可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

10月31(土)

 今日は休みだし、曇りだったので、行ってきました早慶戦。

 今日は早稲田の先発は小島君だろうから、ほんとは明日の大竹君予想の日に行きたかったんだど、明日はまたイベント仕事なので。
 そして「曇り」が重要なのは、神宮の外野席はずっと太陽と対面している状態になるので、晴れていると暑いし眩しいのである。そして早慶戦で内野席に座るつもりは全く無いので。

 行きに渋谷を通過したら、地下道に試着室が並んでいたので「うわー、ハロウィン対策か!でも、なんで東京メトロが用意しているんだ?」と思ったが、「そっか、駅のトイレが占領されちゃうからか」と気がついた。
 駅のトイレの前も通りましたが「臨時更衣室設置のお知らせ」が大きく貼りだされていました。

 おかげで「帰りの渋谷通過は気をつけよう」と心がけることができました。

 さて、早慶戦ですが、両校とも優勝の可能性のある大一番ですが、かつてのハンカチ王子や、これから始まるトップリーグの五郎丸みたいなフィーバーになってるわけでは無いので、内野席はほぼ満席状態でしたが(自由席だから日本シリーズの時よりも埋まっているように見えたwww)、外野は5割いかないくらいの埋まり方でした。

 しかし、初めて知ったのだが、普段は応援席って内野のブルペンの上なのだが(投球練習する投手の頭上でチアのミニスカートが翻っているように遠目からは見える。「いいなあ、あの場所」と思っている男性はけっこう多いと思う)、なんと早慶戦では、外野にも応援席が作られていた。
 ちょうど、プロ野球で応援団が陣取る位置だった。

 そして球場外では「内野応援席は満席なので、外野応援席へお入りください」と誘導していたが、場内に入ってみると、内野応援席は別に埋まっていなかったが、ゾロゾロと制服姿の学生さんが!
 そっか、さっき道路を制服姿の中学生か高校生が歩いていたので「なんか行事があるのかな?」と思っていたのだが、早慶の付属中高の生徒が集団で応援に来てるんだ。

 たぶん付属中高では、参加を強制はしてなくても「早慶戦を応援に行くのが生徒のたしなみ」って程度には指導しているのだろう。
 なるほど、こうして中高の頃から応援の訓練受けているのだなあ。そっか、早慶は付属中高の応援団も大学のスタイルをほぼ受け継いでいるから、応援歌も同じなんだろうなあ。

 しかし、応援席が二箇所あるし、応援指導する応援団やチアも二箇所に別れるので、さすがに校歌は一緒に歌うが、距離が離れているのでディレイかかるし、応援歌を歌うタイミングは全然違うので、要するに球場内に4つの応援団がいるってことで、正直「騒々しいなこりゃ」でした。

 大学野球の応援団は、プロや高校野球みたいに「基本攻撃側だけ」というルールはなく、両方がどんちゃか演奏するのだが、それでも「守備の時は少しお休み」になるのだが、ピンチの場面になると守備側もどんちゃかやり始めるので、そういう時はもう、場内アナウンスが全く聴こえませんでした。

 お祭りとしては面白かったけど、「応援が主役で野球がおまけ」みたいな雰囲気もあった。
 早慶戦はNHKで中継するけど、ああいうことになっているのはテレビではわからなかったので、やっぱり現地行ってみて良かったです。何事も現場観ないとダメだよなあ。

 さて、試合の方は、予想通り早稲田が小島先発で、慶應は三宮だった。左対決。
 慶應の三宮って観たことあったっけ?あったとしても、あまり印象が無いし、今期の成績みても「そこそこ」って感じだった。

 どちらも優勝がかかった大事な試合なためか、両投手とも出だしは慎重になり、四球でランナー出していてたのだが、5回まで0−0というアイスな展開になってしまった。

 今年のドラフトは「豊作」というより「逆・就職氷河期」というのか、アラフォー選手の大量引退により、例年よりも多くの選手が指名されたため、六大学でも指名された選手がいっぱいいて、この早慶戦でも、早稲田が重信と茂木、慶應が山本と横尾と4人も指名されているのであった。

 しかし、それら有名選手はチャンスでヒットを打つことができなくて、代わりに決勝打になるタイムリーヒット売ったのは早稲田の川原外野手であった。
 それで、6回に2−0で早稲田がリードしたので、慶應はまた速球派加藤を登板させていた。
 加藤が後ろに回って「絶対に追加点をやれない展開」で出てきたシーンをこの間も観たけど、あっけなく追加点与えていたなあ、と思いつつ観ていたのだが、相変わらず150キロ台の速球で押しこむのだが、スコーンと打ち返されちゃうことも多いんだよなあ。
 でも、今日は失点してませんでした。

 早稲田は好投している小島を下ろすわけにもいかずに引っ張ってましたが、さすがに8回には、疲れが出たのか変化球でストライクとれなくなっていて、ピンチになっていたけど、なんとか切り抜けて、2−0のまま9回表の慶應の攻撃。

 そこで慶應は代打を出してきて、2年生の代打、岩見君は期待通りにホームラン打ちました。

 2−1になったので慶應応援団も大騒ぎだったし、対する早稲田応援団も音量上げるので、凄いことになってました。

 早稲田はそこで、アンダースローの吉野投手に替えますが、最初の打者は打ちとったけど、次にヒット打たれて、同点のランナーが塁に出てしまった。

 もう、両応援団盛り上がる、盛り上がる。
 そして、ゴロでゲッツーだ!と思ったら、1塁は間に合わなくて、両応援団盛り上がる、盛り上がる。
 ほんと、またホームラン出たらサヨナラですからね。

 結局、早稲田が逃げ切り、これで慶應の優勝は消えました。

 明日の慶應は「負ければ早稲田が優勝、勝てば明治優勝の可能性を残す」っていう微妙な立場になるようです。

 先週の法政もそんな状況で明治を破ったので、明日はどういう展開になるでしょうか?
 法政はドラフト候補だった畔上が活躍したので、慶應もぜひ、谷田に活躍してもらいたいところです。

 私は残念ながら明日は仕事なのですが、午後1時くらいに開放される予定なので、ダッシュで帰宅すればテレビで観られるかなあ。大竹君がまた胴上げ投手になるかなあ?

 さて、ハロウィーン警報の中、青山から渋谷まで歩いたのですが、雑踏の中で時々どぎつい仮装している人とすれ違いびっくりしてましたが、今日の青山通りはいつも以上に独特の雰囲気だった。

 早慶戦の時って、神宮外苑の軟式球場の所でデザイン・フェスやっているので、「文化の秋」な若者も多いのですが、さらに青山学院は学祭でごった返してました。
 そういうギャラリーの多さを目当てにしていたのか、スーパーカーを何台か目撃した。

 通常の週末の青山通りでも、たまにブロロロロロってエンジン音が派手なスーパーカー見かけるのですが、今日はずいぶん多かったぞ。白いランボルギーニは3回くらい観たので、たぶん同じ車が周回しているんじゃないのかなあ?

 そして、青山付近の商店街主催なのか、あちこちでライブやってたり、イチョウ並木には屋台が出てたりと街中がフェス気分&仮装だったし、さらには、あれも時々見かけるのだが、マリオの仮装してマリオカートで青山通を走るグループもいた。

 「ああ、日本は超平和だ」と噛み締めながら渋谷に入ると、ハロウィーン警報地域を避けて南口を通過したのに、仮装した人がけっこういた。

 ハロウィーンは、もはやクリスマスに並ぶ勢いだなあ。
 つーか、クリスマスって「プレゼント」がメインだが(商業的に)、今はバブル時代みたいに「ティファニーでプレゼント買って、フレンチでディナーして、シティホテルでHする」っていうのが廃れたため、逆に何をするのが正しいクリスマスなのかわからなくなってるのかもしれないが、そこに台頭してきたハロウィーンの方が「とにかく仮装する」っていうのが明確なので、クリスマスよりもわかりやすいのかも。

 それで思ったのだが、私の親世代(戦後生まれ)は「子供が喜ぶから」とクリスマスを導入したが、私の祖父母である世代はクリスマスに全く興味なかったんだけど、それって、今のアラフィフの私とハロウィーンの関係と同じじゃん(笑)

 今の30代や40代の人達は、積極的に子供を仮装させて連れているけど、自分は仮装してない。
 でも、今10代や20代で仮装して渋谷でウェーイ!って人達にとってのハロウィーンだったり、今の子供が小さいころから仮装してだったり、それが10年後にはっていうのを想像すると・・・

 いったいどうなっているんだろうか?

10月30(金)

 会社付近で飲んでいたのだが、私は下り通勤なので他の神奈川在住者よりも終電が早いため、余裕をもって11時過ぎに「お先に失礼します」と抜けたのだが、飲み屋の入っているビルのエレベーターが2往復しても「満員」で通過してしまい、しかも、そのビルの階段が改装中で使用できなかったため(消防法的にはどうなんだ?非常時だったら使用できたのか?)、ずいぶん待ってやっとエレベーターで降りられれたので、終電ギリギリになってしまった。

 ところが、あざみの駅で田園都市線に乗り換えてしばらくしたら「三軒茶屋駅で人身事故のため」って電車がストップ。
 あー、本格的な人身事故(?)なら、1時間近く停止してしまう・・・・だったら、もっとゆっくりできたのに・・・・てゆーか、帰宅できるのが2時くらいになってしまう・・・と不運な我が身を嘆いていたのだが、ツイッターで田園都市線運行状況を検索してみると、「酔っぱらいがホームから転落したけど、どうやら電車にはひかれてない」という情報があったが、それも不確かな情報なので、続報を探していると、車掌と本部の通信のやりとりから、「事故処理中」ではなくて「安全確認中」って雰囲気だった。

 ほどなくして、車掌室から「順次運転再開」って聴こえてきて、電車が動き始めたのでよかった、よかった。

 さて、まだ酔も覚めていませんが、わざわざ日記書いているのは、上記のことを書き留めておきたかったのと、もう一つ書いておきたいことがあって。

 会社の近所の中華料理屋が500円で、まあまあの弁当を売っているので、私は最近はそこを贔屓にしているのだが、その弁当には杏仁豆腐のデザートがついてくるのだが、部長が買うとデザートがついてこないらしい。
 女性だけのサービスなのかな?と話していたのだが、部長によると売り子によっては、つけてくる時もあるとか。

 その店の「おまけ」は杏仁豆腐以外にもインスタント味噌汁があり、ある時、店員が「アンニンと味噌汁どっちがいい?」って聞いてきたので、部長が「どっちでもいい」(どっちも別に要らない)と答えたら、両方つけてくれたこともあったらしい。

 いい加減というか、おおらかというか・・・
 なので、私が「あの店、台湾人の経営だから、南の島の人ってそういう感じなんでしょう(笑)」と言ったら、エビワカちゃんが・・・・

 「台湾なんですか?中国じゃないんだ?」

 と言うので、「いや、そこ、ビミョーですから(笑)」と言ったら、「はあ?」と流されたので「中国本土からしてみれば台湾も中国だろうし、台湾からしてみたら、中国じゃないのかもしれないし?」と言ったら、「はあ?」とさらにスルーされた。

 へー、そういう感じなんだ。
 前から書いているけど、エビワカちゃんは私が想定する「偏差値50の善良な日本人」のサンプルで、その特徴の一つが「海外に全く興味がない」のである。
 台湾や香港の位置関係や政治背景にも、全く興味が無いのだ。

 たぶん、中国って国家が多民族国家だったり、多言語国家だったりすることも知らないのだろう。

 それにしても「あそこの中華料理屋は台湾人の経営」って言ったら「台湾?中国じゃないんだ?」って反応、じわじわ来るなあ。
 たぶん「中華料理屋なのに中国じゃないの?」って意味なんだろうけど、台湾のこと、なんだと思ってるのか不思議だ(笑)
 台湾系の中華料理屋ってけっこう多いのにね。

 ちょっと意味合いは違いますが、ラクビーW杯での、日本と対戦した「スコットランド」っていうのも「イギリスっていうチームはなくて、イングランドとかスコットランドとかウェールズとか」っていうのをサッカーやラクビーに興味の無い女子達に説明するの苦労したけど、たぶんわかってないだろうなあ。

 そして、そういう人達は、オリンピックの開会式で「◯◯◯の国や地域が参加してます」って言葉の意味を考えたこともないのかもなあ。

 いや、バカにしてるわけではないのだが、まあ、ちょっとはバカにしてるけど、前にも海外旅行で欧州に行った社員がロンドンとパリをユーロスターで移動したらしく「すごく近かった」と言っていたら、「ロンドンとパリって日帰りできるような距離なんだ」と驚いている人が多くて、「この人達、心底、欧州に興味ないんだなあ」と驚いた。

 そういう人相手に「インドって欧州に似てて、インドの中にも複数の言語の地域があって」と説明するけど、全然興味持ってくれないんだよね。

 逆にそういう人達の「世界地図感」ってどうなってんだろうか?って不思議に思うけど、それで彼らは別に何不自由なく暮らしているので、いいんだけどさ。
10月29(木)

 はあ、7回で、ヤクルトが0-4で敗けてます。もうダメかな?

 現実逃避で仕事の話でも。

 何度も日記に書いているが、会社で使用している、ああいうの何って言うんだっけ?メールでもなくて、連絡事項や進捗状況を共有するシステム、まあ2ちゃんの掲示板みたいなもんだったりするが、顔知ってる同士がああいうテキストでやりとりすると、たまに「え?この人、喧嘩売ってんの?」とキツイ書き方に戸惑うことがある。

 互いにメールでやりあうのならともかく、メーリングリストみたいな状態になっているのに「この件でこういうトラブルがあった。それでオレがクレーム受けたので、担当部署はちゃんとやってほしい」って書く気持がわからないだよなあ。

 いや、もちろん、それが他の人も共有すべき情報なら、いいんだけど、そういう話でも無いんですよ。
 外イベントの件で、直前になって会場にイレギュラー対応お願いしていたらしいんだけど、おかげで会場側がドタバタしたらしく、たまたまその人に「もっと早く言っていただかないと困ります」って嫌味言ったらしい。
 それで会場手配した部署に「そういうことがあるのなら事前に教えてほしい。ちゃんと仕事しろ」ってメーリングリストに訴えたのだが、担当部署は「それ、うちの責任者にも責任者補佐にも伝えてあるので、あんたに伝わって無いのはこっちのせいじゃない」と反撃したため、殺伐とした空気が流れて、他の社員が動揺したため、役員が「みんな、もっと仲良く仕事しましょう」と小学校の先生みたいなコメント書くはめに。

 で、その「クレーム受けたけど、オレ聞いてないし、困っちゃったじゃん」って書いた社員は別に嫌な人でもなく、人当たりのいい人なので、それはわざわざそのシステムに書き込まなくて直接話せば良かっただけなのでは?

 まず、現場でそういうこと言われたのなら、現場責任者に愚痴れば「ああ、ごめん、オレは知ってたんだけど、伝えてなかったね」で済んだはず。で、「勘弁してくださいよー」で終わったはず。

 それが、どういうわけだか、後日の「外イベント反省会スレッド」で「会場手配する部署がなっとらん」って書くから、大勢が観ているスレッドでそう指摘された担当者も「はあ?うちのせいじゃないですよ?」って態度になり、甚だ見苦しいスレッドになっていた。

 そういうこと何度も繰り返されているので、私は必要以上に「相手のミスをスレッド上で指摘しない」ことを心がけている。

 先日も、ある社員から親会社への請求明細の変更のファイルがスレッドで届いたのだが、それを確認したら「ここが変更になったら、こっちも連動するはずなのに、連動してない」というミスを私が発見したのだが、互いの上司や同僚も共有しているスレッドだったので、その社員が総務に来た時に口頭で「ここが連動してないと思う」と伝えた。

 そしたらその社員は「あ、オレ、そのファイルのこと、あんまちゃんと引き継いでもらってないんです」と言い訳したので、「そうなんだろうと思ったよ。だから、ちゃんと前任者に確認してね」と話した。

 そのやりとりをスレッドでやると、「私がミスを指摘」→「ちゃんと引き継ぎができてない」って流れになり、別に大したことじゃないのに、「恥をかく」人が出てきてしまったことでしょう。最悪、前任者が「オレはちゃんと教えた」とか絡んでくる可能性もあった。

 ですから、品質改善的な意味があって、ちゃんと残しておかないといけないミスの場合もあるのかもしれないけど、「誤字があった」くらいだったら、レスで指摘するのではなく、内線で「その字違う」って言ったらいいのにって思います。

 メールのやりとりだけだと、友人同士でも炎上しやすくなっちゃうしね。
 その昔、よく友達んちに集まってホームパーティしていたが、その準備のやりとりでも、メールだけのやりとりだと炎上しかかったことがあった。

 なんだか険悪な雰囲気になってきたので「うーむ、この流れでどう書こう」と悩んだ末、「そうだ、メールでやってるからダメなんだ」と気が付き、電話したら、かなり解消したっけ。

 私が子供の頃って、「電話で済ますのはカジュアル過ぎてマナー違反」だったんですよね。
 代表的なものが「お中元とかお歳暮には、お礼状を出さないといけない」で、それを電話で済ますのは正式なことではなかった。

 たぶん、そういう文化の影響もあって、「電子メール」が「正式な書状」にとってかわったようで、「電子メールって郵便と違うじゃん?」って思う派と「郵便時代の礼儀作法を電子メールに継承」派に別れたのかも?

 あ、今、ホークスが勝ちました。
 強かったなあ。

10月27日(水)

 昨日は山田の三打席連続ホームランでヤクルトが勝ちましたが、今日は館山がやや制球に苦しむ立ち上がりで、3回表0−4で負けています。

 さて、昨日の山田の活躍で、野球大喜利はそれをお題にしてしたが、やたらとフライデーを 絡めるネタが多かったので「山田はフライデーされたんか?」と思って調べてみたら、「フライデーされたヤクルト山田哲人と一緒にいた知人男性は上田剛史ではないかと話題」って、あー、そっか、日本シリーズ進出決めたビールかけの時「知人男性」ってタスキかけてたの、これだったのか!

 さて、昨日も日本シリーズを観ながら明治の柳投手のことを気にしていたのだが、六大学野球連盟のホームページが素晴らしくて、個人成績ランキングが過去10年も遡れることに気が付きました。

 2015年秋季はまだ早慶戦残してますが、投手ランキングは現在こんな感じ

 明大・柳の投球数が999ってwww
 立教ファンが「澤田でしか勝てないから酷使されて、だんだん劣化している」と嘆いていましたが、柳も澤田も8試合に登板しているけど、投球回が60回と40回って・・・2試合分も違うじゃん。

 これでよーくわかったのだが、六大学野球って、各大学で試合数が違うので、試合数が平等なプロ野球と比べると、投手の比較を数字で測るのが難しいんだな。たぶん、打者もそうなんだろうけど。

 私の大竹君は、2015年春季は投球回数50回だった。6試合投げて完投3回、勝利4回、球数693球で防御率0.89って、かなり凄い数字です。春季の成績だけだと圧倒的に「六大学1のエース」でした。

 そして、去年の2014年秋季の成績見てみると、なんと立教・澤田が8試合登板で投球回65と今年の柳以上の酷使ぶり。球数も943でした。完投6回で、5勝してて防御率1.11って、凄かったんですね、去年の澤田。

 あ、ヤクルト中継ぎでマツケン出てきた。テレビで観るの超久しぶりだ。

 わー、松岡もすっかりオジサンになったなあ。でも、イ・デホを三振に仕留めた時に一瞬だけ、かつての美青年の面影が蘇った。
 やった!松岡が三凡で終わらせた。

 ここでヤクルトの攻撃は「数年前の松岡と同じクラスにイケメンの川端」で、投手はすっかりベテランになったけど、それほど劣化してない摂津。
 川端がフォアボールでノーアウトで出塁!
 ここで山田とか超盛り上がる。

 山田の唯一の欠点は「顔が地味」なことである。
 会社のオジサン達と山田の話題になると、いつも「顔が地味なのが残念」と言っているのだが、すると「でも、タレ目で可愛い顔じゃん」って言われるのだが、「顔が川端で中身が山田だったら、五郎丸くらい一般女子にウケたのに」って思うわけですよ、私は。

 だって、会社で雑談してても、野球に興味の無い女性は、山田なんて名前も知らないわけです。

 まあね、ヤクルトは別にイケメン揃える必要ないしね。
 最近はそうでもないが、一時期、ホークスなんかは「顔で選んでるだろう」って時期があった。投手は和田とか杉内とか摂津とか。
 そして、日ハムも今は大谷くんだが、かつてはダルビッシュとかハンカチ王子とかアイドル性の高い選手を獲得している。

 福岡も札幌も現地行って実感したのが「女性客が多い」ってことだった。
 特に札幌は、球場がジャニーズのコンサートみたいな雰囲気だった。

 首都圏だと、しょっちゅうジャニーズ系や韓流などのアイドルのコンサートやっているけど、地方都市だと札幌や福岡などの大都市でも、そこまで頻繁では無いので、野球選手が「ライブで見られるアイドル」みたいな扱いになっているようだった。

 首都圏以外の球団は、地元テレビ局が選手を独自に取材というか、選手が出てくるバラエティー番組を制作しているのも「アイドル化」を後押ししている。
 それは、かつての全国放送だった「プロ野球ニュース」が野球選手をタレント化したのと同じ手法だったけど、首都圏では薄れている文化が地方都市ではまだ続いていることに感激した。

 シクシク・・・
 私のピロヤス君が代打で出てきたけど三球三振でした。
 私がずっと観てきたヤクルトは(イムさん目当て)、ピロヤス君のヤクルトだったんだけどなあ。
 だから、1.5軍時代の上田はよく知っていたが、山田とかあまり観た記憶が無いのだ。
 武内とか飯原とかどうしちゃったのでしょう?

 おー、「知人男性」こと上田が打ったよ!
 上田みたいな選手がノってくるとヤクルトはイケる。

 あー、9時になったけどやっと6回終了か。長いね。

 でも、4−6になったので、面白くなってきました。

 日本シリーズ観ながら、六大学野球の過去の成績眺めていたのだが、成績だけ観ていると現・楽天の立教のエースだった戸村の地味ぶりに驚いた。
 そして、ハンカチ王子こと斎藤佑樹の六大学でのキャリア・ハイが実は1年生の秋季だったとか。(8試合57回奪三振52防御率0.78)

 あ、斎藤佑樹は2年生の時の秋季も凄かった。9試合登板、7勝、投球回数65回、奪三振54,防御率0.83。
 そのシーズン、法政の加賀美は67イニング投げて、奪三振78だったんだ。

 加賀美・・・・今年、横浜から戦力外になったなあ。

 戦力外といえば、「横浜高校で二番手に甘んじた柳は」って話ですが、同級生でエースだった田原は巨人に育成でプロ入りしてましたが、今年早くもクビになっていた。
10月27日(火)

 現在午後8時30分ですが、ヤクルトの山田が三連続ホームランを打った瞬間、独り暮らしなのに「すげー、すげー、すげー」とテレビに向かって大きな声で呟いちゃいました。てへ?

 まだ試合の中盤なのでわかりませんが、この試合をヤクルトが勝てば、面白い展開になりそうです。

 さて、ワタクシは昨日の明大・柳投手の神がかった投球にすっかり魅了され、「どーしてこんないい投手が大学に進学してるのよ、プロが指名しなかったのよ」と思っていろいろ調べていたのですが、横浜高校卒の柳が「高卒ドラフト」にかかる可能性のあった2012年ドラフト会議を振り返ると「うわー」と納得した。

 巨人が菅野、阪神が藤浪、日ハムが大谷を獲得した年だったのだ。
 今のエース級ばかりじゃん・・・・
 それだけではなくて、楽天は則本を2位指名していて、ヤクルトも小川を2位指名している。
 あの年のドラフトは「当たり年」と言われていたが、3年後の今もしっかり結果出てますよねえ。

 なーんか、その年の六大学のスカウト達(?)がどんな甘い誘惑を展開したのか、想像しちゃうなあ(笑)

 「立教は選手層が薄いので、エースとして存分に活躍できるし、そうなると戸村っていうのがいましてね」って澤田を誘致したのだろうか?

 そして、柳に対しては「野村っていうのがいましてね」って感じ?

 明治がたぶん高校生にとって魅力的なのは、「スポーツ推薦専用学部が無い」ってことかもしれない。
 私が在学中の時も、政経学部に在籍している学生が冗談交じりにこんな話をしていた。

 「うっかり語学の単位落として再履修したら、体育会系が大集合していたので、前の席に陣取らないと前が見えなかったwww」
 政経学部って、そこそこ偏差値高かったのだが、スポーツ推薦の学生も多くて、そういうことになっていたらしい。

 あと、やはり政経学部の先輩から聞いた話だが、新入生の頃、春先からずっと欠席が続く学生がいて、「同じクラスらしい◯◯君って、語学の授業でいつもいないね?つーか誰も姿を観たことない?」ってクラスメートの中でも軽く話題になっていたのだが、その夏のオリンピックで水泳の日本代表で出場していたので、「あー、いつも欠席していた◯◯君は、ここにいたのか!!!」と激しく納得したらしい。
 そりゃ、入学しても全然大学に来ないよね。

 今年の明治の野球部も、阪神ドラ1だった高山は文学部だったし、同じく阪神に指名された捕手の坂本も文学部だったが、4番打者の菅野は法学部だったりする。

 私の頃は法学部に体育会系なんてほとんどいなかったんだけどなあ。
 日ハムにドラ1だった上原も商学部で、バブル時代は商学部とかほんと就職先がよくて、スポーツ推薦の学生が所属する学部じゃなかったのに。

 明治はそういう戦略でやってるのかね?「早稲田のいかにもスポーツ推薦っていう学部よりも、明治の法学部とか商学部とか政経学部っていうほうが、もし野球がダメで就職することになっても有利でしょ?」

 選手本人にはどーでもいーことかもしれないが、親にはアピールできますよね。

 早稲田の野球部なんて「スポーツ科学部」っていかにも「スポーツ推薦です」って学部の部員が多いんですもん。私が贔屓にしている大竹君だって、熊本のトップ高校出身だが、早稲田ではスポーツ科学部になっている。

 だったら、柳みたいに「横浜高校出身だが、明大政経学部」っていうほうが、もし、野球で挫折した時には効くだろう。

 って、あくまでも私の勝手な想像なので、何の根拠もございません。でも、スタンドで野球部関係者の雑談聞いていると、大学側も優秀な選手の獲得にかなりの苦労があるようなので。

 21時35分。
 かーーー、ハタケが打った!!!
 これはイケる。ヤクルトが勝つよ。


10月26日(月)

 昨日出勤してたので、今日は休みの予定を入れていた。

 なので「しゃーねーな、じゃあ神宮で明治の優勝でも観てやるか」とお天気も良かったので、神宮球場までお散歩がてら観戦することにした。

 まさか、こんな試合になるなんて予想もしたなかったです(泣)

 明治の先発、斉藤投手はややサイド気味の左投手で、けっこう低めに制球できていたと思うのだが、不運なヒットが多かったり、四球も2つ出していたので、ピンチの場面が多かったがそれでも押し出しの1失点でなんとかまとめていた。

 たぶん斉藤投手が中盤まで試合を作ってくれれば、後は柳がって作戦だったのだろう。
 そして土曜日も9回途中まで投げていた柳は、今日はほんとにキレッキレの投球だった。
 誰もが「これで明治が逆転するだろう」と思っていた。
 法政サイドのオジちゃんたちも、皆そう言っていた。「こりゃダメだ」と。

 でも、こういうのってプロでも何度か観たことあるが、片方のエースが好投していると、相手の投手もそのリズムに乗ってしまうことがあり、白熱の投手戦になっちゃうんですよ。
 今日はまさにそういう感じで、柳の力投に法政の熊谷もノってしまった感じで、さらに「そういう状態になっている柳との対戦を楽しんでいる」雰囲気もあった。

 法政はすでに優勝の可能性は無くなっているので、「目の前で胴上げされたくない」というプレッシャーの無い状態なのである。
 プロ野球でもマジック1になったまま、優勝の可能性の無いチーム相手に負け続けることがよくあるが、ああいう感じ。セ・リーグだと、終盤の優勝争いを横浜との試合が大きく動かすことがある。横浜はドームじゃないので雨天中止になった試合が後ろに残ることが多いから。

 ところで法政の畔上は今日も6打数4安打と活躍したけど、そういえばドラフトにかからなかったんだよな。
 ここんとこ、手がつけられないくらいに好調っていう印象だったのだが。

 明治の高山は鉄板だとしても、早稲田の重信は巨人に2位指名だったのに・・・
 まあ、左打ちの外野手ってことで被っちゃったのかなあ?
 高山と同じに日大三高出身なのになあ。

 そして明治は、昨日、炎上しちゃったドラ1の上原先輩のためにも、骨折で試合に出られないドラ1の高山先輩のためにも、今日はどうしても勝たなくてはいけなかったのだが、柳の好投も虚しく相手投手を打ち崩せず、延長戦をものにできませんでした。

 いや、ですから、こんな試合になるとは全然思ってなかったので、途中で胃が痛くなってきてしまい「もう別に優勝とかどーでもいいから帰ろうかな」と何度も思いましたが、柳が凄すぎたので「これは見届けないと・・・っていうか、優勝とかどーでもいーから肩こわさないでほしい」と祈ってました。

 試合終了後、明治の選手達は泣いていたけど、さっきスポーツ紙サイトを観たら、法政の畔上も号泣していたらしい。畔上が出塁してスクイズで生還したのが勝利点だったからね。
 ”22日のドラフトで指名漏れし、「この悔しさは、この先野球をやっていて、消えることはないと思う。どう生かしていくかは自分次第」と言った。”
 って記事には書いてあったけど、プロの道諦めないでほしいなあ。

 さて、まさかの法政が勝ち点獲得で、俄然息を吹き返したのが早稲田で、これで早慶戦が消化試合ではなく「早稲田が優勝する可能性大」になったようです。さらに慶應が2連勝したら明治と並ぶという面白い展開です。

 来週も日曜日出勤だし、そもそも早慶戦は混んでそうだから一度も行ったことないけど、早慶戦の大竹君観てみたいなあ。

 というわけで、自分史上最大に六大学野球に夢中になってますが、今年って各大学のエース級がほとんど3年生か2年生なんですよね。1年生の主力投手も、早稲田の小島とか法政の菅野とか。

 なので、投手マニア(?)としては、来季もとても楽しみです。

 明治の柳は、この調子で成長していけば、来年は絶対にドラフト1位候補でしょう。
 柳は横浜高校卒業する時にはプロ志望届けは出してなくて、どういういきさつがあったのかわかりませんが、チームメイトの田原投手は巨人に育成で入っている。
 柳は中学校の日本代表になった投手らしいが、横浜高校でも甲子園に行ってるけど、3年生の夏に、現・楽天の松井投手の桐光に破れて甲子園出場を逃しているのですね。

 今日、けっこうグラウンドに近い位置で観ていたのだが、柳は見かけはかなりマッチョなのだが(下半身の筋肉が凄い)意外と(失礼!)繊細な頭のいい子なのかもしれない。とにかく身体能力は抜群なのだが、投球の間合いとか、打席に入った時のボールの見送り方が独特だったので、ただの野球バカではないような雰囲気を感じた。

 とにかく、今日はほんとに凄くて、4回から登板して10回150球くらい投げていて、13奪三振って・・・・
 涌井みたいだった。
 涌井も打撃いいしなあ。ふてぶてしいしなあ。ルックスは残念ながら涌井と比べるとジャガイモ系なんだが、すでに私の中では「柳にプロ入って活躍してもらって、いい女子アナの嫁をゲット」という未来予想図が完成しました。(よけーなお世話じゃ)

 そして、同じように高校ではトップに立てなくて、藤浪の陰になってしまった立教の澤田も来年が正念場ですよね。

 というわけで、興奮さめやらぬワタクシですが、柳とか今夜なかなか眠れないだろうなあ。
 いや、ほんと、カーブとスライダーでカウントとってストレートで三球三振とか、ほんと凄かったから。

 「柳があんだけ好投したのに、見殺しかよ!」ってがっかりしたので、帰りはそのアドレナリンでガシガシ歩いて、というとう「30日で40万歩」を達成しました。
 神宮球場往復ウォーキングのおかげで、ちょっとだけ痩せた。
 ベルトのアナが2つ戻ったが、それってそもそも「余裕あったベルト」の穴が「え?これでラスト?」って驚くくらい肥満が進行したのが、やや回復というか下げ止まりというか、ピークは超えたというか・・・・来季は立教の澤田君を「でーぶ、でーぶ」とバカにできるレベルになれるようがんばります。

10月25日(日)

 ひゃは!!!

 今日は久々に支店のお手伝いに行っていたのだが、昼食中に学生バイトさんが「来週は早慶戦なので」と言ったら、支店長が「慶早戦ね」と訂正していた。
 そのバイト嬢が早稲田なのではなく、どうやら慶應らしいので、先輩として「正しい日本語」を教授しているようだ。前にもその会話聞いたことがある。

 で、慶應ガールなバイト嬢曰く「引き分けになると月曜が休講になるんです」
 「えー、そうなん?」と他のバイトが驚いていた。
慶應嬢「みんな応援に行けってことなんでしょうけどね」
早稲田「え?それ慶應だけでしょ?うちでそんな話聞いたことない」
他大学「つーか、授業なくても応援にも行かないでしょ?」

 で、私は「引き分けだと月曜日だと休みってレアケースじゃん」と思っていた。
 「引き分け再試合」のことだと本気で思っていたのである。

 私は「東京六大学の順位が決まるルール」を全くわかってなかったのだ。関心も無かったのだが・・・

 そして今日、明治が法政に勝てば優勝が決まったらしいが、やっぱし上原が大炎上したらしく、法政の圧勝だった。
 そして、明日また試合があるらしい。

 そっか!やっと謎が解けた!
 勝敗表を眺めていても「どうして、三試合やるカードと二試合だけのカードがあるんだろう?」と前から少し疑問に思っていたのだが、通常は土日に二試合やって、どっちかが2勝したら、それで終了するが、例えば今週の明治と法政みたいに、土曜日は明治が勝って、日曜日は法政が勝った場合は「1−1で引き分け」になり、月曜日にもう一試合やるのだ。

 へーーーーーーーーー

 って、ここ数年で六大学野球はけっこう観に行っているのに、初めて知りました(笑)
 つーか、頭悪すぎるダロウ、私。

 いや、ですから、どこが優勝するとかに無関心だったのと、「ドラフト候補を神宮で観ておけば、後にプロで活躍した時に『神宮で何度か観たことがある』って自慢できるかも」って下心がメインだったし(そういう自慢する機会は今のところ全く無いのだが)、スカウト目線と自分の感覚がどの程度違うのか確認したいとうこともあったし、あと、そもそも六大学にハマった最大の理由は「いつか東大の勝利の瞬間に立ち会いたい」だったし。

 今日の東大は中盤で1点リードしていたので、盛り上がっていたことでしょうね。

 私の野球観戦の目標の一つに「ノーノー達成までのジワジワ来る感じを生で観てみたい」っていうのがありましたが、楽天相手に巨人の杉内に観せていただいたので、あっけなく達成してしまいました。

 まだ達成されてない目標は「生乱闘観てみたい」と「東大の勝利」です。
 乱闘はねえ?最近は昔みたいなマジでボッコボコにするような乱闘は無いし、前に二軍の試合で、監督が審判を口汚く罵ってる場面を間近で観てしまい「オッサンがキレてる姿って、なんかヤダな」と、あまりいい目標じゃないことがわかりました。
 ただ、イマドキの乱闘でも、両軍のベンチが全員出ていったら、ブルペンで待機している投手陣も出ていかないといけない暗黙のルールがあるらしく、ブルペンが「あーあ、しゃーないな、仕事だから行くか」と走っていく場面は観てみたいかなあ?

 さて、今日は寒かったですねえ。
 昼間はずっと支店の中にいたからわからないけど、朝と帰宅時はスーツだけじゃ心細かった。
 今週は神宮のナイターで日本シリーズやるんだけど、寒そうだなあ。
 何年か前、西武と巨人の日本シリーズの時、西武ファンが巨人ファンに「西武ドームは超寒いから服装に注意」と注意喚起していた。
 それに対して「所沢の寒さなんて、大したことないだろうwww」というレスがついたが、「もし楽天の宮城スタジアムだったら、皆、ちゃんと寒さを覚悟して来るだろうけど、西武は埼玉だし所沢だと思ってるから油断してる人が多いんだよ。だから注意している」とのこと。

 その数年前に、中日と西武の日本シリーズがあって、首都圏に土地勘の無い中日ファンは「西武本拠地は東京のベッドタウン」だと思い込んで、軽装で来た客が多かったらしく、凍死寸前の客が量産されたらしい。たぶん、「埼玉の気温」を調べるために、大宮を調べちゃったんでしょうね。
 あと「ドーム球場でしょ?」って誤解もあったらしいし。

 西武球場は、背後に丘陵地とダムを抱えているし、屋根はあっても丘陵の裾にある立地のため、春と秋は冷気が降りてくる立地なのである。「春と秋は氷室、夏は蒸し風呂」ということを行ったことのある人は知っているが、セ・リーグの人はほとんど行ったことが無いので、名古屋人の多くもその寒さに苦労したが、「たぶん、巨人ファンも東京の都心と同じ気温だとお思っているはず」と西武ファンは気がついて親切心から「西武球場は首都圏平野部の気温とちゃう」とアピールしていたのだった。

 そして「ドームだけどドームじゃない」っていうのも、西武球場だけの特性なので、あの「傘さしてるだけ」っていうの、現物観てみないと、なかなかわからないだろうなあ。

 神宮球場も、都心にありますが、あの中はなぜか風がけっこう巻くので、近所の原宿とかの体感温度よりもかなり下がるから、ホークスファンは防寒対策ちゃんとしてお越しくださいね。

 さて、今日は久々の支店勤務だったが、久々に学生バイトに「羽生結弦系の美青年」が配置されていた。
 彼の美しさには、いつもうっとりしていたのだが、今年から彼はほとんどバイトに来なくなったというか、多分、大学院に進学して「月に一度くらい入るか入らないか」って感じになったらしい。

 というわけで、1年ぶりくらいにその美青年の顔を観たが「え?」って思った。

 「こんなだったっけ?」ってくらい美貌が暴落していたのである。
 美少年の命は短い。
 10代後半や20歳くらいにものすごーくキレいな子も、23歳くらいになると、だいたい「おっさん化」してしまう例はいっぱい観てきたので、「ああ、この子もやはり」とがっかりしていたら、どうやら「昨日、飲み会で家に帰ったのが1時過ぎ」と言っていたので「二日酔いで顔がムクんでるのか?」とわかった。

 若者だから回復は早く、昼くらいになったら「羽生君のようなふっくらした頬」などがやや回復してきて、だんだん美貌が回復してきた。

 ただ、面白いのは、彼と普段からよく接触している人たちは、誰も彼を「キレいな子」って認識してないんだよね。
 去年度までいた、彼と同年代の女子大生達は、完全に彼をバカにしていた。

 傍から観察していた私は「バカにしつつも、あの美しさにちょっと過剰になってるんじゃないかな?」とツンデレ疑惑を抱いていたのだが、どうやら心底「バッカじゃないの?」と思っていたっぽい。

 今日の昼食時でも、久々に勤務していた彼に、後輩の女子が「Mさんに初めて会った時、なんか、この人、人間じゃないなって衝撃受けたんですけど、最近はやっと人間らしくなりましたね」って言われていた。
 相当、挙動不審というか、言動が理解不能だったらしく、その後輩女子も「なんなの、この人?」と戸惑ったらしいが、あれから3年、「Mさんも、やっとフツーっぽくなりましね」って皆の前で堂々と言われているのである。

 すげーな。
 陰口じゃなく、堂々と本人を前にして、そんなこと言われるなんて。

 だから、顔だけだと「羽生君系」なのに、誰も彼を美形だと認識できないほどの性格のバカっぽさって逆に凄い。
 夕方になると、彼の体調不良もだいぶ整ってきて、その美しさの片鱗が見えてきたけど、やっぱ、去年とか一昨年くらいがピークだったかなあ。
 なによりも本人が自分の美しさに全く無頓着なことが萌えポイントなのだが、外見よりも内面が派手すぎて、よく「外見よりも内面の美しさを」と言われるが、内面のダメさ加減が目立ちすぎてしまい、外見の美しさが全く無視されているというレアなケースなんだよな。

 たまにしか接しない私には「内面のダメさ」がよくわからないので、「この美貌を打ち消すくらいの内面のバカっぷりってどんだけ?」と驚くしかないのでした。

 さて、日本シリーズは今日あたりはヤクルトに勝ってほしいのですが、なんだかヤクルトが東大に見えるくらい「ホークス強ええな」って展開です。

 野球ファンの多くが「ヤクルト頑張れ」と思ってるだろうけど、ホークスは偶然とはいえ「内川抜き」というハンデをもらって「内川さんのために頑張ります」って物語強化がちょっとズルいと思うけど、やっぱ見どころはヤクルトの中村捕手のリードかな。

 コアな野球ファンの皆様は、ヤクルトの中村を「古田二世」の可能性大と認識しており、ヤクルト黄金時代を早くから予感していたので、「ああ、ほんとにそうなりそう」ってコアな皆様の慧眼に敬意しかない。

 ところで、来季は巨人が「高橋由伸が監督?」ってことになり、アラフォーの皆様が「年下の監督が?」って動揺してるのが面白いですね。
 ワタクシも去年の「真中もデーブも緒方も谷繁も、みーんな年下だ!」と雪崩のように襲ってきた年下監督登場に目眩がしましたが、高橋由伸監督40歳にトドメ刺されたな。

 阪神も金本監督だし・・・(2つ下)

 おっと、ちょっと待て、ラミちゃんも全然年下だよな?

 つーことは、セリーグ全球団の監督が年下になってしまったのか?

 ううう、逆に年上なのは、西武・田辺監督(同じ年だが数ヶ月年上)とソフトバンク・工藤監督とオリックス・福良監督と、日ハム・栗山監督と・・・・良かった、パは全員かろうじて年上だった。


10月24日(土)

 東大の宮台投手の防御率1位を見守るため神宮球場に行ったが、ホームラン2本打たれて5失点でした。くすん。

 逆に立教の澤田投手は5点の援護を貰って笑顔で好投してました。

 ふーん、なんとなくわかってきたけど、六大学野球って、どのチームも毎週試合があるわけじゃないから、一週空いた時がキモなのか?

 まあ、宮台も気合入りすぎてて序盤はコントロールが定まらなかったしなあ。
 中盤は、けっこう安定していただけに惜しかった。

 ところで今年のドラフト会議は、引退する選手も多かったためか「そんなに目立った選手がいない」と言われていたわりには、いっぱい指名された年になったようだ。ドラフト7位とか8位っていうのも珍しいと思ったが、今年は10位までいたようで、そんなん過去にあったんですかね?

 明治の高山がドラフト当日に骨折報道に驚いたが、1位指名もヤクルトと阪神で競合して「えー、ヤクルト一本釣りかと思っていたのに」と生で観て「高山は青木みたいだ」と思っていたので「ちょwwwww阪神」って思っていたけど、阪神になってしまった。

 六大学から阪神の外野手っていうイメージが全く無いのだが。
 岡田????、ああ、岡田は内野手だった。
 鳥谷も早稲田出身だけど、やはり内野手だし。

 そして、明治の上原はなんと日ハムになった。
 投手育成では定評のある日ハムさんなので、やっぱ逸材なのかねえ?でも、去年、日ハムが獲得した早稲田の有原はビミョーなんですけど。

 あと、阪神は明治の坂本捕手も指名したので、「へー」って思った。


10月21日(水)

 そういや、慶應の加藤投手は私が観に行った日曜日の翌日の明治戦でも、クローザーとして登場して失点していたので、防御率が1点台に落ちてしまった。
 よって、東大の宮台投手が現在、防御率トップになってるのって、かなりの珍事なんじゃないでしょうか?
 東大は今週末の立教戦を残すのみだが、慶應は来週末の早慶戦なので、どーなるんでしょうか?わくわく。

 さて、昨日愚痴った「Hさんが超ヒマなことに他の社員が皆気がついてない」という話しであるが、E嬢が今日、「昨日話していたデータ収集をHさんにお願いしてもいい?」と私に確認してきたので「どーぞ、どーぞ」と言ったのだが、これでまた自分の首を少しだけ締めたな。

 Hさんは「超ヒマサインをビシバシ出すとミヤノさんが気がついてなんとかしてくれる」って学習してしまったかも。
 いや、もうすでにそれをわかってて、ああいうサイン出しているのかもしれないが。

 そうだった。アスペルガーな職場体験実習生を受け入れて、その世話をHさんに丸投げしていた時も、Hさんは「今日は実習生にやってもらう仕事があまり無いんですが、何かありませんか?」って私に聞いて来ていたんだから。

 まあ、しゃーねーな、これも総務部のサブ・リーダーの仕事の内だと思えば、自分がそこそこ機能しているという話なので、「私、ちゃんと仕事している」と胸張っていればいいだけだが、こういう仕事って評価されにくいのよね。
 いや別に評価されたいと思ってるわけじゃないんだけど。

 うーん、じゃあ、私がこうしてモヤモヤしてるのは何でだろう?と考えてみると「不要な人材を障害者雇用枠で採用しているために、私が要らぬ苦労をしていることを誰も知らない」ってことか?
 そして、こういうことは多くの職場で起こっているのではないだろうか?

 別の場所にある事業所でも、知的障害者を一人雇用しているのだが、そっちも「やってもらえる仕事が限られている」ので、その中身は幼稚園児くらいの人にも出来る仕事を探すのに現場は苦労しているのかと思ったら、学生バイトだったが大学卒業しても就職が決まらず、なんとなく居座ってしまった30歳のフリーター君が専ら世話している状態らしく、「それ、昨今の社会問題が複合してますね?」って話になっている。

 私の理想が高いだけかもしれないけど、障害者雇用が促進されるのなら、ちゃんと役に立ってもらいたいじゃない?そりゃ、不得意なことも多いけど、得意なところを活かしてさ。

 現場を観たことは無いが、関連会社に出版社があって、そこの校正部門は聴覚障害者が数名いて、連絡は全てメールなどでやっているので、ものすごーくサイレントな職場だとか。「へー、そっか、校正だったら、耳が不自由でも出来るもんね」と感心したし、もはやそうなると障害者雇用のレベルじゃないだろう。

 だから、昨日みたいに片手が不自由なHさんがフロア中のゴミ箱からゴミ集めてっていうのは、時間かければできるけど、両手使えないとゴミ袋の口を結ぶのがすごく大変なのです。
 それを自分の席まで持ってきて30分くらいずっとガサゴソやっていたから、私は最初の1分で「ちょwww,ゴミ袋閉じるのに苦戦してるの?」って言ったのだが、Hさんが「大丈夫です」と言うので手伝うのを躊躇したが、その後、ずっとガサゴソと苦戦している音を聞いているのが超苦痛でした。
 野球で言えば、4番打者にバントさせて失敗して2ストライクになったのに、またバントさせてファールで三振みたいな。

 でも、今回のような「ネットから地道にやればデータ拾えるけど、あまりにも手作業すぎて、一人の人が一ヶ月かかってしまうのだったら、10万円でそういうデータ扱ってる会社からデータ買えば?」って話になったら「そういうのやってくれる人材いますから!」なわけです。
 できれば定期的にそういうデータ入力やってもらいたいくらいだ。

 今日の夕方、Hさんが退社した後に、E嬢に「Hさん大丈夫そう?」と確認したら「おかげさまで、このペースでやれるのなら、データ会社に金払わなくて済みそう」と言っていたので、そういうのは本人の前で言ってくれwww

 さて、話は変わるが、少し前からけっこうニュースショーでも取り上げられていた「子宮頸がんワクチンの副作用」に対して、「あれって本当にワクチンの副作用なの?」と言ってる記事を読んだ。

 あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか

 ニュースショーの「甚大な副作用に苦しむ少女たち」を観ていて、私も「これって全部が全部、副作用じゃないような」と思っていた。なんだか思春期特有のいわゆる「ヒステリー症状」みたいなのも多そうだと思ったのである。

 全然ドシロートだけど、予防接種の副作用って、薬学的なことよりも、針刺されることの精神的ショックの方が大きいらしい。
 軽いショック症状は自分でも経験がある。下北沢をブラブラしていて、「あ、こっちの横道に行こう」と急に方向転換したら、後ろからノロノロを私の後をつけていた車のバンパーに衝突して、膝のあたりがグキーとなった。

 私もびっくりしたが、ドライバーの人も「まさか急に振り向くとは思ってなくて」とアワアワしていた。
 悪いのは自分だと思ったし、別に外傷のあるような事故でもなかったので、「大丈夫です」とそそくさとその場を離れたのだが、しばらくして吐き気と目眩がして、座り込んでしまい「やべー、ちゃんと事故処理してもらったほうがよかったかも」と後悔したが、5分くらい座り込んでいたら症状が治まったのでホっとした。

 もし、あの後、体調が悪くなったら「あの事故のせいだ」と思ったであろう。

 よく知らないで書いているが、子宮頸がんワクチン接種は、接種後にちょっと具合悪くなる人が結構多いようだ。
 私も「日本脳炎ワクチン」には嫌な思い出がある。
 なんか、あれ打つと毎回発熱して寝込んた記憶があるのだ。って、そんなに何回も打ってないはずなのだが。

 インフルエンザの予防接種で寝込んだことは無いのだが、そうやって「この予防接種はけっこうキツい」って、一度、体調不良起こすと、すごい警戒する気持はわかる。子宮頸がんワクチンで重篤な後遺症出た人の記事読んでいたら「1回目で体調不良起こしたけど、大丈夫だと言われて3回目までクリアした」って書いてあって「3回なんだ?」

 中1の子が、一回目でちょっとヤバかったのに、それ3回もやったら、そりゃヒステリー症状出そうですよね。
 さらにイマドキですから「副作用のリスク」もちゃんと提示されてて、「手足のしびれ」とか書いてあったら、しびれるわ。

 さらに親が「これは副作用では!!!」って走りだしたらもう。

 私も「副作用疑惑」でちょっとだけ辛い思いしたことがあります。
 何度も日記に書いているけど、私が通った小学校は「体育教育モデル校」だったので、かなり高いレベルの体育教育が実験的に行われていたため、運動オンチの児童には辛い学校でした。

 私はたぶん、生まれつき体が固かったんでしょうね。毎日のように開脚とかブリッジの訓練してても、さっぱりだった。

 でも、「これは全生徒がクリアしないといけない課題」として与えられたのが「ブリッジして、また起き上がってを3回繰り返す」だったのですが、私、固い体を努力で頑張ってブリッジはできるようになったのですが、そこから起き上がるのが出来なくて。

 体が柔軟な同級生達はすいすいとやってましたが、私はどー頑張ってもできなくて。

 で、私は元々、つま先立ちで歩いたり走ったりしてて、「歩行や走行の姿勢が変」と言われていたのですが、なんだかそれで足鍛えていたらしく、毎年の運動会ではリレーの選手に選ばれるくらい足が速かったので、別に何の問題も無かったのです。

 しかし、ある時、親が「リレーの選手になるくらいなのに、なぜブリッジができないのか?」と三歳下の弟のパフォーマンスと比較してみたら、私のアキレス腱付近がそうとう固かったらしい。

 そこで母親がハっと気が付きました。
 「ミヤノは乳児の時に脱腸で入院して、その時の医師が、こんな太い注射をミヤノの太ももに打っていて、こんな乳児にあんな注射って、すごい不安になったのだ!」

 私も不安になりました。「私が皆みたいに連続ブリッジができないのは、そのお医者さんのぶっとい注射のせいだった?」って。

 そんで、うちの母はマジでジーコロと当時の黒電話でその病院に電話かけはじめたんですよ。
 そして、その途中で気がついた。

 10年前にその病院にいたおじいちゃん先生がまだいるとは限らない。
 そもそも、大病院に問い合わせの電話するのには遅い時間。

 で、だんだん冷静になってきたママンは、そこでスーっと視野が広がったらしく、「うちの娘が連続ブリッジができない障害って?」と気がづいて、「多少、走る姿勢はみっともないかもしれないけど、普通に走ってるし、てゆーか、リレーの選手だし」ことに気がついて、私が乳児だったころに脱腸の治療してくれた医師にクレーム入れることはありませんでした。

 そんで、連続ブリッジなんて普通の小学校ではやらないことなので、それが出来ないからって、ということに家族みんなで気がついたので「ま、いっか」という事になり、私の足首が平均よりも固いということも「乳児の時、ぶっとい注射打たれた」ということも、その後取り上げられることはなかった。

 母親がきっぱり「副作用かも」という考えを捨ててくれたので(父は最初から「はあ?今さら何言ってんの?」って感じでした)事無きを得ましたが、母の妄想(?)があのまま暴走していたら、私も自分を追い詰めてしまっていたかもしれません。そのくらい、一瞬不安になったから。

 なので、中学校くらいの思春期の少女達が、「新しい予防接種」に対する不安とか「子宮頸がん」という、その年代の少女が最も敏感になるはずの性的な要素に対する動揺にさらされると、「ちょっとした副作用」が引き金になって、さらに悪化してしまうとうケースもあるんじゃないのかな?って思います。

 そういや、さっきも書いたように、私は予防接種の後で何度か発熱したけど、親も「あー、またか」って感じだった。
 それでなくても普段からよく発熱していたので、親が慣れっこになっていたこともあるし、親が「あんたは予防接種でよく熱出すね」と平然としていたので、私も「そういうもんだ」と思っていた。
 もしかしたら親は翌日になっても熱が続いたり、高熱が出たら医者に行こうと考えていたのかもしれないけど、たいてい翌朝には熱が下がっていたので、「副作用だ!」にはならなかったのだろう。吐き気とか痙攣とかが起きていたら、騒ぎになったかもしれないけど。

 あの頃は予防接種の副作用に無頓着だったのかもね?

 今はインフルエンザの予防接種でも「こういう副作用があります」なんていっぱい書いてあるから、あれ読むだけでも不安になる。
 そういや、同僚M嬢が予防接種の翌日に「なんかちょっと腕がしびれる」と言っていたので、「副作用か?」と思ったんだけど、私がそう言うとM嬢が不安になると思ったので「私はいっつもすごーく痒くなるんだよ」と受け流していたのだが、その後、特に不調を訴えてなかったので、「そういうこともあるんだな」くらいに記憶している。

 と、いつものように話がまとまらないけど、子宮頸がんワクチンの副作用問題は、どう解決したらいいんだろうね?
 ほんとに薬害なのか、科学的に追求する必要もあるだろうけど、そうなると、検証で争ってばかりで、治療法がおろそかになりそうだし、「被害者」だと訴えている人の人数がわからないけど、「なんか体調が悪くなったのなら、国が保障します」でも、いいのかなあ?

 ただ、そうなると「副作用のリスクが高い」ってことになっちゃうからなあ。

 難しいですよね。先日「福島の原発で働いていた人が白血病になって労災認定」っていうニュースがありましたが、あれも「因果関係で争うよりも、ちゃんと保障してあげましょう」って雰囲気だと思ったし、そうすることで、今後数十年続く福島の原発の後処理に従事することになる人達に安心して働いてもらえるだろうし。
 でも、最近、接近して無いのでわからないけど、たぶん放射脳村では「ほーら、やっぱし白血病出た!」ってだけでしょう。

 安易に認めると「国の責任だ!」になるし、頑なに因果関係を認めないと、やはり「国の責任だ!」ってなるんだろうなあ。

 ただ、症状に悩んでいる人達は藁をも掴む気持なんだろうけど、その周囲の人がねえ。
 私も放射脳な友人がいたけど、彼女は自分の体調の不具合をまくしたてていたけれども、実際に会うと健康そのもので、でも、「なにか重大な不調になった事例」を集めまくっていて、食事中に「じゃあ、奇形児の写真見る?」とか言われた時にはきっぱりと拒否したけど、なんていうのか「自説」を正しいと主張するためにだけ、そういうたまたま不幸な結果になってしまった人を収集するのって悪趣味だと思ったんだけど、ああいう悪趣味の中に「子宮頸がんワクチン被害者」もいると思うと、ほんと、どうしていいのかわからない。

10月20日(火)

 会社では、また育成選手のHさんが超暇になっていて、「オレ、超ヒマなんです」ってアピールを散々しているのだが、そのアピールをキャッチしてしまうのが自分だけっていうのが辛い状況です。

 私は自分自信が暇で苦しんだ経験があるからなのか、「暇そうな人」をついついキャッチしてしまうのだが、その受信が本当なのか、たまに自信がなくなる。
 まあ、たいてい合っているのだが、他の人がほんとに無関心だったりするので「え?私の思い込みなの?」って不安になってしまうのだ。

 今日もHさんは、やらなくてもいい余計な仕事を自分で必死に探してきて、すごい余計な時間かけてやっていたので、私は「それ、やらなくてもいいんだよ」と言いたくなったが、他の社員が全く無関心だったので、「うーむ、障害のある人が、健常者だったら1分で済むどーってことない仕事を30分もかけてやってるんだけど、それでいいんだろうか?いや、本人がいいのなら、私が口出す場面でもないか。でも、ほんとだったら褒めてやりたいところだけど、別に彼がやらなくてもいい仕事で苦戦してるだけで、傍から観たら障害者をイジメてるみたいで嫌なんだけど、でも、イジメてるわけじゃないし」とか、いろいろ考えてしまって勝手に疲れてしまった。

 そしたら、Hさんが退社した後で、同僚E嬢と部長が、とあるマーケティング・データの入力について話していた。
 そのデータ収集は、2ヶ月くらい時間がかかってしまい、今はE嬢についてるパート社員と一緒に地道にやってるけど、金払ってもいいから、もう少し外部からデータ貰って簡素化できないか?という話しだった。

 私が「それが、もし、単なる人力が必要だという話しだったら、Hさんも、エビワカさんも超暇なんで、手伝えるんだけど?」と言ったら、E嬢は「えー、そうなんだ?」

 「だって、今日だってHさんが、各自のゴミ箱のゴミ収集してくれてたじゃん?あれ、他に何もやることなかったからなんだよ?」

 と私が言うと「ああ、そうだったんだ」

 凄いね、Hさんはあれだけ「暇です」サイン出しているのに、全然通じてないんだね。

 これも何度か日記に書いているが、私がこの会社に入ってすぐ、その「暇地獄」に陥った。でも、人見知りだったから「手が空いてしまいました」と言えなかった私は、小学校の教頭先生が言っていたことを思い出した。「全校で校内清掃をしている時に、やることが無くなってしまった人は体育座りをして待機していてください。」

 そう、忙しい指揮官に向かって「やること無いんですけどー」って言うのは迷惑なので、黙って「待機中です」って態度で見せるのがヨシと教わっていたので、私は堂々とネットサーフィンしていた。明らかに暇そうだったので、上司が気づくと思っていたのだ。

 そしたら、ある時、上司に別室に呼ばれて「ネットで遊ぶのやめてください」と言われて、ガガーン!
 上司はその当時、課長だったのだが、課長は私が暇なのに気が付かなくて、その上である部長が「ミヤノさん、いつもインターネットで遊んでる」って気がついてしまったのだ。

 でも、一番びっくりしたのが直属の上司である課長が「部長に言われたんで、インターネットで遊ぶのやめてください。終わり」って感じだったこと。
 えー?それで終わり?なんで私がそうしてたかって想像してくれないんだ?

 慌てて「あのー、全然仕事が無いんで」と言ったら「じゃあ、考えます」って言われて、もう、びっくりしましたよ。
 それからしばらくして、けっこう仕事割り振られたので、「手が空いたので何か他の仕事は無いですか?」っていうことも重要なんだな、と思ったけど、私自身は、部下からそう言われて「え?そうなの?」と思ったこと一度も無いんだけどな。

 その後、数ヶ月経過したら仕事というか職場の雰囲気にも慣れてきて、上司である課長が、忙しさのあまりに書類溜め込んでいるのもわかってきたので、ファイルされてない契約書が山積みになっていたので「これファイリングしましょうか?」と申し出たら「え?いいの?ぜひ、ぜひ」と喜んでもらえた。

 ああ、自分からアクション起こさないといけなかったんだ、と思う反面、「私があれだけ暇だったのに、全然気がついてくれなかったんだ」と不信感も抱いたが、その伝統は今でも引き継がれているようです。

 凄いよ、ほんと、無関心って。

 私が妙に敏感なだけなのかもしれないけど・・・


10月19日(月)

 土曜日は出勤だったので、ネットで早稲田の試合結果をチェックしたら「お、小島君がほぼ完投したんだ」とわかったので「明日は大竹君の確率が超高い」というわけで神宮球場に行く予定だったのだが、ヤクルトがクライマックスに勝利したので、夜のスポーツニュース巡りしていたら中居君の番組がドラフト直前特集をやっていたので、それを観ていたらすっかり深夜になり、日曜日はあまり早起きできなかったのと、二日酔いだったので、家を出たのが11時くらいになってしまったが、「早稲田×法政は第二試合だから、これから歩いても余裕だな」と思っていたんだけど、経過チェックしたら第一試合の明治の先発が上原だったので「ドラフト前だし、ちゃんと観てみよう」と急遽、電車で行くことにした。(それがフツーです)

 それにしても先発投手の予想ができるようになったなんて、私も成長したなあ(苦笑)

 さて、表参道で銀座線に乗り換えたら、同じ車両にブレザー姿のガタイのいい学生が数名乗っていたので、「野球部か?」と思ったが、野球部にしては横幅もデカイので、「そっかラグビー部だ」とわかった。
 縦にも横にもデカい学生さんに囲まれて、少し前だったら「うぜー」と思ったのかもしれないが、ほら、今最も旬なスポーツですし(笑)、「ラグビーの日本代表と接近したら、こんな感じになるんだ」ってスケール感を楽しんだ。
 大勢いると、個体の大きさがよくわからなくなりますが、外苑前でドアが開くと、縦にデカい人はドア潜るのがギリギリな人ばかりでした。推定185センチ以上。

 で、ホームを歩いていると他の車両からもラグビー部が続々と歩いてきて、地上に出た時には、周囲を数十人のラグビー部に囲まれている状態になった。
 最初は「わー、みんな体格いいなあ、イケメンな子もいるし、カッコいいなあ、モテるだろうなあ」って心の中でキャピキャピしていたのですが、だんだんと、「でも、こいつら、すげー飯食うんだろうなあ」と思うようになり、そうなると「米は何升必要なのか想像もできないが、豚一頭くらいなら瞬時に食いつくしそう」と思った瞬間、私の脳裏に浮かんだ絵はこんな絵でした。

 駅から秩父宮までの100メートルくらいの道のりで「きゃあ、ステキ」という女子モードから、「どんだけ飯食うんだ?」というお母さんモードから「なんだか己が食料として捕獲されて運搬されているかのような」という意味不明の不安な気持に移行、という不思議な感覚を味わいました。

 秩父宮ラグビー場前で車の誘導に立っていた警備員さんが「みんな神宮に行くのかと思っていたら、意外とこっちだった」と語っていたので「お、さっそくワールドカップ効果が学生ラクビーにも波及?」と思いましたが、対戦カード観てみたら「日体大×明治」「慶應×帝京」になっていたので、元々そこそこ集客しそうなカードです。
 一瞬、そっち入っちゃおうかと思いましたが「いや待て、今日は大竹君ですから!」と思いとどまって神宮球場へ。

 野球の方も、今日は「明治×慶應」「早稲田×法政」と優勝争いしている上位4チームが戦う大事な日なのです。
 しかも、天気はいいので「もしかして内野席は混んでるかも」と思い、女性無料の外野席に行きました。毎回思うが、この「女性無料」っていうのは嬉しいが、ゲート通る時にチケットもぎの係員にニコっと微笑むと「どーぞ」と通される段取りが気恥ずかしい。いや、別に目を合わせずに素通りしてもいいんだけど、なんかついつい「あたし、女性に見えるでしょ?いいですよね?」「はい、確認いたしました。どーぞ」みたいなアイコンタクト儀式してしまうので。

 さて、中に入ると3回途中くらいで、0−0だった。
 案の定、内野はけっこう埋まっているので「11時半でこの状態だと、この先もっと混んでくるので(第二試合が本命の客も来るから)、第一試合は外野で観よう」と決めた。
 当然、通なオッサンたちも「外野でゆったりと」と思う人が多いようで、セレブな慶應側も外野にけっこう客がいた。
 しかし、さすが慶應だと思ったのは、私の後ろに座っていた慶應OBのオジサマは、「秩父宮はたまにチケットが売り切れたりすることもあるので、年間シートを買っている」と言っていた。6万円くらいなので、大した金額ではないが、話し相手に「よかったらこの後、ご一緒にどうですか?」と言っていたので、シーズンシート2席押さえているらしい。
 今日は「午前、野球、午後ラグビー」とはしごできる時もあるが、野球と重なってしまう時は手前の秩父宮のチケット売り場で並んでいるカップルに「よかったらこれ」と差し上げると大変喜ばれると語っていた。

 やっぱ慶應OBのオジサマはそうこなくっちゃ!

 さて、わざわざ電車賃払って(?)観に来た明治の上原であるが、身長190センチの大型左腕なのでドラフト候補ですけど、うーん、なんだか雑な印象だなあ。
 って、私は現広島の野村が明治のエースだった時にも「そんなに凄い投手なの?」ってよくわからなかったので、見る目全然無いんですけどね。まあ、野村は今のことろ広島でもそんなに目立った活躍してないけど(2013年は12勝したけど)。
 ただ、「ルックスは一流」って認めてましたけどね(笑)

 前にも書いたと思うけど、その野村と巨人の捕手・小林が高校時代にバッテリー組んでて決勝で敗れた(佐賀の無名校が優勝という珍事)という映像観て「なにその、ヤサ男系イケメンバッテリーは!」と大爆笑してました。

 えっと、何の話してましたっけ?
 そうそう、コアなオジサン達が熱心に「これで慶應が負けても、法政が勝てば」とか、こと細かく優勝へ向けてのソロバン弾いてましたが、私はそういうのあまり興味が無いので、「日が差すと暑いし、曇ると寒い。しまった、今日は雨降らないだろうと傘持って来なかったけど、日傘が必要だった」と紫外線と戦ってました。

 明治の上原は、ピリっとしなかったけど、5回まで無失点でなんとなく切り抜け、その後、明治が1点リードの2-1になって、9回表の明治の攻撃の時に、慶應は加藤をマウンドに送った。

 加藤が慶應のエースだとばかり思っていたが、急に守護神扱いになったの?

 後攻めの慶應としては、ここは一点もやれない場面だし、エース様登場で流れを変えたかったのだろう。たしかに、ここをビシっと抑えたら、9回裏はイケイケな雰囲気になるだろう。
 速球派の加藤は、初球から150キロ投げていて、「うわー、気合入ってるな」と思っていたら、スコーンとホームラン打たれていた。

 少し離れた所に夫婦仲良く相合傘で日差しを避けていた、私くらいの中年夫婦の夫が妻に「球速が速ければいいってもんじゃない。プロだってそうだろ?」って説明してた。

 結局、慶應は「豪速球エース投入して空気変えよう」という作戦が裏目に出て、「はあ、9回表に追加点で2点差ですか」と、学生野球で2点差なんて大したことないんだけど、重みが逆効果になってしまって試合終了。東大相手にじゃんじゃんホームラン打っていた慶應はどこに行った?

 そして、変にマニアックになってしまった私は、「加藤の防御率がこの一発でどれだけ下がるんだろう」と思った。
 投手成績ランキングで、加藤が1位で、2位がなんと東大の宮台だったのである。
 共に、防御率1点以下だった。

 さて、第一試合が終了すると、内野のお客さんもゴソっと出口に向かっている様子が観察できたので、「この流れが落ち着いたら内野に移動するか」と思っていたのだが、ネットでスタメン発表を先取りすると「大竹君キターーー!」だったので、そそくさと外野を出て、内野席チケットを購入して内野席へ。

 変化球投手を鑑賞するのに適している内野の2階席に陣取った。

 ふと「神宮はけっこう混んでいるけど、秩父宮はどんな感じ?」と思ったので、「スタンドくらい見えないかなあ?」と神宮の2階席から秩父宮方向を覗いてみたら・・・・遠いけど、フィールドも全部観えるじゃん!!!!

 なにこの、野球もラグビーも同時に観れますっていう特等席!

 イニングの合間ごとに、秩父宮の試合を眺めていましたが、いつ観ても「帝京が優勢だな」と思いましたが、後でネットで調べたら、「慶應10-90帝京」くらいの結果でした。
 帝京が圧倒的に強いのは知っていたけど、こんなに差がついていたんだ。
 つーか、もっと他も強くなってくれないと、4年後のワールドカップに向けての強化にならないじゃん。

 さて、第二試合の早稲田と法政の試合は、早稲田が大竹君先発で、法政が菅野君。菅野は前も観たけど、福島出身の1年生で、1年生ながらかなり総合力高そうな投手です。

 この試合は「悪い時の大竹君」でしたね。
 生命線のコントロールがイマイチで、四球が多かったし。
 5回3失点という、それでも、なんとか試合は作った。

 そして「やっぱ大竹君のそういうところが好き(きもっ)」と思ったのは、3点目をとられた時、大竹君はホームベースのカバーに入っていたのだが、監督がベンチから駆け寄ってくると「あ、交代っすね」とあっさりと、そのままベンチに走りだしたところだ。

 プロだろうが、アマだろうが、大抵の投手は投手交代を告げられた時に「え?替えるんですか?」と、マウンドで不満そうな様子を見せるのだが、あんなにあっさり、「ええ、はい、今日は調子が悪かったので、監督に3失点までだって言われてましたんで」と、あっさりと下がる投手って珍しい。

 そして、多分、大竹君のそういう雰囲気が試合の流れを変えたらしく、6回に早稲田が3−3の同点に追いつき、7回に逆転していた。

 偶然なのかもしれないけど、大竹君の空気読み能力というか、やっぱしそのクレバーな感じが好きなのですが、それよりも、やっと日陰になった席に座っていて、カーディガン羽織って聴く、法政の校歌が実に素晴らしくて。

 最後のサビの「♪法政 おおわが母校」の所、いいっすねえ。

 前から何度も書いているが「いい天気の時に神宮球場で、そこそこのクオリティーの楽曲が演奏されると、5割増しくらいになる」ようで、これってフジロックなどの野外フェスと同じ法則ですよね。

 それにしても、かつてはパンクでテクノだった私が母校でもない大学の校歌にじーんと涙ぐんでいるとは・・・年とると、いろんなことが起きるもんです。
 老眼とか腰痛とかドライマウスとか太ったとか太ったとか太ったとか血圧が高くなったとか、いろいろ不具合も多いですが、「若いころには全く興味が無かったものが、なぜか急にもの凄く美しく感じられる」というのは若い頃には想像もしなかった「年を重ねて嬉しいこと」の一つです。

 だいたい、自分が学生の頃は体育会系や応援団なんて全然眼中になかったのに(色白で痩せてて猫背で前髪で顔が隠れているようなインディーズ系アーティストばかり追いかけていたので)、今でもやはり「体育会系なんてバッカみたい」と少しは思っているけど、なぜか今さらそのバカバカしさが眩しくてしょうがないのであった。

 そして、今も昔も大学生のバカさ加減は同じだというのが学生スポーツ観に行くとよーくわかって楽しいのである。

 それにしても、何度も書いているが、応援団のあの動きって、100年くらい続いているのか、その間にいろいろ変化があったのかわからないが、何が元になってどう進化するとああなるのかさっぱり意味不明ですが、「伝統芸能」として立派に引き継がれているように思えて、もはや無形文化財だと思うのです。
 で、エグザイルのダンスが超かっこいいと思ってる人が圧倒的に多い世代の中でも、無心であの応援団スタイルを追求している若者があれだけいるって、ほんと面白いというか、つーか「東京六大学応援団連盟応援合戦」で検索すると毎年の歌舞伎町祭りの各校メドレー映像が出てくるけど、これ観ていると「50年前くらいは、今だとエグザイル目指していたような若者がこれやってたんじゃ?」って思うんだよなあ。

 でも、昔はチアはいなかったはずなので(女子大学生が圧倒的に少なかったので)、どのくらいの年代からチアと融合したのかなあ。

 自分が大学生だった頃、一度だけ六大学野球観に行ったことがあったが、あの頃のチアのことは全然憶えていないが、応援団が一升瓶ラッパ飲みしながら応援していたような記憶がある。
 あと、昔はよく団旗を掲げる応援団員は試合開始から終了までそれを降ろしてはいけないっていう風習なかったっけ?高校野球とかでも、そういうのアルプススタンドで紹介していたような・・・

 六大学では現在、「団旗は8回くらいに搬入の儀式をして、試合終了後に掲げる」ってルールになってるようだ。

 あと、プロ野球の応援では、今はどこの球団も音楽奏でているが、最初にトランペット応援を取り入れたのは確か広島だったと記憶している。私が中学生の頃の「江夏がいた、あの広島」の話。
 当時の他の球団の外野席には紋付き袴姿の「古来からの応援団」がせいぜい太鼓を叩いていただけだったので、広島カープのトランペット応援団がたいそう垢抜けて観えたような・・・・曖昧な記憶ですけどね。


10月16日(金)

 関東は急に雨予報になっちゃって、「セのクライマックスは神宮なのに」とお天気が心配です。
 現在、午後9時で、パのホークスは早くも日本シリーズ進出を決めたようですが、ヤクルトは今日もアイスな試合展開ですが、8回の時点で2点リードしているので勝てるかなあ?でも関東は明日も雨予報なんですよね。

 野球関連のニュースとしては、盛田幸妃の訃報がありました。

 ずっと脳腫瘍と格闘していたからなあ。
 かなり元気そうな時期もあったので、「ほぼ完治したのかなあ」と思っていたら、少し前にまた悪化したような話もあったので心配していたのですが、やっぱダメでしたか。

 盛田氏は弟も脳腫瘍で亡くなっているので、ほんとにお気の毒としか・・・

 脳腫瘍といえば、弟の同級生だったター君も小学生の時にそれで亡くなってしまった。

 5人兄弟の4人目で、次男だったので、私より一つ上の長男は当時流行した「ツッパリ」さんだったし、長女は優等生だったりと個性的な兄や姉に囲まれて育ったター君は、伸び伸びと育った人懐っこいソバカスだらけの男の子で、ほんと漫画の中から抜けだしてきたようなキャラだったのでご近所の皆から可愛がられていた。

 兄弟も多いし、ご両親は床屋さんを営んでいたので、家族ぐるみで交流のあるご近所が多かったこともあるけど、ツッパリの長男も女子からの人気も高く、もちろん男子の中でもリーダー格だったので、魅力のある素質を持ったご一家だったんだろう。

 なので、ター君が病気が発覚してから、1年くらいで亡くなってしまった時にはご近所中に衝撃が走り、皆が涙した。
 私はター君の兄や姉と同学年でも無かったし、弔問には行かなかったのだが、弔問に行った母は「ご遺体と対面したら、もう・・・ほんと涙が止まらなくて」と言っていた。

 もう、あれから35年くらい経っているのかな?
 でも、脳腫瘍というキーワードに触れると、今でもあのター君の可愛らしいやんちゃな笑顔を想い出す。ほんと「やんちゃな笑顔」って言葉はター君のためにあるような気がするくらい。そうそう、キャンディ・キャンディの男の子版みたいな感じだったっけ。


10月15日(木)

 お、今日はヤクルト勝てそう?
 昨日は「もー、眠ってる坂本を今頃起こすな!」って思いましたが。

 ところで地上波ではセのクライマックスやってないので、なぜかパの方だけホークス主催試合だからMXテレビで観られるという不思議さよ。

 さて、そろそろマイナンバー制度が動く時期になったはずだが、どの会社でも準備に追われていると思うけど、うちの会社でも夏前から「どーすんだ、どーすんだ」とドタバタしています。
 でも、すぐに完璧に出来るようになるとは私は思ってなかったので、「来年になったら様子みながら進めていけばいんじゃね?」と思っていたのだが、マイナンバー担当になるTK部長も同僚M嬢も心配性の完璧主義者なので、「こういう場合は、ああいう場合は」と心配しまくっているので、私も担当者に任命されたんだけど、あえて距離を置いて傍観してます。

 住民票と現住所が違っていたりすると、マイナンバーがちゃんと届かないケースが想定されるので、夏頃から「社員やバイトには周知しておいたほうが」という意見も出たが、私が「そのうち、テレビでワーワー言ってくれるはずだから、それ待ってからの方がいいんじゃね?」と言っていたのだが、やっとテレビで「もうすぐマイナンバーが!」ってやり始めたら、なぜか「マイナンバーで消費税の還付が!」って話がメインになってしまったので、「そっちじゃない!」って頭を抱えたマイナンバー担当者多かったと思います。

 うちの会社の場合、社員数は100人くらいなので、マイナンバー収集は大した手間じゃないけど、学生バイトはけっこういるので、そっちのほうが色々難しい。
 でも、扶養控除限度額以下のバイトなんて、最悪ちゃんとマイナンバーを収集できなくても役所に出す書類は何もないので構わないと思うのですが、皆さん真面目だから「そういうわけにはいかない」と言うので、私も余計なことは言わないことにした。

 部長はマイナンバー保管システムを色々研究して、すでにそういうサービスは契約したが、後は運用なんだけど、私は「まず、正社員で運用してみてから、バイトに手をつければ?」と思ってるんだけどなあ。

 でも学生バイトさんは、来年3月で卒業してバイトを辞めて企業に就職する際に「3月までバイトしていた人は源泉徴収票を提出せよ」と言われれるので、「その時に、マイナンバーが記載されてないと!」と言うけど、そんなもん、自分で手書きで記入すれば?って思っている。

 あと、実はけっこう面倒なのが、「原稿料」や「講演料」だ。
 今までは振込先と住所だけ確認すれば良かったが、そこに「マイナンバーも教えてください。本人確認のために身分証明書付で」ってお願いする手間が増えてしまう。

 マネージメント事務所に所属していればそういう問題は少ないだろうけど、よほどの売れっ子じゃないと個人支払のケースが多いので、講演の依頼を受けた所にいちいちマイナンバーも開示しないといけいが、「本人確認」とか、超面倒だ。
 売れっ子さんなら、すぐに「えーと、振込先と住所とマイナンバーと免許証のコピーね」とルーティンになりそうだけど、面倒くさそうなことになりそうなのは、「そういう講演とか原稿料とか年に一度あるかないか」って人だろう。

 そういう人に「マイナンバーのご提示お願いいたします」と言ったら「オレオレ詐欺か?」と警戒されそうだし。

 「そういう場合はどうするんだ?」とTK部長に攻め寄られたので、官庁が発表しているページを熟読したら、「どうしても、マイナンバーが収集できなかった場合は、その事由や経緯を添付すれば、まあしょーがないってことにしする」って条文があったので、「相手がマイナンバー開示を徹底的に拒否したら、まあ、いっか、ってことらしいっす」と教えたら、なんとなく納得してくれたので、「原稿料や講演料は、そこまでギチギチにやることないんだな」ということになったらしい。

 いや、ですからマイナンバー制度って、「4年後は日本でラクビーのワールドカップ開催です」くらいの気持でやってていいんじゃない?

 と、マイナンバー制度導入を生温たく見守っていたら、今度は「マイナンバー担当していた役人が賄賂もらってた!」とかで、おお、もう、って感じです。


10月14日(水)

 昨日書いた組体操の話は中途半端になってしまったけど、組体操があれだけ巨大化してしまったのは、個人にはそれほど高い身体能力が必要ないので、地道な練習で「みんなで凄い目標を達成する」っていうことができるからなのかな?

 あと少子化の影響もあるのかね?
 だって、私の頃、マスケームが主流だったのは生徒の人数が多かったからだろうし。
 今はどこも一学年の人数が少ないから平面を利用する出し物よりも、高さを追求する方向に進化してしまったのかもしれない。

 そういや「深読み」でも、組体操と同じく「危険だしイジメの温床になるからやめるべし」という意見もあるドッヂボールの話をしていたが、私、ドッヂボール大好きだったんだよなあ。
 大人になってから「トロかったからドッヂボールが苦手だったし嫌いだった。皆がなんであんな嬉々としてやっているのか理解不能で辛かった」という話しも聞いて「えー、そういう人もいたんだ。気が付かなかった」と反省したけど。

 んー、でも「思い出は美しすぎて」の法則で記憶を美化しているのかもしれないけど、「トロい子」にはそれなりに配慮していた。
 男女混合でやっている時は、男子は女子に本気でブツけてはいけないという暗黙の掟があったし、だいたいそういう「ドッジが苦手な子」は逃げる時に背中を向けるので、その背中に手加減したボールを投げれば簡単にアウトになった。

 そして、私のような「ボールから絶対に目を離さないという集中力で、運動神経をカバー」していて、「どんな豪速球でも目を離さなければ捕球できる」という自信満々の女子に対しては男子も本気で投げていい雰囲気があった。ただし、相手が男子だろうが女子だろうが、「顔を狙うのは反則」になっていた。わざとじゃなくても、手がすべって顔に投げたら「危険球退場」くらいのペナルティがあったと思う。

 そういや小学校6年生くらいになると、あの頃でも「生理もはじまって女性っぽい体つきになった女子」は、内野で逃げまわる俊敏さを失うので、精神的にも大人っぽくなっていた彼女らは、最初のうちにさっさと当たって、外野でちんたらやっていたような。「こんなガキっぽいこと、やってられん」と思っていたのかもしれないけど、それでも苦痛ってほどではなかっただろう。

 危険な遊びといえば、小学校の昼休みに女子だけでやっていた「ラグビーもどき」のほうがよほど危険だった。ドッジボールで使用するボールを両軍に別れて奪い合うのだが、ボールを奪われまいと抱え込む子がいると、数名がそこに覆いかぶさって無理やり奪おうとするので、「大岡裁き」みたいなボールの引っ張り合いになる。
 ボールを持った子は、相手の反撃をかわそうとブンブンと腕を振って応戦するので、私はいつも「本当のラグビーはこういうスポーツじゃないんだけど」と嘆いていた。もはや、プロレスみたいだった。つーか、肘鉄は食らうは、爪でひっかかれるは・・・女子って凶暴・・・・だった。

 中学校の体育の授業でサッカーをやった時も、あの当時の女子はサッカーというものを全く知らなくて、全員がボールに向かって集まるので、まるで魚群(笑)

 ドッジボールにしてもサッカーやラクビーにしても、キモはパス回しだと思っていたのだが、スポーツに興味の無い女子達はそういう概念が無かったようでした。

 かく言う自分も、そのボールをひたすら追いかけるチームメイトに呆れて「ゴール前に立ってれば、そのうちパスが来たら得点できるんじゃない?」と「私って頭いい。でも、チームメイトはそのことに気がついてない」と思っていたが、オフサイドの概念が欠けていたのでした(笑)

 そういや、この間、六大学野球を観に行って、「振り逃げ」が成立したのを観たのだが、それで初めて「振り逃げってアウトにならないの?」ってことに気がついた。
 いや、プロ野球だとほんとんど振り逃げが成立する事無いから、「三振でアウトになるけど、塁には出られる」というルールだとばかり・・・
 空振り三振したのに、アウトにもならずに塁に出られるなんて、シングルヒットと同じじゃないですか?って、だからプロ野球では滅多に見られないんでしょうね。2ストライクから決め球のフォークを捕手が後逸しない程度に投げられる投手じゃないと、プロとして通用しないってことなんでしょう。

 さて、今日のクライマックス第二ステージは?
 パは9回まで同点で、「ロッテはホークスにはほんと自信持ってるんだな」って感じですが、セはヤクルトが7回で1−4で負けててて「初戦落とすとマジヤバい」と心配です。

 神宮球場でぜひ日本シリーズやってほしんだけどなあ。

 野球関連のニュースといえば、楽天がとうとう本気で本拠地を天然芝にすると発表していて「今度こそ本当なのか?」とまだ疑ってますが(何度かそういう噂が浮上していた)、天然芝球場になったら、きっとまた行きます。

 あと、ベイスターズがなんと横浜スタジアムを買収するとか。
 パでは一般的になった「球場経営」で、パのチームはそれで黒字経営を達成するチームが増えてきましたが、セでも横浜が一番それが難しい状況だったし、横浜スタジアムの会社はいろいろ訳有りらしく、DeNAが名乗りを上げる前にも、リクシルが出てきましたが「本拠地は横浜スタジアム以外」と言い出したので暗礁に乗り上げたが、「球団は買ってもいいが、あの本拠地とは関わりたくない」っていうのが健全な企業の本音だったらしい。

 その、長年問題になっていたいわくつきの横浜スタジアムをあっさり買収できたとしたら、DeNAすげーな、と感心いたしますわ。

 あれかね?マリノスが、みなとみらいのマリノスタウンから撤退したことで、「跡地にドーム球場を」って計画が持ち上がってるらしいので、「だったら今の内に売りさばいとこ」って話なんですかね?
 まあ、球団側にしても、横浜スタジアムって官庁街のど真ん中で駅近の一等地にあるので、「10年後にみなとみらいのドーム球場に移転するにしても、この10年でペイさせて、売却したら結果儲かる」って感じなのかなあ?

 ベイスターズはDeNAになってから、集客頑張ってるらしく、観客数はすごく伸びているから、「球場と一体になった仕掛け」を工夫すれば、黒字経営できる潜在能力は十分にあるので期待してます。やっぱ、圧倒的に立地がいいしね。

 立地といえば、神宮球場の方が凄いので、「大学日本代表VSプロ二軍代表」の試合観に行った時に「わー、こんだけ、集客するんだ」と驚いたけど、外野席に座ったが、周囲に「あまり野球に興味ないけど、ビアガーデン気分で来たサラリーマン」が多かったので、「変にポテンシャル高いなあ」と感心した。

 元々、神宮の外野席は「今日、どこで飲む?」「天気いいから神宮で野球観ながらってどお?」「おお、いいね」って感じの、「居酒屋利用」なサラリーマンが多かったけど。そんで、可愛いビールの売り子を呼びつけて、なんちゃってキャバクラみたいなwww

 この間、六大学野球の時に、どうやら人気のビールの売り子さんを観た。
 けっこう寒いくらいだったのだが、彼女が回ってくると常連っぽいオジサン達が次々と彼女を呼び止め、ビールを買っていた。
 ケバい系じゃなくて、福山と結婚した吹石一恵みたいな清楚系だったので、そりゃオジサマには人気でしょう、と思っていたのだが、現役大学生な観客男子も彼女と一緒に写真とったりしていたので、幅広く人気なんでしょうね。私も「この子は他の売り子とちょっと動きが違うな」と気がついていたくらいなので。

 肉食系の風貌じゃないのだが、話しかけてくる客を上手くあしらいながら、目線は鋭く次の客を探しているあたりが「プロだ」と思いました。
 常連に捕まりながら「えーと、他のお客さんがいれば、ここから脱出できるんだけどな?」って目線の配信が絶妙だった。私も一瞬、「あ、じゃあ、寒いからビール要らないんだけど、彼女をあのしつこいオジサンから救出するために、手を挙げようか?」と思ったくらいですが、私と同じ列に座っていたオジサンが「おーい、こっち、こっち」してたので、出番なかったです。


10月13日(火)

 そういや、少し前から「運動会での巨大な組体操は危険でしょう?」な議論が活発ですが、NHKの「深読み」でも取り上げていました。

 私は「体育教育モデル校」の小学校で育ったので、クラスの男子の三分の1くらい・・・いや、もう少し少なかったかもしれないが、1クラスに男子が20数人いたとするなら、5人以上は休み時間に鉄棒で大車輪をビュンビュンやっていたので、骨折するような怪我が絶えなかった。

 でも、他の小学校がどうなのか知らなかったので、そういうもんだと思っていたが、当時、しょっちゅう発熱して保健室で寝込んでいたので、ある時、保健室の掲示物をぼんやり眺めていたら「市内の小学校ごとの怪我人数」を比較した棒グラフが貼ってあり、我が小学校はダントツのトップというか、他の10倍くらいあったような凄いグラフになっていた。

 当時は組体操は流行してなかったので、せいぜい5人くらいで作る三段のピラミッドや扇だったと思う。私は鼓笛隊で演奏していたので、そういうのに参加してなかったが。
 そういや、人文字に力入れていたなあ。
 大人なってから北朝鮮のマスゲーム見て「うわー、こういうの散々やったなあ」って苦笑したっけ。

 あの練習も過酷だったけど、みんな地面に足は着いているから危険ではなかったんだな。(ですから、私は鼓笛隊だったので、そういうモブには加わらなかったのでwww)

 危ないといえば、かつて運動会の定番だった棒倒しも、なんか事故があってからやらなくなってしまったんでしたっけ?
 試しに「棒倒し」で検索してみたら、防衛大の超本格的なのがいっぱい上がってきて、「5分間にラグビーの1試合を凝縮したかのような・・・」って感じでしたが、皆ちゃんとラグビーのフォワードみたいにヘッドギア装着してました。

 で、話題の人間ピラミッドですが、「こりゃ、10段とか超危険だろう」と素直に思いますが、なんだかそう簡単な話しでも無いようで、現場からは「生徒の一体感が」とか言われてますが、「体育教育」に懐疑的な私みたいな人々からは「一体感とか感動のために?」って意見が出てますが、「生徒だってやりたがってる!」って言われるとねえ?

 なんだか特攻隊の話みたいになってた。
 「英霊は自ら進んで国のために犠牲になったのだ!」的な。

 そして「みんなが団結して頑張ってる姿に価値があるのだ!」ってかんじ?

 ですから、私が通った小学校は、怪我人続出するような危ない体操技を嬉々としてやるトップ集団がいましたけど、運動が苦手な児童は「そこそこ」をキープしてましたし、全員が大車輪できるはず、ってことにはなってなかった。
 そりゃ、転校生は「逆上がりも出来ないの?」って追い詰められていたけど、放課後に泣きながら逆上がりの練習していても、それは別に危険な事ではなかったし。

 結局、私が在籍していた小学校は「体育の成績が全て」っていう酷い学校だったけど、ある意味「勉強の成績が全て」っていうことのアンチテーゼというか、「学力成績がいい子が評価される場面が非常に少なかった」というか。

 何度か日記に書いているけど、そういう「体育優先の学校」で私はパっとしない生徒だったけど(走るのだけが得意で、短距離ではずっとリレーの選手だったし、長距離でも学年で20位/150人中って感じ)、6年生くらいの時に不意打ちで受けた「県内学力テスト」みたいなので、生徒には結果が発表されなかったが、どうやらそれで、私は国語で「県内3位」くらいの高い成績を弾き出してしまい、それまで私に無関心だった教師達に「ミヤノ、おめー、国語凄かったらしいな」とか声かけられて、「なんなの、この人たち?てゆーか、体育教師のあんたらよりも、私のほうがよっぽど本読んでるわよ」とか思ったっけ。

 中学に進学した時はホっとしたなあ。けっこう学問好きないい先生がいっぱいいたので。
 ICU出の英語教師は「tr」の発音に命かけてて、「ああ、こういう世界があるんだ」と感動した。

 そして、そこそこ進学校だった高校に進むと、そこはデモシカ教師達の楽園というか、「大学で研究者の道に進みたかったけど挫折」な教師たちは、夏休みともなれば、学会とか発掘などの自分の研究分野に邁進していたので「うちらの教育は、単なる飯のタネかよ」と思ったけど、後輩の指導よりも、自らの研究テーマを重視するような教師に囲まれていたので、「研究者とは?」って、けっこうリアルに感じてました。

 我が母校の教師で、後に大ブレークしたのが、「放課後、いつも部員と黙々と走っていた陸上部顧問」で、それが後に「高橋尚子を育てた名コーチ」になった小出監督でした。
 
10月12日(月)

 今日は出勤していたのだが、なんの雑談の流れかカミオカンデの話になった。

 K嬢が「カミオカンデ?って初めて聞いた」というので「え?」と思っていたらTK部長が「オレも」と言うので「前の小柴教授の時にも散々連呼されたのに・・・」と心の中でボヤいた。たぶん、もう忘れ去っていただけなんでしょうね。

 そんで、さらに「そもそもニュートリノって何?」と会話が進んだので、「えーと、素粒子ですよ」と私が言うと「ふーん?」って流されたが「で、それを観測するとどうなるの?」と言うので、私の「口から出まかせ」が発動した。

 「ああいうのって、最初にまず理論というか『計算上こうなっているはずだ』っていうのが発表されるんですよ。電子だかの振る舞いを計算すると、こういう物質が無いと辻褄が合わないとかどうとかで。で、そういう理論や仮説を元にいろいろ実験して、本当にそういう物質があるのか観測で証明するんです」

 「はあ・・・・」「へー」

 わかってくれたのか、それとも全然聞き流されているのかよくわからなかったが、まあ私はその手の科学本をけっこう読んでるわりには、やはり全然わかってなかったりするけど、それでも私の野球知識と一般の人の野球への関心や知識程度には差があるのだろう。

 その後しばらくして、部長が「昨日のテレビでウルグアイの元大統領やってるの観た?」と雑談を振って来た。私はたまたま観ていたけど「あの人、前にも話題になったじゃないですか?」と言ったら、部長は「そういうただの変わった人なのかと思っていたけど、失業率の低下とか実績あるんだねえ」とか言っていた。

 いつも「日本の政治家なんて私利私欲にまみれている」と怒っている部長は、ムヒカ元大統領の清貧ぶりに好感度が高いようだ。でも、日本の半分くらいの国土に人口が横浜市くらいのウルグアイの政治と日本の政治を比較してもなあ・・・

 と思っていたら、いきなり「ところで南米ってどうして日系人が多いの?」と聞いてきたので「え?・・・」と絶句してしまった。

 それは、どういうレベルでの質問なんだろうか?「なぜ南米だったのか?」ってこと?

 つーか、私も詳しく知っているわけでもないので、ドラマやドキュメンタリーや小説でよく語られる部分だけを述べた。

 「明治から戦前くらいに政府が移民を推奨したんですよ。そんで、地方の農村の長男以外は継ぐ土地も無いし、東京に職を求めて大勢集まったんだろうけど(うちの祖父みたいに)、そこに『南米には未開拓の土地がいっぱいあって、開拓すれば自分のものになる』って宣伝されて、それに夢を見た農民が移住したんですよ」

 「え?日本にはもう土地がなかったの?」

 って、ピュアかよ!(笑)

 最近は「棚田は日本の原風景だから頑張って保存しよう」とかいう運動もありますが、あれだって「うわー、人はなんとか生きるために、こんな所まで田んぼにしたんだ」と別の意味で感動するけど、あんな田んぼじゃコストかかりすぎて、今だと全然ペイしないわけです。
 農業と切り離してアートとか文化遺産として保存しないと。

 そして「未開拓の広大な土地」って、常に人間のロマンだったのだと思います。
 大風呂敷を広げれば、アフリカから拡散した人類は常に「未開拓の土地」を求めて移動していたのだろうし。

 私が「だって、アメリカだって、当時のイギリス人を中心に『未開拓の土地が発見された!』ってみんな、夢や野望を抱いて渡ってきたわけじゃないですか?」と言ったら、部長が「え?そうなの?」って言うから「なんか私が間違っているのだろうか」と不安になった。

 さらに「南米への移民が盛んになる前は、みんな北海道開拓に行ってたでしょ?」と言ったら「え?そうなの?」って、え?

 もしかして、私、からかわれてたんでしょうか?

 もちろん新天地を開拓しに行った人達が全員、食い詰めていたわけでもなく、それぞれの事情があったり、その時々の政策があったりするので、私が語ったことが正解でもないことはわかってますが、今の日本はそれなりの経済大国になったので、昔みたいな「移民して一発逆転」的な発想はほとんどなくなりましたが、今のシリア難民だって、そのまま生まれた土地で生活していても最低限の生活はできるのかもしれなくても、「もっといい生活がしたい」って欲求は当然あるでしょう。

 日本人は長年、「移民を受け入れる側」になっていたので、日本を出ていく移民っていう者を想像できなくなっちゃったのかなあ?

 私が20代の頃、タイやインドに行って思ったのは、「生活費が10分の1以下だ」ってことでした。
 その頃、派遣で働いている友人が、「節約しても月に1万円くらいしか貯金できない。海外旅行(欧州旅行)に行くためには、これでは3年もかかってしまうから、もっと節約しないと」と光熱費削りすぎて冬でも暖房使わずに肺炎になって入院して貯金がおじゃんになったことがありますが、今の経済大国に生きている人には、逃げ道が少ないんですよね。

 ところが「平均月収、100ドルくらい」の国から日本に出稼ぎに来ると、「給料15万円で、家賃と生活費引くと1万円くらいしか残らない」っていう意味が「月に1万円も???」ってことになる。

 例えば、日本人が今、ドバイあたりに出稼ぎに行って「うわー、賃金も高いけど、物価も高いから、給料100万円だけど、生活費も90万円かかっちゃうよー」って、月10万円貯金できてしまうとかそんな話しでしょう(実際そうだという話しではありませんが)。
 年間、120万円。これは大きい。

 為替格差ってほんと不思議な現象で、30年くらい前にスペインに行ったら、ほんと何もかも安くて、当時の「地球の歩き方」で紹介されてたマドリッドだかバルセロナだか忘れたが、「日本語メニューもあるレストラン」に夕食に行ったら、前菜からデザートまで大満足の庶民的なレストランの夕食コースの値段が日本円で600円くらいだったので、「なにこれ、マクドナルドよりも安いじゃん」と驚いて、現地通貨で1000円札くらいで払って「釣りはいらねーぜ、チップだぜー」と言ったら、テーブルについたウェイターさんも大変喜んでくれて、「日本円にして数百円でいい思いした」と上機嫌でしたが、大航海時代の偉大なるスペイン様を数百円で優位に立っていいもんかとちょっと悩んだ。

 大英帝国様は、もう少しツンデレだったので、「高級ホテルの100ポンドの部屋」と言えば、セレブご用達であったが、ポンド安というか円高の時には「1万5千円?たった?」という感じで、「東京のホテルより安いじゃん」って感じだったのである。

 25年くらい前のイギリスで一番印象に残っているのはパブのビールの安さだった。
 ハーフパイントが2ポンド以下だったし、1パイントでも3ポンドでお釣りが出るくらいだったので、「ドトールでのコーヒー代でビールが飲める?」って驚いた。
 当時のレート忘れたが、1ポンドは200円以下だったんだろうけど、パブやカフェでは五百円くらいの感覚だったし、実際に1ポンド硬貨は五百円玉に風貌が似てた。

 その後、イギリスの物価はどんどん上昇してしまい、頻繁にイギリスに行く友人が「ブーツのあのクソ不味いサンドイッチが日本円で1000円くらいしやがる」とボヤいてました。
 日本がデフレになり、「牛丼300円」とかになっていたから、余計にイギリスの物価高が堪えたようです。


10月10日(土)

 すごい!
 今日のセのクライマックス・シリーズは同点のまま延長戦になっていたのですが、スマホで途中経過確認していたら、「あー、巨人がサヨナラか」だったのですが、負け投手が安藤でその後、高宮の名前があったので「ん?安藤が出したランナーを高宮が返しちゃったのか」って詳細を確認したら、「安藤 四球1」「高宮 四球3」になっていた。

 高宮が四球3つで押し出したんかい!!!

 「水差し野郎」という異名を持つ高宮の大活躍だったんだ・・・(さっそくニコニコ大百科は更新されていた

 さぞかし現地やネットは荒んでいたことでしょうね。

 私は今日も六大学野球を観に神宮までお散歩してきました。

●法政×立教

 12時くらいの4回あたりに到着したのだが、立教の先発はエース澤田だった。その時点では立教が1−0でリードしていた。
 ところが4回に澤田が連打されて、あっという間に4点とられて逆転。さらに5回にも4失点という大乱調だった。
 5回持たずにマウンドを降りた澤田はニヤニヤ笑っていた。

 神宮に行くとなんとなく3塁側に座ってしまうので(デイゲームだと、太陽を背にするから。今日は曇天で関係なかったけど)立教関係者に囲まれていたのだが、ある関係者は「澤田、笑っていたけど完全にキレてたんでしょうねえ」って言っていた。
 近年、あまりパっとしない立教にとって、日本代表でもある澤田は大エース様なので、「勝つも負けるも澤田様次第」って雰囲気らしい。

 別の関係者は野球部の実際の関係者というか「高校生スカウト」を担っているようだったが、「うちに入ってくれるという選手がいるけど、まだ確定ではない」とスカウトの難しさを滔々と語ってました。プロみたいにドラフト制度が無いので、明治や早稲田や法政からオファーが来るとそっちに持っていかれてしまうらしい。

 そして、今日も散々だった立教関係者のほとんど人が語っていたのは「これじゃあ、東大から勝ち点とれないじゃん」だった。
 「勝ち点」とは2勝することなので、ここ何年も「東大相手に勝ち点を挙げられてない大学は無かった」のだが、今シーズン、法政がとうとう「歴史的取りこぼし」をしたことによって、今、目の前でその法政にボコボコにやられている立教は「東大に連勝できる気しねえ」と弱気になっているようです。

 うーん、確かに双方ともエースをどうぶつけてくるかの駆け引きがあるのかもねえ?澤田と宮台でぶつけるのか、回避するのか。

 法政の先発投手は大量援護を貰って安定した投球してましたが、100キロくらいの緩い変化球と140キロくらいの直球の配分が絶妙な「最近流行りのタイプ」でした。
 菅野君という1年生投手なのだが、その出身校の「小高工」っていうの全然知らなかったので、家に帰って調べてみたら、福島の高校で県大会の決勝で聖光学院に敗れた学校らしい。

 しかも、小高工って相馬にあるらしく、元々あった校舎は未だ避難区域だという。
 えー、法政いいの採ったなあ。

●東大×明治

 今年の東大は、うっかりもう1勝しそうな雰囲気があるので「明治に勝ったらオモロイのに」と思って、今日観に行ったわけですが、先発は予想通りに東大が宮台、明治が柳。
 宮台が湘南高校で、柳は横浜高校なので、高校時代に対戦したことあったのかな?

 上司に「この間、やっと勝った東大の投手は湘南高校出身ですって」と言ったら、「湘南高校はけっこう野球強いよ。時々ベスト8くらいまで行くよ」とのことで、調べてみたら、戦前には甲子園で優勝したこともあったらしい。その当時は「優勝旗が箱根超え」と言われたとか。

 宮台が在籍していた時も県大会ベスト8まで進んでいたので、1学年上の柳は高校の時から宮台の存在を知ってたでしょうね。
 そんで、横浜高校時代から「湘南高校になんて絶対に負けられない」と思っていたのが、大学に進学したら「東大法学部なんかに絶対に負けられない」って思うことでしょう。(東大野球部でも法学部は少ない。文、農、教育が多い)

 ところが、柳は初回の立ち上がりの時に、東大の山田にホームラン打たれて先制されちゃいました。

 4回に東大のエラー絡みでやっと同点に追いつくも、7回にやっと犠打で1点とるまで苦しい展開で、結果的に2-1でやっと勝った。
 先週「慶應がやっと東大に勝った」と慶應OBのおじちゃん達が苦笑していましたが、慶應はボコボコとホームラン打ってましたが、明治なんて「ゲッツー崩れでやっと同点、外野フライのタッチアップでやっと逆転」でした。

 そのあたりが、おハイソな慶應と、野蛮な明治の差なんでしょうか。
 おハイソな方が、下から上がってくる物を思いっきり蹴散らす的な?

 うーん、でも、今日に限っていえば、宮台は6回までだったけど、継投した柴田もまあまあの出来で、2失点だけって、東大としては最高レベルの出来で、投手陣があれだけ頑張った所に、うっかり打撃陣が活躍してしまうという投打がなかなか咬み合わないのが東大ですが、こういう試合展開を10試合くらいできると、また1勝する可能性あると思うんですよね。

 そして、宮台はまだ2年生ですし、捕手の喜入もまだ3年生だし。
 喜入は私が「東大の捕手が盗塁刺したの初めて観た」という捕手で、本人も肩の強さに自信持ってるっぽい。今日も立教の盗塁を一つ刺しました。
 そんで、背番号37だし「絶対に嶋ファンだろう」と思っていたのですが、公式ホームページの選手紹介でも「好きな選手」に嶋を挙げていたので、やっぱそうでしょう。なんか佇まいが嶋に似てるもん。

 そういや、明治の高山が後半でヒット放ったら、えらい拍手だったのですが、どうやら六大学記録を更新したらしかった。
 現横浜のGM高田氏の安打記録を抜いたとか。そりゃ大記録ですわ。

 さて、東大と明大の試合が拮抗していたので、つい最後まで観てしまいましたが、試合終了後、観客のおじいちゃんたちが「明日は雨の予報だから、寒いかもね?」「下にセーター着て、雨具羽織らないと」と明日の服装の相談をしている光景が超かわいかった。
 天気悪くても、応援に来る気満々なんだなあ。
 母校の試合は全部観に来てるのでしょうね。
 私もそういうお婆ちゃんになりたいなあ。

 そうそう、あんだけボコボコに連打されてマウンドを降りてもヘラヘラ笑っていた立教の澤田ですが、あまり好きなタイプの投手じゃないのだが、「そもそも大阪桐蔭から立教で日本代表って?」という立ち位置が不思議な選手だったけど、早稲田やプロが彼を採らなかったなんらかの理由があったのでしょうか?

 はあ、なるほど、調べてみたら、澤田は高校時代現・阪神の藤浪の控え投手扱いだったんやな。
 立教関係者の雑談を傍受するに「澤田はいい投手だけど最初から飛ばしすぎる」とのこと。3回くらいまではそれで持つが「球速が落ちてきた5回くらいでつかまる」らしいが、ほんと、そんな感じ。

 なんだか澤田のことがだんだん好きになってきた(笑)


10月9日(金)

 ノーベル文学賞は村上春樹がまた選ばれなかったけど、そもそも村上春樹ってノーベル賞っていう雰囲気じゃないと思うのだが、ほとんど読んでないので、そんなこと言う権利もないけどさ。

 つーか、どっかのテレビの中の人も「村上春樹ファンとしては、受賞を逃したことでまた来年もお祭りができるので、そっちの方がいいんじゃないでしょうか?」と言っていたけど、私もそう思う。でも、村上ファンの人達が「今年はヤクルトが優勝した年だから!」と期待していたというエピソードには大変好感を持ちました(笑)

 それよりも、今年の受賞者はベラルーシの女性作家だったらしいが、村上春樹が受賞した場合に備えて準備していた大型書店が、慌てて受賞作家の日本語訳の出版元に問い合わせると「在庫ゼロ」っていうのに大爆笑してしまった。
 確かに日本での知名度はゼロに近いので、出版しても増刷なんてなかなかかからないだろうからなあ。元々の発行部数もほんと少ないだろうし。

 で、こういう時、ほんとは活躍しないといけないのが図書館なんだろうけど。

 図書館の素晴らしさを実感するのは、そういう絶版になった本を探している時である。もう何年も前の話しになるが「新しい太陽の書」の存在を知ったが、その当時は絶版になっていたため、図書館を頼ったら「区の中央図書館の書庫にある」ことがわかり、さっそく取り寄せてもらった。

 千葉在住だった高校生の時も、地元の図書館には置いてない本を探していたら、司書の人が「他の図書館にあれば取り寄せられる」と教えてくれて、届いたのは千葉県の中央図書館からで「おお、税金払ったかいがある」と、その当時は納税者じゃなかったのに、そう感激しました。
 あの頃の印象では、図書館スタッフにとっては「これこそ我が仕事」と誇りを持って取り組める仕事だったような感じだった。

 「新しい太陽の書」の時も、なんと区の中央図書館には4巻目だかが抜けており、過去になんらかの理由で紛失しているらしかったので、私ががっかりしていたら、司書の人が「他の区にもあたってみます」と言ってくれて、見事、お隣の目黒区で見つけてくれたのでした。
 あの時はほんと「図書館最高!」って大感激でした。

 そういや、ふと思い出したが、私が20代の頃、神田の古書店街を歩いていたら、前を歩いていた30代くらいのサラリーマン氏が「懐かしいな、大学で卒論の準備していた時、この辺りをリュック背負って歩きまわったよ」と同僚に語っていた。

 ネットなど無かった時代、論文の出典を探して、学生さんは古書店巡りをしていたのだろう。そして、古書店店主も学生さんが探している本を独自のネットワークを駆使して探すのを意気に感じていたに違いない。

 今だと、絶版になった本でも、よほどのレア物じゃない限り、ラクにネット古書店で探せますからね。
 ほんと便利になったけど「足を使って探す」っていうゲーム感覚なことは失われてしまった。

 話しは飛ぶけど、「自分が20代の頃には想像もしてなかったこと」が色々起こっているので、「長生きはするもんだ」とつくづく思う。
 一番日常的に感じるのは「観光大国ニッポンになっちゃったなあ」ってことかな?
 自分が20代の頃にやっと一般的になった海外旅行にせっせと行って、パリやロンドンの観光客の多さに「これ、地元民はどう思ってるんだろう?」とか思っていたけど、あれから30年・・・(きみまろ風)・・・中国人ツアー客が見かけは貧乏そうなのに、なぜか金持っているのにげんなりしている自分がいるwww

 20歳の時、初めてパリに行って、なんとなく定番と言われているフォーション本店に入ったら「アップル・ティー」って日本語の看板があったので、新婚旅行のパリ土産の定番がフォーションのアップル・ティーだということを初めて知ったのだが、それと同じような中国語表記の看板が日本中のあちこちに展開する未来は少しは想像していたけど、私は日本人の次には中国人ツアー客が欧州観光地を荒らしまくると想像してたんだけど、まさか中国人が日本に押し寄せるとは想像してなかったのです。

 あと20年後には、もしかしてアフリカ人観光客が増えるのではないか?

 それに備えて、「地方活性化」よりも、「地方を江戸時代レベルの開拓前の状態に戻した方がいいのでは?」と思ったりする。
 少子高齢化で「限界集落」と呼ばれている地域って、もう再生は諦めて、元の原生林に戻した方がいいのでは?

 だいたい日本は新幹線乗ってても「こんなところにまで住宅地が?」って地域が多いので、開発されすぎのような気がしてしょうがない。
 スペインとかインドで電車の旅をすると「ああ、もう3時間もずっと何もない荒れ地が続いている」って思ったけど、ああいう空間が日本には無い。

 で、日本にはあんな広大な荒野は無いけど、車で一時間も走れば、山岳地帯で森があって、という地形は世界的にも珍しいので、そこをもっとアピールすれば?って思う。

 社員旅行で岩手に行った時、海沿いの漁港の街から内陸の岩手市に行く電車が「一山超える」っていう電車で、一日の運行数が少ないから、ずっと木々の葉っぱの抵抗を受けてザザザザと走っていたので、「すげえ」と思いましたが、東南アジアやアフリカが発展してきたら、「気軽に登れる日本の山」がもっと人気になるかもなあ。今でも高尾山は人気スポットらしいし。

 そうそう、スイスみたいな感じ。
 バブル期に、中高年の山歩き好きの人々はこぞってスイスの山を目指していた。
 私の知人のオバサンも「スイス行っちゃうと、他の国の山がなんて行く気無くなっちゃう」と賞賛していたし、何度も行っていた。

10月8日(木)

 そういや、東京六大学の応援にハマっているけど、自分でも応援席で応援しようっていう気持には全くならないのであった。
 楽天の応援でも、千葉ロッテ本拠地のレフトスタンドは大抵ガラガラなので「枯れ木も山の・・・」という気持でせめて手拍子とか「てっぺーーーーーーーーー」(超懐かしい)くらいはやろうとしたのだけど、「てっぺーーーーーーーーーー」はともかく、手拍子がまともに打てないし、応援歌も全然歌えなかったので、そのうち無理してやらなくなってしまった。

 そう考えると、私が他人の姿を見て「自分もこれがやってみたい」と思ったのって、中学校までだったかも。
 小学校の時は鼓笛隊のトランペットに憧れて志願して、運動会などで誇らしげにトランペット吹いていたけど、それで相当気が済んだので、中学校でブラスバンド部には入らなかった。
 中学では「野球やりたい」と思ってソフトボール部に入ったからである。
 しかし、すぐに気がついてしまった。「自分には全く野球の才能が無い」って。

 うーん、それでもずっと文学少女だったから、「小説家になりたい!」っていう野望を抱いたことはあるな。何度か書こうとしたことあるし、原稿用紙買って書き始めても、2枚くらいで飽きてしまった。社会人になってワープロ買った時に「そうだ、これで小説を書くんだ!」と思い出して挑戦してみたけど、クソつまらん文章をA4二枚くらい書いたら挫折した。

 映画もよく観たけど、映画監督になりたいと思ったことは一度もないし、映画やドラマの脚本の素晴らしさに感動したことは何度もあったけど、脚本家になりたいと思ったことも無い。
 役者にはちょっとだけ憧れたけど、大学で同級生達が演劇サークルで活躍しているのを見て「こういうの無理」と彼らの自意識の強さにビビっていた。

 そして音楽に関していえば、あれだけライブに通ったけど、一度も「自分でも演奏してみたい」と思ったことないなあ。不思議と。テクノに転んだ時には、周囲には「自分もDJになりたい」っていう人多かったけど、「ヘラヘラ踊っている方が楽しいに決まってるじゃん」と心底思っていた。

 そして、20代の時、偶然的な流れでテレビ番組やCMを制作する会社に入ってしまったので、多くの「ドラマの演出家になりたい」「脚本家になりたい」「CMのプランナーになりたい」「スタイリストになりたい」「カメラマンになりたい」「女優になりたい」という人々を間近で見ていたが、「ああ、みんな頑張ってねー」と全く他人事でした。

 で、幸いなことに、あの業界では「え?私は特になにもやりたくないです」って人材が重宝されたのである。
 人材募集に金かけられるような会社はほとんどなかったし、バイト募集雑誌に「事務募集」って広告打っても「この業界でやりたいことがあるんです!スタイリストとか、脚本家とか!」な夢見る若者が集まるので、募集する側は困っていたみたい。

 実際、私が最初に採用された売れっ子CM演出家の「電話番」のバイトの面接に行った時に「志望理由は?」って聞かれて「この近くにある夜間の専門学校に通う予定なので、定期券が欲しかった」と正直に言ったら、えらい喜ばれて採用されたのでした。

 「やる気ない所が、逆に評価されるってこともあるんだな」と気がついて、そのままのテンション維持して、もう四半世紀以上「経理なんてヤル気ある人は絶対にできない」という信念の元、ちんたら仕事してます。

 自分が採用する側に回った時にも「私、経理のプロを目指してるんです。ゆくゆくは税理士の資格とか目指したいです」なんて人は全滅した。
 今、部下として5年以上続いているエビワカちゃんは「就職してすぐ結婚退職したのであまりスキルはないです。それに、子供が小さいので、あまり残業はできないかも」という人だったので、「そういう人の方が向いているな」と思って採用したら、今のところ上手く行っています。彼女の仕事ぶりに全く不満が無いわけではないですが、「仕事で自己実現」とか思ってないところが経理向きです。

 エビワカちゃんのお子さん達は順調に育って、二人とも小学生になりましたが、暇な時期だったら有給も気楽にとれるので、PTA活動とか先生との面談などの学校行事にはきちんと出ているようなので、「働くお母さん」としては、けっこう待遇いい方だと思う。

 さて、話しは変わるが、例の「6人殺害しちゃったペルー人」が容疑を否認っていうニュースがあった。
 あれも、ずっと「ペルー人」って扱いだけど、彼がノーベル賞受賞していたら「日系」が強調されているはずなんだけどね。

 意識不明の重体という報道だったから「死んだ方がラクだろうな」と思っていたが、一命をとりとめてしまい、どうなるのでしょうね?
 いや、「あんな奴死ね」と思ったわけではなく、もし回復しても、本人にも辛い残りの生涯しか無いだろうし、それに今後の取り調べなどにも通訳が必要だったりして金もかかるし、誰も幸せにならないだろう。もちろん、被害者の遺族にしても。

 誰も幸せにならないことに、今後、お金だけがかかるような事態になるって、ほんと残念です。
 もう、明らかにキ◯ガイなんだから、真相の究明しても無意味でしょう。

 私が実際に精神障害者の友人と向かい合った経験では「あの人たちは断片的な夢の中のような気持で現実を生きている」という感じなかなあ。
 あと、「絶対に自分の非を認めない」っていう傾向もあったなあ。
 普通の日本人だと(他の国の人はどうだか知らないが)、職場などで、なにやらエラーが発生すると、「え?もしかして、私?私なんかやらかした?」と過剰に反応するのだが、精神障害者の人って「悪いことは全て自分の外側にある」と、おバカな欧米人よりもきっぱりと断定するのである。

 放射脳だったC嬢は、ツイッターで切々と「放射能の影響で皮膚病が」と訴えていたが、会ってみると全然顔に湿疹などなかったが、「微かな体調不良を訴えるのが自分の使命なのだ。政府は嘘をついている」と語っていた。
 ただ、時折「正常な?」本音が出ていて「こうして電車乗ってても、ほんとに体調悪そうな人はほとんどいないんだよね」と自分が想像する現実社会と、目の前にある現実社会の齟齬にちょっと悩んでいた。
 彼女が望んでいた「原発事故の後の関東」って、みんな髪の毛が抜けて血を吐き白血病・・・っていう「黒い雨」だったらしい。

 友人M嬢はねえ、「何か大きな組織に監視されてて、私はそのうち殺される」って、今回の容疑者みたいな妄想抱えていたので、ほんと他人事ではなかったのですが、そういう「ヤバい、これマジ本物だ」と気がつく数ヶ月前の出来事を懐かしく思い出す。

 交流戦のヤクルト×楽天の試合を観に行ったんですよ。
 外野はほどよく空いていたので、席は選び放題だったのですが、試合開始前は投手の練習もあるので、バックスクリーン横に座ってました。
 試合開始直前になって、M嬢が「席移動しよう」と言い出したので、私はバックスクリーン横なら投手の投球はよく観察できるので、そのままでよかったけど、M嬢がそういうので「いいよ?どの辺にする?」とついていった。

 そしたらM嬢が「この辺?」と言った辺りは、確かに今は人もまばらだが(試合前なので場所取りだけしていて不在だった)、そこにいる人達はユニフォーム着て応援ボードを持っていて、後方にはラッパ構えてる人もいて、「レフト側応援席ど真ん中」だったのである。

 私が「え?ここ?」と驚いていると、M嬢は不機嫌そうに「いけない?」と言うので、「あの・・・ここって、ユニフォーム着た人が応援するところだよ?」と言ってみた。

 そしたらM嬢は、キリっとした表情で「ユニフォーム着ないといけないっていう決まりなんてあるの?」と凄んだ。

 え?ああ、そう解釈するんだ。

 いや球場に初めて来た女子がそういう事言うのなら、笑える話しですが、「外野の応援団」」っていうものを知ってるはずのM嬢がそんなこと言うから戸惑ってしまったけど、「うん、ユニフォーム着る決まりはないけど、この辺りで応援している人は攻撃の度に立ち上がるから、前が見えなくなるよ?」って言ったら、M嬢は「あ・・・・」と気がついたらしいが、それが普通の人だったら「あ・・・そっか!やーだwww」で済む話しだが、ビョーキだったM嬢は「あ・・・」でフリーズしてしまい、しょーがないから「こっちの応援席外れたレフト線のあたりは空いてていいよ」とコワゴワと誘導しました。

 うん、ビョーキの人の特徴って「あ、そうだったんだ、てへ?」っていう態度が無いのが特徴ですかね?

 M嬢とのエピソードで言えば「西武ドームで、前の席で傘をさそうとしたオヤジがいた」って話しがあって、私もそのオヤジ憶えていたので「あれは、横浜スタジアムでした」って言っても「いや、西武ドームだった」と譲らないので「あの・・・・西武ドームは屋根があるので傘必要ないでしょ?」って言ったら、普通だったら「wwwwwマジそうだね、やーだ、私ったらw」ってだけの話しなのに、M嬢は押し黙ってしまったのである。

 そう考えてみると「やーだ、私ったらwww」が全くないのがビョーキなんでしょかね?


10月7日(水)

 昨日はついうっかり楽天の小山と永井の引退セレモニー観ちゃったよ。

 「こんなんシラフで観てられっか」と酒を煽ってしまったので半分記憶にないのだが(笑)

 以前「一度、引退セレモニーというのを生で観てみたい」と思って、神宮のヤクルトの最終戦を観に行ったのだが、そのあまりの「生前葬」ぶりにビビり、おかげでそれ以降、引退セレモニーをテレビや動画で観ても非常に動揺するようになってしまったので、最近は意識的に観てなかったんだけど「涌井が最多勝狙ってる」に引き寄せられて最後まで観てしまったのである。

 スポーツ紙では「CSまで間がないのに、個人記録のために球数投げちゃって、あーあ」と批判されているけど、西武時代の涌井が150球くらいを平然と投げてる姿を何度か生で観たことがあるので、そんなに無茶しているように見えなかったなあ。

 さて、昨日は「日本人のノーベル賞受賞」について愚痴りましたが、今日、会社では全くその話題にならなかったので「そんなもんだよな、やっぱ」と確信しました。
 あと、大村教授は、特許で得た金で温泉掘ったり美術館作ったりしていて、経済的にも成功なさっているので、「苦労人」っていう売りが無いようなのですが、アフリカの感染症や犬の感染症に効果的な薬の開発に結果的に関わっていたので、売りは十分あるのかな?

 ただ、自然界から採取した菌が「役に立つ菌がどうか」っていうのは「動物のお医者さん」でも取り上げていたけど、本人の努力よりも「運」の要素が強いはずなので、大村教授は「地道にコツコツと宝くじを買い続けて一等を当てた方」とも言えるわけで・・・

 うーん、でも、研究成果が「ニュートリノがどうのこうの」よりも圧倒的に「大勢の命を救った」ということがシロートにも大変わかりやすいので、そのわかりやすさと「ありがたさ」は「青色LED」を上回るのでしょうねえ。

 そういや、数年前、島津製作所の若い人(比較的)がノーベル賞受賞したけど、あれってなんの功績だったっけ?すっかり忘れてる、というか、当時もよく理解してなかったんでしょうね。

 結局、私を含めて、一般ピーボーって「研究者」という人達が何やってる人達なのかよくわかってないんだよね。
 だから、小保方フィーバーの後の騒動も、結局何がダメだったのかよくわからないまま「STAP細胞は嘘でした」で終わってしまい、「えー?」って感じだ。

 ありゃ、広島と中日の試合は、7回まで0−0で「うわー」って思っていたけど、中日が3−0で勝ちそうです。これで広島終了ですか。

 今年はヤクルトが優勝したので、次が広島かなあ。横浜優勝はいつかなあ。

10月6日(火)

 今年もノーベル賞シーズンになり、日本人の受賞が発表されてトップニュースになっているが、いつも素朴な疑問なのだが、なんで街頭インタビューすると皆さん「日本人ってすごい」とか言うのだろう?

 お約束ワードなのはわかるけど、だったら同時に受賞が発表された中国人研究者もいたので「中国もすごい」って思うのかね?あっちの方が女性だし、文革乗り越えた人だから、もっと凄いと私は思ったんですけどね。

 で、毎年言ってることだが、「世界から日本が評価されている」とか言う人も多いんだけど、日本人以外の受賞者のことなんて誰も興味ないんだから、世界の人もたぶんそうなんでしょう、って想像しないんでしょうか?

 まあでも、ラクビーの日本の勝利は世界(の一部のラグビー愛好家)にはそこそこ評価されたと想像してます。だって、野球のWBCでフィリピンが日本に勝ったような話しですから、世界中の野球ファンが大騒ぎするのは想像できるので。特に韓国とか台湾などは鬼の首をとったように騒ぐでしょう(笑)

 あとニュース観てて思ったのは、「これで日本人のノーベル賞受賞者はアメリカ国籍を取得した人を含めて・・・」と言っていたのだが、もし、今後(過去にあったのかどうか知らないけど)いわゆる「在日」の人が受賞したらどーすんでしょうか?

 まあ、いつも書いているけど、ノーベル賞とろうが、メジャーリーグでノーヒットノーランやろうが、凄いのはその人であって、「日本人が偉業を達成した!」って私は思わないだけです。
 だって、ヤクルトのバレンティンが王さんの記録を抜いても、誰も「オランダ人が!」って言わないでしょ?そもそも、王さんが偉大な選手だからって、誰も「台湾人ってすごい!」って言ってないわけだし。
 王さんが、あと40年くらい後に生まれていて、メジャーに移籍しても結果残していたら、どうだったんでしょうね?と、意地悪な想像をしてしまう。

●箱根駅伝 復路4区

 酷暑の長い中断を経て、とうとう駅伝コースを歩く旅が再開できました。
 ほんと、今日は長袖のシャツ一枚じゃ寒いくらいの好天候だった。少し日が差してくると軽く汗ばむ程度のお散歩日和。

 戸塚駅からスタートです。
 東海道というか国道1号線は、戸塚駅の手前で分離していて、東側の道は駅前を通っているのですが駅伝のコースは西側の道らしいので、そっちに向かったのですが、駅から数百メートル先のその道路は「なにこれ、高速道路みたい?」という道でした。

 そのルートの先は「横浜新道」っていう高速道路に繋がっているので、たぶん、そのために作られた道なんでしょうね。
 大型トラックがビュンビュン飛ばしている道だったので、歩道を歩いていても恐怖感があったが、歩道を歩く人もほとんどいなくて、自転車と1台しかすれ違わなかった。
 「平日の昼間だしな」と思って、さらに先を行くと歩道が雑草に半分占領されており、時折、ススキやセイタカアワダチソウをかき分けながら進んでいたので「この歩道を行き交う人が本当に少ないんだ」ということがわかった。

 そういや、この辺りだと、ススキがいっぱい自生しているので、「中秋の名月にススキが花屋で売られる東京」とは違いますね、やっぱ。
 セイタカアワダチソウも久々に間近で観たような気がする。

 そして、歩道がそういう状態だっていう理由がやっとわかったのは、横浜新道へと分岐する地点で、なんと歩道が途切れたのである。
 そういうことは今までもたまにあったが(自分の歩いていた方は途切れても、道路の反対側は歩道が続いていたので、渡れる地点まで渋々戻った)、今回は「え?どこまで戻れば?戸塚駅付近から一度もそういう地点なかったよ?」と戸惑ったが、そういや、その数百メートル手前に「あれ?ここ、なんか下に降りられるようになってる?」って地点があったなあ、あれか?

 でも、そこまで戻るのも億劫だったので、脇道に住宅街があったので、そこに入ってみたが、狭い道がごちゃごちゃとなってる「小高い山の上を適当に宅地化しちゃいました」って感じの場所で、その迷路を抜けても、その先がどうなっているのか、地図でもよーわからんかったくらいなので諦めて、その降りられる地点まで戻った。

 やはり、そこを降りると、トンネルがあって向こう側に出たが、「こっちの登り口が見当たらない!」
 でも住宅はびっしり建っている狭い道をヨロヨロと進んでいったら、やっと入り口を発見。つーか、こんな道ほんとに必要なの?って思ったが、平日の昼間なので通る人は私以外いなかったけど、通勤通学時には利用する人もいるのかなあ?

 というわけで、歩道の行き止まりを迂回していたら、それだけで30分くらいかかってしまった。今日は戸塚から保土ヶ谷まで8キロくらいだから余裕だと思っていたのだが、まだ戸塚から2キロくらいしか進んでない?

 で、そっち側の歩道を歩き出したのだが、前方に橋が見えて、どうやら東海道線を跨ぐみたいだったが、橋の手前でまた歩道が途切れた!!!!

 なんなの、この自動車専用道路は!
 どうりで、誰ともすれ違わないはずだ。
 しかも、さっきと同じで、この付近も、一歩側道に出ると、狭い道がごちゃごちゃ続き、「もう、どうすりゃいいのよ!」とキレそうになる。

 方向を見失わないようごちゃごちゃした道を歩いていると、東海道線を跨ぐ歩行者用の陸橋が出現したが、陸橋渡った先はなにやら大きな工場が立ち並んでいた。
 スマホで地図確認すると、ブリジストンの工場だった。
 陸橋を渡れば、東海道線は跨げるが、その先に川があり、その先もブリジストンの工場なので、一般道は普通に通ってないようだった。

 どうしよう?この陸橋渡っても、ブリジストンの工場地帯を抜けられないのなら、また長い距離を戻ってこないといけない。
 しばらく地図を眺めていたら、もう数百メートル進むと、東海道線をくぐる場所があり、さらに先に進むと川も渡れて、そこから東に戻ると1国に戻れるようだったので、「急がば回れ」と、そっちの道を選んだら、やっと先に分岐していた1国がまた合流する「不動坂」にたどり着きました。

 戸塚駅からまだ3キロくらいの地点なのに、1時間半もかかってしまった。2キロくらい余分に歩いている。
 実際、道路標識も「保土ヶ谷 8キロ」とか出ていて、「えー、まだそんなにあるの?」と挫けそうになった。
 しかも、歩道も狭く、なんだか歩いてて楽しくない。戸塚周辺、このコースで今のところ最悪である。もっとも、駅伝コースがこっちの1国を走るのは「他の道路と交差しないから警備がラク」ってことなんでしょうね。

 来年の駅伝で、このあたりが中継されたら、「歩道が無かった」という悪夢を思い出して家族に熱く語ろうと思いました。

 戸塚駅を出発したのが11時半ごろで、2時頃にやっと5キロ地点に着いたので、ファミレスで昼食休憩して、権太坂を下ってガシガシと無心で歩いていたら、あっけなく保土ヶ谷駅に到着。
 なんか、すごい昭和の香りのする駅前商店街でした。
 そして、そこを行き交うだらしない感じのアジア系外国人が多かった。
 私は体験してないけど、話しに聞く昔の川崎の感じが、今は保土ヶ谷あたりまで後退してるんでしょうか?

 さて、3時半くらいに保土ヶ谷駅に到着したので、頑張れば横浜まで行けそうでしたが、それは次回のお楽しみにして、保土ヶ谷から井土ヶ谷まで歩いて、井土ヶ谷の「天然温泉の銭湯」に行きました。
 井土ヶ谷は「普通の住宅地」って感じだった。その銭湯も、おばちゃん達でけっこう混んでいたけど、黒湯の水風呂が気持ちよかったです。

 それにしても久々に疲れた。2万8千歩歩いて、これで10日で15万歩。貯金5です。

 そうそう、巨人の選手が野球賭博ってニュースがありましたが、「あんだけ相撲界で大騒ぎになったのに?」って、野球選手の世間知らず度合いにびっくりです。つーか、そういう状況にした相手も、何考えてんでしょうか?ハニートラップ?(笑)

 こういう時に「日本人、バッカじゃないの?」って言うとバランスとれますね(笑)

 そういえば、「日本人って凄い」って言う人と「最近の日本はオカシイんじゃないか?」って言う人は別の人のような気がする。

 あらー、楽天とロッテの試合は、永井と小山の引退時代になるはずだったのだが、延長戦になってます。涌井が9回投げ終えて120球超えてるけど、まだ続投とかwww

 涌井の最多勝を最下位楽天が全力で阻止しようとしているという、KY感が半端ないっすね。

10月5日(月)

 ところで、土曜日に久々に慶應の試合観てしまったので、また「若き血」に洗脳されてしまった。
 慶應が得点するたびに歌われるので、3連続ホームランの時とか凄かったっすよ。

 あの曲、中毒性が高いと思う。なんか語尾が上がったメロディーが続くのだ。
 「烈日の意気高らかに/ 遮る雲なきを/」の所が好きだ。

 で、さっき動画でいろいろ観てみたのだが、「やっぱ、あの神宮球場の青空の下で聴くのが一番いいんだろうな」と思った。

 で、どこの大学の応援歌もそうだけど、100年くらい前に作られた歌なのに、イマドキの学生さん達が実に嬉しそうに熱唱しているのが、いいんですよねえ。

 プロ野球の応援歌に比べると、東京六大学の校歌や応援歌は歴史もあるし、完成度も高いし、演奏しているブラスバンドのレベルも高いので、ほんと聴いてて楽しい。
 そして、応援の音だけ聴くのなら、実は外野席がおすすめだったりする。内野席のネット裏だと、あまりちゃんと聴こえないのだ。

 そんで、早慶戦みたいに、ほぼ満席になるような試合じゃないと、ネット裏に陣取っているのは、野球オタなオジサン達だが、ベンチ上くらいは少し空いてて、ブルペン寄りというか「応援席」に接触しているあたりも意外と混んでいるのは、「野球もいいが、チアの太ももはもっと素敵」と思っている人がその辺りに陣取るからでしょうね(笑)

 慶應応援団とか、それで対応に苦慮しているのか、応援席と内野席の境目に「撮影禁止」って大きな看板を置いていました。

 何度も書いているけど、チアリーダーはアメリカ文化だけど、それに学ラン着た応援団が混じるスタイルって、ほんと珍しいと思うので、いい観光資源になると思うんだけどなあ。

 というわけで、自分史上最高に六大学野球に夢中になってますが、大竹君っていうアイドルが出来たのも大きいけど、今年のプロ野球は引退する選手が多すぎて、ちょっと正視できなくなってることもある。

 楽天の永井まで引退表明なんて・・・・
 田中まー君とドラフトで同期で、かつては野村監督の元で「三本柱」と言われた投手だったのに・・・

 あと、私がずっと応援していた高堀投手もとうとう戦力外通告を受けました。ちょっとだけブレイクした時は嬉しかったが、続かなかったなあ。

 球界全体でも、40代の選手が一斉に引退を発表したので、なんと、横浜の三浦が現役最年長になるらしいって、そもそも、それが普通なのかも。

 今年の特徴としては、セ・リーグは優勝争いがもつれこんだので「この時期の神宮が満員ですと?」という事態になったし、パ・リーグはホークスが早々と優勝を決めたが、3位争いがもつれ込んでて、ロッテ戦が全然消化試合になってないとか。
 まだ両リーグとも、3位が確定していないなんて。

 CSってシステムには賛否両論ありますが、こういう展開になるとCS様々ですよね、営業的には。

10月4日(日)

 一昨日の夜はテレ朝ニュースステーションに八つ当たりしてましたが、「ヤクルト優勝」はテレビ全体的に軽い扱いでした。くすん。

 そして、私はその恨みをぶつけに、土曜日に神宮球場に行きました。

 ヤクルトはなんと、球場でビールかけしていたので、「そのビールの残り香でも嗅ぎに行こう」と思ったのと「早稲田はどうやら土曜日に吉野君出してくるみたい」と思ったので。

 涼しい秋にハードおサンパーの血が沸いているので、朝10時前には家を出て、ガツガツ歩いて11時半くらいには神宮球場に着きました。
 先発は吉野君じゃなくて、小島君でした。
 早稲田は私に吉野君を見せない作戦なんでしょうか?(吉野君は長身のアンダースローという超珍品)

 しかし小島君は1年生ながら、いい左投手なんだよなあ。大竹君と似たような緩急使えるタイプなんだけど、大竹君より闘士剥き出し型だし、ストレートも速い。
 すげーな、早稲田。ブルペンでは2年生大竹君と3年生竹内君が投球練習しており、竹内君もいい左投手なんだよね。これだけ左投手が充実しているチームってプロでも珍しいのでは?ってくらい。

 私の後ろに座った学生さん達が関西出身らしく、ビジョンに映ったベンチ入り選手のメンバー表を眺めて「済々黌(大竹君の出身校)って超頭いいじゃん」と話していた。
 熊本のトップ校らしい。でも、大竹君は甲子園に出てるんだから凄いけど、だったら頑張って東大に入ってほしかった。

 そして、彼らは「竹内(松坂)」にも反応していて「松坂高校も頭いいんでしょ?」「そうだよ、かなりの進学校だよ」とか話していたので、後で調べてみたら、毎年じゃないけど、2、3年に一人が二人が東大や京大に合格しているようだ。大竹君の母校が偏差値70超えで、竹内の母校は偏差値65くらいって感じ。

 さて、早稲田がリードしていたのだが、対する立教のブルペンにエースというか「日本代表」の澤田が出てきたら、後ろの学生さん達が澤田に関するうわさ話を始めた。
 ほんとかどうかわからないけど、どうやら澤田は監督に「死ね」と暴言を吐いたらしく、しばらく謹慎してもおかしくない状況だけど「懲罰登板」として、負け試合でリリーフというのはあるかも、ということらしい。

 で、本当に澤田がリリーフで登板したので、後ろの学生さん達の雑談もまんざら嘘では無いようだった。

 と、思っていたら、早稲田はリリーフに大竹君が登場。
 今日は大竹君目当てで来たわけではないのに、嬉しい誤算である。

 そして、久々に内野席で大竹君を鑑賞して、「やっぱマウンドでの雰囲気が独特だなあ」と感激した。
 最初に観た時には「なんて超軟投派で、なんてヤル気ない感じに投げる変な投手」と思ったけど、ストレートの急速が130行くか行かないかっていう投手なので、配球と変化球のキレが命だから、自然とああいう佇まいになってしまうのでしょう。

 そして、これは私の勝手な思い込みかもしれないけど、全身から漂う、クレバーな感じが堪らんのです。ほんと、マウンド捌きが美しい。
 それでも、去年とは雰囲気がかなり違ってきていて、この日はリリーフということもあり、のらりくらり投法じゃなくて、130キロのストレートをバンバン低めに放る、意外と強気な感じでした。で、時々、ほわーんと変化球放るから、空振りとれてる感じ。

 7回からリリーフした大竹君であったが、9回にまた連打されて1アウト1・3塁の大ビンチになった。
 そしたら、いい当たりだったがピッチャーライナーを涼しげに捕球して、飛び出していた1塁ランナーを刺してゲッツーで終了。カッコよすぎる。

 おばちゃん大興奮のあまり、試合終了後、通路でしばらく出待ちしていたのですが、30分経っても出てこなかったので、諦めました。
 大竹君はまだ2年生なので、あと2年も楽しめるはずなので、じっくり追っかけようと思います。その2年の間にどういう進化を遂げるのか楽しみです。

 次の試合は、慶應×東大でした。
 慶應はエース加藤だったのだが「慶應の加藤って、数年前にもいたな」と遠い目になる。
 2007年のドラフトでは「大学生ベスト3」という扱いでプロ入りした加藤だが、プロではイマイチのままで、2012年にクビになり、そのままヤクルト社員になったらしい。神奈川県立川和高校から慶應大学っていう学歴なので、最初からヤクルトに就職したと思えば、そんな感じか?
 ただ、私は2軍の戸田球場で、加藤の神ピッチを観たことがあり、「加藤、いけるかも?」と思っていたのだが、まあ結局、2軍でたまに好投できる程度の選手だったらしい。

 というわけで、「慶應の加藤」に特に注目していたわけでもないが、実物見てびっくりした。豪速球投手だったのだ。
 平均145キロをじゃんじゃん放るので、今年プロ入りした早稲田の有原よりも凄い。

 ただ、変化球のバリエーションが少なそうなので「これがプロ入りしたら打たれるだろうな」と思ったが、東大の打者は、147キロのストレートをじゃんじゃん空振り三振してくれるので、見ていて気持が良かった。
 しかし、東大の先発もこの間「超久しぶりに東大が勝利」した時の宮台投手だった。
 東大ではなかなか希少な左投手だし、今の右のエースの山本君と同じく、左のパワーピッチャーだ。
 湘南高校から東大っていうのもカッコいいね。

 前にも書いたけど、千葉育ちの私は「神奈川の公立高校のトップ校ってどこなんですか?」って神奈川出身の人に聞くと、「横浜翠嵐」って言われて「それって、公立なんですか?」って戸惑うが、「あと、湘南とか」って言われても、「そんな名前の高校なんて、全員茶髪でサーファーのイメージしなかないwww」のでした。

 で、湘南高校の宮台君は、慶應打線を1安打くらいで5回まで抑え、慶應の加藤君も豪速球で東大打線を翻弄して、00000な意外な展開でした。
 東大のリリーフ、柴田君も、「これで通用しているのが不思議だ」と思えるくらいの軟投派ですが、東大の伝統というのが、「あまりにも軟投派なので、相手打線がちゃんと合わせられない」という感じでギリギリで失点を免れていたのだが、3人目で見事に捕まりましたわね。

 3人連続ホームランとか、初めて観たかも。

 慶應応援団のオジサマ達は「慶應がやっと東大に勝ったwww」と自虐的でしたが、東大の三番手など、もはや打撃投手という現実を突付けられた試合展開でした。

 東大OBのオジサマたちも「先発はいい投手だけど、持久力ないから5回までって所が痛いよね」と語ってました。

 それでも東大は、右の山本、左の宮台って、今まで観たことのないようなパワーピッチャーが揃った年なので、リリーフがそこそこ機能したら、少し昔の「10回に1回くらい勝つ」って感じに戻るのではないかと思います。

 何よりも、「今年の東大は油断できない」って雰囲気が、六大学野球を面白くしてくれているので、ぜひ頑張ってください。

 さて、今日は5時希少の外イベント仕事だったので疲れきってますが、おかげで、ラグビーのサモア戦見られなくて残念だった。
 いや、無理すれば観られたんだけど、もう無理が出来ないお年ごろだったので自重しました。

 ベスト8に残れるかはわからないけど、もう2勝したってだけで「\横浜優勝/」でしょう。

 ヤクルトが優勝した年に日本のラグビーもって、憶えておきます。

 ところで、少し前のニュースだけど、シールズの幹部に脅迫状が送られたというニュースがありましたが、「そのシールズの幹部君は明治学院の学生だったのに、脅迫状は明治大学宛だった」っていうの、明治学院サイドは「あるある」と捉えているようですが、私は明大サイドなので「ねーよ!」と思いました。

 明大と明治学院大を混同するなんて、マジないでしょう。
 明治は野蛮な大学ですが、明治学院はお上品大学なんだから!
 そもそも立地だって、明治は御茶ノ水で明治学院は白金台なんですよ??シロガネーゼですよ?

 私は関東育ちだからよくわからなけど、関西の「関関同立」っていうのも「関西大」と「関西学院大」っていうのの区別、どっちかは「かんせい」って読むくらい違うし、どっちかはミッション系なので、明治と明治学院の違いと似ているのでしょう。場所も大阪と神戸という違いがあるし。

 つーか、明治と明治学院を間違えるなんて、首都圏で受験しなかった人だろうし、あと、もしシールズの幹部が明治大学の子だったら、シールズはこんなに注目されなかったでしょうよ。
 だたの「ああ、旧学生運動系なのね」で片付けられていたでしょーよ。

 なので、シールズの幹部は「あのお上品大学?」ってことが重要だったのに、野蛮大学の明治に脅迫状送りつけた時点で、「ばーか、ばーか、ばーか、バカの相手している暇はない」という事態なので、明治学院側が「言論の自由が」とか抗議していたが、脅迫した相手はすでに相当言論が不自由なのは明らかなので、「明治と明学の区別ついてなかったとは・・・・ご愁傷様です」でいいのではないでしょうか?

 そのくらい、ありえない話しでしょう。
 野球ファン的には、中央大と中央学院大を混同するみたいな。


10月2日(金)

 みやのさんはヤクルトを応援しています。試合中継観られないけどさ。
 しっかし、今日も1-0ってアイスな展開ですわよ。

●「なるほど」

 最近、総務部で話題になっているのが「なぜ、イマドキの若者は、『なるほど』を多用するのか?」である。

 最初に気がついたのが、某メガバンクの担当者が2年目くらいの若者になったのだが、そいつがちょっと喋り方が生意気な感じで、電話を受ける社員達に評判が悪かった。
 ただ、私の解釈では「彼がなんか上から目線的な喋りをするのは、そういう人柄なわけではなく、緊張していて丁寧に喋ろうとしているのに、それが上手くいっていないのだろう」
 いわゆる慇懃無礼って言うの?

 それに、気が小さいから故に、物言いがキツくなってしまう人はうちの会社にも数名いるし。
 で、そのメガバンク若手君の口癖が「なるほど」なのである。
 それも、なんだか「え?」っていう使用法をするのだ。

 若手君  「◯◯部長はいらっしゃいますか?」
 うちの社員「◯◯は午前中は外出しております」
 若手君  「お戻りは何時頃になりますか?」
 うちの社員「1時頃の予定ですが、出先での会議が長引くかもしれません」
 若手君  「なるほど」

 他の時にも「◯◯は今日は休みです(接待ゴルフ)」って言った時にも「なるほど」と言われた社員がいるらしい。

 このメガバンク若手君の「なるほど攻撃」に皆で軽く戸惑っていたというか、軽く笑いものにしていたのだが、そう気がつくと、総務部は会社の代表電話(外部に公表されてる電話。ホームページにも掲載されている)を受けるのだが、最近、営業電話でも「なるほど」を連呼する電話が多いことに気がついた。

 営業マン「弊社は◯◯を扱ってる会社でして、ぜひ、このサービスのご案内をしたいのですが?」
 総務部 「あいにく、うちではそういう部署は無いのですが?」
 営業万 「なるほど」

 たいてい、今年入社したばかりの新入社員がマニュアル片手にたどたどしく営業電話かけてますって感じの時に「なるほど」が多発するらしい。

 そういや、新卒じゃないけど(大学卒業しても就職しないでうちの会社でバイトを数年続けていた)、今年入った新入社員も、総務になんか聞きに来て、こっちが回答すると「なるほど」を連発していたような?
 例えば、総務部でストックしている文房具について「一般的な物はある程度ストックしてるけど、特殊なものはその都度発注してね」と説明すると「なるほど」って言われるけど、別に嫌な感じは受けないけど、なんとなく微かに「そこって、なるほどって言うところ?」と思っていた。

 そりゃ、若者じゃなくても、相手がなんか説明してくれると「ああ、なるほど」って言う人はいるけど、中堅どころが言う「なるほど」ってもっと軽いというか、「あ、そうだったんだ、知らなかった、なるほどね?」って感じ?

 でも、問題にしている「イマドキの若者が多用する、なるほど」は、まるで殿様が家臣の進言に「なるほど、それも一理あるな」と言うみたいな雰囲気の「なるほど」なので、なんか変だなーって思うのだ。

 そう考えてみると、彼らが「なるほど」と言う時って、「ああ、そうなんですか」でいい場面が多いし、もっとフォーマルに言うなら「左様でございますか」くらいかな?
 なので、もしかしたら、今の若者は「ああ、そうなんですか」って言うのの丁寧語として「なるほど」と言っているのかもしれない。

 「◯◯は外出していて、そのまま社には戻らない予定なんですが?」「なるほど」

 って考えてみると、普通だったら「◯◯は外出していて、そのまま社には戻らない予定なんですが?」って言われたら、「それじゃあ、また明日かけ直します」とか、急ぎの用件だったら「出先でもご連絡とれることありますか?」だったり、「明日のご予定は?」だったり、「明日でもいいのでご連絡いいただきたいのですが?」だったり、普通な対応はいくらでもあるけど、たぶんそこで「なるほど」って言う人は、自分が相手に電話することで精一杯で、相手が不在だということを想像してなかったので、時間かせぎしているのかもしれないなあ。

 そもそも「なるほど」ってどういう時に使うのが正しいのか、よくわからないし。
 言い方にもよるかなあ。相手が興味深い薀蓄を語ってくれたら「へー、なるほどー、そういうことだったんですか!」って言うけど、例えば、ゴルフコンペで「ハンデが上手くついた」っていう意味がわからなかったので(野球選手のオフシーズンのブログ読んで)、上司に聞いたら「あ、そういう仕組だったんだ、なるほどー」って言うみたいな。

20:48 あちゃー、バーネットが同点にされてるじゃん、ヤクルト!

 でも、こっちが特に相手に有用なこと喋ってないのに「なるほど」と相槌打たれると、「何えらそうに?」って思うんだよなあ。

20:05 ちょwww、NHKの9時のニュースでは「同点です」で終わってしまったが、直後にどうやらユウヘイのタイムリーでヤクルト勝ったらしいのだが、テレ朝ニュースステーション使えねえwwww

 爆弾低気圧がまだ北海道でとか、TPPとかいいから、神宮球場の様子やってよ。久米宏の時には10・19緊急生中継したんでしょ?

 22:18 TPPとかどうでもいいからヤクルト優勝やれよ、と思っていたら「ここで、嬉しいニュースです」って古舘が言うから「おお」と構えていたら、ips細部の話だった・・・・

 テレ朝、私に喧嘩売ってるのか?

 私はね。朝日新聞育ちなんですよ。
 なので、幼少の頃から自虐史観を受け入れてきたし、「自衛隊って憲法違反じゃね?」って思いつつ大人になったのですが、30歳過ぎたころから「ん?なんかちょっと違和感」って思っているのですが、それでも「アンチ巨人で、アンチ自民党」ってマインドだったのですが、テレ朝なにやってんの?

 ヤクルトが優勝したのに、ちんたらと安保法案のお浚いしてる場合じゃないだろう。
 そんなのは、来週ゆっくりやってもいいだろう。
 長谷部さんっていう法学者に非はないけど、ゆうゆうと持論を語る姿が邪魔でしかない。

 2ちゃんに弾かれたので、わからないけど、たぶん、野球ファンのほとんどが「テレ朝、なにやってんの?」と嘆いているだろう。
 ヤクルトの優勝を何よりも優先しないメディアを私は信用できない。

 22:34 まだ法学者と古舘がダラダラと語っているが、あまり中身が無いので、いいからスポーツニュースやろうせ。
 と、思っていたら「三浦海岸の波の調べ」とか流しはじめた。
 すごいな、テレ朝。
 超はげしくどーでもいーのだが。

 さらに、次は川島なお美の葬儀の模様とかやってて、私には超はげしくどーでもいーのだが、世間一派的にはヤクルト優勝と川島なお美の葬儀は同じ程度なのかも。




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