可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

5月31日(木)

 昨日の日記を読みなおしてみたら「9回裏ツーアウトまでランナー無し」とか「1アウトで代打中島」とか微妙に間違っていたので、こっそり修正しました。

 さて、今日のヤクルトはなぜか神宮球場凱旋登板の六大学野球のスターだった斎藤くんをフルボッコしたらしいです。
 なんか、またしばらく呪いがかかって連敗しそう(笑)
 つーか、花火大会を開催したようで、ハムのナカータ氏も打ったが、ヤクルトは畠山、ミレッジと「主砲がきっちり活躍」はいいとしても、私の飯原までちゃっかり便乗してました。

 ところで、私は飯原の顔写真を観るたびに、少し憂鬱というか、反省というか、なんかモヤモヤした気持ちになります。
 前に戸田で濃いヤクルトファン達の雑談を傍受していたら、立派な望遠カメラで選手の写真を取りまくっている人達が「飯原の写真ってピント合ってるのかどうかよくわかんないんだよね?」「ああ、わかる、顔が凹凸じゃなくて、線で構成されてるからねえ?」と和やかに会話していたので「すいません、顔がボヤっとしてて」と思った。

 別に飯原が好きなのは顔じゃないつもりなのだが、(高田監督時代に空いているライト外野席に座っていたら、目の前で美しいファインプレーをしたので、あれでハートを鷲掴みされた。あのシラけた雰囲気とプレーのギャップが大きかったのもある)、そーいや、私は仏像顔の選手がけっこう好きだ。
 ロッテの吉見とか、楽天の加藤大とか・・・・・・

 吉見も顔から入ったわけではないけど(横浜時代、なぜか楽天打線を翻弄していたし、ヒット打って塁に出た長身の吉見が「楽天のちびっ子内野陣の中で浮いているwww」って絵柄が面白かったし、やる気なさそうに走塁しながらも、しっかり帰塁したあたりも・・・・つーか、ホームに帰ってきた投手を観たのが珍しかったというか)、今では「顔が好き。だって、自分に似てるんだもん」と自覚しているし、加藤大にしても、楽天に加入してから、ニコ生でじっくりロングリリーフしている様子を観ることになったが、顔のアップをよく観るようになって初めて「ああ、この人も仏像顔だった・・・」と気がついたのであった。

 ここんとこ消息不明だが、楽天の長谷部も仏像顔だしな。

 自分の容貌について、若い頃よりは確実に感心が薄くなってきた今頃になって「おや?なんだ、結局自分の顔好きなんだ?」って気がつくことは、ある意味幸せなことなのかもしれないけど、あれだけ若い頃に「どうしてくれようか?この化粧ばえのしない顔?」と悩んだこともよく覚えているので、それを今さらあっさり受け入れていることになんだか戸惑いがあってね。

 さて、自分のコンプレックスとの変な慣れ合いの話は置いておいて、昨日の東京ドームの話に戻ろう。

 平日の東京ドームは6時に開始した時には半分くらい席が空いていたが、会社帰りのサラリーマン達が7時前くらいにゾロゾロと入って来たので、「さすが巨人戦」という程度の8割くらいは埋まっていたかなあ?
 修学旅行の団体さんも見かけた。土産物屋に群がってました。

 テレビでしか観たことのない、ドームの巨人戦であったが、やっぱし観客数が多いし、屋根で音がこもるので、「うるせー」と思った。
 日ハム主催試合でも、日ハムのチャンテが鳴り響くと、かなりウザい大音響のグレゴリオ聖歌みたいになるのだが、巨人の試合だと、あれの何倍もの巨人ファンがいるので、かなりの音量であった。

 そして、他の球場ではあまり経験しない「女子トイレの行列」にもげんなりした。

 巨人ファンにしてみれば、昨日程度の客入りは「満員にはほど遠いので今日は空いてるな」って感じなのかもしれないけど、それでも4万人くらい入っているわけで、普段は「2万人入ってると大入り感」のある、神宮や西武ドームやマリスタ(また球場名忘れた・・・ええと、QとVとCの組み合わせですよね?)や横浜スタジアムに慣れ親しんでいるので、そういう人にはやっぱり巨人戦のドームは居心地が悪い。

 しかし、「おお、さすが東京ドーム」と感心したのは、2階席のゲートに入るとすぐ正面にあった売店は「カニ弁当専門店」で、ずらりと2000円代から3000円代の高価なカニ弁当が、私が入場した4時半頃には並んでいたのだが、7時ごろ、トイレに行く時に通りがかったら、1700円の弁当が3つ残ってるだけで、弁当屋の店長はすでに締めの会計で電卓叩いてました。

 西武ドームでも、1500円くらいの「選手プロデュース弁当」はけっこう売れていたりしますが(私も買ったことがある)、2000円代っていうのは他では観たことが無いと思うのだが、さすが東京ドームですよね。

 しかし、昨日の試合は、白熱の投手戦で、8時ちょっと過ぎに試合が終了しちゃったので、7時頃来た客は1時間くらいしか試合観てないことになるが、中には「お、杉内とマー君の投げ合い、今んとこ無失点で面白そう。どれ、観にいってみるか」って客もいたのかな?

 巨人戦の場合は、そういうノリで来ている人は少なそうに思えたけど・・・・

 試合を眺めていた客達は「これ、8時で終わっちゃうよ」と呟いていたけど、笑ったのは「他球場の経過」が出た時で、こっちがもう9回を迎える時点だったのに、他はだいたい4回とか5回だったんですよ。そりゃそうだ。8時ってまだ中盤ですよ、フツー。

 なので、5回のグラウンド整備中に「他球場の経過」をビジョンに流す球場だったら「えええ?巨人-楽天ってもう9回?つーことは?」って盛り上がったかもしれない。ほどほどの野球脳のある客だったら「今日のドームは杉内とマー君対決」ってことをわかっており、それがさらに超スピーディーに進んでいたら「無安打の香り」を感じ取るだろうから。

 おや、神宮も試合が終わったようだ。・・・・って、最後は二岡ホームランだったのね(笑)

 バーネットが炎上したようだが、大量得点で出てたしね。

 今日もさ。メジャーでは、岩隈さんが超久しぶりに登板したんだけど、マリナーズが大量得点した後のイニング稼ぎ要員でさ。
 7回から9回まで投げて、3失点したけど、セーブついたってさ。
 それって、いいのか悪いのか、全然わかんないし。

 だいたい、相手のレンジャーズにしたって建山にロングリリーフさせたら大炎上だったし。

 今さらながら、アメリカ社会の怖さを知ったような気がする。

 適材適所とか「今まではこうでした」っていう概念が無いんですね。
 「役割」っていうのが最初から決まっていて、そこに人材をはめ込んでいって、結果出すか出さないかっていうのが大事なようです。

 10日間くらい放置されてて、いきなりこんなバカ試合の後始末に登板した岩隈さんの「3回3失点」っていうのがどう評価されるのか、私には全然わかりません。

 それよりも、今日のヤクルトの試合で、8回にイムさんが登場して、きっちり四凡したようですが、昨日もビハインドで登板していたし「1軍でもう少し投げさせて調整しないと」っていうほうが私には馴染みます。

 でもね、私の岩隈さんがこんなに干されているのを嘆きつつも「意外とソーカはアメリカに影響力ないんだな」とか思ったりして(笑)

 たまにソーカに怯える人がいますが、今度、そういう人に会ったら「あんな弱いマリナーズで、ソーカの広告塔が先発ローテどころか、敗戦処理にもロクに出てこなかったんですよ?」ってじっくり解説しちゃろ。

 今日は月末だから仕事がドタバタしていた。

 すでに総合振込で支払ったはずの仕入先が「入金がまだ確認できない」という確認があったり、まだ請求書が届いてないから支払ってない先から「契約では今日支払いのはずです」って言われたり。

 みんなどんだけ金に困ってるんだよ、と月末の入金確認に失笑していたのだが、うちが回収すべき口座振替は、総数が20件なのに、3件も資金不足でエラー・・・・・・2000円の振替で資金不足って・・・

 うちが支払う先からは、鬼のように催促というか、担当者から「早く支払ってください!」とせっつかれるのに、うちへの入金は滞っていて、それが放置されてるのがわかるので、部長に「この非対称性にとても戸惑います」って言ってみたけど、私の気分を理解してくれたかしら?

 その後も、今日定年退職の人が挨拶回りしてきたと思えば、先日、入籍した社員向けの結婚祝いの申請が回ってきたと思えば、得意先の社員が事故で無くなったという知らせが届き、香典の用意の申請が回ってきたりして、「冠婚葬祭が入り乱れていて、今日は全然自分の仕事ができなかった」と嘆いた。
5月30日(水)

 昨日、私は日記に「杉内の牽制が大好きなので是非また生で観たいが、そのためにはランナー出さないとね、えへ?」というようなことを書きましたが、今日の試合で、杉内は一度も牽制球を投げませんでした・・・・・・

 だって、9回表2アウトになるまでランナー1人も出さなかったんだもん。

 この間、マエケンがノーノーやった時には動画生中継で眺めていたので「ふーん?こういう試合生観戦するとどうなんだろうな?私にそのチャンスがあるかしら?」って書いたと思うが、こんなに早くそのチャンスが訪れるとわ・・・・・

 その時も「観てみたいような、そんなつまらなそうな試合、観たくないような・・・」って思った記憶があるが、ついうっかり観てしまった直後の今、「いい経験した」とは思うけど、あれが楽しかったのかと言うと、まだわからない。

 7回が終わったあたりで「ノーヒットっていうか、パーフェクトじゃん?」って周囲はザワザワし始めた。そして、8回も3人で終わったので、9回表は攻撃側である楽天応援団の声援がかき消えるほどの杉内コールがドーム内に充満していた。

 客も「ノーノーじゃなくて、完全試合じゃん?」とかなりテンション上がっていたのだが、やはり、9回2アウトの後(つーか、西村を普通に出していたのだが、ここは代打の場面じゃないの?って思ったっけ)中島が出てきたので「なんでもっと早くに中島を出さなかったのだろう?」と思った。

 左投手キラーなのである(つーか左しか打てないのでレギュラーにはなれない)。もしかしたら杉内には打率を残していないのかもしれないけど、あの場面で出てきたので、去年までパにいたから、中島にはついつい警戒しちゃったので、「ヒット打たれるよりは・・・」って痛恨のフォアボール。

 「完全試合を目撃」がなくなったので、球場にはがっかりムードが漂った。
 並みの投手が、ついうっかりこういう場面を迎えたら(たまにある)、ここから急に崩れるような場面であったが、さすが杉内はきちんと次を抑えて、「完全試合は逃したものの、ノーノー達成」したのであった。

 今日の杉内は確かに調子良かったみたいだけど、相手がマー君っていうのも効いたかもね。マー君は初回の先頭打者の長野にいきなり3塁打浴びるも、見事に無失点で乗り切り「復帰直後なのにすげーなあ」っていう投球内容だったので、いつもだったら、中盤で少しダレる杉内もマー君の気迫とリズムに、いい意味で飲み込まれていった感があった。

 そのマー君も、なんか村田が変な感じでとにかくファールで粘って「4番打者らしくないな」と思っていたのだが、やっと三振で抑えて、あれで少し疲れたのか、次の安部にヒット打たれて、高橋由伸にツーラン浴びたのであった。

 打った瞬間にホームラン!っていう打球でもなく、ふらふらっと上がったら、わりと伸びたっていう、いかにもなドームランだったが、「村田が粘って球数稼いだ」っていうのが、マー君の球威を奪ったような気がする。さっきテレビでその一打の映像観たけど、失投ってわけでもなかったし。

 そんで、あれがソロホームランだったら、その後の展開も違っていただろう。

 これも昨日書いたけど「1点差と2点差じゃ、かなり違う」ということで、杉内は2点の援護貰ったことで、ヒットでランナー出すまでは、かなり大胆に勝負できたようだ。

 まあ、そういう要因があったとしても、なかなかノーノーなんて達成できないんだけどね。

 しかし、今年は2000本安打はすでに二人が達成しているし(あと一人の小久保もリーチかかってるけど腰痛で抹消されている)、ノーノーも二人出ているし、金環日食は見ちゃったし、次は金星が太陽の前通過するんですって?(天体ショーと野球の大記録を並べちゃっていいのだろうか?)

 地理の教科書でしか知らなかった「三陸海岸はリアス式なので津波に弱いです」っていうのが、どういうことなのか、体感はしなかったが、テレビで観ることはできたし、金環日食は寝間着のまま家のベランダで鑑賞しちゃったし、完全試合未遂だったけど、ノーノーを生観戦しちゃったりと、なんだかここんところ「レア物」を引いているような心地がするので、どーしよー、やっぱし関東大震災も体験しちゃったりするのかしら?

 今日の東京ドームは「澤村デー」で、配布された澤村デーパンフに振ってある番号で「1名様に選手のサイン入り私物プレゼント」っていう企画で、2位、3位の当選を含めると4万人弱の客の中で200人くらいが当選するというけっこう難関だったが、「ああ、ノーノー見ちゃった上に、こんなん当たったら、私、絶対に隕石に当たって死ぬ」と悲観しまいしたが、さすがにそこまでクジ運良くなかったようで、安心しました。

 そうそう、今日は歩数稼ぐために、東京ドームに行くっていうのに、神宮球場もかすめたのですよ。ヤクルト選手の練習風景眺めてから、信濃町まで歩いて、水道橋まで行こうという、散歩ルート。

 ヤクルトファンが出待ちしている室内練習場の入り口の前を通ると、ちょうどバーネットが自転車に乗ってクラブハウスに戻る最中だったのだが、私が「ほお、バーネットか」と眺めていたら、その後に出てきたのは、すっかり日焼けしたシンさん・・・・・って、え?

 まさに二度見してしまったわい。
 出待ちしているヤクルトファンは「ほら、あの人が通訳の人」とか会話していたけど、つーことは、今日からイムさん、こっちなん?

 「わーん、イムさん上がったのなら、なおさら、こっち(神宮)の方が観たい」と思いつつも、東京ドームに向かった私ですが、親にタダ券もらってなかったら、どっち選んでいたかねえ?
 ダダ券なければ、絶対に神宮に行っていただろうな。
 そんで「わーん、希少なノーノー試合見逃した」とか言っていたんだろうな。

 ヤクルトは今日も負けて、これで10連敗くらい?
 そんな中、明日はハンカチ王子の神宮凱旋登板っていうのもね?

 今日の楽天の「ノーノーやられました」っていうのも、ヤクルトの不思議な不調菌が感染した感じもあった。
 普通は、どんなに相手投手の調子が良くても、1本や2本のヒットは出るものである。今日の試合だって、2本くらいヒット性の当りがあったが、野手の正面だったので、「いい当りだったけどね」という凡打になっていたのである。

 さてと、なんだか話止まらないけど、少し気分も落ち着いてきたので、ここいらでやめておくか。
 それにしても、ドームで野球観戦して、帰宅してから余裕でNHKの9時のニュースのスポーツコーナー観られるなんて初体験でしたわよ。

5月29日(火)

 明日、マー君登板の噂だったので「誰が抹消されるかしら?」と今日の登録抹消情報を確認してみたら、あららら、辛島君かよ。
 先週、首位中日相手に好投していたのだが、ローテのタイミングと、釜田や美馬がヤクルト相手に勝ってしまったのでしょーがないわね。

 というわけで、先週辛島君が勝った試合の視聴期限が今日までだったので、今、それを見ています。
 投げてる所をテレビでじっくり観るのは初めてだが(先週、帰宅してから後半は生中継で観たけど)、なんか佇まいというか、ランナー無しの時にゆっくりとワインドアップで投げる雰囲気がふてぶてしい感じで、マー君みたいだった。

 身長はかなり低いし、左投手だけど、オフになぜかダルと自主トレして、体重増強に努めたらしく、首周りがどっしりした感じで、そんなところもマー君みたいだし、眼光鋭い感じも。

 えー、ところで、私は明日はなぜか東京ドームに行く予定でございました。

 親が新聞屋で「楽天のチケット貰ったわよー」と言うので、てっきり西武ドームのかと思っていたらドームでの巨人戦だった。
 へー、平日でパ・リーグ相手の試合とはいえ、巨人戦のチケットなんて新聞屋が配るんだ?

 ほんとは、神宮でのハム戦観るために明日は休みにしていたのだが、「タダ券があるなら、ドーム行くか」と思っていたのである。
 東京ドームで日ハム主催試合は何度か観ているが、巨人戦は初めてだ。30数年前に観た小林繁が登板した巨人阪神戦は、なんてったって後楽園球場でしたから(笑)

 ほんと、巨人の1軍の試合観るのはそれ依頼なのだが、ドームの2階席(新聞屋さんがくれた招待券は2階席との引換券)ってのも、久しぶりだよなあ。たぶん、ローリング・ストーンズ初来日の時依頼だと思う。
 あん時は友人らと超盛り上がってしまい、チケット取りまくったので、結果的に「アリーナと一階席と二階席」という三種類の席から鑑賞したのである。三回行ったということです。

 日ハム主催の時というか、基本、パ・リーグ主催試合の時って、ドームの2階席は開けないんです。
 3年前くらいかなあ?マーとダルの対戦になった時に、7時過ぎくらいに会社帰りの人たちが内野自由席券で大量に押し寄せたので、急遽、2階席を自由席として解放したことがありました。
 あと、去年だったか、楽天が初めてドーム主催試合をした時には、張り切って招待券ばらまいたので、2階の内野自由席の販売を停止したので、「けっこう空席あるのに完売?」ということになってました。なので、「内野自由席でいいや」って行くつもりだったのに、高価な指定席しか残ってない状態だったので、行くのやめちゃったっけ。

 なので、明日の「東京ドームでの初めての巨人戦、しかも野球観戦では初めての二階席」をそれなりに楽しみにしていたのだが・・・・・明日の予告先発が発表されると、なんと「杉内×田中」って、えー、なにその黄金カード?

 平日の東京ドームの空席具合がよくわからんが、なにせ単なる「引換券」だし、チケットにも「予定されていた席が満席の場合には立ち見席になります」って書いてあるので、これは早めに引換に行かないといけないのかしら?

 なんか面倒臭くなってきたが、でも、杉内を生観戦するのは福岡ドームに日帰りで行った3年前以来だと思うので、楽しみではある。杉内の牽制が大好きだったので(バシっと無表情でゴキブリを叩き潰すような、実に心のこもらない、素晴らしい牽制だった)あれをまた観られるかなあ?そのためにはランナーで出ないとね。

 ところで、昨日書き忘れた日曜日の試合の話の追加。

 戸村になにやら指導していたヨシコーチでしたが、背丈は二人とも同じくらいだったのですが、横に並ぶと、「腰の位置が尻半分くらい違うwwww」
 戸村は特にスタイルがいいので、中年コーチ達も横に並びたくないだろうなあ。なんて思ってみたりして。

 あと、日曜日に投げていた釜田は、ヤクルトの日本人打者からは空振りとってましたが、ミレッジとかバレンティンにはボール先行して苦戦してました。
 「塩見がラミレスに大当たりされた直後だったし、警戒しているのかな?」と思っていたのですが、中盤にトイレに立った時に、通路にあるテレビで観ていたのですが、飯原とか森岡には高めのストレート(ボール球)を投げていて、それで空振りとれていましたが(ベンチに下がった二人は首を傾げながら会話していた)、外国人に高めは投げられないから、低めで勝負するとフォアボールになってしまうようでした。

 ところが、4点援護もらったら、外国人にも高め勝負ができたようで、やっぱしボール球で空振りとれていたので、やっぱし、あの4点があったから投球だったのでしょうね。

 サッカーも同じだが「1点差の場面」と「2点差の場面」では全然違うんですよね。


5月28日(月)

 いろいろ書きたいことはあるのだが、いろいろありすぎて書き出せない(笑)

 また気が向いたら書くかもしれないので備忘録替りにタイトルだけ。
 「仲村トオル主演の芝居を観たら、テーマは食べログだったwww」
 「小学生の書いた環境問題への提言作文を読んで、超ヘコんだ」
 「日曜日の午後、フジテレビのザ・ノンフィクションでやっていた、明大付属明治中の応援団のドキュメントが超面白かった」
 「楽天、釜田君、プロ初勝利!現地で観たぜ、イエーぃ!」

●楽天、釜田君、プロ初勝利!

 これは書いておきましょう。

 つーかさ・・・・
 そりゃ、楽天が神宮で試合するから「日曜日は観に行こう」って前から計画していたけど、ヤクルトが連敗中だったので「館山×釜田か・・・・釜田に勝たせるのはまだ早いから、ここは館山先輩に勉強させていただこう」って思っていたのですよ?
 なのに、あっさり初勝利献上って、どこの楽天の話ですか?

 いやしかし、前にもヤクルトが連敗中で「高田やめちまえー!」という罵声が飛び交うの(って実際にそんな罵声出す人は少なかったんですけどね)を現地で観たけど、あの頃のヤクルトも「国境の長いトンネルから抜けられない【終】」みたいな雰囲気だったが、すでに、あの頃何がダメだったのかすっかり忘れているのだが、今回の連敗に関しては、そんなに暗黒な感じでもないんだけど、なんか変な魔法がかかった感じなんだよなあ。

 あ、その前に、神宮軟式球場で楽天の練習風景眺めていた話を書いておかないと。
 ああ、忙しい、忙しい(笑)

 おい、只今、ヤクルト×楽天は0-7ですってよ?
 しかも、ヤクルトは美馬に7回三安打ってなんだそりゃ?

 楽天ファン的には「なにこれ?ありえねー!」という状況ですが、つい先日、ホークスをフルボッコしていたではないのか、ヤクルトは?
 あり?もしかして?と調べたら、あの試合の後から連敗が続いているのね・・・・・
 ホークスファンが大量失点の屈辱に激怒して優秀な呪術師を雇ったのだろうか?

 さて、昨日は早めに家を出て、代々木公園でやってるラオス・フェスに寄ってみようかと思ったのだが、「ザ・ノンフィクション」の明大明治応援団のドキュメンタリーがあまりにも面白すぎて、1時間半も足止めされてしまったので、神宮球場へ直行することになってしまいました。

 渋谷で桂花ラーメン食べてコンドロイチン補給して(健康食品のCMで、コンドロイチンがどーのこーのよくやってるので、私がたまに桂花ラーメンを食すことのいい理屈ができました)、神宮に着いたのが4時半近かったかなあ。
 「もう、だいたい上がっちゃったなか」と予想していたのだが、野手陣は守備練習終えて、室内打撃練習場の方に入っちゃったようだが、投手陣はまだランニングしてました。

 そういや、まだ野手でグランドに残っていた枡田と銀次がコーチから丁寧に守備指導を説明されいた。たぶん、さっきまでノック受けていたんだろうけど、それが終わってから、講義が始まっちゃったらしい。
 枡田はねえ、昨日の仙台での横浜戦で、普通のショートゴロを荒波の俊足で内野安打にしちゃったからねえ。銀次もセカンドで、併殺とれる場面でとれなかったし。

 まあ、でも、まだこれからの若手だし、ああいう結果に繋がる失敗することが勉強になるんだろうし、コーチとしても腕の見せ所の場面だろう。普段はコーチの指導なんて上の空の若者も試合を左右するようなエラーした後だと、必死にコーチの言うこと聞くだろうから。

 という光景を前景にしながら、遠くの方では、投手陣が黙々とランニングしていたが、背番号わかりにくい練習用ユニの選手ばかりで「わーん、誰が誰だかわからん」と思ったが、周囲にいたヤクルトファンの人たちも「楽天の選手よくわかんねー」とオリックスの時と同じように戸惑ってました。

 誰かが「嶋とか・・・・ラズナーとか?」って言ったら、「どっちも1軍にいねーよ」と突っ込んでいるあたりに「ああ、よくご存知で」と失笑してしまいましたが。

 ところが、投手陣がランニングしてるさらに向こうで、キャッチボールしているのって、もしかしてマー君なんじゃ?と私が思っていると、横にいた楽天ファンのご夫婦はとっくに気がついていて「巨人戦にやっぱり出るかね?」などと話し合っておりましたが、「わー、遠目じゃ選手が誰なのかさっぱりわかんねー」とボヤいていた濃いヤクルトファンの人たちも「あれって、もしかしてマー君じゃね?」と気が付きはじめた。

 遠投していたのですが、けっこう投げ方が独特なので、多少(いや、相当か)、プロ野球に興味ある人だったら、遠目でもわかるんですよね。

(・・・・・・神宮の今日の試合終了しましたが、美馬が完投勝利って・・・・・ああ、スポーツニュース巡りしないといけなくなったぢゃないの!)

 そんで、そんな周囲の皆様とぼんやりマー君の遠投を眺めていたら、キャッチボールの相手が多分トレーナーだから、あんまし上手くなくて、高めのボールを放おってしまったので、マー君必死にジャンプするが「あああああああああ!」と絶叫して後ろに逸らしてしまった。

 「あれって、マー君だよね?」って双眼鏡持ってない肉眼で鑑賞しているギャラリーがやっと同定できるくらいの距離なのに「あああああああああ!」って声はしっかり聞こえ、「やっぱ、あの声、マー君じゃんwww」と失笑が飛び交う中、マー君はボールを追って走って行きました。

 隣で草野球やってるシロートさんの真っ只中へ(笑)
 サード付近まで球が転がってたかね。お隣さんもゲームの佳境だったのか、ボールが転がってきても、拾いに行く人いなかった。わりと、年齢層高いチーム同士の対戦だったように見受けられたので、ベンチの人員も厚くなかったのかもしれないし、あそこで野球している人たちは普段から「地続きでプロが練習している」という贅沢な環境に慣れているので、無関心だったのか、無関心装うのがカッコいいとされているのかはわからないが、シロートさんの草野球の試合中に、マーくんが帽子とって「サーセンwww」しながら、3塁側付近に近寄ってきても、特に混乱はありませんでした。

 もしかしたら、シロートさんたちが全員固まっていただけかもしれませんが(笑)

 戸村がヨシコーチになにやら指導を受けていて、私の横にいたヤクルトファンは「あれも投手だよな?なにやら、カーブの投げ方教わってるみたいだ」と野球に詳しい人のようですが、私は「え?ヨシコーチが戸村にヨシボールを教えてるの?」とトキめいたのですが(ダルはヨシコーチ直伝のヨシボールをモノにした。楽天の投手の誰かが、ヨシコーチに「佐藤コーチってダルさん教えていたので、あの、ヨシボールっていうの投げられるんですか?」と聞いたという伝説をどっかで読んだな)、雰囲気的にはちょっとした立ち話程度だったようで、戸村がなにやら冗談を言ったようで、ヨシコーチが戸村に軽い回し蹴り入れていた。

 NHKの「プロフェッショナル」でヨシコーチ取り上げていたが、大卒2年目の若い投手が、父親くらいの年齢の投手コーチのアドバイスに茶々入れて、回し蹴りくらってるんですから「ヨシコーチ、お仕事頑張ってるなあ」とリアルで目撃すると感激である。

 さて、昨日の試合であるが、初回や2回は、楽天打線は館山の変化球に面白いように空振りしていて「あー、こりゃダメだ」と思っていたのですよ。

 3回に楽天にチャンスがやってきて、ノーアウトで捕手の小山がショート内野安打の場面で登場したのが投手の釜田。
 パ・リーグの投手は普段は打席に立たないので、送りバントも青息吐息のことが多いけど、去年まで高校生で甲子園にまで進んでいた釜田であるから、大丈夫だろうと思っていたのだが、館山が素直にバントさせてくれなくて(そりゃそうだ)、バントをファールさせて、2ストライクになってしまった。

 「ここはスリーバント失敗でいいじゃん」と思っていたら、まさかのヒッティングっていうか、エンドランかかっていたのかもしれないど、当りは悪くなかったがショート正面で、ゲッツーになってしまった。

 2アウトでランナーもいなくなってから、聖澤がヒット打って「うわ、なんかもったいない」って思っていたら、聖澤に執拗に牽制していた館山であったが、「やっと走った!」と思ったら、相川の好送球でアウト。

 「はい、はい、今日は負けですね」とあの時思った。

 ところが4回、上がってきたばかりの中村が、タイムリー打って「ほんと、この子ってお祭り男属性があるわよね」と感心していたのだが、まあ、ここで終わりと思っていたのに、次の打者の時だったか、森岡が一塁に送球エラーして、ヤクルト守備陣がドタバタしているうちにまた得点?

 あり?なんだか3点も入っちゃった?

 ビッグイニングに縁遠い楽天ファンだからして「1、2、3、いっぱい」なんだが、そしたら、次は枡田が外野にフライ打って「あれ?4点目?」

 その回は死球、ヒット、ヒット、エラー、犠飛ってだけで4点って、残塁ゼロじゃん、こんなの楽天じゃねーーーーー(笑)

 楽天ファンの私が「なにこれ?」と呆然としていたんだから、ヤクルト側はもっと呆然としていたんじゃないかな?

 昨日はほんと、なんだか不思議な試合でした。

 そして、0−4で迎えた7回くらいだったかねえ?時間的には8時過ぎくらいだったんだけど、楽天が守備していて、釜田が打者に投げている途中に、一塁側の観客席が「おおおおおおおお」とどよめいた。

 「ん?何?どうしたの?」とキョロキョロしていたら・・・・・・レフト側の向こうに花火が上がっていた!

 「なんで、花火?・・・・・・・ああああああ!ラルクだ!」

 ラルクが国立競技場でやるということは知っていたけど、今日だったとは知らなかったし、神宮球場と国立競技場は程よく距離があるので、時折、音楽の音が聞こえていたのだが、そういう経験がなかったので、「なんだろう?大音響垂れ流しにする不良の車が神宮に集まってるのだろうか?」って思っていただけだった。

 しかし、観客席があんなにどよめいていていて、「これは試合が一時中断か?」ってくらいの雰囲気だったのに、釜田は気にせず淡々と投げていました。あそこで「これはヤクルトの反撃ののろしか?」と思ったのと同時に「釜田、勝つかもしれないな」って思いました。

 ヤクルトは長いトンネル中なので、飯原が1番打者スタメンだったりして「小川監督、苦しんでるな」って、飯原スタメンなんて久しぶりに観たのですが、なんとか後半にタイムリー打って1点入れましたが、あれで終わりだったな。

 私の個人的な収穫としては、「1塁側A席の上段からだと、スカイツリーが見えるじゃん」ってことで「ヤクルトはこの席をスカイツリーシートとして売りだせばいいのに」って思っていたら、まさかのラルクの花火で「あー、今日、カップルでこの席に座っていたら、勢いでプロポーズしてたかも」ってくらいの良席で、「席をしてもひとり」状態ってどうなんでしょう?

 9回に青山が登板したら、S席の前の方をジャックして、試合終了して、釜田のヒロイン始まると最前列でネットつかんで鑑賞してましたけどね。

 19歳って、私マジ、お母さんの心境だし。

 つーか、釜田も昨日の試合を「勝ったぜ!」とは思えなかったのだろう。
 うん、確かに「勝った」というよりは「相手がなんだか負けてくれた」って感じでした。

 今日も美馬完投勝利って・・・・・・・まだシーズンは長いので甘やかさないでいただけます?
 (マー君復調で上がってくると、誰かが下がるので必死なのはわかりますけどね)


5月25日(金)

●毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記 (北原みのり著)

 昨日の行き帰りと今日の行き帰りと昼休みで読了。

 久々に「俗っぽい」本を読んだような気もするが、なんだかハードSF本読んだ後のような心地がする。
 ざっとアマゾンの書評を眺めてみたが「これじゃ、事件の真相がさっぱりわからん。がっかり」みたいな感想も上がっていたが、確かにそういう週刊誌的な真相の断定を期待すると肩透かしなのかも。

 そんで、ワタクシ的にはちょっとビミョーなのだが、なぜか「極東ブログ」での書評が一番自分の感想に近かった(笑)。年上のオジサンと似たような感想っていうのがさ・・・・そりゃ、私も立派なアラフィフ女子ですけどね。

 木嶋佳苗はたしかにわけわからんが「他人なんてフツーわけわらかんもんだろう」ということを改めて思い起こす。
 てゆーか、よく日記にも書いているが、ニュースショーで「犯人の心の闇の究明が求められます」とか言うけど、捜査や裁判は別に心の闇の解明を目的にしているわけでもないし、「犯人の本当の心情」なんてわかりっこないのだ。(後日付け足し:「そういや木嶋裁判ではそうガナるテレビの中の人を観た記憶が無い?」と気がついた。)

 でも、こういう「理解不能な犯罪」が起きると「なんでこういうことが起こったのか、さらなる追求が必要です」なーんて決まり文句が出るのは、「わかんないと、怖いし、防止策が立てられないじゃん」ってことなのかもしれないけど、そりゃ、交通事故が多発する場所できちんと原因を究明して対策立てるのは大事かもしれないが、殺人犯の場合には、いくら精神分析したって無駄だろうと思う。

 だいたい、別に事件でもなんでもないけど、昨日書いたように「会社でどうしても苦手な人」と「どうしたら、上手く仕事を進めていけるのだろうか?」って一生懸命考えても、さっぱりわからんのだもの。

 そういや、今朝のニュースでは「子供を餓死させた母親に懲役7年の判決」っていうのがあったが、あれも理解に苦しむ。
 旦那がそうとうの人物ってことらしいが、その旦那も長女の世話だけはしていたらしく、なんで下の子の世話は拒否していたのか、よくわからない。

 この事件の場合には、この夫婦の心の闇を解明するよりも、「こういう状況に陥った子供を行政が救うための方法」という対策を考えたほうがいいだろう。
 日本だと文化的に難しいんだろうけどさ。
 アメリカドラマの「ER」では、家庭内暴力の兆候を医師が察知すると通報する義務をきちんと果たしていて、すぐに行政が動いてくれていたので、実際にアメリカでこういこうことがきちんと機能しているのかはわからないけど、「日本でも、飲酒運転に同乗してたり、見逃していたら罪っていう風潮は少し出てきたので、これくらいはできそうなんだけどなあ」って思っていたのだが、なかなか進まないよな。

 さて、木嶋佳苗の話に戻すと、私も「この人、わけわからんが、それほど自分とかけ離れていない」と思ってしまった。

 共感はしないけど、「ああ、なんかわかるかも?」って部分は多々あった。あら、それを共感って言うのか?(笑)
 その共感した部分を書くと長くなりそうだから今は書かないけど、「ここは正反対だ」って部分は、「私は首都圏産まれで首都圏育ち」ってことであった。

 このことは、現在長期自宅療養中の「ド田舎育ち」の友人M嬢からは、いつも厳しい指摘を受けていたのだが、都心までの通勤圏で育った私は、大した努力もいらずに高校生の小遣いの範囲の金額で気軽に上京して、「あたし、ちょっとアングラで変わった女子高生だから、東京でゴダールの映画なんか観ちゃうのよね」って感じで思春期を自己満足の自己表現してました。

 それがいかに恵まれた環境だったのか実感したのは、実は横浜市の会社に勤務するようになった30歳過ぎてからで「六本木や虎ノ門で働いていた時には、路上を闊歩しているだけで、なんかすげー世界の中心で仕事している気分になっていたが、横浜にはそれが無い?」と、エラく戸惑ったのである。

 そういや、話が替わってしまうが、今日、会社で雑談していて「へー」と思ったことがあった。
 部長が「スカイツリーってもうオープンしたの?」と真顔で言うので、「どんだけ情弱なんですかwww」と皆で和やかに突っ込んだ後、「そういや、スカイツリーってまだ観たことが無い」と横浜市在住のM嬢が言うと、K嬢も、マスオさんも「そういやそうだ」と言い出したので、東京在住の私は「ええええ?マジ?」と激しく驚いた。

 東京を散歩していると、けっこう意外なところからもスカイツリーは鑑賞できる。
 ロッテの試合を観に、京葉線の乗り換えする新木場駅からはもちろん、池袋付近の山手線の上を横切る橋からも見えて「ふーん、東京って狭いな」って思ったし、神宮球場の2階席から眺めた時には「ほお、新宿の高層ビル群とスカイツリーの両方が見えて、なかなかのスポットじゃん」って感心したし、和光市から戸田球場に向かう、荒川を渡る橋の上からもスカイツリーが見えて「ほお、埼玉からも見えるんだ」って思ったっけ。

 なんか話がまた逸れまくっているようです。

 ええと、木嶋佳苗に全く共感できないところは「物欲」です。

 趣味は貯金なので、金使うのが苦手なのであった。
 でも、それも、ほんの少しの違いかもしれなくて、地方から上京した木嶋佳苗はほんとか嘘かわからんがデートクラブで売春した金を派手に散財していたようだが、東京近郊からやっと都心の大学に進学した私はバイト代を貯めて「憧れの海外旅行」をしていた。

 そんで、とても趣味のよろしいことに、ヨーロッパの美術館を巡っていたのでありました。木嶋被告もそうだったかもしれないけど、私も親の影響で「朝日新聞信者」だったので、日曜版に載っていた「世界の名画」に憧れててね、特にその記事で感銘した、ベラスケスの「女官たち」を生鑑賞した感激は今でも覚えているくらいです。

 私の欲望は、それなりにお金がかかったけど、フツーに働いていれば払えるようなものだったので、20代の頃は、「がんばって働いて貯金して、休暇とってやりたいことやるんだ」とばかりに、「10代の頃からの夢」を次々と実現させてたなあ。

 でも、ちょっとなにかが違っていれば、私も木嶋佳苗のような「職業は売春」みたいなことになっていたかもしれない。

 若い男性にはモテなかったが、おじちゃんやお爺ちゃんにはとてもモテたからである。
 うちの母親もそうだったらしいが「素朴というか、どんくさそうで、家庭的に見えたのかしら?」と、よくナンパされていたらしい。

 私も20代の頃は外見的にそういう誤解というか、なぜかジジイに大絶賛されることが時々あったし。

 同世代の若い男子には、そのギャップからか、逆に酷評されることが多かった。
 私が中途半端に頭がいいし、相当口が悪いことに気がつくと「あんた、男をバカにしてるんだろう」とか言われて「そ、そんなつもりは・・・・」ってゆーか「ええと、男をバカにしているんじゃなくて、あんたをバカにしてるだけなんですけど?」って思ったっけ・・・

 まあ、絶対に男をバカにしてなかった、と言うと嘘になるかもしれないし、そこんとこ、自分ではよくわかりません。

 ただ、男を利用しようと思ったことは全くない。
 貢がせたこともないし、貢いだこともないと思う。

 ちゃんと仕事して稼いでいたし。
 そういう意味では、木嶋佳苗もちゃんと仕事して稼いでいたとも言えなくもない。


 さて、北原みのり氏が指摘していたことだが「佳苗はもしかして、比較的小さい男性を狙った?」というのは、極東ブログ氏も反応していたけど、私も「それはあるかも」と思う。

 私の欠点は「不平等に疎い」というか、首都圏近郊のサラリーマンばかりの地域で育っちゃって、両親は東京生まれで、それほど裕福じゃない家庭で育ったが、わりと分不相応な教育は受けられたため、高度成長期の「中流思想」のど真ん中で育ってしまったので、「不平等」ということを全く経験せずに育ってしまったのだが、そんな私が「男女平等って言ってもさ?」ってことに気がついたのは、友人男子に「あ、危ない」とか、そういう平和な状況で手首つかまれた瞬間である。

 男子の握力って・・・・・

 平和利用されていたので(私が河原でハシャイでいて川落ちしそうになったのを助けてくれたのだ)、恐怖感はなかったのだが、「この握力を敵に回すと怖いぞ」と思った。

 その怖さはずっと心の片隅に残っていて、「口で男子をやりこめることは出来るが、本気で体力勝負になったら全然勝てないなあ」って思っていたが、そういう女子が感じるキョーフって男子のほとんどが無自覚なんですよね。

 気のおけない男友達に「本気で喧嘩すると男性には叶わないから」って打ち明けても、「女子のほうが怖い!」って断言されても・・・・あー、こいつら、全然わかってないんだな。

 「毒婦」でも、著者の北原みのりが、ちょっとというか、相当呆れていたが、木嶋佳苗と関係を持った男性の何人かは、ホテルに一緒に入っても睡眠薬で意識喪失しているのだが、「なんか変だな?」と思いつつ、何度も意識喪失していた人もいたらしい。

 女子には信じられないことである。と北原みのりも書いていたが、私もそう思う。男性はライバルには敏感だが、力学的に下位の女性には意外と無防備だよな。


5月24日(木)

 昨日は辛島君の好投を眺めながら、フェイスブックをいじりまわしておりました。

●怖い話(笑)

 私にフェイスブックの招待状を発信してしまった友人がボヤいていたのだが、ほんとは共通の趣味の友人たちが「イベントの連絡に便利だから」とフェイスブックを進めてきたので、スマホから友人探しをしようとしたら、何かを間違ってパソコンに登録されている友人・知人に招待状が届いてしまったらしい。

 しかも、きちんと「フェイスブックにまだ登録してない人たち」に招待状が届いたため、「いかにもやってなさそうな人たち」から「なにこれ?」と返事が来たのはいいとして(私も「いきなりどうした?」ってメールしようと思ったが、フェイスブックを研究してみたかったので、軽い気持ちで入ってみて、「お招きありがとう」とコメントを書いてみたのだ)、両親にまで招待状が届いてしまったので、さっそくお姑さんが登録しちゃったらしい。

 うわー、やっちゃったのね。

 私は部長とお友達になってみたりしました。

 つーか、部長は友人達に誘われてやってるだけのようで、ほぼ放置していので、私がコメントを入れようとしたら「たまにはコメントしたらどうですか?」と言う部長のリアル友人さんのコメントがあったので、「私が『今日の部長』っていうコメントを頻繁に投稿してやろうかしらwww、20数名も登録されてる部長のお友達にウケるかもwww」って一瞬本気で思いました。

 さて、楽天は今んところ2点差で負けているが、岩瀬は出てくるのだろうか?

 9回表に山崎代打で凡打も、守備固めの西村が悪送球wwwww
 いや、こういう形でジャマさんに花持たせなくてもwwwwww

●負ける寸前のイーグルスを観戦しながら、仕事のことで日記さんに八つ当たりをしよう

 先日、マスオさんから「この費用が去年の倍になってるので、仕訳が違うのかもしれません」と指摘された件があって、調べてみたが、それは私の単純ミスだったので「これ、広告費じゃなくて原価でした」って言うと「それにしても、原価割れになりますけど?」と言うので、さらに調べてみたら・・・

 それは親会社の某商品のネット広告(リスティングってやつ)の費用だったので、今までずっと、ネット関係を請け負っている部署から親会社への請求明細が上がっていたのだが、マスオさんからの指摘を受けて、調べてみたら「あり?去年の秋から請求明細から外れてる?」と気がついたので、ウェブ関連部署の部長であるK氏に「どうしてですか?」って確認したら、「あの商品の広告展開は、Y部長が仕切ることになったので、わざわざ請求書分けることにして、あっちに回してるんだけど?」とのこと。

 あ、岩瀬、でたー!

 あっという間に終わったwwww
 つーか、中日の先発投手の「雄太」っていうのが、川井のことだっていうことを今日初めて知ったwwwずっと中日の新人投手だと思っていたよwwww

 だったら、今日の楽天の先発は川井にしちゃればよかったのに。「川井一族の誇りにかけて、川井姓を外した奴には負けられない」って張り切ったかもよ?

 ええと、仕事の愚痴中でした。

 そんで、K氏に「ここ半年間、Y氏からは請求依頼が来てなくて・・・・Y氏に確認したら、それはK氏がやってるはずだと言ってました」と言うと、「ええ?マジ?」
 私が「どうしましょう?」と困っていたら「じゃあ、オレから言う?」って言ってくれたので、「お願いします」

 K氏は、ちょっと子供っぽいところがあるし、けっこうキレやすい人だが、私は彼の仕事ぶりは評価している。
 なので、K氏が子供っぽいことをしていると、積極的に突っ込んでいる。
 この間も総務部にある、文房具が入ってる引き出しの下のほうをガツガツと漁っていて(急にポスト・イットか何かを取りに来たみたい)その引き出しをガツんと足で蹴って閉めたので「足でやらないでくだささいっ!」と怒鳴ったら、「ふんっ」って感じで無視されので「なにその、反抗期の子供みたいなっ!」って言ったけど、逃げられたが、それから数日後に文房具あさりに来たときには私が横目で睨んでいると、「お母さんに起こられちゃうからな」とばかりにニヤニヤしてたっけ。

 そんなだから、よく他人とブツかるK氏だが、「有言実行」の部分が多いので好感が持てるし、キモい表現だけど、互いに認め合って仕事しているように思える。

 そして、Y氏の方は、私が苦手とする人物である。
 K氏がY氏に話をしてくれたはずなのに、Y氏からはなんの反応もなかったので、先にTK部長に報告しようかと思ったが、(苦手だから部長に丸投げ作戦)、それも大人気ないから、一応、Y氏に「先日の件、どうなりました?」と先に確認してみた。

 そしたら「え?アレってボクが何かやるものなの?」って、はあ?
 「Yさんからお話いってないですか?」と言ったら「Yはああ言ってるけど、その件は、TKさんが、『これはYの部署でやるから』って言ってたので、ボクはそれに従っただけなので、どうすればいいの?」

 ・・・・・ええと、はい・・・・・

 この人の「オレは言われた通りにやっただけだ。それに何が問題が?それってオレが何か動くべきことなの?」っていう態度には、何度もカチンと来ていたし、「うう、これを私がどうすればいいのだ・・・・」って困ったことも数えきれない。

 そもそも、超理解不能なことに、このY氏はうちの会社では「出世頭の幹部候補」なのである。
 なぜか評価が高いのだ。

 Y氏が「それはTK部長が決めたことなので、オレには関係ない」と言うので「はあ・・・わかりました・・・・もう、いいです」と内線切った後に、「こんちくしょー」と私がボヤくとマスオさんが珍しく同情の失笑してくれた。
 マスオさんも、Y氏の下で働いたことあるので、彼の難しさは重々わかっているのだろう。だからこそ、「ミヤノさん、これ変ですよ?」って私に丸投げしているのである。

 ふー、しょうがない、私も部長に丸投げしよう。

 部長に「この件が未請求になっておりまして、マスオさんが発見してくれたんですけどね?」とマスオさんのグッジョブを讃えつつ、「確認してみたら、K部長は『これはY部長に引き継いだはずだ』と言うしY部長は『これはTK部長がYがやるって言ったはずだ』って言うんですよ・・・・」と説明すると、部長もなんとなくその流れを覚えていたようで「ああ、これは確かにYにまとめさせるつもりだったのだが、まだ固まってなかったからなあ」

 私が「だから、Y部長は他人事だったんすかね?」と言うと、TK部長が「そもそも、なんで、Kにしても、Yにしても、他人のせいにするわけ?」と私に聞くので「知りませんよ、こっちが聞きたいくらいですよ」と涙目で仁王立ちすると、TK部長が「わかった、この件を今後どうするかは、Yとちゃんと詰めておくよ」

 って、なんで、みんなYさんをそんなに大事にするんですかね?

 部下の失敗には怒鳴り散らすし、同僚からの確認には「それ、オレ関係ねー」と平気で言うし、いったい、どういう業績あげてるから評価されてるのか、私にはさっぱりわからないし、たまに「どこから見ても立派なバカ」が男社会の緩衝材として、無意味に評価されることはあるが(男は自分より上の人には低姿勢で、同程度のライバルは蹴落とそうと躍起になるが、明らかに自分より能力の低い人を可愛がる性質がある。よって、会社でバカが跋扈するので、女子社員にはとても迷惑)Y氏の魅力ってなんなんだろうか?

 そんな中、前から読みたかった、北原みのり著の木島佳苗の裁判傍聴記の本をやっと買った。

 まだちょっとしか読んでないけど、やっぱ面白い。

 うちの会社のY氏も、ちょこっとだけ佳苗属性があるかもね。
 「こんなブスがなぜ、男を手玉に?」っていうのと「こんなバカがなぜ、上司を手玉に?」っていう構造は似ているような感じがした。

 佳苗もY氏も「男に好かれる術」を持っているらしい。

 「好かれてる」っていうのかね、あれは。
 私が上司に「Yさんに相談してみたのですが、なぜか他人事でした」って愚痴っても、なぜか「あいつはけしからん」って雰囲気にならないんですよね。あの魔性の魅力ってなんなのでしょう?

 ムカつくから、しばらくじっくり研究してやりましょう。


5月22日(火)

 ひょえー、涌井が抹消されてたから「故障か?それとも交流戦で投手余ってるから、二軍で先発要員調整?」と思っていたのだが、なんと女性問題でした。
 そーいや、ダルが呟いてたな、そんなこと・・・・
 しかし、それで抹消って、いったい何やらかしたのかと思えば、水商売ギャルに暴露されたらしい・・・・

 なんだろう?フラれた腹いせなんだろうか?西武は前にも、捨てた女が週刊誌に暴露話して、やっと1軍に上がれそうな時期だったのに、2軍に幽閉されてた選手がいた。(無名選手だったので、今はほとぼりが冷めてほぼ1軍にいます)

 記事読んでないからわからんけど、抹消するような話なのかね?

 1軍にいると変に注目されちゃうし、まだ投手としては本調子じゃないし、交流戦だから投手足りてるから「ほとぼり冷めるまで、下げておこう」ということなのかもしれないが、契約更改で球団と揉めていたし、これは、涌井の高度な作戦なのかもしれない。

 女で失敗した選手は、北の大地に旅立つことが多いのである。代表的な選手は二岡だ。

 ダルビッシュ抜けた後だし、これは涌井の日ハムへのトレードあるかもね?

 さて、今日の総務部会議で、部長が「親会社社長が、フェイスブックを活用したがっているので、ITサポートをしている子会社のうちが積極的に動いていかないと」と言うので、「えー、そんなもん、トップ自らがやればいいじゃん」って皆して言ってみたら「そういうことじゃないらしい」ってどういうこと?

 要するに「そういう最新のツールを使って、緩やかに親会社の長所をアピールしてみたい」ということらしく、そんなの一番難しいじゃん(笑)

 企業のフェイスブックで人気がある所って、割引クーポン券とかばらまいてそうな業種ばかりだし、そういうサービス無しに会社の好感度あげようとしたら、よほど魅力的な内容を発信しないと・・・・

 そういうの目指しているのなら、会社のホームページにエッセイみたいなの書いている社員達に「おまえらに任せるから会社の名前使って、自由に呟いてみろ!」って言えばいいだけじゃん。

 ツイッターにしても、フェイスブックにしても、システムとしてはもう完成しているのだから、子会社のうちがやれることと言ったら使い方を指南したり、「変なこと書いてないだろうか?」って監視するくらいしかできないじゃん。

 ただ、社長は前から「そういのをやれ!」って指示しているつもりなのに、ちっとも進まないのは子会社が動かないからって思っているようだが、親会社の担当者を決めてもらわないと、こっちもやりようがないだろう。

 でも、実は親会社の担当者というか、チームリーダーは決まっているのだが、社長の要求が曖昧なのと、「どーせ、そんなことやっても、数字出ないし」ってことで、「なんで、あれがまだ進んでないんだ!」って社長がドヤすと「子会社が動いてくれないんで」って下手な言い訳するから、うちに「どうなってんだー!」って説教するらしいが、ですから、ツイッターやフェイスブックはシステム的な仕事ってほとんど無いんですってば。書き手がどんどん書けばいいだけなんですってば。

 ほんと、社長が自分で書けばいいのにね?
 「オレが目指していることがなかなか社員に伝わらない」とイライラしているのなら、なおさらです。それこそ、昨日書いた、ノムさんと岩隈さんみたいに「スポーツ紙の誌面通したやりとり」みたいにね。

 どっちにしろ「企業の魅力をアピールする」なんて難しいこと、そう簡単にはできませんし。社長のやりたいことは多分、例えばJTが「分煙活動や環境美化活動がんばってます」ってことをツイッターやフェイスブックでアピールしたって、そんなもん、フォローする人いないでしょう。強制された社員以外には。

 ただ、社長は本業に直接は関係の無い、「いい趣味」(←嫌味です)の知人が多いし、社長自身がそういう人脈を集めれば、ボランティア関係だったり、エコ関係だったり、アウトドア関係の(ほーら、いい趣味でしょ?)ネットワークが出来るだろうから、そこを通じて、控えめに「会社の宣伝」ができると思うんだけどな。

 だいたい、社長は自分のそういう「いい趣味」を回すために、秘書的な人間を5人くらい抱えてるんだから、そいつらにツイッターやらフェイスブックやらをやらせればいいじゃん。
 まず、自分が「魅力的な経営者」を演じてみてよ。

 しかし、最近、社内の話題が「また親会社の社長が激怒しているが、どうしよう?」って業績良くないのに、トップのご機嫌とりに追われてるのって、よくなくなくない?(←古い)

 フェイスブックの件にしても「ええ、おっしゃることはわかりました。しかし、それには魅力的なコンテンツが必要で、我が社の業種の場合には、割引サービスや新着情報が使えないので、難しいですね・・・・・・うーん、でも、一番魅力的なのは、社長のお考えかと思うので、ぜひ真っ先にそれをアピールするために、呟いてみてください」(つぶやくのはツイッターか・・・・)とか、真顔でシレっと言ってみればいいのに。

 なんなら、私が言ってあげようか?


5月21日(月)

●金環日食

 朝7時に起きて、カーテンを開けると、なんだか薄暗かったので「こりゃ、曇りでダメかも」と思ったが、窓を開けてみると、そんなに分厚い雲ではなかった。テレビをつけると、もう部分日食は始まっていたので、それで薄暗く感じたらしい。

 さっそく、日食眼鏡で太陽を探してみると「おー、欠けている!」と感激。
 しかし、こうして、太陽を肉眼で眺めてみると、意外に小さいんだよね。

 刻々と細くなっていく太陽であったが、上空はほとんど雲で覆われているため、薄雲越しに見える時もあれば、全く隠れてしまう時もあって「金環日食の時はどうだろうか?」とハラハラしていたが、フジテレビに出ていたスマップも「これ、テレビ考えてますよね?」と、天体ショーの天然演出に感心していた。

 7時半頃、テレビでは「いよいよ、金環です!」と言っていたが、我が家の上空は雲が通っていて「見えねーーーーー」と嘆いていたのだが、そしたらすぐに雲の薄いところに差し掛かり、日食観察眼鏡じゃ見えないかったので、しょーがないから肉眼で見ていた。

 へー、生で観るとこんな感じなんだ。

 ほんと、指環みたいな小さい輪がぽっかりと雲の中で輝いているという不思議な絵でした。

 短い時間でしたが、自宅から生で観られて感激でした。
 なんか、金環日食とか皆既日食って、飛行機に乗って遠くに行かないと観られないってイメージありましたからね。
 自宅のベランダから寝間着姿のまま鑑賞できるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

 都内だと、だいたい観られたみたいだけど、出勤してみると神奈川在住の社員達は明暗がわかれていて「ばっちり見えた」って人と「せっかく子供と近所の公園に行ったのに、とうとう見えなかった」って人に分かれてました。

 ただ、観られなかった人も、遠出したわけではないのでそれほど残念そうでもなかったですが、ちゃんと観た私からすれば「えええ、こんな希少な天体ショーが観られなかったのって・・・」と、こっちのほうがガッカリしてしまいますが、観られなかったある社員は「でも、テレビの映像見ればいいし」と言っていましたが、やっぱ生の味わいって違うんですってば。そりゃ、プロが撮った映像のほうがデカいし綺麗だけどさ。


 さて、昨日の日曜日は神宮にオリックス戦を観に行きました。なぜかここ数年の恒例行事になっています。

 先日、ソフトバンク戦を観に行ったら、けっこう外野自由席が混んでいたし、内野席もソフトバンク社員の動員なのか3塁側の方が客が入っていたので、昨日は久々に内野指定席のしかも1塁側にしてみた。

 (さっき、帰宅した時、三茶の駅の改札付近に警察官が立っていたので「なんか、あったのだろうか?」と思ったけど、渋谷駅で刃傷事件があったみたいですね)

 しかし、日曜日だから動員解除されていたのか(土曜日は2万人弱入っていたのに、日曜日は1万5千人でした)、3塁側内野席は見事なくらいガラガラで「あっちにしとけばよかった」と後悔しました。交流戦はいろいろ難しいっす。

 って、それよりも時間を遡って、自宅からお散歩して昼食も食べて、4時前には神宮に到着したら、「おや?まだ六大学やってるな?」とわかったので、外野席は女性無料だし、そっちの早明戦を覗いちゃおうかとも思いましたが、オリックスが練習している軟式球場にとりあえず行ってみると「きゃー、金子千尋がキャッチボールしてる!」だったので、そのままオリの練習眺めることにしました。
 昨日の先発だった木佐貫は、ちんたらちんたらと軽くランニングしているし、その様子をぼーーーーーっと30分くらい眺めてしまった。

 すでに、神宮周辺は開場待ちの外野自由席の席取りファンで長蛇の列だったが、早明戦がなかなか終わらない。
 しかも、頻繁に「わーーーーーーーーー!」と大歓声が上がるし、ブラバンの音色も緊迫していて、かなり白熱した試合展開が想像できたが、神宮球場周辺に集まったプロ野球ファンたちは、「なんか、楽しそうだなあ」と羨ましがりながらぼーっと開場を待つしかありませんでした。

 早稲田が勝ったみたいですね。先日の「野村と斎藤の六大学元エース対決」は明治の野村に軍配があがりましたが。

 で、神宮の野球の神様は6大学野球で疲れちゃったみたいで、6時に始まったプロ野球の方は、ヤクルト館山がバルディリスに被弾するも、オリックス西は中盤で急に四球・四球・死球みたいなことになり、とにかく両投手とも、すっぽ抜けの死球多かったですね。「これが、西武オリックス戦だったら大乱闘だったのに」と思ったくらい。

 ところで、ヤクルトファンの皆様は「オリックスって知ってる選手が全然いなくて、よくわらかない」と嘆いていましたが、けっこう濃いパ・リーグファンの私も困ってますから、セ・ファンはほんとそうでしょう。

 外野守備が森山・野中・川端って・・・・・森山はかろうじて知ってるけどさ。

 途中でT岡田が代打で出てきたけど、ダブルプレー失敗の入れ替わりで塁に出たら、すかさず代走が出たけど、T岡田もどっか故障してるんでしたっけ?

 というわけで、途中まで「つまんねー試合だなあ」と思っていたのですが、オリックスが1点差をつけたまま後半に入ったので、平野さんが出てきて、しかも交流戦だから(スカスカ日程)、なんと回跨ぎしたため、打席に立つ平野が観られて超感激した。

 バット持って立ってるだけでしたけどね(笑)

 打つ気満々のパの先発投手はけっこういるけど、中継ぎ投手がリードしている状況で、回跨ぎのため(ビハインドだったら普通は代打が出る)打席に立つと、ほんとに、ただ立ってるだけであるが、そういうのも交流戦ならではなんで・・・・

 そして、9回の裏、岸田さんが登場したし、すでに1塁側の客は帰ってしまっていたので、ドドドドっと座席ジャックして前の方で岸田さんをじっくり鑑賞できました。
 最初のバッターに強烈なピッチャー返しくらって、センター安打になっちゃったのですが、防御と捕球を同時にやろうとして、マウンド上でひしゃげていた岸田が可愛かったです。

 神宮球場は試合の合間に「他球場の結果」を大型ビジョンに映しだすのだが、「阪神6-10楽天」になっていたので「なにがどうなったのじゃ?」と帰宅してから確認したら、楽天の釜田(去年、甲子園で注目だった高校生)は味方のエラーもあって3失点したが、全体的にはまあまあの凱旋登板だったようだが、味方の反撃で追いついちゃったので、代打出されて3回で降板したけど、その後、味方がボコボコ打って、最後は小山が劇場したらしいが、なんとか逃げ切ったようで、なんと美馬にまた勝ちがついてました。

 交流戦ならではですが、先発要員の川井と美馬でロングリリーフしたらしい。

 星野監督は投手出身なだけあって、投手起用は上手いような気がする。
 特に今みたいな「絶対的エース不在」な状況で、なんとなく勝っているのは星野采配のおかげなのかも。

 人生に特に不満もなく、日々楽しく過ごしている私ですが、金環日食の輪っかみたいに、「心にぽっかり空いた穴」なのが、マリナーズ岩隈の現状なのですが、私の「心の中の金環日食」をそのまま表現してくれた記事が、スポーツナビに載っていた。

 理解し難い岩隈の現状と見えてくる采配の混乱

 かつて、野村監督はガラスのエースであった岩隈に苦言を呈しながらも、あれはあれで岩隈のプライドをくすぐる苦肉の策だったのだと思う。

 目立ちたがり屋でプライドばかり高い投手の相手していた捕手上がりのノムさんらしい、操縦法であった。

 しかし、マリナーズに移籍して、キャンプやオープン戦で結果出せなかった岩隈が一番悪いのだが、シーズン始まってもずっと「敗戦処理のロングリリーフ」っていうのが、日本の野球では考えられない。
 そういうのって、「どんな場面でもいいから登板して、首脳陣にアピール」っていう若手の役割だし、あと、今の楽天の加藤大みたいな「一度失墜したベテラン」の信頼回復の場でもある。

 ただ、メジャーだとどうやら役割分担がはっきりしているので「先発が早々にダメだった時のロングリリーフ要員」ってことになると、ずっとそうなっちゃうのかね?
 って思っていたが、この記事読むと「そこそこ結果残している岩隈に、ずっとこのポジションって、無いでしょ?」って話なので、やっぱ、無いよな?

 日本でも、2試合くらいは敗戦処理のお試しで慣らして結果出したら、少しリードしてる場面での中継ぎで試してみて、次は僅差で試してみて・・・・って、ってやってみて、実力もしくは好調な投手なら、あっという間に「勝ちリレー」に乗るが、そう上手くはいかない場合も多いので、負けてる展開だとそこそここなすが、勝ってる展開だとフルボッコされちゃったりして「はい、入れ替わり」

 チームが連勝していると、敗戦処理クラスの微妙な投手の出番が無いので、たまに出番があると炎上しちゃったりして「はーい、二軍調整」ってことになるが、岩隈も、1軍でそんな使い方しているのなら、二軍に落として調整していたほうが、後半戦で役に立つのでは?でも、契約内容的にそれができないのか?と思っていたら「そーゆーわけでもない」とのことで、「だから、マリナーズ弱いんだよ!」と八つ当たりしたくなります。

 弱いといえば、また三浦が勝って、勝利数トップの5勝目ですって?横浜がまだ11勝しかしてないのに、三浦5勝ってwww
 岩隈が21勝して沢村賞とった時もチームは5位でしたので、三浦がんばれ!


 話は変わりますが、友人からフェイスブックの招待状が舞い込んだので、「なんで、こんな上場して何兆円って時に・・・」と渋々登録しようとしたら、わー、ほんとだ、こえーよ、「あなたの友人リスト」に、しばらく交流が途絶えていた友人の名前が・・・・これ、どういう仕組なの?相手が登録しているメールアドレスと私のメアドが合致しているとか、そういう仕組なの?

 で、何度も「お友達を登録しましょう」と脅されたのだが、無視してスキップしてみたら、「お友達検索したほうが楽しいですよ?」とヤフーに誘導されたが、「あたしは、友達が少ないのが自慢なのっ」とぴょんぴょんスキップしてたらなんだか疲れた。

 お友達の多さ=人生の幸せを堂々と謳うあたりが、私にはついていけません。

 友達少なくても、いいじゃん!

5月19日(土)

 土曜日だと言うのに、叔父会社の役員氏から電話があり「出勤しているエラい人は誰だ?」と言うので「社長も役員も休みですので・・・」と総務部長であるTK部長に繋いだら、用件は「我が社の業種に特化したポータルサイトの掲示板に事実無根の書き込みが出たので、削除依頼を出そうとしたら、アクセスできなかったので、なんとかしてほしい」とのことでした。

 そういうのを監視している社員が本部に通報したのだが、あっちの本部のIT担当者もあ休みだったので、うちにお鉢が回ってきたらしい。

 ところが、うちでもやってみてわかったのだが、セキュリティ対策のために、アクセス制限されているサイトだったので(2ちゃんじゃないよ)、削除依頼フォームは出てくるが、そこに入力しても、こっちの都合で送信できなかったのである。

 よくあることだが、内部の人間が外部サイトに情報漏洩しないために、そういう制限かけているのだが、内部の人間が自宅のパソコンからそういうことやらかしても、社内からはどうしようもできないのだ。

 ただ、専門部署には、そういう制限かかってないテスト機があるので、それを利用して、削除依頼を出したようだが、土曜日だからすぐに対応してくれないようだった。
 それに、こっちにしてみれば「この情報は事実無根の営業妨害だ」ってことだけど、客観的に見れば「こんなの、ちょっと確認してみればすぐわかることだし」って程度で、下品な誹謗中傷でもないから、削除依頼に応じてもらえないかもしれない。

 プロ野球で言うところの「オリ坂口が負傷で前半期絶望www」って書き込みがどこかの掲示板に載っても、それが真実なのか、ガセなのか、すぐにわかるのと同じである。いや、ちょっと違うか、「オリ岡田監督は今期限りと球団代表が発表」の方が近いかな。今期限りの可能性はゼロではないけど、現時点では稟議もされてないし、決定事項ではないということで。

 さて、こういう場合、公式ホームページで「そのような事実はございません」って書いておいてもいいし、って私がテキトーに意見すると、「ああ、それもひとつの方法だな」と言われたので「それよりも、この間やってた公式ツイッターがどうのこうのって、もうやってるんですか?」って聞いてみたら、「ああ、やってるよ?」と言うので、「だったら、こういうのこそ、公式ツイッターでしょう。オリラジの藤森君は女子アナとの熱愛報道をさっそくツイッターで否定コメント出してましたよ?それに、ダルのツイッターなんて、マスコミ報道を否定する呟きがサンスポの記事になってるんですよ?」と言ったら・・・・

 なぜか部長の思考が「ダルビッシュ凄いね」にシフトしてしまい、もう帰ろうとしていた6時くらいだったのに、部長の野球談義に付き合っていたら7時になってしまった(涙)
 いや、こーゆーの、飲みながら話ましょーよー、と思うのだが、部長は酒飲まないから、なぜかオフィスで延々と語り合うことになってしまうのである。

 まあ、私も野球話は大好きなんで、いいんだけどさ。

 あら、友人M嬢からやっと「時計届きました」メールが届いたわ。
 やーね、日記読まれているかしら(笑)

 友人は実家で自分専用のパソコンを持ってないので、弟さんのを借りてるみたいだから、あんまし頻繁に使えないような雰囲気はわかる。
 パソコンだけじゃなくて、テレビでも遠慮しているようで、私が「西武の小石って観たことある?」って書いたら「報道ステーションで取り上げていたと思うが、弟がテレビの前に座っているので、よく見えない」と返事してきたので「???」と思ったし、マー君の故障をヨシコーチのお仕事みたいなこと書いてきたので、それはスルーして(ヨシコーチは確かに壊し屋としても名高いけど、ほんとにそうなのかは私にはわからないし。それに、マー君もラズナーも故障した楽天も痛いけど、ヨシノリとマツケンとイムさんがいないヤクルトの方がよっぽど痛いし、どこのチームだって故障者が多いのである)「そういや、ヨシコーチのNHKのプロフェッショナル観た?」と返事してみたら「観たかったんだけど、私にはチャンネル権がないのです」と返ってきた。

 「小型のテレビはびっくりするほど安いんだから、自分用の買っちゃえば?」と返事出したのだが、こういう脳天気な返事にもカチンと来るでしょうね。

 あらら・・・・
 ヤクルトはバーネット被弾で逆転されたのに、岸田から得点して、同点で延長ですって。やーだ、明日行っても燃えカスね。でも、お散歩ターゲットだからなあ。

 楽天の方は、能見と塩見の「見る見る対決」でしたが、今んとこ楽天が勝っているようです。
 つーか、明日の甲子園では、なんとルーキーの釜田が先発なんですけど・・・・ええと、確かに岩隈の背番号を受け継いだ子なんですが、去年の甲子園で投げた投手とはいえ、高卒でのプロ初登板が甲子園って、ほんと期待の選手なんでしょうけど、すごいことするなあ。

 すごいことと言えば、今日の広島×日ハムは「六大学30勝投手」である、野村と斎藤の対戦で(両方ともユウちゃん)、斎藤が梵のホームラン一発に泣いて1−0で野村が勝ちました。
 丁度、部長が「ダルも凄いけど、あの打線も凄いね」と語っていたので「ほんと、レンジャーズはハムと真逆のチームで、守備は荒いけど、ボコボコ打ちますからねえ」と喋っていたら「あ、斎藤くんが1-0で負けました。だからハムはこういうチームなんでwww」と、野球談義がさらに盛り上がってしまいました。

 おお、楽天勝ったぜ!
 塩見に勝ちがついた!えー、もう5勝なの?ダルが6勝で塩見が5勝ってすごくね?

 楽天は球団設立からずっと「左のエース?それって美味しいの?」という状態だったので、去年の塩見の新人王争いしたくらいの大活躍が、夢のようというか「ほお、左のエースって、 もしかして、こういうの?」という手応えを感じたが、これは、本物なのかも?って信じていいのでしょうか?

 ルックスは特にイケメンってわけでもないけど、老若男女に好感持たれるような風貌だし、美脚だし、パ・リーグ屈指の左投手として活躍してほしいものです。これは、いい嫁を探さないとな。

 ヤクルトとオリックスは延長線に入り、どっちもクローザーはすでに投入しちゃったので、「いい投手から先に出す」の法則で、押本と香月が出てきましたが、ここからが面白いんですけど、3時間ルールでそろそろ終わりかな、と思っていたら、オリックスが勝ちました。

 おや、今日の神宮は1万9千人も入ったらしい。オリックス社員の動員は週末でも有効か?

 明日はどの席に座ろうかなあ、外野はやめておこうと思うが、オリックスが内野動員しそうなので、久々に1塁側内野席にしようかな。今日、平野さんも岸田さんも出ちゃったので、明日はどうなのかわからんし。

 つーか、今日はソフトバンクが負けて、楽天が勝ったので、またAクラス復帰ですかね?

 なにげにデッドヒートしているけど、そういや、今日のオリックスのスタメン眺めていたら「投手の木佐貫と、捕手の鈴木と、ショートの大引と、あと李とかバルディリスとか外国人選手の他は知らねー子ばっかりwww」と失笑しました。

 楽天も松井稼頭央が抹消されて、地味度があがってるんですけど、私は地味なものが大好きなんで、いいんですけどね。


5月18日(金)

 昨日は、一昨日、横浜スタジアムで勝投手になった西武・牧田の投球(と打席)を観ようとニコ生のタイムシフトにアクセスしたら「フラッシュ・プレイヤーをバージョンアップしないと観られませんよ!」という表記が・・・・もー、なにこの「最新流行の服着てないと入れませんよ」なバブル時代のクラブの入り口みたいな対応は・・・・

 ニコ生が観られないと、ただちに健康に影響が出るので、さっさとバージョンアップに応じたが、ありり?なんかダメだな?

 昨日は二度やってみて諦めたが、今日もさっそくやってみると、やっぱしどうしてもダメ。

 30分くらい虚しく格闘してから、やっとわかった。ダウンロードしてからデスクトップにアイコンが出てるのは、「インストーラー」なので、そっから、またインストールしないといけなかったのだ。

 私がアホなだけなのかもしれないけど、わかりずれーよ。

 やっと、16日の横浜×西武戦を鑑賞しているけど、牧田はラクな投球していたわけじゃなったのね。
 こういうのって、ほんと「夜のニュースの今日のプロ野球の結果ダイジェスト」だけじゃわからなくてね。

 さて、明日は仕事なので、日曜日に神宮に毎年恒例行事となってオリックス戦を観に行こうと思っていたのに「えええええ?坂口が故障で抹消?そんで、明日は木佐貫が先発なんですか?」というダブルショックであった。

 一昨日も久々のソフトバンク戦を観に行ったのに「えええ?本多がいないの?」って思ったが、グッチのいないオリックスっていうのも相当がっかりである。
 しかも怪我した時のグッチのプレーの映像をテレビで観たが「あり?髪型がさっぱりしてる?」坂口といえば、襟足の長い、不潔感溢れる茶髪がトレードマークだったが、いつのまにかミソギしていたのか?あーん、だったら襟足も爽やかなグッチを生観戦したかったのにー。また早出して、練習球場で鑑賞したかった。

 しかし、毎年のことであるが、怪我人多いね。
 硬式野球なんて、人間のやるスポーツじゃないとばかりに。

 ただ、だからこそ、1.5軍クラスの選手層の厚いチームが有利だし、通はそういう選手の入れ替わりを楽しむものなのである。

 そういや、一昨日、神宮の軟式球場でちょうど、ヤクルトが練習あがって場所をソフトバンクに譲っていた時に駆けつけていた石川ユニ着たヤクルトファンの女性が、仲間と合流して「石川君が、もう行っちゃったーーーー!間に合わなかったーーー!」と嘆いていた。

 差し入れのお菓子を渡したかったようだが、先発だったから早めに練習場を引き上げてクラブハウスに戻ってしまったらしい。
 しかも、石川ユニ着て、出待ちスポットに立ったために「石川君、もう行っちゃいましたよ?」と見知らぬ人に声かけられたらしく、さらに「今日は先発らしいから、早めに上がったみたいですね」と言われたらしく「あたし、シロートだと思われたのかしら?」って嘆いていたが、ファンにシロートもプロもないだろう(笑)

 ただ、神宮球場周辺ではあまり見かけない顔の、たぶんソフトバンクファンに言われたので、「シロート呼ばわりされてしまった」という心境なんだろうけど。

 練習で移動している時に渡そうと思った差し入れを渡しそびれたので、次に石川投手がファンの前を通過するのは、試合前の球場入りする時なのだが、「石川君は登板前、すごく緊張しているので、ああいう時に、お土産渡せる雰囲気じゃないし」と、さすが「プロのファン」であるその女性(私くらいの年のおばちゃん)はわかっていたので、話聞いてた知人も「そうだよね、登板直前は集中してるからねえ」と言うと「でも、どーしても、今日渡したいの!」

 話を聞いてたオバサン・ファンも「渡せば?って言うと、ダメダメダメって言うし、じゃあ諦めればって言えば、イヤイヤイヤって言うしwww」と笑っていたけど、ほんとウゼーですよね。
 明日も土日も神宮で試合あるんだから、石川が先発じゃない時にゆっくり渡せばいいじゃん。なのに「あーん、今日は先発だから早くにあがるのわかっていたのに、私ったらなんで遅れて来ちゃったんだろう?しかも、見知らぬファンにシロート扱いされちゃうし」としばらく嘆いていたが、「ああ、さっきすれ違って声かけた平井君に預ければ良かった・・・」と言うと、話し相手になってた人が「そうだ、まだ残ってる若手に預ければいいじゃん」

 ベテランはとっとと引き上げていたが、20代前半の若手投手はまだ残っていたのである。
 「ああ、そっか、ブッチだったら預かってくれるかな?ああでも、やっぱ平井君だったらよかったな、ブッチに話しかけると怖い人達が怖いから・・・・」
 若手独身選手に群がるファンは、けっこう本気なので「別にそういうんじゃないだけど」っていうオバちゃんからすると「マジ加減」が怖いのはなんとなくわかる。

 「あと、日高君のファンも怖いし・・・・」と言っていた(笑)

 いや、おばちゃんなら大丈夫でしょ?と思ったが、彼女の話し相手になっていた「どこから見ても立派なアラフィフ」というか、なんとなく教頭先生みたいな風格を漂わせていた中年女性が「じゃあ、私も一緒に行ってあげる」と仲良く、出待ちスポットに旅立っていきました。

 ものすごくめんどくさそうな空気が神宮球場周辺に流れているようです。

 そんで、私も構成員の一人で、しかも暗い・・・・

 いいとこ無しですが、でも「私はシロートじゃないのよ!」っていう意味不明のプライドは持ってないので、ゴキブリのようにウロウロしているだけです。

5月17日(木)

 腕時計を送ってあげた友人から、「届きました。ありがとう」という連絡が無い・・・・
 私が彼女の部屋で腕時計を発見してから、1年以上経ってやっとというか、いきなり「悪いけど、送ってくれ」ってメールしてきたので、「お?ちょっと調子いいのか?」と思っていたのだが、そういや私が「じゃあ、近日中に郵送しますね」と返事すると「なるべく早くお願いします」と書いてきたので、M嬢にしては、ずいぶんつっけんどんだなとは思っていたが、また調子悪いのかね。

 これが、元々マイペースで天然系の友人相手だったら「ちゃんと着いた?だったら、報告してよ、着いてないのかって、心配するじゃん(笑)」って突付くところだが、礼儀作法にうるさく、コミュニケーション能力が高かったはずの友人Mが、こんな無礼なことするなんて、「ああ、やっぱ、まだビョーキなんだ」と空を見上げるしかありません。

 まあ、あの古い腕時計にはかなり執着していたので、急に思い出したってこと自体が、あまりいいことではなかったのかもね。
 あの時計を発見した時には「大事なものなんでしょ?すぐに送ってあげるから住所教えて。時計だけ送るのもなんだから、他に部屋にあるもので必要な物があったら言ってくださいね」と伝えたのだが、どうやら「他に必要なものってあったっけ?」と考えこんで思考停止したらしい。
 なので今回は、「言われたことだけやろう」と思って、さっさと時計だけ送ってやったのにさ・・・・・

 さて、昨日はお休みだったので、夏の陽気の中、神宮球場に行きました。
 プロ野球に興味のある方でしたら「あー、昨日の試合、生観戦しちゃったんだwww」と3秒くらい笑っていただけると思いますが、ヤクルト打線大爆発で、結局14-3くらいだったんだっけ?「ホークスよ、なぜ楽天相手にこれをやってくれないのじゃ」って心の中で絶叫しまくりました。

 休みだったから、早めに家を出て、渋谷の時々昼食や夕食で利用するインドカレー屋に入ったんだけど、隣の席が若い白人とインド人のビジネスマンだった。

 もちろん、二人とも英語で会話していたが、白人さんの方はネイティブっぽいし、インド人さんの方はインド訛りでしたが、のべつ幕なしにベラベラ喋っていたので、ほとんど聞き取れませんでした。香港の海洋公園の話とか、このカレーはスパイスというよりも、とうがらしが効いてて辛いけど、って話から、「あれも辛いよねえ」という話題になり、白人さんが「ホース・ラディッシュっていうのも辛いんだよ」と言うと、インド人さんは知らなかったようで「へえ、そういうのもあるんだ」とか、まあランチタイムの無難な会話しておりました。

 そしたら、食後のドリンクが出て、しばらくしたら白人さんが「スイマセン!」とインド人店員を呼ぶと「サトー!」

 その砂糖は、インド人さんのためのものだった。白人さんはアイスティーだったので不要だったのだが、インド人さんが「あれ?砂糖がねー」とボヤいたので、店員が見える位置に座っていた白人さんが替りに頼んであげたのである。

 微妙に不思議な光景だった。
 ああして、外国人店員に対して、外国人客がカタコトの日本語でオーダーしているのも面白いけど、インド人さんのインド訛り英語から察するに、アメリカ育ちじゃないような気がするので、例えば私が海外で日本食レストランで食事してて、東洋系の店員がいたら、英語よりもまず日本語話してみるけど、インドの場合はそう単純じゃないからなあ。

 日本にいる中国人同士も、ちょっと似たようなことあると思うんだけど、あっちのほうが標準中国語が定着してるかもしれないなあ。
 まあ、昨日の光景は、そういう言葉の問題だけじゃなかったのかもしれないけどさ。

 2時頃、昼食を済ませて、3時前には神宮外苑に到着。
 イチョウ並木は若葉で輝いていたが、あそこに並ぶ、オープンカフェのおしゃれな店が、どこもテラス席が満席状態で「今日って平日だったよね?」と驚いた。

 絶好のテラス席日和に、近隣のマダーム達が大集合しているのはわかるが、おい、スーツ姿のサラリーマンも多いぞ?こんな時間に優雅にお茶ですか?それとも、「今日は天気いいから外でやろうぜー?」って社内会議をテラス席で開催しているのですか?

 イチョウ並木の突き当たりが、ヤクルトが試合前に練習する「軟式野球場」である。
 平日でも、何組か草野球していたけど、あそこで草野球していると、繋がったグラウンド内でプロが練習しているという、なかなか嬉しいアマチュア用球場だ。

 大学野球開催日だったので、ビジターのホークスもあそこで練習するから、それを観にいったのである。
 同じ目的のホークスファンが「内川センターってねえ?」とぼやいていたが、あらら、ほんとだ、ウッチーがセンター守備してるよ?
 コアなヤクルトファンの人が「ホークスファンの女の子と(出待ちスペースで)喋ったんだけど、本多のファンなのに、いなくて残念がってた」と話していたが、え?ポンちゃんも怪我?

 それなりに本多ファンの私も残念である。

 遠目を走っているホークス投手陣をチェックしたが、一人で黙々と走っている、あのスラっとした子は岩崎ね(・・・・と選手名鑑で背番号確認)やっぱ、そうだ。あんまし群れない子なのね。私のイメージ通りだ。
 摂津が背番号入りの練習着着てなかったが、遠目でもなんとなく、憂いがかった美青年オーラを感じる。
 あ、あの、ちっこくて、はしゃいでるのは、たぶん森福だ。(当りでした)

 岡島も髪型がチャラすぎてすぐにわかりましたが、ファルケンボーグが巨大すぎて見間違え用が無いのも感動でした。練習観にきてた人がほぼ全員「ファルケン、でけー・・・」と呟いてました。

 しかし、ソフトバンクが連敗中なのは知っていたが、本多が離脱っていうのは痛いだろうな。明石がセカンドに入ってるらしいのだが、じゃあ、ショートは誰?

 外野守備練習してるのも、城所とか福田とか柳田とか江川とか、えーっと、なんか地味くね?(福田は小顔で見栄えがするが)

 しばらく、ぼーっとホークスの練習風景を眺めていたが、飽きてきたので、球場に入った。

 平日だし、と思って外野自由席にしたのだが、意外と客多かったです。
 6時過ぎに入ってきたお客さんは空席探してうろちょろしてました。

 内野席も3塁側の方が客入っていたので、オリックスと同様に、ソフトバンク社員が動員されてたのかなあ?
 外野のレフト側もスーツ族多かったけど、でもソフトバンク社員というよりは「わーい、今日は夏日だから、神宮にビール飲みに行こうぜ!」ってノリだったのでしょうか?

 おかげで、神宮球場の外野席は大変景気のいいことになっておりまして、売店には行列できてるし、特に名物の「ソーセージ盛」の売れ行きといったら・・・

 それを「たまにしか来ない神宮では、これは外せない」とばかりに、早い時間から買ってくる客が多かったが、あれは見た目のインパクトが強いので、「あれはなんだ?」と思った客が中盤から買い始めるようでした。

 で、5人グループのうちの二人が「ちょい、食い物買ってくる」と席を立つと、二人ともソーセージ盛買ってきちゃって「誰がこんなに食うんじゃ!」ってあちこちで大変盛り上がっておりました。

 いやあ、昨日のソーセージ盛の売上はかなりいったんじゃないかと思います。

 でも、野球観に行って、ああして売店が活気づいてるのって、ほんと嬉しい光景なんですけどね。

 昨日の試合は初回にエース石川君がグダグダと2失点しちゃって「やっぱ、ソフトバンクって強いわね」って雰囲気になったのですが、その裏、ミレッジがスコーンとバックスクリーン弾を打って、いきなり振り出しに戻ったので、客席は多いに盛り上がりました。

 昨日の観戦がとても楽しかったのは、すぐ後ろに男女5名くらいの大学生グループがいたからです。
 男子も女子もかなり野球に詳しいようで、でも、あの席に座るくらいだから(バックスクリーン横のレフト側。まったり座って観たい客が多い)どっちのファンてわけでもなく、どっちかというとヤクルトだけど、「あ、こっちソフトバンク側だったっけ」と、なんとなくソフトバンク贔屓になっていた。

 すごく、ポジティブシンキングな学生さん達で、試合が始まるとウグイス嬢の美声に「きれいな声だねー」とうっとりして、ビールの売り子さんが大量にやってくると「あの子、超かわいい!ビール飲みたいなら、あの子にしようよ!」、ビール頼みたい男子を煽ってました。

 そんで、位置的に内川が目の前だったので「ウッチー、超かっこいい!顔がよく見えないからさらにwww」とか盛り上がっていたのですが、ウッチーが特大ホームラン打ったものですから、「ウッチーまじかっこええ」と興奮気味に、通路まで降りて、ウッチーの後ろ姿をシャメしてました。

 そんで、彼らは昨日、4安打の宮本にも大興奮で「宮本、マジすげーよ、」「あたし、この人、好き!」って、ほんと楽しそうで羨ましかったです。

 球場ではしゃいでる若い子がいると、こっちまで楽しくなってしまう。
 去年、オリックス戦を観に行った時には、やはり後ろにオリックスの岡田と坂口ユニ着た学生さんが座っていたのだが、少し遅れて、ヤクルトのヨシノリユニ着た友人がやってきて、「今日はよろしく、負けないよ?」と挨拶していたのだが、しばらくすると、もう1名やってきて、ヨシノリユニの子が「こいつが後輩の館山です」って館山ユニ着てる子を紹介していたので、微笑ましいとうか、超楽しそうで、背中で大爆笑してました。

 若い子たちと接点ないけど、たまに野球場でそういう子達がそばにいると「日本の未来・・・・いや、プロ野球の未来は安泰だ!」って嬉しくなるのでした。

 あと、昨日の「ウッチーかっこいい!」と盛り上げってた彼らは、途中で「苗字を英語で言うと?」っていうのにハマっていて、「畠山は・・・・・フィールド・マウンテン!」なんてやっていたけど、ああ、その遊び、私も学生時代の飲み会なんかでよくやったなあ。

 飲み会のトークとしては、無難だし、けっこうトンチも必要なのだ。

 昨日の子たちも「田中?ええと、田は、ライス・フィールド?」「それだ!」「いいじゃん!」「じゃあ、イン・ザ・ライスフィールド!」「インザってあり?www」「でも、なんかいいじゃん!」

 福地が出てきたら、「ハッピー・フィールド?」って、それはなんか違うような感じがしたが(どっちかというと、地はフィールドよりもグランドだと思ったし、福ってハッピーでいいのだろうか?)、軽く酔っ払った彼らは「ハッピー・フィールドwwwwwなんか、それ、超いいかんじ!」って盛り上がってました。

 試合展開的には、ヤクルトが大量得点しちゃったので、ワインサイドゲームだったが、そうなる少し前に審判の津川さんの「1000試合表彰」(5回でゲームが成立したタイミングだったと思われ)があり、試合前の月間MVP表彰の時には、まだ客席も埋まってなかったので拍手もまばらでしたが、津川塁審の表彰の時には、客席がかなり興奮状態というか、酔っぱらい状態だったので、MVPとった館山よりも大歓声と暖かいヤジを浴びていた津川塁審であった。
 もし、津川審判のご家族が球場に来ていたら、あの大歓声に涙したんじゃないですかねえ?

 それにしても、急に話戻しますが、内川がセンターってアリなんですかね?
 ライトが多村だったので「せめて、そっちがセンターじゃないの?」って思った。
 センターって外野守備の花形じゃないですか。
 内川は横浜時代、内野手だったけど守備がイマイチだったけど、打撃は凄かったので「しょーがないからファースト」って選手だったのですが、WBCの時にも守備位置に困った原監督が苦肉の策で内川をレフトに置いたら、球史に残るようなファインプレーしたため「ウッチー、レフトできるじゃん?」という瓢箪からコマ状態で、レフト起用(守備がイマイチな長距離打者の定位置)されていたのですが、FAでソフトバンク入りして、まさかのセンター起用とは・・・・

 まあ、外野の守備の要が内川っていうのも、すごいことですが、内野は本多を欠いてるので、セカンドが明石でショートが今宮ですか・・・今宮はスター選手候補なので、いいんだけど、昨日の試合ではエラーが続き、「まだ、ちょっと若いかねえ」って感じ。でも、明石のショートも微妙だしな、今宮君に「ポストむねりん」の座を勝ち取ってもらいたいんだけどね。

 よくわかってるわけでもないが、ソフトバンクは「開幕当初の構想」が選手の故障でかなり違ってきており、まだその新たな体制がしっくりしてきてないし、チームリーダーの小久保が2000本安打カウントダウン中で、「他人の面倒観てる場合じゃない」てことが大きいのかね?

 それにしても、昨日は神宮球場の「他球場の途中スコア」で「げええ、広島×楽天が0−0」だと知って「つーことは、辛島君が凄い頑張ってるんだ」と思ってましたが、途中までノーノーの勢いだったらしいです。そして、接戦をモノにして、青山の6連続セーブのプロタイ記録って、他がコバマサ、岩瀬、藤川らしいのですが、その線上に青山乗っけていいんですかね(笑)

 青山はほんとに、楽天ファンにロマンという名のフェロモンを吹き付けるよなあ。

 今日はきっちり負けましたね。なんだかホっとした(笑)


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