可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

11月30日(水)

 あーら、もう明日から師走ですか・・・・

 今年はどんな師走でしょうか?ここ数年、けっこう落ち着いて過ごせているはずですけど。

 昨日もちょっと書きましたが、例の「暖房設定15度の令」はとっくに無視しています。
 つーか、最初に暖房入れていたのは、なんと、冷房の時には私に「さすがに暑くないですか?」と遠まわしに何度も訴えていたエビワカちゃんだった。

 月曜の朝イチはエビワカちゃんで、(いつもなら早朝出勤して自習しているマスオさんが休みだった)さすがに、冷え切ったオフィスが耐えられなかったらしい。
 どうやら、暑いのは我慢できても、寒いのは苦手らしい。

 でも、今までは自らスイッチを入れるのをためらっていたのが、ちゃんと自分でやっていたので、そういうのは高く評価する。成長ってやつ?

 なので、暗黙の内に、「朝、暖房入れてフロアを温めるのはエビワカちゃん」で、その後、マメにオンオフして、ギリギリの室温(23度が我慢の限度。湿度にもかなり左右されるのだが)を保っている。

 そんで、他の部署や親会社から来た人たちに「あれ?ここ暖かいね?エアコンつけてるの?」と言われることもあるが、「そんなはずありませんよ、気のせいですよ」と鋭い目線で言っている(笑)。

 自らはスイッチ入れない、「節電対策担当者」のK嬢も「暖かく感じるのは、総務部の私らの心が暖かいからです」と戯言に付き合ってくれてる。

 アホらしいやりとりではあるが、私が目指した「精神論的節電計画」に対しての「精神的な『エアコンなんて使ってませんよ?心のキレイな人にはエアコンが見えないのです』戦法」が阿吽のチームワークで見事にできているので、よかった、よかった。

 部長も時折、素になって「これってほんとに15度に設定したらどうなるの?」と仰るので「20度設定でも冷風しか吹きつけてこないので、つけたほうが寒いんです」と言ったら「ふーん?」と言っていたけど、もう、何度も絶叫しているけど「だ・か・らー、設定温度15度ってゆーのは、エアコン使うなってことでしょ?」と再度絶叫してみたら、部長が「でも、一度やってみたいなあ」とか言うので「絶対イヤです」とおもいっきり歯向かってみた。

 私は冷房が無いのには耐えられるけど、暖房は絶対に無理です。

 つーか、人類の歴史において、暖房っていうのは、かなり長ーい歴史があると思うのです。火の発見というか、火を制御できた頃からあるんだろうし。

 なので「冷房我慢しろ」っていうのと「暖房我慢しろ」っていうのは、明らかに格が違うと思うのです。
 皇室とミヤノ家の格を比べているのよりも、もっと格差があるだろう。

 そんな由緒正しき暖房を否定するなんて、ほんと嘆かわしいことです。

 ただ、冷房の場合には「全裸になっても限界があるだろう」と思うらしいですが、暖房の場合には「沢山着こめばいいじゃないか」って思ってしまうらしい。

 そりゃ、イヌイットみたいな完全装備したら、東京の冬なんて楽勝なのかもしれませんが、でも、イヌイットさん達だって火は使ってると思うのですが・・・・

 そして、寒い土地でも、なんとか凌いで生きてきた昔の人たちは、パソコン相手にじっと座ってお仕事してなかったですし。
 たしかに、エレベーター使わないで階段登り下りしたり、書類整理で重い書類箱やファイルと動かしていると、1時間くらい暖房無しでも平気なので、私の仕事が「体使う作業」だったら全然平気ですけど、そーじゃないから、1時間もすると冷え切っちゃうわけで、部長も先週の土曜日に「あれ?なんか手足の末端が冷え切ってしまった」と言っていましたが、だから、そうなんですってば。

 少し前というか、クールビズが流行する前の「外回りの男性社員VS内勤女子社員」の冷房温度設定をめぐる争いもそれが原因だったのです。

 暑い夏でもスーツ着ての外回りから帰ってきた男性社員は「あー、暑い暑い」と冷房をガーっとかけるので、ずっと座ってる女子社員は堪らずに、真夏でも長袖カーディガンと膝掛けが手放せず、さらには本来なら冬用のはずの「足元暖房機」をかけていたのでした。

 ある、オジサン社員は「女子はみんな下着みたいな格好して、寒い寒いっていうけどさー」と嘆いていたけど、オジサンもせめて上着脱いだり、半袖ノータイにしたほうがエコじゃね?って思ったけど、あの当時は「そーもいかないだろう」と却下されたよなあ。

 ほんと、私は「世の中、だんだん良くなっていく」という楽観的世界観の持ち主であるが、クールビズ普及は、お役所仕事としてはかなり評価できるというか、おかげで、電車内が超寒いということもなくなり、今年は震災の影響でそれが大げさに浸透したので、この夏はいつもカバンにしまってあるカーディガンの出番がほとんどありませんでした。

 そして、前なら夏でも足温器を使っていたような女子社員が「なんか、暑くない?」って率先して冷房のスイッチ入れてたりして、その行為は自分でも不思議だったので「私が変なの?あれ?もしかして更年期障害?」と戸惑っている様子もいとおかしであった。

 暖房の話に戻ると、さすがに男性でもずっと机に座っていると寒いらしいので、女子の膝掛けや「厚手のタイツ履いてきてますけど?」という防寒対策を真摯に聞いているようである。でも、やっぱし男性は防寒対策にまだ疎いわよね。今までやったことがなかったので、どうすればいいのか考え中って感じらしい。

 うん、環境のために、もう少し考えてみれば?って思うけど、私は別に環境論者でもないし、「多少、不自由なところは工夫しよう」って思っているだけだけど、私にとっては工夫って楽しいことだし、あと「今はまだ、暑かった秋の影響もあり、寒さに慣れてないだけで、12月になったら暖房の設定温度は20度は無理かもしれないけど、22度くらいでいけるかなあ」と想定しているのだが・・・

 ああ、後は湿度の問題があるなあ。
 新しい加湿器の導入は、部長に「加湿器だって電気使うじゃん」と却下されているのだが、体感温度と湿度の関連データをもっととらないといけないのかなあ。でも、理詰めで責めても、相手は「精神論というか、思いつきで15度と決めた」っていうトップなので、それがなんでそうなったかというと「暖房設定での最低気温は何度なんだろう?」と下げてみたら15度だったという、「暖房設定は最小限に」っていうことの物凄いテキトーな超訳だったらしいので、だから、何度も書いてるけど、どうして、その時に周囲の誰かが「室温15度ってありえません!」って言わなかったのかねえ?

 私はたまたま、野球観戦が趣味なので、気温が15度で無風だったら、それなりに暖かい格好してれば野球やサッカーの試合観戦するのには暖かいけど、やっぱり後半は焼酎のお湯割り飲んじゃう気温であるってことを知ってますけど・・・
 (先日の神宮観戦でも、真冬並みのフル装備で挑んだら、最高気温13度くらいでもかなり快適だったし。ただし無風だった)

 なので、屋外で散歩したりするんだったら15度ってけっこう快適な気温だけど、室内で座り仕事するんだったら・・・・っていうのが誰もわかってないの?という事態に、ずっと、目眩がしていて、でも、大きな声で言わないとわかってもらえないんだ、とわかったので、ずっとギャースカ文句言っているのですが、嫌味ばかり言うのも疲れるんですけど?

 と、ほんと、こんなことで毎日愚痴りたくないのだが、もう、ほんと、私には「わけわらかん」なことが多いので・・・・・ほんと、わけわからないんです。

 「精神論」と「本音」と「建前」と「科学的根拠」のシャッフル状態なので、あんま、そこに神経集中したくもないが、寒いのは嫌なので、私にできる限りは必死に戦ってますが、その闘士、えらい無駄のような気がしてさ。

11月29日(火)

 今日は部長と軽く査定面談。

 「オレに言いたいことある?」って毎回聞かれるのだが、「言いたいことは、いつもその場でいってますから」と毎回言っているのだが?
 そして、部長が「ああ・・・・そうだよね」と遠い目になるのもお約束。

 そして、これも毎回言われるのだが「もっと社内の情報収集をしてほしい」って意味が毎回よくわからない。前に言われた時には「社内の不平や不満の芽を早期発見しろ」という意味なのかと思ったけど、今回「やっぱし、よく意味わからないんでけどぉ」と問い詰めてみたら「社内のいい雰囲気作りをしてくれ」とか、さらに抽象的なこと言われても・・・・

 でも「不平不満をキャッチしろ」と言われても、私にそういうことブツけてくる人あまりいないじゃん?どっちかと言うと、部長の方が、みんな気楽にそういうのブツけていると思うんですけど?と、言ってみたら「いやー、そうでもないんだよ」って言うのですが・・・・

 ほんと不思議なのだが、部長は「自分には直接モノ言えない人が、陰でいろいろ言ってるのだ」って世界観お持ちのようですが、人間観察力には長けていると自負している私には「部長を相手にすると、みんな自分の言いたいことを言いたい放題になる」と思うんですけどね?

 部長が私に「もっと幅広く社員の声を収集してほしい」と言うのは、私の人間観察力を認めてくれているのかもしれないけど、どうやらそういうことでもないらしい。

 たぶん、部長自身もよくわかってないんでしょうね、ってことで毎回スルーしているのだが、でも、毎回言われるってことはきっと部長にとっては重要なことなのかもしれないけど、私が理解できないのだからしょーがないですよね。

 ちなみに「総務部のいい雰囲気作りもよろしく」とお願いされたが、私、けっこう頑張ってるつもりですけど?と思ったので「ですから、イヤな雰囲気にならないよう、私が積極的にエアコン操作してるんですってば」と言ったら「それは、ダメだ!」って言うのも冗談ですよね?もう、かなりせっせと暖房入れているので。


11月28日(月)

●みんな、そうやって、可愛いおじいちゃんやおばあちゃんになっていくのさ

 「さ」を付けるともれなく、フリッパーズ・ギター風というかオザケン風になりますよね、っていうあたりがすでに「年寄りの証拠」でありますが(笑)

 50歳くらいのS部長と同僚K嬢が電話していたのだが、K嬢が「だ・か・ら、手に入ったら私から電話するって言ってるでしょーがwww」と叫んでいたので、後で「何の話だったの?」と聞いてみたら、S部長の社用携帯電話を最新機種に機種変更することになったのだが、人気機種らしく入荷待ちになってるらしい。
 なので、K嬢としては「用意できたらご連絡します」って言ってるのに、S部長は毎日「まだ?」と電話してくるんだって。
 S部長としては、金曜日に「まだ?」って聞いてみたら、「まだです!」って言われたけど、中2日で月曜日にまた「まだ?」って確認したきただけで「中二日あったから、もしかして?」と思ったのかもしれないけど、K嬢にしてみれば「毎日その用件で電話してくるよ、このオッサンwww」という認識でしょう。

 双方の気持ちがなんとなくわかってしまう、アラフィフに片足突っ込んだ私としては「ほら、おじいちゃんになると気が短くなってくるから・・・」とフォローしたら大爆笑されてしまいました。

 「オジサン」だと思うとイラっとするけど、「おじいちゃん」だと思うと、けっこう許せますからね。

 そしたら私のところにも、別事務所当番に行ったTK部長から、あれこれ調べろという指令が・・・・
 その仕事、マスオさんが担当なのだが、マスオさんが休みだったので、私にわーわー言ってきたのだが、私でも簡単にわかる案件だったので「○○の件での○○への請求金額の単価はいくらいくらです」と電話で答えていたのだが、そしたら夕方になって「さっきも確認した件だけど、役員氏が出してきた試算と数字が違うんだよ」と言うので、「じゃあ、調べてみます」と該当の帳票を検索してみたら、「ああ、これ、月毎に件数が違ってますねえ」

 「な・・・・なんでなんだ?」と部長。

私 「うーん、なんでだろう?」(自分でやってないからわからない)
部長「入力ミスじゃないのか?」
私 「うーん、これって多分、毎月コピーしている箇所なんで、ミスじゃないと思いますけど・・・」
部長「じゃあ、なんで毎月件数が違うのだ?」
私 「うーん、なんか元になってるデータがあるんですかねえ?」
部長「○○部が作ってるデータなのか?」
私 「えーと、そうなんでしたっけ?じゃあ、そっちの元データ調べてみます」

 って、そのファイルの場所探しているのに、「なんで勝手に数量が変わるのだ?それは誰が指示ているのか?経理で勝手にやっているのなら、そういうのは今後は勝手にやらないでほしい。ちゃんとオレに確認してくれ」とワーワー言うので・・・

私 「すいませんけど、私が担当している仕事じゃないので、詳細は調べないとわかりません、って言ってるでしょ?」
部長「オレだって、詳細わからないから、確認したいんだよ!」
私 「だーかーらー、今調べてるって言ってるので、ワーワー言わないでくださいよ」
部長「いや、だから、その数字の元になってるデータがどこから出てるのか知りたいんだよ!」
私 「だから、私だってすぐにわからないから今調べてるんだから、黙っててください!」

 K嬢とE嬢がクスクス笑っていた。

 もーーーー、ほんと、おじいちゃんったら(笑)
 結果、やはり○○部から上がってくる請求データに基づいて、月々件数が変動しているらしかったので、それを伝えると「うん、わかった」で終わり。

 でも、もしかすると自分もそうなのかもしれないけど、相手の質問にこっちが即答できないと、ワーワーと「想定できそうな悪い事態」を言いまくる人ってけっこういますね。
 悪い事態じゃなくても、こっちが「ええと、それってどうなってたんだっけ?」と、わからないから困っていると「こーじゃない?あーじゃない?もしかして、こーんなことじゃない?」って、わーわーうるさい人は10人に一人くらいはいます。ほんと、うざい。
 いや、ほんとにコジれる案件というか「調べようが無いので、何かヒント下さい」ってこっちが言ったら「あーじゃない?こーじゃない?」って思いつきで言ってくれるのもありがたいけど、「あれはどうなってるか調べてほしい」という時に「うーん、ちょっと時間ください」って言ってるだけなのに、「あーじゃない?こーじゃない?」ってまくしたてられても、それは私もわかっているけど、でも、私の頭はグーグル検索じゃないんだから、テキトーにキーワードあれこれ言われても即答できないだけです。お願いですから、最初の検索結果が出るまで黙っていてください。

 そんで「それって、あれですか?これですか?」っていうのは、こっちの質問ですわよ。

 「あー、あるある」大事典的には、会社の誰かが休みの時に、伝言を承ったのだが、相手が言った用語の意味がよくわからず、「えーと、○○事務所の○○さんから電話があって、いつも送ってもらってる、なんちゃらのデータを送ってほしいって」と実に曖昧な伝言を言うと「そのデータって、減価償却のこと?それとも売掛金残高のこと?」って言っても、「えーーーーっと?」

 よくあることです。伝言の趣旨は「明日、出勤されたら電話ください」ってだけなのだが、相手が中途半端に「減価償却の件なので」と言っていたので、電話受けた子がそう言ってるだけです。

 私は即座に「あ、そう、ありがとう」と詳細をその子に問い詰めることはしないのだが、「それって、あれですか?これですか?」な人は「え?減価償却がどうかした?」って普通に問い詰めるので「えっと、なんだっけ?残高?・・・・がなんか合わないとかで」と、意味わかってないけど、相手の言ったことを復元しようとすると「え?期末残高が合わなかったってこと?」

 「ん?私よくわかってないので、違ってたかもしれないけど、でも、なんか減価償却がどーのこーの言ってたので・・・・」
 「減価償却はわかったけど、それの何が問題だったのか知りたいんだけど?」

 って、ああ、そんな不毛な会話を傍受してしまうと「この子を問い詰めてもしょーがないだろう、さっさと相手に電話しろ」って思うんだけどね。

 けっこう、こういう「ガキの使い」程度の話に「え?どういうこと?」って踏み込んで迷宮入りな人は多い。時間の無駄だと思うのだが。

 で、やっと諦めてくれて、相手に電話してみると、相手が不在だったりして「やっぱ、あの件なのかなー、それとも全然別の件なのかなー」って推理ごっこしている時間が無駄なので、他の仕事してください、って思うのだが、そういう人っていったん「なんだろう?」って思い込むと、そっからなかなか離れられないらしいんですよね。

 なので、今日みたいに「だから、詳細は明日マスオさんに聞いてみてください」って私が何度もガナっているのに、今日気がついたことは今日解決しないと気が済まないらしく・・・・

 ほんと、年とると、気が短くなってくるから、やーね。

 うーん、自分はどうなんだろう?
 元々、気長な方だったんだけど、加齢のせいで、さらに気長になっているのかもしれない。

 それはそれで、仕事に支障が出るんだが。「あの担当者にお願いした仕事、まだかなあ」って三ヶ月後に「まだですか?」って確認してみたら「何の話でしたっけ?」とすっかり忘れ去られていたりとか。

 あー、あと、とっても「あるある」なのであるが、向こうが「あれはどうなってる?これはどうなってる?」と質問連打してきて、すぐに回答しないと「まだ、まだ?」とせっかちな人って、逆にこっちが「これって、これでいいんですか?」みたいな質問投げると放置していて、こっちは気が長いから、2週間後くらいにまた「あの件の確認どうなってますか?」って突付くと「え?何の件でしたか?そんなメール来てましたっけ?」とか言いやがる。

 こっちも少しは学習してきたので、「あの人にお願いのメールして、すぐに返事こなかった場合には、そうやって埋もれるのが確実らしいので、毎日催促しないといけないらしい」

 なるほど、せっかちな人が毎日確認してくるっていうの、なんとなくわかりますね。
 せっかちな人は「今日来たメール」しか目に入ってないらしい。

 なので、相手もそうだと思っているらしく、自分の要望に返事がないと、毎日「どうなってる?」って確認してくるみたいです。ああ、めんどくさいね。
11月27日(日)

 久々に神宮球場に行ってきた。たぶん、今年最後だろう。(今年のヤクルトのファン感謝祭は仕事と重なってしまったので)

 早めに出て、午前中の高校生の決勝(神宮大会です)には間に合ったというか、試合が長引いていたので中盤に間に合った。
 ネット裏は満員状態だったし、その両脇もほど良く埋まっていたので、しょーがないから応援団の中を通過して、ブルペン前席に座った。ほー、こっち側は愛工大名電側でしたか。さすが名門校、チアの人数も多いね・・・・って、あれ?ブラバンいないの?

 愛知からだと日帰りが可能だろうから、応援団の数が多かったが、向こう側の1塁側は少ないなあ・・・・ええと、光星学院って東北だったよな。

 かなり競ったゲームだったので面白かったです。
 それに、なんといっても、「愛工大名電の選手がバントするのを生で観た!」というのが嬉しくて(笑)
 2ちゃん用語では、バントのことを「メイデン」って言うのです。その昔、甲子園で愛工大名電がバント策を成功させまくっていたのが語源らしいです。

 1時45分から大学の決勝。明治と愛知学院。愛知強いじゃん。

 ホームの利で、明治はいつのも応援団だし、学生やOBもかなり集まっていて、1塁側スタンドを埋めていたが、こっち(3塁側)の応援団はやっぱし少ない。
 愛知学院のこと全然知らなかったのですが、後で調べてみたら曹洞宗の学校で、駒沢大と東北福祉大も同系列なんだそうで「そりゃ、野球も強いだろう(笑)」と思ったのですが、曹洞宗と野球の関係はよくわかりません。
 でも、卒業生にはプロ野球選手よりも、サッカー選手の名前がズラリと並んでいたので、サッカーのほうが有名なのかね?

 3塁側に座っていたのは神宮のデイゲームは三塁側のほうが背中に日が当たるので、いつもそっちに座っているだけです。暑い時には、日陰になるネット裏に行きます。

 どっちにしろ、別に明治の応援しに来たわけでもないし。

 愛知学院の練習風景とかブルペンの様子をぼんやり観察していたのですが、わりとゆるい感じのチームでした。上下関係とか儀礼に厳しくないという意味で。学生野球も、チームによっていろいろ違いますね。
 それに、応援団も少人数なだけに、和気あいあいとやっているのが微笑ましかった。
 学ラン着た応援の子たちは、本職じゃなかったのかも。

 明治もいわゆる「応援団」が不祥事で解散しちゃったので、今はたぶん「応援部」というのか、「チアの付属」みたいな雰囲気になってるので、学ラン着た子たちが、けっこうチャラチャラしています。

 高校生の試合が中盤に点の取り合いになって盛り上がったのに、大学生の試合は貧打線で0-0が中盤まで続いてました。
 明治は野村君が投げていたんだけどね。
 野村はプロで通用するのかなあ?
 私は全然期待してないんですけどねえ。
 なんか「いい時はいい」けど、少し集中力切れるとフルボッコされるという印象が強い。

 ところが、明治がやっと相手のエラーみたいなヒットで得点すると、その直後にピンチが!
 ノーアウトだったっけ?ランナーが長打で3塁まで進んじゃったんです。
 こりゃ、絶対スクイズ来るな・・・・って誰もが思っていたのだが、やっぱキターーーーーー!ああ、でも、打球が小さすぎたし、3塁線に近すぎたし、捕手が捕って、走ってきたランナーにタッチでアウトだあああああ!って思ったら、主審がセーフのジャッジだったので、1塁側応援団は「えーーー、タッチしたぞ!」と大騒ぎ。

 日が陰ってきたので、私はいつのまにか1塁側に移動してました。母校の応援団の様子を観察したくなったこともあり。寒くなってきたので、ちょっと散歩したくなったこともあり。

 当然、明治の監督が抗議に出ます。
 そしたら、審判が集まって協議していたのだが、話がまとまって、主審がなんと万歳した?
 「はあ?・・・・・ファール?え?」

 タッチしたのか、してないのかって話なのかと思ったら、「バットにボールが二度当たった」とのことでした。

 うーん、結局、「スクイズを見事に決めた!」はずの選手は、1塁上から渋々戻ったし、「見事、ホームを踏んで同点だ!」のランナーはしばらくベンチから出て来ませんでしたが、やっと渋々、3塁に戻って、ゲーム再開。

 結局、あのジャッジが試合を作ってしまった。

 愛知学院はもう一度スクイズをしたのだが、野村が外してランナーアウトになり、得点することができなかったのである。つーか、野村も連投でけっこう疲れている様子だったし、あそこで打たせておけば、3人の内一人はヒット打てたと思うのだが・・・・

 そして、愛知学院の方は、せっかく「同点だ!」のイケイケムードがリセットされてしまったことで、ゲームの流れにノレなくなってしまいましたね。

 そういうわけで、イマイチ、ピリっとしない試合でしたが、おかげで野村は完封勝利で、高校時代もなしえなかった「日本一」の座を大学最後の試合で成し遂げたようです。

 ヒーローインタビューでは「神宮球場で明治のユニフォーム着てマウンド立つのは最後だったので」と言っていたが、まあ、全然期待してないけど、来年はカープのユニ着てマウンドに上がってほしいですわよね。

 そんで、これで明治は神宮大会の優勝5回目だかになり「史上最多」らしい。

 あれ?そういや、大学の試合が始まる前に、大型ビジョンで「神宮大会の歴史2」が流れたが(前半はたぶん、高校の試合前に流れたのだろう)、亜細亜大時代の赤星などが紹介されていたが、もちろん、明大時代の川上憲伸も出てきたけど、そーいや、一場って出てきたっけ?一場の時代ってチーム自体は強くなかったのかね?

 というわけで、お天気にも恵まれ、完全装備(ホカロンを背と腹に貼ったし、上下下着はヒートテック、そしてカシミヤストールを膝掛けに)してたら、夕方のほうが無風で体感温度が下がらなくて、ぽかぽか気分でビールの飲むことができました。

 行きも帰りも徒歩だったのだが、金曜日の中野までの散歩で膝の裏あたりが筋肉痛だったので、かなり足はこわばっていたけど、いい刺激になったことでしょう。

 来年は、久々にフジロックに参加することが決まっておりますので(だって、ローゼスが・・・・)、それを目標に足を鍛えておかないとね。

 というわけで、今年もありがとう、神宮球場!
 来年またお会いしましょう!(と、いつも同じトイレの個室に入ってしまう程度の常連になったので、馴染みの便器に古田みたいな挨拶しておきました、と日記には書いておこう)


11月26日(土)

●ビートニクス@中野サンプラザ

 棚ぼたで招待券が転がり込んできたので、ビートニクスのライブに行ってきました。
 友人に「招待券貰えそうだけど行く?」って言われたときには、「はあ?ビートニクスって私の知ってるビートニクスだよね?え?まだ、やってんの?」って確認しちゃいましたっけ。

 10年ぶりのライブらしいです。
 って、私はビートニクスのライブを一度も観たことがないし、CDも買ったことがない。
 なんとなく「びっくりハウス」での連載の印象が強くて、実在するバンドというよりは、「コンセプト重視の架空のお遊びユニット」だと思っていたし。

 さて、今週というか今日も出勤予定だったので、平日のどこかで休めたら休もうと思っていたら、金曜日はちゃっかり休むことができ、久々に中野まで歩いてみた。
 いや、中野から歩いて帰ったことは何度かあったけど、歩いて行くのは初めてだった。

 マップ・ファンのルート検索だと徒歩で3時間弱になっていたが、あれは「時速3キロ」で計算されているので、私はだいたい時速4キロくらいで歩いているようだから、途中で休憩入れて3時間かなあと計算していたのだが、天気も良かったので、2時前には家を出てしまい、徒歩の正味はほぼ2時間くらいと意外と近く、4時半には中野に着いてしまった。

 軽く食事しようと思って、ふと思いだした。
 中野に私用で行くことはほとんど無くなったが、仕事では時々行っていたのである。
 そして、その仕事先へ行くときには、ブロードウェーを外して、裏道を通るのだが、そこに、有名ラーメン店の「青葉」があるのだ。

 「ああ、青葉ってここにあるんだ」と前から気がついてはいたが、イベント仕事帰りだと、休日の午後2時前くらいなので、いつも10人くらいの行列が出来ているので「早朝からの立ち仕事終えた後、行列に並ぶ気力全く無し」だったので、いつも恨めしげに店の前を通って帰っていたのである。

 平日の5時前に、中野をうろうろするなんて、チャンスじゃん!よーし、青葉のラーメン食べるぞ!と、意気揚々と店に入ったが、さすが有名店・・・・そんな時間なのに、席がけっこう埋まっていた。(カウンター席が20席くらいなんだけどさ)

 客は、そんな時間だから「近所でバイトしてて休憩時間」とか「外回りしてたら昼食食べそこねた営業マン」とか、そんな雰囲気の人が多く、リピーターばかりでのようである。ということは、「有名店だけあって、すっごく美味しいのか?」と期待が高まる。

 しかし、出てきたラーメンは、「まあ、普通」でした。

 でも、すごくほんとに真っ当に普通だったので、あれが近所にあれば「月に一回くらい食べたくなる味」なのかもね?
 豚骨とカツオ出汁のミックスみたいでしたが、あっさりしていたので食べ飽きない味だったけど、インパクトは無い。
 そんで、そういう地味な味だったら、うちの近所のMOGIのほうが美味しいような気がした。

 でも、今でこそ「豚骨と魚介系ダシ」のラーメンなんて珍しくもないけど、当初はインパクトがあったんだろうなあ。
 そういう老舗ってすぐ「昔に比べて味が落ちた」と言われるけど、「そういう味に客が慣れてしまった」という要素も大きいような気がする。

 さて、食事も済んでから、時間つぶしにうろうろして、6時50分に友人と待ち合わせしていたのだが、6時半くらいには中野サンプラザの入り口で立っていた。

 私に招待券が転がり込んでくるのですから、かなり招待券ばら撒かれたようで、入り口付近で待ち合わせしているオジサンたちの「ギョーカイ度」がとても高かった。

 そもそも、一般客の年齢層も圧倒的に高いので「そりゃ、出演者がアラ還ですからねえ」と遠い目になるが、多くは冴えない中高年男女ではあったが、ちらほらと、「とんがりキッズの成れの果て」な服装の方々もいらっしゃったので「年齢層は同じくらいだけど、エルビス・コステロの客とは毛色違うなあ」と人間ウォッチングに励んでいました。

   そしたら、一人のオジサンに目がとまった。
 オジサンといか、おじいさんギリギリくらいの人なんだが、坂本龍一みたいな胡麻塩頭を肩までロンゲにしていて、明らかにカタギ(サラリーマン)では無い、ギョーカイ人オーラをプンプンさせているし、着ているスーツも、80年代のブンプク(文化服装学院)の学生が着ていた服みたいな「自作」感全開である。

 私は一瞬、その人を「あれ?ヨージ?」と思ったのだが、山本耀司にしては全体的にクタビレていた。だいたい、一人でロビーをうろうろして、私の前を4回も通る山本耀司っていうのが、ありえなくね?

 高橋幸宏とはお友達のはずなので、ここにヨージがいても当たり前なのだが、「この人はきっと、ヨージ・ファンの、ちょっとイっちゃった人なんだろう」と思って納得していた。だって、それくらい「独創的なスーツ」は、かなりヨレっとしていたし、しかも黒じゃなかったんだよね。なんか中途半端な紺色だったし。

 そしたら、友人が来て「ギョーカイっぽい人多いね」とやっぱ笑っていたが、「さっき、山本耀司がいたよ」と言うので、「ええ?あれってやっぱり本物なの?」

 20年ほど前、菊池武夫は間近で観たことがあるのだが(なんかの個展のオープニングの招待状貰ってたので、行ってみたらタケ先生もいらしてた)、山本耀司なんて生で観たことなかったので・・・・

 私が「けっこう小柄だった」と言うと、友人が「そうなんだよねー」と言うのでやはり間違いないのか?友人も「なんちゃって」に騙されていたりしないか?

 そして私が「ヨージにしては、なんか、くたびれた人だったが・・・」と念押ししたら、「だって倒産しちゃったしねえ」と言うので「え?Y’sってそうだったの?」と全然知らなかったのだった。そーいや、コムデギャルソンの店はたまに見かけるが、Y’sの店ってここ最近、観た記憶なかったなあ。

 私の青春時代がパースペクティブでありました・・・・

 で、ビートニクスのライブは、なにやら詩人の朗読音声で始まり・・・・おや、バロウズ御大の朗読が?と、友人と「YMOもバロウズ使ってたし、あの頃はサンプリングネタとして大活躍だったよねえ」なんて懐かしんでいたのですが、ふと「そーいや、ビートニクスなんだから、ビート詩人で当たり前じゃん(笑)」

 やべー、ちゃんと予習しておくべきでした。

 最初の曲は凝った映像をバックに「A Song for 4 Beats」というビート詩人に話かけるような歌詞でしたが、「ジャック」はわかるし「ウィル」も「アレン」もわかるけど、「ニール」が誰だかわからんかった。(後でユーチューブに公式に上がっているプロモの解説だと5人目に「ハリー」が混じっているようだった。細野さんをこっそり混ぜてみたらしい)

 幸宏の生歌聴くのも、いつ以来ですかね?
 25年くらい前に新宿厚生年金ホールでソロライブには行ったなあ。
 次が東京ドームでの「YMO解凍ライブ」?

 とにかく客の年齢層が高いので、まったりしたライブでしたが、一番ウケたMCがあった。
 その曲をライブで演奏するたびに、吐き出す「長年の恨み」らしい。幸宏が「また、何度も同じ恨みごとを言ってしまうのですが・・・」と言うと、鈴木慶一が「大事なことなんだから、何度も言うべきだ」と背中を押していました。

 1987年のお話です。(ちなみに、ミヤノさん21歳)

 ビートニクスとしての2枚目のアルバムを作っていたのだが、「この曲がシングルに決定だな」という大変出来のいい曲があったそうな。
 そして、彼らがリリースする予定のシングル曲は、すでに自動車のCMに起用されることになっていたらしい。(バブル時代らしい話です)

 仮縫い状態だった曲を元に、CM製作者側もコンテを綿密に作っていて、音と映像がばっちり合った状態で順調にCM製作は進んでいたし、ビートニクスとしても、「完成版」の製作に頑張っていた。

 ところが・・・・・

 やっと楽曲も完成して、幸宏曰く「それまで、題名考えてなかったんだけど、やっとてテキトーに曲名も決めて」、スポンサー様に「これでどうだ!」と試写したところ・・・・・自動車メーカーのトップが大激怒して、おジャンになったらしい。

 「えー、その曲名は、トータル・リコールでした」

 wwwwwwwっw,おい!

 そりゃ、自動車会社のトップはびっくりするだろうwwwww

 「そして、急遽、曲が差し替えになり、実際に使われたのは、坂本龍一の『リスキー』でした」

 あー、あった、あった、そんなCM。

 なんで、自動車のCMなのに、イギー・ポップが、♪りすきー 、って歌っていたので、かかり違和感覚えたのだが、「トータル・リコール」よりは全然マシだったのですね?

 つーか、あのCMって、菊池武夫とかが「新しいセドリックがいいね」ってやつだったのでは?

 「日本車は世界で売れているけど、デザインはイマイチ。やっぱ、イタリア車とかフランス車がおしゃれでしょ」っていう時代に、菊池武夫と坂本龍一と、あと誰だったっけ?ハーフみたいな名前の建築家がそろって「新しいセドリックがいいね」という「おめーら、金でセンス売るのか?」ってCMだったはずで、そっか、ほんとは、あそこは坂本龍一じゃなくて、高橋幸宏のはずだったの?

 それは、それは、「自分が買った宝くじを友人の誕生日プレゼントにしたら、一等が当たっていた」くらいの、かなりの金額の損失だったでしょうね。

 ちなみに、今そのCM観ると、超笑えます。

 http://youtu.be/bzf3Qltophk

 つーか、今観ると、20数年前のセドリックって、けっこうおシャレですよね?

 というわけで、山本耀司は目撃するわ、87年のセドリックのCMの裏話を知るわで、なんか、かなり強烈にフラッシュバックな一日でした。

 
11月24日(木)

 また、くどいけど、「我社の暖房禁止令(設定温度15度って、要するにそういうことでしょ?)」について、またクドクド書いてみる。

 寒がりなマスオさんが(震災直後に判明した)、とうとう部長に物申した!

 いや、実はその部長もここ数日「手足の末端がジワジワ冷える」と冷え性OLみたいなことになっており、冷え性OLさんたちは、とっくにブランケットやレッグウォーマーや下着などで完全武装しているので「このくらいの気温ならなんとか」って、現在、23度くらいなのですが、一般的な「冬の暖房の推奨温度設定」は20度なので、それには順応できそうなのですが、部長の装備はマフラーだけなので、あれじゃ無理っしょ。

 で、その部長がコートを着たまま脱げなくて、「やっぱ寒いな」ってつぶやいた瞬間に、マスオさんがとうとう切り込んだのである。

 「朝イチで出勤して、温度計で確認したら、18度だったんですよ」

 はあ、ほんと真面目だよなあ。私は昨日の祝日に朝イチ出勤だったけど、部長が来る前に暖房つけましたけど?

 そして、寒がりながらも、「トップの命令には従わないといけない」という頑張ってる部長は、「ああ、そう、まだ3度も高いじゃん」って・・・・

 いや、室温18度って、ほんと寒いですから。

 どうやら、マスオさんは彼なりに理論武装を固めていたようで、「そしたら、加湿器を増やしませんか?」と提案。
 しかし、部長は「加湿器だって電気使うじゃん。じゃあ、濡れタオルでも部屋干しするか」と、つれない。
 でも、マスオさんは頑張った。
 「・・・・・でも、人間って湿度が○%あがると、体感温度が3度上がるらしいですよ?」と、どっかの情報番組で仕入れてきたらしき「科学的根拠」を淡々と述べていた。

 しかし、部長は「ふーん?」と聞き流していた。

 はあ、やっぱしマスオさんの拙いプレゼンじゃダメかあ。

 こりゃ「企業の衛生管理の問題では?」とか法令違反の方向に持っていかないとダメですかね?

 私としては「こっそり暖房をつける」っていう円満な方向で解決したいのですが、みんな真面目だからなあ。

 あと思いつく手としては「ブラック企業じゃん、って2ちゃんの掲示板に上げる」くらいかな?春先の新規事業未遂の時には、「え?みんな、こんなに2ちゃんの書き込み間に受けるの?」ってびっくりしたので。

 そんな荒業使う前に「その無茶な温度設定が公になったら、企業イメージがダウンですよ」って散々言ってるのだが、上の人たちが「15度?ありえねー」ってことを全然理解してくれないのですよ。

 で、今くらいの昼間の最高気温が15度なので「こんなもんか」って思ってるようなので「外を歩いているのと、机に座って仕事しているのでは全然違うんです」って力説しても、わかってくれないのです。

 まあ、子会社の我社では、12月になったら「これ絶対無理」ってなし崩し的になる可能性が高いのですが(その過程はそれなりに面倒臭そうだが)、親会社のほうは、トップのお膝元であるので、ホントに「暖房無し」でやろうとするのかね?一部、ペレット暖房を導入するという話もありますが、全室に装備するわけでもなさそうだし。

 しかし、ほんと、みんな真面目というか、うちの社員の多くが「もうすでに寒いけど、本社に比べればまだマシだよね」と言うのですが、それって、震災直後に「被災地のことを考えたら」って話と全然違うでしょっ、ってツッコミする私がヤンチャなのですか?

 テレビ観ていると「こんな年ですが、やっぱしイルミネーションで心を癒しましょう」とばかりに節電に気を配りつつも、華やかなイルミネーションが輝いているというのに、こんな上場もしてないような中小企業で社員達が寒さに震えていて、なんの意味があるのでしょうか?

 政府も東電も冬の節電については今のところ「暖房設定はほどほどに」程度ですよ。

 中央省庁が夏の「スーパークールビズ」みたいに「冬はスキーウェア可」とかやっていたら、まだわかりますけど。

 まあ、トップの言い分は「春先の計画停電や、夏の節電では、電気に対する考え方が変わった」という前提を元に「では、うちの会社らしい、冬の節電もみんなで取り組んでみよう」というのは、いいと思うんですけど、15度設定っていうのは、単なる「思いつき」です。

 どうやら、エアコンの温度設定を操作してみたら、15度が最低だったらしいけど、それって「冷房の最低温度」の設定じゃないんですか?

 そんでさ・・・・
 寒いと心が荒むんですよね

 そんでさ・・・・
 会社の業績が悪くて、冬のボーナスには期待ができないっていうのは、まあわかりますけど、だからこそ、来年はなんとかしよう、みんな頑張ろうって最中なのに、社員が声高に言うのは「寒いんですけどお?」になっていて、会社の業績が悪いのはトップだけの責任ではなく、社員の頑張りが足りない、という理屈も成り立ちますが、この「暖房禁止令」に関しては社員も自分の生命守るために頑張りますが、頑張りがそっちにばかり偏ってしまってるようなんですけど?

 バカで真面目で従順な社員達も、そろそろ「これ、無理じゃね?なんで、こんな無理なことやらされてんの?」って気がついてしまうと思います。

 いや、これが、トップが「奴隷にエアコンなんていらない」って意味でやってるのなら、まだ、きっぱり逆らえるのですが「みんなで電気の大切さについて考えようよ。そして、電気がなくてもどう快適に生活できるのか知恵を出しあおうよ」という、とてもステキな発想が根底にあるので、真っ向から否定しにくいのです。

 ステキな奥様とか、ステキな料理人に「化学調味料を一切使ってないの」と自慢気に出された料理が不味くても、「不味い」って言えないのと同じような感じです。

 はあ、ほんと困りましたわ。

 お亡くなりになった談志師匠に蘇っていただいて、我社で毒舌ふるってほしいです。

 スポーツ紙の一面は「談志が死んだ」で飾ったらしいですね。
 それに、「ウンコくさい」戒名も朝のテレビで連呼されていて、「小学生男子レベルのギャグが・・・・」と遠い目になりましたが、談志師匠も今頃「ほんとにやりやがった」と大爆笑しているでしょうね。

 ああ、そうか、私に足りないのは、あの「小学生男子心」なのかもね。

 ううう、私は「みなさんの心の片隅に微かに記憶されてるかもしれない、小学校時代の典型的副委員長女子」なので、基本真面目路線を自分なりに修正してきたつもりですが、私が一生懸命発信する「バッカじゃないの」は、「40歳になろうが、50歳になろうが、永遠の小学生男子」には素直に受け入れてもらえないのだろうなあ。

 まさか、アラフィフになっても、まだ「小学生男子」と戦うことになるとわ。

 つーか、「大人」ってどこにいるのだろう?
 「大人」ってそんな、伝説の生き物だったんですかね?


11月23日(水)

 へー
 いつのまにか「騒音オバサンの真実」っていうのがあったんだ。

 「奈良の騒音オバサン」としてマスコミでも騒がれて、実刑くらったまでは知っていたが、「実は騒音オバサンのほうが被害者でした!」という「真実」が明らかになったそうです。

 でも、まあ「創価による集団ストーカーの被害者」ってことで、ワタクシ的には2割引というか、「創価の陰謀だ、マスコミの嘘だ」っていうのが「真実」って言われてもね?

 だからー、「視点を変えれば、真実も変わる」ってことでしょうよ。

 テレビでやってること、なんでも鵜呑みにしちゃあかんなあ、っていうのは取材対象になってみないとわからんしなあ。

 そうそう、昨日はオウムのこと書いていたら脱線しちゃったんで、もう一つ「朝のテレビニュースショー観てて思ったこと」を書くのを忘れておりました。

 大王製紙の御曹司が「やっぱギャンブルで使い込んじゃいました」という真実が判明したのだが、そしたら朝のニュースショーではさっそく「御曹司の生い立ち」を追うのはいいけど、「高校時代から麻雀やってた」という同級生の証言から、「若い頃からギャンブルに夢中だったらしい」と言いたかったようだけど、でも、私は45歳で、御曹司が47歳らしいが、「うちの高校でも、紙マージャンやってたよお・・・」と記憶しておりますが?

 私の世代だと、全員がそうだったとは言いませんが、麻雀や競馬は「大学生の一般教養」的な扱いで、授業サボって雀荘に入り浸りとか、大勢いましたよ。

 競馬も丁度、「女性客を取り込もう」とバブル景気に乗ってブイブイ言わせておりまして(あの当時、就職先として人気ナンバーワンだった東京海上やソニーよりも中央競馬会に就職した人は伝説の先輩として崇められ、っていうか、うちみたいな1.5流大学の学生が入れる可能性はありませんでした)、女子大生も「競馬って、ほら、イギリスでは上流階級の嗜みなんでしょ?アスコット帽とか?マイ・フェア・レディで、憧れのオードリー・ヘップバーンじゃん?」という屁理屈で理論武装して、競馬場に詰めかけておりました。

 女子の襲撃にびっくりして、競馬から足を洗って競輪や競艇に逃げたオッサンもけっこういたようです。(そういうオッサンの愚痴を聞いたことがある。「競馬場にカップルで来やがってよー、あれでオレはやめたね」って)

 なので、御曹司さんの「高校・大学時代のギャンブル好き」のエピソードは、「あの時代のありふれたこと」であるので「あーら、やっぱり?」っていう話じゃないと、あの時代を知る者としてきっぱりと証言させていただきます。

 それよりも、マカオあたりで100億円も使っちゃったのでしょうか?
 だとしたら、前から石原都知事が言っていたみたいに、東京にカジノを作れば「ティッシュペーパーの売上がまた税金に還元」ということで、日本のセレブの豪遊も「国内で金が回る」っていう美談になったのかなあ?

 まあ、あとは「コンプライアンスが重要だ!」っていう人ほど、実は自分が一番コンプライアンス以前の問題だったという「事実」が明らかになったので、「コンプライアンス、コンプライアンス言う人が一番怪しい」っていう「ありがちなこと?」が「事実」に昇格したのは良かったのかも。

 そーいや、元巨人の清武氏は海外記者クラブで反撃記者会見やるらしいっすね。
 「それ、海外メディアに発信するようなこと?」と、すでに失笑されてますが、でも、ブラピが「野球チームのGMの映画」を宣伝しまくった直後ですし、「日本は野蛮な後進国なので、GMってものを全然理解してないんですよー」と世界に訴えるのは、いい手なのかもしれません。

 私も「権限がなんだかわからんが、なぜかとってもある人」と「ちゃんと正当に権限を与えられた人」の区別がちゃんとついていないので、TPPでいろいろ大変そうなので、そのあたりは「西洋社会のルール」をちゃんと勉強させてほしいものです。

 うちのグループ会社のトップも使い込みとかして失脚してくれんかのお?

 だってさ、業績不振なので、売上向上計画に頑張ってるのだが、それに対しては「みんな、いい案あったらよろしくね」と、ボトムアップに期待発言なのに、「冬も節電がんばりましょう。エアコン設定温度は15度ね?」って、そっちはトップダウンで決定事項なの?

 まあ、私もね、自分の直属の上司や、うちの役員連中には散々文句言ったのですが、みんな「15度」がいかに、ありえねーのか、よくわかってないようで。

 つーか、私の長年の・・・・10歳の頃からの長年の反省点なのだが「あたし、口頭弁論で他人を全然説得できない」という欠点がまた露呈したな。

 はあ、ほんと、10歳の頃から思っていたのよ。
 「これ、違うでしょ?」といくら私が言っても、誰も本気で聞いてくれないの。

 たぶん、私が「上から目線で小馬鹿にしているように意見してしまう」っていうが一番いけないとはわかっているのだが・・・・

 でも、シニカル口調で文句言う癖は「大真面目に反論しても、誰も相手してくれない」っていう経験から編み出した技で・・・・ああ、そうか、私もパウロみたいな人材が必要で、カリスマ性のある広報部長が、私の言うことに賛同してくれて、うまく広報してくれないと機能しないんだよなあ。

 それに気がついたのが20代になってからで、それからの私は「カリスマ性のある女王様タイプ」にしっかり張り付いていたのであった。

 あの女王様達って、政治力あったなあ。
 私が「証拠」や「理屈」をちゃんと固めると、バーンとやってくれたっけ。

 私に足りないのは、その「バーン」である。

 今の上司である部長は、たまに「バーン」とやってくれるけど、そこに至るまでの経緯がけっこう大変なので「ああ、あの頃の女王様たちは、瞬時に私の言わんとしてることを理解して、私もびっくりするくらいのバーンをやってくれたなあ」と、今更ながら、私が小判サメとして張り付いていたサメ様たちの偉大さに頭が下がります。

 また、ああいう女王様の出現を夢見つつ、でも、「事実」として、今は身近にそういう人材いないんだから、自分でなんとかしようとしても、なかなか難しいのが「事実」であり、なんとも悩ましいところなのであった。と日記には書いておこう。


11月22日(火)

●朝のテレビニュースショー観てて思ったこと

 「オウム裁判終了」だったそうですが、でも、まだ逮捕されてない人けっこういるんじゃなかったっけ?もう時効だったっけ?
 それはいいとして、被害者の遺族や江川紹子さんらが「全然、真実が解明してない」とおっしゃっていたので「ふーん?」と思った。
 彼らの求める「真相」とか「真実」って何なんだろう?
 「麻原が全て命令したのだ」って事実?

 まあ、こんな大きな事件ではなくても、「真相の解明を!」っていうのは決まり文句になっているけど、なんでもそうだが、そう簡単に「事実」って判明するものだろうか、っていつも思ってしまう。

 そりゃ、機械的な事故だったら、原因究明しないといけないし、ほとんどの場合「原因」というか「事実」は判明するわけで、その調査に基づいて改善すればいいわけだが、人間の心理が問題だったり組織の運営上の問題だったり(同じことだが)する場合には、何をもってして事実とするのかが難しいだろう。

 いくら証拠があったとしても、そこにはいろいろな解釈があるだろうし、だからこそ、NHK特集では未だに「太平洋戦争の真実」なんていう番組を終戦記念日に毎年やってたりするわけだろうし。

 そして、たとえ、関係者全員が「自分の思う事実」を述べても、それがきちんと一致することは有り得ないだろう。
 それは、20年前の家族旅行の話を蒸し返してみればわかるはずだ。家族の中には一人くらい「そんな所行ったっけ?」とそもそもの前提を覆す証言をする人がいるだろうし、ちゃんと記憶しているつもりの人同士でも、記憶しているポイントはバラバラだったりする。

 昨日書いた「元シダックスのプロ野球選手」の話にしたって、武田勝や森福はリップサービスもあり「社会人時代に野村監督に教えていただいたことが・・・」って言うけど、その野村元監督は「いやあ、あいつらがプロで通用すると思ってなかったなあ、サーセン」って雰囲気だし、では果たして、彼らの今の活躍に野村氏がどれだけ貢献したのか、してないのか?って事実を検証しようとしても、ね?

 オウム事件の場合には「ああなる前にもっと早く手を打てなかったのか?」って遺恨があるのかもしれないけど、それは「児童虐待事件をどうして防げないのか」とか「ストーカー犯罪で最悪の結末に・・・・」っていうのと同じで、とても難しい問題だし、たぶん「これで完璧な正解」は無い。

 まあ、児童虐待については、「子供は親の所有物ではない」ってことをもっと明確に出来れば、少しは減らせると思うんだけど、まだまだ日本は「一家無理心中」を容認しちゃってるし、「介護疲れ」からの家庭内殺人にしてもそうだし、「個人個人が神様と契約を結んでいる個別の存在」って意識無いしねえ?「家庭内の問題は家庭内で解決すべき」っていう意識が強いので、そりゃ警察も児童相談所も踏み込めないでしょう。

 それが、いいのか悪いのか、私にもよーわからんし。

 ああでも、日本はもう少し「個人の自由」っていうのを揉まないといけないのかもなあ。

 「家」とか「組織」っていう概念に比べると、「個人」っていうのをどう定義していいのかわからなくなってる感じがあるので、「これは、個人の自由だろう!」って言われちゃうと、「なんでもあり」ってひれ伏してしまいがちだが、私を含めて「公共」っていうのがよーわからんのよね。

 って、世界的にみても「公共」って概念どれだけ普及してるのか知らんがな。

 ただ、私の知る限りでは、日本では「公共」にうるさいひとのほとんどが「自分に都合のいい公共マナー」を叫んでいたように思う。ビョーキになっちゃった、友人M嬢がその代表選手であった。
 「世の中、だんだんダメな人たちが多くなっていて、ダメになってる」って世界観を私にいつもプレゼンしていたが、一番ダメになっていたのはその本人であった。

 そっか「オウム事件」は大事件であったけど、幸いにも私や私の身近な人は、これといった被害に会わなかったので(地下鉄サリン事件の時に、築地の電通本社に朝イチで納品に向かった同僚が、電通本社になかなか辿りつけなくてえらい大変だった、という程度)、「私個人が、あの事件に対して、特にちゃんとした落とし所(真実?)を求めていない」ってことなんでしょうね。

 それにオウムが起こした事件はあまりにも多いので、組織的犯罪というよりは「ならず者国家」みたいなもんだったので、ピンポイントで「事実」は固められても、全体としてのストーリーを物語るのはとても難しいだろう。

 そーいや、連日オウム事件が報道された当時に、私は「ああ、キリスト教も当初はこんなだったのかねえ?」と思ったっけなあ。

 宗教と迫害はたいていワンセットだったりするので、オウムの場合も「ひょっとして、100年後には偉大なる迫害の歴史となる可能性が全く無いわけではないだろう」と思ったのである。
 ただ、それには、キリスト教で言うところのパウロの存在が必要ですが・・・・って、誰だったっけ?上祐がそれを目指して頑張ってるんでしたっけ?

 うーん、ただなあ、教祖様が獄中で呆けちゃってるのか、呆けたふりしてるのがマイナスポイントなので、さっさと盛大に磔にしてもわらんとなあ。
 あと、残念ながら、映像や写真がきちんと残ってしまう時代なので、絵画や彫刻などで美化できないしなあ。

 でも、麻原氏には一時期は朝日ジャーナル的な文化人(ぷっ)がこぞって興味を示すような魅力があったらしいし(人を顔で判断する私の友人達には不評でしたがね)、ただ残念なことに、芸術センスが全然なかったんだよなあ。

 もし、オウム真理教が佐藤雅彦とタッグを組んでいれば・・・・うーむ・・・・


11月21日(月)

 ホークス優勝おめでとう!

 落合贔屓の私としては、ちょっと残念な結果でしたが、まあ、これも落合らしいっちゃらしいですわよね。
 つーか中日が貧打すぎてさ(笑)

 しかし、ホークスの胴上げシーンは楽しかったです。

 さっきまた優勝の瞬間をユーチューブでお浚いしてみたが、見所は・・・・

 ・子犬がジャレ合うように抱きあう、杉内と森福(森福ほんとちっちゃいね)
 ・秋山監督が選手一人一人とハグするのも極上モーホ映像だが、摂津には特に念入りなところが微妙にボーイズラブ的現象

 あ、そんで、「優勝の瞬間から胴上げまで」にも、きちんとした様式美があるようで、まずベンチ入りしていた主力選手たちが集まり、そしてベンチ入りしてない選手が集まってきてから、監督を先頭にコーチ陣がノシノシと歩いて出てくるんですね。
 あれ?打撃投手や通訳やトレーナーさんなどの裏方さん登場シーンはどっちが先だったっけ?
 とにかく、ワーーーーっとマウンドに集まるわけでもなく、誰か演出家がいて「ハイ、次はオーナー登場です」とかキュー出してたみたいだったが、あれは自然発生的なのか、ほんとにディレクターがいたのかまではわからんかった。

 ・ベンチに置いてあった、ソフトバンクのお父さん犬のヌイグルミを高々と掲げている選手の背番号が12だったけど、誰?

 後で調べたら、高谷という捕手でした。誰?(笑)っていうか、12って捕手な背番号じゃないし。(他球団だとイムさんや、私の吉見や木佐貫の背番号です)

 そして、秋山監督が胴上げされた後、展開されたのは、まるで「アルプスの少女ハイジ」のようなシーンでした。

 もちろん、孫オーナーがハイジです。

 ほんと「クララが立った!」みたいに、喜びいっぱいに駆け寄るハイジでした。
 走り方も乙女っぽかったが、大柄な選手に囲まれるとほんと乙女のようでした。
 しかも、さすがムネリン選手会長!
 すかさず、ハイジの手をとって歓喜の輪の中にエスコートしました。
 ほんと、ペーターみたいだった。

 「貴様はサラリーマンやってても、きっと出世したであろう」と思いましたです。

 胴上げされるハイジをベンチから穏やかな笑顔で見守る、おじいさんの姿もあった。王会長です。

 さっきリプレイして気がついたことが一点ありました。

 ・孫オーナーは、ベンチ前で出番を待っている最中にちゃっかりジャンパーのポケットの中身を付き添いの人に渡していた。

 凄い段取力ですね。リーグ優勝の時にも胴上げされていたんだっけ?

 そして、私が一番感激した見所は・・・・

 ・胴上げが終わり、ベンチに戻るときに泣きじゃくる細川を引きずるように支えて歩いていた(たぶん)高山コーチ

 でした。

 細川、どうしちゃった?
 西武時代にも優勝したことなかったっけ?
 今調べてみましたが、そっか、あの時には故障で優勝した試合には出てなかったんだ・・・・
 そっか、そっか。

 細川のキャリアも決して順風満帆じゃなかったんだよね。
 やっと「伊東時代」が終わって正捕手の座をつかんだかと思ったら、若い銀仁朗との争いが始まり、そしてWBCは故障もあって落選し、その実力はノムさんを筆頭にコアな野球ファンには高く評価されていたけど、「全国放送でスポットライト浴びる場」では活躍できてなかったのね。

 昨日も、スタメン捕手は山崎だったけど(ちょっとラッキーボーイ的な存在になった)、最後は細川がマスクを被ってビシっと締められて、細川にとってはほんと長い長い大事な一年の締めくくりだったのだろう。ゲームセットの瞬間の天を突く勢いのガッツポーズが印象的だった。投手の摂津は地味に「よっし、いつも通りやれました」という感じの地味なガッツポーズで、あの瞬間、私は「わー、摂津さん超カッケー」って思いましたけど。

 あと、ワタクシ的にはファルケンボーグが打球当たって降板したので、森福が出てきたので「わーい、ノムさん解説の時に森福出てきたー」って喜んだのですが、さっそく「森福といえばシダックスの選手でしたが?」と話をフラれたノムさんでしたが、「いやー、彼のおかげで色々勉強になりました」と、なぜか超謙虚なコメントを言ったので「へー」と思った。

 おじいちゃん、わりかし謙虚だよね?

 武田勝に対しても「正直、プロで通用するとは思わんかった」って言ってたし、「オレが育てた」って自慢しないんだよね。
 稲葉を前にすると「オレが見出した」って自慢するけどさ。

 さて、これでプロ野球の試合も終わりなので寂しい限りです。

 オフはオフの話題でそれなりに楽しめるんだけどさ。すでに広島が着々と契約更改を進めているのに気がついて「さすが・・・」と感心したりとか。

 しかし、今年のオフは巨人が邪魔くさいなあ。
 すでに清武は「これから猛反撃いたしますよ」と宣伝しているが、それを前に菅野が「日ハム指名蹴って浪人します」と宣言したらしい。

 そんなに巨人がいいのかねえ?

 でも、朝のニュースショー的には「主力選手が巨人離れを宣言」とばかりに、サブローや高橋信二や鶴岡がFA行使するらしいって言っていたけど、彼らの場合は別に巨人に愛想尽かしたってわけでもないだろうけどさ。

 鶴岡はともかく、サブローや高橋の場合には「金満球団巨人が後先考えずに大人買い」しただけで、このままタンスの肥やしになるのは嫌だから「もう少し、後先考えたい」ってだけでしょうし。

 そんで、ワタクシ的には「川島亮が楽天にキターーーーっ!」ってほうが驚きました。
 普通に考えると「同じくヤクルトから移籍してきたけど、今年クビになった鎌田コース?」と思いますけど、一場はとってくれたけど、川島は出すって・・・・なんか、川島のほうがまだなんか、うっかり伸びしろありそうな気がしますが、ああ、でも川島ももう、30歳なんだー。顔はイケてるんだけどね(笑)

 あ、そーいや、岩隈不倫報道が出たらしいですね。
 会社でエビワカちゃんに教えていただきました。
 週刊ポストの記事読んでみたいけど、自分で買うの嫌だなあ。

11月19日(土)

 今日は出勤でしたが、昨日は社長のところに来た客がなかなか帰らなくて、そのためだけに1時間残業しちゃったので、今日は早めに帰宅させていただきました。だって、日本シリーズ観たかったんだもーん。

 今日で今年のプロ野球は見納めになるかもしれないし。

 でも、やっぱし「外弁慶シリーズの呪い」なのか、中日がリードしている。

 しかし、試合の行方よりも、「テレビ朝日のゲスト解説者が栗山とダル」ってあたりが、コアな野球ファンには別の意味での緊張感与えてるんですど?こっちのほうが「巨人のお家騒動」よりも、邪魔くさいぞ?(笑)

 (野球に詳しくない人のために余計な解説すると、栗山は来期の日ハムの監督で、ダルは「メジャーへのポスティング移籍が濃厚」と噂されているので、来期は日ハムにいるのか微妙なのである)

 その栗山とダルが、互いに実況アナとは会話するが、互いに会話することが今のところほとんどないし、栗山がダルへの遠慮からなのか、いつもより無口になっているようなので、試合の行方よりも放送席の行く末のほうが気になってしまうのでありました。

 つーか、栗山はともかく、ダルはなんでこの仕事受けたの?
 テレ朝もこんなことしないで、いいから、普通に古田にしておけばよかったのに・・・・

 そーいや、先日の「森福がノーアウト満塁を見事な投球で乗り切った!」って試合の時には、残念ながら解説がノムさんじゃなかった。
 ノムさんがいたら、自慢話全開だったろーに。

 オールスターの時に、武田勝が登場したら「プロでこんなに活躍するとわ」って言っていたけど、そしたら森福が出てきて「えええ?森福も出てるの?」って驚いていたなあ。

 あの当時のシダックスは、野間口、武田勝、森福と立て続けにエースをプロに送ったんだよねえ。森福の時には廃部という事情があったんだけど。

 野間口はパっとしないけど、武田勝が日ハムの左のエースとして大活躍して、去年はダルより勝ち星あげちゃったし、プロではセットアッパーとして地味に地位を気づいていた森福までが、オールスターには出場するは、日本シリーズでは大活躍するわで、ノムさん的には「元教え子のまさかの活躍に目を細める」しかないだろう。

 ところで、野球ファン的にはどーでもいーことなんだけど、今日の中日の先発の吉見って、ルックスが地味なんだよな・・・・
 せっかく、バレーボールも終わったし、今日あたりは視聴率稼げそうだから、もっと見栄えがほしいところなんだが・・・
 いや、吉見は私服だとけっこうイケてるんですよ。
 ユーチューブでローカル放送のオフ企画いっぱい観たので(笑)

 でも、ユニフォーム着てマウンドに立つ吉見はテレビ映り的にはイマイチなのだ。

 それは和田も同じで、和田は私服姿だとほんとイケメンなのだが、ユニフォーム着てマウンドに立つ和田は、なんとなく貧乏臭い雰囲気になってしまうのだ。テレビで観るとね。

 うーん、だから、なんとか明日も試合して、「マウンドに立つ、五月人形」みたいな杉内を全国放送で皆さんに披露したいんだけどなあ。

 中日は顔というかテレビ映りで選ぶと誰なんだろう?

 ソト?・・・・・・・ぶわっwwwwwwwwww

11月18日(金)

 おや、おや、清武がクビになっちゃったよ。

 まあ、それも想定内だったろうから、ここから本格的に反撃のノロシを上げるのよね?(オリンパスの英国人元社長さんみたいにね?)

 でも、やっぱし「エラい人」はエラかったってことなんですかね?

 逆らうと、やっぱし良くないのかしら?
 でも、わたくし、今日はちゃっかり会社の暖房入れちゃいました。部長が休みだったので、お試しで「反逆のノロシ」を上げてみたのです。

 そしたら、他の社員が「あれ?なんか暖かい?あれ?エアコン入ってる?」と不思議そうにしたので「いえ、気のせいです」とキリリっ!

 ええ、「精神論」で超節電をするのであれば、こっちも精神論で応戦しますよ。「暖房なんて付けるわけないじゃないですか。暖かいのは気のせいですよ、あははははは」って。

 でも、みんな、びっくりするくらい真面目だからなあ。
 本当の敵は「横暴な専制君主」ではなくて、「それに従おうとする善良な市民」なのかもしれない、という「世の中の真理」をちょっと垣間見てしまったような気がして・・・・

●間違った日本語?

 私が昨日、友人がグルーポンで買ってしまったクーポンに付き合って(これで一応最後らしい。本人も「ついついいっぱい買っちゃったけど、あんまお得じゃなかったよねえ」と反省しているらしい。私が「グルーポンが上場みたいなことしたけど、えれー金額になってたが、それもこれも、あんたがこんだけ貢献しているから、誰かが大儲けしたんだよ」と釘をブスブス刺したこともありーの)、青山で高級フレンチ食べている最中に、ホークスは敵地名古屋ドームで三連勝目を飾ったらしい。

 あ、ちなみに、昨日の店は、今までのグルーポンの中では最もまともな店だったし、雰囲気もお味も大変よろしかった。なんかの機会があれば使いたい店であった。ああいう、「底力」のある店だったら、グルーポンで「量産フルコースなので相場よりかなり安価」で振る舞うのも、新規開拓に役立つだろうから、少しは意味があるだろうけどさ。

 私にはその機会があまり無さそうだけど「レストラン・ウェディング」で使ってもよさそうだったし、わりとこじんまりした雰囲気もあったので「親族だけのお祝いの席」でもいいし、ってうちの家族だと無理ですが(笑)、でも、ああいう店で年に数回、家族のアニバーサリー(笑)に利用するような家ってちょっと憧れっちゃったりしてみたりして。

 メインの肉料理はイマイチだったけど、その前に出てきた「ラビオリ」とか「リゾット」などが超美味しくて(って、あれ?フレンチだったはずだけど?)、そういうほうがポイント高かったりしますしね。

 でも、帰り際、「こんな都心にこんな中庭が」と、支配人らしき人に話しかけたら「このビルの設計者が世界的にも有名な建築科で、この中庭も世界各国から見学に来られるのですよ」と自慢気だったが、だったら、私らを中庭散策に案内しろって。と思った。

 私だったら、せっかくクーポンで集めた客が、三ヶ月で100組来たら、全員に中庭案内するね。

 その内の1組でも、「次」があれば御の字じゃん。まさに「鮭の放流」ですよ。

 私だったら、そういう気持ちで商売というか「宣伝」するんだけどなあ。試食販売のバイトしていた時は、ほんとそういう気持ちでやっていて、「試食して、すぐ買ってくれなくてもいいのです。でも、美味しいなあって思ってくれて、半年後に友達んちのホームパーティーに行くときに、ふと、ああ、これ前に試食して美味しかった、って思いだしてくれたら」って気持ちでやっていたし。

 ワインの試飲会のバイトの時は、ほんとそういう感じで楽しかったなあ。
 通りがかりのお客さんたちも、ここぞとばかりに片っ端から試飲してくださるので、こっちも「ほら、いろいろな味があるのがワインの醍醐味だし」って、少し遠慮のあるお客様には「私、別にノルマ抱えてないので、とにかくこのチャンスに味見しまくったほうがいいですよ?」って言ったっけ。

 そして、あの試飲会バイトで、なぜか一番売れたのが、私が一番「これ、あんま美味しくないというか、微妙な味」と思った、安物イタリアワインだった。
 事前に研修を受けたときに「これは、ほんとのランチのテーブルワイン」と説明されて、「あー、アメリカ人はハンバーガーをコーラで流し込むけど、イタリア人はピザをこういうワインで流し込むんですね」と言ったら「君、いいこと言うねえ」と褒められたので、試飲した客にも同じこと言ったら、「たしかに安っぽい味だけど、この安っぽさが新しい」とばかりに、ぷちワイン通な方々が迷わず購入されてました。安いから、ね?

 あー、また話逸れちゃった。
 えーと日本シリーズの話に戻ると、福岡のホークス本拠地で中日が連勝したのに、名古屋ドームではなぜかホークス連勝で王手で、私も「なにこの、外弁慶は?」って思いましたけど、テレビや新聞の各マスコミも、こぞって「外弁慶シリーズ」と言っていましたけど・・・・・

 えーと、「内弁慶」っていう言葉が生まれたのは「弁慶は普通に強い」という前提があってからで、だから「外弁慶」って言葉は変ですよねえ?

 ああ、でも、「家(ホームゲーム)には滅法強いが、外(ビジターゲーム)では、からっきし」というのを「内弁慶」と言うけど(そういうチームはけっこう多い。一時期の楽天のホームでしか勝てないことが多かった)では、「外ではエバってるのに、家に帰るとからっきし」というのを「外弁慶」って言うのは、やっぱアリか?

 
11月16日(水)


 森福すげー、すげー、すげかったです。(←間違った日本語)

 解説者の山Qが大絶賛で、楽しかったです。

 まだ全然試合途中なんですけどね(笑)

 でも、今日はマスオさんが帰り際に「お、ソフトバンクがリードしてる。なんか日本シリーズって面白いですね」と言っていたので、普段は野球に興味無い人にも是非楽しんでいただいているようで嬉しいです。いいゲームが続いてるしね。

 さて、昨日は「冬期の暖房設定が15度って?ふざけんじゃねーよ」という愚痴を書きなぐりましたが、さっき読み返してみたら、老人の話みたいに繰り返し記述が多くて、がっかりしましたが、「自分にがっかりする」のに慣れてきているので、もういいや。

 おや、やっぱし中日の山井も安定してますね。

 今年は西武ドームで試合前に目の前で練習する山井を間近で鑑賞できて嬉しかったな。
 「わー、山井だ、山井だ!ほんとに、ピロヤス(ヤクルトの田中浩康)に超くりそつ!」って(笑)

 お、王さんが映ったぞ。いいなあ、やっぱし王さんの後妻になりたいなあ。いい席あてがわれてるんだろうなあ。(王さんの後妻におさまったら、日本全国どの球場でも顔パスで特等席に座れるだろうという根拠不明の思い込みです。)

 おー、森福ほんと今日は(今日も?)安定してるなー
 いいなあ、もし楽天が日本シリーズに進出して、こんな場面で片山君あたりがこんな投球したら、マジ号泣するわ。

 そして、バク転失敗して、ハリーホークにお姫様抱っこで退場するドアラであった。

 きゃーーーーー、三瀬が出てきたーーーーーーーーーー!

 三瀬もなんだか、すっかりオッサンになったなあ・・・・・・・おや、10歳年下ですか(笑)

 しかし、きっちりカブレラは三振にとった。
 うん、元ホークスの三瀬だけど、カブレラは元チームメイトじゃないしね。って、川崎にヒット打たれちゃった。

 三瀬がんばれー!

 あー、三瀬が頑張ってるのにCMですか?

 って、交代でしたか(笑)
 さすが落合、刻んできたな。ここで浅尾ですかい。

 浅尾もピシャリと抑えて、後半はまさに息詰まるような投手戦ですね。球場で観戦すると、こういう試合ってつまんなかったりしますが、テレビ観戦にはいいでしょう。

 ブランコがこのシリーズ、えらく張り切ってますねえ。
 さっきのランナー川崎抱えたときの、一塁での牽制捕球も超イケイケで面白かった。

 ブランコを眺めているだけでも「絶対勝つんだ!」って気合感じて、感激しちゃいます。

 おや、まだ8回裏なのに、もう10時じゃん。
 今日は少しは視聴率稼げるかしらん?

 そして、個人的には明日は友人と会食なので、今日はホークスに勝ってもらったほうがいいのですが・・・・・

 落合ファンの私としては、中日に優勝してもらいたいんだけどね。

 はあ、9回の表終わった。

 眠くなってきた。
 だって、今日も忙しかったし、また1時間残業して頑張ったし。

 やっぱし、マハラジャなくて・・・・馬原じゃなくてファルケンで行きますわね。

 イニング跨ぎどうなんだろう?

 おー、ファルケンも気合入ってるなあ。このまま逃げ切れるかなあ。

 おおお、ホークス勝った。
 解説者の誰かが言っていたけど、ほんと、ファルケンは「ゾーンに入っていた」って状態だったよね。

 そのゾーンを産んだのは、きっと、森福のゾーンだったと思うけど。

 ほほほ、孫さんがベンチ前で選手を出迎えてる。
 ビジターなのに(笑)
 でも、いいなあ、私もオーナーになりたいなあ(笑)

 というわけで、王さんの後妻におさまる夢はしばし忘れて、「どうやったら、プロ野球のオーナーになれるのだろう?」という妄想を抱きつつ、いい夢観られるといいですね。

 監督誰にしよーかなあ?
   

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