可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

6月29日(土)

 イベント仕事があると、平日に休みとることになるので、自分の仕事をする時間が少なくなるから、今日は「来週の自分を少しでもラクにするために」と必死で仕事片付けました。

 でも、野球の途中経過はチェックしていたが、昨日楽天はサヨナラ負けしていたので、今日も「二点差じゃ心配」と思っていたが、最後は青山・ラズナーがしっかり締めたようだ。
 ロッテとソフトバンクもずっと同点だったが、千賀がまたサヨナラ負け食らったらしい。

 私がドームで観た試合も、千賀に負けがついたのだが、「千賀が今、売り出し中らしい」というのは知っていたけど、まさか「無失点記録更新」がかかっているのは知らなくて、だから、あんなにガッカリしていたのね、と後でわかった。
 ガッカリというか、サヨナラ・エラーした中村がその場に座り込んでしばらく身動きできなかったのである。
 中村も売り出し中の若手なので、大事な場面でエラーして呆然としているのかと思っていたのだが、「千賀の記録が・・・」ってこともあったのでしょうね。
 もっとも、あの場面はノーアウト2塁から始まっていたので、中村がエラーしなくても、1アウト3塁の大ピンチで上位打線に回ったので、無失点で抑えるのは難しかっただろうから、「千賀が打たれて負けた」ってことよりも、エラーで負けたほうがマシじゃないか?って思ったんだけど・・・・ああ、だからこそ、「ここは送りバントでランナー3塁になるから、まだまだ大ピンチだ」と気合入りまくっていたのに、まさかのエラーでサヨナラだったから、ガッカリというよりもポカーンって感じだったのかもね。

 って、ベンチ上から眺めていたから、いつもより選手が近かったし、敗けた後、トボトボと戻ってくる選手たちの悔しそうな形相も間近で観てしまったので、いつもより感情移入しちゃったようです。

 さて、今日の総務部は私だけが出勤だったのですが、昼ごろ部長が出勤してきた。部長は休みの予定だったが、明日のイベントの最終確認のために顔を出しただけだった。

 そして、午前中は息子さんの授業参観に行ったので、その話題が止まらなくなり「うう、私、仕事したいんだけど・・・」と思ったが、部長のお喋りがオンになってしまうと、止まらないのもわかっているので、しばらく付き合っていたのであった。

 それで、いつものように話題がポンポン変わるので、ついていくの大変だったが、急に「朝まで生テレビって観た?」と言うので「え?それって、まだやってる番組なんですか?」

 とっくの昔に「伝説の番組」になっているのかと思い込んでいたが、まだやってたんですね。
 私は昔から、オジサン達が怒鳴りあうのが好きではなくて、あまり観ていなかったかので、部長にもそう言うと「まあ、オレもあんま好きなわけじゃないんだけど・・・」と言いつつも「そういや、すごく昔だけど、新興宗教の教祖が大集合した時のは観た?」って言われても・・・・

 あの当時、オウム真理教はけっこうテレビに出ていたし、そういう企画あったような微かな記憶があるが、観たかどうかまでは覚えていない。ただ、あの頃は自分も若かったので、ぼんやり深夜番組観ていることもあったなあ、ってだけ。

 部長はその時登場した麻原彰晃が衝撃的だったようで「信者が担ぐ輿に乗って仰々しく登場したんだよ」と説明してくれた。まあ、そんな感じだっただろう。
 あの番組に麻原彰晃が出演したシーンは、後に「オウム事件」で騒ぎになった時にも繰り返し放映されていたらしい。

 そして、部長は「なんで・・・・・ああいうの信じちゃうんだろうな」と呟いた。
 オウムではないけど、部長の友人も20代前半の頃、「手かざし」をやる宗教にハマり、「そんなの本気で信じてるの?」と真っ向から反論したのだが、全然話が通じなかったらしい。

 「ああ、あの頃、よく大学にも入り込んできましたよねー」なんて相槌打っていたのだが、部長は急に「怪しい新興宗教」に対する怒りが込みあげてきたらしく、「あいつら(教祖達?)もさー、もっと、せめて、聖人君子だったら、わかるけどさー、あんな見るからに怪しいのってさー」と言い始めたので、そこでやっと私のスイッチが入り、「聖人君子ってなんですか?」

 私は新興宗教を擁護するつもりも無いのだが、無神論者というか「無宗教」を気取っているので、そうやって「新興宗教って怪しいじゃん」っていう論旨には敏感に反応してしまう。

 「だって、胡散臭いじゃん?」って言われても、じゃあ、キリストやブッダやモハメッドは「ちゃんとしていた」かどうかなんて、誰も知らないわけじゃん。

 ただ、現存する新興宗教の教祖がたいてい胡散臭いので、私はなんとなく「ああ、今は主流となっている宗教の教祖もその当時はこんなだったのかもなあ」って思っていたのである。

 そんで、部長は「手かざししたからって・・・」と呆れたようだが、じゃあ「厄祓い」はいいのか?

 私は自分の家が比較的宗教に無関心で、法事もろくにやらない家に育ってしまったので、「厄年」も星占い程度のことだと思っていた。実際、うちの母親は「厄年の頃って、ちょうどそういう時期なのよねえ。だから、そういう風習ってある意味、なんとなく理にかなってるのかも」ってだけだったし、うちの両親は「厄祓い」なんてしたことがなかった。

 大人になってから、周囲の人達がフツーに「ああ、今年は前厄だから厄祓いに行かないと」なんて会話しているのを聞いて、「そうなんだ?」と気がついたのである。
 みんながそういうわけではないだろうけど、「七五三」と同じように考えている人はけっこう多いようだ。まあ、七五三と似たような風習なんだろうけど。

 で、私には「仏滅は結婚式がダメで、友引は葬式がダメ」っていうのと「ものみの塔は輸血がダメ」っていうのの違いがよくわからないのであった。
 逆に、有名宗教の「酒がダメ」とか「豚肉がダメ」とか「離婚がダメ」の方が教義として明確なので、「まあ、神様がダメだって言ってるだから、なんだか知らないけどダメなんだろう」と思うし、なんとなく「ダメ」にした理由もわかることも多いので、「いいじゃん、別に」とも思わないけど、「仏滅は結婚式がダメで、友引は葬式がダメ」とか「厄年だから厄祓いしないと」っていうのは、仏教や神道の教義でもなさそうで、単なる「俗習」らしいのだが、俗習だけに何の根拠もないから厄介だ。

 そんで、正統派な仏教にしても、立派な戒名つけてもらうのにはそれなりのお布施を払うらしいのに、それは問題なくて、「新興宗教に入れ込んで、毎月3万円もお布施しているなんて!」って言うけど・・・・

 会社の近所の横浜アリーナでは、時々宗教団体が集会やってたりして、「わー、新興宗教が」って会社で話題になるが、じゃあ大晦日に有名神社仏閣にどんだけの人が集まってるのよ、って勝手に反論したくなる。

 いや、だから、新興宗教の肩を持つわけではないんだけど、「なんで、あんなの信じるの?」って言う人が、フツーに「厄祓いだ」「初詣だ」「戒名だ」ってやってるのが不思議なだけです。

 歌舞伎俳優に夢中になってるオバちゃんが「韓流アイドルなんて」とバカにしてるみたいな(笑)

 私は宗教心は全然ないけど「フジロックって巡礼みたい」って思ったり、そもそも、自分の好きなバンドのコンサートに行くのって、まさに宗教儀式みたいだし。

 「なんで、宗教のハマるの?」っていうのと私が「あー、うっかり野球にハマっちまったわい」っていうのは同じだと思っているので、「新興宗教=悪」みたいな言われかたには「??????」って思ってしまうだけです。

 その昔、石原裕次郎が亡くなった時に大騒ぎしていたおばちゃん達は「正統」視されていたのに、その後、尾崎豊とかXジャパンのヒデが急死した時に大騒ぎしていた若者達が「異端」視されてたように。


 私が今日、部長と会話していて、ふと思ったのは、確かに麻原彰晃は胡散臭かったが、もし、麻原彰晃と秋元康を足して二で割ったような教祖が誕生していたら、どうなってたんでしょうね。
 で、たぶん「カリスマ的存在」って、かなり胡散臭いはずなんです。

 って感じの話を私が部長に演説したのですが、部長は「でも、やっぱし何かを超越した人が教祖じゃないと」とか言うので「そういう人は、ひっそり目立たずに生きているので、表に出てきません」と私がきっぱり言うと、「・・・・そっか、本当の聖人君子っていうのは・・・・・人前に出てこないよね」って部長もなんとなく納得してくれたようで、その後、静かになったので、私はガシガシと6月の仕訳伝票を入力し終わったのでありました。

 そして部長は「そっか、教祖と経営者って同じだね」と呟きましたが、ええ、唯物論者の私には、はじめから教祖と経営者って同じでしたとも。そして、サッカーの本田がなぜあんなに人気があるのか?っていうのも、私には全部「盲信?」にしか思えないし、私が岩隈さん贔屓なのも「盲信」ですとも!!!!(今日もまた勝てなかった、シクシク。おねがいですから、いつかサイヤング賞とってください。そのためだったら、お布施3万円くらい払ってもいいくらいです)


6月28日(金)

 わーん、昨日は会社の飲み会に行っていたのだが、帰宅して野球結果観てびっくり!

 楽天は大宮での西武戦で、乾いた菓子さん(川井貴志)が勝利投手になり、しかも乱闘(ってほどじゃないですけど)もあったですと?
 ああ・・・・そうだった、まだ乱闘は生鑑賞したことなかった!

 わーん、そんなん事前にわかっていたら、絶対に水曜日じゃなくて木曜日に休みとっていたのに!!!!!!!

 と、また「オールクリア」を読みなおして、「タイムトラベルできたらなあ」と思いました。私だったら、まず、宇野が歴史的エラーしたあの試合観に行くね(笑)
 次に長島がホームラン打った天覧試合かなあ?
 あと、沢村賞の沢村がどんな投手だったのかも観てみたい。

 分岐点じゃないよね(笑)

 歴史は変えられないから、川崎球場でいちゃいちゃするカップルや流しそうめんする客の後ろに見切れて踊ってみたりできないのはわかっています。たぶん、その場所に行こうとすると、ホームランボールが直撃して、救急車で運ばれたりするのだろう。

 さて、「オールクリア」を読みなおしてみて、「そういや、このグッディ・トゥーシューズってアダ名はなんだ?」とまた疑問に思ったので、ググってみたのだが、やっぱしアダム・アントのヒット曲がヒットするので「うーん、この当時、あの曲が流行っていたから?」って思ったが、でも、たぶん、あのヒット曲に何か元ネタがあるんだろうと思って調べてみたら、慣用句みたいなもんだったんですね。

 まさにARAKAKIみたいな(笑)

 グッディ・トゥーシューズっていう童話があって、貧しい少女が牧師さんに「2つ揃った靴」を頂いて・・・・っていうシンデレラっぽい話だったらしい。
 ということは、このアダ名、二重に意味深い名前だったんだな・・・・

 英国では、その童話をふまえて、シンデレラが「終電逃すとかぼちゃが馬車になっちゃう!」みたいな意味を持つように、グッディ・トゥーシューズは「ぶりっ子」という意味になっているようで、そうなると、この小説を読んでいたイギリス人は(アメリカ人も?)、3重の意味でそのアダ名を堪能できたわけだ。

 なんだか悔しいけど、日本文学ファンの外国人だって似たような経験はしていると思うので、お互い様なんだろうね。

 えっと、今日は山井がノーノーやったらしいが、ノーノーはもういいです(笑)

 さーて、明日も出勤で明後日は過酷なイベント仕事だ、がんばろー!


6月26日(水)

 朝から雨だったので、迷いなく東京ドームに逝きました。(西武ドームは昼間は西武第二球場でも楽天戦だったので、親子ゲーム鑑賞が自分的には売りだった)

 大谷くんが先発だったせいか、東京ドームは2階もけっこう埋まるほどの大盛況だった。
 レディース割引デーだったので、2500円でS席だったから、S席にしたんだけど、一人だったから、かなり前の方の席で、ソフトバンクベンチの真上の5列目くらいだった。
 でも、最前列から3列目までが空いていて、もしかしたらシーズンシートに割り当てられていた席だったのかもしれないが、7時になっても誰も座ってなかったので、席ジャックしっちゃったわ。

 しかし、ホームランばかりの試合であった。
 大谷くんも三発浴びていたが、新垣も三発・・・・前半はホームラン以外のヒットほどんと無い状態。

 そういや、朝からゴロゴロしてテレビ観てたら、ふとNHKで「ダルと黒田の投げ合い」を中継していることに気がついたのだが、気がついた時には、もうダルも黒田も降板していて、どっちにも勝ちがつかない状態だったのだが、最後にイチローがサヨナラホームラン打って「日本人が勝ちました」ってことになってた。
 さすがイチロー、NHK地上波放送って知ってたのかね?

 で、今日のダルの3失点は全てホームランだったらしく、メジャー入りして3被弾は初めてだったらしいが、まさか、同じ日の夜、ダルの背番号を受け継いだ大谷君まで3被弾とわ・・・・

 投手たくさん観られて、わたくし的には面白い試合でしたが、10時までやっていたので疲れました。

 そうそう、前半に新垣の暴投観られたのが良かったです。

 新垣というかARAKAKIは暴投の代名詞になってますが、やっと生で観たので、前に読んだ「言語都市」的には、私もやっとARAKAKIっていう直喩だかを使うことが出来ることでしょう。

 えーと、これで2ちゃん用語の「メイデン」もリアルで観たし、(愛工大名電高校がバント多用作戦で有名だったので、送りバントのことをメイデンと言うらしい)、ARAKAKIも観たし、他はなんかあったっけ?

 私が現地観戦した試合は、ホームラン量産の試合でしたが、楽天は西武の栗山にたった一本被弾しただけで負けてましたし、オリックスなんて、ロッテの古谷にあわや完全試合くらいそうだったらしいです。

 さて、あまりにも最前列に陣取ってしまったので「テレビに映ってないかね?」と心配になって、さっきスポーツニュースを観てみましたが、ベンチ上は以外と映らないようで、安心しました。

6月25日(火)

 あら・・・・・
 今週は土日出勤なので、明日休みにしたので、西武ドームに楽天戦を見に行こうかと計画していたのだが・・・・・・東京ドームは大谷-新垣ですって?
 うーむ・・・・・(まだ新垣の登板を観たことが無いし・・・・・大谷くんの登板も・・・・)

 明日までじっくり悩もうと思う。(まさに、贅沢な悩み)

 今日はちょっとヤーな話聞いちゃったな。
 先日の日曜日、私は免除されていたのだが、また支店のお手伝いにうちの社員たちが駆り出されていたのだが、同僚E嬢は「私、ずっと別の手伝いしていたから、うちの本業のシステム操作の自信が無い」と言っていたので、部長が午前中だけ手伝いというか様子見に行ったのだ。
 たまたま部長が手伝いに行くのが午後からその近所の支店だったので。

 例えて言うなら、うちの会社は小売業の販売システムを管理している子会社で、親会社の支店がバーゲンセールで忙しいので「レジ応援」に行くのであるが、E嬢はなぜか託児所のある店で、保母さん助手みたいな仕事していたので、レジの操作に自信がなくて・・・・という状況であった。

 そしたら、レジ操作には慣れているはずの部長が手伝いに行っても「なんだこりゃ?」という支店だったらしく、部長もE嬢も愚痴が止まらない。

 そりゃ、普段は勤務してない場所で助っ人として働くわけだから、いろいろ不具合もあるし、私も「この支店はちょっと・・・」と思ったことがあるけど、また来月、同じ支店にE嬢が配置される予定になっているのだが、E嬢が「私、ぜったい無理です!」ってダダこねまくるほど酷かったのか?

 でも、その現場を共に闘った部長も、E嬢が「無理無理無理無理」と言うのにピシャリと「ワガママ言うな!」って言えないほど、酷かったらしい。

 いったい、何がそんなに酷かったのか、二人の話を総合すると、「支店の人員が異動で総入れ替えになっているので、社員同士のコミュニケーションが上手く行ってない」というのは、他の支店でも同じだろう。

 ただ、なぜか学生バイトも慣れない子ばかりだったらしい。

 要するに社員も「どう運用すべきか」が固まってない状況で、バイトもマニュアル通りにしか動けない状態で、全体的に余裕がなかったみたい。

 さらに、支店長は「自分の大事な仕事以外は部下におまかせ」と全体をマネージメントする気が無い人で、その下にベテラン女子社員がいて、本来ならその女子社員が実務的な流れをまとめるはずなのだが、けっこうピリピリしちゃう人だったらしい。

 私も支店長補佐の女性が、ピリピリしている支店に配属されたことがあったが、そこの社員が皆、彼女を遠巻きにしている感じがわかったので、「うわ、雰囲気悪いなあ」と戸惑ったけど、部長とE嬢の話では、二人が行った支店はもっと雰囲気悪かったようだ。

 「それでも、普通はそこまでドタバタしないと思うんですが・・・」と、さらに話を聞くと、そこの中堅女性社員がテンパっていたのは、小さいトラブルが重なっていたのも原因らしく、しかも、そのトラブルは支店長とその女性のコミュニケーションがちゃんとしてなかったからっていうのが原因だったらしく、支店長は「なんで、こういう対応なんだ?」って言うし、女性は「でも、その情報は私には届いてませんでした!」とか、二人で軽く言い合いになっていたとか・・・・・

 なので、支店長と補佐がそういう雰囲気だから、他の社員やバイトさん達も自分らで融通きかせると逆に面倒だってことがわかっているので、助っ人の部長やE嬢が「ここは、こういう流れでやったほうが?」って意見しても、聞く耳を持たなかったようで、最後までドタバタしたままだったらしい。

 まあ、ああいう人員寄せ集めのイベントだと、ちょっと歯車狂うとガタガタになるからなあ。
 でも、フツーはそんな酷いことにはならないんだけどね。

 逆に、そんな酷い所が実際どんななのか観てみたい気もしてきたが、次回の支店応援の日は私は支店じゃなくて、外部のイベント会場に割り振られていたので・・・・
 そっちはそっちでけっこう大変なのだが、二年前にも一度担当しているので、だいたいの様子はわかってるので、私はそっちでいいです(笑)

 そういや、今日、部長が取引先からの郵便物を見て「ええええ?」って驚いていた。
 どうやら、そこの社長に就任したのが「10年前はうちの担当営業マン」だったらしいです。
 部長がその当時からの部下であったE嬢に「◯◯社の社長に、誰誰さんがなったよ」と告げると、E嬢も「えーーーーーー?すっごーーーーーーっい!」

 部長はさっそく「お花の手配を・・・胡蝶蘭でも送っておけ」と指令出したので、E嬢がM嬢に「お花の手配ってどうするの?」と聞いていた。

 その会社、某大企業の流れをくむ、そこそこの中堅企業ではあるが、その大企業の子会社ってわけでもないので、そこの社長っていう立場は華々しいものなのか、私には疑問だったのだが、一般的には「社長就任ってすごいじゃん!」って手放しにお祝いするようなことなんだろうか?

 部長もE嬢も「すごいじゃん!」だったので、部長が席を外した時に私がボソリと「だって、うちのグループ会社の社長つったってwww」と呟いたら、シーンと冷たい空気が流れたので「あ・・・・私ったら、口が悪すぎ?」って言ったら、みなさん、そこで爆笑してくれました。

 そりゃ、一部上場企業で社長になったら「競争に勝って上りつめたな」って感心しますけど、中小企業の社長なんて、貧乏くじっていう可能性の方が高いと思うんですけど・・・・

 でも、私にはよくわからないのですが、会社の規模は関係ないらしいです。
 前にも、うちの役員になった人が同窓会で名刺交換しまくって「取締役の名刺持ってたのはオレだけだった」と嬉しそうでした。

 私なら、自分の知らないような会社でいくら取締役だからって「すごい!」って思わないですけどね。だって社員数5人かもしれないじゃん。
 それが一部上場企業だったら、社員数も数万人規模だし、同期が大勢いる中で、役員まで登ったのなら「へー、すごいねー」って感心しますとも。
 その人が人間的に尊敬できるかできないかは別として、「競争に勝ったのって、凄いね」という意味で。

 「競争に勝つ」ってことと、「仕事ができる」ってことは、なんか違うようだし。


6月23日(日)

 岩手旅行が、バスと電車にばかり乗っていて、ほとんど歩かない旅だったので(エドガー2号連れていったが、初日なんて2000歩しか歩いてなかった!自宅から東京駅までが一番歩いていたようで、後は電車降りて、バス乗って、また電車乗って、バス乗って宿着でしたからね)土日は頑張ってお散歩しました。

 一ヶ月後はフジロックなので、私も仕上げておかないと(笑)

 あと、来週の日曜日と再来週の日曜日は立ちっぱなしのイベント仕事なので。

 今日はお散歩行く途中で投票所に寄ろうとしたが(都議会議員選挙)、うっかり投票券を忘れてしまい「帰宅してから出直すか」と思っていたが、三茶に戻って買い物していたら夕立が降ってきたので、傘は持っていたが、買い物袋もぶら下げていたので、けっこう足元が濡れてしまった。

 なので、家に戻ったら、もう外出する気力全くありませんでした。

 テレビが復活したので、超久々に「笑っていいとも増刊号」を観たが、「今でしょう?」の林先生の読書講座がなかなか面白かった。
 つーか、生放送の限られた時間で、よくあれだけ喋れるよな、って感心した。

 武者小路実篤が「非モテ」で、志賀直哉が「モテ系」だと解説していたが、武者小路の代表作でもある「友情」の主人公達が卓球をする場面で・・・・・

 武者小路自身がモデルである人物が想いを寄せる女性である杉子とまず対戦するのだが、杉子の方が全然上手だったのに、優しく手加減してくれたら、「なんて、優しい女性なんだ!」って感激しているあたりを林先生は「まさにモテない男の発想でしょ?」とバッサリ。

 そして続くシーンでは、志賀直哉がモデルだと言われている男性と杉子が対戦するのだが、志賀直哉、手加減せずにバンバン打ち込み、女性相手なのに容赦の無いことに皆驚いた、という描写なのだが、「この、容赦ないって言葉がモテ系には重要なんです!よく覚えておきましょう!」って、確かにそうだ(笑)

 さらに、中島敦の「名人伝」でタモリに言及というか「タモリさんに最初にお会いした時に、まっさきにこの小説のことが思い浮かびました」と言うが、名人伝のあらすじを説明されたら、なるほどー、でした。

 青空文庫で読んでみたら、「これをタモリ呼ばわりするのもなんだが(笑)」とは思ったが、「弓の名手を目指した人が、その道を極めすぎちゃって、最後には弓の存在がわからなくなる」という話で、確かにタモリはもはや「お笑い芸人」とは呼べない感じだし、そもそも「笑っていいとも?なにそれ?」って感じで毎日やってるので、林先生が「ああ、タモリさんこそ、中島敦が描いた名人だ!!!」って思った気持ちはよーくわかりました。

 つーか、「名人伝」って今読んでみると落語みたいな話なんですね。
 高校生の頃、中島敦を読んだ時には「なーんか、漢字ばっかで読みにくいなあ」って思ったんだけどさ。


6月22日(土)

 今日やっとテレビが開通(?)いたしました!

 スカイツリー難民脱却です。

 さっそく「あまちゃん」観て、「おー、三陸鉄道だあああ!」って堪能しました。(丁度、主人公が三鉄に乗って上京する場面だった)

 さて、岩手旅行の続きですが、そういや、宮古から山田線で盛岡に向かう途中で、何度も電車が沿線の樹木に擦り、ザザザザっという音と共に千切れた葉っぱが窓に当たったので「おー、これもローカル線の醍醐味か?」と思った。

 だって、いくら梅雨入りしたばかりだから、樹木がここぞとばかりに元気に伸びていたとしても、30分に一本くらい走ってる路線だったら、とっくに削られているはずですけど、本数少ないから、木の芽が伸びる速度に列車の運行が追いついてないんですよね。

 さて、盛岡から花巻までは東北本線で30分くらいだったが、3時くらいの電車だったので、高校生も乗っていて、座席はほとんど埋まっていた。

 って、2両編成だったのですが(笑)

 さらに、ワンマン運転だったのである。
 運転席は完全に仕切られてなくて、運転席との仕切りの壁の上には、バスみたいに「整理券番号に対応した料金表」の電光ボードがあった。

 たまたま、運転手が新人研修中だったらしく、教官がついていたし、運転手も「◯◯、よっし!」などと点呼を大声で言うので、なんだかリアル「電車でGO」でしたが、やたら「U字、よっし!」と言うので「U字って何?」と思っていたのだが、しばらく乗っていたらわかった。

 有人駅だと、改札で精算というか切符出すか、無人駅から乗った客はバスみたいに改札で整理券と料金払うらしいが、無人駅だと、運転席の後ろにある料金入れで精算するので(運転席のすぐ後ろにあるドアしか開けない)、停車駅ごとに運転手は「有人か、無人か」の操作をする必要があるのだろう。

 まあ、私の最寄り路線である世田谷線も無人駅と有人駅があるから、それと同じような運用だが、世田谷線は料金が一律だなあ。
 でも、それ以外は、二両編成だし、ほぼ世田谷線と同じだった。
 でも、一つだけ、全然違う所があった。

 東北本線はほぼ真っすぐな線路なので、えれースピード出すのである。

 制限速度は100キロらしいが、途中で教官が「今、いくつ出てる?」と確認したら、新人君が「98キロですっ」って言っていた。
 世田谷線の最高スピードって何キロなのかなあ?30キロくらい?いや、もっと遅いかも。カーブも多いし。

 それにしても、東北自動車道もまっすぐな部分が多く、車の飛ばしがいがあるらしいが、東北本線も田園風景の中をビュンビュン走って気持ちよかったです。

 東北自動車道と言えば、学生時代の友人に聞いた話だが、サークルの夏合宿で乗用車に分譲して東北自動車道を走っていたのだが、道が真っ直ぐだから、ドライバーがついつい飛ばして(当時はオービスも無かったし)120キロを超えるスピードで走っていたのだが、ドライバーがバックミラー見て「後ろから凄いのが近づいてる」と言うので、後部座席に座っていた友人が後ろを振り向くと、「ポルシェが後ろから、グングン近づいてきたと思ったら、あっという間に追い越していった」そうで、みんなで唖然としたいたら、ドライバー君が「あれ、160は出てるな」と呟いたそうだ。

 話は戻るが、花巻駅の一つ手前の駅は「花巻空港駅」と言うのだが、付近に空港がある気配が全くなかった。
 後で夕食時に、やはりその話題になり、誰かが確認したところ「たしかに花巻駅が花巻空港駅に一番近いらしいが歩いて行ける距離でもないので、フツーは花巻駅か、新幹線の新花巻からバスで行くらしい」とのことで、「花巻空港駅」の立場はビミョーのようだった。

 花巻駅で、ホテルの送迎バスを待ったが、乗ったのは私だけだった。
 宿についてチェックインすると、やはり私が一番乗りだった。

 部屋で缶ビール飲んでまったりして、丁度、次のバスが来るくらいの時間にロビーに降りて、フロントに部屋の鍵を後から来る同僚のために預けて、風呂に入ろうとしていたら、丁度、第一陣が到着して、同室の子もいたので、「じゃ、私、お風呂入ってくるから」

 川沿いの温泉宿にありがちの「ロビーが5階で、風呂は1階で川に近い」という造りで、露天風呂に入ると、川の向こう岸に地層がむき出しになっていたので、「一生分どころか、来世分くらいまで地層観た」ような気分になる。

 お風呂は、露天が2つあるような、いっぱい浴槽があって、それぞれ源泉が違うらしいが、こんだけ大きいから循環湯。一部、源泉かけ流しの浴槽もあったようだが、どれがどれなのかわらかんかった(笑)

 私が風呂を出て、また風呂あがりのビールでプハーっとしていたら、後続部隊も戻ってきて、夕食はまた宴会会場。

 ここの夕食が「ほー、すごい工夫してるなあ」って感心した。
 団体向け旅館だと、その場で火をつける小鍋以外は、冷め切った料理が出てくるものだが、ここは、それを逆手にとって、「そもそも冷菜」で固めていたのだ。
 フツーは茶碗蒸しの位置に「うにプリン」っていうのがあって、最初は「なんじゃそりゃ?甘いのか?」と思ったが、要するにウニのテリーヌみたいなもんで、食べてみたら「うわー、これでワインが1本空くわ」ってくらい美味しかった。

 そして、鍋はタジン鍋だった。
 旅館のご飯食べるのも久々だったが、タジン鍋は初めてだったけど、他の人も珍しがっていたので、これが今の主流というわけでもないようだが、あれは今後流行るかもね。

 宴会後はカラオケに移動。
 「銀河鉄道の夜」っていうナイトクラブ・スペースにある個室カラオケで、部屋の名前は「カンパネルラ」でした(笑)

 そのエリアにある食事処は「又三郎」だったけど、そこは「食事処 注文の多いレストラン」にすべきでは?(手や顔をよく洗って・・・・つーか、温泉に入った後じゃないと食べられないとか)

 そういや、花巻の温泉宿の食事はまあまあだったが、浄土ヶ浜のホテルのほうが圧倒的に美味しかったので、みんな「昨日の方が美味しかったね」と言っていたけど、花巻の宿もよく工夫されていたとは思う。

 そして、浄土ヶ浜のホテルの夕食で、みんなが口々に「これ、美味しい」と大絶賛したのが、焼き物の玉ねぎだった。
 こぶりの生きたアワビを自分で焼けるのが売りだったし、他の魚も焼いたので、地元の魚介類がメインだったはずだが、野菜もついており、そりゃ、よく焼肉屋に入っても、ついでに野菜も焼いたりするが、そういう野菜に期待することは全く無いのだが、その宿のタマネギが超美味しかったのです。

 思わず、仲居さんに「食材は全て地元の物だとおっしゃてましたが、このタマネギもそうなんですか?すごく美味しいんでけど」と話しかけたら、「ええ、そうです」とそっけない感じ。
 こんだけ美味しいんだから、もっとタマネギを全面にアピールすればいいのに・・・・

 こういうのって、地元の人は気が付かないのかもしれませんね。
 「観光客は、ウニとアワビがお目当て」って決めつけているのかも。

 花巻の宿では、カラオケの後、役員氏の部屋で12時までしこたま飲み会したので、部屋戻ったらバタンキュー状態で、ふと目覚めたら朝の5時で、全然酒が抜けてなかったが、頑張って朝風呂に入り(夜中に男女の入れ替えがあるので、別の風呂に入れる)、二度寝したのだが、温泉効果があったのか、すっきり起きられた。

 また9時出発で、世界遺産の平泉までバス移動。

 バスガイドが新人らしく、ずっとカンペ見てたので、「初々しいな」と思っていたら、なんと研修明けで、一般客(小学生の修学旅行は経験済みらしい)のガイドは初めてだったらしい。

 そして、10時頃、中尊寺について、中尊寺のガイドに案内されたのだが、メインの金色堂はそりゃ見事でした。まあ、自分でわざわざ行くことは無いので、観られてよかった。

 しかし、中尊寺はまた小学校の修学旅行が大集合していて、土産物売り場は餓鬼地獄になってました。

 その後、厳美渓という、まさに岩の中を川が通って削ったので、こんなんなりました。という景勝地に立ち寄った。
 地質学的にも珍しい渓流のようだったが、ここの売りは「空飛ぶ、団子」
 私もテレビで観たことあったが、川の向こうの茶屋から、ロープ伝いに籠で団子とお茶が送られてくるのである。

 意外と面白かったですよ。
 あの、茶屋のおじさん、えらい目がいいですよね。
 うちらが団体客だとわかって、お団子は一個しか頼んでないのに、お茶はヤカンごと乗っていて、紙コップも10人分くらい乗っかってましたし、さらに「ガイドさんありがとう」って、だから、うちらは1個(お団子が三串入ってる)しか頼んでないのに、ガイドさん用に3個も入っていた。

 その後、うちの社員が「持ち帰り用に」と二個頼んだのだが、やっぱり紙コップのお茶は添えられていて「どんだけ、茶飲めちゅーねん!」って爆笑いたしました。

 厳美渓から、一ノ関に向かったのですが、その途中で、支流というか、田んぼの用水路みたいな川の川床がやっぱし岩で、「あー、イギリス海岸ってこんな感じなのね」と観られたので感激。

 花巻駅から1キロくらい歩いた北上川のあたりは「イギリス海岸」として有名だったので、時間があれば散策に行こうかと思っていたのだが、時間はあったけど、雨降っていたのでやめたのだ。

 その付近の北上川は、古代の岩盤を削って流れているらしく、その景色が宮沢賢治が本で学んだ「イギリスの海岸」みたいだったようで、農学校の生徒たちと夏には川遊びしながら、川床の岩の化石を探してみたりしたらしい。

 ただ、現在は上流にダムが出来たので、流水量を調整しているため、川床の岩盤がむき出しになることは少ないようで、宮沢賢治が愛した「イギリス海岸」の面影を観られる機会は少ないらしい。

 なので、たまたま通った国道沿いの小川が、岩盤をけずってデコボコした「なんとなく、イギリス海岸」だったので、「まあ、このあたり、少し川が流れて削れると、こうなるんだろうよ」と思った。

 とういわけで、岩手は鉄オタも地質ヲタも楽しめそうな、なかなか愉快な場所でした。
 もっと観光開発できそうだけどなあ。
 「あまちゃん」効果で、潜在観光資源に気がつけばいいんだけど。

 2泊3日では慌ただしかったけど、リタイアした老夫婦が一週間くらいかけて回ると丁度よい感じの所だったので、もっと、牛乳とかタマネギが美味しいってアピールすれば?
6月21日(金)

 さて、忘れないうちに岩手旅行のことを書き留めておきましょう。

 初日は、朝9時くらいの新幹線で二戸まで行った。

 そういや、前に東北を旅行した同僚が「東北は広いよ。なめちゃいかん」って言っていたのだが、後になって「その通りでした」ってよーくわかったけど、まず、盛岡まで3時間以上かかることに驚いた。
 新幹線では仙台までしか行ったことなかったので、その先の距離感が全く無かったのである。
 で、新幹線内でお弁当食べて、二戸駅に降り立ったが、駅前はガラーンとしていて、タクシーが3台くらい客待ちしていただけ。でも、たぶん、ここで降りたのは私らだけだったのだ・・・・
 新幹線がどのくらいの頻度で来るのか知らないけど、あのタクシーは一日に何回くらい稼働できるのだろうか?

 なーんて話を書いていると超長くなるが、二戸から沿岸の久慈駅までは貸切バスで移動。
 八戸は有名だが、二戸駅があることすら知らなかったけど、途中で九戸っていう地名も通過しました。

 そんで、それも全然知らなかったのだが、久慈市が朝ドラ「あまちゃん」のロケ地になっていたのだ。なので、観光客が倍増どころか十倍くらい増えてるらしい。もの凄い復興支援である。さすが、クドカン。(私はクドカンの脚本があまり好きではないのだけれど)

 そこから、三陸鉄道を貸しきった「震災学習電車」に乗った。運行している田野畑まで。その先は被害が酷くてまだ復旧の目処が立っていないようだ。
 ところで、他の社員に「久慈って何て読むの?」と聞かれて「くじ」と即答できたのは、阪神の久慈コーチのおかげである。

 さて、震災学習電車は、三陸鉄道の広報担当者が「あまり報道で取り上げられない地域のことも知ってほしいし、お客さんに観ていただくことで震災のことを風化させないためにはどうしたら?」と試行錯誤して、「見世物」ではないニュアンスとして「学習」の文字を入れたらしい。

 通常運行の合間を縫って、ゆっくりした速度で、時々停車したりするので、約70分かけて久慈から田野畑まで走った。
 最初に現れる被災地は野田村という地域で、防潮堤を超えた津波が海岸よりもかなり奥まった村の中心部を襲ったらしい。
 ただ、もうすでに瓦礫は撤去されているし、流された家屋の跡は草むらになっているので、何も知らないで眺めたら、ただ「なんかガランとした場所だなあ」って感じである。
 ガランとしているため、距離感がつかめないのだが、防潮堤から役場のある中心部までは1キロくらいなのか、もっと短いのか、それとも2キロくらいあるのかもわからなかったが、防潮堤からその辺りまでは平地なので、「まあ、このくらいは来るだろう」って感じだったし、その奥は高台に向かって緩く土地が上昇しているので、少し登ったあたりの家屋は無事だったのだ。

 「死者37名、家屋全壊約300棟、半壊も含めると500棟が被災」という数字は小さな村にとっては甚大な被害というか壊滅状態と言えるのだろうが、あの小さな地域にどれだけ住宅が密集していたのかが写真を見てもイマイチ、ピンと来なかった。

 それだからこそ、あまり報道で取り上げられることも少ない地域なのかもしれない。
 私も「野田村」って名前にピンと来なかったし。
 だからこそ、三陸鉄道がこういう企画電車走らせているのだろう。ガイドが説明しないと、ここがそんな重大な被害を被った地域だって、わからないだろうから。

 そして、三陸鉄道でそのまま海岸線を南下したのだが、三陸海岸って、ほんとにほとんど「平地」がなくて、ほぼ崖が切り立ってる状態だから、そういう部分は全く津波の被害受けてないわけで、その分、湾になってるところに逃げ場を失った波が押し寄せた・・・・っていうのは地理の教科書でよーく知ってるはずだが、やっぱし現地に行くと「はあ、こういうことか」って体感できたのが良かったです。

 田野畑駅で下車すると、さらに何も無い駅で、貸切バスがポツネンと待っていてくれた。
 平日だし、この地域に団体客は私らしかいないのか?という寂しさと同時に「バスどころかこの地域全体を貸しきっている?」ような錯覚に陥る。
 そこからバスでさらに南下して宮古に向かったのだが、そこでやっと私もビールを飲んだ。

 つーか、うちの社員ったら、朝の新幹線に大量に酒やつまみを持ち込み、朝から宴会モードだったのである。他の乗客は「これから出張」なサラリーマンばかりだったので、空気が冷たかった(笑)
 しかし、さすがの私も朝9時から酒飲む気はしなかったのだが(その後の旅程が長いこともあり。昼過ぎに温泉宿到着とかだったら、飲んでただろうけど)、三陸鉄道で「重い現実」を学習した後だったし、少し喉も乾いたので、ビールで一息入れた。

 私のそばに座っていた女性社員2名も、「じゃあ、私らも飲んじゃおうかな」と付き合ってくれたのだが、しばらくしてほどよくビールが周り、きゃっきゃとお喋りが弾んできたので「おー、うちら、やっと追いつきました!」と朝から飲んでる人たちに宣言していたのだが、そしたらバスガイドさんが「間もなく田老地区に入ります」

 うわ、田老地区も通るんだ!
 知らなかった!
 つーか、さっきの野田村はテレビで観た記憶が無いけど、田老地区は言葉は悪いけど、今回の震災ではスター地区の一つだったじゃん。

 ガイドさんが田老地区の鉄壁の防潮堤が虚しくも敗れた話を始めたのだが、酔っ払った女子社員(って、アラフォーとアラフィフなんだが)の大声のお喋りが止まらないので、私が「ほら、有名な田老地区なんだよ!」と言ったら、ピタっと黙った。私は引率の先生か?(笑)

 田老地区の防潮堤は何度もテレビで生前のお姿も観たけど、実物観たら「あれ?」って思った。
 思っていたよりも、全然小さい地区だったのだ。
 だからこそ、津波が来たら全部埋もれちゃうような小さい平地だったから、膨大な金を注ぎ込んで防御していたらしいのに・・・・・

 そして、テレビではよく言っていたけど、さっきの野田地区にしても田老地区にしても、海岸に沿って立派な防潮堤が築かれていたので、海沿いの民家からは海が見えず、沖から白波が押し寄せているのに気が付かなかったんだろう。

 防潮堤って、どっちかと言うと津波を防ぐというよりは「到達を遅くして避難する時間をかせぐため」だったらしいが、いつのまにか「うちは壁に守られてるから大丈夫」になってしまったらしい。

 まあ、そんなのも後からだから言えることで、私だって、過去に何度か太平洋岸に津波警報があったけど、たいてい数十センチで終わっているし、本当の大津波なんて教科書でしか知らなかったので、大震災の時の三陸地方の映像をテレビで見て、「ああ、こういうことだったんだ」と呆然となったもんなあ。(正直に言うと、少し嬉しかった・・・・)

 そして、夕方やっと宮古に到着。
 ここも有名地区である。ガイドさんが「ここが宮古市役所です。みなさんもテレビや動画で、ここの屋上から撮影された映像観られたと思います」と言うので、「あー、この川沿いの防潮堤、観たことある!」と盛り上がった。

 市役所周辺は、たしかにポツポツと空き地っがあり、そこが全壊した家屋跡なのはわかるが、けっこう立て直したり修復したりして民家が建っていることに驚く。
 さらに鉄筋の建物は、少し手直しすれば大丈夫だったらしく、動画にも映っている岩手銀行の支店はしばらくは開店せず「お客様の大事な資産をお預かりしているのに、ここで営業できるわけがない」と移転を検討していたようだが、やはり中心部に銀行が無いと不便なので、同じ場所で営業再開したらしい。

 帰宅してから、宮古市役所からの動画を久々に観てみたが、撮影者だか、その周囲の人達が「なんなのこれは?」とか「ああ、もう何もかも終わりだ・・・」と、この世の地獄を目撃した感想を素のままにつぶやいていたけど、すごいよ、たった2年で、こんな様子なんだ。

 この日は浄土ヶ浜のホテルに泊まったが、浜には降りなかったので、名勝を鑑賞できず。
 翌朝も雨だったので、やはり浜には降りなかった。

 でも、浄土ヶ浜のホテル、とてもご飯が美味しくて、夕食の魚介類はまあ、期待値が高いので、まあまあだったのだが、地元の食材に拘ってるらしく、野菜とか漬物などが超美味しくて、特に素材重視の朝食が絶品でした。牛乳も「田野畑牛乳」って書いてあったので「お、地元のだ」と試しに飲んでみたら、えらい美味しくて、コップ一杯ごくごく飲んじゃった。

 翌日は、宮古駅から山田線で盛岡駅。2時間もかかった。

 要するに今回の旅程は、盛岡より北の、もうすぐ青森ってあたりの二戸でから、東に進んで海に出て、そこから海岸線を下って宮古。宮古からまた西に内陸部の盛岡に戻るという、岩手をぐるりと一周するコースでした。

 山田線は、9時半の電車を逃すと、次は午後というローカル線だったが、車両も良い感じに古びていた。キハ110系の車両だったが、事前にネットで「トイレはついてるんだよな?」って調べたら、「山田線って電車内にトレイありますか?」って質問サイトにあがっており、その回答が面白くて「ローカル線で、トレイついてないのは、ほくほく線と◯◯線だけです」とか「山田線には電車は走ってません」とかだった。

 あー、そっか、電車じゃないんだ。つーことは、ディーゼルか?ってその時軽く思ったんだけど、実際に走りだしたら「わー、電車と全然音が違う!」とわかった。

 タモリ倶楽部の電車のエンジン音鑑賞企画みたいだが、なんか、ギアを切り替えるみたいな時(私はエンジンの仕組にかなり疎いけど)の音が、飛行機のエンジン音みたいでしたもん。

 約2時間、景色もじっくり堪能できました。
 昨日のバスでも、山道を走る時には「わー、岩手って、ほんとに岩で出来てるんだな」と感激しましたが、ところどこどむき出しになった岩盤には、くっきり地層が刻まれていて、「一生分の地層観た」と大満足。

 あと1万年くらい後にまた訪れてみたいな。
 新たな松島とか浄土ヶ浜みたいな「海に岩島が散らばっている」という絶景が出来ているかもしれない。ん?1万年じゃ足りない?

 なので、意外と地すべりしてないんですよね。
 地盤は岩なので、表面の薄い土壌だけがたまに落ちるようだが、大規模には崩落し難いようだ。
 でも、バスで通った道にすごく怖いところがあって、ネットで保護されてはいたけど、その地域は岩山に薄い土壌が形成されて森になっているけど、谷になっているところは急斜面なので、薄い土壌がかろうじて木の根などでステンレスたわしみたく粗いフエルトのように岩の上に乗っかっているのだが、それがそのまま谷というか自動車道路の側面をゆっくりと滑り降りているようだった。

 あんなん、大雨降ったら、盛大にズリ落ちてきそうだ。

 で、岩手は盛岡も内陸部だし、世界遺産の平泉も内陸部なのだが、それはやはり地理の教科書でわかってはいたが、実際に海岸付近から内陸部へ移動してみると、その途中は岩盤が隆起した岩山が続いていて、内陸部の平野と沿岸部の移動は困難だっただろってことがよーくわかりました。

 昔は相当な僻地だったはずの三陸沿岸ですが、それでも人が住んでいたのは、それだけいい漁場だったってことですよね。

 関東はさ、海沿いが平野で、海から離れると山って感じなので、岩手の「内陸部が平地の農業地帯で、海沿いが山だけど漁業地帯」っていう地理は、まさに異文化でした。

 バスで通っていたら、久慈から宮古までの道路の山道の部分では、畑も散見できましたが、ときどき謎の野原が現れて「せっかく開墾しているのに、何も作付けしてない?」と思ったのですが、たぶん、牧草育ててるのだと思いました。牛舎は一箇所しか目撃しなかったけど。

 昼前に盛岡着。
 みんなは駅前の有名店で冷麺食べると張り切っていたが、私は朝食食べ過ぎだったし、その後ずっと電車に乗ってるだけだったので全然お腹空かなかったので、事前に計画していた通りに駅から1キロくらい離れた県庁付近の観光スポット巡りをすることにした。

 後でわかったのだが、完全に単独行動していたのは私だけだったらしい。

 まず、駅に近い「啄木新婚の家」を見学。
 建築的にはどうってことない家だったけど、当時の庶民の民家がなんでここまで保存されたのだろうか?啄木が住んでいたのは、短い期間だったらしいのに。

 そんで、県庁まで言って、「ぷち東京駅」らしい東京駅と設計者が同じの盛岡銀行の旧本店跡でも観ようと思っていたのだが、県庁の手前の建物で足を止めた。

 岩手県公会堂というらしいが、「これ、日比谷公会堂にクリソツじゃん?」って思ったのだ。
 後で、ネットで見比べて見たら、そんなにクリソツでもなかったのだが「日比谷公会堂を手本に、公会堂とはこうあるべきっていうことなんだろうか?」と実物を観た瞬間に思ったのだが、「もしかして、設計者が同じ?」と思ったら、やっぱそうでした。(ちなみに大隈講堂と同じ人)

 それはいいのだが、観光ガイド情報には「盛岡銀行旧本店」が東京駅と設計者が同じで東京駅に似ていることはどのサイトにも載っていたが、岩手県公会堂が日比谷公会堂と設計者が同じで、しかも岩手県公会堂の方が先に設計されてることなんで、どこにも書いてなかったぞ?

 まあ、日比谷公会堂なんて、東京の人と左翼かぶれの人しか知らないのかもしれないけど・・・・しかも盛岡銀行旧本店は廃墟みたいだったのに、岩手県公会堂なんて見学自由で休憩スペースもあったのに・・・・・2回もそこのトイレ借りたよ。お礼に自動販売機で飲み物買ったけど。

 で、岩手県公会堂の後、川向うにある紺屋町というところに移行としたら、まだ1時前だったので、時間稼ぎで、先に盛岡銀行観てから、紺屋町に向かったが、番屋跡くらいしか目ぼしい史跡がなくて、1時ちょっと過ぎに「肉の米内」という冷麺の人気店に到着。

 平日だから、ピーク時避ければ大丈夫だろうと思いきや、小学生の修学旅行のグループ行動が押し寄せていて・・・・
 そう・・・・私も「県庁周辺の観光スポット巡り」の途中にこの店で昼食とろうと思ったで、同じコースになりますわよね。

 すぐに席空きそうにもなかったので、紺屋町をまたぐるりと一周して戻ったら、やっと席に案内されたが、店内はほぼ小学生ばかりで、その中でぽつねんと一人冷麺をすするという貴重な体験しました。

 冷麺食べ終わって、城址跡の公園を散策していたら2時を回ったので、そろそろ駅に戻ることにした。盛岡から花巻まで各自電車に乗って、花巻駅からのホテルの送迎バスに乗って、各自チェックインという行程だったのである。
6月20日(木)

 火曜日からの出張というか「社員研修という名目の社員旅行」から帰還しました。

 久々の団体旅行(10数名だったが)に「面倒くさー」と思っていましたが、少人数だったこともあり、思ったよりもストレス溜まらなかった。

 つーか、行ったのが岩手県だったので、個人旅行のほうがもっと不自由そうな土地だったので「ツアーだから、あちこち行けたし」ということも大きかったかも。

 三陸鉄道とか山田線とか、こういう機会でもなければ一生乗ることのなかった路線にも乗れたので、「乗り鉄」は満喫しました。

 そして、岩手って、ほんと岩でできてるんですね。
 むき出しになった岩盤がいっぱい観られて、「わー、地層だあ」って大喜びでした。

 そして、山地にはほとんど杉が植わってなかったので、それも私にとっては珍しい風景だった。

 津波被害にあった地域も見学したけど、瓦礫がほとんど撤去されて、家が流された跡地は草原になっていたので、津波のこと知らなれば、私が育った「開発途中の新興住宅地」みたいでした。

 でも、やっぱし現地に行くとスケール感が実感できるので、宮古市街もバスで流したのですが「あー、この宮古市役所のそばの川の防潮堤って・・・・」と、「これを超えたのかあ」って、さっきユーチューブでお浚いしてみたのですが、あの映像観ると「あれ?昨日観たとこ、そんなだったんだ?」って逆に戸惑います。

 宮古市役所のすぐそばにあった岩手銀行の支店なんて、すっかり津波にやられたようだったのに、今はもうフツーに営業してましたもん。

 あと、あのあたりは、NHKの朝ドラの「あまちゃん」に浮かれまくってました。

 盛岡市街も散策したけど「やっぱ仙台って東北では特殊な街なんだな」って思った。
 盛岡市街の圧倒的な人通りの少なさに圧倒されました。

 一番栄えてるはずの盛岡があーなんだから、他は推して知るべしなんですが、3日間、そんな感じだったので、東京駅に着いたら「この雑踏どう横切ろう」って立ち尽くしてしまいました。

 海外旅行に出かけると、一番カルチャーショックを受けるのが、「東京に戻ってきた時」なんですが、岩手から東京への移動も、そんな感じだった。

 そういや、その昔、インドのバラナシの市街に降り立ったとき「なにこの、渋谷のやーなところを凝縮して、さらにボロくした感じ?」って思ったっけな。
 バラナシに行くと人生変わるって噂だったのだが、「こんな、渋谷のやーなところを凝縮して、さらにボロくした感じで人生変わるんか?」ってマジ思ったけど、県庁所在地が政令指定都市にもなってない地方から出てきた人は、別にわざわざバラナシに行かなくても、渋谷のスクランブル交差点を眺めただけで人生変わるんだろうな。

 あと、私は熱心に土産物を買い漁る、おばちゃん的女子社員達のノリに全然ついていけなかったのだが、ただ単に、「そういうのから適度に距離を置く、アラフィフおじさん社員」とほぼ同じ行動パターンのようだった。

 帰りの新幹線で、おばちゃん的女子社員達が、「これも美味しそうだから買っちゃった?ちょっと食べてみない?」なんて、次々といろんな食料が回ってくる中で、私は売店で買った缶ビールをチビチビ飲んでいたのだが、ふと気がつくと、50代前半のアラフィフ独身男性も私と同じビールを飲んでました。(地ビール)

 私も彼も「その時に自分に必要な分だけ買う」という意識のようで、別にケチなわけじゃないけど「これ、美味しいから皆にも食べてもらおう」という気持ちが全くないわけです。

 それにしても、前に社員旅行に参加した時も「へー」って思ったけど、みんな、ほんと、びっくりするくらいお土産買うのね。
 今回は、「せっかくだから南部鉄器」と、鉄瓶買っちゃった人や、大物は無理だと諦め、替りに風鈴買っちゃった人もいたので、「観光業ってすごいお金が動くんだなあ」って再確認しました。

 私はせいぜい、自動販売機で飲み物買う時に「せっかくだから地元の飲料にしよう」って思うだけで、会社の同僚向けのおみやげ以外には、ほとんど小銭しか使ってないと思う。申し訳ないので、世界遺産の中尊寺本堂では、お賽銭100円投げておきましたが、中尊寺は時期的に東北地方の小学生が修学旅行で大集合していて(関東だと日光なんだろう)、土産物屋も団体向けレストランもウハウハな感じだったので、もっと違うところで散財したかったな。


6月16日(日)

 昨日日記さんに書いたので、今日こそ大家さんに「テレビ全滅なんですけど」と告げることができた。

 どうやら大家さんのテレビは問題ないらしいので、何が原因なんだろう?
 そして、やっぱし「もっと早くに言ってくだいよー」と苦笑された。

 そんで、しばらくしたら大家さんがケータイでスカイツリー電波障害コールセンターに電話中のまま部屋を訪ねてきて「すいませんが、直接、状況を説明してください」とケータイ渡されたので、「5月末までは大丈夫だったのですが(ほんとは、一部ダメだったのだが話がややこしくなるので割愛)、6月1日から観られなくなりました」と説明したのだが、コールセンターもマニュアル通りなので「デジタル放送ですよね?アナログではありませんか?」とか確認してくるので、だから・・・・5月までは少なくともNHKとテレ朝は観られてたんだから、地デジに決まってるだろう・・・・

 さらに私のテレビや配線の問題ではないことを告げるために、「放送大学だけは映ります」と説明したのだが、「では、映らないチャンネルはどのチャンネルですか?」って、ええと・・・・「全部です」と言うと「NHKもEテレも日テレも・・・」とまくしたてるので、「ですから放送大学以外は全部映りません!」って、あー、面倒くさい・・・・

 その後、大家さんと電話とっかえひっかえして、どうやら来週末に業者が来るようだったので、「うわー、それまでに掃除しなきゃ」と、今週は出張に出かけるので、今日のうちにやるだけやっておこうと掃除していたら、大家さんから電話があり「うちのアンテナ工事していた業者が今日来れるかもしれないので、よろしいですか?」と言うので、あたふたと、ベッドカバーを部屋の一部にかけて隠したりした。

 しばらくして、業者のおじいちゃん登場。
 私の部屋のテレビ端子が古いことが原因かもしれないので、新しいのに交換したのだが、やっぱしダメだった。

 そして、どうやら、4月頃、大家さんの依頼でアンテナいじっていたようで、このアパートはスカイツリーからの受信状況がギリギリなので、ブースターだかなんだかで調整して、ギリギリ映るようになっているらしい。

 たぶん、そのタイミングで、フジテレビやTBSがダメになっていたのかもしれないなあ。

 ただ、今のところ他の入居者は何も言ってきてないらしく、どうやら、私の部屋への配線は、隣の部屋の次になっていて、そのまた隣に繋がっているので、私がダメだったら、両隣も普通ダメなはずらしいのが謎である。

 どちらも、アンテナ接続でテレビ観てない可能性もあるけど。

 というわけで、大家さんはワーワー大騒ぎするし、業者のおじいちゃんも「ど、どうしよう」としばしテンパった後、くどくど状況を説明してくれて、「すぐに直らなくて申し訳ない」と謝ってくれたけど、だ・か・ら、私はテレビなくても平気だから、ここまでのんびり引っ張っちゃたし、そんなドタバタと対処してくれなくてもいいのに。

 あー、ほんとに面倒くさー
 東京タワーからの電波では、ほとんど電波障害なんてなかったのに・・・・
 いや、アナログの時にはたまに調子悪い時もあったが、地デジになったら安定していたので「おお、地デジやっぱすごいね」って思っていたのに・・・・

 でも、業者のおじいちゃんの言い訳を聞いていたら、スカイツリー難民になってるご家庭やっぱし多いみたいね。

 いっそのこと、ケーブルにしてくれんかねえ?
 つーか、大家さんが家賃下げてくれたら、その分、自分でフレッツ光とかにしちゃうんだけど。

 とにかく、ほんとに面倒くさい。
 そして、今週は火曜日から木曜日まで出張というか研修旅行に行くので、それも超面倒くさい。
 だって、団体旅行が苦手なのに、思いっきり修学旅行みたいな移動ばかりの日程なんだもん。
 出勤扱いの「研修」であるからして、仕事だから我慢するけど、ここ数年、フジロックと野球観戦以外の旅行なんてしたことないので、ツアー旅行への耐性がさらに低くなってると思われるので、試練である。

 さーて、ニコニコで楽天戦でも見なおそうっかな。リアルタイムでは、日ハムの武田勝を主に観ていたので・・・・
 阪神の藤浪君をネット動画で観る機会も少ないので、じっくり鑑賞しようかと。


6月15日(土)

●マスオさんの会心の天然ボケ

 TK部長が自宅近所のコンビニで、長男の同級生のお父さんにばったり会ったらしい。

 そのお父さんは某お役所勤めで、つい最近、うちの会社の地域にある支部に異動になったらしい。
 例えるなら、そのお父さんは消防署員で、今度うちの会社の地域に配属され、しかも防災担当だから「地域の防災集会とか、消防設備点検なんかでお会いするかもしれませんねえ」って感じ。

 「へー、そうなんですか」って聞いていたのだが、部長がぼそぼそと「でも・・・・あのうちの子、何やってるのかわからないんだよな?」と呟くので、「なんでですか?」って膝を寄せたら、その同級生とは、長男が小学校の時の同級生で、部長のご長男は私立中学校に進学しちゃったから、中学高校は別の学校だったらしい。

 まあ、そういう事情だと、部長のご長男は現在、浪人生だってことも向こうは知らないかもしれないし、久々に出会ったお父さん同士としては、どちらも互いの息子の近況を積極的に伝えたい状況ではないので、相手のことも気軽に聞けないのかもしれないですねえ、みたいなことを私が言うと、部長が「・・・・いや、そういんじゃなくて・・・・・」

 ん?だったら、引きこもってるとか、グレてるとか、そういう話?と思ったが、部長は自分が「グレた同級生が周囲に大勢いた」環境で育っていたので、グレちゃった話はベラベラ喋るので、そういうことでもないらしい。

 って、こっちだって部長の息子の小学校時代の同級生のことなんてどーでもいーから、話したくないのなら別に?と、それ以上突っ込む気もなかったのだが、そしたら、部長は「その家のお母さんもちょっと変わった人で」と話が続いた。

 「なんか、そのお母さん、ああいうの、何て言うんだっけ?旅芸人みたいのに夢中でさ」

 と部長が言うので、私は言いたいことがわかったのだが、マスオさんが・・・・・

 「旅芸人?って・・・・・猿岩石みたいなやつですか?」

 と真顔で言うので、そっちのほうが、一瞬、なんのことかわからなかったし、他の人もそうだったらしく、一瞬シーンとなったが、やっと意味がわかってきて、「キャハハハハハ」小爆笑くらいになった。

 いや、確かに猿岩石みたいなのを「旅芸人」と呼んでいた時代もあったような気もするが、それは本来の用法でもないし、死語ではないけど、「その用法が死んでいる」という状態だろう。

 私は「マスオさん、それは上手い!」と笑った後、「いや、だから部長が言いたいのは、梅沢富美男みたいな奴でしょ?」と言うと、部長も「そう、それ」って言うので、私が「梅沢富美男は古すぎるけど、今だと誰だったっけ?この間も結婚だか離婚だかで芸能ニュース騒がせてたの・・・・」と言うと、すかさすエビワカちゃんが「早乙女太一!」と教えてくれた。

 部長も「あー、そういう感じ」と納得していた。
 そのお母さんは、旅芸人というか、大衆芸能に夢中になっていて、「自分の息子も入れたい!」と熱心だったらしいので、その息子はどうやら高校も通ってないらしかったので、もしかしたら本当に一座の一員になってるのかもしれないけど、どうなのかはわからない。という話だったようだ。

 そして、「旅芸人って猿岩石とか?」って真顔で言ったマスオさんは、私やエビワカちゃんが爆笑しても、部長が「えーっと、そういうんじゃなくて」と考えこんでいても、無表情だったので、わざとウケを狙ったわけでもないようだったから、きっと天然だったのだろうし、自分の発言が「いや、そういうんじゃなくてwww」って言われても、そもそもその話題にあまり関心がなかったので、まあ、なんかウケたみたいだし、どーでもよかったのだろう。

 そういや、出入り業者が差し入れしてくれたお菓子が、ベビースターみたいな小袋に小分けされた粒上あられだった。
 マスオさんは、それを飲み物のように口に流しこむので、私が「うわ、すごい豪快な食べ方www」とからかうと、「なんかオカシイですか?」と真顔で言われたので、「いや、オカシクはないけど・・・・」と口ごもったけど、行儀の悪い食べ方なのは確かなので、「その食べ方ってなんだか漫画みたい」と言ってみたら、ムっとした顔をされて「だって、手で食べると、手が汚れるじゃないですか」って言われた。

 そりゃそうだし、そもそも、同僚の30代半ばの男性の食べ方が多少「そりゃないよ」でも、特に不快ということもでなく、ただ、そこでエビワカちゃんが助け舟を出してくれたが「女性がやると叱られますよね」っていうあたりが一般的な意見だろう。

 マスオさんは食事マナーが悪いということは全く無いので、あの「スナックを袋から口に流しこみ」っていうのは、本人としては本当に「合理的な理由で」そうしているらしいので、私にイジられてムっとしているらしかった。

 マスオさんの難しいところは、「自分では合理的な理由があってやってること」を他人に「それ、おかしくね?」って指摘されても、絶対にそれを認めないところなのだが、あられ煎餅の食べ方なんて私にとってもどーでもいーし。

 ただ、「付き合ってる彼女の前でそれやると、人によってはすげーびっくりされるよ?」ってことが言いたいだけだったが、そんなん余計なお世話だし、そもそも46歳で独身の私に言われても全く説得力無いだろう。向こうの方が、3倍くらい「ミヤノさんは、だから結婚できないんだ」って証拠を握ってるかもしれないし(笑)

 でも「ベビースターもこうやって食べるじゃないですか」って開き直られたが、ベビースターも最後の粉っぽくなったあたりでは、そうやるかもしれないけど、最初からその食べ方はしないんだけどな。

 そして、マスオさんの不思議ちゃんぶりを愚痴ってる場合ではなくて、私も6月も半ばを迎え、コミュニケーションで悩んでいることがある。

 「スカイツリーに完全移行したら、テレビが全滅」

 の、ことで・・・・・
 なんで「放送大学」だけ映るんじゃ?って疑問だったのだが、放送大学は引き続き東京タワーから配信されてるんですね。

 テレビ、無ければ無いで、あんまり困らないし、おかげでAKB総選挙の話題とか、復興担当の役人がツイッターでどうのこうのとか、プロ野球の統一球がどうのこうのとか、テレビ観てないと、どれも、遠い国の出来事のようにどうでもいいので(へー、トルコがデモでどーのこーの程度に)「やっぱ、テレビなくてもいいや」って思うのですが、でも、私がこの部屋を引っ越してから、次の住人が「テレビが!」ってことになったら、工事代が有料になっちゃったりするのかしら?

 そうなると、私がきちんと大家さんに「スカイツリーに移行したらテレビが観られません」と申告しないことで、大家さんに迷惑かけることになるのか?

 だったら、ちゃんと申告しておいたほうがいいのかもしれないけど、なにせコミュ障なので、「そういうの言うの超めんどう」と・・・・・
 今日は出勤していたのだが、帰宅すると大家さんところのドアが鍵かかってないのがわかった。つーか、多分あれはわざと「開いてるよ」をアピールするために、鍵部分を出したまま閉じているので、ドアが完全に閉まってないのだ。

 お子さんが多いので、土曜日の夕方から夜にかけては、次々と帰宅してくるので、ああいう状態なんだろう。

 この時間帯で、ドアがこの状態だったら、絶対に大家さんご夫妻のどちらかは在宅してるだろうから「あのー、テレビが」って言うタイミングとしては絶好だったのだが、自分の部屋に入り、蒸し暑さで汗がドーーーーーっと吹き出したら、なんかどうでもよくなり、大家さんちを訪ねられなくなってしまった。

 ほんと、この引っ込み思案な性格には、小学校の頃に散々苦労して、中学高校でけっこう矯正したのだが、アラフィフの今でも引きずってるなあ。まさに、スズメ百まで。

6月13日(木)

 昨日の夜、「オールクリア2」読了しました。

 BGMに流していた楽天×広島が、楽天が途中で逆転したけど、終盤で青山が追いつかれて、結局、延長で小山が被弾して負けたんだが、適度な緊張感と悲壮感が漂う、いいBGMになりました。

 先に読み終わっていた皆さんの感想通り、やっぱり泣けました。

 ただ、私が予想していた「犯人探し」というか、「犬は勘定に入れません」みたいに、「時空連続体が何を修復しようとして、そのために誰をどう利用したか」っていう結末ではなく、途中でクリスティーの「オリエント急行殺人事件」のことが言及され「犯人は全員だった」ということが強調されていたので「もしかして、そういう展開になるのか?」って思っていた方が「やや正解」でした。

 「戦争を乗り越えられたのは、数人の英雄が活躍したからではなく、大勢の一般市民一人ひとりが・・・・」っていうのが全体的なテーマだった。

 元々、歴史的重要事件の中での「英雄」を研究しようとしていたマイクルが、「英雄っていうのは、こういうことなんだ」ということを痛感し、そして自らも・・・・

 そして、「ブラックアウト」から名脇役として活躍していたクソガキのボドビン姉弟は、「オールクリア1」でも大活躍したけど、「オールクリア2」では「実は、この姉弟が主役の話だったのか?」ってことになった。

 そして、私は「オールクリア1」を読む前に、ざっくりと「ブラックアウト」を読みなおしたのだが、そのボドビン姉弟のエピソードである「領主館でメイドをやってるアイリーンの物語」は飛ばしていた。
 どっちかといと、「上流階級のお嬢さん達が、従軍して救急車部隊として活躍しているメアリの物語」の方が、最初に読んだ時には面白かったし、後半になってそっちの話の方が時系列的に重要だと思ったから。

 ところが最後まで読んだら、アイリーンとボドビン姉弟の物語がドーンと浮き上がってきたので、また、「ブラックアウト」を読み直しているところです。

 この小説、主人公も複数いるし、ボドビン姉弟みたいな目立つ脇役も複数いるので、小説を最初から最後まで読むと、それらが時系列的にもシャッフルされているので、ただ「わー、この先どーなるんだ?」と慌てて読んでしまいますが、後になって「誰か目線」で読みなおしてみたくなるようだ。

 ポリーの時系列。
 マイクルの時系列。
 アイリーンの時系列。

 そして、コリンの、サー・ゴドフリーの、ダンワージー先生の、教区牧師の、レディ・キャロラインの!

 「ブラックアウト」を再読して、アイリーンの物語を読みなおしたら、その後どうするのか知らないけど、また10年後くらいに読み直すかもしれない。
 「犬は勘定に入れません」も再読してみたら、すっかり結末を忘れていたので、初読の時と同じくらい楽しめたし。でも、初読の時には「主教の鳥株ってなんじゃ?」と思いながら読んでいたのだが、再読の時には主教の鳥株がどんなシロモノなのかわかっていたので、そこを気にすることなく、話に集中できました。

 これで、このタイムトラベル史学生シリーズも終了なんですかね?

 また、10年後くらいに書いてくれないかなあ?
 でも、コニー・ウィリスはうちの母と同い年なので、あんま期待できないか・・・・・


6月11日(火)

 やべー、「オールクリア2」半分まで読んじゃったよ。(野球無かったから)

 話がかなり動いてきたので(今まで誰なのかわからなかったエピソードがやっと繋がった)、「うわ、これ、このまま読んでたら、夜中になってしまう」と無理やり自分を本から引き離した。
 明日は仕事が忙しいので、寝不足で挑むの無理だから。

 さて、岩隈さんが勝利投手になり、ダルに並ぶ7勝目だし、防御率は2位をキープだ!
 しかし、防御率1位のバックホルツさんという投手は12試合登板で9勝ゼロ敗って、なんだそりゃ?って感じです。

 この間、メジャーがドラフトやってましたが、30チームが40人くらい指名するので、1200人くらい指名って、ほんと、日本とはまさに桁違いですよね。

 大勢獲得して、下部チームで育成というか競争させて、這い上がってきた選手がメジャー入りっていう仕組なんでしょうけど・・・・

 そういや、田中マー君の高校時代のチームメイトで、トレーナー目指していた子がアメリカに留学して野球部に入ったら、ドラフトで指名されちゃってマイナーで頑張ってるって話を友人M嬢から聞いたことがあるけど、あの子はどうなった?
 帰国して、日本の独立リーグに入ったんだっけ?

 おや、ウィキペディア(鷲谷修也)では「その後、上智大に編入し、来年、外資系投資銀行に就職予定」となっている。
 英検1級、TOEIC945点で、マイナーリーグ経験者って・・・・・マー君がメジャーに行く時に通訳としてスカウトしそうだな。

 でも、誰かが言っていたが(メジャー経験のある選手か、通訳経験のある人か忘れた)、前までは日本人を通訳に雇うのに問題無かったが、どっかで組合規定かなんかが変更されて、アメリカ国籍だかグリーンカード持ってないといけないことになったので、通訳が替わったとか。

 そういえば、去年、青木がサヨナラ打だかで活躍した時に、日本で言えばヒーローインタビューみたいなのをベンチで受けていて、インタビュアーはもちろん英語だったが、それを見た目は日本人だったが、たぶん日本語よりも英語の方が得意そうな日系人が青木に通訳している様子をユーチューブで眺めて「ほおお、日本でのアメリカ人選手のヒーローインタビューって、アメリカ人から観たら、こういう感じなんだ」と興味深かった。

 さてと、今日も野球無いし、なんだか暇だなあ、「オールクリア2」どこまで読もうか?と帰りの電車に乗っている時に考えていたのだが、ふと「自分が育った千葉の家のことを書きたいなあ」と思った。

 時々、千葉の家のことは書いているが、今から考えると、けっこうモダンな設計というか、おシャレな家だったのではないかと、思うようになってきたのである。
 もっとも、それは増築される前の平屋時代に限るので、私が小学校に上がる前に増築されているので、単なる「思い出は美しすぎて」なのかもしれないけど。

 そもそも「幼稚園の頃の自分の家」のことをじっくり見なおしてみたい、なーんて、「やーだ、死期が迫っているのかしら?」ってマジ不安になるわい。

 ただ、やっぱし、あの家を設計した人は、なんかこだわりがあったように思えるので、気が向いたら当時の図面を思い出して図にしてみたいような気がしてきた。
 その当時の近所には、あんな家なかったし、これまでも観たことがない。

 住宅自体は1LDKの、一時期若者にも流行った、福生あたりの元・米軍用住宅にありそうな感じだったけど、玄関やアプローチが妙に凝ってたんだよね。
 あの家を建売で買ったのか、それとも建物は別に建てたのか知らないんだけど・・・・ああ、そういうのも親が元気なうちに確認しておかなくちゃなあ。

 わりと、そういう大事なことをちゃんと聞いてないってこと多くてね。
 だいたい、父方の祖父が何やってた人なのか、未だにちゃんと聞いてないし(笑)
 たぶん、下町で自動車修理したんだろうけど。自宅兼工場みたいな感じで。

 そういや、母が20歳そこそこで嫁に来たら(両親は職場で恋愛結婚で、母は高卒だった)義父の工場(こうじょう、っていうか、こうば。つーか二階が住居で1階がガレージでっていう造りの家だったし、貸家だった)で働いていた若者は中卒だったのか、10代半ばの高校生くらいの子で、ウブな母が「ちょっとヤバい?」と心配するくらい、母にべったりで「おねーさん、おねーさん」と懐いていたらしい。

 両親が私が1歳になって千葉に新居を構えたら、その丁稚奉公みたいだった少年も何度か遊びに来ていたらしいが、私は記憶が鮮明ではない。父の従兄弟がやはりその当時20歳くらいで、そのお兄ちゃんのことは微かに記憶にあるのだが・・・(ユキちゃんって呼ばれていたので「女の子みたい」って思った微かな記憶が・・・・)

 父方の祖父は私が母のお腹に芽生えたころ、ガンで亡くなったので、その丁稚の少年も、別の工場で働いていたようだが、交通事故で九死に一生を得たが、障害が残ってしまったので、郷里に戻ってしまったのだとか。

 母を「おねーさん」と慕ってくれていたその人はきっと、赤ちゃんだった私のことも可愛がってくれたのだろうと想像できる。

 もし、その彼がご健在だったら・・・・・もう、60代後半か・・・・ぼへー


6月10日(月)

 土曜日出勤したから今日はお休み。

 お天気が曇りの絶好のお散歩日和だったので、張り切って新宿まで歩いてモンベルでお買い物した。

 来週、「研修」という名目の謎の社員旅行があるのと、来月はいよいよフジロックなので、靴下と、UVカットのブラウスを買った。
 前から、野球のデーゲーム観戦時には日焼け防止に必ず薄い長袖シャツを羽織っていたのだが、ずっと愛用していた二着がボロボロになってきたので、やっと新調できてよかったです。

 これで買い物の勢いがついたので、MUJIで部屋着上下も購入。旅館の浴衣だと、夕食食べる時に裾が乱れるのが気になってしまうし、フジロックでも朝食会場に行くのに、フジロック会場に行くのと同じ格好するのも面倒だから「館内なら大丈夫そうな部屋着」が欲しかったのです。

 実際に今着てみたら「下のゆったりパンツはいいけど、上下お揃いだと、ほぼ寝間着」でしたが、上を手持ちの外出着のゆったりしたのにすれば大丈夫でしょう。

 あとフジロック用には、とうとう小さい折りたたみ椅子も買いました。去年は全く必要性を感じなかったというか、逆に「フジロックは椅子が必需品になったのか?」っていうくらい、放置された折りたたみ椅子が邪魔だったのですが、どうやら私が参加しなかったここ数年は雨が多くて、椅子が必需品リストに上がっていたらしい。
 シャトルバスが足置き部分や通路を過剰に保護してあったり、夜、宿に戻ると、スタッフが「あちらの水道で泥を落としてください」とか言うので「泥って、今日は雨降ってないので、そんなに泥は・・・」って戸惑ったのだが、同行した友人が「ここ数年、雨で泥フェスになっていたらしい」と教えてくれたので納得した。

 そんなことはつゆ知らず、雨装備もいい加減だった去年ですが、今年は用心して挑もうと・・・・・なので、「部屋着パンツ」も「雨でジーンズがドロドロになってしまったら、この部屋着で代用できるだろう」という作戦です。

 あと、モンベルで靴下買ったのも、最近の靴下って足首部分がほとんど無いので、「ズボンの裾との隙間が日焼けしそう」ということもあるが、ダニ対策のこともあり(なんか、ダニで死んでる人もいるし・・・まあ、それはあんま心配してないけど、山のダニに刺されると腫れて高熱が出たりするらしいので)、モンベルだとちゃんと足首まである靴下がありますからね。

 そうそう、去年、やっと長年フジロックに連れていっていた「富士銀行に貰ったレジャーシート」が廃車(?)になった。
 ノベルティーだったので、ちゃんと「FUJI」ってロゴが書いてあったので、「フジロックにぴったりのレア物だ」とお気に入りだったのだが、さすがにもう老衰死でした。

 で、新しいの買おうと思ったのだが、レジャーシートなんて自分で買ったことが無かったので、どこで売っているのかわからず、西友の生活用品売り場を探したが、レジャー用品の棚にありましたが、季節柄、需要が高かったらしく(遠足や運動会)、在庫がほとんどなかったため、しょーがないからアマゾンで探した。

 せっかくだから「寝転がるのには、持ち運びには不便だけど、クッションがあったほうがいいかも」って分厚いの買ってしまいました。

 これで大体の装備は揃ったかな?
 あとは下着を買い足すくらいかなあ。他人と旅行に行くときに、あまりボロい下着だと恥ずかしいから。

 さて、今日のお散歩の休憩時間に「オールクリア2」を読み始めましたが、やっぱし出だしは焦らすなあ。
 なんか、「これでもう終わりなんだ」って思うと、あまりシャキシャキ読みたくないような・・・・

 で、ジワジワと話は動いていく。
 でも、なんかやっぱし動きが重い。マイクルが・・・・・・だったり、ダンワージー先生がいきなり現れたり、けっこう急展開なはずだが「いや、また、なんか前振りというか、伏線がさらに増えただけのような?」

 なにせ、アガサ・クリスティー好きらしいコニー・ウィリス先生であるからして、前作では「ええええ?犯人はそこだったの?」という、びっくり種明かしを展開したものだから、今作はめちゃくちゃ警戒しているのだが、全然先が見えない。

 そういや、中学高校時代、夢中になって読んだ、アガサ・クリスティーの小説だったが、ある時、突然飽きた。
 なぜなら、代表作を読み終わり、あまり有名じゃないのを数冊読んだあたりで、「なんでそうなのかはわからないが、この人が犯人だろう」と目星がついてしまうようになったのである。
 そんなことが2冊くらい続いたら、あまり楽しく読めなくなってしまい、やむなく卒業したのであった。

 そっか、もう30年くらい、クリスティーの推理小説なんて読んでないんだよなあ。

 もう一度読んでみると楽しめるものかしら?

 オリエンタル急行殺人事件とか、ABCとか、アクロイド殺しとか、代表作は有名過ぎて、「大どんでん返し」が楽しめないだろうけど、もしかして「刑事コロンボ」的な犯人わかってるからこそ楽しめたりするのだろうか?

 刑事コロンボって偉大なドラマだったよなあ。
 
6月9日(日)

 朝目が覚めて「そっか、今日は休みだから、もう少し寝てよう」と思ったのだが「そういや、何曜日だっけ?」と思った。
 元々、今週は土日で休む予定だったのだが、マスオさんが土曜日休みたいと言い出したので「私は予定無いし、AKBの客の様子を観察したいからいいよ」と替わってあげたのである。

 なので曜日感覚が狂ってしまった。さらに、テレビ無いから曜日感覚が修正できない。(土曜日と日曜日の午前中の番組は平日と全く違う編成なので、テレビつけると曜日がはっきりするので)

 10時頃まで惰眠貪ってから「そーよ、今日の神宮は3時開始のデーゲームなのよ」と午前中にクリーニング屋に行ったり、コンビニでやっと、コニー・ウィリスの「オールクリア2」を受け取ったり・・・・・
 今日は暑かったから、クリーニング屋から戻ってきたら汗だくでした。

 そういや、クリーニング屋では、30代後半くらいのオシャレな女性が大量に服を出していたので、けっこう待たされたのだが、その女性は着ている服もオシャレだったし、出してた服もオシャレだったので、ファッション関係の仕事をしているのかもしれないけど、「そういえば、前回、この服をお願いした時に、仕上がりが良かったので感動しちゃいました」と言っていた。

 クリーニング屋さんも「そんな、感動されちゃうなんて」と照れていたけど、たしかにその女性が「これ」と言っていた服は、ちょっと変わった素材だったので、チェーン店に出すとガチガチになってしまうのかもしれないと思ったが、その女性も「こういう素材のって、一年経つと、肌さわり悪くなってとても着れない状態になることが多いのに、前よりの着心地が良くなってたんで、びっくりしたんですよ」と語っていた。

 気を良くしたクリーニング屋さんが「そう言っていただけると嬉しいですねえ。そういや、この間も他のお客さんに『お宅がこの辺りでは一番仕上がりがいいから、いつもお願いしてるんです』って言われて、嬉しかったんですよ」と言うと、すかさずその女性が「私だって、近所の人に『この辺りで一番仕上げがいいクリーニング屋さんってどこですか?』って何人かに聞いたら、みんなここだって言うからここに来たんですよ!」

 隣で待っていた私も何か参加したほうがいいような気がして「すごい、ベタ褒めですねえ」って笑顔で相槌打ちましたが、私もこのクリーニング屋さんは仕上がりが不満だったことが無いし、スカートのフレアの仕上げ(プリーツきっちりつけるのか、ソフトでいいのか)とか、袖の折り返しの仕上げとか、細かく確認してくれるし、汗ジミも確認してやってくれるし、専門的なことはよくわからないが(ていうか、もう完全お任せなのだが)、普通はドライでやる服でも「これは水洗いしたほうがいいかな」とか、状態に合わせて洗ってくれてるらしいので、多少値段は高くても、なんだか服が長持ちしているような気がするので、他に浮気したことは無いのです。

 しかし、ああして、オシャレさんで社交的な人の会話術っていいですねえ。
 クリーニング屋さんだって、ああ言われたら、張り切って彼女が持ち込む難しいブランド服も職人技を駆使してさらに丁寧に仕上げることでしょう。

 私もあんな褒め上手さんになりたいものだ。

 さて、いつもなら2時間くらいかけて神宮球場まで歩くのだが、今日はさすがに暑かったので、渋谷まで電車で行って、渋谷で軽く昼ごはん食べてから、神宮球場まで歩いたのだが、思ったよりも早く着いてしまい、結局2時前に球場入り。

●ヤクルト×日ハム@神宮球場

 神宮球場のチケット発券って、去年まではアナログ方式というか「すでに発券されたチケットから売り子さんが選んで発売」だったのだが、今年からやっとオンライン化されて、チケット売り場も内外野で同じになった。

 しかし、売り場には「指定席券をお求めの方は座席指定はできません(混雑緩和のため)」という無粋な張り紙が・・・・・

 でも、前に並んでる人のやりとりを聞いていたら「前からお取りしてよろしいでしょうか?」なんて言っていたので、細かい座席指定はできなくても、だいたいのエリアは指定できるのかと思い、今日は内野席を買ったのだが「上段でお願いします」と言ったつもりだったのに、聞こえなかったのか、無視されたのか、渡されたチケット見たら「12段」って、かなり前の方なんですけど・・・・・・

 でも「どーせ、内野指定席の上段の方(S指定席の一番上の方は、A指定席で、私はそこが大好き)なんてガラガラだろう」と勝手に座席移動いたしました。

 やっぱし、ガラガラだったので、伸び伸びと試合を鑑賞できました。
 あの辺、ぼっち観戦者も多いので、気分的にもラクなのよ。

 さて、ここんとこ炎上することが多い武田勝だったが、今日は大丈夫かしら?と心配しながら試合を眺めていたのだが、初回から大変なことが起きた。

 ヤクルトの投手は、新加入のラルー。日本デビュー戦を2ボークで飾った投手であるが、ボークについては、日本の判定が厳しいので苦労する外人多いようだ。(日本人ではアメリカ帰りの多田野がよくやられていた)

 オールドスタイルのラルー投手は意外とまとまった感じの投手で、一番打者の陽は簡単に三振とっていた。
 二番の大引には、上手く当てられてヒットになったが、三番のアブレイユは三振。
 そして、四番の中田も内野フライに打ちとったので「けっこう、いいじゃん」と思ったのだが、中田が打ち上げた内野フライがけっこう高々と上がったので、その時私は、2塁からきっちりと(盗塁をきっちり決め、2塁にいた)ホームに向けてダッシュする走者の大引のことを観ていた。
 2アウトだから、フライが上がったら打者はダッシュするのがセオリーだけど、きっと大引がきっちりダッシュしていたので、目に止まったのだろう。
 で、大引はホームまであと数歩というところで、ちらりと打球の行方というか、捕球の行方を振り返った。
 ショートが落下点に立っているところだった。
 そして、飛球が落ちてくると、ショートがやや後ろに下がったと思ったら、落とした!!!!!!!!!!

 ええええええ?なプレーであった。
 2アウトでランナーいたから、あれで得点になってしまったので、大きいエラーである。

 ショートは若手の山田であったが、そんな難しい打球でもないだろう。まあ、デーゲームだったし薄曇りだったから高い打球が見難かったのかもしれないけど、風もほとんど無かったし。

 それで思い出した。
 ヤクルトが暗黒だった高田監督辞任直前の試合だったと思うが、やはりショートの藤本がほんとにどーってことない小フライをボテっと落球したのをライトスタンドから観たことがあった。
 球場全体が「えええええええ?」ってどよめいたっけ。
 ほんと、私でも取れそうな簡単なフライだったので、ほんとびっくりというか、「ヤクルト、どんだけ暗黒なんだ」と思ったっけ。

 まあ、マサルさんも不安定なので、援護点いくらあってもいいのだが・・・・・一回の裏のマサルさんは三凡で抑えましたが、最近のマサルさんの傾向としては中盤に炎上だからな。

 2回表のハムの攻撃。
 大谷君がキレイな二塁打で、今浪がタイムリーで1点追加。

 もしかして、大谷君がプレイしてるところを生で観るの初めてなんだっけ?
 生大谷君は、沖縄で観たけど・・・・・

 大谷くんはとにかくデカい。
 日ハムの外野は、レフトが中田で、センターが陽なので、中田が「デカい系」で陽が「スラりと足長系」なのですが、大谷くんは陽よりもずっと背が高いは顔小さいは足長いわで、去年までは糸井が「100メートル先からでも、糸井を見落とすことはない」くらいその見事な肢体で目立ってましたが、大谷くんも糸井に負けないくらい目立つわ。

 つーか、あのスタイルで、あのベビーフェイスだったら、野球選手じゃなくて、モデルとして訓練させて、パリコレとかに立たせたほうが「ジャパニーズ・ビューティー」として、スーパーモデルになれるのでは?(デザイナーさんはゲイが多いので、大谷君は絶対にゲイ受けすると思う)

 しっかし、今日も二塁打を二本打ったので、暗黒ヤクルト相手とはいえ、二刀流やりたい気持ちわかったわ。

 で、2回の裏にマサルさんが、バレンティンにスコーンと簡単に被弾したので「ほーら、やっぱし」と思ったし、これで1-2になったので、山田のエラーは帳消しになり、試合はほぼ振り出しに戻ったと思っていたのです。

 ところが、4回になって、そりゃラルーもヒット打たれてはいましたけど、サード荒木がエラーして、ショート山田もエラーして、結局5失点。
 今度はそんな凡エラーではなくて、必死に飛びついた打球をはじいちゃって、焦って送球したら、その送球がエラーになって、打者は生きるは、ランナーは進塁するわってことに・・・・

 で、山田は次の回では、セカンドに回ったのですが、えーと、大変悲しいことに、不振で二軍調整していた田中浩康が、やっと今日スタメンになったのですが、チャンスで凡打が続いたので、さっさと下げられたので、山田がショートからセカンドに移動したのです。

 そしたら、セカンドでも凡エラー・・・・・・

 なんか、かわいそうになってきた。
 でも、面白かったのは、その山田が打席に立って、セカンドフライを打ち上げたら、なぜか日ハムのセカンドの今浪がエラーしたことだった。暗黒が伝染したらしい。

 それよりも、ヤクルトの若い三遊間がガチガチのヨレヨレだったのに気を良くしたのか、日ハムの三遊間がいつもよりきっちり守備していたような気がしたが、まあ、大引とか小谷野は上手いからね。特に小谷野は「これこそ、プロの守備じゃああ、よく見とけ」とばかりに好守備してました。

 神宮の試合が大差ついちゃったので、ついつい、東京ドームでの試合経過が気になっちゃって。
 まさかの、内海から5得点でしたからね。
 しかも、マー君までタイムリー打っちゃうとか。
 そんで、9回で1−5だったので「勝った!!!」と喜んでいたのですが、まだ試合終了してなかったので、実は9回裏にラズナーが7凡したようで、3-5でけっこう危なかったんですね。

 そうそう、交流戦の醍醐味はやはり「普段打席に立たないパの投手の打席」ですが、マサルさんの第一打席は1アウト1・2塁という難しい場面で、送りバントしたのですが、スリーバント失敗でした。

 第二打席は面白かった。
 ノーアウト、ランナー2・3塁だったので、ゲッツーの心配もないから、もし、うっかりヒットになったら大儲けって場面だったので、マサルさんが真剣に打ってるのを初めて観た。
 結果、セカンドゴロだったが、打球に勢いもなかったので、3塁ランナーがホームインして、どうやら「プロ初打点」だったらしい。

 終わってみれば、日ハムの大勝でしたが、やっぱしマサルさんはバレンティンに二本もホームラン浴びたりしてたし、コントロールに不安があるんだと思うが、今日の勝ちで少しホッとしたと思うので、今後の修正に期待しよう。

 今日はほんとにねえ、ヤクルトの先発ラルーも自責的は3で、武田勝と同じだし、エラーが連発しなければ、もっと僅差の試合だったと思いました。

 それよりも、他球場の途中経過眺めて「楽天がせっかく巨人に勝ったんだから、阪神勝てよ」(ロッテ負けてよ)と願っていたら、なんと、またマートンでサヨナラ?

 よーし、これで阪神首位だし、楽天はロッテとのゲーム差を2に縮めました。

 うわー、残りの交流戦の日程がスカスカだなあ。
 例年だと雨天中止の試合が多いので、けっこう詰まるのだが、今年はほんとにカラッ梅雨なんですね。

 あ、丁度、18日から20日の予備日は、出張が入っているので、私にとってはよかったかも。
 ところで梅雨前線はどこに行ったのでしょう?天気図眺めてみたら、沖縄あたりで停滞してるんですね。

6月8日(土)

 出勤。

 新横浜がAKB総選挙のお客さんでごった返すのかと期待していたのだが、開場1時、開演3時という、ゆったりした時間設定だったので、午前中からダラダラとずっと人が通ってるだけで、あんま盛り上がりませんでした。

 ただ、11時頃にふと「AKBの客はラーメン食べるだろ」と思って、ラーメン博物館の前をチェックしたら、案の定、大行列が出来ていた(笑)
 「ラー博寄ってから、AKB」と思ったお客さんは多かったようで、2時くらいまでずっと行列してました。

 開始時間の3時になると、すっかり静かになっちゃって、遅番の皆さんは「9時頃終了だって。その前に帰らないと」と警戒してましたが、確かに客入りはバラけるのであの程度でしたが、日産スタジアムが満員になるとキャパ7万人くらいなので、その人数が一斉に外に出ると、大変なことになるんだよなあ。

 あと、「ふーん?」って思ったのは、先日、横浜アリーナで「ももくろ」がやっていた時には「おー、みんななんか、赤とか緑とか紫とかのユニフォームみたいのを着てるwww」と感心したのですが、AKBの客って、もはやそういう色物的な客少ないんですね。

 サッカーを応援しに来る人達が、ユニフォーム着てないような「フツー」の感じでした。つーか、そういう「わかりやすい服装」をしてないのに、大勢ゾロゾロと歩いているので、違和感感じたくらい。

 1時くらいの人通りがピークだった頃、他部署のO氏が「やっぱ人凄いねえ」と雑談に来て、「ところで総選挙って何やるの?」
 私が「3時から始まる第一部はコンサートで、総選挙はテレビ中継する7時くらいからやるみたいですよ?」と言うと、同僚M嬢が「え?入れ替えなの?」と言うので「それは無理っしょ」とか話していたのだが、M嬢もよくわかってないので、「7万人もいて、どうやって集計するの?」と言い出すので、「投票はどうやってるのか知らないけど、もう閉め切ってるはず」なんて言っていたら、私がふと、スポーツ紙サイトで出口調査(入り口だけど)やってることに気がついて、「出口調査ではやっぱり、サシコらしいよ」なんて言ったら、M嬢が「そーういや、事前にサシコが一位って言ってたけど、あれは何?」と言ったら、O氏が「サシコって?」

 M嬢が「ほら、えっと、福岡の方の、Hなんとかに行った子」と説明すると、O氏は「福岡って何?」

 しばらく、「私より少し年上でアイドルにはあまり興味がない」らしいO氏と、そこそこわかってるようなわかってないようなM嬢と(「今回は立候補制なんでしょ?でも立候補制って何?」)、スポーツ紙の見出し程度のことしかわかってない私とで、まるで、国会議員の選挙の話で「ところで、衆議院と参議院って何が違うの?」みたいな雑談を繰り広げていたので、私が思わず「全然わかってない同士で話しててもさ・・・wwww」と苦笑したら、それまで黙っていたTK部長がいきなり立ち上がり、今回の総選挙の仕組と、自分の推しメンについて熱く語りはじめたので、超笑った。

 O氏とTK部長はあまり年が変わらないのだが、O氏のほうが結婚が遅かったので、まだ娘さんも小学校低学年なので、アイドル事情には疎いけど、TK部長は高校生と中学生の息子がいるので、同世代の中では比較的アイドルに詳しくなってしまうのです。

 つーか、私でも「さしこの福岡左遷」は知っているのに、全然知らなかったO氏に逆に感動した。

 まあ、私も現在スカイツリー難民でテレビ観られないので、いずれそうなることでしょう。
 つーか、部長の推しメンを知ったM嬢が「まあ、あの子、女性ウケ悪いけど、男性には人気なんですかねえ?」なんて話していたが、私はAKBの子の「いい/悪い」というか、好き嫌いが全くわらかない、というか、ポケモンのキャラくらいわからないので、話に全くついていけなかった。

 どーせ、帰宅しても総選挙の中継観られないし・・・・・

 それはどーでもいーし、どっちかというと「テレビ観られないから、ワイドショーが総選挙の話題を取り上げててうんざりすることもないし」と清々しているのだが、テレビ欄を観ていたら「わーん、今日は巨人×楽天戦をNHKが中継してくれたんだ」とがっかり。

 でも、パ・リーグTVでは中継してくれているので、観ようと思ったが「わーん、負けてるじゃん」と逃避して、中日×ソフトバンク戦眺めていました。

 えっと、なんで、中日はセカンドに森野がいるんですか?

 それがフツーのことなのか異常なことなのもかも、普段、中日戦観る機会の少ない私にはわかりませんでしたが、ワタクシ的には、「横浜の試合をニコ生で観ちゃうもんね」って時に、中村ノリさんがセカンド守備していたら「ええええええ?」ってなると思うのですが、森野がセカンドっていうのは、それくらいのことなのか、それともフツーにありえることなのか、よくわからんかった。

 おっと、そんなこと書いていたら、中日がなんと9回裏に同点に!!!!

 うわー、もうけっこう中継ぎ投手注ぎ込んでいるのに、延長かよ!と思っていたら、岩瀬が残っていたwwww

 岩瀬がテレビ画面で観られるのも珍しいので、鑑賞モードに入ったら、なんと、1塁ベースカバーがマズくて(いや、一塁手クラークの送球が悪い)、岩瀬がどっか痛めた?

 あ、でも中日は中田と武藤が残っているらしいので大丈夫か。

 よかった、岩瀬が戻ってきた。

 つーか、中日の投手コーチである今中が違和感あるんだよな、ワタクシ的にはwww

 おー、岩瀬が無失点で抑えました。
 守道監督がなにやら井上コーチに呟いていますが、井上コーチの聴き方が、目をぱちくりぱちくり激しく瞬きしていて、視線もキョロキョロさせているので、「あー、守道のボヤキを真面目に聞く気ないな」と。

 井上はコミュニケーション能力が平均より高い人だと思うので、あの井上が、あの態度だっていうことで、守道監督の扱い難さがよーくわかります。

 さて、同点のまま11回。
 両チームとも、「控え選手がほどんどいない」状態なので、「このまま延長引き分けでいいや」状態。

 AKBの方は下馬評通りに、さしこが一位だったらしいです。

 それでいいのか?ってちょっと思うけど、私にはあまり影響ないので、どーでもいい。

 そして、中日×ソフトバンクの延長線にも飽きてきたので、もう寝ます。


6月7日(金)

 健康診断の結果が届いた。

 主だった判定は「肥満に注意」でした・・・・・そんなん、医療機関に診断される前に、自分でよーーーーーーーーーーーくわかってますって。

 あと、コレステロール値がやや高いけど、高校生の頃から高かったからなあ。献血で知ったのだが。

 今回は尿蛋白が+−が出たけど、これも時々出るしなあ、尿酸値と交互にC判定って感じ。

 そして、ずっと「なんだ、その小娘みたいな数字は!!」とカモちゃん(故人)が妻である西原理恵子のガンマGTPの数値観てそう言ったらしいですが、私のガンマGTPも「こんだけ大酒飲んでるのに?」3年前まで19だったのですが、去年、25になり、今年はとうとう32になり「なに、この、実に妙齢的な推移は」と感心しました。

 まあ、もう50年近く生きているのだから、内臓も相当くたびれて来ているのでしょう。

 それよりも「もしかしたら、一斉にガタが来るかもしれないなあ」と警戒しているのが歯です。

 20年以上、歯医者に行ったことがないので・・・・・

 たぶん、最後に虫歯治療をしたのが20歳くらいの時だったと思う。

 奥歯が痛んだのだが、子供の頃から看てもらっていた同級生の母親だった歯科医が、もうやめてしまっていたので、うちの母が近所の人に「どっか、安くていい歯医者ない?」とリサーチしたところ「腕はどうだか知らないけど、料金は安い」と教えてもらった歯科医に行ったのだが、奥歯の詰め物がなんかズレていたけど「ま、安いからいっか」と思っていた。

 その奥歯の詰め物はズレたまま25年もの間、ビクともしません。
 その歯以外にも、その歯科医がほぼ全部の奥歯を削って何かを詰めたのだが、25年間やはり健在です。

 まあ、住宅も25年過ぎてくると、あちこち傷んでくるので、そろそろリフォームか建て替えの時期なのかなあと覚悟してますけどね。

 あと、意外と大丈夫だったのが、親知らずで、20代後半に上の親知らずは、明後日の方向に生えたため、全然歯磨き出来なかったようで、あっと言う間に虫歯になり、そもそも「この親知らず邪魔」だったこともあり、会社の近所の「すぐ抜く歯医者」に行ってみたら、速攻で抜いてくれて「わー、すっきり!」だったのですが、下の両側の親知らずも、横に生えてるので、ウザいし、鏡にアーンして見れば、見事に虫喰っているのですが、特に痛くもならず、20年くらい仲良く共存しています。

 20代後半の頃、会社の上司がなぜか議員会館に入ってる歯科医が掛かり付けで、「田中角栄の歯も面倒観た歯科医なんだ」と自慢してましたが、その上司が歯科医に行く時に、「じゃあ、ミヤノも一緒に看てもらえ」と、「国会議員も認める名歯科医」らしき人に看ていただいたのですが、その先生によると、私の親知らずは噛み合わせに参加しているので、たしかに虫歯は進行しているけど、よほど痛まないかぎりは抜かないほうがいいでしょう、という見立てでした。

 名医に言われたことなので、そのまま放置してますが、あれから20年くらい経ったけど、未だに特に痛まないので、このまま行けるかしら?

 たぶん、下の親知らずを両方抜くと、相方を失った上の奥歯がガタガタになりそうなので、このまま、放置していたほうがいいのかもしれない。

 なので、「ヤル気満々の歯科医に変にいじられては困る」と、健康診断の無料オプションで歯科検診した時に、「歯石とったほうがいいですよ」と言われたのですが、「そんなんで、歯科医に行ったら、あれもこれもと大変なことになりそう」と無視してから、もう20年。

 歯磨きが上手なのか、そういう体質なのか、歯石が酷くても、今のところ歯槽膿漏の気配も無いが、もしかしたら、親知らずの虫歯のせいで口臭があるのかもしれないけど、まあ、アラフィフのオジサンたちの中には、たまに口臭のキツイ人もいるけど、たまに近寄って話すと「うわっ」って思うけど、だからって、そのオジサンのことが嫌いになるわけでもないので、もう、いいや。

 で、健康診断の結果も、「こんなに不摂生しているわりには、こんなもん?」でしたが、マスオさんなんて、去年の検診で「眼底に異常あり。要再検査」が出て、専門医で再検査したら「こういう状態だと、緑内障になるリスクは高いが、今はまだ治療するような段階ではないので、定期的な検診をお薦めする」と診断されたようなのだが、今年の健康診断でもまた「再検査」の診断になったのでガッカリしていたけど、いや、専門医に「定期的に様子見てね」って診断されてるのだから、そんなにがっかりしなくても。

 食生活の改善や適度な運動でなんとかなる症状でも無いわけだし、でも、マスオさんがあまりにもがっかりするので、エビワカちゃんが動揺しちゃって「薬で治らないの?」とか言い出すので、「いや、専門医が今は投薬治療する症状じゃないって言ってるんだから、健康診断で引っかかっても、まだビョーキではないんですよ。ビョーキになる可能性のある状態だから要注意ってだけで」と説明したのだが・・・・

 たぶん、よく健康診断で指摘される高脂血症なども、それ自体はビョーキでは無いんだけど、重大なビョーキになるリスクが高いから、投薬で数値下げる治療をしたりするけど、うちの部長みたいに、その薬飲んだらなんだか具合が悪くなり、さらに私が「副作用なんじゃないですか?」と指摘したら、そのまま医者に「副作用なんじゃないですか?」って言っちゃって、医者がムっとしていたから、もう高脂血症の治療やめた、という人もいるが、部長はそれでも90歳まで長生きしそうな感じするしなあ。


6月6日(木)

 会社で「あ、今日はオーメンの日だ」と呟いたら、数人は笑ってくれたが、20代後半のエビワカちゃんは当然のことながらキョトンとしてました。

 エビワカちゃんは早速ネットで検索して「頭に666っ書いてあるんですか?」なんて笑っていたけど、私が「うーん、今で言うところの『貞子』くらい流行ったオカルト映画でね」と説明したら、納得してくれました。

 ホラー映画って、定期的に流行りますよね。

 昔はよくテレビで放送していたので、「オーメン」をアラフォーの皆様もよくご存知なのはそういう影響かと思われます。

 私は怖い映画が苦手なので、オーメンも予告編しか観たことがないし「貞子関連」のも観たことがありません。だって、原作の「リング」読んだだけで、もう、「ぎゃああああああああ!」って感じだったので、とてもじゃないけど映像で観る気になれなかった。

 そんな私でも、同世代の一般常識として、首がグルグル回る悪魔憑きの「エクソシスト」や、「オーメン」とどっちが先だったか忘れたが、「決して一人では観ないでください」のキャッチコピーで一世を風靡した「サスペリア」とか、あと、その当時の横溝正史シリーズの映画も、子供心には同じジャンルだった。

 その後、私が中学生から大学生になる頃には、ジェイソンだのフレディだのチャックだのって流行ったよなあ。
 スプラッター映画とかさ。

 わーん、牧田がマートンに被弾して、サヨナラだーーーーー!

 「こうなったら、日ハムに巨人に勝ってもらわないと」とチャンネル(パ・リーグTVは巨人と阪神の試合放送するんです。今年の交流戦は)を移ったのだが、わー、こっちも大ピンチだあああああ!

 さて、試合は観られませんが、楽天は今日は今のところ1点差で勝っているようですが、また相川にホームラン打たれたらしい。
 嶋は相川に、ものすごーい大事な捕手の秘訣を相川に教えてもらった見返りに、打ちやすい球を何球か投げさせることを約束でもしたんだろうか?

 ほーら、やっぱし阿部にホームラン食らってるし(笑)

 しかし、さっき「えっと阪神勝ったので、巨人が負ければまた阪神が首位よね」と順位表を確認したのだが、セの順位表って、3位以下が凄いデッドヒートなんですね。

 つーか、パの最下位の日ハムも交流戦では巨人より勝ってるっていうのが、なんとも・・・・

 さて、昨日は野球観戦とお散歩でリフレッシュしたので、「さーて、仕事片付けるか」と気合十分で出勤したのですが、次から次へと、なんか面倒な仕事が舞い込んできた。

 私は「うえー、何から片付けようか」と思考停止しそうになっていたが、横にいるエビワカちゃんは逆に仕事の谷間になってしまい、超ヒマそう。
 うーん、なんか手伝ってもらいたいが・・・・・債権譲渡の書類とか、説明しているよりも自分で作った方が早いし、外為送金の書類もなあ・・・・・これちょっと特殊なので、私も「えーと、どうすりゃいいんだ?」って思ってるくらいなので、他人に頼めない。

 他の仕事も「私も初めてやるので、さーて、どうしよう?」って仕事だったりして、こういうのって一番困るというか、自分が「仕事抱えちゃって忙しがってる困ったちゃん」になったみたいだし。

 あら・・・・今日はヤクルト×楽天は、4−9で楽天が大勝して、昨日とほぼ対照的な展開だったようだ。昨日、試合の流れを変えてしまった青山が今日はきっちり3凡で抑え、昨日はきっちり抑えていた押本や江村が四球がらみでズルズルと失点していたようだ。

 えーと、西武もロッテも負けたけど、ソフトバンクが地道に上がってきてるなあ。パは2位から4位までが団子状態なので。

 お、9回裏、5点差で登場したラズナーは余裕の四凡できっちり抑えたようです。

 昨日はレフト外野席のポール際に座っていたので、楽天のブルペンを眺めていたのだが、中盤で点差ついちゃったので、ラズナーは投球練習することもありませんでしたが、ずっとブルペン付近で立って、試合展開を見守っていたので「ほー、投げたそうだなあ」と好感を持ったし、あと、通訳やブルペン捕手達と話をしながらも、ずっと打席に注目していたので「きっと、明日登板する準備として、ヤクルトの打撃陣のことを確認してるのかも」と思った。

 普段対戦しないセのチームだし、しかも今のヤクルトはほぼ「戸田スワローズ」状態だし、打者の雰囲気とか予習しておいて損は無い。特に神宮球場はブルペンがグラウンド内にあるんだから、生鑑賞できるのなら、じっくり鑑賞しておこう、という雰囲気をラズナーから感じたのだが、やっぱし今日はきちんと締めてくれたようです。まあ、川島、森岡、山田(はヒット打った)に比屋根でしたけどね(笑)

 もっとも、ラズナーは単に「ブルペンにあるベンチにずっと座ってるとお尻痛くなるから」ってだけかもしれませんけど。

 前に広池が(元・広島投手。現・西武二軍打撃投手というか副寮長というか育成担当スタッフ)「剥き出しのブルペンと、屋内ブルペンは、投手によって好みが分かれる」と書いていて、広池投手は「試合の流れを感じながら投球練習するので、出番になった時にすぐ雰囲気に馴染めるから」という理由で、剥き出しブルペンの方が好きだと書いていました。

 投手によっては「閉鎖空間で、じっくり集中できる」というブルペンのほうがやりやすい人もいるのでしょう。
 大魔神佐々木がどっちのタイプか知りませんが、前に動画で当時のブルペンの様子を撮影しした番組が上がっていたけど、ブルペン内で気持ちを作るのが難しい仕事のようだったから、ああいう「絶対的守護神」タイプの投手は、屋内ブルペンの方がやりやすいのかもね。

 そして、たぶん、ラズナーは「プロ野球本拠地では珍しい、ファールグラウンドに柵もなく剥き出しのブルペン」が珍しかったのかもしれないし(メジャーではああいうタイプの球場ってあるのかしら?ブルペンはほとんど剥き出しらしいけど)、「ほー、こんな位置で野球観るのも滅多にないし」って感じで、ずっとあそこで立ちながら昨日のボロ負けの試合を鑑賞していたのかねえ?

 ラズナーは、日本に来てもあまり目立った活躍してないので、どっちかというと「地味な外人選手」なんだろうけど、その大人な風貌と、真面目な態度で、楽天ファンにも地味に人気がある(笑)
 なんたって、もう4年目だしね。
 なかなか2年も在籍する外人選手は少ないから、4年ってだけで、なかなかのもんだし、楽天が今後も上位をキープするためには、ぜひ青山と激しい守護神争いしていただかないとね。


6月5日(水)

 日曜日はイベント仕事で出勤だったので、今日は休みをとって神宮球場へ。

 そうそう、先月ソフトバンク戦を観に行ったことは日記に書いてなかったと思うが「摂津を外野席からじっくり眺めようとしたのに、4回4失点で降板・・・・」という試合結果でしたが、試合前にやっとメーヤウに行くことができたのです。

 イムさんの通訳だった慎さんが始めた韓国料理屋に行った時に「そーいや、メーヤウもこの辺りじゃん」ってことを思い出したので、「次回のお散歩ターゲットにしよう」と計画していたのですが、なかなかタイミングが合わず、やっとソフトバンク戦の前に寄ることができました。

 とは言っても、私が過去にメーヤウに行ったことがあるのは、20代の頃一度だけで、当時あの辺りで働いてる友人が「美味しいタイカレー屋がある」って誘われたからでした。
 確かに美味しかったけど、それ以降、あまりあの付近に行く機会もなかったし、そもそも場所覚えてなかったし。

 神宮外苑には、私の場合、青山通りから行くので信濃町駅を利用することはないし、信濃町って慶応病院や創価学会に用でも無いとねえ?大学の頃は千葉に住んでいたので、国立競技場に行く時には信濃町から行っていたけど。

 というわけで、前回「たぶん、20年ぶりくらい」でメーヤウに入りましたが、どうやら店舗は移転していたようだが、昔がどんな店だったか全く記憶にないけど、今のメーヤウは「昭和の喫茶店」みたいでした。

 でも、土曜日の4時くらいに入ったのに、10人くらいお客さん入ってたので「さすが」と思いましたが、嬉しいことに、テーブル席に座っていた男性4人組がずっと「iPS細胞の臨床実験がどーのこーの」とずっと熱く語っていたので、「おー、やっぱ医療関係者多いね」」と感激いたしました。

 その時は「大辛」を食べたのですが、ご飯の量が控えめだったので、試合後にお腹が空いてしまい、日本蕎麦食べてしまったので、今日はご飯大盛りにしてみたのですが、全部食べるの大変でした。
 食べた後、神宮外苑に戻る途中、ちょっと吐きそうになったくらい(笑)
 でも、おかげで試合中も間食せず、試合後も空腹を感じなかったので、次回どうしましょう?

●ヤクルト×楽天@神宮球場

 今年は神宮でのオリックス戦は観に行くことができませんでしたが(マスオさんが出張中だったので、休むことも早めに帰ることも難しかったため)、そーいや、ここ数年、楽天戦は欠かしてないっけ?よく覚えてないんだけど(笑)

 今日の楽天の先発は戸村だったので、あまり期待してなかったのだが、ヤクルトの村中が立ち上がりに制球が定まらず、なんと初回に4点も入ってしまい「わー、こんなん滅多にないわ」と思っていたのですが、初回の猛攻のおかげで、戸村にまで打席が回ってきてしまい「ただでさえ、打席に立つのが珍しいのに、マウンドに立つ前に打席なんて、調子狂わないか?」って心配しましたが、そのせいかどうか知らんけど、戸村も初回に1失点で、「4-1かあ、こりゃ楽勝って感じじゃないなあ・・・戸村だし」と周囲の楽天ファンがボヤいてましたが、その悪いが見事に的中!

 その後、両投手とも5回まで無失点で「このまま、行くのかなあ?」と思っていたら、6回に戸村が、ミレッジとバレンティンにヒットを浴びて降板。
 青山が登場したので「手堅く行くな」と思っていたら・・・・・なんと相川にホームラン打たれて同点!!!!!
 その次に出てきたハウザーも2連打されて、1アウトもとれず火に油注いだまま降板。
 そして、そんな「炎上中」の中、土屋が出てきたが鎮火することはできず、ミレッジにグラスラ食らってしまった。

 パソコンで観ていたら、「そっ閉じ」していただろうけど、意外とこういうのって現地で観てると「あー、この攻撃いつ終わるのだろう」とは思うが、意外と冷静に観てるんですよね。
 やっとヤクルトの猛攻が終了してから、スコアボード眺めて「wwwwww8点も入ってる!」と失笑したけど。

 試合としては面白かったです。
 せめて、6回の中継ぎ陣大炎上がもう少し控えめで「4−6」くらいで抑えていてくれたら、後半もう少し見応えあったと思うのですが、5点差あると、相手投手も伸び伸び投げられますからねえ。

 でも、ホームランいっぱい観られたし。でも、あんなにホームラン打つなら先に教えてよね。だったら、内野席に座ったのに。レフト側外野席にいたから、軌道がじっくり鑑賞できたのは、最初のマギーのだけでした。

 あと、大差がついたおかげで、つい先日、育成選手から登録選手になったと同時に一軍登録された宮川投手が一軍デビューできました。
 7回、8回と投げて、どちらもヒットでランナー出していたけど、「点差あるから、ブンブン大振り」するミレッジとバレンティンはきっちり抑えていたので、なかなか想い出深いデビュー戦になったのではないでしょうか?
 ヤクルトの打者も差し込まれてる雰囲気だったので、球威はありそうだった。

 まあ、ヤクルトさんには仙台で2連勝させていただいたし、ロッテ相手に3勝1敗で勝ち越していただいてるので、いいんです。
 つーか、他球場の途中経過観たら、東京ドームでは日ハムが0−1で勝っていたので「最下位ヤクルトを勝たせて、巨人に負けをつければ、セ・リーグのゲーム差がちょっと縮まるじゃない」と本気で思っていたのですが、いつのまにか同点になって延長線に入り、なんと小笠原のサヨナラホームランで巨人が勝っていた。
 そして、阪神も西武にサヨナラ勝ちしていた。(負け投手、大石)
 そして、ちゃっかりロッテが広島に勝ってるし・・・・とほほ。

 ところで、ヤクルトは交流戦17試合で6勝10敗らしいのだが、その内の2勝を観戦してしまったらしい。

 どうしよう・・・・
 週末は日ハム戦なので、武田勝が登板することになれば、マサルさん観に行きたいけど、マサルさんは先週、横浜相手に大炎上したので、ヤクルトの勝ち運背負ってしまった私が行ってもいいのか、悩むところだ。

 しかし、自分の仕事の悩みと違って(別に悩んじゃいないけど)、贔屓チームや選手が勝とうが負けようが、自分には全く責任が無いので気楽なもんです。

 そーいや、昨日は野球の試合が無かったので、後でツイッター眺めてみたら、私がフォローする野球関係者もオフなのでサッカー観ていたから、ライムラインがサッカーの話題せ賑やかでした。アメリカにいるから蚊帳の外の上原まで、蚊帳の外なことをツイートしていたくらい。

 そして、野球ファンの期待にがっつり応えて、というか、もうこうなると「確信犯芸」としか言いようが無いけど、デイリーの一面はやってくれたようです。
 さすが、デイリースポーツ W杯出場も一面は藤浪! 「想定の範囲内」の声

 デイリースポーツがブレなければ、日本は安泰だなー、と、しみじみしちゃいました。

 明日から、また仕事がんばります。


6月4日(火)

 昨日の延長線は、中日が武藤っていう私の知らない投手を出してきて(楽天にも武藤っているなあ、どうしてんのかなあ?って思った)、その武藤が嶋にサヨナラ打食らってさようなら。でした。

 「おおおおお!勝った!」というよりも「疲れた・・・・・」でした。

 それよりも、横浜ですら、Kスタで1勝1敗だったのに、2敗する中日って・・・・ああでも、名古屋ドームでは2敗したような気がするから、おあいこですね。

 さて、今日も悪口書いてしまいますが、悪口っていうか・・・・まあ愚痴です。

 子会社の営業事務を一手に任されているK嬢は、ここしばらくお疲れ気味なのか、ちょっと不穏な雰囲気なのである。
 何ヶ月か前に部長が「Kのことで、話がある」と言ってきて、何の話かと思いきや、K嬢がそっちの社長にいろいろ要求を出しているようで、その件で、部長にも相談が来たので、「オレはこう対応するから、ミヤノさんも口裏っていうか、話合わせておいて」という話だった。

 あんときも日記に愚痴ったような気がするが、K嬢は「自分の仕事環境を何か変えたい」と画策したようだが、その根回しを社長にしても、その社長は裏表のない直球勝負の豪腕投手タイプなので、行間なんて絶対に読まないどころか、壮大に「右から左に豪速球で丸投げ」する人なので、「Kがもっと経理の仕事やりたいっていうので、ヨロシク!」ってだけである。

 そして、うちの部長は「相手の裏を読みすぎて、一周しちゃう」タイプだし、前にK嬢の上司だった経験もあるので、「そこにはKの陰謀が!」って感じに捉えたようで、K嬢の動向に非常に過敏になっていたようだ。

 私は、K嬢が数年前に鬱病で数ヶ月休業したことがあるため「大丈夫なんだろうか?」って心配になったし、それに「経理業務に専念したいから、雑用を整理したい」と本当に思ってるのなら、そういう根回しをなんで私にしてくれないの?と嘆いていた。

 まあ、部長が「あいつ、ちょっと難しいから」って言うのもよくわかる。
 以前「Kに経理もやらせろ」とそこの社長が言ってきたのは、K嬢の意思ではなく、社長が試算表のことについてK嬢に聞いても、K嬢がよくわからず、私にそのまま質問してきては「自分でやってる仕事じゃないから、よくわからなくて」と言うから、その社長は何で私じゃなくてK嬢に聞くんだろう?って思っていた。

 で、K嬢がとうとう「帳簿はミヤノさんがやってるから私にはよくわかりません」って言うことに耐えられず、渋々「私にも教えてくれ。出来る範囲でやってみたい」という話になり、ただでさえ忙しいのに、渋々やってるのかと思っていたのですよ、私は。

 でも、部長の解釈はちょっと違っていて「あいつは、あっちの仕事がもう嫌になってるから、こっちの総務に入りたいんだ」と言う。

 K嬢のこととは話が離れるけど、部長がいつも言うんだけど「うちの会社で、中堅の立場になった・・・・というか一線を退いた感じの女性社員の多くが、総務部に転属を希望している」っていうのを私はいつも「ご冗談をwww」と受け流しているのだが、部長は「本当なんだってば」と言うけど、まあ、そう思う人が皆無だとは思わないけど、単なる「隣の芝生は青い」ってヤツだろう。

 だが、どうやら外から観ると、ミヤノさんなんて、輝くばかりの専門職のお局様として君臨しているように思えるのだろう。

 私がどんだけ雑用やってるか、知らないだろうね。

 つーか、私にとっては勲章というか、私がいかに雑用を雑用だと思っていなくて、優雅にこなしていることへの評価だと思っていますけど。
 そして、実際には社内に何人いるのか知らないけど「総務部いいなあ」って思ってる人がいるってことも、私が不機嫌な部長をイジったり、不機嫌なマスオさんをイジったりすることで、「いい雰囲気」を作ってるからではあーりませんか?

 で、K嬢の話に戻ると、K嬢が本当はどうしたいのか、私にはわからない。

 「私はこんなに大変なんです!」ってことをアピールしたいだけなのか、本当に異動したいのか、たぶん、本人にもよくわかってないのだろう。

 ただ、私にわかることは、先月からK嬢はとても忙しかったようで、いつもは私に「5月分の◯◯の伝票まだですか?」なんて、私をせっついてくるのに、私が今日、5月分のを入力していたら「おや?K嬢が全然伝票打ってないなあ」と気がついたのである。

 そして、先月半ばに私が「これをお願いします」と頼んだことも放置されていた。

 「あー、面倒だなあ」と思ったが、メールで連絡する別件があったので、ついでに「先日お願いした件は?」って加えておいたら、しばらくして返事が来た。

 「すいません、雑事に追われて全然手をつけられなくて・・・・・経理に専念できてるミヤノさんが羨ましい」

 あー、やっぱ忙しかったのね、まあ、いつも「5月分の締めはまだですか?」って言ってくるのはそっちなので、私は別に保留でも構わないし、損益に影響するようなことでもないし・・・・と「せっついてごめんね」と心の中で思ったが、後からジワジワと「経理に専念できてるミヤノさんが羨ましい」というコメントが響いてきた。

 日曜日は外イベント仕事で、誘導係していた私が?

 まあ、最近は、総務部の人数が足りているので、電話受けることは少なくなったし、インターホンでの来客応対はエビワカちゃんの仕事だけど、エビワカちゃんが席外している時には私がやってるし。

 あと、共用部分の電球が切れたとか、トイレが詰まったとか、落し物を拾っただとか、郵便出したけどどうしたらいいのか?とか、私の仕事の3分の2くらいは、いわゆる「経理」の仕事ではなく、庶務や事務アシスタントの仕事である。

 今は貴重な「左うちわ時代」であるが、過去に何度か人員の薄い時期があり、毎日「本業」で残業しているのに、「あのー、トイレの電球が切れたんですけどお」なんて言われると、ほんとにキーーーーーーーっとなったっけ。

 その昔、ハイジとイライザが衝突した事件の時、イライザは派遣で大企業の経理事務しかやったことがなかったので、うちみたいな中小企業での雑用の多さに戸惑っていたが、ハイジも「経理って財務だろ?」みたいな勘違いで異動してきたので、雑用を渋々やっていたタイプだったので、二人がまだ仲よかった頃、ぼそぼそと話をしていて、「経理と言っても、総務の一部だし、庶務的な仕事多いし、それに、ミヤノさんだって雑用してるし」と語り合っていたので、私は「あー、経理のエキスパート目指しますっていうマインドの若者は雑用耐性低いんだな」と気がついたのだが、彼らの勘違いを目の当たりにしたので、「総務部って働きやすそう」という勘違いも生暖かくスルーしているのであった。

 賢い人はちゃんとわかっている。

 ある部署の私より一回り年上のお局様が異動になって、そこの部署の事務アシスタントになったのだが、いろいろフロア異動があったので、宅配便業者が間違ってその部署のフロアのインターホンにコールしてしまい、彼女がその荷物を受け取ったのだが「うちの部署宛の荷物じゃなかったのよ!」と大騒ぎして総務に「これ、総務宛じゃない!」と持ってきてくれた。

 「なんで、私がこんな仕事を」っていう態度だったので、私が「ねーさん、いつも総務部が受付担当だから、ねーさんの部署に宅配便届けているじゃあないですか」と窘めると、「そういや、郵便とか総務で仕訳して配ってくれてるのよね?」ってことに気がついたようだ。

 タイミングよく、しばらくエビワカちゃんじゃなくて、私が宅配便を受け取っては、そのねーさんのところに届けることになったので、「輝くばかりの経理のお局様」のはずの私が、立て続けに「はーい、宅配便です」と持って行ったものだから、10歳年上の先輩は「あら、ミヤノさんがやってくれてるの?」と気がついたらしく、その後「うち宛の荷物じゃないのに!」って文句言うことはなくなった。

 彼女が総務部に異動を希望することはないだろう。
 マンションの管理人みたいな仕事したいなんて絶対に思わないだろうから(笑)

 おや、日本が引き分けで、W杯の切符ゲットしたようですね。テレビ観られないもんですから(笑)

 W杯本戦までには、テレビ環境なんとかしようと思ってます。


6月3日(月)

 あらやだ、9回表にマー君が中日に同点にされちゃったわ。

 負けそうである。

 さて、昨日は苦手な人の悪口書きまくったけど、昨日の出来事で面白かったのは、リーダー氏の補佐として、私がよく「あのサイコ野郎!」と悪口を書く人物が配置されていたのだが、彼は全くガテン系の人達を見下す発言しなかったので、「ああ、いつもは気に障るこの人が、今日は普通にいい人に思える」と感慨深かったことである。

 サイコ野郎氏の場合は、自分が批判されてなければ、周囲のことはーでもいーので、ある意味「自分に迷惑かけてられてなければ無関心」なのだろう。

 どう説明すればいいのか難しいが、リーダー氏は、イベント会場がゴミだらけで悪臭を放っていたら「なんて管理がなってないのでしょう、ほんとなってない」とブツブツ文句言うけど、サイコ野郎氏は、「お前、この惨状なんとかしろ!」と言われてから初めて「いや、オレの責任じゃないし、こんなはずでは・・・・なんで、こんなに管理がなってないのか、不思議ですよねー」ってことになり、「じゃあ、お前がなんとかしろ!」って言われると「いや、これは自分にはどうしようもないです」と言うタイプで、「なんでこんなことになったのでしょう?」と責任を感じることもないし、まともな対応もしないが、、他人を特定して非難もしないようだ。

 とにかく、自分に責任が無ければ、どーでもいー、というか、「自分には非がないですよね?」ってことが明らかなことには無関心だから、昨日みたいに「ほえー、他にもガテン系の検定があって、客誘導が難しいなあ」って事態では、「ガテン系の検定が重なったことは全く自分には責任がない」と明らかだし、それで私をビビらせようとわかりにくい冗談を言って私を不愉快にさせてるリーダー氏と私の会話も「自分には全く関係ない」と穏やかに無言でニコニコと傍観してました。

 どっちかと友達にならないといけないのなら、できたらどっちとも親しく付き合いたくないけど、どっちかを連れて旅行に出かけないと行けないのなら、サイコ野郎を選びますね。
 奴を幹事にして「この宿イマイチ」とか言ったら、「うーん、なんでなんでしょうかね?おかしいですねえ?」ってはぐらかすだろうけど、彼は自分が幹事じゃなければ「しょぼい宿」や「まずい食事」にも文句言わないでしょう。

 でも「この宿、イマイチじゃね?」って言われてる幹事を「忙しい中、手配してくれたのに、文句ばっかり言わないの!だったら自分で手配すればよかったじゃない」なんてフォローは絶対しなくて、ただ黙ってるだろう。

 あらあ、楽天も9回裏に粘るわね、2アウトだけどランナー2塁まで進んだわ。

 中日ベンチに座る、高木監督がカメラに抜かれたが、守道ったら、なんで、こういうピンチではいつも「二時間サスペンス・ドラマで、目開けたまま死体になってる被害者その1(最初の死体)」みたいな雰囲気なんでしょうかね?

 気合十分の星野が「いい人」に見えてきます。

 だって、なんか守道は自分のチームのふがいなさが「他人ごと」って感じだし。

 もっと、「ダメなところも自分の一部だ」って雰囲気出さないとなあ。「ダメだったら脳死」ってファンの態度だろう(笑)
 ファンはそりゃ、連敗が続くと「やめちまえー」って叫ぶけど、さ。

 お、ラズナーが見事に抑えて、10回裏を迎えました。ラズナーの青い瞳が「オレはやったぜ、だから、みんな頑張ろうぜ!」って感じに輝いているのが(興奮してるので、瞳孔開いてる感じ)美しいです。

 ここで岩瀬登場。
 延長線のセオリーとして、どっちもいい投手から出すので、見応えあります。

 私はニコニコ生中継で岩瀬観られて幸せです。

 昨日は山本昌を堪能しましたし。

 ラズナーや岩瀬はスルーして、もっと後ろの投手で勝負つけましょう。

 うわー、ラズナーまた出てきた!
 今日は調子がいいと踏んでのことだろうけど、大丈夫か?


6月2日(日)

 今日も悪口吐き出してもいいかい?日記さん。

 いつも悪いね・・・・

 今日は久々の早朝起床の外イベントだった。
 運悪く「あまり体調がよろしくない日」に当ってしまい、いつもよりやや鉄分不足だったので、いつもより疲れたから、たぶん、いつもよりイライラしやすかったのかもしれない。

 私は案内係というか、誘導係りだったのだが、そのリーダーが私に立ち位置を指示を説明してくれた。
 私の立ち位置は、その敷地の入り口から入って最初に道が分かれる地点だった。
 客が「どっちだ?」と思うポイントなので、そこを「こちらですー」と誘導するわけだ。
 ただ、当日判明したのだが、同じ敷地内で別のイベントがあったので、客が重なるらしい。
 でも、客層が違うので、私がきちんとうちの客に声掛けすれば大丈夫だろうと思った。
 他のイベントとは、とあるガテン系な仕事の検定試験だった。「ふーん、そんな検定試験もあるんだ。でも、技術系なのに筆記試験なの?」と思ったけど、うちのイベントは「英語検定」みたいな感じだったので、「戸惑う人はいるだろうけど、間違えないよな」って思っただけである。

 同じ会場で複数の検定試験が行われることはよくあり、そういう時に案内係で立っていると、他の受験者から「あのー、これはどこなんでしょう?」と聞かれることも多いので、今日も念のためそのガテン系の試験会場の場所を聞いてみたら、そのリーダーは「まあ、別に他所のを案内する義理もないんだけど」と言うが、そうは言っても、大した手間でもないわけだし、どっちかというと「この会場はどこなんでしょう?」と聞かれて「わかりません」って言うほうが面倒くさい。

 そしたら、リーダーは「あっちはたぶん、裾がこーんな広がったような人がいっぱい来るだろうから、ミヤノさん、連れ去られないよう気をつけてくださいね」と言うので、最初、意味がわからなかったのだが、どうやら、ガテン系だから、よく鳶の人が履いているようなダボダボズポンのことを言いたいらしい。そして、たぶん「野獣みたいな男が多いから、ミヤノさん拉致されないようにね」と言いたかったらしい。

 それが塗装検定だったり、鳶検定だったら、そういう服装をイメージするのもわかるが、例えそうでも、作業着来て来ないだろう、と思ったが、そもそも、今日の検定の技術者って、そういう服装しないと思った。どっちかというと「工事現場」よりも「町工場」がイメージされたから。

 もちろん、リーダー氏は冗談で言ってるのだろうが、なんか、そのガテン系の資格試験を完全に見下している感じだった。
 そして、その時にやっと思い出したのだが「そっか、私、このリーダー氏、苦手だった」

 今さら気がつくのも遅いが、最近、一緒に仕事することが少なかったので忘れていたのである。あと、体調悪くてボンヤリしていたのかもしれないけど(笑)

 それで思い出したが、三ヶ月ほど前に辞めた掃除のオバサンは(元々、ご高齢の方を雇うので、だいたい3年くらいでリタイアされるというサイクル)とてもお喋り好きな人で、モップ洗う流しが喫煙所に近いので、喫煙者はだいたい快く(もしくは仕方なく)そのオバサンのお喋りに付き合っていたのだが、ある時、そのリーダー氏を入れ替わりに私が行くと、オバサンが「あの人、変な人よねー」と言うので、「ああ、たしかに変な人なので、気にしないでください」と説明したのだが、どうやら、挨拶も無視されていたらしい。

 オバサンが「フツー、おはようございますってこっちが言ったら、挨拶くらい返すわよねえ」と言うので、申し訳なくなり「すいません、いろいろ問題有りの人なので、気にしないでください」と言ったのだが、オバサンは「掃除のオバサンなんかと、挨拶もしたくないってことなのかしらねえ?」と言うので「いや、ほんとに、そんなだから仕事もちゃんとできないような人なので、未だに平社員なので・・・・」と、外部委託のパートのオバサンにホントーのことを言ってしまったくらいだ。

 というわけで、掃除のオバサンに挨拶も出来ないような人が、ガテン系の人を見下すのに納得というか「あー、こういう感じがやっぱダメ」と思っていたら、さらに続きがあった。

 私に任せた立ち位置は、去年、彼がマスオさんと組んだ時に、マスオさんにお願いした場所らしいのだが、「マスオ君は、なんかこの場所が気に入らなかったようで、勝手に放棄されちゃったんですよ」と言うので、「はあ?なんでですか?」と言ったら、「マスオ君って、コミュニケーションにちょっと支障があるじゃないですか?」って言う。

 そりゃ、マスオさんはけっこう頑固なところがあるから、扱いにくい時もあるけど、「コミュ障」呼ばわりされるほどではない、というか、おめーに言われたくねーわ、と思ったので、思いっきり真顔で「そんなことありませんよ?」って言ったら、「ふっ、ミヤノさんにそんな愚痴言ってもしょーがねーか」という感じの苦笑して、立ち去って行きましたが、いったい、私にどういう反応をしてほしかったのでしょうか?

 話の雰囲気としては、リーダー氏は私に「この場所けっこう大変だけど、よろしく」と説明したけど、私が全然「わー、ここけっこう大変じゃん、どーしよ、どーしよ、どーすんの?」という態度を見せなかったので、「マスオ君はここが気に入らなかったらしく、職場放棄したことがあるんですよ」と、さらに脅してみたのだが、私が「マスオさんは、そんな子ではないんだけどなあ?」って真顔だったので、諦めて去っていったようです。

 誘導が終了した後も「変なこと言われたりしませんでした?」ってしつこかった。

 そりゃ、ああいう技術系だと、対人スキル低い人が多いから、他のイベントの案内している私に「こっちの試験はどっちでしょう?」ってちゃんと聞ける人はあまりいなくて、私の前をうろうろするから「◯◯の試験でしたら、あっちですよ?」ってこっちから声かけたこともありましたが、服装も「フツーの若者やオジサンの普段着」だったし、たまに複数名で連れ立ってると「あっちは、◯◯の試験だって、間違って行っちゃったら大変だwww」とか「あっちの試験受けて人生やり直そうかwww」なんて軽口言う人はいましたけど、嫌な思いするようなことは皆無でした。

 私はこういうイベントが重なる会場では「うちのイベントのPRにもなるし」と思って、いつも以上にニッコリ対応しちゃうのですが・・・・

 今日は、うちの客よりも、そっちのガテン系の客のほうが圧倒的に多かったので、ほぼそっちの誘導を手伝ったようなもんだったが、休憩室に戻ると、またそのリーダー氏が「イベント重なると、どうしても他の案内することになるけど、なんか、損してるような気がしちゃってさあ」と言うので、「なんて心が狭いのでしょう」って嫌味言ってしまいました。

 どうやら、あっちは全く誘導係員を立たせなかったのが不満だったようですが、あっちは沢山、看板置いていたので、それで十分だったのでしょう。どっちかというと、うちの係員が立っていたので、案内看板よりも誘導員に引き寄せられてしまっただけです。

 そして、嫌味ついでに、どう反応されるか予想はできたんだけど「それに、うちのイベントの宣伝にもなるし」と言ってみたら、やっぱし「あれ系の人達に、うちのイベント知ってもらっても・・・・」

 彼の中では、そのガテン系の人達と、自分や自分の顧客って「全く接点がないまま人生を真っ当する」っていう世界観なんでしょうね。

 でも、私は、例えば、住宅街で道に迷っていた時に、建売住宅の販売の案内していた営業マンが親切に道を教えてくれたら、その「おお、◯◯ホームか」って思うと想像するので、将来、一戸建てを買うことになって、◯◯ホームと◯◯ハウスのかで悩んだら、なんでそう思うのか理由は忘れていても、ついうっかり◯◯ホームを選んでしまうかもしれない、と思っている。

 それよりも、もし、◯◯ホームの営業マンに道を聞いても「えー、わっかんねーなー」って冷たく対応されたら、そっちのほうが将来の選択に影響しそうだ。「◯◯ホーム、感じ悪かった」ってほうが深く深層心理に刻まれそうだ。

 それこそ、私はフジロックなどでの経験から「イベント会場で案内に立ってる係員は、単なる日雇いバイトおので、ネズミーランドみたいには、よく訓練されてない」ことを納得しているけど、今日のリーダー氏みたいな人こそ、自分が道を確認したら、きちんと対応できない係員がいたら、それが別のイベントの係員だってことをわかっていても「同じ会場内なんだから、そのくらい知ってて当然だろう!なんだ、あの態度は、頭悪すぎる」とか言うんだろうね。

 私は、「もし、自分が他人にこういう風にしてもらったら、いいだろうな」ってことを基準に行動するのだが、私の苦手な人って「自分が係員の立場の時には、なるべく余計な仕事はしたくないけど、自分が客の立場の時には、係員がちゃんと全てを把握してないと困る」っていう感じなので、なんだか話していても、「なんで、そんなに自己中心的なの?」って唖然というか、イライラしてくるんで、そのイライラを日記さんにクドクドぶつけてみました。

 はあ、楽天×中日が1-0のままでモヤモヤしますが、6回から青山出てるんですが、後ろの投手どうなるんでしょう?

 まだ7時半ですが、今朝は5時起きしてて、一日中外仕事だったので、もう眠いのですが・・・・

 あー、今日も武田勝が炎上してるし、阪神はなぜか巨人を首位から引きずり下ろしたですと?
 てゆーか、西武が巨人に勝ったんだ・・・・内海だったのに・・・(楽天は球団創設以来一度も内海に勝ったことがない。それで他球団によくバカにされている)

 眠気覚ましに、もう少し愚痴ろう。

 私、ほんとに、いい家庭で育ったと自負してますが、うちの両親が全然食べ物の好き嫌いが無かったので「立派な大人というのもは食べ物の好き嫌いが無いのだ」と信じていたので、「大人でも好き嫌いはある」と知った時にはショーゲキを受けたのですが、「職業に貴賎無し」っていうのも叩きこまれていたようで・・・・

 私が幼い頃、小学生の頃まで、うちの地域は下水道が整備されてなくて、我が家やずっと汲み取り式のトイレだったので、定期的にバキュームカーが来ていたのだが、うちの母は「あの仕事をしてくれる人がいないと、うちのトイレは大変なことになっちゃうんだから、バキュームカーのオジサン達にはきちんとお礼言うのよ」と私を躾けたし、私も「臭いし、大変だろうな、大変な仕事だけど頑張ってください」と思っていたし、だいたい、自分の父親は事務職だったけど、父親の職場など観たことがなく、私が身近で観察できる「男の仕事」って言ったら、教師以外は、バキュームカーだったり、ゴミ収集車だったり、道路工事だったり、大工さんだったりしたので、私はブルーワーカーを「お父さん達ってああいう仕事をしてるんだ」と理解していたのだと思う。

 だって、銀行の窓口って女性ばかりだったから、銀行員は「お父さんの仕事」だと思ってなかったし(笑)

 私が小学校高学年で、弟が低学年だった頃、普通にワルガキだった弟が、ゴミ収集する人達に「やーい、ゴミ拾い!臭せー、臭せー」と、ワルガキ仲間とちゃかしたていたのを目撃したことがる。

 もう、ほんと、男子って、ほんとバカ!!!!!!!

 でも、ゴミ収集車のおっさんたちも慣れてるようで、「なんだ、このヤロー!」とか怒鳴り返して応酬していたが、いつもお母さんに「ゴミ収集とか汲み取りとか、大変な仕事なんだし、ああいう人がいないと困るんだから、尊敬しなさい」と教えられていた優等生で長女気質の私は、さっそく母に「今日、Sちゃん(弟)が、ゴミ収集車のオジサンたちをクセー、クセーと野次っていたので、みっともなかった」とチクったら、母はちゃんと弟に「そんなこと言って、ゴミ収集の人が来てくれなかったら、あんたの部屋は生ゴミだらけよ!!!!」とか叱ってくれたけど、弟は表面上は大人しく説教されていたが、「くせーもんは、くせーじゃん」って、あまり反省していないように思えた。

 ほー、8回に片山が出てきたので、私は「順番逆じゃん」って思ったのだが、解説の草野が「片山は可もなく不可もなく、でも、無難にやろうとしてるのがちょっとなあ?もっと欲出してもいいのにねえ」って言うのが印象的だった。「あんだけ上背も身体能力もあるのに、もっと上を目指さないのがちょっとねえ?」って、へー、そうなんだ。

 たしかに、草野は社会人屈指のスラッガーであったが、体が小さかったこともあり、プロから指名がかからなかったらしいから、片山なんて、ほんと恵まれた選手だと思うのに、もったいないって思うんだろうね。

 で、弟の話の続きだが、弟は姉である私と妹の間に挟まった中間子だったので、母が「姉妹に挟まれてるから、少し男らしい習い事させたい」との意向で、剣道を習いに行くことになった。

 通っている小学校の体育館を夜間借りてやってる剣道教室だったが、母と一緒に弟の送り迎えに付き合って道場を覗いてみたら・・・・・・・剣道の指導者は、あの、ゴミ収集業者のオジサンだった!!!!!!

 今だと知っているけど、ゴミ収集業者ってけっこう地元の名士が既得権益だったりするのですが、当時はそんなこと知るよしもなかったが、小学生の私が考えたのは「うちの父親は、この土地の人間ではないので、遠く東京まで1時間半もかけて通勤しているようだが、こうやって地元で剣道を指導するような人は、遠くに仕事に行かないから、地元でごみ収集業やってるんだ」という理屈でした。

 あと、我が家が「ホワイトカラー至上主義」ではなかったのは、母方の祖父が「丁稚上がりの印刷工」だったのも大きいと思う。
 父方の祖父も、自動車修理工だかだったので(よく知らないんだけど。あんまり真面目な職人じゃなかったらしいので)、うちの両親はホワイトカラーの家で育ってないから、ブルーカラー蔑視なことが全くなかったようなのである。

 しかも、「貧しい家から、いい公立高校に入って、そこそこの国立大学に入った父」は、そこそこの名門企業に入社したらしいが、オイルショックで大ダメージ受けたので、元々、職人な父に誇りを持っていたドブ板嬢ちゃん(祖母の見栄っ張りのおかげで、私立女学校に入っている)な母は、ますます「手に職が大事よ」と思うようになり、特に個人的な趣味から土木作業系職人のことは心から尊敬していた。

 近所にそういう家があった。
 新興住宅地だったから、他はサラリーマン家庭ばかりだったのだが、その家はすこし外観がみすぼらしかったので、私はその家は「ビンボーなんだ」と思っていた。

 その家はやや家庭的にも複雑で、あの家の家業ってなんて言うんだったっけ?左官屋でもないし、「塀を作る」のがメインの仕事だった。

 その家の主は、暗い感じだったけど、今思うと、30代の細身のイケメンさん職人だったのかも。
 ご近所の、サラリーマン旦那さんたちが、ムクムクと中年太りするお年ごろだったけど、その職人さんなお父さんは、憂いをおびた痩せ型で、もしかしてあの当時の近所の主婦達には隠れたアイドルだったのかもしれないけど、小学生だった私には異質な人に思えた。

 また、そこの奥さんが、サザエさんから抜け出たような、マジでこめかみに膏薬張ってるようなオバサンで、うちらの母親世代よりは一回り上だった。
 当時の私にはよくわからなったが、相当歳の差カップルだったのだろう。

 憂いを帯びた職人の夫。
 それより一回り年上の女房。
 その娘は同世代だったので、時々一緒に遊んだのだが、なんか過保護だったこともあり、ズレていたので、波長が合わなかった。一番印象に残っているのはその子が「洋服」のことを「おべべ」と言うので、「??????」だったっけ。

 近所だったけど、なんか違和感あったのだが、一番違和感あったのは、その家に上がったら、寝室と居間がつながっているような、居間で言うところこの1ルームは室内だったのだが、ドーンと真ん中に鎮座していたのが、「10代前半で亡くなったらしい長男の仏壇」だったのである。

 そんな若い子の遺影を間近で観たことがなかったので、かなりビビった。

 私も生半可に知識があったので「もしかして、ここんちのおにーちゃんは特攻隊だったのか?」って思ったくらいに。

 そんな子供心にはとても奇妙な家だったが、その家の父ちゃんの技術は近隣では信頼されていて、我が家も弟が大学に入り、「車買ってやりたいので、庭の空いたスペースを駐車場にする」って工事の時には、その家の父ちゃんにお願いしていた。

 いい仕事してくれたようで、母も満足していたから、ほんと腕はよかったのだろう。

 ああいう狭いコミュニティでは、ちょっとネガティブなことがあると、今のネットコミュニティみたいに炎上しがちであるが、あそこのイケメン父さんは、ああして、地元民の信頼を得ていたのだから、実は相当な腕前と高度なコミュニケーション能力(「自分、不器用ですから」的な)の持ち主だったんだろうなあ、と、あの詳細をよくわかってなかった自分を少し悔やんでみるが、子供にはわからんことはしょーがないよな。

 さて、いちおう、楽天勝ったので、いや、「いちおう」どころじゃなくて菊池が勝投手になったのって凄いことなので、今日は気持ちよく早寝しましょう。

 クダクダ書いたので、なんだかリーダー氏にイライラした気分も忘れかけてきたし(笑)
 ほんと、自分の脳天気さには救われます。

 日記さん、ありがとー!



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