可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

10月31日(水)

 昨日の試合が終わって、床に就いたらジワジワと「勝てる試合だったのでは?」という悔しさに包まれましたが、「亡き川上哲治に捧ぐ」が一番強力だったんだ、ということで無理やり自分を納得させました。

 さて、今日は内海×辛島だったので「もうダメぽ」と観念してましたが、からしマー君が好投して、帰宅したら2点差で勝ってる!!!!!

 あー、でも、継投が継投が継投が・・・・と逆転されるのをビクビクと待っていたら、なんと、則本登場!?

 凄いことするなあ。
 まあ、これは星野監督にしてみれば「想定内」なんだろうなあ。
 辛島が先発して、勝っている展開だったら、則本投入してダブル先発で乗り切って、今日勝てば王手だから、土曜日に仙台戻ったらマー君投入っていうシナリオ。

 上手くいくのでしょうか?

 さて、現実逃避のために、なんか別の話題でも。

 そうそう、最近、小泉元首相が脱原発やってて、「うわー、そう来るか?」って驚いた。
 でも、今さら「処理場が無いから」とか言われても、そんなもん、小泉氏が首相だった頃からわかっていたでしょうに、としか言いようがない。

 あー、則本が村田に被弾!!!!!

 小泉元首相は何をしたいんでしょうかね?
 一説には「息子の将来を守る」と言われてますが、私にはよくわかりません。
 なんか、老後の趣味というか生きがいのために「わかりやすいところに噛み付いてみた」っていうようにしか思えないのです。

 そう考えると、小泉さんが「郵政民営化!!!!」で選挙で大勝したのって、浮動票層にとっては「どっちでもいい」ようなことだったからでは?
 で、浮動票層の住む地域では、郵便局はあまり重要ではなくて、でも国営として保護されてるのはねえ?それに郵政族とかいるらしいし、なんだかよくわからんが利権がいっぱいらしいので、そーいうのはよくないんじゃないの?
 って程度の意識だったのが、小泉氏の強いアピールで「なんか、そっちにしたほうがいいのかも」と気分はAKB総選挙程度のことだったのかもしれない。

 原発も、多くの人が「無いで済むなら、無いほうがいいな」って思ってるけど、「なんか、そう単純な話でもないような」という気配を感じているのだと思う。

 もちろん、郵便局みたいな巨大な利権を感じるけど、なんか、あれとはちょっと毛色が違うような・・・・

 で、私が個人的に思うのは、脱・原発論者の多くが、新興宗教みたくなっているのがネックなのかと・・・・

 私の友人にも放射能信者がいますけど、「それ、更年期障害じゃね?」っていう身体不調を全部「放射能のせいだ!」にしてますので、えーと、なんて言うのか、彼らには原発が必要なんじゃないかって思っちゃうんですよ。

 陰謀論者がすぐ「フリーメーソンが!」って言うみたいな感じで、フリーメーソンっていう組織がどの程度活動しているのか、私にはわからないのですが、もし、ほとんど活動してなくても「いや、フリーメーソンの活動は目に見えないのだ」って言えばいいだけなので、どうにでもなるのですが、もし、日本が本当に脱原発しても、福島の除染が進んでも、放射能信者はきっと「自分の体調が悪いのは、北朝鮮の核施設から放射能が漏れているのだ」とか言うんでしょうね。

 もちろん、中にはきちんと科学的データを検証している脱原発論者もいっぱいいるのでしょうけど、放射能信者の友人のツイッターを眺めていると「煽りたいだろうなあ」としか思えない人ばかりが出てきて「2ちゃんの荒らし」と区別ができません。

 真面目に放射能の影響を憂いている人は、さぞかし大変だろうなあと同情するくらいです。

 そういや、小泉元首相の脱原発の足を引っ張るかのように、管元首相が「みのもんたの降板は、放射能ムラの陰謀だ!(後日訂正:原発ムラの間違いです)」と言ったというニュースがありましたが、ソース見てないのですが、「ああ、それって、ずいぶん前から放射能信者の友人が叫んでた」と思いました。

 原発ムラの陰謀というより、放射能信者の戯言として、出回っていた話だったので、それを元首相が拾うとは・・・・

 あらあ・・・・9回裏、高橋由伸がツーベース・・・・

 いやあ、実は今日、久々にセレブ整体師の施術受けまして、私が「今は日本シリーズに夢中です」と言ったら、先生が「ああ、けっこう巨人の選手も看てまして」とおっしゃるので、すかさず「私、楽天ファンなんです」と遮ったのだが、「高橋君もねー、今年はやっと良くなってきたかなあ?」とか言うので、心の中で「よけーなことしないでください!つーか、打てなくなるツボ押せ」と思いましたです。

 なので、由伸だ出てきた時点で「なんか、ヤな感じ」と思っていたら、やっぱし(笑)

 あの先生、清原も診たことあるらしいので、私が巨人ファンだったら、もっとゴロゴロと巨人自慢が炸裂したはずだが、私が封じたので、その後は私が映画マニアだということを踏まえての「黒沢監督を診た時には」自慢に切り替わったので、ホっとしましたが。

 それはいいけど、則本がんばれ!!!!!

 ホラー映画よりも怖いので音声消して鑑賞してます。

 えーと、現在の状況は、1アウト、ランナー3塁っていう絶対絶命のピンチで阿部でしたが、四球でした。

 ええと、次は村田ですか、もうジェイソンよりも怖いですよね。

 チェーンソーみたいにバット振り回しちゃって。

 はあ、投手ゴロだったんだけど、取れなくて同点になってしまいました。
 このまま、サヨナラの流れですが、これを止めたら則本凄いな。

 ああ、今日はサクサクの試合展開だったのに、終盤もつれて、もう9時半です。

 で、放射能信者の話ですが、彼らの多くが「放射能のたたりじゃあ」って浮かれている感じなので、なんだか逆に原発を推進してあげて、彼らの心の安定を図らないと逆になんかヤバいのでは、って思ったりするので、「脱・原発」っていうのを真面目に考えられなくなってるような気がします。

 さーて、同点になちゃって、延長です。
 巨人の勝ちパターンは出尽くしちゃったんだっけ?沢村も山口も西村も出たけど、マシソンが残ってる?

 えー?西村が則本に四球って????????

 則本をランナーに出して疲れさせるという高度な作戦ですか?

 ふえー、送りバント成功。
 則本はプロ入りしてから、初めて2塁ベースを踏んだのではないだろうか?

 次は藤田か・・・・・もう、ホームラン打っちゃえ(泣)

 ありり?藤田に四球?(後日訂正:死球です)西村どうした?

 藤田はふくらはぎに打球を受けたようで、ベンチに下がったが、解説陣によると、ふくらはぎへの打球はダメージが大きいらしい。

 おお、藤田出てきた!!!!

 ここが勝負の分け目らしいぞ。

 ランナー藤田を返したら、楽天の勝ちだ!!!!

 うわー、則本がホームに返った!!!!

 何がなんだかわかりませんが、3塁まで走った藤田を星野監督が下げた。
 ううう、痛かったんだよね、よく走ったよね・・・・つーか、もっと早く代走送ってもよかったんだけど、このタイミングで替えるのは実に効果的で、てゆーか、私はもう涙ボロボロ状態です。星野演出に感服した。

 巨人に勝つのにはこのくらい演出しないとね。

 星野はたぶん、若造の頃はこんなこと思いもしなかったんだろうけど、これはもう、亀の甲より年の功ってやつですね。

 いや、やっぱ、星野は政治家向きだろう。
 藤田をランナーで引っ張ったことで、まさに一気に郵政民営化モードになったもん。

 つーわけで「亡き藤田さんに捧ぐ」モードに入った、則本の投球に注目です。

 楽天勝ちましたーーーーーーーー!

 なんか今日の試合は後半ずっと号泣していたので、なにがなんだか・・・・

 とりあえず、私が「シリーズ男になってくれないかなあ」と思っていた藤田が意外な形で地味に勝利に貢献したので「こういうやり方もあるんだ」といろいろ勉強になりました。


10月30日(火)

 いやー、昨日は美馬が好投してくれたけど、打球当って降板してしまったので「うわー、どうしよう?」と目を覆いましたが、マスクマンのレイがロングリリーフ頑張ってくれました。
 つーか、もうリリーフ陣、弾切れなのでは・・・・・・

 でも、昨日はけっこう打撃戦だったので、他球団ファンの皆様は気軽に楽しんでいたようです。(2ちゃん実況版では)

 しかし、私の夢だった「2勝」しちゃったので、こうなるとなんだか欲が出てくるものです。
 今日はこっちはハウザーですが、あっちはホールトンだし。

 そして、やっぱし、ホールトンの立ち上がり叩いて先制点稼ぎましたが、ハウザーも相変わらずのノーコンぶりです。
 まあ、ハウザーさんは中継ぎではフルボッコされた時期もあったが、先発転向してから「変速フォームと荒れ球」を武器にのらりくらりと5回くらいまでは試合を作ってきました。
 ハウザー先発で勝てるかどうかは、後ろの投手の出来に左右されるので、3点差くらいじゃ全然安心できません。(19時50分現在)

 さて、朝のニュースショーは他に話題が無いのか、連日「高級レストランの偽装メニュー問題」を取り上げていますが、連日、芝エビとバナなんとかエビの違いを説明されているうちに、なんだかどっちでもよくなってきました。

 エビチリなんて、そこそこの大きさのエビがゴロゴロ入ってれば、なんでもいいじゃんって。

 あと、そもそもの発端は「レッド・キャビアが、ただのトビッ子だった」という話だったのですが、私は「レッド・キャビア」という名称を初めて聞いたので、もしレストランのメニューにそういうのがあって、食べてみたら「これ、トビッコじゃね?」と思っても「そっか、トビッコのことをコジャレた店では洋風にレッド・キャビアって言うんだな」と思ったでしょう。

 そもそも、トビッコって何だ?
 名前から勝手に「トビウオの卵?」だと思っていたのだが・・・・検索中・・・・やっぱしトビウオの卵だったらしいです。

 あと、私は「てごねハンバーグ」というメニューを見ても「手でこねている」とは全く思ってませんでした。どーせ「手ごね風」なんだろうと。ファミレスの工場で「手ごね機械」っていうのがあって、それでやってるから「手ごね」なんだろうと。

 極端な話、機械で大雑把にコネたハンバーグの種を最後にちゃちゃっと手でコネたら「手ごね」って言ってもいいでしょうし。

 その昔、アイスクリーム屋に行列ができるブームがあって、ハーゲンダッツがそのきっかけだったと思うが、ハーゲンダッツは「100%天然素材」を売りにしていたのだが、ある識者が「天然素材の定義って?」と疑問を呈していた。

 乳化剤みたいな化学成分を使用してないと言う意味なんだろうけど、砂糖なんて、ナチュラル教信者にとっては「工業製品だから体に悪い」ものだったりしたし、アイスの素材になるはずのクリームだって、生乳からの加工品だから、「そういう素材のどこまでが天然といえるのか?」という疑問はいろいろ考えさせられた。

 同じころ、「化学調味料」の代表選手みたいだった「味の素」が「さとうきびからできてます」と天然素材をアピールし出したような記憶がある。

 まあね、「神戸牛」だとか「松阪牛」だと思って食べていたら、実は輸入牛だったってわかったら、けっこう腹立つと思うけど、さ。

 おや、宮川が危険球退場だ!

 ハウザーの次は福山にしてもらって、福山がなぜか勝投手になってしまって\横浜優勝/という妄想を抱いていたのだが・・・・(楽天優勝前日の西武ドームでは、ハウザー危険球退場の後にロングリリーフした福山のプロ初勝利は叶わなかった)

 あー、なんだ、小山かあ・・・・・
 まあ、まだ勝ってますからね。

 小山はこういう大舞台、どうなんでしょう?

 って、いつのまにかノーアウト満塁だったのですね(笑)
 そんな大ピンチを小山が抑えるなんて、全く期待してませんが・・・・・おおーっと、坂本狙いすぎで三振!
 ありえねー
 井口さんだったら、きっちり満塁ホームランだ。

 ああ、でも次が阿部でしたか。
 阿部も外野フライ??????

 ここで止めを刺せない巨人もちょっとだが、おっと、マギーがエラーでまた満塁。今日は荒れてて面白いなあ。

 結局、1失点で凌いだんだから上出来だろう。

 しかし、4回終了で、8時半って、先が長いなあ。
 やっぱし、福山に頑張ってロングリリーフしてほしいなあ。

 さーて、巨人は5回から沢村でピシャリと抑えましたが、自慢の継投を披露するには、一つ早い。この調子だと沢村を6回まで引っ張れば、後はマシソン・山口・西村で行けるかね?
 やっと巨人が「勝ちパターン」を披露できる展開になってきたので、楽しみになってきました。見せていただきましょう!!!

 きゃは?
 6回にヒジリが沢村からタイムリー打って5−5の同点です。

 なんだか他人ごとで楽しめるようになってきました。
 こうなったら延長まで引っ張って、両チームとも投手全員虫干ししてほしいです。

 お、沢村引っ張りますね。
 藤田プロ、どうでしょう?

 ここで打ったら暫定シリーズ男です。

 ああ、藤田はセカンドゴロ・・・・・

 巨人はここから鉄壁の投手リレーに入りますので、楽天の継投が「いつも通り」だったら楽勝なのでしょうけど、さあ、どうなりますかね?

 まず、長谷部が「亡き母に捧げる」枠で投入されました。

 あらやだ、長谷部は2アウトまでサクサク行ったのに、代打に谷が出てきたらストレートのフォアボール与えちゃったわ。亡き母はヤワラちゃんの大ファンだったとか?

 6回はなんとか抑えた長谷部だったが、7回はノーアウトのランナー出しちゃった。

 さて、話はメニュー偽装に戻るが、そういや、会社でその話になったら、エビワカちゃんが「レッド・キャビアっていうのが嘘だったんでしょ?」と言うので「私はレッド・キャビアっていうの食べたことなかったし、そんなものがあるのも知らなかった」と言ったら、エビワカちゃんもそうだったらしく「たしかに・・・」と黙ってしまった。

 それで思い出したが、私は芸能界で働いていたので、芸能人のパーティーのお手伝いもしていたので、20代前半から頻繁にキャビアを食べていた。

 想い出深いのは、会社で箱根の温泉に社員旅行に行った時に、取引先が差し入れとして、高級日本酒とかキャビアを贈ってくださったのだが、宴会後に各部屋でテキトーに麻雀大会とか飲み会が開催されていたのだが、私はお偉いさん達が飲み会している部屋に入り込んで、当時はまだ「幻の銘酒」だった越の寒梅飲みながら、キャビアの瓶詰めをスプーンで直接食べていたのだ。

 ホテルのバンケットで開催する、大物芸能人の「芸能生活30周年パーティー」でも、キャビアは食べていたけれど、そんなの、スプーンにちょびっとって感じだったけど、その時の温泉旅行では、カップアイス食べるみたいに独り占めしていました。おいしかったー。

 それですっかり「キャビアって高いらしいけど、やっぱ美味しいな」と、それからしばらくして、友人宅で持ち寄りホームパーティー開くのに参加した時に、明治屋に立ち寄って、「ちょっと奮発してキャビアでも買ってくか」と意気込んでいたのですが、値段見てびっくりした。

 私が独り占めしていた、あのくらいの靴墨くらいの瓶で、1万円くらいしたんですよ。

 3千円くらいなのかと思ってました・・・・・・
 いや、あのサイズで3千円でも充分高価だが、こんなに高いとは知らなかった・・・・と、高級スーパーの棚の前で存分に反省いたしましたが、「本物の高級キャビア」の片隅に「ニセモノですけど、けっこうキャビアっぽい珍味です」っていうのが置いてあった。

 本物は1万円くらいしたが、「偽キャビア」は同じサイズで800円くらいだった。

 あまりの価格差に「これは期待できないな」と思ったが、シャレのつもりでそれを友人宅に持っていったのである。

 最初に自分で食べてみて、その生臭さに顔をしかめつつ「偽キャビアですから、こんなもんです」と他の友人に食べされてみたら・・・・

 「へー、キャビアって初めて食べるけど、こういう感じなんだ」

 と言われて、「えええええ?」

 女子特有の「相手への気遣い」なのかと思っていたのだが、どうやら、本当に誰も「本物のキャビア」を知らないらしく、「へー、美味しいね」と、確かにイカの塩辛みたいな珍味だと思えばそこそこの味なのだが、私はキャビアの味知ってるので「偽キャビアって言っても、これじゃあ、畑のキャビアのとんぶりのほうが美味しいよ」って思ったのだが。

 ブランド食材が裏切られた経験としては、今年の初夏、社員旅行で岩手に行った時に、世界遺産である中尊寺を見学した後に、その付近で予約した昼食が酷かった。

 前沢牛の鉄板焼きを出す店だったようだが、入ってみると、ステーキ屋というよりは「メインはお団子屋」で、観光地の駐車場にある団子やアイスを出す店がついでに2階で10人から20人程度の団体客へのステーキ定食を出している店のようだった。

 店の雰囲気から「肉のレベルはともかく、焼き方上手くなさそう」とわかったので、レアではなくミディアムでお願いしたのだが、鉄板のまま供されるステーキはレアとミディアムの差もあまりなく、そもそも、肉はともかく、添え物のタマネギが半焼なんですけど?って状態だった。

 ダメな店にありがちだが、肉はちゃんと仕入れているらしく、大きな塊のステーキ肉として供されているのだが、焼き方がシロートなので、ほんと「ただ、鉄板の上で焼きました」ってやつで、肉の旨みがどうのこうの以前に、ミディアム焼きでもあの生焼け状態って。

 あれだったら、ファミレスで「オージービーフのステーキ」食べたほうが、よほど美味しかったでしょう。

 あの中尊寺前の店は、いろいろ間違ってしまったらしく、確かに「前沢牛生産者から直接仕入れた肉」を使用しているのかもしれませんが、焼き方がよくわかってないのに、「生産者直だから、こんだけいい肉が入るのです」と主張したいばかりに、分厚いステーキ肉にしていて、それをシロート技で焼くから・・・・・
 あの半分くらいの薄さだったら、シロート技でも、もう少しマシに焼けたでしょうに。

 さてと、野球の方は、8回で金刃登場。
 長谷部の「亡き母に捧ぐ」の見出しがダメだったので、次は「古巣に恩返し」ですね。
 たぶん、スポーツ紙に関わる皆様も今頃、一面見出しをそう模索しているところでしょう。

 しっかし、8回裏になったけど、22時過ぎって、試合長すぎでしょう。

 これで、もしも、もしも、楽天がまた同点にしたら、どーなるよ?

 はー、やっと9回表だけど、山口?
 西村って日本シリーズで出てきたことあったっけ?

 はあ、巨人勝ちました。
 これで2-2ですか。

 明日はどうなるのだろうか?

 楽天は辛島かしら?巨人は誰?

 つーか、最初に言っておきたかったんだけど、杉内の次がホールトンって、どこのソフトバンク・ホークスよ????

10月28日(月)

 へー、昨日の日本シリーズの視聴率、超良かったんだ。

 日曜日の夜とはいえ、こんないい数字(関東でも平均20%超えで、瞬間30%超え)は近年珍しいらしい。
 昨日はマー君だったしな・・・・と思ったが、どうやら土曜日の方が数字は良かったみたいで、「それだけ楽天が日シリに出たことが注目されているのかもなあ?」と楽天ファンとしては嬉しいことだが、自分は「とても正視できない」と他のチャンネルに逃げている時間の方が長かったのに・・・・

 その煽り食らったののか、大河ドラマ「八重の桜」はシリーズ最低視聴率をマークしちゃったそうです。昨日は面白かったのに(笑)
 オダギリジョーが登場してからは、ほぼ欠かさず観ています。気丈な八重と、オロオロしてばかりのジョーの対比が面白くて。

 私は売れ出した頃のオダギリジョーを「なんて美しい人なんだろう」と大絶賛しておりましたが、ここ数年はあんま気にかけてなかったし、「低視聴率男」なんていう汚名を頂いていたようだが、「八重の桜」でのオダギリジョーにまた惚れなおしました。

 同志社の関係者は、あれでいいと思ってるのか、ちょっと疑問ですけどね(笑)

 そういや、「あまちゃん」の後の朝ドラも高視聴率キープしているようですが、あれはたぶん、主人公よりも、相手役に夢中になってしまった、私のようなオバサマ多いんだと想像できます。
 悠太郎役の東出君の透明感のあるイケメンぶりに、かなり夢中です。

 その人気急上昇のせいか、古田新太の野菜ジュースのCMを最近また頻繁に観ます。あれって、少し前にやってたCMだと思っていたんだけど、古田新太演じる中年上司が「オレがもしミュージシャンとしてスカウトされたら?」っていう妄想を語るのを若い部下が「ありえなくないですか?」って流していたのは記憶にあったが、その部下役が東出君だったので、今観ると「わー、すごいいいキャスティング!」と東出君の方に目が行きますが、最初に流れていた頃は古田新太しか目に入らなかったのにね。

 「人は自分の観たい物だけを見る」というか「同じ物を観ても人によって見ている物が違う」ということをまた痛感してしまいます。

 さて、日本シリーズですが、第一戦と二戦は痺れる投手戦になってしまったので、野手の活躍が全く目立ちませんでした。
 昨日なんて決勝打点上げたのは、微妙な判定だった藤田の内野ゴロだったし。

 私は藤田に「シリーズ男」になっていただいて、横浜ファンの皆様に\横浜優勝/を味わって欲しいのですが、やっぱ、イマイチぶち抜けないようです。

 西武の片岡とか平尾とか、凄かったんだなあ、やっぱ。
 特に片岡は、今年のシーズン終了間際に大活躍して「わー、やっぱ雰囲気持ってるなあ」って感心しました。
 片岡はたぶん「ネアカ」(死語?)な性格ではないのだと思う。
 ヒーローインタビューなので、面白いことをやったりするが、スベることも多いし、ああいうのも「真面目でちょっと目立たないタイプの子」が突然はっちゃけるみたいな雰囲気を感じるのだが、片岡の凄いところは、いったんスイッチ入るとほぼ外さないところだ。

 まあ、片岡みたいな選手はそうそういないけど、今の楽天と巨人で「シリーズの雰囲気を左右する」選手は出てくるのだろうか?

 巨人だったら、亀井あたりがハジけると怖いのだが、マー君からホームラン打った寺内も、かなり気を良くしていると思うので、化ける可能性もある。
 ただ、巨人の二塁手は化けない地場がかかってるように思うのだが・・・仁志の呪いかなんかのせいか?巨人に詳しくないからわかんないんだけどさ。

 まあ、巨人の場合は、阿部がバカ当たりすればそれでいいわけで・・・・

 楽天の方はね・・・・・だから、藤田に活躍してほしいのだが、昨日の内野ゴロでのセーフも「持ってる」というよりは、「うーん、微妙」という地味なセーフで、あそこは同時セーフじゃなくて「明らかにセーフ」にしないとね。

 若手では、銀次や枡田はやっぱし控えめなので、岡島あたりに打点付くとガラリと雰囲気変わりそう。
 まあ一番、火を付けてほしいのは、やっぱしベテランの松井なのだが・・・・あと、やっぱし生徒会長じゃなくて、選手会長の嶋だけど、嶋はリードで目一杯だろうからなあ。
10月27日(日)

 昨日の土曜日。
 日本シリーズのあまりにもアイスな展開に日本シリーズが嫌いになる。

 今日。
 イベント仕事で支店のお手伝いだったので、朝6時起床で、一日中慣れない現場で仕事していたから、足腰肩がもうガッチガチなのだが、帰宅して日本シリーズを観ていたら、また絶望的な投手戦に耐えられず、鉄腕DASHで癒された。

 さらに、NHKの動物ドキュメンタリーで、死肉の欠片の骨を食べて生きる鷹だか鷲だか忘れたが、とにかく珍しい生態の大型鳥類が、ライバルと必死に戦う姿(カラスが強くてさー)に「ああ、生存競争って大変ね。とりあえず、鳥類がんばれ」と裏番組では「親子鷹のそのまた甥っ子」にスッカスカに翻弄されてる「犬鷲軍団」のことをしばし忘れる。

 そして、今日の「八重の桜」は今んとこシリーズ中最高の脚本じゃなかったですか?

 八重が、かつて会津の戦場で鉄砲で戦った薩摩のリーダーだった反町隆史(役名忘れた)に無謀にも腕相撲で勝負する場面に大爆笑しちゃったわ。
 楽天もそのくらいの意気込みでやってほしいものである。

 さて、7回で今んとこ楽天が1点だけで勝ってますが、私はもう、相当眠いです。

 お、なんか、2アウトだけど1・3塁のチャンスですが、ここで沢村に替えて、青木ペローンが登場って、私を眠らせないための作戦ですか?

 あ、青木がんばれ!!!

 と、青木応援モードになったのに、うわー、藤田のボテボテの打球がセーフになって、棚ボタ追加点が入って、\横浜優勝/になってしまった。

 いやー、元広島と元横浜の対戦、見応えってゆーか、横浜に運があったか?

 だから、私はもう眠いんだっちゅーに!

 あ、寺内がホームラン打った・・・・やっぱもう寝ようかな。

 でも、今日はなんとか勝ってもらって、せめて2勝はしてほしんだよな。
 ドームで1勝してね。

 でも、私も相当疲れているが、マー君も相当疲れているのだろう。
 そう考えると「じゃ、私、もう寝るから、後はよろしく!」って言いづらい。

 巨人のマシソンが適度に荒れて、ノーアウト1・2塁。
 そう、これこそ、私が二軍で観たことのあるマシソン。「豪速球だが、このコントロールじゃな・・・・」と思っていたのに、いつのまにか鉄壁のリリーフ陣になっていたので驚いた。

 そんで、また牧田がバント要員に・・・・・

 え?今のすげーわかりにくかったが、牧田があげちゃったバントフライを村田がわざとワンバンで捕球したのに、坂本の判断ミスで、ランナーは三塁に生きた?

 ああ、こういうプレーも日シリならではだよなあ・・・・・

 で、私は超眠いんですけど、坂本のやらかしで、引っ張られてしまいました。

 キャー、マシソン凌いだ!

 9回表、一点差でマー君登板です。
 また、ものすごい劇場演出しそうな予感。

 だから、私は超眠いんですけど、22時までは頑張るか・・・・

 自分が何と戦ってるのか、わからなくなってきた。

 はー、マー君もさすがに疲れていたらしく、最終回は見事に三凡。やればできるじゃん(笑)

 私もやっと安らかに眠れます。

 おやすみなさい。


10月25日(金)

 昨日はドラフト会議中継後、どっかでやっていた「ドラフト物語」みたいなのを泣きながら観てしまったので、泣き疲れて早寝した。
 去年、楽天で育成枠で指名されて、その後、登録選手になり一軍でも2勝を上げた宮川も、ドラフト当日に放送されたドキュメンタリーで取り上げられていたそうだが、毎年やってんですかね?
 昨日はたまたま休みだったので、ドラフト中継から眺めていたけど、いつもはニュースでしか観られないので、よくわからん。

 昨日のドラフトは栗山監督のくじ運の無さが際立ったが、日ハムってクジ運いい球団社長がいたはずだけど、どうしちゃったんだっけ?
 でも、日ハムはこれで今年の暗黒を燃やし尽くしたような気がしなくもない。

 あと、キヨシがねえ。リアクションがいちいちテレビ映えして、そのサービス精神に感服いたしました。
 キヨシが監督の内に、なんとか横浜には優勝していただきたいものです。
 楽天だって優勝できたんだしさー。

 あと、楽天に指名された松井くんの会見がニコ生中継されたので観てたんだけど、登場してしばらくは「楽天指名に不満なのか?」って思うくらい不機嫌そうでドキドキしたけど、その内だんだん態度が柔らかくなってきて、コメント寄せていた皆さんも「超緊張してたんだろうなあ」ってホっとしてました。

 あと、今年のドラフトの華は、広島のスカウトさんでしたね。
 1位指名の抽選という大役を任されて、見事に意中の選手を獲得して、涙ぐみながら「頭真っ白です」と喜びを語っていた姿が後々まで記憶に残りそうです。

 生中継で観るのなんて何十年ぶりでしたが、今年は抽選がいっぱい見られて面白かったと思います。

 さて、松井くんがプロで活躍するのかどうかなんて、私には全然わかりませんが、背がちっちゃいのが楽天向きだったかも。
 クライマックスで則本が投げた翌日、部長が「昨日投げてた小さい子、マー君そっくりじゃん!」って言われて「マー君よりもイケメンでしょ?」と答えていたのだが、心の中では「あー、明日はもっと小さいのが投げます」って思っていた。翌日は美馬だったので。

 前にも日記に書いたが、ちょうど、去年活躍した釜田が一軍に上がった直後に試合前練習を眺めていたら、則本と辛島と釜田が「投手陣の下っ端」として最後の用具を片付けてベンチに仲良く戻ってくる所を目撃して「超めんこい」と鼻の下伸ばしておりました。

 戸村とか塩見とか、若手でも長身足長の投手はいるんですが、不振者ばかりで、今年はほんとちっちゃい投手ばかりだったような。
 則本とか公称は178センチなんだけど、そんなにないように見えるんだけどなあ。

 まあ、マー君と比べちゃうと、みんな小さく見えるんだけどさ。

 さて、台風が接近していたので「土曜日から始まる日本シリーズ大丈夫かしら?」と心配だったのですが、予報がどんどん本州から遠ざかってきたので、明日の午後には雨が止むようでよかったよかった。

 私は明日の土曜日も明後日の日曜日も出勤なのですが、ナイターなのでちゃんと試合を観ることができそうです。
 特に明日明後日の仙台での試合は、「初日シリ!」に浮かれた観客がまた空気読まないウェーブ攻撃とかやってくれるのか、期待してしまいます。
 Kスタは、鳴り物禁止なので、盛り上がるとメジャーに似たような雰囲気になるので、テレビで観ていても、なかなか楽しいのです。

 メジャーの方も、上原と田沢擁するレッドソックスがワールド・シリーズに進出したので、メディア露出度が高く、野球ファンとしては「野球が注目されている」ことを単純に喜んでいるのでありました。

 テレビを小馬鹿にしがちだけど、やっぱしテレビでやらないと・・・・・ね?


10月24日(木)

 昨日「サカナのサンちゃん」の話を書いたが、確か、サンちゃんはバブル時代だったし、フツーに有名メーカーの営業職かなんかに就職したと記憶している。
 人としては好きになれなかったけど、ああいう人はけっこうきっちり仕事しそうだと思ったっけ。まあ、バブル時代でしたから、よっぽど変な人じゃなければ大丈夫そうだったし、サンちゃんは確かに変わった人ではあったが、意外とサル山ではボスに可愛がられそうなタイプだったし。

 そんで、「宇宙一偉い人」のその後の進路に全く記憶が無いことに動揺してしまいました。

 就職活動してたんだろうか?大学院に進んだ記憶もないし・・・・・今度、友人T嬢に聞いてみよう。

 さて、今週末は土日出勤なので、今日は休みだったので、5時からのドラフト会議生中継観ていたのですが、楽天がまさかの松井獲得!!!!!!

 5球団競合で、くじ引きは最後だったのに、立花陽三やりやがった!!!!!

 楽天の球団社長である、立花陽三は、フツーにムカつくエリート経歴なので(慶応ラグビー部のバックスやってた後、外資系を渡り歩いた文武両道)、その経歴見るたびにケリ入れたり、首絞めたりしたくなるのですが、松井まで引当やがって超むかつく(笑)

 しかし、楽天が「ドラフトの華」を引いたのは、マー君以来ではないか?

 ここ数年は釜田とか則本とか「誰?」っていうのを持ってきて成功していたので、「スカウト優秀だなあ」と感心していたのだが、久々に高校野球のヒーローを指名しました。


10月23日(水)

 なんか、日シリ出場が決まっただけで、なんだかボーっとなってます。

 たぶん「どーせ巨人にボコボコにされるのだろう」という予想の元、自己防衛本能が働いてるんだと思いますけどね。

 そーいや、NHKがまた「山井・・・・・(こら!この野球脳め!)・・・じゃなくて、病の起源」っていうのをやってましたね、日曜日の夜に。
 前にもやっていたけど、あの企画はけっこう好きなので、また観てしまったが、この前のは「うつ病の起源はお魚時代から」っていうのも、なかなかブっとびである。

 扁桃体がどうのこうのとか・・・・(よく覚えてない)

 人類の遠い祖先がお魚だった頃、防衛機能として扁桃体が誕生したけど、それが哺乳類に進化したら時々暴走するようになったとか、なんとか。

 魚時代が原因って言われたら、うつ病の人達はどう思うのだろうか?

 「人間社会なんて、しょせんサル山と同じでしょ?」って言うだけで、あれだけムっとされるのに(笑)

 今、ふと思い出したが、学生時代に「サンちゃん」と呼ばれていた男性の先輩がいた。
 そしてよく、同級生や先輩から「サンちゃん、サカナだからしょーがない」と言われていた。

 あまり詳しくは思い出せないけど、「サカナだから」っていうのは、ある程度「愛のある悪口」だったのだと思う。そもそも、本人に面と向かって言うんだから・・・いや、あんまり本人の前では言ってなかったんだっけ?

 最初の頃、彼がなんでサカナ呼ばわりされてるのかわからなかったのだが、どうやら、彼が「なーんも考えてない」という態度をとることが原因だったようだ。
 悪い人ではなかったが、他人の気持ちなど全く考慮せずに、ひたすら自分の好き嫌いで行動する人のようだった。
 好き嫌いっていうほどの感情も見せずに、ほんと、今から考えるとびっくりするくらい表面的な人で、裏表もないが、その表紙だけのペラッペラって感じがすごかった。

 例えば、何かのイベントで役割分担を決めようという話し合いになると、真っ先に「オレはやらねーよ、面倒だから」とか言うタイプ。
 かと言って、何もやらないわけでもなく、祭り好きの血が騒いだら、ノリノリでなんかやるのだが、最初から役割を与えられるのは拒絶するが、かといって、幹事役がもたついていたら「なーにやってんだよ!」と真っ先に批判していた。

 で、周囲が「その態度、ひどくない?」って言っても、全然気にしない。

 常にふんぞり返って、上から目線の人だった。

 そういや、もう一人、そういう傲慢な人がいて、そっちは「宇宙一偉い人」と影で言われていたが、そっちは「オレはみんなの中心にいる」という自意識を持っていたので、そう、思い出したけど、ある時、サークル内でも仲がいい数名で神田の老舗あんこう鍋屋に行くことにしたのだが、部室で集合すると、「宇宙一偉い人」がいて、その後飲みに行く気満々だったのだが、ケータイも無い時代になんとかアイコンタクトとトイレ行った隙に素早く作戦練って、「じゃあ、もう帰ろうか」と駅まで向かって、「宇宙一偉い人」と同じ方向の人は駅のホームまで行ってから「あ、ちょっとトイレ行くから、先行って」とか「今日は実家帰るんで、こっちなんだ」とか小細工して巻いて、無事に駅の反対側の改札口で集合した時には偉い達成感があったっけなあ。あの人、どうしてるだろう?

 「宇宙一偉い人」は哺乳類的な感覚を持っていたが、「サカナのサンちゃん」は偉そうなわりに、サル山感覚を全く持っておらず、だから、意外と嫌われてなかった。いや、好きでもなかったけど、こっちが嫌うほど、あっちが、こっちに全く関心ないんだもん。

 自分が良ければ、他はどうでもいいらしく、他人の目を気にすることがなかった。

 なので、酒の席で、誰かが面と向かって「サンちゃん、サカナだから・・・」と言っても、全く気にしてなかったように覚えている。

 というわけで、記憶も朧ではあるが、「あの当時、サカナ呼ばわりされていた人は、うつ病とは無縁の人だったなあ」と懐かしく思い出しただけです。
 意外と幸せな家庭を築いていたりしてね。
 いや、ああいうのを「男らしい」と思う女性は絶対にいると思ったので。

 今から思うと、「宇宙一偉い人」も、そんなに悪い人ではなかった。
 でも、二浪して入学していたから、ちょっと浮いちゃったんだよね。
 でも、二浪の人なんて珍しくもなかったのだが、他の人は兄貴風吹かせながらも、上手くやっていたんだけど・・・・

 あの当時も思ったんだけど「宇宙一偉い人」は九州南部の出身で、鹿児島だか熊本だったのかなあ?
 社会人になってから、というか、クラブ遊び初めてから九州男児と交流することが多く、「あー、なんかとっつき難いといか、男尊女卑っぽいけど、けっこう甘えん坊が多いんだな」とわかったのだが、学生時代にはそんなのわからなかったし。

 そんで、たぶん、「宇宙一偉い人」は地元での高校時代は成績も優秀だったろうし、ルックスもハンサムではなかったが、けっこう愛嬌のある顔していたので、クラスの中心人物だったのではないかと推測された。彼が入学したばかりの頃の写真を観たことがあり「わー、こんな可愛らしかったんだ」と驚いたし。

 しかし、地方の優等生だった彼は、入試に失敗し、旧帝大や早慶に入れず、今で言うところのMARCHに入学したのだが、自分は20歳なのに、周囲は18歳の現役入学や19歳の一浪入学ばかりで、どう接していいかもわからないし、相手もそう思ってそうだから・・・・と、九州男児にありがちな「人見知りした時にはどーんと無表情で上から目線」というのを実行してみたら、みんなに遠巻きにされて・・・

 ほんとは、もっと「可愛がられるタイプ」の人だったと思うんですよ。
 そりゃ、私が18歳で1年生の時の3年生って言ったら、20歳過ぎてる大人って感じでしたが、二浪してると、さらに「もう就職している立派な社会人の年齢なのでは?」って思うので、対等の立場でイジってあげられなくて申し訳なかったです。

 あの人も、どうしているのかわからないけど、年上のオネーサマには「なーに、つっぱってんのよ、君は!」と可愛がられる隙はあったと思うので、幸せな人生送っていると信じております。

 そう考えると、若いころ「苦手」と思っていた人達も、今思い出すと「それほどでもなかったなあ」というか、うちの会社なんか、もっと酷いのいっぱいいますもん。

 「友達」だと思うと、キツいけど、仕事上の付き合いだけだったら、全然平気です。
 中には「仕事でもできるだけ関わりたくない」って人もいますけどね。
10月21日(月)

 土曜日は出勤だったので、試合経過はパソコンで随時チェックしていたが「あー、また投手戦」とげんなりしたけど、なんとか勝ちました。
 日曜日に土曜日の試合をニコニコ動画で全部観ましたが(日曜日は雨天中止だったので)、美馬が初完封でしたけど、ほんと素晴らしい出来だった。

 個人的には久々に杉山賢人の解説だったのが嬉しかったんだけど、ケントさん、途中で少年野球の話になったら、「私も最近、少年野球の監督を始めまして」と話が大脱線。楽天がチャンスの場面だというのに、少年野球の話が止まらないので、実況アナ(大ベテランというか、レジェンドと言ってもいい島村俊治アナ)がやんわりと止めようとするのだが、スイッチが入ってしまったらしく、実況アナが気のない相槌打ってるのに全く気が付かなかったようだ。
 そのうちに、やっと打者が打って、ゲームが途切れたので、実況アナが「さあ、試合に集中したしましょう!」と視聴者に呼びかけるように言ったので「上手い!」と思った。

 しかし、土曜日の試合を観てみたら、けっこうチャンス潰していたんですね。
 あそこや、あそこで追加点取れていたら、どんなにラクだったか・・・・そして、美馬も完投せずに中継ぎを出すことができたかもしれない。

 このまま、勝ち進んでしまうと、中継ぎ陣の実戦不足が・・・・と、まだ日本シリーズに出られるとは決まってないけど、つい心配してしまうが、どうやら巨人も広島にあっさり買ってしまったので、中継ぎ陣の実戦不足が、という記事がどっかに載っていたけど、よく読んでみたら「勝ちパターン」はちゃんと出ていたみたいで、それ意外の青木とか今村が投げてないと言われても・・・・・

 今の楽天の中継ぎ陣は「誰が勝ちパターンなのかよくわからない」のが現状である。

 金曜日に延長の末、敗けた時にブラゼルに被弾した、金刃(わーい、とうとう一発変換!)は一応「勝ちパターン」だったんだろうけど・・・・・

 さて、今日決めておかないと、日程がきつくなってくるし、台風も接近しているし、いろいろ大変になりそうなのですが、どうでしょうねえ?
 今日は休みだったので、今は試合前です。

 試合後に日記書く気力残っているでしょうか?(笑)

 はーい、試合終わりました。
 けっこうヤバかったけど、なんとか勝って、日シリ出場です。

 んー、巨人相手だとどうなのかなあ?

 マー君は別格としても、則本がどの程度通用するかが勝負かね?

 でも、日シリ出られることになってホっとしました。星野のスピーチはやっぱし、政治家レベルに上手だったし。

 試合後、勝利の余韻にはしゃぐ選手たちが、修学旅行の中学生みたいにはしゃいでて、愛しい。


10月18日(木)

 休日調整で、昨日も休みだったのだが、かなり腰の調子が良くなったので「今日こそ、衣替えだ!」と気合を入れたが、気合だけではどうにもならないことに気がついた。

 秋冬物の数が圧倒的に少なく、しかも、またサイズが合わないのがチラホラ・・・・

 かなり大掛かりに補強しないといけないようだ。じゃないと、出勤ローテが回らない。
 そもそも選手の高齢化も進んでいるし・・・・

 そんで、たかが幅1メートルのクロゼットの奥のほうを確認してみたら、そこはすでに戦力外というか・・・・レジェンド達が場所をとっていた。

 もうサイズが二回りくらい下になってしまったので、ちょっとやそっとのダイエットでは無理になった服達が・・・・

 あーもう、どうせ着られないのにぶら下げててもしょうがないから全部捨てよう。
 喪服はもう新しいの買ったから、15年も着た古いのとはさようなら。
 スーツも去年、新しいの買ったから、もうお腹ひっこめてもファスナーが上がらないのは、さようなら。ああ、でも、これ親から貰った商品券で買ったコムサのスーツで、上下で5万円くらいしたのにぃぃぃ。サイズさえ合えば、今でも充分着られるのにぃぃ。(スーツは年に10回も着用しないので劣化しない)

 弟の結婚式で着た、シルクのスーツもさようなら。
 震災の時、けっこう激ヤセしたので、友人とNOBUに行ったときに「なんかコジャレた服ないかな」と探したら、このジャケットとシルクのインナーはなんとか着られたので、別のスカートを合わせて行ったっけ。NOBUの薄暗い照明にシルクの光沢がよく映えたわ。

 そして、妹の結婚式に慌てて買ったワンピースも、普段は絶対に着ないし、たぶんもうサイズも合わないだろう。

 あー、あと、前にデパートの福引でお買い物券が当たったので「こういうので普段着ないようなの買ってみよう」と久々に買ってみた、夏用の花がらのワンピースとか。
 これも、買った年にはローテに入っていたが、翌年からほとんど着てなかった。

 ドカドカと布団の上に放ってから、ドカドカとゴミ袋に詰めた。
 「これ、袋全部で、20万円くらいになる・・・」と涙ちょちょぎれました。

 安物の服はマメに捨てていたが、そこそこ高い服(って5万円以上の物はほとんど無いが)はついつい捨てられずにいたから、こんなことになるだけである。

 さて、この「急にやりはじめた断捨離」であるが、実は午後はお散歩に行っていたので、やりはじめたのは夜からで、しかも、クライマックス初戦で、マー君が好投するも相手の成瀬もまさかの好投で「ひえー、投手戦」になってしまったので、試合を正視できなくなり、そこから逃避するために始めたので、後半はかなり酒の勢いに助けられました。

 心の中のBGMは「北の宿から」だった。

 ♪ 着てはもらえぬ セーターを 涙こらえて編んでます

 「もう着られない服を 涙こらえて 捨ててます」

 気に入った服は、ほんと、穴が開くまで着るから、「自分が太ったせい」で捨てるのはほんと悲しかったです。
 ああ、サイズにそんなに変動がなかった頃の服たちは、みんな天寿を全うしたのになあ。
 お気に入りだった別珍のAラインのコートは、袖や裾が擦り切れてしまったので泣く泣く捨てたっけ。もう年老いた犬みたいにボロボロになっていた。
 MUJIで買ったステンカラーコートも、やっぱし袖からダメになったのを我慢して着ていたのだが、生地がだんだん斑になってきたので(擦り切れて薄くなってきた部分が多くなったらしい)諦めた。

 というわけで、後半はかなり正気を失ってドカドカ捨てていたのだが、「どんだけ正気失っていたんだ」ということに翌朝気がついた。

 明け方、寒かったせいか、胃が痛くて目が覚めた。
 胃痛を覚えるのも久々だったので、薬を探したのだが、常備薬は数年前に断捨離していたため、賞味期限(?)を超えたものは捨ててしまい、残っていたのはバファリンくらいだった。

 胃痛でバファリン飲んだことなんてなかったが、「ま、いっか」と思って飲んでみたら胃痛が収まったのでまた寝直したのだが、やはり布団がちょっとさびしい。
 タオルケットの上に毛布を掛けていたのだが、「もう一枚ほしいな」と思って、ベッドカバーにしている薄布を探したのだが、見つからないのだ。

 おかしいなあ?確かに、夏の間はほとんどクシャクシャのまま布団の片隅に寄っていたけど、昨日もあったぞ?
 掃除の合間にベランダで埃を叩いたのである。

 しかし、見つからないので、「朝ちゃんと起きた時にもう一度探そう」と7時に目が覚めたら胃痛も治っていたので、いつものように朝の支度をして、コンタクトレンズも着用してから、ベッドカバーを探すがやっぱりない。

 もしや・・・・・

 昨日、ドカドカと服をぶち込んだゴミ袋を外から確認したら「あった!」

 クロゼットから取り出した服を布団の上に積んでから、ゴミ袋に詰めたのだが、その時に下にあったベッドカバーまで一緒に放り込んでいたらしい。

 はあ・・・・まったく、酔っぱらいが勢いに乗ると・・・・・

 さて、私は「もっと捨てたい」と勢いが出てきましたが、我が楽天は昨日はマー君の神通力でなんとか乗り切りましたが、今日もなんとなく勢いが無いというのか、「持ってない」感じが漂ってます。

 まあ、ここで苦しんでて、なんかのきっかけでドワーっとノってきたら、打倒巨人の可能性も無くは無いだろうし。

 しかし、ロッテは西武戦からもずっと中継ぎを使っていたけど、楽天は昨日はマー君が完封だし、今日も則本が8回まで投げているので、中継ぎ陣の調子が心配だ。って、元々「安心」したことなんて無いし。特に今年は!

 ああ、8回のチャンスも岡島が潰した・・・・持ってません。

 ほんと、ポストシーズン楽しくないなあ、今んとこ。広島もあっけなく負けちゃったし。

 さて、クロゼットにいっぱい隙間を作ったので、私はこれからちゃんと冬物を補強しなくてはね。
 まだ早いけど、コートをどうするかで悩んでおりまして・・・・ダウンは軽いからラクなんだけど、太ってる体にダウン羽織ると、ほんとに絶望的な気持ちになるので、なんか着心地がいいコート欲しいんだよなあ。

 補強よりもダイエットしたほうがいいとは思うが、それは広島カープに「貧乏球団やめれば?」って言っているのに等しいだろう。(広島はダイエットは得意だが、補強は無理って私と反対だが)

 ああ、そう考えると、やっぱ巨人って「スタイル抜群の美女が金を気にせず、豪華な服やカバンや宝飾品をふんだんに」って感じなので、ほんとムカつく。

 さて、則本が9回表も投げて、いよいよ9回裏です。
 ここで、サヨナラ勝ちできれば勢い爆発しそうですが、今の雰囲気だとねえ?
 ロッテは内君出してきたし。

 ぎょえええええええ、ジョーンズさんがホームラン打った!!!!!!!!!

 もう、ついでに枡田も打っちゃえ!(今の打席はマギーですが)

 マギーがヒットで、枡田に回ってきました。

 ダブルプレーでした。持ってない・・・・・

 ええと、ここから延長で中継ぎの虫干しですか・・・・

 NHKのニュースでも観ようかな。


10月16日(水)

●台風一過

 朝、30分遅れで出勤したんだけど、神奈川在住の他の社員達はすでに揃っていた。
 私は多摩川超えられなかったもんで・・・・

 でも、想定より早く暴風域抜けたので、良かったです。
 休校になった学校も多かったようだが、うちの近所の小学校は私が駅に向かっていた9時頃に、保護者同伴で続々と児童が登校していたので休校にはしなかったようです。

 朝からずっとテレビで台風情報をチェックしていたのだが、どうやら伊豆大島で大規模な土砂崩れが起こっていたらしかった。
 でも、レポーターが入っていなかったので、現場に居合わせた記者や役所の人の電話報告が主だった。

 「強い台風が来ることわかっていたのに、なんで避難してなかったのかなあ?」と思っていたのだが、昼過ぎになって現場に向かったヘリからの写真などがアップされるようになって気がついた。
 「あれ?なんで横断歩道?」

 土砂崩れの現場写真に普通は横断歩道なんて出てこないじゃないですか?

 横断歩道って市街地にしか無いものだし・・・・と思って、被害が起きた場所を調べてみたら、役場や港のある中心街じゃないですか?????

 しかも急な斜面に面した土地でもなく、中心街近くの住宅街って雰囲気で、そりゃ、避難しないわ・・・・

 何年か前に奈良県が豪雨で大変だった時、山間の村が土石流で壊滅したことありましたが、ああいうのがそこそこの住宅密集地で起きたらしいです。
 朝のニュースでは「連絡がつかない住民が50人くらいる」とのことでしたが「携帯つながらなくなると大変だな」程度に思っていたんですが、昼から夕方にかけてご遺体で発見される数が刻々と増えてきたので「これ、マジにまだ埋まってる人いっぱいるんだ」と戦慄いたしました。

 私の身近では、それほどの被害でも通勤難でもなかったので「10年に一度の台風って言っていたけど、それほどでもなかったですね」と言う人が多かったが、これ、下手すると関東としては指折りの被害者数になるかもしれない。

 って話を書いた後に続けるのには不謹慎であるが、やっと巨人×広島のクライマックス・シリーズが地上波放送なので、観ておりますが副音声で登場したヤクルトのライアン小川が淡々とけっこう美声で喋っているので「お?声質的にはエースの石川の後継者だな」と思った。

 声質がいいと、喋りがたとだとしくても様になるからいいよね。
 小川はけっこう言葉も選んでいるようで(若者言葉をあえて避けてる感じ)好感が持てる。

 さて、2−2になってしまいましたが、広島がんばれ!!!!

●「統合失調症がやってきた」松本ハウス

 夏頃発売された本で、そこそこ話題になっていたが、今頃ひっそり読んでみた。
 松本ハウスって名前は覚えてるし、本人たちの写真みると「ああ、いたかも」と思うけど、どんなネタやってるのか思い出せなかったので、動画で探してみたら「ああ、そうか、いたなあ」とはっきり思い出したので、ネットほんと助かりますね。

 で、パツンパツンの服装してハイテンションが売りだった加賀屋が精神疾患で芸能界から姿を消したことなんて、もちろん全然知らなかったし、復帰していたことも知らなかった。

 この本自体は、意外とあっさりした語り口で、1日で読んでしまったのだが、「統合失調症で閉鎖病棟に入院し、コンビも解消してから、復帰するまで10年」という、加賀屋のご両親・・・・特にお母様にとっては長い長い10年だったろう。

 そもそも、10代の頃から妄想があったようで、ご家族は息子さんの長い闘病生活をどんな気持ちで支えてきたのだろう・・・・

 そう思うと、私の友人Mも、私が実家に送り返してから3年になるが、時々メールが来るけれども、あんま芳しくないのはわかるが、実際のところどういう状況なのかもわからないが、「そっか・・・・10年くらいかかるのかもしれないのね」と思うと、たまにメール来るなら、いい状態なのかもしれない。

 そっか、10年か・・・・
 マー君がメジャーに逝っても、また斎藤隆みたいに日本球界に復帰している頃かもしれない。それは、マー君ファンにとっては不本意な未来予想図かもしれないけど、10年後、友人がそこそこ社会復帰したら、「復帰したマー君見に行こうよ」って球場に誘ってあげたいなあ。
 巨人の選手になっていたら難儀だが、それ意外の球団だったらチケット入手も当日券で楽勝だし(笑)


10月15日(火)

 ゾノがやらかしちゃったようで・・・・

 しかし、前園がまだ39歳だと知って「まだ、30代だったんだ」と少し驚いた。
 引退してかだいぶ経つような気もするけど、彼が若い頃から第一線で活躍していたこともあるのだが、えっと・・・・・マイアミの奇跡って・・・・・もう20年近く前のことだったんか?????

 まあ、そうっちゃそうだよな。
 オリンピック代表だったんだから23歳以下だったし、あの頃、私は30歳くらいだったはず・・・・(やっぱ1996年でした)

 だから、10歳は違わないけど、7、8歳下だから、そんなもんか。
 武田とか北澤はもっと年が近いから、あの辺となんだか混同しているようだ。

 今日のニュースでは「松雪泰子の弟がタクシー運転手に暴行」っていうのもあったので、冷蔵庫にインの次の流行はタクシーで暴れるになったのだろうか?

 ついでに「ダルビッシュの弟が傷害で逮捕」つーのもあった。

 会社で誰かが、「あの弟、前にも逮捕されてなかったっけ?」としばらく考えたあと「タバコで?」というから、私大爆笑。「タバコで逮捕されないでしょ、補導されるんんらともかくwwwww」

 善良な一般市民は「大麻」ってすぐに思いつかないんですね。

 「タバコで問題になったのは、ダル本人だったんだよ。タバコ吸いながらパチンコやってたから、素行不良でドラフトで敬遠されちゃったんだよ」と解説したが、みんなあまり興味持ってくれませんでした。

 今日のトップニュースはなんていっても「やなせたかし先生」の訃報でしょう。
 なんだかとってもお元気そうだったし、私より先に逝くとは思ってませんでした。

 そしたら、また職場の誰かが「え?つい最近も新作の映画だかやってたよ?」と言うので「映画は原作者が作るわけでもなく・・・・」と、なんで説明しないといけないのかという脱力感が・・・・

 そして、夕方になって部長が「え?台風接近してるの?夜中がヤバいの?」と言うので「明日の通勤時間が超ヤバいんです!!!!」と言うのにも疲れた。

 というわけで、今日はなんだか「なんでみんな、こんなに物を知らないのだ???」って感じだったのだが、巨大低気圧の接近と、腰痛が合わさって、ちょっとイライラしていたようです。

 さーて、明日はちゃんと朝出勤できるかね?

 今年は朝台風の当たり年ですなあ。
 例年みたいに「台風接近してるから、社員を早く帰宅させようか?」っていう夜台風じゃなくて。
 なんか朝から「うわー、こりゃダメだ」っていうのは珍しいと思うのですが・・・
 
10月14日(月)

 土曜日は出勤だったが、日月と休みにしていたので「衣替えと掃除!」と張り切っていたのだが、日曜日の朝、シーツ洗濯しようとして布団から引き剥がしていたら、軽くギクっとなった。

 あー、ここ最近、少し腰が痛かったので注意していたのだが、やっちゃった。

 おかげで、引きこもりの週末になってしまいました。食材買うために外出しても、腰痛のため歩幅が狭くて、恐る恐る歩いてるかんじで・・・・・多少の腰痛だったら、少し散歩すると治ったりするのだが、歩いてもダメな時は安静にしている他ない。

 今日は午前中は「あまちゃん総集編」を眺めて、午後は西武×ロッテのクライマックスシリーズ観ていたのだが、「プロが真剣にやる甲子園」という、実に緊迫したいい試合で泣けました。一番泣けたのは、2ホームラン浴びて降板した牧田が泣いていた時かねえ?

 西武負けちゃったけど、あそこまで後半追い上げてきたのは、涌井や片岡の活躍があったのだから、今日ダメだったからって責めるもんでもないし、そもそも西武ドームでCSやってることが奇跡だったわけで、ファンもそれがわかっているのか、試合終了後にはロッテとエール交換していて「プロ野球って素晴らしい」と半泣きでしたが、えー、これ、次は仙台で楽天がこれやるの?と思うと心配で心配でたまりません。

 まあ、西武よりはロッテのほうがなんとかなりそうな気もするが・・・・

 
10月12日(土)

 昨日は「生き心地のいい良い町」の感想文を書くつもりが、話がそれちゃったんだけど、ほんとに読みやすく、面白い本だったんだけど、もう一つ「ふーん、研究者ってこうやってるんだ」ということがとても興味深かった。

 テレビに出てくる社会学者なんて、口から出まかせばかりのように感じるけど、「ちゃんとやると、こんだけ手間かかるのね」ってわかりました。
 知ってる人には当たり前のことなのかもしれないけど、意外とこういう調査過程を丁寧に書いた一般向けの本って無いような気がする。私が知らないだけかもしれないけど。

 で、海部町の調査で出てきた「野暮」って言葉は、自殺予防だけでなく、他にも応用できそうだなあ。
 海部町では、青年部の寄り合いで後輩をしごいたり、選挙で票の取りまとめしたりといった「普通の田舎町だったらやってること」を「そんな野暮なことはしない」とやらないようなのだ。

 今どきの言葉で言えば「ダサい」とか「かっこわりー」ってことだが、人を上下関係とか出自で統制することを「野暮」と称することで、居心地のいいコミュニティーを形成してきたらしい。

 いじめ問題とかにもそういうアプローチの方がいいんじゃないのかね?
 「命の大切さ」とか「いじめ、絶対ダメ」とか言うよりも、「いじめ、ダサい」って言うほうが、多少効果的かと・・・・


 そういや、話は変わるけど、先日、エビワカちゃんと「クレーマー」の話になった。
 なにが話の発端か忘れたが、エビワカちゃんは私にとって、とても貴重な「え?こういうのがもしかしてフツーの人ってやつなの?」というサンプルなのだが、そのエビワカちゃんが何の話の流れか「最近はクレーマー増えてるみたいですからねえ?」とか、何を根拠に言うのかわからない口調で、ただマスコミの言うこと鵜呑みにしてますって感じで言ったので、私が、「そういうのって、クレーマーって言葉ができちゃうと、そっちに引っ張られることもあるからねえ」とやんわり反論してみた。

 何度も日記に書いているけど、私が小学生の頃は「学校に来ない」生徒は個々の問題として対処されていたのだが、いつのまにか「登校拒否」とか「不登校」という名称がついて、「社会問題」になってしまい、子供がちょっとグズって「学校に行きたくない」という態度を示すと「すわ!不登校か?このままだと、うちの子の行く末は引きこもりか?ニートか?」っていう脳内バージンロードが敷かれてしまうようだ。

 名称がついちゃうと、なんだか重大化することがよくある。

 これも何度も日記に書いているが、私が子供の頃は「今年の風邪はお腹ピーピーになったり、嘔吐したりするね」と言われていたが、今から考えるとあれは、ノロとかロタだったのかもしれないけど、昔はインフルエンザだって「高熱出る風邪」扱いだったのだ。

 話をクレーマーに戻すと、クレーマーが増えた要因の一つが「NOと言えない日本人」っていうプロパガンダも一役かっていると思う。そして「ちゃんと自分の意見を言いましょう」みたいな教育も。

 日本人気質を説明する上で、よく出てくるのが「マズい飲食店に入っても、マズいと文句言わずにただ、次回は来ないだけ」っていうのがある。
 自分がもし飲食店の経営者だったら、お客さんに「ここはこうした方がいい」って文句言われたほうが、「そっか、じゃあ、こう改善しよう」と気がつくのかもしれないけど、平均的日本人はそういうこと言わずに、ただ、もう二度と来店しないで終わってしまうので、マズい店はあっさり潰れてしまう。

 そんで、私の記憶では「もっとちゃんと、声に出して意見言おうよ」という風潮が出はじめた頃に「クレーマー」って言葉も出てきたように思える。

 で「お客様からの貴重なご意見」と同時に「クレーマー」っていうのも出てきて、わかりやすいから「クレーマー」の方が有名になってしまい、今現在は「まともな要望言いたくても、クレーマーって言われちゃうかも」って雰囲気ですかね?

 で、エビワカちゃんにも「クレーマーが問題だというよりも、普通に意見言いたくてもクレーマー扱いされそうなのが怖くて黙ってる人が増えたほうが問題じゃね?」と言ってみたら、「・・・・・・・ああ、そうなのかも」って納得してくれた。

 「でも・・・・」とエビワカちゃんが、最近の学校の保護者会での話を披露してくれた。
 「今年度の行事予定」を学校側が説明した後、質疑応答タイムになったのだが、1人のお母さんが「うちには中学生の子供もいるのですが、行事の予定が小学校と重なることも多いので、そういうのは配慮していただけないのでしょうか?」と意見したらしい。

 エビワカちゃんは、そういうのも「クレーマー?」と思ったらしいが、私が「そりゃ、電車通学している私立中学に通ってるのだったら、無茶な要求だけど、その地域の公立小学校と公立中学校の運動会の行事の予定が重なったら、困る人もいるだろうけど、まあ、秋の行事シーズンは大変だろうけど、地域の小中学校でなんとか行事をずらす配慮してもいいと思うし、そういうのって、クレームじゃなくて、普通の要望じゃね?」と言ってみたら、エビワカちゃんも「そういや、別にクレームってわけでもないですよね?」と納得したようだ。

 エビワカちゃんみたいに「他人に意見や要望を言う」ってことが全て「クレーマー」みたいに勘違いしている人はけっこういるのだろうなあ。

 で、逆に私が「へえー」って思ったのは、エビワカちゃんの頭の中では「クレーマー」とか「モンスターペアレント」って「最近出現したもの」と思い込んでいたようで、私が具体例あげて「クレーマーとかモンペっていう言葉はなかったが、そういう人は昔からいた」と説明すると「そうだったんですか!」と驚いていた。

 ああ、たぶん「ストーカー」っていうのも21世紀の新種だと思ってるんだろうなあ。

 
10月11日(金)

 ここんとこ、ずっと高野秀行の本ばかり読んでいたので(同じ作家の本をこれだけ連続して読むのも人生初かも)「たまには、違うのを」と「生き心地のいい良い町」という、「自殺率の低い町」を研究した本を読んでみた。

 書評で概要は知っていたが、読んでみると「わー、おもしろーい」と行きの電車で半分くらい読んでしまった。

 徳島県の海部町という町をフィールドワークしているのだが、その町の住民の性格がとても自分に似てるように思えて、自分を肯定されてるような嬉しさもあった。

 これは最近気がついたことだが、アラフィフの立派なオバサンになったことを自覚すると同時に「立派な人が自分と似たマインドだと気がつく」ことが多くなったように思う。
 元々「いいこと探し」が得意ではあったが、最近は「自分に都合のいい、いいこと探し」が得意になっているようだ。

 思いつく例として、村上春樹氏が「ヤクルト名誉ファン会員第2号」みたいなのに選ばれ「第1号は出川なのに、よく受けたな」と感心したのであるが、村上氏はヤクルトのホームページにエッセイを寄せていたので、「よく書いてくれたな」と早速読んでみたのだが、「球場の音がいい」とか書いてあったので、「ほーら、やっぱり」と「世界の村上、私と同じことを言ってる」と大変満足したのである。

 ただ、村上氏は「神宮ではヤクルトファンよりビジターファンの方が勢いがあってけしからん。もっとホームチーム応援しようよ」みたいなことも書いていて、それは村上氏のヤクルトファンとしての真意なのか「名誉会員」としてのリップサービスなのかわからなかったが、私は神宮でのヤクルト戦っていうのは「故郷を遠く離れた、阪神ファンや広島ファンや中日ファンの東京での憩いの場」であることが重要だと思っているし(ふるさとの訛懐かし 神宮の レフトスタンドでスクワット応援)、そもそもヤクルト・ファンでも無いので、村上氏の言うことに賛同はできないけど、気持ちはよーくわかります。

 さて、「行き心地のいい良い町」での海部町の特徴とは、田舎町ならではの強い繋がりがあるコミュニティーなのに、都会みたいにクールな近所付き合いがあるってことらしい。

 歴史的に「よそ者」が多い地域だったらしく、人を出自で判断しないで、人物で判断しようとする傾向があり、地域活動での上下関係も緩いようだ。

 象徴的なエピソードとして「赤い羽根募金」が上がっていた。

 近隣の町では、町内会に募金をお願いすると、きちんと集金してくるのだが、海部町の募金額は少ないらしい。
 私の育った町でもあったが、募金担当の町内会役員は「一律500円」とか決めて、「みなさん払ってますから」と集金するので、みんな大人しく500円払うのだが、海部町では「オレはそんなわけわからんのには金払わない」という人がけっこう多いらしい。
 でも、赤い羽根募金を拒否する人が、祭りの時の寄付にはドーンと払ったりするようで、「横並び意識」が低いようだ。

 そう考えると、私も育った街が「移民ばかり」の新興住宅街だったので、「地域の暗黙のヒエラルキー」というのを経験したことがなく、そのせいなのか上下関係に非常にルーズだ。
 両親もそういう感じだし。
 母方の両親はどっちも「田舎の農家から東京に丁稚奉公」で出てきたので、血縁のしがらみはほとんどなかったし、父方は・・・・あれ?

 父方、よくわからないのだが、父方の祖母は隅田川付近の大企業の倉庫長だったらしいので、今だと銀行の支店長くらいの地位だったのかもしれないが、「家」が残ってないからねえ?
 祖母の弟だった「長男」は、たいそうな秀才だったらしいが、飲んだくれだったらしく、看護師だった妻の稼ぎで生活していけたようだったが、そういや、その看護師だった人が住んでいたのは東京郊外の平屋の都営住宅だった。

 なので、私は「本家」という感覚を全く持たないで育ったわけで、「家」という概念が平均よりかなり低いのだと思う。「家」という概念を持つにはやっぱし「土地」っていうのが無いとねえ?

 海部町の雰囲気で「あー、なんかわかる」と思ったのは、「他人に対する関心は高い」ということだ。
 私が育ったベッドタウンでも、みんな移住者だから、ちゃんと話しないと、相手がどういう育ちの人だかわからないから、出身地や学歴や今の職業など、ご近所さんとはかなり共有していたと思う。

 前にも日記に書いたが、そういう人達ばかりが集まった分譲地の一角だったから、学生コンパのノリで「ご近所で集まって麻雀大会」なんてやっていたのだ。
 当時は専業主婦ばかりの地域だったので、ご近所さんを結びつけるのは、主婦の立ち話だったし・・・・

 私はそれを普通だと思って育ってきたが、全国的には私が育った環境の方がやや珍しいのだと気がついたのは、高校に入ってから(佐倉は歴史ある土地だったし)だったけど、やっぱし一番、「そっちのほうが特殊」と思い知らされたのは、大学で知り合った友人M嬢からであろう。

 M嬢は「日本一葬式が豪華」と言われる地域でも、さらに閉鎖的な地域で育ってきたので、「私の恥は一族の恥」みたいな感覚が強く、たぶん、赤い羽根募金でも「本家が1000円出したら、分家は500円」みたいな土地柄だったみたい。

 私がテキトーなことを言うとよく「田舎ではそういうのは通用しない」と説教されたが、れっきとした「土地」とか「親族」を持つ人と、「それぞれ好きにすれば?」な、私みたいな一族とほんと意識違うんだなあ、と勉強になったが、どっちもどっちで両極端だったのだと今だから言える。

 でも、海部町はうつ病患者が多いらしい。
 それは、「軽度の段階で病院に行く人が多い」かららしい。

 病院に行かないと統計的に「うつ病患者」ってカウントされないからね。

 その付近を担当している保健師さんによると、他の町では「うつ病の疑いがあるから病院で看てもらいましょう」と提案すると「精神病院になんて行ったら、親族に迷惑がかかる」と頑として拒否する高齢者が多いのだが、海部町では「あの人、うつ病みたい?」と思ったら、周囲が診察を勧めるし、「精神病院=家系に傷が!」って発想が無いようだ。

 私も想像することはできた。
 M嬢が育ったような閉じた地域で、精神病患者を排出することがどんなに大変なことかって。
 そこではたぶん「あー、統合失調症って100人に1人くらいのビョーキらしいですよ」と言ってみたところで全然通用しないのだろう。

 M嬢は他人に迷惑かけることを極端に嫌っており、その反動なのか公共マナーに反する人に極端に敏感だった。
 いつも「他人の目」を気にしている人にとっては「他人の目を全く気にしてない」人の気持ちが全く理解できなかったようだ。
 そんで「他人の目」って結局「自分の目」なんですよね。

 で、それをきちんと「自分の目」だと認識できれば人生ラクなのだが、「他人の目」だと認識すると、ね?

 よくある事例として、ちょっとムカつく人がいたら、「私、あの人、なんだか嫌い!」っていうのは「自分の目」だから、自分が嫌いな人がなんだかそれなりの地位を確保してちゃんと仕事しているのはムカつくけど、あいつ、ええかっこしいだから、あー、ムカつくでいいけど、「あの人は公共マナーがなってないから、みんな迷惑している」とか言うと「みんなって誰?」みたいなことになってしまう。

 友人M嬢の「ああいう人は私には不愉快」っていうのが、だんだん崩れていって「ああいう人は不愉快」になり、「不愉快な人って・・・」と、不愉快な人の方が主語になってきたあたりが、「これはヤバいかも」の境界線でした。

10月10日(木)

 10月10日が「普通の日」に格下げになって何年経つのか知らないけど、すっかり地味になりましたね。今日も「そっか、今日って10月10日だった」と社員の間で軽く呟かれた程度でした。
 なんか華族様がすっかり庶民に溶け込んで「あの家、世が世なら侯爵家だったんですって」とたまに思い出される、みたいな。

 さて、今日はやっと締め切りの迫った仕事が終わりました。終わってしまえば「余裕で終わった」のですが、いつもよりタイトなスケジュールだったので、けっこう焦りました。
 そんなわけで、残業せず帰宅したし、心の余裕も取り戻したので、一昨日の出来事を書き残しておきましょう。

●ねずみの海での一日

 ネズミ海って書くとカスピ海みたいですかね?

 事前にママンからメールで「弟(私の)にシー攻略法を聞いたんだけど、けっこう大変なようで、行く前から疲れてきた」とあったので、「あー、入れ込んでるなあ」と警戒してましたが、前日に「何時集合にする?」とメールしたら「ランドの時は9時にしたっけ?ファストパスとらないといけないし、人気あるのはすぐ売り切れちゃうらしいから」と、やっぱし入れ込んでいるので、電話した。

 「ランドの時も確か10時だった。夜のパレードを見るのなら、あまり早く行くと疲れちゃうし、それに9時集合だと通勤ラッシュに巻き込まれるし・・・平日だからそんなに混んでないと思う」

 というような意味のことを20分くらい滔々とまくしたてて、やっと10時集合にした。
 でも、ママンは「うちらは遠いから、余裕持って出るから、少し早めに着いちゃうかも」と言っていたので、私も20分前くらいに着く予定で電車に乗ったのだが、どっかで緊急停止ボタンが押されたらしくダイヤが乱れていたので、永田町までノロノロ徐行運転だった。

 その間にも、ママンから「もう京葉線に乗り換えた、早く着きそう」とメールが来たので、「うわ、こりゃ、相当早いな」と思っていたのだが、私がやっと永田町で乗り換えると「あと、20分くらい」とメールすると「もう着いた。先に電車乗って入場ゲートに向かう」

 ・・・・って、まだ9時半ですよ、おかーさん(泣)

 それに、私も両親もシーは初めてなんですから、舞浜駅の様子はわかっているけど、シーのゲートがどうなってるのかわからないのに・・・・
 それに、先にチケット買うつもりなのだろうけど、平日は45歳位上割引があるので、それを利用するつもりだったのだが、私が到着しないと私の分は買えないんだか同じじゃないですか?

 たぶんママンは舞浜駅で大量に人が降りたのに煽られて「一歩でも先に」と舞い上がってるのだろうけど・・・・

 9時50分に私もやっと舞浜駅に到着したので「今、舞浜に着きました」と電話すると、「電車乗ってシーに来て。私らはもう切符買ったので、先に入って、なんか並んでようか?」とか言いやがるので、「お願いですから、切符売場の所で待っててください!」と叫んだ。

 「先に並んでようか」って、まずファストパス貰うのが先なので、それも全員のチケットが揃わないと意味ないのである。
 もしかしたら、週末にしか行ったことの無い弟から「朝イチは開門と同時にファストパスにダッシュで、そこでまず行列」と聞いたのかもしれないけど、もう開門時間はとうに過ぎているので(この日は8時半)、とにかく落ち着いてよ、おかーさん。

 そして、一人でネズミ電車に乗るのは超切なかったです。家族連れがワイワイと乗ってる中に一人ぽつねーんって・・・・
 つり革がネズミ親分の形してるとか、果てしなくどーでもいーし。

 やっとシー駅について、切符売り場の前に着いたが、両親の姿が無いので電話すると「え?もう着いたの?いないけど?」と言うので、あれこれ話した結果、改札出て両側に切符売場があり、私も両親も人の流れに乗って、左右別の方向に進んでいたようだ。

 だ・か・ら、舞浜駅で集合すればこんなことにならなかったのにぃぃぃ、と反対側の切符売場に出ると、すぐに両親を発見した。
 もう切符売場は空いていたので、パパンにチケットを買ってもらい、やっと入場。

 ところで、私は45以上チケットだが、両親はシルバーパスなのかと思いきや、「平日は45歳以上が割引ってだけで、私もお父さんもあんたと同じ扱いよ」と言うので、目の前が暗くなったが、こんな感じで入場する前にかなり消耗してしまったので先が思いやられた。

 園内に入ると、まっさきにネズミ親分がお出迎え中であった。
 ママンが私に「ほら、あんたも一緒に写真撮りたい?」と言うので、これはランドに行った時にも何度も叫んだのであるが、今日もきっちり宣言しておかないといけないと思い、「だから、私は着ぐるみには一切興味がございません!!!!」と絶叫しておいた。

 ママンもネズミ親分とのツーショット写真とるために、長い行列ができていることに気が付き、「そうよね、それどころじゃないのよね」と、今日は「キャラクターに会うことよりも、人気アトラクションに集中」と気がついたようだ。

 いや別に、ママンが「ねずみと一緒に写真とるー」と願うのだったら、あっちに並んでも構わないのですが・・・・それも、ネズミ王国の楽しみ方の一つですし・・・・

 後からわかってきたのだが、ランドは何度か経験しているママンは、ランドでは「キャラクターと触れ合ったり、パレードを鑑賞したり」に重点を置いていたようだが、シーは初めてだから「人気アトラクションをまず少しでも制覇」に絞っていたらしい。
 それに、シーはママンの大好きなパレードはほとんどなくて(お姫様と王子様が好きらしい)、海の上でのショーがメインだったので、そういうのは「次回以降のお楽しみ」と考えていたようだ。

 さて、ママンは図書館で借りた「シー開演当時の10数年前の攻略本」で予習していたようだが、「全体の待ち時間状況がわかるのはここだけらしい」と入場してすぐの掲示板に駆け寄った。

 そしたらさすがに平日だけあって、最新アトラクションのバズのなんちゃらと、タワーオブテラーだけが、その時点で「1時間以上待ち」だったので、ママンは事前調査で「バスのやつは、ランドにあるのと同じようなシューティング系」とわかっていたので興味なかったらしく(ランドで夕方空いてきたから2回連続で乗ったし)「じゃあ、タワーでファストパス取りましょう」ということになった。

 私が地図広げて「えーと、タワーオブテラーは・・・」とやっていると、ママンは「こういうのは聞けばいいのよ」とスタッフつかまえて道を聞くと「ここを真っ直ぐ行くと前方に茶色の建物が見えてきます」と教えてくれた。

 ママンがネズミ王国に魅力を感じる一番の理由が「どのスタッフも親切に道を教えてくれる」ことなのだ。
 ネズミ王国は道がわかりくいように設計されてるし、園内図も掲げられていないから、「地図を読めない人、もしくはそれが面倒な人」に不便がないよう、というか、「これが魅力」と思わせるよう、飲み物の売り子さんや、清掃スタッフも実に親切に道を教えてくれるし、こっちが地図広げて思案しているだけで、向こうから声かけてくれる。

 リアルな観光地では、ちゃんと道案内できない人に当たることもあるが、ねずみ王国ではそんなことは絶対にないのである。夢の国だから!つーか、方向音痴の人の夢の国か?

 しかし、驚いたことに、しばらく歩くと向こうに「あー、あれがタワーオブテラーか」っていう建物が聳え立っていたのに、ママンは「茶色の大きな建物ってあれかしら?」ともっと手前の普通の建物を指さすので「あっちだって!」と言うと「ああ、たしかにアレっぽいわね」

 ところで、私とママンがあれこれ言い合っているのをパパンはびっくりするくらい華麗にスルーしてました。
 少し前だったら、パパンも自分で地図観て「あっちだ」とか口挟んでたと思うのですが、今日は口うるさい妻の相手はすべて私に任せて、完全「顔無し」モードに突入していたのか、最近はああなのかわからないけど。

 タワーオブテラーの前に着いたのが11時近かったと思うが、とれたファストパスは2時くらいだった。
 たっぷり時間があるので、一番奥地の「インディー・ジョーンズ」を目指す。
 両親とも歩行に多少難があるので(母は膝、父は腰)、モノレールみたいなので奥地まで移動して、私が地図観て「インディー・ジョーンズこっち、こっち」と案内。

 入り口の掲示ではまだ20分待ちだったインディー・ジョーンズだが、もう45分待ちになっていた。ママンが「あら、そんなに?」と言うが、ねずみ王国の人気アトラクションで1時間以内というのは、待ち時間無いに等しいだろう。

 「どーせ、次のファストパスまで2時間あるんだから、ここは並ぶでしょう」と説得した。
 古代インカ遺跡の中に入ると、パパンは「メキシコの遺跡みたいだなあ、ユカタン半島の」とか言い出すので、「そうそう、インカ遺跡だから」と相手していたのだが、しばらく進んで、なんとなくインディー・ジョーンズな展示になってきたら、「ところで、インディー・ジョーンズって何?」って両親に言われて愕然とした。

 いや、絶対にテレビとかで観たことあるっしょ?

 しょーがないから、「えーと、ジョーンズさんは第二次世界大戦前くらいの考古学者で、聖杯とか探して遺跡に入るんですが、ピラミッドとか盗掘防止のため罠がかけられていたりするようなのの凄いやつが次々に襲いかかってきて・・・・」とか説明する虚しさよ。

 つーか、待てよ?
 私もよく下調べしてなくて「インディ・ジョーンズのは人気アトラクションでファストパスだから」ってことしか頭になかったが、こうして両親に映画の説明していたら「これ、たぶん、けっこう絶叫系なんだよな」

 トロッコに乗ってビュンビュン走って危機一髪ってかんじ?

 インディ・ジョーンズの映画の世界をアトラクションにしたら、そりゃ、絶叫系になるわさ・・・・・

 「ネズミ海は、ネズミ園より大人向け」というくらいの前知識しかなかったので、勝手に「バーもあるシック系」と思っていたが、「大人向け」ということは、「人気アトラクションは幼児には向かない」ということで、実は絶叫系が多いのでは?ということに、今さら気がついてしまったのである。

 そして、両親にインディ・ジョーンズの説明をしていたら「洞窟を進んでいたら、前から大きな岩が転がってきて絶体絶命みたいなシーンが有名なんだよ」と思い出したのだが、ママンが「そしたらちょっとした隙間で危機一髪って感じなのね」と言うので、「そうそう、その通り」とか言っていたのだが・・・・・

 やっと乗り込んでみたら、やっぱりけっこうなジェットコースターで、「パパンの腰(なんちゃら狭窄症と診断された)大丈夫か?」と心配になったが、私だって、腰悪いのに・・・・って感じで揺さぶられたが、最後になって、前方に大岩が現れてこっちに向かって転がってきたので「岩キターーーーーーーーーーーっ!」って叫んだのだが・・・・

 両親に「ほら、私が説明した岩がやっぱり出たでしょ?」と言ったのだが、「岩????」って・・・・・あの人達、もう老眼の極みで暗いところではよく見えないらしく、大岩が襲ってきたけど、野球盤の消えるボールみたいに下に沈んで危機一髪ってラストのハイライトを全く理解してなかった。

 その次にアラビアン・ナイト区画に移動して、弟お薦めのアラジンと魔法のランプの3D映画観たが、まあまあでした。ランドのやつのほうが面白かったかな。

 そんで、12時半くらいになったので、「どこでご飯食べよう」と考えていると、スタッフが寄ってきたので「サンドイッチみたいなのが食べたい」と言ったら、「ニューヨークゾーンにある」と教えてくれたので、そこは2時に乗るタワーオブテラーがあるところなのでそっちに戻ったが「あ、次のファストパスもうとれたのに」と思い出し、「ああ、さっき、その前通ったのに」と初心者ゆえのミスを犯したが、父をレストランに置いて、母と二人で「センター オブ ジ・アース」とかいう地底探検モノのファストパス取りに行ったら、もう6時くらいだった。

 また園内電車に乗って、ニューヨークに戻り、レストランでのんびり読書しているパパンを拾っていざ、タワーオブテラーへ!

 これも、CMでよくやっていたので「ねずみ王国風フリーフォール」だとわかっていたので、「やだな」と覚悟していたのですが、でも「外観はあんなに高い建物にしているけど、その半分も使ってないだろう」と必死にバカにしていたのですが、わかっていてても、相手は人間工学というか心理学のプロですので、充分に落ちました。二度と乗りたくありません。

 さて、人気アトラクションを2つも乗ったし、あと一つはもうファストパスゲットしたし、ママンは「なんか、大変だって聞いていたのに、昼までにあっさり乗れたわね?」と超ご機嫌になり、余裕が出てきたようです。

 弟から「カメが喋るやつが、なんか新しかった」と聞いていたようで、それも観ようかと思ったのですが40分待ちだったし、ファストパスもなかったので、今度は船に乗ってディスカバリーエリアに行って、「ねずみ王国名物、自分で動かさないゴーカートの水上版」に乗ってみた。
 水の上をくるくるして、まあまあ楽しい。
 しかし、全部のゴーカートが同じ動きをしないようで、ママンは「うちらのは滝の近くに行かなかったからまた乗る」と言い出すので、「その前にあっち乗ってみない?」と隣にあった「ストーム・ライダー」というファストパス設定のアトラクションに行ってみた。

 弟君の評価では「△」だったらしい。
 そして、そういう評価したのはうちの弟だけではないようで、待ち時間は15分と、ネズミ王国的には「待ち時間無し」である。

 なので、期待値は低かったのだが、乗ってる飛行機が嵐に巻き込まれて、急降下するのが椅子ごと動くので、けっこうなフリーフォール感を味わえたし、つーか、そういうのが苦手な私は画面から目を逸らしてましたし、嵐で飛行機の窓が破壊されると水しぶきが飛んできて、それはけっこう楽しかったです。

 フツーに面白いと思いましたが、もう、みんなああいうのには慣れきっちゃったのかね?

 なので、やはり弟が△というか「イマイチ」と評したらしい「海底2万マイル」も待ち時間がほとんどなかったので乗ってみたのですが、海底探査の雰囲気がけっこう出ていたし、なにより絶叫要素が全く無かったで、私はのんびり楽しめました。

 つーか、弟の基準は「絶叫系」らしい。
 まだ乗ってないので、お薦めマークついていたのは、インディ・ジョーンズの隣にある「360度回転コースター系」で、ママンは「あとはこれか・・・・」と言うので、私とパパンは「絶対無理」と頑として拒否しました。

 その後、まだ時間があったので、亀が喋るやつはけっこう並んだのですが、テクノロジー以前に亀のツッコミが楽してくて、ゲラゲラ笑いましたが、後から考えると、「声優さんの喋りにしっかりアニメがついてくるのはどういう技術なんだ?」と不思議なアトラクションでした。

 そうこうしていたら、6時になったので「センターオブジ・アース」に向かったのですが、その名称から「地中のマグマ探検か?」と思っていたのですが、何度かその付近を通ると、「ギャーーーーー!」という叫び声と共にジェットコースターが一瞬だけ山の中腹を走るので「もしかして、あれが・・・・」と気がついていました。

 やだな・・・・また絶叫系なのかよ・・・・・

 まあ、私の「絶叫系苦手」は趣味みたいなものですが、つい最近、腰椎の検査して腰椎脊柱管狭窄症だかの診断受けてる父のことが心配になったので「おとーさん、これも激しいみたいだよ、大丈夫?」と言ってみたのですが、父もそういうの好きじゃないくせに「お父さん、大丈夫?」って言われると「大丈夫だ」って言ってしまうようで、腰悪くなくても70歳過ぎの老人が楽しむようなものでは無いとは思うのですが、絶叫系が意外と大好きな妻に負けじと我慢していたのでしょうか?

 で、乗ってみたら、やっぱし、ほぼ絶叫系で、ムチウチになりそうでした。


 シーは「大人向け」らしいが(ダジャレった)、意外とやっぱし絶叫系が多いので、要注意です。

 8時に大きいショーと花火が上がるみたいで、それまでカレー食べたり、ビール飲んでまったりして、7時半に中央付近のショー見学にいいらしい場所に行きましたが、8時になっても始まらず、「遅いね」と言っていたら「システム不具合のため中止です」ってwwwwwwwwww

 ママンは「半額返せ」と憤ってましたが、私とパパンは「はあ、予定より早く帰宅できるかも」とホッとしてました。
 花火も強風のため中止になってしまい、収まりのつかないママンは「土産物屋見る」とうろうろし始めましたが、ネズミ王国のネズミ講ばりの値段にビビってました。
 でも、花火中止の恨みを買い物で晴らそうとしたようですが、「隣のお兄ちゃんに買ってあげたらいいかしら」とか言い出すので、「いや、1500円もするクッキー買うだったら、カップラーメンでも差し入れたほうがいいのでは?」と言ったら「それもそうね」

 私以上に、どケチのママンが一瞬でも「何かお土産を買わなくては」と思うんですから、夜のショーの中止は人間工学だか心理学だかの実験なのではないかと疑ったくらいですよ。

 でも、しばらく土産物屋をうろうろしてみたら、「こんなの全然欲しくない」と気がついたらしく、「今日は充分に乗り物制覇したからよかったのよね?」と帰還モードになってくれてよかったです。

 それでも「あー、凄いキレイだったのかなー、悔しいなあ」と言ってましたが、毎日やってるんですもん、「伝説のライブを見逃した」っていうのとは格が違うと思うし、私は何度か「伝説のライブ」を観たことがありますが、観た人が「あー、観てよかった」って言ってるだけで、観てない人が特に不幸だとも思いません。

 本当に観たかったら、一人で観に行ってください。

 だいたいさー
 「お一人様優先」っていう制度があって(奇数で乗り込むグループがけっこういるので、隙間埋めることになる)、ママンもその制度は事前学習していたらしく、インディー・ジョーンズに並んでいた時に「お一人様で行くのがけっこう裏ワザなのよ、どうする?」って言い出し、「私はジェットコースターなど、好んで乗りたくないので、一人で乗りたいならそうすれば?」と言いたくなったのをぐっと我慢しました。

 というわけで、初シーでしたが、絶叫系以外のファストパス乗り物は全部乗ってしまったので、「やっぱ平日だわ」とママンは大満足していたので、もう、これでネズミ王国での親孝行はいいですかね?

 いや、ネズミ王国を全部否定するつもりもありませんが「巨人戦の東京ドーム」みたいな感じなので「東京ドームなら日ハム戦だろう」な私には、ほんと、よくわからないのです。

 そして、やっぱしジェットコースターは苦手です。

 あの急降下する感じが苦痛なだけで、ちっとも楽しくないです。

 つーか、なぜ皆が高い金払って、長時間並んで、わざわざ急降下してるのか理解不能です。


10月9日(水)

 昨日は好天にも恵まれて、無事にデズニーシーをエンジョイしてきたので、その様子を書き残しておきたかったのですが、久々に仕事のスケジュールが押してしまい(日曜出勤して、平日休んでるし)今日は久々に1時間半も残業してしまったため、気力が残っておりません。

 でも、総評として、「どうして私にはネズミ王国に全く夢を感じないのだろう?」

 皆さん、本当にあそこを「夢の国」だと思ってるんですかね?

 ほんとは違うんですよね?私が想定する「夢の国」とは違う夢なんですよね?

 つーか、「夢の国」ってなんだ?

 まあ、確かに、私が「楽しい所」を思い浮かべると、フジロックとか、野球場などが思いつきますけど、フジロックは楽しいだけではなく、トイレがアレだとか、雨降って散々とか、苦行も多いのですが「そういう不便さも楽しさの演出の一つ」と思っていますし、野球場に関しては「応援しているチームがサヨナラ負け」などの重大なリスクもありますが、ねずみ王国でも悪天候に恵まれることもあるかもしれまんせんが、好天の時にはそういうことも無いし、昨日みたいな平日だと、満員の東京ドームより全然快適な混雑ぶりだったし、非常に快適だったのですが、「また行きたいか?」って言われたら、「当分、いいです」

 いや、もうランドもシーも行ったので、もう自らの意思で行くことは無いでしょう。(って一度も自ら進んで行ったことはないのだが)

 ねずみ王国で、スミス再結成ライブをやるなら考えますけど・・・・・(もちろん、モリッシーはネズミのカチューシャ着用のこと)

 でも、いい「親孝行」にはなりました。

 いや、全額親払いだったのですが、父も母も一度も地図を広げることなく、私が「ええと、インディー・ジョーンズのはこっち」とか、必死に道案内がんばりました。
 有名アトラクションは制覇したので、ママンは大満足で、「全部乗ったから、また来ようって気持ちにならないわよね」と言っていたので、ホントーだな?

 ママンはほんとは、もっと絶叫系にも挑戦したそうだったけど、私とパパンが「無理無理無理」と真顔で拒否したので、納得してくれるくらいの分別はありました。

 さーて、明日もまだ仕事溜まってるので、これくらいにしておこう。

 今日部長から「来年、諸般の事情で、仕事が増える」と内示を受けてしまい「うわ、それ勘弁してください」と、ちょっと胃がキュっとしたが「来年のことよりも、明後日締め切りの大事な仕事に集中」と切り替えました。

 いやー、しかし、部長の言っていたことが現実になると、けっこうキツいなあ。

 部長のそういう「今のところ、そうなるらしい」って話は、そうならない時も多かったので、今回ばかりは「そうならないよう」に祈るしかありませんが、そうなる可能性も高いので、油断できませんが、「そうなってから考えよう」と切り替えました。準備できることでもないので。(準備するなら、来月くらいからだ)


10月7日(月)

 明日、私は、とうとう、デズニーシーに行くことになりました。

 ランドに初めて行ってから早数年ですが、その間、ママンからん何度も「シーにも行ってみたいのよねー」と言われてましたが、笑顔でスルーしていたのですが、とうとう、年貢の納めどきというか、なんやかんやで丸め込まれました。

 私の9月の誕生日を祝うとかなんとかの理屈で・・・・

 まあ、どうせ、料金は全部親持ちなので、「金を出さないけど親孝行」だと思って、がんばります。

10月4日(金)

●季節の変わり目の凄い違和感

 ついこの間までは「外からオフィスに戻ると、冷房で涼しい」だったのに、今日からはきっぱりと「室内では半袖、外出する時にカーディガン羽織らないと寒い」になってしまった。
 なので、屋外から屋内に入ると「もわっ」と暑く感じられ、激しい違和感を感じてしまう。

 で、さらに温度計見ると、室内の温度は27度か28度くらいで、「夏に冷房かけていた時と同じ」なのだが、なんというのか「何事も相対的なものなんだなあ」と感慨深い。

 さて、NHKの朝ドラを観ていたら、次のイノッチが出てくる情報番組にじゃじゃーんと長谷川博己が登場した。「あまちゃん」の出演者が登場した時よりも、浮足立つスタジオの雰囲気が面白かった。

 今をときめくイケメン売れっ子俳優であるが、そういや、この人はいきなり出てきた印象があるなあ。NHKのドラマ「セカンド・バージン」で人気が出たらしいが、そのドラマ観てなかったので。
 まあ、最近はあんまドラマ観てないから「売れない時から目をつけていた」という自慢話はほどんど無くなってしまった。

 それはいいとして、長谷川博己が生放送で登場して、私は別の意味で「じぇじぇじぇ」と驚いていた。(長谷川博己は大河ドラマの方でしたね)

 「昨日、生鑑賞しに行った、ソフトバンクの岩嵜とほぼ同じじゃん!!!!!」

 写真見比べても、あまり似てないのですが、「ほぼ同じカテゴリー」だと思います。
 たぶん、長谷川博己も生で見ると画像よりも濃い感じになるのではないでしょうか?

 なので、自分が「流行の顔を追っかけていた」ということに気がついて、朝からちょっとがっかりしていただけです。

 それがなんだ、と言われると、なんとも言えないのですが、「マイナーなものが好き」だと思っているので、ちょっとね。

 マイナーといえば、昼休みにネット散策していたら「平成生まれには通用しない死語の世界」が紹介されていて、その中に「ポシェット」というのがあったので「あー、そうかも」と思って、「ポシェットって死語になったらしいです」と大きな声で呟いてみたら、アラフォーのM嬢やK嬢は「そういや、最近、聞かないかも」と反応しましたが、アラサーのエビワカ嬢は「ポシェットってなんか聞いたことありますけど、なんだっけ?」って、ええええ?平成生まれじゃくて、もう30歳に通用しないの?

 と私が戸惑っていると、TK部長が「ポシェットって、女性がぶら下げてるアレだろ?今だってあるじゃん!」と主張しますが、エビワカちゃんったら「そっか、あの腰に巻くやつ?」と言うので、私と部長で声を揃えて「それはウエストポーチ!」

 そんな会話をしていたら、ふと思ったのだが、私が子供の頃、祖母が「ズロース」と言ったり、祖父が「猿股」なんて言うと「なにそれ????」と戸惑いましたが、こういうことだったんですね。

 前にやはりネットで読んだが、ストリーミング中継で、昔録音したカセットテープを再生していたのだが、「A面終わったので、B面にひっくり返すから、しばらく中断」と告げたら「意味不明wwwww」と若者達から総ツッコミ受けたらしい。

 カセットテープを手にしたことの無い世代には、「裏返す」という意味が全然わからないだろう。
 缶切りを使ったことが無いように、そういうのは「常識がない」とか「教養がない」とかいう問題じゃなくて、私の世代が「薪でご飯やお風呂を炊いたことがない」のと同じで、もしかすると、そのうち、料理のレシピ本で「強火」とか「弱火」っていうのも「なんで、火って言うのだろう?」って時代になるのかもしれない。(今のところ、全部、電磁調理器になるとも思えないけど)

 私はどこまで経験することができるだろう?

 「昔の車はガソリンで動いていたので、街のあちこちにガソリンスタンドというものがあった」とか?
 「ガソリンってなんですか?」
 「油です」
 「え?唐揚げ揚げる、あの油?????あれで自動車をどうするんですか?塗るの?」

 みたいな?

 ふと想像するのは、LED電球が普及したら、「電球交換がパスポート更新や免許の更新よりも頻度が低くなるのでは?」ってことである。
 「あちこち電球が寿命になったので、そろそろ建て替えかなあ」なんてことになるのだろうか?

 うーん、でも私の人生で今のところ一番の「変化」は、やっぱケータイですかね。
 まさに、ライフスタイルが劇的に変化しましたからね。

 これは「電話が一家に一台になった時代」よりも、もしかしたら劇的な変化だったのではないでしょうか?
 でも、そういや、「電話の普及で時代が変わった」という記述を読んだことがないなあ。
 村の庄屋さんの家だけに電話が入り、電話をお借りしていた時代には「電報よりは便利」ってくらいだったのかねえ?
 もしかすると、その前に起こった「電気が通って、電灯が使える!」ってことの方が大きかったのかね?

 私は電気ガス水道が普通にある時代に生まれたので、そういうものが普及していた時代の感動を知りませんが、ケータイが普及する過程はかなり初期から観察していたので、「ほー、こういうもんか」と感慨深いのです。

 そして、自分が20歳の頃と40歳の頃では、あれだけ違っていたのだから、順当に生きていれば60歳の頃はどういう時代になっていることでしょう。

 個人的な希望としては「え?キャミソールって死語なの?」と「ズロース」って孫に言って「なにそれ?」と返されるのが理想だが、「はあ・・・昔は北朝鮮なんて超貧乏でやっかいな国だったのに」とか「日本はあれだけアフリカに援助したのにさあ」なんて未来だと、ちょっと嫌かもね(笑)

 ソ連崩壊が、「私が学校で習った世界地図がああああ」って事態になりましたが、今後は中国がキーになるのかしら?
 でも、中国が世界地図塗り替えたことは過去に何度もあったしな。

 歴史の教科書の1行どころか、1行も記述されない時代を生きているのかもしれませんが、まあ、冷戦終結で、ソ連崩壊してってことは教科書に残るだろうし、「日本ではバブル経済が」っていうのが、あと40年くらいは歴史の生き証人によって語り継がれるのかもしれない。

 そして、今日、バレンティンが60号ホームランを打ったらしいので、野球の歴史も塗り替わったし、マー君の連勝記録は向こう100年は破られないと言われている。

 30年後、私は80歳近い老人になって、「田中マー君って凄い投手だったんですね。その現役時代を観たんですか?」って言われたら、「私はそれよりも、ソフトバンクの岩嵜のほうが好きだった。顔が・・・・・」と言おうと、日記には書いておこう。(日記に書いておくと、ちゃんと実行できたりするので)

10月3日(木)

 休み。
 また半年以上経ってから美容院に行った。

 今回は久々にストレートパーマじゃなくて、毛染め。
 今の白髪ボーボーの状態でストパやると白髪が目立つだけだし(くせ毛だと光の反射でそれほど目立たないのだ)、けっこう髪のボリュームが減ってきたので「今の地毛の状態はどうなんだろう?」と検証してみたくなったので。

 そして、美容師さんに「ミヤノさんて野球ファンでしたよね?」と聞かれたので「楽天ファンです!」と胸を張って応えると「わー、おめでとうございます!」と言われて、やっぱし嬉しいものです。

 ヘナ染をやってもらったのだが、何度か自宅でやっていたが、やっぱしプロにやってもらうとしっかり染まるね。高いんだけどさ。
 ただ、ヘナ染は「天然素材100%」だとオレンジ色に染まるので、他の染料を混ぜてより濃い色にする方法もあるようだが、私は髪のボリュームが多いから「赤いのが混じった方がメッシュになって軽くなるから」とあえてオレンジ色のままを選んでみた。これで気に入らなかったら次回は染料加えたのにすればいいし。

 それに、今回はストパかけなかったけど、毛先を10センチくらい切ってもらっても、まだ毛先にストパが掛かっている部分は残ったので、地毛とストパの割合が半々くらいの「上はモコモコ、下はサラサラ」という不思議な頭髪になってしまった。

 これは、さらに半年後にならないと「全部、地毛」にならないから、その状態で様子見て、今後の頭髪ケア計画を立てよう。

 さて、美容院を出たのは午後4時過ぎだったが、そこから西武ドームに向かった。
 西武とソフトバンクの試合観に。

 だって、熾烈な3位争い直接対決なんですもん。

 いやー、今年はほんとに今だに「混パ」で2位3位争いが凄いことに・・・・

 今日は2位ロッテが楽天とやっているので、ロッテが負けるとますます凄いことになるのだが・・・・

 クライマックス・シリーズに関しては、賛否両論があるけど、本来なら消化試合だったのが、まるで優勝決定戦のように盛り上がるので、「やっぱCSあって良かったな」と思いました。

 いやー、ほんといい試合でした。

 って他人ごとだから、安心して楽しめたんですけどね。

 もう最期の方なんて、一球一球に大歓声で凄かったっすよ。

 で、盛り上がる球場で、私の「密かなミッション」は「岩嵜をブルペンで鑑賞する」でした。

 前にも書いたが、ソフトバンクの岩嵜は「あー、私、若いころ、こういう男子がタイプだった」という選手なのですが、今年は不振で先発を外され、中継ぎ起用されるもあまり結果が出てないのです。

 なので、西武ドームのブルペン近くの席に座って、「きゃー、岩嵜くーん」ごっこして、ホルモンバランス整えようと思ってさ。

 かつては、イムさんがその重役を担ってくださったが、イムさん無き後、後継者がいなくて。マツケンも不振で、なんだか先発に回っちゃうし(笑)
 岩隈さんもアメリカ逝っちゃうし。

 さて、試合開始早々、岩嵜は嘉弥真(カヤマと読む)と一緒にブルペン投球始めた。
 先発、摂津が前回早々に炎上したからなのか、準備が速かった。

 しかし、摂津は上出来ではないものの、なんとか失点を最小限に抑えていたので、岩嵜と嘉弥真も肩作った後はしばらくお休みしていた。
 でも、嘉弥真は時々立ち上がって「今日はけっこうお客さん入ってるなあ」と客席見渡したりしているので、よく顔が見えたが、岩嵜は客席にほとんど顔を向けなかった。

 なので、嘉弥真の方ばかりジロジロ見ていたら、何度か目が合ったような感じ(気のせいです。向こうが客席をぼんやり観てるだけ)になったが、嘉弥真も小動物系の個性的な顔立ちをしているので可愛いとは思うけど「君じゃない・・・」と心の中で呟いた。

 嘉弥真という苗字には萌えるんだけど(笑)
 私は珍名好きであるが、嘉弥真みたいに「声に出すとフツーの苗字なのに、フツーじゃない感じ」にも激しく反応する。最初に「嘉弥真」って漢字を見たときには「まきや?」と全然順番狂ってたし。

 でも、今の現役選手で一番好きなのはオリックスの「縞田」かな?

 選手名がコールされて、電光掲示板見ても「・・・・あれ?・・・・どれ?」って戸惑うのが快感です。その昔は「ピッチャー カトウ!」とコールされて電光掲示板に「歌藤」と出てくるたびに、激しく萌えていました。

 で、西武が先制するも、ソフトバンクが追いついて、また西武が得点しても、ソフトバンクが追いついて、という「熾烈な3位争い」を象徴するような試合になりましたが、そうなると、勝ちパターン継投になるので、岩嵜は投球練習しませんでした。

 おかわり君の決勝点ホームランが出て、「もしもの時の敗戦処理要因」として後半ちょこっとだけブルペンに立っていたけど、すぐに「また追いついた時のための守護神」として五十嵐が準備始めちゃった。

 くすん・・・・岩嵜ほんと全然信頼ないんだな。
 楽天で言うところの福山のポジションです。いや、それより下だろう。

 ただ、もう自分の出番ないからなのか、終了間際になったら観客席に顔を向けるようになったので、間近で鑑賞することができました。
 うーん、生で観ると、ちょっと顔立ちがキツいかなあ。(楽天の岡島みたいな感じ)

 でも、やっぱし、なんか雰囲気暗いんだよね。チームメートと談笑してても、なんか、ハジけたところが無い。
 プロ野球の投手って、お山の大将的雰囲気の人ばかりなのですが、岩嵜にはそれが無いようだ。

 ほんと、スタイルいいし、投球フォームも美しいし、顔もイケてるのになあ。

 でも、そんな、ちょっと暗い感じの岩嵜が大好きなので、今日は大満足でした。入場料もファンクラブ会員割引で内野自由席1800円でしたので、「好きな俳優が出てる映画観た」って感じ。

 そうそう、岩嵜って私の中ではたぶん、クリストファー・ウォーケンなんだ!
 そうそう、イケメンだけど、なんか影があって、ちょっと爬虫類っぽい魅力っていう感じです。

 なんだか凄い納得しました。

 今年は多分、この試合でプロ野球生観戦は終了ですかね?
 なんか、楽天とオリックスの消化試合が、来週末にあるようで、ちょっと心惹かれますけど(笑)


10月2日(水)

 会社で「そういや、全開消費税が上がった時のことを全然覚えてない」という話になり、私もびっくりするくらい全く記憶にないので、調べてみたら、消費税が3%から5%に上がったのは1997年で、「あたし、仕事辞めて、遊びまくってたwwww、ずっと海外にいたwww」

 どーりで全然覚えてないわけだ。
 その後、就職してから「そっかー、消費税5%になったんだよな」とか思ってたんですかね?

 同僚K嬢は、私よりも少し前にこの会社に入社したのだが、「いいなあ、私は前の会社辞めて、翌月にはこの会社に入っちゃった。どうせ転職するなら、しばらく遊べばよかった」って言ってました。しかも「すると、前の会社では営業だったのに、消費税アップの時はどうしてたんだろう?」とやはり全然記憶にないらしい。

 消費税アップについては、今までも経理に質問があったが「とにかく、まだ増税が決定してないのでなんとも言えませんけど・・・」としか言えなかったし、うちの業種だと、ほとんど経過措置にひっかかることも無いので、あんまし深く考えてなかったが、今後、いろいろ質問が活発になってくるので、ちゃんと勉強しておかなくちゃ。

 さて、今日まで、内澤旬子の「体のいいなり」を読んでいた。
 乳癌闘病記が主題だけど、「乳癌になる前より、後の方がなぜか体調がいい」という不思議な本である。
 30代までの内澤氏は相当の虚弱体質だったらしい。
 虚弱っていうのか、私にも似たような友人がいたが、血の巡りというか新陳代謝が悪く、そして全く筋力がないので、とにかく日々ダルいようなのだ。私の友人の場合には明らかに自律神経が弱く、とにかく内澤氏と同じで「気力だけで生きているから、少しでも気力が無くなると動けない」ようだった。

 別の友人は、子供の頃から内臓疾患を抱えており「プールに一度も入ったことがない」という人だったが、ほとんど汗をかかないようで、若い頃は「汗をかかないのが淑女の身だしなみ」と言っていたけど、30歳すぎて、サウナに挑戦してみたことがきっかけで、急に発汗するようになり、汗だくの自分に戸惑う反面「前は夏が苦手だったけど、汗かくようになったらラクになった。なーんだ、みんなこうしてたんだって(笑)」と言っていた。

 私の上司も20代までそうだったらしいが、知人に「酵素風呂」に連れて行かれたら、びっくりするくらい発汗して、それから普通に発汗できるようになり、冷え性が治って体調良くなったと言っていたっけ。

 そして私が、そういう虚弱体質の女性の筋肉の無さを実感したのは、クラブ夜遊び帰りに、友人の部屋に溜まってみんなでゴロゴロしていたら、「足が疲れた」と言う女子がいたので、「じゃあ、私が足マッサージしてあげる」とまずアキレス腱からふくらはぎあたりを触ったら「なにこの、リカちゃん人形みたいな足は?」と驚いた。

 白くて細くて、美しい足だったが、こんなに手応えのない足に触ったのは初めてだった。
 あれでよく、普通に立っていられたよなあ。
 その子も、偏頭痛や肩こりに悩まされていたけど、その後、いい歯科医に巡り会えて、噛み合わせ調整したら、頭痛も肩こりも無くなったらしい。

 というわけで、私の数少ない知人から得たデータでは「あちこち体調の悪い女子も、30歳過ぎるとなんとなく調子よくなる」という結果だった。

 ある人は「30代の女性って子育てで一番重要な時期なので、一番体力があるらしい」と言っていたけど、よくよく考えれば「出産や育児が大変」なのはずっと10代後半から20代だったはずなので、「女性の30代最強説」は根拠不明である。

 出産しないでいても、自然と30代になるとホルモンバランスが整うのかもしれないが・・・それにしても根拠不明である。

 でも、「身体のいいなり」を読んでいたら、「そっか、20代まではキモチだけでなんとかなるが、30代になると、そうも行かなくなってくるので、なんらかの措置をとるのかも」と思った。

 「酵素風呂に行ったら汗いっぱいかいて」とか「歯並びが原因じゃないかと思って、いろいろ歯科医を探して」とか、時間や収入にゆとりが出てくると、なんらかのケアをしてみたくなるようだし、それに20代の頃は「体調悪いのも自分のアイデンティティーのうち」と、体弱いことに妙なプライド持っていたりするが、30歳超えると、そういうプライドよりも「これで体調良くなるんなら」と整体だの鍼灸だのヨガだのに挑戦してみてもいい気分になるのかもしれない。

 そういや、うちの母親は、20代で3人出産したが、その後、腰痛が酷くなり、医者に相談したら「運動不足です」と言われたので、半信半疑でママさんバレーに加入したら、あっという間に腰痛なくなったらしい。

 いやはや、心身のバランスって大事ですよね。
 って、朝の電車の中でそう思っていたら、途中駅で乗車してきた若い男性が、ドア付近の真ん中(ドアに寄り添う位置じゃなくて、ちょうど向かい合ったドアとドアの中間)に仁王立ちしたので「ん?この位置に立つ人珍しいぞ?」と思って顔を上げてしまった。

 下り通勤の空いてる電車だったので、普通は座るか、ドア付近で寄りかかるか、座席の前でつり革につかまると思うのだが、彼は何もない真ん中にスっと立つと、持っていた帽子をキリリと腹のあたりで持っていた。

 あー、運転手だか車掌さんの移動か・・・・

 東急線はここ数年「一流ホテルのような接客スタッフと設備」を目指しているようで、駅員や保線係が乗車しても、かなりキリリとしているのだが、今朝目の前でキリリと立っていた青年はキリリ度がとても高かった。

 特に体格がいいというわけでもなく、170センチちょっとくらいの中肉中背なのだが、まず帽子の持ち方がキリリと決まっていた。
 そして、背筋の伸び方もほどよく自然とキリリ。
 体育会系って感じでも無かったのだが、胸板とか肩周りはしっかりしていて、なんて言うのかバランスがいいというのか・・・・
 全身からほどよく「ボクって健康です」というオーラが出ていた。

 姿勢がいいし、ほどよく全身の筋肉のバランスがいいように見えたので、顔もなんだかすごいハンサムに一瞬思えたのだが、下車する駅が同じで、並んで立ってみたら、「顔はフツー」(さーせんwww)でした。

 でも、どっちが運転手で、どっちが車掌なのかわからりませんが、相方も横にいたのですが、そっちはただの「ひょろっとした今どきの若者」だったので、「あ、こっちはよくいるタイプだから、やっぱり、この子、ちょっと特別だわ」と比較しちゃってすいません。

 丁度、「心身のバランスが大事だわ」と思っていたところに、ものすごーく心身のバランスがいいっぽい若い男子がすぐそばにいたので感激しちゃいました。

 彼のあの適度にキリリとした立ち居振る舞いには「乗務員としての誇り」を感じた。
 あの感じ、「航空機のキャビンアテンドさん」もよく醸しだしていますよね。リムジンバスに乗ってるCAさんは、やはりキリリと自意識が高い人が多い。

 自分が憧れていた職業に就いた喜びとプライドが、不特定多数の人前でも自然とキリリとさせるのでしょう。
 プロ野球選手のウォーミングアップのキャッチボールが超美しいみたいな。

 私みたいな事務職だと「見られてる」感がほどんど無いから、ね。

 ただ、私が今まで心身のバランスを崩さなかったのは、「なんか意外と筋力あった」からのようで、小中学校のハードな鍛錬で築いた体は20代前半まで持ったし、その後、「クラブで朝までダンスだ」という修行していたら、普通はつかない筋肉までついていた。

 30代でスポーツクラブに入って、エアロビやっていたら、インストラクターが「足のスネ(弁慶の泣き所)の筋肉はつきにくいので、しっかり鍛えましょうねえ」と言っていたが、私のスネには立派な筋肉の筋が・・・慌てて周囲を見渡したが、その筋がくっきりついていたのは、私とインストラクターだけだった。

 あの筋肉はたぶん、ドラムンベースが流行っていた頃、ぴょんぴょん飛び跳ねて作ったのだろう。

 30代半ばまで、けっこう無駄に筋肉あったので、同僚や先輩達が順調に中年太りしてても「あれ?私、なんか大丈夫?」と思っていたのですが、遅れること5年か10年くらいでドっと今来てます。

 でも、なんか、今になってやっと「これで心身のバランスとれてるのかもね」と納得している自分の志の低さが嫌になりますが、だんだん慣れてきているのも事実。

 ほんと、向上心ないので困る。
 でも「向上心」っていうのが何なのかさっぱりわかってないような気がするので、いいんだけどさ。


10月1日(火)

 毎年、この日は辛い。

 戦力外通告の発表が始まるからである。

 さっそく日ハムが榊原、植村、糸数かあ・・・・

 糸数は一時期はローテーション投手でけっこう活躍したし、植村はマー君の外れ1位だった。
 植村くんは去年、やっと1勝したのに・・・・

 そして、榊原については初勝利を現地観戦した記憶も新しいというのに・・・・

 神宮での交流戦を観に行ったら、先発は増井だったのに、アクシデントで降板しちゃって、2回から榊原がロングリリーフに入ったら勝ってしまったのである。(2010年6月15日の日記参照)

 その後、榊原は先発が早めに崩れてリリーフすると、不思議と勝ちがつくようになり、10勝もしてしまい、新人王になってしまったのだ。リリーフで10勝というのも凄いけど、そもそもプロ入り2年目だったという、非常に地味な新人王でした。

 そして、私にとってはもう一つ思い出に残ることがあった。
 榊原初勝利の翌日に、友人Mと浦和に二軍の試合観に行ったが、「人生最悪の日」と言ってもいいくらい、やることなすこと上手く行かない日で、友人Mは嫌なことばかり話すから、気分を変えようと「昨日、ヤクルトとハムの試合を雨の中観たけど、先発の増井が一回で降板しちゃって、緊急登板した榊原が、まさかの初勝利だったんだよ!」と言ったら、その前年のオールスターで、ダルがラミレスの打球が当って降板した後、次に登板する予定だったマー君が急遽出てきたのが許せなかったらしく、そのことをネチネチ言うので、「今日の友人は何を言ってもネガるな」と諦めたっけ。

 その当時の日記読んでみると、あのブブゼラが鳴り響いていた南アフリカW杯の最中、私は羽田空港まで歩いてみたりしていたようです。
 自分なりに何かを発散していたようですね。

 そして、6月22日には、「マリスタで吉見×木佐貫だ!」と職場から新幹線に乗って幕張に向かっていた。

 そして、前上司の突然の死と、友人Mの「これは、もうシロートの手には負えない!」という発症が同時進行して、ほんと、よく乗り切ったなあ。

 こういう時、日記をつけていて本当に良かったと思う。
 6月後半のあの怒涛の日々の始まりは「わー、緊急登板した榊原が勝っちゃった」という、あの雨の神宮球場から始まっていたのだ。

 その榊原が戦力外とは、ほんとに感慨深い。

 さーて、今日はマー君が記録更新をかけて登板しているのだが・・・・じぇじぇじぇ、6回で2-11?

 この所、楽天はずっと得点ゼロ行進だったのである。
 星野監督も「気持ちって大事だな」とコメントしていたようだが、もちろん、楽天が主力を休ませていることもあるが、相手チームがとにかく「熾烈なCS出場争い」をしているため、楽天としては「消化試合」の気持ちでは勝てるわけがない。

 同じく消化試合に入っているオリックスとは昨日、実にどーでもいー、延長無失点試合をやったくらいだ。

 いや、消化試合とはいえ、「戦力外通告」に向けて最後のお試しされた選手もいそうなのだが、そういう「個人の気持ち」はなかなかチームの気の緩みには勝てませんなあ。

 というわけで、「マー君、たぶん今シーズン最終登板なのかもしれないけど、(今調べたら、来週火曜日のKスタが最終試合だった!もう1試合あるじゃん!)こんな中で気持ち維持できるのかしら?」と心配していたら、やっぱ初回に失点してて「さすがのマー君でも・・・・」と思っていたのだが、楽天打線、ここで11得点とか酷すぎ・・・・昨日、一昨日打て!(笑)

 CS争いには気持ちで敗けたのかもしれないけど、日ハムももはや消化試合であるからして、昨日のオリックスみたいに「うちのエース金子だって防御率1点台で、マー君に継ぐ2位で、せめて勝ち星を13から14にしてあげたい」というモチベーションもなく、「先発、トーマスって誰?」という状態じゃねえ。

 しかし、優勝した翌年に最下位争いって、来年の楽天にも起こりそうなことなので、「先人に学ぶ」つもりで・・・・・も、やっぱ鑑賞する気にならないなあ。

 CS争いは?
 おや、今んとこ、西武とソフトバンクが勝ってて、ロッテが負けてますか・・・・これは、ほんと最後までわからんなあ。
 


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