可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月15日(金)

 暑いですね。

 おかげで日に日に暑くて朝目が覚める時間が早くなってきた。
 火曜日は5時くらいに目が覚めて、窓を開けてから寝直した。
 水曜日は4時半くらいに目が覚めて、窓を開けてから寝直した。
 木曜日は4時くらいに目が覚めて、窓を開けてから寝直した。

 そして、今朝も暑くて目が覚めて、窓を開けて寝直そうとしたのだが、しばらく横になっていると「おい、さすがにまだ暗いぞ?」と気がついて、時計を確認したら、3時前だったwwww

 さすがにその時間に窓開けて寝るのは防犯上どうかと思い、しばらく空気を入れ替えてから、また窓を閉めて寝ましたが、隣の家はいつも窓全開なのですが(清貧な老夫婦がお住まいなので強盗や強姦魔に狙われないという絶対的な自信を感じる)、奥のほうでテレビ画面が光っているのが見えたので、「まだ起きてるのか?それともつけっぱで寝ちゃったの?」

 隣がもっと人の気配するなら、窓開けて寝ても大丈夫かしら?

 そーいや、実家のお向かいには、バンド系の息子がいて、何年か前は部屋でドラム叩いていった。
 そしてよくバンド仲間なのか友人が集まっているので、夜中まで賑やかだったり、午前2時や3時くらいに車に乗り込んで出かけたりと、けっこううるさかった。

 今はもう学生じゃないようだけど、未だにけっこううるさい隣人である。
 でも、楽器の趣味はそれなりに成熟してきたみたいで、先月、甥っ子の顔観に行ったときには、妹が「お向かいの兄ちゃんのウクレレが昼寝にちょうどいい。けっこう上手いというか、いつも練習しててエライというか、ほんとに好きなんだろうね」と言っていた。

 妹も学生時代にバンド系のサークルに所属していて、そこで今の旦那と出会っているのである。妹は楽器弾けたのかどうか知らないけど、旦那は今でもミュージシャンの知り合いが多く、自分の結婚式は知人が編成する生バンドに演奏してもらったくらい。かなり上手いバンドで、聞けば「ピアノの人はネズミーランドのショーで演奏しているし、ドラムの人は某中堅歌手のバックバンドやってる」とか、みなさん地味ではあるが、立派なプロでした。

 なので、私にしても妹にしても、お向かいの兄ちゃんが楽器ドンジャカで煩いのは、たまに宿泊するだけだから微笑ましいと思っているのだが、ずっと住んでる両親にしてみれば、迷惑に思う時も多いと思うのだが、まあ、うちのパパンも合唱クラブの発表会直前になると謎のイタリア歌曲を朗々とずっと歌っているので、ママンにとっては、お向かいよりも自分の旦那のほうが迷惑だったりするのかもしれない。

 で、暑い夏の時期に私が宿泊すると、エアコンも無い部屋で寝るので、私はいつもそうだから気にしてないのだが、両親は自分達の寝室にはエアコンあるので、申し訳ないと思うらしく、できるだけ小窓を開けてくれるのだが、以前宿泊したときには「今日は、お向かいにたくさん友達来て賑やかだから大丈夫でしょう」と、ベランダ側の窓も全開にしてくれた。

 若者が夜通し飲み会をしていると、酒やつまみの買出しするので、出入りがけっこうあるし、酔っ払った若者が道路に出てきてキャッチボールしたりと、けっこう煩いのだが、人の気配がしたほうが安心して窓全開でも寝られるのである。

 まあ、何が言いたいかというと、ミヤノさん一家は、一般的には迷惑な隣人を「いいように」解釈して、楽しく暮らしているということでした。

 私もアパートの上の階に住む、大家さん一家が子沢山で、子供の足音がドタバタとうるさかったけど、すぐ慣れちゃったし、それに子供が小さい時には専業主婦のお母さんがずっと家にいたし、子供がけっこう大きくなっても「誰がいつ帰ってくるのかわからないから、こういう家はプロの空き巣は狙わないだろう」と思うので、治安的には安心できます。

 きゃっほー、楽天は、乾いた菓子が勝利投手だって!

 仙台で勝ち投手になるのは初めてだって!
 そりゃそうだろう。去年、神戸で「うわ、乾いた菓子が勝つの生観戦しちゃったよwwww」って、笑ってしまったくらいですから。

 何度も書いてますが、数年前から二軍の試合も観るようになって、なぜか川井先発に当たることが多くて、てゆーか、川井は貴重な「二軍ローテをきっちりこなす二軍のエース」だったのです。

 川井はずっとそのまま二軍のエースとして、現役を全うするのかと思っていましたが、一昨年あたりから、ローテの谷間を任されるようになって、それでもなかなか簡単には勝てなかったのですが、時々見事な投球しても、後半で崩れちゃったり、味方の援護がなかったりしたのですが、それでも、川井はいつも一生懸命、淡々と自分の仕事をこなしていました。いい時も悪いときも。

 大阪桐蔭出身のエリートさんですが、プロに入って脚光を浴びた時期はほとんどなく(一瞬だけロッテの中継ぎ投手として成績残した時もあったらしいが)、野村再生工場に送り込まれ、そこでもあまりチャンスがなく、地味に二軍エースをこなして、そして、たまに巡ってきた一軍でのチャンスも「好投したんだけどなあ」と結果を残せなかったりしたので、こういう人が結果出すとほんと嬉しいですよね。

 川井がうっかり5勝くらいすれば、優勝なんだけどな(笑)

 岩隈が戻ってくれば、川井はまた下がるのかもしれませんが、でも、ラズナー守護神が続くと、やっぱり先発が足りないので、井坂と川井で目一杯競っていただきたいです。ところで、長谷部とか藤原はどーした?

 岩隈さんはいつ戻ってくるのかねえ?今週の平日は戸田で登板という「このクソ暑いのに平日の戸田球場に集まる暇人はさぞかしありがたかっただろう」と羨ましかったです。戸田は斎藤佑樹も登板したしな。けっこう陰のホットスポットである。(だが日陰は少ない)

 今日は横浜はやっと地味様が勝ちましたし、西武は涌井が炎上して、武田勝が悠々と8勝目・・・・・って、杉谷をDHにしたんか!


7月14日(木)

●続・秋田犬と検針員おばちゃんのコラボ

 あ、昨日の日記アップしなかったので、そっち先に読んでいただきたいのだが(って、いるんだかいないんだかよくわかない読者ぷっっに呼びかけするのって超はずかひい。なんか壁に向かって独り言言ってる人みたい、というか横にいるはずの友人に「あそこに新しい店できたけど、前はなんだったっけ?」と話かけたら、横に誰もいなかった時の恥ずかしさとか)、今朝もまたあの秋田犬の前を通ろうとしたら、丁度また検針員のおばちゃんが到着したのであった。

 「お、昨日だめだったから、再チャレンジに来たんだな」と思いつつ、歩いていると、また犬が「うぉうぉん!」と盛大に吠えたので、私もビクっとしたが、おばちゃんも驚いたようで、「ああ、びっくりしたじゃない!」と犬に普通に話しかけていた。
 おばちゃん面白い(笑)
 つーか、お仕事ご苦労様です。

 さらに、おばちゃんは「だから、食べ物なんて盗らないから、大丈夫だから」と犬に問いかけていた。
 笑いこらえながら前を通過すると、秋田犬は大きな骨みたいなのをガツガツ齧っていた。骨にしては大きかったから、大型犬用のガムみたいなもんだったのかね?

 こっちとしては連日、秋田犬とおばちゃんのショートコントが通りすがりに鑑賞できて、ほんとありがたいです。
 今日こそ、検針できたんですかね?

 東電はいろいろ大変ですけど、元東電社員だった女子サッカー選手がW杯で大活躍しているし(福島原発勤務だったって経歴がタイムリーすぎる)、こうして末端の検針員のおばちゃんが、大型犬と格闘して頑張っているのを観ても「組織的にはどうよっていう話でも、個人レベルではなあ」って思うわけです。


 そういや、もう来週は7月20日だし、そろそろ学校は夏休なの?と思って、神奈川県の公立小学校1年生の母であるエビワカちゃんに「ところで、夏休っていつから?」と聞いてみたら、「7月26日からです」と言うので、「え?夏休ってそんな遅かったっけ?」と言ったら「脱・ゆとりらしいですよwww」

 しかも夏休は8月28日(日)までだそうで、ええええ?それって、8月31日の立場は?

 私の記憶では関東地方の夏休というものは「40日間くらい」と思っていたのだが、地域によっても違うだろうけど、「だいたい1ヶ月」に短縮されてるのがトレンドのようです。

 
7月13日(水)

 駅までの道の途中に、実に世田谷らしい狭い道の区画があるのだが(防災地図的にはレッドゾーンだもちろん。中型の消防車も入れないだろうし)、そこの小さな古い一軒家に咲くオシロイ花が好きなんだけど、暑くなってきてから、毎朝、そこの軒下にある棚の上で丸くなって寝ている猫がいる。

 その家の飼猫なのか、野良がなついているだけなのかわからないけど、わりと小柄な、華奢というよりは貧相な猫なんだけど、そのトグロの巻き方が絶妙な感じでねえ。
 もっと太っていたり毛足が長かったりすると、もっとムっちりと立派なトグロになるのだが(まさに、漫画に出てくるウンチみたいな)、その猫に「清貧」の風情があるのと、暑いから適度に風通しがいいように緩く丸まっているため、とっても繊細なトグロになっていて、そして、きっと朝の日陰の中でも、その場所は比較的涼しいらしく、その猫が実に気持よさそうに寝ているので、「朝からこの暑さ・・・・駅まで歩いているだけで汗だくだ」という身の上の私には、その猫の寝姿が「モネが描いた夏の光と陰がくっきりと美しい庭園の絵」みたいにありがたく感じられるのであった。

 てゆーか「いいなあ、私もそこで二度寝してー」っていう気持ちのほうが強いですかね(笑)

 その家から少し先には、玄関と門の間に大きな秋田犬を繋いで番犬にしている家があって、そこも朝通ると、デカい犬が死体のようにぐったり横たわっているので一瞬、ギョっとするのだが、それも暑い朝のおなじみの光景になってきた。

 というわけで、今朝も猫の寝姿を眺めて、「さあ、次は犬の死体鑑賞だ」と角を曲がると、秋田犬さんの家の前にいたのは、東電の検針員のおばちゃんだった。

●番犬と検針員のおばちゃんの見事なコラボ

 たぶん、その家のメーターをチェックするためには、秋田犬なんとかしてもらわんといけないのだろう。検針員のおばちゃんは「田中さーん(仮名)」と家人を呼んでいたのだが、どうやら反応が無いようで・・・

検針員のおばちゃん「田中さーん!」
秋田犬      「うぉん うぉん!」
検針員のおばちゃん「田中さん? 田中さーん!」
秋田犬      「うぉん? うぉうぉん!」
検針員のおばちゃん「田中さーん!」
秋田犬      「うぉうぉーん!」
検針員のおばちゃん「田中さん?・・・もお、困ったわねえ・・・」
秋田犬      「うぉ? ううう うぉうぉん!うぉん! 」

 おばちゃんの呼びかけに、いちいち丁寧に相槌というか、合いの手を入れる秋田犬であった。
 犬があんなに吠えているのに、家人が出てこないとなると、朝なのに留守なのか、中で死んでるのか、死んだように眠っているのか?

 まあ、とにかく、検針員のおばちゃんが困っているのに、犬は軽快にワンワンワワンという、「犬のおまわりさん」を実験的に別角度から表現してみたら、こんなんなりました、という微笑ましい光景であった。

 っていう話を会社でしたらさ・・・・
 エビワカちゃんに「秋田犬でどんなのですか?」って言われて、またずっこけたのであるが、とっさに「えっと、今だと『わさお』?」って説明したのだが、今考えるとなぜとっさに「ハチ公」って出てこなかったのだろう。加齢かね?

 しかし、「秋田犬はけっこう噛むからねえ、あんなところに繋いでおいて大丈夫なのかって思うんだけどね」と言っても、そもそも秋田犬っていうのが思い浮かばないエビワカちゃんにしてみれば「うちで飼ってたリトリバーも大きかったけど、全然番犬になりませんでしたよ?」って、そりゃ、リトリバー系は噛まないのがフツーだけどさ。

 小さいお子さんいるんだから、秋田犬とか柴犬とかは、「誰でもオッケー」という犬種ではないことは知っておいたほうがいいのでは・・・

 私が秋田犬の話していたら、部長が「秋田犬といえば、Eんちはお座敷秋田犬がいたんだよな?」とE嬢に話をふると「そうなの、私が子供の頃だったんだけど・・・」

 「へー、秋田犬が室内犬っていうのも初めて聞いた」と私が言うと「元々、外で飼ってたんだけど、年とっちゃってね。可哀想だからって、最初は玄関に入れてるだけだったんだけど、それでも寒くて可哀想だからって、部屋に入れるようになっちゃって、いつのまにか室内犬になってた」らしい。

 なーんて話で盛り上がっていたら、育成選手のHさんが「僕の知り合いは、マルチーズを飼ってます!」
 ・・・・・・ええと、はあ、そうですか・・・としか言いようがなかったが、Hさんはほんとに雑談に加わるのが下手だなあ。

 もひとつ今日の珍事。

 今度は会社帰りの駅から家まで帰宅途中に、商店街の歩道を歩いていたのだが、ラーメン屋の前でガツンと音がしたので「え?何?投石?」とキョロキョロしたら、なんか歩道に転がっている黒いモノが・・・・

 カブトムシでした!

 ラーメン屋のウィンドウに激突して、ひっくり返っていた。

 仰向けでジタバタしていたので、しょーがないから、手でつかんで、ひっくり返してあげたのだが(それなりに通行人がいたので、けっこう恥ずかしかった)、カブト君(雄)は動揺したままのようで、なかなか羽を甲羅の中にしまえず、「なに今の?オレどうしちゃったの?」とオロオロしていたようでした。

 おい、気をつけて飛べよな(笑)

 つーか、こんな街中にもカブトムシ飛んでるんですねー。



 あらやだ、今日の神宮球場は「イムさん救援失敗→延長戦に突入→岩瀬出てきたのだが、相川がサヨラナ打」という、けっこう珍しいクローザー祭りだったようだ。なんだ、観たかったなあ。

 あと、先日また西武とオリックスが乱闘騒動やったみたいで、「生乱闘観たことがない」ということに気が付き、それも新たな野球観戦の目標として加わった。

 テレビで観てると、両軍がベンチからワラワラ出てきた後しばらくしてから、ブルペンから面倒くさそうに走ってくる控え投手陣の様子が好きでね。
 なんか、あれって、内規というか「乱闘の時に出てこないと選手会で罰金」みたいなルールがあるらしく、遠く離れたブルペンにいても「あー、始まっちゃった、しゃーねーな、おい行くぞ」って、渋々出てくるようです。

 で、そんなんで出てきても、やることないから、みんなそれぞれ「一応参加しているつもり」の演技するのが面白いのです。
 テレビドラマでも、「自分のセリフが無い場面」で、若手の脇役の演技は大抵とてつもなくダイコンなので、以前、テレビ業界に勤めていたときに、うちの会社で作ったドラマの出来たてのビデオを試写していたときに、時代劇で、主人公の親が死ぬシーンで、脇役でセリフもなくただ周りで一緒に悲しんでる演技している若手女優(うちの会社所属の新人)の演技観て、今はマネージャーに転身したけど、かつては大物俳優の付き人として「お情けの脇役もらってた」という人が「ああ、オレもああだったからわかるんだけど、下手なやつほど、ああして、なんかやっちゃうんだよね」と言っていた。

 主演クラスが「おっかさん、死んじゃいやーーーー!」と絶叫している横で、ダイコン新人脇役は必死でうなずきながら涙こらえる演技しちゃうんだよね。

 ああいう演技はウザいのだが、だったらどういう演技すりゃいいの?っていうと、それはけっこう難しい問題で(自ら、凛として動かない演技も選択肢としてあるのだが、それやる実力もないし。NHK大河ドラマ級だと、演出家が丁寧にそういう見切れ脇役にも演技指導している様子が伺えるけどね。ご主人様が死んでも微動だにしないお小姓さんとか)、だから、乱闘時にゾロゾロ出てきたブルペン投手達も、それぞれ好き勝手に「なんか参加してるフリ」して、右往左往ヨロヨロと動いている様子が面白いので、ぜひそれを生で鑑賞してみたいだけである。

 西武とオリックスの場合には、西武在籍のほうが圧倒的に長い、元西武の選手会長であった赤田が困った顔をしてうろうろしていたのが面白かった。

 そもそも、ナカジったら、高宮に当てられたくらいでキレるなよ(笑)

 というわけで、一部では「水差し野郎」として有名な元横浜の高宮が、パ・リーグで見事に水を差したというか、水差してみたら一輪挿しになったとかいう見応えのあるシーンでした。  
7月12日(火)

 今日の昼下がり、給湯室から席に戻ると、エビワカちゃんが「ミヤノさん、ちょっとこれ読んでみてください。この人の名前」と書類の一部を指さした。
 その書類は、某事業所で雇っているバイトさんへの振込リストだったので「珍しい名前なの?」と私が言うと(私が珍名さんマニアなのをエビワカちゃんはよく知っているはず)、「そうじゃないんですけど、とにかく何も考えずにさらりと読んでみてください!」とエビワカちゃんにしては自信たっぷりな様子なので、「ほお、そんじゃ・・・」と、さらりと読んでみた。さらりと・・・・あれ?

 その箇所は氏名の欄ではなく、「振込口座をカタカナ表記」という欄であった。いわゆる「ふりがな欄」である。

 ちょっと話が逸れるが、そういう「振込先一覧」を作成する場合には担当者に「漢字はいらないくらいなので、とにかくフリガナが重要なのです。振込はカタカナでするのです」と説明しているのだが、不思議なもので、今まで数人がそういう表を作ってくれたが、全員が「フクザワユキチ」みたく姓と名前の間に「空白」を入れてくれないのだ。

 普通、自分の名前記入したときに、フリガナふるときには「ふくざわ ゆきち」って書かない?
 そんで、振込データは「フクザワユキチ」でも通るのであるが、本当は「フクザワ ユキチ」と入力するのが正しいのだが、うちの会社の場合、エクセルの表で送られてくる振込一覧はイレギュラーなものが多いので(イベント仕事で日雇いとか)、こっちの作業としては、「フクザワユキチ」になってるのをて入力で「フクザワ ユキチ」にすればいいだけなので、どうでもいいし・・・・あ、そっか、今度ああいう指示出すときには「ふりがな必ずつけること。苗字と名前の間は空白を入れること」まで言えばいいだけね。いや、自分にとっては「常識だろ?」ってことなので、ついついいい忘れてしまうのだ。

 で、話は戻るが、その「名前のフリガナ」を読んでみると・・・・

 「サカタ・・・・タナカ?あれ?・・・・ん?ナカタ?・・・・え?あれ?」

 多分、エビワカちゃんも同じように戸惑ったらしく、私の反応に「やっぱしwww」と爆笑していた。

 気をとりなおして再度ちゃんと読んでみると「サカナカタカヒロ」さん(仮名ですwww後ろ3文字だけね)でした。

 漢字だと「坂中さん」なのだが、その苗字もいそうでいない名前であるが(坂上さんはありふれてるし、坂下さんっていうのもタレントにいたと思うけど)「サカナカ」で区切ってあれば読めたが、名前と続いていたので「サカナカタ・・・」と続けて読んでしまい、なんだか混乱する名前になっていたのである。

 で、思ったのだが、たぶん多くの人って、そういうのを読むときにちゃんと一文字一文字追って読んでるんじゃないのね。私は特に酷いと自覚はしているが。(おかげで読み間違いや、覚え間違いがすごく多い)

 この人の名前の場合「サカ・・・」で始まったら、無意識に「坂本」とか「坂田」とか候補が思い浮かんでしまうので、「ナカ」を飛び越えて、「タ」を拾ってしまい、何かを飛ばした意識はあるので「タ」のとに「ナカ」に戻って「タ・・・ナカ?あれ?」となり、「いや、そーじゃなくて、ナカタ・・・あり?」となり、また最初に戻ると今度は「サカナ?・・・」で止まってしまうようだ。

 そーいや、先日もちょっと似たような現象が起こったなあ。

 西武ドームに行ったとき、電車内で西武ユニを着ていた男性がいたのだが、その背番号が50だったんだけど、私は西武の背番号50が誰だかわからなかったので、さりげなく、ローマ字表記を読もうとしたのだが、「あれ?なんで読めないの?」と10秒くらい混乱した。

 それで後で考えたのだが、ああいうユニフォームのローマ字表記もちゃんと全部読んでいるわけでもなく、例えば阪神ユニ着てる人がいたとして「SH」っていうのが認識できて、その後に「Y」と「G」が見えたら「下柳だな」と最初に推測してから「SHIMOYANAGI」っていうのを確認しているような気がする。YとMとTが見えたら「YAMAMOTO」だと思うだろうし。「あれ?阪神に山本っていたっけ?」と二度見してから「そっか、YAMATOだったっけ」って気が付きそうな気がする。

 そんで、その西武ユニに書いてあったローマ字は、さらりと読むと「SI」で始まっていて「HI」で終わっていたのである。白石?そんな選手したっけと、さらに凝視すると「SIHO」と読めたので「しほ?」で思考停止してしまった。

 しょーがないので、向こうはこっちに背中を向けていたとはいえ、じっくりガン観しちゃいました。
 そしたら、こうなっていました。

 SIHORSHI

 ぱっと観はどうしてもシロイシって読めるんだけど、ヤクルトには城石って選手いたけど(今もコーチでいるけど)、西武で「シロ」で始まる選手に記憶が無いし・・・・と考えてみたら、これシロイシじゃないし、シホロ?あれ?

 そんで、しばらくしてやっと「これ、どう考えても日本名じゃないな」と気がついて、「そうだ、西武ユニのローマ字は、KがHに見えるのだった!」ということを思い出したのである。
 3年くらい前にユニフォームのデザイン変えたのだが、フォントのKが読みずらく「KISHI」が「HISHI」に読めたので、当時はよく「ヒシって誰?」とか「ハタオハって誰?」と言われてました。

 未だに慣れなくて、迷惑なフォントなんですよ。

 つーわけで、正解は「SIKORSKI」なんですが、Kが普通に読めたら「SKI」だけ認識しただけでもシコースキーだったわかったのにね。
 ほんと、ライオンズはあのフォントの読みにくさをなんとか改善してほしい。

 ほんと、普通に読めないから、勝手に頭の中がアナグラム状態になってしまうんだよなあ。
 NAHAJIMAとか、NAHAMURAはあんま影響ないのだがHATAOHAは毎回戸惑うし、そーいや、西武二軍の試合を観に行ったときに、試合前の守備練習で、妙に張り切ってノックしている若いコーチがいたのだが、背中のローマ字読んで「フ?フクダ?」って読んじゃったのだが、「HURODA」でした、黒田、新山千春の旦那です。

 
7月11日(月)

 梅雨が開けて、いよいよ本格的な夏の到来です。
 昨日も午後3時にやっと外出しましたが(一枚しか買ってなかった部屋着の短パンが臭くなり、耐えられなくなので決死の買出しwww)、一歩外に出ると「うわー、紫外線で殺菌されてしまうー」って感じでした。

 まあ、朝からそれはわかっていたので、布団干したり、シーツ洗濯したりしたんですけどね(笑)
 でも、私はガンガン洗濯機回していたのですが(回していたのはあなたではなく電力です)、他の部屋から洗濯機の音しないなあ・・・・と思ったのですが、もしかして、みんな昼間の洗濯は控えてたりして?

 日付遡りますけど、土曜日は出勤でしたが、総務部の他のメンバーはこの酷暑の中でイベント仕事に駆りだされていたので、「私だけ留守番ですまないねえー」という気持ちを込めて、フロアに掃除機かけていました。

 ついでに、年に2回くらいやる、というか、うっかりやりだすとヤマる、「カーペットに飲み物こぼした跡を雑巾で吹く」という、久々にオフィス妖精属性を発揮しました。

 フロアに敷いてあるカーペットは特殊な加工されているようで、コーヒーやジュースをこぼした染みも、すっかり乾いてから濡れ雑巾でゴシゴシ拭くと、消しゴムかけたみたいに落ちるのです。ただ、拭いたところだけ他よりも綺麗になってしまうので、しばらく浮いた感じになってしまうのだが・・・・

 まあ、しかし、自分の周囲もそうだったけど、あちこちに染みがあるもんだから、ずっとウンコ座りして、あちこちゴシゴシしたら、内股の筋肉痛になってしまったわい。(よく野球選手がやる、内転筋ってあのあたり?)

 そんで、燃え上がる掃除魂が鎮火せず、そのまま社長室の掃除に手をつけてしまった。

 うちの社長、30代半ばの独身のオタク君なので、机に積み上がるのはサッカー雑誌とライトノベルばかりなんです・・・・あと、ペットボトル・・・・

 社長室なのに、ちょっと放っておくと、ほんとただの「独身男子の部屋」みたいになっちゃうので、私はあんま掃除してあげたくなかった。
 彼が社長に就任してから、数ヶ月で「オタク系」であることに気がついてしまったので・・・

 部長からは「たまに掃除してあげてください」と言われたけど「前の社長の時はそんなに散らからなかったし、嫁の気分で時々拭き掃除してましたけど、今の社長のだと、なんかオカーサンな気分になるから、嫌なんですうう」と部長指令に逆らってみたのだが、部長は私の言っている意味がよくわからなかっただろう。

 だってさ、社長が読み散らかした文庫本がいっぱいあったので、部長ったら「本棚買って、並べておくか?」って本気で言うので「ライトノベルばっかりだから、そんなの絶対ダメーーーーーーーー!部長は本に興味ないからわからないだろうけど、あれは観る人が観れば恥ずかしい本ばかりなんだから!」と猛反対したこともあるし。

 ちなみに、前に会社の管理職向けのマネージメントセミナーがあり、講師が「もしドラ読んだことある人いますか?」と質問したら、挙手したのは、私と部長と社長だけだった。

 ほとんど本を読まない部長がなぜ読んでいたのか問い詰めなかったけど、たぶん、野球部所属の中学生の息子か、ラグビー部所属の高校生の息子の影響なのだろう。

 そして、私は日ハムの宮西と当時日ハムだった江尻がブログで「もしドラ読みました」と書いていたから「ふーん、プロ野球の投手がちょっと泣いちゃう本ってどーよ?」と思ったので、「野球本」として読んでみただけです。

 何度も書いているけど、「連続四球で惨敗」というところで、「ああ、これマジに泣ける」と思いましたが、「勝つためには、無四球、バント禁止」っていうプランには「それが出来たら、誰も苦労しねーっちゅーの!」って失笑しましたけどね。

 で、社長がなんであの本読んだのか知らないけど、あんな表紙の本ばかりが机の上に積んであります。カバーかかってるから部長はわかってないんだろうけど。

 そんなわけで、土曜日は、お坊ちゃん社長の部屋の掃除していたら、溜まったサッカー雑誌をゴミに出すために縛っているだけでも異常に時間がかかり、土曜日の午後はそれでほとんど潰れてしまったのであった。

 ご主人様の部屋の掃除であるからして、それも大事な仕事ではあるのだが、あー、この体力を友人宅の掃除に・・・・・・・・いや、それよりも、自分ちが先だろう?

 他人の世話焼いている場合ではないのだ。
 自分の部屋こそ、SFと少女漫画の本が散乱しているではないか。

 ということで、昨日は暑かったけど、掃除洗濯に励みましたが、やっぱし暑くて全然捗らなかった。

 他人の部屋だと、あんなにテキパキできるのに、どーして自分の部屋だと同じようにできないのだろう?

 さて、今朝出勤前にテレビ見ていたら、はやり「梅雨明けして本格的猛暑到来」ということで、節電や熱中症注意の話題はもう飽きてきたが(放射能より深刻度は低いので飽きが早い)、「土曜日なのに小児科が混雑?子供にいったい何が?」と言うので、「子供どうした?」と見ていたら、「あせも」が増えたですと?

 はあ?
 あせもで小児科に行くの?

 出勤してから、二児の母であるエビワカちゃんに「朝のテレビで、あせもで小児科受診している風景を取材していたんだけど・・・」と言うと、エビワカちゃんは「ああ、うちの子もそうなんですよ、背中にポツポツとできちゃって」と言うので、「いや、だから、そんなんで医者行くもの?」と聞いてみたら「あせもって首とか、肘のとこ?肘の折れるとことか、そういうところにできますよね?自分もそうなんですけど・・・・背中のもそうなんですかね?」と言うので「私は背中はあんま出ないけど、首の後ろにポツポツできてるから、あせもなんじゃない?」という会話したけど・・・・

 なんか大友克洋の昔の短編漫画思い出した。「HAIR」って題名だったっけ?衛生管理が完璧な近未来都市が舞台で、「風邪」がもう絶滅したことになってるんだけど、そういう社会体制に逆らう若者達が「隠れ長髪(HAIR)」として地下活動していて、そこのグルは「太古の息吹があああ」とかいって、風邪を蘇らせようとしているっていう話。

 「あせも」はいつのまにか「病院に行くような皮膚病」になっちゃったんですかねえ?

 夏は「あせも」が友達で、冬は「しもやけ」と仲良しだったんだけどなあ。

 「しもやけ」も、もう絶滅危惧種なんですかねえ?

 イマドキの20代の人たちは、自分が子供の時から冷房があったから、あせもだらけっていうのを経験してないから、この節電の夏に、夜寝るときにエアコン切ってみたら、子供があせもだらけになってびっくりしているのかもね。

 たった20年くらいの差なんだけど、こんなに違うんだよなあ。

 自動車が普及しはじめた時代に、旧時代の乗り物であった馬に拘った人の心境がちょっとだけわかったような気がする。

 あ、でも馬の話では、祖父の故郷は新潟の田舎であったが(オーム真理教が坂本弁護士一家の誰かを埋めた程度に)、うちの母の娘時代(60年代)にはまだ馬が現役で、母が伯父の家に滞在していた時に、夜中に馬の蹄の音がするので、伯母さんが外に出ると、馬の上には寄り合いですっかり酔っ払ったオジサンがへばりついていたそうだ。

 「そっか、車だと飲酒運転だけど、馬だと大丈夫なんだwww」とそのエピソードを聞いて大爆笑したけど、馬は賢いから、主人が泥酔していてもちゃんと乗せて家に戻ってきたらしい。たまに、途中で落馬していて、馬だけ帰ってきちゃうので、一家総出で捜索活動しないといけなかったらしいが(笑)

 というわけで、きっと私が「え?あせもで医者行くの?」っていうのは「馬で飲み会に出かければ帰りも安心」ていうのと同じような「古きよき時代」の話なんだろうなあ。

 そーいや、今日は会社で「え?」ってことが他にもあったのだ。

 それは、仕事の話で「星新一」の話になり、そしたら部長が「この間、草なぎ君が演じた、妻にお話書く映画って、星新一じゃなかったっけ?」と言うので、「いや、あれは星新一じゃなかった、えーと、眉村卓だったっけ?」と話していた時に、横にいたエビワカちゃんが「星新一って誰ですか?」と言ったので、「えーーーーーー?知らないの?」と、私は膝から崩れ落ちてしまいました。

 なんか、「そんなことも知らないの?」と小馬鹿にしたような感じになってしまったのを後から反省したけど、でも、エビワカちゃんが世良公則が一世を風靡したミュージシャンだったことを知らないのを知ったときには「そりゃそうだ」と笑い飛ばせたのですが、星新一知らないっていうのには、マジでガクっときました。

 これも、ただの世代間ギャップなんですかね?

 星新一は永遠だと思っていたので、ほんと、びっくりしました。

 そして、私くらいの「平均寿命の丁度中間」というか、40代半ば世代って、「教養格差なのか、それとも世代格差なのか?」ってあたりが、よくわからなくなる年頃なのかなあ?

 でも、私は10歳上や20歳上の人ともフツーにいろいろ共有できていたけど・・・・ってだから、時々「年ごまかしてない?」って言われたんだっけ(笑)

 さて、今日の楽天は「ハンカチ王子×塩見」だったのですが、笑っちゃうようなシーソーゲームで、なんと塩見が勝ち投手になりました。ふー、やっと2勝目ですが、この2勝目は大きかったんではないかい?

 プロは結果が全てですからね。
 大スター相手にちゃんと結果出せたことが大きいでしょう。

 もー、左の先発ローテ投手は楽天の悲願でありますから(ところで長谷部はどうしたのだ?)、塩見に勘違いでもなんでもいいから、大きく育ってほしいのでありました。

7月8日(金)

 朝のテレビ観たら、市橋被告の裁判の話題やってて、それが意外と「へえー」って感じで惹きつけられたので、じっくり観ちゃった。

 先日観た芝居が「予期せぬ訪問者を家に入れたら、最悪の事態に」っていう話だったので。さらにその芝居は「同じ状況でも、ちょっとしたことが違うと、逆に相手にとって最悪の事態に」という、パラレルワールドモノだったのである。

 市橋被告側の主張がまさにそんな感じだった。

 争点は「計画性の有無」と「殺意の有無」らしいが、「マンションの前でタクシーを待たせようとした」というのがけっこうポイントらしく「女性を監禁しようとしているのに、そんなことするか?」ってフツーは思うわな。

 なので、テレビの中の人も「もし、このタクシーが市橋被告の要求通りに、5分待ってくれていたらこの事件は起こらなかったのかも」と言っていたけど、そこまで言ってしまうと、タクシーの運転手さんのせいみたいになっちゃうじゃん。

 でも、そもそもよくわからないのは「レッスン代の3500円を家に忘れた」と言って、タクシーで自宅マンションまで一緒に来たという話である。
 だって、喫茶店でレッスンしていたんだから、その喫茶店代は誰が払ったの?
 そんで、タクシー代は?

 詳しい裁判記録を知らないので、そのあたりもっと詳しく話していたのかもしれないけど、テレビ報道ではあまりにも大雑把で、素朴な疑問が湧いてばかり。

 もし、そのレッスン代が1万円というのなら「あー、一万円は封筒に入れていたので、部屋に忘れてきた」けど、財布には数千円あったので、喫茶店代(二人で千円以内だろう)とタクシー代(ワンメーターくらいだったのだろう)は払えたっていうのならわかるけどさ。

 あと、たぶん駅前の喫茶店でレッスンしているはずだから、財布持っていたのなら、3500円くらい、どこでも引き出せただろう。コンビニだろうが、銀行のATMだろうが。

 タクシーの話にしても「すぐ戻るから5分待っててください」とお願いしたのだが、タクシーが待っててくれなかったということだが、平日なのか休日なのか知らないけど、千葉の住宅街あたりの(マンションは市川にあったんじゃなかったっけ?)タクシーが待っててくれなかったというのもちょっと不思議な話である。

 まあ、勝手に想像すると、「外人連れ」ということで警戒されたのと、タクシーの運転手さんも「この客はフツーじゃない」と思ったのかもしれないなあ。
 私だったら、自宅マンション前に着いたときに、そこで支払わないで「財布忘れたから取りに戻るから、ちょっと待ってて」と言うと思う。払ってから「ちょっと待ってて」じゃあ、タクシーも「えええ?メーター下ろしちゃったよ」って思うだろうし。

 リンゼイさんも、そこで「私はタクシーの中で待っている」って言えたらなあ。

 日本語わからないから、しょーがないとはいえ、そういうとっさのちょっとしたことで将来が大きく分かれるんだよなあ。

 なんで、部屋まで着いていっちゃったんだろうね?まあ、昼間だったしなあ、それが夜だったらなあ。

 そーいや、そもそも、なんで、午前9時くらいからレッスンしていたんだろう?
 リンゼイさんは昼間から仕事があったらしく、後ろの時間を気にしていたようだが、午前中じゃないと個人レッスンできるような時間がなかったのかね?
 市橋容疑者がサラリーマンだったらわかるけど、無職だったんじゃないの?

 って、ほんと、よくわからない事件だなあ。

 ちゃんと公判記録調べてみたほうがいいのだろうか?(そこまでするほど気力も興味もないけど)

 だいたい、前の晩からずっと彼女がいたので、それで寝坊して、慌ててレッスンに駆けつけたので、レッスン料忘れたっていう話でしたが、その真偽はともかく、「自分と会っていた日の翌日、彼氏が婦女暴行って、彼女の立場は?」って想像するだに気の毒である。

 なんの罪もないタクシー運転手さんが「あの時、自分が待っててやればよかったのかなあ?」って軽く後悔(人によっては重く)するの以上に「あの夜私が、もっと言う事きいて、あんなこともあんなこともやってやればよかったのかなあ」って、もし自分がその立場だったら「私が至らなかったから」と自分を責めてしまいそう。

 と、私がいろいろ勝手に想像してしまうくらい、テレビで紹介されていた、弁護側の主張はけっこう変な感じに整然としていた。

 私は読んでないけど、やはりテレビで紹介されていた市橋容疑者の「逃亡手記」は、けっこう他人事のように整然としていたらしいので、そういう珍しい気質の人なのかもね。

 ある意味、二重人格というのか、「英国人美人教師が個人レッスンしてくれるって」ということになっても、きちんと「午前中」にしてみたり、自分のポカでレッスン料忘れても、「タクシーの中で待ってて」って言ったり、自分なりに「自分の中の悪魔」を封じようとしていたけど、いざ、室内に入れてみたら・・・・・・

 でも、強姦しても、ちゃんとコンドームしていたらしい・・・・

 そこで、また「分かれ道」だけれども、リンゼイさんがそのことに気がついていれば「殺すつもりはない」とわかったのかもしれないけど、日本人のイメージからして、いきなり暴行するなんて、ってことでショック症状の彼女にそういう冷静な判断を求めるのもね。

 市橋被告の証言によると、失禁していたリンゼイさんを風呂場に連れていこうとすると「私を殺すつもりでしょ!」と暴れるので、そこでバスタブを部屋に運んだとか・・・・

 あの事件は市橋容疑者逮捕前は「なぜ、遺体がバスタブに?」ってことが謎だったけど、そーいや、移動できるバスタブってどういうのだったのだろう?

 うーむ、私が裁判員に選ばれたかったかも(笑。笑い事じゃないけど)

 で、市橋被告が言う、その後の展開も興味深い。

 男の方は、衝動に任せて酷いことをしてしまって、ちょっと反省しているので、ここで順番は間違っているがちゃんとコミュニケーションをとって信頼を回復しようと努力するのだが、女の方は生死かかってる状況なので、コンビニで甘いもの勝ってこい、とか逃走のチャンスを伺っているのである。

 市橋容疑者がイラっとした気持ちを理解してしまう私のほうがなんだが・・・・

 リンゼイさんも慣れてなかったんだろうね(って、慣れてなくてフツーだろう)、生き残るためには「無理やりやられたけど、それで、なんか、あなたのことが好きになっちゃったみたい」って、ああ、そっか「デートレイブ理論」を学んでいればなあ。

 そして、思うのは、フツーの男相手だったら、たぶん、リンゼイさんは「殺されないために」って「無理やりやられたけど、それで、なんか、あなたのことが好きになっちゃったみたい」って言えたのかもしれないけど、市橋容疑者にはそれが通用しないと思ったので、隙を見て逃走しようとして・・・・・

 ってゆー、筋書きのように思えますが、それって結局「市橋容疑者は自分が思うほど、他人にはいい人に見えなかった」ってあたりの問題ですかね?

 でも、擁護したいわけでもないけど、この公判は、女性暴行のことが語られてもあんましゾっとしないのである。なんか「あの時、なにかがもうちょっと」という、ほんと演劇的なズレが・・・・って感じがする。

   
7月7日(木)

 今日は比較的涼しい一日でした。
 三日に一日くらい・・・・いや、贅沢は言わないから五日に一日くらいこのくらいだとラクなんですけどねえ。

 でも、去年のことを考えると、今年は今のところ全然ラクである。
 それに全体的に冷房控えめなのも気温差に弱い私にとっては快適だ。
 クールビズが流行しはじめてから、いつも持ち歩いているカーディガンを羽織ることが少なくなったけど、今年はまだ1回しか羽織っていない。
 ずっと電力不足でいてくれないかな・・・・と思ってしまうのでありました。

 さて、昨日は休みだったので、友人が教えてくれた、飴屋法水演出の「おもいのまま」という芝居を観に行った。
 佐野史郎と石田えりが夫婦役という豪華キャストなんだが、なんで飴屋が演出なんだ?と思いきや、石田えりの発案らしい。

 構成というか脚本もかなり実験的ではあったが、「もう少し揉んだほうが面白くなるかなあ?」と思ったが、けっこう面白かったです。先に観ていた友人が「面白かった!オススメ!」と絶賛していたので、ついつい「それほど手放しで褒めるほどももんでも・・・」と天邪鬼心が湧いてしまい、粗探ししてしまったあたりが反省点である(笑)

 昼公演のを観たので、芝居が終わったのが4時半で、劇場入る前まではカンカン照りで暑かったのに、その時間になるとほどよく曇っていて、風も出ていて涼しく感じたので「神宮に巨人戦観に行っちゃおうか?」と思いましたが、「それよりも運動しないと」と思って、池袋から新宿まで散歩しました。

 1時間程度だったので、物足りなかったが「そうだ、下北沢寄って、友人宅のポストをチェックしないと」と下北沢経由で帰ることにした。(下北沢から家まで徒歩30分弱あるので、それで今日のお散歩ノルマは十分だろう。実際、万歩計は1万5千をカウントした)

 友人宅の外ポストはやはりチラシでパンパンになっていた。
 やはり、できれば10日に一度くらいはチェックしないとなあ。

 そして、部屋のドアにも郵便受けがついているので、たまにそこにチラシや電気などの検針票が挟まったままになっているので、そっちもチェックしてみると「電気料金支払い請求書」の封筒が挟まっていた。

 うーん、いつもはこんなのなかったぞ?
 えーと、いつもだと、検針票に「引き落としのお知らせ」がついてなかったっけ?

 ・・・・・ということは・・・・・電気料金が引き落とされてない?

 うーむ、郵便は転送されてるのでこっちには届かないけど、この封筒は検針員が配達してるのね。
 その封筒を持ち帰って中を確認してみようかと思ったけど「半端に関わってもなあ」と思って、そのまま中に入れておいた。

 しかし、家賃はちゃんと払ってるのかねえ?(それは引き落としではないようだ。部屋で何枚か銀行振込の領収書が落ちていたから)
 家賃が払われているのなら、電気代なんてどーせほとんど使用してないから基本料だけだし、電気止まったって構わないのだが、家賃滞納すると大変だよなあ。

 ここしばらく向こうからメールも来ないし、メールのやりとりしていても、どんな様子なのかわからなかったけど、この状態がいつまで続くのだろうか?

 とりあえず、電気が止まらないうちに(エアコン使えるうちに)、震災時のままになってる部屋を片付けしておこうかなあ?なんかあの状態の部屋に入るのも気が滅入るので、あくまでも気が向いたらね。

 さて、楽しい話に話題転換しよう。
 (楽天がまた1点差で9回裏を迎えたし・・・・近頃ずっと白黒交互のオセロ状態なので、今日は負ける日なのよーーー)

 さっき、帰宅途中の遊歩道で、けっこう品のいいオバチャン(おばあちゃん?)が5人くらいの集団でウォーキングしていた。
 しかし、彼女らの話題は「パンツ」であった。
 どうやら、誰かが「寝る時はパンツ履かない」と言ったようで、「じゃあ、昼間もそうしたら涼しいかしら」「え?そりゃ、昔の着物の時代はパンツ履かなかっただろうけど?」「昔はそうだったから皆そうしてたんだけろうけど、一度履いちゃうとねえ?」「でも、風通しいいんじゃない?」「ちょっと、やだー、風通しいいとか、涼しいとかいう話じゃなくて、締め付けてるのがって話でしょ?」と、賑やかに「ノーパンの是非について」の話で盛り上がっていたので、「いくら夜道だからって」と苦笑してしまいました。

 「痴漢に注意」なんて看板もある遊歩道ですが、痴漢も「ノーパン話題」で盛り上がるオバサマ達の群れにはビビるでしょう。

 さてと・・・・お?楽天勝ったよ?

 まさかラズナーが楽天の新守護神になるとわwwwwwwww
 いやー、その発想はなかったわ。
 誰の発案だったのかしら?ヨシコーチ?星野監督?

 つーか、昨日負けてた時に、調整登板としてビハインドで出してみたら、うっかり逆転して勝ってしまったので、今日もそのノリで出してみただけのような気がする。って、ことはよしコーチよりも星野采配が濃厚かな?

 ラズナーがまだ長いイニング投げられない状態なので、後ろで使うために上げたのかもしれないけど、クローザー向きの投手ではないと思うんだけどなあ。

 しかし、これで1ヶ月近く続いていた「連勝できません。ずっと白黒交互です」状態から脱却したようだ。

 淡々と勝率5割をキープしたので最下位は脱出したけど、ここでそのリズムを崩すと、なんか次のハムには連敗しそうだ。と日記には書いておこう。

 あーーーー、ヤクルトが巨人にサヨナラ勝ちだって!
 久古が5勝目ですと?
 巨人の沢村より勝ち星を重ねているので、新人王狙えそうですか?wwww

 
7月5日(火)

 日曜日にイベントで全員出勤してたから、平日休みが多くなるので、今日は二人休みで、二人が外出と、総務部は閑散としておりました。

 しかも、同僚K嬢はとある仕事の対応(他部署の手伝い)のため8時半出勤していたから、5時くらいに帰ったし、エビワカちゃんの定時は5時半だったので、それ以降は私一人だけでした。

 それにしても、日曜日の疲れが残っているので、なーんか捗らないなあ。

 また、仕事が溜まりそうだ。

 って、ぐわああああ、またスパイアーが塩見の勝ち消したぜ!(楽天×オリックスの9回裏。これはサヨナラ負けしそうだ)


(さよなら負けしました。スパイアーさんは二軍落ちです)


7月4日(月)

●今日のマイ・ニュース(マイ・ブーム的な)第3位

 新幹線の車両に蛇がいた!

 しかも、なんか毒々しく赤い、毒蛇みたいな奴だった。(毒蛇だったんですかね?)
 あんなんいたら、絶叫するわ(笑)
 猛暑の中、背中がゾクっと涼しくなったニュースでした。

 蛇は怖いんだけど(最近、出会うこともないから、未だに怖いのかよくわからないのだけど・・・・、昔はあんなに怖かった毛虫ですが、最近は出会うのが珍しくなったので、道路を横切っているのを観ると、怖いというより「ほお、珍しいなあ。それにしても、ほんと這うの早いねえ」って感心して観察しちゃったりしているので、昔よりも蛇も大丈夫かもしれない)、トカゲは大丈夫なので、最近またうちのアパートの廊下の窓に、毎日のように、ヤモリが張り付いているのを見て「うふ、かわゆい」と癒されてます。

●今日のマイ・ニュース第2位

 涌井が女子アナと真剣交際ですとwwwwww

 おい、それで調子崩してたんか?

 涌井はコギャルみたいなのと付き合っているだの、AKBの誰かと付き合ってるだの、いろいろと根拠不明の風の噂も聞きましたが(在りし日の、なぜか低級ゴシップ好きだったM嬢から)、「涌井は賢そうだし(人間力的な意味で)、なんだかんだいっても、いいのゲットするんじゃね?」と言ったら、なんやかんや反論されましたけど、お相手のフリーアナウンサーは、7歳年上の32歳ですか・・・・派手な美人ってタイプでもなさそうだし、地方局出身で、地味に活躍しているような人のようで(「めざにゅー」って早朝すぎるしなあ)、なかなか堅実な趣味で、よろしいんじゃないかと。

 まあ、涌井にはもっと大物狙ってほしかったというのが本音ですけど、まあ、正直どーでもいいっす。
 野球人気の未来が気になるので、プロ野球選手が女子アナゲットというニュースがあると、「おっし、話題になったぜ」とガッツポーズするのが習慣になってるだけです。

 もちろん、うちの会社では、ちっともその話題は持ち上がりませんでした。「ダルの弟逮捕」はマスオさんが「えー?」って言ってくれたのにな。

●今日のマイ・ニュース第1位

 ミヤノさんファンの皆様(誰?)はきっと、今日のこのニュースに気がついていたら、「ミヤノ様はさぞかしお喜びであろう」と微笑んでらしたと思いますが、

 私の武田勝がオールスターに選ばれました!

 なにせ「プロ野球界としては68年ぶりであり戦後初となる歴史的無援護」を記録したので当然といえば当然だし、なにせ、あの「サンデーモーニング」のスポーツコーナーでも2週連続で取り上げられていたくらいだし・・・・

 さて、と・・・・

 これでちょっと、個人的には「問題」が起きた。

 この間も日記に書いたが、7月に入ってから、テレビ画面の9分の1が「地デジ終了まであと21日」とかいう「貧乏人は麦を食えカウントダウン」に占領されているので、せっかくだからカウントダウンパーティーに参加しちゃおうと思っていたのである。

 あんま、テレビ観ないので、「ま、いっか」って。

 テレビ無いとなにが困るかなあ?って考えたのだが、地震があったときにニュース速報が観られないけど、ほんとにヤバい大地震が起きたら、テレビどころじゃないだろうし・・・
 あと、私が大好きなNHKの野球中継も観られないけど、でも、NHKが土曜日の午後などにじっくり野球中継してくれるときに限って、出勤だったりするので、あんま関係ないか。

 つーか、前に奥田英朗の野球エッセイを読んでいたら「年に5回も生観戦すれば、テレビ中継に興味なくなる」と書いていて、その時には「ふーん、そういうもんかね?」と思ったのだが、球場に足を運ぶ人になってから5年くらいになるが、今年はほんとに「テレビで観るとつまらない」って思うようになった。テレビ観戦した試合がハズれだったということもあるし、最近の放送は「高画質」を前提にしているので、うちみたいな低画質テレビだと、ほんとつまらないんだよね。他所で高画質で観ると「ピンチの場面でサイン交換する投手の額からしたたり落ちる汗」が、それなりに見ごたえあったりするのだが、うちの低画質テレビでは見えましぇん。

 つーか、最近の野球中継は高画質というよりも「大画面」が基準なので、アウトカウントや球速表示が小さくて、うちのテレビではよく見えないんですよ、くすん。

 楽天のホームゲームはパソコンで観られるし、パ・リーグの試合も有料だけどパソコンで観られるらしいし、いざとなったらそれでいいや、って思っていた。

 そして「他にテレビ無いと困るのって、何かなあ?」と考えたら「あ、オールスターゲームが観られないのかも」と気がついたが、オールスターって観ればそれなりに楽しいけど、別にそんなに絶対に観たいほどっていうものじゃないというか、試合自体はやはり「お遊び」なのである。

 蓮實重彦御大的には、オールスター試合のことなんて論ずるに値しないよーなシロモノだろう。

 しかし、今年は武田勝が出るとなると、「うーん、それは観たいかも」と素直に思う。「笑っていいとも」に贔屓タレントが出るとなると、どーしても観たいと思うのと同じような感じ。

 地デジ終了日とオールスター開催日はかなり重なっているのである。

 あ、でも、最三戦目のKスタでの開催が観れなくなるだけか。
 その日は「東北がんばれ」デーになるだろうから、江尻とか渡辺直人の出番かね?

 そうそう、江尻も選ばれましたね。
 仙台出身ということもあるだろうが、そうじゃなくても今年は選ばれたかもね。ほんと、毎日のように登板してて、他チームファンからも心配されてるくらいだし。

 そして、私の牧田(西武)や、私の「きゃー、平野さん、岸田さん!(オリックス)」も出るらしいので、今年のオールスターはけっこう私好みである。

 なので、「テレビ無しでも、別にいっか」と考えていた私を「テレビ買おうよ、必要でしょ?」と、武田勝や牧田や平野や岸田においでおいでさせるという、CIAだかKGBだか宇宙人だかの陰謀なのかも、という妄想が3秒くらい走りました。

 まあ、まだ20日ほど猶予があるので、「武田勝と地デジ化どっちとる?」ってしばらく、どーでもいー、贅沢な悩みに浸っていたいと思います。

 しかし、ほんと、どーでもいーな。


7月3日(日)

 また暑い一日でしたが、今日はイベント仕事。
 ペットボトル飲料を5本は飲んだ。(2.5リットル)

 でも、今日はアルバイトさんがけっこう出来る子が多くて、何度かうちの仕事をやってて、慣れている人も多かったけど、「私、今日が初めてなんです」って子もおどおどせずに「だから、ちょっと不安で、えへ?」と明るく相談してくれたので、「お、この子、対人スキル高いね」と、その慣れない子には念入りに説明したし、いろいろ冗談交えてフォローしたので、その子が帰るときに「今日はありがとうございました」と、わざわざ私を探して挨拶してくれたので、けっこう嬉しかったです。

 まあ、今日はうちのTK部長の陰謀で、総務部でスタッフ固めたので、「いい人」揃いの総務部ですから、寄せ集めの応援スタッフも気持よく仕事していただけたのではないでしょうか。

 さて、これでしばらく外仕事は無いはずだ。

 あー、でも8月後半にまたあるか・・・・

 ふー、しかし、この暑い中、屋内ではあったが、廊下や階段をドタバタ走りまわっていたので、かなり消耗した。足がパンパン。

 でも、普段が座り仕事なので、たまにはこういう体育会系な仕事をやるのもいいのでは?とポジティブ・シンキング。つーか、昨日の武田勝の勝利で、今日はとてもご機嫌だっただけですけどね(笑)

●アナログ放送カウントダウン

 いまだに、御年20歳は絶対に超えているはずの、ブラウン管のテレビなので、ずっと「早く地デジ化してください」のテロップは流れていたのだが、7月に入ったら突然、画面左下にデカデカと「アナログ放送終了まで、あと23日」とカウントダウンされるようになった。

 その表示、邪魔なんですけど・・・・

 さーて、いよいよとの時が近づいてきたけど、どーしよっかなあ?

 ここんとこ、テレビ観るのは、朝だけなので、別に無くてもいいような気がしてきた。
 ただ、朝の支度のタイムキーパーとしては重宝しているので、このさい、ラジオに乗り換えようか?
 その昔、実家の朝のタイムキーパーはNHKラジオ第二放送だったし。(基礎英語とかの放送で現在時刻を認識していた)

 今のテレビの前のテレビは確か、ある日突然「ボン!」と弾ける音がして、お亡くなりになった。
 あれは、20年前くらいだったかなあ?
 そーいや、あの先代のテレビはどこで貰ったものだったっけ?

 全然憶えてないのだが、新品で買ったものではなかったはず。一人暮らしするときに、誰かから貰ったものだったはず。

 そして、そのテレビが壊れて、しばらくテレビ無しだったのだが、別に困らなかったので(テレビ番組制作会社に勤めていたあの頃が一番テレビに興味なかった。だって、舞台裏知りすぎちゃってwww)そのままにしておいたのだが、そしたら実家が引っ越す時だったか「要らないテレビあるから、あんた貰う?」と言われて「ああ、じゃあ、貰っとく」ってことになったんだっけ?

 元々は実家で同居していた祖母の部屋に置いてあったテレビであるが、祖母を老人ホームに入れたので不要になったものなのだ。
 でも、まだ祖母が実家にいた頃、私が大学生の頃とか高校生の頃にはすでにあったような・・・・

 あの当時、まだ70代だった祖母は、長野にいる妹の家によく長期滞在していたので(うちにいると嫁姑関係がウザかったし、長野の妹は娘と同居していたのだが、そっちは共働きで、孫の世話が大変だったので、その娘夫婦は「伯母さんがお母さんのフォローしてくれるなら、長期滞在してもらってもしょーがない」というスタンスだったのかね?

 そのあたりの大人たちの事情はよくわからなかったのだが、思春期のこっちの立場としては、祖母が不在のときには、祖母の部屋でよくこっそり深夜テレビを観ていたのである。

 あの頃は深夜テレビでしか、MTVとか観られませんでしたから(笑)

 なので、今、うちにあるテレビは、たぶん、男子で言うところの「20歳くらいの時にお世話になったグラビアアイドルというか・・・・ええと、AV女優とういか・・・」みたいなもんで、「ああ、その昔、このテレビでよく夜中に、タモリ倶楽部とか観たよなあ」って、って、そう考えてみると、今だに「タモリ倶楽部」が続いていることの偉大さに身震いする。

 20歳頃の私が「夜の英会話」や「愛のさざなみ」を観ていたのが、ですから、今所有しているアナログテレビなんです。

 しかし、ソニー凄いね。
 どんだけ壊れないんだよ(笑)

 でも、ちょっとびっくりするのは、「地デジ化まであと23日」とかカウントダウンされはじめたら、電源スイッチ(主電源スイッチ?)が急にいかれてきて、一度スイッチ入れると、しばらくすると勝手にオフになり、またスイッチ入れ直すと大丈夫という駆け引きをここ数日やっていて「ああ、お前も、自分がもう強制的に引退ってことがわかっちゃったのかい?」と、けっこう切ない気持ちになりますね。

 定年退職カウントダウンですもんね。

 そっか、わかった、付き合うよ。
 君が電波を受信できなくなって、ただの箱に成り下がる過程をやっぱきちんと見守ろう、というか見送ろう。

 だって、毎日「余命22日です」とか言われてるんですよ?

 かわいそうじゃないですか(泣)

 よし、わかった。
 余命一ヶ月を切ったし、もうかなりガタが来ているようだが、明日からちゃんと夜もテレビつけっぱなしにしてやる。

 節電?
 知らんわ、そんなもん。
 うちの可愛いテレビの最後の花道を飾ってあげないと。

 亡き祖母の遺品である、丁重に扱わないとな。

 地デジ終了までのカウントダウン表記が、私にとっての祖母の供養になってるらしい。南無阿弥陀仏。


7月2日(土)

 やったー!
 たぶん、2年ぶりに武田勝の勝利を観た!

 去年は中盤から勝ち星重ねて、エースのダル(去年の無援護の犠牲者)を抜いて「勝ち頭」になっていたのだが、登板が札幌ばかりでねえ。
 去年の序盤に帆足との「左エース対決」をやはり西武ドームで観たのだが、あん時は中盤フルボッコされっちゃったので、なんとなく西武ドームでの武田勝に不安もあったが、今日は完璧でございました。ただ、6回途中で交代しちゃったのが残念でしたが。(さらに継投がちょっと裏目に出てピンチだった)

 それよりも、ワタクシ的には、3回に浅村と片岡に連打されて、1アウト1,2塁のピンチの時に「あー、なんか三盗されそう」と思っていたのだが(左投手だし、マサルさんは前にもあっさり三盗された時、吉井ブログで「クールな顔に騙されていたが、マサルは小さいことは気にしないタイプだったのです」とボヤかれていたし)そしたら、マウンド上で突然マサルさんがくるりと華麗に回転したので、ほんと一瞬「なんの踊り?」と本気で思ったのですが、私が突然のことにびっくりしたくらいですから、ランナーもびっくりしたみたいで、まさかの牽制死でした。

 浅村あああ、やっちゃったなwww

 しかし、1塁牽制死は何度か観たことがあったが、2塁牽制死観たのは初めてかもしれない。しかも、あのドン臭そうなマサルさんがwww
 あれでピンチ脱出しました。
 そーいや、その前の回には連続四球出したりしていたので、今日は結果的には6回2安打無失点でしたけど、調子はイマイチだったから早く降りたのかもね。(後で調べたら球数が80球だったので、調子の問題ではなく、次の登板間隔の都合なのかもしれないけど)

 でも、横に座っていた西武ファンのおじちゃんが「球速ないのに、全然当たらんじゃないか・・・」とずっとボヤいていたのですが、中盤になると西武打線が不甲斐ないというよりは「武田勝ってやはり凄いんだなあ」とパラダイムシフトしてきて、交代の場面では「なんで替える?まだまだイケるだろう?」と本気で不思議がっていたくらいでした。

 さて、マサルさん勝利で、私はしっかり充電できたのでよかった。ほんと、観られるとき観ておかないとねえ?今日は土曜日だったから「きっと混んでるな」と覚悟はしていたのですが、試合の2時間前に到着して当日券買おうとしたら、なんとA指定席売り切れでした。

 そんで、B指定席にしたんだけど、そっちは「埼玉県民割引デー」だったのでほんと上の方の席がギリギリ買えたようだった。

 内野自由席は多少空きがあったけど、久々にあんなに客が入った球場に行ったなあ(笑)
 でも、いつもは閑散としている1塁側(ビジター側)の売店も、行列ができていて、とても景気いい感じでよかったです。

 さて、試合の話に戻りますと、両チームのオーダーが発表されたとき「はあ?西武は浅村が1番でレフトって何?」とびっくりしました。
 西武の一番といえば、片岡なんだけど、不調だからなのかね?
 で、二番といえば、栗山なんだけど、そっちは5番になってるし・・・・

 西武もチーム状態がよくないから、いろいろイジってるんだろうなあ。
 しかし、浅村がレフト守備しているのを初めて観た。2軍でもずっと、きちんとショートだったし(ナカジの後継者として手堅く育てている印象)、一軍ではファーストに就いてるのは知っていたけど・・・・
 って、ウィキペディアで調べてみたら、交流戦でのセ主催ゲームではDHが無いから外野守備もやっていたらしいので、その流れなんですね。

 日ハムの方も、レフトは中田翔さんだったりするのでお互い様ですけど(笑)、ナカータ君のほうが、最初から守備位置が無かったので、レフト経験積んでるからなあ。

 それよりも、私は、日ハムのスタメンが「2番 セカンド 杉谷」ってゆーので、マジ、飲みかけのペットボトルのお茶をゴフッと噴出しそうになりました。

 つーか、杉谷いつ1軍に上がってた?
 ハンカチ先発の時だったんだ、へー、全然気づかなかった。(毎日のように登録抹消をチェックする時もあるんだけど、忙しかったりするとチェックしてないし、それに時々飽きるしね)

 コアなハムファンには人気のある選手なんだけど、他チームというか、ウエスタンリーグの試合観に行くような人(私です)はよく知っている「2軍の有名選手」なのである。ファームでは高成績も残しているのだが、とにかくベンチで声出すので、うるさいので有名(笑)
 私は観ていないけど、テレビでもけっこう取り上げられるくらい。(ニュースステーションでも取り上げたらしい)

 北海道ローカル番組では、当然のことながらかなり「期待のネタ選手」として取り上げるし、本人もテレビ取材に関しては才能があるようで、新庄が耕した土地に森本が種を撒き、糸井が実らせているのかなんだかわからんが、とにかく北海道のファンが求めている、というか、北海道ローカル番組が創り上げた「テレビ受けの才能を持った選手」の次代の後継者として、杉谷はたぶん、とても期待されているのだと思う。

 稲葉や金子が引退した後あたりの「喋れる選手」として。

 去年も杉谷は一回だけ一軍登録されたはずだが(インフルエンザ騒動で一軍選手が次々離脱しちゃった時だったっけ?)出場はせず、ベンチで声出しただけで終わったと聞いているが、今年はなんとスタメン起用とは・・・・

 さっき調べたら、ハンカチ先発の時にスタメンデビューしていたのですね。

 そっか、田中賢介が「ニッセイの呪い」で離脱しちゃったしなあ。(交流戦のスポンサーが日本生命なのだが、毎年そのCMに起用される選手は故障や不調になる。去年の巨人松本バージョンでは、脇役というか打たれ役で登場したうちの青山が交流戦で絶不調で、交流戦が終わった途端にきっちり活躍しはじめました)

 稲田も横浜に行っちゃったし、そっか、こういう時には飯山が入ったらしいけど、打撃不振だったので、ハム首脳陣もやぶれかぶれで杉谷入れてみたんですかね?
 去年の楽天が三塁手の相次ぐ故障で、とうとう中川上げてみた、っていうのと同じか。

 しかし、今日は杉谷大活躍で、涌井からプロ初ヒットは打つわ、盗塁は決めるわで、試合の途中で私は「おや、このままハムが勝つと、もしかしてヒロインは杉谷にやらせるかもwww」と思っていたのですが、さすが私!「日ハムの悪ノリ」をちゃんと読んでいました!やっぱし、杉谷がヒロインだったのです!

 杉谷が今後出世してくれれば、「記憶に残る試合」になることでしょう。

 それにしても、今日の涌井はよくなかったなあ。
 今年はずっとこんな感じでよくないみたいだけど、どーしちゃったんだろう?
 涌井は、ノーヒットで抑えるタイプでは無いので「なんとなく、ランナーは出るんだけど、なんとなく無失点」で、えらい球数投げるけど勝つのが売りだったんだが、今日は不運なエラーもあったが、なんかなあ。

 西武もほんと、ピリっとしないよな。
 でも、今日の試合前の守備練習では、ライトで大島、秋山、熊代がとても張り切ってる感じがよくわかって、「おー、なんか火花散ってる感じ」と面白かったので、ああいう若手のスタメン争いを起爆剤にしてほしいです。

 日ハムの外野手控えではねえ、仲良しらしい鵜久森と村田の身長差(鵜久森189 村田165)が素晴らしすぎて、まあ、杉谷も小さい方なのですが、やっぱり村田の小ささは凄いなあって感動しました。(楽天内村が球界最小ですが、村田がたぶん2位)

 野球の華は、やっぱし、ちっちゃい子ですよねえ。

 武田マサルも小さいけど、武田久はもっと小さくて、ほんと、武田久を生で観る度に感動するのが「投手陣で一番小さいけど、でも、親分は久」ってところです。

 いや、ほんとに、久は、見るからに強そうなんですってば。

 まさに、ボス猿って雰囲気です。

 楽天の内村もいつかあんな「内野のボスはオレ」みたいな風格身につけてくれないかなあ、と「ちっちゃいこマニア」の私は超期待していたりして。


7月1日(金)

 あらら、今日の昼間の雑談で知ったのだが、ダルの弟が逮捕されちゃってたのね。
 しかも最初は「女殴ったって」と聞いたので「えー、私だったらダル兄を引きずりだして示談にしちゃうわ。5千万円でどお?震災の寄付金と同額でwww」なーんて冗談こいていたのだが、他の人が「え?大麻だって言ってたけど?」と言うので、「えーーーー、それはマジやばいというか、ダルも可哀想だなあ」

 フロアの女子社員はどっちかというと「女殴った」のほうに「えー、サイテー」と激しく反応していたが、アスリート且つ芸能人的には薬物のほうがダメージだろう。ああん、もー、来年はダルを高値でアメリカに売り飛ばして、義援金の一部にしようと勝手にソロバン弾いていたのによー、値段が下がるじゃねーか。

 今年のダルは「やんちゃな弟分の中田翔をやっと育てた」ってことも評判だったというのに、実弟の翔君がまさかの不祥事とは・・・・

 でも、逮捕が明るみに出たのは昨日だか今日だからしいが、そのことを知ってか知らずか、黙々と順当に勝ち星挙げていたダルの姿に、ハンカチ王子あたりは感銘を受けているかもしれない。

 まあ、ダル自身は弟の不祥事に対して、今のことコメントしてないのかな?
 まあ、ダルには関係ないっちゃ関係ないだろうけど、私の見えないところでいろいろ攻撃されてるのだろうけど、まあ、頑張ってください。

●幸福の科学

 電車の中吊り広告を眺めていたら「放射能の実害なんてないのだ!」って見出しが目にとまり「おや、この路線は新しいわね、どこの雑誌?」と凝視してみたら、なんと「幸福の科学」の雑誌でした。リバティとかいうやつ。

 ほお、幸福の科学のマーケティングについては、前にも広報チラシが家のポストに入っていたので「ほー、いいとこツクなあ」と感心したのだが、ほんと、上手いよなあ。
 そう、その時に感心したのは、そお冊子で告知されていた「検定試験」の広告だった。
 「ああ、資格試験好きの層にとてもアピールしそう」と感心したのである。

 昔から「幸福の科学」は、学校で優等生だった人を取り込みやすいビジネスモデルだと言われていたけど、ほんと、あからさまにそうなんだってその時やっと気がついたのだが、今回の雑誌の「放射能の実害なんてないのだ!」って煽りも、「ゲンダイ」的世界観に嫌悪感を持つ優等生の心を惹きつけるものだろう。

 つーか、「ゲンダイ教」はまあ、ちゃんと距離置いて「読み物」として楽しんでる人が多いとは思うけど、(私も野球ネタはけっこう楽しませていただいてます。切り口的にはけっこうまともだったりするし。「東スポ」みたいにブっとんでもいないので、ある程度フィルタかければ、わりあいフツーな感じ)、ああいう下世話な世界を許せない人っていうのも、この世にはたくさんいると思うのですが、そういう「ワイドショーや週刊誌は下品すぎるし、新聞やテレビは権力に握られてる」って、その両極端の中間をヘラヘラ漂うことができなくて、そして「ちゃんと仕事するには、ちゃんと専門知識がないといけないから、ちゃんと勉強しないと」と言うような人が幸福の科学のお客さんなのかね?

 だとすると、おバカ系メディアや宗教が「放射能はこんなに怖いんですよー」とバカをカモにしようと煽ってるとしたら「いや、そーじゃないのです」と毅然としてくれたほうがいいよね。きちんと理屈も説明してくれるし。ほんと、頼りになる頭のいい友だちみたいな。

 頭良かろうが、バカだろうが、「自分の考え」を瞬時に決められる人には不要な宗教でしょう。(どの宗教でもそうかもしれないけどさ)
 先日もエビワカちゃんが「うちの娘が通う小学校でも、放射能が怖いからっていう理由なのか、給食食べさせないで弁当持たせる親がいるらしいけど、なんで?」と言っていたので「ほお、エビワカちゃんは、全然気にしない人なんだ」と気がついた。

 そして「気にする人」のことが全然理解できないらしい。

 でも、エビワカちゃんは「気にしてない自分が正しくて、気にしてる人のほうが変」と思っているようなので、そういう人はいいのだが、中にはやはり「自分は気にするべきなんだろうか?どうなのだろうか?政府の基準を鵜呑みにしてもいいのだろうか?自分がもっと勉強しないといけないのだろうか?」って悩んでいる人も多いと思うので、宗教団体的には「集客チャンス」であろう。

 「自分で納得できる基準」を求めてうろうろしている人がいっぱいいるんだから。

 とは言っても、世間の関心というか、テレビはもはや「放射線」の心配よりは「熱中症」の心配しているので、「一昨日は熱中症で3人亡くなったって?・・・・・って、交通事故や自殺で毎日何人死んでるんだ?」って話であるが、自殺を防ぐよりも熱中症予防のほうが「やりやすい」のかもしれない。



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