可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月30日(火)

 フジロックは三日間とも雨が降ったけど、観たいものはしっかり観てきたので大満足でした。

 それよりも、岩隈さんが10勝してただでさえ超ゴキゲンだったのに、私がフジロックに逝っていた間、楽天が2位ロッテに三連勝していたので、さらにご機嫌になった。
 金曜日なんて、NIN待ちで座ってる間にアイホンで試合速報チェックしていたのだが「あー、やっとマー君の連勝ストップか」と諦めていたのに、9回の裏に「およ?同点になってる」と気がついて、友人T嬢に「せっかくフジロックに来てるのに、こんなもん持ってるから、野球の試合が気になっちゃってwww」なーんてボヤきながらリロードしたら「おおおお!逆転したああああ!!!!サヨナラだあああ!!!」って叫んじゃいました。

 私史上、一番雨に祟られたフジロックの話はきちんと書き残しておきたいのですが、今日はなにせ、幕張では「大谷祭り」(ロッテも日ハムも先発が大谷)ですし、楽天は岩手での試合なんですが、西武の先発が菊池雄星(花巻東高)だし、楽天の銀次(盛岡中央高。今をトキメク久慈市に近い町出身)は、やっと規定打席に到達したら、まさかの首位打者という、岩手県民狂喜の試合だし、それどころではありません。

 今日は菊池雄星に勝ちつけてやって、替りに銀次がマルチ安打とかでどーでしょうか?

 と、思っていたのだが、なんか4回にエラー絡みで、楽天が4-1でリードしちゃいました。

 島内がホームラン打ったんだが・・・・せっかくだから、銀次にホームラン打ってほしいのに・・・・

 ありゃあー、ロッテの方は逆転したけど、大谷を交代させちゃったし、西武の方は同点になったら菊池雄星降ろしちゃった。

 大谷祭りも、岩手祭りも終了。

 もうすぐ九時半なんだけど、菊池優勢も銀次もイマイチなまま、楽天は勝ってます。

 フジロックに行っていたら、まさかの三連勝だったので「私、ずっと苗場にいればいいの?」って思ったのだが、そういう問題じゃなかったらしい。

 しかし、楽天が強いのは喜ばしいが、「どーせ8月に大失速するだろう」と、全然信用してません。

 でも、今年はほんと連敗しないんだよねえ。

 ちょっとだけ、信じてもいいんだろうか?

 それにしても、まだ西武ユニ着た渡辺直人に慣れないなあ。


7月25日(木)

 あら、今日は広島とヤクルトが巨人阪神をフルボッコなの?珍しい(笑)

 そして、楽天は負けてますが(昨日みたいに行くかと思ったら、そう甘くなかった)、西武がロッテをボコボコにしてくれてました。

 さて、全然フジロックの準備してなかったので、やっと荷造りしはじめましたが、うーん、こんなもんだったっけ?なんか大事な物を忘れてそうだ。

 まあ、金さえあれば、たいていの物は現地でも調達できるんですけどね。

 今日の天気予報では「夜は小雨」だったのだが、現地情報を追うと、やっぱり夕方遅くから雨になっているようで、明日も夜は小雨の予報なので、予報通りかなあ?
 まあ、多少降るくらいなら丁度いいのだが・・・・

 カバンに空きがあるから「魔除け」として長靴持っていってみるかね?


7月24日(水)

 ええと、しばらく前に「あれー、gooメールのアドレスが消えてた」って気がついたのですが、ずっと放置していたせいなんでしょうか(笑)

 そしたら、今度は掲示板も「なんか手続きしないと消えるぞ」になってました。

 そーいや、ずいぶん前になんかお知らせ来ていたけど「そのうちやろう」と思ったまま放置していたようです。

 この放置癖、一生治らないんだろうなあ。
 つーか、治す気も無いし。
 「ほお、また放置していたのか」と、なんだか客観的に突き放してるし。

 きっと体調悪くても医者に行かず、いよいよ病院に担ぎ込まれたら「余命1ヶ月です」とかになるんだろうなあ。その時も「ほお、また放置しちゃったか」って笑ってられるのかなあ?

 とりあえず、掲示板は消滅しないよう手続きするつもりですが(さっき申請だけはした。だがまだ確定処理が終わっていないので、わかりません)、風前の灯火のような掲示板に気がついたのか、書き込みしていただいた方々には申し訳ございませんでした。
 神宮球場で思いっきりビール飲んでくださいませ。

 あと、富士銀行のレジャーシートは本当に「惜しい人を亡くした」って感じでした。
 20年くらい愛用していたので「丈夫だなあ」と思っていたのですが、素材の劣化が限界だったようです。
 でも、何度もフジロックに持って行きましたが、一度も「ほお、富士銀行のですね?懐かしいですなあ」なんて声をかけてくれる人に会いませんでした。つーか、20代の若者は富士銀行の存在を知らなかっただろうし。

 さて、昨日はマンUの試合観に、日産スタジアムに行ってきました。

 あそこで、サッカーの試合を観たのは何年ぶりだろう?
 だって、メッシが加入したばかりのバルサの試合だったんですよ?しかも、私はアンリ様目当てだったという・・・・

 サッカーの試合自体、あれ以来観てないので、「わたくし、サッカーはバルサとマンUしか観たことございませんの」ってお嬢様ぶってもいいでしょうか?(「わたくし、フットボールは・・・」の方がお嬢様っぽいかなあ?ってお嬢様はそもそもフットボール観ないか・・・・)

 しかし、夕方の新横浜はゲリラ豪雨に襲われてしまいました。
 世田谷付近も凄かったらしいですけどね。とにかく、目黒川が警戒水位になったり、東横線が停電で何時間も不通になるくらいの荒れた天候でした。

 でも、5時くらいには雨も上がり「おお、ちょーどよかったじゃん」と喜んでいたのですが(キックオフは7時20分だった)、6時半ごろ、会社を出ようとしたら、また暗雲が・・・・
 レーダーでチェックしたら、埼玉あたりで発生した雨雲が南に流れてきていました。
 うわー、雷鳴もまた轟いてるし、これ、試合大丈夫か?

 ゴア合羽は持ってきていたが、なるべくギリギリに行こうとしていたら、会社の同僚達が「日産スタジアムは2階だったら屋根があるよ?」と教えてくれたので、「そーいや、座席どこなんだ?友人T嬢は、そんなにいい席ではないと言っていたが・・・」と調べてみたら、2階席のさらに上段だったので「これなら雨降ってても濡れないのか?」とわかったのと、レーダーによると、雨雲は新横浜の手前で進路が東に逸れたようだったので「試合中止になるような雷雨は来ないかな」と確信できたので、雨と雷鳴の中(遠くに稲妻がいっぱい見えて怖かった)スタジアムに向かいました。

 ゲートも向こう側(西側)で遠かったし、中に入っても、最上階まで登ったので、汗だくになりましたが、座席付近に出ると「おー、すごい、屋根こんなにあるんだ!」と、これだったら、ゲリラ豪雨中でも、客席濡れないよ。

 席に着くと、先についたばかりの友人T嬢もやっぱし汗だくで扇子で激しく仰いでいた。

 丁度、両チームのメンバー紹介中で、まだ雨は降っていたが、サッカーの試合が中止になるほどの降りではなかった。
 そして、雨の中、試合開始。

 でも、試合開始して、しばらくしたらいつのまにか雨が止んでいたようです。

 マンUの選手も知らない人ばかりだったが、マリノスの選手も知らない人ばかり・・・・いや、キャプテン腕章つけてるのは中村俊介だ!

 俊介がフリーキック蹴ると、それなりに盛り上がったが、前半すぐに交代しちゃった・・・・故障中とかでしたか?
 T嬢に「マリノス、今期はどうでしたっけ?」と質問してみたのだが「さあ?私、Jリーグはほとんど観てないから」とつれないお返事。

 それでも、久々に観戦する生サッカーは面白かったです。
 やっぱ、テレビだと見えないことって多いですよね。そこは野球と同じです。

 ただ、やっぱしマンUはシーズン前の調整中よりも前の段階だし、日本に来る前はオーストラリアだったらしいし、かなりグダグダでしたが、それでも片鱗は伺えたので「あー、シーズン中はああいうプレーで得点できるんだろうなあ」って思いました。

 それに、マリノスはコンディションはいいので、マンUに見劣りしないプレー魅せてくれたし、特に外国人選手が張り切っちゃって大活躍してました。

 しかし、観客はなんだか妙に静かでした。
 マリノス・サポーターはいつもどおりに応援しているのだが、大勢いる赤いマンUユニ着た人たちの静けさが気になった時に、やっと気がついた。「そっか、まだ香川が出てなかったwww」

 前半の終わり頃に、マンUサポーター席に陣取っている客が香川コールしはじめたので「そうか、みんなマンUのファンなんじゃなくて、香川のファンなんだ」って今さらながら気がついたのです。

 「なんか、そういうのも・・・・」と私は少し不愉快に思ったのですが、生粋のマンUファンの友人T嬢は想定内だったのか、それとも関心が無いのか、平然としてました。

 しかし、後半が始まっても香川は登場しなくて、場内は軽く戸惑っていた雰囲気だったのですが、後半すぐに香川がアップし始めると、試合途中なのに大歓声。
 「ちゃんと試合見ろよ」と思っていたら、マリノスがまた得点wwwwwww

 やっと香川が入ったら、また大歓声でしたが、得点に絡む活躍できないまま、マンUが敗退しました。

 オープン戦だと思えば、こんなもんかね?
 でも、これに7800円も払ったかと思うと、ルーニーいなかったし、香川に興味の無い私はペイしなかったように思いましたが、その後、T嬢と居酒屋で軽く乾杯したのですが「この秋、ベルリン・フィルとウィーン・フォルが来日するので、そのチケット代で、もう10万円の散財」と語っていたので「8000円くらい、大したことないな」って納得しました。

 さて、金曜日からフジロックなので、今日はなんとしても洗濯をしたかったのだが、やっぱし雨・・・・・

 フジロックも雨模様が予想されるので、さーて、長靴とか着替えとか、どーしよっかなあ?

7月21日(日)

 過ごしやすい気候の週末でした。

 土曜日は稲毛のタイ料理屋で、きょうみさんやYと飲み会。
 久々にトムヤムクンスープが飲めて大満足でした。

 私が「暑いから、辛いものがいい。タイ料理かインド料理」とリクエストしたのですが、帰り際に店を出ると「半袖じゃ寒いかも」ってくらい涼しかった。

 今日は朝起きてサンデーモーニング観てから、投票に行って、一旦家に戻ってから、昼ごろ実家に行った。実家っていうか、現在「2DKのアパートに仮住まい中」なんですが・・・

 引越し前にちょびっとだけ手伝いに行ったけど、引越し当日は手伝えなかったので(イベント仕事と重なった)、どういう具合に収まったか確認しに行ったのです。
 ママンは「なんだか、もう一生このアパートでもいいくらい快適」と言っていたが、たしかに、びっくりするくらいコンパクトに上手く収まっていた。

 近隣も静かで、ママンは「こういうアパート暮らしは初めてだけど、こんなに静かで快適だとは」と言うので「周囲の住民に恵まれているのでしょう。てゆーか、もしかして、あんたら老夫婦が一番うるさいのかもよwww」

 父はここ最近、腰痛が酷く、やっと鍼灸院で治療中らしいが、その前に「腰痛が何かの大病が原因ではないのか?」という疑惑が生じて、ってゆーか、両親の知人で「いやー、最近、腰が痛くて」って言っていた人が、本格的に体調が悪くなり、医者に行ったら「末期がんです」で、3ヶ月くらいでご逝去されたということがあり、ママンが心配になって検査に行かせたのですが、一次検査で異常無しだったようなので、父も実はホッとしたようである。まだ、精密検査をするみたいだが。

 ただ、腰痛が酷いので、それをかばって歩いていたら、膝に負担が来たようで、片方の膝が真っ直ぐ伸びなくなっているようだった。かなり痛々しいというか、心配な様子だったけど、父に「この本、面白かったから暇があったら読んでみて」とソマリランドの本を渡すと「この作者は誰なんだ?」とか質問してきたし、地図帳でソマリアの位置を調べていたりしたので、頭はまだ元気みたいだったのでちょっと安心した。

 そして、父がコーラスの練習に出かけると、ママンから「リフォームでこういうプランにしたんだけど」と細部を相談された。
 ママンが「最新式のトイレはこれですって説明されたけど、どうも気に入らなくて」と言うタイプのトイレは、私もつい最近、どっかの飲食店で使用し、「これ、ほんとにこれでちゃんと流れるの?」と不安になったが、ママンの説明では「すごく節水できるらしい」とのことで「ああ、だからああいう構造だったんだ」とやっとわかった。

 でも、ああいうデザインって、それが完成形ってわけでもないし、「旧来のデザインの方がいい」って気持ちもわかるし、ショールームのメーカーの人も「旧式をご希望の方もけっこういらっしゃいます」と言っていたようだし、そういう場合って、もし最新型にして「やっぱ、ちょっと・・・・」と思うと後悔してしまうが、「今までのでいいので、そうして下さい」って言えば最新型の恩恵は受けられないが、それで後悔することは少ないと思うので「それでいいじゃない?」とママンに意見した。

 どっちにしろ、改装前の実家の設備は昭和型なので、「最新型の一つ前の型」でも充分なリニューアルなのだ。

 あと、相談されたのは「居間の照明」で、両親は居間でよく読書や書類記入をするので、今までの照明器具だと「自分が影になってしまって見づらいことがよくあった」らしい。
 今風だと、中央に照明がドーンとあるタイプより、スポット照明で調節っていうのが流行りらしいが、大工さんが「全部スポットにするよりも、中央照明の補助的にスポット置くほうがいいんじゃないか?」と提案してくれそうで「どっちがいいと思う?」

 たしかに、日本の住宅の部屋全体を明るくするって照明方法ってダサいのだが、私もあれに慣れ親しんじゃっているので、欧米っぽい分散照明が苦手なのである。
 なので「大工さんのアドバイス通り、中央照明をメインにして、デスクライト的にスポット照明にしたほうが、たぶん、馴染むと思うよ」と意見したら、ママンもそう思っていたようで、「やっぱ、そうよね」と嬉しそうに納得していた。

 こういう相談は気楽に対応できるよね。
 ママンは、ほとんど自分で「こっちがいい」って決めていて、さらに「こういう理由でこっちがいいと思う」って理屈もちゃんとわかっているので、ただ誰か信頼できる人に「ああ、それがいいんじゃない?」って言ってもらいたいだけなので、私も「それは絶対にやめたほうがいい」ってことが無ければ「本人が良ければそれでいいんじゃない?」って気軽に言えるし。

 アパートに引越しする前に相談されたことだが、そのアパートは廊下部分に洗濯機置場があるのだが、両親が引っ越した部屋は、最近リフォームされたばかりで、室内にも洗濯機置場があった。
 ただ、それが台所に無理やり作られていたので「ここに冷蔵庫置ければ、台所がもっと広く使えるから、洗濯機は外に置こうかな」と言っていたので「洗濯機を外に置くと、寝間着みたいな格好で洗濯することができないので、私は不便を感じたけど、その当時は二層式だったから、頻繁に廊下に出るので、新聞の勧誘や宗教の勧誘と部屋着で鉢合わせすることがあって嫌だったけど、全自動だったら、まあそれほど嫌じゃないかもなあ」って意見した。

 結局、冷蔵庫がうまく収まったので、シンクのすぐ横にあるスペースが洗濯機でも「その上が洗った食器置くスペースになるから、ま、いっか」と洗濯機は室内に収まってました。
 おかげで、廊下の洗濯機置けるスペースは、外に置いておいてもいいようなものがゴチャゴチャ置かれていて、入居してから2週間後の今日初めて訪問したのですが、廊下に置いた物の雰囲気が他の住民より年期入っている風情で「あんたら、もう10年もここに住んでる感醸しだしてますがwww」と嫌味言っておきました。

 あと、大爆笑してしまったのが、ママンが語る「もー、お父さんったら」という愚痴。

 引越しの日は、「梅雨明け猛暑」が襲った日で、イベント仕事で立ち仕事だった私も暑くて倒れそうになっていたので「引越し、大丈夫だったかなあ?」と心配したのですが、ちゃんと引越し業者にお願いしたので、家具はプロが運んでくれたし、弟も妹も手伝いに来てくれたようで、暑くて大変だったけどスムーズに進んだようです。

 でも、引越し終了後に、弟や妹にお礼の夕食をご馳走した後、ママンは「まだ、自宅に残したゴミの処分や、小さい物の梱包や移動があるから」と、弟や妹を返した後も、仕事を続けて、「やっと夜の11時くらいにアパートに戻ったのよ」

 父は腰痛もあるので、ママンは「今日はもう、お父さん何もしなくていいから先にシャワー浴びて休んでて」と指令をしてたようだが、やっとアパートに戻って、ママンが「はあ、今日は朝から晩まで、この暑いのにもう限界」とぐったりしていると、父は「オレだって、さっき、本を詰めたダンボールをもう3つ開けたぜ」と得意顔。

 そこで、母が見たものは、「このアパート、下駄箱が無い」と前から気がついていたので、実家では電話置きに使用していた、小さな古い木の本棚を「これをアパートの玄関に置いて下駄箱にしよう」と持ってきた本棚にびっしり詰められた父の本だった。

 読書好きの両親であるから、仮住まいにも一つだけ本棚を持ち込んでいたのに、そっちはまだ何も置かれてない状況たったのに「なんで、下駄箱にした本棚に、本を詰めるのだーーーーーーーーーー!!!!」とママンはブチ切れそうになったようだが、幸いにも、もうブチ切れるパワーが残っていなかったし「オレだって、本の整理したぜ」とドヤ顔の夫の顔を見て、「この人、ほんと、どーかしてるんじゃないか?」と思いつつも、疲れきっていたので「なんもいえねー」状態だったらしい。

 娘の私、今年一番の大爆笑でした。

 ドワッハッハッハッハ!!!!!!!

 とデカい声で笑ってしまったので、周囲のご家庭に「最近引っ越してきたあのご家庭、うるさい」と思われたかも・・・・・

 まあでも、娘としては、最善の対応だったようです。

 いつもの私だったら、「それくらいで、そんなに怒んなくても」と父よりの弁護することが多いのですが、さすがにそれは「おかーさん、それよく我慢したね。私だったら、ぶん殴ってるわ」と言いながら、静かな日曜日のアパート中に響き渡るような声で、ヒーヒー笑っていたので、母も満足していたようでした。

 いやあ、ほんとに、いつもだったら、こんだけ無防備に母に共感できないのですが「靴箱用に持ってきた棚に本詰められた」っていうのは、ほんと、「おとーさん、なんで?」って呆れるしかなく、ほんと「お勉強」は得意な父で、だから、さっきも私が「このソマリアの本面白いよ」と渡すと「ふーん、ソマリアかあ」って地図帳ですぐ調べるような父なのに、「妻はまだ引越しの後片付けで忙しいようだが、オレだって少しは仕事しなくちゃ」と、なんで玄関脇に置いた靴箱用の棚に本詰めるかって・・・・・・

 というわけで、母の愚痴や相談にきちんと対応できたので、その後、花火大会に向かう準備はサクサク進みました。

 去年、甥っ子T君は発熱していたので、妹夫妻は欠席でしたが、今年も発熱していたので欠席かと思いきや「昨日から熱が下がって、外に出たがっている」ということで、連れてきたのですが、一週間くらい発熱で自宅に篭っていたので、T君的には走り回りたいようですが、足腰が弱っているようで、ちょっと走るとコケる状態だったのですが、それにも負けず元気に走り回っておりました。

 ちゃんとした花火大会は初めてだったので「よく、このくらいの子供は、花火の光が怖くてビービー泣いてるからなあ」と心配だったのですが、花火好きの遺伝子を受け継いだのか、ややびっくりしたような顔はしてましたが、神妙な顔して大人しく鑑賞していたので、よかったよかった。

 妹曰く「ずっとイヤイヤ期で、こっちも煮詰まっちゃうんだけど、両親やおねーたちゃんみたいな他人の前に出すと、カッコつけて大人しいので、一息つける」とのことでした。
 それでも、花火前に、妹と二人でTちゃんをキッズスペースで遊ばせると、落ち着きなくあっちこっち走り回るので、「Sちゃん(私には弟、妹には兄)のとこの子もこんなだった?」と言うので「あっちは、こんなもんじゃなかったです」と、きっぱり言うと、妹も、そんなのわかってて言ってるわけですから「あっち(Sちゃん一家)は、これプラス双子なんだからねえ」って、みんな自分が一番大変だと思っているけど、たまに「みんな、もっと大変なんだよなあ」って思うと、気持ちがちょっとだけラクになるようだ。

 というわけで、ミヤノ家の正月くらいに重要な「府中競馬場での花火大会鑑賞」は、とても穏やかな感じで終了し、私も「大事な家族行事が無難に終わった」と大変満足です。

7月18日(水)

 また暑くなってしまった。

 でも三寒四温は意味が違うけど「一週間の内、三日間くらい30度以下だったら、けっこう耐えられそう」と、この先の長い夏に希望が持てた一週間だった。

 惜しかったのは、ちょっと涼しかった日が平日だったことだ。
 休日に30度を超えない日があれば、たっぷり睡眠がとれそうなのに。

 6月後半から7月上旬は「土日出勤で、平日に休み」というシフトになってしまい、リズムが狂ったけど、先週末はちゃんと土日休めたので、またリズムが整ってきた。

 でも、7月後半は、予定がいっぱいあって、その締めがフジロックだから、忙しいのであった。でも、プライベートが忙しいのは全然オッケー(笑)

 次の土曜日は友人と飲み会で、日曜日は花火大会、来週火曜日はマンU(監督って誰になったのか?)、そして金曜日からフジロックなのである。

 なんだかリア充っぽいじゃあないですか?(笑)


7月17日(水)

 今日のニュースで、どっかの自治体が(横浜市だったっけ?)、口座引落の金額が数千円だったのに、うっかり100万円も引落しちゃったっていうのがあった。(相手先を間違えたらしい)

 「ほーら、やっぱり、そいうことあるんだ」と己のミス(私は金額を間違ったわけではないが)へのショックが少し和らいだ。

 ところで、私みたいに「他人がやらかすと、なんかホっとする」というタイプの人は少数派のように感じる。

 もちろん、連日のようにニュースショーが「このような事件を何故未然に防げなかったのでしょうか?」とはやしててていても、実生活において、周囲の人はそれほど問題視というか、話題にもしてないのだが、そーいや、身近にニュースショーな人がいました。部長です。

 今日も、なんか急に「郵便が届かなかったどうするのか?」と言うので、何の話かと思ったら、どうやら大事な案内状をお偉いさんに出すようで、「これ、ちゃんと届かなかったら困るな」って思ったからのようだ。

 「そういう場合は、書留になりますけど・・・・あと、補償は無いけど履歴だけ追えるのもあります」と言ったら、「じゃあ、会社で送る郵便はみんなそれにすればいいじゃん」と言うので「でも、コストかかりますよ?」

 そしたら「よく正月に年賀状を捨てちゃう配達員のニュースあるじゃん?ああいうのは補償されないわけ?」と絡んでくるので、「さあ?」としか言いようがない。

 そりゃ、ごく稀に郵便物が届かないということはあるが、私の感想では、その内のほとんどが「配達先で紛失されている」と思う。ほら、私が大事な書類無くしたみたいに(笑)
 うちの会社でも、よく支払先から「入金がまだなのですが」って問い合わせがある社員は同じ人だし、その人はいつも「届いてないんですよ」って言うけど、確率的には「そんなはずはない」のである。

 でも、部長が「郵便届かなかったらどうするんだ?発着履歴は残らないので、証拠も無いじゃないか?そんなんでいいのか?」とぶつぶつ言う様子を眺めていたら、ふと、こんな天邪鬼なことを言いたくなった。

 「たまに届かないことがある方がいいんじゃないですか?だから、うちの請求書紛失魔が『届いてない』と主張しても、そういうこともたまにあるかもしれないとスルーできるし・・・」

 そして、部長がそんなこと思いついた原因である「大事な案内状」だって、もし届かなくても、ご案内情報はすでに出まわっていて、形式的なものなんだし、だからこそ、結婚式の招待状を書留で送る人はいないわけだし(事前に電話などでお知らせしているのだから、もし返信が無くて、電話したら、相手は「あれ?もしかして届いてないのかも?」とトボけることができる)、そして、ここが大事なことだが、もし、その案内状を送ってない偉い人から「そういう会合があるそうだが、うちにはご案内が届いてないんだけど?」とか言ってきたら「え?送ったはずですが?」と郵便局の怠慢のせいにできるかもしれないじゃん。

 郵便物はごく稀に紛失するものだし(郵便局のせいなのか、受取人のせいかのかもわらかないことが多い)、私もごく稀に大事な書類を紛失するので、「なんだかわからないけど、書類というものは時々消える」っていう緩い気持ちでいたいのですけど・・・・

 もちろん、私は請求書無くした社員を責めることはありません。向こうは「届いてない」とか「なんで無くなったんだろうか?」と自分の責任では無いことを必死にアピールしてきますが「なんでもいいから、請求書再発行してもらって、とっとと支払っちゃいましょう」ってだけである。

 逆もある。
 支払が無い得意先に担当者が問い合わせして、請求書が紛失していることがわかると、担当者が経理に「申し訳ないけど再発行してくれ」と依頼してくるが、そういう人も「なんで、無くすんでしょうねえ」とか、言い訳(?)をブツブツ言ったりするが、「そういうことはよくあるし、払う意志のある所だったら、いくらでも再発行しますから」と笑顔でドンマイである。

 嫌なのは、明らかに払う意志の無い得意先に、なんども請求書を再発行することで、「これ、また送っても梨のツブテなんですから、集金に行かないとダメなんじゃないですか?」とぼやくと、担当者は集金に行きたくないものだから、「いや、今度こそ払うって言ってるから」って言うけど・・・・・いいから、もう取引停止にしようよ・・・・「いや、あそこはけっこう売ってくれてるから」って、そりゃタダで仕入れてるんだから、たくさん買ってくれるでしょうよ、意味わかんねー。


7月16日(火)

 ひゃー、ちょっと温度下がるだけで、こんだけ涼しいのね。

 30度でも「涼しい!」って笑えるけど35度と30度ってこんだけ違うんだよなあ。

 確かに、お風呂のお湯の温度も40度じゃ「冷たくて入れない」けど、45度だと「あっちっち!」になるんじゃなかったっけ?最近、風呂の温度に疎いから(銭湯に行ってないので)忘れたけど、たしかそんなもんだったと思う。

 さて、今日は仕事で大事な書類を紛失したことがわかり、がっかりしまくりました。
 自分が無くしたのかもわからないんだけど、優秀な30代女性がきっぱりと「探してください」と私に言うので、彼女は私にその書類を回した確かな記憶があるのだろう。

 私もその書類が大事だということはわかっていたので、受け取るとちゃんとファイルに入れていたはずなのだが、そのファイルのどこを探しても見つからないのだ・・・・
 受け取った記憶もないので、まだ心の片隅で「私は受け取っていないのでは?」って思ってるんだけど、また日を改めて探してみます。

 つーか、その書類が大事なことはわかっていたけど、紛失してみたら再現が簡単に出来ないことがわかって、そっちの方がショックだった。
 社内で写しとってる人がいないのは想定内だったが、それを扱う会社にも控えが存在しないとは・・・・

 けっこう一般的に出まわっている書類だったし、私も個人や仕事でよく記入する書類だっただけに、大事な書類だってことはわかっていたけど、簡単に復元できるもんだと思っていたから、ほんとびっくりしたぜ。

 何を無くしたかと言うと、「口座振替依頼」の書類である。

 日本ではとても一般的な口座引落であるが、アメリカなどでは無いサービスらしい。

 「まあ、確かに、相手から一方的にお金引き出されるなんて、よほど信用してないとできないよな」とは思っていたが、自分が引き出す方の仕事をしてみて「これ・・・・よく普通にやってるよな」と思う。

 経理の仕事をされたことのある人だったら「総合振込」は経験したことが多いと思う。
 がーっと、相手の振込先のデータと金額を入力して、一斉に振込するだけである。

 総合振込をしたことがなくても、銀行振込を一件だけやるのも同じようなことで、相手の振込先銀行と支店名と口座番号と口座名義を入力すれば、送金できるわけです。

 口座引落も基本的には同じ作業で、ただ違うのは事前に「口座引落依頼書」というのを作って、まあ普通は電力会社とか電気会社とか納税だったらお役所にその書類を送る。
 で、その電力会社から、ファイナンス会社に書類が送られて、ファイナンス会社が銀行に書類を送るようだ。

 そうすると、ほんと振込とほぼ同じような手続きで、こっちが口座ごとに金額を入力してファイナンス会社にデータを送ると、入力された金額を回収してくれるのである。

 これはけっこう神経使う仕事で、振込だったら、例えば相手から1万円の請求があったので、1万円振り込むつもりで、うっかり10万円払ってしまうと、「金額が違う!」とどっちが先に気がつくかはまちまちだが、相手もちゃんとした会社だと、多く入金されても困るので、円満に解決する場合も多いし、少なく支払ってしまった場合には「足りません」って問い合わせが来るので「あー、1万円って書いてあったのに、間違って1000円しか支払ってなかった」って、慌てて差額を振り込んだりする。

 でも、口座引落は、こっちが送金するんじゃなくて、あっちの預金口座から、勝手にお金を抜くのだ。
 なので、ほんとは1万円引き出さなきゃいけないところをうっかり桁間違って10万円引落しちゃったら、相手のショックは計り知れないだろう。

 毎月その操作するたびに思う。
 「ああ、ここで私が意図的に多めの金額入れてみて、気がつく相手先って何件あるのか?」って。

 まあ、電力会社とか電話会社とかクレジット会社は、ちゃんとシステム化されてるから、金額を間違う可能性少ないのかもしれないけど、うちなんて、手入力の部分が少なからずあるから、ほんとドキドキしますわよ。

 つーか、うちみたいな中小企業相手に、口座引落なんてよーやるよな。
 つーか、口座引落にこんだけ抵抗が無いなんて、ほんと日本は平和だよな。
 平和ボケしすぎだよ。
 大事な書類をなくすような私を信用するなって(笑)

 だが、書いてて思い出してきた。
 この口座引落という制度には、「悪いやつが思いついて、100万円とか入力しても無駄である」という抑止があって、早い話、「金額未記入の小切手もらっても?」と同じ問題で、昔そういうハリウッド映画があって、マフィアのボスが乗った車に轢かれそうになって軽いけがしたガキに、「ぼうや、悪かったな、まあこれで許してくれ」ってマフィア側が100ドルくらいの小切手渡して示談にしようとしたら、金額記入する前に何かトラブルがあったので、金額未記入のまま渡してしまったら、そのガキが試しに100万ドルって書いて銀行に持って行ったら、口座に残高があったので、通ってしまって、あら大変っていう話だったと思う。

 その設定に私はけっこう感激した。
 私がどこかでうっかり身なりのいい老紳士に親切なことしたら、老紳士が「お嬢さんありがとう、手持ちが無いので小切手切るけど金額はお好きにどうぞ」って言ったらどうする?

 すっげえ、悩むと思う。

 私は金で悩むの苦手なので、もしかしたらその小切手に「10円」って書くのか「100円」って書くか、それとも小切手破り捨てるかでしばらく悩んだ末、「980円」で妥協するのかもしれないけど、さ。(どの金額が笑いがとれるかで悩むタイプ)

 もし、真剣に「最大限に現金化したい」と思ったら、まさに奥深いギャンブルの世界だ。
 いくらお金持ちそうだからって、小切手の引き落とし口座に何億円も置いてあるの確率は低いが、じゃあ、百万円くらいなものなのか、一千万円くらいなものなのか?

 一円でも上回ったら「残高不足」で換金できないが、預金残高が1000万円もあったのに、10万円で満足するのも悔しい。

 なんだか話が逸れてしまったが、「金額入れない小切手渡すから、好きな金額書きなさい」っていうのは、なかなか手に汗握る面白い賭けの勝負だといつも思っていた。

 そういう意味で、「口座引き落とし」の仕事は、「もし、私がうっかり、ここに100万円って金額入れちゃって、それが引き落とされちゃったらどうしよう」という妄想を伴う仕事だったのだが・・・・・

 理想と現実のギャップっていうんでしょうか?

 実際にやってみて、びっくりしたのは、たった5000円の金額が「残高不足です」ってエラーで返ってくるのですよ。

 前にも別の仕事で口座引落やったことがあるが、そっちなんて月額3000円のサービスだったのに、「残高不足」が多くて「確信犯だな」って思いました。

 そういう顧客に「残高不足で引き落とせませんでした」って連絡すると「あーら、そっちの口座に預金移すのうっかり忘れて」って言い訳しますが、こちらが「今月分はお振込みで」って言うと「振込料もったいないし、すいませんけど、来月まとめてではダメですか?」ってシラーっと言ってくるのだが、こっちも大金じゃないのでで「じゃあ、来月まとめて」って了承すると、翌月、6000円の引き落としがまたエラー・・・・・

 私は、公共料金の引き落としは給与口座と同じにしているので、よほどのことが無いと「残高不足」にならないし、若い頃、給料が安くてうっかり残高足りなかったが、ちょうど銀行で「使わなければ手数料かかりませんから」ってお付き合いで申し込んだ「預金残高のマイナス分がローンになるサービス」を申し込んであったので、見事にマイナスになってしまいました。

 というわけで、私がせっかく「ぐふふ、こんな口座番号さらして、私がいくらでも引き落とせる状態に」と悪い妄想に浸っているというのに、3000円も残高ないとか、どんだけ?

 たぶん、そういう人達は、サービス申込だ時点で支払う気が無いのでしょうね。
 だから、メイン口座じゃなくて、「資金移動しないと残高の無い口座」を引き落とし口座に指定しているようだ。

 そこまで悪気は無いのかもしれないけど「生活費から勝手に引き落とされてはたまらないから、余裕のある時に資金移動している口座」っていうつもりなのかもしれないし、とはいえ、ほとんど余裕ないから、そういうことになってるのだろうし、そういう人たちの、ある意味「生活の知恵」なんだろう。

 元々支払う余裕の無い人にとっては「口座引落」なんてチョロいもんだろう。
 振込を要求されても、振り込まないのは確信犯っぽいけど、「あーら、うっかり残高足りなかったわ」っていうのは言い逃れしやすいし、小切手みたいに不渡りにもならないから。

 私も多重債務者と付き合ったことがあるが、彼らは「ちょろい債権先には、なるべく支払わない」ことを美徳というか仕事にしており、借金なんてしたことの無い私にとっては理解不能だったが、ほんと、今の会社でもそういう取引先多くてね。ほんと、がっかりしますわよ。

 で、一番がっかりするのは、その大事な口座引落書類を紛失したらしい(まだ自分の責任だと確信が持ててない)自分なんだが、その仕事の担当者が相手先に「口座振替書類を紛失してしまったので、口座情報をください」」とお願いしたら、相手先は「無くした・・・・だと?」とお怒りだったようだが、「うっかりM銀行の口座を指定したが、実はF銀行にしたかったので、改めて書類を書きなおしたい」と言ってきたり「今回から口座引落なのを忘れて、もう振込手続きしていた」とか、なんか、不思議な対応されたので、担当者もどういう態度とっていいのか困っていたが、そういう報告されても、私もどうしていいのか困ってます。

 私は自分でもよく凡ミスするので、他人のミスにも寛大ですが、だからって、他人が私のミスを笑ってゆるしてくれるかっていうと、そういうわけでもないので、「こんくらい、いーじゃんよー」って思うのですが、でもやっぱし「自分に甘く、他人にも甘く」を貫きたいと思います。

 だって、私が一番嫌いなのが「他人に厳しく、自分には甘く」なので、「自分にも甘く」は絶対に譲れないので、他人に甘くするしかないっていうか、「あー、それは私でもやりそうだな」って想像力が働いちゃうので。

 たとえば、昨日の事例で言うと「えー、うちの会社の社員、誰もレンブラントを知らないの?」とびっくりしましたが、私はAKBの顔と名前はたぶん3人くらい同定できると思うが、エグザイルに至っては一人も顔と名前が一致していないので、「そういうもんなんだろう」って消極的に納得してるみたいな?

 おや、今日もマー君勝ったのね。
 うーん、楽天ほんとに連敗しないなあ。なんか、かつての中日みたいに超強い感じでもないんだけど、連敗せずに確実に3試合の2試合をとってく感じのようです。

 これで、後半になって、現在故障中らしい釜田とか塩見とか辛島が活躍したら凄いんでしょうけどね。そういや、私の高堀はどこに行った?

 明日は天敵、金子と乾いた菓子です。

 川井貴志が、ほんとに絶好調で、キャリアハイ築く勢いがあれば、8月もこのまま行くのではないかと確信できますが・・・・どうなんでしょ?


7月15日(月)

 ぎゃー、今日は出勤だったのだが、帰りがけにスマホで野球の試合経過眺めていたのだが、久々に先発した長谷部が無失点で好投しているんだけど、相手の井川君もがんばっててゼロ行進・・・・・

 そんな試合を生中継で鑑賞する勇気がなく、「結果出たら後で観よう」とヘタレてます。

 というわけで、現実逃避で日記さんに逃避ということで・・・・

 えー、最近の個人的なニュースとしては、土曜日に東京ドームに避暑に行きました。

 涼しかったーーーーー

 ええ、それで念願の「都市対抗野球大会」ってゆーのを観戦することができました。

 社会人野球チームの試合は、2年くらい前に春先の「六大学と社会人の交流オープン戦」で観たことがあり、「へー、社会人野球って、ちょうど大学院生くらいなんだ」と思ったっけ。
 なので「公式戦」を観るのは初めてでした。
 それよりも、都市対抗と言えば、「華やかな応援合戦」が有名なので、テレビでも時々紹介されるけど、「現地で観るとどうなんだろう?」と思っていたので、やっと観ることができました。

 雰囲気的には、甲子園よりも神宮の六大学野球みたいで、チアとブラバンが中心なんだが、なにせ東京ドームは閉じているので演奏の音がかなりうるさい。
 そして、とっかえひっかえ「郷土的な応援」というのか、和太鼓隊の演奏とか伝統舞踊みたいのが披露されるので、「えーと、野球観ましょうよ・・・・」って感じだったのだが、試合の合間に流れていた「都市対抗野球大会の歴史」の映像を眺めていたら「ああ、これは昭和の文化を今に継承しているのだ」と気がついた。

 だって昭和2年からやってるんですってよ?
 もう、今回で84回目って、高校野球大会よりは10年くらい遅れているけど、まさに「社会人野球の甲子園」として歴史を重ねてきた大会のようだ。

 場内に流れていた映像の音声が小さかったので、最初の方はよく聞こえなかったのだが、ある時期から「企業チーム」が台頭してきて、それが昭和40年代の高度成長期にピークを迎えたようだった。

 何度か天覧試合や台覧試合(現天皇である当時の皇太子殿下が観覧)もあったようだったし、労働者達の会社対抗運動会として相当な人気があったことがわかった。

 で、客席を見回しても、うちの両親くらいの老夫婦がとても多く、彼らはきっと若い頃から「お父さんの会社の応援しなくちゃ」と足繁く通っていたのだろう。
 もちろん、企業OBらしき老人の姿も多く、ほんと昭和の香りがぷんぷんしてました。

 試合内容的にはやっぱし「大学生よりは上手いけど、プロより下手」な感じで、「大学野球のちょっと緩い感じが好き」って人には(私だ)、楽しい試合でした。

 第一試合の東京ガスと四国銀行の試合の最後の方だけ見て、次はホンダとJFE西日本で、ホンダのほうが地元(狭山市)だったから、応援団が多いかと思いきや、JFEも関東に工場ありますし、たくさんの「製鉄所のおじちゃんたち」が押し寄せていました。

 うちの父の会社も京葉工業地帯に工場のある「重工業系企業」だったし、工員の同僚達とは家族ぐるみで交流があったので、なんだか懐かしかった。
 そんで、JFE西日本のブラバンが激ウマで、演奏に聴き入ってしまい、試合観るのがおろそかに(笑)

 そして、JFE西日本の先発投手が、長身で細身の左腕投手で、しかも超軟投派(球速120キロのストレート)だったので「どこの吉見よおぉぉ」と実に私好みの投手で、しかも武田勝さんみたいに「この球速で何故抑えられる?」と好投するので楽しかったです。

 ロビーのテレビで顔も確認したのだが、顔もかわいかった。
 うーん、プロのドラフトにはかからないのかねえ?

 後で調べたらJFE西日本の岩澤投手は、立命館から国士舘大学に進み、そこそこ活躍した投手だったようだが、もう27歳だった。ドラフト候補には上がっていたようだが・・・・・球種少ないのとコントロールの良し悪しで調子が決まる不安定な投手だったようで、武田勝クラスは別格としても吉見にもいま一歩で今に至るようだった。

 遠目で見ると、若いころの岩隈を左にしたような、ヒョロっとして、頭の小さい変則フォームで面白いんだけどなあ。

 というわけで、避暑のつもりで行ってみた都市対抗野球ですが、ネット裏のいい席を確保できたし、かなり楽しめましたです。

 えーと、まだオリックス×楽天は0−0のまま9回に突入。長谷部も井川もマウンドを降りましたが、継投が小山と岸田って・・・・おお、もう・・・・・

 というわけで、次のニュースは「ソマリランド」ようやく読了しました。

 いやー、面白かったです。

 なんか報道で「ドロドロの紛争地帯です」って言われていても、中に踏み込んでみると「あれ?」っていうことあるんでしょうね。

 私が東日本大震災を経験して「そうだったんだー」と思ったのは、外国人駐在員達が、あっと言う間に政府専用機のお迎えで国外対比しちゃたことで、今までは他の国がヤバいことになり「日本人は国外退避しました」って報道には慣れていたけど、逆は経験したことなかったので、「あー、こういうことか」って勉強になりました。

 現地人は多少の不便があっても「日常生活」を送っているのだが、海外から仕事などで来てる人は、そりゃ安全策とって退避するわよね。
 最近では、風疹の流行で海外から「渡航注意国」扱い受けていたけど、日本国内ではそんなに深刻な扱いではなかったので、「あー、伝染病で渡航注意ってこういうもんね」と、大変勉強になりました。

 しかし、ソマリランドという国(国連未承認)は、ろくな産業も無いんだけど、なんで成り立ってるのかというと「海外からの送金」っていうのも「ええええ?」って話だが、ソマリランドに多くの恩人を得た筆者は、その後、せっせと送金するようになったらしく、身を体して「ソマリの経済を支える仕組」を説明していたのには説得力があった。

 しかも、酒は禁止されてるけど「カート」という麻薬物質のある草(多幸感があるようで、覚せい剤よりもMDMAに近いようだ)が酒のように「夜の男子の社交上」で嗜まれているようで、毎日、何ドルもカート代につぎ込んでるようだった。

 しかも、カートは隣国エチオピアで生産されてるようで、西欧社会に出稼ぎに行った親族が、せっせとソマリに送金しても、ほとんどカート代に消費されてるような・・・・・

 で、カート販売で儲けた人達は、中国産の日用品を買い、それで儲けた中国人が日本で高級品を買い、そういう外国で働いているソマリ人がまたソマリに送金して、それでまたカート買って・・・・

 なんだかよくわからんが、けっこう金というか経済は回っているらしい。
 この本では「海賊が跋扈する経済的な仕組」や、ソマリアの首都は内戦状態が続いているが、「おかげで、VIPや外国人は警備代に膨大に出費するので、それで経済が成り立っている」という仕組もあくまでも仮説として紹介されてるけど、「トラブルが基幹産業」というのは、なかなか安定しないアフリカ情勢の中で専門家が「援助自体がアダになってるのでは?」と言うことも多いけど、「治安が悪いから警備業が栄えているので、治安良くなっては都合が悪い」っていうのは新食感であった。

 あと、アマゾンの書評を読むと、この本はソマリの氏族社会を日本人にわかりやすく説明するために「平家、源氏、奥州藤原氏」に例えているのだが、「そんなん、余計わけわからん」という書評が散見されたが、カタカナで長ったらしい氏族名はたしかに頭にすんなり入ってこなかったので、私はこの「日本史での有名氏族に言い換え」はよかったと思う。

 つーか、日本だってつい最近まで内戦ばっかしてたじゃん、って思うし。

 津軽藩の青森だったか、会津藩の福島だったか忘れたが(幕末の歴史に未だに疎い)、娘が「この人と結婚します」とアメリカ人の彼氏を連れてきても、「うわー、外人だよ」って驚くけど、別に結婚に反対もしないけど、娘が山口県出身の彼氏を連れてきたら「おまえ、長州のやつらにうちの親戚何人殺されたと思ってるんだ?」と激しく抵抗するという、「ご当地あるある」を読んだことがあったが、そういうのってまだけっこう残っているのだろう。

 今の大河ドラマでも「会津藩の悲哀」を絶賛放送中だし。

 というわけで、ソマリの氏族というのが源氏だったり平家だったりに例えてもらうと、なんとなくわかりやすいが、後半になって著者がもっと理解を深めていくと、「これって日本のカイシャと同じじゃん」というのは、すごく納得がいった。

 日本の企業戦士とソマリの氏族社会は、ほんと似ているのだ。

 さて、あーっと楽天勝っちゃいましたけど、おお、ロッテ敗けたんですか、ひょひょひょ。

 野球の贔屓チームの構造も、ちょっと氏族社会に似たとこあるね。

 そう、野球と言えば、前に高野秀行氏の著書に出てきて強い印象を残した「盲目のスーダン人だけど、プロ野球ファンで、広島ファン」と、隙間をつきまくっていたアブディンさんが、なんと本を書いていたらしい。
 http://aisa.ne.jp/mbembe/archives/3348

 高野氏のブログを見ていたら「アブディンのプロモーションビデオ」が上がっていたけど、ほんと、パっと見、盲目に見えないし、極度のオヤジギャクに汚染された、変なおっさんであった。

 笑っていいともにちょっと出せば爆発的に人気物になりそうだけど、「そーゆーのじゃなくて」という真っ当な圧力働いているのか、今のところまだマイナーなようなので、今のうちにアブディんさんの本も読まなきゃ。

 あと、ソマリランドの本でも、強烈な印象を残す、「首都モガディショで世話になったハムディ」さんであるが、本の中の小さな写真では「ファッションセンス抜群の才媛」ってことが伝わらなかったが、ブログの写真見て「美人さんだ!」と大興奮。

http://aisa.ne.jp/mbembe/archives/3388h

 ソマリ人、鼻筋通った美人が多いと、高野氏も書いていたが、このハムディ嬢の写真見て納得した。しかも、この世界に通用するファッションセンス!

 ハムディ嬢には是非、来日していただいて、渋谷や原宿のギャルファッションを斬って、というか別次元から再構築していただきたい。

 この世の中、まだまだ楽しいことがいっぱいありそうだ。

 中国人が日本でブランド品買い漁るくらいまでは、薄々予想していたけど、アフリカ人が秋葉原や銀座を闊歩するところまでは想像していなかったので「私が生きてるうちに、そういう光景が展開されたらいいな」って思えてきた。
 ハムディ嬢みたいな美人さんだったら、パリコレのどんな奇抜な服だって見事に着こなしそうだし、あー、着せてみたい!!!!!

 と、ブラック・ビューティーにすぐにメロメロになってしまうもので・・・・

 そういや、話は変わるが、今日会社で、同僚K嬢が「今日のグーグルの人誰?」と言うので「ああ、またなんかの記念日仕様か」とわかったのだが「レンブラントって誰?」と言うので「ええええええ?レンブラントって超有名じゃん」とびっくりした。

 いや、それが美術に全く興味の無い人ならわかるが、K嬢は先日も「NHKで若冲の特集やってて、あれは良かった」とか言っていたし、「旅行に行くと、つい美術館に入っちゃうんだよね」とも言っていたので、その彼女が「レンブラント?????」って言うからびっくりしたのである。

 うーん、私にとっては「ローリング・ストーンズくらい有名だろう」と思うのだが、ドメスな人には「ピカソやルノワールはビートルズ級だけど、他はよく知らない」ということなんだろうか?

 しかし「レンブラントって?」と騒ぐK嬢に、M部長は「インプラント?」って聞き間違えるし、私以外の誰もレンブラント知らなかったのが、逆カルチャーショックでした。

 ああ、今日の楽天の決勝点って、オリックスから移籍した森山のホームランだったんだ。
 はあ、まさに古巣に恩返しでしたね。
 楽天も西武戦で、横浜から移籍したばかりの渡辺直人にやられて、非常に複雑な気持ちだったのだが、そーいや、あの試合で、楽天の星野監督は継投に元・西武の星野投手を出し、西武の渡辺監督は元・楽天の渡辺を代打に起用するという、「えーと、なにがなんだか?」って展開だったのである。

 昨日はロッテの大谷が投げて、日ハムの大谷がホームランっていうのもあったし、日本の氏族社会もなかなかややこしいようです。

あ、違った、ホームラン打ったのはシンタロウでした。もう、なにがなんだか(笑)
 と笑ってごまかす。


7月12日(金)

 昨日は私にわかりくに自慢話を披露して、軽く玉砕していた部長だったが、今日は突然ネがディブなことをブツブツと大声でつぶやきはじめた。

 たぶん、猛暑で疲れているのだろうけど、なんでいきなり?と不思議に思ったのだが、どうやら、ある非常勤役員のモバイル環境のことがきっかけだったらしい。

 その人は、去年までは常勤だったのだが、今年から非常勤になったので、「自宅でも、会社でもどこでも繋がるパソコン環境が欲しい。もちろん自腹で」とオーダーしてきたようだ。

 でも、彼が現在使用しているノートパソコンでそういう環境にするのは、手間だか料金だかが嵩むらしく「だったら、新しくタブレットとかにすれば?」という話になったようだ。

 私はそういう方面の話に疎いので、よくわからないのだが、たぶん、「本当に便利なようにいろいろまとめるのなら、携帯とか自宅のPC接続も、どこかにまとめたらお得になるんだろうけど・・・でも」ということになったようだ。

 で、部長は過去にも、そういうリタイアしたおじいちゃん達のパソコン環境のお世話をした経験があるので、いろいろ思い出してしまったらしい。

 確かに、プロバイダの変更なんてすると、使用していたメールアドレスも変わってしまうので、あちこち登録を変更するのが大変だったらしいが「例えば、銀行のネットサービスが使えなくなって、それを変更するのがまた大変だった」と言うのは、老人の話じゃなくて自分の経験談でしょ?

 部長は「生きづらい世の中になったよ・・・」とボヤくが、高齢者でそれなりにパソコン使ってる人でも、ネット銀行なんて利用してる人は少ないと思うが・・・・

 あと、部長が主張したかったのは「お得なプランを検討して、渡り歩ける人は得をするけど、そういう知識の無い人が損する世の中」のようだった。

 丁度、うちの両親も引越しの際に「フレッツ光の方がお得ですよ?」と言われても、「でも、ネットは他社のADSL回線なので、どーすりゃいいのだ!!!」と悩んでいたので、その話をしたら「ほら、そうなるんだよ!!!!!」

 結局、昔ながらの環境を維持しようとすると損をするが、「お得なプラン」に移行しようとすると手間暇がかる、ということを言いたいらしい。

 要するに「個人にそういう負担が無いよう、平等になるように行政が管理するべきである」と言いたいのだろうか?
 そういや、部長は先日、会社のドル預金をやっと損せずに100円台で売り抜いた翌日に、またドルが98円台になったので、私が「なんとか賭けに勝ちましたね!」と言うと、「あんな偉い人(バーナンキさん)の一言でこんなに相場が変動していいの?」と不機嫌だった。

 前から、外国為替や株価の乱高下に「こんなんでいいのか?世の中おかしくないのか?」って言っていたので「・・・・こういうのが市場主義というものかと・・・・」と私が苦笑していると、部長も「オレってアカなのかなあ?」と笑っていたのである。

 どうやら市場原理に翻弄されるのが心底不愉快らしい。

 でも、部長が「よくわかってないし、手間もかけられないから損している高齢者」っていうのは、大企業の役員を退職して、悠々自適な老後を過ごしている人ばかりじゃん。
 うちの両親だって、ケータイ持ってて、ADSLでパソコンやってて、ただ、環境変えたくないからフレッツ光にするのを渋ってるだけで、今の環境を維持したら、年に数万円くらい損するのかもしれないけど、だから?って話である。

 うちの親がどれだけ年金貰ってるのか知らないけど、先日、うちのママンが「うちは高齢者サービスが満額受けられないのよね」と言っていて、何のサービスだったか忘れたが、所得制限があるらしく、所得の低い家庭(たぶん、国民年金だけ、くらいの)だと、無料で受けられるサービスが、「お父さんの年金がそれなりだから」有料になってしまうらしかった。

 前にも、うちの非常勤役員が「年金貰えるかと思って、手続きに行ったら、所得があるのでダメだった」と言うので(年金の話じゃなかったかもしれないけど)、「そりゃ、あなたは私より年収あるじゃないですか・・・・」と思ったっけ。

 で、そういう「金に困ってなくて、パソコンもそこそこ使える」っていう高齢者が、多少IT環境のことで「お得」じゃなくてもいいじゃんって思う。
 部長が扱った、とあるお宅では、固定電話をイジったら、警備会社への通信回路が塞がれてしまって大騒ぎだったらしいが「セコムがしばらく不通になったくらいでギャースキャ言うな」って私は思った。

 たぶん、一番大変なのは、そういう裕福な老人に頼まれて、あれこれ設定する部長自身だったわけだし、そんな「繋ぐ君」を持たないような老人は、テレビとアナログな固定電話だけでも平和に暮らしていることだろう。

 なので、部長の「生きにく世の中になった」→「嫌な世の中になった」というネガティブな愚痴は、「こういう時代を軽やかに生きる若い世代と、そういう知識が全く無い世代のちょうど中間で、何がお得なのかよくわかってない自分」に向けられているのだろう。

 友人Mもそうだったが、自分に不都合というか不愉快なことがあると、なぜか「世の中が良くない」という大雑把なことを言い出すようだ。

 その後で、関連会社がちょっと関わっている「子供向け、科学館」みたいなののご案内パンフが社内回覧で回ってきて、みんなで「夏休みにはこういうのいいですよね」なんて話していたら、二児の父である部長が「こういうのってさ、子供は楽しいのかもしれないけど、大人はあんまり楽しくないんだよね」と言うので、私が「えー、私はこういうの楽しめそうだなあ」と言うと、「・・・・・いや、オレがそういうのに興味ないから・・・・」と言い直すので、「だったら、大人が、って言わないで、オレはそういうのは楽しくない、って言ってくださいよーーー」

 まあ、部長があまりにもネガりまくるので「あー、友人Mもこんな感じだった」とかなり心配になりましたが、たぶん、猛暑が続いているせいなのでしょう。

 そんで、私は多少付き合ってあげましたが、他の人たちは「部長が何言ってるのか、さっぱりわからん」と完全スルーだったので、今日の総務部はいつもと同じく平和でした。


7月11日(木)

 おや、今日も乾いた菓子が勝利投手ですか・・・・もう3勝目?つーか、まだ無敗なの?

 やっと、なんだか「今年の楽天は強いのかも?」と思えてきた(笑)
 どうしよう?川井さんが日本シリーズで先発なんかしちゃったら!(いきなり夢が膨らみすぎ)

 ところで、昨日、永井から初ホームランを打った大谷くんが練習中に打球を頭に受けて、軽い骨折でしばらくお休みすることになったらしいが、これも長谷部の呪い?
 昨日、長谷部からもヒット打ってたしなあ。

 やっと長谷部が長い故障から戻ってきたが、妙に好投しているので物足りなかったのであるが、ダミアン長谷部の片鱗が蘇ってきたのは喜ばしい限りである。(大谷くんもそんな重症でもなさそうだし)

 さて、テレビが復活したので、やっぱり朝は時計替りにテレビをつけているのだが、どこかの教育委員会のしどろもどろ会見の様子が流れていたので、何やらかしたのかと思ったら・・・・

 いじめアンケートを実施したが、生徒が「いじめがあった」と書いたのに、担任が「あれは継続的な暴力行為じゃなかったから、いじめじゃないよね?」と訂正しちゃった、とかいうニュースらしい。
 ただ、単純に「いじめの隠匿」でも無いようで、「いじめ有り」と書いた生徒は同級生男子に鉛筆で腕を刺されて軽い怪我したようだが、すでにその件は学校側も把握していて、「ちょっとケンカでやりすぎたらしい」と、被害を受けた生徒や親に謝罪も済んでいたようなので、担任が「これは、もう解決しているし、いじめじゃなかったでしょ?」と生徒を説得した気持ちもわかるが、なんで、こんなことが全国ニュースになっているのだろう?

 たぶん、学校や教育委員会の対応がよくなかったので、表沙汰になったのかもしれないけど、それにしても、たしかに記者会見していた教育委員会の面々も事態を軽く見ていたのか、曖昧な表現で語るので、マスコミが厳しくツッコミを入れている様子がテレビでは放送されていたのだが、画面観る限りでは、記者達が教育委員会のおじちゃん達をいじめているようにしか見えなかった。

 今は高野秀行の「謎の独立国ソマリランド」という本を読んでいるのだが、評判通りに超面白く、分厚い本だが頑張って持ち歩いて読んでいるんだけど、ソマリ人っていうのは遊牧民族だから、日本人とは掛け離れた気性のようで、読んでいてもまるでSFファンタジーのようだ。

 だから、たぶんソマリ人が、この「いじめアンケート捏造疑惑事件」を知っても「なんでこうなるんだ?」と不思議でしょうがないだろう。
 そもそも「いじめ」って概念をソマリ人に説明するのに苦心しそうだし。

 高野秀行の目を通して描かれるソマリ人は、個人主義的だし、思ったことはすぐに口にするし、せっかちで、自己主張は強いし、他人のことにあまり関心が無いしで、日本人との共通点はほとんど無いんだけど、「でも、こういう人、たまにいるよな?」って思ってしまった。

 自己主張もしくは、自己防衛ばかりに忙しく、他人がどう考えてるかなんて全く関心の無い人、けっこういますよね?

 先日、部長と雑談していた時にも、最初は健康診断の話だったのだが、なぜか小学生の時の体力測定の話になり、部長はその当時小柄で、「どっちかというと小さくて可愛い男子ってタイプ」だったのに、体力測定の握力でクラスで一番の数字出したので、測定した先生もびっくりしていたらしい。

 たぶん、それは単なる自慢話なので、「へー、すごいですね」ってスルーしておけば良かったのだが、私も似たような経験があったので「小学生って、基本的にあまり鍛えてないので、そういうことってありますよね」と自分の経験談を語った。

 私が在籍した小学校では、給食当番が同じフロアにある配膳室から給食が入った重い容器を教室まで運んで配膳していたのだが、小学校5年生くらいの時だったと思うが、私の班の男子達がふざけてばかりで、ちゃんと仕事しないので、最初は「ほら、男子ちゃんとやって!」と怒鳴り散らしていたのだが、今の自分の性格にもつながるのだが、だんだん他人にギャースカ言うのが面倒になり、「いいよ、だったら、私が運べばいんでしょ」と、クラス全員分の牛乳ビンが詰まった箱なんて、普通は二人で運ぶのに、一人でせっせと運んでいたのだ。

 そしたら、その後、体力測定したら、なんと背筋の数値がずば抜けて高く、男女合わせてもクラスで3番目だった。
 私は「あー、あんだけ給食一人で運んだからだな」と思ったのである。

 小学生はそれほど背筋鍛える機会ないから、私が当番の時だけせっせと重いもの持って働いただけであれだけの差が出たのであろう。

 という話を私がしたら、部長が「でも、小学生の頃なんて男女差あんまり無かったよ!」と言う。
 ・・・・どうして、小柄だった自分が握力だけは強かったという話をした後に、私の「背筋はクラス3位でした」って話を否定するのか?

 いや、そこで「ミヤノさんは体格良かったんじゃないの?」って言われるのならわかるが・・・・私だって小学生の頃は小柄で痩せてる方でした。

 ああ、こういう自分の話に他人が「私もそうだった」と乗ると、「いや、それは違う」って感じ、ビョーキになっちゃったM嬢もそういう感じだったから、なんだか私ってそういう人と仲良しになる傾向があるようだ。

 で、部長にそう言われて、反論したかったので「うちの小学校、体育教育モデル校だったので、男子のほとんどが大車輪できるような学校だったのです」と言ってみた。
 行間が抜けていたが、私はそういう環境で、走るのは速かったけど、器械体操は苦手だったのだ。だから、自分は身体能力がそれほど高くなかったと言いたかったのだが、部長はそんな私が言いたかった行間なんて読むわけもなく、「うちの小学校だって、大車輪やってたよ!」

 そんで、自分も大車輪やって、途中で手を放してしまい、死にそうになった話をされた。

 えっと、そういう話じゃなくて・・・・・

 つーか、普通の小学校で大車輪できたなんて、体は小さかったけど身体能力は高くて、だから握力も自然と鍛えられていたのでは・・・・

 自分でも何を主張したいのか、わからなくなってきた。
 ただ、「給食当番で鍛えたら、背筋の数字が抜群だった」ということを言いたかったのである。
 部長が小学生の時になぜか握力が突出していたのなら、何か原因があるのでは?ということが言いたかったのであるが、私も背筋の数字が良かったと言うと「だって小学生の頃には女子のほうが体格良かったじゃん」と言われ「うちの小学校は平均的小学校よりも体力レベルは高かったのです」と言っても「うちだって、みんな大車輪くらいやってたよ。オレだってできた」と言われたので、自分が何を主張したかったのかわからなかくなってきた。

 ただ、その後、「教師の付き添いも無しに大車輪やるの危なかったですよね」なんて話していたら、やっぱし部長の小学校では「大車輪やってたのはクラスに3人くらい」ということがわかり、「あのー、だからうちの小学校は特殊で、クラスの半分以上の男子がやってたんです」と言うと、やっと部長も気がついて「そんなはずはない。ミヤノさん大袈裟」と言うので、「だから、うちの学校は体育教育モデル校だったんですってば!」

 いや、だから、私は「小学校の頃、背筋がすごかった」と自慢したかったわけでもなく、ただ「どんだけ給食当番頑張ったんだ、私」って話がしたかっただけなんですけど。

 今日はちょっとだけ仕返ししました。

 私も短期記憶が鈍ってるので、これって二度目なのかもしれませんけど。

 部長はここ数年、ひょんなことから同窓生との連絡が密になっていて、その話はよく延々と披露してくれるのですが、前にも「中学校の頃、交換日記やってた女子と30年ぶりくらいに再会して」って話は聞いた記憶があるのですが、今日またリピートされた。

 私も交換日記には苦い思い出があるので、ふむふむと聴いていたのだが、部長の同級生との飲み会で、「いったい、なんで交換日記だったのか」で盛り上がり、小柄だったし奥手だった部長としては「交換日記してるからって、付き合ってるって意識もなかった」と言うが、相手の女子は「私がツバつけた」という意識があったらしい。

 その飲み会のノリでは、「TK君(部長)は、実はクラスの女子の間では一番人気だったんだよ!」ということになって、女子は賛同していたが、男子は「そうだったっけ?」と首を傾げていたそうだ。

 部長自身も「オレってモテるタイプじゃなかったし」と言う。

 アラフィフの男女が集まって「TKって実は、中学校の時はモテモテだったのでは?」って盛り上がってるのなら、それはけっこうなことだが、部長が真剣に「なんでなんだろう?」と言うので、私は「へー、すごいですね」とスルーしたかったが、私は「なんでなんだろう?」と言われると、それがただの自慢話だってことは頭では理解しているのだが、ついつい、「自分なりの解釈」を言いたくなってしまうのである。

 だからねー、本当に自慢したい人は私にそんな話なんてしないし、無意識に自慢したい人とは議論になってしまうんだろうね。

 いや、ほんと、スルーしたかったのだが、部長がずっと「オレそういうんじゃないし、なんでだろうなあ?」って繰り返すので、「これはもしかして、ホントーのこと言ってもいいのだろうか?」と思ってしまい、つーか、こっちも6時過ぎに帰ろうとしたら、うっかり部長の話に引き止められ、もう7時を過ぎていたので「残業手当替りに、自分の言いたいこと言おう」と思ったので、言ってしまいました。

 確かに中学校の頃、女子の間では「どの男子が好き?」という探りあいの会話はよくあった。
 そういう時、絶対に「本命」の名前は出さない。
 なので「◯◯君なんか、けっこういいと思ってるんだ」と名前が上がるのは、3番手以下の「話が面白い」とか「小さくて可愛い」とか、他の子に「あの子、けっこういいよね」と言うと「ああ、あいつ、面白いよね」と納得されるような男子なのである。

 たぶん部長は中学生の頃まだ小柄だったので「かわいい」認定されていたようで、女子同士が「誰が好き?」って話になった時に、性的なニュアンスを避けるためにも「幼いという意味で可愛い男子」を選ぶという意味で大人気だったのだろう。

 と、私が持論を展開したら、部長はやっぱし軽く落胆しつつも、私の仮説に納得したのか、「ああ、たぶん、そういうことなんだろうなあ」と遠い目になってしまった。

 すいません、落胆させるつもりは・・・・・明確にあったのですが(笑)

 そして、「中学校くらいの女子は、好きな男子を言うときに、3番手以下のコメディーリリーフ系を挙げる」という意見を言ったのは、これが最初ではないと思ったのですが、部長も同世代ですから短期記憶が鈍っていたので、私相手に「オレって実は中学時代、モテてたのかなあ?そういう自覚ないんだけど?」ってカマしてみたら、私にホントーのこと言われてがっかりっていうのも初めてじゃないと思うので、いい加減、私にその自慢するのやめてもらえないかと・・・
7月10日(水)

 昨日は「だって、しょーがないもーん」と愚痴ってしまったが、私も過去2回のデータをとったので、もし来年もあるなら(そして私も手伝いに参加するのなら)「去年は、もうちょっとあのあたりをケアしておけばよかった」と事前に意見したいと思います。

 さて、今日は楽天の永井投手が、日ハムの大谷くんにプロ初ホームランを献上したようで、これは今夜のニュースで繰り返し流れるのかしらね?

 日曜日に引っ越した両親に電話してみたが、まだ全然荷物の整理ができてなくて足の踏み場も無いようだが、引越し先の2DKのアパートは住み心地がいいようで「座る場所他にないから、お父さんと並んで座って食事しながらテレビ観て、まるで映画館みたい」とママンが笑いながら語っていたので、よかったよかった。

 さて、猛暑が続くが、少しずつ体が慣れてきたようで、今日なんて、会社で28度設定の冷房かけていても、みんな「風が体に当たると寒い」と、冷房のオンオフが激しかったけど、「室内温度設定は少し動くと汗ばむくらいで丁度いい」っていう合意が出来上がりつつあるので、他のフロアから来た社員に「この部屋暑くない?」って言われたが「28度設定を守ってますけど、それが何か?」って感じで、それでも、体調不良が続く部長とM嬢は「これでも寒い」と言うけど、そういう人達には上着羽織っていただいて、「みんなができるだけ快適に過ごせるよう」がんばっています。

 そーいや、先日実家に帰った時に、ママンが「お父さんはここんとこずっと腰痛なんだけど、知り合いがやっぱり腰痛が酷いけど我慢していて、我慢できなくなって医者に行ったら、脾臓とすい臓の末期がんで、あっという間に亡くなって、だから、お父さんは嫌がるんだけど検査に行くことになったの」と語っていたので、うわー、お母さん、お父さんを脅かしすぎ・・・と思ったので「フツー、腰痛だと結石の方がよくあるんじゃない?」とかわしておいたのだが、エコー検査では異常なしだったらしい。

 エコー検査の精度はよくわからないが、いきなり「末期ガンでした」って可能性は無くなったのかな?まだ精密検査するみたいだけど。

 父と同じ会社の人で、私も何度かお会いしたことがあるオジサンが、ずっと咳していたらしいが、いよいよ具合悪くなって医者に行ったら、「末期の肺がん」だったらしく、入院して一ヶ月後に亡くなったという話も、また蒸し返されたのだが、要するにママンとしては、パパンがすぐに医者に行かないので、「身近になった手遅れだった事例」を上げて脅しているようだが、その気持ちはわかるが(ある意味、夫への愛情だと思うから)、医者に看せたらすでに末期で入院1か月くらいで他界って、がん患者としては理想的な死に方では?って思ってしまう。

 特に肺がんで入院1か月でご逝去なんて、逆に珍しいのでは?

 そのオジサンは、ヘビースモーカーだったらしく、ゴホゴホ咳していて、周囲が「それでもタバコ吸うの?」と心配していても、タバコすっていたらしいし、父と同じ合唱サークルに入っていたのだが、ゲホゲホしながらも歌っていたらしいのだ。
 「さすがに声出てないから、タバコ控えれば?」って言われても、別にそれで金とってるわけでもないし、「咳が出てるのに、タバコやめないから、いい声出ないよな、そりゃ」と呑気にかまえていたのだが、入院したら、1か月で・・・・・

 詳しい病状はわからないけど、もしかして、医者に行かなければもう少し持ったのかもしれない。「肺がんです」って診断されたことで、ガクっときちゃった可能性もある。

 そりゃ、もっと初期で治療すれば、あと数年持ったのかもしれないけど、どっちがよかったのかはわからないけど・・・・・

 ただ「入院して1か月でご逝去」っていうのは、看取る家族にとっては「ちょーどいい」時間らしく、充分に看病できて、限界までは消耗しないというか、適度に消耗するので、「頑張って看取りました!」って思えるらしい。

 
7月9日(火)

 日曜日のイベント仕事が予想通りに超大変で、体力的にも精神的にも消耗しきってたし、あの猛暑・・・・
 昨日の月曜日は休みをとっていたのだが、久々に鍼灸院に駆け込みました。

 その日曜日のイベントは、親会社と某大企業とのコラボイベントで、今年で3年目。
 2年前の第一回目の時もお手伝いに行ったのだが、去年は声がかからなかった。

 ただ、第一回目の時にけっこう大変だったので、私はいろいろよく覚えていたのだが、他の人に「2年前はこうだった」と話をしても、みんな「そうだっけ?全然覚えてない」と言うので、逆に驚いてしまった。

 そりゃ、定期的にずっとやってるイベントの事だと、私も「えーと、去年はどこの会場に配置されたっけ?あそこの会場で大トラブルがあったのは、何年前だっけ?」と記憶が混乱するけど、日曜日のイベントは特殊だし、2年前は初回だったから「どういう展開になるのだろう?」と不安を感じつつ挑んだので、妙に記憶に残っているのだ。

 そして、今回の会場配置が「え?2年前より人員が少ないじゃん」と気がついたので「2年前はあの人数でもかなり大変だったのに、これじゃあ・・・」と事前にボヤいたのだが、誰も過去のことを覚えてないので、私の「大変さを予想した事前愚痴」を誰も真面目に聴いてくれなかった。まあ、配置は変えられないので、「何か手当しろ」と訴えたわけでもないのだが、でも、ただ「これ、マジ大変ですよ?」ってことを事前に言っておきたかっただけである。

 先々週のイベントでも、「この担当範囲の広さじゃ、ちゃんとやるの無理でしょうね」と予想していたのだが、やっぱし全然無理でした。
 ただ、ちゃんとは出来なかったけど、なんとかなったので、終わった後、上司に「やっぱし、あそこを一人で仕切るのは無茶でしたね」と言ったら、上司も「ちゃんとやるなら、2名必要だったな」と言うから「まあ、ちゃんとしてないでもいいなら、1名でもなんとかなるってことはわかりましたけどね」と私が言うと「でも、ちゃんとしたほうがいいだろう」と上司は正論を言うが、だって人員が足りないんだから、しょーがないじゃん。

 私の担当場所だけじゃなくて、他の場所も同じように足りてないのだから、あと3名くらい「使える社員」が必要だったわけで、社員数100人に満たない人員がフル出動で配置されて、ああいう状態だったのはよくわかっているので、あれ以上はやりようが無いのだ。
 日雇いバイトを雇って人員増やしても、あまり効果無いだろうし。

 で、日曜日のイベントも、抱える客の人数が2年前の1.5倍だったので、お客さんが満足していただけるよう十分フォローできるわけなかった。
 そんなん、過去2年の様子でわかっていたはずだったが、人員を増やせなかったのは、上の人間の責任だから、「まあ、これでいいなら、これでいいんだろう」としか言いようがない。

 親会社としても重要な集客イベントであるので、そもそも私なんかを配置するのが間違ってると思うけど・・・・
 2年前もそうだったんだが、重要な集客イベントであるので、顧客と接する役割は、本部の優秀な社員が割り当てられていて、私ら子会社の社員は「そのお手伝い」という位置で、どっちかというと裏方の役割なのだ。
 2年前はそのつもりでいたら、担当する客の人数が多かったので、私も顧客対応することになり「私そういう訓練受けてないんですけど・・・」と戸惑ったが、しょーがないので、顧客の質問などにテキトーにお応えしていた。

 で、今年は担当する客の人数が1.5倍になっていたので、最初から諦めて、接客にドタバタ。
 しかも、私とペアを組んだ親会社社員は、まだ若い社員で、「うわ、これは大変だ」と途中で気がついたが、私が子会社の経理担当なのに、自分と同じように接客していることにも気がついてなかったかも。

 私も最初にそれはカマしておこうと思ったのだが、その親会社社員が新米すぎて、私のスキルを確認する余裕もなかったようだったので、「もう、いいや」とこっちからもあえて言わなかったし、普通に考えられる人だったら「子会社は接客経験がほとんど無い」って知ってるはずだし・・・・・

 でも、最近の親会社は、なんていうんだろう?「事前にきっちりと適材適所に適度に配置する」ということを嫌い「その場その場で皆ができることを考えながらやっていき、それがシナジーとなって」みたいな雰囲気なので、事前にきっちり打ち合わせるのは先入観に囚われると思っているらしく、そういうのを嫌う感じなのが難しい。

 しかし、私がその若い社員に「これはこうしたほうが」と意見したら「いえ、マニュアルにはこうなってます」ときっぱり言われたので、私は補佐だから、それ以上言わなかったのだが、やっぱし、そのマニュアル通りには行かなくて、ドタバタしてしまった。

 その後、私にはどっちでもいいようなどうでもいいことで「これはどうしましょう?」とお伺いを立てたら、「前回はどうしてましたか?」とやっと聞く耳持ってくれたらしい。

 前半ほんとうにドタバタしたので、彼女もちょっと参っていたようで、私が「2年前はもっと人数すくなくても大変だったんだから、この人数無理ですよ」と囁くと、彼女も最初は緊張していたが、根はそんなに神経質な人じゃなかったらしく「ほんと、無理ですよねえ?あはは」と笑って諦めていたので、よかったです。

 で、24歳くらいの彼女が、後半はもうぐったりだったので、私も後半は貧血起きそうになるくらいだったので、一段落したら堂々を椅子に座って一休みしてました。

 はあ、ホントに疲れたわい。
 デパートの靴売り場で例えれば「この靴、試着したいんだけど、サイズは24センチ」なーんてお客さんが5名くらい待ってて、「うわー、一人じゃとてもサバけない!」って、てんてこまいで、待ちくたびれた客が待ちきれなくて、売り場を去っていくのを「販売機会逃した」と恨めしげに眺めるしか無い状態で、もっと一人のお客さんに時間かけられたら、もっと売れたのに・・・・・

 でも、人員の配置間違った(というかそれ以上配置するのは無理だった?)のは私の責任じゃないので、私は自分で相手てきる範囲でしかできないので、それでも、1.5倍は無理だけど、1.2倍はなんとかしたいと頑張ったので、ほんとヘトヘトになりました。


7月6日(土)

 ほほほほほ、今日は楽天が勝って、ロッテが敗けたからやっと単独首位ね!

 これでやっとロッテファン(社内に一人だけいる)に「今年は楽天強いじゃないですか」って言われても「おめーに言われたくねーよ」と嫌味言わないで、「うふふふふ?」と不気味なほほ笑み浮かべていられることでしょう。

 というわけで、これで気持ち良く昨日のボロ負け試合を鑑賞できるわ。長谷部復活のところだけね。

 野球と言えば、ここんとこ高野秀行の著書を読んでいて、「へー、名前だけは知っていたけど、読んだことなかったけど、面白いなあ」と夢中になってます。
 なんで今まで読んだことなかったのかなあ、と不思議に思ったが、同じ年なんですね。
 たぶん、20代、30代の頃の私は「自分で行きたいところに行く」ことに夢中で、同世代の海外旅行記(探検記?)にはあまり興味を惹かれなかったのでしょう。

 で、「野球と言えば」が宙ぶらりんになってますが、「異国トーキョー漂流記」という本を買ったのは、「アフリカ人で盲人なのにプロ野球好き」という人物の話が書いてあることに興味を持ったのだが、そのパートは最後の章になってやっと出てきた。

 アマゾンの書評でも、その「トーキョー・ドームの暑い夜」のパートに感激した人が多いようだったが、たぶん、野球に興味の無い人でも楽しめるエッセイなんだろう。

 2003年の話なのだが、巨人ファンの著者が、スーダン人の盲目の青年に「今、一番いい抑え投手は誰だろう?」と質問すると「コバマサ」と即答ってwwwww

 ほんと、短い短編だが、「この後、どうなったのだろう?」と余韻を残すいいエッセイだった。

 で、著者は「なんで盲目なのに、野球好きなんだ?」と最初は不思議に思ったらしいが、次第に「ああ、昔の日本人だってこうだったじゃないか」と気がついた。
 私は数年前に、気がついてたんだけどね(笑)
 「2軍監督」という本を読んだら、10年くらい前にロッテの二軍監督をしていた人物の伝記みたいな本で、その人の波瀾万丈な生涯が描かれていた。(巨人入りしたけど、なぜか渡米して・・・っていう)

 彼は九州のど田舎の鉱山で幼少期を過ごしていた。父が京大出の鉱山技師だったから、そこそこのエリート家庭だったらしく、東京の本社に出張した父が当時としては超高価だった、バットやグローブをお土産に買ってきてくれたようだが、テレビなんて無い時代だし、ラジオの野球中継だって、地方ではままならない状態だったはずだが、それでも、少年達は野球選手にあこがれて、野球で遊んでいたらしい。

 テレビが普及してきたのなんて、私が生まれる少し前の話だし、長嶋はまさにテレビの普及と共に大スターになったのだと思うが、それ以前の名選手なんて、ほとんどの人が映像でも生でも観る機会が少なかったのだろう。

 そもそも私だって、今でこそ、ニコニコとパ・リーグTVのおかげで、動画で野球中継を楽しむことができるが、少し前までは、よく2ちゃんの実況版で試合鑑賞していたのだ。
 あと、ラジオ中継もよく聴いていた。

 でも、それも、巨人戦が毎日、テレビのゴールデンタイムで放送していた時代に育ったので、テキスト情報や音声だけでも楽しめるのだと思っていたが、一度も映像で野球観戦したことのないスーダン人の盲人青年が野球ファンというのは、よくわからないけど、でも、確かにサッカーやバスケやテニスよりは、盲人にもわかりやすいスポーツなのかね?

 このエッセイでは、著者がたまたま入手した東京ドームの巨人阪神戦を生観戦したことしか書いてなかったが、そのスーダン人は広島ファンだったので、「あー、私だったら、神宮のヤクルト広島に連れていったなあ」と思った。

 広島ファンのスクワット応援の時の「音」を聞かせてあげたかった。

 そして、広島の東出あたりが、ライナーの打球を好捕して、広島ファンが「うおおおおおおお!」と歓声を上げ、ヤクルトファンが「ああ・・・・・」と溜息つくのが同時に聞こえる「音」を聞いてほしかったなあ。

 結局、私もあまり眼が良くないので、けっこう音に頼ってるようだ。

 そういや、ラジオ中継をよく聴いていた時も試合内容よりも、「ああ、日ハムの男女混声応援の音、よく拾ってるなあ」って、音声さんの球場の音の拾い方に感心してたりしたっけ。

 テレビやラジオの「球場の音」は、現地に行くとよーくわかるが「音声さんが頑張ってミキシングした音」なので、あれは「嘘」なんだが、「よく出来た嘘」でもあるので、「ああ、テレビで観た映像を丸呑みしちゃいかんな」という指標にもなる。

 今だとエジプト情勢なんかが「カイロはとても危険な状態だ」とテレビで観てると思うけど、もしかして現地に行ったら「どこでデモやってるの?」って感じなのもかもしれない、みたいな。

 しかし、野球なんて全く知らなかったはずのスーダン人が、うっかり野球に夢中になってしまったということは、日本プロ野球業界にとっては、もっと開発の余地があるのでは、と思ってしまう。

 レディース割引するよりも、外国人割引とかやればいいのに。
 そう考えると、コンサートよりも野球の方が安いし、まあ普通だとサッカーにそういう客とられちゃうのかもしれないけど、ヤクルトはかなり外人客誘致に積極的で、けっこう外人客多いけど、西武とかロッテも、外国人労働者が多そうな地域なので、もっとテコ入れすればいいのになあ。

7月5日(金)

 うちの実家がとうとうリフォームすることになった。

 ずっと、建て替えかリフォームかで悩んでいたので、「このまま悩んでるだけで終わる(親の人生が)のではないか?」と思っていたのだが、消費税値上げ(?)期限が迫ってきたのが大きいとは思うが、母としては「先日見学した白洲邸」が背中を押したらしい。

 町田にあるらしい白洲邸は、古い農家に移住した白洲夫妻が実に趣味よく質素な和風家具や小物で飾って住んでいた跡が展示されていたらしく、それに感激した母は「うちにある、昭和の安物家具だってけっこうオシャレじゃん!」とやっと気がついたようなのである。

 だから、フル・リフォームよりも、水回りや窓枠などの「もう限界」な部分だけ改修して、古い家具はそのまま活かす方針になり、結局、地元の工務店にお願いしたらしい。

 私も建て替えには反対していたので、よかった。
 なぜ、建て替えに反対していたかというと、両親は今のボロ屋の間取りは気に入っているし、ボロ屋と言っても、昭和50年代くらいの「鉄骨中心っぽい住宅」で、造りは頑丈そうだから、ほんと、風呂と(タイル壁が一部崩壊しているし、バランス釜の浴槽もそろそろ限界)、台所と(作り付けのコンロが古くて危険。老人にも安全な設備にしてほしい)、あとは建て付けが悪くなって開け閉めし難い雨戸や窓をなんとかすれば、あと10年は快適に住めるだろうし、あと10年もすれば、両親自身にガタが来ていることだろう。

 で、リフォームになったので、家財道具は残していってもよくなったので、両親は実家から100メートルほどの距離にある、2DKのアパートに当面必要なものだけを運び込んで引越しすることになった。

 とはいえ、リフォームする大工さんが残された家具を移動しながらの施工になるので、タンスや本棚の中味はダンボールに詰めてリフォームしない部屋の納戸に収めないといけないので、やはりちょっとした引越しのようになる。

 昨日は休みだったので、その手伝いに行ったのだが、家中ダンボールに詰めた荷物で溢れていて「うわーーーー」って感じだった。

 私が行ってよかったのは、両親は引越し先の狭いアパートの部屋の寸法を測ってないのに、「この家具とこの家具を持って行こうと思ってるの」と言ってるので、「それ、あっちに入るのか寸法測ったほうがいいよ」と意見すると、「それもそうだ」とすぐに駅前の不動産屋産に電話して鍵を借りてきたので、母と二人で採寸すると、持ち込もうと思った衣装ダンスやテーブルはちゃんと収まることがわかったので安心した。

 しかし、引越し先は2DKだが、元の家は4LDKだし、納戸も別にあるし、ほとんどの家具や荷物を置いたままのリフォームになるのだが、こんなに荷物あって大丈夫だろうか?と心配したら、母は「T叔父さんとこは、住んだままやったらしいのよ」と言う。

 1年前に見積もりをとったリフォーム業者も「ちょっと手間ですが、住んだままでもできます」と言っていたらしいが、あの状態でどうやってやるのか不思議だが、できなくはないらしい。

 その母の弟であるT叔父家のリフォーム話が面白かった。

 T叔父は埼玉県某市で中学校の教員をしていたのだが、その妻も教員で、妻の方が最後は校長先生になったが、叔父は平教員のまま定年を迎えた。
 そんな「定年まで勤めあげた教師夫妻」は、ずっと「そろそろ家も手を入れないと」と思っていたらしいが、教え子の同窓会でそんな話しようものなら、そういう業界に勤めている教え子が「ぜひ!うちでやらせてください!先生のお宅なら大サービスしますから!」とアピールしてくれたようだ。

 平教員のまま定年を迎えた叔父は、そういう変わり者を慕う生徒も多かったようで、「実費でやりますから」と心から申し出てくれた教え子が多数いたのは嬉しかったようだが、「とてもじゃないけど、教え子には任せられない」という事情があった。

 相当な「汚宅」だったらしい。

 もう30年以上前の話だが、うちの母が叔父宅の近所に用事があったので、日曜日だったし、ちょっと寄ってみたことがあった。
 うちの母もそれほど掃除が得意というわけでもないが、専業主婦だったし、急な来客でもそれほど慌てることは無い程度にはいつも整えていた。たぶん、祖父母宅が、いつも急な来客オーケーというか、商売していたので人の出入りは頻繁だったから、母としては「近所まで来たから、ちょっと弟んところに顔出してみるか」ってくらいの気持ちだったのだが、行ってみて「しまった」と思ったらしい。

 まず、玄関先に積んである出前の食器にも驚いたらしいが、玄関もぐちゃぐちゃだったし、居間も台所も他人を上げる状態じゃなかったらしく、母は「共働きのご家庭に急に訪問しちゃ、いけなかったのよね」と反省していた。
 自分の娘(私と妹。弟の部屋はけっこう片付いていた)の部屋も相当乱雑なことはわかっていたので「ああいうのが、家全体になることもあるんだ」と理解したらしい。

 なので、私にもよーくわかるが、校長先生まで勤めた叔母にとっては、教え子にリフォームしてもらうなんて、とんでもないことだったのだろう。
 もちろん、掃除が苦手な叔母だけの責任ではなく、「パソコン新しく買っても、古いのは処分しない」という叔父の「捨てられない症候群」も凄かったらしい。叔父は、観たいテレビがあると、片っ端からビデオに録画して保存しておく癖もあったらしく、そのビデオの量も半端な量ではなかったようだが、たぶん、私にとっては従兄弟が就職して家を出たら、子供達の部屋も叔父のコレクションで侵食されていたのだろうと想像がつく。

 というわけで、いくら教え子たちが親切にも「破格でやりますよ!」と申し出てくれても「無理無理、絶対無理」だったので、2つくらい離れた市に叔母の姉が住んでいて、もう亡くなっていたのだが「家いじるんだったら、あの工務店がいい」と遺言(?)していた工務店にお願いしたらしい。

 「教え子達には不義理したが、赤の他人の工務店だし、姉のお薦めだったし、よかったね」と安心して、住みながらのリフォーム工事が始まったのだが、工務店は少し離れた市からやってきたが、そこの棟梁は、設備屋さんは地元の業者に頼んでしまったので、電気工事業者や、水回り設備業者や塗装業者など、次々やってくる業者がことごとく教え子だったらしい。

 教え子達は、「なーんだ、先生んちだったんだ!」と必要以上にというか、「手間賃はタダですから」と発注してない部分まで丁寧にやってくれたらしく、叔父夫婦は「あの予算だったのに、びっくりするくらいキレイになった」と驚いていたらしい。

 という話の後に、うちの母は「うちは、全くの赤の他人がやるから、そこまでは期待できないわよね」と言うが、別にピカピカの新品同様にしたいわけでもないし。

 そもそも、何度も日記に書いているが、10数年前、千葉の家を売り払って、国分寺の中古住宅に引っ越してきたのだが、両親は「すぐに建て直そう」と計画しており、その費用も用意されていたのだ。
 なのに、「ま、いっか」とそのまま20年近く住んでしまったのである。
 千葉の家も築20数年の安普請だったが、引っ越してきた家もちょうど同じくらいの古さだったので、居心地が良かったのだ。

 そして、その間に結婚して子供ができたうちの弟も千葉で中古住宅を買って住んでいる。弟の新居を眺めた時、その昭和な感じがとてもいいと思った。

 その後、妹が長年事実婚状態だったパートナーと入籍して、中央線沿線に一軒家を購入したのだが、それがまた昭和の香りがする安普請で、「すげー、うちの家族、誰も新築に執着しないんだな」と感心した。

 私も、今住んでる部屋の前は、新築アパートに住んでいたのだが「壁にちょっと画鋲打っても跡が目立つ」と嫌だった。
 今の部屋を内見した時に「うわー、すでに柱や鍼に鋲の跡がいっぱいある!」ってだけで、ホっとしたし、「この部屋、私が退去した後はフルリフォームだろう」と思ったので、安心して壁にベタベタと貼ったりしていたが、まさか、20年も住むとは思ってなかったけど、適度な古さがたまらないわけです。

 というわけで、ミヤノ家は白洲さんちみたいなセンスは無いけど、昭和な安普請のほうが居心地がいいようです。

 でも母は、どこから持ってきた家具だか知らないけど、千葉の実家にいる時から、父の蔵書が収まっていた摺りガラスの開き戸の本棚を捨てると言い出すので、「え?これ捨てるの?」と私が驚いていると、元は妹の部屋にあったイケアの安物らしいシンプルな本棚の方を活かすと言うので、「えー、捨てるなら、あっちでしょ!」

 本棚を一つ減らす計画のようだったが、いかにも合板の安物の妹の本棚のほうを先に処分すべきだと思ったし、妹が実家に残したマンガ本なんで本棚に戻さず、そのままダンボール詰めしたまま納戸に置いておけばいいだけだ。

 と母に意見すると「えー、こっちの古いお父さんの本棚のほうがいいかしら?」と言うので、「こっちのほうが、断然おしゃれじゃん、てゆーか、子供の蔵書のことよりも、住んでる自分らの蔵書が大事でしょ」と言ったら、母が「実は私も、この台所にある古いのに愛着があってねえ」

 そっちも、千葉の家からずっとある家具で、骨董品的価値は全くないけど、合板じゃないから、味があるのだ。

 母は「でも、お父さんの本棚、あんまり入らないのよ」と言うが、あんたが大事にしている食器棚も、収納性は低いだろう。
 なんで、自分のお気に入りは理屈抜きで守るのに、お父さんのお気に入りは「効率が悪い」と捨てようとするのだろう?私が観たら、どっちも同じくらいの年代の、戦後の安家具なのに!

 でも、幸いなことに、白洲邸にインスパイヤされていた母は「そうね、こういう古いのを自然に置いているほうがいいのかも」と、わかってくれたのでよかった。

 でも、わからなかったのは父が「2階の書斎スペースにある学習机も捨てるな」と言ったことである。
 それは、昭和50年代の実に安っぽい、弟の学習机だ。
 両親が千葉から国分寺に引っ越す際に、私や妹の学習机は処分されたのだが、弟のだけは父が「書斎にそれを置く」と主張して生き残ったらしい。

 だが、結局、父の憧れであった書斎は、ただ父の本と私と弟が収集したマンガ本が入った本棚が置かれてるだけで、書斎というよりも、主に「2階のベランダに洗濯干したり、取り込んだり」っていう部屋になり、梅雨の時期は部屋干しの洗濯物で埋まるが、父があの学習机に座っている姿など、一度も観たことがない。

 それどころか、1階の居間に父の本棚が進出していて、父は読書したり、クロスワードパズルしたりをほとんど居間でやってるのである。たまに、居間にある本棚から辞書取り出して・・・

 なので、2階にある学習机の必要性が私には全くわからなかったし、一緒に住んでいる母はなおさらなんであるが、父は頑なに「あれは捨てるな」と言うので、娘としては「お父さんが必要だっていうんだから、残してあげれば?」としか言いようがない。

 両親の家なのだ。
 私や兄弟が置いていった物よりも、両親が執着するものを優先的に置けばいいのだ。


7月2日(火)

●久々に全私が泣いた

 「全米が泣いた」ってまだ死語じゃないですよね?

 さて、今日はまだ疲れがとれてなくて、でも仕事は山積みだから「ふー、がんばらなくっちゃ」と小さく気合を入れていたのだが、そんな私の前向きな気持ちを踏みにじるように、内部や外部から「あれが、あーで、これが、こーで」と相談や指示が複数やってきたので「うわ、こりゃさらに忙しいな」と戸惑っていたのだが、そうしたら、トドメの電話が入った。

 徒歩1分の距離にある、親会社の受付嬢からであった。

 M嬢宛の電話だったのだが、M嬢が休みだったので、「じゃあ、ミヤノさんでもわかりますか?」と相談されたのである。
 M嬢宛の宅配便が親会社に届いたらしい。
 それは、6月末付で退職した社員が保険証を送り返してきた宅配便だったらしい。
 そして、その宅配便は着払いだったらしい。

 その話を聞いて「はあ・・・・」と溜息しか出てこなかった。

 その退職した社員は、人当たりも悪く(コミュ障呼ばわりされても仕方ないくらい)、勤務態度も良くなく(トイレの個室に篭って、たぶん、ずっとケータイいじっていたらしい)、仕事も特に出来るということもなく、まあ、どこの会社にもいるだろうけど「人事部はなんで、あんなの採用したんだ!」っていう大卒新卒採用社員だった。

 でも、うちみたいなダメな会社では「バカな子ほど可愛い」という風潮も強く、そんなダメな子でも、5年くらい同じ部署で働いていたのだ。ちなみに、彼のいる部署にはその後「超有名大学卒だったが長年ニート」を縁故採用しちゃったのがいるので、コミュ障の溜まり場になっていたようだが・・・・

 なんで彼が急に退職したのか、様子がよくわからないのであるが、春の査定面談の時にポロリと「オレ、今年いっぱいくらいで辞めようかなって思ってるんです」と言ったらしく、それを聞いた上司は「査定面談でそれ言うか?」とびっくりしたらしいが、今まで散々、彼のおかげで苦労してきたので「これはチャンス!」とばかりに「もう辞める予定の部下に大事な仕事は任せられないし、昇給も難しい」と上手く話を持っていったら、「じゃあ、すぐ辞めます」って言ったらしい。

 彼にしてみれば、査定面談で「そろそろ転職したいような・・・」って持ち出せば、上司が慌てて引き止めてくれると計算したのかもしれないけど、あっさりと「今年中に転職したい?転職するなら、今でしょ!」と背中押されちゃったので、不本意な退職だったのかもしれないけど、本当のところどうだったのかは私にはわからない。

 で、私は彼に直接迷惑かけられたわかでもなく、コミュ障の社員なんて他にもいっぱいいるから、「ああ見えても、けっこう仕事はちゃんとしているのかもしれないし、みんなも彼の悪口言うけど、あっけらかんと言うから、あれはイジリの範疇なんだろう」と勝手に思っていたのだが、彼の退職が決まると、みなさん「やっと・・・・」と安堵していたので、心底「辞めてほしい」人材だったんでしょうね。

 という経緯を踏まえて、6月のほとんどを有給消化で休んでいた彼が、6月末に正式退職したので、保険証を送り返して来るのに「着払い」を利用したのは、なんとなく納得できた。
 まあ、そんなことするから、そんなだったんだろうけど・・・・・

 しかし、なんで住所が親会社なの?

 それも、すぐに想像できた。
 うちの会社の本籍地というか登記上の住所は親会社の住所なので、保険証にはそっちの住所が記載されていたから、何も考えずにそっちの住所を転記しちゃったのであろう。
 でも、三ヶ月で辞めた社員ならわかるが、三年以上働いていたのに、自分がいた場所の住所を覚えてないなんて・・・・・

 たまに登記上の住所と、事業所所在地が違うことを知らなくて、正式な書類に記載された住所見て「あれ?この住所なんでしたっけ?」と戸惑ってる社員はいるけどさ。

 また話長くなってますが、この時点で、私は「あーあ」とがっかりはしたけど、「まあ、あの子だったらやりそうだ」と苦笑していたのです。

 で、親会社の受付嬢が私に相談したかったのは「メインで使っている宅配便業者の着払いだったので、いつものように現金払いではなく、請求書払いにしてしまったのですが、そうなると、こちら(親会社)の請求書に課金されてしまいますが、それでいいでしょうか?」だった。

 おい・・・・・うちはそれでもいいよ・・・・・
 それは、そっちの経理に申告してくれ・・・・・と思ったのだが、前にもその受付嬢が、私にとっては「それ、何か問題ある?」と思ったことで相談されて、「それでいいです」とテキトーに返事したら「それは事前に言われていたマニュアルと違います!」と噛み付かれた苦い経験を思い出し、「あ、じゃあ、それは私からそちらの経理に報告しておきます」と言ったら、「では、お願いいたします」と丸く収まったので、よかった。

 これも深読みだったが、たぶん、その受付嬢は、その着払いの荷物が最初は「子会社宛」ということがわからないまま、親会社付けにしちゃったことに後で気がついたので、こっちに「お宅の社員のミスでしたが、どう処理しましょう?」と言ってきたらしい。

 ああ、まだ疲れがとれてない休み明けなのに、みんな、なんでこんなに面倒くさいの?

 と、小町で盛り上がってるスレッドは他人事だが、自分の身近な人たちなんて、実にわかりにく感じで「私は悪くありません」と主張するので、ほんと面倒だ。

 だが、ふと、あの宅配便業者はうちも請求書処理しているので、うちに届いた着払いも請求書に付けてくれているので、もしかしたら、うちの社員は気が効かなくても、宅配便業者は気を効かせて、うちに付けてくれるのかもしれない、と思って、受付嬢に内線して「会社名で付けてくれたりしませんかね?」と確認したら・・・・・・

 「それが、会社名も書いてなかったんです」

 うわーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・・

 どうやら親会社の住所に「4階 総務部 M様」ってなっていたらしい。

 なので、宅配便業者も「これって、住所ここですけど、ここでいいでしょうか?しかも着払いだし?」と確認したので、少し騒ぎになったらしい。
 ただ、M嬢は親会社の受付嬢にも馴染みが深い古株だし、たぶん、確認のためM嬢に連絡したら「ああ、それはうちを退職したばかりの社員からので、だから受け取って大丈夫です」ってやり取りが昨日あったようだ。

 私は昨日休みだったので、その騒動は知らなかったし、昨日の話だと言うこともやっとわかったので、やっぱし受付嬢が「あ、しまった!こっちに付けちゃった」ってことだったようだ。

 それはいいとしても、あの野郎・・・・・・住所が間違ってるのはしょうがないと思ったが、会社名も書いてないとは・・・・・

 その受付嬢に「ほんと、申し訳ないです」と誤りつつ、「会社名も抜けてるなんて・・・ほんと、どーしちゃったのか」とボヤくと、受付嬢もこれが「しょーもない送り状」ということがわかっていたらしく・・・・

 「実はMさんの名前表記も違ってたんです「」

 M嬢の苗字は、日本屈指の大勢いる苗字で、田中さんレベル。100名規模のうちの会社でも、同性が3名いる。
 なので、社内のいろいろな表記でも、常にフルネーム表記されているのである。
 しかも、M嬢のファースネームは「ゆかり」みたいな、平仮名なんである。

 ところが、その彼は、勝手に「田中由香里」みたいに名前を漢字表記してきたらしい。漢字が間違ってるなら、まだわからんでもないが、人事担当で、入社時も研修時も、退職時もお世話になったM嬢の名前表記が平仮名だって知らなかったの??????

 疲れと失笑と・・・・・なんだかとにかく切なくなり、受付嬢との電話を切ると、しばらく「ふひゃひゃひゃひゃ」という笑いが止まらず、ついでに涙もちょちょ切れてきて、周囲のみんなが「どーしたんですか?」って興味津々だったが、「いやもう・・・笑えるけど、泣けるっちゅーか」とティッシュで涙拭いながら説明すると、「それは酷いwwwww」とみんな大爆笑。

 私は素直に「あいつ、最後の最後でやってくれたわね、つーか、なんか、疲れてるせいもあるけど、悲しくなってきて、あー、動揺しちゃって仕事が頭に入らないじゃないの!!!」と怒鳴り散らしたら、みんなが笑ってくれたので救われたが、いやー、しかし・・・・

 「なにそれ、酷くない?」と反応してくれたE嬢には、「まあ、あいつの部署、外と交流ないから、会社宛の郵便物なんて出したことないんだろうね」と冷静に説明したが、20代後半にもなって、会社宛の宛先もちゃんと書けないような人間を社会にリリースしてもよかったんだろうか?って思うけど、やっぱり一番、ツボだったのは、M嬢の名前表記かな?

 総務部って部署名書いたのだから、苗字だけでもよかったのに、何も考えずにファーストネームも書いたのだろう。
 漢字こうだったっけ?とか考えもしなかったのだろう。

 ほんと、ある意味「自分のわかってることしかやらないし、自分がわからないことが何なのか全く想像しない」っていう、すごい子だったんだね。
 あれじゃあ、一緒に仕事していた人は大変だっただろう。
 「わからないことは聞いてね?」っていうのが通用しないから。
 「わからないことが何なのかわからないから、確認もせずに大チョンボ」っていうタイプの人、たまにいるからね。
 で、注意すると「それは聞いてなかったです」って「教えなかった方が悪い」みたいな態度。

 でも、ここまで酷いのに当たったことなかったので、「ああ、やっぱし、こういう人って実在するんだ」ということに衝撃を受けて、その後、しばらくショックから立ち直れなくて、忙しかったのにグダグダになってしまい、「ああ、私もまだまだ突き抜けてないな」とガッカリしたと同時に「こういうとこ、まだまだ青いな」とwwwwwww


7月1日(月)

 昨日のイベントは事前の配置表や進行表を眺めて、よーくわかってはいたが、やっぱり、想像を上回るドタバタでした。客入れが終わった時に万歩計エドガー君をチェックしたら、「うわ、もう1万歩!!!」とびっくりした。そんだけ走り回っていたらしい。(ちなみに普通の散歩だと、1万歩っていうのは三茶の我が家から神宮球場である。約5キロ)

 おかげで、夕方開放されてから帰宅しても、「うう、ぎっくり腰になりそう」ってくらい腰が痛くて、今日は休みをとったのだが、午前中に洗濯しようとして、洗濯カゴを持ち上げようとするも、腰が怖くて、なかなか持ちあげられないくらいだった。

 午後になって、やっと固くなっていた腰回りがゆるんできて、買い物がてら軽く散歩したら、やっと調子が回復してきたようだ。

 今日はたまたま休みだったが、なぜか野球やってて、しかも東京ドームで日ハムが武田勝先発だったので「こ、これは、私に行けということか?」と思ったのだが、なんかチケットが売り切れ状態らしく「月曜日なのに、なんで?」と思ったら、なんと、今日はホークス主催の「鷹の祭典」だったのだ。

 なので、ニコ生鑑賞してますが、解説が仁志と吉井で超豪華である。

 わー、しかもホークスは山田先発だったのに、初回に3失点したら、あっさり2回からは岩嵜になってる!!!
 私は岩嵜はけっこう・・・・いや、かなり好きなのだが・・・・あまり大きな声では言いたくないが、投手としてどーのこーの以前に「顔が好き」なのである。
 顔っていうのか、けっこう顔立ちはイケメンだけど、全体的になんとなく暗い感じというか、要するに「自分が10代の頃、こういうタイプが趣味だった」ということを思い出すのだ。
 顔立ちは整っているし、長身でスラリとしているけど、顔色が悪く、性格も暗そうなんである。ケホケホって感じ?(笑)←肺病患っている美青年文士みたいだと言いたいらしい。

 あはは、その岩嵜、やっぱり失点しちゃったわ。
 鷹の祭典が、すでに終了の予感であるが、武田勝も不安定なので、まだまだわからんです。

 この間、東京ドームで日ハム主催のホークス戦観ましたが、あん時に久しぶりに生・岩嵜を観て、「オーラの暗さにさらに磨きが罹ったな」と思ったけど、テレビで見ると、実物よりも少し太って観えるので、これくらいが丁度いいらしい。

 ほんと、岩嵜は後輩の武田(ホークスのね)を見習って、少しニヤニヤした方がいいと思うのだが、今やってる大河ドラマの会津藩のお殿様に顔も似てるが、悲壮感の漂わせ方も似ているようだ。

 あらら、5点目が入っちゃった。
 楽天ファンとしては、ハムさんがホークスに勝ってくれたほうが好都合だし、武田勝には勝ってもらいたいけど、今日はですから「鷹の祭典」なんですよ?

 さて、試合見ながらですが、話題を変えて、先日、発言小町で「ふーん?」と思った話題があった。
 トピ主は子供がいない既婚者で、住宅街の一軒家に住んでいるが、食材の宅配を利用しており、それに入っていたドライアイスをいつも自宅の駐車場スペースに置いておいたらしい。
 そしたら、隣家だか近隣の家の小学生の母親が、ある日突然押しかけてきて「うちの子がお宅の敷地に捨ててあったドライアイスを触ってしまった!慰謝料よこせ!」と怒鳴りこんできたらしい。

 この相談を受けて、小町のレスは「他人の敷地に入った子供のほうが不法侵入だろう」と「敷地内に危険物を放置したトピ主の過失である」に二分した。
 それで論争が盛り上がったので、私の目にとまったんだけど。

 結局、後出しで、その小学生はちゃんとドライアイスが何なのかわかって、手で触らずに持ち帰ったのに、その母親がびっくりして「なんで、こんな危険なものを!」と怒鳴りこんできたらしいので、「確かに敷地内とはいえ、子供がうっかり触りそうなものを放置しておくのも良くないけど、それを『慰謝料出せ!』と怒鳴りこんでくるほうも・・・・」ってだけの話である。

 私がもしその母親だったら「うちの子はドライアイスだとわかって持って帰ってきたけど、もっと小さい子だったら?」と思って「お宅の敷地に入ったうちの子がいけないんだけど、もし、もっと小さい子が興味を示したら危ないかなって思って」とお詫びしながら意見する程度かなあ。

 そこで、相手が「他人の敷地に入る子供が悪いでしょ!」と開き直ったら、小町に相談するかもしれないけど・・・・

 でも、小町のレスの「それは不法侵入だ!」「いや、危険物放置の方が悪い!」の応酬にびっくりしたが、それでまた、現在音信不通の友人Mのことを思い出した。

 これも何度か日記に書いているかもしれないけど、私が育ったのは千葉のベッドタウン住宅地で、我が家はその新興住宅地が空き地ばかりの頃に入植したが、私が中学生になる頃には、周囲の空き地はほぼ埋まっていた。
 そして、その区画に一番最後に入植してきたのは、駅に一番近い角地でした。
 私の家の前は、その路地の住民か、その少し先の路地に住む人しか通りませんでしたが、その角地が面している道路は、そのずっと奥に住んでる人達も通ったので、歩行者の通行量は多かったのです。

 その角地の家には、新婚夫婦が引っ越してきたのだが、その夫が動物好きだったようで、よく吠える神経質な柴犬がやや近所迷惑だったが、庭に大きな池も作って鯉も飼っていた。

 立ち話で近所とのコミュニケーションを密にとっていたうちのママンの得た情報では、その旦那はこの付近の出身で、実家も近く、新婚の嫁がちょっと愚痴っていたようだ。「うちの主人は風邪ひいて具合が悪いと、すぐ実家に帰っちゃうんです」って。

 そういう、ややマザコン系のご主人が飼っている柴犬だったからなのか、主人以外には全くなつかず、でも、家の前の通行料は多いので、一日中ずっと神経質に吠えてる犬だった。(なので、私は柴犬ってああいう犬種なのかとずっと勘違いしていたくらい)
 うちからは2軒離れていたので、柴犬の鳴き声は全然気にならなかったのだが(動物虐待なのかな?って最初は気にしたんだけど、そういうわけでもなく、ただ躾が悪いようだったので)、うちのママンが気にしていたのは、その家の鯉飼育のための池が深いことだった。

 工事中の様子も眺めていたので「これ、水深が1メートルくらいあるね?」と知っていたのだが、我が家にはもう、水深1メートルで溺れるような子供いなかったので、私は「わー、立派な池作ったな」って思っただけだが、ママンは「これ、危ないなあ」と思っていたようだし、家が完成したら、なんと、その家は、庭に柵を作ってなくて、「水深1メートルの池」がむき出しになっていたので、ママンはかなり心配していた。

 なので、そこの家の主婦と立ち話で少し仲良くなったので「この池、ちょっと心配」と意見してみたらしい。
 人通りもまばらな場所ならいいけど、「駅まで徒歩で行く人達のメインストリート」沿いだったので、「小さい子がうっかり入って、池に落ちたら・・・・」と言ってみたようだが、そう意見しても、庭に柵作るとか、池に柵作るなどの対策は全く講じられなかったようで、うちのママンは「自分ちのことじゃないから、あれ以上言えないけど、もし、うっかり、なんかあったら後味悪いわよね」と言っていた。

 という話を友人M嬢にしたら、M嬢は小町の極端な論客のどっちかだったようで「そんなもん、侵入する子供を放置する親の方が悪い!」

 私が「まあ、そうだけど、歩行者の多い通りで、その家は角に面してるし、池に水を循環させる音もしているので、通る大人も、なんだろう?って庭を覗きこんじゃうかんじの池で、柵もないから、小さい子もうっかり入っちゃいそうなんだよ」と状況を説明しても「他人の敷地にうっかり入る子をちゃんと監視してない親が悪い」の一点張り。

 法律的にはどーなのか知らないけど、うちのママンが主張したかったのは「事故が起きそうな場所を放置しておいて、実際に事故があったら、悲しいし」ってことである。

 さっき書いた小町のドライアイスの相談でも「小さい子は何やらかすかわからないし、危険な物は敷地内でも放置しないほうがいいかもしませんね」って言われたら、「ああ、そうなのかも」ってだけの話だろう。

 で、友人M嬢は、ディベート魂が作用するのか、私がなんか意見を言うと、すぐさまその反論の立場をとり、理詰めで私を言い負かすのが楽しかったようで、普通は「かわいーね」「ほんと、かわいー」で終わる女子同士の共感会話を全面否定するような、「いや、それは違う」と立ちはだかるけど、よくよく考えると「かわいいね」「ほんと、かわいいね」と本質的には同じの会話ゲームに巻き込まれていたんですけど、フツーに考えれば、密集した住宅街で、道路と庭の間に柵もなく、池の周囲にも柵が無いなんて、「池の所有者の安全対策は?」って問題になるだろうけど、友人M嬢の「私の意見に単に反論」モードだと、「他人の敷地に入る子供ほうが悪い」の一辺倒でした、

 でも、その話の落ちはそこじゃなくて・・・・・

 うちの母は何度かその家の奥さんに「あの池、けっこう深いから心配」と意見していても、何の改善策もされなくて、だから、うちの母も「うちの子が危険っていう池でもないし」と強くは言わなかったようだが、その家が引っ越してきて、2年後くらいに、奥さんが妊娠して、子供が生まれたら「いつのまにか、池に柵つけて、網まで張っていたのよwwwwww」
 まあ、「他人の子が侵入して、池に落ちて溺れる可能性」には全く対処しなくても、自分ちに子供が生まれたら、「この池、危険だ」と、すぐにわかったのであろう。
 よく「子供のいない人にはわからない」と言うが、まさにそういう話である。

 自分の子供に危険がないと、わからないのかね?

 って話を私は友人Mにしたかったのだが、友人は「いくら幼い子だからって不法侵入はダメだ」と言うので、話が平行線になったのだが、私や私のママンは、どっちが法的にっていう話ではなく、「もし、なんか事故があったら、どっちも傷つくだろうし、近所の我が家だってショックを受ける」って、起こるかもしれない事故を予測して「それを防ぐ手立てしたほうが」って思っただけなんですけど・・・・



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