可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

4月13日(金)

 朝のニュースショーのトップはやっぱし「祇園の大惨事」だったのだが、その途中でいきなり北朝鮮のミサイル緊急報道が割り込んできやがりました(笑)

 しかし、どうやら発射直後に海に落ちたようで・・・・

 あんだけ大騒ぎだったのに、この結末って、野球で翻訳すれば、「ダルビッシュがデビュー戦で、2球投げただけで交代して、そのまま故障者リスト入りって、ええええええ?」みたいなもんでしょう。

 そもそも政府やテレビが「冷静な対応を」と呼びかけるまでもなく、世間はけっこう無関心で、それを疑問視する人と「マスコミが騒ぎすぎだろ?」って言う人と、「あまり騒ぎすぎるのも北朝鮮の思うツボではないか?」って勝手に自省する自作自演っぽいマスコミとか織り成す微妙な空気が、まるで不条理劇のようでした。

 まさかの大暴投が期待されていたのに、これは、私が目撃したことのある一場のボークみたいに、手からボールが離れず、マウンドの周辺をボールが転々と・・・・っていう・・・・・

 いったい、なんだったんだ感が漲りますが、しかし、よく考えると、こっちの結果の方が怖いですよね。
 前回は東北上空を予定通りに通過したらしい北朝鮮のミサイルですが、もし、次回、また日本列島通過コースなんて目指された日には、今度こそホントのスクランブル態勢でしょう。

 北朝鮮の報道でも失敗を認めたようだし、なんだか計画的な失敗のように思えてきた(笑)

 アメリカが今回のミサイル発射を受けて、食糧支援凍結ってニュースもあったけど、野球に例えるなら「危険球退場」で、「当たった打者よりも、投げた投手のほうが痛い」みたいだと言えなくもないし。

 まあ、別に北朝鮮擁護するつもりもないし、そもそもよく知らないんだけど、よく「北朝鮮っていったい何を考えてるのでしょう?」とか言われるけど、北朝鮮レベルの不思議ちゃんって私の周囲にもけっこうあるので(つーか、私はねずみーらんどが北朝鮮みたいで怖いのである)、そっちのほうがよっぽど不思議だったりするわけで、きっと北朝鮮にみんなが熱視線なのは潜在的に親近感持ってるからなんじゃないのかなー、なんて思ったりするわけで・・・

 おや、マー君やっと勝ったのね。
 ハンカチ君相手だったので「ここで負けたら、かなりドツボだな」と心配していたが、よかったよかった。

4月12日(木)

 「北朝鮮はまだミサイル発射してないのかなあ?」って午後になってネットのニュースをチェックしていたら「祇園で物凄い交通事故?」

 ひょえー、自動車が突っ込んできて、5人が心停止って大事件である。

 しかも、事故現場は京都に数回しか行ったことのない私でも通ったことがあるはずの場所であった。秋葉原での大惨事を思い出したが、あれは事故じゃなくてテロみたいなもんだったが・・・・

 しかし、暴走自動車が子供の列に突っ込んでという事故はたまにあるけど、老人が多そうだとはいえ、大人数名が重体という事故って記憶にない。歩道に突っ込んでくるような事故って、たいがいスピードの出る郊外で起こるから「その時、たまたま歩道にいた運の悪かった人」が2人とか3人犠牲になったという事故はあったけど(数年前、横浜市で職場から帰る途中の看護師さんが3名亡くなったという事故があったと記憶している)、祇園みたいな有名観光地で、しかも真昼間だし、平日とはいえ観光客も多かっただろう。

 うちの職場でも、マスオさんが先週末に京都の桜を観に行っていたし(ここ数年の恒例行事。渋いね)、来週はK嬢が京都に行くと言っていたので、9人しかいない総務部から二人もこの時期の京都に行くってことは、この時期、京都に行く人はかなりいるだろうから「うちの親は大丈夫か?」って心配になった人も多かったでしょうね。

 事件を起こした自動車の運転手も亡くなったそうで「こりゃ、いろいろ大変だな」とは思っていたが、さっき夜のニュースを観ていたら、暴走していたのは不良なわけでもなく、仕事中のサラリーマンだったらしい。そして、まだ詳細はわからないけど、なにやら持病があったようで、前にてんかんの発作起こして、子供が歩いている歩道に突っ込んだ暴走事故があったけど、あれと似たような状況だったのだろうか?

 明日になったら、またガラリと事件の様相が変わっているかもしれないけど(犠牲者のプロフィールを各社熱烈取材中だろうし)、この「北朝鮮のミサイルに超警戒」の最中に「有名繁華街の交差点を青信号で歩いていても全然油断できないのだな」とミサイルよりも自動車の方がよっぽど怖いよ的な情報操作というか「北朝鮮のミサイルに当たる確率よりも、自動車事故のほうがずっともっと高確率」という「本当のこと」をなんだか猛アピールされたようで、なんだか複雑な気分である。

 北朝鮮のミサイルもねえ?
 なんだかねえ?

 思い起こせば、あれは何年前だっけ、東北上空を北朝鮮のミサイルが通過するって日に、私と友人は飛行機で札幌に行く予定だったので「ミサイル発射の影響は大丈夫か?」って心配していたっけ。だって、千歳空港からそのまま札幌ドームに野球観に行く予定だったので、予定どおりでも試合開始から1時間後の2時に球場到着予定だったので、ミサイルの影響でダイヤが乱れたら(?)試合に間に合わないじゃん(笑)って。

 私は陰謀論者ではないけど、嬉々として配備されてる迎撃ミサイル設備を観ると「朝鮮総連だけじゃなくて、なんか他のルートからも北朝鮮に資金流れてない?」って思っちゃうなあ。

 北朝鮮がたまに、ああやってミサイル発射することによって、どんだけの国防予算が?ってソロバン弾いちゃう。

 Jアラートがちゃんと機能しなかったというのも大きなニュースになってたけど、そういうのも含め「なんだか、いい訓練させていただいてるような?」って思うのは私だけ?

 おや、京都のニュースで続報が出て、暴走自動車の運転手はやっぱし「てんかん」で、医者は自動車の運転を禁じていたと記者会見していたらしい。うーむ、やっぱし、なんだかややこしい事件になってしまったようだ。

 確信犯である北朝鮮のミサイル発射は、フツーに行けば、日本になーんの被害も与えず、PAC3の無駄遣いで終わるだろうけど、悪意無き、暴走自動車の死傷者は何人?

 なんか、ややこしいから、シンプルに「いい話」でも。

 昨日はテンパリまくっていた部長だったが、ほんとは昨日行くはずだった予定をずらして(自分でもテンパってたのを自覚していたらしい)、今日はたっぷりと時間をとって、某所へ出かけていた。

 ミッション名「おじいちゃんのお世話」

 これは部長の凄いところだと思うのだが、部長は数名のおじいちゃんのお世話をしているのだ。
 話すと長くなるけど、うちの会社では10数年前から「ITサポート」に力を入れていて、親会社と関わりの深かった企業・・・・というか非営利団体向けにそういう仕事を売り込んでいた。まあ、サーバの管理とか、ウェブ展開とか、職員個々のPCとか。

 そういうのって、大企業とも競合したりするので、入札で負けることも多かったが、親会社と親交の深い団体さんだと、その絡みでうちを使ってくれるところもけっこうあったようだ。

 そういう所と20年近いお付き合いになると、得意先のオフィスのIT環境のお世話をしている合間に、そこのトップの「うちの自宅のもやってよ」っていう依頼にも応えることも多かったらしく、当時、そういう部署にいたTK部長は「お得意様のトップの自宅マシン」の手配もこまめにやっていたらしい。

 そして、そういうトップが高齢のため退職しても、「TKさんがセッティングしてくれたパソコンが壊れたんだけど、どうしたらいいのか?」という相談に個人的に対応していたのである。

 それは総務部に異動してからも続いていて、今や部長がお世話しているおじいちゃん達は、元のポストにほとんど影響も無いので、ほとんどボランティア仕事なのだが、老人に優しい部長は空いた時間におじいちゃんたちを訪問しているのである。

 最近、頻繁に訪ねているのはFさんという人の所で、以前は一軒家に一人暮らしだったようだが、最近、有料老人ホームに移ったので「パソコンを新しくしたい」というご依頼があり、パソコン仕入れて、設定しに行っていた。もちろん多少の手間賃は頂きますが(会社の正当な売上として)、部長の人件費考えると利益ってほどでは・・・・

 自分の老母と同居している部長としては、「なんで同居してくれるお子さんがいないのだろう?」って理解不能のようですが、イマドキ、同居して介護してくれる子供の方が都市部では珍しいと思いますけどね。
 ただ、けっこう豪華な有料老人ホームのようで、それには興味津々のようだし、半日くらいおじいちゃんの相手しているとそれなりにストレス溜まるのか、戻ってきてから「ああだった、こうだった」と報告が止まらなくなるので、それをじっくり聞いてあげるのが私の努めみたいなことになっている。

 今日も私の帰りがけに戻ってきて「ああ、なんか肉体労働で疲れた」と言うので「あれ?だって、今回は部品をどうちゃらするだけだったのでは?」と突っ込むと、なんかぐじゃぐじゃ言っていて分かりにくかったが、一戸建てから老人ホームの狭い個室に移ったおじいちゃんの部屋は荷物で溢れかえっているため、ちょっと何かやるのも、荷物移動させたり、狭いところに体押しこんで作業しないといけないため、けっこう疲れたようだ。

 そして、おじいちゃんの持病の治療が上手くいってる話とか、そのホームでパソコン持ってるのなんてその人だけらしいし、職員にも詳しい人がいないので、入居者たちは、なんか調べ物があると、おじいちゃんのところに聞きにくるらしく、けっこう人気者らしいという話や、写真が趣味でデジカメで撮った写真の整理を手伝おうとしたけど、膨大なデータ量でとてもじゃないけど・・・って話とか、野草を育てるのが趣味なので、ベランダが凄いことになっているとか・・・・・

 私はまるで、うちのママンの「介護談話」を延々と聞いてるような心地でした。ほんと、部長ったら女性脳すぎます(笑)

 で、長くなりましたが「いい話」とは、その老人ホームの狭い個室には、そのおじいちゃんの亡き妻の遺骨が未だに置かれているらしい。
 親類が寺関係の部長としては、そのご遺骨を拝見するたびに「お経あげたくなる(笑)」らしい。

 なので部長が「納骨なさならいのですか?」って聞いてみたら「オレが死んだら、一緒に納骨してもらうんだ」って仰ったそうです。

 うるうるうるうる・・・・・愛ねえぇええええ?

 偕老同穴ってそういう意味でしたわよね?

 3秒間くらい、「ああ、やっぱ結婚してみたい」って思った。

 ・・・・が、私は骨なんてさっさと始末しちゃいそうである。
 今んとこ、祖父母の葬儀で遺骨を眺めても「ほー、骨だ、骨だ、へー」という解剖学的な好奇心しか抱けなかった。なんで、あれを大事に納骨しておかないといけないのか、心情的には全然わからないのであった。
 まだ、形見の高級時計とかのほうが大事にしそう。(そういう遺品を頂いたことないのでわかりませんが)

 前に実家の仏壇の前で、妹が「こういう位牌とか、いったいどうすりゃいいの?うっかり相続しちゃったら?」とボヤいていて、それは「私はこーゆーのを貰うの嫌ですからね」というアピールのようだったが、信仰心篤くない母も「そーよねー?」と生返事していたのだが、そしたら私が「あー、悪いけど、もし私が引き継いだら、普通にゴミに出しちゃうと思う」ってホントーのこと言ったら、さすがの母と妹も「ええええ?」とドン引きしてました。

 妹は「せ、せめてお焚き上げとか・・・・」って言っていたけど、私、位牌になんの記号論的意味を感じませんので、まあ、確かにせめてお焚き上げとは思いますが「どこで焼いていいのかわからんので、えーい、面倒くさい。夢の島で焼いても一緒だろう!」ってことになるかもしれません。

 とはいいつつ、以前の職場で頂いてしまった破魔矢を捨てるに捨てられず(ゴミ捨て場で目立ちそうだから)邪魔にもならないので、もう10数年も部屋の片隅で放置していますので、やっぱりなかなかゴミには出せないものなのかも。


4月11日(水)

 春の陽気でぼへらーっとしてて、また日記サボってました。

 日曜日に神宮球場で「六大学と社会人交流戦」なんてゆー、超マニアックな試合観てしまいまして、それもしっかり2試合観戦しちゃったものですから「あたし、どんだけ?」と疲れ切ってしまい、そこから立ち直ったと思ったら、ダル初登板とかで、さ。

 社会人交流戦は、大変面白うございました。

 つーか、社会人野球について全然知らなかったので、漠然と「JR東日本とセガサミーですか」って眺めていたんだけど、両チームとも社会人野球では強豪らしいし、出身大学も確かに大学野球の名門校ばかりだし、選手の年齢も若いので「ほお、年齢的には大学院生くらいの、大学野球のお兄さんて感じなんだ」

 いい選手いっぱいいました。高校大学ではプロには指名されなかったけど、まだまだこれからって感じでした。
 機会があれば、また社会人チームの試合を観に行ってみたいと思いました。

 って、どんどん深みにハマってるような気がするが(笑)

 さて、一般的にも話題になったダルのメジャー初登板でしたが、試合開始が朝の9時で、私が出勤して10時前にパソコンで試合経過をチェックしたら・・・・・あああ、初回に炎上しちょるじゃないか!

 去年の日本での開幕戦でも、気合が空回りして大量失点していたので、予想はしていたのだが・・・・

 しかし、去年までと違うのは、味方の大量援護(笑)
 いやあ、なんか「斎藤君が渡米のはなむけに『持ってる』属性をくれたんかな?」ってくらいの「持ってる初白星」を飾りました。

 うーん、今後どう調整していかわからんが、デビュー戦としては結果的によかったのかもね。
 だって、鳴り物入りのダルが、初戦からビシっとやっちゃったら可愛くないじゃん?
 中盤はさすがに立て直したので、「実力」の片鱗は見せたので、「やっぱ初登板はちょっと緊張しちゃいました」くらいで丁度よかったのかもしれない。

 それよりも、イチローがダルにメジャーの洗礼だとか、ムネリンがスタメンだとかは話題になっているが、私の岩隈さんはどこ?

 さて、仕事は適度に暇なんですが、部長が「季節の替わり目の体調不良」に加えて、叔父会社の役員氏に変に気に入られてしまい、ネチネチいじめられているので、その八つ当たりされるのに苦笑しつつも、春の陽気の中、のんきに部長にツッコミ入れております。

 その叔父会社役員氏は、元銀行員らしく、まあ中小企業にありがちなことだが、経営コンサルタント的な役割を求めて、そういう人を迎え入れるのはいいんだけど、そういう人が銀行員スキルを発揮して「自己資本率がどうのこうの」とかいう分析したって、それが経営に与える影響は星占い程度のことである。

 で、叔父会社だって、経理職員が数名の中小企業であるし、うちと同じようなもんなので、実務やってる社員達は、「元銀行員の立場から、会社の状況を分析するだけが仕事」の上司をテキトーにあしらってるらしいという話は、風の噂で耳にしていた。

 親会社の経理の先輩であり、私個人としては野球ファンの大先輩である横浜ファンのN嬢も「ああ、Iさん?あの人なんか嫌味ったらしいのよねー」と言っていた。

 叔父会社経理担当役員であるI氏が、うちからすれば親会社経理部長F氏に電話をかけてきたのだが、親会社はサービス業としての業態から、経理も「10時出勤」なのだが、ある時、I氏は9時半ごろ電話してきて、「Fはまだ出勤してませんので」と言うと「へえー、横浜では銀行は10時にならないと開かないんだね」と言ったとか。

 一昔前はね、そりゃ、会社の営業形態がどうであれ、お金に関わる経理は銀行が開く9時出社が普通って時代もありましたけど、営業時間を銀行に合わせる時代なんて、もう30年前くらいの話ですわよ。

 今の若者に「銀行が開いてる時間に経理責任者がいないのか?」っていう嫌味は通用しないと思うが、私より少し年上のN嬢はその嫌味の意味がわかったので「あいつ、嫌なやつー」って言っていた。

 とにかく、そういう嫌味な人みたいで、今日もうちの部長に「自分が頼んでもすぐ出してくれなかったのに(うちの財務諸表を)、うちの社長から言ってもらったらすぐ出してくれたんだね。そういうの、何て言うのか知ってる?ワニの目って言うんだよ。ワニの目って上しか見てないだろ?」と言いやがったらしく、春先の陽気に翻弄されて、情緒不安定だった部長が「ワニのめーーーーーーーーーーっ!」って盛大にぶち切れてました。

 総務部としては、私が率先して「部長は、春の情緒不安定もあるが、叔父会社の意地悪な役員にイジめられてるので、そうとうテンパってます」と部長がいない間に啓蒙しておいたので、おかげでみんな部長の気分の乱高下を生温かい目で見守れたのだと思います。

 他にも部長は、この春の体調不良の中、数々の「へえ?」っていう迷走してくれたのですが、春の陽気で別に体調は変動せず、ただ、ぼへらーっとしている私には「なんで、この春の陽気の中でこんなに機嫌悪いの、この人?」としか思えず、文章化するのが面倒なので書きませんが、みんな、もっと、春をボヘラーってのんきに過ごそうよ。

 横浜ファンのN先輩は「連敗でもう・・・・また定位置よ」と嘆いていましたが、今頃やっと定位置につけたのは、巨人の歴史的貧打のおかげだろうし、楽天が最下位じゃないのも、西武のおかげさまってだけだし・・・・

 私は開幕ローテを一巡して、先発投手の調子見極めるのに必死で、それどころじゃないのです。

 
4月7日(土)

 寒いですね、花冷えですね。お花見も寒くて大変でしょう。

 昨日の夜も寒かったけど、一昨日が暖かったせいか薄着の人も多かったけど、今日は昨日の寒さで懲りたのか、街を歩いていても冬物コート姿に戻った人が多かった。

 さて、昨日のマエケンのノーノー達成ですが、あの寒い中で観戦していた横浜ファンの皆様はさらに寒かったでしょうねえ?
 そんで、今日も打撃的にはお寒い試合だったので「『熱いぜ!』はどこに行った?」って感じでしょう。

 ノーノー達成は、5年ぶりくらいらしいが、私もテレビで観たのすら初めてだと思う。
 あれって、現地観戦しちゃうと、どんな感じなのかしらね?
 数年に一度しか無いことなので、私が偶然現地観戦する確率は恐ろしく低いけど、観てみたいような、あんま観たくないような・・・

 テレビ観戦だと、投手の表情がアップになるので、心理小説っぽい楽しみ方ができるけど、現地だと表情まではわからないからなあ。でも、全体的な雰囲気とか(緊張しまくる守備陣とか)、場内のザワザワ感が楽しめるのかなあ?7回あたりで「おい、まだノーヒットだぞ?」とザワつき出し、「おい、8回まで来ちゃったぞ?」と困惑し、9回になったら「歴史の目撃者になれる?」と期待と緊張でそれなりに盛り上がりそうである。

 でも、やっぱ、私は投手マニアであるけど、走塁マニアでもあるし、大好きなのは「牽制」だったりするので、野球の醍醐味はランナーが出てからだと思っているので、ノーヒット試合ってつまらなそうに思えるんだけどなあ。

 と、いいつつも、もし昨日、横浜スタジアムにいたら、「マエケンのノーノー生で観ちゃった」と一生自慢しますけどね(笑)

 話は変わるが、朝のテレビで「コンビニのおにぎり」を特集していた。
 へえー、ほとんどの大手コンビニって、週ごとに「新作おにぎり」を発表してるんだ。

 私も時々コンビニおにぎりを買うけど、あんま新作に手を出さないなあ。
 たいてい、鮭とか梅とか定番を買ってしまう。

 ほんと、自分でもびっくりするくらい「新作」に興味がないらしい。

 それよりもさ・・・・

 加速する中年太りは、ハードなお散歩でなんとか抑制しているけど、アラフィフのオバサンが何が辛いって、毎朝化粧する時に鏡見る時間です。

 はあ・・・・日に日に増加するシミと、たるみ・・・・

 凋落する日本経済を嘆くよりも、確実に嘆かわしい。

 朝の支度のBGMとして「日本新党のお家騒動が?」「まったく政局ばかりで、どうなんでしょう、日本の政治は?」って、テレビは無責任にガナっているけど、私のお肌がこんなんじゃ、日本の未来もWooWooWooって感じだよな、ってくらいヘコみます。

 この間、ネットのどこかで読んだ、どっかの大学の研究発表で「40代が一番底」っていうのがありました。
 40代半ばが、一番「幸福度」が落ちるらしい。そして、その後、V字回復するらしい。

 私は別にちゃんとデータとってるわけではないですが、「あー、そうでしょうね」と思いました。

 30代後半くらいからですかねえ?
 なんか、離陸間際の飛行機みたいに、時々ガクって低下するんですよね。
 そんで、その気圧の変化に慣れるのに凄く時間がかかるのだ。

 この時期に鬱病になる人が多いのも頷ける。私も何度か「あれ?なんか、人生がなーんも面白くないんですけど?」って気分に陥った。

 ただ、私はたまたま遺伝的に脳天気らしく(引きこもりで文句ばかり言っていたが、なんだか飄々と長寿を全うした祖母似)、一時的に凄くヘコんでも、すぐそれに慣れることが出来たが、それでも、時折一気に押し寄せる容貌の衰えや記憶力の衰えなどの「仕事の能力の低下」にはかなりヘコみます。

 まあ、ただ、何度かこれを経験しているので「今度もきっと慣れるんだろう」と信じているし、同世代の部長が「指の関節が痛い、背骨が痛い」とか季節の変わり目の体調不良をまくしてたてるのも「ぷすっ、老化現象ですよ」と笑い飛ばしてあげないといけないし。

 下り坂をヨロヨロと歩いているのは、自分だけではないし、ビョーキの友人Mみたいに、下り坂で盛大にコケた人もいましたが、多くの友人知人は「あれ?なんか30代の頃と全然違う自分」に戸惑いながらも、老いていく自分としっかり向きあっているだと思います。まだ、ちょっと諦め悪いけどね。

●「都市と都市」チャイナ・ミエヴィル

 ええ、プロ野球開幕で忙しかったもありましたが、この本読んでいたので、頭の中がいっぱいいっぱいでした。

 読む前は「パラレルワールドもの?」って思っていたのですが、全然そーじゃなくて・・・
 チャイナ・ミエヴィルの短篇集「ジェイクを探して」も読んでいたのですが、ちょっとパラノイア色が強くて、丁度「もしかして統合失調症なの?」って友人とやりとりしてた時期だったので、「このテイスト、身に染みる」と楽しめなかったのですが、この「都市と都市」はきっぱりと「ハードボイルド探偵小説風」をやっているので、素直に楽しめました。

 つーか、ミステリー小説としては「結局、犯人がなんで・・・っていうあたりがよくわからない」という、すっきり爽やかミステリー小説ではなかったのですが、ああ、でもミステリー小説の名作って、そういうものかもしれないのかも。

 で、SFって謳われているのですから、異次元パラレルワールドだと思いきや、すっごい力技の「二重都市」が描かれていたのでした。
 イメージしやすいのが、かつて飛び地だった西ベルリンですが、この小説で描かれる2つの国家には、なんと国境の壁が無いのです。
 2つの国家が共有する道では、両国の住民がすれ違うらしいのですが、互いに相手を観ないことで国境を維持してるらしい。

 なんじゃそりゃ?
 と、思いますが、たとえば、今の東京で生きていても、ホームレスを観て見ぬふりしますので、ホームレス社会は存在しているけど、無いことになってる、ってことを考えると、この小説の設定もそれほどぶっ飛んだものではないのかも。


4月6日(金)

 楽天の先発ローテのチェックに忙しくて、また日記サボっていた。

 しかし、今週は全国的に荒れた天気でしたが、仙台はなんとか試合していたけど、しかし、相当な悪条件でした。
 そんな中、完封勝利した塩見は故障さえなければ、今年も二桁勝てそうです。

 そして戸村が危ないところでしたが、やっとプロ初勝利でした。うーん、でも5回までしか投げてないし、どうでしょうね?

 オープン戦の時、ひたむきにランニングしていた上園が6枚目として登場したけど、立ち上がりにヒット打たれて、それでちょっと浮ついたのかボークで進塁されて、失点したのだが、その後の回は抑えていたけど、解説の杉山賢人が早くから「この左足が早く突っ張る投げ方だと中盤から球威が落ちる」と言っていたけど、ほんとその通りになって4回途中で降板した。

 元・楽天投手コーチだった杉山賢人の解説はわかりやすくて面白い。
 話し方も上品で、クレバーな感じだし。
 ただし「打者(野手)のことには詳しくないんですが・・・」と本人も時折言うように、投手マニアには、いい解説者だけど、そうじゃない人には物足りないかもしれない。

 あ、でも、一昨日の試合では盗塁が物凄く多かったのだが、それについて「ふと、思いついたのですが、もしかしてあの強い風が1塁から2塁方向に吹いて、ランナーにとって追い風になっていたとしたら、そういうのって影響するんですかね?」って言っていて、それって、あるのかもしれないなあ、と感心した。それに、捕手の2塁送球が風の影響受けるのも計算できたとすれば(そういう風向きだったら)、かなりありうる話である。

 前に当時ロッテの西岡が、マリンの風の流れを読んで、うまい走塁していたってことがスポーツニュースで取り上げられたこともあったし。

 というわけで、楽天先発陣は「マー君大丈夫か?無理すんなの?」以下、塩見以外は「大量援護もらえば勝てるかもしれませんね」って惨状のようです。2軍で永井が着々と調子を上げているようなので、それだけが数少ない希望でしょう。

 以上が前振りでして・・・・

 今週の私の野球人生的(?)ハイライトは、昨日お休みだったので(土曜日出勤だから)今年初の西武第二球場でした。

 けっこう風が強かったけど、先日の爆弾低気圧に比べたら、ただの春風でしたよ(笑)

 なんだか春先早々、2軍の試合にガッツいていますが、これも野球道を極める中(?)で学習したことで、「5月から9月の二軍の屋外デーゲームは暑くて無理」とやっとわかってきたのです。

 しかし、昨日も風がやむと、ジーンズの膝がジリジリ感じるくらい暑かったです。すでに、このくらいで限界だ。

 で、わざわざ2軍の「西武×横浜」を観に行ったのは、「今年は最低一度は横浜2軍の試合観に行く」と決めていたからでした。
 何が目的だったかというと「リアル大ちゃん」

 「大ちゃん」でググると、荒木大輔でもなく、松坂大輔でもなく、山下大輔の「大ちゃん」というか、2ちゃんでスピンオフしまくったAA「大ちゃん」がトップにあがってきます。

 野球に関係の無いスレでも使われているらしい。

 私は山下大輔の現役時代を憶えているわけでもないけど、当時は毎日フツーに巨人戦がテレビ中継されていた時代だったので、きっとテレビではよく観ていたはずであるし、名内野手として鳴らした選手ということは知っていたけど、彼がベイスターズの監督だった当時は野球に興味がなかったし、楽天のコーチやGMを務めた時のことも知らない。

 その大ちゃんが、久々に日本球界に復帰して(しばらくアメリカのマイナーのコーチしてた)、横浜2軍の監督に就任したので「わーい、リアル大ちゃん見に行くべ」と張り切っていたのである。

 球場に着くと、さっそくネット裏で関係者と挨拶している大ちゃん発見!
 晴天のため、その「怪我なく=毛が無く」な、まんまるの頭に日光が反射してキラキラと輝いているのを間近で観られて超感激した。

 若かりし頃の大ちゃんの映像を観ると、ほんと、プリンスだったのよねー
 あの時代の人としては、かなり裕福な家庭の出身で、しかも慶應ボーイ。

 今も関係者や知人と挨拶する物腰は柔らかく上品であったが、時折、眼光鋭く勝負師な表情を見せていた。やーだ、リアル大ちゃんったら、その表情怖いwwwww

 よーし、大ちゃんはシュウマイをくれなかったけど、今年の目標の一つをクリアできて大満足であった。

 さーて、試合始まったので、ついでに試合でも見るかって気分だったのだが、私のルーティンである「ボールボーイ係チェック」に入ると、なんと、前川恭兵君がいました。

 かつて、強面の石井投手コーチに「飴ちゃん」を提供していた前川君でした。ああ、石井コーチ、今年から1軍に行っちゃったんだよね。

 ええと、日記の途中ですが、マエケンがあっさりとノーノーやっちゃいました(笑)
 やっぱしハンカチ世代のリーダーはマエケンなんですね。

 話を昨日に戻すと「わーい、また前川君だ」と喜んでいたのですが、ボールボーイ係は2名いますので、もう一人は誰かなあ、と目を凝らすと・・・・・・おい!雄星!そっか、こっちだったか!(笑)

 まあね、浦和ロッテもね、故障で二軍落ちしてた唐川くんがボールボーイやってたのも観ましたし、あれって非番の投手で、年少者の仕事らしいので、しょーがないんでしょうけど、去年や一昨年は「おお?雄星がいるぞ?」と周囲の客達がざわざわしていたんだけど、もはや、西武第二球場に集まる客たちも「雄星がボールボーイ」に慣れっこになってるあたりが、やや切ない。

 先発は「大石より先に1軍で勝つかもなあ」っていう小石でしたが、その大石も非番で、ネット裏の記録係(ビデオ撮ったり、簡易スコア書いたりするらしい)でした。

 西武の方は、故障明けの片岡もいたし、熊代がいたのは「手伝い?」(1軍選手が、1軍の試合の無い時やデイゲームに練習に来る)と思いましたが、なんと抹消されてました。

 そして、横浜の方も、そっか、吉村がいるんだwwwwwwwwww

 吉村、全然打撃はダメだったけど、終盤の守備で、途中から出てきたルーキーのセンターの子に丁寧に守備位置指示してました。でも、その指示もちょっといい加減な感じしたんだけどwwwww

 そして、横浜のボールボーイ係は元横浜高校の「外人さん?」だった乙坂君で、アメリカ人ハーフなんだけど、以外と小柄に見えたが、182センチあるのか。
 顔が「外人」なので、視覚的に騙されたのかも。

 お当番なので、ネット裏を頻繁に往復してたから、埼玉にかけつけた横浜ファン達にサイン攻めにあってました。

 うーむ、かつて甲子園をわかせた選手が「ボールボーイ当番」対決って、ある意味贅沢ですね。

 さて、4時くらいに試合が終わったので「西武第二球場でデイゲーム観戦した場合のお散歩コース」を事前に練っていたので西所沢までのルートは地図でチェックしていたのだが、歩道が狭くてダメだった。

 あちがちなことだが、狭い街道沿いに「子供や老人の安全のため」ってことで、人一人がやっと通れるようなガードレールがあるだけで、歩行者なんてほとんどいなかったけど、たまに出会うと、徒歩同士だと体を横にしてすれ違えるが、自転車やベビーカーだと無理でした。

 道路の反対側にはガードレール作ってなくて「自転車はそっち通る」という住み分けができているらしい。

 東京の多摩地区などをお散歩していると、びっくりするくらい立派な歩道があったりするけど、千葉や埼玉だと、「ここをどうやって自転車で毎日走ってるのじゃ?」という道が多いよなあ。

 あのルートはもう歩かないだろう。

 それでも、まだ「万歩計の一日平均1万歩」はかろうじてキープできたので、この記録はいつまで続けられるだろうか?日曜日の天気次第?


4月2日(月)


 うーん、やっぱ4月1日には「何か気の利いた嘘の一つも書かないといけないのは?」と気負ってしまって日記が書けない、正直者の私であった。
 てゆーか、昨日のお散歩ターゲットは、「カネシゲタカシの移動サイン会」で渋谷まで散歩して、また徒歩で戻り、2時には野球テレビ観戦していて、楽天3連敗にがっかりしたけど、「ロッテ藤岡初勝利!」だったので「私は大学野球で投げる藤岡を見たことがある」という自己満足に浸り(あん時は、そんないい投手に見えなかったんだけどなあ?)、またなぜか笑顔で投げる藤岡君に「あら、イケメンじゃないけど可愛いわね」と好感を持ち、最終的には「そもそも初物も左も苦手な楽天ですから、これは当然の結果といえよう」となんだか納得しておりました。

 てゆーか、ソフトバンクの新垣が完封勝利のほうが凄くて!

 そーよ、ソフトバンクの18番って新垣だったのよね。
 なんか、このまま消えていくのかと思っていたら、まさかの復活劇であった。

 てゆーか、巨人戦では今年から巨人の18番を背負う杉内が投げてるし!

 野球ファンの中では有名だが、新垣は杉内の妻の妹と結婚したので、二人は「義兄弟」なのだ。
 カネシゲタカシの野球漫画でもネタにしていたが、15勝くらい普通の杉内に対して、義弟の新垣はずっと0勝だったので、新垣が杉内に「親戚の集まりとかで恥ずかしいから、あんま勝たないでくれる?」というネタは「ほんとにこんな会話してそーーーーっ!」って大爆笑したけど、しかし、巨人の18番とソフトバンクの18番を夫にしたその姉妹凄いっすね。(杉内妻は福岡地元の女子アナでしたし)

 そういや、芸能ニュースでは郷ひろみの再々婚が話題になってるが、お相手は元プロ野球選手のお嬢さんだそうで、私はその選手は全然知らないけど、今朝のトクだねで、元慶應の4番打者だった田中大貴アナが、「早稲田出身の方だったので、よく神宮にお嬢さんと一緒に観戦に来られていて、すごく美人だったので選手の間でも有名だったんです」と言っていました。

 プロ野球選手の息子で有名な人って意外と少ないと思うのだが、まあ、一茂は別格として、あとフジテレビアナウンサーになってる田淵の息子とか?他にパっと思い浮かばない。二世選手は角の息子とか定岡の息子が二軍にいるけど、なかなか一軍定着しない。ノムさんの息子のカツノリは1軍選手だったけど、イマイチな成績だったしな。

 しかし、プロ野球選手の娘さんは意外と活躍しているような気がする。最も有名なのは吹石一恵だろうか?
 あと、AKBにも一人いるし、少し前だとミス日本もいたし、去年まで横浜の監督を務めた尾花さんの娘もモデルさんだったし。

 なんか、他にもいたような気がするが思い出せない。

 まあ「成金の娘が美人なのは、妻が美人だから」ってよく言うが(バブルの頃の定説なので現在は知りません)、プロ野球選手も一種の成金なので、「えー?お父さんがアレなのに、娘がコレ?」ということが、時々起こるということなんでしょう。

 あ、そうだ、息子の活躍としては、なぜかサッカー界で「高木三兄弟」を生み出している高木豊がおりました。

●フジロックへの道

 手配をお任せしていてT嬢からメールが来て「宿もチケットも確保しました」とのこと。
 宿代3泊朝食付きで5万2千円っていうのも、「前もそうだった」と快く受け入れるしかない。前にも利用したことのあるバブリーなホテルで、でも朝食バイキングは超豪華だったので「朝イチに代金の元を少しでもとれるように朝ごはんをバクバク食べられる強靭な体力作り」と目指すしかありません。

 いいんです。
 岩隈さんがマリナーズ移籍で「えーと、これは、私はシアトルまで行かないといけないんだろうか?」って航空券代を調べまくりましたが、開幕ローテからは外れるし、オープン戦で巨人にふるぼっこだったし、私のシアトル行きは遠のいたので、その分、新潟で散財してやる!



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