可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

12月31日(土)

 それでは、よいお年をお迎え下さい!


12月30日(金)

 そういえば毎年恒例の年末の野球番組ですが「戦力外通告の男たち」は地味だったな。
 古木(野球をクビになって格闘家に転身)がメインになるのかと思っていたが、やっぱしあんまメインとして機能してなかった。私は中日をクビになった木下君目当てだったので、それなりに楽しめましたけど。

 「戦力外通告」にはそんなに期待してなかったので、紅白みたいになんとなく観ましたって感じだったが、テレ朝の中居君の深夜の野球番組は今年も素晴らしかったですわ。
 ほんと、年々中居君の野球オタ度が深くなってくるというか、今年は「なんで、このメンツの中にロッテの岡田が混じっているの?」って思ったのですが、後半になってやっとわかったのだが、交流戦での巨人戦でファインプレー三連発やっていたんですね。
 巨人ファンの中居君としては「あの打球が抜けていれば小笠原はあのまま波に乗って今年も三割いけたのに」と思ったそうですが、岡田のファインプレー映像観た私も「あー、そーいや、こいつのおかげでけっこうヒット消されていたなあ」と思い出しました。

 それに、ロッテの岡田が深夜帯とはいえ、中居君司会の番組に、上原や谷繁の間に座っているって・・・・

 「逆・戦力外通告の男たち」として、番組一本作れそうな選手なのである。
 社会人チームで仕事しながら野球していて、奥さんは市の職員で子供も二人いたのに、ロッテの育成枠で指名されたのだ。
 奥さんは仕事辞めずに地元に残り、本人は「妻子持ちだが育成枠で挑戦」と単身赴任になったので、軽く話題になった。

 それが、打撃は知らんが、外野守備はとにかく素晴らしくて、私もマリスタで何度も「あー、今の岡田じゃなきゃ普通にヒットじゃん」って、がっかりさせられたものだ。

 おー、今度の契約では推定3200万円だったらしいですね。よかった、よかった(涙)
 ああいう選手がテレビで取り上げられるとほんと嬉しいです。

 あの番組は、「フルタの方程式」みたく、技術的な裏話満載なので、プロってそこまでやってるんだという面白い話がたくさん飛び出すのでほんと楽しいです。今年は古田と谷繁の捕手談義で盛り上がりました。また来年が待ち切れない!来年は、ノムさんと古田と谷繁の三者会談とかやってほしいなあ。

 つーか「フルタの方程式」また復活してくれないかなあ?

 さてと、明日は実家に帰るので、今年の日記はこれで最後かな?
 さっき実家に電話したら、妹は甥っ子連れて旦那の実家に帰省したそうで(乳飲み子飛行機に乗せるの大変だったでしょうね)、そうなると、また久しぶりに両親と私だけの地味な年末年始か。


12月29日(木)

 銀行の担当者の海外送金の説明がクドかったので「そんなんわかってるって」とウザがってしまいましたが、そういや、海外送金の仕組みなどを会社の他の人に説明しても、みんなキョトンとしてるから、そっか、私は天才だからすぐ理解するけど、凡人には難しいことなんですかね?(笑)

 自分では一生懸命わかりやすく説明しているつもりだが、「ふーん?よくわからない」という態度で聞き流されると「私の説明が悪い?」とヘコみますが、それって、私が特別に頭がいいって話でもなく、ただ、私がなぜか「仕組み」ということに普通の人よりも関心があるので、私が業務上知らなくてもいいような仕組みにまで興味持ってしまうからでしょう。

 前に勤めていた会社はテレビ番組やCMを制作している会社だったので、下っ端社員たちも好奇心旺盛だったし、「何事も勉強」という意識が高かったし、出入りしている脚本家さんやフリーの演出家やスタッフなども専門知識や一般教養に長けている方が多かったので、そういう環境で20代を過ごしてしまったため、今の職場はそうではないってことに10年以上経ってもまだ慣れないらしい。

 さて、昨日は会社の忘年会だったのですが、私は勤続10年表彰されました。
 ほんとは、12年目くらいなんだけど、契約社員の年数はカウントされないらしい。つーか、カウントされてる人もいるようだが、どーでもいーことなのでスルーしてます。(もしかしたら、退職金にも影響があるのかもしれないけど、うちの会社の退職金って見舞金程度なので、それで数万円違ったとしても、どーでもーいー。)

 その時に短いスピーチをしたのだが、前にも社内報みたいなのに原稿を書いたことがあったが、その時にも「年齢的にも見かけ的にも、まるで会社設立時からいる古株みたいに思われているようですが、実は中途入社なので、まだ勤続年数10年も満たない、意外に新参者なのです」とアピールしたのだが、今回のスピーチでも「古株かと思われているようですが、今回一緒に表彰されたW君(30代半ばの中堅)と同期入社なので、そのあたりを再度ご認識いただきますようお願いいたします」って言ったのである。

 人前で、ましてやマイクに向かってしゃべるのは超苦手なので、そういう意味のことを「言ったつもり」、と言ったほうが実情に近いだろう。

 スティーブ・ジョブズ氏にはこれといった思い入れもないけど、あのスピーチの巧さには、ちょっと憧れていた。まあ、あれはプレゼンって言うよりも「お芝居」というか「舞台役者」みたいなレベルだったけどさ。

 10年表彰の私よりも、20年表彰の人たちの方が盛り上がったので(二人ともバイト上がりというか、学業おろそかにしてバイトを続けていたために、うちの会社がしょーがないから社員に拾ったらしいのだが、そのフリーター崩れの彼らが・・・・という感動というか失笑の物語)、誰も私のたどたどしいスピーチなんて憶えてないだろうと安心していたのだが、そしたら久々に天敵のKさんと遭遇してしまった。

 ほんと、Kさんは苦手だ。
 最近は仕事上の接点は無いのだが、先日ちょっと彼女と絡む仕事があって、そのやりとりでも「あー、めんどくせー」の連続で、そん時はほとんどメールでのやりとりだったのだが、彼女がクドクド書いてくる内容の「裏」を読むのに苦心してしまいました。

 そもそもメールじゃなくて電話でやりとりしよーよ、と思うのですが、向こうも頭がいいので「じゃあ、これはミヤノさんよろしく」って電話で言うよりも、双方の上司をCCに加えて「諸般の事情でその仕事は私では出来ない理由」とクドクドわかり難く述べるのでる。「私にはそういう経験が無いので、どなたかにご教示いただかかないと、でもどなたに教わればいいのでしょう?・・・云々」って文章は長ったらしいが、「要するに、これは私の仕事じゃないから、やりたくないってことですよね?」と、面倒だから部長に確認して、全部私がやりました。部長も「これって要するにKさんはヤル気ないんだな。まあ無理だろうしな」って判断したので。

 おかげで私は、余計な仕事をさせられたので、あんまKさんと顔合わせたくなかったのだが、忘年会の時にうろうろしてたら、当たり前だが近くに接近してしまった。

 そしたら「あらー、ミヤノさん、さっきのスピーチ素晴らしかったわ!」といきなりの先制パンチを食らった。

 けっこう長い付き合いだと思うのだが、なんで私がそういう美辞麗句というのか、「おべっか」が苦手ということを理解してくれないのか・・・・つーか、ああなると、相性悪いというよりも、なんか「嫌がらせか?」って思ってしまいます。

 そこんとこは、「お互い様」というか、私は「不愛想無礼キャラ」を演じてますが、Kさんは真逆のペルソナで生きていますから、互いに絶対に相手に合わせることはしないし、できないのです。

 しかし、Kさんが「ミヤノさんて、けっこう若かったのねー」というのは、天然発言ではありますが、よく考えると高度な嫌味にもとれます。
 たぶん、W君と私が同期入社ということで、「あら?ミヤノさんて私より少し年下くらいだと思っていたけど(実際には1学年下)、実はもっと若かったの?」って勘違いしたのかもしれないけど、妙齢の女性に、「思ってたより若かったのね」っていう意味のことを言うのって、よく考えると最低のマナー違反じゃないですか?

 逆ならアリです。
 「私、今年年女なの」っていう人に「え?24・・・・はさすがにだけど、36なんですか?30そこそこなんだと思ってました」っていうのはアリだし「今年で還暦だ」って人に「え?そんな年だったんですか?50代半ばなのかとばかり・・・」っていうのもアリだけど、さ。

 まあKさんの「ミヤノさんて若かったのね」の発言の真意はわからんかったというか、問い詰める気にもならなかったので、「いや、だってほぼ同じ年じゃないですか」って言おうとしたのだが、私が「いや・・・」と言った瞬間、Kさんはマシンガンのように「さっきのスピーチはよかったわよ。短かったけど、ミヤノさんの人柄がよくわかるというか・・・」と褒め殺し弾を連打してきたのであった。

 ああ、どうしてわかってもられないのだろう。私はスピーチに全く自信が無いので、そこを褒められても「嫌味」にしか思えないのだ。

 そして、他の人はちゃんとわかってくれていて、例えばエビワカちゃんは私がスピーチを終えてテーブルに戻ると「マイクで喋るのって緊張しますよね!」って私が人前での喋りで全然普段のお喋り能力を披露できないことをさりげなくフォローしてくれていて、そういうのは嬉しいのだが・・・・

 と、私がKさんからの褒め殺し乱射されてる間も「どうしよう、この場をどう逃げよう」とボーっと考えていたのですが、私が目の前にいる限り、Kさんの乱射は止まらないのだ、向こうも条件反射的に私を持ちあげないと気が済まないのだ、と思い、丁度、ビンゴ大会が始まったので、ビンゴの数字を確認するために、にじりにじりと5歩くらい遠ざかると、乱射も収まったようです。

 標的が他の人になってましたが「きゃー、まだ全然当たらないの、あらー、あなた凄いじゃないー!」とか。

 常に全力で他人に向かっていくので、ほんと横で見ていても疲れますが、私の心の平安のためにもしばらく関わりたくないです。

 その昔のクラブ仲間で、自分に注目が集まらないと生きていけない系の女子がいたのですが、まあ、けっこうかき回していただきましたけど(いわゆる、サークル・クラッシャー系)、Kさんを知った後では「あの時の彼女は、たしかに自己アピールは相当のもんだったが、Kさんに比べると相当静かだったな」と思いました。


12月27日(火)

 明日で仕事納めなので(私はね。会社は年末年始も営業しているそうです)、今日は朝からドタバタと予定をこなしていた。

 その内の一つであった例の「韓国へのウォン建て送金」であったが、銀行の担当者が来て、クドクド説明してくれたのだが、私の予想通りに銀行の支店から円建で韓国の支店に送金データを送って、韓国の支店でウォン建て決済してレートが確定するという流れでした。

 なので、普通の海外送金と違って、すぐに円の決済金額がわからないのと、少し日数がかかるのと、送金手数料がプラス1000円になるらしい。もっと手数料とられるのかと思っていたので「ああ、その程度だったら」と私が言うと「いえ、1000円ではないですよ?通常料金にプラス1000円です」って念を押されたが、わかってるよー。

 担当者が代わったばかりなので、私の「挨拶はいいから早く要点を言え」っていう性格がわかってないので、なんかとても丁寧に説明してくれるというか、ウォン建ての件にしたって「そちらにお伺いして説明いたしますので・・・」って言うから、なんかもっと大変なことなのかと思っちゃったじゃない。

 まあ、イマドキの銀行は、説明をバカ丁寧にしないといけないらしいので、それはわかるのだが、彼がその送金書類を支店に持ち帰った後も、外為担当者から確認があり「受取人側の手数料も御社持ちでよろしかったでしょうか?」と言うから「ええ、それでいいです」と言ったら「担当者から説明がありましたでしょうか?」って食い下がってくるから、「ウォン建送金は初めてでしたけど、他の国にはよく送金しておりまして、いつもそうしてます」と言ったら、やっと納得してくれた。しょうがないことではあるが「あー、めんどくせー」である。

 そして、これも毎年のことではあるが、営業マンがこぞって「年末のご挨拶」にアポ無しでやってくるので、それで中断されて仕事が捗らないのであった。
 「年末年始のご挨拶廃止法案」とか提出してみたい。

 たかだか月跨ぐだけじゃん、って思うんだけどなあ。お正月休暇が1ヶ月くらいあるなら別ですよ?(フランスのバカーンすみたいに)

 あと、これはすでに個人的に実施しているが「大掃除がこのクソ寒い12月末っていうのは理にかなってない」と思うので、年末に大掃除はしない。ってゆーか、そもそも掃除を・・・・というのは置いておいても、大掃除のためにも年末年始はもっと他の季節にならないもんか?

 あと、「入試が2月っていうは寒すぎる」と思うので、新学期は欧米に準じて、9月にすればいいになあ。

 あと、成人式のハッピーマンデーどうにかしてほしい。
 年明け早々の連休が経理的にはかなりキツいのです。成人式に出席する若者にとってはいい連休かもしれないけど、あんたら連休とかあんま関係ないだろう?勝手に休んでください。

 それよりも、個人的には年明け早々、7日も8日も「他部署の応援仕事」が入ってしまい、私はいつ休めばいいのだ?

 さて、時事ニュース的には「八ッ場ダム建設やっぱりやります」っていうのが話題になってるけど、あれもなあ?民主党がマニュフェストで掲げなければ、八ッ場ダムの存在なんて私は一生知ることもなかっただろう。
 そんな八ッ場ダム建設が「コンクリートから人へ」という政策のアイコンになっていたようだが、あれを広告塔として挙げたのは「デカくて目立つ案件だし、潰すのは容易」というスケープゴードに相応しいキャラだったからなのかなあ、と思っていたのだが、それが易々と蘇ってしまうとは・・・・

 「高速道路無料化」よりは実現可能なことなのかと思っていたので(私は高速道路無料化は難しいと思っていた)、八ッ場ダム計画が復活っていうことになると、民主党のマニュフェストがいかに絵空事だったって、ことは最初から思っていたが、ほんとに夢見がちな少女の夢以下のものだったということになってしまったようだ。

 まあ、ただ、自分の身の回りというか職場環境を鑑みても、そーゆーことって多いしね。

 先日も部の報告会で「えええええ?」って話があった。
 ある部署では、親会社のノウハウの簡易版みたいなのを外部に販売していたのだが、お客様のニーズに応えて、親会社のノウハウがアップグレードすると、それに対応してアップグレードした簡易版を作っていて、来年度に向けて、その準備はしていたのに、親会社のトップの「それ、うちのスタッフがやってるからそのノウハウなわけで、外向けにそれじゃないだろう」って意見で、「3年前のバージョンに戻すそうです」って?

 その仕事は、たしかに親会社に依存しているので、今ままでも親会社トップの気まぐれでかなり振り回されてきたのだが、今回も今の段階でそれなりに経費かかっているのに、それがやり直し?
 その仕事に一部関わっている同僚E嬢が「その仕事、関連会社に一部委託していて、もうほとんど完了しているのですが、その経費が全くの無駄金ですか?」と唖然としていた。

 業績悪化で「経費削減」が叫ばれて、みんなチマチマと節約しているのに、たかが100万円くらいとはいえ、電気代や事務用品費を節約したって、月にせいぜい10万円いけば御の字なのに、トップの気まぐれで100万円が無駄になるのである。

 ほんと、がっかりします。

 でも、そういう「平社員が一生懸命経費削減に励んでいるのに」って最中、トップや役員が平気で無駄金使うので、「誰のための経費削減なのですか?」って声を大にして叫んでしまいますが、上司は「しょーがないよ」って言うし、だったら、こっちだって暖房の温度設定上げさていただいて「だって、寒いんだもん、しょーがないよ」って態度で開き直りますとも。

 というわけで、民主党もうちの会社くらい「しょーもない」と思えば、別に腹も立ちませんし、そもそも私は民主党に期待してませんでしたし、「ほーら、やっぱり、誰がやっても自民党時代と同じことに」っていう予想が当たって、満足しているくらいです。

 いったい、何が悪いのでしょうね?
 先日「農水省批判」というか「農業が衰退したのは農協のせいだ!」みたいなことが書かれていた新書を読んでみて「農協が諸悪の根源だったのか?だったらTTPでぶっ潰しちゃえ!」って思いましたが、農協側の言い分もあると思います。私利私欲に走ったわけでもなく、農村の安定を計るために兼業農家保護に向かったという気持ちはわからなくもない。そして、農協の安定経営こそが農業の保護に繋がると思ったのでしょう。

 結果的に国際競争力は失いましたが、「そもそも国際競争しなければいいんじゃね?」って思うのももっともです。

 私は農業政策や食料自給率などには疎いですが、私が高校生の頃「日本はいざとなったらゴルフ場も全部畑にすればかろうじて食料自給を賄える」という学説もありましたし、いざとなったら休耕田をせっせと復旧すれば、それなりにやれるんじゃないでしょうか?
 戦後の混乱期だって、実際に餓死した人は少なそうだし、食糧難ってたいていは、生産量の低下ではなく、物流の滞りだったりしますしね。

 ああ、でも、震災後の「スーパーの棚がガラガラ」は衝撃的でしたが、「すぐ元通りになるさ」と思っていたら、いつのまにかすっかり元通りになっていましたが、あーゆーのはなるべく経験したくないので(オイルショックと3.11で私は二度経験したことになる)、でもグローバル化で農業再編の時期があるなら、ちょっと我慢しようかなあ。

 日本の農産物がかつての自動車や電化製品みたいに「貿易黒字の源」になってくれれば、頼もしいと思いますしね。

 農業っていい仕事だと思うんだけどなあ。
 そりゃ、私はインドア派なのでやりたいとも思わないけど、うちの母親だって家庭菜園で、ものすごく生産してますし、あれでプロ意識持った人が仕事として取り組めば、かなりの生産量なんでしょう。

 さて、「あれ?TTPだったっけ?」と思ったので確認してみたら、やっぱし「TPP」でした。一生覚えられないかもしれません。
 

12月26日(月)

 土日は休みだったので、ボツリボツリと部屋の掃除をした。
 おかげで床面積が3倍くらいになりました(笑)

 あ、クリスマスらしいこともちゃんとやりましたよ。スーパーでチキンセット買いました。
 クリスマスって、とにかく鳥を食べればいいんでしょ?
 そーいや、みんなが鳥食べることに必死なので、マク○ナルドが空いてましたっけ。

 日曜日の朝はサンデーモーニングを観ようとしていたら(最近、喝!を観てなかったので年末調整)、TBSは「一日中報道特別生番組」っていうクリスマスパーティーしていた。

 ボツボツ掃除しながらBGMにしていたのだが、午後からやっていた「3月11日の時系列リアルタイム映像」がけっこう面白かった。
 あの日の朝から、普通に取材班や観光客はあちこちでカメラを回していたので「震災の日の、いつもの日常」が収められていた。

 うちの会社も「いつもの日常」だったけど、あの日は「ええ?そんな電話対応しないといけないんですか?」と、その窓口になった総務部としては、かなり非日常モードだったのである。

 しかし、予想していたよりもゴネる人少なくて、「はあ、いい人ばかりでよかった。でも、まだ午前中にお知らせメールが届いたばかりだし、夕方になってからのほうが、キツい電話多いかもね」とか言っていたら地震発生して、そんなことどーでもよくなってしまったのである。

 あの仕事の件では、大震災に救われたよなあ。結果的に不義理することになってしまったのだが、それに対する大きなクレームは全然なかった。だって、みんなそれどころじゃなかったし。

 なーんてことをTBSの「あの日を時系列映像で振り返る」という企画で懐かしく思い出したりしてしまいました。
 帰宅難民になって、歩いて家まで帰ったのも、今となっては懐かしい思い出です。
 寒かったけど、楽しかったなあ。246沿いとか、ほんと大勢の人が黙々と歩いていて、ほんと「日本の底力」を感じたし。

 そういや、総務部として、「災害時対応」が震災後に見直されましたが、「備蓄食料や水を置いておくべきじゃないか」って部長は言うのですが、今回の津波災害みたいに「ビルに数日間取り残される」って場合には必要かもしれませんが、うちの事務所の場合、その可能性は低いので、もしビルが倒壊して閉じ込められたら備蓄以前の問題ですし、首都圏直下型の大地震が起こって、ライフラインが停止しても、事務所内の社員達の命に別状がなければ、ほとんどの人は、明るい時間であれば徒歩で帰宅すると思うのです。

 その時に持たせる非常食や水はあったほうがいいと思うし、独身で家族も首都圏にいなくて、家族の安否確認が必要のない社員に「会社の番人」を任せるかもしれないから、そのための備蓄は必要だと思うけど、「社員数×3日分」も備蓄する必要ないというか、そんなに備蓄するスペースもないというか・・・・

 私だって、もし、それほどの災害が起きれば、真っ先に自宅の状態を確認したいので徒歩で帰りますし、自宅が大丈夫だったら、次は実家に歩いて親の安否を確認したいし、それが終わってから、会社に戻って寝泊まりするかもしれませんが、その頃には会社周辺にも支援物資が届いていることでしょう。

 しかし、何度も日記には書いているけど、私はずっと「どうせいつかは起こるのなら、自分が生きてるうちに観てみたいなあ、関東大震災・・・」って思っていましたが、3.11の首都圏にいただけで「もう懲り懲り」って特に余震の多さにげんなりしたのでした。

 でも、今年は紀伊半島にも「想定外の台風」が上陸して、山間の集落がたくさん孤立していましたので、「地形って、長い年月のうちにはこうして変化していくんだよな」と地学的には当たり前のことなんですが、「それって、こういうことなんだよなあ」ってニュース映像で知ることはけっこう辛かったです。

 大地の唸りの前には、人間なんて、いや、人間の作った建物なんて、ほんと些細なもので・・・・

 と、同時に「中年太りの唸りの前では、ダイエットの努力なんてほんと些細なもので・・・」という、被災者に面と向かって言ったらグーで殴られてもしょーがないようなことも思った一年でした。いやー、ほんと、中年太りの前には人類皆平等ですよね、たぶん。

 大災害や戦争を経験しないで一生を終える幸福な人はけっこういると思うのですが(私も今のところその「幸福な人」の部類である。今んとこ)、中年太りのキョーフを経験しない人って、ほんと少ないのではないでしょうか?
 私の母方の祖父は生涯痩せ型でしたが、その替りというか、戦争には行きました。あれ?でも、フィリピンの島に配属されたけど、戦闘には巻き込まれなかったらしいので、じーさん、けっこう勝ち組だったよな。


 今年を振り返ると、ほんと、いろいろあったけど、一番面白かったのは「スーパーの棚が空っぽ!」だったなあ。
 「物に溢れた飽食の時代」が、あの短期間であんなになるとは、物流の大切さを改めて実感しました。
 自分の生活がいかに「労働者の日々のフツーのお仕事」に依存しているのか、よーくわかりました。少し滞っただけで、あんなことになるのか、と。

 さて、昨日は「ほお、フィギュアの日本選手権で真央ちゃんどうなんだろう?」と思っていたのですが、まだ登場しないようだったので他の番組観ていたら「幼稚園を大改造」という「ビフォー・アフター」に魅入ってしまい、スケートのこと忘れてしまいました(笑)

 会社で雑談していたら、みんなけっこう真央ちゃん観てなかったらしい(笑)

 それでもけっこう視聴率はいっていたみたいなんだけどね。

12月23日(金)

 マジ寒いっすねー

 世間では「クリスマス三連休」なんだろうけど、私はもちろん今日は出勤でした。今年最後のイベント仕事。
 覚悟はしていたが、ほんと寒くて、泣きそうでした。
 ただ、当初の配置では完全に外に立つ予定だったのですが、今朝になって、叔父会社の職員が「ボクがあっちに立ったほうがいいと思うので、替えてもらっていいですか?」って言われたので「もちろんですとも」って、その立ち位置は玄関口なので外と同じくらい寒いのだが、まだ屋内なので相当マシな場所だったのだ。

 でも、自分らで勝手にトレードできないらしかったので(私はどーでもよかったけど、叔父会社内部のヒエラルキーのため)、念のため、その責任者に「立ち位置変更だそうで?」と確認しに言ったら「ミヤノさんはそれでいいですか?」って言われたので、ああ面倒くさーと思ったので、ここは思いっきり本音で勝負しておこうと思い「そりゃ、屋外から屋内に変更ですもん、そっちのほうがいいに決まってるじゃないですか!」って、とびきりの笑顔で苦笑しておきました。

 しかし、今日の会場はやっと念願の「自宅から徒歩圏内」だったのである。そこの会場は毎年使っているのだが、配置を決める担当者には「あそこの会場を使うときに割り振られないと一生恨みます」とマメに教育的指導をしているので、数年前からもれなく配置されているのだが、今年はなかなかあの会場を使ってくれなかったし、いつもあの会場でラクしているのがバレたのか、大規模会場に久々に割り振られていたので、「ひー、なんなのこの帳尻合わせは・・・・」と嘆いていたが、やっといつもの馴染みの地味な会場に配属されて「(今年最後のイベントでしたから)終わり良ければ・・・」と満足していたのである。

 と・こ・ろ・が・・・・・・

 いつもなら、徒歩で会場入りして、終わったら徒歩で帰れるはずが、今日に限って、てゆーか、こんなこと初めてだったのだが、「バイトが集まらないので、イベント仕事終わった後、小規模会場(大規模会場は夕方まで拘束されるから)のスタッフは、相模原の事務所に集合!」ってことになり、「寒いし、眠いし」の苦行を終えたうちの社員たちは、その後もバイト仕事を手伝うことになったのである。

 数人に「ミヤノさん災難でしたねえ」と声かけられた。
 私が広く「あの会場は徒歩圏内」とアピールしているため、それを憶えている人がけっこういて「それなのにイベント終了後に、そこから電車で1時間の事務所に寄って仕事して、また戻るの大変っすねえ?」と労っていただきました。

 いやー、ほんと、時々そのバイト仕事は手伝うのだが、それは普通にその事務所に朝出勤して夕方までやるってだけだったし、それでも慣れない仕事だから午後には疲れてしまったりしたのだが、今回は「早朝7時集合のイベント仕事終えてから、午後からのお手伝い」ということで、しかも今日の寒さでみんな体力消耗していたし、「手伝いたい気持ちはあるが、心と体が全然その気持についていけない」と、みんなボヤいてました。

 いやー、ほんとキツかったです。

 もう、ほんと、懲り懲りでした。

 それにしても、この寒さももう懲り懲りなんですが、しばらくこの寒波が居座るのでしょうか?30分くらい歩いても全然体が温まらないんだもん。3.11の帰宅難民になった時もこのくらい寒かったなあ。なんか、あの日の寒さを思い出してしまいました。


12月22日(木)

●へえー

 韓国へ海外送金することになり、その支払依頼書には「ウォン建てで」と書いてあったので、普通にウォン建てで書類を書いたら、窓口で「ウォン建ては出来ないんです。円建てかドル建てで・・・」と言われたらしい。(エビワカちゃんにお遣いを頼んだ)

 へー、韓国に送金するのは初めてだったので、全然知りませんでした。
 いや、何回か韓国に振り込んだことあったのだが、それは微々たる金額だったし(送金手数料の方が高かった)、担当者に「これってウォン建て?円建て?」と確認すると先方にメールで確認してから「円でオッケーだって」ということで、今まで円建て送金しかやってなかったのである。

 さーて、そうなると円建てで送金するしかないけど、請求書の記載はウォン建てなので「どのレートで換算するとか、決め事ってあるのかなあ?」って、その請求書を回してきた担当者が休みだったのでメールしておいた。

 その担当者は元旅行代理店に勤めていたので、韓国への送金の「一般常識」を知ってるかもしれないなあ?って思ってさ。少なくとも、元職場での「韓国送金の際に参考にしていた基準レート」くらいは知ってるかもしれないし。
 でも、全然知らない可能性もあるなあ。
 その担当者は元々、うち(というか子会社の新会社)で企画していた海外研修ツアーの提携先だった旅行代理店の担当者で、どういう経緯か知らないけど、なぜか引きぬいて来たのである。

 過去にも同様のケースはあるのだが、うちが提携して(というか販売代理店になってというか)大々的に売り込もう(うちの会社、とある業界に顔が効くので)、という企画が持ち上がると、なぜかその相手先の担当者が「それなら、そちらに転職したい」と言ってくるのか、「是非、我が社で一緒に」と引っ張ってくるのかわからないが、何人かそういう経緯で中途入社してくるのだが、そーゆー人たちがちゃんと使えたという実績がたぶん、全然無いはずだ。

 その旅行代理店から転職してきた人にしても、営業職だったわけで、経理処理には疎い可能性が高いだろう。
 まあ、海外送金について、どの程度話ができるのか、ちょっと楽しみにはしていた。

 そしたら、夕方、うちの銀行担当者から電話がかかってきた。
 つい先日、前任者が転勤になり、担当が変わったので挨拶に来ていたが「まだ名刺もできてない状態で・・・・ちゃんとしたご挨拶は年末のご挨拶になります」なんて話をしていたので「そのアポかな?」と思って電話に出ると・・・・

「今日、窓口にお振込み書類を持ち込んだそうで?」
「えっと・・・・ああ、はい。海外送金のを最寄りの支店に・・・・」
「それで、窓口では、扱えないと言われたとか?」
「はい・・・・いや、ウォン建ては出来ないって知らなかったもんですから、ハハハ」

 そしたら、窓口からうちの担当者に連絡があったらしく、担当者が「ちょっと日数かかるのですが、できなくもないのです」って言うので「はあ、そうなんですか?」

 その送金自体は、日本円にして10万円くらいなので、テキトーなレートで円建て換算してもいいような代物であったが、今後のこともあるので、裏技?でのウォン建て送金の仕組をレクチャーしていただくことにして、来週の月曜日に来社してくれることになった。

 以上が前フリである。

 私が電話で「ウォンだと150万ウォンくらいなのですが、日本円だと10万円程度だし」と話していたら、今日は、えーと、ああいう状態をなんと表現するのであろう?「逆・聖徳太子状態?」、そんな「外弁慶」みたいにわかりやすくないけど、ともかく頼んでもいないのに、人の話に次々と突っ込んでくるので、なぜか同時に7つくらいの案件を抱えて、それについて思いつた順番にワーワーと口を出してくるので、面白いんだけど、大変扱いに困るという、TK部長が時々陥る状態になっていたのですが、さっそく「150万ウォンが10万円?」というキーワードに食いついたらしく、韓国によくお買い物旅行に出かけるE嬢に「そんなレートなの?」って聞くと、E嬢が「10で割って、7で掛けるんですよ」と説明していた。

 凡人にはよくわからないが、部長は「桁の多さ」に魅入られたらしく「だったら、うちがドル安で寝かしているままのドル預金をウォンに替えたらどうだろう?」っていう意味が私には全然わからなかったのだが、塩漬けになってるドル預金80万ドルをウォン転すると、9億ウォンになるらしい。

 「きゃははは、すげー、増えたような気になるなあ!」

 いいから仕事してください。

 そういう遊びは、暇なときにゆっくりやってくださいませ。

 しかし、それでうっかり外貨関係サイトを覗いてしまった部長は「経済危機のギリシャとかイタリアとかスペインの通貨ってなんだったっけ?スペインってペセタだったっけ?」とか言い出すので、また旅行好きのE嬢が冷静に「ユーロです・・・・・」

 もう、私ったら大爆笑で「E嬢が正解です!」って言ったのだが、そしたら部長ったら「いや、でも、ユーロの国だって地元通貨と両方使えるんでしょ?」って、いつの話ですか?そりゃ、ユーロ切り替え期間にはそういう猶予あったんだと思いますけど・・・・

 って、私らが小馬鹿にしちゃったのがいけなかったのか、「じゃあ、ヨーロッパはもう全部ユーロなのかよ!」と怒り口調なので「違いますよー」と私が言うと「じゃあ、イギリスは?イギリスはユーロなんだっけ?」って、やめてー、笑い死にしそうです。せめて、「ドイツは?」って言ってもらえれば「ユーロですとも!」って言えたにのに、なんで、最もユーロじゃないイギリスを真っ先に上げるのか、せめて「じゃあ、ポーランドは?」くらいにしてほしかった。

 というわけで、たった10万円ばかりの韓国送金のせいで、よくわからん展開になってしまったのである。
 しまいには「ドルよりも、ウォンのほうが上がりそうじゃん」と言い出すので、為替相場で儲けようとするのは勝手ですけど、私は全然興味ないので無視させていただきました。やりたいなら自分のお金でやってください。

 今朝のニュース観ていて、「へえー」と思ったこと。

 金正日の遺体安置所の弔問を受ける後継者、正恩氏の背後に「謎の若い女性出現」っていうのが話題になっていて、その女性が妹なのか妻なのかわからないようだったが、「金日成の葬儀の際には金正日の妹が背後に立っていた」らしいので、「たぶん妹だろう」っていう分析結果だったらしい。

 それはどうでもいいのだが、金日成が亡くなったのって、17年前?そんな最近でした?

 1994年だったそうですが、さっぱり記憶にない。

 私が28歳の頃ですか・・・・うーん、遊んでばかりいたので、国際情勢に興味なかったのかね?
 でも、微かな記憶として「後継者の金正日はマジやばいだろう」とか騒がれていたんだっけ?でも、その後、金正日はあんま表舞台で華々しい活躍するわけでもなく、今思えば、相当地味だったよなあ。

 正恩氏は、ルックス的には整形の噂もあるが、隔世遺伝で金日成に似ているので、それで抜擢されたのかもしれないけど、「じっちゃんの名にかけて」って言うのはまだ通用するもんかね?

 日本でも、現天皇は年を追うごとに、佇まいが昭和天皇に似てきたとは思うけど、今の皇太子殿下や秋篠宮にはもう昭和天皇の面影を追う人も少ないだろうし、だいたい、あんま面影残してしてないし。

 それでも、情報量の乏しい北朝鮮国内であれば、「お孫さんは、偉大なる将軍様にクリソツ」で通るのかもしれない。

 でも、だいたい、初代が立ち上げて、二代目が維持した、もしくは二代目が大きくしたっていう会社でも、三代目で暗雲たちこめてくるのは世の常なので、その壁を乗り越えると徳川幕府みたいなことになるんですけど、三代目の壁は厚いっすよ。

 私が現在、お仕えしている会社でも「三代目の壁超えられるかなあ」って最中ですので、ほんと他人事じゃないです。


12月21日(水)

 昨日の続きであるが、結局、杉内はソフトバンクと巨人との間で揺れ動いて自分の値段を釣り上げたばかりか、天敵だった小林至をその地位から引きずり下ろしたわけであるから、結果的に今の段階ではものすごーい策士ってことになる。清武が地団駄踏むくらいに(笑)

 まあ、和田が先に出ちゃったから、ソフトバンクも「杉内だけは死守」って雰囲気だったので、その条件も有利に働いたのだろうけどさ。

 あれ?そういや帆足はどうしたんだっけ?
 和田と杉内の左のエース二枚看板が離脱の危機だったので、帆足にはえらいタナボタな好条件が提示されてるらしかったけど?

 しかし、やっぱ、「評価」ってほんと時価っていうか、相場っていうのか、実力も大事に決まっているが、「市場の動向」にも大きく左右されますね。特に左投手はねえ?流通量が少ないからねえ?

 さて、話は変わりますが、エビワカちゃんがアルバイトの給与マスター登録をしているのですが、「メルモって芸能人の名前でしたっけ?」と言うので、どうやら「田中めるも」みたいな名前の学生バイトさんがいたらしいが、私が「いや、芸能人は知らないけど、それはアニメというか、手塚治虫の漫画だ・・・リボンの騎士みたいな」と説明しても「ふーん?」ってそりゃ、私だって、あんましリアルタイムで観た記憶無いし(笑)

 「ええと、なんだっけ?赤い錠剤みたいなのを飲むと大人になるとか・・・・」って私がブツブツ言っていると、最近調べ魔になってきたエビワカちゃんがちゃちゃっとググったらしく「キャンディーらしいですよ?」

 「めるも」って可愛い名前だとは思うが、自分の子供につけるかなあ?あの漫画は確か医者である手塚治虫が意図的に性教育的な要素を散りばめていたような・・・・つーか、けっこうエッチだったような・・・・・そりゃ「キューティーハニー」みたいに強烈じゃなかったけどさ。

 と思って、エビワカちゃんには「あー、その子、社会人になって名刺出すたびに、私くらいのオジサンやオバサンに、メルモちゃんの主題歌歌われちゃうだろうなー、それに、ちょっとエッチな感じもあったので、オジサンたち食いつくだろうなあ」って言っていたのであるが、夕方また、別件から昔のアニメ話になり、ちょうどTK部長がいたので「そーいや、午前中はエビワカさんに私が『メルモちゃん』とわ、って解説していたんですけど、そーいや、TKさんはメルモちゃんの歌、歌えます?」ってフってみたら、見事に「・・・・・・♪ メルモちゃん メルモちゃん」って歌ってくれました。

 「ね?こうなるんだよ」と私がエビワカちゃんに再度説明していると、TK部長が「あのアニメ、ちょっとエロかったんだよなあ」って言うから、「ほーら、ね?(笑)」

 それがいいのか悪いのかわかりませんが、お子様の名付けは慎重に(笑)

 メルモちゃんの動画はいっぱい上がってました。しかし、懐かしい映像よりも、私がびっくりしたのは「メルモちゃんの主題歌の作詞は岩谷時子センセーだった・・・・」という・・・・・あー、あたし、こういうこと言うから「年齢10歳くらい誤魔化してない?」って言われちゃうんだよな。

 あと、これは同世代の皆様に共感していただけると思いますけど「金正日の訃報よりも、森田芳光の訃報に驚いた」

 なんか、森田芳光って未だに「若手監督」ってイメージがあったというか「失楽園」とか「武士の家計簿」なんて最近の映画のことは興味がなかったのでした。でも、61歳って、イマドキだと夭逝の部類に入るような気がしなくもない。


12月20日(火)

 申し訳ございません。

 キム総書記の訃報よりも、私には「ダルビッシュはレンジャーズが落札かあ」ってほうが大事なニュースでした。(レンジャーズが上原と建山キープしていたのはその布石だったのか?だったら、「ダルはああ見えても超人見知り」ってことを入念に調査していたレンジャーズって凄いね。)

 それよりも、さらに夕方のニュースで大声を上げてしまいました。

 そのニュースはフロアの他の社員には全く無意味なニュースだったのに・・・・

 「ぎょえええ、小林至が辞任だって!」

 同世代の部長だけが、小さな声で「小林至って、あの東大君?」ってレスしてくれました。ありがとうございます。一生ついていきます。

 でも、言い訳させていただけるのなら、一応、伏線がありまして、その直前の総務部会議の後半で「給与査定問題」を部長がボヤいていたので、評価に対する忌憚のないご意見を総務部社員は部長にブツけていたのですが、マスオさんがボツボツと「評価って言ってもお金の問題だけじゃない人もいるだろうし」とか、拙いながらも自分の意見を一生懸命言っているけど、他の女子達にアピールするような意見でもないし、ちょっとシラけた空気になったので、私がチャチャいれることにして、部長に「ほーら、ちゃんと査定で評価してやらないと、みんな巨人に移籍しちゃいますよ?(笑)」

 って話の意味も、誰もよくわかってないのだが、「杉内が査定方式でホークスと揉めて、巨人に逝っちゃったじゃん」と付け加えたら、部長やマスオさんにはかろうじて意味が通じたようだが・・・・そしたら部長が「杉内はいいとして、村田はどのポジションで使うの?」とか言い出し、いや、それは完全に話逸れてます。

 私は会社の査定方法について、やんわりと不満を述べたマスオさんに対して「杉内みたいwww」と表向きには最大限のフォローをしつつも「杉内は何が不満だったのかよくわからんかった」という裏向きには「ほんと、マスコミ操作下手だな」って嫌味を言っただけなのだが・・・

 で、そんな話で盛り下がった後、会議が終わって、席に戻ってネットニュース観たら「杉内の天敵、小林至が辞任!」だったので、自分だけで異常に盛り上がってしまっただけです。ごめんなさい。

 あと、個人的な大ニュースとしては「楽天の小山が一億円!」ってゆーのがありました。「小山、うっかり10勝しちゃえ!」と今シーズン熱烈に応援しておりましたが(小山は中継ぎ投手です)、まさか球団がポーンと一億提示するとは思いもしなかった。サッカー予想でニッカンに「パウロ小山」として取材されたりしたのも査定に入っているのだろうか?

 小山は元中日ドラ1選手だったが、ノーコンで使い物にならなくて、無償トレード(要するにクビ)で楽天に来た選手だったのだが、そこに中日時代にも監督だった星野がやってきたので、球団としては「無理やり掘り起こして、なんとかアピールしたいエピソード」というか、新人時代は星野監督の目の端にもとまらなかったような選手が、10年後、こうして星野監督の下で花開きましたっていう、かなり無理のある物語を捏造したかったのかもしれないけど、おかげで「えー?小山が一億円?」という珍事を巻き起こしたので、まあ、いいでしょう。よかったねえ。

 「守護神」と呼ばれるストッパーなら1億円プレーヤーなんでザラというか、2億3億あたりまえの世界であるが、中継ぎで1億っていうのはあんまりいないだろう。中日の浅尾みたいに年間MVPクラスは別格として。ああ、オリックスの平野が抑え役の岸田を抜いて1億2千万円で更改ですかってくらいでしょう。

 まあ、小山に関しては、今年はなんてったって「中継ぎなのに8勝もあげた」というのが大きかったんだろうね。だって勝利数だけで評価したら、杉内の8勝と同じなんだもんwwwwwww
 チームとしては、田中マー君の19勝の次がルーキー塩見の9勝で、その次でした。ちなみに、私の岩隈さんは斎藤佑樹君と並んで6勝でしたからね。

 勝ち星って、必ずしも投手の実力だけで稼げるものでもないのですが(味方の援護が必要なので・・・・だから、武田勝の輝かしい無援護記録も樹立されたし)それでも「稼いだもんの勝ち」とも言えるわけで、そーいや、うちの会社に出入りしているリース会社でも、担当営業マンが足しげく通った3年間くらいには、目立つリース物件もなく、あっても相見積で負けていたのですが、担当が変わった直後に大きな案件が舞い込み、そんで相見積でも勝ってしまい、うちの部長やリース窓口担当者が「・・・・前の人も頑張ってくれていたけど、なかなか落札できなかったのに、担当者が変わった途端・・・」と、「世の中の不条理」に戸惑っていました。

 なんか、やっぱ「持ってる人」っているんですよね。

 でも、小山ってそりゃ棚ぼた勝利投手もありましたけど、去年も7500万って評価だったし、球団からも「投手陣のリーダー役」として、かなり評価してもらっていたのだと思います。ネットでも球場でも人気ありましたし。
 何年か前の中日ローカル番組で、今は韓国優勝チームでコーチやってる落合英二が小山のことを語っていて「あれは、どーにもならなかったぞ」と言うので、話を聞いていたアナウンサー氏が「いや、今や楽天では活躍してらっしゃいますし」とフォローしても「でも、あれ、ひどかったぞ?」と言うのは本当の話だったんだろう。

 その、小山が1億円とはなあ・・・・・ほんと、ファン冥利につきる。

 どーしよー?巨人に強奪されちゃったら?

 とか、言ってみちゃったりして(笑)

 いや、ですから今日の総務部会議でも、マスオさんは「お金の評価だけではなく、自分の成長を感じられたり、やりがいを感じられたりってゆーのも」とか言うものですから、K嬢が「そーゆーのは自分なりの自己満足なだけで、結局は外からの評価って言ったら、金じゃね?」と正論を吐いたのですが、私もそう思うのですが、サラリーマンの世界では「金だけで評価」っていうのもなかなか難しいのもわかります。年功序列や扶養家族の多さを考慮してあげる必要がある。なによりも、サラリーマンの世界では「君、今年は活躍したから大幅アップね」っていうのはアリでも「君、今年は散々だったから、大幅ダウンね」っていうのは難しいわけで、「戦力外通告」(=クビ)が無い社会ですからねえ。
12月19日(月)

 およよよ。私がまた日記サボっている間にキム総書記がお亡くなりに・・・・

 会社の同僚たちが「え?ついこの間まで元気だったじゃない?」と言うので「親戚のオジサンか?」と激しいツッコミ入れてしまいました。

 さて、土曜日は高校時代の悪友達と久々に飲み会した。今回の特別ゲストは一学年先輩のY氏であった。
 Y先輩に「わー、何十年ぶりかねえ?」って言われたので、「そんな昔じゃないでしょ(笑)」と言ったのだが、えーと、確か、前回お会いしたときにはY先輩のお子さんがもうすぐ産まれるって時だっような・・・、そしてご長男の年を聞くと「中1」だそうで・・・・ほおお、もう12年も経ってましたか。(遠い目、遠い目、遠い目)

 Y先輩は高校時代には、輝くばかりの美青年であった。
 私らはよく、Y先輩の写真を撮って(私はあの頃からカメラ好きではなかったので、自分では撮らなかったけど現像のお手伝いしたりして・・・・いや、現像室の暗闇が大好きだっただけだったので、立ち会っっただけだったかも)美麗ブロマイドみたいの作って遊んでいたような記憶が・・・・私は正統派ハンサム(イケメンという言葉は当時はなかった)だったY先輩のルックスは個人的には趣味ではなかったけど、ルノワールよりもモネが好きだと言っても、別にルノワールがイケてないと思っているわけでもないのと同じように、Y先輩の美青年ぶりを「身近にある貴重な美術品」として鑑賞することにはやぶさかではなかったのは勿論である。

 よって、12年前にお会いしたときに「まあ、さすがの美青年もこの年(当時30代半ば)になると、それなりに劣化するけど、でも最盛期知ってるからそう思うだけで、今でもフツーにハンサムさんだなあ」と思っていたような気がする。

 きょうみさんは、毎年地元のお祭りでY先輩にお会いするので、去年だったか「Y先輩の写真撮ってきてよ」とお願いしたら、メールで送ってくれたのだが、そしたら、きょうみさんの息子さんとY先輩とのツーショット写真を送ってくれて、私はその写真を見てびっくりした。

 40代半ばのY先輩は、それなりにオジサンにはなっていたが、今でもスリムだし、この年代にしては十分カッコいい部類に入ると思うのだが、しかし、きょうみさんの息子さんの「10代半ばの少年の輝き」には全然負けていたのである。
 「かつでの美術品級も若さを前にすると・・・・」という厳しい現実にしばし呆然となりましたが、これも誰もが通る道なのであろう。私も「ほー、そういうもんか」と薄笑いしながら通りますとも。

 今にして思えば、自分の容姿にコンプレックス一杯だった思春期の頃に、周囲の大人(親や親戚や近所のオバチャン)が「ミヤノちゃん、ほんと今が一番可愛い時ね」なんて言ってくれても「どこが?なにが?」ってふてくされていたけど、あれってこういうことだったんですね。やっと「向こう側」の立場がわかりました。

 きっと、あと20年くらいしたら、「中年太りに悩む40代」なんて、「ふっくらしていて、可愛いわね」って本気で思える日が来るのかもしれません。それは、その時にならないとわからないけどさ。

 さて、普通だと「同級生女子(?)三人組」に先輩男子(?)が一人混じると、女子のお喋りパワーというか「オバサンのお喋り」に圧倒されると思うのですが、Y先輩はもっとお喋りでした(笑)

 あー、そうだった、思い出したよ。
 Y先輩って、顔は華麗な美青年だったけど、お姉ちゃんがいるせいか、いい意味で女慣れしていて、高校生の頃から普通に会話できたよなあ。人懐っこくてさ。
 地元の商店街での店を継いで頑張っているようだが、あの性格だと営業マンとしては発揮するでしょう。私は「さすがの昔の美青年も老けたな」と思ってしまうけど、私の親世代のおばちゃんだったら「量販店の方が安いけど、あの店であのY君が接客してくれるのなら」って思うでしょう。私だって、彼の店が近所にあれば、いろいろお願いしたかったもん。

 というわけで、旧友たちと沖縄居酒屋で泡盛をボトルで空けてから、二次会はチェーン居酒屋「北海道」で「沖縄の次は北海道かよ。だったらカニをツマミに日本酒だ」と勢いづいちゃって、ほんとは千葉発11時くらいの電車に乗らないと終電に間に合わなかったのだが、11時半くらいになってしまい、それでも新宿までは普通にJRで辿りつけたので「久々にタクシー使うか」と思ったのだが、小田急線の終電に間に合ってしまったので乗り換えたのがだ、どうやら中央線で遅れが出たようで、小田急線の終電がなかなか発車せず、下北沢に着いたのが、午前1時半くらいで、そこから歩いて帰宅したら、もう午前2時だった。

 日曜日は久々に酷い二日酔いで死んでました。

 でも、楽しい週末でした。



表紙に戻る / 過去の日記を読む