可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

3月30日(土)

 超久々にオフィス妖精ミヤニーになった。

 まず、午前中にフロアの掃除機かけ。そしたら途中で「ヘッドの調子がおかしい」と気がついて、ヘッドのお掃除。
 昔の掃除機は吸口の周りにはブラシがついてるだけだったし、そこにホコリが詰まっていても掃除性能には影響が無かったが、見た目が悪かったので、子供の頃、暇だとよく爪楊枝などでブラシの隙間や溝に溜まったホコリや、絡まった髪の毛を掃除したもんだ。
 でも、イマドキの掃除機は回るヘッドブラシがついていたりするので、そういうのって髪の毛や大きなゴミが絡まると、回転が鈍くなるんだよね。

 で、回転ブラシを外して(何度かやってるので、もう外し方で悩まない自分が頼もしい)、しっかり掃除してから、やっと掃除機掛けを再開したのだが、最後にいつ掃除機かけたのか全く覚えてなかったから、もしかすると今年初だったのかもしれない。
 ものすごーく大量のホコリが溜まったし(笑)

 このフロアで掃除機かけるのって私だけなので、こういうことになるのだが、他のフロアでは当番制になっていたりするらしいが、私は「汚いのを気にする人がいないんだったら、私が気が向いた時だけやればいいや」と思っている。

 掃除が終わったら昼休憩して、午後は加湿器の掃除。
 掃除っていうか、カルキが溜まったのをメンテするのだが、これもほぼ私が気が向いた時にしかやってない。
 でも、先月私が休暇に入る前、エビワカちゃんがあまりにも暇そうだったので、やってもらったのだが、カルキがびっしり付着したフィルターを洗い桶で濯ぐと、黄色く濁った水になるので「うわー、ばっちい!」とビビっていたが、それはただのジャーポットに付着するアレと同じですってば。

 10年前に総務部の事務アシスタントで雇った派遣社員は、人柄も良かったが、家事能力も優れていて(もちろん仕事も)、加湿器の手入れも自主的にマメにやってくれていたが、その後、そういう人材は総務部には現れないことからして、「ほとんどの人は、そういうのは自分の仕事ではない、というか、要するに嫌いな仕事なんだろうな」とわかったので、ほとんど他人に依頼することはしなくなった。

 でも、たまに「手が空いちゃったので、何かお手伝いすることありますか?」なんて言われると「じゃあ、これを・・・・自分でやるつもりだったんだけど、しゃーない、譲るよ」と掃除機掛けやエアコンのフィルター清掃や、加湿器のお手入れなどをお願いすると、たいてい、ものすごーく嫌な顔をされるのであった。

 その昔、派遣社員で働いている時に、たまにそういう雑用をお願いされることがあったけど、その度に依頼者から「こんな仕事お願いしてすいません」と謝られたけど、私は「こんな簡単な仕事で、時給1700円なんて超ラッキー」と本気で思っていたんだけどな。

 加湿器3台のお手入れが終わると、次はロビーにある接客用のテーブル磨き。

 そのテーブルは真っ白なので、すぐに手垢まみれになるのだ。
 そもそも、あんな家具をこういうオフィスで使用するべきではない。
 ああいう手間のかかるテーブルは、オシャレなカフェとか、オシャレなデザイン事務所だったら「見た目の美しさが、仕事の内」と、せっせと磨かれるのだろうし、美しさを維持するのが大変そうな家具が、美しくキープされていれば「この店/オフィスは優秀」という証明になるのだろうけど、そうじゃない所にああいう手間のかかるものを置いておけばどうなるのかっていうことを実は私はあの家具達が納品されきた瞬間に将来を憂いたのである。

 前に勤めていたCM制作会社でも、使い勝手よりもデザイン性重視でああいう真っ白な机が置いてあったので。
 すぐ汚れるので、掃除大変でした。でも、CM制作会社のスタッフ達はそういう意識高かったから暇さえあれば、みんなで掃除してましたけど。

 で、私は潔癖症でも無いし、どっちかというと衛生観念が低い方だが(床拭いた雑巾でテーブルも拭いちゃう程度に。さすがにトイレ用は分けている)、たまに来客があって、ロビーのそのテーブルに客を通すと「うわああ、なにこの手垢で真っ黒なテーブル!つーか椅子もだ!」とエンガチョしたくなるのだが、総務部にそういうクレームが上がってきたことないので、気にしてる人は少ないのかね?

 わりと皆さん、共有部分に関しては無頓着のようだ。
 自分ちはピカピカに磨いているのかもしれないけどさ。

 私は逆で、自分ちは散らかし放題だけど、「会社でお客様をお迎えする所」が汚いと、会社の格が疑われるだろうし、それは遠回しに私の給与に繋がってくると思うので「これは重要な仕事だ」と思っているわけです。

 自分ちを掃除しないのは、金にならないからだ(笑)

 もっとも、掃除なんて掃除業者に任せればいいんだろうけど、うちの会社の場合、掃除業者が「前の社長のお友達」なんで、ビジネスライクに話ができないため、以前も私が毎日掃除してくれてるパートのオバサン(その掃除業者が雇っている)と直でやりとりしたら、すげー面倒なことになったのがトラウマになっているので、自分で気になった所は、自分が暇なときにテキトーにやることにしたのだ。

 たまにTK部長が「ここの掃除がなってない!」と気がつくこともあるが、私が「ああ、それは私が暇な時にやってました」と言うと、掃除会社の社長に連絡してくれて、そうすると向こうも動くのでパートのおばちゃんもやってくれるんだけどね。

 結局、掃除なんてやらなくても死なないわけだし。

 うちのママンが私が小学生くらいの頃、よく呟いていたのは「垢で死んだためし無し」だった。
 あの当時、我が家の風呂頻度は2日か3日に一度だったのだが、発熱しやすかった私は「高熱は引いたけど、まだ微熱あるし、お風呂どうしよう?」ということが多かった。
 そういう時に母は「垢で死んだためしなし、だから、ちゃんと熱下がって、学校行けるようになったらにしなさい」とよく言ったっけ。

 そういう家庭で育ったので、ちゃんと風呂に入る、とか、ちゃんと掃除する、というのは「他人に迷惑かけないように」ってことが第一で、自分にとっては優先順位が低くなってしまったのである。

 なので、こんな自分が「会社が汚いと、ダメだから」とせっせと掃除しているというのも、なんだか面白い話だな。

 この話を日記に書いたのか忘れたが、何年か前、長年掃除してくれていたパートのおばちゃんについてゴタゴタしたことがあった。
 どうやら、そのおばちゃんは軽くボケてしまったようで、全然掃除している形跡がなかったのだ。ある中年男性社員が、男性用個室トイレに入ろうとしたら、そのオバサンがボーっと洋式便座に腰掛けているのと鉢合わせて「超びっくりした」と総務部に報告してくれたこともあった。

 トイレの床が全く掃除されてないことに薄々私も気がついていたが、ある日の夕方、トイレットペーパーの芯が床に放置されていて「誰だ?こういうのをちゃんとゴミ箱に捨てないのは?」と思ったが、その時は忙しくて心の余裕がなく放置しておいたのだが、翌日にもそのままだったので「お掃除の人どうした?」と思った。

 でも、そのお掃除のおばちゃんは毎日きちんと来ていて、なにやら忙しそうにしているのだが、トイレ掃除をした形跡はなく、それは私も気がついていたのだが、だからその時はそういうことに時間を割けなかったので無視していたら、とうとう他の部署の社員が「トイレ掃除ってしてるんですか?」と総務部にクレーム入れてきた。

 対応したのが、今もまた同僚になってるK嬢で、K嬢は「掃除がなってない」ことをあまり気にしてなかったようだが、そういうクレームが入ったので、事務的に清掃会社に連絡したら「ちゃんとやらせるようにします」と言われたが、それから数日経っても、一向に改善しないので、何度もクレームの電話入れることになり、その度に、相手の「社長のお友達」からは「こっちだって何度も、その人に注意しているんだけど?」って対応されて「いや、注意しているかしてないかはどうでもよくて、結果出していただかないと!」って頑張ったら、やっとその掃除のおばちゃんをクビにして、新しい人を雇ってくれた。

 つーか、あの社長、うちのトイレの惨状を観にも来なかったしな。

 で、気の毒だったのは、次に来た清掃パートのおばちゃんだった。社長から「あそこはけっこう細かいクレーム言ってくるから、よろしくね?」と言われていたらしく、自分に責任のない「トイレの水道管の接続がちょっと緩い箇所で、小さな水漏れ起こっているから水滴が溜まってる!」なんてことをこと細かに総務部に報告してくれるので、その度に現場を観に行って「あのー、これくらい、結露の範疇じゃないでしょうか?」ってことも多かった。

 でも、しょーがないよね。あの後任のおばちゃんは、うちの会社が「半年か、もっとだったのか、とにかく全く掃除しない掃除のおばちゃん」を生暖かくスルーしてしまった「すごーく無頓着な会社」ということを知らなくて、雇われた会社からは「あそこは、うるさいから気をつけてね」って言われてたんでしょうからね。

 そのおばちゃんも、5年くらい働いてから辞めてしまい、後任の人が来たのですが、前のおばちゃんから「次の人は、トイレに変な造花とか飾るのよ。ちょっと変わった人よ」とは聴いていたのですが、確かに造花飾ってました。

 でも、部分的に「生花」も飾っていたので「これは自宅の庭から持ってくるのだろうか?」と思ったし、丁度、見事な椿が飾ってあって「これは、いい椿だ」と思ったので、その新しいおばちゃんに「トイレに飾っていただいてるお花って、ご自宅で咲いたものなんですか?」と聴いてみたら・・・・・

 前任者のお喋りなおばちゃんに比べると、無口だし不愛想だと思っていたそのおばちゃんですが、「ええ、今の時期はあまり咲いてないのですが・・・・」と言うので「あの、椿は綺麗ですね」と言ってみたら、パっと顔が輝いて「あれはいいでしょう。でも椿は日持ちしなくて・・・・でも、これからもっと沢山咲きますから」

 お花大好きおばちゃんだったらしい。

 そして、今までは不愛想だったけど、翌日の彼女の上がりの時にすれ違ったので「お疲れ様です」と声を掛けたら、とびっきりの笑顔で挨拶してくれた・・・・・・

 これからの季節、あのおばちゃんがどんな花をトイレに活けてくれるのか楽しみではあるが、個人的にはすごくどうでもいいところで能力使ってるような気になり、「うーん、これは金にはならんが・・・・・まあ、いっか」と諦めているのでありました。

3月29日(金)

 プロ野球開幕しました。

 日ハムの大谷くんは、いきなり初安打に初打点とマルチ安打で「うわ、さすが持ってるな」と思いましたが、楽天もルーキー則本が開幕投手だったのですよ。

 細川にホームラン打たれて2失点しましたが、ルーキーとしては上出来のデビューだったのではないでしょうか。

 でもさ・・・・・継投で出てきた、私の高堀がなんと、本多に満塁ホームランって・・・・・

 細川にしても、本多にしても、滅多にホームランなんて打たないのに・・・・・

 超不機嫌になったが、今日は仕事でも色々不機嫌になったので、「あー、贔屓投手がグラスラ浴びるよりも、仕事で理不尽なことに対応するほうが、まだ自分なんとかやりようがあるので、まだマシだ」と、ポジティブシンキングすることができました。

 今日の夜の桜というか、「散った桜の花びらが地面に溜まり、それがまた風で舞い上がる」のがとても美しかった。
 雨があまり降らなければ、桜吹雪がこの週末にじっくり鑑賞できるのでしょう。

 はあ、もう来週は4月なんですねー。


3月27日(水)

 あらー、昨日は11時前に就寝しちゃったので、「サッカー勝ったかしら?」と朝テレビをつけてみたら、負けちゃったのね。

 レーザービームとか、アウェイの洗礼受けていたらしい。

 それよりも、都心のスポーツバーで観戦していた人達が終電逃して渋谷スクランブル交差点でヤケクソ気味に「ニッポン!チャチャチャ」と騒いでいた映像の方が心に染みたというか、テレビの中の人達も一様に「日本ってほんと平和なんですね」と唖然としてました。

 朝の通勤電車の中で、ツイッター眺めていたら、サッカーファンの人が「香川はいい動きしているけど、ガチャがイマイチか?」などと呟いていたので「ガチャって誰?」と思いましたが、「ガチャがPK外した」という呟きで「あーーーーー、遠藤のことか!」とわかった瞬間、「そっか、ガチャピンに似てるよなあ」ってわかりました。

 野球ファンにとっての「ガチャピン似」は日ハム鶴岡捕手なんで(笑)
 (だったら、サッカー遠藤と野球の鶴岡は似てるのか?っていうと、似てるような似てないような・・・・・)

 そして「アウェイの洗礼」ですが、私が「一般人のサンプル」としているエビワカちゃん(何事にも特に深く興味はない)にそれを言うと「なんで、そんな意地悪するんですか?」という、しごく真っ当な意見が出たが、「それも国際試合の醍醐味の一つなんですよ」としか言いようがなかった。

 今は交流が途絶えているが、その昔、今から20年くらい前、日本がサッカーW杯に普通に出場できることになった頃、あまりスポーツに詳しくない女性の友人が「アウェイの概念学んだのはあの漫画だった」と言っていた。
 「シャンペン・シャワー」というLaLaで連載されていた少女漫画だったのだが、その描写は少年漫画っぽく現実離れしていて、でも、実在の名選手や名監督をモデルにしたギャグマンガだったので、少数の女性たちに「巨人の星」みたいな印象を残したのである。

 私もその友人にそう言われて「確かに、私もアウェイの洗礼を学んだのはあの漫画だったのかも」と気付かされた。

 野球でも、露骨に「アウェイに厳しい」ってこと未だにあるみたいですしね。
 最近では、西武ドームが「ホームを三塁側にしました」って時に、ビジターだった相手チームは「うおおお、ロッカーが広くなった」って喜んでました。
 それまでは、ビジターチームの控え室が狭くて、ケータリングの料理の皿が重なって並んでいたらしいのが、「お皿が重ならないでも並んでる」とか、ビジター側の選手がブログで書いていましたっけ。

 その話を友人M嬢に言うと「けっ、だから西武は嫌い」と言ってましたが、ビジター用ロッカーを積極的に心地よくしない球団は多いと思いました。ロッテなんて、「ビジターのベンチ裏のトイレが臭くて困る」と言われてましたしね。

 メジャーの球場なんかも、ビジター側のブルペンが「なぜ、そこにあるwww」ってことも多くて、とにかく「ホームの利」というか「ビジターの不利」をどんだけ合法的に演出するかが大事のようです。

 そういう意味では、ヨルダン戦でのレーザービーム攻撃なんて、幼稚な部類ですので、日本がホームの試合では(次ってオーストラリア?)、選手宿舎のホテルでは、酒はタダだし、アダルトビデオが見放題みたいな、もっと大人なアウェイの洗礼してもらいたいものです。(涌井や杉内を陥れたねーちゃん達にも緊急出動願いたい)

 ところで、野球ファン的には気になっていた、「西武ホールディングとサーベラスの戦い」でしたが、とりえず、西武側が「ライオンズは売らん!」と宣言したのでほっと一息ですけど、これで決着したわけでもないですし、サーベラスが「不採算部門は切れ」という気持ちもわからなんでもないので(投資したのは慈善目的じゃないし)どーなるんだろ?

 ええと、西武が上場復活したら、高値で買えば、サーベラスさんは利益あげるので、それで許していただけるのなら、いくらで買えばいいのでしょう?

 私が小学生の頃、こよなく愛した「がんばれタブチくん」の本拠地ですから、ほんとに愛着あるわけです。


3月25日(月)

 昨日の日曜日の朝は8時に起きて「サンデーモーニング」を観ていた。だって、スポーツコーナー(喝!でお馴染みの)で絶対に大谷くんが取り上げられると思ったから。

 そしたら、またテレビが消えた!
 「わーん、こんな時間にまたスカイツリーの試験放送?」とがっかり。

 相変わらず、NHKと日テレ以外は全滅状態である。日テレなんて、鉄腕DASHくらいしか観ないのになあ。
 しかし「こんな時間に試験放送するな」と、どっかに電話して怒鳴り散らすほどのことでもないし、でも、観られないのなら目覚まし時計で起きなくても、自然と目が覚めるまで寝ていたかったなあ、とぼやいた程度であるが、また寝直す気分でもないので、しょーがないから日テレの「シューイチ」という番組を眺めていた。

 そしたら、さすが日テレの番組だけあって、「プロ野球開幕直前!」という特集は見事に巨人オンリーでした。
 今度こそ、本気でどこかに怒鳴り散らしたくなった(笑)

 でも、午後にちょっとだけ巨人×楽天のオープン戦を中継してくれたので、「うむ、日テレやるじゃないか」と機嫌が治りましたけどね。
 おかげで、楽天の注目ルーキーである則本投手を地上波で鑑賞できたので、大感激でした。

 ちょっとマー君に似た顔立ちなんだが、もっと整っているというか(マー君すまん)、辛島きゅんとまー君のいいところを足して作ったような顔だったので、「こ、これは・・・・うっかり今期10勝くらいしたら、来年のバレンタイン・チョコ・レースの優勝候補だ」と思った。(チームの優勝は全く想像しないあたりが笑えます)

 そして、私の高堀が長野にスコーンとホームラン打たれてしまい「高堀ぃぃぃ」と苦笑していたら中継終わっちゃいました。

 というわけで、朝から晩までほぼ部屋でゴロゴロしていたが(途中買い物に出たついでに、桜並木の遊歩道を軽くお散歩した)、部屋の掃除もぼちぼちやったので、ゴミ袋2つくらいゴミをまとめることができました。

●すごい土産物

 今日の夕方、宅配便の集荷が来たので、会社のロビーに荷物を持っていったら、台車はあるんだけどお兄さんがいない?
 と、思ったら、ロビーに面したグループ会社の部屋から話し声が聴こえた。「一応、簡単に梱包していただければ大丈夫ですよ」と、そこの事務担当の女性社員が「これって、どうすれば送れるかしら?」と相談しているらしい。

 ドアは開いていたので、覗きこんでみると、宅配便の兄さんと、女性社員(私よりちょびっと年上の未亡人)がしゃがみ込んでいる間に転がっていたのは・・・・・丸太だった(笑)

 丸太というほど太いわけでもなく、直径は15センチに満たないくらいだったし、長さも1メートルもなくて、そのまま暖炉の薪にしてもいいような感じだったが、なんで、オフィスにそんなもんが?つーか、なぜそれを宅配便で?

 実はそれが何なのか頭の中では推測がついたのだが、「なんでそんな丸太がwwww」とびっくりした勢いで、大爆笑してしまったので、女性社員のTさんが必死に「いえ、これは、あの・・・・シイタケの原木なんです」と説明してくれたのだが、いや、それはわかってるけど、なんでそんなもんを・・・・と絶句していると「この間の社員旅行でつい買っちゃって」、ええ、たぶん、そうだとは思いつきましたが、だからなぜwwwww

 どうやら、他にもいっぱい原木が並んでいたので「これなら小さめだから持って帰れるかな?」と買ってしまったらしい。しかし、バス旅行だったので、会社から集合して解散だったのだが、自分の席に戻ってその原木を眺めてみると、意外と大きかったし、買った時には「これなら手で抱えられるから持って帰れるな」と思ったようだが、オフィスに戻って我に返ると「こんなの持って電車に乗れない!」ということに気がついたらしい。

 しかし、学校や家庭などで教育目的でシイタケの原木買うのならわかるが、アラフィフの未亡人とはいえ、独身女性が旅の土産に買うものなんだろうか?

 そんなにシイタケが好きなんだろうか?まさに「どんだけ?」である。

 Tさんは「日当たりの悪いところに置いておけば、シイタケがどんどん生えてくるらしいんです」と説明してくれたが、ワンルーム住まいの私と違って、部屋が余っているのかもしれないけど、だからって、自分ちでシイタケ栽培したいと思います?

 って、かつては自室でゴキブリを飼育していた私に言われたくないとは思うが、シイタケの原木はツボにハマったので、自分の部署に戻ったら、みんなに「Tさんが、旅行のお土産にシイタケの原木買ってたwww」って言いふらしてしまいました。

3月23日(土)

 少し肌寒かったけど、お花見散歩を兼ねて、戸田球場に行ってみました。
 オープン戦ではありません。イースタン・リーグ公式戦です。

●ヤクルト×楽天@戸田球場 

 やっと去年からやっていた改修工事が終わったらしいので、その視察が一番の目的でしたが、トイレは男女分かれたプレハブ小屋になっていて、女子トイレはウォシュレット付洋式が3つもあって「気合入ってるなあ」と思った。
 たぶん、お客さんにアンケートとったら「とにかくトイレをなんとかしろ」って意見が多かったんでしょうね。

 他はそんなに変わってなかったが、1塁側のヤクルトのブルペンが前より見づらくなっていたのはちょっと残念。
 ロッテ浦和球場も、ロッテのブルペン前が通れなくなってしまったし、ブルペンマニアはやっぱし西武第二球場だろう。

 いつものように和光市駅から歩いて行ったのだが、昼ごろはほぼ無風で「こんなに無風状態で橋渡るの初めてかも」って思ったくらい快適にお散歩できたのだが、1時過ぎに球場に着いたのだが、2時過ぎると風がけっこう強くなってきて寒かった。
 やはり荒川の土手をなめちゃいかんと思った。

 先発はヤクルトが中澤で、楽天が金刀・・・・・あれ?その字じゃないんだけど、カネトじゃ普通に変換されないんだ・・・・金刃でした。

 横浜ファンの先輩が、「金刃君が楽天に行くので、よろしくね」と言っていたっけ。私はよく知らないけど、なんだか可愛いらしい。そういや同じく巨人から栂野が来たときにも全然顔とか知らなくて、二軍の試合観に行った時に、ブルペンに向かう投手の中に知らない子がいて「誰この可愛い子」と背番号で調べたら「あー、あれが巨人から来た栂野か・・・・・巨人の若手であの顔だったら、ジャイアンツ球場ではさぞかし人気あっただろう」と思ったが、実際にジャイアンツ球場での楽天戦を観に行ったら、巨人ファンのギャル達に「トガノくーん!」って声かけられてましたっけ。

 しかし、栂野が来たときにもつくづく思ったが、他球団の不要品を集めてなんとかチームを作っていた楽天に、巨人からそういう「スター候補だったのに、今んところイマイチ」な選手がトレードで来るようになったなんて、「時代も変わった」としか言いようがありません。
 ああそうだ、横川が巨人でどうしてるのか、そっちもチェックしに行かないと(笑)

 それにしても、楽天の2軍選手は知らない子ばかりになってしまい、スマホで選手名鑑チェックに忙しく「だったら、紙媒体のやつ持ってくればよかった」と後悔しました。いや、家出る前に探したんだけど、沖縄に持って行って以来、行方不明で・・・・
 (また部屋が散らかっているので行方不明者多数なのだ。インドよりも私の部屋のほうがよっぽど危険である)

 ルーキーの名前を覚えてないのはしょーがないけど、「セカンド岩崎って誰?」と思ったら、そっか、中日から金銭トレードで来た岩崎ね。
 少し前までは一軍帯同していたはずの、小斉や小関もいたし、枡田もいました。
 あと、去年は故障のため育成選手になっていた中川が登録選手に戻ったのだが、元気にサード守っていたので嬉しかった。

 ヤクルトの方は相川が不在だったので、しばらく一軍帯同していたはずの水野君が戻っていたし、あと飯原がいた。

 後半、楽天が逆転した3時くらいで、もう寒くてたまらなかったしお腹も空いたので球場を後にして、帰りは3キロくらいお散歩して戸田公園駅に行ったが、お腹空いてたので遠く感じました。

 荒川の支流みたいな小川沿いを歩いていたんだけど、川沿いにずっと桜が植わっていて、荒川土手沿いの桜はまだ5分咲きくらいだったが(いつも風が強いのでやっぱし寒いのだろう)、頑張ってお花見している人もちらほらいたが、こっちはシート広げる場所も無いためか、車はそこそこ通るけど、歩行者はほとんどいなかった。

 今日あたり、中目黒の目黒川沿いなんてごった返していると思うのだが、ここだって同じくらい桜が綺麗なのに・・・・・・しかも、途中で小さい川沿いの公園もあるのだが、ほとんど無人でした。

 まあ、静かに川沿いの桜を鑑賞できましたけどね。

 さて、帰りは戸田公園駅というコースは私にとっては定番になっているけど、今回は明確な目的があった。
 年末に「儲かってる企業」を特集する番組を見たら、「餃子の満州」というチェーン店が店舗数を着々と増やしているのが紹介されていたのだが、私はその店を見たことがなかった。

 調べてみたら、埼玉中心に展開している店で、東京でも西武線沿線には店舗があったが、私が普段利用するエリアには店舗がなかったのである。でも、花小金井駅にはあったので、そこをよく利用している妹に正月に会った時に「餃子の満州って食べたことある?」って聞いてみたら、「ああ、何度か。王将みたいな店だけど、王将より、満州の方が美味しいっていう人も多いね。うちの旦那もそう言ってる」とのことだったので、「戸田や浦和に行った時に寄ってみよう」と思っていた。

 戸田公園駅前店に入ったのが5時前だったので、席は空いていたけど、男性一人客や家族連れと、それなりに客入っていたし、餃子をテイクアウトする客も多いようだった。

 味も値段もまあ、王将とか日高屋と同じくらいなんだが、餃子はあんまり油っぽくなく、というか変にジューシーではなく、あっさりしているが、具はぎっしりという感じで、「満州の餃子の方が好き」って言う人も多いのだろう。
 もちろん、「わざわざ電車乗ってまで食べに行くような店ではない」のだが、近所にあったら、私が月に一回くらい日高屋を利用するくらいな頻度で、そういうローテに入るだろうって店でした。

 帰りは埼京線で渋谷まで戻り、渋谷からまたお散歩。行きも渋谷まで歩いているので、今日は2万5千歩お散歩できました。

 けっこう、歩いたし、荒川の土手では風に晒されていたので、気持ちよく疲れて、眠いです。

 そういや、今日出かける前にもテレビで「スカイツリーの電波試験」やってましたが、やっぱし我が家はNHKと日テレ以外は全滅でした。(前に朝やってた時も同じだった)

 電波って難しいんですね。

 さーて、明日は心を入れ替えて、部屋の掃除しようっかな。

3月22日(金)

 インドのこと少し書いてみたけど、何を言いたいのか自分でもわからなくなってきたので削除しようとも思ったが、まあ、いーや。

 私はたった3ヶ月弱しか滞在してないし、しかも、もう20年近く前の話だし。

 そ・れ・よ・り・も!!!!!

 昨日、帰宅して「今日のオープン戦はマサルさん(武田勝)が先発だったが、もう降板してるわね」と思いつつも、パ・リーグTVをつけてみたら、ちょうど大谷くんが登板した。

 157キロwwwwwwwww

 笑った。
 久々に野球見ながら死ぬほど笑った。

 どんな豪速球投手でも、この時期に157キロなんて投げないしwwww

 「なんなの、この子?」と呆然と笑いながら観ていたのだが、とにかく直球勝負で155キロ超えの球をビュンビュン投げていた。

 しかも牽制エラーもあったし、大暴投もあったんだけど、なんだか物凄いレベルの高い「天然」というのか、いや、あれは天然の真逆で空気読みすぎというか、「高校時代、160キロを投げた投手が、プロの練習の場で思い切ってとにかく全力投球してみました」という感じで、結果的に157とか出たが、そんなんで開幕一軍が決定するわけでもないけど、ともかく、みんなびっくりしたわけで(解説者が誰だかわからなかったけど、「凄いですね」と大絶賛していた)話題性は抜群でした。

 しかも、高校野球では当たり前の光景だが、投球が終わったら、すぐに打席に入って、その後は外野守備っていうのは、オープン戦とはいえ、プロ野球ではありえない光景だったので、ほんと、ずっと笑いっぱなしでした。「ひー、なにこれ、超やばいwww」って感じで。

 開幕しても、これを続けられるのかはわかりませんが、私が日ハムの営業だったら、ソロバン弾いていると思います。「これで一試合平均、1000人くらい来客数予想の上方修正」って。

 しかし、いくらゴールデン・ルーキーと騒がれれていても、私はちゃんと見たことなかったので(沖縄行った時に、けっこう間近で見たけど、ただすれ違っただけでした)、そのマウンド上での姿を初めて観て、ベビーフェイスがけっこうタコチューな顔になるのも可愛かったけど、「今日は練習というか、アピールの場だから、細かいことはいいから、一番早い球投げる」とばかりに、ムキになっている姿に「ああ、こいうのが大型ルーキーというものなのか」と、ほんとスター性はよーくわかりました。

 しかも、手足長くて顔小さいからテレビ映りがとてもよかったし。

 ハンカチ王子でフィーバーしちゃったオバサン達を球場に呼び戻していただきたいものです。

 しかし、あんなギリシア神話的な大雑把に荒っぽいけど、まだ幼くて美しい闘神みたいなキャラ、どう扱えばいいんだろう?
 とにかく、「怖いもの知らず」っていうのはああいうものなんだね、ってことを学びました。

 おや、パ・リーグTVも「これは集客チャンス」とばかりに、昨日の大谷君が投げたところを無料配信しているようです。
 http://tv.pacificleague.jp/ptv/pc/

 再度眺めてみましたが、「なんか、厨二病の物凄いやつ」みたいな感じでしたね、やっぱ。
 楽天の嶋を手玉に取ったあたりがハイライトですが、嶋はもしかして、演技かもしれませんけど。(私が嶋の立場だったら、ああすると思う)

 嶋で思い出したが、神宮球場でのオープン戦で私の近所にいたギャルたちは、「生まれ変わったら嶋と結婚したい」と妄想を全開させていた。

 立派なオバサンの私としては「ん?君たち、まだ20代前半だし、別に生まれ変わらなくても嶋と結婚できるチャンスあるのでは?」と思ったが、嶋は既婚者であるからして、「妄想にもマナーというものがある」ということで「生まれ変わったら」って言ってるのかね?

 で、ギャルその1が言うのには「嶋って、すぐ謝ってくれそうだし」
 それを受けてギャルその2は「あー、わかるわかる。嶋ってなんだかいつもすぐに謝ってる感じ」

 ・・・・・え?そこがいいの?

 嶋といえば、いつもベンチで野村監督に説教されいた光景がそこそこ有名だったので、お年寄りにネチネチ言われても爽やかにスルーできる、というのが売りでもあったが、「嶋と結婚したい」という理由が「すぐ謝ってくれそう」という意味が全然わからなかった。

 付き合ってる男が、すぐに素直に謝ってくれたら嬉しいのだろうか?

 そもそも、何を謝るのだろう?

 浮気とか?(笑)
 浮気がバレて「すいません」と土下座したほうが、好感度高いのだろうか?

 浮気でモメた経験が無いので本当にわからない。

 つーか、付き合ってた男が「うっかり風俗に行っちゃった」と言うので、「え?それって具体的にはどういうことやってくれるの?」と膝寄せたら嫌がられた経験ならあるのだが・・・・・

 というわけで、もしも楽天ファンギャルが「嶋君って、絶対に、謝りそうにもないから、好き」っていうのならわかるが、「すぐに謝ってくれそうだから好き」っていう意味が全然わからなかったから、アラフィフで独身なんですかね、あたしゃ。


3月21日(木)

 昨日はインドのことを書いていたら、なんだか話が逸れてしまったが、「インドは女性の人権が軽んじられている」ということは、その通りなんだろう。
 イスラム圏と似た感じで(ってイスラム圏に行ったことないんだけど)、男女交際に厳しいから、「女性を守る」というよりも、「女性と男性を必要以上に近づけない」という意味で女性専用ゾーンがいっぱいあったのだろう。

 だから、女性の一人旅には比較的安全な国だと思ったのである。

 それに、スイス人夫妻がどういう場所で被害に遭ったのか詳しくは知らないけど、人もまばらな僻地が危険であることは、多くの国や地域でも同じだろう。山賊が出るらしいんですよ。インドでも、「山賊が出る地域」は旅行者の間でもよく話題になっていた。
 ネパールとの国境地帯でよく徒歩旅行中に行方不明になる人が多いとか、そんな話をよく聞いたっけ。

 というわけで、確かに今までは女性が集団暴行されたような事件は、表沙汰にならなかったのが、近代化の波や保護団体の活動によってクローズアップされているだけなのか、よくわかりませんが、「女性がインドに行くのは危険」ってわけでもないと思うので、「またインドで婦女暴行事件が!!!!」って報道されると、少しだけ心が痛むというか、違和感感じるってだけです。

 治安がいいはずの日本でも、この季節になると刃物振り回すようなおかしな輩が発生しますが(今年は異常気象で出現がちょっと早いような気がする)、「日本では歩行者が差別されているので、時々意味もなく殺されます」ってことでもないだろう。


3月20日(水)

 ドミニカが勝ったのね。

 ドミニカには日本野球経験者がほとんどいなかったので(カストロって誰?つーか、フルネームわからないと調べようがないよ)「日本は負けたけど\横浜優勝/」みたいなことにならなくて残念でした。(プエルトリコの先発はジオだったので、もしプエルトリコが優勝していれば\横浜優勝/\広島優勝/になったはずだった)

 さて、今日は出勤だったが、午後は「動員」のお仕事でした。
 親会社が主催しているわけではないが、協力している講演会の申込者が会場のキャパの10分の1くらいしかいなくて、先週くらいに動員がかけられていたのだが、ちゃんと正規に申し込みした人だって、無料の講演会なんかブッチして、お花見に出かける陽気だろう。

 会場に着いてみると、やっぱし超ガラガラでした。「本当の客」は20人もいなかったんじゃ・・・・
 なので、6人ほど動員していた我が社はけっこう頑張ったのだと、明日部長に報告しておこう・・・・・って部長ったら、「オレも行けたら行くけど」と言っていたけど最初から行く気全然ないでしょ。

 でも、そのイベントが4時終了予定で、その後は直帰していいので「だったら、まあ仕事ですから、頑張ります」と全然興味ない話を一生懸命聞くふりをしたり、積極的に拍手したり、講演者の放つギャグに一生懸命笑い声をあげたりと、サクラの仕事がんばりました。桜の時期ですし。(しーん・・・・・)

 同僚K嬢も一緒に行ったが、彼女は「早く帰れるから美容院予約したんだ」と、「ただ座っているだけの簡単なお仕事です」をさらに自分に有利に創意工夫していたし、私は「帰りが東横線になるから、渋谷で乗り換えてみるんだ」と、やはり「あまり意味の無い仕事」を自分なりにカスタマイズしてポジティブシンキングしてました。

 でも、あまりにも集客されてなかったので、「二人」ってすごい大きな数字だったんですけどね(笑)

 東横線のホームで電車を待っていたら「小手指行き特急」が来たので「東横線も堕ちたのものだ」と失笑。
 代官山や自由が丘を抱える「オシャレな東横線」が埼玉と繋がっちゃうなんて、セレブな御一家の末娘が埼玉のヤンキーと結婚しちゃったみたいな感じである。

 私が利用している田園都市線は、東横線に比べると田舎度が高いが、それでも東武線と乗り入れが始まって「東武動物公園行き」が走るようになると「こっちはニコタマ抱えてるから、プチ・マダム路線だったのにぃぃぃ」と嘆いたもんだが、埼玉から中華街まで乗り換えなしで行けるということは話題になっているが、代官山も自由が丘もってことになると、なんだかね?

 って埼玉県民の皆様には失礼なこと書いてますが、私は千葉育ちなので(笑)
 千葉県民にとっては「でも、東京に通勤通学してるから、千葉は東京のベッドタウン」と思っているが、神奈川が「神奈川都民」である方が格が上だと思っているし、いくらデズニーランドや幕張メッセを抱えていても、やっぱし横浜の方が格上だと思っているのだが、茨城県は「利根川の向こうには、この世の果て」という認識だし、埼玉には近親憎悪というか、強いライバル心があるというか、日韓関係みたいというか、千葉県民的には「千葉が日本で埼玉が韓国」と思えるのだが、埼玉からしたら逆なのかもしれない。

 いや、やっぱし客観的に考えると、ここ20年でぐんぐんと都心へのアクセスが良くなった埼玉のほうが韓国っぽいかもね?
 千葉のアドバンテージは「成田空港がある」だったけど、羽田空港の国際空港化でちょっと弱くなったし。

 さて、昨日の神宮でのオープン戦観戦で書き忘れたのだが、試合前の練習中には、記者たちがベンチ前でうろうろしているのだが、なんと吉井がいました。(去年まで日ハムの投手コーチ)
 解説者になった元野球選手って、スーツ姿が多いんだけど、吉井はTシャツの上にパーカー羽織ってるようなラフな格好でした。
 そんで、「わー、吉井がいるー、写真撮っちゃおう」と近寄ったら、吉井の横に小柄でずんぐりした人がいて、吉井と楽しそうに雑談していたのですが、なんと、松村邦洋でした。

 まっちゃん、ここで何してるんじゃ?

 松村邦洋は試合終了後にタクシーに乗り込む姿を観たので、ちゃんと試合を最後まで観ていたようです。
 オープン戦とはいえ、試合前にあんなところに芸能人がいるのを観たのは初めてでした。スポーツ系番組持っているのかしらね?

 あと、試合中に楽天ファンのギャルが、ヤクルトの代打だか代走が出た時に「谷内(やち)君だ!今絶賛売り出し中の!」と騒いでました。顔が可愛いそうです。そうなんですか、機会があったらちゃんとチェックしておきます。

 そのギャルたちはヤクルトの代走で比屋根が出てきた時も「比屋根って顔が地味なところがいいよね。足速いのにねえ」と熱く語っており、比屋根のルックスについて語り合うギャルっていうのが珍しく、「ふーん、判断基準が顔っていうのも潔いな」というか、去年のクライマックスシリーズを西武ドームに観に行った時に、隣に座っていた西武ファンギャル達が、対戦相手のホークス選手のルックスについて片っ端からケチつけていたのを思い出し「我が楽天ファンの女子は、とても主観的に客観的である(?)」と嬉しく思えただけです。

 そして、そのギャル達が、中継ぎで高堀が出てくると「きゃーーーーー!、高堀、がんばれーーーー!」と黄色い声援送ってくれていたので、ありがたかったです。

 ところで、最近、インドでの「婦女暴行事件」がけっこう取り上げられていて、つい最近も「スイス人旅行者夫婦が襲われる」なんて事件があって、テレビでは「インドって危険」みたいなことになっているので、15年前にインド3ヶ月くらい一人旅経験があるだけだが、なんか違和感ありますね。

 つーか、インドも経済成長によって、いろいろ難しい時期なんだろうな。

 15年くらい前、インド人女性は「一人では出歩かない」ようだった。
 昼間の町中だと、通勤通学で出歩くけど、一人で長距離バスに乗ってるインド人女性を見たことはなかった。
 だいたい、夜道を女性だけで一人歩きするような必要もなかったし。旅行者だって、夜に出歩いても、なーんもないし、暗いだけだから出歩く意味なかったし。

 当時の日本に比べると、「か弱き女性」を守るために、電車やバスは女性専用エリアがあったし、駅にも女性専用待合室があったので、「進んでるな」って思ったくらいである。
 なので、ちょっと旅行したくらいだと、女性蔑視というよりも「アメリカ開拓時代のレディーファーストみたいな?」って感じで、女性は過剰に保護されてる雰囲気だった。

 ただ、ダメダメ西洋人らが集結するゴアでは、「インド人からすれば裸みたいな格好で闊歩する外人女性がたまにレイプ被害に遭うらしい」という本当なのか噂なのかわからないけど、私は「日本人が北欧人のフリーセックスを誤解するようなもんか?」と思った。

 主要観光地では、欧米系旅行者は嫌われてることも多かったし。
 それも日本人に対するリップサービスだったのかもしれないけど「あいつら、偉そうだから嫌い。日本人はそうじゃないから大好き」みたいなことをよく言われた。

 日本人があまりインド人を見下さないのは、「仏教の発祥地である」というリスペクトと「カレーの発祥地である」というリスペクトと、あと、これが一番大きいが「インドを旅すると人生が変わるらしい」という思い込みのせいで「インドの乞食は人生においての重要アイテム」ということになっており、そういうインドの暗部を有難がる日本人は、インド人にとっては「あれだけの経済大国なのに、インドの文化を熱心に受け入れようとしてくれる」存在として、なんだか人気があったのでした。

 インドの一部で西洋人が人気なかったのの理由の一つにイスラエル人の存在がありまして、あの人達、兵役終えた長い休暇にインド周遊するようで、兵役明けだからみんなガタイが良くて、しかも兵役中に上官の命令に従っていた反動なのか、観光業に従事する「インドではそこそこ中流意識のある階層」に対して高飛車にふるまうので煙たがられていた。


3月19日(火)

 お休み。明日の祝日は出勤だし、土曜日も出勤だし、あと明日からマスオさんが休暇に入るので。

 朝、8時過ぎに目が覚めて「今日は神宮にしようか、戸田にしようか」とまだ悩んでいたが、「とくダネ」をつけたらWBCの敗戦試合をお浚いしていたので「あーん、なんかウッチー可哀想」とテンション落ちた。
 まあ、内川は前回、おいしいとこいっぱい持っていったから(おまけとして、有名女子アナの嫁まで)、今回は戦犯背負ってもプラマイゼロだろう。

 しかし、試合ちゃんと観てないから偉そうなこと言えないけどダブルスチールの失敗だったんですね。
 ダブルスチールってほんとギャンブル性が高い作戦なので、一か八かの勝負に負けたということなんでしょう。
 でも、いくら投手のクイックがイマイチだとしても、プエルトリコの捕手ってメジャーでも指折りの捕手だと聞いていたので、日本がそういうこと仕掛けてくるのはわかっていただろうし、「やるよ?やるよ?」とプレッシャーかけて揺さぶるくらいでよかったんだと思いますが、もしも、その作戦が上手く言っていたらイケイケだったはずなので、勝負事なんてそういうもんですよね。

 それよりも、「とくダネ」をぼんやり観ていたら、キャスターの小倉さんが「山本さんは野球にお詳しいそうですが、どう思いました?」とコメンテーターに話を振ったのだが、誰この野球に詳しいらしい小宮山悟みたいな人?と思ったら「山本一郎」と紹介クレジットが入り「・・・・・・切り込み隊長じゃんwwwww」

 野球に詳しい山本氏は「内川は、そのままベイスターズに帰ってくればいいと思います」というコメントを言ったのだが、見事にスルーされてました。誰も「ホークスでしょうがwww」って突っ込んでくれなかった。

 「とくダネ」はここ最近、コメンテーターがけっこう流動的なので、わざとそうしているのか「次世代のスター・コメンテーター」を模索しているのかわからんが、優秀なコメンテーターは各局で奪い合い状態なので、なかなか興味深い世界でもある。

 さて、天気予報でも「今日はゴールデンウィーク並みのお天気」と言っていたし、洗濯干しにベランダに出たら「暑いよ」とボヤくくらいだったので、戸田はやっぱり却下して、普通に神宮球場に行った。

●オープン戦 ヤクルト×楽天@神宮球場

 去年はオープン戦けっこう観た記憶があるが、あれはその前年が震災の影響でオープン戦が軒並み中止になってしまったので、その反動だったんだよね。
 今年はたぶん、今日だけになりそうである。

 しかし、10時半に家を出て・・・・・そうそう、30分くらいWBCのオランダとドミニカの試合をテレビで観たのよ。オランダのミューレン監督がデンゼル・ワシントン系のイケメンさんだったので、「これを逃すと次にお見かけする機会は無いかもしれないから・・・・ってミューレンさんってどこに行けば観られるの?」と、試合の序盤を眺めていたが、客席も緩い感じだったし、打者はブンブンとフルスイングで、ダルがメジャーに行ってから「別の競技みたいだ」と言っていたけど、ほんとそんな感じでした。

 そして、神宮までお散歩して12時前には球場に入ったが、平日だからガラガラだし席は選び放題だったから、楽天ベンチの真上に陣取ったが・・・・・暑くてたまりません。
 ネット裏の上段が日陰だったので、そっちに移動してクールダウンした。

 先発投手は、ヤクルトが村中で、楽天が戸村。

 村中がねー、絶好調で、5回だか6回まで投げたのだが、ほぼ無安打だった。最後の回だけちょっとピンチになっていたけど。
 オープン戦でも公式戦でも村中は何度か観たことがあるが、こんな三振とりまくる圧巻な村中がこの世のどこかに(巨人戦とかに)たまに出現するということは知ってましたが、ほー、いいときはこんななんだ!
 グダグダした村中しか観たことがなかったんで(笑)

 で、村中の好投に引っ張られたのか、戸村も頑張ってました。どうやら星野に相当叱られていたようで、先発ローテに入れるかどうかの瀬戸際だったようです。
 戸村は、ずいぶん下半身が安定してきたなあ。というのがお上品な表現で、普通に言うと「尻がデカくなったわね、ほほほほ」である。

 長身で線が細い感じだったのだが、今年は太ももがけっこうムッチリしてきて、尻もけっこうデカくなったけど縁ももには追いつけなかったようで、もう少しって感じ。何がもう少しかっていうと「尻から太ももの感じが、岩隈みたいになってきたけど、もうちょっと」っていう意味。

 たぶん楽天の編成も岩隈の下半身を理想として、「3年くらい鍛えれば、ああなりそうな素材」をいっぱい拾ってきているので、その中でも塩見と戸村は最初から活躍しているが、私のイチオシの高堀なんかもそのカテゴリーなんです。
 そんで、みんな、美脚が映えるようなユニフォームの着こなしだし。

 というわけで「お?今年の戸村はなんだか今までと違う?」と思ったのだが、6回まで無失点で抑えたのに、7回にランナー出したら、畠山に初球で被弾って・・・・・やっぱし魔の7回なのか?

 私はその頃、少し日も傾いていたのでブルペン前で高堀が投げるのをニヤニヤしながら眺めていたのですが、高堀も去年やっと活躍したから貫禄を感じるなあ。って、元々、ふてぶてしい感じのある投手だったので、そこがお気に入りだったのですが、やっと中味が外見に追いついてきたって感じです。

 楽天はやっと藤田が1軍復帰したようで、「ここに松井稼頭央が戻ってくるのか」って内野も激戦ですよねえ。ジョーンズってポジションどこなんだ?DH?

 あと、ヤクルトは中継ぎで藤田太陽が出てきたので「荒木大ちゃんの再生工場、今度こそ結果出すかしら?」と思ったのと、後半の選手入れ替えで、ショートに川島慶三が出てきたので「ケーゾーが試合に出てるのを観るのは何年ぶりだろう?」と遠い目になった。

 川端がまた故障したしなあ。

 センターは上田だったので「上田も今年こそ、通年でスタメンにしがみつかないと」と思った。

 と、なにげにヤクルト選手に詳しい私であるが、なにせスマホを持っているので「そーいや、WBCはどうなった?オランダが勝てば、バレンティンやジョーンズがいるので、日本は負けても、\ヤクルト優勝/だったり\楽天優勝/なのに」と試合経過を確認したら・・・・・・・ドミニカが勝ってました。

 うん、なんかプエルトリコ×ドミニカって真のWBCって感じがするよ。

 明日の深夜に録画中継するんだってね。観られるかしら?

 というわけで、今日は神宮球場まで往復したので、2万歩お散歩できました。汗だらだらだった。

 そして、放射能信者の友人のツイートは「wbc、被曝してなかったら勝ってたのに。視力がやられてるはず。」だった。回し蹴りでぶん殴りたい(笑)


3月18日(月)

 あーら、日本負けちゃったのね。

 能見が被弾したと言うよりも、日本が全然得点できてないのがダメだったじゃん。だ・か・ら、東京ドームでいくら気持ちよくホームラン合戦しても、広いメジャーの球場で屋外なんだから・・・・

 それよりも、もう地上波では放送してくれないのでしょうか?他の国の試合も観てみたいんだけど。

 そういや、スケートもキム・ヨナにあっさり負けていたようだが、日本選手が勝つとニュースショーではたっぷり振り返ってくれるのに、キム・ヨナの演技はちらりとしか観ることができなかった。
 なので、コンビネーションジャンプを確実に決めたシーンくらいしか観てないけど、やっぱし前のオリンピックの時に感じた「なにこの、横綱みたいな貫禄というかオーラ」っていうのは少しだけわかった。

 さて、話は変わるが、土日にずっと弟から「どうぶつの森」というゲームのことをレクチャーされて、「さすが、人気ゲームはよくできてるのねえ」と感心しました。

 ゲームよく知らない私にとっては「女子供に人気の高い癒し系ゲーム」だと思っていたのだが、基本はシム・シティみたいな感じらしい。手間暇かけて自分の村を育てるみたいな?

 現実世界から逃避して、どうぶつの森にどっぷり漬かっている人がいるらしいのは知っていたが、弟の説明聞くと「そりゃ、廃人になるわ」と激しく納得しました。

 でも、「ゲーム廃人にはさせない仕掛け」になっており、よくできてるんだよね。

 癒し系ゲームの割には金を稼ぐことが重要らしく、でも長時間ゲームしていれば稼げるわけでもなく、一日に収穫できる数は限られているようだ。そして、収穫した物をどこかに売りに行くらしいが、それはコンプガチャ形式になっており、最初の頃は収穫したものは何でも換金されるらしいが、次第に「それはもうあるから要らないです」ってことになり、毎日地道に何かを収穫しても無駄になることも多いとか。

 で、定期的にイベントが開催されているので、それに参加するとゲットできるアイテムも多く、暇な人ほどアイテムをゲットできるけど、イベントはずっとやっているわけでもないので、アクセス時間に比例してアイテムが増えるわけでもないあたりが上手い仕組だ。

 ただ、マメに村人とコミュニケーションとると、お礼にとアイテム貰ったりできるようで、そっち頑張ると廃人確実になるのだが、それは相当面倒なようで、そこに手間暇かける人は少ないらしい。

 というのがわかるのは、イマドキのゲーム特有の通信システムがあるので、物理的にすれ違った人が「情報交換」をオンにしていれば、その人の現状のコピーが閲覧できるらしい。

 弟のゲーム機は、ずっと自宅に置いてあるので、見知らぬ他人との情報共有機会は少ないけど、弟宅は船橋市の住宅街の「わりと人通りの多い道沿い」にあるので、毎日、3人くらいの情報を拾うらしい。同じ人ばかり(笑)

 そんで、今回は、船橋から国分寺まで電車で移動してきたので、10数名の情報を拾えたと、弟と姪っ子大興奮。

 これも、このゲームにハマった人が引きこもりになるのを防ぐ機能だと思うのだが、アイテム情報は限られているので、どっかの量販店に行けばなんでも手に入るわけでもないのだが、すれ違った他人の持ち物を見ると「あ、これ欲しい」ってことになり、それを登録しておけばカタログのようなことになるので、繁華街をうろうろすることもゲームの内なのだ。

 弟が拾った他人の情報の中での「この人はかなり凄い」って人がいて、いろんなステイタスが上級になっていた。相当の時間をこのゲームに費やしているツワノモらしい。

 「これは凄い」とうっとりする弟と姪っ子に「でも、この人が年収200万円のフリーターだったら、なんだか切ないね」と言ったら、なんだかしんみりしちゃいました。

 って、「平日は、どうぶつの森やる時間があまりない」と嘆く弟君ですが、今度の春休みに家族で沖縄旅行するそうで「5万円もかかる」と言うので、「私は2月だったからもう少し安かったけど、そんくらいだったよ」と言うと、「ねーちゃん、それが5人分なんだよ?」と言うので、そっか、家族旅行って高いね・・・・25万円ですかい・・・・

 独身の姉は「今年もフジロックに行ってやる」と、まーた10万円散財かよ、と覚悟してましたが、一人分の散財なんて、ほんとそんなもんですからね。

 家族養うって大変ですよね。

 でも、こうして週末に甥っ子や姪っ子達と交流すると、けっこう疲れるけど、楽しいことの方が多いので、どっちが幸せかっていう話でもなく、「ミヤノ家の皆さんがそこそこ楽しそうでよかった」って話のようです。

 で、あたしは明日また休みなんですが、戸田に行くか神宮に行くかで激しく悩んでいるのですが(戸田にはつば九郎がなぜか来るらしい)、フツーに考えると楽天戦の神宮なわけで・・・・・明日起きたらまた考えようっと。

3月17日(日)

 土日は久々に実家に帰った。正月以来である。

 正月に誰かの水疱瘡で欠席していた弟一家の姪っ子軍団が来るというのではせ参じたのだが、4月から小学生になる双子は益々パワーアップしてました。

 でも、双子の姉である長女のNちゃんが、なんだかすっかり大人びていた。もう春からは5年生だもんなあ。
 大人びたっていうか、前に会った時にはまだまだ妹達と同じ雰囲気というか、一緒にワーワーギャーギャーやっていたのが、少し距離を置いたようで、言動がすっかり落ち着いており、実に温和な感じで淡々と会話する様子が頼もしかった。

 あのハイテンションの双子も何年かしたら、このくらい落ち着くのかもしれないなあ。

 それは嬉しくもあり、寂しくもある。

 って、年にせいぜい2,3回しか会ってない私が言うのもなんだが。

 双子はなぜか神経衰弱が好きで、今日も私を誘うのだが、私は寝不足で疲れていたし(昨日は深夜2時まで母と弟と雑談していた。特に弟とNちゃんが夢中になっている「どうぶつの森」の世界観をいろいろ細かくレクチャーしてもらった。そして朝7時に双子に襲撃されて、一緒に日曜朝の子供番組観ていた)、元々私は神経衰弱得意じゃないし(意味の無い数字を覚えるのが超苦手)、久々にやってみたら短期記憶の衰えから、散々なことになっていたので、あまりやりたくなかったが、双子達が「のんちゃんと一緒にやりたいのー」と叫ぶので「お座敷かかってるのならしょーがない」と渋々参加したら・・・・

 あいつら、私の順番飛ばして自分らだけでやってるし・・・・いいよ、それで、私はやりたくなかったし・・・・と静観していたら、ふと「あれ?のんちゃんの番は?」って思い出したので、私は涙流しながら大爆笑しちゃいました。
 「私と一緒にやりたいってゆーから渋々参加しているのに、私の順番飛ばすってなによーーーーーー」って。

 で、今日はずっと時々昼寝しながら、「どうぶつの森」をやり続ける弟(今年で44歳?)の姿は不気味だったが、弟は実家にいた頃からずっとゲーム三昧だったので、あまり違和感なかった。

 弟のことで印象深かったのは「アレってアレでしょ?」と、あれあれトーク全開だったことだ。
 会社のまだ30代後半の社員達も「あれあれ」になっているので、3歳下の弟の老化は比較的遅いほうだろうと思いつつ、以前は母や父が「あれあれ」を語ると厳しく突っ込んでいたはずの弟が、自分の「あれあれ」はあまり気にしていない様子に、相方には厳しく「いじわるー」と叫ぶ双子が自分でも相方にそれ以上のいじわるする様子と重なり、「遺伝なのね」と微笑ましかった。

 笑えなかったのは、弟のところの長女Nちゃんがケンダマで遊んでいたのだが、まだ下手なので、ついうっかり双子の妹のどっちかの頭にケンダマの玉をゴツンと当ててしまった時で、妹はびっくりして「びえーーーーーー」と泣き始めたが、そんな大事でもなかったのに、弟が娘のNちゃんにネチネチと「こうなるのをなんでちゃんと予想してやらなかったのか?謝ればいいと思っているのか?」って説教していたので、Nちゃんもシクシク泣いていた。

 やんちゃな弟の、子供らしいやんちゃな行動の結果、うちの母がどれだけ泣かされてきたのかよく知ってるだけに(クラスメートの女子を骨折させたこともある)、「その対応ってどうよ?あんたにそんなこと言う権利ないじゃん?」と思ったが、私が口出しするのもなんだから、そっと席を外して台所で洗い物していたが、弟が他人を傷つける結果になって、その度にお詫び行脚をして苦労した母は、わりと無頓着だったので、「ふーん、そういうもん?」と思いました。

 姪っ子達の行動に「あー、うちら兄弟も昔はこんなんだった」と、自分の過去を思い出して感情移入してしまう私と違って、他の人はもっと他人事として突き放して認識されているようです。

 弟のところの三姉妹は賑やかですが、妹のところの甥っ子Tちゃんも「従姉妹たちと交流させたい」と連れてきたのですが、甥っ子Tちゃんったら「私、こういう子供知らない」というほど大人しくて。

 食も細いようで、妹は苦労しているようですが、もう2歳になるのでそろそろ「イヤイヤ期」に入ってるようで、妹は「今朝はずっとイヤイヤでもう疲れた。イヤイヤ言うのってどういう心境なの?」って10歳の姪っ子Nちゃんに真剣に相談していた。
 Nちゃんも生真面目に「そういう気分の時もあるけど、イヤじゃないこともあるし、そういうのを探していけばいいんじゃない?」とか偉そうに言ってて、横で傍受していたら、もう失笑ものである。
 ただ、「Tちゃんもそろそろ宇宙語の時期だね、そーいや、Nちゃんは長子だったから宇宙語時代長かったね」と言っても、当のNちゃんは自分の宇宙語時代なんて覚えてないわけで、「宇宙語???」と戸惑っていたのが可愛かった。

 で、Nちゃんの妹達の宇宙語時代は短く、あっさりと人間語話すようになったのは姉の存在が大きいが、こうして従兄弟達が交流すると、おっとりした性格らしい甥っ子T君も、おねーさん達の会話には敏感に反応するようで、去年の夏に遭遇した時にも姪っ子軍団が「アイス食べたい!アイス!アイス!」とシュプレヒコールしていたら、T君は「パパ」や「ママ」よりも先に「アイス!」と言うようになったとか。

 なので大人達が「子供同士だと言葉の伝達早いよねえ」って会話していて、妹が「うちの子にもっと言葉何か教えてよ」とお願いしたら、やんちゃな双子ったら・・・・「うんち!」「パンツ!」「おしっこ!」・・・・・・って、あんたら下ネタ期長いですね。


3月15日(金)

 朝、出勤すると、エビワカちゃんが「なんだかよくわからない電話があったのですが・・・」

 私が数日前に投函した郵便のことで、宛先の住民がもうとっくの昔に転居していたらしく、そのマンションのオーナーさんが「処分していいですよね?」と電話してきたらしい。

 そういう郵便物はその旨を書いたメモを添えてポストに投函してくれれば返送されてくるし、集合住宅のポストの上に「この方はもう転居されてます」って置いておけば翌日配達しに来た郵便屋さんが持って帰ってくれるはずだが・・・・・

 エビワカちゃんもとっさに機転が効かなかったようだが、どうやら相手が「すごく暗い感じボソボソ喋るお年寄りみたいで、何のことなのかわからないまま、向こうの言いたいことだけ言って電話切られちゃって」と言うので、エビワカちゃんのミスを指摘することはやめておいた。

 わざわざ電話してきて「処分します」って断言されてもね。

 そのオーナーの爺さんの行動も不思議だったけど、それよりも、なによりも、「まったくもー、これで最後だと思ったのに、ほんとに究極に面倒くさいやつだ!!!!」と朝っぱらから超不機嫌になってしまいました。

 書類を送った相手は、うちの会社から数百万円の借金をしていたのである。
 亡くなった先代社長の知り合いらしいが、私はその人のことをよく知らない。ただ、過去にも何度が「事業用資金」をうちから調達していたが、一度も返してもらったことなかったのだが、たぶん、先代社長が自分の死期を意識し出した頃に、過去の借金の精算というか、要するに債権放棄することになったのだが(自分の息子の代まで引きずりたくないので)、なんと、その時に、厚かましくも「これは事業用じゃなくて恥ずかしながら個人用で最後のお願いです」と数百万円を貸すことになったのである。

 私は「こんなの返済してくるわけない」と思ったが、今までの貸付金は、借金というよりも出資金な位置づけだったようなので、事業が上手くいかないから返済しなくてもいいという解釈だったようで、その当時の上司は「今度のは生活費の借金だから返済してくると思うよ」と言っていたが、ほんとに月々ちゃんと返済してきたので「やれば、できるじゃん」と思った。

 ところが数年間の返済の中で、一度「あれ?今月返済が無いな?」という時があり、その翌月はちゃんと返済されてきたので「一回忘れたな」と思ったのだが、先代社長も当時の上司もすでにお亡くなりになっていたので、誰に相談していいのかもわからず、「まあ、完済することになった時にどうするか考えよう」と放置していたのである。

 そして、去年の10月で完済される予定だったのだが、こっち的には「あと2回」で、向こう的には「あと1回」で終わるはずだったのに、「あれ?振込が無い?」

 どうしちゃったんだろう?なんか勘違いしているのか?と悩んだあげく、部長に相談すると「その人にそう連絡すれば?」と、とても真っ当なことを言われたが、「私、その方の連絡先知らないのです。契約書にはもちろん住所が書いてありますが、今そこにお住まいかもわからないし」としか言いようが無い。

 うちの会社とはなんだかんだで古くから付き合いのある人だったので、古株の部長もその存在は知っていたが(どうやら、その人のお父さんが、その業界ではそこそこの人物だったらしんだけど)さすがに、連絡先までは知らなかった。

 でも、部長は彼と今も関わりのありそうな役員を思い浮かべることができたので、その役員氏に確認してみたら「ああ、電話番号わかるよ」と言うので、事情を簡単に説明したら、その役員氏がすぐに連絡がとれたみたいで、部長宛に電話が入った。

 そして「返済が去年一回抜けてて、しかも、10月で最終回だったはずなのも入金されてないので、計2回分未返済」と説明すると、先方も一旦電話を切って確認したようで、数時間後「仰る通りでしたので、あと2回支払ます」と言ってくれたようで、私としては「ああ、よかった」と胸をなでおろしたし、すぐに1回分は入金されたので「あともう1回!」と明るい気持ちになった。

 そのやり取りの中で先方が部長に「完済したら、その証拠になる書類送っていただけますか?」と言ってきたようで、部長が私に「そういう書類、用意できる?」って確認してきたので「そんな書類作ったことないけど、銀行からの借入金が終わると、そんな書類来るので、そういうの真似して作りますけど・・・・・・送付する住所確認してください」って言ったら「住所わからないの?」って言うので「だから、前にもお話しましたけど、契約時の住所はありますけど、その住所のままなのか確認したほうがいいと思うんです」って言ったのである。

 で、銀行方式だと、借入金の契約書の原本に「この債権は消滅いたしました」なんてスタンプ押して返送されてくるようだったので、私も契約書の原本をファイルから取り出して、いつでもそれを返送できるよう準備していたのだった。

 ところが、年末年始はどたばたしていたのでそんなことすっかり忘れていたが、1月半ばになってやっと12月の伝票打っていたら「あり?あの人からの最後の返済ってもう終わったんだっけ?」と気がついて確認したら、「すぐに振り込みします」と言ってすぐに入金された12月初旬の後に振込はなかった。

 忘れてるのか、確信犯なのか知らないけど、あー、もう、面倒くさい。

 1月も2月もドタバタしているので、部長に報告しそびれていたが、2月初旬に部長の方から急に思いついて「あれって、終わったの?」って聞いてきたので「それが・・・・実は・・・・」

 「だったら知らせたほうがいいんじゃないの?」
 「ですから、私はこの人とほとんど面識ないし、連絡先なんて知らないんです。この契約書に書かれた住所しか知らないのですが、今もここに住んでいるのかも知りません」

 と、話がまたリセットされているので疲れる。

 私が「それよりも、前に部長の携帯に電話してくれたじゃないですか?その履歴残ってないんですか?」と言ってみたら「うーん、あることはあるけど・・・・・」と部長も直接電話したくないらしい。

 その時は互いに忙しかったし、私なんてその後、ぎっくり腰でそれどころじゃなかったのだが、2月後半になったら、部長がまた「まだ振込ない?」と言ってきた。

 そして、部長は「こういう経緯であと一回残っている」という書面を用意しろと言うのだが、私は「でも、前に電話でお話した時には、あと2回で納得されてようだから、単純に忘れているのだと思いますが?」と、書類作るのが面倒だから拒否した。それに、部長が言う書類とは「今までの返済履歴を表にまとめた書類」なのだが、今まで手書きでチェックしていただけなので、それをデータにするのは手間だったし、せっかく作っても「宛先不明」で戻ってきたらがっかりするから。

 それから数日間、部長が時々「あれって、どうしよう?」と思い出すので、「電話で済まないですかねえ?もし、向こうが、そんなはずはない、完済したつもりだって言うのなら、部長が言ってた書類用意しますけど、その時には住所確認してくださいね」と、のらりくらりしていたら、やっと部長がまた役員氏に電話してくれて、役員氏が翌日には「うっかり忘れていたらしいから、すぐに振り込むってよ」って言ってくれたので一件落着でした。

 数日後に通帳記入したら、ちゃんと入金されていたので、部長に頼まれていた「完済いたしました」という書類用意して見せた。
 その時にも、「住所の確認は?」って思ったんだけど、部長がその事を役員氏に伝えているのかどうかもよくわからなかったし、こちらから直接連絡できないから、もしその確認するのなら、また部長にネチネチ言わないといけなかったし・・・・・

 それに「完済しました」って書類が必要なのは、こっちじゃなくてあっちだし、「そういう書類が欲しい」と言ってきたあっちが「この住所に」とわざわざ言ってこなかったということは、ここ数年転居しなかったのかもしれないし、ほんと、もう面倒になったので、契約書に記載された住所に普通郵便で送りました。

 ちらっと「書留ってほどじゃないけど、配達記録くらいやっておいたほうがいいかな?」って思ったんだけど、「転居先不明」で戻ってきたらその経費が無駄になるし、いいや、って思ったのです。

 そしたら、まさかの「マンショのオーナーのおじいちゃんが捨てちゃいました!」という事態に!!!!!

 つーか、オーナーさんもボケボケなのかもしれないけど、手書きで宛名書いた封書をさ、「処分してもいいですね」って、その人、家賃未納のまま夜逃げでもしたのか?って思っちゃいましたよ。夜逃げした後も督促状がいっぱい届いたので、オーナーさんが処分に困ったとか?

 で、部長にその件を報告したら、部長がびっくりしていたので「だから、転居してる可能性があったから、何度も住所の確認をお願いしたのに」と嫌味言ったら、部長は「郵便局はなんでこんなことを?クレーム入れてやろうか?」と言うので「え?そっちwwww」

 その電話を受けたエビワカちゃんが「大事な書類だったんですか?」と動揺していたので、「いや、別に、取り返しのつく書類だから大丈夫」と、そっちもケアしないといけなくて、ややこしい。

 そんで「その書類が必要なのは、あっちなので、届かないのが不満なら電話してくるんじゃないですかね?」と言ったのだが、部長はいつのもように、瞬時に判断できなかったようで、それから4時間くらい経ってから「で、これはどうしたらいいの?」と下手になって聞いてきたので「私は放っとけばいいと思ってます。こちらとしては終了している取引なので、あの契約書は必要じゃないし、転居しているのならそれを教えない向こうのミスですし、向こうが思い出して連絡してきたら、新たに書類作ってお送りしますから」ときっぱり言ったら部長は黙っていたけど、そのうち、ふと気が向いたら、また役員氏にお願いして住所確認するのかもしれない。

 そのへんはご自由にどーぞ。

 ですから、金銭貸借の契約書の原本は捨てられちゃったらしいが、あれが必要だったのは返済が終了するまでで、完済された今はうちには必要の無い書類なのである。
 向こうも「原本を返送せよ」と言ってきたわけでもなく「完済したら、何かその証明となる書類はいただけるのでしょうか?」と言ってきたので、私が「銀行はそういう時、原本を返してきますので、そうしましょう」と私が言っただけのこと。

 向こうが「書類こねーよ」と連絡してくるのかはわからない。
 うちがヤクザな会社だったら、そういう書類が無いと不安に思うかもしれないけど、どっちかといえば、頻繁に金を無心していたそっちのほうがフツーはヤクザなので、何年かしてまた金に困ったたら「そういや、前の借金についてちゃんとした書類を貰ってないのですが?」を足がかりに新たな融資を依頼してくるかもしれないけど、って話です。

 と、この程度の話を簡潔にまとめられないことが切ないけど、「ああ、やっと綺麗に終われる!」と期待していたら、やっぱし痛烈な落ちがあったので、ほとにもー、もー、もーと牛状態になったと、日記には書いておきました。

 心を癒すため、また今日も放射能信者の友人のツイッター覗いてみたら「マグロからも(放射能)出た!」と、リツイートされたツイートは「マグロ 0.07ベクトル/キロ」とかでした。

 えーと、食品検査のベクレルって、100とか500の世界じゃなかったっけ?

 と、その元ネタとなったマグロの検査をした方のツイッターを読んでみたら、その人は東京近郊在住の釣り好きで、放射能検査にもそれなりに関心があるので、主に「関東近辺の魚介類はこのくらい安全」ということを表明するためにツイートしているようだった。

 なので、自分で金を払って放射能測定してもらった「近所の寿司屋で買ったマグロもこのくらいの数値だった」という意味で「マグロ 0.07ベクレル/キロ」とツイートしたようだった。だって、その測定器の限度が0.02くらいだったから、「不検出ギリギリ」なんだろう。

 その人の「自分なりの基準値」も「100ベクレル/キロ未満くらい」と書いてあるので、「マグロ大丈夫です」ってつもりで上げたのだと思うが、放射能信者にとっては「マグロから検出されましたwwww」ってことになるらしい。

 なんだか単位がよーわからんようになったので、政府の基準値を改めて確認してみたら、やっぱし100ベクレルだった。
 ベクレルとシーベルトの関係は難しいけど、行政的には「100ベクトル/キロの食品ばかり食べていても健康に影響はない」ということらしい。

 そのあたりをどれだけ信用するかは人それぞれだろうけど、100が基準値だが、60だとなんか不安っていうくらいだったらわかるし、10でもなんだかちょっと、というのもわかるが、コンマ下になるとねえ?

 かなり前にも高級和牛が基準値超えちゃってってニュースあった時には、あの時の基準の500超えたのかどうか覚えてないが、多くの人が「しょーがないなあ、じゃあ、私が是非引き取ります」とコメント寄せてたっけ。

 毎日その肉を食べていたら年間基準値超えちゃうのかもしれないけど、1キロや2キロ食べてもねえ、っていうか、そんなに食えないし。

 というわけで、自分の仕事でなんだか不条理なことがあったので、別世界に位置する友人のツイートで心を洗いました。

 でも、ついうっかりその友人がフォローしている先も読んでみましたが、そっちはほんとにかなり殺伐としてて、読んでいると気が滅入ってきたので、私の友人はそんな放射能クラスタの中でも、それなりにコメディー・リリーフしているつもりらしいことがわかりましたので、まあ、どーでもいーけど、ちょっとホっとしました。

3月14日(木)

 あーん、イタリアがWBC2次ラウンドで敗退しちゃった。

 先発したマエストリ(元四国独立リーグで去年よりオリックス)は好投したらしいのになあ。その前に負けた試合でも、満塁で押し出しの大ピンチの後にスウィーニー(元日ハム)が決勝安打打たれてしまったらしいが、その後のイニングは抑えたらしいので「なんとか鎮火した」っていう感じだったようだが、まあ、ほんと、「もうちょっと」だったようです。

 でも、決勝ラウンドがアメリカ・日本・オランダ・イタリアだと、何の試合の話かよくわからんようになるので、やっぱ中南米が出てこないとねえ?

 こうなったら、ジオ(広島→横浜)とかロマン(ヤクルト)がいる、プエルトリコに頑張ってもらいたいところだ。

 さて、ここしばらくは「中国からの大気汚染」をよく取り上げていた朝のニュースショーだが、イマイチ盛り上がってなかったようだ。数値が高くなってるはずの九州を現地取材してみても、マスクしている人の多くは「花粉症対策」だったし、マスク装着率は意外と低かったようだ。

 そこで、昨日今日は「また煙霧か?」と、首都圏の酷い砂埃を取り上げていたが「たった一時間で取材の車にもこんなに砂が積もりました!」って言われても「あー、そうですねー」としか言いようがない。

 しかし、ちょっと覗いてみた放射能教クラスタでは様子が違っていた。
 どうやら、春風に舞い上げられたせいなのか、関東周辺の空気中の放射線量が微増しているようだ。
 ちゃんと調べたわけではないので、テキトーな数値で表現すると環境基準値が10だとすると、一部地域では、それまで0.05だったが、0.1になっていても、確かに倍増なので、信者さん的には見逃せない大増量なのであろう。

 特に群馬県の数字が大きく増加したようで、とある信者さんが「そういや、最近、地元紙の訃報欄が多い」と呟くと、「やっぱし、影響があるのだ!」ということになるらしい。

 確かに、ここ最近、訃報多かったです。
 会社関係でもずいぶんたくさん、弔電打ったし。

 会社でそういう仕事をしている方なら「あるある」とわかっていただけると思うのですが、無い時には3ヶ月くらい弔電手配することないのに、有る時には一週間に3本も弔電打ったりするんですよ。

 データとってないけど、なんとなく「季節の替わり目には多いね」って感じかね?

 で、それが「え?この一週間で30代、40代の人が立て続けに3人も?」ということだったら、ゾっとしますけど、50歳代の社員の老父母が、っていうと皆様80歳前後なわけで、別に「最近、続いてるけど、変じゃない?」とも思いません。「最近、多いねー」「ああ、季節の替わり目だしねー」ってことで。

 で、老人が死ぬ時期に統計的に偏りがあるのかも知りませんが、社員数数万人の大企業で弔電手配の仕事していたら、「今日は2本弔電手配したが、昨日は5本もあった」とか、そんな感じなのかもしれません。

 話を戻すと(どこに?)、テレビで煽るほど、一般市民がPM2.5に無頓着なのは、即効性の無さと「日本の高度成長期と同じくらいの数値らしいよ?」という経験値が働いてるからなのかね?

 かつて、酷い公害病がいっぱいあったけど、自分は今のところ元気なので、たぶん、中国からの汚染物質でも平気だろう、という根拠不明の自信がなんとなくあるし、それよりも花粉のほうがよっぽど・・・・

 私が子供の頃は、よく焚き火で落ち葉を燃やしており、ついでにゴミも焚き火で焼却していたが、プラスチックのゴミ投げると溶けるのが面白くて、発泡スチロールのゴミとかわざわざ探してまで焚き火に投げていたので、ダイオキシン発生させまくりだったのかもしれないけど、みんな今のところ元気です。

 あ、NHKの9時のニュースでも「気象病」をとりあげてた。

 これ、私の身近で一番酷いのが部長でね。
 この時期になると、「頭痛がする」などの症状を訴えるのはいいけど、体調不良で機嫌が悪くなるから扱いが難しい。


3月13日(水)

 今日は親会社のイベントのお手伝い。

 やっぱし恒例の「直前に配置を決める話し合い」が行われていたが、想定内だから心を無にしてその討論会を見守った。

 そんで、やっと「じゃあ、ここと、ここと、ここに・・・・・と、6人で、あと残った人は?」って具体的な話になったので「はーい!」と元気に挙手して、「じゃあ、その二人は2階をよろしく」と、ポジションをゲットした。

 こういうもんだと思えば、静観っていうか、客の誘導係なんて、もし誰もいなくたって客は勝手に入場してテキトーに座るよね。

 そして、客出しの時の配置については触れられなかったが、イベント中に複雑な通路を探検していたら、客が非常階段に出てしまう場所があって、その非常階段を降りると、ロビーの変な場所(販売ブースの裏)に出てしまうことがわかったので、責任者にそれを伝えたのだが、ちゃんと対応してもらえなかったんだけど、「まあ、ここから多少、お客さんが出てしまっても、命に別状はないし」と諦めて、自分の出来る範囲で「こちらの階段からお願いします」と誘導した。

 何人か、あっちの階段降りちゃったけど、大人なんだからなんとかするだろう。

 一昨年あたりから時々親会社の支店のお手伝いに出ているので、今日も支店でお世話になった方々とは「あら、どうも」とご挨拶できて、「支店の手伝いも無駄じゃないなあ」と改めて思った。

 2年前・・・・そう、震災直前の「アゴの吹き出物がボコボコになっちゃった」時にお手伝いに行った支店で、テキパキと明るく仕切っていた支店長補佐的地位の女性が、今日久々にお会いしたら、私にもニッコリ挨拶してくれて、その様子が実に堂々としていたので、「そーいや彼女は今、どこの支店にいるのだろう?」とインフラに載ってるスタッフ一覧を眺めてみたら、別の支店の支店長になってた。

 彼女は、あの時、初対面の私にも的確にフォローしてくれたし(仕事の流れをきちんと説明してくれて、私がやったシステム操作のチェックもしてくれた)、私が何をわかってないのかも読んでくれて先回りしてくれたし、私が軽いミスした時にも冷静に対処してくれたのでとても助かったが、その彼女が順当に出世していることを知り、「親会社の人事はまともだ」と安心することができました。

 そういや、この春の人事異動で、以前は大きな支店で支店長を勤めていた女性が役員に昇進していたようだ。
 その人が張り切っていて、子会社であるうちにいろいろ注文つけてきたので、うちの部長連中がドタバタしていたので、そのことを知ったのである。

 そしたら、エビワカちゃんが「へー、女性なのに役員って凄いですねえ」と本気で感心していたので、逆に私が驚いてしまったわい。

 私が入社した15年ほど前には女性支店長すら皆無だったんですけど、やっと世間並みというか、子会社のうちでも、やっとここ3年くらいで女性課長が現れてきたくらいですしね。

 
3月12日(火)

 あらー、また日本がボコボコ打ってるのね。

 というわけで、今日の日本×オランダも「オランダの監督のミューレンの顔以外、観るべきところはない」という試合になりそうです。

 でも、最初の頃は「暗いよ」と思っていた桑田の解説に慣れてきたのだが、逆にだんだん心地よくなってきた(笑)
 今日なんて「阿部は東京ドームでのホームランの打ち方を知ってる」と言った後に「ドームランって言うんですよね」なんてネット系野球オタの皆様が笑死しそうなこと言っていたが、それを受けたアナウンサーが「いわゆる業界用語ですね」なんて言うので、「どこの業界wwwwwwwww」と大爆笑しちゃいました。

 まあ、今日会社でも部長が「ドームには送風係がいるんだ」と真顔で言うので、野球に関心の無いエビワカちゃんが「えええええ?ほんとですか?」ってびっくりしてたので、「ドームラン」って一般的な言葉になってるのかね?

 あと、桑田が澤村に厳しいコメントを言うらしいのは「ゲンダイ」で知ったが、今日も澤村出てきたけど、やっぱ超厳しかったので笑った。

 さて、昨日は「かつて放射能信者だった友人が、今も現役バリバリだった」ことを知ったが、今日も覗いてみたら「福島に行ったミヤネがダルそうだった」とか呟いており、体調崩している芸能人は全員「放射能の影響」らしい。
 あと、例の「トモダチ作戦」に参加した米兵が東電を訴えている話で「TVで、トモダチ作戦兵士が被曝症状を訴えてた。 アゴにしこり、全身のダルさ。生理不順、大量出血。 情報を出さなかったから、被曝したと。 身に覚えがある、私も同じ症状。」と書いていたが、米兵はどうだか知らんが、あんたは年齢的にもまず更年期障害を疑えと言いたい。

 つーか、その友人は真っ先に韓国に避難していたのに、どうして「自分も被曝している」と言うのだろうか?

 うーん、でも我が友人ながらつっこみどころが多すぎて、癖になりそうだ(笑)
 だから、ずっとトモダチなんだけどさ。

 さて、久々に友人の放射能漫談にうっとりしていたら、超久々に友人Mからメールが来たのは偶然か?
 なにせ、やっと今頃「糸井トレード超笑った」の返事なわけで、あれはキャンプ入り前の話題だったから、2ヶ月くらいぶりだが「パソコンの調子が悪くて返事おそくなってごめん。だからWBCも全然観てなくてよくわからん」と書いてあって、WBC中継は全国エリアをカバーしていると思うので、やっぱ変だ。

 しかも「WBCやってるかな?と思ってテレビつけてみたら相撲中継やっててがっかり」とか意味不明だったので、「えーと、テレ朝系とTBS系でやってますけど?」としか言いようがない。

 よくわかんないけど、新聞すら読めてないんだろうなあ。新聞が読めるのなら、試合日程やテレビ欄で放送している局をチェックするくらい小学生でもできるだろうけど、そういう普通のことが出来ないような状況なのかね?(周囲からいろいろ制限されているとか)

 それとも、マー君が不調なので全体的に「なかったこと」として遠ざけているのかもしれない。

 そんな中、「NINだからフジロック行こうか?」と、まともな友人T嬢とやりとしてます。なんと、7月に日本にマンUが来るのだが、そのチケット応募に抽選したので「それも行く?」って誘っていただきました。

 前にはバルサの親善試合観たことあるけど、その次がマンUってゴージャスというか、それ以外にはロクにサッカーの試合観たことがないので、日本代表にしか興味の無い人と似たようなもんである。
 ただ、日本代表に興味の無い人は圧倒的に少数派ですが、ネットではたまにオリンピックなどに全然興味無い人見かけますしね。
 ただ、そういう人達は普段の会話の中でそういう事言わないだけなんでしょう。

 でも、そんな私でも都知事が猪瀬氏になったら「東京でオリンピックやりたいなら、やってもよくてよ」と、やや肯定派に傾いています。
 なんとなく、オリンピックのマラソンを歩道から眺めてみたくなったようだ。アフリカ勢の走りをチェックしたいだけなんだけど(笑)

 そんで、この間のキューバ×台湾戦みたいに、当日券で気軽に入れるんだったら、日本人が活躍しそうもない競技狙って観に行ってみたいものだ。 


3月11日(月)

 昨日の日本×オランダがあまりにもバカ試合だったため、ほんとに途中からはずっとビフォー・アフター観てました。まさに本当の意味での「風呂試合」(大差で勝ってるのに安心して途中で風呂に入るような試合。しかし、風呂から上がったら逆転されていたというネタ話が風呂試合の醍醐味なのである)でもあったので、最高視聴率が出たのは勝った瞬間だったらしいです。

 おかげで土曜日の試合の話を書きそびれたが、そうそう、近所に座っていたマニア集団の雑談で「インド人初のMLB選手」の話題が興味深かった。
 後でネットで調べたら、リンク・シンという投手らしい

 野球なんて観たこともないインド人をオーディションして、アメリカに野球留学させるという、テレビの企画から生まれた選手らしいが、ルーキーリーグから着々とステップアップしているようだ。

 そのマニアのお兄さんが話していたのだが、シン投手がアメリカに渡って野球のルールを基礎から学んでいた時に飛び出した迷言が「ショートだけベースがなくてかわいそう」だったとか。

 土曜日の試合は、ほんと、日曜日の日本戦と同じような展開で、初回にキューバがホームラン打ったので、台湾投手は自分のペースをつかめないまま、出てくる投手みんな打たれていた。マニア集団の雑談によると「台湾は昨日の試合でいい投手使いきっちゃたからなあ」という心配はあったようですが、予想的中でした。

 横浜所属の王投手なんて、1アウトもとれないまま連打浴びていたような・・・・

 ただ、台湾応援団は「ジャーヨ!」と連呼はしてましたが、あんまり殺気立ってなかったし、殺気立つ前に大差つけられちゃったのかもしれないけど、連打されて降板する投手を暖かい拍手で迎えていたりして、札幌の日ハムファンのようでした。

 でも、キューバ応援団が少ないのでキューバ攻撃時の静けさがとても珍しかった。
 平日の2軍の試合みたいな静けさだったので、けっこう心地良かったけど。

 この日はキューバのサード、グリエルの守備機会がとても多くて、ファインプレーは無かったけど、安定した守備には魅了されました。なによりも、軽くなげているような、柔らかい感じのスローイングが素晴らしかった。
 ヤクルトの宮本をもっとずっとスマートに優雅にしたような感じ。しかも、グリエルってまだ28歳なんですって?

 試合開始前と試合終了後だけ、ズルして1階のネット際でキューバ選手観察していたのだが(客入りが少ないので、指定席エリア入り口の係員が立ってない通路がいっぱいあったので、その気になれば試合中も席ジャックできたけど、さすがに1万2千円とか1万8千円の席をジャックする面の皮の厚さがなかった)けっこう目の前で眺めることができたが、グリエルは落ち着いた雰囲気の選手でしたので、もう30代半ばなのかと思っていた。

 うーん、お持ち帰りしたかった。
 いや、自分ちじゃなくて贔屓球団にです。

 ノムさんがシダックス時代にキューバ選手を獲得したことがあるので「キューバにコネ持ってるらしい」という噂があったけど、キューバ選手もっと日本でプレイしてくれないのかなあ?でも、あっさりアメリカに亡命されちゃうだろうしなあ。
 亡命されちゃうくらいなら、国家レベルでポスティングとかすればいいのに。
 もしくは、10年間は年俸の3分の1はキューバの国庫に支払うと所属球団と契約するとか。

 えーと、あと試合での感想はグランド整備の方法がプロ野球の試合とちょっと違っていたので、あれもWBCのレギュレーションだったのでしょうか?5回後に1塁、2塁、3塁付近はトンボかけていたけど、そのトンボが変な奴だったし、本塁は試合中には整備しなかったし、そもそも試合前に本塁付近の整備で、バッターボックスを描くのに変な金属製のフレーム使っていた。

 試合後、たまたま席が近かった日本人の男子二人組と台湾人のオジサンが仲良く喋っていて、台湾人のオジサンは日本人が一緒に台湾を応援してくれたので礼を言っていたのだが、そしたら日本人君が「日本人って台湾好きだし」と言っていた。

 つーか、台湾って親日家が多いので、日本人を不愉快にさせる要素がほとんどないよなあ?
 かつて、台湾を占領していたはずなのにね。韓国と同じく日本語強要していたはずなのにね。
 日本と台湾の関係って、アメリカと日本の関係に似た感じなのだろうか?

 まあ、でも、あんな無様な負け試合でも最後まで頑張って応援していてて、試合終了後にはマウンド付近に集まった選手たちに惜しみない拍手を送っていた台湾応援団には感銘を受けた。

 それにしても、あれだけ日本を苦しめた台湾がキューバに大敗し、そのキューバをフルボッコにしたオランダが日本にボコボコにされたわけで、短期決戦の国際試合ってほんと何が起こるかわかりませんけど、とりあえず、日本がアメリカ進出できてよかったです。

 だって、今日だってオランダとキューバの試合なんて中継してくれないんだから、アメリカラウンドだって日本が出てない試合なんて地上波でやるわけないですよね。

 なので、私の希望としては、準決勝ではイタリアと当ってほしいので、そのためにはイタリアに勝ち進んでいただかないと。

 そう、イタリア代表になってるスウィーニーはやっぱり西武ドームで観たことありました。昼間の二軍の試合観たついでに「夜は涌井だから」って日ハム戦観に行ったようです。って、涌井がまた週刊誌的にやらかした後で「夜は涌井だから」って書くとなんか笑う。

 ところで、沖縄旅行用にツイッターのアカウントをここに晒しましたが、その後、数名ほどフォローしてくれた方がいらっしゃったようですが、「フォローしました!」というコメントが寄せられているのに全然気がつていなくて、すいませんでした。

 ツイッターのアカウントをとった当初しか、そういう利用してなかったので、使い方すっかり忘れてました。ガン無視失礼いたしました。

 で、その「他人からの反応」の欄に気がついて、数すくない反応の下の方に「おや?こんなアカウントだったっけ?」と、かつて放射能信者の友人からのコメントがまだ残っていことに気がついた。

 あの当時はこういうアカウント名じゃなかったと思うが・・・・・恐る恐る、その謎のアカウントを開いてみたら、ぎょーええええ、放射能教がさらに暴走してる!!!!

 「仏TVニュース。大槌町の女性をインタビュー。当時私は手の皮がはげた。心臓も熱くなって口から心臓ででてくるような感覚になった。TVナレション『当時放射能を含んだ雨がここに大量に降った。多くの人が同様の健康被害をうったえている。』」

 って、手の皮はがれるような被曝だったら、普通死ぬでしょwwwww
 手の皮はげたのはガレキのせいだし、大槌町って津波被害が酷かった所ですからそりゃ心臓が口から出てきそうなくらいの感覚だったでしょうよ。

 うーん、しかし、2年前は「どーせ、フォロー増えないし、変な奴に粘着されるし」とツイッター辞めていたはずだが、いつのまにか復活していて、フォロワーも増やしているらしい。

 去年の夏以来連絡なかったが、あの当時は芝居見物に燃えており、よく誘われたのだが、いつのまにか違う趣味に没頭していたようだ。

 そもそも、私が渋々、ツイッターのアカウントをとったのも、彼女が「メールでいちいち放射線警戒情報を送るのも面倒だから、ツイッターでフォローしてくれ」と言ってきたからなのである。

 なので、しばらく私のタイムラインは野球選手の「今日は●●選手と焼肉です!」なんていうのの間に「放射能信者のとんでも放射能情報」が挟まり、そうとうカオスなことになってたっけ。

 ただ、彼女の場合、ずっと前からメールなどでは過激なことや「頭変になったか?」なことを書いてくるが、心配して会ってみると、意外とまともだったりするので、2ちゃんの荒らしみたいなもんなんだろう。

 次にいつ会う機会があるかわからないけど、中国大気汚染で体調を崩しているとか主張されるのだろうか?(笑)

 もー、ほんと、頭おかしくなった友人が多くてヘコむが、私もキューバと台湾の試合観に行く程度には頭変だしな(笑)

 いや、ほんと、ですから、今では片手で数えられる程度の「普通に生活している友人」の存在が超貴重だと感謝する今日この頃です。

 感謝はしてるんですけど、私からマメに連絡しなくてすいませんです。

3月10日(日)

 メキシコとカナダの乱闘観たかったが、ちゃんとユーチューブに高画質で上がっていた。インターネット万歳!

 さて、昨日は東京ドームに台湾とキューバの試合を観に行ったが、国際試合というものを観たのは初めてだよなあ。

 まず、5時ちょっと前にドームに到着すると、それなりに人がいたので「土曜日だし、日本人もけっこう観に来てるのかなあ?」と思ったが、チケット売り場に並ぶと、私の前に並んでいた人は、50代くらいのオジサンが「B席1枚」で次が30代のスーツ来たサラリーマンでちゃっぱり「B席1枚」だった。どちらも、台湾側の1塁側を選んでいたので、台湾人もしくは台湾にルーツ持つ人なのかもしれないけど。

 そして、あちこちで中国語が飛び交っていたので、日本在住の人や、ツアーで駆けつけた応援団など、台湾人がかなり集結していました。
 そりゃ、日本と台湾の関係は深いし、距離も近いからこういう感じなんだろうけど、キューバ応援団っていうのはどれくらいいるのだろう?
 大使館関係者以外にはタレントのSHEILAさんくらいしか思い浮かばない(笑)
 なにしろ、キューバの野球選手はアメリカに亡命してメジャーリーグ入りするくらいだから、どの程度、出国に自由度があるのかよくわからないし。
 ・・・・と、ネットで調べてみたら、日本との交流は良好みたいでした。
 なにせ、10年に一度くらい「チェ・ゲバラ・ブーム」が起こる、日本ですしね。

 試合始まってみたら、外野席に10人くらいのキューバ応援団がいたし、内野席には20人くらいいました。

 ドームに入ると、キューバの打撃練習中でしたが、すぐに終わってしまったのでじっくり観られなかった。でも、バント練習してました。
 その後に、台湾の練習が始まったので、1階の立見席エリアから眺めていたのだが、台湾の選手、スタイルいい子が多いのね。
 スタイルの良さでは定評のある日ハムの陽君が「フツー」に見えました。

 しかし、こうして遠目で見ても、両チームともとても見栄えがしたので「そりゃ、代表チームなんだもんなあ」と、しみじみ。

 昨日も書いたが、試合開始の15分くらい前から選手紹介のセレモニーが始まり、全選手とコーチや監督が名前コールされながら並ぶのでけっこう時間がかかった。

 そして、一昨日、酔っ払って「台湾人選手の日本語読みなんとかしろ」とボヤいたけど、試合開始前のスタメン発表で「だ・か・っらーーーーー!!!!!!」
 スコアボードが国際仕様でローマ字表記なので、「D.K.YANG」っていうのが陽岱鋼くらいはわかるし、WANGが王で、LINが林だっていうこともわかるが、王さんや林さんは何人もいるので、誰が誰なのかわからなんじゃないですか!って、誰なのかわかっても知ってるわけでもないのですが・・・・・

 最も困ったのが、先発投手が「LO」って書いてあっても、どの投手だ?スマホで選手名調べてみたら「ラ行はこの人しかいなさそう」と羅錦龍だろうと思ったが、投球練習始まって背番号確認したら、やっぱそうだった。

 近くの席に「海外野球オタ」な人達が数名集っていて、その雑談を傍受するのは楽しかったけど、

 あー、今、日本オランダ戦のセレモニー始まったので「日本選手の立ち位置は」とチェックしたら、みんな中に立っていた(笑)
 そして、選手はライン踏んでなかったけど、最も踏んではいけないバッターボックス付近のラインを山本監督がドン踏みしてるwwww
 オランダ代表が並ぶところはちょっとしか写してくれなかったけど、なんとなく、ライン踏んでないっぽい。と思ったら、次のショットではけっこう踏んでました。

 楽天入りしたジョーンズの顔も映ったが、なんだか真面目そうというか、ちょっと神経質そうな感じの人なんですね。横にいたヤクルトのバレンティンが国家流れてるのにガムくちゃだったのと対照的というか。
 国歌斉唱の時の鳥谷の引き締まった表情が印象的だった。そーいや、前回のWBCの時には、プロ野球通の皆様は「鳥谷は出ないのか?」ってよく言っていたなあ。ナカジが大活躍していたのだが、ナカジはドラフト時には無名の選手だったので、「ふーん、鳥谷こそ、将来の日本代表ショートって思ってた人多かったんだろうな」って気がついたのだが、やっと代表で活躍できてよかったですよね。

 今日は3塁側の内野席がけっこう空いてますなあ。やっぱ日曜夜だと、満員は難しいのね。

 オランダチームの紹介で「欧州の強豪」と言っていたが、欧州なんですかね?アムステルダムに行ったことの無い選手の方が多そうな気がしなくもない。欧州というよりも、カリブ海というか、中米?位置的には、ほぼベネズエラで、かつてのマカオや台湾がやっぱし中国の文化圏だったのと同じかんじ。

 えーと、日本代表が昨日のキューバみたいにホームラン打ちまくってますが、やっぱ東京ドームってやつは・・・・・

 なんだかつまんなくなってきたので、ビフォー・アフター観ようかな。

 (せっかく観に行ったキューバよりも、日本の方がホームラン打ってるので、ふてくされているらしい)

 今日の昼間「お散歩行きたいけど、風強いからどうしよう」とウダウダしていたら、いきなり室内が暗くなったので「ん?なんか雲行きが怪しい?」と窓を開けたら、空が黄色く霞んでおり「黄砂キターーーーー」と思ったのだが、夜の報道をチェックしたら、黄砂じゃなくて、ただの「自前の土埃」だったんですね。

 どおりで、2時過ぎに少し落ち着いてきたので外出したら「なんか歯がジャリっとするなあ?」って、「黄砂ってジャリっと感あったっけ?」と思ったのですが「自前の土埃」だったら、そりゃ、ジャリっとしますよね。

 報道的には「花粉と黄砂とPM2.5の三重苦に要注意!」だったので、こういうことがあると「やっぱしい?」って思ってしまうが、要するに春って、いろいろホコリっぽい季節なんですね。

 で、2時間くらい外を歩いていたが、目が多少ゴロゴロするのと、歯が時々ジャリっとする以外、特に異常はなかったので、これはたぶん、正式に「花粉友の会」から「厳正な審査の結果、大変残念ながら・・・・」と入会をお断りされたようです。

 ええと、今日の試合はこのまま行くと、昨日のキューバ戦みたいに、7回コールドになると思うのですが、そうすると明日はキューバとオランダの試合のテレビ放送はどうなるのでしょうか?
 フツーは放送しないよなあ?どうなるんだろ?

 日本のまさかの花火大会に唖然としてしまったので、書き忘れていましたが、オランダ代表の監督はイケメンでした。(重要)

 へー、ロッテやヤクルトにも所属したことある人なんだ。
 全然知らなかったけど、とにかく、私よりも年下で、イケメンでした。

 と「オランダは監督の顔以外、いいとこなかった」で終わろうとしていたら!!!!バレンティン打った!!!!これでコールド回避だ!しかもグダグダだったのは読売の内海ということで、ちょっと目が覚めてきました。(日本応援度よりもアンチ巨人度のほうが相当高いらしい)

 ここで、カピバラ今村あたりが4失点くらいすると面白くなると本気で思ったのだが、次は山口かあ・・・・

 わー、ジョーンズさんヒット!!!・・・・・・でも、2塁前で挟まれてアウト・・・・・いや、本塁突入するランナーを助けるプレーだったのかもしれないけど、ちょっともったいなかったかな。ジョーンズさんだけの責任じゃなかったのかもしれないし。

 でも、ジョーンズさん、華々しい経歴の割りには、地味な選手っぽいね。楽天に合流したらどんな感じなんだろうか?

 おや、日本は満塁で坂本・・・・・・ホームランは無いよな、って思っていたら、打ちやがった。なんじゃ、そりゃ?ホームラン6本目?なんか、もう東京ドームやばいよ。
 えーと、これで7回裏をそこそこ守りきれば、やっとコールド?

 私の昨日の経験からすると、観客も「そろそろ飽きた」ころなので丁度いいのだが。

 はい、丁度10時に終わりました。今日は遠方の方でも終電間に合う時間でよかったですよね。


3月9日(土)

 昨日の日本と台湾の試合はなかなか決着がつかなかったので、後半は眠いのと酔っ払っているのとで、日記に何やらグダグダ呟いた記憶があったが、今見直してみたら、中田が打席に立ったところで事切れていた。

 朝起きて「そーいや、昨日は結局どうだったんだっけ?」と試合結果をスポーツ紙サイトで確認したら「そっか、中田の犠牲フライで勝ったんだっけwww」とやっと思い出しました。

 えーと、他にも何か大事なことを忘れているような・・・・・

 そうだ!「台湾が負けたので、明日は台湾×キューバだ。これは観に行くべきだろう」と思っていたのを思い出したぜ。

 ここ数日、ポカポカ陽気だけど、今日はベランダで洗濯干してると暑いくらいだった。
 「これは、絶好のお散歩日和というか、ちょっと暑すぎるくらいなので、東京ドームまでお散歩しよう」と午後1時に張り切って出発。

 渋谷で昼食にインドカレーを食べて、246を歩くが、この陽気のせいか、人が大勢歩いていたし、警察もゾロゾロといたけど、なんかあった?(事件というよりも警備強化って感じだったが、迎賓館にVIPでも来るのか?震災追悼式関連?)

 外苑前を通過すると、人通りもまばらになったので気持ちよく歩けました。
 ぎっくり腰やってから、初めての大型散歩だよね。

 赤坂見附に差し掛かったら、赤プリがすっかり小さくなっていたのに驚いた

 前回通ったのは、四川飯店に行った時で、1月だったっけ?あの時はこの倍くらいあったような気がするけど、着々と縮んでるんですね。

 で、ここから皇居までは上り坂が多いので、ちょっとしんどくなり「何もドームまで全部歩く必要なかったのでは?」と我に返ったが、なんとか頑張ってドームまで歩きました。

 試合内容については、キューバのコールド勝ちでしたので、もう、いっぱいホームラン観られましたわさ。ツイッターにメモ書きしておこうと思ったのだが、ドーム内はなんでか知らんが、ネット重くて、全然ツイートできなくてね。

 だだ、試合開始前に重要な文化の違いに気がついた。

 試合前のセレモニーでは両チームの監督コーチ控え選手も全員、グランドに並ぶのだが、キューバ選手の立ち位置がこうだった

 野球に興味の無い人には、何が変なのかさっぱりわからないと思うけど、これ、日本選手だったら絶対にありえない絵柄なのだ。

 日本人は、白線を踏むことをすごく嫌うというか、「それがマナー」みたいなことになっており、高校野球でもプロ野球でも、選手たちは試合中でもグラウンドを移動する時には(攻守交代とか投手交代とか)白線を丁寧に跨ぐのである。
 ましてや、試合前にグラウンド整備したばかりの時に白線踏むなんて絶対にありえないのだ。

 キューバ人そんなの全然気にしてなかった。

 そして、写真に撮れる角度じゃなかったのだが、台湾チームはやっぱし白線踏みませんでした。そして、台湾人達は、こうやって並ぶときに「白線の外」に整列していたのである。たぶん、日本人もそうしてると思う。

 キューバ人達は「フツーに白線の中」に立っていた。

 これが、ラテン系とアジア系の文化の違いなのか、アジア内でも「白線は絶対踏まないし、試合前は中に立たない」という文化の無い地域もあるのか、ぜひ研究してみたいところだが、それを研究するのには、けっこうな研究費が・・・・・

 面白いテーマなので、予算つかないかなあ。そうすれば、私はその研究費でアメリカでの試合も観に行けるのだが(笑)

 ところで、野球の場合には「白線は地面に石灰などで描いてあるので、踏むと消えてしまう」という事情があるから「踏まないようにする」という文化があるんだろうけど、体育館に印字(?)してあるようなバレーとかバスケットではどうなんだろうか?そして、サッカーやラグビーでは?
 うーん、研究費けっこうかかるかも。


3月8日(金)

 あらら、さっき帰宅したばかりだけど、3回裏の台湾の攻撃、大ピンチじゃないっすか。

 それよりも、他の試合では、オランダがキューバに勝っていたり、イタリアがメキシコに勝っていたりと、そっちの試合をテレビで見せろと思った。

 イタリアには去年オリックスが獲得したマエストリ投手がいることは知っていましたが(オリックス広報のツイッターをフォローしているため、オリックス情報はけっこう詳しい)、改めてメンバーを眺めてみたら「へ?スウィーニー?って、あのスウィーニー?」

 つい2,3年前まで日ハムのローテ投手だったスウィーニーが混じってました。へー、イタリア系だったんだ。

 スウィーニーが先発した試合を観たことがあるような気がするが・・・・西武ドームで?あれ?そんな試合何で観に行ったんだ?記憶違いかも。(西武ドームでは何度も日ハム戦を観ているが、たいていはマサルさん目当てのはず)

 あ、台湾押出しで1点だって。台湾ベンチではしゃぐ陽の姿に「日本での人気が下がらないといいけど」と余計な心配してしまいます。

 ああ、でも、日本に勝ってもらわないと、オランダと対戦できないのか?(敗者復活がある制度なのでよくわかってないのですが)
 オランダをテレビで観てみたいんだけどなあ。だって、楽天が獲得したジョーンズさんがどんな選手なのか観てみたいし。

 それよりも、2次リーグでもし日本が敗退しちゃうと、アメリカでの決勝戦ってテレビ中継してくれるんでしょうか?キューバ対アメリカとか観てみたいんですけど。

 そんなわけで、あらためて出場チームの選手リストを眺めてみたら「現役メジャーリーガーがいないのって日本だけじゃね?」って、まあ、中国や韓国にもいなかったんだけど・・・・あと、台湾の王建民は去年までメジャーに在籍していたということで微妙ですけど、今年どこに所属するのかまだ決まってないの?

 だとしたら、絶好のプレゼンチャンスだから張り切るよねー。

 おや、今度は日本のチャンス?
 3塁の高代コーチが這いつくばってランナー糸井をストップさせたファインプレーでした。

 つーか、獲ったショートが凄かったよなあ。なんか台湾の方が圧倒的にノってるね。

 うーん、台湾×オランダの試合になったらテレビでやってくれなさそうだな。日曜日かあ、当日券ってどうなってるんだろう?

 ところでさあ、ほんと10年以上前からボヤいているのだが、王建民を「おうけんみん」って言うの、なんとかならないんですかねえ?韓国人は「イ・スンヨプ」とか現地発音に近いことにシフトしたのに、中国人はなんで今でも日本語読みが貫かれているのでしょう?

 日本国内ではどうでもいいのですが、英語ニュースを観る時に不便で・・・・

 何度もボヤいているが、インド放浪中に衛星放送でBBCやCNNが観られたのですが、どうやら中国共産党の幹部が亡くなったらしいということはわかったのですが、「ドン・シャオピンずデッド」と連呼されても、「そ、それは誰だ?」と30分くらいわからなかったのです。
 やっと「アジア各国メディアの報道では」と日本の新聞の見出しが写ったので「わー、トウ・ショウヘイだった!」(トウの文字がエンコードで弾かれちゃった)とわかったので「中国人の名前も国際表記で報道してよー」と思ったのだ。

 あ、そういえば、杉内が写真週刊誌的にやらかしちゃったんですって?
 それはどうでもいいが、ついでに涌井もやられちゃったらしくて(笑)、涌井は独身だから罰金にならないんですかね?

 おや、摂津が投げて、陽岱鋼が打ち上げて、中田がフライを捕球って、国際大会って楽しいですね。
 おー、台湾追加点、イケイケですねえ。
 サッカーだと2−0は圧倒的な点差なのですが、野球はねえ?

 でも、このままの空気だと台湾が勝ちそうだが、台湾の後ろの投手がどんなだかわかんないのでなんとも言えないが、日本が逆転するとしたらキーマンは誰になるのだろうか?長野とか?
 私の個人的趣味では、銀仁朗あたりに美味しいとこ持っていってもらいたい。

 へー、ゲーム中のグラウンド整備で、こんなに念入りにマウンド整備してるの初めて観た。選手からの(王建民?)のクレームだったのかね?
 ということは王建民続投か!

 王建民、初めてみたけどいい投手じゃないですか。

 あーっと、糸井の長打コースを陽岱鋼が好捕!なんだか異次元的というか、平行宇宙的な紅白戦みたいなwww(二人はすでにチームメイトではない)

 昼間のオランダとキューバの試合のダイジェストが流れたが、オランダ守備いいじゃん。客席は適度にガラガラだった。やっぱ生で見たかったなあ。

 と、ここでマー君登場。
 流れ変えられますかね?

 お、代打でチョーノ出てきた。どうでしょうね?
 お、粘ってる。なんか、ちょっとイケそうな雰囲気。
 うわー、三振!これでなんだか「日本終わった」感が。

 おー、阿部がやっとヒットでノーアウトで1点入ったということよりも「10時過ぎたので鳴り物禁止の東京ドームって何年ぶりよ?」と超感慨深い。(震災以降、3時間半ルールがあったので、10時過ぎの試合などなかったから)

 はあ?そんで、糸井がバント失敗って?ノーアウトなんだから糸井にバントさせんなよー

 なんか、坂本でゲッツーになりそう。

 おや、どさくさに紛れて、なんだか同点になってしまいました。
 本多ナイス走塁でしたねwww

 地味に糸井がアウトになってましたが(笑)

 ここで、ナカータさんか。
 ワイルドピッチでランナー三塁まで進んだので、中田は外野フライ打てばいいだけになったけど、


3月7日(木)

●明治時代の郵便よりも遅い?

 沖縄に行く前に、両親にメールを送ったのだが、今日やっとその返信が来た。
 まあ、両親がマメにメールチェックしてないのは知ってるので、急ぎの用事は電話するんだけどさ。

●カピバラ

 昨日のキューバ戦で、後半にスコーンとホームラン浴びた今村君ですが、彼がテレビ画面でアップになると、私の脳内で勝手に字幕が出てくるのです。「カピバラ」って。

 うーん、カピバラってこういう顔だったっけなあ?

 今村君の顔はこんな感じ

 カピバラはこんな感じ

 うーん、まあまあ雰囲気似てるけど、あんだけ私の頭が「カピバラ」でいっぱいになるほど激似というわけでもないけど、目のあたりの雰囲気が似てるかなあ?

 さて、昨日は「よーし、金曜日の昼間、会社休んで生キューバ観に行っちゃうぜ!」とかなりヤル気になったが、今日中に終わらせようと思った仕事が、担当者が休みだったりして保留になり、それでも頑張れば休めたが、他にも明日やる予定になった案件が数件あり、そっちも大して重要ではないけど、なんだか面倒になったので、明日は休まないことにした。

 それに、負け惜しみというか言い訳みたいだけど、「生キューバ観ちゃって、すっかり夢中になっちゃったりしたら、次の休暇は『キューバ国内リーグ観戦よ!』とかになっちゃって、手配が面倒くさそう」と思ったので、「キューバとは遠くにありて想うもの」でいいや、って気分になったので。

 しっかし、日本は無事にアメリカまで行けるんでしょうかね?
 途中で敗退しちゃったら、大騒ぎになりそう。
 「韓国、ダメだったじゃんwww」って他人事のように言ってる人の気持ちがよくわかりませんでした。なんか「前回も前々回も怖いのは韓国だけだった」という根拠で、韓国いなけりゃ楽勝じゃんムードがあるみたいです。
 まあ、昨日のキューバ戦の惨敗で、そういう人達(って会社内に2名しかいないのだが)は全く私に野球の話題ふってきませんでしたけど。

 たしかに、多少、野球を知っていれば、「ヤフードームであんだけのホームラン出るんなら、東京ドームだと、どんなことに?」って思いますもんね。

 さて、今日の帰り際、部長に「ミヤノさん、ちょっといい?」と会議室においでおいでされて、何の話だろうと思ったら、あー、前にもちょっと話したあの話か・・・・

 子会社に出向扱いになっている、そこの事務アシスタント嬢の件だった。

 どうやら、こっちに戻りたいようで、あれこれ小細工しているようだが、部長としてはそれは通せないし、そのための面談をする予定なのだが、事務アシスタント嬢は、私の発言を曲解した感じでそこの社長に伝えたりしているようで、部長としては、私と口裏合わせておきたいようなのだが、それをごにょごにょと言いにくそうに語るので、私に何をしてほしいのかよくわからなかった。

 部長の中では、とても繊細な問題なんだろうけど、私にはその繊細さが理解できなかったのである。

 部長が「前から何度かミヤノさんに言っても『えー、うそでしょ?』って笑い飛ばされたけど、ええと、こういうの、ミヤノさんに言うのも失礼なのかもしれないけど、うちの会社の女性で、ある程度の年齢になった人達の中で、何人かは経理の仕事したいって言ってるんだよ。まあ、安定というか、時間も不規則じゃないし、居場所を確保したいっていうのもあるのかもしれないけど」と、くどくど言うので、何が「ミヤノさんに失礼」な発言なのかよくわからないけど、たぶん「経理の仕事はラクそうに見えるらしい」と言うあたりが失礼なのかな?

 私がいつも、部長が「経理志望の人けっこういるんだよ」と言うのを笑い飛ばしているのは、「そんな人ほんとにいるんですか?」って意味ではなく「あー、他人の芝生は青い理論ね」という解釈からなのだが・・・・

 逆に、異動先として総務部や経理を挙げる人がそれなりにいる、ということは私にとっては大変名誉なことなので、全然失礼じゃないんですけど。
 経理が安定してラクな仕事に思えるのは、私が「テンパっている時こそ、笑顔でゆっくりと」と心がけていることが外から見ると「常に余裕を持ってやっている」ということだろうし、「総務部いいなあ」って思ってもらえているということは、私が部長が機嫌悪い時にも特攻隊となってイジり倒して、皆の笑いを誘っているからでしょう。

 なので、これに関してはとても自信があるのだが、「総務部がユルく見えるのは私が頑張ってるから」なので、「経理って専門職だしぃ」と思ってる人には、私の代わりは務まらないどころか、たぶん、実際にやってみたら「雑用ばかり?思っていたのと全然違う!」でしょう。

 かつて「経理って専門職だから!」という意気込みでやってきたハイジやイライザ(なつかひぃ)が、とてつもなく空回りしたのを見てきましたし。

 話を元に戻すと、やっぱし部長が何を言いたいのかよくわからなかったけど、私の過去の発言が悪い意味に捉えられていたことを気にしているようだったので、「私はそういうの全然気にしてないんですが」と言ったら、「ミヤノさんは気にしてなくても、総務部としてはどーのこーの」と、部長が今後、自分のシナリオ通りに話を進めるにあたっての何かの障害になってるようだったので、「えっと、要するにしばらく、あまり余計なこと言うな、ってことですか?」

 部長が私に気を使って、時間をかけて遠回しに言っているのに、直球しか投げられない私であった。
 ふー、けっこう行間読むのは得意なんだが、部長の言い回しは遠回りすぎて、理解するのに時間がかかります。

 二人で会議室に篭って、その後、なんだか雑談になっていたら、同僚K嬢が「あのー、私はもう帰りますので、もう外で話してても問題ないかと・・・・」
 K嬢に「いや、K嬢がいても全然問題ないような話だったんです」と釈明。「部長にとっては大事なことだったのかもしれないけど、私やK嬢みたいな人には、ほんと何が大事なのかよくわからないみたいなwww」と話していたら、部長も「オレ、今の総務部のメンバーには・・・・恵まれてるのかな・・・」と呟いていた。

 たしかに、部長も部下の構成によっては「難しい人」という烙印を押されていたのかもしれない。

 実際、元々営業部で部長の部下だったE嬢は総務部に配属された当初は、私が「あー、TKさん、ややこしい!」なんて嘆くと、「難しい人なんですよ」と言っていたけど、私やK嬢がその難しさを全然気にしてないどころか笑い話に昇華させているのを学習して、最近では無難に操っているようだ。

 たぶん、若輩者で気の小さい人は、部長がクドクド愚痴っていると「何言ってるのか、わからないけど、これは理解できない自分がいけないのか?」って戸惑うようだが、部長はけっこう女性脳型なので、喋りながら考えをまとめているだけなので、「へー、そうなんですか」ってちゃんと聞く姿勢を見せれば部長は満足するのである。

 って書くとバカにしているようだが、部長のそういう話はけっこう面白いので、私は真剣に拝聴するのが全然苦痛ではない。自分の母親がご近所さんや親戚の悪口を延々と語るのを楽しく拝聴しているような気分なのである。

 ちなみに今日の昼間の部長のいきなりの雑談は「かたみわけってさあ、フツーはどうやるの?」だったので、みんなして「はあ?」とフリーズした。

 「かたみわけ」に普通も変もないだろう?

 部長の伯父が最近亡くなり、親族が「かたみわけ」に集まったらしいのだが、なんだか熱い争奪戦になったのかと思いきや、亡くなった伯父の妹である部長の母が「古い扇風機とか、アイロンとか、まるで粗大ごみの回収業者のようなことになっている」と嘆いていいたので私は「そ、そういうのは、かたみわけじゃなくて、まさに不要品引き取っていただいて、ありがたいのでは?」と言うと「たしかに、従兄弟から感謝されちゃったよ」

 で、たぶん、同居している母が粗大ごみばかり持って帰ってきたので「え?かたみわけってそういうもん?」って思うのはわかるが、それを部下に「そんな、かたみわけってアリなのか?」って語られても・・・・

 「そんなの別にいいじゃないですか」と言ったら「でも、ゴミだけど捨てるに捨てられない」と言うので、「扇風機やアイロンだったら、しばらくすればゴミに出せるでしょ。ほんとの意味での形見分けじゃないし。やっかいなのは、高価だったらしいけど、着られないような古い着物とかでしょうよ」と言ったら「・・・・・まあ、そっか」

 でも、部長は「でも、なんか、形見分けって、ただの追い剥ぎみたいじゃん?」と言うので、「普通は残された配偶者というか、たとえば奥様を先に亡くした人が、親族や友人に『妻が大事にしてた宝石なんだけど、形見分けとして貰ってくれないか?』っていうのが形見分けだけど、夫婦共亡くなって、残された息子は両親の残した家も売却するつもりだし、残された家財道具に興味もない場合は、そういう追い剥ぎ状態になるんでしょうよ」と言ったら、部長が「でも、なんか不信心すぎない?」と言うので、「部長が信心深すぎるだけで、おじさん、おばさん達がフツーでしょう」「でも、なんか、大人げなくない?」「70歳くらいの老人はすっかり子供にかえってますからwwww」

 で、その後、部長の母親が最近はデーサービス介護施設にお試しサービス中らしく、「あんな、老人向け幼稚園みたいなところで、介護保険でボロ儲けしてるんじゃないか?」と言うので、だったら自分でやれば?

 でも、平日の日中はずっと老母が一人でボーっと家にいるのもいけないと思い、施設見学しているようだが、「幼稚園児なんてアンパンマン見せとけば静かになってラクだけど、老人介護施設では、キミマロのビデオ見せてラクしてるwwww」と、ですから、だったら自分でやれば?

 で、部長のお母さんが今どういう状態なのか聞いてみると「うーん、やっぱ、確実に鬱気味だね」と言うので「亡くなった兄の家から、古い扇風機持って帰ってくるのに?www」

 部長のお母様には会ったことが無いけど、部長が相当のお喋りですから、お母様もそうなんじゃないかなあ?だから、施設の対応がどうの、というよりも「話し相手がいる環境」を探してあげるほうがいいのではないか、と進言したけど、部長は自分のそういう性格をあまり客観視できてないようなので、「この性格は母親譲り」という自覚もあまり無いのかもしれないなあ。

 そこを指摘しても意味ないので、「うちの祖母もしばらく自宅で介護してましたが、老人ホームに入れてみたら、周囲の目がきになるようで、いきなりしゃきんとしだして・・・・その人の性格もあるのだろうけど、他人と接してないと元気出ない人はけっこう多いと思います」なーんて説明一生懸命しちゃいました。

 部長の奥様にもお会いしたことないんだけど、だぶん、相当できる人なのかねえ?あの部長と、その母親と同居してるんだから。
 部長の愚痴聞くのは仕事の内だと思っているが、その奥様の愚痴は別口というかボランティア活動として聞いてあげたい、というか、ちょっと聞いてみたいような好奇心が芽生えてしまいます。たぶん、びっくりするくらいの「部長の話の裏側」が展開されるのでしょうね。

3月6日(水)

 やっと暖かくなってきました。

 今のところ、たまに鼻がムズムズするくらいなので、花粉友の会への入会は保留になっているようです。
 今日の昼間も外に出た時に、思いっきり深呼吸してみて「花粉さん、私の鼻孔の中にいっぱい入っておいで。そして、私に入会資格があるのか審査しておくれ」とポジティブ予防法を実施してみました。

 ところで、先日、別事業所から書類届けに来た人が、花粉症重症者だと知っていたので「今年はどうですか?」と聞いてみたら、「それが、去年くらいから、わりと大丈夫なのよ。前に比べれば全然ラク」と言っていた。
 「へー、確かに突然治ったって言う人もたまにいますよねえ」なんて私が言うと、50代半ばの彼女は「なんだろう?だんだん、免疫できてきたのかしら?」なんて言っていたけど、花粉症などのアレルギー症状の場合に「免疫できたから良くなった」って言うのは変ではないだろうか?と思った。

 どういう言い方が正しいのかわからないけど、「年とって免疫力が落ちてきたので、花粉に反応しなくなってきた」っていうほうが近いような気がしなくもないが、本人にそう言うのは失礼ですから黙ってましたけど(笑)

 さて、去年は3月にじゃんじゃんばりばり有給消化していたので、この時期は二軍のオープン戦を平日に観に行っていたと思うのだが、今年は思うように平日に休めない。
 今日なんて、二軍の試合観戦日和だったのになあ。

 そして、今は日本×キューバの試合テレビで観ているけど、金曜日には第二ラウンドが東京ドームで始まるので、キューバ×台湾だかオランダだか知らないが、とにかく、生キューバ観てみたいよおお。

 さっきのホームランも凄かったなあ。テレビで観てても、打った瞬間「行ったあああああああ!」って珍しいもん。

 まあ、休みの方は、まだ有給が余っているので、頑張ればとれなくもないけど、チケット代が・・・・・会社の野球オタと雑談してて、「キューバは生で観てみたいよねえ」と意気投合したのだが、野球オタ氏が「でも、チケット代が超高いんすよ」と言うので「どれくらい?」と聞いてみたら、「普通のプロ野球の試合の倍くらい」と言うので、調べてみたら、外野席が5000円とか、マジ倍額だった。
 2階の前のほうが7000円とか・・・・・1階の席だと、1万円超え。

 それでも、キューバ代表なんて次にいつ観られるかわからないので、観に行ったほうがいいかなあ?

 ほお、マー君が打ち込まれてるし、やっぱキューバ観に行ったほうがいいのだろうか?

 金曜日休んで、土曜日出勤すりゃいいんだよな。(こういう時には融通の効く勤務体制)

 うーむ、けっこうその気になってきたかも。

 しかし、マー君、ダメダメだわね。
 マー君ファンの友人Mは元気だろうか?そーいや、私が「糸井がトレードwww」ってメールしたけど返事が来てないままだ。

 あり?鳥谷が代打で出てきたけど、インコのしっぽみたいな後ろ髪が無い???

 今日は平日だけど、ヤフードームけっこう客入ってるなあ。

 マー君は今日は上り調子みたいだけど、今日は勝敗はあんまり重要じゃないから、なんとも言えないなあ。
 でも、コントロールは安定してきたので、今後の投球には期待が持てるのかもしれない。

 キューバはピッチャー・ゲバラの次に「え?カストロ?」と思ったがカスティーヨだったwwwwけっこうスペル似てるし。CastilloとCastro、あんま似てない?

 この第一ステージ、一番雰囲気持ってたのが、中田翔君だったかね?今もヒット打ったし。
 前回はナカジが、雰囲気的には飛び抜けていたけど、今回の第二ステージでは誰がナカジの役割をこなすだろう?
 そういや、前回は「ひたすら不振のイチロー」が結果的に華だったのだが・・・・
 今回の稲葉さんの不振じゃ、それには太刀打ちできないなあ。

 そもそもなんで稲葉が代表に選ばれているのだろう?稲葉ジャンプ枠?
 前回、優勝して帰ってきた後、稲葉はテレビのインタビューに「もう次はいいでしょう。もう勘弁して」と言っていたのだが、今回、兄貴役が他にいなかったのか選ばれてしまい、しかもスタメン起用だったりするので、大変だろうなあ。

 もしかしたら、「中田翔のブレイクを補佐せよ」という使命を帯びているのかもしれないけど。

 あら、澤村もあっさり失点?今日は牧田は出てくるかしら?

 それにしても、ホームラン打った、トマスのお尻が凄いね。尻マニア大歓喜であろう。

 うーん、やっぱりキューバ生で観たほうがいいかなあ?
 ですから、今週は日曜日が支店のお手伝いで出勤だったので、月曜日休んだので、なんだか心情的に、もう一日平日に休みにくいってだけなんですが・・・・・でも、月曜休んだのは私のワガママじゃないし、いいんだけどさ。

 キューバが今日、あと3本くらいホームラン打ってくれたら、「金曜日昼間のキューバ視察」が確実になるのですが。
3月3日(日)

 親会社の支店のお手伝い。

 今日行った支店は、前にも一度お手伝いしたことがあるので、支店長は同じだったが他のスタッフが人事異動で初対面だった。

 でも、さっぱりした性格の人が多く、気軽に「これ、手伝ってください」と言ってくれたので、そこそこお手伝いできたつもりなのだが、午後のピーク時に客が行列してしまったので、支店長が「手が空いてたら誘導手伝ってください」と言ってきたのだが、えーと、何をどうお手伝いすれば?

 人出足りないのわかっていたのなら、事前に「このあたりに立って、こういう誘導してください」と説明してくれればいいのに、急にそんなこと言われても、ただのデクノボーである。

 でもさ。
 こういうの、うちが仕切るイベントでもよくあるのだが、「日雇いバイトが超使えねー」なんて意見というか愚痴が上がってくるが、何もわかってないバイトさんは、具体的に何をするか説明しないと自主的にキビキビ動いてくれるわけないのに、ろくに説明もしないで「使えねー」って言ってることが多いと思うのだ。

 前にもうちの職員が「客を離れた会場に誘導していたバイトが、道に迷ってオロオロしていたので怒鳴りつけてやった」と言っていたけど、「そんなん、最初にちゃんとバイトさんをその導線を歩かせておかないと、絶対無理じゃん、迷うに決まってる」と私は思った。

 なので、私はそれを教訓に自分がバイトさんに動線の指示を出す時には必ず事前に現場に連れていって「ここを通ってね」と説明しています。

 なんかね、多くの人は「自分がわかっていることは他人もわかっている」って思うようで、そういえば去年の年末の外イベントでも、会場責任者が急に「客出しの動線こうしよう」と言い出し、私は「それ、バイトに言葉で伝えても無理だろうよ」と思ったが、私はバイト担当じゃなかったので静観していたのだが(その責任者がイメージする客出しにならなくても別に問題の無いことで、責任者の趣味の問題だと思ったから)やっぱり、ちゃんとできなくて、その責任者も「急に言ってもダメだったなあ」とボヤいていたが、そんなん、ちゃんと朝のミーティングで重要事項として説明して、バイトさんたちに「こういう手順で」って立ち位置の説明しないと無理に決まってるじゃん。

 で、自分がこうして、年に数回、親会社の支店にお手伝いに行くと、急に「ここ、よろしく」と漠然とした指示されて「なにをどうすりゃいいのだ?」って困ることが多いので、「自分がバイトさんをつかう時にはもっと具体的に指示してあげないと、気の毒だよなあ」って学習するのだが、他の人にももう少し学習してほしいと思うわけです。


3月2日(土)

 今月、また親会社のイベントにお手伝いに行くのだが、そのイベントは毎年、不思議なスタッフ運営をするのだが、今年はさらにそれが極まっているようだ。

 外の会場でやる広報イベントなのだが、もう第一弾は始まったが、そこに配置されるうちのスタッフに集合時間も何もお知らせが来なかったようだ。
 うちの社員を割り振った部長に「どこに確認すればいいのでしょう?」と相談したら、「うーん、親会社の誰に確認すればいいんだろう?」と言うのでびっくり。

 そんで、誰かが親会社の親しくしている社員から「スタッフ配置表」を入手してくれて、そこに集合時間が書いてあったので、部長がうちの社員にその旨を連絡していたが・・・・なんだ、そりゃ?って感じである。

 そんで、第一弾に行った人の話では、相変わらず開場直前に客入れの動線で揉めていたらしく「ほんと、ちゃんと事前に決めて配布すればいいのに、どうしてそれをやらないのだろう?」と思う。

 うちが仕切るイベントだと、事前に進行表というか、配置や動線をメールで配布しているので、スタッフから「前にこの会場使った時には、その導線だと難しかったのですが・・・」なんて意見が出て、話し合いの末に「じゃあ、修正します」なんてこともあるのだが、親会社が仕切るイベントだと、当日になって「こうやります」って言われるので、「えー、それって変じゃない?」なんて言い出す人が出てきて、「そういうのは開演直前にやるな」とイライラしてしまうのだ。

 何年か前まではちゃんと事前に進行表が配布されてたんだけどなあ?
 なんで、こうなっちゃったんだろう?

 なんとなくわかるというか、あくまでも憶測であるが、「固定観念に縛られるな」っていうトップの理念なのか、こういうイベントでも「事前に役割を明確に決めない」というか「あくまでもお客様のために各自考えて行動し、それがシナジーとなって・・・・」ということなんだろうけど・・・・・単発の外会場イベントで寄せ集めのスタッフでそれやろうとしても無理だろうって思うんだけどね。

 さて、ここんとこ、時々鼻がムズムズするので「花粉友の会から招待状が来ているようだ」って感じなのだが、これからピークを迎えるらしいので、入会どうしましょうかね?

 どう対処していいのかもわからないので、とりあえず心理療法(?)として「花粉さん、大歓迎!」と自分に言い聞かせることで、自分の免疫機能が花粉を敵だと認識しないよう深層心理に呼びかけております。

 さーて、これからWBCなんだが、明日は仕事(支店のお手伝い)で早起きしないといけないので長引きそうだったら途中で寝ちゃうかもしれないけど、先発のマー君がどうのこうのよりも「ブラジル代表のヤクルトのユウイチやフェルナンデスやウーゴが全国放送に出てくるのか?」っていうことの方が注目なのですが、あと、元ヤクルトの曲尾マイケとか、元ロッテのムニスもいるんですよね。
 と、イースタンリーグ度が非常に高いので、そっちに興味がいっちゃって(笑)

 あと、せっかくだからキューバを生で観てみたいなあ?第二ラウンドは東京でやるんだっけ?
 キューバ×オランダとか観てみたいな。オランダにはバレンティンいるし。
 台湾も陽兄弟が揃ってるから注目なんですけど。

 ブラジル戦始まりましたけど、やはりヤクルトファンの皆様@2ちゃんは、「おまえら、どっち応援してるんだよ?」「ヤクルト」と、微妙な立ち位置に戸惑っている様子がいとおかし。

 マー君はなんだか、地に足がついてないって感じですね。

 で、ヤクルトの1.5軍投手のフェルナンデスも適度に荒れてるなあ。

19:58 糸井のタイムリー オリックスファンの皆様おめでとうございます

 あーら、マー君とっとと下げられちゃって杉内ですってよ。
3月1日(金)

 今日の帰りに、今年初カエルが出ていたようなんですが、丁度、小学校のグラウンドで毎週やってる少年サッカーチームの練習終了後だったので、「うわー、生きてるカエルだ!」ってカエル囲む小学生男子達が先客だったので,私は近寄ることができませんでした。

 でも、その中の一人が「なんで、今頃、カエルが出てくるんだよ!」と叫んでいたので「今頃でいいんだよ!まさに啓蟄だろーが、ばーか!」って脳内で叫び返しましたとも。

●なぜかオジサンに試される女子力

 今日の部長は比較的暇そうで、懸案事項というか保留になっていた仕事を片付けていたようで、午後の眠い時間に「ミヤノさん」とおいでおいでされて、「この件なんだけどさ、こういう返事しようかと・・・」と相談された。

 その件では、もうすでに2回くらい相談されており、その度に丁寧に説明したつもりなのだが、やっぱし「オフィス賃貸の保証金償却って何?」という基本のところがイマイチよくわかってないらしい。

 しかし、その話で難しいのは「保証金償却がこれで妥当なのかっていう正解はない」ということだろう。
 ただ、その大家さん的立場にあるのは「グループ企業」であり、前回の契約更新はナーナーで話が進んだのだが、半年経過した今になって「そういや、保証金積んでもらってませんでした」と言ってきたので、私は盛大にズっこけたのだが、なんでそれが「ありえねー」ことなのか何度が部長には説明したつもりなのだが・・・・

 結局、事実上の家賃をどう算出したのか、それを納得した上でどう契約したのか、って話なのだが、身内といえども「後出し」ってありえないし、私がそう呆れていると、どうやら裏で政治的ななにやらが蠢いているらしくて、ますます、私が一般常識を振りかざして意見する場面では無いような話らしかった。

 それでも「これは、フツー、ありえません」と主張していたのだが、それから1時間くらいしてから、また部長が「ミヤノさーん」とおいでおいでするので、「さっきの話の続きですか?」と聞いたら、それについては部長なりに消化して、私が「ほお、それは実にまっとうですね」と言ったくらい、ちゃんとしたゴネを展開していたらしい。
 部長は、飲み込みは悪いけど、何度も説明すればちゃんと「わかる子」だし、きっちり理解するまでは「わかったふり」しないので、手間のかかる子ではあるが、学校の先生には好かれたタイプではなかろうか?

 しかし、次に呼ばれた件は、「私もよくわかってない」という案件だった。

 なのでそれは、税理士事務所の担当者に丸投げしていたのである。
 丸投げと言っても、こちらでもやや複雑な作業しなくてはいけなくて、私が「あの明細表作るのに、丸1日かかるもんですから、休暇から戻ってきたらやります」と言ったんだけど、部長は「もっと簡単にできない?」と言うので「私も、もっと簡単に出来るのかと思ってましたけど、ちゃんとやろうとするとけっこうパズルなんですよ」と説明していた。

 で、私の休暇中にマスオさんを巻き込んで、部長がそれをやろうとしていたらしいことは、他の社員からの密告で知ったが、今日になってその途中経過を見せられた。

 「ここがこうなってさ。だから、こっちがこうなって。こういう数字出してみたんだけど、合計がなんか想定と違うんだよね」

 私も、何をどうやればいいのか、さっぱりわかってないので、そう相談されても返事のしようがない。ただ「ああ、これの資料、昨日、税理士事務所の担当者に送りましたから、来週半ばくらいには数字出てくるのでは?」と言ったのだが「その前に自力で概算出したい」と頑張ったようだが「これでいいのかなあ?」って相談されても、私もさっぱりわからなくて・・・・

 私もその数字に関してはもう少し勉強したほうがいいのかもしれないけど、これ、業務上全然必要の無い数字だし、叔父会社がどこかから引きぬいてきたというか、押し付けられてきたっぽい、「元・大手銀行の支店長クラス」の偉い人が「グループ企業の状況」を分析するために必要な数字らしいのだが、要するにその「偉い人」の暇つぶしなのである。

 前にもその人に、そういう数字をお知らせしたら「自己資本率がどうのこうの」という星占いの結果みたいな診断書が返ってきて、部長が「ミヤノさん、これってどう思う?」と見せてくれたのだが、「血液型占いよりも、大雑把ですね。しかも、全然おもしろくもないし」としか言い用がなかった。

 いや、叔父会社の偉い人が「おたくの会社をタロット占いで占うから」と言って、タロットカードかき混ぜろと言うのなら、渋々やりますが、そのために、私が丸一日かけて細かい数字出しても、そのご宣託が「総資産の額が減少しています」とかだったら、「・・・・だから、それが、何か?」としか・・・・

 まだ「あなたの恋愛運は上昇してます」とかだったら、もう少しだけ真面目に読むかもしれない。

 要するに占いよりも、「ごっこ遊び」度が高いんだが、窓際オジサンが本気でごっこ遊びしているのには逆らえないようで、部長はぼやきながらも頑張っていたのである。

 で、その成果を私に見せられても「私も何が正解なのか、この件では全くわからなくて」と言うしかないが、普段は部長の質問に自信満々に即答というか持論を述べる私が「これはわかりません」って白旗あげてるのに、なかなか解放してくれなかった。

 あのー、私、月末過ぎたし、いろいろ忙しいのですが・・・・

 とブッた切りたかったが、「ああ、これは女子力を試されてるんだ」と気が付き、部長が「この数字がこっちで、これがこっちで、これでいいと思うじゃん?でも、なんか違うんだよね?なんでだろう?」という画面を、修行だと思ってじっと真剣に凝視するふりをした。

 女子の会話で重要なのは、相手の質問に対して正論で答えてはいけないということである。
 相手の女子は「解決策」を聞きたいわけではなく、ただ「私、こうこうこういうわけで、大変なのー」って同情を求めている場合が多いので、「それはこうすればいいよ」と応えるのはダメで「わー、そりゃ大変そうだね」と相槌打つのが正解。

 例えば「付き合ってる彼が、ちょっとしたことで殴るんだけど・・・・」って相談されたら「そんな男とは別れろ」と言ってはいけなくて、「えー、そんな・・・・ひどーい」って言わないといけない。らしい。

 そういうの、ものすごーく面倒だったが、部長がアピールしたいのはたぶん「この件に関して自力で頑張ってみた自分」なのだろうと思い、全然わかんなかったけど、部長が提示する表を無意味に凝視してみました。

 10分くらいやれば解放されるかと思っていたのですが、しっかり30分くらい付き合わされました。
 そしたら、部長が「うん、もういいや、ごめん」と解放してくれました。自分でもよくわかってないものを他人にわかってもらうのは難しいと、やっとわかったようです。

 おかげで30分以上無駄にしたが、「必要な時間だったのだ」と自分に言い聞かせたのであった。



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