚いた。

 シシド・カフカの恋人役でドラマーという設定だったから「もし登場するのなら、どこぞのドラマー引っ張りだしてくるのだろう?」と思っていたので、ギター担当の古市コータロー出してくるとは全く想像つかなったよなあ。って、コレクターズってどのくらい一般知名度あるんだろうと、さっそく同僚M嬢に聞いてみたら、「バンド名は知ってるけど、曲が浮かんでくるわけでもないし、メンバーの顔もわからない」と言っていたので、そーだよねえ?

 このドラマはシシド・カフカ始め、ミュージシャンが多く出ているので、そういや私はシシド・カフカのことも知らなかったんだから、そんなもんか。

 そういや、あんまニュースショー観てないんだけど、この間、少しだけ観ていたら「解散総選挙なんてケシカラン」って雰囲気だったので「え?そうなの?」って思った。
 あんだけ「安倍やめろ、やめろ、やめろ」って雰囲気だったんだから、「よっしゃああああ!チャンス到来!」ってことなんじゃないの?
 まあ、反安倍を煽るために「国民のことを何も考えてない解散」ってことを周知させたいのかもしれないけど、「解散なんて自分勝手で無責任だし、そもそも解散って違憲じゃないの?」とかやってると「この人たちは本当は何をやりたいのだろう?不倫叩きと同じ匂いしかしないのだが」としか思えず、浮動票の私の心は「どっちか選ばないといけないのなら自民党だよな」ってことになってしまいます。

 柳下毅一郎が「たつき監督がどういう人かまったく知らないが、民進党はたつき監督復帰を公約にすれば選挙に勝てるのでは…とタイムラインを見ていて思った。」って呟いていて吹いたが、前にオタク寄り議員が善戦したけど、当選はしなかったこともあったので、ホントにやってみてもどうなのかな?と思った。

 確かに、たつき監督の件のツイートは数十万リツイートされいて、それは凄い数字だけど、それがマックスなんだよね。
 映画「君の名は」がヒットした時に、「ガルパンを10回以上観るオタクがあれだけいるのに、君の名はは興行収入の桁が違うんだから、オタクはリア充には絶対に勝てない」って言ってる人がいて、「ああ、そういうもんかも」と思ったっけ。

 ちなみに会社で「北朝鮮がミサイル発射しても、けものフレンズは放送していたらしい」と話したけど、けもフレ知ってる人が皆無だったので「そんなもんか」と思った。

9月25日(月)

●大河ドラマ「おんな城主直虎」第38回「井伊を共に去りぬ」

 地味に神回だった。
 いや、ここんとこずっと凄いのだが、33回で政次処刑で「きぇええええ」って感じで、34回で堀川城壊滅で「ぎゃあああああ」って感じだったのだが、35回で「少し立ち直りました」、36回で「もう井伊家再興はあきらめます」という展開で多少まったりしていたら、37回で「へ?直虎と龍雲丸、同棲してんの?」とスイーツ展開になり、でも武田来襲で井伊が焼け野原になるんだけど、「うん、それはもう知ってたから、それよりも直虎と龍雲丸の恋の行方は?」って思っていたし、「さて、いよいよ菅田くん登場っていうのがハイライトだよな」と思っていた。

 序盤の出演者テロップ眺めていたら政次の居場所を奪った龍雲丸の次に「菅田将暉」の名前が出てきたので「よし、来週からたぶん菅田くんが、いよいよ政次のポジションだ」とニヤニヤしていた。(「風と共に去りぬ」からの考察で、たぶんレット・バトラーはいなくなるから)
 そしたら「寿桂尼 浅丘ルリ子」っていうのが出てきて「?回想シーンじゃないんだ」

 役名の後に(回想)って出ていたら、すでに放送されたシーンを使い回すが、(回想)が無い場合は未放送シーンということになるけど、このドラマで印象に残った「(回想)じゃないシーン」は、三浦春馬がスケコマシ認定された時とか、今川義元の最盛期を回想する、生死を彷徨う寿桂尼さまだったりしたので、今回はどうなるんだろう?なんて思っていたけど、本篇始まったらそんなことはすっかり忘れて、武田信玄とサシで話す南渓和尚とか、橋本じゅんを説得する柴崎コウとか(なんで役名じゃないの?)、やっぱし武田の間者だった高瀬とか、久々に「ごちそうさん」メンバーが揃った村人のシーンとか、ノコギリの扱いがすっかり上手くなってる直虎とか、あやめとラブラブのムロ方久とか、相変わらず抜群の存在感で目立っている本田博太郎とか・・・・

 そしたら、戦で苦戦している徳川のところで、今川氏真が「寿桂尼さまの命日だから」と優雅に笙を吹いていて、徳川家臣団が呆れていて・・・・私も「何やってんの氏真www」と笑っていたんだけど「なんで、わざわざこんなシーンを?」と思っていたら・・・・

 武田信玄のシーンになって、寝所で遊び女と対峙したら、その遊び女が突然「冥府からお迎えに」って寿桂尼さま!!!!!!
 すげー、すげー、すげー、氏真が寿桂尼召喚して、信玄公殺したよ。
 「今川は大名としては滅んだが、その後、徳川の文化顧問として生き残った」らしいが、まさに前回のサブタイトルの元ネタである「悪魔が来りて笛を吹く」じゃないけど、笙を奏でて武田軍に重大な一撃を与えるとは、なんという創作。

 すげーな森下脚本。

 で、その寿桂尼さま再登場シーンをまともに食らって頭がボーっとしてるところに、菅田虎松が、「かつての直親の帰還」の第五話を完璧になぞりながらも、寺田心くん演じる幼少時代の雰囲気も保っていて「菅田くんマジすげええ」としか言いようがなかった。

 あ、その前に寺のシーンで新しい猫がキャスティングされていたんだけど、それがね。

 

この子絶対に生まれ変わりだわ #おんな城主直虎 pic.twitter.com/X2UuSWYVHJ

— かぼす (@kabosu0805) 2017年9月24日

 ああ、白黒をつけむと・・・・そして髪型(?)も同じじゃん!!!

 政次が猫に転生っていうネタは多かったが、私も「ごちそうさんルートだと、猫に憑依するよね」って思っていたので、この「はちわれ」猫のキャスティングは意図的か?

 というわけで、久々に視聴後の皆様の感想をリツイートしまくってしまいました。

 次週予告の菅田虎松が六左の汗ふきながら「俺を信じろ」っていうのも、「但馬ものまね選手権優勝狙ってるの?」って感じだったし。

 このドラマって「親子キャスティングが実によく出来てる」んですが、井伊直政のキャラ設定を基にして、直親や「しの」や直虎や政次のキャラ作っていったんでしょうね。
 すごくハイブリット感があるので、第3章の「直政出世物語」が楽しみです。

 そして、菅田くんのツイートは1万リツイート、6万ファボってましたが・・・

今日、虎松、改め、万千代、始動。宜しくお願い致します。 #大河ドラマ pic.twitter.com/C5j1pQPega

— 菅田将暉 (@sudaofficial) 2017年9月24日

 視聴率には影響しなかった(笑)
 まあ、横ばいというか、先週は台風特需でちょっと上がっていたのが、また元に戻った。

 ところで、先週末に静岡の美術館で直虎の撮影スタッフが撮影裏話を披露するトークショーやっていたのですが、「政次処刑シーンで、直虎の頭巾についた一滴の血痕は演出ではなく偶然だった」っていう話が衝撃的でした。
 あの、ほんとにポチっとした血痕、「いや、普通はもっと返り血浴びるようにしちゃうだろうに、よくこれだけにしたな」って感心していたのですが、「神演出」ならぬ「本当に神様がやりました」だったとは。
 そして、それもなかなか無いだろうに、たまたま順撮りだったので、処刑シーンの翌週の「ほんとうの政次ロスをお見せしましょう」ってなった直虎が、あの血痕ついたままの頭巾のまま「政次に伝えたいことがあるのじゃ!」っていうことになったようで、私がどれだけあの血痕に泣かされたと・・・・

 そして、昨日から今日にかけてのツイッターでの「おんな城主直虎」の盛り上がりにうっとりしていたのですが、今日の夕方「けものフレンズから、たつき監督解任」のニュースの沸騰ぶりに「なんだか桁が違うや」って思いました。

 こっちは、政次ロスから一ヶ月経過しても全然立ち直ってないんだけど、そっちはそっちで大変そうですね。

9月24日(日)

 本日はそれほど暑くもなく適度に曇っていたので、ルンルンで(死語)神宮球場に向かった。

 12時前に外苑前駅に着いたのだが、なんだかフワっとしたスカート履いた女子が多く「なんだろう?」と思っていたら神宮球場の手前にあるTEPIAでアニメ系のイベントやっていたみたいで、大量に集まっていた。

 私が「二次元萌えは運動不足になるから、三次元活動もしないと」って神宮球場に向かっているというのに、ホンモノの二次元萌えの皆さんとすれ違うとは(笑)
 何のアニメかわかららないけど、皆さん、大量の缶バッチをディスプレイしたカバンなどを所持していた。
 たぶん、あれで「推しキャラ」をアピールしているのだと思う。
 そして缶バッチが入った透明なプラスチックケースを持ってうろうろしていたのだが、私の後ろを歩いている人が「識者」だったようで、連れに「あれは物々交換しているんだよ」と説明していた。

 なるほど、金さえ出せば大量に買えるわけでもない場合(ガチャ方式などで)ああして交換して、自分の推しのを集めていくわけか。

 さっきネットで調べてみたら「MADOGATARI」ってやつで、マドマギ作ってる会社のイベントだったようだが、それにしても女子ばっかだったのは何でだろう?

 それにしても私には見慣れぬ光景だったけど、この通りは野球のユニフォーム着てる人たちがゾロゾロと歩いている通りなので多少形状は違うが同じっちゃ同じだと思ったし、私自身が「早稲田の大竹くんを至近距離で観にいくんだもーん」って時だったので、「みんなナカーマだ」と心が熱くなりました(笑)

 そして、まず、球場の外を半周して外野席へ向かう。
 なんでかって言うと、第一試合の最中は第二試合の選手達が外でウォームアップしてるから。
 応援団も練習しているのだが、ヤクルトの事務所の前あたりで選手達がトレーニングしていた。
 大竹くんは通路よりにいたので、1メートルくらいの至近距離ですれ違う。
 背高いしスリムだし顔ちっちゃいし、ほんとモデル体型で素敵!
 彼が1年生の時は「顔はイマイチだな」って思っていたのだが、4年間見守り続けていたら、だんだん顔も可愛いと思うようになった。それは一学年上だから、もう今年プロ入りした明治の柳も同じだった。

 当たり年だった去年の4年生がいなくなってしまい、ごそっと知ってる選手が減ってしまったし、春期をサボったので(沼から這い出せなかった)また推しキャラ探さないとなあ。
 そんで、とりあえず外野席で腹ごしらえしようと、ビールに焼きそばという糖質バリバリメニューを楽しんでいたら、打席が慶應の岩見だったので「ホームランこっち来るかも、でも、下段じゃないから大丈夫か」なんて思っていたら、なんか打球が上がって、すぐに私の周辺にいる人たちが「こ・・・これは・・・来るぞ来るぞ」とザワついて、私も打球がこっち向かってるから距離感わからないんだけど、打球の高度から「これはたぶん入る」とずっと見守っていたのが、いつまでたっても高度が落ちないので「これは、こっち来る!」と焼きそば持って立ち上がったら、私の座った席の5メートル右の3段下くらいに着弾した。

 ホームランがあんなに近くに着弾したの久しぶりだ。
 横から見てると軌道がわかるけど、真正面から見てるから、かなり近くならないとどのあたりに着弾するかわからないから面白いんだよね。ちょっと怖いけど。

 岩見はプロ入りするのかね?
 そうだとしたら、「あの秋、外野で焼きそば食べていたらすぐ近くに着弾した。思わず焼きそば持って立ち上がったが、後でビールを持って避難すべきだったと反省した(そっちのほうが高価)」と、またいつか思い出すかもしれない。

 で「いいものを見た」とテンション上がったし、ビールも飲み終わったので、内野席に向かった。
 大竹くんはまだいたので、ニヤニヤしながら通過したが、そのすぐ横では、ヤクルト選手の出待ちしてる女子がいて「この前、浅尾くんとすれ違ったら超かわいかった」と喋っていた。中日の浅尾くんのことだと思うけど・・・

 君らがそんな話しているすぐ横に私のアイドルの大竹くんがいるんだけど、彼女らは早稲田投手陣には関心ないようで、まあ、そういうもんだね。ドラフト候補でもいれば違ったのかもしれないけど。

 さて、第一試合が終了する前に久々の内野席に座って、早稲田ベンチの真上の席に座っていたのだが、第二試合の準備が始まると、やはり大竹くんが先発らしく投球練習を始めたので、よっしゃああああ、って気合い入っていたのだが、試合が始まると初回に1点とられて、2回も連続安打されて1失点で、全然アウトとれない状態で、あっさり降板しちゃいました。
 はえーよ、と思ったけど、今日はプロの試合のある日だから延長が無いので、先発投手を無理に引き延ばさなくてもいいから、しょうがない。

 しかし、それ目当てで来たのに、いなくなってしまったから、しょーがないからまたビール飲んで紛らわせてました。
 いつもだったら、ただぼんやりと野球楽しめるんだけど、二次元萌えにかけてる荷重をぐっと大竹くんにかけてしまったので、引っ張ったゴムが切れたような状態になってしまった。
 あと、もう1回だけチャンスがあるけど、あの調子じゃ大竹くんが登板する可能性が低くなったなあ。そして最後の慶應戦はテレビ中継で観ようと思っていたんだけど。

 三次元活動はこれがあるからなあ(違う)

 まあ普通の野球ファンはチーム単位で考えてますからね。
 横浜ファンの先輩なんて、トレードに出した選手のことは瞬時に他人扱いになってたし。
 私はどうしても人単位になってしまうので、推しが各チームに複数いないと困るんですよねえ。

 そういえば、今日から直虎に井伊直政役の菅田将暉くんが登場するのだが、神宮球場に向かう電車の中で菅田くんがツイッターで楽屋写真をあげて「よろしく」と呟いていたので、私もリツイートしたが、まだ上げて30分くらいなのに、もう1万ファボ超えていたので「すげえなあ」って。
 だって大河ドラマ公式が人気キャラの「にゃんけいさん」の動画アップしても、1日くらいかけてやっと1万ファボ超えたくらいだったのに、たった30分って・・・・

 「そもそも、フォロアーどのくらいいるんだ?」って確かめたら200万超えてた。
 200万・・・・すげえな。
 今の大手新聞でどれくらいなんだろう?
 ざっと調べたら、読売が800万、朝日が600万、日経・毎日が300万くらいなんですか・・・

 フォロワー数イコール人数じゃないだろうけど(複数アカウント持っていたり、企業や店舗などのアカウントもあるから)、大手新聞クラスの発行部数なわけだ。
 そんなんじゃ、うっかり変なこと呟けないし、実際、自分が出演する作品の宣伝ばっかりだけど、こうして無料で200万のファンにチラシが届くんだから凄いね。


9月23日(土)

 久々の土曜出勤だった。
 暇だったから、ガシガシと書類整理して、シュレッダーかけまくって楽しかった。

 そして今日も雑誌3冊購入。高橋一生が表紙のゲーテと、松潤が表紙のSODAと、「高橋一生×ルイ・ヴィトン」のSPUR。
 どれも初めて買う雑誌だったが、どれも紙質がいいので、3冊揃うと重かった(笑)

 そんで、中身観ても、なんか「はあ、そうですか」って感じになってきた(笑)
 すでにアンアン観た時に「こういう彼氏感的なの、もう飽和状態」と思ったのだが、そろそろファッション誌の高橋一生に飽きてきたみたいだ。
 だから、元々顔が好きなわけでもないし。
 そして、SODAの他のページをめくっていたら、千葉雄大の写真に「ふぁ!!!」ってなったりしていたし。

 もう雑誌はやめようかなあ、と思ったんだけど、さっき帰るときに「いや、でも、これはそもそも、写真鑑賞や収集目的ではなく、課金目的だったのでは?」と思い直した。

 その昔、マーくんファンの友人との会話を思い出した。

 友人は「好きな人のやることは全肯定。嫌いなやつのやることは全否定」というタイプで、ダルビッシュのやることにはいちいちケチつけていたが、マーくんのやることは、いちいち理屈つけて肯定していた。
 そして、どっちかというと素朴なイメージのあるマーくんが数百万円の高級時計を買ったという話題で、私は「それに見合う稼ぎがあるのはわかるけど、20代前半の男子が高級時計買うのにはちょっと抵抗があるな」と言ったら、友人は「あれは時計技術を守るという意味もあるので、そういうのは理解できるな」と言いだした。

 高級呉服に貢ぐ人がいいそうなセリフである。
 物欲で買ってるんじゃないんだ!この貴重な伝統文化を守ってるのだ!って(笑)

 というわけで、私も高橋一生という貴重な文化財を保護するために、せっせと雑誌買ってるようです。
 課金が目的なら、買った端から捨てていけばいいだけだが、んーでも、30年後くらいに、高橋一生が今の小林薫や近藤正臣的ポジションになっていたら、「んふふ、この人、若い頃こーんなだったのよ」ってコレクション見せびらかせたいような気がしなくもないので、やっぱスクラップして保存しておくかね。

 でも、若かりし頃の石原裕次郎や加山雄三の写真見ても、あまりピンと来なかったんだよなあ。

 あ、でも、ヒッチコックだったかルビッチだったか、若い頃のゲーリー・クーパーにはひれ伏したことあるな。

 名画座やシネセゾンで上映していた、古い映画いっぱい観ていた時期は楽しかったなあ。
 ビスコンティ作品に出ていた若い頃のアラン・ドロンなんて顎外れるくらい美しかった。

 ビスコンティ映画なんて、もう20年くらい観ていないけど、今観たらどうなんだろう?

 なーんて思うのも、30年前は「ゴダールの甥っ子?」って感じだった黒沢清がすっかり大御所になった今の映画観て、「ちょwww、黒沢清が東出昌大を誰よりも正しく使用してるのってwww」ってことで、なんかちょこっと記憶が刺激されたらしい。


9月22日(金)

 割引になるから登録していたアイ・シティからの「誕生日なのでクーポン差し上げます」というアプリからのメッセージで「あ、今日誕生日だったし」と気がついたのであった。
 アニバーサリー音痴が年々深刻化してます。いや、全然なんにも困らないからいいんだけどさ。

●松田龍平について

 「散歩する侵略者」を二度見て、松田龍平の面白さと美しさに夢中になってますが、「そういや、数年前まで松田龍平に全く興味無かったんだよなあ」ってことを突然思い出したので書いておきます。

 そもそも私は松田優作にもあまり興味が無かった。
 小学生の頃は「太陽に吠えろ」で刑事殉職シーンが再放送されると、友人宅に集合して皆で観ていたりしたので、松田優作の殉職シーンも何度か再放送で観ているが、小学生の私には松田優作は難易度が高すぎた。
 私は確か「殿下」のファンだったと思う。
 それに、友達にも松田優作ファンってあまりいなかったと思う。
 どっちかというと男子に人気があったような気がする。

 で、うちの家族の誰も松田優作に興味なかったので「探偵物語」も観てないし、もちろん映画もほとんど観てないんだけど、「家族ゲーム」だけはテレビで観たなあ。それも「戸川純がチョイ役で出てるから」って理由で(笑)

 なので松田優作が亡くなった時も、「あら、まだ若いのに・・・」程度の感想だったので、息子である松田龍平が15歳くらいで大島渚作品でデビューした時にはも「へえー、そうなんだ」って程度だった。
 その当時に友人が「龍平くん、超美しい」とハマっていたけど、私にはちょっとピンと来ないビジュアルだった。

 そんで、その後も松田龍平はあまりテレビドラマに出演していないので、邦画観ない私には「顔は知ってるけど、ちゃんと出てるの観たことがあまりない」っていう存在だった。
 そのうちに弟の翔太のほうが「ライアーゲーム」とかに出ていて、「うわ、こっちの方が普通に美形じゃん」と思っていた。大河ドラマ「篤姫」にも出ていたし。「平清盛」もたまに見ていたけど、後白河の松田翔太は美しかった。

 だから、松田龍平の出演作をちゃんと観たのは「あまちゃん」なのである。

 そして、フツーにミズタクにハマった(笑)
 それまでは「どっちかというと翔太」だったのだが、それで一気に「断然、龍平」になったのである。

 それからーの、今年の「カルテット」ですよ。
 最初から「あ、これミズタク風味の龍平だ!」って食いついた。
 高橋一生ばかりが取り沙汰されていたけど、「カルテット」の松田龍平も極上品だったし、松田龍平がいてこその高橋一生のブレイクだったと思っている。

 そして私の中の松田龍平がミズタクから別府くんに上書きされたのであった。

 そして「あー、高橋一生が宇宙人に憑依された役やってくれないかな」と思っていたら、「お、松田龍平がやるんか、それはちょっと観てみたいかも」と思っていたら予告編観て「うわああああ、これは私が観たい松田龍平」と張り切って観に行ったら想定を上回る出来で、もう私はしばらく松田龍平が普通の人間演じていたら満足できない体になってしまったかもしれない(笑)
 「何、普通に歩いてんの?転ばないの?」とか思っちゃいそう。

 そういえば「散歩する侵略者」の皆さんの感想を漁っていたら、意外と東出くんの評価が高くて、「なんだ、みんなそう思うのか、やっぱ」と思ったのだが、最初に観た時には「うわ、ここで東出くん登場?」ってそもそも出演していることも知らなかったので、びっくりしたのだが、初見だとけっこう緊張感のあるシーンだったのだ。

 松田龍平扮する宇宙人が、聖歌隊の子供達に「愛って何?」って質問していて「え?子供からエナジー吸い取っちゃうの?」と「ポーの一族」的な視線でドキドキしていたら、ジャジャーンと東出くん扮する牧師が出てきて「あ、こいつが犠牲者か」と思っていたら、ペラッペラな東出くんからは何も奪わなかったという。

 二度目の時は「はーい、来るよ、来るよ」と身構えていたら、ジャジャーンと登場した瞬間から東出くんのヤバさは、松田龍平のヤバさとはベクトルが全然違うんだけど、がっちり均衡しているのがわかり、「あの松田龍平に全然負けてない東出くん!!!!!」って感激した。

 けっこう難しいと思うけど、いつか高橋一生VS東出昌大っていう組み合わせも観てみたい。
 それがどういうことになるのが全然想像がつかないんだけど、だからこそ観てみたい。


9月20日(水)

●映画「散歩する侵略者」(二度目。だからネタバレあるってよ)

 映画館で二回観てしまうのって「シン・ゴジラ」以来かなあ、と、最近ほんとに衰えてきてる短期記憶を掘り返してみたら「三月のライオン」を「加瀬亮マジヤバいよ」って二度観たなあ。

 えーと、ですから一回目観た後「ずいぶん、突っ込みどころが多いな」と思ったんですが、ネットで検索して原作のあらすじ読んでみたら、「なんだ、そっちはけっこう整っているではないか」と思ったのですが、だからって変にまとめないで、強引に「映画」にしちゃったあたりが黒沢清作品なんだろうなあ。

 ってあたりを踏まえての二回目鑑賞ですから、「話の辻褄合わないところはもういいので、役者の演技に集中しよう」と本筋に関係ないところに注目していたのですが、やっぱ、この映画の松田龍平はいいね。
 憑依した宇宙人だけど、本体の記憶を復元しているうちに「あれ?オレって誰だっけ?」って感じになるのは、 わりとありがちな展開なんだけど、二回目鑑賞で、そこがけっこう丁寧に描かれていることに気がついた。

 妻の長澤まさみにセクハラ圧をかけている光石研を意図的に攻撃してるんだよなあ。
 (光石研は、本当にさすがです。最近私の中で人気急上昇中です。)

 で、宇宙人に概念奪われてしまった人たちが、それでけっこう幸せそうな感じも二回目鑑賞でやっとわかってきた。

 とか言ってますが、私が二回目鑑賞で一番注目したところは衣装と「松田龍平と長谷川博己の二重まぶたの出し入れ」で、ほんと、大河ドラマでも高橋一生の瞼の演技にノックアウトされていたけど、松田龍平と長谷川博己も、ほんと上手いんだよなあ。

 それにしても、一回目の時は笑いのツボにハマってしまい、ヒーヒーゼイゼイ言いながら観てましたが、周囲の客が全く笑わないので「なんで?」って思っていたのですが、今回は後ろの方に座っていたオジサンがけっこう声出して笑ってくれたので、そのオジサンのことが好きになりそうでした(笑)
 まあ、たぶん、年下なんだけどね(笑)

 それにしても、レディースデイだっていうのに、男性一人客の方が多いってどうなのよ?
 松田龍平や長谷川博己じゃ女性客呼べないの?
 って思って、ネットで感想文を拾ってみたのだが、「怖そうな映画」だと思ってる人がけっこう多いみたいだった。だから、女性客よりも黒沢清監督のファンの方が多くなっちゃうのかね?

 そして、SF映画だと思って観にきた男性には「中途半端」な印象を与えるようだった。
 確かに、政府側の描写がチャチいもんね。あれは意図的にやってると思うけど、ああいうB級感にノレない人も多いんだなあ。

 あと、あまりにも余白が多すぎて、話の意味がわからないという人もいて、確かにあの宇宙人がいったい何のためにどうしようとしていたのかわからないし、政府側もどう対処しようとしているのかさっぱりわからないし、途中で自衛隊がゾロゾロと現れたけど、結局、宇宙人に接触しようとしているのはヘタれの厚生労働省だし(だから、そこが面白いんだけどさ)、概念抜かれちゃった人が病院に殺到しているけど、それがこの地域限定のことなのか、全国的なことなのか、世界的なことなのかもわからない不親切な作りになってるんだけど、そういうのが「だって映画ってしょせん嘘でしょ?」っていうことで、私は大好きなんだけどなあ。

 そのあたりは、私が蓮實重彦チルドレンだからなんだろうけど(笑)

 あと、この映画はSF要素よりも、やっぱラブコメ要素が強いので、そのあたりが超好みだったと。
 破綻していた夫婦だったのに、夫が宇宙人に乗っ取られてしまい、完全にリセットした状態で「これからまた君の好きだったオレを再構築するから」って松田龍平の顔で言われたら、絶対に惚れ直すに決まってるじゃん(笑)

 そんで、二回目鑑賞でキュンキュンしたのは、松田龍平が「あの青いシャツがない!」って探し回ってて、長澤まさみが「そんなのとっくに捨てたわよ。だって、あなた、あのシャツ気に入らないって全然着なかったじゃない」って言ったら「だって、君が、あのシャツ似合うって言っていたから・・・」
 ってシーンと、松田龍平がカボチャの煮物をバクバク食べていて、長澤まさみが「それ嫌いだったから、絶対に手をつけなかったのに」と驚いていると「え?そうなの?こんなに美味しいのに?」って言うシーン。

 行間案件大好きな「カルテット」民や「おんな城主直虎」民だったら、こういうシーンで様々な解釈が乱立しそうだなあと思った。
 生前(?)の夫さんは、妻が似合うといったシャツを絶対に着なかったり、妻の得意料理に「カボチャ嫌いだから」と手をつけなかったりしていたが、それは何か積み重ねてきた意地みたいのがあって、だから上手く行かなくなっていたんだろうけど、その夫さんの記憶を宇宙人が受け継いでみたら、そういう変な意地の部分が初期化されていて、夫さんの記憶を宇宙人人格がインストールして「僕がこのソフトちゃんと動かすから」っていうのが、もう、たまらんかったですね。

 私にとっては、あの映画「ヒドゥン」でカイル・マクラクランに憑依していた宇宙人が、地球人の相棒が死にかけて、そっちに憑依したけど、「散歩する侵略者」は、全然違うけど、なんとなくその続編っぽくなっているような気がした。

 まあ、それは私の個人的な感想ですけどね。

 あと、初回の時には、長谷川博己がなんであんな行動をとるのかよくわからなかったんですけど、二回目観たら「松田龍平の宇宙人が妻の長澤まさみにけっこう引っ張られてしまったように、長谷川博己も高杉真宙の宇宙人に感情移入しちゃったんだろうなあ」って少しだけ理解した。
 ジャーナリスト根性で地球征服を企む人物に密着取材していたのだが、その地球征服が上手くいかなくなりそうになったら、ついうっかり助けちゃうっていう気持ち、わからんでもない。

 あと、二度目鑑賞で思ったのは、1度目だと「宇宙人はそれぞれ元のキャラがあって、こうなったのかな?」って思っていたんだけど、女子高生に憑依したのが妙に粗暴だったり、松田龍平に憑依したのが侵略よりも妻の理想の夫の構築に熱中しちゃったり・・・
 でも二度目だと「ああ、それって、憑依した人間の記憶を生かしているから、元のキャラに相当影響受けちゃってるんだろうなあ」って思えた。

 女子高生は猛烈反抗期だったから、父や祖母をうっかり惨殺しちゃったんだろうし、高杉真宙はちょっと冷めたところのある頭のいい子だったので、両親からジャンジャン概念抜いて廃人にしてしまったし、元の人格の観察能力を生かして、偶然出会った長谷川博己が「記事書くためだったら、何でもする人間」だということも瞬時に見抜いての「オレ、宇宙人なんだけど、興味ある?」って態度だったんだろう。

 女子高生の粗暴さは、けっこうありがちがだが(タランティーノのキル・ビルでの栗山千明とか)、対になる男子高校生が妙に出来る女子っぽいというのは珍しいと思ったし、そのあたりが、高杉真宙の演技力だと思うとジワジワくるな。
 あれにうっかり惚れてしまった長谷川博己をイメージできるかできないかで、映画の評価が変わりそうだなあ。(私がBL脳なのでそう思っただけなので、全然そういう描写じゃないんだけどね)


9月19日(火)

●「僕たちがやりました」

 なんだかんだ言って、最終回まで見ちゃったよ。

 やっぱし全然わからなかった。
 窪田正孝が屋上で大演説しているシーンで「ああ、早送りしたい」って本気で思った。
 三浦翔平がけっこう出てきたけど「やっぱ、なんで、三浦翔平キャスティングしたんだろう?」と最後まで不思議だった。
 パイセン役の人は美味しかったね。

 そんで、ほんとチョイ役で橋本じゅんが出てきて「なにこの贅沢なキャスティング」って唸った。

 そしたら、最後の最後でまた、超美しい真剣祐が出てきて「ほんと、このドラマはなにやりたいのかさっぱりわからん」と思った。

 そうそう、前にちょっと出てきた、パイセンの腹違いの弟役の子が妙に美しいと思っていたのだが、山田裕貴って「おんな城主直虎」でチョビっと出てきた庵原殿だったんだね。
 庵原殿出演シーンでは、特撮物ファンが盛り上がっていたけど、なるほどね。

 いや、しかし、本当にわからなかったなあ。結局「意図したことではないにせよ、過失で10人殺してしまい、その罪をちゃんと償うこともできなかったけど、俺は生きる」って感じのエンドになり、「死ねば?」ってちょっと思ったけど、最終回はさすがになんとなくリアリティがあったし、なんとなく、だけど、ああ、そうそう、川栄ちゃんと復縁した伊佐美が一番、それなりに幸せそうだったのは、やっぱし川栄ちゃんマジックだったかなあ。

 マルはとことんクズだったけど、ああいうクズいやつのほうが商売人としては成功するっていうのも、まあ、ねえ?
 そんで、トビオだけが業を背負って生きるっていう話になっていたけど、そっか、このドラマって、「業」って言葉の意味がよくわかってない中高生に、それを教える話になっていたのかも。
 ある意味「罪と罰」っていうのか、「己の罪をきちんと認識できないと、きちんと罰せられることもできない地獄」というか。

 で「オレら、頭悪いから、そんなんよくわかりませーん」って、やっていたら、周囲の大人も別にそれほど頭いいわけでもなく、どこが着地点だかよくわからない感じって、ジワジワとリアルなのかも。
 北朝鮮バッカじゃないの?政府はちゃんと対応しろ、って言っても、「北朝鮮とどう付き合っていくのが正解か」っていうの誰もよくわかってない的な?

 とにかく私には全く面白く感じられなかったのだが、それでも、最後まで観てしまったので、このドラマは「フツーにつまらない」ってゆーのとはちょっと違うものだったんだろうなあ、という気配は感じるのですが、これが私がオバサンだからわからないのか、そもそも趣味が違うだけなのか、そこがとうとうわからなかったんだけど、三浦翔平の使い方も納得できなかったが、一番納得できなかったのは三浦翔平と同じ刑事役だった中村靖日の無駄遣い加減で、中村靖日はどんなドラマでも大抵無難に「個性派俳優」として消化されるのに、このドラマだと「え?これだったら、ギャラ10分の1以下の役名付かないような役者さんでも良かったんじゃない?」って感じだった。

 そういう意味では桐山漣とか橋本じゅんも「え?これだけ?」って使い方だったし、「ゴミ扱いされる人間もいるよね?」っていうサブ・テーマがあったドラマだったが、役者愛を全く感じないドラマだったので、そこも、ある意味リアルだったのかもしれないと、日記には書いておくが、役者愛に溢れる私にはなんとも不満が残るドラマだったということもちゃんと書いておきたい。


9月18日(月)

 台風が接近した週末、私は実家にいました。

 BS-TBSで高橋一生が旅番組に出ていたのを録画してもらっていたので、それを観に。

 しかし、それでやっとママンが「娘が高橋一生のファン」ってことを認識したようで、「今日の新聞に載ってたわよ(日経新聞に載っていた「鶴の歌」のCDの広告。日経新聞にまで?)」とか、今朝は朝ドラの後、「わろてんか」の予告番組も見ていたのですが「ほら、出てきたわよ」とか、う、うざいんですけど(笑)

 実家に行こうと思って支度していた土曜日は、浅草で下町コメディ映画祭やっていて、それに斎藤工監督、高橋一生主演映画がオープニング作品っていうことは知っていたけど、レッドカーペット歩く様子がネット動画で生中継されていたので「そっか、それは漠然と知っていたんだけど、やっぱ行けばよかったかな」と軽く後悔した。

 でも、斎藤工と高橋一生と金子ノブアキが目の前を歩いているのを見て、正気を保てる自信は無いので、やっぱ見に行かなくて正解だと思ったが、「正気というものはこういう時に差し出すためにあるのでは?」とも思った。

 でも、やっぱ、斎藤工や金子ノブアキは「ええ、フツーにカッコいいですよね」って感じだが、高橋一生はやっぱちょっと違うので、「これを三次元展開で見る勇気はまだ無い」と思った。
 現地行った人のリピートを眺めると、二次元とはまた別の魔法がかかってそうな感じがしたけど、それもなんかヤバそうなので、あまり積極的に三次元抑えに行かないほうが良さそうだ。

●墓場まで持っていく話

 この間、「ニュースショーの不倫騒動うざい」ってことを書いたが、他人の不倫などどーでもいーけど、それが少しでも自分に関わってくると話は別だ。
 いい悪いという話ではなくて、「私にそれを教えるな」って話。

 軽い話から先に書くと、その頃、友人Aの彼氏はB氏という、その界隈では名の知れたイケメンさんだった。
 (例えて言うなら、彼がDJで私らはクラブの客みたいな感じ)
 B氏が人気あるの知っていたので、Aと付き合い始めた時には驚いたが、何度かAとB氏と食事する機会があり、そこでB氏が「イケメンだけどDVっぽい」ってことを知り、ほんとルックスは高橋克典みたいな爽やかハンサムさんだったけど「これは・・・」と思っていた。

 しばらくして、Aとはそれほど面識の無い、友人Cが「BさんってAちゃんと今付き合ってたんですね」と言うので「うん、そうらしいね」と話していたら、「あたし、それ知らなくて、この間、Bさんとヤっちゃって」と言われて「え・・・・・・・・・?」

 「あ、Aさんには内緒にしてくださいね、そういうんじゃないんで」

 かなり年下の友人Cが「そういう子」だという噂は聞いていたけど、本当にそうだということをそこで初めて知ったのだが、それは別にどうでもいいのだが、私がかなりAと仲がいいのを知っていながら、なぜわざわざ私にそれを教える?
 なんだろう?私を通じて、AとBの仲を裂こうとしているの?
 いや、そういう雰囲気でもないな。
 Cは、けっこう本気で反省してるっぽかった。「ミヤノ先輩の御友人の彼氏とヤっちゃったんです。付き合ってるの知らなくて。すいません」って。

 正直イコール善ではないことを噛み締めたなあ。

 つーか「知らなかったんで、すみません」って私に言われてもよー。
 もちろん、Aには黙ってましたけどね。

 AとBは1年も持たずに別れたので、「まあ、そうでしょうよ」と思ったけど、イケメンB氏は、Aの電話帳を盗み読みして、私に「Aとは別れたから」って電話してきて、「ちょwwwww、それ、私のこと狙ってるの?」ってかなり動揺したから、本当に私が直に会った男の中では、本当に最低の男で、「でも顔だけは良かったなあ」と変な意味で記憶に残る男だった。
 風の噂では、精神病んで、田舎に帰ったらしいが、あいつが幸せにならなくて本当に良かった。
 今はどうしてるのか知らないけど。

 もっと重い話。

 例えて言うなら、私が応援していたバンドのボーカルが嫌なやつだけど、バンド自体は好きだったからライブに通っていたし、バンドのメンバーとも友人付き合いしていたが、そのボーカルの横暴さに我慢できなくなって「私、もうライブにも来ないし、飲み会にも参加しないから」と、一番仲良くしていたベーシストの女子にそう告げたら「実は彼とはそういう関係があって、中絶したこともある」って告白されて「ええええええええ?」

 まあ、男女の関係があるのは薄々気がついていたのですが(男は妻帯者だった)、「中絶したこともある」は想定外だったので、「なぜ、そんな重い話を私にする?」って、白目になった。

 「ミヤノさんには、嘘はつけないし、本当のこと知っておいて欲しかったから」的なこと言われたが、いや、私は、その二人の行動パターンから「そういうことになっていてもしょうがないな」くらいには思っていたが、それをどうこう言うほど関わってなかったと思うので、最後の最後になって、いきなり秘密の共有みたいなことされて「ああ、それ、知りたくなかったっす」って思った。

 なんなんでしょうね?
 たぶん、多数派の方の人たちは「私にそういう話しても無駄」と思っているので、あまりそういうディープな話を聞く機会は少なかったと思うのだが、ごく稀に私を「王様の耳はロバの耳」みたいな扱いをしてきて、「自分だけで抱えているのが辛かったので」って告白されても、私だってそんなの受け止めきれないよ。

 そのボーカル君のことも時々思い出してはググってみたりするのですが、全然引っかかって来ないので、「ふ、やっぱりもう全然活動してないんだな」とほくそ笑んでますが、もう、何が腹立つって、そのボーカル君が、あのベース女子をいつも「こいつブスだし気が利かねーし」とボロクソに言っていたので、まあそれが愛情表現だということにも気がついていたのですが、そういう性格だから方々から嫌われていたのをそのベース女子が営業活動(チケット販売とかブッキングとか対バン探しとか)頑張って支えていたのに「おめーが無能だからこのバンドは芽が出ないんだよ」とか言っていて、本当に腹正しかったのに、ちゃっかりやっぱし手つけてたってゆーのがほんとムカついたし、私以外にも多くの人が彼から離れていったのに、彼女がそれでも彼から離れないっていうのが、ほんとにもおおおおおおって。

 風の噂で、彼女が別の男性と結婚したと聞いて、「ああ、よかった」と思うが、その結婚相手がどんな人かはわからないので、彼女が今幸せに生きているのかは知る由もない。
 彼女の連絡先を知る人がいたので、あの後、どういうことになったのかちょっと知りたくなったけど、「その程度の好奇心で連絡とったら、また凄い重たい話でリターンされそうだ」と思いとどまった。


 金曜日に貼った「散歩する侵略者」のスピンオフドラマの予告編がもう無効になっていたので、再検索したら、「あ、こっちが映画館で見たやつだ!」っていうのを発見。
 やっぱ映画館で見た時ほどの衝撃は無いけど、最後の目がグリーーっていうのほんとキモかわいい。

 WOWOWは観られないけど、映画の方はもう一度観に行っちゃおうかな。



9月15日(金)

 昨日も夜中に興奮状態で「散歩する侵略者」を書いていたが、いくらなんでも東出昌大を高倉健と並べるのは無いだろうと、さっき読み返して思ったのだが、まあ、昨晩はそう思ったんだから、それはそれで残しておこうと思ったわけです。

 そういや、上映前に「WOWOW」でやる「散歩する侵略者」のスピンオフドラマの予告編が流れたのだが、それに東出くんが出てて、眼をグリっとするシーンがあったのですが、もうそれが超不気味かわいくて、最高でした。


 あり?
 この予告編だと、あんまりキモくないなあ?
 映画館で観たやつは「ぶほっ」って吹きそうになるくらいキモかったのに。
 同じものでは無いとは思うけど、やっぱ大画面だと違うのかね?

9月14日(木)

●映画「散歩する侵略者」(ネタバレあります)

 つーわけで、いやらしい目で松田龍平を鑑賞する気満々で観に行ったのですが、まさかの笑のツボにハマってしまい、ずっと手ぬぐい顔に押し当ててヒーヒー笑っていました。

 だって、だって宇宙人が中に入った龍平ったら、龍平ったら、真顔で「産まれたての小鹿」の超絶応用ロングバージョンやってくれるんだもん。
 10数名しかいない客席はシーンとしていたので、もう笑い堪えるの大変でした。

 そして後半になって今度は長谷川博己まで、真顔で「産まれたての小鹿」の超変態バージョンやりやがるから「もうヤメて、笑い死にそう」と悶絶した。

 えーと、そんで私は「黒澤清の映画なんて観るの何十年ぶりだ?」と思ったくらい、ほとんど観てないのですが(邦画をほとんど観てないし、ここ10年くらいは映画自体をほとんど観てない)観てて思い出した。「ああ、あのゴダールっぽい人だ」って。
 ハセヒロが戦闘機と「北北西に進路をとれ」ごっこ始めた時に「ああ、そう、こういう感じ」って思った。

 黒澤清がいつのまにか「世界の」的な地位にいることは知っていたけど、こんな豪華キャストの商業映画やってることもなんとなく知っていたけど、初めてちゃんと観たので「昭和は遠くなりにけり」っていうのか、島田雅彦が芥川賞の審査委員やってるのと同じくらいの感慨があるなあ。
 ほんと「ドレミファ娘の血は騒ぐ」を映画館で観ていた自分に「30年後にはね」って教えてあげたいものである。

 というわけで、「宇宙人に憑依された松田龍平」は期待以上の出来だったけど、長谷川博己も期待以上のゲスっぷりで、「やっぱハセヒロはゲスいほうが断然いいよなあ」って思った。(女関係のゲスでは無いのだが)
 よく考えると、あまりバックボーンが描かれてないから、ハセヒロの役柄がなんでああいう行動をとるのかよくわからないんだけど、そういう理屈を超えても成立しちゃうのが長谷川博己の凄いところなんだろう。

 そして、高杉真宙くんが龍平の仲間の宇宙人設定で、途中まで「龍平より出番多いやんけ」って感じでハセヒロと絡むのだが、真宙くんがこんなにちゃんと芝居しているのを初めて観たが、「うわ、さすが、高橋一生似と言われてドコモのCMでも高橋一生の高校生役で起用されたけど、やっぱ可愛いし、演技も上手いんだ」と感動した。

 でもさ、やっぱ、真宙くんの役は高橋一生にやってほしかったかも。だって「宇宙人の高橋一生と、それに絡むゲスい週刊誌記者の長谷川博己」って超観たいじゃん?
 やっぱ「ヒドゥン」を長谷川博己と高橋一生でリメイクしようよー。私が今から石油掘り当てるから。

 それにしても、この間観た「関ヶ原」も超豪華キャストで「え?この役者をワンシーンだけってもったいない」って思ったけど、この映画も前田敦子とか、満島真之介とか、光石研とか、笹野高史などが贅沢に配置されてて、トドメがキョンキョンだったりしたが、なんと言ってもほんとに短いシーンだったけど、東出くんが登場した時には「うわああああ」ってなった。

 そして、短いシーンだったけど、「関ヶ原」よりも当たりだった。

 それは、たぶん「あなそれ」効果が効いてるね。
 てゆーか、今公開されてる映画で、こうも「東出くんの有効活用」が続いてるのって「あなそれ」以前にデキる映画スタッフがすでにそれに気がついていたってことだが、「あなそれ」で一般視聴者も「キモかわいい東出くん」を知ったので、この映画では、ただ単に「愛について生真面目に語る牧師」なんだけど、愛について学びたいと思った宇宙人の松田龍平が「なんじゃそりゃ?」って思う、けっこう重要なシーンなんだけど、東出くんの生真面目そうだけど薄っぺらいところが生かされて、松田龍平は東出くんから「愛という概念」を引き出せなかったことがクライマックスに繋がるので、東出くんは実に「いい仕事」をしたと思うし、なんというか、こう、「いい人なんだけど、全然役に立たない」っていうあの感じ、なんだろう、ちょっと違うのかもしれないけど、昭和の時代が高倉健の「不器用ですから」だったとしたら、もうすぐ終わる平成の次の年号の「不器用ですから」は東出昌大が担うのかもしれない、と、ちょっと思ってみたりした。

 高倉健の「不器用ですから」が黒電話だとしたら、東出昌大の「不器用ですから」はスマホ・・・・的な。
 うーん、でもやっぱり格も質も違いすぎるな(笑)

 これだけの豪華キャストなのに、いろいろ突っ込みどころが多い映画でしたが、(武装している厚生労働省スタッフとか、それ、笑うところなの?とか)後半の「愛は地球を救う」的な展開に失笑しながらも、うっかり泣いちゃったので、てゆーか、「愛は地球を救う」がどう展開したのか飛ばすってヒドいと思ったけど、「もう、あんな顔した松田龍平がいたら、そりゃ、全部救われるよ」としか言いようがなく、でも「ちゃんとキスシーンくらいやれよ」と思ったけど、それやらないのが黒沢清監督作品ってことなんでしょうね。

 松田龍平が「ここで泊まるか?」って妻である長澤まさみとラブホで休憩(本当の意味での)するんだけど、そこが全くエロくないあたりに軽く殺意を覚えたと日記には書いておこう。


9月13日(水)

 また不倫報道で盛り上がってるようですが、私はあまり不倫に嫌悪感湧かないので、どうでもいいのですが、それよりもパンツを被った写真が流出したの?その写真観てないからよくわからないけど、それはお気の毒にと同情してしまう。

 それにしても残念なのは、私が独身だから「不倫でなんでこれほどバッシングされるの?」って思ってるだけなのか、自分がもし結婚していたら、やっぱし「不倫してる女優なんてテレビに出すな」って思うのか、わからないってことです。
 でも、たぶんあまり嫉妬深くないとは思うんだけどね。
 そりゃ、自分が好きだった人が(片思い)、他の女と付き合い始めた時にはがっかりしたけど、嫉妬はしなかったなあ。
 あと、自分が好きだった人が(さっきの人とは別の人)、酒の席で今の彼女との性生活についてエグい話し始めた時も、「おいおい、いくら酔っ払ってるからって、一応女性の私もいるんだから(他男性2名いた)、そんな下ネタ披露するなよ」と思っただけだったな。

 そういや、過去に片思いしてたり、付き合ったりした人の中で、「結婚して子供もいて、まあ平凡に暮らしてます」っていうのは一人しかいないや。その人にしても、結婚式に呼ばれるような付き合いでもなかったし、その人のことは片思いで終わっていたので、「へー、そうなんですか」ってだけだったけど、他は消息知ってる人は皆独身で(内1名はどうやら引き篭もりになっているらしい)、消息不明というか交流が途絶えてしまった人が今どうしているのか知らないので、嫉妬心が芽生える土壌がそもそも無いな。

 いやでも、残りの人生長いんだから、こんな私でも老人ホームでドロドロの愛憎劇を繰り広げて介護士さんたちに迷惑をかけることもあるかもしれないから、「あたしぃ、そういうのサバサバしてるんでぇ」な自慢はあまりしないでおこう。

 しかし、嫉妬心や執着心が薄かったから、結婚できなかったのかね?
 うーん、そういうわけでもなさそうだが、そういや先日、「なんでこんなに人生最大にエロいんだ自分」って状態に陥り、「他人と比べることができないからわからないけど、もしかして、他人はこういうモードに入った時に結婚していたのか?」と少しだけ思った。
 まあ皆が皆そういうわけじゃないとは思うが、昔、離婚寸前になっている女友達がいて、「なんであんな男と結婚しちゃったんだろう・・・・肉欲に溺れていた」とか言うから「はあ、そうなんですか」としか言いようがなかったなあ。

 で、彼女も人妻でありながら、私の男友達(本当に友達)に手を出していたりしていたのだが、彼女の夫も他の女と付き合っていたみたいで、勘の鋭い彼女は、夫の今の女の趣味もだいたいわかっていたので、当時、単館映画全盛期だったから、「たぶん、こういう映画観る女なんだろうな」と思ったらしく、夫に「この映画観た?」って聞いてみたら、夫はびっくりしたみたいで、さらに「彼女と?」って畳み掛けたら、殴られたらしいが、その話聞いて「うーん、それ反射的に殴る気持ちわからないでもない」って思ったっけ。

 そんで、彼女に夢中の私の男友達が「あの子、旦那に殴られてるんだよ、なんとか救ってあげないと!」とか私に相談してくるものだから、「うーん、どうしよう」って事態に陥り、私はしばしプチ鬱状態に陥った。

 彼女がなかなか離婚できなかったのは、その夫がけっこうセレブだったからで、でも、しばらくしてから離婚したが、その後、シリコンバレーで成功した中国人と結婚したという話を風の噂で聞き、「すげえな」と思った。
 彼女のことは全く好きになれなかったけど「漫画やドラマに出てくるような女性って、本当にいるんだ」ってことを私に教えてくれた貴重な存在でした。ありがとう。

 話逸れたが、斉藤由貴の不倫報道に接しても、「最近の女優としての斉藤由貴は絶好調だし、視聴者としては、そのまま斉藤由貴を使ってほしいけど」と思うし、同世代なので「ああ、斉藤由貴も、もしかしてこういう更年期まさかのエロモードに入っていたら、なあ?」って勝手に理解者になってしまいます。

 だってさあ、こんな状態で、高橋一生に「ごめん、待った?」ってバックハグされたらさあ。(それは更年期関係ありません)

 いや、私、この状態はヤバいから「高橋一生以外とは浮気はしません」って、己を律しているんですよ。(意味不明)

 でもね、もし私の夫が高橋一生だったとしても、この状態だと、長谷川博己に小指咥えられたら、ちょっと耐えられる自信ないかなあ、と。(おまえは何を言ってるんだ)

 ああ、そして、高橋一生という夫がありながら、長谷川博己と不倫してしまった私を世間はどん底に突き落とすんですよねえ・・・・そして、なにもかも失い・・・・・

 って、もはや自分をモデルにそこまで妄想できませんわよ(笑)


9月11日(火)

 うう、また雑誌2冊買ってしまった。
 どっちも松潤が表紙で、中身の8割はジャニーズだった。

 それにしても、本物のジャニオタの人ってこういうのにどう対処しているんだろう?
 あっという間に積み上がってるんですけど・・・・

 そんでまたアンアンの表紙ですってよ。
 ほんと金はあるんだけど置き場所がなくて困っているのだが、そろそろちゃんと部屋の整理しろってことですよね、そうですよね、わかっているけど、全然手つけられなくてさ。

●トリケラトプスってそんなにマイナー?

 私が管理している会社のキャビネットの鍵は、「ゾウ」と「トリケラトプス」なのだが、今日はエビワカちゃんに「この棚の鍵ってゾウでしたっけ?」と聞かれたので「いえ、トリケラトプスです」っと言ったら「???」って顔されて「ああ、あの恐竜?でしたよね?」って言われたので「恐竜は恐竜ですが、トリケラトプスなんですっ!」

 前にも別の社員と同じようなやり取りしたので「もー、どうして誰もトリケラトプス知らないの?」って冗談ぽくキレてみたら、エビワカちゃんは苦笑していたが、さらに前にも別の社員と同じやり取りしたのだが、「ほら、上野樹里ちゃんと結婚した人のバンドはトライセラトプスっていうのは知ってる?」って言ったら「ああ、レミさんの息子の」って言うから「あのトライセラトプスっていうのはトリケラトプスの英語読みなんです」って言ったら「・・・・はあ」と、気のないリアクションを頂いたのだが、もう、うちの会社の人たちってどいつもこいつも・・・・

 いや、私、そんなに恐竜オタクでもないし、私の中では「ベンツとポルシェとフェラーリならわかる」って程度のことなんだけど、そういや、前にうちの会社の駐車スペースにボルシェ停めて新幹線で出張に行った偉い人がいて「一泊停めるのは構わないけど、通行人でもアクセス可能なあの場所にあんな車を夜中にも放置していたら、傷でも付けられないか心配じゃないだろうか?」と同僚M嬢に愚痴ったら、「え?あれってポルシェなの?」って言うから「ええ、ポルシェですよ」と言ったら「なんか、あれに似たエンブレム他になかったっけ?」って言うから「うーんBMだと色が違うし、もしかして色がフェラーリに似てるとか?」って話していたのだが、しばらくしてM嬢が「ほら、なんかこういう三角なやつ」と言い出し「三角?」と戸惑っていたら、それがベンツのエンブレムのことだとわかり、「いや、全く共通点ないやん?」って驚いた。

 車に興味の無い女性っていうのはこんな感じなんだろうか?
 でもベンツのエンブレムを「なんか三角なやつ」って表現するのは初めて体験したと思う。

 そういや少し前に「カッパドキアってなんだっけ?」っていう会話もあったなあ。あんときも「え?知らないの?」ってびっくりした。いや別にカッパドキアについて詳しく知らなくてもいいけど、超有名世界遺産なんだし、万里の長城くらい有名なのかと思っていたので、びっくりしたのだ。

 ほんと、同僚たちのことは好きだけど、雑談が膨らまないので困るだけです。
 ほんと、そんだけなんですけどね。
 だから「カッパドキアって超有名世界遺産で、日本が富士山なら、トルコはカッパドキアってくらいに・・・」とか語ると「へー」で終わるのがねえ?

 まあ、そういう人ばかりでもないわけで、今日は他部署にいる数少ない先輩女子が書類持ってきたので「あ、Iさん!」と呼び止めて、「あれ観ました?関ヶ原」と聞いてみた。
 彼女はジャニーズ好きのオバサンで、還暦を迎えたら映画が安く観られるようになったので映画をよく観に行くようになったと言っていたので「関ヶ原」にも絶対興味あるだろうと思ったのだ。

 案の定「まだ見てないんだけど、え?見たの?どうだった?」って食いついてきた。
 「けっこう不親切な作りで、岡田くん目当てで、関ヶ原の登場人物知らないで見たら、あれをどう思うのかって思ったんで」と私が言うと、「ははは、私はけっこう大丈夫よ」とケーブルテレビで戦国時代が舞台の古い映画とかドラマけっこう観てるそうなんで「ああ、だったら絶対に観たほうがいいですよ、岡田くんの騎乗姿すごくカッコよかった」

 なーんて雑談してて、私が「石田三成って小柄なイメージあるから、岡田くんはぴったりだったし、わざと平岳大とか東出くんとか長身俳優キャスティングしていると思う」って言ったら「でも、石田三成って毛が薄いってイメージが」って言うので、「え?そうでしたっけ?」

 私は戦国歴史ドラマ詳しくないので、石田三成といえば小役人イメージくらいしかないので、「薄毛」って言われてもわからなかったのだが・・・そうしたら先輩が「あれは別の人だったかしら?」

 誰だろう、有名な薄毛キャラって・・・・と戸惑っていたら、「ほら、秀吉に殺された人で」って、ええと、それ、すごく候補者いっぱいいるだろうから、そのヒントじゃ・・・・「ああ、思い出せない、顔がわかるけど名前が出てこない」ってせめて、演じていた役者の名前を思い出してくれたら検索できるけど・・・

 結局、先輩は「秀吉に殺された薄毛の有名武将」の名前を思い出さなかったし、私もとっさに「秀吉に殺された人」をリストアップできなかったんだけど、「じゃあ、関ヶ原観てみよっかなあ」と先輩がご機嫌だったので雑談楽しかったです。私が「キャスティング良かったですよ、秀吉が滝藤賢一だったし、家康の役所広司観るだけでも」と言ったら「岡田くんはけっこう役所広司と共演しているのよ」と言うので「この映画でも、あの二人のぶつかり合いは見応えありましたよー」なんて喋るの楽しかった。

●大河ドラマ 「おんな城主直虎」 第36回「井伊家最後の日」

 リアルタイムで観ていたら「え?直虎と龍雲丸が結ばれちゃうの?」という、まさかの展開に頭真っ白になってしまったが、もう一度観て、少し心を落ち着かせた。
 いや、すごいね、この脚本。
 33回が政次処刑の衝撃で、34回は癒し回と思いきや堀川城の悲劇というか龍雲党全滅を描き、35回で龍雲丸が蘇生して、「お姫様のキスで王子様が生き返りました」をやると同時に「死んだ政次は皆の心の中で生きていました」ってことで「はい、はい、いい話ですね、いい癒し回ですね」と浮上してきたら、「はーい、じゃあ、井伊は解散しまーす」って?

 そんで、あの井戸端で、直虎と龍雲丸がチューって?

 私はそれほど大河ドラマ観てないけど、「朝ドラ」と「大河ドラマ」ではチューは禁じ手だってことはなんとなくわかっているので、去年の「真田丸」での、真田幸村とキリちゃんのキスシーンは「うわ、ええええええええ?」ってなったけど、あれはクライマックスを飾るキスシーンだったけど、直虎のキスシーンは「領主も降りるけど、その流れで還俗してフツーの女になります」ってことで、大河ドラマの主人公が?

 放送直後、ツイッターは嵐のような賛否両論が吹き荒れたが、今日くらいになると「擁護論」のほうが多くて「政次っていう大事な片方の羽を失った鳥が飛べなくなったのだから仕方ない」「そして地に落ちた直虎を受け止めたのが龍雲丸」って雰囲気になっていて「みんな読書感想文が優等生すぎないか?」って思ったけど、こういう展開になってくると「そこそこの読書感想文書ける層しか残ってない」とも言える。

 これで視聴率12%もあるってことは、「日本人のリテラシーはけっこうなものじゃ?」ってことなのかも。

 この流れでの小林薫の和尚が曲者で、直虎の非凡な性格に目をつけて影で操作していたのが小林薫和尚だったのですが、その目線が虎松(直政)に移ったなあっていう回で、和尚のメフィストぶりがけっこうな行間案件でした。
9月10日(日)



 今日お散歩していた時にイヤホンから流れてきて(シャッフル再生中)「秋の空の下で聴くの最高!」って足が急に軽くなった曲。でもビデオは全然爽やかじゃないのね(笑)

 そう、今日はやっと、やっと、やっと神宮球場に行ってきた。
 昨日の夕方、洗濯物を取り込みながら、ふと思い出したのだ。「六大学野球、今日開幕だった。今日は適度に曇っていたから行けばよかった」と。
 だから今日は紫外線強そうだったけど「今日を逃すとまたいつ行けるかわからないから」と出かけました。
 まずはお試しで外野席にしてみた。(女子供無料)

 その前に、向かう電車の中で「そもそも、今日の対戦カードは?」ってスマホで調べてみたら、1試合目が早稲田と明治で、試合経過も確認したら「げげげ、早稲田は大竹くんが先発ではないか!!!!!」
 春期の時、高橋一生沼から這い上がろうとして、大竹くんの足首つかもうとしたら、「わーん、登録メンバーにいないよ。1年生の木更津国際の甲子園投手に負けた」ということで、それから野球沼に全く戻れなくなっていたのですが、良かった、4年生の秋だから、これが最後になるので、浮上してくれて良かった。

 でも、それに気がついた時はもう5回まで進行していたので、私が球場に入った時には、もう降板していたので残念だったけど、久びさに勝ち投手になったので良かったです。まあ双方の得点合わせると20点くらいになっていたバカ試合でしたけど(笑)
 大竹くんは5回2失点だったので、まあまあだったのかな?それよりも2打席2安打っていうのが観たかったが(笑)
 なーんか大竹くんの打席って吉見を思い出すんだよなあ。
 そういや、吉見って今何やってんだろう?(ググってます)
 え?横浜でバッピやってるの?
 てゆーことは、それはどこに行けば観られるのかしら?神宮は、昼間の大学野球の都合で試合前の打撃練習やらないことが多いので(他でやっている)、交流戦で西武ドームの時だなあ?来年チャンスあるかしら?

 って久びさに吉見のことなんか思い出しちゃって、なんだか嬉しい。

 政次死んだら、また高橋一生過去作祭りしちゃうんだろうなあ、って思っていたけど、予想以上に政次ロスが重症で、「この心の穴は、高橋一生の他の役では埋められない」ということになり、それゆえに、高橋一生沼の濃度が薄まってきたので、こうして、神宮球場に行けて野球のことも少し考えられるようになって嬉しいです。

 てゆーか、この半年間、ほんと、マジで、頭の空き容量を全部高橋一生に使っていたんだなあ。
 10月から、朝ドラと月9が始まるし、特に朝ドラは三つ揃いスーツに蝶ネクタイにステッキという、「これはもしかしたら、おディーン様を超える破壊力か?」っていうのが期待されているので、また沼の底まで引きずり込まれそうなので、9月はせいぜい深呼吸しておこう。


9月9日(土)

 「関ヶ原」の感想の続き。

 昨日、深夜帰宅して、酒飲みながら書いていたので、昨日書いた感想文は「なにグダグダ書いているのじゃ」って感じだったけど、だいたい、いつもそんな感じなので残しておく。

 この映画で一番素晴らしかったのは、どこがセットでどこがロケなのかわからないけど、実際の古い寺などでロケしているらしく、屋内シーンのスケール感が本当に素晴らしかった。
 ああいう画面を見ると「ああ、映画観てるんだな」って幸せな気持ちになる。「3月のライオン」の囲碁の舞台のロケーションも素晴らしかったけど。

 大河ドラマはテレビドラマ用スタジオで撮影しているから、あんなスケール感は望めないけど、でも、けっこう工夫して頑張っているところが逆にいじらしく思えることもあるが、この映画のおかげでさらに脳内補正が上手くできるようになりそうです。

 そういう舞台で演じる役者さんたちも、まるで舞台劇のように演じていて、ああ、そうか、だからセリフが聞き取りにくいところがあっても、もう流れでドンドン行っちゃうような勢いがあったなあ。

 あと、大河クラスタさんたちは「初芽役の有村架純が若すぎというか、可愛すぎじゃ」って言っていたけど、私は「わー、架純ちゃんが忍者の所作やるの、かっわいいーーー」って喜んでました。
 忍者走りとか、アクションとかかなり頑張っていたと思う。
 やっぱ、この子凄いよなあ。って私が有村架純に弱いだけかもしれないが、次の映画「ナラタージュ」ってけっこうエロい恋愛ものらしいので(松潤と坂口健太郎がお相手?)観に行っちゃおうかしら。

 たぶん、岡田准一ファンが観に来ても、理解可能な部分ができるように有村架純との純愛エピソード入れたんじゃないかなあ?あと、伊賀者の描写にかなり時間割いていたのも。ああそうか、伊賀者エピがあるから、海外販売できる可能性もあるか。

 あと、東出くんが小早川役だったのが観る前は不思議だったのだが、見終わって納得した。
 ああいう「いい人なんだけど、ちょっとダメ」って感じ、東出くんに合うから。
 あの不器用な感じがほんとマッチしていた。
 そして、これだけ登場人物多いと、誰が誰だかわからなくなるが、東出くんのいい意味での「画面から浮く」感じが求められていたのかも。

 そんで和田正人が意外と重要な役だったのが一番驚いたかなあ。
 今の大河でも、最近になって出演シーンが増えてきたし、「黒革の手帖」でも出番は少ないけれど武井咲ママに重要な情報を伝えるゲイの美容師役でけっこう美味しい役だと思う。

 朝ドラ「ごちそうさん」の源ちゃん役でブレークしたけど、源ちゃん役がハマりすぎたせいか、その後、普通のドラマで主人公の会社の同僚役などによく出てくるけど、そういうのはイマイチというか、正直そんなに演技力あるわけでもなく、ルックスも普通なので(芸能界ではという意味で)「源ちゃんから抜けるの難しいかなあ」って思っていたのだが、演技力が無いのを「あまり細かい芝居はしない」って方向にしてみると愛嬌のある顔立ちだが、無表情だと何考えてるのかわからない人に見えるから、「どっちの味方だかよくわからない人」をやらせるとけっこうハマるのね。

 というわけで、東出くんと和田くんの出番が多かったので「ごちそうさん」ファンとしては単純に嬉しかった。
 この映画は出演者も多いし、話の展開も忙しいので、主役の岡田三成にもあまり共感している暇がなく、役者さんの演技をひたすら楽しんでいたなあ。
 役所広司はもう、さすがとしか言いようがなかったが、秀吉の滝藤賢一も良かったし、短いシーンだったけど、兼続の松山ケンイチも「このシーンだけではもったいない」と思ったし、北政所のキムラ緑子も性格悪くて良かったなあ。
 今の大河では悪役になってしまった橋本じゅんも、1シーンだけだったけど「さすがの存在感」って思いました。

 そうそう、映画観る前に「たぶん、これ、観る前にキャスト抑えておかないと誰が誰だか混乱するぞ」と思って、ざっと予習していたんですが、あまりにも多くて覚えきれず、見終わった後に「北村有起哉は誰の役だったんだっけ?」と調べたら、ああ、あれが井伊直政だったんだ!
 関ヶ原の戦場シーンで井伊の旗掲げた一団が駆け抜けた時に「井伊キターーーーー!」って思ったんだけど、そういや、私は今の大河ドラマで勉強してるから、あれが井伊だとわかっていたけど、映画ではそういう説明ほとんどなかったので、ある程度旗印とかわかってないと、どこの軍勢だかわからないよなあ。

 「シン・ゴジラ」からテロップ抜いたみたいな(笑)

 2時間半の長編ですが、あっという間でした。
 でも、まあ、合戦シーンは私には長く感じたんですけどね。

 なので、去年の「真田丸」で関ヶ原を「報告」と「回想」だけで済ませたのは、真田家目線ではそれで正しかったよなあ、とあらためて思いました。

 あ、そうだ、なんか違和感感じてたこと、今思い出した。
 この映画の刑部の装束は「真田丸」とほぼ同じでしたが、石田治部は合戦の最中で、あの「石田三成装束」してなかった?してた?
 よく覚えてない。

 さて、前から「これは観ようかな」と思っていた、黒沢清監督、松田龍平主演の「散歩する侵略者」ですが、劇場で予告編見て、松田龍平の目が完全にイっていたので「はい、次は絶対にこれを見ます」と思った。

 前にも書いたけど、私は高橋一生に「宇宙人に憑依された役」をやってもらいたいと願っているんだけど、松田龍平がそれをやってくれるのなら、観に行きますとも。

9月8日(金)

 昨日は、「黒革の手帖」観ていたんだけど、あ、その前に「過保護のカホコ」もティーバーでちゃんと観て「これで次が最終回か、どう収拾するのだろう?つーか遊川脚本だからなあ?」って不安に思いつつ、「黒革の手帖」で滝藤賢一が前回に引き続き高笑いするのを観てキャッキャ喜んでいたんだけど、ふと「待てよ?こういうエロモードの時に高橋一生を鑑賞するとどうなるんだろう?」って思って、「キリン氷結 スカパラとコラボ」を試しに観てみたら、「ふはは、たまらんぜ」になったので、調子に乗って「政次処刑回」も観ていたら「すっげー、マジすっげー」ってことになり、ヤクきめて音楽聴いてる人みたいになった。

 ほら、よくアメリカ映画で大麻吸いながら、みんなでくだらない映画をテレビで観てて、アハハオホホなシーンあるじゃないですか。あんな感じ。
 まあ、こっちもシラフではない(酒飲んでるから)とは言え、わけわかんない脳内麻薬物質ダダ漏れ状態ですからね。負けませんよ。(何に?)

 と冷静に(?)書いているのは、今日はけっこう収まったからです。
 まあ、慣れてきたっていうのもあるかも。
 あと基本ポジティブな私は「これ、キツいっちゃキツけど、大きな括りで考えてみたら、楽しい部類に入るんじゃないかな?」って思えてきてさ。だって「まさか、今頃になって春爛漫です」って話だし。

 というわけで春爛漫脳で高橋一生鑑賞したら、かなり楽しかったので、今日は前から行こう行こうと思っていた映画見に行きました。

●映画「関ヶ原」

 ほら、いやらしい目で岡田准一を鑑賞しようと思って(笑)

 しかし、戦争映画は好んで観ないし(予告編で流れる「ダンケルク」とか絶対に観ないタイプの映画である)、司馬遼太郎にも関ヶ原にも一昨年まで全く興味無かったので、戦国モノ映画に足を運ぶ自分っていうのが「更年期でかなり変な自分」よりも変だと思う。

 この映画については、大河クラスタさんたちがいろいろ感想を投下していたが、「岡田准一目当ての人は予習必要だと思うけど、真田丸観た人なら予習十分」と言っていた。私はモロそのスペックでしたが、ほぼ大丈夫でした。

 「真田丸」では「超高速 関ヶ原」が話題になりましたが、この映画は、その補完になったし、そしてなぜ「真田丸」があそこをばっさり切ったのかっていうこともよーくわかりました。

 あと、セリフの訛りがすごいし、早口だから聞き取りにくいっていう事前情報もありましたが、実際に観てみたら「わー、これ、シン・ゴジラじゃん」って感じで、こういうのってシンクロするものなのか、元からあった流れなのかわからないけど、そういや随分昔に「沖縄言葉で押し通す映画」っていうの観たことあるなあ。
 方言じゃなくても「セリフがよく聞き取れない映画」ってけっこうあったような。

 でも、「シン・ゴジラ」にしても「関ヶ原」にしても、これだけの予算かけた大作で「日本語字幕欲しくね?」っていうのは新しい流れなのかも。

 そして、2年前の自分だったら、うっかり岡田准一目当てでこの映画を観ていたら、どう思ったんだろうなあ?
 今の私は、「真田丸」で予習したから、治部と刑部とか、中納言の小早川秀秋とか、直江兼続とか、加藤清正の位置関係わかってるつもりだけど、2年前だったらさっぱりわかってなかったからねえ。

 さて、どこから感想を書こうか?

 まず、「今日のおかずは岡田准一ね」って思っていたんだけど、そういう映画じゃありませんでした。
 馬に乗ってる岡田くんはカッコよかったけど、超カッコよかったけど、流鏑馬してる岡田くんとかほんと超カッコよかったけど、全くエロくなかった。
 さらに島左近役の平岳大が長身なので、その並びで岡田くんを無理して大きく見せることなく、「小柄だけど、なんか詰まってる男」として描いたのは良かったと思う。

 同じV6の森田剛がすでに「背は低いですけど何か?」っていうのを随分前からやっていて、最近でも「ハロー張りネズミ」で瑛太と並んでも全く見劣りがしないところに萌えるけど、あれだってある程度のカメラアングルで誤魔化せるのに、全くそうしないどころか、逆にそこを美点みたいにしているのがいいと思うので「関ヶ原」の岡田准一の撮り方もそういう感じだった。

 ところで、私はそもそも石田三成のことをよく知らないので、ちゃんと観たのが「真田丸」の石田三成だったんだけど、最近は石田三成の解釈が変化しているという話だが、映画「関ヶ原」の石田三成は司馬遼太郎原作なので、「ん?でも、この映画だと真田丸の三成と近いのだが?」って思ったんだけど、作者の解釈というよりも見る側の解釈の変化っていうことなのかね?

 そもそも人気俳優が立て続けに演じるっていうことが・・・っていう話?

 「関ヶ原」は別に去年の「真田丸」を観て作ったわけじゃないんだろうけど、「真田丸」で描かなかったことを見事に補完しているのが偶然というか必然というか、一番「すげえ」と思ったのは、秀次亡き後、その妻と子が何十人も処刑されたっていうのは「真田丸」でもやっていたが、「関ヶ原」ではその刑場の凄まじさがちゃんと描かれていたことだった。

 そして、戦場でとってきた首を並べて整えて「識別票」みたいなのつけるのは女性の仕事だったと、大河ドラマ観てると歴史クラスタさんたちが教えてくれていたのだが、それもやっていた。

 戦が始まると、ああして、昆虫採集みたいに首収集してたんだろうなあ。

 ファミコン時代から「外遊びしないでテレビゲームに夢中な子供」がよく問題になりますが、戦国時代って自分の命かけてマジでゲームしていた感がありますよね。「はーい、一機死んだ」的な。

 なので、この「関ヶ原」での三成も家康も「必死でやった」って感じではなく、どこか囲碁将棋とか麻雀みたいなゲーム感覚があり、しかし合戦となると大量の血が流れるわけで。

 「シン・ゴジラ」では、ゴジラがビムビムビームしている様子は楽しかったですが「関ヶ原」の合戦シーンは「中途半端に鉄砲とか砲弾があるけど基本は接近戦」なわけで、結果、血みどろになるっていたので、けっこうしんどかった。

 最近の大河ドラマは「派手な合戦シーンがない」って言われてますけど、映画でちゃんとやってもらうと「テレビでこんなん観たくねーよ」って思うし、「戦はいやでございますう」って姫の立場で言いたいよ。

9月7日(木)

 昨日は「過保護のカホコ」観ようとしたら「バレーボール中継のため、押してます」ってことで10時45分開始になっていたので「えー」ってしょうがないから暇つぶしに「歴代で観た大河ドラマ」を並べていたのだが、いざ、カホコが始まったら、もう眠くなってしまってダメでした。

 視聴率も1桁台だったらしいけど、私みたいな人けっこういたのだろう。

 その替わり、観るつもりなかった前番組を観てしまい「うわー、チャングンソクだ、久しぶりに観たなあ」って思いました。

 さて、昨日くらいから「あれ?これって二日酔いなの?それとも更年期障害なの?それとも両方なの?」って思っていたのだが、今日も「動悸がするし、なんかダルいし、飲み過ぎなのか更年期なのかよーわからん」って感じだったのだが・・・・

 う・・・・なんか、私、超エロモードになってない?

 以前も「色ボケ状態」と思ったことはあったけど、それは精神的なモノだったし、半分冗談でもあったが、今日の状態はちょっと・・・・

 たぶん、いわゆる「のぼせ」状態になってると思うのですが、これ、のぼせ、っていうか官能小説的な「火照ってる」って状態だよなあ。
 しかも、会社で仕事している最中にそうなるから「マジ勘弁してほしい」と思った。

 帰宅したら、そんなでもないので、交感神経が連動しているんだろうか?

 さっきネットで検索してみたら、更年期の症状としてはけっこうあるらしい。


9月6日(水)

 最近また上司がお疲れモードなのだが、誰と話していても、なんだか夫婦喧嘩みたいな話し方になってるのが可笑しいというか哀れというのか・・・

 この間は、私の目の前で上司とM嬢が仕事の話していたのだが、上司の言いたいことがM嬢に上手く伝わってなくて、M嬢が明後日の方向の返事するので、上司がだんだん苛立ってきて「Mはなんでそんな言い方するの?」って面倒くさい女みたいなこと言い出したので吹き出しそうになったが、上司は真剣な顔して言っているので話に割ってはいるわけにもいかず、口喧嘩始めた両親をハラハラと見守る子供みたいな気持ちで見守るしかなかった。

 後で別件というか、私の仕事に関係することで「今後、こうするつもりだけど、経理的にはこれで大丈夫か?」という相談をされたので、「なんでそうするんですか?」って経緯を聞いたら、20分くらいの長い物語をされたのだが、それが「あーあ」としか言いようの無い話で、また私の中で上司役を演じる長谷川博己が起動した。

 長谷川博己だったら、ここまで弱っていたら押し倒しちゃうんだけどなあ(笑)

 とにかく「その件、最終的にどう着地させるつもりなんですか?」って聞いてみたら、「気がつかれないようにフェイドアウトする」とのことだったが、それはなかなか難しいことだと思ったので、「ご愁傷様です」と言った後に「お疲れのようで、最近、部長が誰かと仕事の話していると、なんか夫婦喧嘩してるみたいになってますよ?」と言ったら、苦笑していた。すまん、キツいこと言って(笑)

 そういや話は全然変わるが、この間、病院の待合室のテレビで「ガリレオ」の再放送が流れていた。

 柴咲コウが変なマシンに拘束されてて、福山雅治が時限爆弾を解除しようとするシーンだった。(後で調べていたら最終回だった。全然記憶にないので私は観てなかったのだろう)
 「うわ、直虎様が磔になってるよ!」って思ったが、10年前のドラマだけど、柴咲コウは全然変わってないなあ。

 そして、このドラマの福山雅治だけは超好きなんだよなあ、私。
 なんでなのかなあ?無表情でベラベラ喋るのがいいのかな?薄情そうな感じがいいのかな?

 で会社に戻って、M嬢に「ガリレオやってた。懐かしかった」と言ったら、「私はあれ苦手で観てなかった」と言うので、ほんと人によって好みって違うね。
 だって、M嬢はさらに「福山のだと・・・ああ、大河は観てたよ、龍馬のやつ」と言うので「私はあれ苦手でダメだったんだよ」

 それでついでに「私は坂本龍馬がなんでこんなに人気があるのかわかってなかったので、せっかく福山主演で大河ドラマでやるから、ぜひ勉強させていただこうという気持ちで観てみたんだけど、どーしても、あの福山が苦手で脱落しちゃった。だから未だに坂本龍馬の魅力がわからないのです」って自分語りしたら、M嬢が・・・

 「えっと・・・いろんなグループの垣根を越えて、みんなを結びつけたから・・・日本の将来のために?」

 ・・・・そんな強引に一行にまとめられても(笑)

 そうか、M嬢って見かけは非常にふわっとした女子っぽいんだけど、「彼女の愚痴に対して解決策を述べてしまう彼氏」みたいなこと言う人なんだよね。
 なので、さっき書いた「面倒くさい彼女みたいなことを言い出す上司」に対しても、淡々と「私にできることはこれですけど?え?そうじゃない、じゃあ私にどうしろと?」みたいなこと言い出すから、話が噛み合ってないカップルの会話みたくなってくるんだよな。

●「僕たちがやりました」

 「まったく理解不能」と言いながら、見続けている「僕やり」ですが、今回も期待を裏切りませんでした。
 パイセンのヤクザの親父は、パイセンの顔を知らず、ただ養育義務があるから金払ってるだけで、パイセンにまったく興味が無いどころか、「じゃあ、死ぬか?」って他の愛人の子に「お前が殺してみるか?」っていう鬼畜展開。
 その二番目の愛人の子っていう子が美しかった。

 マルが前回ボコられた加藤諒をボコるが、あの加藤諒がやっているのに1ミリも笑えないというか、まったく意味がわからない。

 そして、前回に引き続き窪田正孝の顔をした何かが、真剣祐との友情を育んでいるけど、ラストシーンで真剣祐が窪田正孝の顔をした何かにビデオレターを送ったのだが、それが流れている最中に「あ、これ病院の屋上から飛び降りるな」って予想がついたのだが、予想通りにドーンと窪田正孝の後ろに落ちてきて、「ああ、やっぱし」

 間宮翔太郎は妊娠した川栄ちゃんに「自分の子の父親が犯罪者っていうのありえないから」と絶縁宣言されていたが、やっぱし川栄ちゃんだけがまともだ。

 今回は「全員が絶望」っていう話だったらしいが、次回予告では自白しようとしているし、ほんとわけわからないんだけど、なんでそんなドラマを必死に我慢して観ているのか、そっちのほうがわけわからんよ(笑)

●「ごめん、愛してる」

 今日は休みだったので、やっとティーバーで観たが(大河ドラマの後に、こういう重いのとてもじゃないけど観られないから)、先週あたりから「これはもう、ひたすら死期が迫った長瀬智也に感情移入してとことんエンジョイする話」と開き直ってから素直に楽しめるようになってきたが、真正面からコクってくる吉岡里帆を必死で遠ざけようとする長瀬智也にキュンキュンしますわ。

 病状が進行してきて、街中でぶっ倒れる姿もカッコ美しいけど、その直後になんでバーで酒飲んでるのか全力で突っ込みたくなるんだけど、もうストーリーがどうのこうのよりも、「可愛いペット動画」観てる気分で「いいよ、いいよ、長瀬カッコいいよ」ってことでいいのだと思います。

 それに、私のお気に入りである吉岡里帆ちゃんが、ほんとにいいので、10年後に大河ドラマの主演を菅田将暉がやるのなら、ヒロインはぜひ吉岡里帆で、とお願いしておこう。
 あ、でも菅田将暉の大河って、もっと早くに実現しそうだが・・・・
 タッキーの義経とか、宮崎あおいちゃんの篤姫とか、20代半ばだったもんね。

 ところで、この話も何度か日記に書いているかもしれないけど、我が家は大河ドラマを観る習慣がなかった。
 うちの母親が時代劇に全く興味なかったから。でも、私が幼少のころ「鞍馬天狗」とか「子連れ狼」には噛り付いていて、母がそれらを鑑賞中に話しかけると「これ終わるまで黙ってて」って本気で言われたので、じっと我慢していた記憶がある。

 でも、なぜか大河ドラマの中では異色だった、1986年の「いのち」は橋田壽賀子脚本で三田佳子主演の「昭和の医療モノ」だったからなの、観ていた記憶があるのだが、親と一緒に観ていたのかよく覚えていない。
 でも、あの当時、母方の祖母が朝ドラで病で瀕死の登場人物を観ていて「ミキ先生に助けてもらえばいいのに」と朝ドラと大河の時代が近いから混同しちゃっていたのを家族で笑っていたので、やっぱ母も大河観ていたんだろうな。

 なので、私がちゃんと観た大河ドラマって2004年の「新撰組!」なんですよね。
 三谷幸喜だからしゃーねーな的に。
 そんで、その当時、タッキーの美しさに夢中だったので、2005年の「義経」もけっこうちゃんと観ていた。あの頃は「ジャニーズ大河」って揶揄されてたよなあ。
 「義経」はタッキーの美しさだけでも満足していたんだけど、弁慶の松平健が、ほんとオカンみたいで好きだったんだよなあ。

 で、飛んで2008年の「篤姫」
 これはちゃんと初回から観てるんだけど、なんで観たんだろう?樋口可南子が観たかったから?
 よく覚えてないんだけど、とにかく宮崎あおいちゃんの笑顔が観たくて、ほぼ毎週観ていた。

 2009年「天地人」は、直江兼続って全く知らなかったのでスルーして、翌2010年「龍馬伝」は、ですから「福山雅治で坂本龍馬か、よし、これで坂本龍馬がなんで人気あるのか、やっとわかるであろう」とかなり期待して観たのですが、2回目くらいで脱落。

 2010年「江」は「おお、上野樹里ちゃんが大河の主役だ!」って張り切って観ていたのだが、トヨエツの信長を我慢して観ていたのだが、本能寺の変の直後に脱落。

 2012年「平清盛」
 最初から全然観る気なかったが「低視聴率」とか「画面が汚い」などのネガティブ報道が盛んだったので「ふーん?」って興味本位で何度か観てみたが、つまみ食い的に観ても話がよくわからず、でも森田剛とか松田翔太は良かったなあ程度だったんだけど、今となっては名作扱いなので、暇ができたらDVD借りてきて観てみたい。

 2013年「八重の桜」
 綾瀬はるか主演で、西島秀俊が兄役だったので観始めたが、長谷川博己と綾野剛にズドンしてけっこう観ていたのだが、会津の悲劇がシンドくて一時離脱したが、オダギリジョーが出てくると聞いて復活してみたら「なにこのラブコメは?」って食いついて最後まで観た。
 今考えると、すげえイケメンパラダイス大河だったんだな。

 2014年「軍師官兵衛」
 私、2005年の頃の岡田准一にハマっていて、NHKドラマの「大化の改新」とか、クドカンの「タイガー&ドラゴン」とか、だから映画館で「東京タワー」も観たくらい。
 でも「SP」は脱落したんだけどさ(笑)

 なので官兵衛も初回から正座して観ていたんですよ。
 でも、なんだかハマれなくて、でも家にいる時にはなんとなく観ていたのですが、官兵衛の父が柴田恭兵だったり、秀吉が竹中直人だったのは覚えているし、松坂桃李が息子だったのも覚えているのですが、官兵衛の家臣に濱田岳と速水もこみちがいたのも覚えているのですが、高橋一生を観た記憶が全く無いんですよね。

 これも、暇ができたらDVDで再確認してみたいです。
 まあ大河ドラマファンたちの感想を漏れ聞くにイマイチな作品だったようですが。

 2015年「花燃ゆ」
 イケメン大河としてテコ入れしていたけど、ああ、すいません、私、伊勢谷友介が苦手で、あと大沢たかおも苦手なんです・・・・ああでも、東出くんが出ているから・・・・・って思っていたんだけど、このドラマの井上真央の辛気臭さに耐えられなかった。
 いつ観ても、じっと上目遣いで人の顔色伺ってる感じが、ほんとダメで、「なぜこんなヒロインにした?」って思ったし、脚本家が知ってる人だったのも痛かったし、後半になって三田佳子が登場したら「少しマシになった」と思ったんだけど、姉が死にそうだけど義兄とどーのこーの的なウジウジ感は本当にダメだった。

 ほんと「花燃ゆ」は、「いったい何がやりたかったの?」って思ったけど、あの失敗を糧にスタッフたちは頑張ってほしいと思った。だって「江」の失敗があったからこその「真田丸」だと思ったし。

 2016年「真田丸」
 私は、クドカンは当たり外れがあるんだけど、三谷幸喜で外れたことないので絶大な信頼を寄せているのですが、ほんと1年間楽しく伴走できたし、当初は「ウザい」とディスられていた長澤まさみの「きりちゃん」も「このウザさは意図的なものだろう」と思っていたら、中盤から「きりちゃんが癒し」的に人気急上昇して、「思ったとおりだ」と大変満足していました。


9月5日(火)

 武井咲が「授かり婚」したが(この言い回しは少子化問題の今には相応しいと思う)、それはどうでもいいんだけど、今日になって「黒革の母子手帖」と言っている人がいるのを知って、またしばらく思い出し笑い地獄にハマりました。
 (10年後の自分に解説しておくと、現在、「黒革の手帖」で腹黒女を主演中)

 ところで、今日気がついたのだが、私、「抱きしめたいぃ」って鼻歌で歌えるようになってました。

 あのCM観て「なにこの高橋一生は目が腫れてるし、この曲知らないし」って思っていたのに・・・・

 そういや、直虎コンサートで藤井フミヤとデュエットしていた「Little Sky」も「全然知らない曲だ」と思っていたのに、けっこう鼻歌で歌えるようになってる。たぶん、カラオケでそこそこ歌えると思う。

 もしかして、高橋一生が三代目の曲を歌ったら、私はあれも歌えるようになるの?

 ぜひ、実験してみてほしい。(やめてください)


9月4日(月)

 昨日、賀来賢人のことに触れたが、私は賀来賢人がけっこう好きなのである。

 2013年の「泣くな、はらちゃん」は、それほど熱心に観てなかったけど、それでなんとなく顔を覚えていたのだが、2014年の朝ドラ「花子とアン」で主人公の兄役だったので、それで初めて「賀来千香子の甥っ子?」って気がついた。
 「昨夜のカレー、明日のパン」では、星野源の従兄弟役だったが、芝居がなんだか若い頃のキムタクみたいな感じで面白かった。
 2016年の「グッドパートナー」(竹野内豊と松雪泰子の弁護士夫婦モノ)は、なんとなく観ていたのだが「ああ、こういうちょっとキツいけど緩い感じの松雪さんがけっこう好きだし、竹野内豊も適度に緩くて、なにこの安定感?」って楽しんでいたのだが、新米弁護士を演じる賀来賢人はイマイチで「この子、もう少し変な性格の役やったほうが面白いんだろうな」って思っていた。

 そしたら今年の春、窪田正孝と北村一輝主演の「4号警備」に賀来賢人がサイコパス役で登場していたので、かなり前のめりで観ていたのですが、なかなか美しいイカレっぷりを堪能させていただきました。

 整った顔立ちだとは思うけど、今風のイケメン俳優ってわけでもないし、でも、なんかすごく素材的にいいような気がするけど、まだ技術的にはそれほどでもないし、そのなんだか出来上がってない感じが魅力なのかも。
 妻が榮倉奈々っていうのもね。
 榮倉奈々も「フツーに美人」って感じでもなく、でもスタイル抜群にいいし、なんだかよくわからない魅力のある女優さんなので、時々、相武紗季と混同するのは許してください。

 あの系統、私はけっこう好きなんですよね。
 宮崎あおいとか、多部未華子とか。

 っていつものように前置きが長くなりましたが、賀来賢人が賀来千香子の甥だって知った時、「へー、そうなんだ」と思うと同時に「私、けっこう賀来千香子が好きだったような・・・」って思った。

 賀来千香子といえば、あの「冬彦さん」で話題になった「ずっとあなたが好きだった」のヒロインだったけど、あれが1992年か・・・・・25年前なんですね。

 私はあのドラマの前から佐野史郎を知っていたので(「夢見るように眠りたい」とか「帝都物語」とか)、佐野史郎があれで大ブレークしたことに戸惑っていたので、「ずっとあなたが好きだった」をちゃんと見た記憶が無いのですが、それはあのドラマでの佐野史郎の怪演が未だに何度もリピートされるので、リアルタイムで観た時の記憶が曖昧になってるだけなのだと思います。

 だからなのか、あれの続編になっている1993年の「誰にも言えない」の方がなんだか記憶に残っている。

 この話、前にも日記に書いたような気がするけど、なんで「誰にも言えない」の記憶が残っているかというと、あれを一緒に観ていた弟(私が27歳なんだから、弟は24歳。どちらも実家から独立していたけど、夏休みで帰省していたのか?)が「これ、絶対にこっちじゃん」って言ったのである。

 「誰にも言えない」は賀来千香子は佐野史郎の元カノで、妻が山咲千里なのだが、なぜか元カノの賀来千香子に執着して・・・って話だったのだが、弟が「これ、絶対にこっちじゃん」って言うから、私は「え?どっち?」と確認したら、弟の言う「こっち」は山崎千里だった。

 たぶん、ねーちゃんが観てるからなんとなく一緒に観ていたドラマで、佐野史郎が山咲千里という妻がありながら、賀来千香子に執着しているのが、全然わからなかったらしい。

 しかし、私は「女性目線で、どっちに共感できるか」という気持ちで観ていたわけでもなかったので、いきなり弟から「男だったらフツーこっちでしょ」的なこと言われて「はあ?」ってなったのを昨日のことのように覚えている。

 そして弟のその一言があったから、未だにそのドラマのことを覚えてるわけです。

 あの頃の賀来千香子は美人だけど、なんか声が変だし、美人だけど色気無いし、合コンに「美人の友達連れてくから」と宣言しても、男性陣は「たしかに美人だけど?」って思う感じの安心感があった。

 「どーせ、男って清楚な美人が好きなんでしょ?賀来千香子とか!」って思っていたのに「いや、どう考えたって山咲千里でしょ」って弟に言われて、私は「山咲千里の方がいいって言われても・・・」って思った。山咲千里の方が男受けしないのかと思っていたから。

 それから10年くらい経って、弟が結婚したのだが、弟の妻が「どっちかと言えば、賀来千香子タイプ」だったことに、軽い衝撃を受けた。
 まあ、24歳の時にああ言っていたとしても、30代になってから実際に結婚するとなると、やっぱあっち選ぶんだなあって。
 まあ、うちの弟に選ぶ余地があったのかどうかは置いておいて(笑)


9月3日(日)

 そういや先週の大河ドラマでは、主人公が「ほんとうの政次ロスをお見せしましょう」とばかりに精神崩壊していて思いっきり泣けたが、2回ほどリピートして観ていたら、だんだんと「これ、政次がこっちの立場になったのも観てみたかった」と思うようになった。

 直虎が処刑されちゃって、精神崩壊する政次・・・・

 直虎が死んでないと思い込み、六左衛門に「殿がおらぬが、どこに行かれたのじゃ?」と首傾げながら(得意技)真顔で問い詰める政次。顔面から失禁する六左。

 ナツに「殿にどうしても伝えねばならぬことがあるが、俺は関口の手前動けぬゆえ、お前がなんとか屋敷を抜け出してもらえぬか?」と真顔でお願いし、それを優しい笑顔で「かしこまりました」と言うナツ。

 そして「殿がおらぬ」と焦点の合ってない目で井戸端を彷徨う政次。

 うわー、超観てみてえ・・・・・と思う、またドS度がひとつ上がってしまった私であった。

 そういや朝ドラでの記憶喪失した父親役の沢村一樹も良かったので、高橋一生にも記憶喪失役やってみてほしいなあ。

 あ、そうだ、メモメモ。
 9/7(木)の「脳にスマホが埋められた」のゲストに福士誠治。

 「あいの結婚相談所」にゲストで出てこないかなあ、って期待していたけど、こっちでした。これ、全然観てないんだけど。
 「あいの結婚相談所」は最終回を迎えてしまったが、いやあ、ほんと完全にあの山崎育三郎のキモかわいい踊りにハマってしまい、もうあれが観られなくなるのが本当に残念だ。そうだ、「シーズン2希望」ってメールしなくちゃ(笑)
 もうさ、今後、他のドラマで山崎育三郎が普通の人の役で出てきたら「なんで踊ってくれないんだろう」って思うんだろうなあ。
 だったら、彼の本業であるミュージカルの舞台を観に行けばいいんだろうけど、そこまでするほどのことでもないというか、チケット取るのが面倒くさいのであった。

 せいぜい映画なら、よほど混雑してるヒット作でも無い限り、ふらっと当日観にいけるけど、人気舞台とかチケットとるのが大変じゃないですか?
 前にも友人と「一度、宝塚って観てみたいよね」って話したけど、あれもその程度の気分でチケット入手できる世界ではないのを知っているので、気軽に手が出せない。

 この間も「野球沼、居心地良かった」と書いたけど、あれは「パ・リーグって空いてて最高」ってことに気がついたからだ。そして、六大学野球も早慶戦を除けば適度に空席があるので、ほんと最高だった。そして、「一度、早慶戦っていうのも体験してみよう」と思って行ってみたら「面白かったけど、二度と行く気はない」と確信した。混んでいたから。

 そういえば、ドラマの話に戻るけど、最近なんだかお気に入りの淵上泰史が出てると知って「わにとかげきす」を観てみた。賀来賢人が出てたので、少し気になっていたのだが、政次フィーバーに時間取られていたので観てなかったのだ。

 主演の有田哲平(くりぃむしちゅー)は激しくどうでもいいが、彼を追うヤクザが村上淳だったりして「う、ちゃんと観ておけばよかった」と後悔したのだが、賀来賢人がヤクザの金庫を盗んで逃走したけど、山奥で偶然出会った淵上泰史が完全にイカレたヤバイ奴だったって話?なの?

 ティーバーで観てるから、最新回しか観られないんだけど、猟銃で賀来賢人を脅す淵上泰史って・・・・好き(笑)
 なんか、アル中の父親に殺されそうになって、逆に殺しちゃったので「自分も、もう死のうかな」と絶望していたところに大金持ち逃げしてきた賀来賢人達が現れたので、主電源落ちそうだったのに別のスイッチ入ってしまった人物らしいが、それを淡々と演じている淵上泰史にもシビれるが、彼に脅される賀来賢人もけっこう軽い芝居なのが面白い。

 「僕たちがやりました」と似たテイストだけど、こっちは普通に「漫画原作の作りモノ」として楽しめるのって、ほんといったい、なんなんだろう?


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