可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

1月26(木)

 仕事忙しいストレスと、さらに更年期が重なり、休みの今日も、ほぼ引きこもりの鬱気味です。

 でも、高橋一生くんが出ている「カルテット」をティーバーで3回も見ちゃった。てへ?

 今週の回は高橋くんよりも松田龍平くん回だったんですけどね。

 松たかこって、あまり好きじゃなかったんだけど、このドラマの松たか子は好きだ。
 あと、歌舞伎役者一族出身の松たか子と、父は松田優作で母は松田美由紀で弟は松田翔太っていう芸能一家というかサラブレッドな松田龍平が共演っていうのもジワジワくる。

 そうそう、「カルテット」のエンディングが椎名林檎の楽曲を主演4人というか、主に松たか子が歌っているのだが、それにハマってもう10回以上再生しているのだが、私は椎名林檎が苦手なわけではなく、彼女の歌声があまり好きではないだけだったんだ、ってことに気がついた。
 癖のない、松たか子が歌うと、これだけすんなり受け入れられたから。

 元々、女性ボーカルが好きじゃないので、矢野顕子とか、ああいう感じが苦手で、だから椎名林檎もそういう分類だったのだが、だから「ひねり」つーか、歌手としてのアーティストエゴのない松たか子に歌わせると、楽曲の良さが素直に堪能できて、新しい発見でした。

 そして、なんで松たか子がイマイチだと思っていたかというと、やっぱし「キムタクの相手役」のイメージが強かったんだろうな。だから彼女を座長にしてみたら「なんだ、すごくいいじゃん」ってことになったらしい。

 カルテットはまだ2話だけだが、素人心にも「これ、すっごい難し役」ってわかりますよ。
 天然キャラなのに、1話では「余命数ヶ月」を売りにしていたイッセイ緒方を「嘘ついてるのはダメでしょ」とあっさり蹴落とすサイコパス的な展開で「この人、ボーっとしているくせに怖い」って思わせたけど、第2話では、満島ひかりがあれこれ聞き出そうとする会話をことごとくぶった切った後に「あなた、あの重要な会話の時に寝たフリしてたでしょ」とか「え?この人、実は超キレるの?怖い?」って感じになってた。

 「カルテット」は視聴率が二桁いってないみたいだけど、うーむ「サスペンス」の要素があると「途中から観る」って選択肢が減るから「逃げ恥」みたいなブレイクはしないかもしれないけど、今日の休みで3回再生して、「何度観ても、その都度面白い」と確信したので、一部には沼的要素が強いようです。

 「真田丸」の時もそうだったけど、SNSで「カルテット」に同じようにハマっている同志たちが吐き出す色々な意見眺めてニヤニヤしている時が一番楽しい。


1月23(月)

 仕事のピークは超えたが、他の仕事を放置というか、振込だけして伝票打ってなかったり、口座引き落としの支払いなんて封も開けてない状態で山積みになっており、「いつ平常モードに戻れるんだろう?」と途方にくれるが、そもそも育休中の人の分まで仕事しているので、前より暇な時間が圧倒的に少ないのであった。

 ま、いっか。
 そんなん、エビワカちゃんが4月に復帰してからなんとかすれば・・・(またダメだったらどうしよう・・・・私も「日本氏ね」とか言うの?いや、違うな「保育園落ちた。このままでは私が死ぬ」だな。)

 さて、私の見える範囲では「真田丸ロス」に陥っている同志たちの「おんな城主」の感想はだいたい微妙な感じである。好意的な意見でも「まだ子供時代だし、これからだ」って感じ。
 そして、BSで再放送している「ごちそうさん」に再度ハマっている人たちも「まだ子供時代だし、これからでしょう。森下さんだから期待している」って感じ。

 で、皆さんも言っているけど、結局「去年の真田丸が強烈すぎた」わけで、てゆーか、主人公の父の真田幸村がブっ飛びすぎていたので、あれと比べちゃうと、「おんな城主」に出てくる今川家とか、全然怖くなくて「いい人じゃん」って思えるし、主人公の井伊家が「ひ弱な国衆」に思えるし、まあ、そういう話なんだろうけど、密度の濃かった真田丸と比べてしまうと、スカスカな印象を受けてしまうのであった。

 ただ、同じ脚本家の朝ドラ「ごちそうさん」も、「あまちゃん」の後だったから心配されていたが、始まってみたら「あまちゃん」とは全く方向性の違う「ふざけ方」をしており、登場時は捨てキャラだと思っていた「室井さん」や「竹元教授」が最後まで重要キャラとして機能していたり、ほんと、今また見直しているけど再見すると「あ、このシーンが後のあのエピと繋がってたんだ」とか新たな発見があり、それは真田丸をオンデマンドで見直してみると「ああ、あの最終回の『そのようなことは百も承知』ってセリフはかなり最初の方から使われていたんだ」って気がついたり・・・・とか。

 で、「ごちそうさん」にどっぷりハマった後に「花子とアン」が始まったら「ヌルすぎてダメだ」と思ったんだよなあ。
 なので、今回、森下脚本の「おんな城主」に「なんかヌルい」と思っている自分に戸惑っているわけです。

 ただ、「ごちそうさん」も子役時代の第1週目はかなり賛否両論が巻き起こって「こんな食い意地が張った子が主人公?」って感じだったのですが、まあ、それで最後までやったんですが・・・・「おんな城主」も、けっこうトンデモない子供として描かれているので、「頭のいい、メイコが戦乱の世を泳ぎきる」って展開になると面白いかも。

 それにしても真田丸のおかげさまで私は少しだけ戦国時代に詳しくなりましたが(小田原の北条氏とかマジ知らんかった。あと治部と刑部も・・・「関ヶ原」って「天下分け目の戦い」って字面だけしか・・・)、それでも今川と織田の「桶狭間」は名前だけは知っているし、それは多分、「漫画戦国時代」とかで織田信長のことを勉強したからかなあ?だから今川が公家っぽい出で立ちなことも知っていた。

 そうそう、真田丸ではけっこう丁寧に「徳川家康が天下とるまで」をやってくれたので、私はやっと豊臣から徳川への流れがわかったのですが、「おんな城主」では、まだ出てこないけど、今川家に少年時代の家康が人質になっていたらしいので、「豊臣家臣になるまでの家康」をやってくれると学習が進むかなあと。

 昨日の回で、主人公と今川家で出会う、「意識高い系美少女」が長じて菜々緒様となり、歴史クラスタには当たり前の知識である「築山殿」という家康の最初の妻になるらしいので、そうそう、真田丸クラスタの皆様には、家康はその今川の姫だった最初の妻をいろいろあって処刑したらしいが、その「いろいろあって」ってあたりも描かれるのだろうか?

 つーか、この時代を織田でも武田でも今川ですらなく、井伊目線で描くのはたぶん新しいと思うので、「篤姫」ファンとしては、「幕末のあの井伊大老がナレーションwww」って涙目になりながら、ほんと歴史ドラマ作るの大変ですよね、でも、制約がある中で作るのも楽しいでしょうね、森下さんがんばれ!と思います。

 そして「カルテット」が面白かったので、「ここで、大河で高橋一生くんが出てきたら、さらに面白くなるはず」と期待してます。

 そういう意味では、今期あまり他のドラマ見てないんだけど、日曜日の再放送でキムタク主演の日曜日の医療ドラマを観てみたのだが、「竹内結子の命を救うべく立ち上がる天才外科医」っていうのがキムタクっていうがねえ?

 脇がかなり豪華というか、キムタクと竹内結子がいい雰囲気だったからアメリカに左遷して、竹内結子とまんまと結婚して次期医院長の座を狙うキムタクの親友が浅野忠信で、プライドの高い若手外科医が松山ケンイチだったりするのですが、真田丸ロス組としては「茶々様(竹内結子)の命を救うのは堺雅人だろ」って思ってしまいます。

 浅野忠信は悪いけど、新井浩文にチェンジ!(加藤清正)

 そして松山ケンイチについては「なんで清盛がここにいるのだろう?」と時空を埋められないのです。
 タッキー(義経)も出ていれば納得したかもしれませんが。

 松山ケンイチの存在意義をもっと明確にしてくれたら、観るかもしれませんが、ほんと何やりたいのか、よくわからないドラマでした。
1月20(金)

 日記だいぶ空きましたけど、マジ仕事が忙しかったので、毎日帰宅したら「ごちそうさん」をオンデマンドで観てストレス解消してました。

(BSで再放送してて、ツイッターでつぶやいてる人が多かったので・・・・)

 えーと、「ごちそうさん」と同じ脚本家の大河ドラマは今んとこ「どうじゃろね?」って感じですが、「ごちそうさん」をまた観てみると、「この密度、この構成・・・」って真田丸の三谷幸喜に負けないくらいの才能を感じるので、ほーんと頑張ってほしいものです。

 そんで、私がかねてから主張していた「去年は星野源で今年は高橋一生」っていう野望は、まだ大河に高橋一生君が出てこないのでなんとも言えないと思っていたら、民放ドラマ「カルテット」が「逃恥」よりもズギュンでした。

 ネット・メディアも「今年は高橋一生だ!」とばかりに取り上げていましたが「カルテット」のすごいところは、松田龍平が「あまちゃん」のミズタクをリプレイしているところで、その横に今をトキメク高橋一生がいて、その横に松たか子だとか、 満島ひかりが不思議ちゃん枠って、相当贅沢。

 「なにこの、このワタクシに全力でサービスしてくれる感じは?」って、食い入るように観ていました。

 ただ、細かいセリフ劇は趣味じゃないというか、「からあげにレモンかけるのはどーのこーの」とかいうあたりは好きじゃないのですが、この脚本家は「こういうのみんな好きでしょ?」っていうスタンスじゃなくて「こういうの微妙でしょ?」って感じでやっているようなので、そーゆーのは好きです。

●マイナンバーって?

 さて、ただでさえ忙しいのに、1月末はとうとうマイナンバーが記載されてる書類をお役所に送る仕事があるので、それで精神的に激しく消耗していた。

 東京都は私立高校の無償化とか言っているが、日本政府はマイナンバー扱ってる事務職員に手当て支給してしい。

 で、私が魂削ってナイマンバーを扱っていたら・・・・子会社がハローワークに人材募集かけるっちゅう話は前から知っていたが、その担当者から「雇用保険番号教えてください」と連絡があった。

 雇用保険番号?
 それは今日休みの同僚M嬢がやっているから知らないけど、雇用保険の支払いは労働保険と一緒にやっているので、労働保険番号なら知ってるけど・・・・ってメールで送ったら「この番号じゃなくて」ですと。

 きいいいいいいいいいいいいいいいいい

 だから、私が今、命削ってマイナンバーやってるのって、そういうことじゃないの?

 つーか、役所に出す書類ごとに「法人マイナンバー」を記載しないといけなくて、「ああ、めんどくせ」ってなってるのに「雇用保険番号を教えてください」ってなんなん?

 なんのためのマイナンバーじゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

 ほんと泣きそうになったので、高橋一生くんに慰めてほしものである。


1月7(土)

 今日は「ぶらタモリ」みたいから残業せずに帰宅しました。

 今日中にやらなければいけない仕事は終わったし、20日までにやらないといけない仕事にちょこっとだけ手をつけてみたのだが「1時間でこの進捗だと、準備に5時間、入力に3時間、確認に1時間、出力して発送で5時間・・・2日/人」と計算できたので、どこでその時間を作り、誰に手伝ってもらうか考えないとなあ。

●今年のっていうか去年の「紅白歌合戦」

 ずっと真剣に観ていたわけでもないけど、真田丸クラスタとしては期待外れだったが、代わりにシン・ゴジラだったので「まあ、よく頑張りました」とは思った。ただ、シン・ゴジラに高橋一生くんが出てないことが超不満だったけど(笑)
 来年のっていうか今年の大河のメインキャストなので、「高橋一生くんと尾頭さん(市川実日子ちゃん)は生出演するのよー」って予想していたのだが、そうならなかったです。
 でも、映像出演だけど、塚本監督が出ていたことは、25年前の自分に「塚本晋也が紅白に出てるよ」って教えても「はあ?意味わかんないんですけど?」って一蹴されていただろう。

 塚本監督も、これだけ出世しても親類縁者には「何の仕事しているのかよくわからない」と言われてるだろうから、紅白に登場したことで、法事や結婚式での扱いが違ってくるだろうなあ。スコセッシの映画にも出るそうだが、それよりもやっぱり紅白でしょうよ、ジジババには。

 うちの両親はやっぱしピコ太郎を知らなかったので「これ、超くだらないですけど、昔の荒井注のディッシーザ・ペンです」と説明したが、やっぱし「なんなのこれ?」とさっぱり理解できないのはしょーがない。
 中盤のピコ太郎コーナーは「まあ、こんなもんだろう」だったけど、後半だっけ?「第九でPPAP」が意外と面白くて、酔っ払った私と妹で大爆笑していた。

 妹は「ピコ太郎で初めて笑った。すごい、このネタこういう可能性が残ってたんだ」と、かなりツボにハマっていた。まあ、ピコ太郎がっていうよりも「第九って最強コンテンツだよなあ、ねえ、ベトベンさん?」ってことなのかも。

 タモリとマツコも、私はどういうネタかわかったんだけど、中途半端に観ている他の家族は基本設定がわかってないようなので「さっき、ふるさと応援席に空席があるって説明してて、この二人はそこに行こうとしているけど、なかなかたどり着かない田舎から出てきた老夫婦って設定なので、マツコがタモリをおとうさんって呼んでいるのは親子じゃなくて夫婦設定だから」と説明するのも疲れたが、その二人がうっかりパイプオルガンの所に出た時に、私はすぐに「ここパイプオルガンのとこだ!」ってわかって「すげー、すげー」と叫んでいたのだが、うちの家族は誰もNHKホールなんて入ったこともないから「パイプオルガン?」ってよくわかってなかった。

 タモリがよく出たと思うけど、後になってネットで「あの茶番は、SMAPの尺を埋めるためじゃね?」な意見も散見して「ああ、そうなのかも」と思ったけど、舞台のセット替えのために必要な時間だし、去年まではイカ大王が担当していた枠だったかも。

 そして、唐突に投下されたポール・マッカートニーとか、ほんと、今年というか去年の紅白は「ここ数年、いや、ここ20年くらい、いやもっと迷走している紅白のそういう意味での集大成」って感じがしました。

 ゲストのダンスは意外とよかったなあ。
 フィギュアの本田望結ちゃんの踊りを観て「羽生くんの恋ダンス観た時に気がついたのだが、フィギュアの人の踊りって特殊っていうか、普通のダンサーと全く違うんだよね」って確認したり、真田丸クラスタ的には「え?ほんとにこれで行くの?」っていう橋本マナミ様のダンスも意外とちゃんとしてて、「この人、伸びるかもなあ」と思ったし、土屋太鳳も今まで観た中で一番よかったです。本番に強いタイプなんですね。

 あと、大谷翔平くんとガッキーが審査員席で並んで楽しそうだったので、私が「この二人が結婚しちゃったらどうしよう」と冗談を言ったら、妹が「それでよくね?」というので、確かに田中マーくんだって番組収録が縁で結婚したんだし、今のガッキー人気を考えてみると、ネタで「星野源は絶対に許さない」という人たちも「大谷翔平だったらしょーがない」って話になるか(笑)

 あと終始淡々とやっていた有村架純ちゃんが「役作りなの?」ってくらいの出来栄えだった。
 あれを計算でやっていたとしたら「やっぱり売れる子は違うわ」って思った。
 そして、普通は有村架純が演じるはずの・・・ってゆーか、何年か前の綾瀬はるかがやっていた「慣れない司会を一所懸命やっていてテンパってる」っていう「まあ女優さんが司会業やるとこう演じるだろうけど、さすが綾瀬はるかは上手いなあ」っていうヒロイン役を嵐の相葉くんが引き受けてて、エンディングで嵐のメンバーの顔観て涙ぐんでいる姿を観て、「ああ、やっぱりトップ張る人たちってすごいなあ」と。

 だいたい、総合司会が武田アナっていうのも不思議だったが、やっぱし地味だった。
 あれで、有働アナがどんだけ華があったのかよーくわかった次第。
 瞬間最高視聴率は、なんと幕間のニュースだったらしく、それは高瀬アナだったので「来年は、まゆゆ(高瀬アナのネット内でのニックネーム)が総合司会か?」と期待しておきます。

 でも武田アナが渾身の「PPAP」で盛大にスベっていたので「よく頑張った」と心の中で労いました。

 それでも視聴率は40%くらいあったらしいので、「もう紅白はこれでいんじゃね?」って思った。

 今年はイマイチだったが「あまちゃん」の時に小泉今日子と薬師丸ひろ子が出てきた時には「すげー」って思ったし、今年も「真田丸」でやってくれれば満足度は高かったが、そういうわけにもいかないと、こうなるんだな・・・ってだけで、だって、ほんと、「今年のヒット曲」って「君の名は」のあのゼンゼン前世がかろうじて思い浮かぶだけで、ピコ太郎いなかったらほんと今年感全く無かったよ。

1月6(金)

 今日は残業2時間で切り上げました。
 一つ一つ片付けていったら、濃霧の向こうにあった来週がすこしだけ見えてきたのでホっとした。
 明日頑張れば、詰んだ状態からは脱出できそうです。
 もっとも「火急ではない仕事」は別腹に積み上がってるんだけどさ。社員の交際費の現金精算とかさ(笑)

 そういえば、昼間テンパってる時に「なんでこんな時にこんな昔のことを思い出すのだろう?」ってことを思い出したのですが、すっかり忘れた。ちゃんとメモっとかないとね。いや、凄い面白いことでもなく、「昔のトイレにはよくアレがあった」的などーでもいーことを突然思い出したような気がする。

●小町な妹

 妹が美人だという話ではなく「発言小町」って意味です。
 最近は読んでないが、やはり歩く小町化していた友人がいた影響でけっこう読んでいた時期もありましたが、「こんなの絶対に非常識だ!」ってガナってる人たちが理解不能だったが、釣りも多いんだろうなって思っていましたが、でも最近も話題になったベビーカー論争とか小町な友人もよく熱く語っていたので、ああいうのはなんなんだろうな?と思ってました。

 そういえば年末にツイッターで「神社の参道の真ん中を歩いてはいけないなんてマナーは昔はなかった」というのを読んで「え?そういうことになってるの?」と思っていたのですが、初詣に出かけた時に中学生の姪っ子が「真ん中は神様の通り道だから歩いちゃいけないんだよ」と言いだしたので、私は「へー、やっぱりそういうのが流行ってるんだ?」って思いましたが、うちの父が「はあ?」って思いっきりスルーしていたのが面白かった。

 そうそう、それで妹の話ですが、「私は夫の実家(日本海側にある)の墓に入るつもりは全くないのだが、みんなそうでしょ?でも、そう言い出せないから我慢してるんでしょ?」と言うのです。
 まあ、そういう意見はたまに目にしますが、それを自分の夫の前で言うのも、なんか・・・

 でも妹は食い下がって「おかーさんはどーなのよ?」と言うが、母は「そういうのは本人よりも残された家族がどうしたいかでしょ」と珍しく優等生的発言。
 そしてセオリー通りにやると、ミヤノ家の墓は弟が継ぐことになるが、弟のところは娘しかいないので、母が「だから、Nちゃんが墓なんか要らないと思ったら、どっかの無縁仏にしちゃって構わないのよ」と続けるので、私が「まだ中学生のNちゃんにそんな重い話をするのやめたげてー」と阻止した。

 それでもとにかく妹は「私は夫の家の墓には入りたくないし、そう思ってるのがフツーだろう」という主張を曲げず、その翌日に弟の嫁が来たらまたその話を始めた。

 弟の嫁の立場になってみれば、義実家で義理の両親も夫もいる前で、義妹に「私は夫の家の墓に入りたくないんだけど、あなただってそうでしょ?」って問い詰められて「はい、そうです」って言うわけないじゃん?

 そして多分、弟嫁は地方のそこそこ裕福な家の出なので、私や妹がめったに行かないミヤノ家の墓にもきちんと墓参りしてくれてるらしいので、自分ちの墓が自分の兄である長男がきちんと守っているように、自分は婚家の墓に対してきちんと接しているのだろうから、そこに入るのも当然だと思っているはずなので、そういう「フツーの人」に対して「ほんとは嫌なんでしょ?」って問い詰める気持ちがよーわからん。

 で、そういう無茶ぶりされた弟嫁であるが「さすがわ我が愚弟と結婚した人」と改めて感心したが、ほんと頭のいい人で、妹が醸し出した空気もちゃんと読んで、「私は別にあのお墓でいいっていうか・・・・・正直、自分が入る墓のことなんてどーでもいーです」と言った。

 ほんと、うちのバカ妹のせいで言い難いこと言わせてスンマセン。

 妹がちゃんと聞いていたかはわからないが、私が「どの墓に入りたいかなんて人それぞれだし、自分が嫌だからって他の人もそのはずだって思い込むのもなんだし、他人を味方につけようとワーワー言う態度がよくないと思う。それに一般的には夫の家の墓に入るのが当たり前だし、それが嫌だったら影でこっそりそうならないよう工作しておくべきで、大声で自己主張するような話じゃないでしょ。しかも、自分の旦那の前で」とか言ったのだが、ほんと、いったい何であんなに騒ぐんだろう。

 妹には面と向かって言わなかったけど、一般的には「旦那の墓には入りたくない」って言うのは、「姑が嫌いだし、夫も嫌い」っていう意味なので、「そ、それを大声で・・・・」と思ったのだが、妹の主張によると「義実家に行った時に付き合いで墓参りはするし、それを尊重はしているけど、そこは自分の入るべき場所だっていう気持ちが全然湧かない」ってことらしく東京から距離もあるから「ここは私の居場所じゃない」って程度のことだと思うので、たぶん、妹の「あの墓には入らん」って言葉の根底にあるのは「夫の母親も老いているし、あの家や墓を東京にいる自分ら夫婦がどう始末するわけ?」っていう不安なんだろう。

 そういうや、そういう会話で初めて知ったのだが、かの吉原の近くにあり「遊女の投げ込み寺」として一部では名高いことが自慢のミヤノ家の墓は、先祖代々受け継がれてきたものではなく、私の父が20代の時に亡くなった祖父のために買ったものだったとか。
 なので母が「うちらが建てた墓だから、後はどうなってもいい」って言うので「へー」でした。
 弟のところの姪っ子軍団が全員成人したら「うちの墓は全然先祖代々の大事な墓でもなんでもないので、全員好きに嫁に行っていいし、うっかり独身で残っちゃったら後始末ヨロシクね?もし私が長生きしたら、その役目私が引き受けてもいいわよ」と言っておこう。

 うちは私の祖父母の代で「本家」みたいなものと切り離されているので、ほんと好きにしてって感じなのです。
 そして妹にはもう一つ小町発言があった。

 「実家の隣の家の子が私に挨拶しない」

 これもすごくわかりにくかった。何度も聞き直した。

 実家の裏は引っ越してきた時には廃墟になってたアパートがあって、だから全く生活音に気を使わなくてラクだと母は言っていたが(そっち側に我が家の風呂とかトイレがあったので)、数年前にその「私道の基準を満たしていないから建て替えができない」という不良物件に食い込んだ不動産屋が、うちの実家の私道の権利と、その家との境界線をバータにするという提案出してきて、うちが私道を譲ったのでファミリー世帯が家を建てて引っ越してきたのです。

 私はすごく「いい」と思ってました。
 隣家が廃墟より、小さな子供がいる家のほうが風水的にも絶対にいいでしょう。

 まあ、ただ、母の話によると、すこし風変わりな家族のようですが、「変」でいうならミヤノ家も負けてませんし、やはりその新参ファミリーと接する隣家のW家も「長男はどこにいるのかよくからないし、次男は結婚して子供が産まれたが嫁は出産後実家に戻ったまま、戻ってこなくて離婚したが、次男はその後も彼女を切らさず」っていうリア充なのかなんかのかよくわかない家なので、どこもお互い様だと思うのですが・・・

 で、妹は息子の世話を押し付けに頻繁に実家に行っているので、同じように幼い子供がいる隣家ともよく顔を会わせるのですが、奥さんは社交的で普通に挨拶するのですが、そういう時に子供に挨拶させようとしないのが気になるらしい。

 うーん、確かにうちの母と散歩していて、ご近所さんと挨拶していたら、知らない人だけどニッコリ挨拶して「これが長女なんですー、こんな年なのに独身なのよ」「あーら、でも、一緒に出かけてくれるなんていいじゃない?」「そーなんですかねえ?」なんて会話も笑顔で聞き流す。

 で、妹の主張は「親同士が挨拶していたら、連れてる子供にもちゃんと挨拶させるだろう、フツー」

 しかし隣家ではそうしないらしく、妹はそれがとても気になるようで、「実家の隣だから、まあいいけど、あれが隣人だったらキツい」と言う。

 「だから隣人じゃないからじゃね?」と屁理屈大魔神の弟が切りこむが、妹が「でも、なんか、ああいうのって、なんなの?」と本気で許せないらしい。

 そういうこと言う人がよく言う「あれでいいの?あの子たちは?あのまま大人になったら困らないの?」とか、まくしたてるので、「なんで、おめーに挨拶しなかっただけで、その子たちの将来が不安だとか言うのだろう?」って不思議だが、「すいません、ややコミュ障としては、挨拶ってそんなに大事ですかとしか言いようがない」と言ってしまった。

 その隣人も妹が本当の隣人だったら違う態度だったのかもしれないけど、いかにもおせっかいなうちの母と適度な距離を持って近所付き合いしているので、その娘が月に2回くらい来ていても、特に親しくするつもりもないので、ましてや幼い娘たちに挨拶を強要する必要を全く感じてないだけだろうと思うのだが、「あれでいいのか?」と妹がガナるので、「仕事上でも、挨拶だけ出来るバカより、挨拶できないけど仕事はデキるほうがよっぽどいいっていうこと多いから、挨拶だけデキるバカ量産は嫌いだ」と話が逸れたが、そうなると妹が「そりゃ、挨拶だけデキるバカは迷惑だけど、仕事もできて挨拶もできたほうがいいじゃん!」

 むう・・・その通りだが、リソースの問題で、どっちもできたらいいに決まってるが、そうもいかない人もいるので、つーか、コミュ障的には「挨拶ができれば社会人としてはヨシ」っていうのがムカつくわけで、よく日記にも書いているけど、会社で弁当食べていると「お食事中のところ申し訳ないのですが」って切り込んでくる人多いわけですよ。

 そう切り込んでこない人は「あ、食事中だ、後にしよう」って、やってこないから、目立たないですよね。
 で、「私はちゃんと挨拶できるから大丈夫」って人は、「お食事中のところ申し訳ないのですが」って挨拶すればOKと思ってるらしく、「この入金があったか調べてほしいんですけど」とか言うので、もぐもぐしながら検索しようとすると「あ、今じゃなくてもいいんです、お食事終わってからで」とか言うが、だったらお食事終わった頃にまた来てくれ。

 って話が逸れたが、妹が「隣の子、あれでいいわけ?」って言われても「さあ?」としか言いようがない。

 実家のお向かいの家は、部屋にドラムセット入れていたドラ息子が住んでいて、よくドラムの練習していたので煩かったが、妹が息子を出産してしばらく実家で産褥期を過ごしていた時には、ウクレレを奏でていたようで、妹は「あのウクレレの音色でいい昼寝ができた」と言っていた。

 私が実家に泊まっていた時も、夏の時だったか、母が「窓開けてると不用心だけど、お隣のお兄ちゃんが夜中まで起きているから大丈夫でしょう」と言うので、網戸だけで寝ていたら、夜中に自動車のエンジン音がして、お隣のお兄ちゃんの友人たちが騒いでいたので目が覚めたが「うるさいけど、治安的にはいいな」って思った。

 何度も日記に書いているが、私が今の部屋をとても気に入っているのは、上の階に住んでいる大家さんのところに5人も子供がいるので「みんな学校に行っていても、いつ誰が体調不良で帰ってくるかもしれない年齢層の子供がいる家に泥棒は近寄らない」という安心感があったからだ。

 最近は子供らも高校生以上になったが、それゆえに、私が平日休みの時でも上階から足音が聞こえるので「20歳前後の子供が5人もいる家」なんて、私が泥棒だったら絶対に近寄らないと思う。

 って話がまとまらないけど、実家の隣家の子供が自分に挨拶しないからって、「なんなのアレ?」って気持ちが全くわからなかったけど、今こうしてつらつらと書いてみると、「妹が一番、いろいろ不安を抱えてるんだろうな」ってわかる。

 小町なことをまくしたてていた友人が本格的な精神病になってしまったこともあるし、妹が小町なこと言うのもそういうことなんだろう。

 そうそう、妹は最初、隣家の子供が挨拶しないのを「ああいうのどーよ?」と批判したわけでもなく「最近は知らない人に挨拶しない教育してるからああなってるの?」って小中学生の娘を持つ弟に質問したようだが、「それはわからないけど、隣家の親類で頻繁に出入りしている人を他人扱いしないでしょ。つーかなんで挨拶しないのが不満なわけ?」と弟に突っ込まれたので、なんだかごちゃごちゃしていただけです。


1月5(木)

 あけましておめでとうございます

 大晦日から3日まで実家にいて、4日はゴロゴロして、今日は初出勤だったのですが、予想どおり書類が溜まりまくっていて、縦に積むと厚さ10センチ以上になっていた。
 溜まっているのは書類だけではなくて、あれもこれもやらないといけないので、「詰んだな」って状態になったのですが、真田丸ロス的に言えば「敵をひとつの大きな塊だと思うな」というわけで、伸ばしては千切っていくしかないのでしょう。
 まあ、こうなることはわかっていたので、4日まで休んだのですが、初日から3時間残業になってしばいました。そして、週末はまた支店の手伝いに行くことになったので、ほんと、どーしろってゆーのよって感じですが、私がちゃんとできなくても誰かが死ぬような仕事でもないので、真田丸ロス的には「全力で押し通す!」しかありません。

 ほんとにもー、エビワカちゃんが出産後に順調に保育園に預けられれば、こんなことにならなかったのにーーーー!
 この状態が長期間続くのだったら、他の人に仕事を割り振るけど、4月に復帰予定だから、他の人に説明するのも面倒で、自分で背負い込んじゃってるから自業自得なのはよーくわかってます。あと、エビワカちゃんの復帰後に「これで回ってたんだから、彼女はほんとに必要だったのか?」って雰囲気になってしまうことは避けたいという、私の自己満足的な思いもあって、ほんと、損な性格です。

 で、上司が私よりももっと忙しい状態に陥っているので「私は1.5人分やってて大変なので、イベント仕事は配慮してください」って言えなくて・・・・
 そのあたりはいろいろ細かい事情があるんだけど、いろいろありすぎて文章化不可能。

●ミヤノ家のお正月

 弟率いる姪っ子軍団は30日から、妹と私は大晦日から帰省。
 妹の夫と息子は夫の実家に行っていて、元旦にこちらに移動してきた。

 ここ最近、NHKの「あさイチ」で「親の認知症のサイン」を特集していたのを何度か見たが、多いのは「料理が雑になった」でした。
 うちのママンも年々、正月用に作らなくなり「進行してるな」と思ってましたが、いつも大晦日にはスーパーでパック寿司を大量に買い込むのだが、その買い方がケチくさくなり、さらにいつもは強制的にすき焼きだったのが、「肉はどうしよう?」と悩んでいて、肉にうるさい弟に焼肉でも作ってもらおうということになったのだが、それ用に買ってきた肉が「しゃぶしゃぶ用」だったし、あまり高い肉ではなかった。

 全体的にケチが進行しているようだ。
 それは意外だった。
 ママンにクリソツだった、祖母は正月には有名精肉店(麻布十番に近いところに住んでいたので、セレブ御用達店には困らない立地だったが、祖父母は国民年金受給者だったし、最低限の生活には困らない程度の収入しかなかったはず)で高い肉をごっそり買っていたし、本格的にボケる直前には全く正月料理を用意しなくなり、デパートで買った高級おせち料理を並べていたのだが、その娘であるママンは「うちは貧乏なのに、こんなところで見栄はって!」といつも怒っていたので、その反動だろうか?

 とにかくママンの段取りが悪くなっているのはわかった。
 来年はもっと悪くなってるだろうなあ・・・・

 それでも大勢でワイワイ喋っていると、だんだんとシャキっとしてきたけど、今年の年越しはだから、長女の私と長男の弟と次女の妹しかいないので、(弟の娘たちはいたけど)嫁や婿に気を使わないでいい雰囲気だったので、いつも以上に弟と妹がママンに攻撃的だった。

 ほんと、あいつら、老母の言うことの揚げ足とって何が楽しいのかわからないけど、ママンがつぶやく「私は正しい、紅白がおかしい」みたいな戯言なんて聞き流しておけばいいのに、弟がいちいち突っ込むからママンがキレかかっていたんだけど、止めを刺したのは弟の長女のNちゃん(中2)が「おばーちゃん、さっき、これがおかしいって言っていたけど、これはあれでいいんだよ」という正論であった。

 弟の物言いにそっくりだったので、ママンがキレて「あんたら、そんなに私が気に入らないんだったら、こっちに来なくて、長野(弟嫁の実家)に行けばよかったじゃない!!!」

 あーもー、その通りなんですが、弟君もよくシラフであんなに突っかかるよなあ。

 つーか、横で見てるこっちにはよーくわかるのですが、弟が母の妄言にツッコミを入れてしまうのも、それを母が真に受けちゃうのも、「似た者同士」だからなのです。
 だから、他の人は弟君のツッコミを理解しないというか「何、屁理屈こねてるの?」くらいでスルーするのですが、同類のママンだけがマジ受けして炎上してるらしい。

 祖母が存命の時には、ママンが祖母に激しく突っ込んでいて「おかーさんは、自分のことお嬢やんだって言い張るけど、ただの百姓の家だったじゃない!」とか絡んでいて「老人の戯言など聞き流しておけばいいものを」と思ってましたが、世代を超えて、あの親子ゲンカが受け継がれているようです。

 あ、そうそう、自分メモ。
 今年のお年玉は思いっきり小銭にして、中学生のNちゃんには4000円ちょっと、小学生の双子には2000円ちょっとにしました。来年は100円玉一本で5000円、50円玉一本で2500円にしようかな?あと、かさ増しで流行ってるらしい可愛いマスキングテープも入れたら、けっこう喜んでくれました。やっぱ流行ってるんだね。

 愚弟はやっとスマホになったのでポケモンゴーにずっぱまっており、私よりレベル高いは、「ポケモン出現検索アプリ」にもハマっていて、その仕組みを説明してくれたので「へー」でしたが、今年の箱根駅伝は青学圧勝であまり語ることなかったからなのか、「奥深きポケモンゴーのオタクの世界」を延々と語られました。半分もわからなかったけど。
 ただ、平日の通勤も一つ遠い駅まで往復しちゃってるくらいハマっているらしく、4キロ痩せたらしいです。だから、正月も「初詣行こうか」となると、遠回りして歩き回ってました。私のスマホは姪っ子Nちゃんに預けたんですが、適所でバトルしてコイン集めてくれていたので、正しいバトルの仕方教えてもらえばよかったかなあ?
 双子は、ずっと比較的小柄で、イジけっ子だったYちゃんが学校ではそれなりに才能を発揮してきたことで自信をつけてあまりイジけなくなったんだけど、比較的おおらかな性格のMちゃんをネチネチと攻撃するので、今度はMちゃんが不利な立場に・・・・

 つーか、前からそうだったから、Mちゃんは私に会うとべったりと甘えてきたんだけど、もう、そんなでもなかった。成長が眩しくもあるし、寂しくもある。

 甥っ子T君は、あんなに「いい子」だったのに、最近は反抗期まっさかりで、とにかく全く言うことを聞かない。前までちゃんと幼児用スプーンやフォークでご飯食べていたのに、もはや手づかみでワイルドに食べてました。外に出れば、勝手に駆け出すし、ほんと、ハラハラするのですが、私が「うわ、T君こりゃ手強いなあ」って困っているのを妹は「でしょ?でしょ?」と嬉しそう。

 3日の昼過ぎに孫たちが撤収して、ママンが「あああ、疲れた。あの人たち、あれでもジジババは孫の世話して嬉しいんだろう、とか思ってるのよ」って言うので「独身の姉にも、いいことした、って思ってるんでしょう」と言ったら「自分の子供のお守りを他人に押し付けて!」って怒っているので、「いや、自分らでも上手くいかないことを私にやらせてみて、私がやってもさっぱりダメだと、ほーら、そうでしょ?って思うことでストレス発散しているのでしょう」

 ほんと、大変だってことはわかるよ。
 私だって、2日や3日間だから笑顔で対応できるけど、これ毎日だったら怒鳴り散らしていることでしょう。

 それよりも弟が娘たちにネチネチ言うのが、弟がママンに対してネチネチ言うのと同じで「あんたらの娘もそりゃ意地悪な性格だけど、あんたが一番意地悪だし、そういう感じ、ママンにそっくり」って思うのだが、本人たちに自覚ないし、私も小学生の頃はよくママンに「あんたはなんで優しくなれないの?」とか言われて深く傷ついたが、あれから40年。「だって、ママンがそもそも優しい子じゃないから」としか言いようがないのだが、ママンは「ほんと、あれは誰に似たんだろう」とか言うもんだから「あなたです」と心の中でいっぱい呟いていました。

 孫たちがいなくなると、ママンのパパン攻撃が始まって「私が言わないと洗濯物も取り込めないの?」とか荒ぶって「はー、ほんとお父さんは使えねー」的なことをいうので「まあ、お父さんはそういう気が効かない人ではあるがちゃんと指示すればやってくれるだけマシでは?」と言うと、「でも、仕上がりが気に入らなくてそう言うと、だったら俺はもうやらねー、って怒鳴るのよ、最近」って言うんだけど、あんだけネチネチ言われたら怒鳴る気持ちもわからなくもないが、ほんと、あのママンの「我こそは正義である」って自信はどこから出ているんでしょうかね?

 そして、弟や妹がそういうママンの「正義」を徹底的に潰そうとするのも、よくわからないのですが、まあ、そんな感じで、とても賑やかな楽しいお正月でした。
 たぶん、10年後くらいに「あの時はワイワイ楽しかったなあ」って涙目で思い出すんだと・・・


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