可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

9月15日(木)

 猛残暑のため、また汗もが復活してしまいました。

 そして、昨日はまた「ニコ生での二軍中継」に夢中になってしまった。あれ、超ヤバいっす(笑)

 さて、昨日は「今日こそは部長にちゃんと、実習生の日誌に記入していただきます」とまた私に押し付けようとする部長にきっぱりと言ったので、なんとか部長が書いてくれたのだが、ちょっとトラブルがあった。

 トラブルってほどのもんでもないのだが、午後になって実習生K君(養護学校の高校2年生)が、先輩である育成選手H氏(障害者雇用枠で2年目社員。30代後半だけど我社が初の就業キャリア。右手が不自由で歩行はピョコタンだけど補助具不要)に、H氏の後ろの席に座っている人の名前を尋ねていた。

 そうやらそれは、週に3日だけ出社する非常勤役員であり監査役のF氏のことらしい。
 そのやり取りを横で聞いていたので「K君には、総務部社員の名前を覚えるよう指示しているけど、非常勤のF氏のこと教えてないから気になったんだろうな」と思っていたのだが、H氏はなぜか素直に教えなくて「え?なんで?」とK君に確認していると「母が聞いてこいと・・・」とかメモを片手にK君が言っているようだった。

 K君のお母さんは、すでに2回見学に来ているので、もしかしたら監査役F氏が出社した時と重なったかもしれないので、窓際にデーンと座っている立派なオジサマであるF氏が「もしかしてあれが社長さん?」と思ったので「ご挨拶もせず失礼してしまったかもしれないので、念のためお名前を確認したい」と思って、息子にわざわざメモをとらせたのかもしれない。

 ほんとはどうだったのかわからないのだが、なぜかK君は「監査」という言葉をその直前から言っていたらしく、もしかしたら、監査役F氏は友人の知的障害のあるお子さんをうちの会社に一人押し込んでいるので、その話を知っていたので、「あの方がその監査役の方なのか確認したい」と思ったので、そんな指令を出したのかもしれない。

 だが、残念ながら、監査って言葉の意味が良くわかってないK君が、監査役って言葉を知らないH氏にそんな質問したので、H氏は「監査」という言葉が会社にとってネガティブな言葉だと思ったらしく、K君が「監査がどうの」ってよくわからない質問してきた後に「Hさんの後ろに座ってる方のお名前を教えてほしい」という質問に「いや、それはやめておきましょう」と制していたらしいのであった。

 私はそのやり取りを傍受して「ん?どうしたんだろう?・・・・まあ、後で確認しておこう」と思っただけだが、生真面目なH氏は、部長への「今日の報告書」に、その事をきちんと書いてしまったのである。しかも、わかりにくく・・・・って、以上の私の表記からも、「わかりにくい」事例であったのだが・・・・

 「今日気になったこととしては、K君が監査のことで何度か質問してきたのですが、親御さんに聞かれたようです。それは会社にとってよくないことだと思いましたので、メモをとるのはやめさせました」

 部長はその一文を読んで「なんだ?」とびっくりして、いきなりスイッチ入ってしまい、H氏に「これ、どういう意味?」って問い詰めていたのだが、「監査のことを何度も聞いてきて、それでFさんの名前を聞いてきて、それが親御さんと家で話したことのようで、あまりいい話ではないと思ったので、Fさんの名前は教えませんでした」とH氏が説明するけど、それじゃ「どういう意味」なのかさっぱりわからない。

 部長が「なんで、それがいい話じゃないの?」と聞いても、H氏はそれ以上はっきり答えられないので、部長はK君を会議室に呼んで、しばらく話込でいた。F氏がK君に何か不快感を与えたわけではないのか、確認していたようである。

 でも、そういう雰囲気でもなかったようなので、戸惑うK君を落ち着かせるために、他の雑談に時間をとってからK君を帰らせた後、H氏に「よくない話じゃないようだったけど、なんでそう思ったの?」と確認すると、H氏は「いや、じぶんもよくわからないのですが、なんか監査のこととか、親御さんがってことだったので」とやはり言葉が足らないので「そういう曖昧なレベルのことなんだよね?だったら、ああして難しく書くことないよ。なんかオオゴトなのかと勘違いしちゃうじゃない」と言ってH氏も帰らせた。

 私が「どうしたんですか?確かに、K君がFさんの名前確認していて、Hさんがそれに答えなかったのは横で観ていたんですけど・・」と私が聞くと、部長も「よくわからん」と首をかしげていたが、そしたらK君の隣に座ってるE嬢が「K君の先生やお母さんが見学に来たときに、Fさんがうろちょろしていたんだけど、『あの方がF部長ですか?』って聞かれて、私とっさにF部長って誰のことかわからなくて、きょとんとしちゃったんだけど・・・・」

 前にも書いたが、「障害者雇用」を促進しているのは表向きは親会社になっているので、その採用を担当しているのは親会社の総務部長であるF氏なんである。
 なので、親御さんとしても、F部長にはぜひご挨拶したいと思ってはいたが、F部長を紹介されなかったので、「もしかしたら、あの窓際にいらした偉そうな人がF部長?」と勘違いしたらしい。これは私の想像だが、母親がK君にそういう話をしたのだが、律儀なK君としては、「Hさんの後ろにいる人は、名前忘れたがカンサの人」という記憶の断片を語ってしまったので「じゃあ、カンサの人の名前確認してきて」と言われたK君が、H氏に「ええと、監査のことを聞いてこいと母に言われましたて」とそのまま言ったので、監査の意味はよくわからないが、その単語に「東京地検特捜部」みたいなニュアンスを勝手に感じてしまったH氏が「これは、会社にとっては不利益な情報」と思ったのかね?

 まあ、ほんとのことどうだったのかわからんのだが。

 結局、実習生K君を受け入れたことにより、H氏が一番勉強になってしまったというのか、「報告書のレベルが・・・・・これではちょっと・・・」ということが露呈してしまったなあ。てゆーか、「自分でもよく説明できないけど、なんか、こういうやりとりがありました」ってことを報告したかったのなら、報告書ではなく、口頭で説明すればいいのにね。


9月13日(火)

●ニコ生三昧

 はあい・・・(ケンシの真似。ってコアな楽天ファンしかわかりません)

 昨日はニコ生のタイムシフト録画で長谷部×ダルの試合を観て「ほおお、長谷部好投したんだ、ってゆーか、ダルから得点できなかったけど、球数投げさせたのが結果としてよかったんだな。山崎のホームランはほんと外角にヤマ張ったという結果論ですけど(あそこはボール球でもよかったような)」と、堪能できました。

 そしてねえ。
 今日は、楽天一軍は大阪に遠征ですが(金子×岩隈の試合は、勝てる気が全然しないのであった。去年の8月に大阪ドームにその組み合わせで負けた試合観にいったということもあり)、ニコニコの「楽天チャンネル」はなんと、今日はKスタでのファームの試合を生中継するということで、さっそく観に行ってみたら「カメラ一台で、しかもネット裏のスカウト陣が構えているようなカメラで定点観測wwww」という惨状でしたが、これが、意外と面白くて。

 定点カメラですから、バッテリーしか映ってないので、バッターが打っても1塁が見えないので、アウトなのかセーフなのかわからないのですが、観客の反応でかろうじてわかるのです。

 画面に映らないところを想像力で埋めるしかなく、コメント入れてる皆で、「たぶん、こうだったんだろう」と意見交換することで試合展開を想像するという、「観ている人達の野球センス」が問われることになっておりました。

 それでも、この間言った浦和の試合では、まあまあ好投した「オレの高堀」というのか、去年、西武球場で一目惚れした高堀投手が登場すると、仙台ではギャルの黄色い歓声が飛んでいて「ああ、高堀かわええもんなあ」と安心しました。

 ニコ生のカメラの角度は、球筋がよく見えたので、高堀が意外といいストレート放っているのもわかったし。
 高堀がねえ、出世してくれるとねえ、「投手見る目あるじゃん、わたしったら」という自慢話になるんですけどねえ。

 高堀きゃーきゃーって話だけではなんなので、仕事の話でも。

 育成選手のHさんは、研修生のK君が「そういう障害だから、業務日誌に今日の仕事の感想を書くのが苦手」と、日誌書くお手伝いをしているが、今日は「指導者のコメント欄」はやっとTK部長が書く予定だったが、TK部長は前にも愚痴ったが、どうもそれを書くのが苦手のようで逃げ腰になっているのはわかってはいたが、今日こそ書いてもらおうとしたら・・・・やっぱり制限時間いっぱいで、私に投げ返してきた。

 ギリギリで投げられるのは勘弁してほしい・・・
 つーか、忙しいふりしてるだけなのもわかってるし・・・

 まあ、先週、部長がほんとに忙してく勝手にフォローしてあげちゃったので、甘やかしちゃったんでしょうね。

 という、実は二人とも自閉症気質で仲良しな私と部長の白熱した試合展開をHさんは知るよしもないのだが、部長が席を外した時に私が「K君は日誌を書くのが苦手らしいが、実はTK部長もそっち系なので、Hさんが横について指導しないと書かないんだよ?」と言うと、H氏は「はあ・・・」と戸惑っていたが、その他の外野陣大爆笑。

 TK部長も「おれって、たぶん、アスペルガー気質なんだろうなあ」ってけっこう自覚していたのである。

 なので、今日はH氏の帰り際に「明日のHさんの目標は、TK部長に日誌書いてもらうことね」と念押ししておいた。

 TK部長手強いぜ(笑)
 アスペルガーのK君の親玉というかラスボスみたいなもんで、K君は多少は「ここが納得いかないです」と歯向かってくることがあるけど、そんなん、たんぽぽの綿毛程度の攻撃力だが、TK部長の場合は「K君マインド」は同じだが、その100倍くらい屁理屈言ってくるんだぜ?

 なので、あたしらは、「ここは部長にどうしても決裁いただかないといけない」って時には、部長の席に詰め寄って、あの手この手で持ち上げてみたり、突き落としてみたりして、なんとか仕事を進めているのである。

 H氏がもしも「はあ、おれって知的障害者の面倒ちゃんとみててグッジョブ」とか思っているのであれば、TK部長のこともちゃんと面倒観てほしい。

 それがちゃんと出来るのなら、H氏のことも評価してやろうじゃないか。

9月11日(日)

 今日は昨日よりも曇りそうだったし、気温も控えめだったので、頑張ってロッテ浦和球場に行きました。 
 でも、やっぱりかなり暑かったので、あんまし試合に集中できなかったのだが・・・・てゆーか、両チーム合わせて何四球ありました?もー、おかげで長い試合だったわよ。

 今日の、美味しかった所は・・・

 ●また那須野登場(私が浦和に行くともれなく登板してくれいるような気がしなくもない)
 ●ロッテの選手が試合前にストレッチしているのを遠目で眺めていたら、明らかに巨大な神戸は別格として(背番号55の大砲候補。幕張のゴジラ)、もう一人「ずいぶん体格いい、しかもスラっとした選手がいるなあ」と思ったので、選手名鑑で調べたのだが「ロッテの背番号2って誰だっけ?・・・・・・・・今岡だっwwwっw」

 その今岡と至近距離ですれ違うことができたので「今日は景気がいいなあ」と感動しました。那須野は「契約金5億3千万」でしたが、今岡は阪神在籍時で合計何億円稼いたんでしょうね?(笑)

 ●ロッテ二軍の投手コーチが西本聖だということに気がついた。あまりにもジイさんになっていたので、全然わかりませんでした。私は江川が好きではなかったこともあり、あの頃は「巨人のエースは西本だろ」と思っていたので、好きな投手だったんですが・・・・30年ぶりくらいにいきなり目の前に立っていても全然わからんわwww

 そういや、今のロッテ二軍で今岡クラスのスター選手といえば(笑)、わたくし的には監督の高橋慶彦なんだが、去年も思ったんだけど猫背は元々なのかもしれないけど、歩き方もなんか変なんだよな。
 そんで、どーも、コーチ陣って歩き方が変な人が多いような気がする。私がいつも気になるのは、日ハムの吉井投手コーチ。テレビだと気にならないんだけど、球場で観るとすごく気になります。
 もしかして、みんな膝などがブっ壊れてんですかね?
 投手が肘曲がっていたり、捕手の指がボロボロだって話は良く聞くけどさ。

 ●今日もロッテのボールボーイは大嶺君だった。弟の翔太がスタメンで猛打賞だったので、また「1塁にプロテクター貰いに来る兄と兄弟ツーショット」というファンサービスしてくれました。ってか、大嶺君、また故障でもしてるの?

 そして、なんといっても、今日のハイライトは、私の軽い願望であった「球場で乱闘シーンを観戦してみたい」というのが、軽く叶ったのである!

 ロッテの二番手投手が出てきた時だったかな?(ダラダラした展開だったので、どの場面だかよく憶えてないのだが)
 左投手だったのだが、たぶんまた四球でランナー出して、ランナーは平石だったと思う。
 その左投手が一塁に牽制した。
 平石は慌てて戻ったが、普通に立ったままスライディングするほどでもなく、余裕でセーフという、なんのへんてつもない野球的にフツーの場面であったのだが、楽天ベンチから何やら怒鳴りながら飛び出してきた人がいた。

 「ばかやろー!何やってんだ!」と怒鳴りながら、仁村監督(野球好きの人には「仁村兄」で通じるでしょう。弟は今年から一軍コーチに昇格)が一塁に向かっていったので、私を含め、一塁側スタンド(っていうか雑草生い茂る土塁にボロいベンチが並べてあるだけ)に座っていた客たちは「どーしたんだろう?」と固唾を飲んで見守っていた。

 てっきり選手に怒っているのかと思いました。サイン見逃したとかで、「なにやってんだー!」って怒鳴ったのに、自分のことだと思ってないから駆け寄ってきたのかと。
 でも、試合中に監督がグランドに怒鳴りながら飛び出してくるのなんて観たことないので、なにやら異常事態発生でしたが、どうやら、走者の平石にしても、走塁コーチの永池にしても、「なんだろう?」と立ち尽くしていた様子でした。

 そしたら仁村が「お前だ、お前!このバカヤロー、ボークじゃねーか今のは!」とどうやら一塁塁審に抗議しているようです。
 そして、塁審に近づきながら「ちゃんとボークとれよ、バカヤロー!」と怒鳴り散らしているので、慌てて、監督を抑える永池と平石。
 そして、売り言葉に買い言葉で、「ばかやろー!」とケンカ売られた塁審も「ボークじゃないだろ、ばかやろー」とエキサイトしているので、ロッテ内野手が塁審と監督の間に入り、両チームの選手が仁村監督と塁審の間に入って、壁を作っておりました。

 まあ、いわゆる「乱闘シーン」ではなかったのですが、あれで、牽制で刺されてたのなら、「ボークだろ!」って激高して抗議しに来るのならわかりますが、普通に帰塁して余裕でセーフだったのに?

 結局、仁村監督は楽天選手やコーチに囲まれて、「まあ、まあ」となんとかベンチに戻されたのですが、仁村監督は「憶えてやがれこのヤロー、後で裏に呼び出すからな、このヤロー」とずっと怒鳴り散らしておりました。

 「乱闘シーンを生鑑賞するとどうなのかな?」って思っていたけど、いい年したオッサンが怒鳴り合ってるのって、やっぱあんま楽しくないというか不愉快ね(笑)
 しかも静かな二軍の試合だと、一塁ベースは金網越しの目の前なので、全部丸聞こえっていうのも・・・・

 まあ、あれも後から考えてみたら、仁村監督の作戦というか、冷静に「今のはボークじゃありませんか?」って抗議するという手もあるが、それだと、冷静に「いいえ、ボークじゃないと判断しましたけど?」で終わってしまうので、もしかしてもしかすると、相手投手が「ギリギリの技で牽制上手」なのを見ぬいて、しかも、確か去年も中継ぎで活躍した投手だったし、ロッテのチーム状況だと、この投手をそのうち一軍に絶対に上げることまで考慮して、「ここで潰しておこう」ってことまで考えたのかもしれません。

 その投手も、仁村監督から猛烈な「バカヤロー、今のはボークだろ、ちゃんとプレートから足をなんちゃらかんちゃら」(私、ボークのルールよくわかんないので)という抗議を受けて、やっぱ動揺しちゃったらしく、次の打者にヒット打たれちゃったし。

 そりゃ、リズム崩れますよね。そんで、那須野登場だったのだが、那須野も前の投手が出したランナー抑えきれなくて、楽天が逆転してしまいました。
 那須野の投球フォームって前からあんな感じだったっけ?
 なんか、さらに膝が突っ張って硬い印象を受けました。
 マウンドの上に立っているだけなら、超一流な風貌なんだけどなあ(笑)

 やっぱし、なんかテンポの悪さは天性のモノなのか、なーんか全体的にヤル気なさそうな感じなんだよね。西武の涌井は「いかにも面倒くさそうに」って感じなんだけど、それでもダラダラとランナー出しながら、なぜかランナーだけは返さないのだが、あれは運動神経のいい涌井がわざとそういう雰囲気を出して、打者や相手チームのリズムを崩しているのかもしれないけど、那須野の場合は、たぶん、本当に鈍臭いんだろうなあ。ピッチャーゴロお手玉してたしね。

 私がコーチだったら、那須野には、野球の練習よりも、繁盛しているファーストフード屋で一年間バイトさせるな。

 さて、そんなんで、暑さと戦いながらも楽しく鑑賞できた二軍戦ですが、試合中にも周囲の客がケータイで一軍戦の経過をチェックしている会話は漏れ聞こえてきたので、薄々はわかっていたのですが・・・・

 長谷部×ダルという捨て試合だったのに、なんと長谷部が1失点で好投してふんばり、ダルの方は中4日ということもあり完投させないでおいて、増井に継投させたら、なんと、山崎のホームランで逆転しちゃって、勝利投手・小山!!!!!!!!!

 7勝目wwwwwwwwwww

 小山は先週も、長谷部先発の時に6勝目上げているのですが、とうとう岩隈の6勝を抜いてしまいましたwwwwww

 もう、楽天がCS行くとかどーでもいーから、小山は10勝してしまえ!

 えーと、それよりも、今は21時30分なのですが、今日、オリックスが西武に負ければ、楽天がまた3位浮上なのですが、オリの近藤君が炎上して3回くらいには7-1という展開だったのですが、今確認したら、まだ試合やってて、7回で10-5って「西武の中継ぎwww」を考えると、どうなるんだろう?

 さて、わたくしは、昼間たっぷり太陽の光を浴びてしまったので、もう超眠いです。オリックスと西武の結果は明日確認いたしましょう。
 
9月10日(土)

 楽天が連敗していたので、なんか日記が八つ当たりで愚痴っぽくなっております。
 さらには「あー、負けた」とパソコンぶちっと切ってしまうか、やけ酒が進んで朦朧としてしまうので、いっぱい書いたわりには全然更新してなかったようである。

 今日は、なんとフジテレビが急遽地上波放送するという「マー君VSハンカチ王子 プロ初対戦」だったのだが、なんとか楽天の連敗が止まりました。
 フジテレビ地上波はどのくらい視聴率出ましたかね?たまに覗いてみたのですが、意外と地味に中継してくれていました。三宅アナが楽天選手の名前を読み上げてくれるのが、なんだかとっても嬉しかった。

 明日は長谷部×ダルですってよ。ほほほほほ。ハムの皆様は、長谷部と対戦した後のソフトバンクが連敗しちゃったの知ってますか?って、ハムもずっと連敗していたんですっけ?ほほほほほ。

 ほんとは、この土日のどちらかは、浦和に二軍戦観に行こうかと思っていたのだが、「うわーん、ロッテの吉見が上がってしまった」というのもあったが、今日なんて朝からまた真夏並みに暑くて、1時からのデーゲーム観戦なんて絶対無理だったので、部屋の掃除と「マー君VSハンカチ王子 プロ初対戦」に切り替えた。ほんとは「今日は、浦和にいるのが本当の楽天ファン」と思ったんだけどな。

 さて、野球本読書は「二軍監督」が面白かったので、同じ赤坂英一著の「キャッチャーという人生」も読んでみた。

 これも、すげー面白かった。
 有名捕手といえば、野村だったり古田だったりするが、この本は「その二人をあえて無視」というコロンブスの卵的発想の本である。

 著者の赤坂さんは、記者時代に仲よかった選手がなぜか捕手が多かったこともあり、この本の企画が持ち上がったらしいが、赤坂さんの取材というかインタビューも優れていたのだろうけど、なによりも、捕手ってやっぱ文章になりやすい素材なんですね。

 野村や古田の喋り能力が高いのは、彼らの個性というか、球史に名前を残した捕手としてのずば抜けた能力の一部なのかと思っていたけど、この本で「その他大勢の捕手」を並べてみると、さすがは「女房役」というだけあって、みなさん女性並みに会話スキルが高いようです(笑)

 そっか、捕手って、体育会系男社会の中でも、最も女性的な仕事なんだよな。

 どこかで読んだのだが、野村語録というか、ノムさんの著書の中の記述なのか忘れたが、「ポジションごとにスリッパの脱ぎ方に特徴がある」という話があって、旅館の宴会場での話なのか、投手は他人が脱いだスリッパの上に平気でドカドカ上がってスリッパを脱ぎ捨てるらしいが、内野手は一応「なんか散らかってるなあ、置く場所ないじゃん」と文句言うけど片付けたりしなくて、外野手は皆のスリッパが重なってる外側に脱いでから黙って跨いで入っていくらしい。

 そして、捕手は、乱雑に脱ぎ散らかされたスリッパを整えて、その隙間に自分のスリッパを並べるとか(笑)

 野球バカの中でも、やっぱしなんとなくオカンに近いことをするのが捕手という人たちらしいが、女性脳的な人も多いのか、記憶力の良さも女性っぽい気がした。わりと、ストーリー的なことをよく憶えているのである。世の男性陣の多くが妻に「10年も20年も前のことを昨日のことのように愚痴られる」ことに辟易した経験があると思うが、捕手もそういう傾向があるらしい。

 著者の赤坂さんも感心していたのだが、(この本の中ではなく、糸井重里との対談の中でだったかも)「複数の捕手にいろいろ話を聞いたが、ある捕手が話してくれた逸話を他の捕手がまた別の角度から語ってくれたりして、その話がきちんと一致した」そうで、例えば「あの時、先輩捕手にこう言われた」って話があって、その先輩に話を聞くと「ああ、そんなこと言ったなあ。でも、そう言ったのには理由があって・・・・」云々。

 だいたい、少年野球の頃から、それなりにコミュニケーションスキルの高い子を捕手にすると思うから、高校野球や大学・社会人野球で捕手を勤めていた人は「君はもし野球がダメでも、フツーの会社員としてもいい成績出せるでしょ」って人がほとんどだと思う。

 だって、人類の中でも最もワガママな部類の「投手」という人種を相手にしているんですから(笑)

 達川と北別府のやりとりが可笑しかった。
 際どい球をボールと判定されて、マウンド上の北別府が不機嫌になっていたので、達川が間を置きに行って「残念だけど、ボール半分だけ外れていた」と声をかけた。

 普通の投手だったら、それで機嫌直すというか、「まあしゃーねーな」と切り替えてくれるのだが、精密なコントロールが武器の北別府は「え?ボール半分も外れてたんですか?」と、さらに不機嫌になってしまったので、その後、達川は北別府にそういうこと言うときには「ボール4分の1外れてた」って言うようになったらしい。

 ああ、面倒くさい(笑)

 しかし、相手は人が脱ぎ散らかしたスリッパの上に平気でスリッパ脱ぎ散らすような人種である。しかも、「歩幅そのままにスリッパを脱ぐ」らしいし。スリッパの両足揃えることなんてしないらしいのだ投手陣って。

 そんなワガママ投手が「オレ、カーブが決め球なんです」って言うのを「うーん、でもカーブは打たれちゃってるし、ちょっとやめてみない?でも、練習はしておいて、そのカーブ使う場面もあるから」と、投手が「自分の得意な球」を信じているものを「その球、今は調子が悪いみたいだから、少しお休みしてみよーよ」と納得してもらうのがけっこう大変みたい。


 でも、それが出来る人は、たとえ、「正捕手」として有名ではなくても、プロとして生き残っていけるのかなあ。

 まあ、他にも興味ふかいエピソードや泣ける話や「キョーフの部分麻酔での手術」の話など読み応えたっぷりでした。おかげで、今日はテレビで試合観てる時に、マー君やハンカチ王子じゃなくて捕手ばっかり観てしまったぜ(笑)
9月9日(金)

 なんか秋花粉症を訴える人が増えてきました。私もちょっとだけクシャミが出るし、やや涙目になったりするので多少は反応しているのかも。
 さて、昨日の日記を読み返してみると、アスペルガー連呼してますが、ちゃんとわかっているわけではないので、あくまでも「良く聞く言葉だから」って程度で使用しています。私の認識では「日常生活は普通に送れる程度の軽度の自閉症、ってゆーか、一人で学校に通える程度だったら、アスペルガーって呼ぶのがイマドキの流行。カタカナのほうがカッコいいし。フリーターとかニートとかパラサイトみたいなもん?」なわけです。

 そもそも障害者って括りが好かんしな。

 まあでも、行政である程度保護するためにはしょーがないんだろうけどさ。

 健常者だってピンキリですし、わりと全体的にレベルの低いうちの会社だと、立派な健常者の大卒君が「この子、ボーダーじゃないの?」ってことがありますし。
 10年くらい前に採用した新卒君が、えらい無表情な男子で、でも仕事は普通に出来ていたし真面目な子だったようだが、先輩に無表情のまま口答えしてしまったらしく、「教えてやってるんだから素直にハイって言えよ、ムカツくんだよお前は!」って鉄拳制裁を受けてしまい、翌日から会社に来なくなってそのまま退職してしまったという事件がありました。
 殴った奴も、ちょっと問題があった奴だったのですが、性根は熱い好青年であると、その事件で左遷された部署で評価されて、今では中堅社員として活躍しておりますが、あの当時のまだ23歳くらいだった彼には、一年後輩がずっと無表情で、こっちが「これは、こうやってくれ」指導しても無表情のまま「これは他の方からはこう指示されています」みたいに言うからイラっとしちゃったんでしょうね。

 あの殴られてしまった子が、アスペルガーだったのか知りませんが、友人にその話をしたら「その子、アスペルガーだったんじゃない?」って言われて、初めてその言葉を知りましたっけ。

 今現在も若手社員に二名ほど無表情君がおりまして、どっちもなかなか頑固で融通がきかないらしいけど、片方はそれでも我慢してビシバシ厳しく指導されながらなんとか仕事してますし、多少なら冗談も通じるようですが、もう一人は、最初に配属された部署が音を上げて、他部署に異動しましたが、そこでもやっぱり持て余されて、また元の部署に戻されたので、そこのお局社員が「また、あの子が戻ってくるの?」と嘆いていました。あの人が他人の悪口言うのを初めて聞いたよ。

 その話聞いてて「それ、やっぱボーダーじゃない?」って思ったのだが、まだ新人だったころ、全然戦力にならなかったけど、とりあえず何か仕事させなきゃと、部署会議の議事録を書かせたらしい。
 そこの部署の連絡会ってけっこうボリュームあるので、新人の洗礼にはちょうどいいのだが(ヒーヒー苦労して、時間がかかったとしても、どこにも迷惑かけないし)、それでも先輩に何度か見直してもらって、普通なら2時間くらいで仕上げるらしいが、会議が5時に終わって、10時を過ぎて最後まで残っていた社員が「もう、私も帰りたいから」と急かしたら「じゃあ、家に持ち帰ってやります」と言うので「そこまでしてやる仕事じゃないし、じゃあ、明日の午前中までによろしく」と言って、帰らせたらしいが、翌日の昼頃になってもまだ終わらないので、面倒くさくなって放置しておいたら、夕方になってもまだやっていたらしい。

 普通だったら、まとめ方がよくわからなくても「こんなんでいいですかね?」と先輩に見せて、教えてもらうと思うのだが、その子は、自分じゃきちんとできないのに、どこで区切っていいのか見失ってしまったらしく、結局、その1時間ばかりの報告会の議事録を作成するのに、丸2日かかってしまったのだ。先輩が「途中でいいからちょっと見せてよ」と言うと「いえ、まだそういう段階ではないから」と拒否するらしく、そういう態度も先輩達に嫌われてしまうようだ。

 そういや、親会社の女子社員にも扱いが難しいからと、子会社であるうちに押しつけてきた社員がいて(って、私の憶測ですが。だって他にも何人かいるし)、「顧客からのただの問い合わせ電話をクレーム電話にしてしまう達人」だったらしいが、私も彼女と話していて、何度か「え?」と思ったり、ムっとしたことがあったので、ごく軽度の障害があるのかもしれないが、左遷された部署は、外部の一般客からの電話は受けないし、昨日も書いたが、うちの会社では最も個性的な人材が集まる「キョーフのB型集団部署」であるので、彼女の不思議ちゃんぶりが目立たなくなっただけではなく、最近そこの課長として配属された人が、とても優秀な人なのだが、やっぱりB型で、「うわあ、ほんとのB型集団になってしまった!」という話題のついでに「あの不思議ちゃんはどーよ?」という話になったら「まあ、やっぱ普通じゃないけど、でも、部署会議で彼女が発言する提案は意外とまともなんだよね。つーか、前の部署では彼女がそういう提案すると『なんか文句言ってる』って思われてたみたいなんだけど、うちの部署、自分に都合のいい主張する人ばっかりだから、その中だと、わりと客観的に意見しているんだよ」って、へー、やっぱ適材適所ってあるんだなあ。

 その彼女もわりと無表情で、テンパるとワーワーと独り言言うので、そのワーワー言ってる内容よりも、その態度に「なんか怖い」って印象を相手に与えがちなのだが、そーいや外でのイベント仕事で彼女と一緒になったことがあり、いつもと違う職場環境で緊張しているらしく、「うわー、ずっとブツブツ独り言言ってるし」と思って遠巻きにしていたのだが、そこの会場の控え室にかかっていたカレンダーがスポーツ用品会社のカレンダーで、そこと契約しているイチローなどの有名選手の写真だったので、暇を持て余していたときに私が「ふーん?」と捲って眺めていたら、その彼女が「あ、イチローだ!」と寄ってきたので、「ああ、そうですねー」と受け流していたら、その後しばらく「イチローだ!」「松井だ!」と選手名を大声で述べながら捲っていました。

 彼女がもし「知的障害者」として認定されていれば、「あらあ、○○さんも野球好きなの?」ってお付き合いしてあげられたと思うのですが・・・・・

 いや、過去にいろいろありまして、向こうはこっちによく「お願い」に来たのですが、そういう時にはいきなり私の横に立ち、私がその担当じゃないことなんてお構い無しに無表情で仁王立ちのまま「これをお願いします」と自分の言いたいことだけ言って立ち去れていたので、ある時、こっちがそっちの部署に質問したいことがあったけど、よくやりとりしていて顔見知りだったのが彼女だけだったので「これって、どうすればいいでしょう?」と聞いてみたら「え?わたし?わたし?え?わたし?え・え・えー?なんで、わたしに?」と思いっきりキョドられて、「うわ、この人、マジヤバいんだ、失敗した。ただの人見知りさんだと勘違いしていた」と困っていたら、見かねた他の人が「どうしたの?」と声をかけてくれたので助かりましたが、こうして書いてて思うのですが、「知的障害」とか「精神障害」の範囲をもう3センチほど広げていただければ、うちの会社なんて障害者雇用促進優良企業ですわよね?

 なので、今インターンシップで受け入れているK君が「障害者」とは全然思ってないのであった。

 この子が「世界遺産認定」されて保護されてるんだったら、うちの会社は10人に一人くらいは世界遺産認定されそうだぞ?

 で、K君の世話を任された、障害者枠のH氏が妙に張り切ってるので、「そういや、前任者のSさんが新人のHさんに引き継ぐときにも、えらい大型台風並みの兄貴風吹かせたので失笑・・・・いや、微笑ましかったな」と思いだしたのだが、SさんもHさんも身体障害であり、K君みたいな学習障害児の扱いはどうなんだろう?と思ったし、それにしてもH氏がもう、ほんと「それはやりすぎだろう」というくらい、甲斐甲斐しく世話をしているので、「これは相当疲れてるだろうな」と察して、「Hさんがよく世話してくれてて助かるけど、けっこうぐったりでしょう?」とリップサービスで労ってみたら「支援センターで、こういう子の世話したことあったので!」と胸を張っていた。

 足がちょっと不自由だけれども補助具無しで歩行できて、腕は右手が不自由でサウスポーってだけのH氏は、なんでか知らんが30代半ばでうちの会社に来る前は就労機会に恵まれなかったが、障害者自立支援センターでは、人柄の良さもあってか、知的障害者の面倒もみた経験があるらしい。

 なので、久々にそういうスキルが発揮できたので、メチャクチャ張り切っている。
 おかげで、すっかりそっちに集中しちゃってるので、私が頼んだデータ入力作業に久々に何箇所かミスがあったくらいに(笑)

 そして、実習生は毎日「実習日誌」に記入するのだが、業務指導者の書く欄はTK部長が書いていたようだが、部長はどうも消極的のようだった。たぶん、部長の息子さんも実習生K君と同じくらいの年齢なので、あんまし向き合えないというか、動揺しちゃっているのかも。
 ちょこっとコボしていたのだが、息子さんの同級生で「全然フツーだった子」が実はアスペルガーだったようで、高校入学の時に養護学校に進学することになり、「あれは親もショックだったろうな、だって全然フツーだったんだよ?うちの子よりもさあ?」と、繊細な部長には「養護学校」という存在そのものにいろいろトラウマがあるらしいのはよーくわかった。

 その部長が昨日は接待ゴルフでお休みだったので、「今日は私が日誌に記入するから」と宣言したら、世話役のHさんが「じゃあ、メールします」って言うので、何を?と思ったら、部長から「日誌に記入するために、今日どういう仕事をさせたのか報告書を送ってくれ」とお願いされていたらしい。自分の息子と同じ年くらいの、知的障害児を直視できない部長と違い、私は興味津々で観察しているので、その報告は不要であったが、「オレこそが担当者」と張り切っているH氏に敬意を払って「あら、じゃあ、お願いします」とそのメールを待った。

 すぐにH氏による、K君の詳細な観察日記みたいな、ワードで一枚分の報告書が送られてきた。

   「ほお、丁寧に書いているじゃないか。これ、そのまま日誌に添付してやりたいくらい」と思ったが、でも、「このままじゃ、ちょっと・・・・」とすぐに気がついた。

 「今日は!挨拶はちゃんとできました!○○さんから!社員の顔と名前を覚えるよう!にと言われてましたが、Sさんの!名前は覚えたようです!」

 えーと、句読点打ち間違えて、全部「!」になってるんすかね?

 でも、やたらと「!」が挟まっていたのは前半だけで、後半は「ミヤノさんにお願いされた仕事は、時間がかかりましたが、キレイにできたようです。」とかフツーだった。

 スルーしてもよかったのだが、あまりにも酷かったので、「Hさんの文章って、ビックリマークがちょっと多くね?」と指摘してみたら、満面の笑みで「はい!すいません!自分は国語というか作文が苦手なんで!」って、私がちょっとHさんのことが苦手なのは、「これは明らかにおかしい」ということを面倒だけど、本人のためだからと指摘すると、そういう風に大変嬉しそうに反応させるところなんだが・・・

 たまにビシバシ言うと、ほんと嬉しそうなんだけど、そんな嬉しそうな顔されると、こっちはけっこう萎えるのですが・・・・

 で、二日目にもやはり同じレポートを私に送ってきて、あんだけ「!多用すると、せっかく書いた文章が子供っぽくなるじゃん、もったいないよ」と指摘したのにも関わらず、てゆーか、普通だったら「何この!多用は?」って叱られたら、使用率ゼロにしません?ところが、私が「!が悪いとは言わないけど、せめて10行に1コくらいにしてくれ」と言ったことを遵守して、20行くらいの記述の、私にはよくわからないタイミングのところで、!が二個ほど紛れてました。

16歳のアスペルガーの実習生よりも、40歳近くして、会社での報告書に「!」をどうしても交えないと気が済まないHさんのほうが問題だと思いました。

 で、その実習生のK君は業務日誌に「今日の感想」を書くのが苦手らしい。
 「感想文」っていうのは、健常者でも苦手な人が多いからねー
 私が「ああ、だったら一つの業務が終わった直後に感想書かせたほうがいいのかしらね?」と言ってみたら、「オレはこういう子の面倒慣れてるんだぜ」なH氏は、「彼は!こういう感想文みたいなことを書くのが苦手な障害なんです!感情的なことを表現するのが苦手な障害なんです!」

 おお、貴重な助言ありがとーな(笑)
 「そういう障害なんです!」を連呼されて、なんか思いっきりヘコんだわ!(笑)
 つーか、意地悪なミヤノさんは思わず「Hさんが文章に ! をいっぱい入れないと気が済まないのも、そういう障害なんだよね!」と、口には出さなかったけど、そういうテロップが頭の中を通過しました。

 しかし、それで前々から「Hさんをけっこう暇にさせていて申し訳ないから、なんかもっと仕事お願いしたいのだが、なんか頭悪いというか、変に融通きかないところもあるし、応用が効かないし・・・・もしかして、身体障害だけでなく、軽度の知的障害もあるのだろうか?」と疑問に思っていたので、Hさんが帰ってから、そんで念のためマスオさんも帰ってから(笑)、M嬢にHさんが書いた文書を見せて「この !多用に驚いたんだけど、私はHさんの履歴知らないんだけど、もしかして学習障害があったりするの?」と聞いてみたら、M嬢も「えー?そういう記憶ないなあ」とHさんの履歴書を探してくれたのだが、中学までは普通の中学で、その後養護学校に入っていた。

 うーむ。どうなんだろう?
 彼の身体ハンデ程度だったら、全然普通の高校でもオッケーだろうし、大学だって大丈夫だろう。体育だけは普通には出来ないけど。見学してれば単位もらえるってことにすればいいだけだ。

 20年前の障害者をとりまく状況がどうだったのかは知らないけど、職業訓練的な目的で普通高校よりも養護学校を選ぶケースもあったのかもしれないし、20年前のHさんの障害の程度は今よりももっと重度だったのかもしれないのでなんとも言えないけど、でも・・・・

 中学校の作文でも、文章にやたらと「!」入れたら、先生に指導されないか?

 そんで、くどいようだが、多少の誤字脱字や、変な言い回しは混ざっていたけど、「!」さえ抜けば、文章自体はとてもまともなのである。喋り言葉は礼儀正しく丁寧な人なので、「文章」な苦手でも、頭に浮かんだ喋りをそのまま書けば、これだけきちんとした文章になるのに・・・・

 でも、Hさんの喋りを私が日記に書いてみて気がついた「はい!支援センターで!こういう子の世話をしたことがありますから!」とか、たしかに「!」入ってるわwww

 前にも日記に書いた記憶があるが、昔の職場で所属俳優に届いたファンレターを読んでいたら「わたしわっ、○○さんことが大好きですっ」って、書いている女性は20代らしかったけど、どうやら無職でほとんど自宅にいるらしく、その幼稚な文章といい、なんらかの障害を抱えているらしいと想像できたけど、あの子も、喋り言葉をそのまま表現するとああなっちゃうんだろうなあ、って凄く印象に残ったので、私はけっこう真似させていただいておりますっ!


9月8日(木)

 数年前から中小企業に対しても「障害者雇用枠遵守」の動きが活発でなので、でも、なんでだか親会社では受け入れられないので、うちで面倒見ているのであるが、おかげで子会社である社員数100人に満たない我社の雇用義務は1人なのに、4人受け入れている状態です。

 その内、2名がたぶん、アスペルガーというのか、軽度の自閉症の若者で、それぞれ違う部署で働いているので、どういう仕事しているのか私は知らないけど、最初に雇った子はもう3年目だし、同じ養護学校の子は二年目の今年20歳くらいです。

 最初に雇ったS君の縁で、同じ養護学校から「職場体験学習を受け入れて欲しい」と、当時高校二年生だった0君が2週間のインターンシップをしたのですが、その時、O君を受け入れた部署では「2週間は我慢したけど、ずっとは無理」と言われたらしく、私はちょっとびっくりした。

 そこの部署のチーフは、私より少し年上の独身女性で、陽気な阪神ファンだし、すごくコミュニケーションスキルの高い人だと思っていたのに・・・・
 で、そこの部署はアンケートの集計とか、入力作業が多いので、派遣社員二人も雇っているんだから、アスペルガーの子にも工夫すれば十分な仕事があるように思えたので、なんだか残念に思ったのです。

 実際、そのO君が高校というか養護学校を卒業してから受け入れることになり、ウェブ制作をしている部署に預けたら、コミニュケーションスキル低そうな、「雑談苦手だし、休日はずっとパチスロ」みたいな、大雑把に分類すると「おたく系」な30代で独身の身だしなみちょっとというか、かなり不潔系な男子がよく面倒見てくれて、O君にどういう仕事させてるのかわかりませんが、無事二年目を迎えました。

 一般的には「社交的な感じの人」よりも、「普通の社会人としては、人間失格ギリギリ」っていう人のほうが、上手くいくもんなのかね?
 アスペルガーの子は、無表情だし口下手なので、社交的な人はどうしていいのかわからないのかもしれないが、健常者だけど挨拶まともに出来ないし、口下手の人のほうが、「なんだ、自分的には普通じゃん」って素直に受け入れられるのかもしれない。

 そーいえば、O君の先輩であるS君が配属された部署は、うちの会社でもちょっと毛色の違う仕事している部署で、しかも、B型の人には申し訳ないけど、なぜか全員B型という部署で、そこの部長だったK氏はO型だったので「あそこ、個性的っていうか、変なのばっかだから、障害者枠のS君が一番まともな人に見えるwww」ってよく言ってたっけ。

 そういや、アスペルガーなS君にしてもO君にしても、身だしなみは完璧で、いつも清潔でキリっとした服装しているので、それだけでも「健常者の変人社員よりも全然まともじゃん」っていう印象なのである。

 さて、前置きが長くなったが、今現在、親会社も我社も「障害者雇用枠」を満たしているので、空きが出なければ雇用する予定は無いのだが、O君の担任だった養護学校の先生が、別の養護学校に異動したようで、そのツテで、うちのTK部長に「雇用予定でなくてもいいので、インターンシップ受け入れていただけませんか?」とお願いしてきたらしく、しょーがないから総務部で受け入れることになった。

 でも、任せる仕事が総務だとほとんどないんですけど・・・・

 と部長には言ってみたが、「Hさんの仕事を手伝ってもらう」と、知的障害ではなく、身体障害でサウスポーでちょっと不器用さんな育成枠Hさんに押し付けようとしていたので「Hさんも暇を持て余すこと多いので、こっちは苦労しているのにー」

 何度も書いているが、Hさんや、その先輩で今は本社の経理の手伝いしているSさんにしても、身体的なハンデは日常生活を送れるレベルであり、もし、今の私が彼らと同じような身体的ハンデを負っても、今と同じ業務のほとんどをこなせるであろう。
 できないことは、「お茶くみ」である。お盆を水平に持つのは無理。

 なので、あの程度の障害だったら、中小企業よりもずっと先に「障害者雇用義務」を押し付けられた大企業が積極的に採用していたはずである。
 そんな彼らがなんで30歳過ぎても「仕事経験全くありません」という状態で残っていたかというと、「障害者手当があるので働く必要がなかった」とか「親が外に出したがらなかった」とか、いろいろ要因があったと思うが、一番の理由は「頭が悪い」

 いや、それもね。
 親が「お前は障害者なんだからしょーがない」っていう結果なのかもしれないので、後天的なのか先天的なのかわからないんだけどね。

 前にも書いたが、会社のバーベキュー大会で、総務部は台所で野菜を切ったりしていたのだが、Sさんに「玉ねぎの皮むいて!」って手伝わそうとしたら、玉ねぎの皮むいたことなかったらしい。

 えーーーー?
 私がもし、彼の母だったら、「包丁は持てないけど」って、包丁が不要な作業を徹底的に仕込むんだけどなあ。

 親が障害を持った子供にどういう教育したのかわからんが、うちの会社に回ってくるレベルの人は「ああ、やっぱなあ」って思うことが多かった。

 今いるHさんにしても、あの3.11の震災の日に、勤務時間終えたらいつのまにかいなかったので「あれ?電車動いてないのに、Hさん帰っちゃったの?」って私が気がついたら、他の人も「そーいや、いつのまにかいないですねえ?」

 その後、早い時間に退社した中年女性パート社員さんたちが、次々と「電車動いてないので、旦那が戻ってきて、車で迎えに来るまで会社にいさせてください」と戻ってきたのだか、Hさんは戻ってこなかった。

 後で聞いたら「駅で母親に電話したら、母親もこっちの駅まで迎えにくる手段がなかなかなくて、ずっと駅の階段で座って待っていた」とのことで「そーゆーときは、会社に戻っておいでよー、みんなそうやって深夜まで待機してたんだよ?」と言うと「そこまで考えてなくて、すいません」って謝られてもよー。

 知的障害は無いらしいが、なんか微妙にあるようでね。

 まあ「会社に迷惑はかけられない」っていう気持ちもあったのかもしれないけどさ。

 ええと、まだ前置きでしたね(笑)

 で、今年初めて、総務部でアスペルガー系で学習障害のある養護学校の高校二年生の16歳男子を受け入れました。

 私は月曜日休みだったので、火曜日にやっとご対面したのだが、「うわあああ、超美形じゃん」と、オバサンの魂鷲掴みでした(笑)

 16歳の「健常者」の男子なんて、ニキビだらけで脂ぎったイメージですが、アスペルガーの特徴なのか、なにこの、ギリシャ神話みたいな美しさわwww

 しかも、声が「麒麟です」みたいな超低音ボイスで、萌ええええwwwww

 16歳男子のおかーさんは、たぶん私と同じくらいの年齢だと思うが、この美青年ぶりと、この美低音ボイスぶりに「学習障害と引換に・・・この美貌」って複雑な気分だろうなあ。

 で、メンクイなワタクシはすっかり魅了されちゃいまして、Hさんが「お世話係独占状態で超張り切っている」のはわかりましたが、おかげで私がHさんに頼んだ仕事が全然進んでいないのもわかりましたので「今日は私のお手伝いしていただきます」と宣言してやらせてみたのだが、入力作業は漢字が苦手だったりして、時間がかかったが、私がお願いした、「パート社員の給与明細書のミシン目ピリピリ」はエライ丁寧で時間がかかったが、完璧な仕上がりで、自称自閉症マインドの私の美的感覚を上回る出来栄えに感動した。

 なので、今日は、今まで決して他人任せにしてなくて、自分でやっていた「請求書貼付け用紙の作成」を手伝ってもらった。

 とても美しい仕上がりだった。
 アスペルガーの子だと、もっと拘っちゃうかな、と危惧したのだが、妥協の仕方も私の美学にドンピシャで「おお、他人に任せて、この美しさのレベルは初めてだ」と感動。他人に任せると、なかなかその美学を理解してくれなかったので、ずっとその作業は自分でやっていたのです。

 けっこう勘の良い子らしく「ミリ単位以下のわずかなテキトー」には順応してくれるみたい。

 この集中力と美的感覚があれば、立派に働けると思うけどなあ。グラフィック系の仕事で。この間も、テレビで「映画のCG処理」の細かい仕事が紹介されていたが、CG処理っていっても、手作業のマスキング作業で、えらい大変な作業だったけど、アスペルガー系の子だったら、けっこうすんなりやれそうな作業だったし。

 でも、ほんと、なによりも「自閉症マインドをちょと持った頑固な私の事務作業に求める仕事上全く無意味な美学」(請求書をファイリングした時の見栄えがいいというだけの話)がいきなり、アスペルガーな16歳少年と共有できたので、なんだかとってもうれしかったのですが、その感動を他の人に伝えるのがとても難しいようです。

9月7日(水)

 オリックスと熾烈な三位争いしている楽天であったが、昨日は金子ちーたんに「今年一番」な投球されて、惨敗しちゃいましたが、今日も7回ですが中山にノーノーくらいそうです。

 オリの中山は去年あたりから、化けそうな雰囲気はありましたが、今年はほんと凄くね?
 調べてみたら、もう29歳なのね。
 じゃあ、もう、いっそ、ノーノーやってしまえ(笑)
 最近、ノーノー出てなくね?多田野のノーノーを大松だかサブローが阻止っていうのを憶えているくらいですから。あと日本シリーズでの山井の「9回でまさかの岩瀬に継投」とか。

 そういや、今日、どっかのニュースサイトでナベツネのコメントが「巨人優勝じゃなければ、ヤクルトでいいよ。オレはヤクルトファンだから」っていうのを観たような気がする。
 ホントにヤクルトファンなんですか?(笑)

 私はわりと、ナベツネ・コメントが好きである。

 ナベツネが嫌いな人の方が多いと思うけど、でも、あんなあからさまな憎まれっ子というか老害の重鎮ってイマドキ貴重だと思うし、それにナベツネを嫌っている人もきっと、もしナベツネが亡くなったら、けっこうがっかりすると思うけどな。

 ちなみに私はナベツネよりも、サッカーの加茂さんのほうが苦手だった。

 加茂は一時期よく解説やってたけど、サッカー知らないオヤジの酒場談義みたいで不愉快でさ。それを友人に愚痴ったら「あれが味なんだよ」と言われたけど、私はナベツネの「じわじわ来る」嫌味みたいな感じのほうが「味」だと思っています。

 さて、野球本読書は、少し硬派な本を選んで、朝日新書の「パ・リーグがプロ野球を変える」という、球団経営についての本を読みました。

 にわか野球ファンの私は、かつてのパ・リーグのことを全然知りませんが、近鉄消滅以降の「楽天が新加入」してからしばらくしてから初めて、パの試合に足を運ぶようになりましたが、幕張に移転したロッテが地域に根付いているのを目の当たりにして「へー?」と感心したよなあ。

 この間行った、ビアパークデイでも、大人は1500円均一でしたが、子供なんて500円だったし、ファンクラブ会員は無料だったらしい。
 なので、近隣の小学生は、慣れた感じで、友達と連れ立って小学生だけで球場に来るのです。

 たぶん、「夜に子供だけで塾に通う」って感じなんだろう。

 あーん、牧田がヒット打っちゃった。もー、ノーノー観たかったのにい・・・・、ってまだ8回裏だったのか、最終回だと思っていた(笑)

 小学生だけで、ナイター観戦っていうのも、どーなのよ?とは思うけど、小学生たちの堂々とした雰囲気に「ま、いっか」ってなんだか納得してしまいます。近所の夏祭りに小学生だけで行くのと同じですもんね。

 幕張に移転したロッテが「すっかり地元に定着したなあ」って思うのは、自転車で来る人の多さだ。
 近隣の埋立地にニューファミリー(ぷっ)を吸収したマンションがいっぱいあるので、子供同士や親子連れが自転車かっとばして、球場にやってくるのである。埋立地は平坦だし、歩道も広いしね。JRで一駅くらいの距離からだと自転車でやってくるのではないか?

 西武は逆に駐車場を充実させることで「車でどこかにお出かけしたい家族」を引き寄せているように思えるが、西武やロッテが首都圏でも「郊外」ながらも、「ファミリー客」の集客に熱心なのに比べて、巨人の東京ドームはそんな工夫は要らないとしても、神宮の客足がなかなか伸びないのは「都心の一等地すぎる」のかね?

 神宮球場こそ、それこそ横浜戦なんて「入場料1000円、ビール500円」とか、「野球が余興のステキなビアガーデン」にしちゃえと思うのだが、「パ・リーグがプロ野球を変える」って本を読んで、「ほお、2ちゃんとかでいろいろ言われているのは知っていたけど」と言う、「球場経営権」っていうのがややこしいのですね。

 新規参入球団だった楽天が初年度いきなり黒字になったのは、球場経営権を持っていたかららしい。
 わりと普通の野球ファン的に有名なのは、ベイスターズの本拠地である横浜スタジアムでの物販がベイスターズの利益に全くならないという契約であるが、パは日ハム以外は、球場経営をすでに手にしているらしいね。

 まあ、結局、今の経営ではそれでもなかなか黒字は難しいらしいが、筆者はパ・リーグがメジャー方式をもっと取り入れて、球団ごとの契約ではなくパ全体の契約として、メディアや物販に売り込めば、黒字経営も夢ではないと主張しているようだが・・・・

 えーと、そのためには、観客動員を増やさないといけないらしく、ワタクシ個人としては、それにはかなり難色なのです(笑)

 神宮球場が好きなのは、空いてるからだ。
 西武やロッテの試合も、週末に行くとげんなりするけど平日は空いてて快適なのだ。
 横浜スタジアムもいっつも空いてて、シーズンシート持っていた時には座席ジャックし放題だったし。

 私が好きなのは、「ガラガラで寂しい球場」なのに、試合展開が熱くなり、ガラガラなのに「おおおおおおおおお!」ってどよめく瞬間なのです。

 最初から満員の球場が、どよめいていても、あんま感動しないもん。

 実際、ロッテの「ビアパークデイ」も、満員のわりには観客の反応はイマイチだった。ロッテが負けたせいもあるけど、最初の頃は勝ってたのに「こんなもん?」だった。

 少ない観客がやけくそ気味に盛り上がってるほうが好きなんだよな。

 音楽系でも、渋谷クワトロみたいな「キャパ数百人のハコ」が割れんばかりの大盛り上がりっていう瞬間が好きだったので。

 というわけで「球団経営黒字化を目指せよ、パ・リーグ」という、この本の主張には素直に賛同できないのであった。
 まあ、ロッテにしろ、ヤクルトにしろ、オリックスにしろ、「球団が広告塔」というメリットはあまりないけど、「もし手放したら、そっちのほうがデメリットが大きい」ってだけなのかもしれないけど、それでも結局「プロ野球チームのオーナーになるのが、男の最大のサクセス」で、いいんじゃね?

 ソフトバンク・孫と楽天・三木谷には出来たけど、ライブドア・堀江には叶わなかったってことで。

 20年後には、いったいどうなってるんでしょうねえ?

 そういや、この間、ロッテの試合を観に行ったときに、早く着いてしまったので、初めてグッズ売り場に併設されてるミュージアムに入ってみたのですが、私が生まれた頃のオリオンズの本拠地であった「東京スタジアム」のスチール写真を見て「うわ、この球場、メジャーの球場みたいじゃん」と、そのおしゃれな設計に驚いた。

 大映の社長が私財を投じて作ったらしい、まさに「男の夢」みたいな球場だったらしい。
 そして、本業の映画事業が斜陽産業になってしまったので、1962年から1972年の短い営業期間を終え、1977年には取り壊しとは、ほんともったいなかった。
 当時としては当たり前の天然芝球場だったのね・・・・

 東京ドームはしょうがないけど、神宮が人工芝って、なんとかなりませんの?

9月6日(火)

●映像の力

 日曜と月曜が休みだったので、久々に実家に帰った。

 実家はまだ地デジ難民である。
 「台風情報はラジオで聴けるけど、進路が目で見えないからよくわからない」と言っていたが、月曜日の朝、朝刊を眺めてびっくりした。「紀伊半島も津波にやられたのか?」って。
 泥に埋まった集落や、ごっそり半壊した山の写真を見て「これは酷い・・・」と絶句しておりました。

 そして、月曜日は妹が「息子の初予防接種の為にバス移動だから、お母さん手伝って」とのことで(高齢出産なので子供抱いて、バス内でベビーカー畳んで持つだけの筋力が回復してないらしい)「じゃあ、私も一緒に行くー」と、もうすぐ三ヶ月になる甥っ子見物に行ったのだが、母と二人で妹宅に着くと、妹が「じゃあ、二人で赤ちゃん見てて。私、シャワー浴びるから」と風呂場に行ってしまったので、母と二人で赤ちゃんをあやしていたのだが、ふと「そうだ、12時だからニュース観ようぜ」ということになり、妹宅のデカい(40インチくらいだからイマドキ普通)テレビでNHKのニュースをつけたら・・・・・

 紀伊半島の惨状を高画質大画面映像で観ると、えらい迫力で・・・・

 東北の津波の被害も凄かったけど、紀伊半島の「山津波」も、ほーんと、巨大な石が山間の集落の川沿いにゴロゴロと転がっていたり、道路は削りとられてるし、橋は崩壊しているし、ああ、川を渡る線路も無残なことに・・・・・

 母と二人で、「ひえー」「うわー」とテレビに釘付けでした。

 あれはねえ?
 東北の津波の場合は「高台に逃げた人は助かった」というか、「いやあ、ここは大丈夫」って自宅にいた人は命を落としたのかもしれないけど、ああいう山間の土地だと、どこに避難すりゃいいわけ?

 この災害でも「想定外」という言葉が乱発されていたが、「この地区は過去100年とか200年の間、こんな土砂災害に見舞われたという記録が無い」ということで、川の水位は警戒していたが、これほどの被害は全くの想定外だったらしい。

 うーむ、私が今住んでる場所も、たぶん昔は農村地帯の中でも神社がある丘の中腹にあるので、川が氾濫しても(って、その川はすでに暗渠になってますが)浸水しない場所だと思ったけど、あれくらいの記録的豪雨に見舞われると、土砂崩れするかもね。

 母は「最近の山は、杉ばかり植えるから崩れやすいのよ」と呟いていたが、あれはもうそういう問題じゃないような。広葉樹林でも、どうだったか。
 被害が多かった場所は、最近流行りのパワースポットもある地域だと思うけど、そいうのはどうだったんだろう?道路が分断されてるので、東北と同じでメディアは車でいける所しか写してないわけで、「本当に被害の酷かった地域」にカメラが入ってないかもしれないので、「日を追うごとに」ってなりそうだよな。

 でも、くどいようだが東北の時みたいに、被害状況を伝える映像を観るにつけ「ああ、ほんと、自然豊かな美しい地域なんだなあ」って溜息が出てしまう。

 福島だって、放射能汚染の退避地域なんて、「さすが、DASH村がある地域」って、DASH村が、テレビが作った箱庭だったのではなく、あの地域全体のエッセンス的存在だったことが、こんなことでよーくわかってもさ。

 まあ、自然の猛威を前にして(テレビの前だけど)、「すげえ」と口をぽっかーんと開けるしか為す術が無いけど、私はその後「ストレス溜まった乳児の母のストレス発散」の猛威を前にして、やはり「すげえ・・・」という体験をした。

 午後から予防接種打ちに行ったのだが、その帰りに妹は「バスで途中の停留所から少し(500メートルくらい)の所に大型子供用品リサイクルショップがあるので、そこに寄りたい」というので、都内在住もしくは通勤だった人はご存知かと思うけど、昨日の東京の天気予報は「曇り」だったんだけど、今回の台風予報は全体的にディレイかかってたんで、やっぱし、午前中から雨がパラつく「まーだ、台風性の天気が続くか」って感じだった。

 なので「リサイクルショップはやめようか?」って妹が言ったんだけど、私が「せっかく二人もアシストがいるんだから、行ってみようよ」と寄り道してみた。
 後で母が「あの子は買い物でストレス解消してるから・・・ごめんね」と謝っていたけど、乳児抱えた母親のストレスは出産経験のある友人達から学習していたので「私が出来るだけ赤ちゃんあやしてあげるから、好きなだけ買い物楽しめよ」と最初から覚悟していたのである。

 少し前の出来事としては、週末で旦那のアシストがあったので、妹が旦那と赤ちゃん連れで買い物に出かけたら「旦那がむずかったので途中断念」になったらしい。

 母は「○○ちゃん(妹の旦那)がムズがったってwww」とウケたらしく、その逸話を私に披露してくれたが、ついでに「うちのお父さんも・・・」って、わりと妻の長買い物に寛容というか気の長かったうちの父も70も半ばにさしかかり、フツーに気が短くなってきたらしく「ヨーカドーとか西友で服選んでるとオトーサンが不機嫌になるの」と愚痴っていたが、「だから、それがわかっているのなら、オトーサンをまずベンチのあるところに座らせて、本読ませておけばいい」ってアドバイスしたんだけど、わかってます?

 いったん「買い物」に没頭すると、えらい時間のかかる母の遺伝子を継いだ妹は、そりゃもう・・・・

 最初、私と「おもちゃ選び」に没頭し、端から全部吟味しないと気が済まないらしく、私も30分くらいは付き合っていたが(物珍しかったし)、だんだん疲れてきたので「あれ?おかーさんは?」と探してみたら、母はベビーカーに載せた孫とベンチで休憩していた。

 で、その次は「だっこ紐」というのか、だっこ補助具を吟味したいというので、妹一人だけで行ってらっしゃいと母と私でベンチに座って「はあ、買い物長いね」と言っていたのだが、しばらくして妹が「お母さんが言う、ラクなやつがどれだかわからない」とカラみに来た。

 妹が「だっこしてバスに乗れない」とかゴネるので、母は「だって、みんな、それでやってるじゃないの?」って言うのが妹には面白くないらしく、「私はこれじゃあ装着しにくいし、動き難いって言ってるのに、じゃあ、どれだったらいいのよ?」って絡みたいだけみたいだったので、「じゃあ、お母さんも一緒に観にいってみれば?私が○ちゃん観てるから」って送り出したら・・・・

 甥っ子Tちゃんは、家ではけっこうムズがるようになったらしいが、外出してベビーカーに乗せて動かしていると動く景色に落ち着くのか、けっこう機嫌いいらしいし、そのリサイクルショップに入ったときには、予防接種の緊張感から抜けたせいもあって、すやすや眠っていたのだが、1時間も立つと、そろそろ、おっぱいの時間のはずだし、薄目あけて「ここはどこ?」と「そろそろ、ギャン泣きしちゃおっかなあ?」という気配を感じたので、私は「動かしていると大人しい」という取説を頼りに、店内や店外をずっとベビーカー蛇行させて「ゆりかご効果」を最大限にしてずっと歩いていた。

 Tちゃんは、私が疲れて蛇行をやめて顔を覗き込むと、「あれえ?なんか違う?この人誰?」という視線をベビーカードライバーの私に向かって投げかけたが、私が必死でベビーカー押して歩きまわると、「なんかまた眠くなった」とコテっとしてくれたので、そのローテを5回くらい繰り返したが、まだ、妹とママンは「だっこ補助具」をあーでもない、こーでもないと・・・・

 私が途中で「Tちゃん、そろそろ限界かも」と見せに行っても「外出してるとけっこう機嫌いいから大丈夫」って、私がずっとノンストップでベビーカーぐるぐる走らせてるからなんですけど?

 妹と赤ちゃんで外出すると、30分も持たないようだが、私が頑張ったので2時間以上持ったようです。

 5時過ぎて、さすがに「そろそろおっぱいの時間じゃない?」って、この9月で45歳の、のんちゃんもお腹空いて不機嫌になってますーーーーーー(笑)

 で、またバスで妹宅まで戻って、母と二人で近所のスーパーで弁当買って食べました。

 「あ、そういやお父さんは?」

 ミヤノ父は、歯医者の予約があったため欠席だったのですが、子供用リサイクルショップにいるときに父から「もう夕方だけど夕飯どうするの?」と母に電話があったようなのですが、「こっちはテキトーに買って食べるから、おとーさんも一人でご飯食べて」という、可哀想な司令が出たようです。

 母が「おとーさんに一人でご飯食べててよ、って言うと、寂しいのか飲み過ぎちゃっててね」と言うが、それはよーくわかります。
 せっかく長女が遊びに来て、次女んちの孫も可愛い盛だし、って時に歯の治療で蚊帳の外で、夕飯くいらは一緒にって思ったら「あー、もう無理。お父さん一人で食べてて」ですからね(笑)

 母は「でも、先週もお父さんと二人で遊びに来たのよ?」って言うけど、自分でチャキチャキとアポとって、ブーブー文句言いながらも、嬉しそうに孫の世話をしている母と違い、父は妹が母にヘルプを要請したときにやっと「どさくさに紛れて孫の世話に参加」でしかないので、元々戦力として計算されてないので、貴重な代打登用の機会を「外人助っ人」枠な姉娘に奪われて、ちょっとヘコんで酒飲み過ぎてもしゃーないな。

 完全退職(?)したらしい父も、それでもけっこう貴重な戦力になってるみたいで、夏休で弟の子供三人が合宿に来たときにも、母一人で映画館に連れて行こうとしたら、まさかの「ポケモン映画が、白バージョンと黒バージョンの2つあり、双子がどっち観たいかで意見が割れてしまった」というときには、ジージが緊急招集されたようです。(ポケモン映画、えげつないマーケティングしてますね。売上アップのために、穴を大きくしたという「味の素」の都市伝説的戦略みたいな。)

 それにしても、私にしろ、母にしろ、父にしろ、「あの超ワガママな末娘である妹の手中にのってたまるか」って意識は多少あるのですが、その妹が産んだ、赤ちゃんはほんと素直にかわゆいので、いやー、ほんと、かわゆす、ってメロメロになっているわけであります。

9月3日(土)

 相変らず日記サボり気味ですが、野球本読書は着々と進んでいて、というかすっかりハマっていて、今読んでいるのは「客は幾万来なくとも」って言う、「なんでも鑑定団」でもお馴染みらしい鑑定士の前野重雄さんが自費出版した本です。(でも、アマゾンで買える)

 川崎球場時代のロッテのノンフィクション小説?

 そう、私がまだ45年の人生で、唯一悔いているのが「川崎球場に行ったことがない」ということ、って書くと大げさですが(笑)、3歳年下の弟は、学生時代にけっこう川崎球場に行ったことあったらしいので、当時の自慢話を聞くと、きーーーーーって悔しくなりますが、私が「野球場の魅力」に気がついたのはつい最近のことなんで、しゃーないですね。20代の頃は音楽イベントに夢中で野球どころじゃなかったし。

 なので、伝説の「10.19」のことも全然知りませんでした。
 ふーん、ニュースステーションが急遽野球中継になっちゃって、視聴率30%もいったんだって、ふーん?

 この本は、当時、ロッテの番記者だった筆者がかき集めたエピソードを「巨人をクビになったお坊ちゃん投手(たぶん架空の人物)がロッテのスコアラーに転職して、パ・リーグの雰囲気にびっくりしながらも、ガラガラの川崎球場で繰り広げられる人間臭いやりとりに感銘」という形式でまとめているようです。

 しかし、アマゾンの書評などでも書かれているが自費出版ゆえ、きちんと校正されていないのと、筆者の文章力が私並みにメチャクチャなので、「内容は充実していて実に面白いのだが、本としては超読みにくい」のが難点。でも、だんだん慣れてきて、テキトーに脳内修正できるようになった。

 まあ、「悪文」を無視できるほどの内容の濃い本ってことなんだろう。

 圧巻だったのはやっぱし「実観客数数百人っていうか、100人いるのか?」ってガラガラな日でも、当時の慣習により「公式発表の観客数3000人」なんてことになっていた川崎球場の職員達や関係者が「10.19」のまさかの満員に直面して「なんだこりゃー?」と戸惑いながらも、嬉しそうにそのまさかの激務をこなした光景の描写だろう。

 10.19のドキュメンタリーとして、今もユーチューブに残っているものを観ても、どれも近鉄目線なんだが、この本は、きっちりと「ロッテ目線」で語られているところが新しかった。

 それにしても、この前に読んだ本では「へえ、ハムの二軍監督は元ロッテの水上だったんだ」と、すっかり「ステキなオジサマ」になった水上の話を読んだというのに、この「客は幾万来なくとも」では、ヤンチャだった頃の水上のエピソード満載で、ハムの中田に是非読んで頂きたい本である。

 そして、伝説の10.19の異様な状況をこうして読んでみると、なんか私もこういう「奇跡の場所」に居合わせた記憶が・・・・ああ、そうか97年の「RAINBOW2000」だな。
 あの時は、あの場にいる全員が、そして特に売店のおじちゃんやおばちゃんが異様なハイテンションになっていたっけ。

 伝説のイベントっちゅーものは、売店の人たちのテンションが尺度になるようです。

 そういう意味では、この本は、10.19以前の「いつもののんびりした川崎球場」での、選手食堂のパートさんとか、洗濯係のおばちゃんとか、ダフ屋を取り締まる刑事さんとか、野球には直接関係無い人々をたっぷり描いているあたりが好感持てました。

 でも、この本をプロが編集して、校正しても、売れるような本じゃないしなあ。

 コアなファンが「悪文でも脳内修正して我慢して読む」ってことでいいのかもしれないけど、それにしても500部は少ないと思うので、増刷できるといいですね。

 おっと、本の話が長くなってしまったが、実は昨日の2日、また、えーと、QVCスタジアムに行ってきたのです。

 QVCってやっと憶えてきたのですが、意外な弊害があって、仕事でダウンロードするファイルに「拡張子を自分で入れないといけない」っていうファイルがあるのですが、その拡張子がCVSなのかCSVなのかわからなくなってしまった。

 ほんと、こういうローマ字や数字の並びが苦手です。

 それにしても、週に二回もマリスタ(やっぱこっちのほうがしっくり来る)に逝ってしまうとわ。

 いや、ほんとは行く予定じゃなかったのですが、台風がなんとか大丈夫そうだったのと「そういえば、塩見の投球は生で観たことなかった」ってことで。

 日程調べてみたら、これを逃すと関東で塩見が投げる予定は9月にはもうなかったので、頑張りました。

●9月2日 ロッテ×楽天@QVCスタジアム

 前回はまさかの特売日に当たってしまったので「まさかの満員?」にげんなりしましたが、台風接近の平日の試合は、もう、笑ってしまうほどガッラガラでした。

 平日はやっぱ、こうじゃなくっちゃ!(笑)

 台風の影響で、晴れたと思ったら、時折ザーーーーっと降ったりして、冷や冷やしましたが、ガラガラでしたから客席で傘差してしのげる程度だったので、観戦には影響なかったし、試合にも全然影響ありませんでした。試合前の楽天の守備練習の時が一番降ったかな。

 で、塩見のことは、春先の西武第二球場で試合前に外野をランニングしている姿を観たことがあるだけで、あん時は「あー、ルーキーの塩見は育成中ですかい」って思ったし、同じような「大卒ドラ1」だった立教のエースだった戸村がまだ未勝利ということもあり、塩見はしばらく熟成させておくのかと思ったのだが、状態が良かったのか、上の先発投手不足があったのか、意外とすんなり上に上がったが、無援護に泣いてね・・・・

 でも、やっと援護運もついてきたし、なんかテレビ観る限りでは投球内容もどんどん良くなってるし、楽天悲願の「左エース誕生か?つーかドラフトでいいの獲ったぜ!」でした。

 で、その塩見の生投球を内野指定席から眺めていたのですが、その美しさに魅了されてしまいました。
 試合開始前までは、球拾い守備練習する岩隈さんに釘付だったのですが、塩見がねえ、マウンドに立つと、岩隈さんみたいに美しくてねえ。

 テレビで観ても、下半身の美しさは話題になっていました。「オレのかーちゃんが、『このコ、足が長くてお尻がキレイ』ってうっとりしていた」みたいな。

 そして、生で観た塩見は、テレビ写り以上に美しかったのです。
 もう左の岩隈状態でした。
 そして、若さゆえの勢いからか、テンポ良く投げるので、観ていてほんと心地良かった。

 でも、清田にホームラン打たれちゃって「ああ、課題の一発病が」って思ったのですが、すかさずマウンドに向かうベテラン松井稼頭央が・・・・あのスター選手のカズオがさあ・・・・・塩見の横に立つと、「ただのチンクシャ」になっていて、超笑った。

 「はあ、先日の武田勝に続いて、塩見もダメか」とがっかりしていたら、なーんと、ガルシア先輩が特大ホームランかましてくれました。
 ううう、開幕戦で嶋のホームランも観ちゃったけど、ガルシア先輩のホームランもけっこうレアなんだけど、ホームラン出にくいこの球場で・・・・

 あと、サード高須殿下の華麗なプレーも後ろから眺めて惚れ直しました。
 http://youtu.be/yaCG8e047YI
 3塁側にいたので、真後ろから観たのですが、ほんと素晴らしかった。

 ああ、でも、また聖澤がバント失敗してたわよね。もう、ハラハラしましたわよ。

 あと、見どころは「伊志嶺対決」だったかな。
 ロッテの伊志嶺は新人王候補の一人ですが、楽天の伊志嶺だって、今年やっと一軍定着か?っていう沖縄県人対決で、ロッテ伊志嶺が外野フライ捕球してレーザービームでバックホームして、走者は楽天・伊志嶺っていう伊志嶺対決は見応えありました。

 そして、一番大爆笑したのは、ロッテでロングリリーフした小野が(小野は去年から先発だったりロングリリーフだったり立場が定まらないよな)一塁走者が伊志嶺の時だったかなあ?とにかく、ロッテとしては1点負けていたけど、勝ちパターンの小野を投入したあたりに「絶対に逆転するぞ」という気合に満ちた局面だった。

 なので、小野はしつこいほど牽制していたのである。

 で、しつこいほど牽制して、「そろそろ投げるかな」って時だった。
 不思議なんだけど、私はその時初めて「小野のセットポジションの構えって、ヴィーナスの誕生みたい。なんか、妙に女っぽいな」と、S字にナヨっとした小野の構えをぼんやりと名画を比較していたら・・・・その小野がクルっと回転して一塁に牽制球を送って、ランナーを刺した!

 うわー、すげーよ、小野。
 なんか歌舞伎みたいだった。
 女形に見せかけて、ガツーンみたいな!

 ほんと、しつこく、しつこく粘ったベテランの勝ちでしたね。
 小野のそんな粘りも、次のカルロス・ロサで台無しになるのですが、まあ、それは結果論ですので、小野はほんと有能な中堅社員でありましょう。

 というわけで、金曜日の野球観戦はほんと盛りだくさんで、とても満足いたしました。

 きゃは?
 今日は斎藤佑樹君がやっと負け投手になったので、うちの塩見が新人王に一歩近づいた?

 なんとか10勝してほしいなあ。

 それよりも、あの美しさをもっと大勢の人に鑑賞してほしいと思った。岩隈がいなくなっても、塩見でご飯三杯いけそうな予感。もう、あの長い膝下を惜しげなく前に振り出す感じと、腕の振りが素晴らしいのよ。ほんと、白鳥の舞のようでした。

 またチャンスがあれば、塩見がマウンドに立つところを生で観たいものである。


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