可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

5月15日(火)

 昨日は野球中継も無く暇だったので、「ト・キ・メ・キだった土曜日の思い出」を書きなぐっていたら、またテンションが上がって脳内麻薬物質出まくりだったらしく、今朝は電池切れで、どよーんでした。天気悪いのもあったし。

 そういや、今日は曇っていたけど、そろそろ早起きして朝の太陽の位置確認しなくちゃ。
 来週いよいよ金環日食ですが、朝の7時頃、自分ちのベランダから太陽が見えるのか確認しておかないと当日慌てて走り回ることになるからです。

 それにしても、太陽ってあんな目立つけど、普段は太陽の位置なんて目に入ってないんだよなあ。
 お散歩してても、太陽の位置というか方角の確認って、太陽を直接観るわけでもなく、日陰で確認しますからね。

 そういや、土曜日に戸田にいたときに、時折曇って寒かったので「上着羽織ろうか、それともすぐ雲が動くだろうか?」と頭上を見上げたら、雲にきちんと太陽の形が浮かんでいて、「おお、これくらいの曇りだとサングラスだけで日食鑑賞できるな」って思ったので「そーいや、もう来週じゃん」って思いだしたのである。

 野球観戦が「けっこういい趣味だ」と思うのは、ああして、ずっと屋外にいると、気象の変化が肌や視覚で感じられるので、「自然に触れてリフレッシュ」みたいなことになるのである。

 週末がんばって歩いたので、万歩計エドガー君の数字は「65日 665960歩」とだいぶ貯金が出来た。今日は、隣の市にある事業所の関係で、電車乗ってお役所に書類を提出してから、その事業所に寄ったので、出勤したけど1万歩超えたし。

 貯金っていいね。大好き(笑)

 私は子供の頃から貯金が大好きだった。
 お年玉を貯金するために、親が第一勧銀で預金口座を作ってくれたので、それがピンポンパン通帳だったのを未だに覚えているくらい。

 小学校低学年の時だと思うけど、あの当時は「銀行」という存在がとても不思議だった。
 お金をきちんと預かってくれて、さらに利息をくれるというのが、不思議だった。
 母に「これじゃ、銀行は儲からないのでは?」と質問してみたら、「銀行は皆から集めた預金を貸して儲けているのだ」と説明されたのだが、意味がよくわからなかった。

 欲しいものがあったら、自分みたいにコツコツと貯金して買えばいいではないか?なんで、利息を払って借金しするのだろう?

 その後、住宅ローンという概念を知ったので、それは理解できたけど、自動車ローンっていうのがわからなかった。仕事で使うのならまだわかるが「マイカー」なんて金貯めてから買えばいいじゃんってずっと思っていた。まだ、マイカー所有者が少なかった、車なんて贅沢品だった時代だったし。

 消費者ローンが台頭してきても、なんであれが流行ってるのかわからなかった。
 中学や高校になると、貯めたお年玉預金は数万円になったので、そのお金でウォークマンとか買っていたから、「パンが無ければ、貯金を下ろせばいいじゃない?」って思っていたのである。

 大学生になって、丸井のローン組む友人が意外と多いのにも驚いた。
 自動車免許ローンならわかるけど、服なんて、バイト代を貯めてから買えばいいのでは?

 社会人になると、薄給だったこともあり、同僚の多くが丸井のローンや消費者ローンで給料日前の赤字をしのいでいることに驚いた。まあ、自分はその当時、自宅にいたので「一人暮らしするのは大変なんだな」と思ったので、憧れの一人暮らしのために、せっせと貯金してたら、バイト時代の貯金もあったので、あっという間に200万円溜まった。

 親に全然生活費を入れてなかったのも大きいけど、あの当時、就職したばかりの友人たちは仕事に忙しくて、全然遊んでくれなかったし、給料が手取り12万円くらいでも、支出が昼食代と雑誌代と、たまに行くライブや映画代だけだったので、それに年20万円くらいの賞与を足すと1年で100万円くらい貯金していたようです。

 手取り16万円くらいの頃、一人暮らしを初めて「赤字は貯金で補填しよう」と思っていたのだが、家賃と光熱費で10万円近くかかっていたはずだが、意外と赤字にならずに生活できた。
 その後、少しずつ昇給して、年収400万円くらいになったら、年に100万円くらい貯金していたので、前の会社を退職した時には600万円くらいの預金があったので「これで1年間遊ぼう」と欧州ロックフェスツアーしたり、インド一周してみたりしたが、インド滞在中は部屋を半額で友人に又貸ししたし、なにぜインドはお金の使い道がなかったので(帰国前に一週間くらいニューデリーにいたが、「最後だから無駄使いしてやるぜ!」と100ドルのトラベラーズチェックを現地通貨に換金したんだけど、同じ宿になった若者達3名にちょっといい居酒屋でご馳走して大盤振る舞いしたつもりでも、会計が「へ?4000円?」と、インドで散財することの難しさを痛感したっけ。

 気が済むまで遊んだので「さて、再就職だ!」って頑張ったけど、上手く行かなかった時期は、定期預金を何度が崩したけど、やっと派遣で仕事し始めた時には銀行に行く暇もなかったので、普通預金がずっとマイナスだったのが辛かったが、たまに残業代が嵩んで、35万円くらい給料が入ると、「おおお!プラスになった!」というのを励みに頑張りました。

 今の会社に入った当時は、時給計算の契約社員で、残業もほとんどなかったので、手取りがほぼ25万円くらいで、「20代の頃は、手取り16万円でも余裕だったのに、なんか贅沢になっちゃったのね、私」と痛感したけど、生活費は回るのだが、贅沢品を買う余裕がなかったし「これじゃ、旅行代も困るなあ」って嘆いていた。

 2年間それで我慢して、旅行代は預金から捻出していたのだが、やっと正社員にしてもらった時に提示された金額が「契約社員時代より、100万円も多い?」っていうのにズッコけました。もちろん、契約社員の時には土日祝日が休みだったのだが、正社員になったら出勤日増えちゃったけど、「ああ、これでまた、やっと貯金生活に戻れるー」

 そんなに節約もしてないので、現在は「月給がマイナスにならなければいい。貯蓄は賞与で」って程度で、適度に無駄使いしておりますが、今月の給料日前に現金引き出したら「あれ?まだ残高が8万円もある?」と、ちょっと驚いた。

 靴4足とスカート2着買って、8万円くらい使ったはずなのだが・・・・・あ、そっかカードで買ってるからだ(笑)
 いかん、いかん、これは貯蓄に回さずに普通預金に置いておかないと。

 というわけで、私はほんとは100万、200万の金には困っていないけど、「1年くらい生活できる預金が無いと心配」という気質なので、ついついちまちま積み立ててしまいますが、経理の仕事してますから、たまに社員向けの融資の仕事があるのですが、私よりもずっと高給取りな人が融資を平気で申請してくるので「へ?こんな金額を借りるの?」とびっくりしちゃいます。

 いろいろな事情はあるようだけど、「日本人の平均貯蓄額」なんかはえれー数字だったりするが、貯金好きの私からすれば、納得がいくのですが、「気軽に借金」体質の人たちの方が理解不能です。

 夜遊びしまくっていた頃は、フリーのデザイナーさんが多く、彼らは「納品しても、入金が三ヶ月後」だったりするので、100万円の仕事しても、しばらく入金が無いので、「そういう時には親に借りたり、ローン使ったりする」と言っていて「ああ、たしかに、サラリーマンとは違うからなあ」と納得もしましたけど、それより「けっこう仕事してるのに、100万円の貯金もねーのかよ」と思いましたっけ。

 さて、明日から交流戦ですが、楽天は貯金できますかね?

 って、贔屓の球団の貯金の話は、実はどうでもいいので(贔屓の若手投手に勝ち星は稼いでほしいけど)、私は猛暑を迎える前に、せっせと万歩計で歩数を貯金をすることにしましょう。

5月14日(月)

 金曜日はつまらないことでイライラしてしまったので、土曜日はリフレッシュしに戸田球場に行きました。イムさんを充電しなくちゃ!(笑)

 週末は大気の状態が安定するという予報だったし、土曜日の朝は気温も高くなく、晴天だったので天気予報も見ずに家を出たのだが「あれれ?なんか風が強い?」
 やべー、これはまた荒川の河原は強風かも?と思ったが、「午後になったら安定するかもしれない」といいように考えてそのまま強行出発。

 万歩計エドガー君との勝負(万歩計の累計歩数/累計日数を1万キープ)はまだ続いているが、先週は少し離されてしまったので(普通に出勤して、ほとんど外出しないと7000歩くらいなのである)、週末で貯金を稼ぐつもりだったので、まず渋谷まで歩いて(6000歩)、地下鉄で和光市まで行ってから、外環道の横の道を歩いて荒川を渡る(6000歩)のコース。

 前回は強風の中、荒川を超えたので、超恐ろしかったが、土曜日はそれほどの強風でもなく「やや怖い」くらいだった。

 ヤクルト戸田球場は、荒川河川敷にある公営の総合公園の敷地内にあり、野球場やサッカー場もあるが、彩湖という人造湖がありウィンドサーフィンが出来るようなのだが、あのくらいの強風だと、凄いスピード出るんですね。

 まさに「ばびゅーん」という擬音が似合いそうでした。
 面白いのは、川上から真っ直ぐに吹いてくる風を直角に受ける形で、左右両方からバビューンとすれ違うところでした。
 あれ、楽しいだろうなあ。

 人造湖でウィンドサーフィンっていうのは、もしかしたら邪道というか初心者向けなのかもしれないけど、あそこの風はほぼ川の流れに沿って吹くようだし、ほとんど巻かないから、安定して楽しめそうな感じであった。

 さて、なにせ目当てはイムさんだったから、なるべく遅めに着くつもりだったが、試合開始直前には到着してしまった。
 ところで、前回行った時には「ヤクルトは戸田球場に手を入れると言っていたけど、全然改善されてないじゃん?」とボヤいたが、今頃、工事を始めてました。ネット裏のトイレが使えないというか建築中だったので、前に女子トイレがあった倉庫の横に工事現場や野外フェスにあるようなトイレが男性用2つと女性用2つ置かれていた。

 ネット裏の工事が終わると、そこに新しいトイレできるのかね?

 試合はヤクルトが木谷(キヤと読む。楽天にいたのはキタニだったんだけど)、ロッテが大嶺君だった。大嶺兄弟が内野で並んでいるのを初めて見た。そーいや、浦和で、弟がランナーに出たら兄がボールボーイ役で防具を取りに来たので盛り上がったっけ。あれもある意味「内野で並んでいた大嶺兄弟」だったけど、土曜日は兄が投手で弟が三塁手という親孝行な内野陣であった。いや、二軍だから別に親孝行じゃないかwww、つーか、大嶺兄弟の両親は出稼ぎに行ったまま、失踪しちゃったんじゃなかったっけwwww(祖父母が苦労して育てたらしい)

 土曜日だったから、あんな強風の中でもけっこうお客さん来てたので、少ない座席は埋まっていたが、それも覚悟の上というか、エクササイズのつもりで、ネット裏で立って見てました。戸田のネット裏の地面の席って意外と特等席なんですよね。ちゃんとした球場だったら、記録員とか記者席になってる位置です。
 西武第二球場は、あの位置のネット裏を立入禁止にしてしまったので、現在最も、捕手に近いネット裏がヤクルト戸田球場なのかも。

 しっかし、強風で大変だとは思うが、大嶺君はグッダグダでした。
 ボールが高く浮きまくりでフルボッコ。
 ヤクルトの木谷は低めに投げていたけど、途中でやっぱしフルボッコ。
 近くに座っていたコアなヤクルトファンは「木谷は決め球ないからもたついて、いっつもこのパターン」と呆れていた。

 コアなヤクルトファンの会話面白かった。
 「2軍の選手が近所の幼稚園の保母さんと結婚する事例が最近多いが、あれは絶対合コンだろう」
 公式には「近所のイベントで知り合った」とかになってるらしいが「イベントって、そんなもん合コンに決まってるだろうwww」
 確かに、正式に幼稚園のイベントに参加すれば公式ホームページで発表されるしね。

 あと、戸田球場付近のコンビニでは、選手が買い物する姿がよく目撃されるらしいが、「去年、二軍落ちした直後の藤本がコンビニで日焼け止め買ってたwww」って、やっぱ日焼け止め使うんだ!

 1軍は夏の時期はナイターなので、紫外線の心配はあまりいらないけど、2軍は真夏でもデーゲームですから、前にもハムの吉井コーチが、2軍から上がってきた若い投手が、最初は真っ黒けだったのに、一週間もしたらすっかり色白になったので「若いっていいね」とボヤいていたが、1軍から落ちてきた選手が真っ先に買うのは日焼け止めなんですね。

 あと、去年、モデルと入籍した飯原の嫁のブログが「あの女、自分がいかにステキな奥様自慢ばかりしてて許せん」とガナっていました。「手料理の写真載せているけど、なんか上っ面ばかりって感じで、栄養士の友人が『見栄えだけでバランス最悪』って言ってた」とか、私は読んだことないからわかりませんが(飯原嫁はそんなに有名なモデルさんでもなかったし)、でも、あんなに「ムカツク!」って言いながら、ちゃんと読んでるんだな、って方に感心してみたりして。

 友人M嬢もそうだったが、選手嫁のブログが大好きだし、それにM嬢は大嫌いな藤井(現・横浜)のブログを読んで「なんなんだ、あいつは、けしからん!」って、いつも激しく批判していたけど、「嫌いだったら読まなければいいじゃない」って思ったんだよな。

 私は苦手な人のブログなんて読まないし。

 苦手な人でも、仕事だったら付き合わないといけないけど、「こいつ、超ムカツク」っていう人のブログをわざわざ監視する気持ちがよくわからない。

 こういうのは性格的なもんなんですかね?
 私は自分の好きなものばかり目に入るようで、嫌なものは自然と無視してしまうようだが・・・・おかげで脳天気に生きています。

 さて、試合も中盤に入ったが、強風はずっと続き、雲も黒くなってきたので「えー?こんなところで竜巻発生したら逃げる場所ないけど、どうすんの?」とちょっと不安になってきた。

 しかも、日が陰ると風が強くて体感温度が下がり、寒くなってきたので「よかった、フリースの上着持ってきて」と羽織ってもまだ寒い。

 3時くらいに「もう、帰ろうかな」と弱気になってきたが、その頃になると、ネット裏の座席にも空きができてきたので、しばらく座って休憩してから「よーし、ブルペン観に行こう」

 ブルペン後方に並んでいる、折りたたみ椅子に慎通訳がちょこんと座っていたので「ああ、イムさんいるのね」とわかったのだが、一番端の見づらい所にイムさんがいた。
 私の横でブルペンを覗きに来た大学生風の若い男子の片割れが「あれ?あの端に座ってる12番って、イム・チャンヨンじゃね?」と気が付き「あいつ、ここで何やってるんだよwwww」

 くすん。
 そうですよね?
 何億円って給料貰ってるのに、この時期、まだ二軍にいる守護神って・・・・

 今日は試合も負け展開なので、出番ないかもな、って覚悟したけど、そういう練習はしているらしくて、8回くらいになったら投球練習というか、ブルペン捕手立たせてキャッチボール始めた。

 戸田のブルペンは投手の横には入れなくて、丁度、捕手が座ってる位置から金網越しに眺めることになるので、あそこで見ていると、なぜか控え捕手やブルペン捕手に惚れるのである。

 イムさんの球を受けていた水野君(顔はファニーフェイスだが「ナイスボール!」って掛け声は低音の美声)が、ベンチから歩いてきたコーチに「代打で出るから、イムさんのは替わって」と指示すると、イムさんの相手は隣にいた小山田ブルペン捕手になった。

 さっきまで並んで、中継ぎ投手の球を受けていた水野君と小山田君だが、水野君は「選手」だが、小山田君は「チームスタッフ」というか裏方さんなのである。

 社員と派遣社員の差っていうのか、もっとあるか・・・・

 イムさんであるが、ルーティンで「今んとこビハインドだけど、もし逆転したら出番あるかも」の練習として、淡々と投げていたが、あんまし殺気感じない投球で、イムさんて神宮のブルペンでもあんな感じだけど、1軍復帰はまだまだ先かなあ?
 マイペースで無理しない所は、共感するんですけどね。

 はあ、でも戸田のブルペンでイムさん観るのも初めてだ。
 こんなに近くにいる。ドキドキ。

 でも、目の前にいるのは小山田君(笑)
 いいなあ、イムさんの投球、受けてみたいなあ(笑)

 小山田君は、カタコトの韓国語でイムさんに「まっすぐ!」とか「ナイスボール」みたいな掛け声を掛けているようだった。
 そういう、ちょっとした気遣いする子なんですよね。
 前に観に来た時にも、ブルペン横で写真撮ろうとしているお父さんに、お母さんが「こんな近くで写真撮ったら迷惑でしょ」と言ったら、小山田くんが「全然オッケーっすよ?」と話しかけてたっけ。

 ところで、若い男子が「全然オッケーっすよ?」って言うのは、美しい日本語的にも文法的にもアウトなのかもしれないが、けっこう、心地良い言葉である。今日も、朝イチでリースアップ物件の引き取りに来た業者さんがいたんだけど、それの担当社員がまだ出社してなかったので、エビワカちゃんが困っていたが「担当社員がもうすぐ来ると思うので、それまで申し訳ないけどお待ちください」と言ったら「全然、オッケーっすよ?」って言われたらしく「全然、オッケーだってwww」とエビワカちゃんは苦笑していたが、そういう「全然、オッケー」って、全然アリですよね?(笑)

 で、結局、イムさんがブルペンで捕手座られて逆転した場合に備えての投球練習していたが、ヤクルトが負けたので、投球練習終了。

 周囲にいた常連客に「お疲れ様っした」と挨拶していた小山田君だが、撤収の準備するのかと思いきや、ネット外を眺めてなんだか仁王立ちしてたので「知り合いでも探しているのだろうか?」と間近で眺めていたら、やっと知り合いを発見したらしく「こっち、こっち」と手を振っていたのだが、寄ってきたのは「え?オレ?」と戸惑っている小学生男子であった。

 小学生男子はなんで、ネットの向こうから、おいでおいでされてるのかわけわからないまま寄っていったら、小山田君がブルペンで使っていたボールをネット越しに差し出し、さらに、その少年の後を追って走ってきた子の分と、二個ボールを上げていた。

 まさかのことに、ゴクリと息を止める少年の呼吸が隣にいる私にも伝わってきた。

 つーか、そのボールって、さっきまでイムさんが放っていたボールじゃないの?おばちゃんも超ほしいーーーーーー!

 少年はネット越しに小山田君からボールを貰うと、まさに頬を紅潮させて、「握手してください!」
 そしたら、小山田君は「オレ、選手じゃないから!」と後ろ手振って去っていってしまった。

 ぎゃああああ、惚れてしまうじゃん(笑)

 ボール貰って興奮気味の小学生の横で、「小山田君かっけーーーー」とアドレナリン全開のキモい私でした。

 あ、いけない、ブルペン捕手に恋に落ちてる場合じゃないわ、イムさんが裏口から出てくるわ、と待ち構えていたら、ほんとに、スーっと出てきて、スタスタと慎通訳と話ながら、隣の陸上を横切って駐車場に向かうイムさんでした。

 わーん、サインもなんにもしねー

 最愛の人がこんなに近くにいたのに、目線のひとつも交差しないことに激しく落ち込みましたが、別にイムさんが私に愛想振りまかなくてもいいので、お願いですから、ちゃんと1軍で投げてください。

 2軍落ちしたばかりの元楽天のナベツネさんともすれ違ったが、やっぱし声かけられなかった。。
 常連のオジサンがナベツネさんに「がんばれよー」と声掛けているのを恨めしげに見ていた。

 あたし、こういう場所では全然アピールできない。

 ミーハーなくせに、暗いって致命的。

 しばらく落ち込んでいたが、気を撮り直して「まだ強風だから、橋渡るのやめて、戸田公園駅まで歩こう」と黙々と歩いて、埼京線で渋谷まで帰って、渋谷から徒歩で帰ったら久々の三万歩。
 貯金ができた。
 楽天も5連勝で貯金ができたらしい。
 「青山5連続セーブ」って、結果は凄いけど、内容はドキドキドキだったぞ。

 日曜日は掃除洗濯クリーニングの受け取りして、午後は「10日のなんか、いろいろあった西武戦」をお浚いした。
 西武の小石炎上で、早々に諦めて、楽天は「雨天中止を念頭にわざとサクサク打撃」をやったのだが、逆転されてしまい、星捕手が退場して、捕手の控えがいなくて、西武に元々いた星が急遽捕手として登場という、見所満載な試合でした。

 夜は新井君と飲み。
 カウンターの上に並んでいた、魚の唐揚げのヒレがピーンと斜め上を向いて揃っていたので「これ、2ちゃんの挙手みたい(ノノノノノ)って言ったら、なぜか超受けた。

 酔っ払った新井君は「はあ、恋がしたい」とかボヤいていたが、私はすでに「イムさん目当てで戸田まで行ったのに、うっかりブルペン捕手に惚れてしまった」って妄想を3周くらいやっていた後だったので「はあ、すれば?」って感じだった。

 そして、今日出勤したら、TK部長が!

 「ど、ど、ど、どーしちゃったのですか?」ってくらい真っ赤に日焼けしていた。
 部長は美白に関心が低くて、たぶん、「頭頂部を焼けばハゲが目立たたない」と思ってるのかもしれないが、時々えらく日焼けしているので、びっくりするが、私が「なにその超日焼け」と驚いていると「昨日、息子の野球の試合観に行ったんだけど・・・」

 ご子息は守備でエラーして早い回から下げられてたので、試合観てられなくなって、木陰でフテ寝していたら、いつのまにか直射日光浴びていて、被曝したらしい。

 なにその、寝ちゃうと起きない若者みたいな無謀行為wwwww

 しかし、昨日の夜は大丈夫だったらしいが、今朝、自分でも鏡観てびっくりしたようだが、皮膚が熱持ってしまったので、だんだん具合悪くなってきて「頭痛がする」と言うので「それ、頭痛薬よりも、ひえぴただろう?」と意見したら、同僚K嬢が救急箱からひえぴたもどきを発見して、部長のおでこに貼ってあげました。

 もー、ほんとに子供じゃないんだから、日焼けには注意してくらさいよ。

 喉が乾いたりとか、指先が震えたりしたとか、軽い熱中症のような症状が続いて、ちょっとした騒ぎでした。

 私が「帰宅して、自宅で静養してください」って言っても「せっかく出勤したのに?」とか言うし、みんなして「それ、マジやばいから医者行ってください」と行っても聞かないんだもん。「10年前にも、こんな症状やったけど、あの時は自力で治った」って言うけど、35歳と45歳は違うだろう。

 さらには水分求めて、コーヒーがぶ飲みするので「コーヒー飲みすぎると頭痛がするね」とか言うので「コーヒー飲まなければいいじゃなですか?」と超正論を言ったら「・・・・・それはそうなんだけどさ」って、わけわかんねー

 でも、週末明けのアンニュイな月曜日、みんな部長のケアで忙しくて、月曜日がアンニュイだってことを忘れそうになっていました。いいんだか、悪いだか。


5月11日(金)

 他人の思い込みを直すのって難しいですよね・・・・

 もちろん、私だって、そういう頑固なところいっぱいあるだろうけどさ。

 思い返せば、大震災直後の放射能信者だった友人の思い込みの激しさも、こっちが何言っても「でもでも」だったし、さらにはビョーキになった友人の「監視されてる!」って話だって、私が何言っても無駄だったしな。

 今日、お相手した信者さんは、「宅配便信者」さんです。

 前にも日記さんに愚痴ったような気がするが、マスオさんの話です。

 マスオさんは、なぜか宅配便にこだわっており、彼が発送する請求書も全て宅配便を利用するのだ。
 何度か「なんで?」と聞いてみたが、「だって、受け取りのトラブルがあると困るじゃないですか」って言われたので、うーん・・・・郵送でトラブったこと無いんだけどなあ?送ったはずの請求書が紛失した場合、99.999%「届いた後、担当者が紛失した」のだと思うのだが。それに、「請求書が無いんです」って言われたら、また再発行すりゃいいだけの話だ。

 つーか、ほんとは請求書を宅配便で送っちゃいけないんじゃなかったっけ?
 でも、「信書がどうのこうの」っていうのは悪法だと思うし、コストが掛かるだけで、別にどうでもいいから、あまり意見しなかったのだが、そしたらさ・・・・

 それも、前から知っていたのだが、マスオさんは学生バイトさんの給与支払い担当しているのだが、この時期になると、4月に卒業して就職したバイトさんから「今年の3月までの源泉徴収票が欲しい」という要望が多い。就職した先で提出を求められるためだろう。(年末調整に必要)

 バイトを雇っている事務所の近所に住んでるバイトさんは「取りに伺います」と言ってきたりするが、ほとんどが自宅に郵送になる。
 そして、マスオさんは、それを全部、宅配便で送っているのだ。

 何百件も送っているわけでもないから、たいしたコストがかかるわけでもないけど、でも、郵送なら80円で済むところを700円くらいかけて送付しているわけで、前にも「これ、宅配便で送る必要ないんじゃ・・・」って言ったことあるんだけど、「急ぎの場合も多いし、それにちゃんと受け取ったか確認したいから」と聞く耳持ってくれなかった。

 最近のマスオさんは少し丸くなってきたので、今日も3通くらい出していたから、「あれって、全部宅配便で出しているの?」とわかってはいたけど、確認してみたら「そうですよ?」と、それが何か?な態度。わーん、やっぱやめときゃよかったけど、今日はちょっとだけ切り口を考えて口出してみたのよ。

 「いや、いいんだけどさ・・・・でも、自宅の子だったらいいけど、一人暮らしの人は宅配便の受け取り面倒なんだよね。不在になっちゃうし」」と言ってみたら「でも、不在票で時間指定できるじゃないですか?」

 そりゃ、できるけど、あれも面倒なのよ。
 家族と暮らしている人は、自分で受け取る機会が少ないからわからないのかもしれないけど・・・・

 作戦2を発令した。「それに、一人暮らしの女性は、宅配便が来た時に部屋のドアを開けるのがけっこう負担になるものなんだよ?」って言ってみても、「だから?」という顔をしているので「部屋散らかってたり、風呂上りに来られると、けっこうシンドイんですよ。だから、私の独身の友人達も、めったなことでは宅配便は利用しないよう気を配っているんだけどなあ?」って言ってもわかってくれない。

 しばし「うっかり下着みたいな格好でドアを開けてしまった時の悲しい気持ち」とか「シャワー浴びていたのに、気の利かない友人が勝手に時間指定で荷物を送ってきたために、宅配便屋がドアの外で諦めず、渋々、シャンプー途中でドアの外に向かって入浴中だから勘弁してくれと怒鳴った」というエピソードを披露したら、周囲の女性たちは「それ、やだー」と同情してくれたが、マスオさんは納得してくれなかった。

 「でも、個人情報じゃないですか?」

 ・・・・、そりゃそうだけど、でもバイトの源泉徴収票だし、3ヶ月分のバイト代の合計金額以外には、住所氏名くらいしか記入されてないし、それって、電話の請求書よりも格が低いような?

 私が「昔、派遣で働いていた時も年末に源泉徴収票送られてきたけど、普通郵便だったよ?」と言ってもだめだったし、さらには「私が発送してる原稿料の支払調書だって郵送しているけど、トラブルなんて無いよ?」って言ってもダメでした。

 見かねたK嬢が助け舟を出してくれて「じゃあ、メール便にしてみれば?」と言ってくれたが、「メール便でああいう書類送っちゃダメなんです」って、ほんとは宅配便でもダメなんですってば!

 失敗した。
 最初から「宅配便で信書を送るのは法律違反である」って言えばよかった。
 でも、そっちは一般的には見逃されているし(コストが郵便の10倍なので、問題になるほどの利用者がいないから?)・・・・もしかしたら、規制緩和で法律が変わってるかもしれないと思って、強く言えなかったんですよね。

 ですから、別に本来なら郵送でいい書類をわざわざ宅配便で送ること自体を否定したいわけでもなく、「受け取るのが自分だったら?」と考えて、「一人暮らしの若い女性には、宅配便は迷惑だよ」ということを指導したかったのだが、女性でも無いし、一人暮らししたことの無いマスオさんには全然わかってもらえなかったようです。

 けっこう、イラっとしたから、日記にさんに愚痴っちゃう。

 「だから、おめーは、未だに独身なんだよ!」

 ・・・・っていう言葉は自分の胸にも突き刺さりますが(笑)

 実際、どうなんでしょうね?

 私は休日の午前中に急に訪れる宅配便が苦手ですが、普通はそんなこと気にしないもんなのでしょうか?
 もちろん、自分がネットで買い物して手配した荷物だったらしょーがないのですが、それでも、「日曜日の午前中」に配達指定すると、前日には玄関まわりを片付けて、朝はそれに備えてちゃんと起きて、身支度を整えて宅配便の到着を待ちます。

 今はそれでいいのですが、私が20代の頃なんて、週末は夜遊びしまくっていたので、朝帰りして寝たとたんに「ピンポーン」って呼び鈴鳴ってびっくりして飛び起きることが不愉快だったし、寝起きの姿を宅配便業者に晒すことも苦痛だった。

 それに、マスオさんは酒飲まないからわかんないだろうけど、酔っ払って帰宅すると不在票が入ってて、「あー、めんどくせ、でも、日曜日は外出する予定だから、明日の土曜日に受け取らなくちゃ」と配達日時を電話入力するのも面倒だし、「明日は11時に家を出たいが、まあ普通、午前中配達指定だと10時には来るだろう」と思って指定すると、10時過ぎても来なくてイライラしたりとか、そういうのって家族がいれば「荷物届くのでよろしくね」ってお願いできるけど、一人暮らしだとけっこう重いのです。

 クレジットカードなどは書留で届くので、あっちのほうがいいよな。
 今は中央郵便局が近所なので、そっちで受け取れるし、昔は近所じゃなかったので、職場に転送してもらってました。

 でも、いくら個人情報だ、受け取りの証明が必要だって言っても、マスオさんがあれだけ宅配便にこだわるのは、なんか別の理由があるんでしょうね。郵送トラブルがトラウマになってるとか?

 とにかく、ああいう状態の人に、あれこれ意見しても、全然聞いてくれないんだなあ、って、「私の説明が悪い?」とも思いますが、そういう問題でもなさそうだし、とにかく「信者」を説得するのは難しいなあ。

 また、気が向いたら、3年後くらいに「なんでも、かんでも宅配便で送るのはちょっと・・・」と気弱に意見してみたいと思います。


5月10日(木)

 今日は西武の先発が小石だったので楽しみにしていたのだが、帰宅してニコ生つけたら、もうとっくに降板してました。小石はいい時と悪い時の差が激しいらしい。

 おかげで、ウッチーの打率がやっと身長(163)を超えたのだが・・・・

 ところで、今日の雷雨は凄かったですね。
 午後になって急に空が暗くなってきたと思ったら、ドドドドドーっと雨が降ってきたのだが「え?なにこの音」とフロアが騒然となった。

 雨じゃなくて、立派なヒョウでした。
 あんな見事なヒョウ、初めて見たよ。
 みんなして窓から外を眺めていたのだが、お向かいのビルの人たちも窓際に集まっているのがわかって微笑ましかった。

 部長が「異常気象だ・・・・」とつぶやくので「ちゃんとクールビズ頑張らないと、もっと地球温暖化が進みますよ?」と脅しておこうかと思ったが、ヒョウで私のテンションが上がってしまったので、そんな教育的指導する気分ではなかった。

 私は別に地球温暖化防止のためや、原発反対のために「クールビスの徹底」を訴えているわけではないのである。
 ただ、「こんなに暑いのに、なんで我慢して上着着てるの?ばっかみたい」と思ってるだけだ。
 というよりも「女子は薄着して寒いっていうけどさー」とか、ずっと言われていたので「なんで、男性のスーツ姿に合わせて、冷房に震えていないといけないわけ?」と思っていたので、やっと世間が「男性も薄着しましょうよ」という雰囲気に傾いたことを大歓迎しているだけである。

 でも、世間の「フツー」を変えるのって難しいのね。

 そういや、先日の銀行員とのクールビス談義で、失笑しちゃったのだが、「5月からクールビズが発令されたのだが、その途端にちょっと涼しくなっちゃって」って?
 私が「はあ?だったら、上着着ればいいんじゃないですか?」と言うと、部長と銀行員氏は無言で「そういうわけにも・・・」とアイコンタクトしていた。

 ほんと、私にはわけわかんない世界である。

 暑けりゃ、半袖シャツでいいし、寒けりゃ上着着ればいいじゃんって、単純にそう思ってる私の方が変なのだろうか?

 要するに彼らは「自由」ってことを「不自由」だと思ってるのかね?
 高校時代みたいに「6月1日から夏服です」っていうのが、いいんですかね?

 確かに制服って何も考えなくてもいいからラクだったけど、さ。

 なんか、やっぱしよくわからないな。
 でも、私があれこれ言うと、部長がほんとにシラけた顔をするので、もういいや。好きにしてくれたまえ。私は自分の服装に文句言われなければ、もうそれでいいんだし。

5月9日(水)

 この時期になると、また不毛な「クールビズ論争」が悩ましい。

 皇室だって国会だってノーネクタイをアピールしているというのに、なんで「来客の場合に備えて、ネクタイと上着は常備しろ」ということになるのか、私には理解不能なのである。
 先日もノーネクタイ、ノー上着の銀行員が来て「こういう時期なので失礼致します」とビシっとスーツ着ている部長に気を使っていたが、私が「つーか、上着とネクタイなんかしてて、失礼いたしますでしょwww」と茶々入れたら、部長と銀行員に思いっきし無視されて、二人で「上から強制されてても、やっぱしちょっと戸惑いますよねえ」なんて会話していたのであった。

 だいたい、なんで開襟シャツがダメなのだ?
 冷房の無い時代のサラリーマンの夏の正装は開襟シャツだったはずなのだが・・・・
 「開襟シャツはだらしないからダメ」なんだってさ。
 そおですかねえ?
 私、高校時代の男子の開襟シャツ姿好きだったけどなあ。

 いつもガナっているけど、そもそもスーツなんて、夏がほとんどないイギリスの服なんだから、日本の夏には合わないんだって。夏でもスーツにネクタイが可能になったのは冷房が普及してからでしょーが。
 イギリスって、冷房設備が無いんですよ?
 昔、6月後半にイギリスに行った時(グラストンベリー)、ロンドンの安宿は冷房が無いし、窓も防犯のためほとんど開かなかったので、ほんと暑くて寝苦しかった。

 日本でもやっと「ビジネスマンも夏は薄着しよう」という風潮になってきたし、お役所や大企業や銀行が率先してドレスダウンしているのに、下々はどうしても「失礼があってはならない」と言うけど、たいてい、上の人たちに恥というか「こんな格好で申し分けございません」って言い訳させることになっているようだ。

 そりゃ、いきなりTシャツ短パン姿がったら「会社の方針でこんな格好ですみません」って言うのもわかるが、世間一般的なクールビズ・ドレスコードに準じているのに「こんな格好で・・・」って政府の方針をディスってるのか?って思うんだけどなあ。

 それに、いつも涼し気な普段着(マドラスチェックのスカートに、Tシャツに毛の生えたようなカットソー)姿の私が銀行や出入り業者の応対した時にまで「こんな格好で」とか言われると「はああ?私なんて、こんな格好なのに?」と、呆れてしまう。

 せっかく「地球温暖化防止」とか「脱原発」という大義名分があるんだから、堂々とドレスダウンしてりゃいいのに、みんな気が小さいというか、変に真面目というか、融通が効かないというか・・・・

 でも、これだけ皆が「やっぱり上着が無いとカッコつかない」と思っているってことは、背広ってほんと良くできたデザインなんだろうね。
 たしかに、男性の体型を最大限にカバーするデザインなので、あの鎧が無いと不安になる気持ちは少しだけわかる。女性で言えば「夏はブラジャー禁止」みたいな?

 私は服装で他人を値踏みしないからなあ。
 それは、前職がテレビやCMの制作会社だったので、スポンサーや広告代理店やプロダクションの役職者はスーツ着ていたけど、現場の人間はスーツ族を精神的に下に見ていたフシがあったからだ。

 とにかく動きやすい服装でバリバリ働くのが下っ端の誇りであったし、演出家やカメラマンや美術デザイナーやスタイリストやヘアメイクなどの「フリーの仕事人」達は、スーツではないオシャレな服装でセンスを競い合っていた。

 そういう環境で20代を過ごしてしまったので、「スーツ着てるとちゃんとしている」っていう意識が全然無いんだよね。
 自分があの職場では、Tシャツとジーパンで仕事してたから。って、Tシャツはアニエス・ベーだったりしたけどさ(笑)

 きゃーーー、今日も岸相手に、川井で勝った!
 てゆーか、今日はちゃんと勝投手だ!
 歯並びの悪い、虫歯菌みたいな乾いた菓子の笑顔が超かわいい!去年の7月以来の勝利だって!

 ほんと、川井はいい選手だよなあ。
 二軍にいる時には地味に二軍ローテ守ってきっちり仕事するし、ほんと故障しないしなあ。
 要所要所で、ローテの谷間できっちりお仕事してくれるので、チームにはスター選手も必要だけど、川井みたいな選手もチーム運営としては大事である。大企業の部長クラスの年俸で、ほんときっちりお仕事してくれるのだ。

 去年、楽天をクビになってしまった寺田君はブログで岩隈と川井と高堀をとても慕っていたことを書いていたけど、私の好きな投手ばかりだったので、「私と趣味が一緒www」と嬉しかったっけ。

 明日はまた小石が登場です。
 ニコ生で観られるので楽しみです。

 おや?オリックスは井川が4回途中で降板だったのか・・・・
 そのうち、井川の登板もニコ生で見られるかね?(楽天とソフトバンクと横浜の主催試合が中継される)
 
5月8日(火)

 そういや、昨日出勤したら、マスオさんが椅子から立ち上がるとき「いてててて」と腰に手を当てていたので「連休何してたの?」と聞くと、エビワカちゃんがクスクス笑いながら「甥っ子がwww」

 マスオさんも長男で独身だが、弟が先に結婚して子供がいるので、甥っ子と遊ぶのを楽しみにしているのである。
 総務部の晩婚化は深刻であるが(笑)、「私も姪っ子と遊んでて、痣だらけなのー」と不毛な自慢話するついでに、二児の母であるエビワカちゃんに「うちの双子ったら、凶暴でー」と相談してみると「ああ、女の子もけっこう取っ組み合いしますよ」と軽く受け流された。

 そういうエビワカちゃんも「長女が学校行きたくないってグズるんです」って愚痴ることもあり、エビワカちゃんにはそういう経験ないらしかったので「ああ、私は学校行きたくない時には都合よく発熱していたが、そういう仮病もどきしないだけ偉いじゃん」とアドバイスすると「そういうもんですか?もっと大きくなったら仮病くらいやるかも?」と言うので「仮病じゃなくて、調子悪くなると、ほんとに発熱するんですってば。でも、どーせ、休んでいると午後には暇になって学校に行かなかったことを後悔したりするのです」と、ちょっと内気で人見知りの長女の気持ちが全然わかってないようだったから、「私もそーでした」と主張すると、「そういうもんなんですかねえ?」と、理屈ではわかるけど、心情的には理解不能のようだった。

 うちの母もそうでしたが、伸び伸び育った二番目の子って子供時代にあんましコンプレックス抱えてないので、長子の複雑な心境をなかなか理解してもらえないんですよね。

 そういや、うちの場合は父が一人っ子だったし、祖母にはほとんど財産がなかったので、非常に清貧的にすっきりだったのだが、母の方は兄と弟がいて、実家はボロいし下町だけど一応港区ということもあり、まだ相続手続きが頓挫したままなのだと思います。
 それ、いけないんじゃ?と思いますが、もう、母の兄はまともに会話できる状態じゃないので、しょうがないらしいです。

 私の伯父である、母の兄はかなりの変人ですが、弟も最近ちょっと変な道に進んでいるらしい。
 中学校教師を勤めあげた人なんだが、最後まで「平教諭」だったらしい。職場結婚した嫁のほうがちゃんと出世して、校長を務めたんだけどさ。

 母は弟をとても可愛がっているので、たまに連絡し合ってるようだが、その叔父の最近の趣味がなんと「市議会の傍聴」

 市議会の傍聴席なんて、閑古鳥が鳴きまくってるだろうが、叔父は定年後の暇潰しに通い詰めて、傍聴席でヤジるので、係員に強制退場されたりしてるらしい。

私 「えー、そんなの、市議会じゃなくて、フツーは野球場でやってるじゃん?」
母 「そうなのよー、なにも議会じゃなくてもねえ?」
私 「まあ、そっちの方が入場料無料だから年金生活にはいいんだろうけど、でも、S叔母さん(叔父の嫁)は校長も務めたから、市議会議員さんにも知り合いが多いのでは?」
母 「そうなのよー、知り合いの議員さんから、『K元校長の旦那さんが?』って言われちゃって、恥ずかしいって言ってるのよー」

 あちゃあ・・・・・
 これは、埼玉在住の叔父に「おじさん、ヤジるんだったら、こっちにしときなよ」って西武ドームに連れてってあげないといけないかしら(笑)

 まあ、うちのママンもけっこう扱い難い人であるが、ママンの兄弟がブチ抜けているからなあ。
 そう考えると、ママンはやっぱし、パパンと結婚してよかったのかもしれない。

 パパンは勉強は出来るが、基本的にボーっとしており、「私がいないとこの人はダメなのよ」という一方的な思い込みには最適な人材だったし、おかげでママンの根拠不明のプライドは長年ずっと維持されているのである。

 パパンが先に死んじゃったら、ママンはずっと老けこむと予想され・・・・

 そーいや、「お父さんったら、ダイエットに成功したっていうけど、なんだかげっそり痩せちゃって、すっかりおじちゃんぽくなったのよ?」とママンが言うので「え?それはマジ心配」って思った。ママンの方は「また体重測定ダイエットを始めたの。あれが一番効くのよね」と言ってるので安心だが・・・

 さらにママンは「お父さん、急に痩せたので、ちゃんとガン検診に行けって言っても、大丈夫だって聞かないの」とか言うので「うーん、ダイエット成功は羨ましいけど、普通はなかなか成功しないし、急に痩せた時には要注意だよ?」と言ってみたけど、まあ、父の好きにしてくれって、とも思う。
 ほんと、もう、いつ死んでもいいような年齢なので、好きにすればいいじゃん。

 私はほんと父親似なので、他人にあれこれ言われたくない気持ちもわかるが、父の場合は他人(母)にずっとあれこれ言われる人生を甘受してきたわけで、そういうバージョンがどういう人生を全うするのか、ちょっと興味もあるし。

 さて、今日は宮城のKスタで辛島きゅんと牧田の投げ合いでしたが、牧田が接戦と制しました。辛島きゅんもね、いい内容だったけどね。
 ゴールデンウィーク中のローテと同じみたいで、明日は乾いた菓子と岸の予告先発です。
 また、大加藤が「川井と二人で先発投手」を演じるのでしょうか?


5月7日(月)

 3、4、5日は久々に実家に帰った。

 また姪っ子軍団(10歳と5歳双子の三姉妹)が実家に合宿に来ていた(笑)

 私が到着した時には父と一緒に映画を観に行っており(コナン)、留守番していた母が「もう、私は腰が痛いのに大変よ」と愚痴っていたけど、その後、全然腰痛を訴えなかったので、ただの愚痴というか自慢話みたいなもんだったらしい。

 あと、私が登場したら、物珍しさもあって、姪っ子は私にベッタリだったので両親も少しラクだったようだ。
 子供の扱いに慣れていない私であるが、時々とても懐かれる。たぶん、誰だってそうだと思うが、こちらがその子に興味持てば、向こうは「相手してくれる人だ」と寄って来るもんだし、さらに向こうの話をじっくり拝聴すれば、かなりノリノリになってくれるようだ。

 どこの家庭でも、日々の暮らしに忙しいし、ましてや子供が二人以上いると、子供の話をちゃんと聞いてあげる暇がなかったりするようだが、そんな時、暇人の私が子供の相手する気満々で、延々とループする話をちゃんと聞いてあげるもんだから、そりゃ懐くだろう。一瞬だけ(笑)
 社長宅で定期開催されるバーベキュー大会でも、時々私にべったりな子が現れるが、数ヶ月後に再会しても、知らんぷりだったりするしね。

 それにしても、なにせ三姉妹だから、皆して一斉にワーワーと自己主張してくるので、話聞くのも大変である。
 しかも、5歳の双子は誰に似たのか、かなり凶暴だし・・・・

 普通の兄弟だと、年齢差があるので、5歳の妹がキレて10歳の姉に「おねーちゃんのいじわるうううう!」と掴みかかっても体力差があるから取っ組み合いにはならないが、5歳同士だと、1時間おきに小競り合いが起きて、互いに本気で殴りあうため、仲裁していたら痣だらけになってしまった。

 双子もだいぶ個性が出てきてね。私でも見分けつくようになった。

 ただ、姉娘もそうだったのだが、何か面白くないとすぐにイジけるのだが、双子だから交互にいじけるので、いつも誰かがいじけてる状態になる。

 そういえば、土曜日の朝、その日はまた昭和記念公園に行く予定だったのだが、双子の一人が朝食後に2階の部屋(私が寝ていた部屋)に篭ってしまった。片割れが様子を伺いに行くと「Mちゃんは留守番してるって」と言うので、母が「あら、具合でも悪いのかしら?」と言うので、私が様子を観に行ってみると、ベッドに寝転がってタオルケットを頭までかぶっていた。

 その姿が、まるで小さなミイラのようだったので「ミイラさん、ミイラさん、死んじゃいました?」とタオルケットの上からつつくと、無反応だったが、嫌がってる様子でもなかったので、「ミイラさんのお鼻はどこですか?ここかな?」「ミイラさんのお手てはどこかな?」と、あちこちつついていたら、クスクスクスっと笑い出したので、「のんちゃん達はこれから公園に行くんですが、ミイラさんはこのままミイラやってますか?」と言ったら、ムクっと起き上がって無言のまま階段を降りて行ったので、やっと外出する気になったらしい。
 15分くらい、ずっとミイラさんごっこしたので、いじけてた気持ちが和らいだのだろうか?

 教師やってる友人も「不登校の子がたまに学校に来ても、ちゃんと話をしていると、けっこう反応があるし、それを続けていればもっと学校に来られるようになるのかもしれないけど、一人にそれだけ時間をかけられない」と言っていたが、たしかに、あれを毎日ずっとやるのは無理だ。

 でも、こうやって、たまに祖父母宅に遊びに来ると、ジジババオバがけっこう構ってくれるので、子供にとっては必要な時間なのかもしれない。
 私も幼少の頃、父方の祖母の家にいるのが大好きだったなあ。
 一人で預けられたこともあったけど、あまり子供の世話が上手な祖母ではなかったが、それでも、祖母は私一人のためにあれこれやってくれたので、普段は弟と妹がいたので「おねーちゃん」を強いられていたから、そのストレスから解放される安堵感があったのだと思う。

 しっかし、私は3つ下の弟とさらに3つ下の妹の「おねーちゃん」だったので、ある程度、おねーちゃん業は弟にも分担してもらっていたのだと思うが、姪っ子Nちゃんの場合には、下が双子なので、ある時は交互に攻撃してくるし、ある時は互いに喧嘩しているし、またある時には結託して攻撃してくるので、けっこうストレス溜まるだろうなあ、と同情してしまう。

 ただ、うちの両親も三人の子を育てたし、私は長子だったので、三日間一緒に過ごしたけど、誰も「ほら、Nちゃん、おねーちゃんなんだから我慢しなさい!」ってセリフを言わなかった。私も両親も「おねーちゃん業大変だわ」と深い同情を寄せていたのである。

 さて、金曜夜には、私という新参者が登場したのでハイテンションになった双子とマジにバトルしたので(ビール飲んで酔っ払っていたので・・・・)夜の8時頃にはもう、キーキーと奇声を上げていたのだが、母が「もう夜だから静かにしなさーい!」と一喝。

 実家の裏手に幼い子供が二人いる若夫婦が引っ越してきたのだが、母は「隣の子が夜の寝しなにキーキーうるさいの。お母さんも働いてて、夜しか会えないからテンション上がっちゃうのかしらね?」と前に言っていたけど、冬になったら窓締めるようになって「静かになっちゃった」と悪口の対象がいなくなってちょっと残念そうだったけど、自分ところの孫が遊びに来たら、隣の騒音どころの騒ぎではない、ほんと超音波をずっと発信しているような状態になり(私が酔っ払ってて、さらに煽っちゃったからなのですが)、ふと「今、このご近所で一番うるさいのはうちだ!」ということに気がついてしまったらしい。

 面白かったんだけどね。
 こっちがキーキーうるさいと、周りの騒音なんて聞こえないんだけど、ふと、こっちが静かになると、隣からキーキー声が聞こえてきたので、酔っぱらいの私は「よーし、これでこそ、ゴールデンウィークの家族対抗キーキー声の幸せ合戦だ!」って(笑)

 すいません、一番凶暴なのは私です。
 子供なんて、超音波発して、ドタドタ走り回るのが仕事だと思っているので・・・・
 つーか、自分が子供の頃も、人見知りで、内弁慶さんだったので、時々スイッチ入ると、暴れまわっていたし、そういうのって凄く楽しかったんで・・・・・後で叱られると悲しかったし・・・・

 そんで、なんとか寝かせて、土曜日になった。
 昭和記念公園に行く予定だったが、母によると「あの子たちは、近所の公園でいいって言うのよ。タカオニがしたいんですって」
 正月に近所の公園でタカオニしたのである。
 私がずっと鬼だった・・・・・
 どうやら、それが楽しかったらしく、またそれがやりたいらしい。

 私にとっては大変名誉なことである。
 鬼ごっこで、ずっと鬼をやらされ続けても、誰も同情して鬼を替わってくれないくらいの、高度な演技力を発揮したらしい。捕まえようとして、今一歩で逃し、地団駄を踏みながら、ゼーゼー言いながらも「一生鬼」という立場を楽しんでいたので、あの演技が認められたのだろう。傍らで観ていた両親が「のんちゃんばかり鬼じゃ・・・・」と助太刀しようとしたら、三姉妹から「余計なことするな」とばかりに無視されていたし・・・・・

 教育的にはどうなのか知らんが、私個人的には三姉妹が「のんちゃんとお正月にやったタカオニ」が楽しかったと言っているのだから、これは嬉しいことである。

 なので、近所の公園でも良かったのだが、せっかくの連休中だし、私が「もっと華やかな所」に行きたかったので却下して、昭和記念公園に行くことにした。

 案の定、えれー混んでた。
 そう、ゴールデンウィークはこうぢゃなくっちゃ!(笑)
 子供のいない私は、好き好んでこんなところに来ないが、子供がいるんだったら、こういう地獄も体験しておかないとね。

 前にも一緒に行ったことのある、血の池地獄みたいなキッズパークを目指すが、なにせ、弟一家は普段は車移動なので、幼い双子は徒歩移動に慣れなくて、公園の奥の方にあるキッズパークを目指す途中で疲れてきたようだ。

 私が双子の手を引いて、母が長女のNちゃんと先を歩いていたのだが(父は句会のため欠席)、ぐずってきた双子がもう限界だったので、「ここいらで休憩しよう」と言うと、母は「なんで、この子たちったら、こんなに体力無いのかしら?」と言うので、「イマドキの若者はよく電車の床で座っているでしょう?この子たちもそうなんです」と説得したが「甘えてるんじゃないの?」って、とにかく、ちょっと休ませてあげましょうよー。

 しかし「もうちょっとで、キッズパークなのよ?もう、行かないの?」って、だから、ちょっと休憩すれば、まだ午後1時なんだし・・・・と言っていたら、姪っ子Nちゃんまで「じゃあ、ここで休むけど、ここでもう終わりでいいのね?」って、あんたら、なんでクリソツな態度なの?

 「いや、だから、この子たちはガソリンが切れてるだけだから!」と私が言うと、母とNちゃんと双子たちが、いきなりなんとなくガッテンした。

 「ああ、そうか、そうか、ガソリン切れかあ・・・・」

 昨日の夜、私が夕食の時にビールを飲んでいたら、三姉妹に「なんで、ビールなんて飲むの?お酒なんてキラーい」と言われたのだが、「これは、のんちゃんのガソリンなの!これ飲まないと動けないの!」と言っていたのを思い出したらしい。

 なので「ガソリン切れならしょーがないなあ」と、シート広げて、お弁当(スーパーで買ったパンとオニギリ)の準備を始める母とNちゃんであった・・・・

 そこでピクニックしていたら、双子もすっかり充電して元気になり、木の周りで二人で鬼ごっこはじめたので「ほら!ガソリンの無駄使いしなーい!」と教育的指導していたのであった。

 しっかり充電してから、キッズパークに向かったのだが、キッズパークに着くと、みんな「近所の公園でタカオニでいいよ」って言ったことなんてすっかり忘れて、超ハイテンションで遊びまくり、いやー、ほんと、あそこの遊具ってほんと、私が子供だったら夢中で遊んだと思うのですが、ほんと餓鬼地獄状態で超楽しそうなんですよ。

 私と母は、交互に子供たちの水分補給係をしていた。途中でかき氷を買ったが、もう大行列でかき氷屋さんのバイトさんは大忙しでした。

 でも、子供がかき氷を食べる姿って、ほんと幸せの象徴ですよね。
 夏の西武ドームでも、お子さん達は野球観戦よりも、とにかくかき氷食べに来たって風情で、かき氷屋の行列は子供がいない私にとっては眩しいものだったのですが、かき氷を黙々と食べる姪っ子達を前にして、私もとても幸せでした。

 自分が子供の頃、どんなにかき氷大好きだったか思い出したりしてね・・・・
 そーいや、一昨年だったか、夏の甲子園球場に行ったとき、朝からあまりにも暑く「まだ、ビールの時間じゃないし」と渋々かき氷食べて「何十年ぶりよ?」って思ったことも思い出した。

 こんなに贅沢な時代になっても、もしかして、また日本が貧しくなっても、「ダイヤモンドは女性の友達」みたいに、かき氷はいつだって子供の一番のお友達だし、私が生きている間は、かき氷に目を輝かせる子供達の瞳がダイヤモンドだぜぇ(ちょっとスギちゃん)

 さて、姪っ子たち、巨大なアミ遊びのところでテンション上がっちゃって、てゆーか、たまたま長女Nちゃんが遊んでいたアミのところで、若いお父さんがアミをゆさゆさしたら、子供達大熱狂で、Nちゃんがそのお父さんの補佐役とうか「ほら、もっとゆすって!」と仕切り始め、その若いお父さんがコキつかわれておりました・・・・・若いとはいえ、たぶん、連休明けに激しい筋肉痛に襲われるのでは?と、私が「ほら、Nちゃん、そろそろ・・・」と言っても、全然聞いてくれません。

 荷物置いた陣地に戻ると、母も疲れているので、横になって寝てましたが「Nちゃんテンションあがっちゃって、Yちゃん(双子の片割れ。こっちのほうが運動能力高い)も、そこにいて、終わる様子ないんですが、電池切れると帰りが心配です。Mちゃんはマイペースに一人であちこち移動しています」と報告すると「じゃあ、私がみてくる」

 私もそこでしばし昼寝。
 子供が発する超音波が耳障りだったが、フジロックのいい練習になった。

 なにがいいってね。うちの姪っ子達もむずがったり、言うこと聞かなかったりするが、この公園に集まるお子様はほぼ全員そうで、あちこちで「もう、そんなワガママ言うんなら、帰りますよ!」「びええええええええええええ」みたいな会話が展開されており、「WE ARE NOT ALONE」感がとても充実しているのである。

 あそこに行けば育児ノイローゼもきっとぶっ飛ぶぜ!

 姪っ子らは、まだまだアミで遊びたい感じだったが、私と母で荷物をまとめて、「もう、おばあちゃんものんちゃんも疲れたので撤収!」と宣言して、やっと収拾。

 はあ、またこの全力で遊んだ子らを駅まで歩かせて、さらに電車に載せて・・・・でも、帰りはテンション上がりまくっていたので、帰りはスタスタ歩いていたし「途中でお茶するんだよね?」って(笑)

 ゲート近くのボート乗り場のほとりにある休憩スペースで、まったりとお茶した。

 45歳ののんちゃんも、そこで飲む缶ジュース(カルピスウォーター)は超美味しかったけど、姪っ子達もボートが浮かぶ湖を眺めながら「ぷはー、今日は遊んだぜ」と満足そうだった。

 ほんとは、今日の予定では夜は外食という予定だったのだが、私が「こいつら、もう限界だから、夕飯は焼きうどんでも食べさせて、とにかく風呂入れて寝かそう」と提案したら、母も「そうよね、夕飯なんて手抜きでいいわよね」と、国分寺駅で句会が終わった父と合流したのだが「とにかく帰ろう」とすぐに帰宅。

 ところがガキ共、夕飯食べて、風呂に入れてもまだ元気だった。

 「のんちゃーん、お話して?」

 母が「じゃあ、よろしく」って言うけど、お話ってどうすれば・・・・ええと、じゃあ、シンデレラでいい?
 すると、ネズミーランドにも行き慣れてる三姉妹が、「お姫様っていろいろいるよね?」と美女と野獣だの、白雪姫だの、人魚姫だのの講釈が始まってまたハイテンション。

 「あのー、じゃあ、シンデレラでよろしいでしょうか?」とぼそぼそと語ること15分くらいで双子は落ちたが、長女Nちゃんは「なんか、シンデレラのマイナーなとこばかりじゃなかった?」(という意味のことを)と言うけど、えええ?私は王道語ったつもりだったんだけどなあ?シンデレラの父は会社を経営してました、っていうのが気に入らなかったらしく「会社じゃないよ」と言われたが、現代語訳だと、それでいいんじゃねーの?などと反省会を開いていたら、Nちゃんが「もういいや、じゃあ、おやすみ」と解放してくれた。

 実際、眠たくなっていたのかもしれないけど、その一言に「おねーちゃん、偉い!」と感動した。

 翌日曜日。
 土曜日の朝は早朝からドタバタしていたが、日曜日は静かだな、と思ったら、日曜日の朝は子供向け番組が充実してたんですね。

 そーいや、金曜の夜「映画どうだった?」と聞く私と母に、まず父が「コナンていうのは子供だけど探偵で・・・」と語り始めたので「え?そこから?」と吹き出しました。父はコナン知らなかったようです。

 朝ご飯食べてから、帰り支度。
 三姉妹のお母さん(弟の嫁)には、この連休に同窓会みたいな催しがあったらしく(子持ちが多い年代だったので、旦那に預けられるこの時期になったらしい)、それで丸ごと預けられていたのだが、行きは弟が車で送って来たので、カート付きの旅行かばんいっぱいに三姉妹の服や寝間着が詰め込まれていたのである。

 母も感動していたが、少し前までは着せてやらないといけなかったのに、今では、ちゃんと自分の服がわかっていて、自分で着替えができて、持って帰る服も自分で集めてくるようになった。

 荷造りが済んだら、12時前で、なぜか近所のアイスクリーム屋でアイス食べた。

 弟一家はよく寄るアイス屋だったらしいが、私が入ったことなかったので・・・・

 アイス屋っていうか、近所の街道沿いにある自動車ディーラーの店舗の一角で、アイス販売の商売しているわけでもなく、「家族連れで気軽にお立ち寄りいただいて、次の車を買っていただければ」っていう店でした。

 でも、子供3人と大人3人でゆったりとアイス食べられて、いい店だ。

 てゆーか、君らは昨日もかき氷食べて、今日は昼からアイス食べてるし、いいねえ、連休って、とにかく毎日アイス食べられていいねえ?

 ゆったりアイス食べてから、国分寺から中央線。
 弟の家は船橋なので、けっこう電車に乗るし、子供らは電車慣れしてないし、休日だから混んでいたので、幼い双子は座れなくてぐったりしていたが、「じゃあ、しりとりしよう!」というとなぜかノリノリになる。

 子供って、なんであんなにしりとり好きなんでしょう?

 思い出すなあ。
 香港在住のきょうみさんちに遊びに行った時にも、小学生のお兄ちゃんと幼稚園児くらいの弟は「国名しりとり」に夢中だった。

 あの時も幼い弟が答えに詰まると、私やお兄ちゃんが小声で手助けすると、ほんと嬉しそうに「さうじゃらびや!」なんて言っていたっけ。

 あれからもう10年くらい経ち、あんなに可愛かった、きょうみさんちのご子息達はすっかり思春期に突入しちゃって、もう私が遊びに行っても「ふーん?」とツンデレ状態ですが、うちの姪っ子達は、ちょうど「しりとり熱中時代」らしく、ちょっと元気なくても「しりとりする?」と持ちかけると、急にシャキっとするみたい。

 で、「ああ、きょうみさんところの兄弟もこうだったな」と懐かしく思い出すのが、幼い妹が「も?・・・・・・・も?」とか答えに困っていると、おねえちゃんが小声で「ももたろう」って教えてるので、あたくし、子供の扱いが上手いので「Nちゃん、教えちゃダメじゃん!」って、わざと言ってみると「教えてないよ?クスクスクス」

 こっちとしては、ぜひ妹達に教えてあげてほしいので「Nちゃんが教えるのずるいー」とか言ってみると、ますます図に乗って、姉がひそひそ教えるのに、しっかり耳を近づけてズルする妹達であった。

 「ちょっと!ズルして教えないでくれる?のんちゃんが負けちゃうじゃん!」っていうと、やっと三姉妹が結託して、私の顔みて、みんなでしてやっったとばかりに、くすくすくす、のんちゃん怒ってる?

 怒ってないよ。つーか、「ウ」で「ウクライナ」って渋くね?

 あ、また「ウ」だ、じゃあ、それも国名で言ってよ。

 えー、そんなのわかんない・・・・

 えー、わかんないの、バッカじゃないの?・・・・・・小声で「ウグルアイ?」

 \うるぐあーい/\うるぐあーい/\うるぐあーい/

  \横浜優勝/みたいな、大輪の花が咲いて、ビビったのであった。

 子供やっぱ面白いね。
 私は残念ながら産まなかったけど、産まれてきた全ての子供には、これくらい楽しく生きて欲しいなあ。三姉妹が繰り広げる「では、次の問題です!」ってクイズ大会が延々と続くので、笑顔で聞くの大変だったけど、つーか、長女のNちゃんの出した問題が「救命ボートと船の落差が2メートルあったので、誰も船に乗り移れませんでした!でわ!潮が満ちてきて、3メートルもあがりました!救命ボートに乗った人は船に乗り移れたでしょうか?」って問題で、私とパパンは、「はあ?」って顔しながら(二人ともすでに酔っ払っているので、ある意味、かなり素)「潮位が上昇しも、差は縮まらんでしょ」と言ったら、Nちゃんは「やっぱ、バレたか」とばかりにとてもがっかりしてました。

 あたしとお父さん騙すのは100年早い。

 あ、でもNちゃんとオセロやったらね、こっちもちょっと舐めていたんですけど、見事に引き分けたんですよ。
 これ、けっこう凄いことだったのですが(つーか、Nちゃんはお爺ちゃん相手だとボロ負けするので、私に勝負を挑んでいたのです)引き分けも面白くなかったらしく、ふーん、とばかりに黙々と片付けていましたっけ。

 次やるときには、頑張らないと負けるなきっと。

 Nちゃんは囲碁もできるんだけど、私が囲碁できなくてね。

 たぶん、お爺ちゃんにはすでにコテンパに負けているので、私で試したいようですが、私は未だに囲碁わかんなくて、すいません。

 それよりも、私にライバル心抱いてくれるのは楽しいのだが「二人対決ババ抜き」は、全然楽しくないので、妹たちも加えてあげよーよ?

 午後2時頃、三姉妹達の最寄り駅に着くと、改札の外で弟嫁が待っていた。
 案の定、さっきまで私にべったりだった三姉妹は、まっしぐらに「ママー!」と駆け寄っていく。
 やっぱし、ママが一番だよね。

 弟嫁も久々にのんびりと旧友たちと過ごしたせいか、顔色もよく元気そうでした。
 「これ、妹が箱で送ってきたので」と、ハッサクをお裾分けして持ってきてくれたのだが、母が「これから、まだ遊びに行くので・・・」と言うと、「じゃあ・・・」と引込ようとするので「私も食べたいから貰っておいてよ!」と教育的指導して受け取りました。

 姪っ子達とはそこでお別れして、両親と私で葛西臨海公園に寄り、水族館に行ったのですが、連休最終日だったけどやっぱし激混みでした。

 でも、初めて見る、マグロの回遊は見事なものでした。つーか、なんで魚観てるとお腹が空くのだろう(笑)。
 あそこは公営だからしょーがないけど、立派なカフェテリアもあったし、いっそのこと大手回転寿司チェーンでも入れちゃえばいいのに。泳ぐマグロを眺めた後に、マグロの解体ショーとかやってほしいと思った。

 5時の閉館で水族館を出ると、雨が降ってきて、風も強くなっていた。
 東京湾の向こうでは、空が黒くなっていて、黒い雲が海面に近づいていてバリバリと稲妻が落ちていた。

 新木場で両親と別れ・・・・「あ、私、次の駅で乗り換えだから」と言うと、母が「あら、じゃあ、子守代ね」と1万円札を差し出すので「いや・・・子守って、私の方が遊んでもらったのに・・・」と断ろうとしたが、親としては、せっかく娘が帰ってきても、孫の世話を手伝わせてしまい、ろくにおもてなし(?)もできなかったという気持ちもあるがろうし、それに、この連休の孫の食費から映画代から、費用は全部両親持ちなので「弟一家や妹一家にはけっこう散財しているが、独身の姉娘には・・・」って思ってくれているのもわかっているので、ありがたく頂戴しておきました。
 まあ、電車移動代がけっこうかさみましたので、交通費として受け取っておきましょう。

 ほんとは、こっちが親にお小遣いあげるような年頃なんだけどね。

 でも、まあ、こっちは老後が心配だけど、うちの両親は今のところ優雅な老後を送っているしな。暇だから趣味の活動に忙しく、母なんて最近は麻雀教室に通っているようだ。

 両親とも、会う度に老けていくとうか、着々と「おじいちゃん、おばあちゃん」に進化しているようだが、私の祖父母のことを鑑みると、もうしばらくは大丈夫だろう。私が大学生の頃の祖父母みたいな感じだ。
 だとしたら、あと10年くらいかね?先に父の方にガタが来そうだけど、年上の父のほうが先に「順調に老化してます」って感じだったが、ここんとこ水平飛行のようだ。逆に今、60代後半になった母のほうが老化が激しい。

 でも、こうして、たまに孫が襲撃してくると、けっこう元気になるようだし、なによりも、まだ妹の子供が小さいので、あっちの孫の世話もやり遂げたい気持ちもあるだろう。

 「もう、私も年で、体力無いし、腰も痛いし、膝も痛いのに、孫の世話を平気で押し付けるんだから」って愚痴ってるうちが華なんでしょうね。


5月3日(木)

 そうそう、昨日書き忘れたが、昨日の朝はいつものように朝の支度しながらテレビを観ていたのだが、ニュースショーのトップニュースが「二股騒動」であった。

 ああ、なんか少し前から話題になってたわね。

 久々の脳天気な芸能ニュースとして盛り上がってるのかもしれないけど、そんな大ニュースでもないだろう・・・・と思っていたのだが、渦中の塩谷瞬がマスコミの前に出てきたので、大きく取り上げられたらしい。

 で、いきなり涙の謝罪場面だったのだが、芸能リポーターが「なんで泣いてるのか理解不能」と言うので「おめーらが、大騒ぎして囲むのでびっくりしちゃったんじゃないの?」

 そりゃ、二股はいいことではないとは思うが、独身男性が二人の女性に同時に結婚を前提にお付き合いして、何がいけないのじゃ?

 重婚とか不倫とかは、一応、法律違反っぽいので、「いけないことしちゃいました。すいません」って謝ってもいいと思うが、それにしたって当事者意外はどーでもいーことであり、まあ芸能人だから騒がれるっていうのはわかるけどさ。

 自分でしっかり稼いでいるキャリア女性を二股にかけたってことだし、ほんとどーでもいーというか「冨永愛は子持ちだろうが!しっかりせい!」ってだけの話で、もちろん、当事者は怒り心頭だろうけど、別に芸能マスコミの前で謝罪するようなことでもないし、むしろ「この芸能ニュース閑散期にありがとうございます」って芸能リポーター達が感謝すべきだろう。

 ところが、やっぱ芸能ニュースはズレており、これまでの経緯をボードに時系列で並べて「まだ不可解なところが多いです」って、何を真相究明したいのだ?

 つーか、二股がバレてあたふたした男に「その経緯の時系列をきちんと述べよ」って無理だろう。
 それに、きちんと証言とって、合理的に時系列で起こったことを整理する必要あるのか?刑事事件じゃないんですけど?

 塩谷瞬が「二股かけたのは事実です」って認めた時点で、もうどうでもいいじゃん。

 またそこに泉谷しげるが「あいつはロケで行った島の女にも手出した」とかコメントするから、ややこしいことに(笑)
 おっさんは僻んでるだけですって。

 つーか、私はこの騒動が起こるまで、塩谷瞬という俳優の存在すら知らずにいたが、テレビで大きく取り上げるので「次世代の火野正平か?」って思いました。今後の活躍をお祈りしています。

 まあ、ほんとに、久々の「どーでもいーというか、どーてもいーから大きく取り上げられる芸能ニュース」だったのですが、私にとって重要なことは、その前日は「ダルがレンジャーズのCMに出演したのを観たい」と、ギリギリまで自宅にいて、出社したのは10時ちょっと過ぎだったのですが、トップニュースが「塩谷瞬叩き」だった昨日は、「ああ、つまんね」と、とっとと家を出たので、9時半には会社に着いてしまったということです。

 朝のニュースショーが、そういうどーでもいー芸能ニュースばかりだと、私は早く出勤できるようです。

 なので、芸能ニュースには頑張っていただきたいと思います。浜崎あゆみと長瀬が復縁とか、そういう感じのどーでもよさで責めていただくと、テレビを消してさっさと出勤できます。

 小林幸子と事務所社長の確執もけっこういいですね。

 さて、今日は出勤してましたが、午後は雨が小雨になったので横浜スタジアムでは試合してましたが、宮本はタコってました。さすがベテラン、明日からホームの神宮なので、営業に貢献してますね。私も、もし予定がなかったら、絶対に明日は神宮に行くもん。

 そして、私が大騒ぎしていた西武ドームでの小石×美馬でしたが、試合観てないから内容はわからないけど、小石が好投して勝ったようです。
 ああ、そうですねー、ああいう変速左腕の新人に初勝利を与えるのが、楽天のいいところですからね。いいことをした。

 でも、美馬は打たれすぎだと思いましたが、昨日は岸をフルボッコしちゃったので、その呪い返しの人身御供になったんだと諦めましょう。美馬もきっと、今日の小石みたいなことやりますって。

 で、帰宅してから、先月29日の「武田勝が楽天に完封勝利」の試合をニコ生タイムシフトでニヤニヤしながら観戦しているのであった。
 結果観ただけではわからないものだが、戸村が意外と途中まで良かったのね。
 途中まで、内容的には戸村のほうが良かったのだが、ピンチで抑えた勝さんに軍配が上がったという試合だったようだ。

 こういう流れって、やっぱ全部観ないとわからないからなあ。ほんと、不思議なもんだ。どのスポーツでもそうなんだろうけどね。(サッカーで1点差で負けていても、試合全般的には制していたのに・・・・ってことも多い)

 そういや、あまり関係ないのかもしれないけど、私は「試合展開が速い」スポーツが苦手というか、競馬や競輪の試合展開の醍醐味が未だにわからないのだが、マラソンくらいのペースだとよくわかるので、うっかり見ると夢中になって観てしまう。

   野球の展開もマラソンや駅伝と似ていて、2時間くらいの間での勝負所っていうのが私のペースと合うようだ。

 マラソンや野球は、私みたいな「気の長い人」向けのスポーツなんだろう。


5月2日(水)

 去年の秋から経理でやることになった請求書発行作業だが(今までは営業事務の仕事だった)、あれこれ試行錯誤していたが、やっと固まってきたので、元になるエクセルの表に「経理ソフトの得意先コードや商品コードを入れてください」と具体的にお願いしたら、営業事務担当者がその通りにやってくれたので、エビワカちゃんにお願いしていた入力作業が今までの半分の時間でできるようになりました。(チェックと請求書出力は私の仕事)

 はあ、よかった、もっと早くできれば良かったんだけど、営業サイドが出してくる表の体裁が固まらなかったので、なかなか手をつけられなかったのだが、これでしばらくはラクできます。いい仕事したと、我ながら満足。

 自分でできる範囲だったら、いろいろ改善できるし、他部署の担当者が協力的だと「ありがとー、おかげで入力が速くできるようになったよ」と半日で出力した請求書を持って行ったら(発送は営業事務担当者の仕事)、向こうも「わー、早く頂けて助かります」と喜んでくれyて、いい雰囲気で仕事できるにねえ?

 いつも言っているけど、「仕事をさらにややこしく複雑怪奇にすること」が仕事だと思ってるような社員がけっこう多くてね。

 この仕事も経理でやり始めた当初はミスが多く発生した。
 なぜなら、イレギュラーなことが多くて、こっちがそれに対応しきれなかったからである。
 担当営業マンが「今まではこんなことなかったんですけどねえ?」と言っていたが、今までは専任の営業事務担当者が頑張っていただけで、それを経理にアウトソーシングしたのでイレギュラー対応の引き継ぎがちゃんとできてなかったのである。

 これもうちの会社ではよくあることで、「経費削減のため、アウトソーシングしよう」とすると、全然上手くいかなくて、「あのアウトソーシングを任せた会社がアホだ」と言われてしまうが、外部に任せる時にはシンプルなモノにしておかないと、今までのような担当者の経験に任せたナーナーが通用しないだけなのに・・・・・・

 今日も作成した請求書の一件が「相手の住所が変更になってました」と戻ってきた。
 担当営業マンのメモが付いていたけど、部署内の顧客データは変更済みだったらしいが、そのデータと経理ソフトは連動してないっちゅーの!だから、顧客が住所変更してきたら、そのまま経理にも言ってくれればいいだけの話なのに、自分の目の届く範囲で変更されれば、後は自動更新されるとでも思っているのだろうか?

 つーか、たぶん、あの人は「今は請求書作成は経理でやってもらってる」という意識すら無いのだと思う。
 要するに何がどう流れているのか、把握しようという気が全く無いのだろう。

 最近またメールが途絶えているが、「底辺」に厳しかった友人M嬢は「底辺な人々」を「自分の家族にしか関心が無い」と言っていたけど、うちのバカ社員どもも、まさに「自分にしか関心が無い」ようで、他人がどういう仕事しているかは無関心だし、ましてや、自分のポカでどんだけ周囲に迷惑かけているかっていうことにもほんと無関心のようだ。

 つーか、あの部署のバカ社員に「この得意先、半年も入金無いんだけど、それでも売るの?」と聞いてみたら、「そうですよねえ?難しい判断ですよねえ?(難しいのか?)でも、他にも3年入金の無い得意先もありますから」と言われて、絶句した。
 3年間全く入金してこなかった得意先の営業担当者は、彼とは別の人だったので、彼としては「もっと酷いのもあります」と言いたかったのかもしれないが、普通の会社だったら、こんなの放置されてるはず無いのだが・・・・

 そこの責任者は幹部候補として期待されているらしいが、うちの会社の生え抜きだし、たぶん「売掛金の回収」という概念が全くわかってないようだし、そんな基本がわかってなくても重用されてるのが理解不能だが、彼が世渡りに長けているのは「自分の得意ではないことには、積極的に触らない」ことのようで、私には「結局、なーんもやらない人」にしか思えないのだが、それでも、うちの会社内ではマシな人材とされているあたりが、不思議というか、「だから、この程度の会社」っていうことなのか・・・・

 でも、私の仕事としては、未収金が嵩むと上に報告しないといけないので、部長に愚痴ると「なんで、そんなことになってるんだあああああっ」って私に言われても・・・・「つーか、なんでそんなところにまだ売り続けてるの?」って疑問はごもっともだし、私もそう思いますが、なぜかそのまま放置されてるので、私にはどーしよーもできないのです。

 売掛金の回収率で給料決まるとか、そういう仕組でも作ってもらわないことには・・・・

 さらにムカつくことに、未収金の回収もまともに出来ない営業マンが、こっちが支払う場面になると「なるべく早くお願いします」と支払サイトに満足せず、とにかく早く払え、支払日が決まったら相手先に知らせるので教えろ、と指令してくるので「その勢いを未収金が込んだ先に向けろよ」って思います。

 うちみたいな小さい会社だと、「なるべく早く払ってくれ」と言われれば、最速で当日、そうじゃなくても翌日には振込可能なのですが、あんたの担当している会社なんて、もっと小規模なんだから、同じくらい融通きくはずで、それが、半年間未納なんてありねーって想像できないのでしょうか?

 はあ、また仕事の愚痴になってしまった(笑)
 ほんと、疲れるのですが、まあ、いつも書いてますが「こういう会社だから、私が多少は役に立っていられるのかも」と前向きに考えております。

 ただ、私がやってるような仕事はあんまし評価の対象にならないので、それでもできるだけ上司に愚痴ってアピールはしているのですが、私が何やってるのか、あんま理解してもらえないようですし、私の見かけの性格上、あんましあれこれ意見すると、みなさん「自分を批判している?」と警戒されちゃうので、難しいです。私はただ、穏やかにフツーに経理の仕事したいだけなのに・・・・つーか、「もっと経営判断的な目線で!」とか言われますが、普段からビシバシ言っているつもりなんですが、私のプチ経営判断なんて皆さん無視するだけじゃないですか。未収の込んだ先を「もう取引停止にするのか、それが嫌なら、売った品をサンプル品として無料で差し上げればいい」と提案しても「いや、向こうは絶対に払うって言ってるから」って、全然払う気ねーじゃん?

 それどころか、「支払わなくても納品される」ってことに自信持ったのか、毎月着実に発注しております。タダで仕入れたら、そりゃ、安泰とまではいかなくても、そこそこ食っていけますよね。

 仕事の愚痴はこれくらいにして、今日の楽天戦は「岸×川井」だったので、「まあ、乾いた菓子さん、せいぜい頑張ってください」って程度だったのだが、帰宅してまた文化放送をオンにしたら「へ?0-6?」
 岸たんが盛大に燃えたらしい。

 乾いた菓子も、3回途中で降板して、大加藤に引き継いだんだけどさ。二人で一人って感じ?

 ん?でも、このまま大加藤のロングリリーフで行くと、大加藤さんが久々の勝利投手になるのかね?(勝利投手の権利ルールがイマイチよくわかってない)

 しかし、大加藤は予想以上に仕事してるなあ。
 けっこう、無茶な使い方されてると思うのだが、「オリックスではしばらく干されていた」ってこともあり、プライドかなぐり捨てて、とにかく与られた場面で必死に投げてる感じがいいですね。

 ラズナーが故障で落ちちゃったし、ハウザーさんじゃあ、どうだろ?って気もするので、大加藤様が「楽天で守護神の座」を獲得したらAクラスあると思うけど、どうだろう?

 でも、オープン戦で、まさかの先発で好投も観ちゃったし、マー君不在の今「下から上がってきた、美馬や辛島や川井が上手く行かなかった場合のロングリリーフ要員というか、陰の先発要員」として、しばらく温存したいのかも。

 あら、松井稼頭央がホームラン打っちゃった?

 太陽ぉぉぉぉ・・・・・

 つーか、松井稼頭央がかつて西武のスター選手だったってことも、遠い昔のことなのかしら。

 私も松井稼頭央をよく知らなかったので「ふーん、メジャー落ちで楽天入りですか」と思っていたのだが、やっぱ守備は一流だったし、時々こういう長打をスコーンとかますので、「ああ、ほんと、いい選手が来てくれて、もったいないです」と思います。

 さーて、楽天の投手は土屋が出てきますかねえ?この点差ですし。

 ところで、今日は横浜スタジアムの試合は雨天中止になりましたが、そうなると、宮本の2000本安打は明日に持ち越し?
 うーむ、明日も出勤なんだが・・・・
 どうしよう、午後になって雨が上がって、試合やることになったら、「やっぱ今日は休みにします」って横浜スタジアムに行くのは可能だ。
 でも、2000本安打ってそんなに大事なんだろうか?
 たかだか、ヒット一本だろ?

 稲葉と宮本の2000本安打達成が立て続いているので、ちょっと浮ついてしまったが、私はそもそも記録にあんまし関心なかったのであった。

 ええと、楽天、今年初の十桁得点やってるようです。
 ええと、文化放送ライオンズナイターのアナウンサーも小さな声で「藤田太陽火だるまです」とか言ってるし。

 っっとお、明日は小石×美馬という、わたくし的には好カードなんですけど、明日はどうなるのでしょう?

 あ、やっとダルシム土屋登場!
 もう、いいから5失点くらいしてやれ(笑)


5月1日(火)

 出勤。

 電車空いてました。
 あ、でも帰りに田園都市線で人身事故があったので「律儀な5月病か?」って思ったりした。
 そーいや、メーデーだったっけ?最近、メーデー全然流行らないよね。

 さて、今日はシンデレラな心境で「お城(西武ドーム)のパーティに行きたいなあ」と嘆いておりました。
 牧田×辛島という、私の王子様対決なのに(笑)

 いやー、しかし、楽天は地味にマー君が離脱しておりますが、おかげで美馬とか辛島が出てくるので楽しいわ。マー君ゆっくり休養してくれたまえ。(私はマー君ファンではないので。ただ、私をプロ野球ファンに戻したのはマー君がきっかけでしたが)

 そういや、今朝はダルがまた勝ちましたね。
 順調で何よりです。つーか、投手の場合は好投するとチームも勝つ場合が多いというか「ダル4勝目!」ってことなんだが、イチローの場合には「イチロー3安打!」ってなっていても、実はチームは負けていたりするから「はあ?」って思うことも特にマリナーズの場合は多いのだが、そういうズレは少ないようです。

 つーか、マスオさんが昼休みに「お、ダルビッシュも勝ったけど、黒田も勝ちましたね」と言っていたが、おめーは黒田なんて知らないだろう(笑)
 私だってよく知らないんだから(笑)

 さて、帰宅途中に人身事故で電車が停まっていたので、少し帰宅時間が遅くなったが、「辛島きゅん頑張ってるかしら?」と速報をチェックすると、おおおお、6回まで1安打で無四球無失点?
 中継が観られないので、久しぶりに文化放送を聞きつつ、2ちゃんの実況板をチェックすると「なにこの、からしマー君?」と「わしせん」は盛り上がっていました。

 どーしよー、このままプロ初先発(中継ぎでは一軍経験有り)、初完封なんてことになったら・・・・今日、西武ドームに行かなかったことを激しく後悔しそうだ・・・・・と思っていたら、7回に四球連発して降板しちゃいました。
 まだ勝投手の権利は持ってるけど、中継ぎの先輩達が頑張れるかしら?

 えっと、あと気になるのが、横浜ヤクルト戦で、横浜スタジアムでやっているので、今日の宮本の安打数によっては、明日あたりに2000安打になりそうなのて、仕事帰りに横浜スタジアムに行っちゃおうかしら?でも、明日は雨なんだっけ?

 まあ、稲葉の2000本安打達成はニコ生タイムシフトで観ましたが、そそくさと花束贈呈する程度で、別に大したセレモニーするわけでもないけど、宮本の偉業達成の瞬間を生観戦しておくと、近いうちに必ずあるであろう、「宮本引退試合」が5倍くらい楽しめる(神宮球場で思う存分号泣できる)のではないかと・・・・・我ながら、趣味となると緻密な計算(?)しちゃうものである。

 仕事でも、けっこう緻密にやってるつもりですけどね。
 今日も某役員が出張先から電話してきて「あそこ、入金してきた?」って聞いてきたけど、あそこは入金無理だと思っていたので全くノーマークだった。「入ってませんけど?」って返事していたら、その不良債権先から「この件に関して、代理人を努めさせていただきます」と何故か弁護士さんからファックスが送られてきた。

 いや、そんなに厳しく取り立てていたわけでもないと思うのだが?
 ただ、半年以上「必ずお支払いしますから」と先送りの返済計画が来ていたので、うちの部長が「なんなのこれ?」と言うので「小さい会社だと、ほんと100万円が払えなかったりするんですよ」としか言いようがなかった。
 そもそも、最初がたったの400万円くらいの話なのである。
 私は「ここに、これを負担させるのですか?」と言ったのだが、「絶対に払うって言うから」と役員氏が言うので、実はこっそり売上から削除していたのだ。払われてから、売上計上すりゃいいと思ってさ。

 案の定、焦げ付いたけど、それでも、今まで150万円くらい払ってもらったので、もういいだろう。

 私も貧乏会社で働いた経験あるから、そういう会社の経営者は見栄とプライドだけで仕事しているので、平気で「これはうちで持ちます」と言うが、そんな資金は無いので、経理担当者には「いいんだ、気にしなくていい。だって、向こうは別に金に困ってないんだぜ?」とか言いやがるのだ。

 それで、相手が「約束していた入金が無いのですが?」と確認してくると「ああ、もう、面倒な会社だなあ」とか言いやがる。

 だったら、最初から無理な支払いを受けなければいいと思うのだが、そういう交渉をするのはカッコ悪いので、安請け合いしてこじらせるのだ。

 あの事業は最初から「前勤めていたいい加減な会社の匂いがする」と私は超警戒していたし、上司には「私、あっち側にいたこともあるので、ヤな予感しかしない」と言っていたのだが、ああいうのって経験しないと、っていうか痛い目に遭わないとわからないんですよね。私はあの会社で迷惑かける側にいたので、「カッコだけつけて、美味しい話ばかり持ってきて、平気で約束を破るどころか、相手が呑気だと、とことん金をむしろうとする」ってのわかっていたので・・・・

 でも、ああいうのに引っかかるのは、やっぱしちょっと弱い人で、可哀想だったけど「儲け話に色気出した人」がうっかり金出してしまって、私にガーガー電話かけてきてましたが、私にはどうすることもできず・・・・でも、個人の貯金崩したようなので「これはちょっと・・・」と経営者に言ったのですが「あの人は、ちゃんとわかって金出したんだから、自業自得だよ。ミヤノちゃんのお色気でなんとかしておいて、あの年で独身だから」っておい・・・・・・

 ほんと蛇の道は蛇っていうのか、ああ、やなこと思い出しちゃったけど、あの会社は完全に運転資金が足りないというか、社員の給料を払う資金もなかったので、私が「どうしましょう?」と相談したら、しばらくして「ミヤノさんが、そう言うからなんとかしてきた」

 関係の深い先から、なぜか月額100万円のコンサルタント料が支払われるという。
 それは助かるが、その見返りはやっぱしあった。
 そこの社長の妻を社員にして給料払えってwwwww

 その社長、大手が出資した企業の雇われ社長だったのだが、愛人がいるとの噂で、その愛人は関連企業の女性社長だったらしい。
 それがホントなのかどうか知るよしもなかったが、その提案を聞いた時「ほんとなのかも」とうんざり。

 自分が任されている会社から、うちの会社に月額費用を払って、妻をそこの正社員にして慰謝料替りにしようとしたのかね?で、それで「社会保険に入れ」と指令されて、あたふたと社会保険加入手続きしたのだが、金なかったので、私は一度も社会保険料を支払えなかった。

 さらに、そこの会社から入るはずの100万円が入金されず、社長に電話すると「あそこの経理担当者に確認しろ!」って私が電話すると、そこの経理担当者の暗い感じの兄さんは「え?あれって、そんなに急いでるんですか?」
 「ええ、あてにしていたんですけど」と言うと「でも、今は監査が厳しくて・・・」

 大手出資のITベンチャー企業であったが、ちっとも業績が好転しなかったので、大手銀行の合併で弾き出された「元メガバンクの名古屋支店長」という物悲しい経歴のおっさんが経理のお目付け役として配置されていたのだ。

 若い社員の中で、そのおっさんは、遠巻きに煙たがられて、ほんと気の毒な感じだった。ちょうど、自分の父親と同じくらいのオジサンだったので「自分の父親がこんな仕事してたら、泣いちゃうな」って思っていたのである。

 そんで、また社長に「あそこの経理担当者に確認したら、すぐには無理だって言われましたけど?」と電話したら、「あのG君は、ミヤノちゃんが猫撫で声でお願いすれば、なんとかなるって!」と言われた・・・・・・

 あん時の社長にはインチキながらもそれなりにカリスマ性があったらしく、あの時は経理担当者のG君が「なんとか振込しましたけど、今回限りで次回は無理です」と言っていたっけ。

 私は、「もう、この会社というか、このインチキ社長の下で働くの無理」と、なんとか脱出できたけど、それまで「金を毟り取られる側」の経験しかなかったが、「毟り取る方」の様子が観察できたのはいい経験でした。
 でも、その経験を今の会社の上司に伝えるのが難しくて・・・・
 そもそも資金難になったことのない会社なので、「100万円が払えない会社」っていうのが理解できないようです。

 おい、今日は宮本3安打ですってよ。やっぱし、明日は・・・・

 楽天の方は、9回で1点差に詰め寄られて・・・・うおおお?実家に電話していた間に、牽制死でゲームセット?

 なんかわけわからんが、辛島きゅんヒロイン!
 声低い?愛想ない?喋りが関西系だが、ヘタ?

 わしせん的には「初々しくてかわゆい」ということになっていたようです。

 まー、なんだかよーわからんが、とにかく勝ってよかったね。

 明日は乾いた菓子先発だーーーーーっ!もう、なんだか超うれしい。ですから、マー君はしばらくゆっくりリハビリに励んでください。



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