可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

5月31日(水)

●映画「メッセージ」(ネタバレ有り)

 沼の底にいても、遠くのSF村から「テッド・チャン原作のメッセージ良いよお」という囁きが聞こえてきたので、「えー、原作読んだのだいぶ前だからさっぱり覚えてないなあ」と思いつつ、観に行ってきた。

 良かったです。

 うーん、感想書くの難しい映画ですが、見終わった後、二子玉川駅に向かう私はなんだか別次元を歩いている気分だった。
 まるで「三月のライオン」の加瀬亮演じる宗谷名人のように、ゆらーーーーって感じになってた。

 そう、映画の終盤の方で泣そうになっていたんだけど、しばらく後になって気がついたのだが「これ、大河ドラマで政次死んだ後に観ていたら号泣していたなあ」
 推しキャラが途中で死んじゃうのわかってて観てるんだもんなあ。
 そして、推しキャラが死んじゃったら、きっとまた5話からしつこくリピートするんだろう。

 いや、そういう話じゃないんだけど(笑)
 でも、失うことわかっていても、そのルートはやはり選択するんだろうなあ。
 つーか、それを言うなら、人間なんていずれ全員死ぬんだし。

 って、全然映画の感想になってないけど、久々に「ちょっと意識飛んだ」っていうのか「なにかが再構築された」
 さっき帰宅して「原作本まだあったっけ?」と探してみたけど見つからなかった。
 もう捨てちゃったのかもしれない。
 いつぞや「図書館にありそうな本は処分しよう」って大量に捨てた時あったし。

 そのうち、図書館に読みに行こう。

 しかし、とてもいい映画だったけど、あんな地味な設定のファーストコンタクト物をよく映画化したなあ。
 この世界は私が思ってるよりもセンスあるのかもしれない。

 あと、この映画の内容とは全く関係ないが、主人公が住んでいる湖のほとりの素敵な家が「わー、私、こんな家に一人で住むのぜってー無理」って思いました。

 あと、そっか、たぶんこの映画の企画が通ったのは「昨今の不穏な世界情勢」にマッチしたっていうのもあるんだろうけど、中盤まで「中国やっぱヤベーよ」って展開だったのですが、終盤で中国がまさかの「妻の言葉」でデレる展開だったので、「原作者も中国系だけど、この展開があったから、チャイナ・マネー集められたのかな?」って思った。
 「火星の人」でも、中国は重要な役割だったし、この手の「ちょっとインディーズ風味のSF映画」にとっては、中国の扱いというかチャイナ・マネーが大事になってきたってこと?

 それは少し前までは日本がやってきたことなので、「あー、30年くらいでこれだけ変わるのね」と。

 この「長生きしてるとだんだんわかってくること」っていう感覚も、何度も日記に書いているけど、この間もふと「私、50年生きてて・・・」と思って、そりゃ乳児の時の記憶は無いですが、3歳くらいの時の記憶はかすかにあるので、「50年という時間」の感覚は「ああ、こういうもんか」と思うのですが、これを10倍したら「500年」なわけで、今の大河ドラマでやってる戦国時代がまさに500年前くらいで、西暦1500年代っていうと、ものスゴく遠い昔みたいですが、「私の人生を10倍?」って思うと「え?そんなもんなの?」ってびっくりしちゃいます。


5月30日(火)

 久しぶりに仕事の話。

 エビワカちゃんが育休から復帰したが、私の想定を上回る超暇状態になってしまった。私じゃなくてエビワカちゃんが。
 そりゃねえ、Y嬢が新加入しちゃったし、マスオさんは前にエビワカちゃんにやってもらっていた仕事の多くをHさんに教えちゃったし、他にも前はエビワカちゃんがやっていた庶務的な仕事(備品の発注とか)も皆が自分で出来るようになってしまったからなあ。
 なんとかしないとなあ、とは思うが、いかんせん今の総務部は人数多すぎというか余ってるんだよなあ。

 そもそもエビワカちゃんが休む前だって、エビワカちゃんとHさんは超ヒマだったわけで、だからこそエビワカちゃんがいなくても、私が月40時間ほどの残業(土日祝日休みの企業だったら60時間程度に相当)で回ったわけで、そこに復帰してきても、せいぜい月60時間くらいの仕事量しかないわけで、それって勤務時間の半分以上はヒマってことになるわけで、うーむ。

 この間まで、「仕事の終わりの見えない恐怖」と戦っていたというのに、今度は「暇との戦い」になっているのって、ほんと人生って難しいですね。

●大河ドラマ「おんな城主直虎」 21回「ぬしの名は」

 これまで「あ、政次がちょっとデレた」→「お、ツンデレ政次が貝原茂平み」→「なんだよ、政次、デッレデレじゃんかよー」という幸せな時間を過ごしていたが、今回は出番も少なく「但馬100%」に戻ってしまったので、「ひー、政次が足りない」とオンデマンドで補給していたのでありました。

 しかも直虎ちゃん酷いよ、政次よりもずっとがっぷり正面から柳楽優弥と語り合っててさあ。

 そりゃ柳楽優弥はここ最近ほんとすごく良くて、私は朝ドラ「まれ」で久々に観て「うわあ、いい役者になったなあ」って思ったし、「まれ」では所謂二番手男子でしたが、「山崎賢人よりも絶対にこっちでしょ」って思ったもんなあ。

 その柳楽優弥がバリバリのカブキモノやってるんだから、所詮、地方の進学校の秀才みたいな政次に勝ち目ないじゃあないですか(泣)
 自分の好きな女子が、不良っぽい男子に惹かれていくのをハラハラしながら見守る生徒会書記の政次っぽい展開になるんすかね、やっぱ。

 それにしても、日曜の昼間は「政次の中の人が浜松の大河ドラマ館に降臨!」の後、大河ドラマ番宣コンサートでは「まさかの藤井フミヤとのデュエット!」で、イセクラさんたち発狂状態で、次々と投下される「中の人がいかに素敵に可愛らしかった」情報に「中の人もすごいけど、ヘアメイク担当さんとスタイリストさんもいい仕事してるなあ」とか思っていたのですが、「三月のライオン」の舞台挨拶の時は主演じゃなかったので、脇役の独特の雰囲気を醸し出していましたが、今回は「主役」だったので、スタイリングもヘアもかなり可愛く作っていたので、これはさすがに萌えるぜ、って出来だったのに、夜の本編はツンツンで・・・

 でも、今回の演出はよかったなあ。
 普段、合議の間では座ってる絵が多いのだが、今回は全員立ってる絵が多くて、その立ち位置が「行間案件」だったりした。つーか、もろ「舞台」って感じで。

 圧巻だったのは、ガラーンと広い龍潭寺の本堂で直虎の無事をひたすら心配している但馬がポツンと座っている絵が但馬の苦悩や孤独感を表現していてグっときた。小林薫和尚が「無事戻ったぞ」と告げても「さようでございますか」と言葉少なくヨロヨロと歩いて去っていく感じとか・・・
 けっこういろいろ把握している設定の小林薫和尚が「あいつも浮かばれぬのお」と猫を抱くシーンだったけど、小林薫和尚って政次の先輩格で、頭の良さも同じくらいだし、小林薫和尚が「出家した身で井伊を守る」んだったら、政次は「出家してしまった直虎を守る」って対比になっているんだよな。

 てか、政次も猫飼えばいいんじゃね?(笑)・・・・・・・・・・・(号泣)


5月27日(土)

 「ミートボールマシン」を何度もリピートしていたら、とうとうキモい宇宙人クリーチャーが可愛くなってきた(笑)
 オーディオコメンタリーで監督と技術スタッフが「この宇宙人かわいいよねえ」って語ってるのを「ちっとも可愛くねーよ」って突っ込んでいたのに!

 この間「高橋一生と共演していた松たか子や、今共演している柴咲コウの評価が私の中でうなぎ上り」と書いたが、私の愛がキモい宇宙人にまで広がるとは(笑)

 ほんと、自分のこういうところ、ほんと好きだ(基本、ナルシスト)

 さて「ミートボールマシン」を「宇宙を股にかけるイセクラさん爆誕映画」と断定してしまったが、他にも偶然、イセクラ作品を見つけてしまいました。

●コワイ童話「親ゆび姫」1999年 TBS

 宮藤官九郎の初テレビドラマ脚本作品ということは知っていたが、DVD化されてないようなので、観る機会無いと思っていたけど、海外向け映像(英語字幕付き)がユーチューブにけっこう上がっていることに気がついてしまった。(oyayubihime)

 そして、てっきり「世にも奇妙な物語」みたいな短編オムニバスものだと思っていたのだが、4話連続のけっこう長編で、映画一本分くらいのボリュームがあった。
 このドラマ、今観ると凄いのは、栗山千明が高橋一生を拉致監禁して飼育してるってところなんだよな。

 私は「キル・ビル」で栗山千明を知ったのだが、それ以前の彼女のイメージがどうだったのか知りませんが、「バトルロワイヤル」で注目されての「キル・ビル」だとすると、この「親ゆび姫」はバトロワの前になるから、このキャスティングした人が凄いなあ、と。

 まあ、魔女顔だからなあ・・・
 そう考えると、ここ数年の栗山千明は、20歳の時に刻印された「ドS」なイメージを払拭しようとするような役ばかりやってるような気がするけど、そんなのいいから、藤原竜也路線で突っ走ればいいのにね。

 そして、このドラマの中の高橋一生は、実年齢でもまだ10代だし、ものスゴく平凡などこにでもいそうな高校生男子なのだが、あまりにもどこにでもいそうなので、あの栗山千明様がなぜ彼のことがこれだけ好きなのかよくわからないのだが、クドカンってわりとそういう描写外すよね。

 そもそも、高橋一生のことが好きな栗山千明の夢の中に出てくる高橋一生が「アダモちゃん」みたいな腰蓑つけて走ってくるって、どうよ?

 これ、高橋一生はオーディションで選ばれたらしいが、オーディションできっと「はい上半身裸で、ゲラゲラ笑ながら走ってください」っていうのやったでしょうね。
 それにしても、よく脱がされてるなあ。「ミートボールマシン」もラストカットは裸だし(笑)

 「親ゆび姫」に関しては、たまたま最近、早稲田大学での講演会に登場した「逃げ恥」のプロデューサーが「親ゆび姫」にも関わっていたので、「当時は簡単に出来なかった撮影が多くて苦労した」と語っていた。だから小人化した高橋一生は延々とグリーンバックで一人芝居やらされていたらしい。

 そして、この後、栗山千明も高橋一生も「キル・ビル」に出ることになるのだが、そこから大ブレイクした栗山千明と、その後10年以上、私が全く見落としていた高橋一生が、「18年前に、こんな共演を・・・」と思うと実に感慨深い。
 というか、さすが栗山千明様、もうこの頃から立派なイセクラさんで、高橋一生を監禁飼育しているとは、お目が高い!!!(ちがう)

 あー、なんかネットニュースでは「高橋一生を月9の救世主にしちゃう?」っていうの流れてきてましたが、だったら相手役を栗山千明にして、栗山千明にめった刺しにされる高橋一生とかなら、観たいな、とちょっと妄想したことは内緒だ。
 それにしても、栗山千明と柴咲コウは似たタイプなので片や今の大河ドラマでは「柴咲コウに男としては全く考えられていない高橋一生」という図式なのに、「親ゆび姫」では「栗山千明に告白されても、あっさり振ってしまい、そのため延々と監禁され虐待される高橋一生」という図式なので、軽く頭が混乱してしまいました。


5月25日(木)

 少し間が空いてしまったが、その話は後で書くかもしれないけど、日曜日は高校時代の友人の琴の演奏会に行ってきた。
 それは演奏会というよりも「その会の何十周年記念演奏会」だったので、休憩挟んで4時間にも及ぶ大演奏会で、「一生分の琴の生演奏聴いた!」って感じでした。
 でも、壇上に琴が大小中20台(たぶん何か数え方あるんだろうけど)に三味線が5人に、尺八が8人くらい並んだオーケストラ状態は初めて観たので、かなり感激しました。
 そしてあんな大人数の演奏でも、邦楽って指揮者いないのね。
 たぶん、オケで言うところのコンサートマスター役はいるんだろうけど。

 演奏会の後、数名の同級生とお茶したが、「17歳の頃は自分が50歳になった時のことなんて想像もしなかったけど、ほんと、もう50年も生きてるんだよね」という話で盛り上がった。

 そしてお茶だけで解散の運びになったので、「今日は観られないだろうな」って思っていた大河ドラマに間に合ってしまった。

● おんな城主直虎 20回「第三の女」

 先週の政次は「時代劇版 貝原茂平キターーー!」って感じだったのですが、今回はもうデレッデレというか、完全に鶴に戻ってしまっていて、それはそれで楽しかったのですが、今回のサービスショットは「夜に囲碁をする直虎と政次」で、もうその時の政次の顔が優しすぎて、もう、もう、もうって語彙力が・・・・てゆーか、大河で囲碁って立派なラブシーンなんだから!と「篤姫」ファンとしては叫びたくもなるというもの。

 しかし、「三浦春馬の爽やかサイコパス演技をここまで生かすとは」って感心したっていうか、「ここまでやるか」っていうか、つーか「亡き先代の隠し子が!」ってエピソードだけで1話作ってしまう勇気と、それでも面白いという技術にひれ伏すしかありませぬ。

 次回から「気賀編」になるらしいんだけど、今の気賀を知る近隣住民らが「え?気賀ってこんなに栄えていたの?」って驚いているのも、いとおかし。

 しかし、前からずっと恐れられていた「いつか来る武田」は「来るぞ、来るぞ」とドラマ内でも匂わせているけど、まだしばらく来ないようだし、「ましゃつぐロス」もしばらくは大丈夫らしいが、柳楽優弥が番宣インタビューで「直虎様との恋の予感が」的なこと言っていたので、もしかしたら、今せっかく直虎とすげープラトニックな蜜月状態になってる政次だけど、直虎が柳楽優弥贔屓になってるのを見守らざるをえない展開になるのか?
 それはそれで、すごくラブコメ臭がするので楽しみだけど、視聴率はきっと上がらないよね。

 でも、もはや皆さんリアルタイム視聴してないようなので、若向けのドラマほど視聴率は出なくなってるんだろうな。
 そして、私などは、「真田丸」の時もオンデマンドで何度も繰り返して観たもんだが、「直虎」も「政次がデレて可愛いけど、黒政次もやっぱ美しかったなあ」ってまた闇落ちしたあたりからお浚いしていたので、ほんとこういうドラマ大好きだから、ちゃんと「好きです」ってNHKのご意見サイトにメールしたりしているわけです。

●「ミートボールマシン」

 フランス語吹き替えの低画質のユーチューブ動画で観ていたが、「もうDVDを中古で買えばいんじゃね?」って思ってアマゾンで検索してみたら、正規の再販廉価版が2000円弱で販売されていることがわかり「なーんだ、映画館一回分じゃん」って速攻買いました。

 グロいシーンにヘコみそうになりましたが、やはりこの映画の高橋一生は良い。美しい。

 ずっと好きだった「おかずにしていた女子」が部屋に来て、勇気出してチューしてみたら、彼女が「私、胸に傷があるの」って言ったもんだから「え?それって傷見せてくれるってことですか?」ってワクワク顔でブラウスのボタン外してみたら、それが凄い生々しい傷で「え?」ってなったら、彼女がその反応に傷ついて、グダグダなにやら語り始めた・・・・って場面をフランス語吹き替えで観て、「なんだよ、さっさと押し倒せよ」とヤジってましたが、正規版でちゃんと日本語でセリフ聴いたら、「父親に性的虐待受けていた。他の男に体を見せられないように体に傷をつけらられた」っていう、凄い話でした。

 あー、そりゃ、どう対応していいのか、固まるわなあ。
 オーディオコメンタリーでは、監督が「あの傷はもっと古傷的なバージョンも撮ったんだけど、主人公が思わず引いてしまうくらいの傷ってことであの傷を採用しました」と言っていたけど、うん、あれでよかったと思う。

 このDVD、特典映像の分量がとても多くて、スタッフと出演者のインタビューも延々と続くが、オーディオコメンタリーも二本くっついているので、それも全部見るってことは、本編も2度見るってことで、それをずっと観ていたので、日記書く暇ありませんでした。

 そんで、本編をちゃんと観た印象は、最初に低画質で観た「童貞拗らせオタクの淫夢」でしたが、コメンタリー付きで何度も観ていたら、「これって、宇宙人が地球にオーディションに来ていたわけで、それで高橋一生が選ばれて、お持ち帰りされるって話なんだよな」って気がついた。

 アマゾンの評価でも低評価な人は「この宇宙人設定マジいらない」って不評な設定だったけど、10年後の今、高橋一生の演技に夢中な人が大量発生している今、この設定って「あら、宇宙人さんもイセクラですか?」って話ですよね?
 いいなあ、高度なクローン技術で、高橋一生モデルを大量生産するんでしょ?そして、「彼女」のボディも持ち帰っているので、この二人の「乗り物」に乗ってずっと殺し合いゲームするんでしょ?楽しそうで、いいなあ。

 そうそう、前に「NHKのファンタジー大河で、真木よう子に回し蹴りされて吐血する高橋一生が観たい」って書いたけど、この「ミートボールマシン」は河合青葉にボコボコにされて吐血する高橋一生が描かれているので、「素晴らしいな」って何度も再生しているのですが、こんな自分がマジ変態ですよね。

 高橋一生がここんとこずっと不憫役をやっているので、私の中の「ドS」が丁寧に育てられてるということなのかも。って、そんなもんが丁寧に育まれても、それで何をどうしろとwww

 しかし、実にどうでもいいことだが、去年の月9の「いつ恋」で高良健吾は辛気臭いし、高橋一生はイジめっ子だったので、あまりちゃんと観てなかったが、「精霊の守り人」での高良健吾くんの「ドS王子」ぶりに、「これよ、これよ、これなのよ」と思い、「ミートボールマシン」での高橋一生の蹂躙されっぷりに「これよ、これよ、これなのよ」を観るにつけ「いつ恋」のキャスティングは逆だったと思うわよね。

 とにかく「ミートボールマシン」はイセクラさん必見映画だと思うが、(特典映像も含め)今度ブルーレイ化されてどのくらい売れるんだろうか。映画の出来そのものよりも特典映像からは「最初の監督が病気で降板したんで、監修役だった監督が追撮した」っていう、けっこう特殊な経緯をたどった映画のようだが、それでも予算1千万円でほんとよくやったなあ、というか、そもそもその予算でこれを作れるって本気で思って、本当にそれなりにまとめてしまったって凄いよなあ。

 つーか、この映画の高橋一生のギャラっていくらだったんでしょう?
 50万円くらい?

 それくらいで、あんだけやってくれるんなら・・・・ああ、どっかに石油王が転んでないかなあ?
 100億円くらいあれば、高橋一生で相当遊べそうな気がしてきた。(100億円あれば何だって相当遊べるっしょ)

 とりあえず、23歳の時の高橋一生の美麗アップショットをいっぱい残してくれた山口雄大監督にはお礼として3億円渡して「これで好きな映画でも撮ってよ」って言ってみたいが(これで美味しいものでも食べてよ、のノリで)、山口雄大監督の今を調べてみたら、去年の「HiGH&LOW THE RED RAIN」を監督していたし、今やってるテレ東の深夜ドラマもやってるし、けっこう売れっ子監督だった。


5月20日(土)

 少し近所を散歩してみたけど、歩いていると足が痺れてくる感覚があり、なんかねえ?

 でも、少しストレッチもしてみたが、夜になっても痛みは出てこなかったので、まあゆっくりリハビリしよう。

 さてまた高橋一生の話ですが大河ドラマ番宣のための共同取材から、まずテレビガイド誌が一斉掲載して、次が女性週刊誌で、今日になって地方新聞(通信社が発信?)って流れになっていて、ふだん、そういう記事は見かけるけど、一人の俳優に焦点当ててみたことなかったので「ふーん、こういう流れになってるんだ」と、どうでもいい社会勉強にはなった。

 そしてどっかの週刊誌がお約束の「主演と相手役が撮影現場でいい感じ」っていう、どうでもいい「なんちゃって熱愛報道」を投下。
 まあ、「直虎」は視聴率が伸び悩んでるんだから、いっそ柴咲コウと高橋一生が「共同取材」のノリで1日だけデートしてもいいんじゃないですかね?

 でも、どーせなら、長澤まさみがいいなあ。

 去年の「真田丸」での「ずっと主人公に片思いを貫いて生涯独身だった不憫キャラ」の「きりちゃん」を演じたのが長澤まさみだったので、今年の同枠である高橋一生がくっつくと、「不憫キャラ同士が!!!!」って盛り上がると思う。もしくは「ダブル不倫」みたいな捉えられ方して炎上ってことになるかも(笑)

 たぶん、黙っていても、長澤まさみとは来年公開の映画が控えているから、きっと似たような「なんちゃって熱愛報道」が出るんでしょうよ。

 そういや「カルテット」の時、「松たか子って、キムタクの相手役のイメージが強かったけど、単品で観るといいじゃん」ってことに気がついたが、柴咲コウも、キムタクとか福山の相手役ってイメージがあったけど、やはり「直虎」での柴咲コウは「単品だといいじゃん」って思っている。

 私が高橋一生のことが好き過ぎているので、相手役の女優さんまで好きになっているだけかもしれないが(笑)

 でも、この間も書いたけど、高橋一生がすごい細かい芝居するから、相手役が「演技しているように見えなくなる」んだよねえ。

 その直虎ですが、城主編に入ってからの直虎はもの凄く突っ走ってますけど、「まあ子役の時もそうだったな」って思い出すのと「そういや、前田吟演じる曽祖父に似てるんだな」

 このドラマ、開始から3ヶ月くらいで主要キャストの半分以上が死んじゃうという話で、直虎の父のご領主様(杉本哲太)をはじめ、その家臣の吹越満、筧利夫、でんでん、といった濃いメンツもあまり見せ場がないまま、どんどん退場していった。(でんでんは、高橋一生に殺されるという重要な見せ場があったけどwww)

 吹越満の役柄に関しては、その息子役である高橋一生が「憎んでいた父親と同じ道を辿り、容貌もそっくりになっていく」って設定になってるし、見事にトレースしているのであるが、ずっと「そういや、筧利夫ってなんで出てきていたんだろう?」って感じだったのが、ここに来て矢本悠馬くんが「ああ、これ、筧利夫の息子だ、確かに」って小柄で若い矢本くんの後ろに筧利夫が見えるんだよねえ。

 その残像を残すために筧利夫キャスティングしていたとしたら「いい仕事してますねえ」なんだけど、これ、本当に狙ってやったことなのか、それなりに狙ってみたんだけど、想定以上にハマってしまったのか、どうなんでしょう?

 吹越満→高橋一生も、そう思って、他の作品見てみると、「あ、この二人、けっこう似てるな。表情筋的にも、演技的にも」って気がつくけど、それに最初に気がついた人は偉いと思う。

 それにしても、去年の真田丸でも「家臣の数が少ないから合議の場がスカスカ」と言われていたが、今年の「おんな城主直虎」なんて、ほんとミニマリストな風景になっているので、「大河ドラマらしくない」って言われるとほんとその通りだし、「月9大河」って言われると、「まあ、そういうシーンも多いけど、こんなハードな月9なかったっしょ?」だし、でも、「少女漫画・大河」っていうのは、その通りなんですが、でも、けっこう少年ジャンプ要素ぶちこんでくるので、「もはや、ワン・ピースなのではないか?」とも思うのです。


5月19日(金)

 今日は1日ヤク抜いてみたが、会社帰りにペットボトル2本ぶら下げて帰っても、足の痛みはそれほどでもなかったので、「うん、順調」と明るい気持ちになった。
 ただ、寝ている姿勢で左足を外側に曲げるとまだ痛みがあるので、ちょっとずつストレッチしています。
 そこの可動域がそこそこ広がらないと、まだ歩くときに安定しないから。

 さて、少し前ですが、紙おむつのCMが炎上していて、私はそのことを知らなかったが、どうやらワンオペで育児してて大変そうなママの映像にかぶせて「その時間が、いつか宝物になる。」ってキャプションが入ったので、「ざけんな、ゴララララ」ってなったようですが、それを受けて、大物ツイッタラーの深爪さんが「そこは、白いシャツの胸元がはだけた高橋一生が「お母さん、いつもお疲れさま」って囁く映像で締めるべきだったと思う」と呟いたので、高橋一生TLが紙おむつで満たされてしまうことになっていた。

 という話はこの間書いたが、それから私の脳内は、「白いシャツの胸元がはだけた高橋一生が紙おむつはいて、無邪気に転げ回って、ママいつもありがとう」っていう映像が定期的に立ち上がるようになってしまったのである。

 高橋一生のパンイチ姿はすでにけっこう学習したので(「怪奇大家族」とか「モザイク・ジャパン」とか)、頭の中で紙おむつ履かせて、さらに指しゃぶりさせるとか、甥っ子Tくんが未だに指しゃぶりの癖が治らないので、実に容易に妄想できましたよ。

 ってドヤ顔で言うことではないが、妄想するのは個人の自由だからお好きにどうぞって話だが、時々その画像がフラッシュバックしてしまい、電車に乗ってるときとか仕事中に「ぼふっ」って笑ってしまうという重大な弊害が生じて、「ああ、この苦しさを誰かと共有したい」と思って、脳内映像を絵に描こうと挑戦してみたが、20年以上まともに絵なんて描いてないので、全然描けない!

 とういわけで、絵が描けなくて悔しかったのですが「描けなくてよかった」とも言える。


5月18日(木)

 エビワカちゃんが育休から復帰してきて、やっと私も暇になったので「溜め込んでいた書類の整理でも」と思ったが、足の調子が悪いので、あまりドカドカできないから、ちょっとやってはまた様子観てって感じで恐る恐るやってます。

 さーて、今まで観たけど感想書いてなかったDVDの感想文でも書いてみるかな。すでに半分くらい忘れてそうだけど(笑)

●映画「二重生活」2016年

 これ、高橋一生関係ないんだけど、ツタヤの「3枚よりも4枚のほうがお得」戦略に乗って、数合わせで借りてきた作品。確か、映画館で予告編観ていて「門脇麦ちゃんが長谷川博己をストーカー?尾行?」ってことだけ知っていた。

 なので、「高橋一生三昧で栄養が偏るから、ハセヒロも摂取しよう」というわけで。あと、菅田将暉くんも出てるみたいだったし。

 という軽い気持ちで観た映画だったが、冒頭の「門脇麦と菅田将暉の朝エッチ・シーン」にぶっ飛んだ。

 それなりに菅田将暉ファンだけど、彼のキスシーンすらあまり観た記憶が無いのだが、いきなり想定外のベッドシーン見せられて、おばさん、口ぽかーんとして食い入るように見つめてしまったわ(笑)

 20代前半の若いカップルが同棲してて、一緒のベッドで寝ていて、朝起きたら、彼氏のほうが、ちょっとムラっときて、朝エッチ始めるというシーンなんですが、恥ずかしながら「ああ、こういの、やったことあったなあ」って思い出すのも恥ずかしいのですが、それよりも、菅田くんが超エロくてさ・・・・

 若い男子の寝起きの湿度っていうの?寝汗の香りを纏ったままの背中っていうの?
 そして背中のホクロが超エロくて、半眼の目つきも超エロかった。

 つーか、この映画撮影時の菅田くんが、せいぜい23歳なわけで、そんな年頃の男子にこんなリアルなベッドシーンやらせるなんて、もやは犯罪(幼児虐待的な)なんじゃないかと。
 5歳の子役に「じゃあ、おねしょしちゃった時の演技してみようか?」って感じに。

 というわけで、「菅田将暉ほんとスゲえな」と、あたらめて思ったわけですが、この映画って哲学科の大学院生の門脇麦ちゃんが論文のテーマとして「他人を尾行する」っていうことになり、ハセヒロをひたすら尾行するっていうのが前半だった。

 「いや、これ、ダメでしょ、犯罪でしょ」と思ったが、その論文のテーマを承認するのがリリー・フランキー教授で、「この教授、ダメでしょ」と思っていたら、本当にダメな人っていうかヤバい人だったのが後半でわかるのだが・・・

 原作読んでないけど、映画としては、あの「朝エッチ」にはちゃんと意味があって、麦ちゃんは偶然ハセヒロをターゲットにしている感じだけど、「天然っぽい女子だけど、彼氏とちゃんとやることやってる女子だから、ハセヒロが漂わせたオスの香りを敏感に嗅ぎつけた」っていうことなんですよね?

 で、前半はただ尾行されてるハセヒロは絵柄としては引きの絵ばかりなのですが「はあ、地下鉄の改札通ってるだけでもカッコいいですね」としか言いようがないのだが、妻子がありながら、不倫している場面が引きで延々と続くわけです。
 通行人が少ない道とはいえ、昼間から路地裏でおっぱじめるなよ・・・とか突っ込みどころ満載ですが。

 で、これって、どういう話なの?って思っていたら、尾行されてたハセヒロが麦ちゃんの存在に気がついて、いきなりドーンと主人公の視界に入ってきた。
 クズでゲスいハセヒロって、ほんと最高ですね。

 そして、その後、麦ちゃんに「お願い、論文書かせて」ってチュー攻撃受けて、ラブホに雪崩こんでしまうのですが、ここの濡れ場は、もはや「殺陣」になっていた。
 まあ、2回ほどリピートしたけどさ(笑)

 観終わった後、「結局、なんだったんだ、これ?」と思ったんだけど、とりあえず、冒頭の菅田くんがエロいところ3回くらいリピートして「まじ、エロいわ」ってなっただけの映画でした。

 いやでも、門脇麦ちゃんはよかったですよ。今やってる藤原達也の「リバース」にも出てきてるけど、今のところ「この役になぜ麦ちゃんが?」って感じで浮上してこないのですが、あそこに麦ちゃんがいるってことは(三浦友和の息子の妹で、市原隼人の妻)ぜったい、後半になって、なんかあると信じてますから。

●「ヒトリシズカ」WOWOW 2012年

 「モザイク・ジャパン」もそうだけど、WOWOWのドラマってNHKとはまた別の方向性で突っ走ってる感があって、好感持てるが、受信環境は持っていない私であった。

 ですから「ヒトリシズカ」も評価は高いの知っていたけど、高橋一生沼にハマってやっとDVDで借りて観てみたのだが・・・

 うん、これって民放じゃぜったいにやらないタイプのドラマなのでWOWOW様、すごいなって思いました。

 だから、1話と2話しか観てないけど、どっちも民放の警察モノではぜったいに主役級の扱いにならない「冴えないお巡りさん」の話だったから。

 1話の主役の高橋一生は、交番勤務の「おまわりさん」だが、「オレ、このままで終わる気ないから」って無駄に意識高い系。
 そしたら、テリトリー内で殺人事件が起こり、「人手足りないから、お前は明日から刑事な」って憧れのスーツ族になるも、なんだか空回り。いや、筋はいいんですよ彼は、でもその筋の良さと出世欲がマッチングしないもどかしさが、妙にリアルで・・・

 そしてオムニバスの1話だけとはいえ、一応主役だから、すごく張り切って演技してるんだろうし、それが「頑張ってお手柄あげようとしている若い警察官」っていう役柄とマッチしていたと思う。

 そしたら、2話目はなんと、新井浩文が主役だった。

 それがもう、笑ってしまうくらい「新井浩文の正しい使い方」で、もう目つき悪いし、キモいし、キモいし、キモいし、ちゃんとした警察官なんだけど「これ、サイコパスのストーカー描写じゃないの?」なんですよ。
 防犯課の警察官なので、担当地域の防犯上問題のあるところを丹念に地図に書き込んでいるんだけど、「これ原作の小説ではどう描かれていたんだろう?」って映像だからこそ伝わるあのヤバさ。

 で、1話と2話見終わってから思った。

 これ、高橋一生と新井浩文入れ替えたバージョンも観てみたい。

 出世欲満々で張り切っているけど、運悪く空回りする、ちょっとウザいというか「自分のことしか考えてない」警察官を新井浩文がやったら?
 そして、病的に職務に没頭してて、コミュ障で、無表情でキモい警察官を高橋一生がやったら?

 すっごい面白いと思うんだけどなあ。

 大河ドラマだと、信長や秀吉や家康にいろんなバージョンあるし、昨年の家康は内野聖陽で、今年の家康は阿部サダヲだったりするわけで、あと石川数正が「今年はイケメンだった!」とか、そういう楽しみ方ありますが、ドラマでも映画版とドラマ版の違いだったり、10年後くらいにリメイクされたり、金田一耕助シリーズみたなのもありますが、いっそ連ドラで「毎回、脚本は同じだけど、演出も役者も違う」っていうのやってみたら面白いのに。そういうの、やったことあるんですかね?

 まあ、それを実行するためには「何度観ても面白い1時間ドラマの脚本」が必要なんですが。

 そういや、すごく昔だけど、向田邦子作品の1話完結の話を毎週やっていたことあったなあ。
 どれも、ジワっとやーな感じの話ばかりで、それを向田ドラマ常連の役者たちが、淡々と演じていて見ごたえありました。
 ああいう感じのドラマ、また観てみたいなあ。


5月17日(水)

●「あなたのことはそれほど」

 「カルテット」の枠だし、朝ドラ主演した波留と、朝ドラ夫役でブレイクした東出くんが出ているので、ちょこちょこ観ていたのですが・・・・

 これって、やっぱ山崎育三郎は東出くんのことが好きなんですよね?

 山崎育三郎って最近、急に出てきた感があったが、井上芳雄と同じくミュージカル界のスターだそうで、「ああ、やっぱ、ミュージカルから出てきた人は華があるなあ」って感心。

 なので、それほどハマるドラマでもないけど、原作漫画には出てこないらしいドラマ・オリジナルキャラの山崎育三郎にBL要素背負わせたのなら、これは見届けないと、って気持ちになった。

 そして、昨日はやっと「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」も観てみたのよ。

●CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

 小栗旬と西島秀俊のダブル主演という豪華なドラマだが、私は・・・私は・・・私は・・・・小栗旬が苦手なのです。
 なんでなのかさっぱりわかりませんが、高橋一生も出ていた「信長協奏曲」を1話で「あ、ダメだ」と見切ったのは小栗旬だったからだ。だって、あの原作漫画はちょこっと読んだけど、超だりぃ感じの高校生が織田信長に転生って話なのに、「それが小栗旬って、私には耐えられない」

 なにがどうダメか自分でも全くわからないのですが、「クライシス」を観ていても、「西島秀俊は、もう立ってるだけで好きですよ、やっぱ」と思うのですが、その隣に立ってる小栗旬が震度1くらいしか私の心を揺らさないのが本当に不思議だ。

 いや、別に嫌いでは無いのだが、「どこがいいのかさっぱりわからない」っていうのもけっこう辛いんですよ。
 あと「クライシス」は最初から「ああ、テロ対策モノって、あたし、たいていダメなのよ」っていうのがわかっていたので遠ざけていたのだが、やっぱし「あいつはなぜテロをしようとしたんだ!!!!」って雰囲気で、日本のドラマって「テロリストっていう素敵な職業があってな」って描写になるから、ついていけないんですってば。

 ほーんと、それで岡田准一くんの「SP」の時もドン引きしちゃったんだけど、テロ集団が「我々はテロリストだあああ」とか言うからさあ。

 現実社会では、あまり「テロ」って会話の中では使わないと思うんだけどなあ。
 そりゃ「パリでテロがあったね」とは言うけどさ、あれは遠い国でのことだからそう表現するわけで、国内の事件だと「地下鉄サリン事件」って言うわけじゃない?

 だから「テロだ、テロだ、テロリストだ!」ってドラマの中で連呼されると激しい違和感を感じてしまい、どーも苦手なんですよねえ。

 あと、私はきっぱりと「ラブコメ大好き」なので、ハードな警察モノはやはり苦手なのであった。

 それにしても西島秀俊が出てるドラマを久しぶりに観たが、西島秀俊はいつ観てもちゃんと西島秀俊なところがすごいなあ。
 まあ、それって「くまモンは、いつも、くまモンの着ぐるみで出てくる」ってだけの話なんですが、変に演じ分けようとしないのが逆に凄いような気がする。
 石原軍団的メソッドっていうか、渡哲也は常に渡哲也で、舘ひろしは常に舘ひろしっていう感じで。

 って、私が今ハマっている高橋一生がその真逆の「お前、何体着ぐるみ持ってるんだよ。しかも使い回ししてなくて、過去の着ぐるみのパーツ利用して、また新しいの作ってるの?」って感じなので、ほんと、たまに西島秀俊タイプを眺めると「ここ、落ち着きますねえ」って思ったりする。


5月16日(火)

 今日は眼科。

 また眼圧下がらず、違うタイプの目薬処方された。
 私が不安そうな顔をしたからか、先生は「とても悪い状態というわけでもないので、もっと強いので抑え付けることはしたくないから、合う薬探してみましょう」というようなことを言ってくれた。眼圧が凄く高いというわけでもなく、でももう少し下がった方がより安心ということらしい。

 正直、自覚症状が無いし、眼圧の正常値っていうのもよー知らんので、どうリアクションしていいのかわからず、ぼんやりしてしまうのだが、どういう目薬が処方されてるとか調べることもせずにいるし、緑内障についても全然調べていないのは、ネットで調べると、また怖くなりそうだからだ。

 足の痛みの方は、今朝も起きた時に軽く痛んだが、日に日に痛みが軽くなっているようなので、今日はロキソニン抜きで出勤してみたが、歩幅は出ないものの歩いていても痛みはほとんどなかった。
 ただ、左足をずっと庇って歩いていたので、そっちの筋肉が衰えているのと、なんて言うんだろう、萎縮した感じ?強張ってる感じ?
 だから、すっと足が前に出ないから、歩く姿勢も傾いてしまい、前も同じような状態になったが、腰や尻などに負担がかかり、歩いてて全然楽しくないのが辛い。だって、趣味がお散歩なんだから(泣)

 うーん、こりゃ炎症が治まっても、リハビリに時間がかかりそうだなあ。また無理して歩くと痛めそうだから、少しづつ慣らしていかないとなあ。

 というわけで、今月も「高橋一生沼の中からお送りいたします」状態なので、恥ずかしいから日記アップできませんでしたが(一応、恥じらいはある)、たまにリアル友人から心配されるので、「私はあちこち悪くて全然元気じゃありません。ちなみに一番悪いのは頭でしょう」ってことをここにお伝えしておきます。


5月15日(月)

 昨日の日曜日はパパンの合唱の発表会観に行った。

 妹とその旦那と息子も来てくれたので、発表会が終わったあと、みんなでファミレスに入ったのだが(子連れだから)甥っ子T君はパパのスマホでゲームするのにハマっていて、そんで、横でやってるの見ていたけど「そんなゲームのどこが面白い?」って感じなんだけど、まあ、ワシもゲームじゃないけど、人に「それのどこが面白い?」って言われそうな状態だしな(笑)

 あと、久々に会った妹氏が、私の「あちこち悪いです」っていう話をとても真剣に聞いてくれたのが嬉しかった。「6年後の自分のことかもしれないから」って、さすがわ我が妹よ。私も先輩らの体調不良の話はいつも真剣に拝聴してましたわよ。

 そしてまた「大河ドラマ見るから」って早々に帰宅したのであった。

●おんな城主直虎 19話「罪と罰」

 先週、「鶴はやっぱり裏切ってませんでしたー」って展開になり、でも今後も表面上はこの関係のままでいることになり、「てゆーことは?表面上はツンなままの政次だけど実は有能な忠臣ってことは?民王の貝原さんっぽくなるのでは?」って期待していたんだけど・・・・

 期待以上にブッこんできたよ。
 さすが「中の人」、ほんと期待を裏切らないどころか、常に想定を上回ってくるの超好きよ。

 しかし、やっぱし、森下脚本好きだなあ。
 先週で「敵を欺くにはまず味方から」って概念を知った主人公が「てゆーことは?我が之の字や六左を欺くってこと?」って「そういうシチュエーションを想像できないなあ?」って顔していたのに、今週になって之の字が「但馬(高橋一生)と方久(ムロツヨシ)が揃って駿府に行ってるけど、但馬がまた良からぬことを企てているのでは!!!!」って吠えたら「え?ああ、うん」って、しっかり味方を欺いてました(笑)

 そして、さらにすごいなあ、と思ったのは、柳楽優弥の盗賊が捕まり、之の字が「打ち首じゃあ」って叫ぶのを「但馬が戻ってからにしよう」と宥めて、実際に但馬が戻ってきて「これ、打ち首でしょ?常識的に考えて」と意見したら、之の字に「但馬のいいようにはさせないので、打ち首にはしない」ってwwwww

 先週、影でバディになることにして「我を利用せよ、我もそなたを利用する」ってカッコいいこと言ったのに、その利用の仕方間違ってますwwww

 そして、但馬が闇落ちしていた時は毎回「謎のサービスショット」が挿入されていたが、2話前くらいから「但馬の六左イジり」になっていて、今回は「膝ドン」という新しい技が考案されていて、六左のヒロインみがまた急上昇。

 しっかし、なんかまたラブコメに戻ったな。
 でも、ぎゃんぎゃん本音で言い合っていて、ハっと見つめ合うあたりは先週に引き続き「これ、月9だと、このあと、ガシっと抱き合う画なんだが・・・」なんだけど、直虎と但馬が痴話喧嘩しているのは「打ち首にしろ!」 「打ち首にはしない!」なんですよね。

 いやあ、ほんと面白くて、私はきっとこの回を5回以上繰り返して観るだろうけど、これって普通に「大河ドラマ」を観たい人にはどう映るんですかねえ?
 去年の「真田丸」も「高齢者にはちょっとキツいかなあ」って思ったけど、「真田幸村」はやっぱし人気今テンツだし、家康や秀吉も高齢者の思い描く感じではなかったかもしれないけど、丁寧に描かれていたので、それなりに視聴率出てましたが、「直虎」はこの回だって、結局「材木泥棒がああああ」ってだけの話で、「もうすぐ武田が攻めてくる」っていうのは匂わせているけど、武田信玄のキャストも発表されてないし、そもそも本当に出てくるのか?

 で、話は戻るが、「小野但馬守政次」が「井伊を乗っ取るように見せかけて実は井伊を守ってました」っていうことが公式発表されてから、俄然「貝原茂平」になってきたので、「ああ、翔くん!早く!」って史実的に叶わぬこととは知りながら、菅田将暉と高橋一生で「時代劇版 民王」やってほしいよ。

 直虎父ちゃんも、直政も、なにかというと「タジマ!」って言ってて、但馬がこの間の「似ておらん姉妹じゃの・・・ふっ」って感じで「親子して人使いの荒い・・・ふっ」ってやってほしい。

 ああ、あと、前から「いつになったらムロツヨシと高橋一生がちゃんと絡むんだろう?」と期待していたが、今回初めて二人きりの場面が出てきたが、「互いに相手の能力が高いことがわかっているからあまり余計なことはしない」って演出になっていて、高橋一生がムロツヨシの頭抑えて頭下げさせるところくらいだった。
 この二人が、無表情のまま口先だけでベラベラと口論するシーンもぜひよろしくお頼み申し上げます。(二人とも独特のセリフ回しをするので、それがブツかるとどうなるのか是非見てみたい)


5月13日(土)

 今朝は足の痛みがかなりマシになっていたので、また土日は安静にしておくか。

 でも、昼間スーパーに買い出しに行ったら、ヤクが切れてきたのか、足全体が痺れてきて「ほんと、もー、やだ」と雨の中、暗い顔して歩いて帰った。たぶん、そうとう目が死んでいたはず。(本望)

 そういや、一昨日だかその前だか、昼にやってる「バイキング」で高橋一生のことが取り上げられたようで、「高橋一生はここがすごい!」ってテーマで、家族構成だとか物に名前つけるだとか紹介されていたようですけど、「女子力がすごい」っていうクリップに「料理上手で必ず自炊」「洗濯大好き」「犬好き」って並んでいて、その下に「女性ファンからは”ロス”の心配はなし!? との声が」って書いてあった。

 ところで今、クリップの画像見ながら書いていたんですが、「犬好き」と「女子力」ってなんか関係あるんでしょうか?って、ツッコミも無粋な「今までのバラエティ番組で本人が言っていたこと」をクリップでまとめてあるだけなんですが・・・・

 「女性ファンからは”ロス”の心配はなし!? との声が」

 っていうのが「???」だった。

 だって、ついこの間「カルテット・ロス」になったばかりだし、今は来るべく「政次ロス」に怯えて、とうとう先のあらすじが載っているNHK公式関連書籍まで買ってしまったのである。今は18話終了時だけど、とりあえずその書籍に掲載されている30話までは生きていた。
 ということは去年の秀吉よりは生きているのかあ。三成まではさすがにいかないか?
 でも、夏までは生きててくれるのなら、秋からは朝ドラあるし・・・・

 とか、考えていたら「あ!」ってやっとわかった。
 「ロス」ってそういう意味じゃなくて、「ましゃロス」のロスのことなんですね?
 福山雅治や西島秀俊が結婚した時みたいな。

 だから「女子力高くてなんでも自分でやってしまうタイプだから、なかなか結婚しなさそう」っていう意味だったのか(笑)

 って、また自分が「婚活」からどんどん遠ざかり「終活」に近づいていることを思い知らされた。なんか太陽系から脱出して太陽がどんどん遠ざかっている的な。

 それを言うなら、ぶっちゃけ私が心配しているのは、その「ロス」じゃなくて、「ペット・ロス」の方である。
 だって、副葬品にできないから・・・・は戯れ言ですが(笑)、この人、両親とも早くに亡くしてるし、趣味が登山だったりするので、「病気や事故で早死にしちゃったらやだなあ」ってマジ心配してるんです。
 あと、自分がこれだけトチ狂っているので、「この状態よりさらに頭のネジが3本くらい外れると、無理心中するために刃物振り回すキ◯ガイ女になりそう」って想像してしまい「殺されちゃったらやだなあ」って(笑)

 好きな芸能人が結婚しても「ロス」になったって経験ないなあ?
 まあ、あの「ましゃロス」みたいに、ああいうのが社会現象化(?)したのって、SNSの普及でみんなが一斉に「いかにショックを受けたか」って面白おかしく発言するようになったからなんでしょうね。

 ああ、そうかあ、思い出しちゃった。
 小林繁が急死した時には、ほんとうに落ち込んだっけなあ。
 しばらく布団の上に横たわって身動きできなかったほどに。


5月12日(金)

 先週の金曜日に林芙美子記念館や哲学堂を回って、翌日「ヤベ、また足が痛い」って、それからずっとロキソニン飲み続けているのですが、一週間経った今朝になっても、朝目覚めるとまず「足が痛い」っていう状態が続いている。

 さらに今日の午後は「昼食後にロキソニン飲んだのに、なんか座ってても足が痛い」って状態になり、ほんと暗澹たる気分に陥っていたのでした。

 そして、世間の多くの「高橋一生クラスタ」がダイハツのCMを受けて「メロンパンになりたーい」とかつぶやきまくっていたり、大物ツイッタラー深爪さんが「おむつのCMが炎上しているが、ワンオペで疲れ切ってるママさんには、胸元開けた高橋一生がお疲れ様って囁けばいいんじゃね」的なことを呟いたのがバズってて、高橋一生TLが「メロンパン」と「紙おむつ」で埋め尽くされていた。

 ダイハツのCMはねえ、「大河ドラマの井伊家にもあの誤発進回避システムがあれば、亀は死なずに済んだし、鶴はおとわと結婚してメロンパン食べられたのに」って、大河クラスタというか、政次クラスタが「なんて最大手の二次創作物」として一部では絶大に評価されてるようです。

 そんな中、私は一人ひっそりと、「20代前半の頃の高橋一生が、女装した男に逆切れして殴られてゴミ捨て場に横たわり、顔に唾吐きかけられた時の表情が、グラメの清沢総料理長」ってところで、しっぽりと一人で萌えててすみません。

 もう、民王の貝原秘書に「変態じゃないか!」って言われそうというか、そう罵られたいのですが、ロキソニンの副作用なのか、けっこう眠くなってきたり、かなり集中力失うのですが、今日も仕事中にボンヤリしてしまい、 「ミートボールマシンの高橋一生の死んだ目でも練習してみようかな」ってやっていたら、上司が「この書類に実印押して」って言うので「あ・・・・はい」って実印押して持っていったら、「銀行の口座引き落としの書類も」って、大事な書類の作成を急に言われたので「あ・・・はい」と無表情で「この契約者名はどうすれば?」って、ゆらーって感じで持っていったら、なんだか皆さん、ビビっていたんですが、ちょっとだけ不気味な感じ出せたかしら?

 まあ、そんな感じで、今日もなんだか不安定だったので「ミートボールマシンの高橋一生の黒目は最高だった」と反芻してたのですが、ああ、この高橋一生で「マークスの山」やってほしかったなあ。
 って、マークスの山の映画版観てませんが・・・・映画は萩原聖人だったっけ?それは、あの当時「アリ」って思っていたけど、私は合田刑事が好きすぎて、どの役者さんが演じても納得できそうにもなかったけど、今だったら?加瀬亮とかだったら観たいかも。

 それはそうと、あの高橋一生の苦悩と欲望が詰まったような黒目に狂気を少しマシマシで「マークスの山」の「あの役」(名前忘れたけど、犯人?役)やってもらって、アパートの布団の中で年上の看護婦(昭和風に)さんとイチャコラしていたら・・・・と、想像して、もうそれは叶わぬことであるけれど、ああ、そうか合田刑事を高橋一生にして、親友の検事さんを加瀬亮にしてみたら・・・・エロいわ、それ(笑)

 このように、高橋一生クラスタはついつい「あのドラマのあの役がもしも高橋一生だったら」って妄想しがちですが、少し前だと「もし逃げ恥の平匡さんが高橋一生だったら」って言うひとけっこういたけど、結論としては「星野源だからキュンキュンしたが、あれが高橋一生だったら心臓発作起こして死ぬ」

 今だと「あなそれ」こと「あなたのことはそれほど」で東出昌大の怪演が「第二の冬彦さん」と話題になっていますが、「東出くんも面白いけど、これの高橋一生バージョンもちょっと見てみたい」と呟く人もいましたが、結論としては「それだと、もうダブル不倫の二人はとっくに消されてるwww」「怖すぎて見れないwww」

 私はねえ、「フランケンシュタインの恋」の高橋一生バージョンが観たかったなあ。
 もちろん、綾野剛は好きなんだけど、私は優しそうな顔した綾野剛はあんまり好きじゃなくて、ああ、でも「カーネーション」の時の綾野剛の破壊力は凄かったけど、あれはいったい何だったんだろう?

 「フランケンシュタインの恋」は綾野剛の演技というより演出が「優しい表情のバケモノ」にしてるんだと思うけど、もっと不気味感出して、それが人間と接しているうちに人間的になってくる演出の方がいいと思うんだけどなあ。
 そして私は、前から高橋一生に人間じゃない役やってみてほしかったので、最初から「ああ、これ一生くんでやってほしかった」と思っていたんだけど、そもそも高橋一生って何演じさせてもだんだん「変な生き物」になるじゃないですか?
 今の大河も闇落ちした後の政次は変な生き物として突っ走ってましたが、先週の「闇落ちからカムバック」から、どうやら今後は「変な生き物の外観は維持しつつ中身はややデレる」ってことになるようなので、時代劇版「貝原茂平」になるような予感。

 というわけで、どうせなら最初から「変な生き物」をやってみてほしいわけです。

 あー、書いてて思い出した、カイル・マクラクランの「ヒドゥン」だ!中身が宇宙人の刑事!あれよ、ああいうの!
 うわー、私って趣味一貫してるな(笑)

 カイルとキアヌと一生の黒目www
 
5月11日(木)

 あ、ヤバい、また沼に顔まで浸かってしまった(笑)

 「ミートボールマシン」があまりにも高橋一生の正しい使い方していたもので、あの「死んだ目」が頭から離れない(笑)

 (笑)(笑)なのは「もー、あたしったら、なにやってんのじゃ?」って自虐がこもってます。

 しかし、心の中で映画の内容を反芻してみると、あれは「昭和な香り」じゃなくて、マジ昭和なんですよね?
 主人公の「いつの時代の文学青年の本棚よ?」だったり、確か一度も携帯電話とか出てこなかったし、そもそも主人公が映画館で女装の男にロックオンされていたけど、あれってピンク映画館ですよね?
 女装の男に絡まれるシーンとか、必要なシーン?って思ったけど、女装の男のしつこい誘いを断ったら逆切れされてボコボコにされてあげくは顔に唾吐かれるとか、控えめに言っても最高なんですが、そんな理不尽な目にあった主人公は偶然、謎の物体を手に入れるという流れだった。

 「なにこれ?」って拾って帰って、その物体をあれこれイジるシーンがネバーっとしたりしてエロいのだが、あの物体は主人公の心の闇そのものなんですよね?
 だから彼の「死んだ目」の奥にある、怒りや悲しみや性欲を押入れに押し込めておいた。

 ところが偶然、彼が片思いする女性が男に絡まれているところに遭遇し、思わず割って入るが、またボコボコにされてしまう。ケンカ弱いんだね、政次・・・・(そういうや大河ドラマでも政次の戦闘レベルは明らかになっていない)

 でも、男はそれで立ち去ったので、いつも「おかず」にしていた女子が、「ケガの手当てしないと」って自分の安アパートにやってくるという主人公的には「まさかの展開」に。
 そしてケガの手当てされてる時の顔にほんの少しだけ生気が宿ってきて、どうやら女子の方もまんざらではない様子なので、勇気だして恐る恐るチューしてみたら、なんか彼女がグダグダ喋ってるんだけど、なにせフランス語吹き替えなんで(笑)

 どういう会話してんですかね?
 なんとなく、主人公が彼女にキスしたら、彼女が「でも、私、胸に傷があるの」って言われて、「え?それって胸の傷見せてくれるってことなんですか?」と解釈した主人公がブラウスのボタン外そうとすると、ちょっと逃げられて、でも、絶対にダメって態度でもないから、もっかいキスして「君のことが好きだから、君の傷もきっと好きさ」な態度表明してから、再度ブラウスのボタン外してみたら、想像していたよりも生々しい傷跡でちょっと驚いてしまった。

 その主人公の表情に彼女が傷ついて、わーわーまくしたてるものだから、コミュ力低い主人公はどこで口挟んでいいのかわからなくてキョドってるんですよね?
 もおおおおお、さっさと抱きしめるか押し倒せよ!って場面なんですが、主人公にそういうスキルが無い。

 もおおおお、今やってる「恋がヘタでも生きていけます」の田中圭社長は、あっさりと高梨臨押し倒して、鮮やかに足の間に膝入れてたぞ?(あれやると女性は簡単に抜けられなくなるのです)

 えっと、なんだか取り乱してる彼女にも超萌えるんですが・・・って童貞主人公がおたおたしていたら、あの押入れに入れていた謎の生物が、彼女に襲いかかって、いきなり挿入・・・・・
 先を越されて呆然としている主人公と、謎の生物に挿入されて身悶えしている彼女って絵柄、まじエロい。

 その後、手塚とおるが出てきて、なにやらその異生物についての御託を延々と語ってるようですが、手塚とおるは10年前も今も全然変わってないんだなあ、って実に感慨深い。
 手塚とおるの名前を覚えたのはたぶん「半沢直樹」だったんだよな。

 この「ミートボールマシン」のたぶん中途半端なところは、「低予算映画なので主題のバトルシーンは30分くらいしかない」ってところで、だから前半は「こんな血みどろ映画好きなオタク諸君の心をえぐる童貞純愛物語」で、中盤は手塚とおるに「この異形の生物の解説」を延々と語られ、やっと後半になって血みどろバトルになったけど、心にも体にも深い傷を負った女子が「服脱いでやってもいいけど、この傷が受け入れられるの?」って凄んできたことへのアンサーが「それくらいのグロい傷、全然オッケーっす、てゆーか、超萌えるっす」て感じの血みどろドロドログチャグチャバトルモードって、「相当拗らせたオタク童貞男子のエログロな淫夢」って感じで、私、もしかしたらこの映画けっこう好きかも(笑)

 高画質でも直視できるか疑問だが。

 ところで、この映画の感想を漁っていたら「女性だけ怪物に取り憑かれる時、気持ちいいっていうのズルくない?」って書いてる人がいて、「たしかに、高橋一生は苦痛で絶叫してたなあ・・・」

 惜しかったなあ、あそこで、「あ・・・・あん・・・・」な設定にしておいたら、「モザイク・ジャパン」よりも「ファン必見!」になっていたかもしれないのに。


5月10日(水)

 また整形外科に行ったのだが「連休中少し歩き回ったらまた痛くなりました」と言ったら、またロキソニン2週間分処方してくれたんですけど、整形外科ってやっぱこういう世界なんですか?

 モーラス湿布で斑点が出た旨も伝えたら、塗り薬に変更してくれたけど、でも、たぶん、こういう対応されてるってことは「大したことない可能性が高いので自然治癒するまで痛み和らげておくから」ってことなんすよね?

 しっかし、ここ数日間は朝昼晩ロキソニン投与しているので、「なにこの立派なジャンキー感は?」って戸惑ってます。

●映画「ミートボールマシン」2006年

 昨日書いたように、「ミートボールマシン」の新作が上映されるタイミングで、2006年公開の高橋一生主演作がブルーレイで発売されるそうですが、「そういや、前にユーチューブで、これのインタビュー観たことあるような」って探してみたら、ありました。
 https://youtu.be/F0P0VOsJsF0

 この頃の「中の人」のインタビュートークの方が、最近の「・・・させていただいて」ってイマドキの若い芸能人が多用する過剰へりくだり敬語満載の喋りより好感度高いなあ。

 それはいいとして、その動画観ていたら、関連動画に本編らしきものが複数あがってきて「そっか、海外のマニアにウケてるんだっけ」って開いてみたら、なんとフランス語吹き替えだった。
 画質もわざと落としてるんだけど、「グロいのが和らぐからこれでいいや」と思って観てみたら・・・・

 なにこれ、エロいの?

 グロいの警戒していたのに、エロいの?

 そういや、この映画を「グロい映画だけど高橋一生は可愛いよ」とイセクラに投下していた人が何人かいたけど、「その筋の人」にとって、高橋一生は「怪奇大家族」の主演俳優であり、この「ミートボールマシン」の主演俳優なので、たぶん彼らも今頃になって「高橋一生がイケメン俳優としてブレイク?」ってことに超戸惑っているのだろう。

 今日の帰りの電車で当時の「ミートボールマシン」の感想を探していたら、少ない中でも賛否両論が激しかったが、「ミートボールマシン」のトークショー付き上映に参加した人は「怪奇大家族の主役の子かあ」って感じで行ってみたようだが、「なんか女性客多くなった?」って驚いていた。「怪奇大家族」のそういうイベントの時には女性客なんてほとんどいなかったらしい(笑)

 そんなわけで、「ミートボールマシン」っていう映画については、「グロい映画だけど、高橋一生の◯◯◯ーシーンもあるよ」っていう前情報は得ていたし、「恋人同士が殺し合う話」っていうのも知っていたんだけど・・・

 その画質が荒いフランス語版で観ていたら、どんよりした昭和の映画みたいな画面の中で、高橋一生は小さな町工場の工員で、無駄話ばかりしている先輩たちを横目で見ながら黙々と仕事しているその目が完全に死んでいて「え?お前、政次だったのかい?」

 20代半ばの頃の高橋一生の出演作はすでに何本か観ているのだが、こんな死んだ目している作品は他にはなかったので、びっくりした。しかも、死んだ目のアップ多用するし。

 これ、闇落ちした時の政次にも似てるけど、どっちかというと闇落ち直前の「奥山殿を斬ってしまった」って龍潭寺の軒下に逃げてきた「捨てられた子犬のような政次」でしょ。つーか、あんときの政次が10歳若返ったってゆーか。

 それもそのはず。「ミートボールマシン」の主人公ヨウジは、政次よりも数倍不憫なんだもん。
 フランス語版だからセリフ全くわからないけど、工場で真面目に働いてるけど、同僚や先輩たちはたぶんゲスい話しかしてなくて、でもヨウジの部屋の本棚はそれこそドストエフスキーとか並んでる感じで、「なにこの、昭和の時代のオタク感は?」って、笑うところなの?

 そして「こういう設定久々に観たな」って感じの「昭和の時代の文学青年」の日課が一人で弁当食べながら、隣の工場で働く女子を眺めていて・・・・って思ったら、いきなりそれにかぶせて、◯◯◯ーシーン・・・・えっと、また自分の日記にこういう単語書くの嫌なんだけど、しっかりマスかいてました。死んだ目して・・・・

 ティッシュを3枚くらい引っ張るのも、なんかもう・・・・

 いや、ほんとにもう・・・・私は去年放送された「グ・ラ・メ」の清沢総料理長観て「不憫な役やらせると、高橋一生はこういう顔をするんだな。だから政次入ってるんだな」と確認しましたが、10年前にすでに、清沢総料理長や小野政次の顔してたんだ。まあ、時折ちらほらとなんですけどね。

 で、私が「なにこの高橋一生超エロいんですけど」と驚愕していたら、なんか古式ゆかしい的な偶然に河井青葉と部屋で二人っきりになり、「あー、たまに動画であがってくるキスシーンってここだったのか!」ってやっとわかった。

 てゆーか、ここまでの流れ、私は超萌えるんですが、「血みどろ映画が好きな人」にとっては、実にどーでもいー流れですよね。
 そっち系の人にとっては「延々30分も童貞描写」かもしれないけど、こっち系としては「童貞描写のところだけで編集していただけませんこと?」なわけで、こりゃ確かに賛否両論になるなあ。

 で、なにせフランス語版なのでセリフ全くわからないのですが、政次ったら、好きな子にチューしちゃって、「これ、もしかしてヤレちゃう?」って彼女のブラウスのボタン外したら、生々しい傷跡が出てきて「え?」ってなったらしい。

 そこんとこなにせフランス語版なので全くわからないのだが、若政次は「あ、びっくりしちゃった」ってだけなのに、その傷を気に病んでる彼女にしてみれば「あ、やっぱ、どん引き?」って凄まれて、「あ、さーせん、この傷がキモいとか思ったわけでもなく、ただ、驚いただけで」って呼吸整えていたら、エイリアンがいきなり彼女をファック!!!!!!

 やだ、政次ったら、好きな女子が自分以外の何者かに目の前で犯されてるのに、「あ、これアリ」って顔しちゃうの、もうほんと最低だけど、もう、そういう映画なんですよね?

 その後の異形モノのスプラッターバトル展開って「その後、めちゃくちゃセックスした」って解釈でよろしいのでしょうか?


5月9日(火)

 今日も元気だ、足が痛い。(整形外科は明日行きます。眼科にもそろそろ行かなくちゃだわ)

 今日も高橋一生情報は豊富で、10年前の主演映画「ミートボールマシン」がブルーレイで再発売されるとか・・・へー、レンタル屋で探してみたらなかったんだけど、ホラーつーかスプラッター映画だからなあ、って思っていたんだけど、レンタルされるなら観ちゃうかもなあ。でも、私はグロいのほんとダメなので、タランティーノが限界なんだけど。(けっこう限界超えてるんだけど、いつも我慢して観ている) 

 あとビッグコミックの表紙イラストだとか・・・(未確認。発売日まだなのか?)

 女性自身だか週刊女性の表紙だとか・・・・(どっちかが高橋一生で、どっちかが岡田准一、ということで親友同士がコンビニの棚に並んでいた。岡田くんは主演映画が公開されたので、あちこちに露出している。「サワコの朝」で高橋一生との高校時代の話も語っていた)

 そしたら夕方になって「また新CMが!」って情報を掴んだのだが、どうやら「ダイハツ ミラ・イース」らしい。
 6年前にもミライースのブルース・ウィリス編に出ているのだが、その時の恩があるから?
 それにしても、今までに出演したCMは4社だけなのに(誰かが子役時代のを発掘していたが、それを除いて)、そのうちの1本は去年のエネオスの吉田羊が出演しているやつで、吉田羊に車の中で「いくじなし!」って言われる彼氏役だったが、私は声でわかったけど、ほとんど顔映ってなかったのに!

 それが今年になってもう4社目って、ほんとブレイクってこういうことなんですね。

 そんで、帰宅してからさっそくミライースのCMをサイトで観てみましたが・・・・
https://www.daihatsu.co.jp/cm/mira_e-s/index_01.htm

 出てくる子役が大河で「亀」こと、三浦春馬くんの方の子供時代役だった子だったりして「ダイハツやるな」って感じでしたが、率直な感想としては「平凡な幸せに満足している高橋一生など別に・・・・」でした(笑)
 やはり高橋一生がやるのなら、あそこでコンビニに突っ込まないと(笑)

 アクセル踏んだ瞬間、ハっとした顔は好きでしたわよ(笑)
 そこはアップで撮らないとでしょ。

 あ、そうだ、今日はあの番組の感想を書こうと思ってたんだっけ。

●「おげんさんといっしょ」NHK 5月4日

 星野源が生放送音楽番組やるということは知っていたけど、「絶対に観る」って意気込んでいたわけでもなく、たまたま実家にいてテレビ欄を眺めていたら「あ、今日だった」とテレビをつけたら、もう始まっていたので、藤井隆がハッチャケていたらしい冒頭は見逃した。

 しかし、生放送でやるような番組なのかなあ?って思ったけど、なんだろう?「朝までさだまさし」の後継としてお試しなんだろうか?これ、絶対にさだまさしが皮肉言うね。

 と、思っていたら、細野晴臣御大が登場したので「ええええ?生放送で?????」って全然知らなかったので、両親横にいるのに酔っ払っていたから絶叫しちゃったよ。
 細野さん、よくこの仕事受けたなあ。

 そんで、星野源と細野晴臣が生セッションするもんだから、涙で画面がよく見えませんでした。さらに「恋」では細野さんがベース弾いてて、細野さんがベース弾いてる姿を観るのなんて、もう何年ぶり?いや、何十年ぶり?って思ったし、音がまさに「細野晴臣のベース」だったので、「ヤバい、これ録画して永久保存版じゃないか!」って後悔しまくりました。

 ああなるほど、さっきネットで検索したら二人は前から交流があったのね。

 私は星野源のことを「山下達郎の系譜」だと思っていたので、まさか細野晴臣と交流あるなんて全然知りませんでした。
 そういや、また高橋一生バナになっちゃうけど(笑)、世間では高橋一生の弟のバンド「never young beach(ネバヤン)」が「はっぴいえんどの系譜」って言われてるのだが、聴いてみると、「ああ、たしかに」って思った。

 そうそう、初めてネバヤンを見た時「似てない兄弟だな」って思ったんだけど、TSUTAYAをうろうろしていたら、店内放送でネバヤンが流れたら「あ、声似てる」って気がついた。うちのテレビのちゃちいスピーカーというかパソコンのモニタ内臓スピーカーじゃ、全然低音拾ってなかったのね。

 だから「ちゃんとしたスピーカー」で聴いてみたら、高橋一生の低音とほんと似ていたし、高橋一生も歌はそこそこ上手いけど、やっぱし本業じゃないから歌う時の自分の声をちゃんと作れてないと思うけど、弟氏はさすがにメジャーデビューしただけあって、きちんと声作っていたから「ああ、この声は母方の遺伝子なんだ」という実にどうでもいいことがわかりました。(二人は異父兄弟)

 そんで、「明るい未来」のネバヤンのボーカルの髪型とか顔立ちがけっこう山下達郎系なので、これで私の中の星野源とネバヤンと細野晴臣と山下達郎の関連付けがグチャグチャになるんだけど、それにしても星野源が細野晴臣と連んでいたり、高橋一生が「小沢健二さんが好き」って言っていたりすると、なんだかとっても幸せな気分になるのであった。


5月8日(月)

 木曜日から日曜日まで休みをとったので、木曜から土曜まで実家に行ったのだが、先に「足が痛いから遠出はできない」と告げていたら、母が「じゃあ、近場の立ち寄り温泉でも」と提案してくれたのだが、「連休中のそういう所は激混みだからヤダ」

 母は念のため、木曜日の夜にその温泉施設に電話して確認したのだが、「比較的空いているのは午前中です」と言われて「やっぱ、混んでるのねー」って当たり前じゃ。

 それで母が前から一度行ってみたいと思っていた「林芙美子記念館」っていうのに行くことになった。最寄り駅から徒歩5分くらいなので、それだったら大丈夫か、と念のため痛み止め飲んで行った。
 林芙美子記念館は良かったですよ。
 戦前の日本家屋だけど、林芙美子が亡くなってからも画家の夫が1989年に亡くなるまでそこで生活していたようで、とても保存状態も良く、ボランティアガイドさんもノリノリで丁寧に説明してくれるので、細部の意匠も鑑賞できたし、連休中でもあれだけゆったり眺められるということは、相当の穴場でしょう。

 それで十分満足したんだけど、母が「次は哲学堂よ」と地図も用意せずに係員に道だけ尋ねたのだが「徒歩だと・・・15分から20分くらい」と係員が言うので「こりゃ、けっこう遠いな」と思っていたのだが、やっぱり1キロ以上たっぷりありました。
 おがーざん、わだじ、あじがいだいんだげどなあ・・・・と心の中でつぶやくも、老母はそんなことすっかり忘れてたったか早足で歩くから、痛み止めを飲んでいても歩幅の出ない私と、腰椎狭窄症だかなんだかで慢性腰痛持ちの老父がずっと後ろをヨタヨタとついていくのをたまに振り返って待っているけど、私らが追いつくと、またサクサクと前進していく。

 道案内では、「この道を道なりに進んでいくと川に出るのでその川沿いを進む」だったが、なかなか川にたどりつかないので、「おかしい。道を間違えたかしら?」と母が言うので、「いや、さっき簡単な地図みたら、けっこう距離あったよ?」と私が言うが、やはり不安になったらしく、通りすがりの人に尋ねると「川なら、あそこですよ?」と100メートルくらい先の植え込みを指差す。
 あー、地図ではそのポイントが中間点だった・・・

 普段の私なら全然平気な距離だけど、足かばって歩くとほんと長い距離でした。

 なので、せっかく行った哲学堂は疲れちゃってよく覚えていない。

 というわけで、せっかく痛みが軽くなって、痛み止めなくても通勤には困らなくなっていたのに、薬が切れるとまた強烈に痛くなってきたので、夜も薬飲んだが、明け方、薬が切れたらまたズキズキと痛み出し、それからずっと薬飲んでいるのですが、さっき帰宅する時には昼食後に飲んだ薬が切れたようで、顔歪めながらなんとか家にたどり着き、ああ、やっと薬が効いて痛みが治まった。

 しくしく・・・、もう嫌、こんなの。

●「おんな城主 直虎」第18回「あるいは裏切りという名の鶴」

 少し前から「政次回」であることが噂されてきたので、高橋一生クラスタは超期待していた回でしたが、いやあ予想を上回る素晴らしい出来でした。

 しかし、ここに至るまでに「鶴(政次)はほんとに闇落ちしちゃったの?」っていうツイートも時々見かけたので「うーん、確かに高橋一生に興味無くて、なんとなく見ていると、そうミスリードされるようになってんのかな?」と思って、もう一回観てみたら、確かに「鶴が裏切った」とも解釈できる感じではあった。

 それでも、高橋一生のあの芝居を観ていたら、鶴が不憫以外の何物でもないように思えるのだが、みんなそれほど真剣に観てないっていうか、政次の瞬き一つに深い意味を勝手に受け取ってしまっている我々の方が変なのか?

 っていう気持ちをツイッターまとめ主のアンチョビさんも書いていて、「ほんと、その通りですよね?」って思っていた。
http://hansu-aid.xyz/post-4853/

 それを踏まえての「やっと政次の本当の狙いに直虎が気がつく」という重要な回でしたが、政次の出番多かったので、もう政次クラスタの暴走が止まらない止まらない。「一挙手一投足も見逃すまい」とはまさにこういうこと。
 一挙手一投足どころか、「ここで瞬きしてから顔を逸らし、襟を直してから上目遣いしてからーの方向転換がああああ」とか、みんな落ち着いて!

 いや、皆さん、最初はさらりと観てから、その後、録画で何度も再生してキャプ上げてるんでしょうけど、こういうのって、アイドルの世界やフィギュアスケートの世界では普通に行われてることなのかもしれないけど、私は今まで経験したことがなかったので・・・・、まあ野球の世界でもファインプレーとか珍プレーのキャプ上げるけど、そういうのとはまた雰囲気違うし。

 そ・れ・よ・り・も!

 なんと大河ドラマでも「SAJの三段活用」が発動されたんですよ!

 「SAJ」とは「カルテット」でいつも「迷言」を吐く家森さん(高橋一生)が、すずめちゃん(満島ひかる)に「自分のことが好きじゃない人に、好きって言っても、ありがとうって返ってくるだけでしょ?」とか言って(詳細忘れた)、すずめちゃんと実演してみる。

 「好きです」「ありがとう」「冗談です」

 家森はすずめちゃんのことが好きなので、自分から言いだしたことなのに、すずめちゃんにあっさりと「ありがとう」と言われて、軽くダメージを受けてるという小芝居を高橋一生がするもんだから、深読み大好きな視聴者は悶え死んでいたのである。

 そしたらさー
 途中から同時進行しだした大河ドラマの高橋一生も、好きな子に素直に好きって言えない役でさあ、「ちょwwww、高橋一生が不憫なの超辛美味しい」と、その沼にハマった人が大勢いたので、てっきりメジャーな勢力なのかと思っていたのだが・・・・

 で、昨日の大河で、主人公直虎が必死の顔で「政次、話をしよう!」って袖クイしたら、政次が「今さら嫁にもろうてほしいなどと言うても願い下げですぞ」って言ったら、直虎が「はあ???????」
 で、政次が「戯言じゃ」って・・・・・・「SAJの三段活用」の時代劇版だった。

 個人的には「好きです」「ありがとう」「冗談です」よりも、「なに?そんな顔して、告白でもするの?」「はあ?」「冗談です」のほうがしっくりくるけど、「カルテット」の方は「まーた家森が変なこと言ってる」っていうのが大事なので、あれはあれで良しなんだけど、大事なのは、二人の脚本家が同時期に似たようなシチュエーションを書いたということだろう。

 まあ、片思いしてる子に「好きです」「冗談です」っていうのは、それほど突飛なシチュエーションでもなくて定番な流れなのかもしれないけど、どうして「カルテット」と「おんな城主直虎」は同じ時期に、高橋一生を同じようなシチュエーションを演じさせるのだろうか?

 去年の「真田丸」の時にも、終盤で徳川秀忠役の星野源が「逃げるは恥だが役に立つ」で大人気になっていたけど、真田丸クラスタは「逃げ恥」を観ながら「秀忠ああああああ」って叫んでたしね。

 そして、「真田丸ロス」を救ってくれたのが「カルテット」で、だから「高橋一生が今年は来るぜ!」って思っていたら、「カルテット」の高橋一生が想定を上回る「美味しい役」で、だからこそ、「真田丸クラスタ」さんたちも「次の大河はどうなるかわからないけど、どうやら高橋一生が鍵になるみたいだから、カルテット観ておけ」って話になり、大河ファンがズブズブと高橋一生沼にハマったところで、「小野但馬守政次」が投下されたので、レッツパーリーなのが現時点なのかなあ?

 すでに、この状況が辛くなってきた人は「もう、いっそ、柴咲コウと高橋一生でラブコメやれよ月9で」とか言ってますが、私もソレは見たいけど(でも、絶対に柴咲コウに冷たく当たられそう・・・・まあ、ツンデレ展開ならいいのか?)、それよりも「大御所脚本家が二人して、高橋一生不憫萌えとか、どうしちゃったんですか?」って思う。
 私はこんなに不憫な役が続く高橋一生を全く想定してなかったので。

 つーか、ネット上では「そろそろ不憫じゃない高橋一生をが観たい」って叫びもあったけど、今まであんまそういう役やってなかったのでは?
 てゆーか「逃げ恥」の最終回とかぶったので、私は観てないけど「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」ってゆーのが「ええ?こういう役初めてじゃない?」だった。

 その前に一応ハッピーエンド的な展開だったのは「僕のヤバイ妻」だったのですが、アレをハッピーエンドと言えるなら?あの最終回、凄かったなあ。いや、大まかなあらすじ知った上で観たのだが、「お前がいないと意味がねーんだよ!」って絶叫する、熱血系恋愛ドラマみたいなセリフに驚いたし、そもそも高橋一生の相手役はキムラ緑子だったので、誰も予想しないような結末だった。

 「ヤバ妻」は出演者インタビューによると、先の展開がわからないまま演じていたようだが(連続ドラマって大抵そうだけど)、それが逆に役者に演技プランを立てさせないで振り回してる感じがあって、ドラマのジェットコースター感が高まっていたように思う。
 放映時には「ずいぶん落ち着かないドラマだなあ」と思って、ほとんど観ていなかったんだけど、DVDでまとめて観ても「ずいぶん忙しい話だな」って思ったが、高橋一生ファンとしては素性が明らかになって、主役たちに絡みだすあたりの小悪党ぶり(でも、悪党スキルはかなり高い)が愉しめるし、なにより最後の最後で、キムラ緑子と「お前が逃げろ!」「いや、私はいいから、あなたが逃げて!」っていうベテラン舞台俳優らしい絶叫系愛の告白シーンが観られるので、またいつかきっと借りてしまうだろう。


5月2日(火)

 「カルテット」の家森さんは「夢の話は、へえーしか生まないから、夢の話はしないで」と言っていましたが、夢の話って書き留めておかないとだんだん忘れてしまうので、日記には書いておきます。

 私が過去に観た夢の話で、書き残していて良かったなあと思うのは「ジュリー・デルピーと恋バナしていた夢」でしょうか?何度か読み返して、その情景を思い出してはニヤニヤしてしまった。

 だから、夢って、そういう夢を観たことすら忘れてしまうので、たまに過去の日記をなんかの事情で検索したときに「あ、こういう夢見たんだっけ」と記憶を掘り起こすことになるので、やっぱり日記には書いておこう。

 えーと・・・・・また高橋一生が夢に出てきました!

 私が福士誠治くんに浮気していたので、私の深層心理の中の高橋一生が嫉妬してきたのかもしれない(笑)

 正確に言うと、「プリンセスメゾン」の伊達さんだったんですけどね。私の最も萌えキャラの。
 伊達さんは大手デベロッパーの社員で、以前は開発部門にいたけどドラマ内では営業部門で、豊洲あたりの高層マンションのモデルルームで接客しています。
 そして、仕事では女性スタッフや女性客にも淀みなく会話できますが、仕事を離れると女性の相手がちょっと苦手的な、民王の貝原さんほどあからさまではないけど、控えめなDT設定になってます。

 えーと、そんで夢の話ですが、なにやら大勢での飲み会があって、雰囲気的には「居酒屋貸し切っての大規模新人歓迎会」みたいな。
 向こうのテーブルでなにやら男性二人が激しく言い争っていたので、そっちのテーブルに座ってる伊達さんに「どうしたの?」って聞いたら、私の耳に手をかざして「内緒話のポーズ」して耳元でボソボソと「こうなるまでの経緯(詳細はいっさい忘れた)」を語るわけですよ。

 私の耳元で伊達さんが低音美ボイスでボソボソと語るわけですよ。
 「やだ、これヤバい」と思っていたのですが、さらに伊達さんの手が私の耳に時々触れるので、「ちょwww、おまえwww、これ、わかってやってんのか?それとも全然わかってない天然なのかwww」と、思ったので、向こうの話が終わったところで、今度は私が伊達さんの耳元に内緒話ポーズ。

 「え?◯◯部長が、そんなこと言っちゃたんですか?それ、ヤバいじゃないですか?」とか囁きながら、伊達さんの耳にちょっとだけ小指タッチしたら、ビクって逃げられて(笑)

 わたくしに、「プリンセスメゾン」の登場人物で、伊達さんの下で働く派遣社員だけど、伊達さんに平気で舌打ちする強い独身女性の要さんが憑依していたらしく、「あら、ごめんなさい、耳触っちゃったけど、そんな反応されても?」って言ったら、伊達さん、オロオロしながら、「いえ、なんか、そういうんじゃなくて、ちょっと」って手をバタつかせながら私の顔を遠ざけようとしたので、小指ペロって舐めてみたのね(悪魔)

 そしたら、「おんな城主直虎」で但馬守政次が「え、えええええええ」って時の顔になったので、面白いからしばらく耳のあたりツンツン攻めていた。「民王」で知英ちゃん(中身は父親である草刈民生と入れ替わっている設定)が貝原をツンツンして遊んでいたみたいに。

 「ちょwwww、やめてください!」って言われたけど、「ふーん、嫌がってないな」と思って、そのあたりの細部は残念ながら目覚めた瞬間から薄れてしまったんだけど、「あー、こんな楽しい夢が見られるのなら、一生寝ていたい」って思いますよね?

 ちゃんと出勤しましたが、ずっと軽くニヤニヤしてしまいました。

 「エロ妄想」(それほどでもないか?)のおかげで、「あ、今日は足の調子いいぞ」って思っていたのですが、夕方になったらまた上手く歩けなくなっていて、「エロい夢に高橋一生登場させても、この程度かよ」って感じです。


5月1日(月)

 そういや、メーデーってもうすっかり死語の世界なんですかね?

 さて、土日は「福士誠治祭り」にかこつけて、ほぼ引き篭っていた。足への負担を減らしてみて様子みるため。
 おかげで腰が痛くなりそうになったけど、足の痛みはかなり軽減してきて、今日は歩いていてもそれほど痛みを感じなくなっていた。でも、やっぱり庇って歩いているので、ほんと腰とか他の部位への負担はあるんだけど。

●昨夜のカレー、明日のパン(2014年 NHK BS)

 ですから、ディーバーで福士くん登場回の「キントリ」を3回くらい観て、喜びに打ち震えていたのだが、それでは飽き足らず、NHKオンデマンドでまた「昨夜のカレー、明日のパン」を観ちゃいました。
 これ最初に観たのって、いつだったっけ?

 BSだから放送時には観ていなかったけど、どっかでベタ誉めされていたので「オンデマンドに上がってるから観てみるか」って軽い気持ちで観てみたら「これは秀作だ」と大変感動しました。
 このドラマで星野源を初めて知ったんだと思う。
 「誰これ?」って思って調べたら「へー、ミュージシャンなんだあ」って驚いた記憶がある。
 その後、NHKのコント番組「LIFE」にも出ていることを知り「NHKのお気に入りか・・・なかなか多才だな」と思っていたら、去年の「逃げ恥」で、もはや「ポスト福山雅治」的な扱いになってしまいましたが、「昨夜のカレー、明日のパン」を改めて観てみると、ほんとこのドラマの中の星野源にはグっとくるものがあるので、きっと星野源クラスタ内では古参がニワカに「昨夜のカレー、明日のパン」をお勧めしていることでしょう。

 さて、このドラマでの福士誠治くんの役は、主人公の隣家の一人娘で引きこもっている「ムムム」ことミムラの元同級生役なんですが、主役の物語のサブ的に同時進行するミムラの物語の設定がほんと面白くってね。

 「仕事のストレスからか、笑えなくなった元キャビンアテンダント」がミムラで、福士誠治は「仕事のストレスからか顔面神経痛になり、笑ってはいけない場面でもニヤニヤしてしまい、クレーム多発で退職に追い込まれた産科医」で、さらにもう一人、「足を怪我して正座できなくなったので、僧侶ができなくなった寺の跡取り」っていうのがいて、この3人がワチャワチャしながら「自分の居場所」を探していく過程が地味にメインの物語のベースになっています。

 このドラマは、たぶん「死んだ人とどう向き合っていくか」っていう話だと思うんだけど、生きてても死んだような状態になってしまった「笑えないキャビンアテンダント」とか「ヘラヘラ笑ってる顔になってしまう産科医」っていう人たちが、どう立ち直っていくか、っていう過程を丁寧に描いていて、もちろん主役ではないから、ミムラ福士パートは短いんだけど、福士くんファンの私は「福士くんはミムラのことが好きなのよねえ」って行間案件に突進してしまうので、「好きな子が苦しんでいるので、助けようとしたけど、助けられたのは自分だった」っていうの、「いい話だなあ」って素直に感動してしまうのでした。

 ところで、会社で同僚M嬢と「高橋一生ブレイクしちゃったね」って話をしていたら、M嬢は「あの子、10代から出てたじゃん。半落ちとか」って言うので「えーと、あれは10代じゃなかったんですけど」って心の中で思ったが、でも「半落ち」の頃から認識していたとは、さすがM嬢!

 「半落ち」は最近どっかのチャンネルで放送していたらしく、それをなんとなく観ていた人たちが「あ、この少年の役、高橋一生じゃん!!!」って驚いていた。「半落ち」は13年前の映画で、何度もテレビ放送していたので観ていた人も多く、「前に観たことあるけど全然気がつかなかった」って人も多かった。

 なのでその、ドラマ上級者のM嬢に「福士誠治って顔わかる?」って聞いてみたら「福士?って、えーと、福士蒼汰は若い方か・・・・うん、福士誠治でしょ?けっこういい役で出てたじゃん?」というので「さすがですーーーー」

 でも、やはりM嬢が「そういえば、最近観ないね」と言うので、「今はWOWOWの三上博史主演のドラマに出ているらしいし、少し間にはNHKの時代劇にはよく出てたんだけど、民法のドラマにはほとんど出てないんだよねえ。あとどっちかというと舞台中心だし」って説明したら「そんなに好きなの?」って言われたので、また「だって、のだめの中であの子だけ知名度低いのが納得できなくて」って説明したら「はあ?」って顔された(笑)

 「のだめに出てたっけ?」
 「ほら、黒木くんだよー」
 「オーボエの?」
 「そう、オーボエの!」

 というわけで、M嬢とは話が合いそうで、なんかいつもちょっとだけ噛み合わないのであった。



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