可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

10月30日(日)

 今年の日本シリーズは緊迫した展開が多くて、チキンな私は逃げまくってしまい、ロクに観ていないのだが、昨日も「わー、満塁で押し出しとかもう無理」って所で逃げて、しばらくして戻ってみたら「はあ?また満塁ホームラン????」と顎外れそうになりました。

 個人的には広島に勝ってほしかったけど、日ハム打線調子上げてたからなあ・・・・あと、広島は中継ぎ酷使しすぎたのが裏目に出たようだ。

 でも、試合終わった後、胴上げする日ハムをベンチに残って「頭真っ白っす」って目線で眺めていた広島の選手たちの表情を観て「こういう経験を積んで成長するんだから」と至極月並みなことを思ったりした。
 あの悔しさはリーグ優勝した後ではないと経験できないから。

 それにしても、黒田と大谷先発を匂わせていたから、第七戦までやってほしかったけど、それは贅沢過ぎるというか「そういう対決があったかもしれない」って余韻残しておくのも結果的にアリだったのかも。

 で、個人的には「広島日本一になって大フィーバー」って思っていたが、広島の黒田さんが引退手形切ってきたので「えー、それ全然格が違うじゃん、ずるい!」って思った。日ハムの方は、すでに引退を発表した私のマサルさんが「俺のために優勝しろ」と引退花道を自分でせっせと築いていたのに、黒田も引退発表じゃ、マサルさんの花道が霞んじゃうじゃん。つーか、マサルさんはすでに1軍に登録されてないわけだし。

 しかし、日本一が決まった後、ユニフォーム着たマサルさんが颯爽と登場して胴上げされていたので「え?」って思ったのだが、どうやら打撃投手として帯同していたらしい。なんなの、それ?

 もちろん、大変気持ちよく号泣させていただきました。

 私が武田勝投手に魅了されていたのは「ストレートが120キロ台って、中学生か?」って感じだったのに、なぜか打たれないという「投球術」でした。
 そしてその「術」を封じて、フツーに投げると、例の記録的な「オールスターで被弾しまくり」になるのも「アハハハハ、やっぱし?」って感じで、ストレート勝負になったら、ただの打撃投手ってことが証明されたので、ほんと笑いましたわ。

 そんでねー、あの頃、六大学野球にハマって、東大のヘボ投手いっぱい観たけど、「ストレートに威力のない君らがお手本にするのは武田勝なんじゃね?」って思ったんだけど、そう簡単にはいかないもので、「投球術っていうのは頭いいだけでは出来ないもんなんだなあ」と思ったんだけど、そうこうしていたら、早稲田に「え?何この武田勝みたいな子」って発見したのが、大竹くんだったのです。

 対する東大の投手が確か、わりとパワーピッチャーの山本くんで、「早稲田が超軟投派で、東大が速球派ってwww」って、ほんと楽しかった。

 大竹くんは、ほんと、最初観た頃は、120キロのストレートと変化球の組み合わせで三振とっていて笑えたが、何度が観てみると、「同じ投球フォームでストレートと変化球を投げ分ける」っていうジャンケン技に非常に拘ってるらしかった。
 山なりのゆるい変化球をブルペンで念入りに投げている姿を何度も観たので・・・・

 大竹くんの試行錯誤の過程を垣間見て、「プロで10勝以上を何年もやった武田勝も、こういう過程を経ていたんだろうなあ」と感慨深かった。

 とうわけで、なんだか「武田勝が黒田に勝った」ようで、個人的には嬉しいが、マサルさんは今後どうするんでしょうね?「水曜どうでしょう」のファンとしても知られていたので、引退がもう1年早ければ、今年の大河で大泉洋の部下のモブで使いたかったなあ。

10月27日(木)

 いやあ、今日の日本シリーズは、まさか最後に西川が満塁ホームランでサヨナラとは・・・

 もう大爆笑しちゃいました。

 西川といえば、震災の年のルーキーで、あの時「一軍の開幕戦が延期」になってしまったので、アセった私は日ハムの鎌ヶ谷のファームの試合を観に行った。

 その時、私の近くに座っていたのが、パ・リーグ党の大学生男子で、打席に立った西川を観て「お、西川じゃん、やっぱ雰囲気あるね」と言っていた。そして西川がヒット打ったので「やっぱ、西川はすぐ一軍に行くだろうし、スター選手になるだろう」と言っていた。

 その時には「ふーん?」と思っていたが、西川は翌年には一軍昇格し、順調にレギュラー選手の道を歩んでいたので、「ふーん?」と思っていたが、今日のホームラン観て「あん時の大学生の感想って、当たったなあ」と思ったので、あん時の大学生男子も、今では立派な社畜になってるかもしれないけど、「あん時、鎌ヶ谷で西川観たなあ」って思い出したかなあ。

 震災直後の「このままではプロ野球どうなっちゃうんだろう?」って不安の中でファームにデビューしたルーキーが、こんなに活躍している姿を地上波で披露したということがとても感慨深かったです。

 そして、日シリで広島が先に2勝したので「このまま行っちゃうかなあ」と思ったのですが、これで、残る2試合は広島開催なので、「あと2試合も広島で出来る」って思えば、広島的にもいいんじゃないでしょうか?

 しかし、岡がデッドボール受けた時、ベンチから出てきた中田さん怖かったなあ(笑)

●「私、頭悪いので」

 今クールのドラマ全然観てないけど、またドクターXが高視聴率らしいが、あのドラマは水戸黄門テイストで「私、失敗しないんで」って決めゼリフが売りらしい。
 まあ、医学的にはどーよ、って意見もあるが、医学的なことは置いておいて純粋にフィクションだと思ってみれば、楽しめるドラマだと思う。「ブラック・ジャック」みたいなもんで。まあブラック・ジャックは「手術が成功したからって患者が幸せになるとは限らない」って要素あったけどね。

 で、ドクターXが支持されるのは、「自分は仕事が出来るけど、でも、空気よんでるから一応卑下する」って要素が全く無いからで、登場人物のほぼ全員が、自分に自信満々で、日曜早朝にやっている仮面ライダーよりもリアリティが無いあたりだろう。
 イマドキの仮面ライダーシリーズは、けっこうクヨクヨとしているので、どっちかといとワン・ピースの万能感のほうが近いかも。

 現実には「私、失敗しませんから」って言う人、いないから。

 でも、逆に「私、頭悪いんで、よくわからないですけど」っていう人はけっこういる。

 ネットのネタでも、学会での発表のあと「専門外なのでよくわかってないのですが」って前置きする質問は、演者を血祭りに上げる予告であるという話があるけど、職場での日常でも「私、バカだからよくわからなくて、変な質問してもいいですか?」ってニュアンスには要注意である。

 今やってる大河ドラマでも、「俺は頭悪いからよくわからないんだけど」っていうセリフがあった。
 頂点にあった秀吉が、部下である主人公がよく働いてくれたので、官位を授けようとしたら、主人公の堺雅人が「私は次男坊で、嫡男の兄がいますから」と言った。
 すると秀吉が「おれ、頭よくないから、よくわかんないけど、お前の兄にも官位を与えろって話?」
「いえ、そういうわけでは」って、そういうことでしょ。

 それよりも、三谷脚本において、秀吉が「おれ、頭よくないからよくわかんないんだけど」ってセリフの使い方が超上手くて感心しました。

 目上の人が「おれ、頭よくないからよくわかんないんだけど」って言うのは、超怖い場面です。

 で、数ヶ月前から総務に異動してきたY嬢が時々「ごめん、私が頭悪いからなんだろうけど・・・」って質問しに来るのも超怖いのでやめてほしいのですが・・・

 つーか、Y嬢が「私、頭よくないからよくわかんなんだけど、これって・・・」って質問しに来る時って「もしかして、これミヤノさんのミスかも?」って時なのです。
 なので、たぶんニュアンス的には「これ、もしかしてミヤノさんが間違ってるのかもしれないけど、でも、私がバカだから勘違いしている可能性もある」って言いたいのでしょうけど、もし、ほんとに私のミスだったら、バカに指摘されたら余計ヘコむじゃんよー。

 だいたい、ほんとに頭悪い人は「オレ、頭悪いから」って言わないからなあ。
 頭悪い人に「ここ間違ってるから訂正してください」っていうと、大抵、言い訳をする。「あれ?指示通りにやったなんですけどねえ?」とか、自分のせいではないというようなことを言う。

 Y嬢はどうやら、自分のミスを指摘されたくないというか、「ミスして他人に迷惑かけたくない」と強く思っているようで、だからこそ予防線として「私、頭悪いから」と言うのもあるんだろうけどさ。
 ただ、評価できるのは、彼女のミスを指摘すると「これ、何をチェックしたらわかったの?それがわかれば今後は自分でチェックできるから」と教えを請いに来るところで、「ああ、この数字とこの数字合わせたら違っていたから」と説明すると「なるほど」と次回からそれをセルフチェックしてくれそうなので、そうすると私の手間が一つ減るので助かります。

 あとY嬢についてもう一つ愚痴らせていただくと、「私、頭悪いから」と卑下する人にありがちな「他人は過剰に持ち上げる」っていうのもなあ。

 この間、社長宅のホームパーティーに某役員のご息女が来て、彼女は子供の頃からそのパーティーに参加しているので皆でその成長を生暖かく見守っているのだが、高校で1年間海外でホームステイしたり、大学の時も短期留学したりして「英語は堪能」というスキルを身につけていたのだが、大学卒業後に就職した企業が、たぶんけっこうブラックで、何やってるのかよくわからない会社だったが、最終的には東南アジアの奥地にある欧米人向けリゾートホテルに飛ばされて、「大変だな、そりゃ」と思っていたら、2年も持たずに退職して、日本でまた外資ベンチャーで仕事してて「それも大変そうだな」と思っていたら、1年持たずにまた転職して、今は某有名イケイケ企業(昔はあの会社もベンチャー企業呼ばわりだったが、今は老舗企業になったよなあ)に就職したらしい。

 っていう経緯を本人から聞いて、私は「あー、中途半端に能力があって意識高い系にあちがちな感じ・・・・」と思った。
 ただ、普通は、例えば楽天みたいなイケイケ企業に最初に就職してから、「思ってたのと違う」ってもっと過酷なベンチャー企業に転職っていうのがありがちだけど、彼女の場合、最初に超絶ブラックベンチャーに飛び込んで、かなり苦労してから、やっと「人並み」な有名イケイケ企業に20代半ばで転職っていうのか、珍しいのかな。

 だって彼女が最初に就職した企業って、就職じゃなくて、社員じゃなくて、「個人事業主」として契約していたのです。彼女の親父が「うちの娘、就職したから俺の扶養の社会保険抜いたけど、今度、国保に入らないといけないんだけど、どうすればいい?」って総務に聞いてきたので「え?なんで?」って驚いた。

 すごいですよね、その会社。
 意識高い学生を集めて「君ら一人一人が経営者だ!」っていうわけで、雇用しないわけだから、会社が負担する労働保険料や社会保険料も無いだもん。その会社の経営者こそ「頭いいなあ」と思いましたわよ。雇用じゃなくて業務委託なんだもん。

 まあ、そんなんで、紆余曲折の末に、やっと「あの有名企業」に転職したのですが、私の知人でもあそこに就職した人けっこういたけど、長続きした人いないからなあ。

 って話が逸れましたが、その彼女に向かってY嬢は「でも、英語堪能なんでしょ?それだけでも羨ましい」とヌカしたのです。彼女の方は、自分が無職でも親父が稼いでいるから生活には困らないお嬢さん気質というのもあるのでしょうけど、けっこうあっけらかんとした意識高い系なので、これまでの職歴を軽く自虐はするけど、悲壮感は全くないし、なんだろう?「コミケのコスプレーヤーで名をあげようと頑張りましたが、今のところ結果出てません」って感じ?

 で、彼女は「英語?でも、今の職場は経理なので、英語全然関係ないですwww」って言っていた。

 「でも、やっぱ、英語できたほうがいいよねえ?」って言うY嬢に「まあ、うちの会社、今度、国際会計基準に移行するらしいですけど、でも、やっぱ英語関係ないです」

 「でも、英語が堪能なだけで羨ましい」

 私にはY嬢が何を言いたいのかよくわかりませんでした。

 ただ、過去に私に対して「ミヤノさんは経理に専念できて羨ましい」と言ったこともあり「はあ?経理に専念?雑用ばかりだし、そもそも経理に専念すると羨ましいのか?」って思いましたが、他人を持ち上げてるのか、バカにしているのか紙一重だなあとは思っていた。

 ついこの間、Y嬢はマスオさんと雑談していて、自主早番というか、毎朝8時くらいに出勤してくるマスオさんに「早起きできるってすごいね」とまた持ちげていた。
 マスオさんは何年か資格試験の勉強のため、早朝出勤して朝の1時間を自分の勉強の時間にしていたので、「その時の習慣が残っちゃって」と言っていた。

 するとY嬢は「へー、そうなんだ、私もなんか勉強しようかなあ」って言った。

 勉強したけりゃ、黙って勉強しろ!

 英語だろうが、簿記だろうが、やりたきゃやればいいのに、「英語堪能なんて羨ましい」とか言ってるだけなのが軽くイラっとするのだが、あれは口癖みたいなもんなのでスルーしておけばいいだけだってこともわかっている。

 よく「人は自分がしてほしいことをする」っていうけど、私は「今、お時間大丈夫ですか?お忙しいところ大変申し訳ないのですが、この書類に社員を捺印していただきたいのですが、急ぎではないので、ミヤノさんのお時間ある時で大丈夫ですので・・・あ、でも、明日には郵送したいので・・・」とか言われると、「その口上聞いてる時間がもったいないじゃん」と思うので、自分がそういう依頼をする時には「この書類にご捺印を今日中にお願いします」とだけしか言わない。

 でも「私、頭悪いから」「英語できるなんて羨ましい」「経理に専念できてうらやましい」って人が何を求めているのかよーわからんのですよ、私、頭悪いから(笑)

 って「私、頭悪いから」の正しい用法ですね。
 「は?何言ってんのかさっぱりわからん」って。


10月25日(火)

 そういや東京六大学野球といえば、秋のリーグでも東大が立教に一勝して、「東大もけっこう勝つようになったなあ」と感慨深いが、それでも神宮球場で東大の勝利の瞬間を目撃するのはなかなか難しいんだろうね。

 で、その東大が勝てるチームになった要因として「プロも注目する左腕の宮台投手」は有名であるが、私は宮台よりも捕手の喜入のほうが重要だと思っている。だって、私が東大が全く勝てない頃から眺めていた感想としては「捕手の二塁への送球が・・・・」だったのだが、喜入くんが「東大捕手で盗塁刺したの初めて見た!」だったのである。

 宮台はまだ三年生なので来年も登板するが、さーて、喜入クラスの「まともに2塁に送球できる捕手」が出てくるのだろうか?

 ほんと東大の場合には「スタメンの選手の平均値」がキモになるのだが、そういや、箱根駅伝の予選でも「10人揃えるのがいかに大変か」って話である。凄いのが一人や二人いても、勝てないんだよなあ。


10月24日(月)

 なんかもはや、遠い昔の出来事のように感じられるのですが、土曜日のことを書き残しておきましょう。

 六大学野球の秋季リーグ。明治は先週、早稲田に2勝すれば優勝が決まっていたのに、なぜか落としてしまいました。なぜって、早稲田の左エースを全然打てなかっただけですが。

 私は明治が優勝を決めるかもしれない試合を観に行っていたのですが「あ、落とした・・・・これって去年もあったな」と、どーも絶対私に優勝の瞬間を見せたくない呪いが発動しているらしい。

 ただ、明治が先週で決められらなったので優勝の行方が混沌としていて「次の明立戦で立教が2勝1敗で明治に勝つと、優勝は早慶戦のどっちか」ってなったようで、盛り上がる早慶関係者であった。

 わけわからないので、もう見に行くのやめようかと思ったのですが、土曜日はほどよい曇天であったのと、直前のドラフトで「明治の柳と星は鉄板だったとしても、立教も田村と澤田が指名された」ということもあり「みんなの大学ユニ姿観るのもこれが最後だし」と神宮球場に行きました。

 中日にドラフト1位指名された明治のエース柳は、中三日なので、本調子ではなかったようですが、6回まで無失点で3-0になっていて「これは明治が勝つな」って雰囲気でした。つーか、ここに来て、澤田が先発とか、立教のほうがなんかブレていた印象。

 そしたら7回に、なんか不思議な感じで立教が1点入れた。
 明治にしてみればアンラッキーな感じでランナー進めちゃって、満塁になって内野ゴロだったのにホームで刺せなくてって感じで。

 そして3−1のまま立教の最後の攻撃になるはずの9回表を迎えた。
 ブルペンではダブルエースの星や、1年生左腕(サイドスローっていう珍品)で背番号1で未来のエースである斎藤君が準備してました。

 えーと、細かいこと覚えてないんだけど、1アウトの後だったっけな?ヒットでランナーが出て、柳も疲れがあったのかもしれないけど、牽制あまりしないまま、簡単に二盗された。
 ただ、次の打者を抑えて、2アウト2塁にしたところは「さすが」って感じだったのだが、次は投手の田村の打席だったので「代打でしょ」と思っていたのだが、代打のコールはなく、田村がそのまま打席に立った。

 え?なんで?と思ったが、田村が左打者だったのと打率も2割5分だったので、「立教には、それを上回る左の代打いないんだ・・・・ってゆーか、ここでつなげれば9回裏は田村が投げて勝つって作戦?」ってわかりましたが、それにしても、高校野球だとアリだけど、この場面で投手が最終打者って・・・・と思っていたら、ライトスタンドに座っていた私の方に大きい打球が・・・・(気が小さいので外野からひっそりと見守っていたつもりだった。女性無料なので申し訳ないので、ビール飲んだり、フライドポテト買ったりと精一杯課金しましたよ)
 一瞬、「これ、ホームランだと同点なんですけど?」って思ったんだけど、そこまでの勢いはなく、右中間破る長打になって、3−2になり、打者の田村は3塁に進みました。

 あーやべーよ、やべーよ。

 柳ってこういう局面でよく同点にされて、延長でさらに投げて、ギリギリのところで勝つっていうことけっこうあったからなあ。ああ、だから私は柳が大好きだったんだ。ビシバシ完封することもあったけど、「なんかいっつも苦しい場面でギリギリ勝つ」っていうの何度もやっているから。

 ここで明治が負けると「立教が勝ち点あげると優勝の可能性が」って早慶陣が盛り上がってしまうが、柳は本能的にそれを狙っているのだろうか?と思っていたら、レフトに浅いフライが上がり、「ああ、これ、前に落とすかも」と一瞬思ったのだが、レフトが無難に捕球してゲームセット。

 はあ、柳せんぱい、マジ劇場型なんですね。プロでも頑張ってくらさい。

 ただ、ここで立教優勝の芽は潰したようで、立教の最後の打者になってしまった子がベンチ前の応援席への挨拶で泣き崩れていた。ああ、美しきかな、学生野球。ほんと、紙一重だったよね。

 日曜日は仕事だったので、午後になるとスマホで試合経過チェックしていたのだが「星くんもドラフト指名されて、やっと本気出した?」って感じで、7回1失点でまとめて、1年生・・・じゃなかった、もう3年生の斎藤くんに繋いで、勝ちました。

 
10月21日(金)

 そういや、私が子供の頃だったり、高校生くらいの頃って「国民一人一人の意見を汲み上げて」とか、よく言われていたけど、ネット時代になって、ほんとに「みんなの意見」が視覚化されてみたら「やっぱ全然収拾不可能なんだな」ってよーくわかった。

 この間もとある地方自治外の写真コンクールの入選作品に自殺した少女が写っていたっていう案件でも、「入選取り消すなんてけしからん!」って意見と、「それが正解かわからんけど気持ちはわかる」って意見が出ていたけど、それを受けてテレビの中の人たちなんて「そういう覚悟も無いのに写真コンクールなんてやるべきではない!」っていう、私からすれば「はあ?」って意見を力説していた。

 いやあ、地方自治体が開く写真コンクールなんて、だいたい緩いもんでしょう?
 たまたま全国ニュースに取り上げられるような騒ぎになったけど、そういうトラブルがなければ、町内会の回覧板レベルに地味に展開していたはずなので、そりゃ対応が甘かったかもしれないけど、「甘すぎる!」って非難されるような場じゃなかったのでは?

 オリンピックのエンブレムのデザインが炎上などに比べると、ほんと全然レベルが違うから。

 そういや、私が育った市でも、市の広報誌が毎年写真コンテストを開催していて、ある年に入賞した作品が町内運動会のリレーで必死に走るお父さん達の必死の表情を捉えた作品で、コーナーで3人くらいが歯を食いしばってデッドヒートしている光景だったのだが、その中の一人が我が父だった。

 その写真が入賞して、市の広報誌に載ったので「あ、お父さんだ!」と我が家でも盛り上がったが、すぐに撮影した方から連絡が入り、「被写体になった方を探していたのですが、ミヤノ父様だとご近所の方から教えていただきまして」とのことで、大判に焼いたその入選写真がお礼として届いた。しばらく玄関に飾っておいたはず。

 撮影された方の話によると、うちの父ともう一人はすぐに判明したのだが、もう一人の方がまだ誰だかわかってないようで、「御存知の方がいらっしゃったら連絡ください」と言われたが、あの後判明したのだろうか?

 うーん、あの写真を撮られた直後にうちの父が自殺していたら・・・・やっぱ、遺族としては「お父さんが輝いていた写真なので、皆さんに観ていただきたい」って思っただろうなあ。
 でも「亡くなった方の写真を拡散するのはちょっと・・・」と躊躇する気持ちもわからないでもないし、どっちにしろ、全国ニュースでやんやするような話ではないよなあ。

 よく「不快に思う人もいるだろうから」って言うけど、私自身はあまり簡単に不快にならないので、よくわからないことが多いし、「不快に思う人もいるだろうから」って言い方は、たぶん、そう言う本人が不快に思ってるんだろうから、じゃあそうきっぱり言えば?とも思う。

 まあ、ネット上では堂々と「不愉快だ、ありえん!」ってずっとガナっている人いるけど、私のビョーキになってしまった友人達は、概ねそういう感じだったので、「ビョーキの人ってやっぱ多いのね」とも思う。
 ある意味、無害っちゃ無害というか、たまに明らかにビョーキな人が殺人事件や障害事件起こすと「ああ、ビョーキだ」と思うけど、ビョーキの人って100人に一人くらいいて、そういう人が数ヶ月に一回くらいヤラかすのって確率的には「ビョーキではない人」と同じくらいなんじゃないでしょうか?

 この間、テレビで見た「たぶん、わかりにくい認知症で万引きを繰り返す老母」が執行猶予中にも再犯を繰り返し刑務所に収監されて・・・っていう話は「ああ、これ、どう解決すればいいのか誰もわからない」とほんとお気の毒でした。

 日常生活は普通に送れるし、金にも困ってないのに万引きを繰り返す程度の病って、医療でなんとかなる話じゃないし、家族だってずっと付き添ってられないし、ほんとに可哀想だけど、「じゃあ、どうすりゃ正解なの?」って言われても、私には全然解決策がわからない。

10月20日(木)

●ドラフト会議

 今年のドラフト会議は、私史上最高にドキドキハラハラしました。
 だって、六大学野球で1年生の時から見守っていた子たちがドラフトにかかっていたので、まさに母のような気持ち。
 それに、去年の慶應の谷田みたいに「明治の高山も早稲田の重信も選ばれたのに・・・・」って悲劇も体験しているので、ほんと可愛い子たちがあんな思いするのは見たくないのです。

 今年の一番人気は創価大の田中投手で、私は大学代表とプロ二軍の対戦を神宮で観たので、プロをバッタバッタと三振させて場内が盛り上がったを現地で体験しましたが、「しょせん、同年代の二軍選手だしなあ」とも思ったし、他で観たことがないので田中投手についてはよくわかりませんが、あれだけ1位指名が競合するんだから凄い逸材なんでしょう。

 そしたら、我が楽天はこそっと横浜高校の藤平くんを単独指名(笑)
 楽天は松井くんとか安楽くんとか、最近は高卒の目玉を上手にかっさらっていく作戦のようです。

 そして、私のイチオシである明治の柳は、前評判通りに中日が指名したと思ったら、横浜も名乗りを挙げていた!そうだよ、横浜は近年、「横浜高校出身でスタメン組めるんじゃね?」的に横浜高校を増やしているので、それはとても正しい戦略だと思う。ファンサービス的に。

 いいね、いいねえ。柳が先発で筒香が4番って超観たいじゃん?

 ベイスターズファンがよくぼやくのは「涌井が交流戦で投げてる時は絶対に勝たすな」ってことで、過去に何度か、横浜球場で涌井を勝ち投手にしたヒーローインタビューの時に、「ボクが高校の時の方がお客さん入ってたので、ベイスターズファンの皆さんはもっと球場に来て応援してくだい」って言われて、「ほんと、その通りなんだけど、きぃーーーーーーー」っていう。

 だから横浜高校のエースを横浜ベイスターズのエースにしちゃえば、そういう問題は解決するわけです。

 と思っていたら、くじ引きで中日に持っていかれました(笑)

 うーむ、中日かあ。
 でも、明治のエースで主将で中日ってコースは、川上憲伸コースらしいから、ってなんとなく微妙だけど、星野仙一大先輩くらいまで遡ると「柳はきっと30年後にどっかの監督になっている」と軽く妄想しちゃいました。

 さて、それで無事にイチオシの嫁ぎ先が決まったのでホっとしましたが、そしたらなんと広島が慶應の加藤を外れ外れの1位指名!
 慶應の加藤はどっかには引っかかるだろうとは思っていましたが、広島?1位指名?

 広島ってコントロールのいい投手が多いイメージがあるんですが、あの荒削りな加藤をどう使うっていうんでしょう?優勝しちゃって、鈴木本部長が書類の決済を間違えたとか?(笑)
 あと、広島と六大学野球って、「イケメン狙ってね?」って感じで、明治の野村とか、早稲田の福井とか、ヤサ男系を獲るイメージがあったので、「ここで、脳筋系オモシロキャラだけど慶應ボーイの加藤ときたか」と・・・・

 さて、お次は2位指名で、日ハムが早稲田の石井。
 今年は投手の当たり年なので(大谷・藤波世代)、どのチームもやっぱ投手ばかり指名している中で、さすがハムさんお目が高い。石井はルックスも爽やか系なので、タレント活動も重視される日ハムではブレイクする可能性が高いでしょう。

 そして、ヤクルトが明治のダブルエースの星くんを指名。
 うーん、正直、私は星をあまり評価していないのだが、あの中盤で集中力が切れる感じっていうのは、プロでみっちり1年くらい鍛えたら、体力ととも集中力も増すのかもしれないし、「明治の柳は欠点がないところが一番の長所」って小宮山先輩もどっかの記事で書いていたけど、柳はもうかなり完成されちゃっているので、「春と秋のあの感じをプロのシーズン通して発揮できたら10勝はするだろう」って思うけど、星のほうが伸びしろはあるのかもしれない。

 さて、これで六大学秋季リーグで、一番優勝に近い位置にいる明治のダブルエースが順調に指名されましたが・・・・今週末、立教との試合での優勝の行方が非常にややこしく、明治が勝てば明治が優勝、立教が勝てば、早稲田・慶應・立教に優勝のチャンスがあるっていう大事な試合なのに、明治のダブルエースが「プロ決まっちゃった、えへ?」状態で、相手の立教のエースが指名されてないと、観ている客も辛いではないか。

 と思っていたら、西武が6位で立教の田村投手を指名。
 うん、田村もまだ未知数な感じで、プロ入りしたら化けるかもしれないけど、指名はかなりボーダーラインだったんだろうなあ、って、違う、そこじゃない。

 今週の立教と明治の試合が決した後、10番の主将背番号を背負った両校のエース様が「じゃあ、次はプロの試合で」とガッチリ握手しないといけないのよー。

 つーか、立教の澤田は、大阪桐蔭高校で、藤浪の二番手だったのよー。

 しかし、6位指名が終わっても澤田の名前はなかった。
 帰宅して、さっき結果を観ていたら・・・・あった!澤田の名前がオリックスの8位指名にあった!
 8位指名っていうのも凄いけど、藤波が阪神なのに、澤田がオリックスっていうのも、ある意味、澤田らしいなあ。

 澤田という存在には大いに楽しませていただいたので、ほんと頑張ってほしい。

 これで今年の六大学はプロ志望届を出した有力選手はほぼ指名されたのかね?
 ああ、早稲田の左のエース竹内がダメだったか。まとまったいい左投手なんだけど、加藤や澤田に比べるとインパクトが足りなかったかなあ。
10月19日(水)

 立教の澤田のことを「ワンコ型」って書いたことに、今日ふと気がついて訂正。

 あと、昨日一日中「風に吹かれて」と「ノルウェーの森」の出だしを交互に歌う練習していたら、けっこう身についたが、たまに思い出してみるとけっこう頭の体操になるので、これでたぶん、私の認知症発症は3ヶ月くらい遅くなるだろう。

 さて、今日は久々に上司に「銀行からの借入金」のことで絡まれた。

 たまにその話になるのだが、上司はどうしても心から納得してくれないようで、時々炎上するんです。
 なんで、わかってくれないんだろうなあ?

 上司がホントのところ何にひっかかってるかもよーわからんのだが、ともかく「なんで銀行からの借入金が減らないのだ?」ってことを言いたいようだが、「だから総額では減ってるんです」って主張するんだけど、住宅ローンみたく毎月返済していくタイプではなく、手形借入みたいに「1億円を1年借りて、また1年後に手形を書き換える」っていうのが、どうも許せないらしい。

 その借入だけ考えれば、そうなんだけど、他に何本か月々返済している借入があるので、そこだけ「なぜ減らないんだ」って言われても・・・・
 さらには「それを返済するために積み立て預金とかしないのか?」って言われても、積み立てておく金は結局他の銀行から借りることになりますよ?っていうと「なぜだ!!!!!!!」って・・・・

 だって、自動車ローンだって住宅ローンだって同じだろうけど、最初から「お金貯めて現金で買う」ってことにすればローン作らないけど、住宅だったら「賃貸は払いっぱなしだから、その金額をローンに充てよう」ってことでローン組むわけでしょ?
 それで家計がギリギリだけど住宅っていう資産が残るわけで、そこで息子を大学入れるために借金しても、それまで月々返済できる余力ないから「息子の教育資金は、息子が働いて借金返済できるようになるまで凍結」するしかないでしょーよ。
 それを「学資の借金返済のために、月々貯金しておく」ってことにしたら、結局他から借りてこないといけないじゃん。

 「じゃあ、学資返済も月々できるようにすればいい」と言うなら、住宅ローンの返済額を下げるしかない。

 結局、企業にしても家庭にしても「返済できる額は決まってる」わけで、それ以上は無理なんですよ。
 じゃあ、今ある借金をゼロにするためには10年かかるとして、それで終わりじゃないわけです。
 今度は次男を大学進学させないといけないから。

 会社の話ですが、借入が必要だったのは設備投資だったので、それは普通のことだと私は思ったのですが、上司は「じゃあ、設備投資しなけりゃいいじゃん」と私に凄むので「いや、それは私が決めることではないですが、タクシー会社だって何年かに一度、車両を買い替えないと事業ができないでしょ?」と言うと、「じゃあ、普通は5年で買い換えるところを10年持たせればいいじゃん!」

 家庭の話だったら、修理が必要な家で雨漏りしてても我慢すればいいのかもしれませんが、事業に要する設備が老朽化してたらダメじゃん?

 でも上司は超真面目に「設備投資しなけりゃ借金ゼロになるんだな」と言うので「私、経営のことよくわかりませんが、そんな会社はダメだと思います!」

 この上司のわけわかんないところは、「銀行から借入したくない」ってリースに切り替えたりするのだが、リースだって「借入残高」が残らないだけだし、月々の返済が費用化されるだけで、キャッシュ的にはほぼ同じなのだし、結局、月々の出費が嵩んで「運転資金を借入」になるだけ同じなんだけど・・・

 自動車ローンと自動車リースの違いだけなんだけど。

 そんなんで二人でワーワー議論していたのだが、まあ上司は私を責めているわけでもなく、自分の中に沸き起こった素朴な疑問を議論しながら考えてるのだが、何年も同じ話を繰り返しているので「なんで、相変わらずこれで炎上するんだろう?」ってほんと不思議。

 ふと思ったので、「あの、これ、怒ってるわけではなくて、私の素朴な疑問なんですが・・・」って聞いてみた。

 なんで、「銀行からの借金を減らしたい」って言っているのに、長年塩漬けになっていた投資信託がやっと買った時の値段を上回ったら、それを元手に激しく株の売買しちゃうの?
 そして、いきなり中古マンションを事務所用に買ってしまうとか?

 株式投資に関しては「普通の会社の経理って、そういう投資しているって聞いてたし、流動性のある貯蓄的に思っていた」って、上司が買った株はまた値が下がって塩漬け状態っていうか、その金をなんで借金返済に充てないの?
 そして、中古マンション購入に関しては「資産の形成が・・・」と言いながらも、上司も「あれ、将来的に不良資産だよね」ってわかっていた。
 うん、上司の上の人が「家賃もったいないから、買ったほうがいい」って断言する人で、それに逆らえなかったんだよね。
 でも、ビル買うならともかく(最初、その偉い人はビル買うと息巻いていたが、そんな金はなかったし、イマドキ中古ビル買ってもどう経営していくわけ?って思っていたので、傷は浅かったとは思う)、格安中古マンションのオフィス部分買うって、家計を無借金経営している私には「ありえねー」だったので、散々反対したんだけどさ。

 「で、マンション買ったり、株買ったりしているのに、どうして借金が減らないんだ、って言われてましても」と言ったら「お父さんが勝手に車新しいの買ったのに、なんで金が貯まらねーんだ、って話なんだよね」ってわかってるじゃないの(笑)

 だから、会社の経営って、「住宅ローン返すのが精一杯だけど、息子を大学に入れないといけない」ってことなんだけどなあ。
 上司の言ってることって、「だったら息子を大学に行かせなければいい」って話で、つーか「なんでそのための貯金がないの?」って言われてもさ。
 ねーよ(笑)

 いつも上司に説明しているのだが、会社って、タクシー会社起業しようとしたら、車両何十台も揃えないといけないので、何千万円もかかる。
 それで営業して、社員の給料やら経費やらを差し引くと、年間1千万円の利益が出ても、それは車買うための借金の返済に消えていく。
 そんで5年後にやっと借金半分返した頃に「車が寿命です」ってことになり、また借入・・・・・でも、利益出しているから銀行はじゃんじゃん貸してくれるんだよね。

 上司の不安は「業績が悪くなったら、銀行は貸付金をいっせいに引き上げるんじゃないか」なんだけど、そう簡単に貸し剥がしはできないと思う。てゆーか、私はそういう事態になったことがないので、上司に「銀行がもう貸してくれない時ってどんな時?」って言われても「さあ?」としか言いようがない。

 今の会社も、20代の時に勤めていた会社も業績が比較的良好だったので、銀行から「必要なくても私の業績のために一時的に借入してくれまへんかねえ?」って言われるくらいで、銀行の決算期に一週間だけ短期借入してあげたりしてるくらいだから、「貸し剥がし」の心配しなくてもって思う。

 一瞬だけ関わった、本当に金の無い会社は、そもそも銀行に融資申し込んだら、まさに鼻で笑われたから。
 「そりゃ、失笑するねー」って私も思った。
 まともな事業計画もなく、ただ運転資金に詰まったからって「お金貸してください」って言っても、そりゃねえ?私でも貸さないわ。

 だから私は自分の所属する会社が、ちゃんと銀行から融資してもられるのはステータスだと思っているし、上司が「無借金を目指す」と言っても絵空事だが、実際にそれを達成しちゃうと「いざ、資金繰りに困った時に困る」と思っている。
 ちょこまか借りて、ちゃんと返しているから、「おたくの会社にはいっぱい融資できますよ」ってことになっているので、それでいいじゃん。

 昔の友人だった、フリーのイラストレーターとかの連中は、仕事を完了しても、支払いが数ヶ月後だったりして、資金繰に困って実家が裕福な人は実家から数十万円とか100万円単位で短期融資を受けていたが、そうじゃない人は消費者ローンで回していたらしい。

 ちゃんと仕事して収入を得ているわけだから、最初は消費者ローンで10万円借りて、1ヶ月後にちゃんと返すと、「あなたの借入限度額が20万円になりました」とかのお知らせが来るらしく、「おお、20万円ゲット!」って思うらしい「貯金が増えたような気分になるんだよな」って言ってました。


10月18日(火)

 今月は土日出勤が多い予定なので、今日は定休消化のために休みにしていたが、昨日は雨で六大学野球の早明戦が中止になっていて、今日やることになったので「お天気いいし、ポケモンしながら神宮行くか」ということになった。

 ポケモン以外にもゲットしたいものがあったので、1時試合開始だったが、12時には神宮に着いた。
 へー、こういう時って、ちゃんと打撃ゲージがあって打撃練習してるんだ。初めて見た。
 普段も第一試合開始前はこんななんだろうか?
 第一試合は11時開始なので、開始時間前に来たことないのでよーわからん。

 それよりも、開場して間もないというのに、例の「内野席のバックネット裏の限られた範囲しかアクセスできない」という、たぶん都内でも希少な「アクセスが難しいポケモンジム」である神宮球場のネクストバッターボックスという「グランウンドレベル」にあるポケジム(悪文)をチェックしてみたら「なに、このレベル7って?」

 えーと、レベル7のジムって珍しいんですよ。
 普通に人通りのある場所のジムだと、すぐに潰されるので、5がせいぜい。
 つーか、昨日は雨で試合がなかったというのに、誰がここまでレベル上げたんだろう?
 売店のスタッフとかかな?(試合中止になるまで準備していただろうから)
 いや、試合中止になるまで運営のスタッフも詰めていただろうし、「雨予報だけどどうする?」って暇つぶしに激しいジムバトルが繰り広げられて、ああいう状態が保存されたのかもしれない。

 つーか、トレーナーレベル30超える人たちが(私はですから、やっと23)抱える、CP2000超えのカイリューがズラリと構えるジムになっていて「これ、全然無理」と眺めていたのですが、平日ですから、客席もまばらなのに、試合の合間にチャックすると、やっぱバトルしてました。

 でも、こんなに客席スカスカなのにバトルしてる人が見えない。もしかして、客席の下にいる「公式記録員」がやってるのか?(笑)

 さて、試合の方は、明治は日曜日に優勝決定のチャンス逃してがっかりでしたが、やっぱ先発は柳だった。
 早稲田は竹内で、土曜日も死闘を繰り広げた両投手であるが、それだけに疲れが溜まっているのかピリっとしなくて、明治が序盤に3点とったので「柳が先発なら、これは勝てる」って雰囲気だったが、その柳もすぐ打ち込まれて降板・・・継投はダブルエース状態になってる星でした。

 柳も星もドラフト候補なので、今週なんですよね、ドラフト。
 ドラフトはどうなるのかわからないけど、ここで早稲田に勝って、ドラフト会議の結果を待ちたいところだと思うのだが、今日は早稲田の監督の策がハマったなあ。

 先発で左のエース竹内を出したので、明治のスタメンは右寄りになってましたが、早稲田は攻撃のチャンスもあり、早々に竹内に代打出して、継投で出てきたのは北濱でした。
 私、この投手あんま見た記憶ないのですが、右のサイド投げで、その時、二階席から眺めていたのですが、「うわー、ななめってる!」ってはっきりわかる投球でした。

 体から遠いところから放るので、ベース上をななめに通過するんですよ、投球が。
 竹内対応で、右打線組んでいたのですが、「これは右打者にはキツい」って明治打線は主軸を除いて、左打者に替えて行きました。

 そしたら、早稲田は次に二山という左投手を投入。
 私の大竹くんの背番号を受け継いだ投手です。

 つーか、大竹くんが急にいなくなって「どこーーーーー!」と思っていたんだけど、六大学野球ファンのツイッターから球場内にはいるらしいことが確認できたので、だから私は日曜日も必死で通路や客席をウロウロして大竹くんを探していたのですよ。
 で、日曜日は発見できなかったけど、「平日だからきっと」と思って、今日出向いたのですが、試合開始直前にOBにつかまって通路で雑談している大竹くんを発見!
 心の中でポケモンボールいっぱい投げました。

 いや、ほんと、故障だったら、「すごいキズぐすり」とか全部あげますから(泣)

 で、その私のいち推しの大竹くんの背番号をシレっと背負ってる二山が、また最近の早稲田お得意の「軟投派左投手」で、いいときの大竹くんくらい凄くて、って全然凄そうじゃない感じなんだけど、なんでだか明治打線が全然打てなくて、ほんと早稲田の最近の変態左投手路線すごいね。

 早稲田の左投手つまみに、一升瓶開けちゃうくらいのレベル。

 というわけで、明治は柳と星というドラフト候補投入したのに、早稲田の左右作戦に負けました。見事でした。

 これで、秋の優勝の行方は混沌としちゃったらしい。

 負けた明治の選手たちはとっても悔しそうだったけど、今日はねえ、試合よりも、秋の空の刻々と移ろっていく雲が美しすぎてねえ、「ああ、神宮球場最高」ってほんと思いましたわ。
 雲の様子もすごかったけど、球場に入ってくる空気感っていうの?ほんと季節の変わり目感がありすぎて、ほんと楽しかったです。

 試合終了後、ポケジムに近づいて、ジム制覇しちゃいました。
 通路に出てチェックしたら瞬殺されて、たぶんその人が「今日の覇者」を目指してやる気満々なんだろうけど、神宮のジムってほんとマジ「会員制」なので、また機会があればここでバトルしてみたいです。
10月17日(月)

●私だけ?

 ボブ・ディランがノーベル賞受賞してもノーコメントだし、ノーベル財団とも連絡とれてないというニュースが出て「そりゃそうだろう・・・・ちゅーか、それ覚悟しての授与だろう」って思いましたが、これでなんだか「そもそもノーベル賞って?」って雰囲気になってしまったので、やっぱやめておいた方がよかった気がするなあ。

 それは置いておいても、テレビで何度もボブ・ディランの「風に吹かれて」が流れるのだが、あれ聴くとなぜかビートルズの「ノルウェーの森」を思い出すのですが、「風に吹かれて」のメロディーが頭に流れると、「ノルウェーの森」の出だしが全く思い出せなくなる。

 そして、やっと「ノルウェーの森」を思い出すと、今度は「風に吹かれて」が全く思い出せない。

 村上春樹の呪いか?ってくらいに(笑)

 で、動画で交互に再生してみると、「まあ、似てるっちゃ似てるけど、違うっちゃ違うんだけど・・・」と思うんだけど、それよりも会社の同僚にその話しても「ノルウェーの森って曲?全然知らない」とか言われてヘコみまくりました。「いや、曲名知らなくても、絶対耳にしたことあるような曲っていうか、毎年ノーベル文学賞の村上春樹がどーのこーのっていう時期にはいっぱい流れるんですが」って言っても知らんものは知らんよね。

 ああ、そっか、本来、村上春樹のBGMである「ノルウェーの森」が盛大に流れるはずのところに、ちょっとコード進行が似ている「風に吹かれて」が流れているので、混乱してるようだ。

 でも、NHKがやっている「認知症予防キャンペーン」では「歩きながら頭を使う」っていうのが紹介されているので、散歩しながら「えーと、ノルウェーの森は」って思い出すと、効果あるかも。

●また明治が優勝を逃した

 日曜日は神宮球場に六大学野球観に行きました。
 ここまで全勝している明治が、日曜日で優勝を決める可能性もあったのだが、事前にその条件読んだら、ややこしくてよくわからなかったので、「まあ、そういう可能性もあるってことで」という程度だった。

 私がチェックしに行ったのは、慶應の1年生捕手の郡司君である。
 仙台育英出身でU18でも活躍したらしい郡司君であるが、慶應に進学したのでマニアの間では話題になっていたし、早くも正捕手の座についていたので「1年生から活躍する投手や野手はけっこういるけど、捕手は珍しいな」と思ったので、3年後のドラフトを見据えてチェックしに行ったのである。

 思い返せば、こんなに六大学野球にハマっているのも最初は「ドラフト候補チェックしに行こう」という軽い気持ちだったのだが、もはやこっちがメインになってしまった。
 有原が日ハムであんなに活躍するとは予想してなかったし、阪神に入った高山の活躍は想定内というか、高山は青木と同じくらいの・・・いや、青木を超える選手になると期待してる。

 で、郡司君であるが、シロート目にはよくわからないけど、でも、堂々たる捕手ぶりで、大人だったら28歳と32歳って「アラサー」で括られるが、大学1年生の18歳と4年生の22歳って、けっこう差があると思うのだが、そういう中で堂々としている雰囲気は「大物の片鱗」なのかもなー。

 慶應と立教の試合は、慶應打線が炸裂していて、中盤には「慶應勝ったな」って展開だった。
 立教はてっきり澤田を先発に出すと思っていたのだが、点差がついた後半になってやっと登場したけど、遅いよ。まあ、最初からそういう段取りになっていたのかもしれない。勝ちパターンとして。

 澤田も大学代表選手だし、ドラフト候補だけど、なんか・・・・何かが足りない選手で、先発すると中盤グダグダになったりしがちだし、立教の大エース様なんだけど、なんか・・・・・なんかオモシロ・キャラなのだ。おデブだし。ワンコ型の投手はイマドキ希少である。(後日訂正:ワンコ型じゃねーよ、アンコ型だろ)大学生なのに、すでに体型が江夏みたいな?

 しかし、ここが学生野球ってところだが、5点差あっても主将の澤田が登板したのは、「慶應さんと試合するのもこれが最後」って意味があったようです。

 その前に凄いホームラン打っていた慶應の岩見と澤田の対決は非常に、非常に見応えがありました。大相撲の千秋楽の優勝決める大一番的に。だって、どっちもデブなんだもん(笑)
 岩見も点差開いているからフルスイングするし、澤田もほぼ直球勝負してました。

 試合終了の挨拶の後、澤田は慶應の選手たちに握手を求めましたが、まっさきに行ったのが岩見のところで、横で無視されてた慶應の主将の重田が挙動不審になってました。(岩見は3年生だけど、重田主将は点差ついてから守備についた、いわば控え選手)

 そうそう、澤田と岩見の対決の時、岩見がバットを手放してしまい、ピッチャーマウンドの澤田の近くまでバットが飛んだのですが、澤田は嬉しそうだったなあ。「あ、俺が手元狂わせた」って感じで。
 さーせん、さーせんと謝る岩見に「うん、いいの、いいの」って余裕の澤田でしたが、だって5点差で負けてるんですから(笑)

 ああいうシーン見ると「高卒でプロ入りする道もあるけど、大学進学するっていうのも選手によってはアリかも」って思います。
 パのクライマックス・シリーズで大谷君が抑えで登場して165キロ連発したんだけど、ああいう選手は高卒でプロ入りして徹底的に鍛えればいいけど、18歳で社会人になるのってけっこうキツいと思うので、大学や社会人を経たほうが後で伸びる選手もいるんだろうなあ。

 特に投手は、明治の柳もそうですが、主将になってしまうと自分が登板しない試合でも主将の役目があるので、きっちりベンチにいるし、それはけっこうな負担だろうけど、プロ入りしていたら味わえない負担なのでしょう。

 で、明治は「ドラフト候補の柳と星のダブルエース」なのですが、「ねばってねばってねばって勝つ」っていう横浜高校の涌井先輩の生まれ変わりみたいな柳に対して、星君はちょっと軽い感じというか、急速は出るけど集中力続かないタイプのようだが、せっかく慶應が立教に勝ったので「明治が勝てば優勝」というお膳立てしてくれたのに、星くんで負けちゃったのだが、さーて、明日の早稲田との第3戦はどーなるんでしょー?


10月13日(木)

 さっき帰宅する電車の中でツイッター眺めていたら、タイムラインに「ボブ・ディラン」が散見されたので「あ・・・お隠れに・・・」と思ったのだが(そう思った人多いよね?)、なんと、「ノーベル文学賞受賞」であった。

 「ええええええええ?」よりも「はあ?」って感じで驚きました。

 つーか、最初に思ったのは「本屋さんが気の毒」であった。
 日本の書店にとってはそりゃ、春樹さんが受賞するのがベストだろうけど、海外の作家が受賞してもそこそこ売上あるんだろうし・・・・って、いつもほとんど翻訳されてない作家が受賞するんだけどさ(笑)

 まあそれでも、書店にとってはノーベル文学賞の発表が客足を集めるきっかけになる大事なイベントなんでしょうに、ボブ・ディランって、レコード屋のテリトリーとは・・・・

 つーか、ノーベル財団もなに考えてるんでしょう?ビートルズやストーンズほど全世界全世代あまねく普及していないとはいえ、ロックファンにとっては超大御所にノーベル賞って?
 私は、あまりボブ・ディランに思い入れが無いのだが、ファンの皆様はどう思っているのだろう?みうらじゅんとか困惑しまくってそう。

 明日の朝のニュースショーとか、どう報じるんだろう?それで、各局の「ボブ・ディラン度」がわかりそうだが、わかったからって(笑)

 とか思いながら、帰宅してテレビつけたら丁度、ハルキスト達かがっかりしている映像が流れたのだが、その直後に「タイ国王崩御」のニュースだったので「お隠れになったの、こっちだった!」とびっくりしました。
 昭和天皇崩御の時と似たような状況であることはわかっていたので、時間の問題だと思ってましたが、政治的影響力の強い国王だったからなあ・・・・大丈夫かなあ。

 話戻るけど、ほんとボブ・ディランにノーベル文学賞って、少し前の「蓮實重彦に三島由紀夫賞」みたいな味わいがあるのですが、蓮實御大はカメラの前で堂々とその違和感を表現してくれて「さすが期待を裏切らないわ」と感動しましたが、ディラン御大がどういう対応するのか、私には全く想像がつきません。


10月12日(水)

 私は今でこそかなり衰えてきたけど、少し前まではとても記憶力が良かったので、「先輩の話」もちゃんと覚えていて、よく参考にしていた。

 具体的には、私が20歳くらいの時、アラフォーだった母があちこち病院通っても原因不明だった体調不良が自分がアラフォーになった時に起きたが、「ああ、これ、ママンも騒いでいたヤツや」と思い出し、ネットで調べてみると「中年女性に非常に多いが、特に病気ではない」って断言してあって、「あ、やっぱそう」と安心できました。

 なので、今でも先輩たちが語る「不調」については「いずれ私も通る道」だと思って真剣に拝聴しているのですが、今日は休みだったので(日曜も月曜も出勤していたし、今週の土曜も出勤なので)美容院に行ったのだが、隣の客である老婦人と美容師の会話がなかなか勉強になった。

 その美容師は犬を飼っているのだが、もう高齢になり「餌食べなくなって・・・」

 加齢のため前から歯が抜けていたので、餌を舌ですくい上げて食べていたのだが、もう舌で頑張る気力もないらしい。ただ、奥歯は残っているので、口の端にジャーキーなどの「おやつ」を差し込むとなんとか食べるので、全く食欲がないわけでは無いらしい。

 それを聞いた老婦人は「人間も同じよー」
 彼女の夫は、病院で処方された錠剤を水で飲んでも、水だけ飲み干して、錠剤が口に残ってしまうんだとか。へーー、そうなんだ。飲む力が弱くなり、ただ水を流し込むだけになっちゃうからなのかね?
 そしたら誰かに「薬を飲む時は顔を右側に傾けて飲むといい」と教えてもらったら、ちゃんと飲めたとか、それでも飲めない場合には、コップの水の中に錠剤浮かべてから飲むとイケるとか。

 「へー、なるほど、高齢者は薬も上手く飲めなくなるんだなあ」って覚えておこう。そして、その場合の裏技というのがあるってことも。

 そっか龍角散が最近、薬を飲みやすくするゼリーを宣伝しているが、あれって入れ歯固定剤くらい老人には必要なものだったのね。
 斜陽国家日本において、今後しばらく「絶対に売れて儲かる」のって、高齢者用消耗品だよなあ。
 だって子供用おしめって、子供は3歳くらいで卒業してしまうが、高齢者用おしめって、平均して何年くらい使うんだろう?

 おしめで思い出したが、母方の祖母が在宅介護を受けていた時に来てくれた介護士の兄さんはケアマネ目指して修行中だったらしいが(おしゃべり好きなうちのママンとの雑談からの情報)、ケアマネ講習会だかで「おしめして排泄してみる」って実習があったらしい。

 「おしめが必要な人のキモチ」を考えさせるための実習なんだろうけど、その介護士の兄さんも「そんなの別に・・・」と思いつつ、おしめつけて、おしっこしようとしたんだけど、「無理無理無理」って心境になり、なかなか放尿できなかったとか。

 へー、そうなんだ、と思った。
 私は高校生くらいの頃から下が緩く、「大爆笑したら、あ、やっちゃった・・・」ことも何度かあったし、中年になったら、予想通り尿漏れはけっこうあるので「尿漏れパッド」にも高い関心があるので「私がその実習してたら余裕で放尿できるのかも?」と思ったが、実際にやったことはない。

 それからしばらくして、父方の祖母はずっと長野の老人ホームに入れていたのだが、それは祖母の実妹が長野にいたからで、その実妹も高齢になって頻繁に会いにいけなくなったし、その老人ホームは特養とかじゃなくて、いわゆる「有料老人ホーム」で、地方だったから格安だったけど、「一人暮らしの大学生の息子に仕送り」程度の負担だったので、両親の居住地近くの特養に移すことになった。

 あの頃も特養に入れるのが難しかったが、祖母はほぼ全盲だったため、要介護度が高かったのよ。
 (受け入れる施設にとっても、全盲であるから介護しやすいという思惑があったのでは?と思う)

 それで、祖母は久々に何時間も電車に乗ることになったので、普段はちゃんとトイレに行っていたのだが(付き添いが必要だけど)、長時間移動では不自由がありそうだったから、おしめして新幹線に乗せたらしい。

 目が不自由なだけで頭は全くクリアな老人に「長距離だからおしめして」って言うの、周囲はかなり気を使ったようだが、ママン曰く「おばーさんは、なにこれ超便利、ずっとこれでいいわ、って、おしめ気に入っちゃったのよ」

 ママンの父である母方の祖父は、尿意が頻繁になったらあまり外出を好まなくなっていた。
 あの祖父の時は「じゃあ、おしめしちゃえば?」って選択肢は思い浮かばなかったけど、父方の祖母の「なんだ、これあればトイレの心配いらないじゃん?」って感想を聞いて、「ああ、これでいいという人もいるんだ」と思ったし、たぶん、私もそのタイプ。

 少し前に「箱根駅伝コースを歩く旅」に出たときも、一番神経使ったのがトイレであり、コンビニもまばらな地域ではほんとにトイレが心配で、ほんと遊行寺の坂上がってる時に「う・・・」ってなった時は冷や汗が出たが、坂を登りきったところにコンビニがあって、ほんと助かった。

 というわけで、私がもし長生きしても、おしめを拒否して撒き散らすタイプの老人じゃなくて、大人しくおしめして、自分でおしめ交換できる老人目指したいと思います。


10月11日(火)

 朝ドラ「べっぴんさん」は突っ込む所も特にないまま、どんどん話が進行して行き、主人公の幼少期から活躍していた高良くんが初恋の人に昇格したと思ったら、姉とスピード結婚(出征が決まってるから)という展開に「なんか取りつく島がないな」と思っていたら、幼少期にやはり出ていた「議員さんの大人しい息子」が立派なコミュ障に育って(イケメンだけど)登場してきて、それが今をトキメク永山絢斗くんで(もう「瑛太の弟」はとっくに脱出)「このキャラは化ける可能性がある」と期待が膨らみます。

 イケイケな姉とイケイケな高良くんが夫婦になって、主人公は口下手で、その夫も無口っていう組み合わせは新しい。かも。
 大阪制作は前回の「あさが来た」でも、主人公姉妹の夫との関わり方をメインにしていたが、今回のは、あれをパワーアップさせるつもりなのかね?
 東京制作の「ととねえちゃん」の主人公が生涯独身だったっていうのと興味深い対比である。

 さて、この間は黒テントウ虫の話を書いたが、今回は例のGで始まる虫の話である。

 ビールの空き缶はいつも水で軽く濯いでから干しておいて、区のリサイクルごみ収集の日に捨てているのだが、飲み終わってすぐに濯ぐこともあるけど、そのまま放置して、翌朝まとめて洗うことも多い。
 さらには、翌朝も放置して、仕事から帰宅してからまとめて処理することもよくあることである。

 一昨日の日曜日は、また早朝起床の外仕事だったので、前の晩飲んだビールの缶は放置したまま出勤して、夕方帰宅して顔を洗う前に水を入れて濯いで、ジャーっと勢いよく流しに水を捨てた瞬間、ボトっと音がした。

 一瞬「ボトっ?空き缶の中になんかゴミでも入っていた?」と戸惑った。
 ほら、休憩所でコーヒーの空き缶が置いてあったから、濯いでから捨てようとしたら、ボトっと吸い殻が出てきたりして「空き缶に吸い殻入れるんじゃねー、ボケぇぇぇぇぇ!」って激怒したこと何度かあるが、あの感触と全く同じ「ボトっ」だったのです。

 でも、私、空き缶にゴミなんて入れる人じゃないわけで、「ん?何が、ボトっなの?」と見てみたら、さすがの私も「ひゃっ」って言いました。立派なゴキさんが流しに転がっていたわけですから。

 いやー、空き缶の中に虫がいると思ってないからびっくりするよね。
 前にポストの中の郵便物とろうとしたら、セミの死骸が挟まっていたときにも「ひゃっ」ってびっくりしましたけど。

 それにしてもゴキさんは、ビールの空き缶に水飲みに・・・っていうかカロリー高い匂いがしたので、そっちに入ったんだろうけど、出られないで死ぬもんなのかね?それとも、急性アルコール中毒ですか?

 そういや、昔、コーラを飲み残したら、そのまま置いておくとゴキさんがコーラ目当てに侵入して溺れ死ぬ、とかいう簡易ゴキほいほいの話を聞いたことがあるけど、あのビールの空き缶は溺れるほど残ってなかったはずだけどなあ?

 それよりも、空き缶逆さまにしたらゴキがボトって、ゴキが天敵な人だったり、そもそも虫全般が苦手な人だったらアパート中に響くくらいの絶叫していたかも。


10月10日(月)

 いやあ、昨日の大河ドラマ凄かったわ。

 癒し系キャラとして人気の高かった片桐様をゴジラがビムビムビーム状態になった時みたいに「まだ、あるのですか?」って主人公が呆れるほど、次から次へと語られる「なんだか知らんがやらかしちゃった。てへ?」と追い詰めていて、観ているこっちは「これ、あと2回くらい観ないと全ぼうが把握できない」という気持ちになった。

 例の鐘に刻んだ文言「国家安康」が家康に対する侮辱であるっていうエピソードはあまりにも有名だけど、あれだけ波状攻撃されると、何がなんだか・・・・
 しかも、その文言を考えた高僧役が無駄にキャラ立ってて「そこ????」と、ほーら、だから「シン・ゴジラ」もそうだったけど、無駄に情報量多いと、処理しきれなくて「もう一回観なきゃ」になるんですよねー。

 で、後半になって「戦には行かない」という主人公にヒロイン「きり」が喝を入れまくった。

 「あんた、主人公なのに、今まで大した業績上げてないじゃん?それでいいの?」(超訳)

 そっか・・・きりちゃんって「ファンクラブ会長」だったんだな。

 つーか、このドラマ「二人で一人」っていうキャラが多くて、「小松姫」が稲と「おこう」さんに因数分解されているように、昌幸パパと出浦様とか、治部と刑部とか、景勝様と兼続様とか、家康も本多ズあっての徳川家として描かれているし・・・そういう流れで「きり」も主人公のパートナーというよりは、主人公の一部だったんだね。

 で、きりちゃんが、「信繁を真田幸村という伝説にする」っていう大事な長ゼリフの中で、「小田原城が開城したのだって、あなたの後に来た、なんとか官兵衛の手柄じゃない!」って言ったので、のけぞった。

 官兵衛問題は、秀吉が君臨する「大阪編」になってから、視聴者もよく語っていた。
 2年前の「軍師・官兵衛」と、今回の「真田丸」は主人公が秀吉の下に仕えている時期が被るのだが、官兵衛が西国担当で、真田家は東国なことと、官兵衛はほとんど大阪城にいなかったはずということから、今まで名前すら出てこなかったのだ。

 私は戦国時代に詳しくないのでよくわからないが、他にも「えー、うちの推しが出てこない」とがっかりしている人は多かったので、物語の都合上、出てこない重要人物はけっこういるらしい。
 例えが無茶苦茶だが、キムタク主演の「ジャニーズ大河」に「たのきん」やTOKIOは出てきてても男闘呼組は出てこない?みたいな?

 で、視聴者が「まあ、官兵衛無視なのもしょーがないよね」って大阪編が終わって、「いよいよ真田幸村誕生! 」というこの回になって「なんとか官兵衛」が投入されたので、「え、えええええええ!」ってなったのです。

 「軍師・官兵衛」クラスタは、さっそく「なんとか官兵衛」で画像作り始めるし、歴史交渉クラスタは「きりは大阪城の奥にいた女中だったから、黒田官兵衛の名前をうる覚えなのは、史実的に正しい」と断言するし、普通にのんびり観ていた人は「片桐様が大変だったのに、なんとか官兵衛で全部忘れた!」って言ってるし。

 「真田丸 みんなの感想」にハマっていた身としては、「真田幸村の物語」をよく知る人たちが「わー、また呪いがひとつ増えた」と絶叫していたので、そう・・・・真田丸を「ベルばらみたい」と絶賛していた私であるが、ベルばらを最初に読んでいた小学生の時には、マリー・アントワネットがどういう最後を迎える人だかわかってなかったが、ベルばら連載当時にフランス革命の歴史を知っていた大人の人は冒頭の「オーストリア皇女として大事に育てられていたマリー」の描写を読みながら、「あー」って思っていたのでしょうね。

 今回の「真田丸」で私がちょびっとだけ幸せなのは、真田幸村の物語全くわかってないで観ていたので、ほんと、小学生の頃に「ベルばら」読んでいたような心地をまた味わえたことでした。オスカル様とかロザリーが「きりちゃん」ってわけ。

 で、今回のきりちゃんの喝で、「あー、たしかにこの主人公、中心に近いところにいたので、なんか凄い展開にはなっていたが、自分が主導してなんか成し遂げたことなかったんだよなあ」って思い出した。

 武田家の滅亡から始まり、上杉家がウジウジと存続しているのを眺め、豊臣家の頂点を目撃して、北条家の滅亡に関わり、そして秀吉の最後を看取り、石田治部に振り回され・・・・・関ヶ原でエンドだったはずが・・・「ん?もしかして、やっと自分のターン?」ってことなったフラッシュバックが凄かった。

 何が凄かったかって、視聴者クラスタが予想していた「これまで蓄積していた呪い」はだいたい回収したけど、ずっと鳴り響いていたのは、要介護レベルになった秀吉に「これを鳴らしてお呼びください」と枕元に置かれた「チリンチリン」って鳴る小さな鐘だったこと。

 まさか、あれが一番の呪いの音だとは想像してなかったので「やられた」と思った。

 あの「チリンチリン」の鐘ねえ、それを指摘する人がいなかったので、私だけかもしれないそ、ずいぶん前に松本清張ドラマやっていて、ネットで調べてみたら、なんと2002年だったんだけど、「松本清張没後10年記念・ビートたけしドラマスペシャル・張込み」っていうドラマがあったんですよ。

 主人公は「容疑者の幼馴染を張込みする」っていう地味な展開なのですが、見張られる幼馴染が鶴田真由で、「生活のために結婚して寝たきりの義父を介護する日々」って設定で、その寝たきりの義父が用があると鐘をチリンチリンしていたと記憶しているのですが、あれはほんと恐ろしかった。

 10年以上前のドラマなので記憶が曖昧というか、その嫁役の鶴田真由の幼馴染で容疑者が田辺誠一くんだったので「しゃーねーな」って観ていただけでですが、このドラマのテーマも「犯罪もの」ではなく、「容疑者が立ち寄る可能性がある家庭を張込みせよ」と命じられた刑事が、「家族の世話に忙殺されている女性の日常をひたすた監視」っていう苦行をしているうちに、「寝たきり老人の介護だけで1日が終わる女」を監視している自分って何?ってだんだん追い詰められていくあたりが、「松本清張マジ天才」だったわけですが・・・

 あのドラマの「チリンチリン」は超怖かったので、「真田丸」で秀吉の「チリンチリン」が出てきた時に「あー、これは・・・」って思っていたのですが、秀吉が亡くなって、今更主人公が「豊臣家臣として戦わない?」って時にあのチリンチリンが鳴り響くんだ・・・・三谷幸喜もあのドラマ観ていたのかな?


10月9日(日)

●生命の神秘

 足が6本だったり8本だったりする虫は、邪魔だと思わない限り放置しているので、よく蜘蛛と同棲状態になるのだが、たまに掃除機で吸っちゃって「ああああああごめええええええん!」ってこともあるが、先日は、壁に黒いテントウムシが止まっていたけど放置していた。

 そしたらその翌日、トイレに入ると、便器の水が溜まってるところに黒いゴミが浮いていたので「何これ?」と思って凝視してみたら、なんと、あの黒いテントウムだった。
 水飲みたかったんなら、台所に食器つけたまま放置しているタライとかあるのに・・・なぜトイレに?

 もー、なんか溺れて死んでるようだったので、そのまま用を足して水を流した。

 次にトイレに行くと、黒テントウはまだ浮いていた。

 そっかー、こいつら、川に落ちてもそう簡単には死なないような仕様になってるんだなあ。
 イマドキの高機能トイレだったら知らないけど、うちの昭和の香りがする古い洋式トイレの水力だと、少し流れの速い川に落ちた程度で、濁流を浮力で乗り越え、そのまま浮いていたらしい。

 そのうち撥水機能や防水機能が失われるだろうから、何回か流せば流れるのかもしれないけど、毎回テントウ虫に向かって排泄するのもちょっとなあ・・・とご遺体を眺めていたら・・・・動いてた。

 もー、しょーがないから、指でつまんでから、軽く水で洗って、ティッシュの上に置いてあげたら30秒ほどで元気に歩いて、どっか行きました。
 ううう、トイレ落ちした昆虫と同棲かよ・・・・・

 しかし何度か日記に書いているが、幼少期の私のお気に入りの遊びが、アリをいっぱい捕獲して、水を溜めたバケツに放り込み、水を洗濯機のように攪拌してから、浮いてるアリをつまみ上げ、コンクリのドブ板の上に並べて「看護」しているつもりで、しばらくして乾燥したアリが歩き始めると、またバケツに戻し・・・・って繰り返していたら、アリはほとんど死亡していた。溺死じゃなくて、水流で手足や触覚が傷んでいたっぽかった。

 そう思い出すと、あの黒いテントウ虫は私が昔いっぱい殺したアリの生まれ変わりかもしれないので、また落ちたら今度は迷わず救出するから・・・と思ったが、でも「何回流せばテントウ虫は流れるのだろう?」って実験したくなる可能性もあるので、あまりトイレには近寄らないようお願いしたい。


10月7日(金)

 ポケモンGOは、まだやっとレベル22ちゃいなのだが、ほんと上手くできたゲームだなあ。と思う。

 うっかりジムでバトルすると、回復アイテムすぐになくなるので、回復アイテム収集の旅で2日間くらいかかったりするのだ。とにかく、ひたすらウロウロしないといけないゲームであるが、加齢のためか、多少歩き回っても全然体重減らないのも悲しいことよ。

 加齢あるある、としては、「虫さされ痕が全然治らない」というのが最近の悩みで、先週プチっとした虫さされがあり「蚊じゃないのはわかるが、ダニでもなさそうだし、なんだろう?」と思ったが、ガシガシ掻いていたら、ほんのり炎症を起こし、直径5ミリくらい化膿した感じになったまま、なかなか治らないのである。

 こんなんじゃ、大腿骨を骨折したら、あっという間に寝たきりになりそう・・・と不安になるわさ。

 さて、朝ドラ「とと姉ちゃん」は終盤はイマイチ面白くなかったが、惰性でなんとなく観ていたけど、主人公が生涯独身の朝ドラって、もしかして初めてじゃなかったのか?
 「あまちゃん」も結婚してなかったけど、そもそも主人公が20代前半で終わったドラマだったから例外だとしても(あの例外感もそれなりに凄かったけど)朝ドラの主人公に夫がいないと、展開がかなり難しいんだなあ、ということが地味にわかりました。
 夫にも匹敵するパートナーが「暮らしの手帖」の名物編集長をモデルにした唐沢寿明だったんですけど、今まで観た朝ドラでは、あの立場の役って、「あさが来た」のディーン様とか「ごちそうさん」のゲンちゃんとか、主人公に夫がいてからこそ輝く「夫以外のパートナー」だったわけで、朝ドラって夫の役がけっこう大事なんだなあ、と「とと姉ちゃん」眺めていてよーくわかりました。

 で、大河ドラマの真田丸にも重要人物に独身女子がいて、長澤まさみが演じる「きり」なんですが、一応、当初から「ヒロイン」と公式的にもされていたのですが、視聴者が「そのうち、側室になるのかなあ?」って思っていたら、今のところ、そういう気配すらない。

 この「きり」の設定って、三谷幸喜が狙ってやったのだとは思いますが、春先の前半までは「だからダメだよ、最近の大河は!」の化身というか、雰囲気が現代のギャルそのもので浮いており、浮きまくっており、「ウザい」と盛大にディスられてました。

 私は「確かにウザいけど、ここまで正々堂々とウザいのってわざとだろう」と生暖かく見守っていたのですが、主人公が秀吉に仕えるようになって、いろいろ雰囲気がキツくなってきたころになっても、「きりちゃん」だけは、ずっとウザいままで、そしてなんだか、順当にキャリアアップしていて、秀吉が死ぬ頃になってきたら「なぜか、きりちゃんが癒し」って意見が沸騰しまくっていた。

 そして、きりちゃんは、たぶんドラマ内年齢では少なく見積もっても40歳超えているのだが、未婚のそこそこできるキャリアウーマンであり、主人公から見れば「唯一本音言える幼馴染」として地味に君臨しているのである。本来、「主人公の幼馴染で一番の忠臣」っていうのは、上杉景勝さまと直江兼続さま〜ってあたりなのだろうが、「真田丸」でもそういう主君と忠臣っていうのはいっぱい出てきたが、「きりと信繁」の関係は史実に無いので脚本家の「遊び」が一番出ているがゆえに「なんじゃこりゃ?」感も強い。

 ここ最近、NHKオンデマンドで真田丸のおさらいしていたのだが、「小田原の北条氏の滅亡」とか、真田幸村の今後辿る道らしくて、「真田丸」は三谷幸喜の脚本家としての代表作になるのは間違いないけど、三谷脚本の特徴である「あるモチーフの繰り返し」が交響楽的な完成度にまで達したのかなあ?

 とりあえず、個人的には「シン・ゴジラと真田丸は何度見返しても面白かった」ということなんだが、何度か観ていたら「ああ、真田丸のきりちゃんて、たぶん、前妻の小林聡美がモデルなんだろうなあ」って思った。

 もし、私が小林聡美だったら、こう思ってるはずだ。「これ、あたしじゃん?でも、この役を長澤まさみちゃんにしてくれてありがとう」って。

 朝ドラの話に戻りますが、10月から始まった「べっぴんさん」は大阪制作であるし、お裁縫モノであるから、どうしても「カーネーション」を思い出し、「カーネーション」でも母方の実家は神戸の裕福な実業家だったけど、「ぺっぴんさん」のヒロインは神戸のお屋敷のお嬢様としてのスタートなので、いろいろ違和感はあるのだが、戦後の物資が不足する時代になってからが本番なんでしょうから、あまり突っ込まないでゆるい気持ちで観ています。


10月2日(日)


 久々に神宮球場に六大学野球を見に行った。

 第一試合は、東大と早稲田だったんだけど、「んー、先発の竹内くんがまあまあだから、継投出てこないかねえ?ブルペンでも大竹くん出てこない?」と思っていたのだが、背番号13番の左投手が投球練習していたので「ん?大竹くん?なんか違う感じだけど・・・目がさらに悪くなって遠くが見えない」と思っていたのだが、試合終了後に背番号13の選手をチェックしていたら、やっぱし全然違うので「どうして?」と思ったら、大竹くんはベンチ入りもしてないし、背番号は別の選手に譲っていたのであった。

 故障か?・・・・

 先週の立教戦には投げていたようだが、ピリっとしない内容だったようなので、どうしちゃったんだろう?

 第二試合は、明治と法政だったが、法政の熊谷投手は立ち上がり順調で「こりゃ僅差のゲームになるな」って思っていたのに、なぜか突然急にグダグダしはじめ、4回で替えられちゃったのだが、対する明治の星投手は、8-2と大量援護を貰ってスイスイと投げているかと思いきや・・・・7回に150キロ台の速球を連発するなあ、と思っていたら打ち込まれて交代。

 星くんファンらしきオジさんたちが「ここで交代とか安定感ないから監督から信頼されねーんだよ。ブルペンでは柳が投球練習してるぞ!」とキレて帰ってしまっていた。

 星は柳よりも球速出るし、「高校時代のプロ注目度」としては、星の方が有名だったらしい。
 どちらも高卒でドラフトにかかってもいいような選手だったけど、なにせ、今の大学四年生って大谷・藤波世代なんですよね。

 それにしても、今年の大谷くんは、「上手に進化させたポケモン」みたいなことになってしまったなあ・・・って、私、強いポケモンの作り方には全く疎いですが、三段階で進化させるタイプは、素質見極める必要あるらしいということを理解したけど、どう見極めていいのかまでは全然わかってない状態です。

 そんで、明治は前から「土曜日に柳が先発で勝利して、日曜日は抑えの切り札で使う」っていう、かつて楽天が優勝した時はマーくんをそういう使い方したけど、確かに柳は、マー君とか涌井とかダルビッシュ的な要素をいろいろ持っているので、監督が「とにかく絶対に勝つ」って思ったら、ああいう使い方になるんでしょうね。

 私はそういうラスボス的な使い方しても負けた柳も見たことがありますが、「柳出しても打たれたんならしょーがない」って感じになるのはわかるし、今日の場合にも、同じく4年生で、ダブルエースであるはずの星に「おめーがちゃんと最後まで投げないと柳に迷惑かかるんだぞ?」ってことなんでしょう。

 で、抑えで出てきた柳は、「柳せんぱい、超すごいっす!!!」でした。

 「へー」って思ったのは、8回に登場した柳が、9回を迎える前にベンチ前でキャッチボールしていたのですが、その相手が星くんだったこと。
 普通、投手のキャッチボールの相手は、控え捕手や後輩の野手が勤めるものなので、4年生の先発投手が降板後にやるっていうのは初めて見た。

 でも春のシーズンでも、「日曜日に負ければ、また明日、先発するのは柳主将」って事態が度々・・・・じゃなく、全カードそうだったという事態だったので、柳センパイの投球回数すごいことになってましたからね。まあ、慶應の加藤も同じくらい投げていたけど・・・

 さて、今日は10月になっても夏みたいな陽気で、最初は女性無料の外野席に入ってみたのですが「超あちー」って1時間くらいしか持たなかったけど、六大学外野席名物「フケ専天国」なオジさん及びにジジイどもが上半身裸になって日光浴している今年最後の光景だったかも。

 ほーんと、自分がフケ専ホモ男子だったら、あそこ超天国なんですけどねえ。(おっさんの裸など全く見たくもないのにいっぱいいるのが腹ただしいが、そういう趣味の人からすれば、水着美女が大集合くらい喜ばしいのだろうと想像して必死に耐えているわけです)

 あと、ポケモン始めてから、初めて神宮球場に行きましたが、ポケストップが球場内からも数カ所アクセスできるし、イニングの合間にやってみたら、けっこうポケモンが出現するので「お、いいぞ」と思ったのですが、球場にジムが立っていたのでジムにアクセスしてみると「もっと近づいてください」

 え?ネット裏の席にいるのに、アクセスできないってどこにあるの?と思って、よくよく確かめてみたら、神宮球場のジムって「ネクストバッターサークル」でした。

 ど、ど、ど、どーしてそんなところに?

 内野や外野の正面入り口にあるポケストップはと外からももちろんアクセスできるのだが、「ネクストバッターサークル」のジムはネット裏席でも後ろの方だとアクセスできなかったのである。
 うろうろして、どのくらいの範囲なら入れるのか探ったが、ネット裏席の20段目くらいが入れたり入れなかったりする境目だったが、このあたりの席ってプロ野球だとシーズンシート席か、5000円くらいする席じゃない?

 バッテリーは大丈夫よね、あと、味方ベンチも余裕だが、三塁側ベンチ上でやってみたら「入れたり、入れなかったり」だった。

 これ、都内でもすごくレアなジムなんじゃね?
 それでも、さすがわポケモン、刻々とジム制覇の戦いは野球と並行して進んでいた。
 これって、試合終了後にジム制覇したら、次の試合までキープできるんですよね?

 まあ、最後までいるのは客じゃなくてグラウンド整備や清掃や警備スタッフなので、そういう人が毎日「さーて帰るか、ジムよし!」って、そっちのセキュリティーもやってるのかもしれませんが・・・

 しっかし、そういうわけで神宮球場は野球に全く興味なくても、ポケモンでけっこうレアな遊びができるようになっていました。みんな、遊びに来てね!


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