可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月31日(月)

 昨日の日曜日は、また親が抽選で当たったので、赤坂迎賓館を見学してきました。

今日は赤坂迎賓館見学 和風別館付き。後ろ姿はパパン。 pic.twitter.com/TNln8jNPhg

— のんちゃん (@limnonchang12) 2017年7月30日

 一般公開されてから、だいぶ経つと思うんだけど、未だにすごい人気なんですね。見学者いっぱいいました。観光バスもいっぱい並んでいた。

 そんで、警備や誘導スタッフが異様に多かった。
 入館料1000円(和風別館は500円プラス)と、けっこういい値段するのでママンが「儲かるのかしら?」って言っていたけど、あの人件費じゃ全然ペイしないっしょ。

 和風別館は時間ずらして12人づつ入場するんだけど、ガイドさん(内閣府OBらしい。ボランティア?)に、警備員が一人と誘導スタッフが一人ついてきて見学者が変な行動しないか逐一見張られていた。

 和風別館の外に置いてあった盆栽が素人目にも「これ、最低でも1000万円くらいのやつだ」とわかるほど見事な物だったので、池に100匹以上いるという錦鯉もさぞかしお高いんでしょ?と思ったけど、鯉の良し悪しはさっぱりわからず。

 そして和風別館は1日に入場できる人数が限られているから、抽選倍率高いみたいだけど、本館の方は多少行列すれば大丈夫らしい。
 内装も見事で、海外の宮殿を見学した気分になりました。

 それよりも、パパンが「昔、ここ入ったときは、ほんと汚かったんだぞ」と言うので「なんで入れたの?」って聞いたら「だって図書館だったから」

 戦後、1961年までここが国会図書館だったらしく、ちょうど大学生だった頃のパパンは何度か入ったことがあったそうで、そのときはボロボロの古い建物だったらしい。正面の入り口も「ああ、この階段登ったなあ」と言っていた。
 ウィキペディアに図書館当時の写真が載っていたけど、あの豪華シャンデリアの部屋が閲覧室になってるwww
 いや、あのおフランス製のシャンデリア、今の値段だと一基1千万は最低でもすると思うんだけど(もっとするのかもしれないけど、シャンデリアの値段など私にはわからないがパーツの数からしても高級外車1台分以上の価値があるということだけなんとなくわかる)当時の学生さんたちはその価値に気がついていたのだろうか?
 パパンはシャンデリアのことは何も言ってなかったので、そんなところは全く気がついてなかったというか、興味なかったんだろうね。

 さて、足が痛かったので、ほんとはこの見学もパスしようかと思っていたんだが、ママンが何度か応募してやっと当たったから、痛みこらえて参加しましたが、老親もけっこう休み休みだったし、薬が効いたのか、それほど足も痛まなかったのでなんとか無事見学を終えましたが、やっぱりけっこう歩いたから、今日はまた痛みが激しくなっていて、帰り道の駅から自宅まで2回くらいベンチで休んでました。

 薬が効かないの辛いなあ。リリカちゃん頑張って。

●大河ドラマ「おんな城主直虎」第30回「潰されざる者」

 先々週の「死の帳面」から、がらりとハードモードになって「やっと大河ドラマっぽくなってきたけど、展開が辛すぎるんですが、超面白いんですけど」って感じになってきたけど、この回も予告編の段階から「ヤバそう」ってわかっていたが、6時からのBSの放送を見た人たちが「うわああああああああ」ってなっていたので、覚悟して観たんですが、やはり「うわああああああああああ」ってなりました。

 政次カウントダウンが始まったよ。

 そして、それを彩るのがムロ方久の小芝居っていうのがwww

 ムロ方久が今川に凋落されて、井伊を裏切る展開なんですが、それを悟られまいとするムロの芝居が面白かったのですが、多くの人の感想が「あれだけ今までクールだった方久が、なぜ殿の前であれだけキョドる?」だったのですが、うーん、どうも私と同じような感想の人がいないなあ?

 1ヶ月前の方久だったら、あっさり無表情で自分の利益になるなら井伊を裏切っていただろうけど、ここ数回でムロツヨシの演技プランなのか演出なのか知らないけど、たぶん、ここの「裏切った?」って展開に向けて、方久を「直虎ちゃん自身に魅了されてる」って描写にしていたんだと思うんだけどなあ。

 まあ、それは、直虎の幼少期に貰った櫛を未だに宝物にしてるっていうのが、今回もチラっと見せたけど、解死人だった方久が、そこから解放されるきっかけが直虎との出会いで、「いつでも家畜のように殺されるような身の上」から成り上がり、だからこそ「人の命より、金でしょ?」って、ある意味、人の心を失っているまさに「金の亡者」状態で当主となった直虎の前に現れたのだが、そこからだんだんと人の心を取り戻してきたっていうのがわかりにくく描写されていたんだと思う。

 そう考えると、「直親失って、心を殺した政次」と「元解死人で金の亡者のムロ方久」っていうは、轍のように平行に進んでいたのかもしれない。

 今回はその平行線がバランス崩して交わる回で、「己の保身のために殿を裏切らざるをえない方久」と「今川裏切ると決めた時点で、またさらに死んだ政次」の思惑が交差して、ってゆーか、この二人の「知力」はだいたい同じくらいなんだけど、そこにまた同じくらいの知力持った柳楽優弥が絡んできて、3人でワチャワチャしてる場面、最高すぎました。
 3人とも「過去いろいろあって、もう死んでる身」なんですよね。
 そして、その3人の「俺たちのミューズ直虎ちゃん」の意味合いがちょっと違ってるあたりが面白い。

 そして、なんといっても政次ですよ。
 もう、今回は美麗ショット続きで泣きそうでした。
 特に方久をゴミみたいに見下す表情とか「ああ、この表情で私を蔑んで!!!」的な(笑)

 そして「おとわ、俺を信じろ」からーの、来週予告の「地獄へは俺が行く」ですよ、きゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

 放心状態でした。
 9時から、「ごめん愛してる」と「警視庁いきもの係」を交互に眺めていたけど、どっちも頭に入らないまま「ああ、おしゃれイズムか」って始まったんですけど「誰?このチャラい人?」

 チャラかったっすねえ?

 あの政次観た1時間に展開されるチャラ一生、キツかったっす。

 寝起きの髪型でスケボー披露してたし・・・
 あれは天然じゃなく計算です。
 だって「さすがにこの髪型じゃ」ってちょっと整えれば済む話じゃないですか。だからあの髪型でOKってことは計算です。

 そんで「大河ドラマはキツい展開になってきたので、中の人は元気でチャラチャラしてます」ってことをアピールしたかったのかもしれませんが、あの政次と「おしゃれイズム」の「中の人」はギャップありすぎて、私の中で統合できなくて、紫外線と赤外線みたいな感じになっていた。

 そもそも私は「笑い皺いっぱいの笑顔の高橋一生」があまり好きではない。
 そもそも顔が好きなわけでもないわけで、だけど「無表情でベラベラ喋る感じが超好き」なんですけど、バラエティ番組でクシャクシャ笑うの、ほんと好きじゃないんですけど。
 そして、スケボーが得意だとか山登りが趣味だとか、ほんと「中の人」は私の趣味じゃないというか、この番組だけ観ていたら、絶対にこの俳優のこと好きにならないのに・・・・

 でも、スケボーしてる時の手の動きのエロさとか、稲川淳二のモノマネが想像を超える出来栄えだとか「ううう、やっぱしこの人、引き出しまだ隠してるな」って感心してしまった。
 あと、これは深読みしすぎかもしれないが、隣に「黙って座ってるだけでいい男」の藤木直人がいるし、ツッコミ役の上田とのバランスも考えて、チャカチャカ動いて大爆笑連発バージョンにしたのかもしれない。

 ということは?金曜日の朝イチはどういうバージョンで出てくるだろう?

 あと、今回の「気になったポイント」は「じでんしゃ」連呼していたところです。
 TBS番宣の安住アナの時も自転車いっぱい出てきてたけど、あの時は気がつかなかった。

 そりゃけっこう「じでんしゃ」って発音する人はいるけど、俳優だし、オーダーメードの自転車2台も持ってるほどのマニアなのに「じでんしゃ」って言うのに違和感があったのだが、この人、時々こういう変な訛り出るよね。

 以上、ですから、8時に「政次ぅぅぅぅぅぅっっっ」ってテレビに噛り付いていたのに、10時に「なにこのチャラいバージョンの中の人?」ってドン引きして、心が忙しかったと日記には書いておこう。


7月29日(土)

 明日の「おしゃれイズム」に高橋一生出るんだけど、予告だと「パーマ一生」になっているので、さて、どんなバージョンで登場するのか楽しみですが、藤木直人の横に高橋一生を置くとどんな感じになるのかも興味深い。

 そして来週の4日はとうとう「あさイチ」に登場だ!
 って、これって「政次がもうすぐ死ぬからお見逃しなく」な番宣なんだよなあ・・・・あああ・・・
 イノッチとは「早海さんと呼ばれる日」でちょこっとだけ共演しているんだけど、その話出るかしら?
 そして我らが有働アナがどういうバージョンでリアクションしてくるのかも楽しみです。

 昨日、整形外科で処方された薬飲んでみたら、それまでは「座っている時には全く痛みがないが、少し歩くと顔が歪むほど痛い」だったのが、「座っている時もちょっと痛いけど、歩いている時の痛みはなんとか我慢できる程度」に変化した。
 明日、ちょっとお出かけする用事あるんだけど、大丈夫だろうか?

●「あいの結婚相談所」

 山崎育三郎が結婚相談所の所長で、高梨臨がシスター姿(なんで?)の助手、という設定しか知らないで観てみたんですが・・・・これ、すごくね?

 山崎育三郎が歌って踊ってるって・・・・
 しかもキャラが「元動物行動学の学者」でかなりの生き物オタクだし、それを抜きにしても、とにかく言動がキモ美しいというか、とにかくフルスロットルなんですよ。ストーリー展開無視して、とにかく歌って踊るっていう。

 山崎育三郎がミュージカル界のプリンスなのは知っていたけど、実際にミュージカルやってるのは観たことなかったから「うわ、こんなんなんだ!」と、だいたい想像はついていたけど、ミッチー王子をさらにハイスペックにしたようなキモ美しさに笑いが止まらなかった。

 あと、高梨臨ってけっこう背が高いのね。今まで気がつかなかったけど、並ぶと山崎育三郎が小さく見えちゃうから並べるアングルに気つかってるのがわかった。ってググってみたら山崎育三郎の身長は公称177センチになってるけど、そんなにないように見えたなあ。

 それにしても、私は高橋一生の手の演技は大好きだが、山崎育三郎の手の使い方はほんと「これぞミュージカル」って感じの大げさかつ美しいキメポーズ満載で面白かった。

 このドラマ、肝心の「結婚成立」に至る話もなかなか練られているし、脇に鹿賀丈史と前田美波里っていう豪華さと、結婚相談所の若手にイケメン君がいて調べてみたら中尾暢樹君という戦隊モノ上がり(ジュウオウジャー)だそうです。テレ朝の戦隊モノから、金曜深夜枠って出世コースだし(笑)

 それにしても高梨臨は深夜枠が続くなあ。
 剛力彩芽の深夜の女王枠を奪還する勢いなくらい?
 でも、この間の「恋ヘタ」も面白かったし、今回のも面白いから、深夜枠攻めが合ってるのかもしれない。9時、10時枠だと主演は難しいし、「主人公の友人かライバル役」になってしまうだろうから、深夜枠で「少しぶっ飛んだヒロイン役」のほうがよさそう。

  ●「黒革の手帖」

 一話観て「武井咲ちゃーーーーーん」って、うっかり夢中になってしまいましたが、二話はホステスにスカウトした仲里依紗があっという間に馴染んで・・・・っていうか、自分を上回る能力を発揮しだして、慌てて潰す話でしたが、さすがの仲里依紗でした。地味バージョンと派手バージョンの落差ありすぎて面白すぎた。
 そして奥田瑛二の安定のエロオヤジとか、その愛人だった高畠淳子とか「それ、絶対間違いないやつだ」っていうのをけっこう執拗に描写するので、新しさはないけれど「老舗有名レストランの名物料理」みたいな満足感がある。

 それにやっぱりとにかく武井咲ちゃんが美しいので「ああ、武井咲で着せ替えごっこしたい」と思ってしまったのさ。

 ネット記事では、なぜか酷評が多いけど、武井咲は演技が下手ってわけでもないと思うけどなあ。
 声が幼いところが欠点になる時もあるけど、「黒革の手帖」では、その幼い声質と腹黒さのミスマッチが逆にいい味になっていると思う。
 まだ23歳だし、これからでしょ?

7月28日(金)

 水曜日は「過保護のカホコ」を観て、「ああ、竹内涼真とサイゼリアに行きたいなあ」って思った。

 10年後の自分に解説しておくと、「初デートでサイゼリアはNG」っていう呟きから「サイゼリアでなぜ悪い?」って軽くバズってしまい、あちこちでサイゼリア連呼されていたので、なんだかサイゼリアに行きたくなっていたのですが、竹内涼真にサイゼリアで「好きなもん食べなよ。あたしがおごるから」って言ってみたい。

 サラダと生ハムとパスタとハンバーグとピザなどが、デデんとテーブルに並んでるのを片っ端から美味しそうに食べる竹内涼真を眺めながら、ハウスワインをちびちび飲みたいものである。フォカッチャにオリーブオイルつけたのをつまみながら。

 ああ、想像するだけで、すっごい幸せだなあ。(笑)

 そういや、今の朝ドラは、主人公がどういう人生を送るのか、今のところ全くわからないのですが、ずっと「なかなか私が生まれない」と昭和41年初頭で足踏みしていのに、主人公が竹内涼真と破局しているうちに「ああ、私が生まれてしまった!」って展開になってます。

 だから、主人公の年齢設定がもろ、うちのオカンだし、オカンの母の出身地が北茨城なので、「私のお母さんは有村架純でお父さんが竹内涼真なの?」って、けっこう勘違いしてたのだが、あえなく破局してしまったんだが、まあ「過保護のカホコ」が始まった時点で「あ、これ朝ドラの竹内涼馬はもう退場だな」ってわかっていたんですが。

 まあ「過保護のカホコ」の竹内涼真くんもすっごくいいんだけど、朝ドラの竹内涼真にしばらくキュンキュンしていたので「あれなくなると血圧上がらないので困るなあ」って残念がっているわけです。

●また整形外科

 ふと思ったのだが、前回、足の痛みで整形外科に行ったが、あれが人生初整形外科受診だったかもしれない。
 私は高所恐怖症だし、用心深いというかビビリなのであまり大きな怪我をしたことが無い。中学生の時、部活のソフトボールで突き指した時は整形外科じゃなくて整骨院に行ったくらい?
 あと幼稚園児の頃、ドブに顔突っ込んで目の上を何針か縫っているけど、あれは外科だったし。

 そして、何度かやっている、ぎっくり腰の時には整体とか鍼灸医に通っているので、腰痛を整形外科でみてもらったことが無いはずだ。

 というわけで、今回また受診して「太ももが痺れる感じで痛いんです。あと、ロキソニンが全然効かないんです」と症状を訴えたら、「腰痛から来てる可能性があるのでレントゲン撮ってみましょう」ってことで、結果「腰のところの背骨の間がかなり詰まっている。ここなんてほとんど隙間がない」ということが判明した。

 ああ、まあ、そうなんだろうなあ、って思っていたけど、画像で見せられると「あーあ」って感じでした。

 まあそれで、痛み止め処方してもらうことにして、さらに「リハビリします?」って言われたので、せっかくだから整形外科ワールドを体験してみようと、リハビリやってもらうことにした。
 担当は小柄でイケメンな兄ちゃんだったが、美容師みたいに「お仕事何されてんですか?」「忙しい時期っていつなんですか?」と一生懸命話題を振ってくるので「もっと医療っぽくやってほしい」って思ったけど、高齢者が圧倒的に多いからああいう営業スタイルになってんのかね?

 初回は症状の確認みたいな感じだったけど、予告では痛みを予防する運動や、歩き方の改善などを指導してくれるらしいので、しばらく付き合ってみましょう。(イケメンだからじゃないよ)

   そして、処方された薬は痛み止めと、胃薬と、しびれ対応と、そして、リリカちゃんでした。
 「リリカきたーーーーーーーー」ってなりましたわよ。

 そんで、他の薬は「食後」なのに、リリカだけ「就寝前」になっていたので、「なんでだ?」って調べたら、副作用が眠気とか意識消失だった。なるほど(笑)


7月26日(水)

 足の調子がだいぶ良くなったので、またお散歩を楽しんでいたのだが、日曜日は天気悪くて絶好の散歩日和だったので、いつもより張り切って長時間歩いていたのだが、後半ちょっと足が痛くなってきたけど「それよりも脂肪燃焼よ」と我慢して歩いていたら、昨日からまた足が痛くなってしまった。

 くすん・・・・、せっかく少しだけ腹回りが減ったのに・・・・(ベルト穴が一つ進んだ)

 そして、前は足の付け根が痛かったのだが、今回は太もも全体の痺れというか「これ、筋肉の問題じゃないな」というか、似た痛みを探すとしたら「お腹壊した時の腹痛」に近い感じ。シクシク痛むっていうの?
 下痢ピーの時って、ほんと泣きたくなるくらいシクシク痛いじゃない?あれが太ももに来てる感じなんですよ。
 しかも、ずっと痛いわけではなくて、少し歩くと痛くなってくるけど座ると治る時もあるし、座ってもまだ痛い時もあるし、筋肉痛や関節痛とは全く違う感じなので、やっぱ神経系なのかなあ?
 ふう、まったく、せっかく良くなってきたのに、うっかり「ふりだしに戻る」になってしまい、ほんとがっかりですよ。

 そういや、健康診断の結果が出て、赤血球が多いだの、コレステロールが高いだので、また要再検査になってしまった。医者にかかる前に献血でもしてみようかしら。
 昔は「趣味、献血」って言ってもいいくらいマメに献血していたんだけど(新宿の献血ルームがお気に入りだった)、狂牛病が流行った時からできた「イギリス滞在履歴」に引っかかってね。いや、たぶんギリギリ大丈夫なんだけど「何年から何年の間にイギリス滞在1ヶ月以上」だとダメなんだけど、たぶん多くても2週間くらいしか滞在してないから大丈夫なんだけど、でも、一ヶ月はダメで2週間だとOKっていうのもなあ、って思ってしまい、面倒だから献血しに行かなくなってしまった。
 あと、あまり新宿をうろうろしなくなったし。

 でも、さすがに20年も経過しているのでもういいでしょう、っていうか、最初から大丈夫だったんだけど。確か、狂牛病が問題になっていた時は、もっと基準が厳しかったけど、その後、少し改定されて、私くらいの滞在履歴だったら大丈夫になったのかもしれないけど、よく覚えてない。

 よっしゃ、こうなったら久々に献血するか。私、成分献血が平気なんで(あれが苦手という人は多いらしい)、またやっちゃるわよ。

 ところで、あれだけ世間を騒がせた狂牛病ですが、その後どうなったのか聞かないけど、どうなったんでしょうね?

●今年の流行語大賞は「忖度」?

 「忖度」って言葉があるのは漠然と知っていたけど、自分では一度も使ったことがなかったし、言葉の意味もよく知らなかった。
 それが今年に入って「ソンタク」って連呼されていて、しかも「今までなぜ、この言葉が普通に使われてなかったのか?」って思うほど使い勝手がいい。
 だからうちの会社でも冗談っぽく連呼されているけど、うちだけじゃないだろう。だって、たぶん、多くの「指揮命令系統がはっきりしない組織では、物事は概ねソンタクで動いている」わけだし、たぶん「指揮命令系統がはっきりしている組織もやっぱりソンタクで動いている」のだろう。

 で、この空前のソンタク・ブームが新しいのは、今までソンタクが別に流行っていなかったのは、それができて当たり前のことだから、あえて言葉にしなかっただけなのに、それがいきなり「忖度するのは悪いことだ!」って展開になったことかな?

 同じ時期に「私がなんで怒ってるのかわかる?」っていうのが流行っているのも面白い。

 ずっと「空気読めない人」っていうのはダメな人扱いだったけど、その価値観がなんだか逆流しているらしい。

 って、ええと、そういう大風呂敷を広げたいわけでもなく、今年に入って「ソンタク、ソンタク」って連呼されていたので、そのたびに「なんか思い出すんだけど、なんだったっけ?」って思っていたのですが、今日、上司がまた悪ノリで「こういうことするとまた、会長から『こういうのソンタクっていうんだろ?』って突っ込まれるんだよwww」と話していて、上司はその口調のモノマネが気に入ってるらしく「ソンタクだろ?ソンタク?」って執拗に繰り返していたので「ああ、また#職場の高橋一生(家森バージョン)が」と影で苦笑していたのですが、それを聞いていたら、いきなり閃いた。

 「スーザン・ソンタクだ!!!!」

 スーザン・ソンタグですね(笑)
 えーと、誰でしたっけ?(笑)

 ネットで検索していたら、もう数ヶ月前に、すでにオヤジギャグ的に一部では連発されていたようです。スーザン忖度。
 ただ、スーザン・ソンタグって一般的知名度はたぶん低いので、言う人も少ないだろうし、言われて気がつく人はもっと少ないだろうから、私の目に数ヶ月触れなかったんでしょうね。

 会社で「スーザン・ソンタグって聞いたことある人!」ってリサーチしようかと思ったんですけど、たぶん、ゼロだろうからやめました。知ってるから偉いってわけでもないし。

 ああ、そういや、少し前にこんなこともあったし。

●カッパドキア事件

 これも上司が突発的に思い出した昔話ですが、20年くらい前、90年代後半にパソコンが急激に普及して、中小企業でも一人一台の時代になったのですが、その頃、うちの会社でもそういう企業向けのパソコン販売に力を入れていたのです。
 まあ、うちの場合、一般企業相手じゃなかったんですが、物の例えで、うちが天台宗総本山の出入り業者で、宗派の寺院にパソコン販売するお許しを頂いて、全国のお寺に営業に行っていたってことにしましょう。

 うちは、ただのパソコン販売会社なので、営業マンも宗派とは無縁のただのサラリーマンなのですが、宗派の寺を回るにあたって、総本山のパソコン導入を担当した部署のトップである尊師様が同席してくれたのです。
 尊師様はその総本山の中では比較的パソコンに詳しかったので。

 ところが、その尊師様と営業に回ってみると、尊師様はヒューレット・パッカードのことを「カッパドキア」って連呼していたらしい。
 わかる。私も1999年頃、初めて「ヒューレット・パッカード」を知った時には、「カッパード?」「ピューレ?」って凄い戸惑ったから。

 で、後尊師様が得意げに「カッパドキア」を連呼しているので、上司は「これ、訂正したほうがいいのかな?でもお客さんもわかってないようだし」と突っ込めないままスルーしていらしい。たぶん、その当時のお客さんも「ヒューレット・パッカード」なんて知らなかっただろうけど、「もし、わかってる客だったら、カッパドキア連呼に困ってただろうな」っていう話である。

 で、その話のキモはそこではなくて、2017年現在、「その昔、ヒューレット・パッカードをカッパドキアと言い間違いしていた偉い人がいてね」って話を上司が披露していたのだが、その上司も、その話を披露された部下(アラフォー女子2名)も「あれ?そもそもカッパドキアってなんだったっけ?」ってことになっていたのである。

 そして「あれ?カッパドキアでいいんだよね?ってカッパドキアってなんだったっけ?」とまくしたてる上司がまた「#職場の高橋一生」っぽくて「や、やめてーーーーーーーーー」
 と耐えられなくなったので、「カッパドキアは世界遺産なんですっ」って顔出しちゃいました。

 「そうだよね、カッパドキアって有名だよね」と上司に言われましたが、ああ、今日は世界遺産マニアのマスオさん休みだった・・・・

 ヒューレット・パッカードよりもカッパドキアの方が一般的知名度は圧倒的に高いのかと思っていたが、この人たちマジで「カッパドキアってなんだったっけ?」って思ってるのね。

 というわけで「カッパドキアってなんか聞いたことがある感じ」って人々について「スーザン・ソンタグって知ってます?」っていう勇気が全く湧かなかった私のキモチ、わかってもらえますよね?


7月25日(火)

 ここしばらく「うなぎって絶滅危惧種なんでしょ?」ってウナギ不買運動に加担していたつもりだったのだが、今日の夕方、会社の偉い人から「おーい、うなぎ食いに行くぞ!」とお誘いがあったので、上うな重食ってしまいました。美味しかったですっ

 そして、5日ぶりに酒飲んだ。

 また断酒していたのです。右側の親知らず抜歯したから。

 それについてはプチ事件があって、平日に会社抜けて午後3時くらいに抜歯したのだが、また「え?いつ抜けたの?」ってくらいあっさりと抜いてもらえたのだが(あの歯科医、たぶん凄く腕がいいんだと思うが)、「左側よりも跡が大きいので少し注意してください」と言われた。
 前に抜いた左側は概ね真上に生えていたけど、右側は真横から生えていたので、だから多分、こっちのほうが手こずるのでこっちを後にしたんだろう。

 そして、麻酔が効いてる間、唾液に血が混じっている感じは前と同じだったが、「あれ?なかなか唾液の濁りが治らないなあ」と思いつつも2時間ほど経過し、口の周辺の麻痺がとれてきたので、軽く口をゆすいで、普通にお茶飲んでいたら、「ん?味が違う?」

 「これは血の味?」とすぐわかったので、トイレの洗面台でペっと唾液を吐いてみたら「げ・・・鮮血が・・・・」

 鏡を見てみたら、吸血鬼みたいになっていた。
 もしくは「ドラマとかで殴られて口の中が切れた人」

 でも、口内出血の経験には乏しいが、鼻血経験は豊富なので「出血量は鼻血程度だ」ってわかったので、しばらく様子みていたのだが、口の中血だらけ状態が治らず、何度も洗面台でペっと吐き出したのだが、「やべえ、これ、自分は平気だけど、他人が見たら驚くだろう、もろホラーだもん」って心配になってきた。

 何度か他人の前で鼻血ブーして、阿鼻叫喚状態になったことあったし。「救急車呼ぶ?」って言われたこともあったし。

 とりあえず、なんとか止血しようと、ティッシュ丸めて噛んでみたのだが、すでに血混じりの唾液でいっぱいの口内にティッシュ突っ込んでも、すぐデロデロになってしまい、血でデロデロになったティッシュを口から引っ張り出すところを他人に見られたら困るなあ・・・・と、トイレの洗面台で四苦八苦していたのだが、洗面台が血みどろになってきたので「やっぱ、歯科医に行こう」と、もう6時過ぎてたけど、残っていた同僚に「また出血しちゃったので、ちょっと止血してもらいに歯科医に行ってきます」と告げて、徒歩5分の歯科医に向かうが、血まみれの歯をすれ違う人に気がつかれないよう、ハンカチで口を押さえて歩いてました。

 歯科医に到着して驚いた。
 私はいつも、会社中抜けして平日の昼間に行っていたので、待合室で待たされることも全く無かったが(そもそも完全予約制)夜だとこんなに混んでるんだ?

 待合室にびっしり患者が座っているし、受付の人も昼間と違う人だったので、できるだけ小さい声で「あの、昼間抜歯していただいたんですが、また出血しちゃって」と言ったのだが、待合室にいた何人かにはその声聞こえちゃったみたい。

 これから治療する人に不安材料与えたくなかったんだが・・・・

 なので、ハンカチで口押さえて、血だらけの歯は決して見せまいと思っていたのだが、ちんたら出血しているし、それが唾液と混じって体温で温められて、「血糊」状になってしまうわけです。
 待合室から見えないところにある洗面台でまたペっと吐くと、けっこうな吐血な絵で・・・・

 その待合室で緊張気味に待っていた若いサラリーマン君が私の様子をじっと観察しているのがわかって「いえ、この歯科医の処置が悪いわけじゃなくて」と申し訳ない気持ちになったが、それでもまたすぐ口の中に血だまりができるので「ヤバい、ここでくしゃみとかしたら大惨事だ」と思った。

 3度くらい洗面台でプチ吐血していたのだが、なにせ超混んでるので、「私を先にせよ」とは言いだせなかったが、どうやら受付嬢は私の状態に緊急性を感じてないのか、2人くらい先に治療の案内受けていたので、しょーがないから受付嬢のところに行って「あの・・・出血こんななんですけど」と吸血鬼みたいな歯を見せたら「あ・・・・・」ってわかってくれたらしい。

 それからすぐに呼び出されて、ちゃんと止血してもらえました。

 先生に「大丈夫ですよ」と何度も言われたが、大したことないのはわかっていたけど、ビジュアル的に大問題だったので、ってことは伝えたつもりだ。
 自分で止血しようとすると唾液が邪魔だったけど、さすが、プロは血と唾液をちゃちゃっと吸ってから、ガーゼ噛ませてくれたので、すぐ止血しました。

 その後、待合室で助手の人が「こういうことはたまにあるので大したことではない」ってことと「もしまた出血したらこのガーゼで圧迫止血してください」ってガーゼ渡してくれて、ほんと丁寧に説明してくれたんだけど、まだ待合室に他の患者さんいるんだから、ここで説明しなくても、と思ったが、丁寧な対応だったのでまあ大丈夫だったでしょう。

 その後、また出血することなく順調に回復しております。

 
7月24日(月)

 平尾昌晃氏の訃報に接して、「カナダからの手紙」が脳内ヘビーローテーション入りしてます。

 あの曲が流行ったのが私が12歳の時で、当然のことながら「このオジサン誰?」って思ったわけですが、母に「日劇のロカビリーで凄い人気だった、当時のアイドル的存在」と教えてもらって「ふーん?」って思った記憶がある。
 その後、彼がたくさんのヒット曲の作曲家であるということをだんだんと知っていったのですが、いつのまにか紅白のエンディング「蛍の光」の指揮者になっていたので、「へえー」って思っていた。

 紅白歌合戦において、あのポジションは長年、藤山一郎がやっていて、それについても母から「この人はその昔はずっと紅白に出るような歌手だったけど、今ではこの指揮者として、もしかしたら最多出場なのかも?」という説明を受けていたから、そのポジションが平尾昌晃になったということで、なんて言うのか、自分が一つ時代を超えて生きたのだな、っていうような気分になったのだ。

 今年の紅白のあのポジションは誰になるのだろう?
 もう、いっそYOSHIKIとか「つんく」あたりにしちゃえば?

 それにつけても、「カナダからの手紙」を資生堂スノービューティーの朝編のビジュアルで高橋一生と武井咲に歌ってもらいたくなって、脳内で走らせてみたのだが、なかなかいいぞ。年齢的にもけっこう近いじゃん。(当時の平尾昌晃は40代前半で畑中葉子は10代後半)
 声質的にも、けっこう合ってるような気がする。

●トンネル見学

善福寺川取水施設見学してきました pic.twitter.com/cltXTh3atG

— のんちゃん (@limnonchang12) 2017年7月22日
 親が抽選に当たったので、環七の下の巨大貯水トンネルを見学しに方南町からほど近い善福寺川取水施設に行ってきました。左のトンネルの写真は、取水場から環七下の貯水トンネルに続く脇トンネルで、なぜか蛇行していたのでかろうじて写真に撮れたが、肝心の巨大トンネルは数キロも真っ直ぐなので全然光が届かなくて撮影してもただの闇だった。

 まさに「深淵を覗くとき・・・」ってやつ。

 テレビでは何度か観たが、実物はさすがに迫力というか、SF感が強まっていて、ほんとスターウォーズの世界に入り込んだようで楽しかった。

 それよりも、ママンのボケがまた進んでいるのが気になった。
 道案内のスタッフが立っているのに全然気がつかなかったり、スリッパに履き替える場所で、全然気が付かず突進していったり、まあ、そういうのは目が悪いから(白内障が進行している)なんだろうけど、トンネル見学の後に版画の「吉田博展」を観に行くというので付いていったら、新宿に着いて「安田生命ビルだ」と言うので、「明治安田生命ビル?」って案内板を辿って着いたら、「ここじゃない」と言うので、あれこれ確認してみたら「損保ジャパンビル」の東郷青児美術館のことだった。

 なんで損保ジャパンが明治生命になるのじゃ・・・・・って、まあ保険繋がりなだけマシか。


 さて、先週に引き続き「コードブルー」観てみましたが、やっぱこの山P、感情殺しすぎてて観ててキツいんですけど。
 まあ、フツーの無表情キャラってこんなもんか?それにしても魅力のないキャラなんですけど。
 これだと、つい「高橋一生だったらなあ」とか思ってしまうよなあ・・・・(それだと、たぶん「グラメ」みたいになるだけだが)

 そういや、第1話で大勢の人が「微妙」と評していた「セシルのもくろみ」も試しに観てみた。(木曜日)
 「真木よう子が痩せすぎ」と言われていたので「どの程度なんだろう?」って思っていたのだが、「これは酷い」と納得した。
 どうしたんだろう?真木よう子が役作りできないほど調子が悪いのか、演出ミスなのかわからないけど、脚本的には「もっと痩せろ」になっているけど、あれだったら「もっと太れ」に変更しないとねえ?
 初回観てないから、どういう経緯で読者モデル始めたのかわからないんだけど、ファッションセンスなくて、ガサツで(ヤンキー設定なの?)痩せぎすの子持ちの主婦が、なぜあそこにいるのかよくわかりませんでした。
 あれが、だんだん魅力的なキャラになっていくのかね?どうやって?

 って「コードブルー」も「セシルのもくろみ」もフジテレビなんだけど、次の月9に高橋一生出るんで、なんか心配になってきた(笑)

 
7月20日(木)

 おかげさまで、ドコモの動画リピートしまくってますけど(口直しに氷結とか資生堂を挟むと延々と見てられるという)、これってそもそも「ドコモ×ミスチル 25周年」なわけで、ネットでの感想眺めていると、やはり皆様、ミスチルに反応するんですね。

 私もさすがにミスチルは嫌いじゃないんだけど、そこまで思い入れないし、それに全然曲名知らないんだなってことに今さら気がついたわけですが、動画内で高橋一生がドヤ顔で歌っているのを眺めながら、「あー、これがオザケンだったらなあ」って。

 氷結でスカパラと共演した時も「これが叶うのなら(想定外すぎて願いもしなかったけど)、オザケンとも共演してぇぇぇぇ」と思ったけど、ほんと、お願いだから、誰か高橋一生にオザケン歌わせてください。フミヤと共演した時みたいな雰囲気で「ラブリー」なんか歌ってもらったら、絶対に滝のような涙を流す自信がある。「僕らが旅に出る理由」でもいい。

 そ・・・それよりも、ドラマあれこれ見すぎていて全然感想書けてないんだけど、さっき観た武井咲ちゃん主演の「黒革の手帖」が!!!

●「黒革の手帖」

 前評判では「いくらなんでも、武井咲じゃ若すぎない?」だったんだけど、若さが全然気にならないくらい良かったです。
 なんだ、悪女役、超いいじゃないですか!
 資生堂の動画も良かったけど、それを超える良さでした。

 それに、脇を固める俳優陣が大河ドラマ並の豪華キャストなんですけど!
 伊東四朗、奥田瑛二、江口洋介、高嶋政伸、滝藤賢一、真矢ミキ、高畑淳子、仲里依紗って、現時点の大河ドラマよりも豪華じゃん(笑)

 そしてトドメに和田正人が「オネエの美容師」で出てきたのでゴフっってなりました。

 私は米倉涼子版観てないけど、米倉涼子の時も負けないくらい豪華キャストだったんですね。
 この話って、たぶんドクターXみたいに「登場人物に一人も善人が出てこない」だろうから、あの手のドラマが好きな人にはきっとウケるでしょう。そして米倉涼子と武井咲は美しさのベクトルが違うので、そのあたりは趣味の問題ですが、私は「貴族探偵」でも武井咲のビジュアルは好きだったし、資生堂ので「高橋一生の相手役マジック」にもかかっているので、「黒革の手帖」のビジュアルも好みだわあ。和装も洋装もほんといいし、今日の放送でも支店長室に乗り込んでいく時のエリカ様みたいなビジュアルも「ヤリ過ぎ!もっとやれ!」と喜びました。

 やっぱ、やるんなら、このくらい徹底してやってほしい。

 というわけで、今クールは「過保護のカホコ」と「黒革の手帖」で決まりですかね?
 次点「ハロー張りネズミ」(森田剛目当て)

 月9の「コード・ブルー」は山Pがなんであんな無表情なのかよくわからなかったが(過去シーズンを観たことがない)会社で同僚にそう言ってみたら「クールな役なんだよ」って言われたんだけど、クールっていうようりも感情が死んでるように見えたのだが・・・まあ、もう少し観てみるかもしれないけど、医療モノだからなあ?
 あと、救急医療モノってどうしても、「ER」と比較しちゃうので、私の中での評価下がってしまうんだよな。「ER」はけっこうズッパまって観ていたから。

 そして窪田正孝くん目当てだった「僕たちがやりました」は「う・・・・やっぱり漫画原作はキツい」と思った。あのノリにちょっとついていけない。
 そして窪田くんよりも、不良番長役(?)の新田真剣佑の方が美しいってどうよ?(笑)
 観る前から「合わないかもな」ってゆーか「たぶん、私は作り手の想定している視聴者じゃないんだろうな」って思っていたけど、やっぱそんな感じだった。
 ただ、「もし、これが合わなくても、次も観ることになるとしたら、三浦翔平のビジュアル目当てだろう」と予想していたんだけど、前髪長くて顔がほとんど隠れてるビジュアルで、しかもカツラだし(他と掛け持ちだからだと思われ)、「なんだこりゃ?」と思ったのだが、どうやら原作では主人公を追うキモ怖い刑事らしく、それをなんで三浦翔平にしたのか原作ファンも驚いていたけど、うざったい前髪の間から暗い目が覗く三浦翔平は「あ、なんか高橋一生が脳内補正されてこんな感じになることがある」っていうビジュアルだったので、そこだけちょっと気になるからチェックするかなあ?あんまし出てこないと脱落しそうだけど。


7月18日(火)

 私、すっかり勘違いしていたんだけど「過保護のカホコ」は水曜日10時で、火10は今日から始まる「カンナさん」でした。
 そして、火曜日9時は窪田正孝くんチェックのために「僕たちがやりました」ですね。

 そして、そして、本日のハイライトはドコモの25周年ムービーフルバージョン解禁でした!
 これ、高橋一生がどーのこーのというよりも「25年前の渋谷のスクランブル交差点」が再現されていて、「え?あの正面って東海銀行だったの?」っていうのが一番の衝撃だった。

 いやあ、もう、その・・・・東海銀行ですよ、東海銀行。

 東海銀行にご勤務されていた方には申し訳ないが、現在のメガバンクを因数分解する時に、つい忘れがちなのが東海銀行なので(三和と合併してUFJ銀行)、それが高杉真宙くんの背後にドーンと目立っているんだから、それだけで涙目になります。

 そして、フルバージョン(4分)で観てみると、小道具が細かくて何度もリピートしてしまう。
 高橋一生の部屋にあるコンポとかテレビデオとか(笑)、黒木華の部屋にあるテレビラックと一番上にちょこんと載ってるオシャレな色のCDラジカセとか(笑)
 そして、雑誌が積んであるとか(高橋一生の部屋にあるのは「ホットドックプレス」www)

 えーと、25年前に17歳だったって設定なので、現在42歳の人だから、私とは8歳違いで、まあざっくり一世代違うわけで、二人のデートシーンの頃って、私はもう28歳の立派な大人だったわけで、でも、やっぱりその頃の私の部屋にあったのは、ブラウン管のテレビとテレビラックとビデオデッキとCDラジカセだったわけで、そして雑誌が積んであり、ビデオテープとCDが並んでいたわけで、ほんとにねえ?って、実はブラウン管テレビは、まだ部屋に放置されてるんですけどね(笑)

 あと高橋一生の服装がなんだか昔の中居くんみたいで「ああ、こういう服装の子いたよなあ」って懐かしい。

 それにしても、すごいお金かかってるCMっていうか、ロケも多いしエキストラも多いし、時代を感じさせるアイテムもいっぱい散りばめられてるんだけど、1カットがすごい短くて、「ちょっとした映画一本分の手間とお金かけて4分ってなんて贅沢」って思います。
 1時間とは言わないから、せめて10分くらいのロングバージョン作ってくれないかなあ。

 いや、わかってるんですよ、短いカット重ねてるからこそ、高橋一生が20代前半の設定でも髪型と服装と一瞬の演技だけで誤魔化されてるってことは。
 そして大阪単身赴任中の居酒屋でスギちゃんが映ってるテレビをバックにしている絵が「実年齢に近い高橋一生」で現在一番キテる髪型でエイの裏側笑顔決めてるっていうのは、なかなか面白い演出ですが、そこから実年齢以上に老けた設定になるんだけど、髪の毛がだんだん痩せていく感じを表現したのは見事だと思うけど、シルエットがなあ、やっぱスリムすぎて、アラフォー設定は難しかったのかなあ、それとも、もっとカットが長ければ、それなりにアラフォー出来てたのかな?って気になるから、やっぱせめて10分くらいのロングバージョン作ってくれないかなあ。

 あと、黒木華ちゃんはもちろん素晴らしいんだけど、清原果耶がほんといいね。
 この子、まだ15歳で、朝ドラ「あさが来た」の時には14歳だったんですよね。
 すでに顔が完成してる感があるけど、まだまだ変わるんだろうなあ。将来どんな女優になるんだろうか?

 それにしても、このCMって、高橋一生じゃなかったら、高橋一生がこれほどブレイクしてなかったとしたら、いったい誰がやっていたんだろう?

 妻夫木くんとか?瑛太とか?
 それとも、この企画だったら、黒木華メインにして、夫役はもっと無名の役者で高校生から20歳くらいまでは若い役者で、それ以降は(就職後は)若作りもできるアラフォ−な役者でやるっていう手もあったと思うけど、こういう長いスパンの物語ってそういうの、ほんと難しいよなあ。

 それにしても、去年の「真田丸」からのニワカ大河ファン目線だと、「真田丸」のお梅ちゃんと、今年の「おんな城主直虎」の政次が付き合ってましたって絵はけっこう胸熱だけど、二人とも全然そこ引きずってないのって、凄いですね。


7月16日(日)

 暑いけどお散歩頑張ってます。
 まだ、時々足が痛くなるんだけど、でも時々以前の「ウォーカーズ・ハイ」状態になる時もあるので、土日で計3万歩歩きました。
 土曜日はねえ、渋谷に行って「キリン氷結」の看板探したんだけど、混雑しているからよく見学できませんでした。だって階段のところにあるんだもん。立ち止まれないし、階段降りながら横目でチラ見はキツかった。

 さて、また高橋一生沼をちょっと薄めようと、NHKBSでやっている「ソースさんの恋」をオンデマンドで観た。
 少し前に1話だけ観たんだけど「うーん、千葉雄大がちょっと違う」って思ったんだけど、それは「帝一の國」の千葉雄大くんが「クールな優等生メガネ男子」役だったので、そのイメージとかなり違っていたから違和感があっただけで、今日2−4話(30分ドラマです)観たら、やっとハマってきた。

 思ったことが全部顔に出てしまう役だし、かなりコミカルな演出なので、最初観たときはちょっと鬱陶しかったんだけど、慣れてきたら「かわいい」としか言いようがなくなってきた(笑)
 このドラマはWEB小説が原作らしく「オトナ女子が本当に読みたい小説大賞」を受賞したそうだが、ほんと、30代以上女子の妄想を詰め込んだような話だ。可愛い美大生にとことん惚れられるという・・・・

 このドラマ枠って、前から「大人女子が寝る前にホっとできる感じのドラマ」をよくやっていて、私のお気に入りである「プリンセス・メゾン」もたぶん同じ枠だったはず。曜日は違ったかな?
 とにかく軽く現実逃避させてくれるような話が多いんだけど、ミムラにぞっこんの千葉雄大が可愛すぎて、現実逃避どころか、ちょっとテンション上がって眠れなくなりそうな話だ(笑)

 しかも、あまり重要じゃない役(ミムラの上司というか雇用主)にイケメンがいたので「誰っけ?」って調べたら、阿部進之介という役者さんで、私は知らない人だったんだけど、その後に、けっこう重要そうな役(ミムラの通っている病院の事務長で、もしかして恋人?)で「あ、またイケメンが出てきた。この人はよく見るが誰だっけ?」って調べたら松田悟志だった。
 ごめん「精霊の守り人」にも出てよね。あの時も「誰だっけ?」ってググっちゃったんだよね、今度こそちゃんと名前覚えるね。

 このように、ぬかりなくイケメンが配置されているという素晴らしいドラマである。
 そして、ミムラさんが美しいのは言うまでもないが、そのミムラをうっとりと見つめる千葉雄大の顔を眺めていると、自分まで美人になったような心地になってしまうという、素晴らしいドラマである。

 このドラマ、全く男性ウケを考えてないよね(笑)
 男性が見ると、どう思うんだろうか?

 それにしても千葉雄大は実年齢28歳なのに、19歳の役に全く違和感ないのって、褒めていいのか悪いのか迷うところだが、この間の「リバース」の小池徹平だって10歳若い役になんの違和感もなかったから、こういう人たちはこれでいいんだろう。
 どこでシフトチェンジするのかは興味深いけど。

 それにしても「帝一の國」で千葉雄大の可愛さは十分に確認したけど、竹内涼真の方が今の朝ドラと火10で先に頭一つ抜けたが、千葉雄大は秋からのBK朝ドラに出るので、中高年女性に絶対に人気出るね。なんかもう「こういう犬飼いたい」って感じなんだもん。

 ところで私もフツーに朝ドラの竹内涼真に夢中ですが、もはや好きとかそういうレベルではなくて、「こういう息子がいたら連れ歩きたい」っていうレベルです(笑)
 「ほほほほ、これ、私が産んだのよー」って自慢げな顔して(笑)

 ほんと、もはや、25歳以下の俳優など、私にとっては「子役」なんだよなあ(苦笑)
 子役時代の神木隆之介くんを「うわ、超かわえええ」って思ったものだが、それが23歳になっても「うわ、かっわいい」ってだけなんだよなあ。
7月15日(土)

●意外な展開

 先週の日曜日に、東京競馬場の花火大会で定期券落としちゃったんだけど、競馬場に電話したら「事務所は木曜日に開くので、その時また電話してください」と警備室に言われ、「まあ、じゃあ記名式パスモだから紛失再発行するさ」と再発行申請したら「定期は10日で切れてますね」と言われ、「定期切れてるんだったら、慌てて再発行しなくても良かったじゃん」って思ったのだが、そういうわけで、落とした定期券については、警察にも届け出なかった。

 そしたら昨日帰宅したら留守電が何件か入っていたので再生したら「西武ライオンズファンクラブです」って、「はあああ?????なんで???どうしたの????今頃営業?」って思っていたら、「2013年のファンクラブ会員証が入った定期入れが警察に届いたそうです」って、ええええええええええ????

 「あの定期入れには定期券以外には個人情報わかるようなシロモノ入ってなかったから」と思っていたが、まさかの、ライオンズファンクラブ会員証とは・・・・

 もう、ほんと、すいません。
 警察の人がライオンズ・ファンクラブに電話してくれて、それを受けたライオンズ・ファンクラブの人が電話してくれたんですね。
 ほんとに、ほんとに、すいません。いや、すみませんか、正しくは。

 しかし、ライオンズ・ファンクラブの人は何度も留守電に入れてくれたけど、「また週明けに電話いたします」って平日の昼間に電話されても私は仕事で不在なんだから、連絡先教えてーーーーーーーーーーー

 いやあ、しかし、警察がこういう仕事してくれるとなると、やっぱし、このごろの警察物ドラマで繰り返される「警察組織に問題があああああ」ってっていうのに「いや、でも、やっぱ日本の警察すごくないか?」って反発したくなりますよね。
 逆に日本の警察の欠点は、日本人が「警察官ってこういうもんだ」って認識で海外に行くと、全然思ったような対応してくれなくてカルチャーショック的なことになるってことかなあ?

●土曜スタジオパーク ゲスト 柳楽優弥・ムロツヨシ

 午後1時からの大河ドラマ再放送観て「ほんと、この回、濃いわ・・・政次と龍雲丸のツーショット尊いわ・・・政次と直虎のモデルルーム見学シーンもほんと尊いわ・・」って後に、柳楽優弥・ムロツヨシの生放送でした。

 柳楽優弥が素だと、かなりの人見知りだという噂は知ってましたが、「ほんと、これヤバそう。放送事故起きそうなヤバさがある」ってわかりましたが、事務所も「ムロさんと一緒なら」って受けちゃったんですかね?
 しかし、柳楽優弥はほんと美しいな。
 生放送のトーク番組で、こんなに美しい人もめったにいないぞ。

 そして、その美しい柳楽くんが「好きな動物は?」って聞かれて「馬です。ボク、午年なんで」って答えた瞬間、「げ、ってことは私とふた回りも違うの」ってゲシュタルト崩壊しました。(ゲシュタルト崩壊の誤った使用用)

 ああ、「誰も知らない」が14歳の時だったから、キャリアは長いけど、まだ27歳なんだ。

 私、「誰も知らない」は映画館で観たような気がするんだけど、なんであれをちゃんと観た記憶があるんだろう?特に覚えているのは、小汚い格好した主人公が、ぼんやりと少年野球やってる同世代の少年たちを眺めていたら「メンバーが足りない!おい、そこの君!」って急に声かけられて、少年野球のユニフォームあてがわれてうれしそうに野球やるシーン。

 ほんと、あの映画の柳楽優弥少年は素晴らしすぎて「この子、どうなっちゃうんだろう?」と少し不安になったが、やはりけっこう不安定になった時期もあって、「そりゃ、そうなるよなあ」って心配していたんだけど、ここ数年でメキメキとスキル・アップしていて、天性の美貌に技術が追いついてる感じがたまらんぜよ。

 そして、今日の土スタで高橋一生のコメントで明らかになったのは、「政次が初めて龍雲丸と会うシーンでの足ドン」が高橋一生のアドリブだったってこと。

 ほんと「北島マヤ」ですなあ、高橋一生は。

 そしてリハではやらなかったその所作に動じなかった柳楽優弥もステキなわけで、ほんと政次と龍雲丸の絡みはもっと観たいんだけどねえ?ねえ?ねえ?(涙目)


7月14日(金)

 今日は歯のクリーニングしてもらったのだが(人生初)、その技師さんが若い美人だったのでけっこう嬉しかったんですが、美人に汚れた歯を晒すのはちょっと恥ずかしかったです。
 そして親知らずの抜歯の経過も順調なので、来週はもう片方も抜いてもらうことにしました。
 片方抜いただけでも「あああ、すっきりした!」ってなって、そのせいか、すっげえ心の調子が上がっているので、さらに今日はクリーニングまでしちゃったから、その後、親会社のF氏のところに書類届けに行ったのだが、「何、その満面の笑顔はwww」って笑われてしまった。

 そうそう、歯のクリーニングの前に「気になるところありますか?」って聞かれたので「ドライマウス気味で」と伝えたのだが、施術後に「唾液の量は見た感じそれほど少なくないですよ?」って言われたので、そっか、じゃあ、唾液量じゃなくて、舌というか味覚の問題なのかもね?

 それにしても、一時は「あっちここっちもどっちも悪い」って暗澹たる気分だったけど、足の痛みも時々カクっと痛くなることはあるけど、長年付き合ってきた腰痛みたいな感じになってきたし、親知らず問題は半分解決したし、あと顔の痒いところはまだ痒いけど、皮膚科で処方してもらった薬使ったら、あのウギャーって感じは脱したし、眼圧問題も合う目薬見つかってしばらくは毎月処方箋もらうだけの定期通院になるだけだろうし、なんか一山越えた感じなので、しばらく緩やかな下り坂をヘラヘラといつまでも歩いていたいものである。

 やっぱ体調って大事だね。

 そういや、昨日書き忘れたけど、また新たな高橋一生ニュースがあって、今度は眼鏡ベストドレッサー賞だそうです。
 「プリンセス・メゾン」の伊達さんをスマホの待ち受け画像にしているので、伊達さんビジュアルを使用してほしいのだが、残念ながら来年公開の映画のビジュアルが使用されていた。
http://www.ioft.jp/Concurrent-Events/Japan-Best-Dressed-Eyes-Awards/

 伊達さんの「パっと見、七三なんだけど、なんかフツーじゃない七三」な髪型もツボなんだよなあ。
 あの分け目の感じ、けっこう難しいと思うんだけど。

 そういや、ちんたら読んでいる夏目漱石の「こころ」ですが、やっとKが死にました。
 つーか、Kってどうやって自殺したの?武士みたいに刃物で自害したの?
 しかも、襖ひとつで隔てられた先生の隣の部屋でって怖いんですけど。

 第一部の「私と先生」は、全然絵が思い浮かばなかったんだけど、第二部の「若かりし日の先生とK」は先生が高橋一生になったのですが、Kは誰だろう?
 この間、やっと実家で録画してもらったNHKBSの「トライ・エイジ 三世代の挑戦-金田一家三代の物語」を観て、「うわー、ほんとうだ、石川啄木役の高橋一生は凄すぎる」って感激したので、その流れでいくと、Kは田中圭にしたいところだが・・・なんか違うなあ・・・・やっぱ窪田正孝かな?

 そう考えると「私」が田中圭だな。

●「トライ・エイジ 三世代の挑戦-金田一家三代の物語」NHKBS 2011年

 これ、ドラマじゃなくて国語学者として高明な金田一家の「ファミリーヒストリー」で、田中圭が金田一京助や春彦を「再現ドラマ」として演じているんです。
 2011年時点では、田中圭も高橋一生も「けっこうあちこちで脇役で活躍している」って頃なので、これキャスティングした人が天才だったんでしょうね。おかげで激しく再放送要望かかっていたらしく、今年2度目の再放送です。

 だってもう、田中圭の下宿先に高橋一生が居候してるって、2017年現在で観てみると「なにこれ、もう、これで1クールやっていいよ?」でしょうよ。
 そして「超クズだけど天才」っていう啄木役の高橋一生も素晴らしかったが、「そういう派手な天才にちょっと憧れながらも地味な学者の道を歩んだ・・・・つもりだったけど、やっぱちょっと目立とう精神があってバラエティ番組で活躍しちゃったりして」っていう金田一家を演じる田中圭がさらに素晴らしかった。

 2011年時点では、現存する金田一ファミリーは「田中圭が自分の先祖を演じるという幸せ」をあまりわかってなかったかもしれないが、そろそろ、じわりとわかってきたかもしれないし、「京助爺さんは、高橋一生な啄木を飼育していたのか?」っていうことに今頃気がついているのかと思うと、なんだか羨ましいです。

 そんなわけで「こころ」は田中圭と高橋一生と窪田正孝で動かしているのですが、それにしてもこの小説ってセリフが少なくて、「誰々がこういうこと言った」って感じの記述が多いのですが、たまにセリフが投下されるので「お、おお」とグっとくるのですが、これを原作にしてドラマ化するとなると、脚本家の技量が非常に試されるんだろうなあ。

 けっこう映像化されてるようだけど、1991年の「東芝日曜劇場」だと、先生:イッセー尾形、K:平田満、先生の妻:毬谷友子、私:別所哲也・・・ですって。
 1994年テレビ東京版だと、私:鶴見辰吾、先生:加藤剛(現在)・勝村政信(学生時代)、お嬢さん:葉月里緒菜、小宮(K):香川照之・・・お嬢さんが葉月里緒菜って、Kが香川照之って・・・なにそれ、観たい!


7月13日(木)

 えーと、「ごめん、愛してる」観て、「これどの程度、原作(韓流ドラマ)通りなんだろう?」って思って調べてみたら、けっこう設定変えてるんですね。
 原作だと大竹しのぶと坂口健太郎は俳優親子だし、長瀬がマフィアの息子庇って銃弾受けたのは、そのマフィアの息子の結婚相手が元恋人だったからだし、児童養護施設にいた幼馴染は原作だと「双子の妹」らしい。

 ふーん?なんでピアニスト親子にしたんだろう?
 ピアノ演奏シーンがあまりよく出来てなかったから、よけいそう思う。

 で、昨日は、「ごめん、愛してる」をティーバーで観た後に、「過保護のカホコ」観たんだが・・・・

●「過保護のカホコ」

 「逃げ恥」や「カルテット」で人気枠になった枠だけど、「過保護のカホコ」もイケそうだな、こりゃ。

 だってさ、そりゃ、主演は高畑充希で、「ごちそうさん」でブレイクした時の希子ちゃん役を彷彿とさせるが、それをさらにパワーアップした不思議ちゃん役っていうのも非常に良かったんだけど、これ、影の主演は時任三郎のお父さん役だし、その妻が「怖いお母さんやらせたら右に出るものは」っていう黒木瞳だし、祖父母が西岡徳馬に三田佳子っていうのにもノケぞったが、父方の祖父母が大河ドラマの「たけ/うめ」(←わかる人だけにわかる)と平泉成って・・・・なんだか凄いキャスティングなんですけど。

 他にも濱田マリとか佐藤二朗とか、「べっぴんさん」で印象的な役をやっていた久保田紗友も登場とか、キャスティングに一分の隙もないっていうのスゲえとしか言いようがない。

 そして、そこに竹内涼真ですよ。

 朝ドラでも活躍してますが・・・・・・

 いや、活躍っていうか、先週あたりから「なにこの竹内涼真ヤバいんですけど」って感じで加速してて、私はこの朝ドラって、少し前まではあんまちゃんと画面観てなくて、なんかしながら観ていたのですが、シシド・カフカと竹内涼真が出張ってきたあたりから、口半開きで画面凝視しているのであります。

 そう、今朝もカフカ姉さんが「恋しちゃったのよ」って歌うのが、あまりにも美しすぎて朝から白目になっていたのですが、竹内涼真も、ほんと、もー、この抑えた演技がたまらんのだが、もー。って萌えまくっていたのですが、そしたら「過保護のカホコ」では一転して・・・・・一転して・・・・・これ、「めんどうくさい感じが、カルテットの家森さんの学生時代っぽいけど、やってるのが本当のイケメンじゃん?」

 昨日は「長瀬はカッコいいけど、行間案件じゃないんだな」ってことに気がついたけど、竹内涼真は行間系(?)らしいことに気がついた。

 高橋一生と竹内涼真が似てるって言う人けっこういるけど「全然似てねーし」って思っていたけど、30代半ばの高橋一生が「余白を残す」ってやっとたどり着いた境地に、20代前半の竹内涼真が「余白埋める技術ないんで」って感じで天然っぽく行間撒き散らしてるのって、ほんとどーなのよ、と。

 遊川脚本だから油断できないけど、この初回のキャラ設定の見事さに今後への期待はマックスである。
 なによりも「ごちそうさん」以降の高畑充希の役には「うーん、なんかこれじゃないんだけど」感があったんだけど、このドラマの高畑充希には期待が持てる。

 あと、個人的に嬉しかったのは、このドラマの演出家が「知ってる人」だったことです。
 南雲くんのAD時代に、何度か経費精算書を処理していたので(笑)
 字も綺麗だったし、記載も的確で、事務方としては大変評価していた人でしたが、「そこ褒めてもな」って思っていましたが(本人には言わなかったけど、彼の上司には「あんな書類がちゃんと書けるAD初めてですよ」って伝えてました)、その後、順調に演出家として出世していて、よくクレジットで名前見かけたので「よかった。事務方に認められててもなんの意味もないけど、そういう子がクリエイティブ方面で出世してくれるのはマジうれしい」って思っていたけど、自分が「お、このドラマいいぞ」って思ったドラマの演出してくれるのはさらに嬉しいなあ。

7月12日(水)

 ああ、やっと「怪奇大家族」見終わった。けっこう長かった。でも、面白かった。高橋一生抜きでも面白かった。

 次はまたオーディオコメンタリー見るのに何日かかるのか?

 そんで、昨日は「NHKの日曜夜11時の海外ドラマで高橋一生が吹き替えやるよーん」って発表されて「はああ?」ってなってましたが、日曜11時はなあ、もうオバサン眠くて寝ちゃってるんだよねえ。
 つーか、ほんとNHKのロックオンすごいことになっているけど、なんか高橋一生の弱みでも握っているのだろうか?それだったら、私にもその弱み少し分けてほしいのだが(笑)

 まあ、現実的に考えると、海外ドラマの吹き替えって普通のドラマ撮影に比べたら断然収録時間が短いわりには、本人的にも「やってみたい」っていう仕事だろうし、ファンとしては「政次いなくなった秋からロス埋めるために中の人が・・・・」ってことなのでいいのですけどね。

 さて、夏クールのドラマも始まってきたので、「さーて、どれ見ようかな」と思っていたら、日9の「ごめん、愛してる」はもう始まっていたので、さっきティーバーで観てみたんだけど、韓流ドラマのリメイクってことは知っていたのだが、「ソウルが舞台で長瀬が韓国語喋ってる」っていうのに驚きました。

 つーか、この圧倒的力技で突き進む感、あー、韓流ドラマだなあって。
 私の韓流ブームはイ・ビョンホンから一歩も動かないまま終わってしまったのですが、それでも、なんとなく韓流の強引なリズム感は覚えているので、「いまさら、これをやるのか日9」ってびっくりしました。

 どうなんでしょうね?これ?
 まず、坂口健太郎の役柄が「ヘタレ」というのに違和感だったが、それだったらピアノ演奏にもっと天才感盛ったほうがいいと思うのだが、そこはイマイチでした。
 そして吉岡里帆ちゃんは、期待以上に良かった。長瀬に負けてないよ、すごいよ、さすがわ「あさが来た」からーの「カルテット」と順調に出世してきた吉岡里帆ちゃん、私、この吉岡里帆ちゃんを見届けるためにも、このドラマ最後まで見ようと思った。

 で、長瀬ですが、なんであんな高橋一生みたいな髪型なん?
 そして、産みの母に会いにきたけど、冷たくされた時とか「あー、これが高橋一生だったらな」って思っちゃったじゃん。
 いや、「なんだか時系列というか、長瀬の役どころがイマイチわからないまま、日本に戻ったら、六角精児が現れてすぐ母親に会えるとか、なんなの?」って戸惑っていたのだが、韓流ドラマってそういう細部の詰めが甘くても、「とにかくイケメンの力技」みたいなとこあったけど、そういう意味では「ああ、長瀬だったらアリかも」って思わせるのは凄いかなあ、と。

 これを高橋一生がやったら、ものすごい行間案件が発生するのだが、長瀬智也は行間発生させないんですね。

 えー、これもしかして、心臓が弱い弟である坂口健太郎に心臓移植するっていう話になるのか?

 はあ、来週から大河ドラマの後に観てもやっぱり頭に入らなそうな濃い設定のようです。

7月10日(月)

 日曜日はミヤノ家の最重要家族行事である「府中競馬場での花火大会」に行きましたが、たぶんそこで定期券落としてしまった。今日、競馬場に電話してみたんだけど「事務室が開くのが木曜日から」と言われて、しょーがないから紛失再発行の手続きしたら「定期券は今日が期限でしたね」と言われて「え?」

 じゃあ別に慌てて再発行手続きしなくてもよかったのかも。
 でも、競馬場で見つかっても、また引き取りに行くのが面倒だから、再発行で良かったか。チャージ残高が2000円くらいだったから、別に再発行しなくても良かったかもしれないけど、まあいいや。

 さて、昨日はまたイベント仕事で昼間は出勤していたので、今日は休みをとって実家に宿泊していたのだが、朝眼が覚めて昨日の大河ドラマの感想チェックしようとしたら「え?また高橋一生の新CMなの?」

 今度はNTTドコモの25周年記念ムービーですってよ。
 相手役、黒木華ちゃんですってよ。

 資生堂のでは、武井咲ちゃんにキス迫ってたけど、黒木華ちゃんにはバックハグですよ、結婚式ですよ、新郎姿なんて私は初めて観るんだけど、本人的にも初めてなんじゃ?だって、妻帯しているような役をほとんどやってないし。(やってても「カルテット」家森さんとか「11人いる」の外山さんとか、すでに離婚してるし。「僕ヤバ」の鯨井さんに至ってはあれを「妻帯」と言えるか?だし)
 なので、まだ予告CM段階ですが「うわー、結婚して子供が生まれてる!」ってだけでノケぞってしまうって(笑)

 しかも高橋一生の高校時代を演じるのが高杉真宙って!!!!!

 竹内涼真が高橋一生に似ているという風評は、「全然似てねーし、兄弟役にするとしても、あんな立派なイケメンを隣に据えると、高橋一生が貧弱に見えちゃうじゃん」と全力で否定するけど、高杉真宙に関しては「まあ、言いたいことはわかるが、高橋一生は20歳の時はこんな顔じゃなかったんだが」と思うだけだったが、とうとう公式が「みんなの意見」を汲み取ってくれました。

 予告CMだとチラっとしか出てこないけど、やっぱ「まあ、わかる」程度には似てるように作ってあるので、本編の出来はどうなんでしょうね?
 高杉真宙のスチール並べてみると「確かにキメ顔の作り方は似てるなあ」って思うので。

 それにしても、この怒涛のCM攻撃に「ほんと、どうしちゃったの?」って戸惑いますが、何度も書くけど、去年、高橋一生が出演したCMってエネオス電気の吉田羊の彼氏役で、ほとんど顔映ってなかったのに。私は声だけで「あ!」って気がついたけどさ。(自信がなかったので検索したけど)
 それが今年はdTV、森永MOW、ダイハツミライース、キリン氷結、資生堂、NTTドコモって、もう6社?

 ちなみに2016年のCM起用社数ランキングだと、相葉くんとニシコリくんが12社でトップだから、10社以上じゃないとトップ10に入れないようだが、今のペースで行くと、10社くらい行きそうだなあ。たぶん、人気度に対して、契約料がまだ安いだろうから。
 そして、前から言ってるけど、嵐の5人とけっこうキャラがかぶっているから、代替品として使いやすいだろうし。

●大河ドラマ「おんな城主 直虎」第27回「気賀を我が手に」

 日曜日の夜は花火大会に行っていたので、実家で録画してもらって後で観たのが、家族と一緒だと集中できなかったので今朝もう一回観ていたら「また観るの?」って驚かれたが、うるせー、最低でも3回は観るのだ。

 先週は「おまえはどこの当主なんだ!」って激オコだった政次なのに、今週になって気賀の商人たちが「井伊さまに是非気賀を治めていただきたい」ってお願いに来たら、「それ、アリでしょう」ってノリノリになっていた。
 まあ、商人たちの訴えに即答せず「一晩待ってくれ」ってその夜、政次と囲碁デートしながら相談してくれたからっていうのもあるんだろうけど。報連相大事ですね。勝手に行動するとイラっとするけど、「どうしようか悩んでるんですよ」って相談されるとデレるよね。

 この回は、放送時間がすごく長く感じられるほど内容が濃かった。
 根回しに次ぐ、根回しで、ほんと「日曜8時じゃなくて、9時だろ」って感じだった。

 そんでムロ方久の交渉上手ぶりが、ほんと好演というか怪演で、この大河ドラマはムロツヨシの代表作になるんだろうなあ。本田博太郎オジサンもブっとんでて大好きなんだけど、ムロも20年後にはきっとあんな役者さんになるよね。
 あと、私は関口さま役の人も大好きなんだけど(矢島健一)、今回は関口さまの素顔というか「あ、意外と弱い人だったんだ」っていう描写だったんで、これまでの「今川の冷静な重臣」っていう描写が長い前振りだったことに喜びを隠せなかった。

 去年の大河に比べると、今年のはオジサン要素が少なかったのだが、ここにきて魅力的なオジサンがジャンジャン投下されてきて、「これよ、これよ、これなのよ」と思いました。
 嶋田久作も良かったわよぉぉぉ。
 グランギニョル時代からのファンなので、「シマキューが大河ドラマで顔だけで演技してる」っていうの堪能しましたわよぉぉぉ。

 あ、で、政次ね?
 柳楽優弥の龍雲丸が登場してから、己の煩悩と戦っているのか、いまいち安定しなかった政次でしたが、「気賀を手にいれる」というミッションを達成するために、他の家臣たちと影ながら足並み揃えて仕事しているうちに、本来の自分の使命というか「こうなりたかった自分」に一歩近づいた感じで、今までで一番満ち足りた政次回になりました。

 亡き直親に向かって「おとわがやったぜ」と報告する政次の嬉しそうな顔に泣けました。
 これって本来、井伊家当主の直親の下で、政次がやりたかったことなので、これでなんとなく「父の呪い」から解放されたのかも。
 そして、そうなったら、龍雲丸に対する嫉妬心なんて小さいもので、龍雲丸があんなに立派な城を普請できる実力があるのなら、立場は違えどもオレらナカーマじゃん?って。

 そうそう、完成した城の中をうろうろする直虎と政次が「マンションのショールーム見に来た夫婦にしか見えない」という他人の感想を読んで「ほんと、そんな感じwww」って爆笑しちゃいました。
 そのシーンの前に「やったね方久!」って喜び合う、家臣たち(六左衛門が方久の肩をガシっと掴むシーンに胸熱)の様子を遠目で眺めていた政次でしたが(立場上、その輪には入れない)、自分は諸般の事情で影の立場だけど「でも、オレもチーム直虎の一員」って顔してたので、「うん、ずっとこのままでいいよ。中野はともかく、方久はもうわかってるし、六左もなんとなくわかってるし、なにしろ直虎が一番よくわかってるんだから、うん、ずっとこのままでいいよ」と思ったんですが・・・・

 たぶん、ここがピークなんですよね?
 来週の予告で、武田信玄出てきてたし、ルリ子さまが死んだら、「レディ?ゴーーーーーっ!」なんですよね?
 政次死んだらマジ「ましゃつぐロス」になりそうなので、本気で会社休もうかと思っているのですが、それが8月なら、夏休みとればいいんですかね?

 ああ、あと書いてて思い出したのだが、二人の囲碁デートって龍潭寺でやってるのはわかりますが、どうやら南渓和尚の部屋らしいという意見が前から出ていましたが、今回、「部屋譲って外で猫抱いてる和尚」が描写されたので、「あ、やっぱそういう設定なんだ」ってわかりました。
 「自分の部屋をラブホ代わりに使われてる和尚」っていうのは言い過ぎですが(笑)

 でも、和尚目線で考えると、数話前に「おとわはもういないんだな」って呟いた和尚は、ずっと井伊のために直虎を利用していたわけで、直虎の後見は和尚の役目だったんだけど、二人の密会に場所を提供するようになってから、和尚は後見を政次に譲ったんだよなあ。

 で、その和尚の心境はセリフでは語られないけど、小林薫の芝居からは「こうするしかなかったけど、これでよかったのかなあ」っていう心境が感じられる。
 和尚自身も美しい妹を今川の人質に出した苦い経験があるからこそ、女である直虎を別の方向で利用することに後ろめたさがあるんだろうけど、だからこそ、自分の後を継いで、直虎の相談相手になった政次が嬉々としてその立場をやっていることに複雑な思いがあるんだろうな、っていうことを感じさせる小林薫ってさすがです。

 って、長々と書いちゃいましたが、相変わらず視聴率は横ばいですが、「カルテット」もそうだったけど、こういう「登場人物の心情がわかりやすくセリフで説明されないドラマ」って数字出ないんだろうなあ。

 でも、SNSというかツイッターで展開される「みんな、行間読みすぎじゃね?」って感じは大好きなので、しばらくその沼に浸っていたい。


7月8日(土)

 資生堂の動画、何度かリピートしてみましたが、やっぱさあ、全然イケメンじゃないよね?

 大河ドラマの政次はコスプレが凝りすぎててイケてるイケてないの次元じゃないのだが、こういう平服姿はCM以外では久しぶりなので、その姿でイケメン風の役やってると、やはり激しい違和感があるし、「やっぱ髪型に相当騙されているな」とも思うのだが、まあ、ずっと騙されたままでいたいわけですよ(笑)

 それにしても、政次もそうだけど、ほんと無表情で口先だけでベラベラ喋るのほんと好きなんだが、資生堂のは時折、笑い皺を絶妙のタイミングで見せるので「あー、これヤバいわ」とひれ伏すのみなのであります。

 初見の時に思った「この雰囲気、なんだっけ?」っていうのはまだ思い出せないんだけど、「プリンセス・メゾン」の伊達さんや、「だから荒野」の亀田さんがチラホラと出現するので、NHKBSドラマ的な雰囲気なのかな?

 それにしても、いくら「腕まくり」が必須だとはいえ、雪降ってんのにシャツ一枚で腕まくりって・・・と思ったけど、まあクリーニング屋さんって冬でも薄着で作業するからいいのか。

 あと、インタビュー動画で、七夕だから短冊を書いていたんだけど「世界平和」っていうのはいいとして、「世」と「平」の書き順が無茶苦茶だったのを私は見逃さなかった。「世」は「七」を書いてからUの時に書き足していたし、「平」はチョンチョンを最後に書いていた。
 書き順とかねえ、私の頃はけっこううるさかったけど、その後の教育課程ではもっとゆるくなってるかもしれないし、書道習っているなら大切だけど、そうじゃなきゃどうでもいいんだろうけど、インタビューでの高橋一生ってすごくきちんとした人っていうイメージを与えてくるので、時折、こういう些細なことだけれども「育ちが悪い感じ」をぶっこんでくるのが、ほんとわけわかんない。

 さて、とうとう「カルテット」のDVDが発売されましたが、私は少し前に買った「怪奇大家族」をやっと観はじめました。
 ところがこれ、本編観るだけでも6時間かかるのだが、その全部にオーディオコメンタリーついているのです。
 第1話だけオーディオコメンタリー聴いてみたのですが、4人の監督+高橋一生でワチャワチャ喋ってるのでどれが誰の声なのかわからないくらいなのですが、どうやら「怪奇大家族」に高橋一生をキャスティングしたのは、山口雄大監督らしく、「ミートボールマシン」の美麗高橋一生もこの監督だし、やっぱ足向けて寝られないなあ(笑)
 20代半ばの貴重な主演作ですからねえ。それを残したのがこっち方面の人だったっていうのが面白いなあ。

 そんで、会話の中で「一生くんはメソッドだから」と言い出す人がいて、他の監督が「メソッド?それなに?美味しいの?」とからかっていたりして「メソッドって超久しぶりに聞いた」って感激しました。
 私、中学校の時にポール・ニューマン好きだったので、アクターズスタジオでメソッド演技がどーのこーのって話をその頃知っていたのですが、最近は「メソッド」なんて言葉とんと聞かなくなったなあ。

 そんなわけで、しばらくちんたらと「怪奇外家族」を楽しんでみましょう。


7月7日(金)

 あのさあ、だから、ここしばらく、20代前半の高橋一生出演作を鑑賞してて「わー、ここ、全然沼じゃなくてバスタブで半身浴ってかんじ」って、とても落ち着いていたんですよ。

 そうじゃなかったら、スカパラとのコラボ動画を延々とリピートしているところでした。

 やっぱスカパラ動画の1分10秒付近がどうも気になって、「この部分、もっと観たいっていうか、未収録の映像全部観たい。どうすればいいんだろう?キリンか広告代理店(電通?)の社長でも誘拐すればいいんだろうか?・・・・いや、そんなことしたら社員に喜ばれてしまい、『未収録映像渡さないと社長を殺す?どーぞ、どーぞ』になってしまうかもしれないから、社長の娘とか誘拐したほうがいいんだろうか?」とか、真面目に考えてるのが辛くなっていたところだったので、20代前半の高橋一生を眺めていると「ああ、早送りめんどくせー」ってあたりで適度にストレスかかるので、これはこれで幸せでした。

 昨日は2003年の「盲導犬クイールの一生」を観ていて「一生ってタイトルなのに、高橋一生ちょっとしか出てこねえ!!!」って3話まで観ていたのですが、10代の頃の勝地涼が出てきたので、「勝地涼って、こんくらいの頃から出ていたんだ」って新鮮な驚きでした。

 いや「盲導犬クイールの一生」には、あまり期待してなかったんだけど(イセクラさんたちの話題に出てこなかったから)、少しだけでも犬と絡むのかなあ、と期待していたんだけど、全然絡まないでやんの。
 しかも、盲導犬育成する役のうじきつよし、とか、パピーウォーカーの沢口靖子などが、犬に入れ込みすぎているので、犬目当てではない私にはちょっとキツいドラマである。後半どうなるかわからんけど。

 さて、そんなかんじで、ぬるま湯に浸かっていたのだが、イセクラさん情報によると、今朝のニュースショーではまた高橋一生の話題が出るらしく「今度はなんだろう?」と漠然と思っていたけど、そんなのすっかり忘れて、朝起きて、朝ドラ観ながらスマホでネットチェックしていたら・・・・

 ぎょえええええええ、資生堂のウェブ・ムービー来たあああああああああああ!!!!!!!

 キリン氷結のスカパラ・コラボのド変化球ぶりに想定外にヤラれてしまい、必死に逃げ道探していたのに、資生堂のは、ド直球というか、キリン氷結のが「武田勝のスライダー」だとしたら、資生堂のは、ど真中ストレートだ!!!!!

http://www.shiseido.co.jp/sb/

 こういう王道なの、慣れてないから超ビビる。
 でも、王道っぽいけど、ちょっと違うような・・・・
 この「朝編」の淡々とした感じ、なんかどっかで知ってるんだが。
 なんだっけ?これ。

 最初「ブランケット・キャッツの西島秀俊っぽい?」って思ったんだけど、あれともちょっと違うし、なんだったっけ?思い出せない。

 しっかし、これもショート・ムービーといえども、また報われない不憫な役じゃんかよ。
 誰かがボソっと呟いていたけど「高橋一生を不憫にしておかないと核戦争でも起きるの?」って、ほんとそう思うよね。なんか憲法でそういう決まりでもあるんじゃないか的な。

 そんで、顔がねえ、最近は大河ドラマでも政次の顔がだんだん幼くなってくる感じがしているのだが、この資生堂のやつも、表情は20代の頃みたいで、でも、やっぱしアラフォーのオジサンって感じもあって、その落差に揺さぶられるのだが、ほんと、この「枯れショタ」感は貴重だ。

 それにしても、私は武井咲があまり得意じゃなくて、少し前にもNHKの土曜夕方にやっていた「忠臣蔵の恋」は福士誠治くんだったので観てみたけど、武井咲の主人公が硬すぎて馴染めなくて、あんまりちゃんと観てなかったし、「貴族探偵」でもイマイチだったんだけど、我慢して観ていたら後半は慣れてきたが、この資生堂のやつの武井咲はめちゃくちゃいいじゃないですか。

 って、私が高橋一生のことが好きすぎて、うっかり共演女優まで好きになってしまうっていう、そういう自分が「へへ、私っていいやつだな」って、よくわからない感じのナルシストなだけですが、でも、メイキングというか、インタビュー動画の武井咲、すごくいいぞ。
 共演した高橋一生を「この世にひとつしかない物体」って表現するセンスは、すごくいいぞ。
 勉強ができるかどうかはわからないけど、「頭のいい子だなあ」って思った。

 で、高橋一生も、ちょっとそんな感じなので、二人のインタビューでのやりとりは面白かったです。もう、付き合っちゃえよって感じで(笑)

 でも、高橋一生の20代前半のお仕事眺めてみてると、20代前半から主役級のスターである菅田将暉とか武井咲とかと比較してしまうと、なんだかねえ?
7月5日(水)

 どんくらい断酒できるか挑戦してみたかったけど、やっぱ意思が弱いので、「わーい、一週間やったぜ」って今日は氷結飲んじゃってます。(推しに課金)

●「HERO」 10話 2001 フジテレビ

 この間「池袋ウエストゲートパーク」のDVDレンタルしたんだが、その中の一枚に傷が入っていたらしく、途中で止まってしまったので返却時にそう申告したら無料チケットもらったので、「じゃあ、タダだからこれ借りたちゃお」って、「HERO」の高橋一生出演回を借りたつもりだったが・・・・帰宅して再生して、びっくり!

 「あれ?北川景子?」

 はーい、間違ってジーズン2の10話借りてきちゃったんですね(笑)

 「ああ、タダだからいっか」って思ったけど、ほんと、がっかりしてしまったので、今日はちゃんと「松たか子」が出ているのを借りてきました。
 すごい、懐かしい感じだった。
 この頃、キムタクは28歳くらいで、松たか子は23歳くらい。若いねえ。

 そして、私はこの頃のキムタクの芝居はけっこう好きだったんだけど、高橋一生を知ってしまった今となると雑に思えるっていうのもなんですが、イセクラさんの間でもあんまり出てこない「HERO」をあえて借りてきたのは「もしかして、キムタク、松たか子、高橋一生っていう画があるの?」って思ったからですが、その画ありました。

 「ああ、これが、16年後に、カルテットがああああ」って、「HERO」の時よりも「カルテット」の松たか子の方が美しいなあ、って思ってみたり。

 で、せっかく人気ドラマだった「HERO」に出ていた高橋一生ですが、その様子があまりイセクラさんたちに取り上げられないのがやっとわかった。
 容疑者として逮捕されていたけど、本人は否認していて、キムタクも証拠不十分で不起訴にするんだけど、結局また容疑を警察から疑われて、よくわからない内に自殺してしまう・・・・という、すごい救いのないキャラというか、脚本の都合で使い捨てキャラというか、ほぼ、いいとこ無しであった。

 高橋一生ファン的な見どころは、角刈りからちょっと伸びた感じの髪型でしたかね?
 「少年たち」で丸刈りにしたのが、ここまで復旧しました的な。

 というわけで、あっけなく死んじゃった高橋一生の役柄にポカーンとしてしまったが、20代前半の高橋一生出演作眺めていると「この深い沼も、10年前はただの水たまりだったんだ」ってわかって、けっこうホっとしてしまう。

 水たまりっていうか・・・・風呂かな?

 心地よく、ぬるま湯に浸かってるかんじ。
7月4日(火)

 今日も酒飲まなかったら、一週間酒抜いたことになる。
 こんなの、どれくらいぶりだろう?記憶に無いくらい。

●「ハンドク!!!」第7話 2001年 TBS

 来年公開予定の映画「空飛ぶタイヤ」に高橋一生が出演するというニュースが流れた時「主演の長瀬智也との共演は16年ぶり」となっていたが、「池袋ウエストゲートパーク」に続いて、この「ハンドク」で共演したのが16年前ってことらしい。

 先日観た「相棒」は犯人役でのゲスト出演だが、こっちは医療物の患者役でのゲスト出演ってわけ。

 このドラマも初めて見るし、そもそも7話と8話しか観てないが(DVD一枚だけ借りてきた)、長瀬智也がヤンキー上がりの研修医らしいし、演出も堤幸彦と金子文紀の「池袋ウエストゲートパーク」チームだし、「ずいぶん連続して似たようなの作ってたんだな」って思った。
 って、改めて長瀬智也のドラマ出演歴を眺めてみると、ほぼ毎年主演ドラマやってたんだなあ。
 2013年の「クロコーチ」から2016年の「フラジャイル」の間が空いていることのほうが異常なことだったらしい。
 今年は、今度の日曜日からまた日9で主演です。お、ヒロインが吉岡里帆なの?じゃあ、チェックしなくちゃね。(って、また大河ドラマの後だから頭に入んないんだろうけど)

 えーと、それで「ハンドク」ですが、この7話のエピソードはたぶん終盤の山場になるエピソードで、高橋一生演じる脳の病気のために失明した青年が脳死して、その友人である心臓病の青年に心臓が移植されるって話です。

 他の病院で「手の施しようがない」と見放された高橋一生を長瀬智也が勤務する最先端な病院に連れてくるのが、高橋一生と同じ施設で育ったニノなんだけど、ニノは長瀬智也の舎弟みたいで、バリバリのヤンキー役。
 短いけれど、ニノと高橋一生の絡みがあるので、ちょびっと嬉しい。
 意外と少ないんだよね、ジャニーズとの共演。30代になるとほとんど無いし。

 そんで、この「南野風」という役柄、失明している役なんだけど、それがかなり上手いの。
 両目が別の方向向いてて、その表情がとても可愛い。

 でも、あっという間に死んじゃって、脳死してから手術室に横たわってる時間の方が長かったんじゃ(泣)
 あと脳死判定される時に、瞳孔チェックするために光当てられても微動だにしない演技大変だったでしょうよ(泣)

 そんで、この言い回し何度書いたかわからないけど、またしても「出番は少ないけど重要な役」で、沢村一樹院長が治療の見込みの無い高橋一生の入院を受け入れたのは、VIP待遇の心臓移植を待つ青年のドナーとして適していたからで、殺したわけではないだろうけど、高橋一生の余命が長くないのをわかった上で、彼が脳死するのを待っていたわけで、それに気がついたニノが沢村一樹を刺したところで8話終了。

 で、移植された側の青年と高橋一生は元から友人なわけではなく、この病院で出会って、あっという間に仲良くなって・・・っていう、かなり無茶な設定になっているのだが、短い場面にせよ、二人の心が通じ合う描写に説得力がなんとなくあるのは、「南野風」というキャラが平凡な青年だけど、誰にでも好かれる愛らしさを持っていたからなんだろう。

 それにしても長瀬智也と対峙させると、実にいいね。
 今の大河ドラマもそうだけど「ちょっと強引な陽のキャラ」と組ませると、いい味が出るようだ。
 「空飛ぶタイヤ」では絡みのシーンがあるのかわからないけど、今の長瀬智也と今の高橋一生ががっつり絡むドラマ、そのうち観てみたいです。それこそ日9でやればいいのに。

 あと、沢村一樹が冷血な医師役やっているので「こういう沢村一樹を久々に観たというか、昔はこんな役ばっかりやってたなあ」って懐かしかった。ほら、今なんて朝ドラのお父さんなんだから。失踪中だけど(笑)
 あと、佐々木蔵之介が若くてねえ?まだ駆け出しの頃なのね。


7月3日(月)

 大河ドラマ見終わった後に、また氷結のCM見ると、振り幅が大きすぎて頭が混乱して・・・楽しい。

●大河ドラマ 「おんな城主直虎」 第25回「材木を抱いて飛べ」

 今週の放送は都議会選挙に思いっきり邪魔されたが、でも「狙ったの?」っていう回でもあった。
 だってドラマ内では「築城反対派」と「築城賛成派」が対立していて、おまけにテロップまで入るものだから「築地移転賛成派?」に空目する人が多数発生。

 あ、そうだ。私は都議会選、スルーしちゃいました。
 だって、全然わかんないんだもん。
 でも、百合子ちゃん圧勝だったんですって?
 都知事選の時にも「やっぱ人気あるんだー」って思ったんだけどさ。

 で、大河ドラマですが、先週は政次神回だったけど日曜日は疲れ切っていたのでちゃんと頭に入ってこなかったので、土曜日の再放送で見直して、「ふへー」となっていたのですが、それよりも、ムロ方久の動きがやっぱ気になった。
 初見の時にも「あれ?ムロが変だ?」って思ったんだけど、やはり同じような感想を書いている人が散見されたが、みんな「ムロの挙動が怪しい」という感じだったけど、私は違うんだけどなあ。

 これまでムロ方久は金の亡者として「自分の利益にならないことには全く興味を示さない」人物として描かれていた。
 だから他の家臣と違って、政次と直虎の対立にも無関心だった。
 それ故に、なんとなく政次の本意に気がついてる感じにも見えたのだが、もし気がついていたとしても、自分には直接関係がないから「ふーん?」って顔しているだけだった。
 それが23回くらいで「あれ?ちょっと仲間っぽい雰囲気になってきた?」って思っていたのだが、先週の24回の時は、直虎個人に関心を寄せているような雰囲気になっていた。要するに「金のために井伊に仕えている」という立場から「直虎ちゃんが可愛いから」になってる感じがしたのだ。

 わかりにくいけど、もしかしてデレた?
 ただ、今やってる商業都市・気賀がどーのこーのという時に井伊で唯一経済センスがある方久が「直虎さまの御為に」って動機で動くと危ないのではないか、っていう心配はあるけど、どうなりますでしょうか?

 で、今週の25回は、ムロ方久も変だったが、政次も先週はあんなにデレていたのに、今週はいつもより甲高い声でギャンギャンと激オコだったし、逆にいつもギャンギャンうるさい中野が妙に落ち着いていて男前だったり、龍雲丸が過去のトラウマ爆発で「戦はイヤじゃ」と言いだしたり、「みんな、どうしちゃったの?」って回だった。

 演出もチーフの渡辺さんだったし、たぶん、そういう「フォーメーションの変化」みたいな回だったんだろう。

 それにしても18回「あるいは裏切りという名の鶴」の後から、政次の雰囲気がクルクルと毎回変わるので「いったい、いくつ形態持ってるんだよ」と思うけど、折り返し地点で他の家臣の形態も変わってきたということは、そろそろ最終形態を覚悟しないといけないらしい。

 どうやら、最近発売されたノベライズ本には重大なネタバレが含まれているようで、ファンはネタバレについてザワザワしているんだけど、私もチラ見してしまったが、この先に「嫌われもの鶴の一生」っていうタイトルもあるようで、そのタイトル見ただけで泣けてくるんですけど・・・


7月2日(日)

 ドラマ観ていると「ああ、この役者さん、他でも観たけど、何に出てたっけ?」と思う時がある。

 前に朝どら「ひよっこ」に出てきた工場設備の撤収業者役の人が「ああ、この声、なんか他でも端役だけど重要なシーンで出てきたことあったはず」と朝の通勤電車内でずっと考えていたら「ああ、カルテットのタコ焼き屋さんだ!」って思い出した。
 あのタコ焼き屋さんの「好きな子のために買ってくれたお客さんがいてね」っていうセリフでしか「家森→すずめちゃん」はセリフで描かれていないという、素晴らしいドラマであった。

 えっと、それで金曜日にやっと一部で話題の「ブランケット・キャッツ」を観て「おお、噂通り、すげー、西島秀俊がそのまんまの渋面で猫と淡々と絡んでて最高」と思いつつも、この回の「猫の引き取り手」の家族のお母さんが「あれ?この人、なんか他でも凄い重要な役やってなかったっけ?」って気がついたんだけど、どーしても思い出せなくて、しょーがないからググったんだけど、そしたら「奥貫薫さんだ!ごちそうさんの先生だ!」って思い出した。

 「ごちそうさん」の主人公の女学校時代の恩師で、主人公が料理を作る喜びを知るきっかけを与えてくれた重要人物なのである。あー、すっきりした、「ブランケット・キャッツ」観ながらずっと「このお母さんに、過去にもっと重要な説教されたような記憶がある」ってムズムズしていたから。

 そしたら、偶然というか、「相棒」の高橋一生犯人回を観てみたら、高橋一生の師である精神科医が奥貫薫さんで、「またお会いしましたね。すいません、忘れてて。もうたぶんちゃんと名前覚えたと思います。今後ともよろしく」っていう気分になりました。

 さて、足の調子もだいぶ良くなり、会社では極力階段を使用して地道にリハビリしていたので、昨日は久々に1万歩以上散歩してみた。
 それで大丈夫そうだったので、今日は1万6千歩。けっこう休憩入れたけど。

 暑かったけど、久々に歩くのが楽しく思えたので、ほんと良かった。唯一のアクティブな趣味が散歩なので、歩くの辛かった時は本当に辛かったから。
 そして親知らずの抜歯跡も、昨日で処方された抗生物質とロキソニンが切れたが、腫れや痛みも無いので順調みたい。四半世紀連れ添った親知らずなので「いなくなったら寂しいかな」と思っていたのだが、いなくなってスッキリしたわ(笑)
 腐れ縁の男をすっぱり切るのってこんな感じなのしら?(笑)

 左奥がすっきりしたので、まだ残ってる右奥がより気になるが、こいつとも近日中にサヨナラする予定なので、「もうすぐお別れだね」と思いながら丁寧にブラッシングしています。
7月1日(土)

 抜歯したのが水曜日で、それから酒飲んでないから、3日も断酒したことになる。
 こんなん久しぶりだ(笑)

 でも、また頑張ってキリン氷結飲まないと(笑)

 もう毎日、キリン氷結のCMをウェブで見まくってますが、そういやまだテレビで観てないや。夜テレビ観てないから。
 そして、何度もリピートしてみて、まだ嬉しいポイントあるんだけど、衣装がいいよね、衣装が。
 市松模様ブラウスにタイトめの白いスーツとか、ほんともー。ぱんつの裾が短めなのも、もー。
 ああいうスカっぽいというか、モッズっぽい衣装、もっと着せてほしい。
 けっこうゆったりしたジャケットやパンツが最近多いから、もっとああいうエルビス・コステロとか、ポール・ウェラーみたいな感じの衣装希望。

●「池袋ウエストゲートパーク」2000年 TBS

 クドカンの出世作であり、出演者が軒並み主演級にブレイクしてしまったことで、伝説的なドラマとして有名だが、私は初めて観たけれど、ほんと豪華キャストに今更ながら驚いた。
 後半になって小雪が登場した時には「すごい波状攻撃だ」って思ったし。

 ただ、池袋のギャング抗争がメインなので、窪塚くんの怪演を堪能できたのは嬉しかったけど、今になって「高橋一生が出てるから」ってことで観てみたが、そうじゃなかったら観なかっただろうな。
 でも、これ観て思ったんだけど、長瀬智也って、このドラマの前からずっと主演で、今に至るまで演技は全部同じだよね。演技っていうか、鉄腕DASHでも「長瀬智也」ってこれだよね。

 前に「西島秀俊はいつも同じ着ぐるみで出てくる」って書いたけど、長瀬智也も同じタイプなんだなあ。
 それで20年間ずっとやってるのって凄いですね。いや、嫌味言ってるわけじゃなくて。本当に。

 さて、お目当ての高橋一生であるが、3話で主人公の中学の同級生で今は(ドラマ年齢20歳)引きこもりっていう役なのは知っていたけど、実際に観てみたら、長髪だけど清潔感があって、ぼやーんと優しい感じのキャラでした。もっと暗い役なのかと思っていた。
 そしてクドカン脚本らしく、彼が何で引きこもっているのかは描かれなくて、代わりに今はヤクザになってる妻夫木くんが「オレ、そういうのわかるよ。オレもイジメられていたもん」とオメーの話は聞いてねえ(笑)
 あと、絡みは無いけど、高橋一生の母親役がキムラ緑子で、二人ともまさか15年後くらいに夫婦役(偽装?だけど)になって、チュッチュするとは想像もしなかっただろう。(「僕のヤバイ妻」)

 というわけで、表情も優しい感じだったが、声も合わせて地声よりかなりトーン上げていて、とても丁寧に役作りしているのがよーくわかるが、いかんせん登場シーンが短い。
 3話では、やっと部屋のドアを開いて、主人公に事件解決の糸口となる重要な情報を与えるって場面と、その後、やっと外出できて主人公に「ありがとう」と礼を言うシーンだけ。

 その後、ファミレスでパソコン広げて情報屋やってて、やはり主人公に重要な情報提供することになるのだが、けっこう長瀬くんと絡んでコミカルな場面なんだけど、ほんとカット短くて、一時停止するのも難しいくらいだった。(また、ホクロを確認していたので)

 だだ、最後の方で、渡辺謙とガッツリ向かい合っていたので「おおおお」と思ったけど、別にセリフのやり取りしたわけでもないので、渡辺謙は高橋一生のことなんて覚えてないだろうなあ。
 で、最終回もクライマックスで、トイレに篭った主人公を家族や友人があれこれ関心を引きそうなことを言って外に出そうとするのだが(天の岩戸的に)、そこで高橋一生がいきなり顔を出して「オレ髪切ったよ」と言うところは超かわいかったが、まあ、ほんと、いいキャラ造形なんですが、いかんせん出演シーンがほんの一瞬だ。

 それだけに、このドラマのファンにも記憶に残るキャラのようだが、「え?アレが高橋一生だったの?」と驚く人も多かった。ジブリアニメの「耳をすませば」の天沢聖司の声が高橋一生だったことに驚く人は多いが、このドラマもキャラの記憶はあるけど、役者名までは知らなかった人が多かったようだ。

 というわけで「脇役のほとんどが主役級に出世した」という伝説のドラマに「高橋一生まで出ていた」という新たな称号が加わり、「このドラマのことはそれほど」な私まで観てしまったというわけです。
 いやあ・・・・それにしても、けっこうボロボロと死人が出るドラマなので、これって原作がハードなんでしょうか?クドカン脚本だから、おトボけ要素も強いけど、山Pもあっけなく殺されちゃうし、クドカン脚本じゃなければ相当ハードでダークなドラマだよなあ。

 そんで、人気があったためか、2003年に続編のスペシャル篇が作られていて、そこにも高橋一生出てくるのだが、ネット・カフェの店長になっていて、主人公の依頼にニコニコと相手しているし、主人公がMDの音源持ってきたけど、デッキのどこにそれを差していいのかわからず変なところにケースごと差しているのを助けるわけでもなく「冗談・・・だよね?」とか言ってるやり取りが超可愛くて、その後、二人でその音源聴くために、ヘッドホンをシェアして、カップルみたいに顔くっつけてる画も未来のイセクラにとってはサービスシーンだったが、いかんせん、セリフあるシーンがほぼそれだけで、その後も出てくるんだけど、セリフは無くて・・・・

 過去作を漁っていると、いつもこうなるが、一度ちゃんと普通に観てから「高橋一生が出てくるところだけお浚い」しようとすると、ずーーーーーーっと早送りすることになるので、だんだん悲しい気持ちになってくるわけです。

 このドラマで主要人物の長瀬くんや窪塚くんは別格としても、同じ年の妻夫木くんは脇役ながらもっと出番が多いし、その後順調に出世して、2009年には「天地人」で大河ドラマ主演だっていうのにさ。

 あと、このドラマの最後のほうで、窪塚くんの新しい女として峯村リエが出ていたので笑った。
 アン・ルイスを汚くしたような扮装で(笑)
 峯村リエといえば、「民王」では総理夫人で、大河ドラマ「真田丸」では大蔵卿局で、私の中での人気が急上昇しているのだが、17年前はあんな役もやっていたのね。

 そして、また枚数合わせで、これも借りてきちゃった。

●「相棒」シーズン4 第4話「密やかな連続殺人」第5話「悪魔の囁き」2005年 テレビ朝日

 かの「相棒」で高橋一生が犯人役という回。2話に跨っているので、続けて観たら二時間サスペンスみたいだった。
 私は「相棒」ってちゃんと観たことあまり無いんだけど、この頃は寺脇康文が相棒だったんだ。

 「こんだけの人気シリーズなのに、ちゃんと観たことが無いのは、たぶん好きじゃないんだろうな」って思っていたけど、やっぱし好きじゃありませんでした。って、これだけ観て言うのもなんだけど、ミッチー時代にミッチー目当てで何度か観てみたんだけど、やっぱハマらなかったのよねえ。

 で、意外にも、これは高橋一生の出演シーンは多かった。まあ「比較的」だけど(笑)
 そして、たぶん、「そこそこイケメンの好青年」っていう撮り方されているので、けっこう美しく撮られているのだが、「うーん、この時、リアルで観ていても、別に・・・って感じだな」と思ってしまった。そもそも今でも顔立ちが好きなわけでも無いのだが、20代の頃の容姿はほんとうに趣味じゃないらしい。
 でも、最初の方は容疑者としてマークされてなくて、最後の方になってやっと真犯人的に浮上してくるので「闇の部分が見えたら凄いのかも?」と期待していたら、うん、まあ、こんなもんか。ネット上の評判が良かったので、ちょっとハードル上げてしまったのかも。

 でも、それって高橋一生の演技がどうのこうのよりも演出がそうなってるんだと思う。
 「相棒」は乱暴な言い方してしまえば「水戸黄門」みたいなものなので、本当に怖い犯罪者は描かないんじゃないかな?
 だから、高橋一生をマインドコントロールした小日向文世も全然怖くないし。
 小日向さんが本気出したら、あんなもんじゃないでしょ?
 「恐ろしき快楽殺人鬼」を人物で描くのではなくて、悪魔崇拝の絵や小道具で表現していたようです。

 それでも高橋一生が薄ら可愛く笑いながら女性を殺すシーンはちゃんとやっていたのでニヤニヤしながら観ていたんですが、うーん、でもやっぱしどこかブレーキかかってる感じだな。
 でも、いいなあ、高橋一生に殺される役の人、今となっては貴重な役得である。友達に自慢できるよね。高橋一生に首絞められたことあるって(笑)

 そして「まあ、こういうことだよな」と思ったのは、高橋一生が水谷豊にマンションの屋上で追い詰められて(あまりにも二時間サスペンス的な画だったので笑ってしまった)、飛び降りようとしたけど阻止されて、地面に投げ出されて敗北を認めるポーズになった時、カメラは高橋一生の背中越しに水谷豊を写していて、がっくりと崩れ落ちている高橋一生の顔は写らないの。

 このドラマは犯人役をとことん描くことはしないんんだろうなあって。
 そこが「古畑任三郎」とか「ガリレオ」とは違うところで、だから私の趣味じゃないんだろうなあって。

 だいたいさあ、アリバイがどうのって展開上必要だったのかもしれないけど、高橋一生の役(精神科医の助手)がクアイアントの妻とデキてたっていうのが余計だったのでは?
 まあ、誘惑に乗りやすい性格だったと深読みできなくもないけど、小日向さんの妻とデキていたのに、小日向さんの闇の部分に引き込まれてしまうっていうの、後から考えると「???」なんだけど、その妻とホテルで逢瀬した後にわざわざ埼玉まで移動してデートクラブで呼び出した女性殺すのって、どんだけ体力のある心の闇かと。

 どっちかというと、師である美人精神科医に恋心を抱いていて、「先生の研究テーマである犯罪心理学のサンプルになることで先生の興味を惹きたかった」とかいう方向の方がまだなんとなく納得できたかも。

 さて、午前中に「相棒」を観た後に、昼過ぎに大河ドラマの再放送を観たので高橋一生の10年前と今を連続して観ることになったが、そりゃ、10年前の方がお肌ピチピチで可愛いけど、やっぱこの人、このくらい枯らさないと色気が出なかったんだなあ。

 そうそう、小日向さんといえば「グ・ラ・メ」の総理役だったが、そっちではあまり高橋一生とは絡みがなかったけど、「相棒」で同じ画面に収まっていると小日向さんのほうは、それほど変わってないのに、高橋一生のほうは「この、ポヤンとした顔した好青年が、なんで10年後に清沢料理長になるわけ?」って思ってしまったが、清沢さんも、肌の枯れ具合が絶妙だったので、こういうのって、ほんと、なんなんだろうね?

 熟成・・・・いや、成熟って話?


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