可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

2月15日(水)

 ディレイニーの「ノヴァ」と「アイシュタイン交点」を読んだが、ちっとも面白くないんですが?

 再読必須の本のようですが、そもそも「表層的なストーリー」自体があんま面白くなくて・・・・まあ、でも気が向いたら再読するために、捨てないでおきましょう。

 読書話では、先日ちょっと面白いことがありまして、私は仁志(元巨人のあの人ね)が書いた「木内野球」の本を読んでいたのですが(仁志の母校である茨城の常総学院の名監督。甲子園マニアの中では伝説の人なんだろうけど、甲子園に人並み程度の興味しかない私は存じませんでした)、電車の中でふと顔を上げると、お向かいに座っていた中年女性は「甲子園への遺言」という本を読んでいたのであった。

 わー、なんか、まさかの甲子園繋がりだ、嬉しいけど、恥ずかしい(笑)

 でも、残念ながら私は本にカバーかけていたので、相手はその偶然に気が付かなったでしょうけど・・・・って「甲子園への遺言」という書名は聞いたことあるけど、誰が書いたんだっけ?と思って調べてみたら、そっか、NHKでドラマになった「フルスイング」の原作だったのね。
 ということは、あの本を読んでいた女性は、別に野球に興味なかったのかもしれないなあ。
 私は、あのドラマは観ていたけど、その当時はモデルになった元プロ野球選手が誰なのかさっぱり知らなかったし。

 さて、今日はやっと新規会社(って言っても、もう設立3年目だが)の伝票入力業務を一部そちらの事務アシスタントに引き継ぎというか、指導をしていたのだが、彼女には鬱病で長期休養した経歴もあるし、「すごく細かいところに拘る完璧主義者だが、その割に他の人が重要だと思うところでは雑だったりする」という、やっかいな性格であることは重々承知しておりましたが、まあ、そういう人に仕事教えると、なんかもう激しく警戒というか予防線張りまくりなのが面倒くさい。

 なんかわからないことでも「ごめん、私がちゃんと理解できる頭が無いのがいけないので、何度も同じような質問して・・・」とか言うのだが、「そりゃ、最初は誰でもわからないんだから気軽に聞いてよー」と言うのも面倒くさい。

 私の経験では、「自分がバカだから、すぐ理解できなくてすいません」って先に謝る人の多くは(もちろん全員ではない)、本当はそう思っていない。

 たぶん、そういう人たちは他人から「わかり切ったこと」を質問されるのが苦手なので、相手もそうだと思っているようだ。

 私の世界観では、先輩方は私に小難しい仕事を引き継ぐときには実に嬉しそうだったし(面倒な仕事から一つだけ解放されるから)、最初はザっとしか教えてくれないのは、教えるのが面倒なわけじゃなくて「これややこしいから、その都度聞いて」と最初から事細かに教えても、どーせその都度確認することになるだろうと思っているからであり、実際、その後、私だけでやってみても「あれ?ここはどうするんだっけ?」という時に質問すると、待ってましたとばかりに丁寧にそして嬉しそうに教えてくれたのである。

 だってさ、自分が渡した仕事で、後輩が覚えるのに苦労すればするほど「ほーら、私が大変だった仕事って、ほんと大変だったから」という絶好のアピールになるではないか?

 そんなもん、たった1時間くらいの説明で完全に覚えられるはずはないって、こっちは思っているのですよ。

 それこそ、ディレイニーの小説みたいに「一度さらりと読んだだけでわかるわけないっしょ?」ってことである。

 なので、私は堂々と「つまんねーんですけど?」って言ってしまうが、「私がバカで無教養だから、この世界が理解できなくてすいません」って態度の人とはウマが合わないのである。

 だいたい、気に食わないのは、彼女から私が仕事を引き継いだ時に「ミヤノさんだったら大丈夫ですよ。これってミヤノさんがやってる仕事の中でも一番簡単な部類かも」と言われて、ろくに説明もしないまま丸投げされたことがあるからだ。

 いや、最終的にはちゃんとできたけど、あんなもん、最初の操作だけでも簡単に教えてもらえればすぐにできたのに、なーんも教えてくれないから、私はマニュアルを頭から丁寧に読むしかなくて、後になって「これ、説明してもらえば10分で済んだのにな」とボヤいてしまいました。

 あのアンバランスさはなんなんだろうね?

 自分だって最初は戸惑ったはずなので、それを他人に引き継ぐときには、その時の苦労をふまえて「ざっと要点だけでも」って思わないのかね?

 それとも、本気で「自分はバカだから手間取ったけど、今はすっかり慣れて簡単な仕事だとわかったから、きっと頭のいいミヤノさんには説明するまでもないだろう」って思ったのかね?

 今は親交が途絶えているが、昔の友人が似たタイプで、「プライドは高いけど、自分に自信がない」というややこしい人で、彼女の愚痴を聞いていると「え?そんなこと全然気にすることないじゃん?」って私が言っても、向こうは絶対に納得しないから話は平行線だったが、仕事仲間だったらどうかわからんが「世界観の違う友人」としては、面白い人だった。

 前にも日記に書いたが、彼女は日本有数の大企業に派遣社員として働いており、その時に音楽の趣味繋がりで正社員のエリートさん達とも仲良くなり、よく彼女の部屋で鍋パーティーをしたり、一緒にクラブに行ったりしたので、私もそのエリートさんたちと仲良くなっていた。

 その中の一人が、その大企業でも「同期でトップで課長になった」という人で、私らは彼を「カチョー」と呼んでいたのだが、どうやらホントに幹部候補生らしく、その大企業が合併した時にも「持ち株会社」みたいな中枢に行ったらしい。今だと50歳くらいなのかな?順調に出世したかしら?

 経歴も勿論、旧帝大卒→大企業→出世頭なわけで、ほんと、エリートさんであったが、私としては別に仕事上の関係は無いので、「ほお、音楽知識が幅広いねえ」と「頭のいいインテリ・オタク」という認識でしかなかった。

 人間的にも凄く感じのいい人だったし、その人としても、共通の音楽の趣味の人にディープな音楽話できるのが嬉しくて仕方ないという感じだったしね。

 というわけで、テクノ系の友人達にも大人気のカチョーであったが、その部下というか派遣社員の友人は「Dさんて、ほんと頭のいい人で、なんかこっちが考えてること全部見透かされているような気がして、ちょっと怖いときもあるんだよね」と言っていた。

 見透かされてる?
 なにが?どこが?

 と、私は思った。

 だって、確かにカチョーは超頭がいいというか、記憶力が抜群で、私が「バウハウスが好きっていうよりも、ディヴィッド・Jが好きで」と言うと「ああ、ソロも何枚か出してるよね」と、そのアルバム名を3つほど淀みなくスラスラと挙げるので「すげー、データベース力!」と感心したが、それって、東海道線の駅名全部言えますっていうのと同じような話だろう。

 確かにあの記憶力と、それなりの人格があれば、仕事はかなり出来るのかもしれないけど、でも「全部見透かされてる」っていう意味が全くわからんかった。ただの、超オタクな兄ちゃんといか、おっちゃんじゃん?

 「頭のいい人は全部わかってる」っていう世界観なんですかね?

 私にはよくわかりません。


2月13日(月)

 昨日の耳鳴りは、結局夜まで続きました。

 昔もそんなもんだったのか、老化のため回復力が落ちているのかはわかりません。
 というのも、30代半ばくらいまで、私は夜遊びして朝帰りすると、そのまま頑張って昼まで起きていてから、ガーっと翌朝まで寝ていたからです。調子のいい時は20時間くらい寝ていた。
 なので、朝起きると、もうシュワシュワしてなかっただけかもしれないので、比較できないのであった。

●ムネリンの乙女心が凄すぎる

 FAでメジャー移籍した川崎ムネリンですが、メジャーにどうしても行きたかったというよりも「イチローさんと同じチームに入りたい」ようでした。
 なので、選べばもうちょい条件のいいチームに入ることができたかもしれませんが(でも、内野手は難しいからなあ)、マイナー契約でのマリナーズ入りしたのです。

 もう、その時点で「自分の学力レベルよりかなり下だけど、どーしても憧れの先輩のいる高校に入りたいの!」という女子高生みたいな話で「ちょっと、キモいなあ」と思っていたのですが、今日のスポーツ紙では「背番号61なので、逆に読むとイチローです」っていうコメントが紹介されていて・・・・・乙女度がさらに上がっているようです。

 なんか、このまま「どーしても、イチロー先輩と同じグランドで野球したいの!」という乙女心で、夢を叶えてしまうのではないか?
 いや、その前に、イチロー宅に入り浸って、イチロー夫人を追い出してしまうのではないか?いや、それよりも「イチローさんと同じ女を・・・」とかで・・・ああ・・・(妄想しすぎました)

 というわけで、ムネリンの乙女心がどこまで暴走するのか、生暖かく見守りたいと思います。

 そ・れ・よ・り・も!
 岩隈さんがユニフォーム姿で練習してる写真があちこちに載ったので、「ああ、青くなっちゃった」と悲しみに暮れていました。

 近鉄時代の岩隈を知らないので、私にとっては「エンジ色か白」のイメージなので、青はすごい違和感でした。まあ、日本代表の時は黒っぽかったけど、あれはけっこう似あってたからな。活躍していたこともあり。

 楽天の悲惨な初年度を知るファンが、某掲示板に「初年度の岩隈はほんと泥沼に咲く睡蓮の花のようだった」と書いていて、初年度はほんと、岩隈しか勝てる投手いなかったから地元ファンにとっては神の遣いのように見えたのは間違いないとしても「泥沼って失礼なwww」ってツッコミもあったが、書いた本人は「いや、そういう意味じゃなくて、単に見た目が土のマウンドの上ってことで」と釈明していたっけ。

 私はビジダーユニ(エンジ色)の岩隈さんしか観たことが無いけど、ある時、神戸の(現・ほも球場。その当時はスカイマーク)マウンドに立つ、岩隈さんの写真を観た時に「わー、天然芝の緑の上だと、まるで水田の絨毯の中に咲く曼珠沙華の花のよう」と感激したので、「神戸で岩隈さん観たい」と熱望したのだが、残念ながら私が関西遠征した時には、京セラドームでの登板でした。あの雀卓みたいなグランドじゃあね。

 と、話は逸れたが、マリナーズユニ姿は寂しかったけど、やっぱし長い腕がしなるスリークウォーターの投球フォームは美しかった。

 ああ、やっぱし、あたし、シアトルまで行かないといけないのかしら?

 でもさー、アメリカだぜ?
 あたし、ニューヨークした行ったことないんよ。
 そして多分、アメリカをよく知る人だったら「ニューヨークはアメリカにあるけど、あそこはアメリカとしては超珍しいところだから、あれがアメリカだと思ってはいけない」って言うだろう。いや、全然アメリカ通ではない私だって、そう思ってるし。

 私が観光旅行先としてアメリカを選ばない理由はまず「地下鉄が通っていないから」

 個人でちょこまかと公共交通を使ってあちこち回れないところには行きたいないのである。

 そして、スタジアム好きな弟の話を聞いても、アメリカのスタジアムっちゅーのは普通は車で行くような所にあって、バスもあるにはあるが、本数はほんとに少ないらしい。

 そりゃ、日本でも日ハム二軍の鎌ヶ谷なんかはそうだけど、駅から徒歩30分くらいなもんだし、そもそも「徒歩でも安全」というのが重要だ。(夜道は知らんが、どーせデイゲームだし)

 それでも、やっぱし、「うーん、やっぱしシアトルに行かないといけないのだろうか?」と思って、あそこの球場(セーフコ・フィールド)について調べてみると・・・・

 んん?
 中心街から意外と近い?
 英語をそのまま日本語約したようなサイトでは「ダウンタウン・シアトルの北端から徒歩30-40分」と書いており、東京駅から東京ドームまでより近いのかも?

 たしかに地図で観ても、ブロードウェイという名前の通りから3キロくらいだ。

 「夜はダウンタウンと球場の間の道は治安があまりいいとは言えない」って書いてあるけど、その程度の距離だったらタクシー使ってもたいしたことないし・・・・

 って、えええ?
 岩隈さん恋しで、やっぱシアトルまで行かないとだめかしら?

 でも、日本でもそうだが「投手マニア」の悲しさとしては「レギュラー野手ファンなら、普通は毎日出てるからいいわよね」ってわけで、「岩瀬目当てで中日戦10試合くらい観ているのに、未だにハズれ」ということもあるが、ましてや先発投手が予想通りのローテで登板してくれるとは限らず、結局「わー、明日の予告先発で!」と毎回あたふたとフレックス制をフルに生かして「8時半出勤、4時半退社」という荒業使っているのである。それも、幕張ならなんとかなるが、所沢には通用せず・・・・

 うーん、でも、火曜日から金曜日まで滞在すれば(そして、ホームゲームがあれば)、当たる確率は高いのではないか?
 レンジャーズ戦を抑えておけば、例え岩隈外しても「うっかり、シアトルでダルビッシュ観てきましたっはははは」と自虐ギャグをカマすことができるし。(他人はそれを自虐ネタだと信じてくれないだろうけど。ダルじゃなくて建山が出てくれれば本望だか、逆にそっちのほうが他からすれば自虐ネタだろう。いろいろややこしい)

 イチローファンだった、シアトル行きはペイできるんでしょうけどねえ。

 でも、ほんと、飛行機乗るのが面倒くさいというか、そもそも飛行機予約するのが面倒になっているので(沖縄キャンプ行きたくても、飛行機が面倒でどうしても行けない)、私が今年中にシアトルに行く可能性は、15%くらいかな?

 なんか、ものすごーく背中押すような出来事(2年前、甲子園に行ったのは、上司の急死と親友の発病が後押ししてくれた)があったら、バキューンと行くんですけどね。

 って、シアトルに急に行きたくならないほうが、自分にとっては幸せなことなのかもしれませんね。


2月12日(日)

●久々の耳鳴り

 おはようございます。只今、朝の6時です。

 これから早朝出勤なのではありません。さっき帰宅したのです。

 おう!久々の朝帰りってやつですわ、どわっはっはっは。

 しかも朝まで飲み会とか、朝までカラオケではなくて、なんとクラブ行っちゃったんですよおおおお。

 友人が「渋谷に新しくできたクラブで、ガルニエだから、付き合ってーーーー!」って言うので「えー、そんなのもう無理無理無理」と思ったのですが、渋谷だったら途中でタクシーで帰っても2000円もしないし、そもそも徒歩圏内なので、行ってみることにしたのです。

 どーせなら「自主トレ」の一環というか、「特守」くらいに位置づけようと思って(「特打」と言わないのが私らしいwww)、行きは徒歩。週末の深夜1時くらいって、けっこう大勢の人が246を歩いているので安心して歩けますし。

 そして、1時半に「渋谷VISION」の前で友人と合流。
 入場料3000円って安いよね。
 円高の影響なのか、不景気による賃貸料低下の影響なのかよーわからんが、ガルニエで3000円って、かつては有り得なかったと思う。

 しかも、VISIONの場所って道玄坂沿いのマークシティの横ですから、一等地なのに、中に入ってみると「何、この大箱?」
 フロアはそんなに広くないのだが、隠し部屋みたいな小部屋が多かった。

 つーか、入り口付近にあるロッカーがもう一杯なので、クロークが奥のラウンジにあると言われたのだが、奥まりすぎてて、どこにあるのかわからない!

 入り口付近に掲示されていた「場内案内図」を観てから、「こっちかな?」って進んでいったのだが、暗いし混んでるし、よく見えないのである。友人が「ミヤノちゃん、地図得意じゃん」と嫌味なことを言うが、地図が読めても、慣れない複雑な店内ってよくわからんのよー。

 そう。わかってはいるのよ。初めて行く大型クラブは、まず空いているうちに入ってレイアウト確認するのがベターだって。
 混雑してから入ると、ほんと把握するのに時間がかかるのです。
 でも、それがわかっていても「どーせ、2時間くらいしか持たないのわかってるから、なるべく遅めに」ってことにしたのでしょーがない。

 結局、フロアの横のすごくわかりにくい所に、奥のラウンジへの通路があって、そこを進んで、サブ・フロアみたいなところを横切って、やっとクロークがあるバー・スペースにたどり着いたのでありました。

 荷物預けるだけで30分くらいかかってしまった。

 もう、入った時点でガルニエがプレイしていたので、気持ちは焦るが、どーせ5時とか6時までやってるんだから、そんなに焦ることもありません。

 久々に拝顔するガルニエ様は、ま、ちょっと老けてはいたけど、それはお互い様でしょう。

 しかし、そのお仕事ぶりは、相変わらず大変濃くって、私も正味1時間くらいは夢中で踊ってしまいました。

 それにしても、テクノ好きの客って、まだこんなにいたんですね。

 まあ、ガルニエは別格なんだけど、それでも、私ら世代の客なんて当然のことながらほとんどいなくて(友人は「ほんと、笑っちゃうくらい全く知り合がいないね」と言っていた。その世界ではかなり顔が広い友人なんだが・・・)、20代が中心の客層でしたが、そういう人達もガルニエでこんなに集まるのですね。

 そんで、1時半に店内に入り、2時には荷物も預けて、4時になったら私が眠たくなってきて(今日というか、土曜日は出勤でした。帰宅して2時間ほど仮眠とれたけど)、友人はそれでも元気に踊っていたけど、私が疲れてきたのを察してくれて、5時前には店を出ました。

 で、疲れてはいたけど、帰りもやっぱし徒歩。
 だって、自主トレなんだもーん。

 しかし、夜明け前の246をキビキビと歩いて帰ったら、目が覚めてしまった。

 うーん、こりゃ、寝るタイミングが難しそうだ。それに、今日は午前中に宅配便を指定しちゃったし・・・・

 サンデーモーニング観てから、昼寝しようかなあ?

 それにしても、部屋に戻ったら耳がシャーシャーうるさいのであった。

 ああ、この感覚懐かひい。

 かつては、毎週末の朝をこのシャーシャーするノイズを耳にしながら床についていたんだよなあ。

 ライブだと、ここまで酷くならないらしい。爆音系のライブ行くとなるのかもしれないけど、そんなもん行かないので。


2月10日(金)

 昨日も休みだったので、2万4千歩歩いた。

 火曜日と木曜日休んだのは「有給消化」ではなく、先週土曜日と今週土曜日の穴埋めなだけです。

 しかし、昨日の散歩コースは渋谷→青山→西麻布→広尾→恵比寿→代官山というコースだったのだが(出発と到着は三軒茶屋ですモチロン)、昨年、久々に西麻布に行ったときには夜だったから気が付かなかったが、西麻布も寂れてんなあ。空室多いねえ。

 前に「THE WALL」の前通った時には友人と「ああ、懐かしいねえ、まだあったんだ」なんて喋っていたのだが、昼間通ってみたら地下と一階は営業しているようだが、上の階が全部「FOR RENT」になっていたので「とほほほほー」と思いました。

 あと、代官山もこの間久々に行ったけど、昼間通ってみると「おや?交番脇にあったはずのあの人気店の場所が空室?」ってびっくりした。えーと、DEPTだったっけ?
 「えー?じゃあ、ハリラン(はりうっど らんち マーケット)は?」と思ったが、そっちはちゃんとありました。

 そんで、友人が教えてくれた「代官山にTSUTAYAがオシャレな店舗をデーンと!」っていうのも確認いたしました。オシャレでした。「蔦屋」って看板かかってましたけど、あそこって前は何でしたっけ?

 そーいや、広尾にあるコンビニって看板とか普通のじゃなくて、広尾仕様のオシャレな外観になっていたので「へえー」だったな。

 あれでいいのなら、チェーン店ばかりだけど、なぜかオシャレな街という、どーでもいーものが、できそうですね。

 しかし、広尾の明治屋の中のベンチで休憩していたのだが、平日の4時くらいだったのに、なぜか人が多かった。ほんと、たまに通るデパ地下もそうだが、「景気悪いんじゃないの?」って思うのだが、ああいう場所はほんと景気関係ないのね。

 つーか、見るからに年金生活な感じの、別に金持ちでもなさそうな老人たちが優雅に食材を買っているのである。
 オレオレ詐欺軍団が高収益をはじきだすのが、なんとなくわかる光景である。

 そして、ロビーに店を構えている生ジュース屋が、400円くらいするのだが、私が休憩している間は客が途絶えることがなかった。3人くらい並んでいる時もあったくらい。

 美味しいのかもしれないし、ヘルシーなのかもしれないけど、買い物帰りの客たちが次々とその高級生ジュースを買って「これ飲みながら帰ろう」という様子を観て「景気いーなー」と感心するしかなかった。

 ほんと、金はある所にはあるので、オレオレ詐欺軍団が赤字になることはないだろう。

 さてと、今日のトピックは・・・・・

 例のビョーキの友人から、超久々にメールが来た!

 うわー、何の音沙汰もないから、「もう、死んだかな?」くらいに思ってました。

 やっぱ、暦って凄いですよねえ、節分になったらやっぱ春の到来なんですかねえ?ビョーキの人ってそういうのに敏感なはずですからねえ。

 メールの内容はといえば、相変わらず実家でくすぶっているようで、どーにもならない感が満載でしたが、その合間に「ミヤノが私の部屋を勝手に片付けたということがどーにも理解できない」と、文句いいながらも「嫌なきもちにさせてごめん」と、なんだか知らないが謝ってみたり、その合間に「失恋した」とか、よく意味のわからないことが書いてあったり、「今後、どーしていいのかわかりません」と、また堂々巡りだったりするので、状態は1年前と何も変わってないようでした。

 私には、もう10数年前に「田舎から上京してきたけど挫折して」と現在は老母の庇護の元、静かに生活しているらしいが、たまに私のことを思い出してメールしてくれるビョーキの友人がいますので、こっちもなんかそういう風になりそうです。

 ただ、ちゃんと家賃は納めているようで「2月で更新なんだが、どーしよー」と書いていましたが、私もそれを憶えていて(精神状態が明らかにおかしくなってきたときに更新で悩んでいたはずなので)「このまま更新するんだろうか?」と、たまに郵便ポストのチラシを捨てに行く時に思っていたのですが、本人が「更新が・・・・」とメールしてきたってことは、不動産屋からは実家にちゃんと連絡行ってるんですね。

 もう、郵便の転送期限(1年)も過ぎているので、大丈夫かな、と思っていたのですが、そのあたりはビョーキでもちゃんとやってるようです。って、ちゃんと対応できているかは謎ですが。

 しかし、久々に来たメールではやっぱし「私が清貧状態でせっせと備蓄していたのに」と恨み言を書いていて、向こうが「台所にペットボトル飲料がたくさんあるので、よかったら飲んでいい」って昨年の震災後にメールしてくれたんだけど、正直者の私が「ああ、あれ、とっくに賞味期限切れてたので、全部捨てた」って返事したのが、かなりショックだったようで(笑)

 で、相変わらず「ミヤノが証拠(侵入犯に入られていた証拠)を勝手に破棄している」っていうのが重要なことらしいので、全然良くなってないですよね。

 しかし、ほんと、なんでちゃんと家賃払えているのかが謎なんですが・・・・

 つーか、普通だったら親族が同行して上京して、あの部屋引き払ったほうがいいんでしょうけど、それができない家族ってこともあるだろうし(友人のメールでは、父や弟とほとんど会話が無いと愚痴っている)、本人の強情さがそれを許さないのかもしれないし、そのあたりの家族ゲームが私にはよくわからない。

 私の当時の予想では「世話好きの伯母さんあたりが、しゃしゃり出てきて、せっせと整理してしまうのではないか?」と思ったので、それに備えて「賞味期限切れの食材」をせっせと処分したのだが、そういう親戚が現れる気配が無いのである。

 うちの父の従兄弟が亡くなって、その母である伯母が体調を崩したら、その伯母の姉妹達がガーっとやってきて、本人を地元の施設に入れてしまったらしい。残った借家のゴミの整理はうちの母に任されたので、母は「すごいゴミ屋敷」の整理体験を赤裸々に語ってくれたっけ。
 ただ、母としても、「その伯母の今後のこと」を任されるのではなく「後に残ったゴミよろしく!」と丸投げされただけなので、そっちからすれば嫁の立場とすれば「ただの体力勝負」な仕事を押し付けられただけなので「大変なのよー」と苦笑しながらも、頑張ってやってました。

 友人M嬢には、ああいう強引で実務的な親戚がいないのかな?

 田舎だから、親戚多そうなんだけど、M嬢の「きかん気」は親類感でも有名で「さわらぬ神に」扱いになってるのかも。

 まあ、我が家でもそんな感じの伯父(母の兄)は、どーしてるんだか知りませんが、うっかり触ると倍返しされるので、誰も近寄ってません。

 前にも書いたけど、その伯父がちょっと機嫌いいときに表に出てきて、「心臓の手術したんだオレ」って話を披露したんだけど、「医者なんて信用できない。オレの心臓をどっかに売ろうとしてたんだ!」って真面目に話すので「うーん、そんな70歳くらいの老人の心臓欲しがるマーケットってあるんですか?」って思いましたです。

 まあ、時期的にたぶん、友人M嬢は「賃貸契約の更新」にちょっとテンパっていたので、東京にいる私に連絡の糸口を見出そうとしたのかもしれません。
 もし、それなりに元気だったら、「そのことで、遠まわしに相談されるかも」って想定していたので、ほんとわかりやすいです。

 そんで「ミヤノが部屋に残った証拠を消しちゃうから」ってナジってはいるが、本人の深層心理的には「そんなの、もう無効だし」ってわかっているだろうし、このまま更新してもお金かかるだけなんだが、その踏ん切りが自分ではつけられないのでしょうね。

 すごーく行間的には、私がいっそのこと「親戚のイケイケおばちゃん」のように、あの部屋の家財道具を実家に全部送り返してあげればいいのでしょうけど・・・・

 そこまでする気力もないので、テキトーに返事書いちゃいました。

 さて、どう展開いたしますかね?


2月8日(水)

 私も少しずつ自主トレやってます。昨日は休みだったので、久々に二万歩歩いた。まだ新しいスニーカーなので、少し足が痛くなった。

 しかし寒い日が続くので、どっぷりと寒冷鬱状態である。

 あー、なんかおもろいことないですかねー?

 ワイドショーもネタが無いらしく「オセロ中島がハマった占い師ってこんな人」っていうの、果てしなくどーでもーのですが・・・・

 スワローズ公式ユーチューブで「イムさん探し」するくらいしか楽しみが・・・・
 ああ、キャンプにつば九郎がやってきたので、けっこう面白いんですけど。


2月6日(月)

 さてと、先週は忙しかったけど、今週から通常モード。
 2月はじゃんじゃんばりばり有給消化するぜぃ!(と気合入れて自分に言い聞かせている)

 さて、最近の話題と言えば「横浜の中畑監督がインフルエンザ罹患」であろう。もう古いけど。
 あのニュースを知って「え?バカは風邪ひかないはずでは?」って心の中で呟いた人は全国で何万人いたんでしょうかね?

 あと、国会がおバカタレントいじりみたいなことになってましたが、さすがにテレビの中の人たちも「クイズ番組じゃねーし」とボヤいていましたっけ。

 あと、これももう古いニュースになってしまったが、玉川温泉の雪崩事故。
 「ひえええ、超有名温泉で!」と驚いたけど、こんな真冬の雪の中でも営業しているってことも全然知らなかったが、玉川温泉のためだけに山道を除雪して定期バスだけは運行しているらしい。そりゃ、貴重な観光資源ですから除雪費用に見合う収入があるんでしょうねえ。

 それよりも、超笑ってしまったのだが、テレビではいろいろと「玉川温泉とは」を説明していたけど、私でも「元祖・岩盤浴」とか「がん治療で有名」とか「玉川温泉の石は高価」とか、さらには「放射線が出てるらしい」くらいは知っていたんだけど、「ありし日の玉川温泉」を取材した映像では、客が放射線測定器持って来ていて「ここが線量が高い」と場所を選んで岩盤浴しているのがあったので「福島の温泉も、このマーケットを狙え!」って本気で思いました。

 世田谷区で「すわ、ホットスポットが?」騒動があったときに「ふーん、気が付かなかっただけでけっこうこういう過去の遺物で、放射線が高い場所があったんだね」ということで「玉川温泉の石を敷き詰めた金持ちの家がホットスポット騒動になったりしないかしら?」と期待していたんだけど、今んとこそういう事例は発見されていないようだ。

 ええと、他には、あまりにも断片的なニュースだったので、全体的な雰囲気が全然わからなかったのだが、エジプトのサッカー場で暴動が起こったら、何十人か亡くなったようだが、その後、「政府の警備体制がいかん」とデモが起こったらしいが、「どんだけストレス溜まってるんじゃい?」な話である。
 暴走族が大暴走して事故って大勢が亡くなったら「警察がちゃんと規制しないのが悪い!」ってデモやるくらい、みっともない話だ。

 でも、ああいう自浄作用が効かない悪循環ってあるんだろうなあ。

 なんてゆーのか、目的を見失った感じ?

 それは日本もそういう感じなのかも。
 着地点が見えないままだと、ほんと迷走している感じになってしまう。

 そもそも「国益」っていうのが目標じゃないと思うし・・・・・

 この間、落合元監督の「采配」を読んでいて思ったのだが、野球の監督って目標がシンプルなんですよね。「要するに勝てばいんだろ?」ってだけです。優勝という明確な目的があるから、そのために何をすべきかってことだけを考えればいいだけだ。もちろん、その目的を達成するのが大変なんだけどさ。

 「采配」はどうやら、けっこう売れているらしいが、読んでてわかったのだが、これって「野球本」じゃなくて「ビジネス書」として売りだされているようだし、実際、内容もそうでした。

 まあ、「勝てる組織」を作ろうとしている人には、けっこう面白い本だと思うけど、じゃあ、ビジネスとか政治の世界で「勝つ」ってどういうことなんだろうか?

 政治だと「議員になる」「政権与党を勝ち取る」「大臣になる」「首相になる」っていうのがサクセスストーリーなんだろうけど、その個人とか組織の「勝ち」が「目標」なのかっていうと、違うよなあ?

 ビジネスでも、経営者個人の「成り上がり」はまあいいとしても、それをどう維持するかっていうあたりもあるし、ニュースでも日本を代表する電機メーカーが軒並み大赤字って発表されると、なんかV9時代に栄光を極めた巨人が長島監督になって最下位みたいなもんなのか、って思ってしまうけど、そういう問題でも無さそうだし、だったらどういう問題なのか?

 「みんな、結局、どーしたいわけ?」ってテレビ観てると思うけど、そういう自分だって、じゃあ、どーしたいのかって言われると困るけど(笑)

 ただ、春節休暇で中国人が日本に大挙して観光と買い物に訪れている映像を見ると「ああ、かつての日本もこーだったよなあ」と遠い目になる。
 バブル時代の日本なんて、ニューヨークの全部の土地買い上げそうな勢いだったしな(笑)

 でも、バブル時代が幸せな時代だったのかって言うと、そーでもないよーな?
 まあ、自分が直接恩恵受けてないからそう思うのかもしれないけど、会社の若者にバブル時代を説明する時って、なぜかもっと年配の人の「戦時中はね」とトーンが同じなんですよね。
 「食べ物がなくて、芋ばかり食べてた。路端の野草を摘んで足しにしたり(笑)」っていうのと「タクシーがつかまらないから、しょーがないから朝まで飲んでて、翌朝普通に出勤してもうヘロヘロでした(笑)」っていうのが同じような口調で語られていた。

 戦前生まれの人は芋が嫌いになった人が多かったようですが、バブルを経験した私はすっかりタクシーが嫌いになってしまいました(笑)

 ええと、何の話でしたっけ?

 うん、ええと、まあ、国政の話しているつもりだったんだけど、沖縄基地問題なんかは、もはやご近所レベルの「ゴミ集積所問題」になっているようだし、最近、うちの近所を歩いていて気がつくのは「この集積所は閉鎖になりました」なんて張り紙が多くて、そうなると、その近辺は「各家の前にゴミを置く」ってことになっていて、ゴミ収集する人の手間が増えそうなんだが、そのコストよりも「我が家の前がゴミ集積所になってるのは不平等だ」ってことが尊重されてるんでしょうね。そりゃ、マナー悪い人もけっこういますから。

 で「個人の利益を追求していくと、組織としては・・・・ちょっと・・・」っていうのは、自治体もそうですが、会社もそうでして、結局、みんなどーしたいわけ?という堂々巡りになってしまう私であった。


2月1日(水)

 毎年書いてるのかもしれないけど、今日からプロ野球ファンにとっての神無月がスタートです。神様は南国に大集合してますからね。
 去年の1番のキャンプインの話題は「楽天から横浜に移籍した渡辺直人が那覇空港でチームバスに乗り遅れる」ってニュースでした。
 今年はどうやら「西武の西口がユニフォームを忘れたので、涌井から借りた」ってやつですかね?写真みたけど、超ラブリーでした(笑)

 さて、例年この時期は外仕事なのであるが、今年は別の仕事を割り振られた。外は外なのだが「得意先を回って書類集め」というメッセンジャー的というのか、バイク便的な仕事であった。

 朝から直行して、4箇所で書類の受け渡しをしてから、夕方会社に戻ったのであるが、外回りの営業マンの日常ってこういうもんですかね?仕事している時間よりも移動時間とか「次のアポまでの空き時間を潰す時間」の方が長かったりして。
 そういう仕事をしている人は合間のファミレスとかスタバでパソコンに何やら入力して仕事しているのかもしれませんが、私は昼食を食べたり、ドトールで落合本(「采配」ってやつ。けっこう売れてるみたいですね。ランキングに載ってるような本を買ったのは久々だ)読んで時間潰しているだけでした。

 私は長年、オフィスの机にほとんど座りっぱなしの仕事をしているので、たまにこういう外回りをすると、夕方オフィスに戻っても全然自分の仕事ができない。こういうペースに慣れてないので切り替えられないのである。

 逆にずっと外回りだった人が総務や経理に異動してくると「一日中座りっぱなしがキツい」とこぼすけど、なんとなくわかるよなあ。

 野球で言うなら、先発投手と中継ぎ投手の違いみたいなものか?うーん、ちょっと違うか(笑)

 でも、たまに外回りすると、勉強になることも多い。
 得意先で応対してくれる人の印象の差ってあるから、自分は普段は「お迎えする方」の立場なので、それはいつも意識はしているけど、ほんとそういうのって「一回しかないチャンスかもしれない」というか、いわゆる「一期一会」なので、「えーと、受付はどこだろう?」と戸惑ってる来客にこちらから積極的に対応するのって、ほんと大事だよな。

 今日もある得意先では「この用件で、○○部に伺いたいのですが」と受付というか警備の人に言ったら「アポとってますか?」と言われて、別に不愉快な対応されたわけでもないけど、この時期、その用件の人が何名か来るということは、警備のオジサンにもちゃんと伝えておいてくれればいいのに、って思った。というのは、次に向かった先では社名を告げて「この用件で・・・」っと言っただけで、「ああ、どうぞ、どうぞ、こちらです」と案内してくれて、係の人に取り次いでもらえたのである。

 私も会社の受付部門を担当しているが、来客があると「お約束ですか?」って確認しちゃうけど、たまにうちの社員が「3時に来客があるからよろしく」って先に言ってくれると、相手が社名告げるだけで「お待ちしておりました」と対応が全然違ってしまうので、そういうのって大事ですよね。
 そういのって、いつでも感じよくできるわけでもないんだけど、やはりこうして自分が来客の立場をたまにやってみると、「大事なことなんだな」って実感できるので、あまり評価の対象にはならない仕事なんですが、「ちゃんとやらなきゃな」と気を引き締めることができるので、たまにはこういう慣れない仕事するのもいいですよね。

 って、ただひたすら電車を乗り継いで、あちこち回った一日の空虚さ(学生バイトでも充分な仕事である)を必死に持ちあげているだけですけど(笑)、私の得意技は「いいとこ探し」なので自分の長所を充分に発揮したと日記には書いておこう。



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