可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

10月15日(土)

 最近、また変動期らしいです。

 まず、驚いたのが、今月予定されていた月経活動が予定通りに訪れないことである。

 「およ?いよいよ更年期ですかい?」って思うのと同時に「へー、更年期を意識したとたんにこれかよ」という驚きというか複雑な心境だ。

 先月、無事に45歳になったのだが、平均的更年期が45歳くらいかららしいというのを何かで知ったので「ほお、そろそろだな」と心の準備していたのだが、まさか45歳きっかりで、いきなり乱調になるとは思ってなかったので「私の潜在意識ってなんで律儀なの」と遠い目になった。

 でも、過去の遠い記憶で「やべ、妊娠しちゃったかも」って警戒したときにも、えらく遅れたことがあったので、そいうこともあるのかもしれないが、今んとこ、うんともすんとも無反応なので「今度、ママンと会った時に、ママンの時にはどうだったのかちゃんとヒアリングしておこう」と思いました。

 なんかすごく不規則になって、困っていた話は20年くらい前に聞いたような気がするのだが、あまりにも昔のことなので詳細は忘れちゃったよ。

 これでサヨナラなら別に構わないのだけれど、そんな簡単なもんでもないと思うので。

 それで、私なりに多少はブルーになったらしく、連日の夢が非常に暗黒極まりない。

 なーんか、ともかく人が死ぬ夢ばかり見るのだ。

 それでも私はよく「他人が酷い死に方をする夢」を見るので、最初はあまり気にしてなかったのだが、「うちの会社の社員数名が生き埋めにされる夢」を見たときには、目覚めてからけっこう動揺しました。

 いかにも夢らしく、「なんでそういうことになったのか?」って経緯はすっかり憶えていないのですが、「うちの会社の社員が死刑宣告されて、なるべく残虐な方法じゃなよう配慮されて、生き埋めの刑に処されることになった」とのことだったが、「えー?生き埋めってけっこう大変じゃない?」と思ったのだが、そしたら実際に処刑される現場に私もいて、「ええええ?一人じゃなくて、こんなに大勢なの?」と、びっくりした。

 たしか、10人くらいいたと思う。
 彼らには個人的には、表面的にも潜在的にも特に恨みが無いようなメンツだった。

 「えー、なんでこの人たちが?」って夢の中で思っていたし。

 後から考えると「人間的には好きだが、仕事できるかっていうと、よくわからない」っていうメンツがセレクトされていたような気がしなくもないけど、彼らを処刑するために、幼稚園のプールくらいの大穴が掘られていて、「えー?ここでいっぺんに埋めるの?そんなん、絶対無理だろう」と思ったのだが、死刑囚10人くらいをその穴の底に並べて座らせて、上から土を被せていって、死刑囚たちも最初は「大人しく刑に処させる」という態度だったのだが、やっぱし顔に土がかぶるくらいになると本能的に暴れてしまい、暴動みたいなことになっていた。

 で、この処分を決めた人に、某中堅社員が刃物持って「おまえが死ね」と挑みかかるのを必死で止めたりしていて、疲れる夢でした。

 「誰かが死ぬ夢」って、私はそんなに不吉には思ってなくて、タロットカードの「死神」のカードみたいに「変化を望んでいる」と解釈するのですが、その変化とは更年期障害のことなのか、それとも、もっと何か違うことなのか、今のところよくわかりませんが、とにかく45歳になったことで「アラフォーじゃなくて、アラフィフね」って意識したとたんですから、そういう意味での「変革期」なのかね?

 これって、またプチ鬱になるのかな、って警戒したけど、運良く仕事が忙しかったので、鬱になってる暇がないというか「そんな場合ではない」という意識で乗りきれる程度の波なんですかね。

 いやー、でも、仕事が忙しいと言っても、非常に生産性の低い仕事でさ・・・・・
 つーか、ある意味「あれ?あたしってそろそろ更年期?」っていう不安を吹き飛ばすほどの「なんなのだ、これは!」の連続で。

 新規会社に以降した業務をまたこっちに戻すので「えーと、この機会に焦げ付いた未収金をリセットしたいなあ」と思って、最新の「未収金リスト」と眺めていたら・・・・さ・・・・・取引先A社担当の「言い訳」は「何度か訪問しているが、代表者が療養中で不在」ですか、はあ、そうですか・・・・・

 そして、B社担当の営業マンの言い訳は「担当者がルーズなので、請求書を何度も持っていっているが支払いが無い」って、え?

 たしかにルーズな得意先はあるけど、それは「2月分の請求書は無くしちゃったけど、3月分は支払っていた」とかで、未収金が「2月分と6月分と8月分」とか飛び石になっているところは、確かにルーズなのかもしれないけど、そのB社に関しては「二年間、一度も支払いがされていない」のだから、それは、ルーズじゃなくて確信犯だろう。

 そして、さらに驚くのは、二年間というか、取引開始してからまだ一度も支払いが無いのに、相手の発注に応じて納品しているのである。

 そりゃ、向こうとしては、金払わなくてもタダで納品されるので、払わないや(笑)

 ほんと、びっくりするけど、担当者に「これでいいの?」って確認すると、「でも、あそこはけっこう買ってくれているので切れないんです」とか言いやがるが、ひたすら虚しい売上が上がってるのに、これでいいの?

 で、そういう焦げ付き先は数件あるのだが、そういう所は口を揃えたように「必ず払いますから」って言うらしい。

 私も個人的に「貸した金を貸さない」ということで苦労した経験があるので、よーくわかるのだが、返す気のある人は、月々微々たる金額でも返すはずだが、借金体質の人はそういうことはしないのだ。「自宅を売ってでも、耳を揃えて返します」とか言うのである。

 ほんと、すごい不思議なんだが、本来は月々数万円の返済に行き詰まって、しょーがないから3千円だけ返したという人を私は知らない。

 千円でも、二千円でも振り込んでもらえば「返済の意思はあるんだ」って解釈するのに、そーゆー人たちは、そういうこと絶対にしないのである。

 で、まともな人は「今月の支払いがちょっと遅れます」って連絡してくれて、ちゃんと入金されるのだ。
 てゆーか、まともな人はほとんど支払いが遅れないのである。
 うちの会社でも、まさに「ルーズな社員」が請求書を紛失するが、「先方から確認があったので」ってことで、速やかに再発行してもらって、すぐに支払っている。

 経理の仕事をしていると、そういうことには慣れっこなので、逆にうちから請求書出しても振込が確認されないときには「すみやかに相手に確認して、請求書再発行しろ」と指導しているのだが、ルーズな営業担当者がいると、その連絡を面倒がり(確かに、あんまし楽しくない仕事だ)放置されてしまい、1年経ってもまだ未収なんてこともよく起こる。

 でも、いくらなんでも2年間、一度も振込が無いって・・・・

 私がこの会社に入った時にも、営業マンたちは「未収金の回収」は自分の仕事だと思ってないフシがあり(親会社相手の子会社だったので、外の世界との付き合方がわかってなかったらしい)、「新規に10万円売り上げるよりも、すでに売っているのに入金されない10万円を回収してくるほうが、会社としては同じだし、仕事としては回収のほうがラクじゃない?」って説得したこともあったなあ。

 営業マンの評価方法として、「回収率」も入れてほしんだけどなあ。

 でも、それを提案する気力と余力が今の私には無いので、私にできることは「これ、ゼッテー回収できないだろう(笑)」って不良債権を帳簿上潰しまうことだし、それをきちんと報告すると、また炎上するのがわかっているので(何度も炎上しているが、全く改善されていない)黙ってやっちゃおう。
 って、その作業が実に面倒な仕事で、「あーあ、全く生産性が無い」と嘆きながらも、「ここでリセットしておかないと、後で自分が苦しむから」と、あくまでも「自分のため」にやってます。
 でも、自分のため、だと自分に言い聞かせても、やっぱ「はあ、なんで私がこんな仕事のために残業・・・・・」と虚しくなってしまうのだが、でも「今の自分よりも、ずっとずっとダメなもの」と対峙していると、自分の問題点と向かい合う余裕なくなるし、「ああ、ヤクルトが悲惨なことに、また応援に行かないといけないかしら?」というプランも脳内で「そんな暇はない」と速攻却下されましたので、更年期障害とかヤクルト連敗で優勝の可能性ほぼゼロ、などの私的な困難を華麗にスルーできるのは「ルーズな得意先担当者」と「ルーズなうちの営業マン」のおかげですよね。

 何事にも感謝しつつ、穏やかな人生を送りたいものである。


10月14日(金)

 我が家から近いというほどでもなかったけど、たぶん、徒歩30分くらいの世田谷区の住宅街で「放射線量が高いので、すわ、ホットスポットか?」って騒ぎになり「おお、週末はあそこを散歩してみよう」と思っていたところ、なんと「床下からラジウム発見!」という新展開になっていたので、私は大爆笑してしまいました。

 いやー、今後もこういうの出てきそうですよねえ?市民があちこちくまなく放射線量測ってみたら、「ガレージで原子爆弾の製作に励んでいた人を発見」とか(笑)
 あと、「健康にいいから」とラジウム系温泉鉱石なんかを庭に敷き詰めていたお金持ちの家なんかがホットスポット認定されたりしないもんかね?

 しかし、あの世田谷の古い家屋は、住んでいた老夫婦の夫はすでに亡くなっていて、残された妻も一人暮らしが困難になり、すでに転居していたようなので、数年後には解体されていたのだろうけど、原発事故なんてなければ、床下に転がっていたラジウム入りの古い瓶は、フツーにゴミとして処分されていただろうなあ。

 それ以外にも、横浜のマンションの屋上でストロンチウム検出とか、船橋市の公園で高い放射線量が、とか、広く薄く分布していたものが、枯葉や雨に乗って集中しちゃうって場所はこれからも発見されそうです。

 これまで、「全然気にしてない」と言っていたエビワカちゃんも、さすがに「そういう所に子供が毎日近づくと大丈夫なんでしょうか?」幼い娘二人を持つ母として、遅まきながら心配になってきたようだ。

 そんで、わかったのだが、みんな、放射線量ってことがよくわかってないみたい?

 って、私もよくわかってるわけではないのだが・・・・

 かろうじて、大雑把な例えではあるが「紫外線を大量に浴びると、肌に悪いじゃない?」って話で説明してみた。子供の通学路の一部とか校庭の一部に、高い紫外線を浴びてしまう区画があっても、何時間もそこにいるわけではないし、「健康に影響のない基準値」っていうのはたぶん、「1日8時間、365日そこにいても、皮膚がんになる可能性は低い」って数値なんだと思う。

 放射線をある程度浴びてしまう、っていう話と「体内に取り込んでしまう」って話は別の話だと思うのだが、その区別がついて無い人はけっこう多いようですね。
 そんで「私はあんまり気にしてないんです」ってずっと豪語していたエビワカちゃんも、やはり娘がいるので多少は気にしていたようで、今日になって「でも、福島の子を調査したら、甲状腺に異常があったっていうニュースもあったし」と言い出した。

 ああ、ありましたねえ、そういうニュース。
 でも、私はあの記事を見て「データの出し方がよくわからないなあ」って思いました。

 大人だとさ、毎年健康診断するのが会社で義務付けられているので、血液検査の数値とかある程度はとっているけど、子供の場合はそうじゃないので「正常値」っていうのは何を元にしているのかがわからない。
 まあ、でも、例えば「震災の影響をほとんど受けていない九州の子供」の数値と比較してもらえるのなら、わかりやすいけど、私の見たニュースではそういう比較データは出ていなかった。

 そして、原発周辺から避難してきて、長野で受け入れられていた子供を調査したようだが、彼らにはかなりの精神的ストレスがかかっているはずなので、「原発の影響はあまり受けていないと思われるが、同じように避難生活を強いられている子供」のデータも並べてもらわないと・・・

 それに「正常値をやや外れた子供が多かった」って言われても、大人の健康診断なんて、正常値範囲振りきってる人ばかりですからねえ(笑)

 「オレは健康に特に問題もなく、幸せに日常を送っているのに、健康診断の度に、中性脂肪が高いとかコレステロールがとか、病人扱いされるので不愉快だ」って言ってる社員もいましたっけ。あ、でも、あの人、震災直後の雨の日に「今日はうちの子にマスクつけて登校させました。だって、変なもん吸うとヤバいじゃん?」と真面目に言ってたな。

 あの人も変わった人だよな。この間も、東南アジア出張から帰ってきた上司が、「ちょっと下痢気味で」と言ったら「悪いもん感染ったら嫌なので、窓開けていたら、寒くて風邪ひいた」と冗談めいて話していたけど、あれはっけっこう本気だったのだと思う。

 自分の不摂生で健康診断の結果が悪いことには憮然としているのに、「外部から不健康な要素が」っていうのには敏感なようだし「それをちゃんと防御しています」と自慢気に話すので、友達にはなれないタイプの人だ。

 でも「気にする」のも「気にしない」のも自由であるが、「気にする」のなら黙ってやればいいのに、って思う。
 「関東の野菜なんて買わない」っていうのは自由だが、それを大きな声で言うこともないだろう。
 こっちだって「産地選んで買うなんて、風評被害を助長する!」って責めようとしているわけじゃないんだし。

 そして「本当に大丈夫なんですかね?」って人に「大丈夫ですとも」と言うつもりも、根拠もないのだよ、私には。

 でも、ここ数日みたいに、国が発表した空中からの計測データでは「東京や神奈川で心配なところはないね」っていうのに反して「局所的にはやっぱホットスポットあるじゃん!」ってニュースが出ると「やっぱ、国のこと信じちゃいけないんですよね?」なーんて急に言い出すので、だったら、一生懸命、あちこちで計測している市民団体に協力すれば?労力出せなくても、金は出すとか?って思うのだが・・・・

 話は違うが、先日、妹に付き添って、甥っ子の予防接種に付き合ったのだが、今って「不活性化ポリオワクチン」が流行ってるらしいですね。
 従来のワクチン接種だと、費用はほとんど行政が負担してくれるらしいが、それだと、ほんとに「万が一の確立で後遺症が出る」ということで、そういう症例が少ない「不活性化ポリオワクチン」を選択する人が多いらしい。そっちだと自腹になるので、1万円だか2万円だかの自己負担になるらしいが、その程度の出費なら、お父さんが飲み会を2回我慢するか、お母さんがブランド物バッグとか財布を我慢すれば余裕であろう。

 宝くじに当たるくらいの確立を回避するために、万札切るのが賢明なことなのかどうなのかは私にはわからないけどさ。
 そこで「国の制度が信用できない」って言っても、じゃあ、「不活性化ポリオワクチン」なら絶対に安全なのかっていうあたりをちゃんと自分で情報収集しないといけないわけだし、別になーんも考えてない「従来の制度」で自費負担をほとんどしなかった人の多くが「副作用なんて全然なかったです」ってことになるわけで、ほんと、リクス管理って難しい。

 って、どんなに頑張ってリクスを考慮していても、隣の家の床下にびっくりするくらい高い放射線を放出する物質が転がっていたりしますしね(笑)

 笑い話にしていいのかわからんけど、例の「ビョーキになって故郷に帰り、今んとこ音信不通の友人M嬢」は引越しの際に相当神経質になっていたので、「ここがいいかな」って物件のすぐ側に高圧電線が通っていたので、そのリスクを調べるために、電力会社のコールセンターに電話して確認したそうです。

 ところが、「電磁波の影響はそれほどではないらしい」と納得して引っ越したM嬢ですが、引越し早々、彼女を悩ませたのは、なんと「近くの幹線道路の深夜早朝の騒音」だったのです。

 あれも、「夜は眠くて寝ちゃう」っていう健康的な勤め人だったら気にするほどのことでもないのですが、私も以前、環七沿いの部屋に住んだことあったので「普段は全然気にならない」のですが、妙に眠れない夜とか、あと、発熱して辛い時には環七の騒音が響いたので「弱ってる時には響くなあ」って実感だったのですが、友人M嬢は「弱り切っている時」に、高圧電線のことは気にしたのに、幹線道路のことは全く気にしてなかったようで、けっこうアレで不眠症に拍車かけちゃったのだと思いますね。
 明け方の空いた道路だと、大型車両がスピードを上げますので、それがかなり癇に障ったようでした。

 まあ、要は「気にする人はとことん気にする」ってことで、それはいいのですが、「あんま気にしない」というか、「私は気にしなくても別にいいんですよね?」って人たちは、どこが気にするポイントなのか、ってことをちゃんと自分で勉強しないまま、「気にしてなかったんだけど、気にするべきなんですかね?」って聞かれても、ちょっと困るなあ。

 えーと、まあ「ただちに健康に影響の出るレベルのでは無いみたいですので」って、こっちの反応も、官僚っぽくなっちゃうし。

 って、自分でも何を言いたいのかわからんが、妹が「いろいろ情報集めて、熟慮の末、不活性化ポリオワクチンにした」という話は「へえ、そうなんだ」と熱心に耳を傾けたが、もし「こういう選択肢があるんだけど、どっちがいいと思う?」って聞かれたら困ったと思う。

 そして、エビワカちゃんに「子供のためには、放射能のこと、もっと気にしたほうがいいですかね?」って聞かれても「さあ?どうなんだろうね?」としか答えようがないのでる。
 自分には大した影響無いと思っているので、あんま関心が無いだけだ。
 で、うちの部署はアラフォーの独身者がほとんどなので、みんなやっぱし無関心なのである。

 そして、そんな人達に「もっと気にしたほうがいいですかね?」って言うのは、私が野球に全く関心の無い他の社員達に「横浜ベイスターズは今度こそ売却されちゃうのだろうか?ってことをもっと気にしたほうがいいかしら?」って投げかけているみたいなことだと思うんだけど・・・・

 それこそ「さあ?どうなんだろうね?」って話である。

10月13日(木)

 がーーーーーーーん!

 今日の夕方、前の外イベントで会場のサブ責任者だった、イケメン社員と(そんなイケメンでもないけど、楽天の永井にちょっと似た風貌なので、私は無理やりイケメン枠に入れている)ロビーですれ違った時に、「あ、ミヤノさん、またよろしくお願いします」と言われたので、「・・・・・え?なにが?」

 普段の仕事ではほとんど交流がないので、何をよろしくお願いされたのか、一瞬わからなかったのだが、二瞬目で「あ・・・」と気がついたのと同時に、向こうも「次回のイベントですよ」

 ああ、君が次回もあの難しい会場を担当するのは知っていたが(前回の失敗を踏まえてがんばります、言っていたので、がんばれよ、と思っていた)私も付属品として流用されちゃうのですね。

 ううう、前回は事前に「ミヤノさんなら大丈夫です」って言われて「おめー、一緒にイベント仕事やったことねーだろう。なめんなよ、私は見た目よりも、けっこう使えねーぞ」と思っていたのだが、実際、日記さんにもしこたま愚痴ったが、想定外のトラブル続出で、私はイベントの朝の準備段階で疲れ果て、あとはひたすら灰になっていたである。

 これで、もう大事な現場では使われないだろう、と思っていた。

 イベント仕事の後には、イントラ上で反省会が開かれるのだが、私がびっくりするのは、すっかり定着した「不適合者認定」である。
 不定期イベントであるので、日雇いバイトというか「そういう業種の派遣会社」が複数入っているのだが、イントラネット上の反省会では「あのバイトは不適合でした。二度と来ないでほしい」などと、イベントごとに数人の「不適合者」が晒されます。

 確かに、中には人間としてちょっと・・・・という人材も混じってくるようですが、私が出会った限りでは、そんな酷いのいなかったし、みなさん、慣れない仕事でキョドってるだけで、そういうのまで、「不適合」って烙印押してませんか?って思うのだが・・・・

 いつも書いているけど、妙にどーでもいーことを変に記憶してしまう自分と違って、フツーの人々な皆様は、自分がその仕事に慣れているので「初めてなので、全然わかりません!」っておどおどしている人の気持ちが全然わからないようだ。

 業務を引き継ぐときにも痛感するのだが、前任者は「こんなの超簡単だから」って丸投げするけど、あんたはもう何年もルーティンとしてやってるから簡単に思うのかもしれないけど、こっちは、ずらりと並んだボタンのどこ押していいのかわからなくて、呆然としちょるのですよ。

 それはいいとしても、気の置けない社内反省会で「あのバイトはダメ!」とダメ出しされてるのを眺めていると、「はあ・・・・・ミヤノさんも不適合者だから、二度と配属しないでください・・・・・って、誰か言ってくれないかな」って口に出したら、総務部大爆笑になった。いや、そこ、笑うところじゃなくて、私は本気なんで。

 そんで、話は戻るけど、前回の「けっこう大変だった会場」で、元々「なんで私が一番大変そうな場所を担当するの?」って前から愚痴っていたのだが、「ミヤノさんなら大丈夫です」って言われて、「はあ?この立派な中年女性で経験も浅い私が?」と思ったのだけれども、案の定大変だったし、トラブルを体力で解決できなかったので、「だから、こういう場所を私みたいなオバサンに任せるなーーーーー」って思ったのだが・・・・・・

 うーん、失敗したかなあ。
 あのトラブルは確かに私のミスではなかったので、後でもっと「上がちゃんと手配してくれないからああいうことになったのです!」って他人を責めておくべきだったかなあ(笑)

 たしかに、もっとプライド高い人があそこを担当していたら、「なんで、こういう事態になったのだ!上の仕切りが悪すぎる!」と激怒していたのかもしれない。

 気弱な私でも「ほーら、やっぱり」くらいは思ったし。
 でも、事態を最小限の被害で収集させるのに必死で、それをなんとかやりとげたら、後はくたびれちゃって、「責任者の仕切りが悪いからよ!」ってキレるパワー全然残ってませんでした。

 えーと、そういうわけで、「あれだけのトラブルに見舞われたけど、冷静に対処してくれて、文句ひとつ言わなかったミヤノさんは、やっぱ使いやすいな」って思われちゃたのですかねえ?

 まあ、その、イケメン社員は、私が「楽天の永井に似てる風貌なので、なんとなく弱い」という態度を見せるので、その気配を感づいているのかもしれないけど、他の候補者よりは、私のほうが扱い易いと思っているのか「ミヤノさん、またよろしくお願いします」という最上の笑顔でオッケーというのが気に入らないけど、ええい、しょーがない、連続して「重い会場配置」っていうのは「お局様いじめ?」って思うけど、ここ数年、ラクな会場が多かったので、そういう年回りなのかもしれない。

 はーい、はい、はい、やれってゆーのなら、やりますよ。

 結果出るか出ないかは知らんけど。

 うちみたいな中小企業のサラリーマンの場合には、結果よりも「文句言わない」ってほうが重要ですからね。

 あらー、ヤクルトまた負けっちゃったのね。
 セの試合が全然消化試合にならないじゃない。
 この後どーなるの?


10月12日(水)

 昨日は部長の大講演会のおかげで、すっかり疲れきって帰宅したのですが、当の部長はもっと疲れたらしく、今日はいつもより遅めに出社してきた。(何度も書いているが、出勤時間自由という変な会社)

 きーーーーーーっ、今日は銀行が部長に関連会社の営業マンをぜひご紹介したいのでってアポとっていたのにーーーーーー!

 部長の携帯に電話してみたら「え?そうだったっけ?ちょっと間に合わない」とのことで、しょーがないから「すいません、ドタキャンで」と、とっさに嘘の言い訳も思いつかなかった正直者の私であった。これだから出世しないよな。
 そして、申し訳ないから、朝からハイテンションで雑談頑張りました。
 つーか、銀行の担当者が連れてきた営業マンが美人さんだったので、「ううう、せっかく美人を連れてきてくれたのに」と余計に気を使ってしまったというか・・・・正直に申し上げますと、銀行担当者が急な代打の私に気をつかって「野球話」で立ち上げたのだが、担当者の新しい子分の若い男子は西武ファンだそうで(前の子分はサッカー系だった)「イマドキ珍しく、野球話ができるんですよ」という掴みトークを展開したのだが、美人営業マン(ウーマン?)は当然のことながら、野球の話題さっぱりわからないので、硬い笑顔で精一杯「たいへん、興味深い雑談でございます」という雰囲気を一生懸命醸しだそうとしていたので、「こんな美人が私のために頑張ってくれている」ということに感動したので、中盤になって「それではビジネスのお話も」ということになったら、美人の型通りの説明にも、とても興味あるフリしておきました。

 いやあ、美人営業マンいいっすね(笑)
 今まで会ったことのある中でも、一番美人の営業だったんじゃないかな?

 美人営業マンは珍しくもないし、実際、うちにもいるけど、私が感じる「美人営業マンの欠点」とは、ほぼ全員がなぜか姿勢が悪いということである。
 顔はキレイなんだが、なんか全体の印象が自信なさげなのでマイナスになる。

 ああ、でも、もう10年近く前に、うちの営業で美人の子がいて、あの子は姿勢も凛としていたし、見た目は完璧だったのだが、中味が「不思議ちゃん」だったので、友達だったら「美人だけど天然」ってことで面白かったと思うけど、仕事仲間としては評価できなかったなあ。

 いかん、いかん、美人について熱く語ってる場合ではありませんでした。

 今日こそ、日曜日の「山崎武司、引退未遂試合」について語ろう。(「引退未遂」って変ですが・・・・なんかそういう雰囲気だったので)

 山崎さんの去就について、事前になんも考えてなかったので、いきなり「へ?自由契約?」ってニュースに驚きました。

 球団側としては現役を退いてもらって、コーチ就任を打診したらしいが、本人が「だったら自由契約にしてくれ」と申し出たらしい。

 今期の不振ぶりを考えると、かなり無謀な挑戦だけど、横浜の佐伯も中日が拾ってくれたし、セ・リーグだと「代打の切り札」としてまだ使い道あるかねえ?それに、守備はそこそこだし、「兄貴分」が不足している球団があるのなら、苦労人っていう経歴は(苦労人っていうのとはまた違うとは思うけど)「生きた教科書」としての利用価値はあるのかもしれないが、果たして獲得する球団ありますかね?
 今のところ、中日が「落合追い出して、中日OBで固めたい」っていう来季の構想があるらしいので、中日が興味を持ってるなんて報道ありましたけど。

 とにかく、来年はどうなるのかわからないが、日曜日が「楽天での最終試合」になったらしい。

 とは言っても、私は個人的にそんなに山崎に思いれ無いしなあ・・・・と思いつつ、試合を眺めていたら、ロッテもすでに育成モードなので、スタメンが「浦和ロッテ」状態だったのだが、エラーが多くて、なんだか痛々しい試合でねえ。そりゃ、楽天もすでに育成モードというか「2軍で活躍した選手にご褒美」という感じでしたので、「利府イーグルス×浦和ロッテ」の試合で、イーグルスのほうがエラーがたまたまエラーが少なかったってだけの試合展開でした。

 そんな中、楽天が大量リードして、敗戦処理として私の吉見が登場したのだが、楽天打線は吉見が苦手ですから(左の軟投派を苦手としている)、鉄平をあっさり三振にとったのだが、その最中に球場に大きなドヨメキが・・・・

 ああ、ネクストサークルに山崎さん登場。

 うーむ、ここはすでに得点差もあるし、吉見も今期は立ち位置が微妙で、敗戦処理でもきちっと結果出しておきたいところかもしれないけど、「私の吉見はたぶん、こういうところでちゃんと空気読む」と思ったのですが、やはり素晴らしかったですね、きちんと高めにストレート放ってくれました。

 山崎のKスタというか、楽天ユニでの最後の打席は見事なセンター返しのヒットでした。

 後ろからのテレビカメラの構図が、先のWBCでの「イムさんがイチローに打たれた」って時みたいで、私は「吉見、惚れなおしたぜ」って思いました。
 その映像は、翌朝のニュースショーでも披露されてましたので、一般ニュースでもけっこう流れたかね?まあ、シロートさんは「打った山崎」しか眼中にないんだろうけどさ(笑)
 もし、山崎さんがまた来季以降「不死鳥のように蘇った」ら、ニッセイのCMでこの映像使っていただけると「わーい、私の吉見が全国CMに!」って素直に喜ぶと思います。(巨人の松本バージョンの時の打たれ役だった青山の時みたいに)

 さて、試合の方は、9回は青山がリリーフに立ったのに、2アウトになったら小山に交代で「なんで?」と思いましたが、元中日繋がりということと、「次の試合まで間隔空くから」ってことで、小山に無意味にスイッチしたようです。

 そして、試合終了。

 楽天ベンチの選手、号泣しすぎ(笑)

 渡辺直人がトレードに出されたときも、「契約更改の記者会見が、なぜかお涙頂戴会見に?」という珍事でしたが、犬は飼い主に似るというか、飼い主が犬に似るというか、贔屓チームの選手の号泣ぶりに、「涙もろい、というか、なんでも泣けそうなものは片っ端から泣く」という私がドン引きするくらい泣いていた(笑)

 小山が特にね。
 つーか、渡辺直人トレードの時には「そんな湿っぽい話じゃないじゃん。必要とされてトレードされてるんだし」というコメントをラジオで述べたらしい小山だったが、この試合の後、ベンチに下がって、帽子で目を隠しながらゴーゴーと盛大に泣いてました。その姿をテレビカメラに抜かれたので、ニコ生住民達は「小山が引退するんか?wwww」って勢いで「小山、いままでありがとう」とかコメント投下しまくりました。

 山崎とそんなに接点多くなかったはずの2軍選手もけっこう泣いててね。

 ああ、でも、そっか、春先は山崎さんは、いつも二軍スタートだったんだよな。

 キャンプはどうしていたのか知らないけど、オープン戦が始まる頃、山崎はいつも「二軍のオープン戦こと、春季教育リーグで地味に調整していたっけな」と想い出す。

 一軍のオープン戦は桜前線みたいに、九州からじょじょに北上してくるので、関東在住の私が観戦するのは後半からになるけど、二軍のオープン戦は最初から首都圏スタートなので、ここ数年は春先にけっこう観戦していたのであった。

 ベテランは2軍でマイペース調整なことも多いし、故障明けのベテランもこっちだし、一昨年は春の二軍のオープン戦に「山崎、高須、藤井」ってベテラン選手が勢ぞろいしてたっけ。
 そして、超地味な扱いの二軍のオープン戦を観戦するような客層は、それなりにかなり濃いんだけど、「すげー、わかりすぎている」って人も多いなか、「あんまりわかってないけど、暇つぶしで来ているわりには、やじは活発」って感じのオッサンが、打席に立つ前にネクストで素振りする山崎に「おーい、ヤマサキよ、お前も、こんなところでやるくらい落ちたもんだなあ」なんでダミ声で華麗にヤジっていたりすると、「山崎さんは、毎年、マイペース調整のために二軍スタートなんですっ」と心の中で精一杯反論していた。

 春先の調整期間ってポップフライばかり上げますからねえ。

 余計に「スター選手がこんなところにいて、結果も出さない」って思われるのでしょうけど、そういうヤジ飛ばす人は「野球を知らない」ってことなんでしょうけど、それでも、あんなヤジを聞きながら黙々と調整するのはキツかったと思うんですよ。

 それでも、シーズン直前には一軍に合流し、シーズン中にはちゃんと結果出せばいいだけなのですが、今年はほんと、ホームラン数少なかったからなあ。

 それでも、やはり「楽天創成期を演出した大スター」であり、一般的にも比較的知名度が高い選手ではあったので「引退するまで置いておくだろう」と勝手に思っていたので、まさかの退団でした。

 広島の前田みたいな感じで使えばいいのにねえ、とは思うが、やっぱし厳しい世界ですね。
 まあ、裏ではいろいろあるようですが(フロントや幹部との相性とか)、そういう部分は私にはよくわかりませんので、「実力の世界は大変ですねー」って表面的なあたりでスルーしたいと思います。

 ほんと、来年はどこかのユニフォーム着て、がんばってくれるといいなって心から思いますっていうことで「引退未遂試合」と称させていただきました。

 ぜってーありえねーけど、もし、巨人が獲得したら(サブローとか高橋信二とか、パで微妙になった主砲の墓場と化してるし)私の意味不明に硬くななアンチ巨人魂がかなり緩みますけどね(笑)


10月11日(火)

 ええと、昨日は楽天の試合をニコ生で観て、いろいろと思うところあったのだが、昨日は書けなくて(もらい泣きしちゃってさ)、そんで夜は土曜日にマー君が勝った試合の録画を眺めていたのであった。

 なので、連休明けの今日は仕事をさっさと切り上げて、じっくり昨日のことを振り返ろうとしたのだが・・・・・いきなり、部長スイッチが入ってしまいました(笑)

 夕方、部の会議というか連絡会をしたときにも少しノリノリというか、午前中に会社の上層部のプレゼンを拝聴してきたのだが、今日のメンツの喋りが上手かったらしく、その内容をノリノリで私らに報告してくれたのでなんだか長引いてしまったのだが、6時くらいに会議が終わりみんな帰り始めていたのだが、部長は待ち構えていた他部署の部長と延々と長話していた。

 私はさっきの連絡会で部長から急に「ミヤノさん、この件はどうなった?」と聞かれて「いや、その件は皆の前で説明する話でもないので、後でゆっくりご報告します」と遮っていたので、その報告をしようと思っていたのだが、部長がなかなか戻ってこないし、他の人はM嬢(いつも自主遅番)しか残っていなかったので、そいういやM嬢が会議で述べていた「例の大規模修繕の発注期限が迫っているのでどうしましょう?」という話に、部長は「うーん、利益圧縮されるからどうしよう」とまた悩んでいたので、私が「いや、それ、資産計上になるでしょ?」と口を挟んだら、「じゃあ、年間いくらの損金計上?」と聞かれても、耐用年数とか調べないとわからないし、M嬢は「耐用年数が20年だか25年だって」と言うが、それは「実際の耐用年数というか製品寿命」であって、会計上のではないでしょ?なーんて、会議室の中で話しててもしょーがないので、それも「後で調べて試算するから」って言っていたのを思い出したので、M嬢に「会計上の耐用年数は17年だったので、それで計算すると、費用計上されるのはこの程度なので、たいした金額ではないよ?」なーんて教えていたら部長が戻ってきた。

 そんで、私が「さっきの会議で出た話ですけど」と説明したり、M嬢が「じゃあ、ミヤノさんがいるうちに、修繕費の件も」と二人で説明して、部長もそれには納得してくれて「そっか、毎年このくらいの費用計上なら、気にすることないな」と言うので、用事も済んだし、じゃあ帰ろうと思ったのが、7時くらいだった。はあ、またヤクルト負けてるわって、ネットで調べて溜息ついてからパソコン落として、立ち上がったら・・・・

 部長が「さっきさ・・・・」と他部署の部長に言われたことの愚痴を垂れ流し始めたので「へえ、そうだったんですか」と聞いていたのだが、まあ、その話は、部長がちょっと面倒臭い人に「これはどうすればいいんですか?」って聞かれたので、「ああ、それだったらあの部長にお願いすればいいじゃない?細かい事務手続きは総務でもできるけど、一応、管轄はあの部署だから」と軽い気持ちでそう言ったら、その面倒臭い人の部下が「TK部長の指示があり、この業務をお願いします」と丸投げしてきたので、その部長が「はあ?聞いてねーよ」ということになり、TK部長も「まさか、丸投げモードだとは・・・・」と呆れていたという話で、まあ、よくある話である。

 TK部長も、ちょっと根回ししておいて「あそこがこういうことしたいって言うので、そこの部長で表向き請け負ってくれる?実際はこっちでやることになるんだろうけどさ」って先に言っておけばいいだけの話のように思えたのだが、そんな「本当のこと」を今さら言ってもしょーがないので、「ほんと、あの人達、面倒くさいですよねえ。だから普通以上に気をつけないと」と同調しつつも、教育的指導をちょっとカマしただけだった。

 てゆーか、部長もたぶん、わかっててやったのだと思う。
 本来は部長がやる仕事ではなかったので、「それはあっちの部署だよ」と投げてみたら、案の定、ちょっと炎上していたので、ざまーみやがれって話である。

 そして、部長の愚痴はそこから飛躍して、「オレってなんでいつもこういう扱いなんだろう。そういや、某役員氏もなぜかオレだけにネチネチと絡んでくるし。他の人にはああいう態度じゃないのに・・・・」という自分探しの旅に出てしまったので、私としてはせめてもの気休めに「まあ、まあ、TKさんは、そいう面倒くさい人に懐かれる素質があるので、それも運命(と書いてサダメと読む)と受け入れないとwww」なーんて言ったので、さらに刺激してしまったのかね?

 そんで、ちょうど先週、TK部長の机の上に「上司は思いつきでものを言う」って、ずいぶん前に売れた本が置いてあったので、「なんで、こんな本がwww、誰かの嫌がらせですかwww」とイジったら「いや、前にK役員(故人)から、この本が親会社社長のお気に入りだからお前も読んでおけって言われて読んだんだけど、また読み直したくなってさ」って自主トレでしたか(笑)。

 で、私は実は読んだことがなかったので、「じゃあ、次貸してください」と、先週末から読んでいるのだが、さすが橋本治の本、新書だからバカにしていたのだが、普通の新書の三倍くらい読むのに時間がかかって、まだ読み終わってません。

 なので、「みんなにガヤガヤいろいろ言われてヘコむ」ってボヤいてる上司に「ほら、あの本まだ途中ですけど、ああいうことですよ」と言ってしまったのも、火に油を注いでしまったらしい。

 でも、なぜ、そこからいきなり「サラリーマン金太郎は素晴らしい」という話になったんだっけ?

 部長の「思いつき」も、かなり超一流なので、ほんと、大地震よりも唐突だったりするのだが、時々こういう「思いつきスイッチ」が入ると、もう止まらないのである。

 てゆーか、私が「ああ、部長はなんかストレスが溜まってるんだなあ」ってわかってしまうので、うちのママンが「近所付き合いのあれこれをこと細かに語り始める」っていうのと同じように「ここは、とにかく興味を持って真剣に拝聴してあげよう」と急に聞き上手モードに入ってしまうからなのかな?

 私とM嬢に「サラリーマン金太郎読んだことある?」って言われても、「えーと、ドラマは少し見たことありますけど?」って程度である。そしたら「あれはいいよ、面白いよ、いろいろ勉強になる」と言うので、元々世界的レベルの聞き上手のM嬢と「ありゃ、スイッチ入っちゃった、これはちゃんと聞いてあげよう」と「聞く気満々スイッチ」をしょーがないから起動した私が相手であるからして、それから8時を回る1時間の間、部長は延々と「サラリーマン金太郎」の素晴らしさを演説しはじめたのである。

 私は「俺の空」は全部読んだはずだが、「サラリーマン金太郎」も似たような話だと思ったけど、部長曰く「全然違うよ!」

 うーん、でも「俺の空」は大富豪の息子が素性を隠しながら(あんま隠してなかったりするが)、豪快さんに武者修業?する話だったが、「サラリーマン金太郎」はヤクザ者の息子が不遇なお育ちの末にグレたんだけど、暴走族の伝説級総ヘッドになり、その後、ヤンチャはやめて蟄居していたのだが、大手ゼネコンのお偉いさんと出会い、サラリーマンになって、豪快さんに仕事して成り上がっていく話みたいなので、「同じじゃん」と思うのだが、「出自が違う」というところが部長的には重要らしい。

 あと、M嬢が「それって、島耕作みたいな話?」と言うと「似てるようだが、全然違うんだ!」って言うけど、確かに王貞治と清原の比較しているくらい違うと言えば違うけどさ。

 まあ、しかし、部長も途中で自分で言っていたけど「酒も入ってないのに、こんな話を延々1時間もしているオレ」って凄いよね。
 私とM嬢は「読まずして、サラリーマン金太郎の概要は、たぶん10巻くらい読んだ程度の知識を得た」ってことになりました。

 それにしても、部長は「あれはみんな読んだほうがいい。みんなああいうのを参考にすべきだ」と言うけど、そりゃ時事問題などを巧みに取り入れた内容のようですし、それを華麗に解決したり、そしてここが重要なようですが「時には負けたり」っていう構成は確かにエンターテイメントとしては極上のようですが、実務的にはモチベーションの維持としてはいいのかもしれないけど、かなり現実からかけ離れた話ではあるので、思わず「それ、韓流ドラマに自己投影しちゃうオバサンみたいですけど」とホントのこと言ってしまったら「いや、そんな夢物語じゃないんだーーーー!」って?(笑)

 うーん、道端でイジめられてるババアを助けたら、その婆さんが億万長者で「お前が気に入ったから、300億円投資してやる」って、そりゃ現実社会でも、鳩山ママンは「新しい党を立ち上げたい」って息子に「それはお金がかかるわね、じゃあ、これで」って200億円ポーンと出したという都市伝説なのかほんとなのかっていう逸話がありますが・・・・

 そういう「ありえねー」って話も、金太郎のキャラに説得力(?)があるので、「夢物語」にならないようです。って、ヨン様ファンのオバサンたちのほうが、まだ現実をわきまえているような気がしますけど(笑)

 とりあえず、「サラリーマン金太郎」に、とっても憧れていて、ついついストレスが溜まったときに、部下の女子(二人とも立派な中年女性だけど)に、その気持を全部吐き出せる部長は、「こういう人って、鬱病になったりしないから安心だよなあ」と思いました。

 かつて、部長の上司だったK役員は鋭かったのかもね。「お前はぜってー鬱にならねーよな」ってよく言ってたよな。
 部長は自分ではけっこう繊細なつもりだったので「何でそんなこと言われるのだろう?オレって無神経なのかな?そんなつもりないのかな?」ってグジグジ言っていたけど・・・・

 はーん、なるほど。
 TK部長はね。
 「普段は部下に愚痴ったりしない、人に弱みを見せたくないええカッコしいの上司が、なぜか部長にはグジグジ言う」
 という、特性を持っており、部長は「オレってイジめられてる?」って気にしているようですが、その部長がグジグジ言うのをうちらは「しょーがねーな」と思いつつも、こうやって時々、じっくり聞いてあげられるのです。

 大事な点は、「他のエラい人」とか「面倒くさい人」はTK部長をピンポイントで愚痴の標的にするのですが、TK部長にもプライドはあるのですが、プライドの壁がすごく低いので、誰彼構わず垂れ流すことができるのです。

 自分の「お育ち」が悪いことにコンプレックス持ってる部長ですが、「父はアル中で、幼い頃からほぼ母子家庭というか、親戚の家を転々としていた時期もある」という生い立ちは、普通の人だったら、ひた隠しにすると思うのですが、部長はストレス溜まってくると、そういう生い立ちを突然延々と語ったりする。

 それどころか、「今の妻とデキちゃった結婚したいきさつ」まで、「この話は忘れてね」と言いつつ、超事細かに聞いたことがあります。
 あの話をサシで飲んでいた時に披露された時には(飲んでるのは私だけ、部長はシラフ)、「忘れる自信が無いので、とにかく飲み過ぎたという事実は作っておこう」と最初はビール飲んでいたけど、途中から「焼酎ロック」をガブ飲みしました。

 どうやら、同僚E嬢も、部長が結婚に至るまでの二流のトレンディードラマみたいな経緯をうっかり知っているようで、前に部長がうっかり「昔の彼女が・・・・」と仕事中にスイッチ入りそうになった時には「いや、その話は今はいいですから!私、シラフですから!」と必死に阻止していたっけ。

 ただ、ここいらへんは、妙に「人徳」なのだが、部長が「島耕作は、ヘって思うけど、俺って島耕作みたいなのかな・・・」とか言いやがるので「どこが?なにが?」と口には出さないけど、「はあ・・・・」と拝聴していたら、「いや、今の総務部は女性ばかりだけど、なんか俺の足らないところを女性陣にそれとなく助けてもらってるみたいだしさ」とか言うので、その気持はありがたく受け取っておくけど、その発言、他の人が言ったら、セクハラ発言になりそうなもんだけど、TK部長が言うと「はあ?何言い出すんですか?」って笑うしかない。

 うーん、ある意味、部長には「サラリーマン金太郎」みたいなカリスマ性があるのかもしれない。

 私らは時々、部長が不在の時に「難しい人だなあ」というか「難しい人だなあwww」って愚痴を交換したりすることはあるが、総務部社員で部長を嫌いという人はたぶんいないだろう。

 で、この「難しい人だなあwww」ってニュアンスが重要で、勘のいい人は、TK部長がもしも、本気で「サラリーマン金太郎」に感化されて、暴れまくったら、けっこう結果出すかもしれないことを予知して、「邪魔な芽は潰しておこう」としていたのかも。

 それで、なんとなく「いじめられっこ」的な立場で落ち着いてる部長は「オレってなんだかなあ」って部下の女子社員(って、ほぼ全員アラフォーになりましたが、って私だけアラフィフに昇進)に愚痴こぼして中和してますが、経験豊富だし(不幸な家庭に育っているし、親戚たらい回しにもされているし、バブル時期にイケイケの会社の営業マンとして、理不尽な苦労もしている)、頭はそこそこいいし(私と同じ程度)、こういう人材にもっと権限与えたほうが会社としてはよかったのかも?

 って思ったが、おっと、部長の最大の欠点は「ケチ」ってことだった(笑)

 それは育ちのせいかのか、持って生まれた性格なのかわかりませんが、会社の借入金を自分の住宅ローンと同じように考えられても・・・・・てゆーか、K役員もそういう傾向があったので、TK部長を腹心にしていたっぽいですけどね。

 まあ、とにかく「サラリーマン金太郎」の話を一時間も拝聴して、けっこう疲れましたわ。

 そして、帰宅してみたら、やっぱりヤクルト負けていたし。

 ヤクルト、もう一息粘ってほしいなあ、こうなったら。


10月9日(日)

 昨日、ママンから電話があって「例の船旅また挑戦しようと思うんだけど、あんたも行く?」とのこと。
 前回も誘われて(最初、いったいなんでフェリーで仙台から名古屋まで行くのか理解できなかった顛末は日記に書いた)、「休みとれないから無理」って断ったので、両親だけで行くことになったのですが、丁度その船旅の前日に大震災が起こり、仙台に行けないどころか、そのフェリーの運行も当然のことながら中止になったでのありました。(一日ずれていたら、両親は仙台に向かう在来線に乗っていたはずで、命には別状なかったかもしれないけど、途中で足止め食って大変なことになっていただろう)

 うちの両親ったら、その前にも東北に向かう途中で大きな地震があって新幹線が郡山でストップしてしまったことがあるので「あんたら、東北行ぐの禁止」って笑っていたのですが、(でも青森のねぶた祭りに行った時には何事もなかった)、今度こそちゃんと行けるかしらね?

 そんで、今度予約しようとしている日程が、私の仕事のスケジュール的に絶対無理な日程だったので(10月決算なんで、11月初旬に平日3日間も休むなんてゼッテー無理)、またやんわりと断ったのだが、そんな話していたら、今日、義弟が某商店街の秋祭りみたいなイベントでライブやるというので「へえ、じゃあ、私も観にいく」ということになった。

 私が「じゃあ、私も行く」と言ったら、ママンは「家族揃って行ったら、Mちゃん(義弟)が嫌がらないかしら?」と言うので、「ええ?そうなの?」と返事したら「でも、お父さんはコーラス部の発表会に皆が来てくれると嬉しいみたいなのよねえ」と言うから、「確かに、私やお母さんみたいに人前で歌うのなんて絶対に嫌っていう人には理解不能だけど、音楽やってる人達って客が多ければ多いほどいいみたいよ?」と私が言うと「そういうもんかしらね?」って、そういうもんです。

 そんで、音楽に興味の無い母にはわからんのかもしれないけど、私は父のコーラスの発表会にしても、義弟のライブにしても、そりゃ「お義理」もあるけど、父のコーラスは唱歌やクラシックの合唱曲(オペラの合唱部分なども含む)なので、そこそこクラシック好きの私はけっこう楽しみにしているし、義弟の趣味はジャズ系だし、義弟はシロートとしては、かなりのレベルなので義弟の歌を聴くのは楽しいのである。

 あと、甥っ子にも会いたいし。

 甥っ子T君は生後4ヶ月近くなったが、時々ニヤっと微笑むようになり、ますます可愛くなってきた。まだそんなに体重が無いので、抱っこしてもキツくないから、抱っこしまくりました。

 T君も連れて、妹宅から徒歩10分ほどのイベント会場に行きましたが、義弟のライブが始まると、T君がビエエエエエと泣いちゃって(笑)
 音楽繋がりで知り合った妹夫妻ですから、普段、T君のいる居間でも音楽よく鳴らしているはずなのですが、どうも大きなスピーカーの音が不快だったらしい。

 そんで、ママンがT君を抱いて、イベント会場の外に出たようなのですが「遠くからでも聴こえるから、泣き止まなくて・・・・」と、うろうろ彷徨ってしまったようです。「Mちゃん気の毒に・・・・・息子に泣かれちゃって(笑)」と言ってましたが、まあ、これからゆっくり慣れさせばいいでしょう。会場内には他にもベビーカーの人いましたけど、1歳児や2歳児くらいは平然としてましたから。

 そんなわけで、この秋の行楽日和に商店街の野外イベントで、家族でジャズライブを聴くという幸せな一日でした。父にビールも奢ってもらったし。

 さてと、帰宅して野球の結果観たら、おお、長谷部がやっと一勝していた!(笑)

 そして、ヤクルトはサヨナラ勝ちしていたけど、中日も勝ったのね。あーら、大変ですこと。

 そんで、続々と戦力外通告出てますねえ。
 楽天は山崎さんを自由契約ですって。
 獲得する球団あるのかしら?

 どっちかっつーと、オリックスをクビになった田口のほうがまだ使えそうな気がするが・・・・

 今年の目玉は阪神の下柳ですかねえ?

 まだ第一弾なんで、今後、第二弾も出ますので、プロ野球ファンとしてはドキドキする時期です。

 巨人が育成選手の川口をクビにしたのですが、楽天はその双子の弟が入っていて、こっちはけっこう試合に出ていたのだが(春先の二軍の空前の外野手不足の時にはずっと外野守っていた。内野手なのに)どうなるんだろうなあ?
 楽天の場合はまだまだ選手層薄いので、ああいう選手は2軍の試合運営のために必要だから、って感じで雇ってる感もあり、去年、育成枠で、独立リーグから来た松井なんて、年齢も26歳と微妙だったが、1軍の戦力というよりも「社会人経験もあるし、常識ある人物だし、高卒選手のそういう方面での先輩役」として、「育成選手という安い人件費」で雇われているような気がしてならない。

 球団スタッフとしての育成というのか。

 そういや、少し前にロッテ球場に二軍の試合観に行ったとき、ビジターである楽天の打撃練習が終わると、ロッテの選手達もゾロゾロと出てきて、みんなで仲良く用具(打撃ゲージとかネットとか大きいのが多い)を片付けるので、その時に、両選手が会話しているのを見ると、人間関係が少しわかってくるのだが、楽天の丈武(ジョーブと読む登録名。本名は「森田丈武」)のところに、いそいそと寄ってきて、一緒にネットを引っ張りながらずっと喋っていたロッテの選手の背番号が三桁の育成選手だったが、選手名鑑で確認したら、四国の独立リーグでのチームメイトだった。

 同じ会場でお仕事していても、そうやって会話できる時間は少ないので、その短い用具撤収の時に、みんなそうやって「元同僚」とか「高校大学の先輩」のところにすっ飛んでいって、挨拶や近況報告しているようだった。

 なんだか刑務所での短い自由時間(屋外運動時間とか)みたいだな、って思ったら、吹き出しそうになったっけ。

10月8日(土)

 ヤクルトが熾烈な優勝争いしているようなので「神宮球場はどんな雰囲気?」とフィールドワークしに行ってきました。

 おおお、いつもはガラガラな内野席もけっこう埋まってるではないですか!(笑)

 そして、ヤクルトがチャンスになると、「なにこの、サッカー日本代表戦みたいな応援は?」って感じになって、「優勝かかってるとやっぱ違うんだなあ」と感激しました。

 まあ、今日はヤクルト負けちゃったんだけどさ(笑)

 いや、中盤、2点ビハインドで、先頭打者が青木の時にぼんやりと「あー、青木は多分、こういうところではホームラン狙うだろうな」って思っていたら、ほんとにホームラン打ちやがったので「さすが青木www」と大爆笑しちゃいましたが、その後同点になり「おもしろくなってきました」って場面で、我がマツケンがスコーンと松山っていう「誰?」な広島の選手にツーランホームラン打たれてね。

 でも、ほんと、シーソーゲームで、ヤクルト応援団も広島応援団も盛り上がっていて、ライブとしては面白かったです。一場が打ち込まれたときは、広島応援団ほんと楽しそうでした。

 試合の重要なポイントとしては、ノーアウト1、2塁の場面で、畠山にバントさせたあたりかね?
 私の周囲の広島ファンの皆様は「ええええ?」って凄く驚いていました。

 あの戦法で、細かく1点とって、1点差に詰め寄っていたのですが、結果論的には「やはり4番がヒット打って得点したら、もっとイケイケになったのではないか?」と思いました。いや、ほんと、結果論なんですけどね。あれで、広島側にすごいプレッシャー与えたことも事実なので、「うまく行けば神采配、負ければ糞采配」ってだけの話なので、野球って難しい。

 みなさん気軽に監督の采配にケチつけますが、私には無理です。勝負師的資質を全く持ってないので「私が監督だったら勝てたのに」なんて思ったこと一度もないです。

 今日は中日が負けたので、かろうじてヤクルトは首位をキープしたようですが、来週は名古屋ドームで直接対決なので、大変ですね。私はそんな大変そうな仕事やりたくありませんので。

 ところで、久々の広島戦観戦だったのですが、私の赤松がスタメンだったので嬉しかったです。

 赤松、ほんと、美しいよな。

 赤松を生観戦するたびに、こう思うのだ。

 「もし、うっかりお金持ちになったら、赤松みたいな犬を飼うんだ」って。

 なんで、金持ちじゃないと赤松みたいな犬を飼えないのか、って思いますが・・・・

 なんか、そういうイメージなもんで。

 でも、実際、どういう犬が「赤松みたいな犬」なのか考えても具体的な犬種が思い浮かばないのであった。

 うーん、だったら無理やり犬に置き換えなくても、赤松にそのまま首輪して散歩すればいいじゃん?

 ・・・・・・・うーん、私はそれでも別に構わないけど、赤松が承諾してくれないと思います。
 うーむ、「赤松みたいな犬」ってどんなのだろう?

 同じ広島なら、例えば天谷だったら「あんまし毛並みはよくないけど、元気にボール遊びするレトリバー」ってすぐイメージできるんだけどなあ。そんで、東出は「すごい運動能力高いダックス系」とか。

 試合眺めながら、少し考えこんでしまいまして、「もしかして、私は根本的に間違っていて、赤松は犬ではなくて、猫なのかもしれない」と発想を転換してみましたが、でも、猫って感じでもなく・・・

 馬でもないし・・・・・

 ほんと「人間じゃないような、何かもっと美しい動物のようだ」って感じなのですが、何の動物かって考えると、わからないので、きっと「赤松」という、動物ってことなんでしょうね。
 ほんと、走り方からして、明らかに他の選手と違うし。

 またチャンスがあれば赤松研究したいものです。

10月7日(金)

 おや、今気がついたのだが、私ったら「スティーブ・ジョブスさん」って連呼してた?
 口頭でもあんま口にすること少ないけど、「ジョブズさん」って言っていたんだけど、最初に書いたのを間違って、それをコピーしていたので、「ジョブスさん」連呼になっていたようです。

 さて、日曜日のイベント仕事後に5連チャンで、さすがに疲れました。

 若い頃から、あまり無理は効かなかかったんだけど、この年になると、ほんと朦朧としちゃうわ。

 職場の愚痴ばかり書き連ねていたので、今日はちょっとだけ、いい話でも。

 ちょっと前だけど会社の飲み会があり、久々に酒の席でエビワカちゃんと本音トークを交わした。

 日々の雑談で、彼女が「夫の両親と同居しているので、ずっと家にいるのが辛いから、幼い子供を保育園に預けて仕事している」っていう環境がわかってきたので「同居、大変だよねえ?」と話をふったら「ほんと、何もわからずに若くして結婚して出産して、そういう状況になったので、絶対無理って思って」と言っていた。

 私の母も無し崩し的に同居になったので、その愚痴は何十年経っても昨日のことのように聞かされるので(私が成人してからは、その愚痴にさらに同居中の夫婦生活についての詳細な記述まで加わり、けっこうキツいっす)、「いや、私は経験ないけど、うちの母もそうなので、ちょっとはわかる」と膝を寄せてしまいました。

 そんで、エビワカちゃんは専門学校卒で、3年くらい働いた後に結婚出産で退職して、二人目産んでから、派遣でうちの会社に来たのですが、「あら、下のお子さんまだ小さいのに?」と思ったけど、なんか「社会復帰なんとでもしたいぜ」っていうギラギラした雰囲気は感じたし、その少し前にいたイライザが「やる気だけはあるが、なんか、ちょっと、というか、かなり空回り」という人材だったので、その次に来たAさんが「子持ちで、もしかしたら、子供の病気などでご迷惑かけるかもしれませんが?」ってことだったが、こっちとしては「うちみたいな緩い会社の、うちみたいな緩い部署では、やる気よりも、仕事として割り切る気持ちのほうが重要なので、大歓迎です」と受け入れたら、Aさんは、もったいないほどスキルが高く、じゃんじゃんバリバリ仕事してくれたので、たまに床にベタっと座っているのが気になったけど、そんなのどーでもよかったです。

 そんで、その後任のエビワカちゃんも「パソコンスキルはイマイチなんですが」ということだったが、そんなもん、まだ若いし、いくらでも教えるから、って私は思いました。

 「私はそこそこできます」って人よりも、「なーんもわかりません」って人のほうが教えやすいしね。

 って、私は思っていたし、実際、最初の頃は「ほんと、全然わかってないな」って思ったけど、教えればすぐできるようになったし、そりゃ、教えた以上のことはやってくれないようだったので、「こういうもん?」と思った時期もあったけど、ここ最近は少しだけ「教えたこと以上のことを考えてみる」という姿勢も見せてくれるようになった。

 仕事とは直接関係ないんだけど、雑談で「あれって、なんだったっけ?」って話になると、いつも私がネットでちゃちゃちゃと調べていたので、「ミヤノさんは調べるの得意だし、好きなんだ」と思ったらしく、ずっと私が「調べる役」をやっていたのだが、だんだんと「調べるの簡単なんだ」とわかってきたようで、雑談でエビワカちゃんが「あれって、なんなんでしょうね?」と言うので、私が「さあ、私もよく知らんなあ」なんて言うと「そっか、ネットで調べればいいんですよね・・・・・ふーん?」なんて言うので「どれ、どれ、どういうことなの?」と私がエビワカちゃんの検索結果覗きに行くこともしばしばなのである。

 そして、先日の飲み会の席で、エビワカちゃんは「私、ほんと、なんにも出来なかったけど、ミヤノさんやマスオさんが根気強く教えてくれたので、なんとか続きました」と言ってくれたので、ちょっと、ジーンときちゃったかな(笑)

 そんで、上のお子さんが小学生になってしまったので、いろいろ保護者行事が増えて「ご迷惑かけてしまって」と言うので「いや、うちの会社、休日出勤が多いから、部長クラスでも平気で平日休んで、お子さんの学校行事に出てるような会社たから、気にしないで」

 って言っても、産休の壁を超えて、「子持ち正社員」がまだ一人もいないという会社なので、私は全然気にしてないけど、時給計算の契約社員だからこそ、「半休」が自由って部分は精一杯活用していただきたいのだが・・・

 正社員の私には半休制度が無いので、野球のナイター観戦の時には「朝8時半出社で、午後4時半退社」なんて荒業使ってました。

 いろいろ不便な会社ではあるが、「自分の仕事が暇なときには、けっこう融通がきく」っていうのは、かけがえのないプラスポイントなので、その制度を有効利用できる人にとっては「いい会社」です。

 って、なによりも、エビワカちゃん自身が「スキルも無いし、子持ちでいろいろ制約があったけど、なんとかちゃんと仕事できている」っていう状況に感謝してくれていることが素晴らしいことだと思います。

10月6日(木)

 あら、スティーブ・ジョブスさん、あっさりと逝ってしまわれたのね。

 私は彼のお仕事を理解しているわけでもないけど、会社の世間話的にはマラドーナさんくらい世代を超えて通用した超セレブが若くしてお亡くなりになったらしい、ということがわかった。
 ちょうど、会社の代表電話に「アイパッドを利用したなんちゃらのご提案を・・・」って営業電話があり、それを受けた同僚が「うーん、どうしよ」と悩んでいたので(担当部署に回そうか、それともバックれようか、っていう以前に担当部署ってどこ?って)、私が「アイパッドといえば、ジョブスさんお亡くなりになったねえ」と言うと、他のみんなも「そうそう、早かったねえ」と一斉に相槌打ったのである。

 最近思い出す限りでも、沢村貞子や、カトリーヌ・ドヌーブや、森英恵が全然通用しなかった総務部でも、あ、あと橋本治も部長ともう一人しか反応しなかったっけ、そりゃ、単なる世代ギャップなのかもしれないけど、ほんと、40代半ばの私は、30代半ばの人との「見えない壁」に驚くことが多いけど、さすがにスティーブ・ジョブスはほぼ全員に通用しました。

 しかし、スティーブ・ジョブス氏に全然思い入れがないので、「相続大変だろうなあ」ってゆーか、「遺産いくらになるんだろう?」って、下世話な方向に関心が向いてしまいます。まあ、かなり前から準備はしていただろうけどねえ?

 話は変わるけど、総務部は代表電話を受けているので、様々な営業電話の相手しないといけないんだけど、けっこうやっかいなのが「ソ○トバ○ク」と「K○DI」の代理店からの電話である。
 どちらも、ドコモから「社用携帯電話」を奪いとろうと、かなり巧妙なマニュアルで営業トークしてくるのだ。

 って、私は「ああ、携帯電話の話か」っわかった時点で相手にしないのだが、みんな真面目だからちゃんと話聴いちゃうのがいけないんだけどさ。

 あの手の営業電話は、「お客様がお得になるような料金の見直しを行なっております」って、まるでドコモからかかってきたみたいに言ってくるので、ついつい話を聞いてしまうらしい。それで、みんな「詐欺みたいな手口だ、わかりにくい!」って怒ってるけど、うちの会社はドコモの代理店と取引してるから、何かあれば、そこの営業担当がいるので、その人以外からあれこれ言ってくることないってわかってればいいだけの話だと思うのですが、みんな、人が良すぎるよ。

 中には、向こうの営業トークに惑わされて、営業マンにアポとられて押しかけられ、「オタクの会社はこれだけ電話代を損してます!」って一覧表を渡されて、「ええ?これはなんなの?なんでうちの社員のケータイ使用料の一覧があるの?」と大騒ぎしている社員もいたので「いや、これ、うちの社員の電話番号じゃねーし」と、なんでそんな手にマジ受けしちゃうのかわからんが、あんだけみんなが振り回されているのを観察していると、けっこう有効な営業マニュアルなのかもねえ?

 そんで、昨日も、同僚K嬢がソ○トバ○クからの電話だったのに、途中までドコモからの電話だと思ったみたいで(携帯料金を安くするから何か申込書書けという、いつもの手口とは少し違っていたらしい)、でも途中で「乗り換え」の話だとわかったので「いえ、ソ○トバ○クに変えるつもりはないです」ときっぱり断ったら、「なんで、ダメなんですか!」と問い詰められて「なんでって、言われてもダメなもんはダメです」と押し問答になっていた。

 そんで、やっと電話切ったのだが(K嬢は、以前は顧客相手の電話受付の仕事をしていたので、その癖なのか、全然顧客じゃないそういう営業電話もできるだけソフトランディングさせようとする癖があり、要するにクレーマー相手みたいな対応してしまうので、長引いてしまうのだ)「ふー、なんでソ○トバ○クじゃダメなんですか?ってまくしたてられてもねえ?」とボヤいていた。

 実際のところ、会社としてはどうでもいいのだが、携帯持って仕事している社員からは「地方営業に行ったときには、やっぱド○モじゃないと」という要望もあり、ずっとそうしているだけなのである。
 ただ、そんな本当のこと言えば、相手がもっと食い下がってくるのがわかっているだけなので「なんで、ダメなんですか?」って詰め寄られても、困ってしまうらしい。

 そこで私が高らかに提案した。

 「日ハムファンなんです、って言えば?」

 K嬢は、「ワハハ」と苦笑していたが、横にいたエビワカちゃんが「なんで?」と首をかしげていたので、「ソ○トバ○ク、この間、優勝しちゃったんですよ」と言ったら「ああ、野球の話ですかw」とやっとわかってくれたようである。

 おう、私が同じような営業電話を受けて「なんでソ○トバ○クじゃダメなんですか?」って言われたら、「ホークス、むかつくから」と即答しちゃうだろう。
 って、実際にはホークスにも好きな選手いっぱいいるんだけど、「ホークス、この間、私の武田勝をフルボッコしたから、無理です」とか、「私は横浜ファンなので、内川がホークスで優勝を味わったことに激しく嫉妬しているのです」とか「とにかく、生理的にダメ」って理由ならいくらでもあげられるぜ(笑)

 でも、相手が「すいません、嫌な思いさせて、でも、でも、でも、どうせCSで負けますから!」って即答したら、ソ○トバ○クに移行させちゃうかも(笑)

 ところで野球ネタといえば、「デーブ、来季は楽天入りが濃厚」ってニュースがありましたが、仙一とデーブの組み合わせって、なんか物凄い以外な食材の組み合わせというか、難易度の高い野菜ジュースみたいな感じで「これ、ほんとに美味しいの?」と戸惑いますが、それよりも、タブチの立場は?

 田淵は「星野の話し相手」としてベンチにいるらしいけど、ほんと、地味な存在でさ。

 私は、中学生の頃、毎年映画館でちゃんと「がんばれタブチくん」を全部観てたんですよ?
 なのに、あれから30年の時を経て、楽天の試合をテレビっていうかニコ生動画で鑑賞していても、タブチ君がどこにいるのか毎回見落としそうなのです。

 江夏本は読み終わったが、最後の付録的な部分で「江夏さんの考えるベストナインは?」ってところで、落合の後釜に返り咲く高木守道などの名前が上がっていたけど、捕手は「やっぱ、ブチ」と断言されていた。
 江夏曰く「だって、日本のプロ野球の捕手像を変えた選手でしょ」というのはよーくわかる。それまで、ずんぐりむっくりという印象だった捕手というポジションのイメージを変えたのは確かに田淵だろう。

 城島のお爺ちゃんって地位ですかね。
 そして、楽天ファン的には嶋捕手という存在の先祖も田淵であろう。

 おや?とうとう中日がヤクルトを抜いて首位になったの?

 うーむ、今週末あたり、ヤクルトの試合観に行こうと思っていたのだが、こんな最中だとヤだなあ。

 もう、中日優勝で、ついでに日本シリーズも優勝して、落合に花持たせたいんだけどなあ。

 それにしても、ヤクルトは肺炎続出ってどうなのよ?去年もこの時期に病人いっぱい出てなかったっけ?骨折や肉離れだったらまだしも、肺炎流行って「親会社の乳酸菌飲料で免疫力強化されてねーのかよ」というイメージダウンになるよなあ。

 親会社といえば、横浜ベイスターズはどこに売られるのでしょうね?
 モバゲーは私としてもちょっと不安だなあ。

 でも、東京電力の福利厚生費がバッシングされているような状況で、プロ野球球団に金出せるような企業は少ないだろうしなあ。

 ああ、スティーブ・ジョブスさんが遺言で「遺産はすべてベイスターズにつぎ込む」ってことだったら、・・・・・ああ、ちょっと妄想してみただけです。すいません、仕事が忙しくて疲れてるんです、私。


10月5日(水)

 やっと例の入力作業が終わって(3分の1・・・いや、4分の・・・・ううん、たぶん5分の4はエビワカちゃんがやってくれました)、午後イチで営業部に出力した請求書の束(厚さ1.5センチくらい)を渡したのだが、夕方になったら「元データ締めた後に、少し追加があったようなので、今まだ確認中ですけど数件変更があるようです」とのことで、うーむ、なかなか休みがとれないなあ。イベント仕事後にずっと出勤が続き、しかもこれだけハードだと、だんだん頭がぼんやりしてくるのですが・・・・

 そして、入力が済んだので、今度はその業務に付随する口座振替システムの立ち上げ準備をやっと始めたのだが、前任者が「簡単だよー」と言うので、「教わらなくても出来るのかな?」と思ってやっと中味を見てみたら・・・・うう、用語がよくわからん。
 マニュアルはもちろんあるが、えらくブ厚いし、ああいうマニュアルで最初からやろうとするとエラい時間がかかるので、前任者に「ここは、どうしてたの?」と二回ほど電話して聞いてみたのだが、忙しいのか、とてもそっけない対応されてしまった。

 マスターのインポートでエラーが出て、どうやら初期設定を変えろと要求されているようなので「初期設定ってどうした?」って確認しても「それって何?」って返事だし、こっちがあれこれ説明してみたら「じゃあ、サポートに確認すれば?」って言われてしまった。

 うーむ、いつもこんな不親切な人じゃないのになあ?
 結局、そのエラーは自分で解決できたし、いろいろいじくり回しているうちに、だいたいわかってきたけど、やっぱし、最初だけでも「ここをこうやって、こうやって」って大雑把な操作だけでも教わったほうがラクなのになあ。
 前にも、クレジットカードの決済システムの操作を引き継いだのだが、前任者が簡単に操作の流れを教えてくれたので、それですぐできるようになったからマニュアル見る必要なかったし、後でなんかあった時にはその部分だけマニュアルで確認したり、他にも便利な機能があることに気がついたりしたんだけど、あれも最初から全部一人でやるとなったら全然不要な機能のところまで読まないといけないから時間かかったと思う。

 そう思いながらも、マニュアル読んで、どういう流れなのか掴もうとしていたのだ、ふと、前任者の作ったマスターを見て「必須項目でもなく、業務上必要の無いところまできちんと入力されてるなあ」と気がついたのだが、それでふと思ったんだけど、もしかして彼女は実は、この操作にあんまし自信がない?

 仮に私が、自分のところからエクスポート(で、いいんだっけ?)したデータを初心者に「これをインポートしろ」って時には、インポートの方法まで教えると思うけど、そういや「エクスポートしたデータ送るから、これで大丈夫だよ」としか言われなかった。

 確かに、なんとかなったが、どの画面でインポートできるのかわらかず、30分くらいあれこれいじりまわしたのだが・・・・

 完了までの流れも、一度やれば簡単なのだとは思うけど、でも、やっぱし初回は不安だなあ。もっと丁寧に説明してほしいのだが、あの態度だと厳しいので、ファクタリング会社の人に聞いたほうがいいのかもね。

 しっかし、ただでさえ月の前半は忙しいのに、新規業務に追われて、通常業務にまたポカが出そうで怖いわ。

 それなのに、イベント仕事とは別に週末に親会社の手伝いが10月と11月にあるらしく「うう、月初だったらやめてけれ」とお願いしようと思っていたら、幸いにも私が配置されるのは今月の23日の日曜日だそうで、その頃は暇なはずだから、またジャンジャンバリバリ平日に休んじゃうもんね。

 でも、今日、その話で部長とちょっとしんみりしてしまったが、経費削減もあって、うちらがお手伝いに行くのだが、私はまあ、自分の仕事のスケジュールとマスオさんと休みが被らないようにすれば、なんとか休みがとれるけど、人によってはなかなか平日に休みが取りにくい人もいるので、休日出勤が増えると、不平不満が溜まってしまうようだ。

 まあこの不況の中、どこも人員削減で頑張っているのだろうけど、ちょっと納得がいかないのは、「バイト人件費を削減するために社員が出動」ってことである。
 人件費的には逆じゃないのか?

 まあ社員だって、月に一日くらい他部署に手伝いに行ったくらいは対応できるけどさ・・・・

 私が経営者だったら逆の発想しちゃうかな。学生アルバイトを増やして、社員減らしちゃう(笑)

 コンビニのオーナーみたいに「バイトが来ないから、オレがレジにずっと立っている」ていうのだったら話は別だが。
 そういや、その昔のバブル時代に、友人が失業中に知り合いのコンビニ店長に「時間ある時だけでもいいから、手伝ってくれ!バイトが思うように集まらなくて、出ずっぱりなんだ、このままでは死ぬ!」と言われて手伝っていたのだが、バブル時代でしたから、友人はすぐ次の職に就いたのだが、土日祝日にはしばらく手伝ってあげていたらしい。

 学生アルバイトはさあ、すこし余剰なくらい抱えていたほうがいいと思うんだけどな。
 そんで、支店ごとに固定すると余ってしまうかもしれないけど、近隣の複数支店で使えばいいのに。そしたら、各支店で一人ずつ予備要員を用意しなくても、いざドタキャンが出たら別支店の予備要員を電車で移動させるとか、そういう方が経費削減になると思うんだが。

 いや、別にバイト削減で、別部署の社員が応援でもいいんですけど、私みたいなオバサンが「お手伝いに来ました」ってやってきても、20代が多い支店職員が、やりにくそうなのが明らかですし。
 部長はこの間、自ら応援に行った支店で「暇な時間は掃除してた」と言いますが、それは部長がそこの支店長と仲良しだからできることであって、私が初めて行く支店で顔見知りではないスタッフばかりの中、いきなり掃除始めたら、姑の嫌味みたいな雰囲気になってしまうでしょうよ。

 それでもまあ、「うちらが手伝いに行くのは、経費云々もあるが、気持ちの問題が一番重要なので」っていうのはよーくわかってますけど、実際に何度か手伝いに行っても「その気持をどうアピールしていいのかわからん」っていうのが本音だし、そんな「あんまりここでは価値ないな、私」っていう心境の中、無意味にサービス残業ってことになると、経費は削減されるのかもしれないけど、モチベーションが甚だしく下がるので、脳天気な私ですら「私よりも、学生バイトさんがやったほうがいいんじゃね?」って思うくらいですから、「この仕事の意味」をわかってない社員だったら、かなりストレス溜まると思う。

 部長はね、前職が車屋さん関係だったので、カー用品ショップの開店時には「応援」として駐車場整理をしていたっていう経験あるから、「こんなの普通だろ」と思っているのでしょうけど、どこの会社でも営業部員はそういう洗礼受けているけど、内勤社員はそういうのに慣れてないので、難しいですよね。

 それで思い出したけど、やはり昔の知人っていうか、友人の彼氏だったけど、服飾メーカーの営業マンで、やはり「郊外の大型店舗が開店」って時には、応援要員としてよく駆り出されていたらしい。
 前泊が必要な場所だと「近隣ビジネスホテルに宿を用意してあります」ってことだったらしいが、それが他社の営業マンと相部屋になることも多かったそうで、「ええ?見ず知らずの人と相部屋?」って驚いたが、ある時、その彼は通常の仕事を終えて、夜の10時くらいに現地に入り、指定されたホテルの部屋に入ったが、相部屋になる人が12時になっても来なかったので「明日は早いし」と先に床に就いたのだが、丁度うとうとした頃の、たぶん1時とか2時くらいに、その見知らぬ相部屋の相手が部屋に入ってきた気配がゴソゴソとしたので「ああ、やっと着いたのか」と、そのまままた眠ろうとしたら・・・・

 「そのオッサンがイビキが凄くて、全然眠れなくてwww」

 うわ、きっついですよね、それ。

 それでも、お互いに大人ですから、朝起きると「昨日は夜遅くに到着しまして、失礼いたしました」「いえいえ、こちらこそ、先に休んでしまいまして、全然気が付きませんで」と名刺交換して、って、うわー、キツいな、そういう仕事。

 そういうのが、当たり前とも思いませんが、そういうのを経験してきた人が、全く経験ない人に「こんなのマシなほうだ」って言っても、なかなか伝わらないと思うんですけどね。
10月4日(火)

 昨日は久々に2時間も残業したので、帰宅してから「やってらんねーぜ、プハーっ」と空きっ腹にビールかっこんで、酔った勢いで愚痴書き殴ったのですが、さっき「昨日はさぞかし酷いこと書いただろう」と心配しつつ読み返してみたら、意外とまともでした。

 なので、削除せずにそのまま残しておきます。

 さて、昨日残業して頑張ってデータ整理をして、入力しやすいよう加工したのですが、昨日試しに少し入力してみたところ「こりゃ、私一人でやったら3日かかるわ」と遠い目になったのだが、今日はさっそく午前中からエビワカちゃんに入力をお願いしたところ、私の三倍は早くて、午後3時には終わってしまいました!

 ほんと、助かります。
 私は若い頃からそういう集中力とスピードが無かったのだが、今だとほんとにノロノロウロウロ(すぐ飽きてしまう)なので・・・・

 エビワカちゃんは分量多いほど燃えるタイプなので、しかも私がわざと「これ、いったいどのくらい時間かかるのか計測中なので、期限ありません」と言ってみたら闘士に火が着いたらしく、かなり集中してやってくれていました。

 私だったら、よほどの事態じゃないとトップスピード出さないで温存しとくんだけどな(笑)

 後は、出力してからチェックするだけなのだが、たぶん明日で終わるでしょう。ふー、下手すりゃ今週いっぱいかかるかと思っていたのだが、ほんとエビワカちゃんのおかげです。

 私の仕事は来月に向けて「もっとラクに入力できるよう、設定を工夫する」ってことでしょうから(速さはないけど、頭はそこそこ回るので)頑張ります。

 ここんとこ自分のミスが多かったせいもあるし、仕事ではやることなすことスムーズに行かないことが多かったので、ヘコんだというより、リズムに乗れなかったのであるが、少し立ち直ってきたかも。

 まるで投手になったような心境だなあ。
 日曜日のイベント仕事なんて、まさにそうで、立ち上がりでピンチになったけど、なんとか2失点くらいでまとめたのだが、そこで疲れてしまい、とうとう自分のペース取り戻すことができなかった。

 今日の心境は「マウンドに上がる前からなんか調子悪かったのだが、案の定、制球が定まらず、これはヤバいと苦しんでいたところに、野手のエビワカ選手が見事な満塁ホームランを打ってくれたので、これは勝てる!とやっとリズムに乗ることができた」ってわけです。

 自分のリズムで投げるってことが大事なんですよねー。

 それに、やっぱし悲しいかな、加齢のせいなのか、頭の切り替えが遅くなり、自分で意識してきっぱり切り替えることができなくなっているようです。

 この間も、神宮球場に散歩に行く途中で、渋谷の地下道を通ったので「そーだ、一万円札を業替しよう」(球場で1万円札出すのもなんだし)とパスモにチャージしようとしたら、券売機のところをうろうろしている白人のオネーサンがいました。

 北欧系美人さんだったんですが、皆が財布を出す場所でもあるので、私は「美人でも、ロシア系スリ団体の一員だったりして」と軽く頭の片隅で警戒しておりました。渋谷ですしね。

 そしたら、私が券売機に一万円を差し込んだ瞬間、横から「エクスキューズミー?」と話かけてきて、何やらメモを見せるので「すわっ!ほんとに窃盗団の一味だったか?」と思って、でも、とっさに、っていうか、ここ数年、英語なんて話したことないので、ほんととっさに「じゃ、ジャスト・ウェイト!」って叫んでしまったのですが、つーか、人が券売機操作中に話しかけんなよ!という態度を全面に押し出したのですが、美人さんは大人しく私の横で待っていました。

 チャージが済んで、釣り札も財布に納めてから、彼女が持っているメモを目にすると、彼女は「アオヤマ、アオヤマ」と言うが、青山?楽天にそういう投手いますが何か?って感じで、「青山駅?どこだ?」と、浮き足立っているので全然思いつかなかった。

 でも、よくよくメモを眺めると「AOYAMAICCHOME」だかスペル忘れたが、3秒ほど「アオヤマ・・・・アオヤマ?」と凝視したあと、「ああ、青山一丁目のことか!」とやっとわかりました。

 ドタバタした気持ちのまま、全然英語出てこなくて、駅の案内板を指さして「ディス ステーション オーケー、ルック ザット パープル サークル(半蔵門線の表示)」とかカタコトで言っていたのですが、向こうも英語圏の人じゃないようで、「ええと、それはわかってるのですが、だからナンボやねん?」という意味の英単語を述べたので「ああ、そっか、渋谷駅って、東急線の券売機とメトロの券売機が併設されてるから、たしかにこれはわかりにくいなあ」とやっとわかったので、メトロの料金表を確認して・・・・・えーと160円だったかしら、150円だったのかもしれないけど・・・・・悲しいことに、私はとっさに、その金額を英語で言えなかったのです。

 そのことに情けなくなって、自分を憐れむ時間がやはり3秒くらいかかりましたが、そしたらやっと英単語を思い出し(英単語がわからなくて指で数字作ると、日本式の6以上の指文字って欧米とは違うんじゃなかったっけ?ということを1秒くらい悩んでみたりした)「アオヤマイッチョウメ!ワン シックスティ!」と言うことができました。

 そんで、ちゃんとメトロの券売機に誘導して「こっちで買え」と指示して、彼女が切符をやっと買うと「あっち、あっち」と改札を指さして任務完了。

 はあ・・・・外人さんに道聞かれたのも超久々だったけど、ほんととっさに上手く相手できなかった自分に呆れました。

 それよりも、その北欧美人はほんと超美人で、たぶんモデルさんだったんでしょう。

 せっかく美人に話しかけられたのに、その美貌を間近でじっくり鑑賞する余裕もなく「アオヤマイッチョウメ!ワン シックスティ!」なんて絶叫していて、もったいなかったです。
 「へー、青山一丁目に行くの?オーディションかな?いや、君、可愛いから絶対にうまくいくよ、グッドラック!」くらいの最低限のスケコマシトークをカマしたかったです。

 ほんと、10年前だったら、道で外人さんに話しかけられたら、相手がつたない英語でも「ふむ、ふむ、何を聞きたいのかな?」と冷静に対応できていたはずなのにな。

 そーいや、書いてて思い出したが、「片言の英語で困っていた北欧系美人モデル嬢相手にドタバタしちゃった自分」の印象が深層心理に残っていたのか、夢の中で、ガーデンパーティーみたいのに出席していて、そこには賓客として、フランス人のセレブっぽいおばあちゃんがいて、「ミヤノさん、フランス語少しわかるでしょ?だからお相手よろしく」って言われて、「いや、私のフランス語なんて、ほんと、アン・プティなんですから!」と言っていたら、「アン・プティ」を聞きつけたマダムに「あら、あなたはフランス語話せるのね?」とフランス語で聞かれ、「いや、ですから、アン・プティなんです」と言うと「ほほほ、アン・プティって言う人はけっこうお話になるのよ」とか言われて、「いや、マジにアン・プティ以下なんですけど・・・」と冷や汗をかいてしまった。

 夢の中で必死に「ジュマペール」とか「オージョーデュイ」とか「セ・ジョリィ」とか「ジュスイ・ファティゲ」とか、思い出す限りのフランス語を搾り出していたのだが、総合的にはそんなに悪夢でなかったようだ。
 フランス人のセレブなおばあちゃんが私が必死で紡ぎだすヘンテコフランス語を「おほほほほ」と優雅に楽しんでくださったので、目覚めた後になんだか妙な達成感を感じたのだが、私はどんだけ脳天気なのだろう、と、ちょっと思った。

 あ、でも、もしかすると、ここんとこ「テストに出ます」ってくらい大事なことなのかもしれれないけど、私はここしばらく自分の明らかな「衰え」に対峙しても、けっこうそれを他人事のように楽しんでいるらしい。

 20代のバリバリの頃、40代や50代の大先輩がやらかすのを「ふーん?」と冷静に観察していたので、「ほお、当事者目線だと、こうなんだ」っていうのを研究中なのである。

 超美人の心境とか、トップアスリートの心境なども、「ふーん?」と勝手に想像することはあるが、当事者目線になることは絶対にないのですが、「老い」は私にも平等に与えられたので「ほお、こっち側だと、こんな世界なんだ」と大変興味深いです。

 ふーん、これだったら長生きしてもいいかな。

 電車の席に座っていて、目の前に70歳くらいの老人が立っていると「席を譲るほどでもないが・・・」と、ちょっと迷うじゃないですか。今だと75歳以上くらいの、ほんと、やっと立ってる人じゃないと気軽に席譲れないですから。

 自分が70歳になった時に、席譲ってほしいのか、ほしくないのか、検証してみたくなりました。

 よし、なんだか生きる希望が湧いたぞ(笑)、明日も頑張って仕事しましょう!


10月3日(月)

 日曜日にイベント仕事で精根尽き果てたのだが、今日から例の新規業務の入力だ。

 前から、「こりゃ、かなり大変だぞ」と覚悟は出来ていたが、実際にデータもらって、それを整理していたら、あまりのカオスぶりと分量に目眩がしてきた。

 とりあえず、特攻隊としてエビワカちゃんに頑張ってもらおうと前から「こーゆー、新しい仕事やるから、ヨロシクね」と言っていたんだけど、特攻隊に飛んでもらうには、飛行機整備しないといけないのですが、データを整理する段階でいろいろ面倒なことになり、「ど、ど、ど、どーすればいいのだ?」と目の前が暗くなる♪サントワマミー状態であった。

 まあ、初っ端は苦労するのはわかっていたのだが、予想以上であった。

 で、やはり昨日はイベント仕事で疲れているはずの部長が「ミヤノさん、あの仕事はどうなってるの?」とその新規業務について確認してきたのだが、私に「そのビジネススキームはどうなってるのか、一目でわかる表とかないのか?」って言われても・・・・

 部長がそんなことを聞いてきたのは、私が先週から「請求書の作成は経理でやれって言われたので、やりますけど、これ、かなり大変なんですってば」とアピールしていたからなのかね?
 いや、私はただ「大変なんですー」ってことをわかっていただければよかっただけなんですけど、「なんとかしろ」って意味に捉えたのかね?

 そんで、残念なことに、昨年の春にその仕事がうちから新会社に移行することになったときに、部長が「こんな複雑じゃ、ダメだろう、オレがもっとシンプルにする!」と意気込んでいたので、あれこれ、仕入単価とか売上単価の「スキーム」?を提示したのですが、もう、わけわかんない状態でしたので、部長は「こんなんじゃダメだろう?」と怒っていたのですが、「私もそう思うので、なんとかして下さい!」って言ったのだが・・・・・

 部長はそのやりとりを憶えているのか忘れているのか、でも私が説明すると思い出してきたみたいで「担当部署に説明させても、さっぱりわからないし、こっちとしてもちゃんと理解しないとあれこれ提言できないんだ」と言うのですが、「いや、これ、本気でシンプルにするつもりだったら、ほんと、バッサリやらないと無理というか、現状を理解しようなんて無理ですから」としか言いようがない。

 私は「こんなんやってられーん!」と思っているのだが、今までの事務担当者はカオス状態極まるこの事務処理に根気よく付き合ってしまっていたのだ。
 なので「やればできる」という状態になっているのだが、引継ぎの時の苦労がハンパではないのだ。

 今回、その事務処理担当になった中堅女性社員二人は、とても優秀な人たちなので、苦労の末ちゃんと引き継ぐと思うのだが、「あの二人にこの仕事させるのは、組織として損失だなあ」と私としては思うのである。

 未来のスラッガー候補にバントばかりさせてるような謎采配なんですもん・・・

 でもさ・・・・
 私や部長は「これだけ手間をかけて複雑にしっちゃても、今の売上こんなもんだし、この先、売上上がる要素もないじゃん、今のビジネスモデルじゃ」って気がついているのだが、そこにメス入れる人がいないから、このまま「表向きは利益あがってるけど、人件費考えたら・・・」ってあたりで水平飛行するんでしょうね。

 そういう業務がけっこうありますからね。
 思いついた人が、ロクにマーケティングやビジネススキーム?っていうのか、ビジネスモデル考えずに見切り発射しちゃうので、現場はとにかく「上から言われたから、こなさなきゃ」ってだけで、採算など度外視ですから、「大変だけど、儲からない」って仕事が多くなり、数字出ないから、しばらくすると現場のモチベーションも下がってしまうけど、そもそも「こうなれば利益あがる」ってビジョンもなくやってるわけですから、現場社員にしてみれば「いったい、どーすりゃいいのだ?」って話です。

 で、それを扱う経理としても、手間ばかり増えてうんざりしてしまうのですが、経理の手間賃なんて現場はタダだと思ってますからねえ。
 いっそ、給料支払うのをうっかり忘れてみようか?(笑)
 (残念ながら私は給与支払いは担当してないのですけど)

 そんで、いつも笑ってしまうのですが「これでは、人件費というか事務担当に負担がかかるばかりで、ちっともペイしないじゃないか」っていう話になると「じゃあ、アウトソーシングだ!」ってことになり、結果、きっちりアウトソーシング費用だけがかかって、余計に赤字になるって図式のようです。
 そりゃ、社員のサービス残業でなんとか回していた業務をアウトソーシングすりゃあ、そーなりますわよね。

 で、今回の事例で私が驚いたのは、「じゃあ、アウトソーシングするぜ」ってことになったら、今まで営業担当者はそれなりに事務担当者に気を使って、あれでも控えていたらしい「あーしたい、こーしたい」をアウトソーシングだから、外の人だから、金払ってるのはこっちだから、いろいろワガママいい放題したらしく、先日、そのアウトソーシングのデモ観たら、さらに複雑怪奇化していたので、びっくりしました。

 私だったら、外注する時には「今までよりシンプルにして、外注代を抑えないと」って思うのですが、外注するのは「専門業者に任せて経費削減」ってことだ目的だったはずなのに、今までワガママが通用しなかったのをつい発散しちゃったのか、あれも、これもと盛り込んでいて「えーと、外注したのはいいんだけど、そんなボリュームにしちゃったら、けっこう経費かかりませんか?」と心配になってきた。

 しかも、外注先にいろいろ細かい要求しすぎたのか、本当なら9月からアウトソーシングする予定が、10月になっても移行の目処だ立ってないとかwww
 しかも、その事実をうちの担当者は私にちゃんと報告してねーしwwww
 アウトソーシング会社の担当者の悪口は言いまくってますけどね。「オレ、あの人となんか合わないんですよ!」って、私もアンタと、ちっとも合いませんけどwwwwwww

 いやもう、もはや、誰が悪いとか責める気もないのですけど、うちの部長に真顔で「あの仕事のビジネススキームはどうなってる?」って言われると、こっちも超真顔で「はあ?スキームってなんですか?」としか言いようがなく、もう、ほんと、なんだかよくわからんけど、「やるっきゃない」って状態で、何をやればいいのか、ほんとよくわからないんだけど、これで飯食ってるんだからしゃーねーな、つーか、手当くれよ、って思うわさ。

 私はプロなので、金くれるのならちゃんとやるけど、なし崩しにやってきた仕事をオロオロこなして、結局ミスが出て叱られるっていうのは、ほんと勘弁してほしいものである。
 
10月2日(日)

 イベント仕事。
 事前に「私の担当箇所けっこう大変じゃん?」って思っていたのだが、「まあ、でも、なんとかなるだろう」と前向きに取り組んだのだが、全く想定外のトラブルが起こり、ただでさえ広範囲の担当だったのに、トラブルが同時に二箇所に起こったので、ほんとドタバタしてしまった。
 まだ事前準備の段階だったので、ギリギリで回避できたのだが、イベント責任者に「私、もう泣きそう」とコボしておいた。ほんと、もうイベント開始前にぐったりというか、燃え尽きていたので、その後、優先度の低いというか「儀礼的にやらないといけない仕事」は全部すっとぼけました。責任者もわかってくれたようで、そういう仕事は余剰人員でカバーしてくれてました。

 てゆーか、責任者が「●●の数数えた?」とか私に確認すると「はあ?そんなの知りません」とマジ疲れきった表情で返事していたので、「ミヤノさんはもう灰になってしまった」と判断した責任者が、余剰人員に指示してやらせていたらしい。(控えスタッフが私に「これやれって言われてきたんですけど?」と私に確認に来たので、その心遣いに感謝しつつ、控えスタッフにやらせていた)

 早々に燃え尽きてしまった私もいけないけど、そのトラブルと同時に、責任者の仕切りが悪くてギリギリまで保留になってしまいドタバタした件があり、そのドタバタとトラブルのダブルパンチというかトリプルパンチで私が早々にパンチドランカー状態になっていたのをちゃんとわかってくれていたのなら嬉しいのですけど。

 まあ、でも、あんな事態になって、かなりテンパったが、人によってはキレてもいいような場面だったので(私の不手際ではなかったので)「ひーーーー、なんでこー、いろいろと?もう、泣きそうですよ、あたしゃ」と嘆いていただけだったので、あの責任者は私についてどう思ったかしらね?「やっぱ、難しそうな所はミヤノさんにしておこう」とか思ってないといいのですが(笑)

 あー、しかし、クドいようだが、マジ疲れましたです。

 さて、今日は早朝仕事だったので昨日は早寝しちゃいましたが、えーと、ホークスの優勝決まったんでしたっけ?
 内川がベンチの中で泣いていた映像は、今朝の早朝ニュースで観た。なんか、リアル「内川コピペ」でした(笑)

 さて、なんかすでに遠い昔の出来事のように感じるけど、昨日の土曜日は休みだったので、またエクササイズのため神宮まで散歩しました。
 六大学野球観戦です。

 「東大の高山君も見納めだから、秋のリーグも一度は観ておかないと」って気持ちで行ったのだが、第一試合の慶応×明治はなんと、慶応が竹内で明治が野村という、エース対決でした。
 いやあ、途中からだったけど面白かったわ。
 野村は今年のドラフトでは目玉選手の一人ですけど、わりと小柄だがガッチリした尻のデカい選手で、「ほお、こういう投手、イマドキ珍しいな」と思ったのですが、私が見始めた中盤は低めのストレートがバンバン走っていて「ほお、なるほど、プロ注目選手だけのことはあるなあ」と「いいものを観た」と思っていたのだが、疲れが出る後半に味方のエラーで失点して、制球悪くなってくるあたりが「一場の後輩・・・・・」という不安材料でした。

 慶応の竹内は左の軟投派ですが、味方の援護もあり、後半はリズムに乗って素晴らしい投球だったが、こっちはドラフト候補じゃないの?
 うーむ、しかし、慶応の左のエースといえば、現ヤクルトの加藤ミキティが思い出される。
 私はドラフトにあまり興味ないのだが、ヤクルト加藤の時には「長谷部・大場・加藤」が大卒ビッグスリーだったらしい。
 長谷部も膝の故障でイマイチだったけど、まあ、そこそこ結果というか、楽天ファンにとっては「ダミアンの呪い」みたいなネタ選手になってる程度には活躍しているけど、大場はずっとグダグダで、今年やっと活躍したかな?
 そして、かつての慶応のエース・加藤に至っては、ヤクルトファンでも存在を忘れかけているのでは?

 しかし、私は今年の春先の戸田での二軍戦で(一軍戦が震災で開幕が遅れたので、二軍戦ばかり観に行っていた頃)加藤幹の神ピッチ観ちゃったんだよね。なんの変化球かはわからんが、相手バッターがスカっと空振りしまくっていた。

 なんだかとっても珍しいものを観てしまったので「加藤はやっと活躍するのだろうか?」と思ったのだが、今年は一軍登録ありましたっけ?

 と、昨日の試合で好投する竹内を観て「加藤先輩どうした?」って思い出してしまいました。ヤクルト加藤の弟を楽天が育成枠で獲得したんですけどね。あっちはどうなのかな?投げてるの見たことないのだが。

 というわけで、野村と竹内の投げ合いは面白かったのだが、慶応の伊藤が出てきたら、後ろに座っていた兄さんたちが「出たーーーーーーーー未来の阪神の4番!」と盛り上がっていた。
 ん?そっか、「由伸二世」と言われていた伊藤も4年か。ん?でも、なんで「未来の阪神の4番なの?」と思ったが、野村にしても伊藤にしても、今年のドラフトでの上位指名が予想されるので、野球好きにしてみれば面白い対決なんだろう。

 帰宅してネットで検索してみたら、どうやら慶応の伊藤は、巨人2軍との練習試合でホームラン打ったらしく、一部の阪神ファンからは「金本の後釜は伊藤でいいだろう」と決めつけられてるみたい。

 ワタクシ的には「慶応→阪神」ってあんまピンと来ないのだが。岡田とか鳥谷とか(ずいぶん間のある並び?)、大卒だと早稲田のイメージが強いので。

 だいたい、慶応出身のプロ野球選手って今の現役選手では、巨人の高橋と西武の佐藤(GGじゃない方ね)とヤクルト加藤くらいなのか?・・・・・・・ああああ、山省先輩を完全に忘れてた、サーセンwwwwww

 調べてみると慶応の伊藤は、愛知出身で中京大中京育ちなので、だから中日だろ、とも思わないけど、猛虎魂は全然感じないので、どーなることでしょうか?

 さて、第二試合はお目当ての早稲田×東大でしたが、東大のエース鈴木くんは好投しました。しかし、東大の場合は、打撃が「暗黒な時の日ハム」よりも、もっと暗黒ですからねえ。
 ほんと、東大の場合は「投手がたまたま絶好調」と「相手投手がまさかの絶不調」っていうのが重ならないと勝てないんですよね。って楽天もそうだったりしますが(笑)

 早稲田の投手が中盤フォアボール連発で崩れそうになったのだが、そのチャンスをモノにできませんでした。
 でも、こっちも、かなり面白い試合でした。東大投手陣が2失点くらいにまとめる時って、ほんとに面白いのです。

 さらに終盤、早稲田はリリーフに有原を出してきた。
 この1年生投手、春のリーグでも見たんだけど、有原がリリーフで登板したら、裏方で仕事していた制服着た野球部員がゾロゾロとスタンドに見に集まって来ていて「やっぱ、はえーな」とか語っていたので、後で調べてみたら、甲子園でも豪速球で鳴らしていた投手だったようです。

 明大の野村は下半身がどっしりした投手でしたが、早大の有原は「昭和の時代のホームランバッターですか?」ってくらい、全部がどっしりしている。
 そして、明大の野村はマウンド捌きがかなりふてぶてしかったが、早大の有原は、ふてぶてしいなんてもんじゃないのです(笑)

 なんか、野球界にいるのもったいないから、相撲界にトレードしちゃおうかな?って思いました。
 で、8回に登板したときには130キロ代のストレートに変化球交えていたけど、2点差で迎えた9回には、140キロ代後半のストートをバシバシ放ってました。そしたら、東大の選手にホームラン打たれちゃったんだけどね。

 東大は、2年ぶりのホームランだったそうで(笑)

 いやでも、私としては、慶応・竹内とか東大・鈴木を並べんなってのは置いておいても、軟投派ばかり眺めていた後に、とにかくバカみたいに剛球投げる有原が超面白かったです。ハズレの外人助っ人投手みたいでした(笑)
 有原要注目投手です。
 あら?ヤクルトは今日は勝って、横浜相手に三連敗は阻止したようだが(優勝争い熾烈ですなあ)、加藤幹が今日一軍登録されたぞ?投手陣に故障が多い中、救世主になれますかしらね?

 楽天も勝ったが、勝利投手は片山だった。いいから、小山に勝ちつけんかい!(笑)


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