可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

5月31日(火)

 日曜日はベン・フォールズのライブ観に行って、その後飲んでいたので日記が途中までしか書けなかったが、昨日追加で書こうとしたら、ユーチューブで日ハムローカル番組をまた見つけてしまい、ハマっているうちに眠たくなってしまってまた途中放棄でした。

 そういや、ベン・フォールズのライブは人見記念講堂だったのだが、帰りに友人T嬢と「ところで人見さんって誰?」という話になった。今度、ちゃんと調べてみよう。家の近所なのに、昭和女子大の構内に初めて入った。

 T嬢とは震災後初めて会ったので、震災話で花が咲いてしまったが、ふと話が逸れたときに、私が「世代間ギャップというか、自分がオバサンになっただけなんだろうけど」と、最近会社で「ええええ?」と思った「10歳下の後輩が沢村貞子を知らなかった」とか「20代後半の後輩が『世良公則って昔よく出てましたよね?』っていう昔って、私の知ってる昔とかなり違うだろう」という話を披露したら、T嬢が妹さんの話をしてくれた。

 20代前半の男子が「オレって往年のロックが好きなんです」と言うので「往年のロックって例えば?」と聞いてみたら「ホール&オーツとか」って言いやがったので、妹さんは思わず「それはちっとも往年ではない!」と嘆いたとか。

 まあ、「往年」って思う気持ちもわからんでもないが・・・・

 さて、今日は楽天が勝ったけど、広島のルーキー福井君相手にホームラン一本の1−0じゃあ、あんま喜べないなあ。
 統一球の影響なのか、今年はほんとどのチームも貧打だよね。なので、多くの試合が投手戦になっているようだ。

 だいたい、打率3割越してる打者が両リーグ合わせても10人くらいしかいないんだもん。
 そんな中、3人も三割打者がいるソフトバンクが交流戦まだ無敗である。いったい、どんな魔法がかかっているのだろうか?

 はあ・・・・
 いや、貧打に悩んでるんじゃなくて、今日は仕事で嫌なことがあってさ。

 いや、いんだけどさ。
 全然意味ないというか、誰にもなんもメリットが無いのにさ、事務処理が複雑化することになってさ、そんで、たぶん3年後には「なんで、こんなことに?」ってことになるはずである。

 そういことけっこう過去にもあってさ。後になって「どうしてこうなってるんだ!」って聞かれても「なんだかわらかないけど、その時の上司がこう決めてしまった。私は抵抗したのだが、聞き入れられなかった」としか答えられないわけですよ。

 そんで、私が成り行きを記憶していることだったらいいけど、私が知らないことだと、なんでそういうことになっていて、なぜそれがずっと受け継がれているのか、誰もわからないので、どう直していいのか手がつけられないのだ。

 部長とは、いつもそういう案件で「なんでこうなんだ!」「私は事情を知らされてないのです!」てやり取りでけっこう揉めているのに、その部長が「こうしろって言われたから」って、今回の処理を持ってきたので「それ、後でまたわけわからなくなりますよ?」と言ったのだが、「でも、こうしろって言われたから」

 いや、いいんだけどさ、実態と違う経理処理すると、実態が見えなくならない?
 別に粉飾しているわけでもないからいいんだけど、「業績をもっと的確に」っていうのとまた離れちゃうんだけど。

 向こうもなんでそういう要求してくるのかわけわからんけど、向こうの体裁に関わるらしいが、でも向こうだってそれで実利は全くないし、あえて言うなら部長を困らせてやろうってだけの要求だろう。

 またサル山のせいで、余計な仕事が・・・・
 つーか、私が余計な仕事をするだけだったらまだいいけど、その担当者が「え?なんでこんな面倒なことに?」っていう全く無意味な仕事を余計にやらさせてしまうのだ。
 そして、その担当者にはサル山の事情は詳しく説明されないまま、「今後はこうしてくれ」って指示が出されて、その担当者は私みたいにギャースカ言わずに上司の命令には素直に従うだろうけど、その仕事が他の人に引き継がれたら、「そういうマニュアル」としてずっとそおまま引き継がれるのであろう。

 だからさあ、それはいいんだけど、うちも最近業績悪いから「今までこうやっていたから、と漠然と仕事するのではなく、もっと積極的に見直して取り組んでいこう」ってトップが言っているという話を今朝の会議で部長が力強く述べたばかりなのに、さっそく意味不明なメンツの維持のために、全く生産性の無い仕事を増やすわけ?そういうのをもっと見直して行こうって話じゃなかったの?

 もー、他人のやったことは批判するけど、自分がちゃんとやれって。

 「もっとわかりやすくしろ」っていつも言われるけど、複雑にしてるの私じゃないもん。
 私は毎回激しく反対しているのだが、「でも、もうそう決まったから」って全然聞いてくれないんだもん!って、そういう力が無い私も悪いのだが、私はいつもそれで悔しい思いをしているので自分が関わった事に関しては後で「なんで、こんなややこしいことに?」って聞かれたときには「で・す・か・らーーーーーーー、私はこんなの絶対に反対だったんですうう!」と経緯を詳しく語って「なんとか、もっとシンプルにしてください!」ってお願いするのだが、一度複雑になったものをシンプルに戻すのって、複雑にするのよりももっと難しいのだ。エントロピーがどうのこうのってやつ?

 去年の今頃もそういう案件があってさ、「これは奴らは絶対に複雑化してダメにする」とわかっていたので、早めに「こうした方が後で修正もできるし、わかりやすいし、双方にメリットあるので、この方法にしましょうよ」と意見していたのだが、やっぱし複雑化の方向に流れそうだったので、何度も涙目で演説したんだけど、結局私の意見は通らなかった。

 それで、上手く行けば私が土下座すればいいだけだったが、やっぱし上手く行かなかくてさ(笑)、そんで、元に戻すことになったんだけど、上手く元に戻せなくて、一部だけ元に戻して、残りの混乱しまくったところだけ残したので、さらに複雑怪奇になってしまい、もう、何がどうなってるのか私は全く把握できなくなってしまいました。

 そんで「だ・か・らーーーーーー、あれほど私が訴えたのにいいい!」と絶叫しても、ただのクレーマー扱いになるのはしょーがないにせよ、その案件について誰も責任とって処理しないってどーゆーこと?

 はあ、日記さんに叫んだら、ちょっとはすっきりしたかな。

 うん、私にも「人を説得できない」とか「そういう政治力やカリスマ性がない」とか至らない所は沢山あるとは思うけど、でも、いろいろ工夫はしてみたんだけどなあ。「私はこう思う!」って言っちゃうといけないのかな、と思って、キーマンになる人にさりげなく根回ししてみたりとか。
 でも、結局は事務処理の煩雑さについてなんて、みんな関心がないから、どーでもいーらしく、上のほうが「いや、これでいいじゃん?」って言ったことを素直に「決定」と受け止めて、「こう決まったから」って言ってくるので「いや、それだと後で大変ですよ?」って抵抗しても「でも、こう決まったから」
 昨年の案件では、上の人に直接「あの方法だと、ややこしくなるので、私じゃなくてそちらの事務担当者が苦労するし、そちらのメリットも無いですよ?」と意見したのだが、そしたら「オレ、細かいことわかんないからそっちで決めて」と丸投げされたので、「よーし」とまた担当者に「上はそう言ってますけど?」と再調整を求めたのだが、担当者もどうでもよくなってしまったらしく「いや、もうアレでやって」で終わり。

 そんで、そいつらは、すぐにその仕事に飽きて、ややこしくなりまくってどうしよーもない状態で「やっぱ、そっちに戻すよ。よろしくー」って別の担当者に丸投げしたもんだから・・・・

 愚痴がとまらないけど、そういうわけでストレスが溜まっているので、鉄平の打撃の調子でも上がってもわらないと困ります。
 2割を切る絶不調で、今日から「昼間は二軍で練習しろ」と命じられたようですが、本人は「今は変化の時」とコメントしていたので、「ああ、きっと今はサナギなのね、どんな立派な蝶になるのかしら?立派な蛾でもいいけどよお」と「まあ、梅雨明けには間に合ってね」と長い目で見守りましょう。(夏休が終わる頃になるかもなあ。もしかしたら年内無理かも、と予防線は張っておく)
 ほんと、しっかり二軍調整させてあげればいいのに。

 妹が退院したので、さっそく赤ちゃんの写真をメールで送ってくれた。なんかすでに目が開いていてカメラ目線だったが母によると「産まれてすぐはそうだったりするらしい」とのこと。へえー


5月29日(日)

●また全私が泣いた

 台風接近で梅雨前線が活発になっちゃってやーね。って洗濯に支障が出てるだけなのだが・・・・

 さて、今日は野球も中止っぽいので、昼から昨日の試合の録画(というか、ニコ生のタイムシフト)を再生してニヤニヤしていたのだが、午後2時を過ぎたら「あれ?試合やってる?つーか、仙台はともかく、千葉はこの雨なのに?」と気がついた。

 さっそく仙台での試合を観てみたら、昨日の霧雨状態よりはテレビ画面はクリアだったが、雨粒的には、今日の方が降ってるみたいだった。仙台は明日のほうが予報が悪いから強行してるのかね?それに、阪神戦だからチケット売り切れてるみたいだし。

 それはいいとしても、乾いた菓子(川井貴志)がなんだか好投してる?

 夕方外出するので、途中でシャワー浴びたり、軽く食事(ご飯にふりかけ)をとったりしながら観ていたのだが、「え?川井が6回まで1安打無失点って?」

 まさかの好投というか、「ありえねー」って話である。川井って5回3失点でよし、6回2失点だと上出来、7回まで投げてくれると継投が助かるっていう投手なのである。それなのに・・・・・「阪神って、ほんま暗黒なんや」としみじみしてしまった。

 阪神側だって、岩隈や田中に抑えられるのならまだしも、「川井?誰?」っていう、二軍のローテの柱にやられてるんじゃ、さぞ悔しいだろう。

 しかし、ほんと「ありえねー」ので、「川井大丈夫か?」と逆に心配になってきたくらいだ。でも、野球って時々こういうことが起こる競技だからなあ・・・と思っていたら、7回2アウトまでとったら、新井(姉←ニコ生で、「こっちは兄?弟?」というネタ質問に姉と応えた人がいたのでちょいウケた)に打ちとった当りをヒットにされ、次の打者は金本で、阪神ファンですら金本には全然期待していなかったのだが、スコーンとホームランwwww

 川井ったら、こんな雨の中観戦している阪神ファンに最大のファンサービスしちゃって。

 しかも、その後、連打されちゃうし。

 いやあ、まさに、さだまさしの「敗戦投手」の歌みたいだった。

 ♪すばらしいピッチングで6回までピタリと
 ♪相手の打線を抑えてたエースが(エースじゃないけど。2軍のエースではある)
 ♪突如7回に乱れて打たれ
 ♪勝ち越しの2ランを(よりにもよって金本に)浴びた

 ♪僕は笑いこけたあとで テレビに向かって
 ♪「あー、やっぱしいつもの川井だった。ホっとした」

 また川井が表情豊かに「あーあ、やっちゃった」を表現してくれてねえ。元々、ほえーっとした「いじめられっこ顔」なので、呆然とした表情がステキすぎました。

 それでも、ピンチを美馬がなんとか抑え(重馬場だったけどなんとかなったらしい。そういや、今日ってダービーだったな)7回2失点って、川井にしてはほんと上出来だったのである。

 突如崩れた要因としては「2回からずっと無安打」っていう、まさかの好投しちゃったために、ずっとワインドアップで投げていたから、7回にランナー出してセットポジションにしたら久々のセットポジションで球が甘くなっていたらしい。
 もー(笑)、川井なんて二軍でもいつもランナーそこそこ出してるんだから、セットポジション慣れしてるだろうに。いや、だからこそ「今日はいつもとリズム違うな」という感じで飛ばしていたから、ランナー出したときに浮ついちゃったんだろうな。そのあたりが、まあ、2流とまでは言わないけど、1.5流なんだけどさ。でも、だから好きなんだけどさ(笑)

 それよりも、私は札幌での武田勝の登板が気になって気になって。

 マエケンとの投げ合いになっていて、3回くらいまで互いにノーノーやっていたので「ああ、また勝さんの記録的不運(無援護記録)が更新されちゃうのか?」って心配で心配で。

 先週に引き継づき、サンデーモーニングの張本の「喝!」のコーナーで今朝も取り上げられてしまったのである。先週の時点では30数年ぶりの記録だったらしいが、今週はさらに50数年ぶりの大記録に格上げされていた。パ・リーグ初という歴史的記録になったらしい。

 そしたら、やっと1点だけ援護がついて、無援護記録の更新はなかったが、その後もけっこうピンチが続いたみたいだったけど、なんとか1−0で勝っていた。

 久々のヒーローインタビューも上出来でした。
 ハムはこういう演出ほんと上手いよなあ。(ベンチにいる増井を抜いたあたり)


5月28日(土)

●全私が泣いた

 今日は雨だったけど、恒例の社長宅のBBQ大会だった。
 昼間は普通に仕事してから、夕方から参加したんだけど、途中で「野球どうなってる?」とテレビのある部屋に移動したのだが、「はあ、阪神と同点ですか、まあ、能見相手に塩見頑張ってたのね」

 その後も時々、テレビ観に来ていたのだが、「ううう、同点のまま延長か」と居たたまれず、台所に戻って食器洗いでストレス発散していたのだが(後輩女子達に「ミヤノさんばかりにやっていただいてすいません」と言われたが、こっちは好きでやってるのだから、そっとしておいてくれ)、そしたら、テレビの部屋にいたロッテ・ファンの同僚が台所まで来てくれて「ミヤノさーん、サヨナラで勝ちましたよー!」

 食器洗いながらも「おお、そっか、わざわざありがと。って、誰が打ったの?」と言うと「・・・・そこまでは・・・・・」「いや、そこ大事でしょwwww」と冗談のつもりだったのだが、すぐにまた戻ってきて「オレ、よくわからないけど、横川っていうのが打ったらしいです」

 「ヨコガー?まじ?それは、嬉しい、わざわざありがとう!」

 くそー、ロッテ・ファンは横川知らないんだな(笑)
 ロッテで翻訳すると誰なんだろう?南あたり?(笑)

 せっかくロッテファン氏が教えてくれたので(ロッテは巨人に負けていたし)「横川のヒーローインタビューなんて観たことないし」とテレビの部屋に戻って、横川のヒロインをニヤニヤ眺めておりました。

 横川は期待の長距離打砲なので、毎年、開幕直後には1軍に上がるのだが、すぐに二軍に下がっちゃうし、今年もそうだった。
 あの強風の西武第二球場で、二軍落ち直後の横川を「おめー、ここで楽しそうにプレイしている場合じゃないぞ」と眺めていたっけ。

 その後、すぐまた一軍に戻り、ホームラン打ったりしていたが、今日はやっと勝利に貢献したようだ。
 それに、今日は左の能見からもヒット打っていたらしいし、しかも、変化球打っていたらしい。(ヨコガーは変化球を打てないというのが楽天ファンの定説だったのに)

 それよりも阪神が謎采配だったようだ。今日一番当たってた横川を敬遠せずに、ストレート勝負したらしい。

 そのあたりの細かいことは後で録画で確認することにして、横川よかったなあ。つーか、先発の塩見は二試合連続「自分には勝ちがつかなかったが、チームはサヨナラ勝ち」だったので、縁起がいいのか悪いのか・・・・

 でも、前の試合では大廣をお立ち台に上げたので、楽天ファン的には「塩見はルーキーのくせに、楽天ファンのロマンを具現化する凄い投手」という評価が固まりつつあるらしい。

 えーと、鉄平が相変らず絶不調ですが、どーしましょーかね?

 まあ、今年は統一球の影響もあって、どこも打撃不振なのですが、ソフトバンクだけなぜか絶好調っていうのもわけわかりません。

 とりあえず「横川が、いよいよほんとに、覚醒か?」っていうのが勘違いでもいいから、今日だけは、そんな夢を見させてください。そして「夢だとわかっているけど、目覚めたくない」って状態で明日までゆっくり眠れればいいな。


5月27日(金)

 昨日、妹は無事出産しました。

 電話くれたんだけど、元気そうだった。生む前の点滴は辛かったみたいだけど、陣痛が始まってからは無痛分娩だったためか、あっさりだったようだ。
 男の子だと言うので「よかったじゃん」と私が言うと、「えー、男の子つまらないー」とか言いやがるので「じゃあ、二人目頑張ればwww」と言っておきました。

 ママンも出産前はヤキモキしていて産院の悪口ばかり言っていたけど、無事に生まれてホッとしてたようだ。

 さて、以上が嬉しい話ですが、最近、仕事がねえ?

 いやー、業績悪いのは予想されていたし、さらに震災の影響で下方修正ですけど、このご時世ですから、どこもそんなもんでしょうと「経理担当者が溜息なんてついていてはいけないわ」と明るく働いていたつもりですが、また新規事業がさあ・・・・・

 つーか、あの事業、最初から「あー、これは上手くいかないどころか、金むしりとられるな」と予想はしていたんだけど、やっぱしね。

 前勤めていた会社でもそうだったんだけど、資金繰りがいいオーナー企業って、ああいうハイエナみたいのが沢山寄ってきますわな。

 そんで、私もハイエナ側で仕事していたことがあるので、「借りた金は返せん。てゆーか、もっと資金を投入しろ」って方の事情もわかるので複雑な気分だ。

 それにプライベートでも友人に金を貸しては、トラブっていたしね。

 それはいいのだが、相手がなかなか金を返さないので、その度に「来月は必ず返済するというので、そこまでの金利計算書を作って書留で送れ」という不毛な仕事するのが嫌なんですけど・・・・

 さらには「分割で返すと言うので、返済予定表作れ」とか、最近そういうのなんだかすごく多くて、「私は金貸し会社の経理のオネーサンじゃないんですよ!」とブチ切れることが多くなってしまった。
 だって、金利を2パターンで作れとか、返済回数も2パターン作れとか、元利均等の返済金額を3パターン作れとか、そりゃ、仕事だからやりますけど、それで、いろいろ契約書や返済予定表を散々作らされても、全然返済されないんだから、なんのためにやっているのやら、って虚しくなりますわよ。

 部長のほうが、こういう経験ないから、かなりテンパっていて、「なんで、ちゃんと返してくれないんだーーーーー!」って言うけど、うちは資金繰りがいいけど、他はそうじゃないんだって。だいたい、ちゃんとした会社は銀行などから借りてますって。それが出来ないから、あの手この手でカモを探してるんだし。

 「このビジネスモデルは絶対に儲かります。でもうちでは資金がなくて」って、ボケ老人狙って投資させてるのと同じじゃん。儲かるような仕事している人は、金融機関から「ぜひ借りてください」って言われるので、他の会社に出資求めたりしないんですよ。

 そもそも、ハイエナ側にいた時の私の経験では「あのー、社員の給料も払えないし、あの会社から借りてるお金も期日が来たんですが、どうしましょう?」って時に、そういうハイエナ社長は新たなカモを探してきて、資金繰りするのである。
 そして「あっちだって色気出して出資してきたんだ」と開き直るのである。

 そんなわけで、うちの会社のお坊ちゃん役員たちは、ハイエナさんたちに翻弄されてるので、「おめーら、全員、減俸な」と思うけど、部長はそれに巻き込まれて、いろいろ書類を作らされているので、私は「自分でやらせれば?」と思うけど、部長は「わかりました、今日中に用意します」って言って、私にやらせるから、ムカつくわ(笑)

 月末の支払いまとめるので忙しいのにYO!

 会社の業績が悪いときに、もっと生産的なことなら喜んでやるけど、死んだ虎を退治するために屏風から出すような仕事で振り回されるとヘコむわ。

 あ、野球大喜利でね「一休さん野球版」というお題が出たら、虎ネタが面白くてね。

 一休さん「では、虎を退治いたしましょう」
 将軍  「いや、それはもう死んでるからいいや、それより真弓をなんとかして」

 とかwwww

 そんなわけで、「絵に書いた餅を精密に描きなさい」という「はあ?」なお題をつきつけられた昨日と今日でした。昨日は、なんだか疲れて早寝したわい。

 マー君が村田に被弾してたしね。

 いや、ほんとは、横浜スタジアムに行こうと思ってたんだけど、マー君はてっきり土曜日の本拠地での阪神戦に温存すると思っていたので「また面白谷間先発が出てくる?」と期待していたのだが、星野監督も小山先発奇襲作戦で懲りたのか、それとも「ここで横浜相手に手堅く一勝しておこう」と守りに入ったのか、マー君先発だった。

 横浜は加賀だったので、ちょっと加賀を生で観てみたかったんだけど(横投げ)、ハイエナ対策で精神的に疲れたのと、寒かったのでやめた。

 なので、帰宅してから「マー君、村田に被弾」で、がっかりというか「行かなくてよかった」というか「観てみたかったかも」というか、複雑な心境だったのだが、それよりも、昨日のヤクルト×オリックスが由規×木佐貫だったということに「あー、それ観たかった」と、がっかり。さらには、イムさん出ていたので、ほんと、がっかり。

 今日も部長はワーワー言っていたけど、私はなんとか笑顔で切り抜けた。
 他の社員は事情をよくわかってないのだから、あんま深刻そうにするといけないと思ってさ。

 エビワカちゃんが暇そうだったので、雑談したりしていたのだが、この春小学校に上がったばかりの長女が「ちょっと、内弁慶みたいで」と気にしていたので、「ああ、私もそうだった」と言うと「えええええ?ほんとですか?」と笑われた。

 「じゃあ、そういうのもそのうち変わりますかね」と言われたが、私の内弁慶は今でも全然そのままなのだが、「ミヤノさんが内弁慶?超ウケるwww」と思われるくらいには克服してるのかね?

 そのあたり詳しく解説する時間もなかったが、エビワカちゃんが末っ子なのを思い出して、「長女はねえ、ええかっこしいというか、周りに変に気を使っちゃうから、どうしても内弁慶になっちゃうのよ」とアドバイスしておくだけにした。

 私の観察だと、エビワカちゃんもけっこう、内弁慶だと思うので(うちの会社に最初来たときにはほんとに緊張でゴッチゴチだった)「ご長女はきっとあたなに似ているんでしょうよ」と、ほんとは言ってやりたいんだけどね(笑)

 さて、明日は出勤だし、日曜日はライブのチケットとってあるので、初の甥っ子(弟の娘は全員女子だったので)を鑑賞に行けるのは来週末かな?

 そうそう、妹に「男の子でよかったじゃん」と言ったのは、妹の旦那の家は、お母さんが跡取り娘で、お父さん(故人)は婿養子だったらしく、お母さんは「この、ちょっと珍しい姓を残したかったから頑張ったのに」と前から言っていたらしいので、「お義母さんも、喜ぶでしょう」と思ったのだが、うちの妹にとってはどーでもいーことなんだろうな。

 そのあたり、私も実はどーでもいーけど、日本の家制度の名残というのか、妹の義母になる人は、女二人姉妹だったので、長女が養子とって家を継いで、次女は普通に嫁にいったらしい。

 長女のところには男の子が二人産まれたけど、次女は子供に恵まれず、でも次女が嫁いだ先は自営業でそこそこやっていた家だったので、次男(うちの妹の旦那の弟)を養子にした。

 そんで、そっちはすぐに結婚して(飛行機に乗っていたらスッチーに逆ナンされて)、もう子供も二人いるのだが、長男は事実婚状態が続いていたので(うちの妹のワガママのせいが大きい)家督を継いだはずの長女としては「痛恨の采配ミス」だったろう。

 それがやっと、長男の嫁が出産して、跡取りの孫が産まれたのだから、その価値観は理解できないけど、「あのお母さん、よかったねえ」と、思うわけです。

 でも、一昨日、産院に面会にいったときに、その「ちょい珍しい苗字」の漢字をまた書き間違えたのは内緒です(笑)

 私がちょっと気にしてるのは、妹の旦那と同じくらい、いや、あっちのほうが家概念が強そうな、地方の実業家の家に育った弟の嫁が女の子しか産まなかったので、それを気にしてるのでは?ってことです。

 我が家は全然誰も気にしてないんだけどな。

 そのあたり、地方の家と、「祖父母の世代で、東京に出てきた家」では違うんでしょうね。地方の家は長男を家督として守ってきたけど、こっちは東京に丁稚奉公や女中奉公で出てきた人の末裔ですから。

 先祖伝来の土地とか無いし、せいぜい高度成長期に祖父や父が買った不動産がそこそこの値になるかも、ってくらいのもんで、それすらも「相続で揉めるなあ」っていうか、実際、うちの母と伯父がそれで疎遠になってます。

 伯父もどうしてるかなあ?
 白骨死体で発見されました、って言われても困るのだが。

 白骨死体だったらまだいいけど、適度に腐乱しててもヤだな。

 とか、昨日今日と、「やりたくない仕事」でブルーになり、帰宅しても「ああ、このまま、うちの会社がどうかなってしまって、失業したらどうしよう?」と暇だったので、ブルーを促進してみたら、「あー、親の葬式とか面倒だし、不動産の処分とかどうすればいいのだろう?」とか「つーか、自分自身が孤独死必須じゃないか?」とか、久々にネガネガしちゃって、なかなか寝付けなかったのですが、よく憶えてないけど、やっと寝たと思ったら「会社の人たちと北京空港で合流して、中国の超すごい高速道路を疾走しまくった」という、とてもアクティブな夢を観て、途中で「これは夢だ」と気がついたのですが「夢が覚めないよう、このまま突っ走れ!」とうまくドライブできたので、朝になって「ああ、オレはやったぜ!」と物凄い達成感のまま目が覚めました。

 己のネアカぶりに目眩がしたが、バカは死なないと治らないと言うし、このままでいいかな、と。

 うう、妹のお見舞いで紀伊国屋で買ったルビートマトを食べていますが、なにこれ、超うまー。さすがわ、たった10粒ほどで400円くらいしたからなあ。ゴディバのチョコよりか全然安いか。

 よーし、甥っ子鑑賞しに行くときには、高級マンゴーとか買っちゃうよ?

5月25日(水)

 いつもと同じくらいの時間に起きて、洗濯してから、ダラダラとテレビ観て、11時には家を出て久々に渋谷まで散歩。日差しはあったけど、気温はそれほどではなかったし、湿気も少なかったのでいい散歩ができた。

 そんで、せっかくだから東急百貨店の紀伊国屋で妹に差し入れするプチトマトを買って(えれー高かった)、行きつけの蕎麦屋で(笑。「茹太郎」です)盛りそばかっこんで、電車に乗ったのだが、事前に調べたら渋谷から40分くらいだったのだが、平日の昼間だから乗り継ぎが悪く、渋谷駅で「順調に着いてしまうと、面会時間(2時から)より前に着いちゃいそう」と思っていたのだが、着いたらもう2時過ぎてた。

 病院に着いたのが、2時半前くらいで、ママンとは「2時から3時の間くらい」とアバウトな待ち合わせしていたので、それには間に合ったのだが、受付で手続きしてから、病室に向かうと「あり?誰もいない?」

 トイレにでも、行ってるのだろうか?と、しばらく個室の中で待っていたのだが、ふと、テーブルの上のメモ書きに気がついた。

 「午後から夕方まで別室に移動。促進剤の点滴のため」

 あー、予定日過ぎても産気づかないので陣痛促進剤を点滴してるって言ってたっけ。

 とりあえず、ママンに確認しようとロビーに戻って公衆電話で電話しようとしたのだが、「あー、そうだ、出掛けに携帯番号のメモを持とうとして、すっかり忘れてた」

 ふー、またここんとこ「やっぱし携帯無いと不便だし、他人にも迷惑かけるな」ってことが続くわね。そろそろ覚悟を決めないといけないかしら。別にポリシーとして「携帯は持たない」と思っているわけでもなく「買うのが面倒だし、何を買っていいのかわからない」という消極的な理由なんだけどさ。

 しょうがないから、病室に戻って、ナースステーションで「点滴中には面会できないのでしょうか?」と確認すると、やっぱし5時くらいまでかかるようだし、点滴は陣痛室で行われるので家族は入れないらしい。しかも、点滴終わってしばらくは安静にしている時間があるようだし、もし陣痛が始まったとしたら、「配偶者と実の両親しか立ち会えませんので・・・・」とのこと。

 その間もママンの姿は無かったので「こりゃきっと、ママンの所には事前に連絡があって、陣痛始まるまで自宅で待機しているのかも。私に連絡したけど、もう家を出た後だったのかもな、しゃーねー」とすっかり気持ちを切り替え「だったら、当初の予定通り、神宮球場に行こう!」と駅まで戻って電車に乗ってから「あ、そっか、だったら実家に電話すりゃよかったwwww」

 病院慣れしてないので、軽くテンパってしまったので冷静な判断ができてなかったわ。

 1時間後に永田町駅の公衆電話から実家に電話してみたが留守電になっていたので「今日はすれ違いで残念でしたが、私はそのまま野球観に行っちゃうので夜は不在です」とメッセージだけ入れておいた。

 そして、4時には神宮球場に到着。

 これで3年連続して、オリックス戦観戦だ!

 地味なものをこよなく愛する私としては「ヤクルト×オリックス」が大好きなのである。今年はヤクルトが今んところ首位なので、ちょっと派手だけどさ(笑)

 さっそく外野席からオリックス投手陣の練習チェック。きゃー、パクさんがいるし、岸田も平野も西君もいるー、わーい、木佐貫もいるぞ!
 木佐貫は最後まで残って、しっかり玉拾い外野守備もこなしていた。うん、あれやる投手が私は好きなので(岩隈さんが代表格)満足である。

 しかし、いくら地味なモノ好きな私でも、今日の試合はかなり地味だったなあ。

 先発がヤクルトが山本斉で、オリがフィガロ。

 ヤクルトの捕手は川本。ショートは森岡。
 そんで、オリックスのセカンドは梶本?って誰じゃ、と思ったけど、打席に立ったときにヤクルト応援団からも「梶本がんばれー」と激励の声が上がっていたのでやっと気がついた。去年までヤクルト二軍にいた子である。その梶本が一軍でスタメンとは・・・・つーか、後藤はどうしたのだ?

 なんか、私が小山先発で思考停止している間にも、横浜がノリさん獲得したり、西武の小野寺がトレードで出されたりと、いろいろ異動がありますが、もう、誰が今どこにいるのか覚えるのが大変で。(オリの投手にKUWAHARAっていうのがいたので、やっぱ「誰?」と思っていたのだが、帰宅してから調べたら、去年まで横浜にいた桑原だったしwww)

 そして、ヤクルトの守備練習の時、レフトにいたのは福地とガイエルと(ガイエルさんの姿も久々に観た)、あともう一人、外国人選手みたいな人がいたんだけど、誰だかわからなかった。長身で頭小さくて、顔がけっこう黒かったので「あれがバレンティン?」と思ったのだが、バレンティンはちゃんとライトにいたので「ん?じゃあ、バレンティンがライトでホワイトセルはファーストにいるし、他に野手の外人っていたっけ?」と考えてもわからなかったが、神宮球場は「ベンチ入り選手」もビジョンで発表してくれるので、その時に確認したら、なんと「宮出さんだったかwww」

 いやあ、日本人離れした体格に二軍暮らしで日焼けしていたから、てっきり外国人選手かとwww
 つーか、少し絞った?それとも、ヤクルトユニだとスラリとして見えるだけかなあ。楽天ユニの時にはちゃんと同定できてたんだけどなあ。

 さて、試合の方もとても地味でした。
 山本が初回にバタバタしちゃって四球連発で「あれでよく1失点だったな。さすが最下位オリックス」と思っていたのだが、フィガロはヤクルトにほとんど安打を与えず、2回以降は、両チームとも無安打が続いて、でも、代打ホワイトセルがホームラン打ったので同点。

 ヤクルトブルペンではイムさんが投球練習を始めたので、「同点だと出てくるな」と思っていたのだが、ハッシーが7回はビシっと抑えたんだけど、8回に打たれてしまった。美馬みたい(笑)

 そこで私は「イムさんの出番無いし(実際、投球練習もあっさり終了していた)、岸田鑑賞に切り替えよう」と思ったのだが、さらに松井が伊藤に被弾wwww

 私はレフト外野事由席のポール際に座っていたので「あー、高く上がったけど、これは来そうだ」と思っていたら、やっぱし前方の外野指定席に入って、床にバウンドしてグラウンドに戻ってしまったのである。

 それをレフトのガイエルさんが拾って「こっちこっち!」するレフト外野席のオリックスファンに向かって投げた。
 ガラガラのレフト外野指定席で、醜いホームランボール争奪戦が繰り広げられた直後に、ガイエルさんが「ボール返して!」のポーズ。そして、場内アナウンスでは「伊藤選手の今季第一号ホームランです」

 ああ、プロ初ホームランだったんだ。(伊藤に前期はほとんど無いはずなので)

 しかし、オリックス側の「ボール戻してやってくれ」の合図に気がついたガイエルが、しばしジェスチャーゲーム状態で「ボール戻してやってくれ」を演じてもボールが戻る気配がなかった。

 そして、球場スタッフが「さきほどのホームランボールをゲットとしたのは誰だ?」と捜し回っていたので、私はそっちが気になってしまい、岸田の投球に集中できなかったわ。球場スタッフがとうとうボールをゲットした犯人(?)を見つけたのだが、素直に差し出さなかったようだったようで、球団スタッフの上司みたいな太ったオッサンがやってきてその人を説得というか延々と話しているのが気になっちゃって。

 一昨年だったか、神宮での中日戦で、やはりプロ初本塁打を打った福田の打球が、鮮やかに中日ベンチにリレーされて戻ってきたのを観て、大変感激というか「これは生観戦している人じゃないと観られないものだった」と思ったのだが、今日の記念ボールは結局どうなったんでしょうね?

5月24日(火)

 うちの妹の出産予定日は当初は18日だったのだが、ママンから「24日に延期」というメールが週末に来ていたのだが、今日も何の連絡もなかったので「どお?」とお伺いの電話をしてみたら、「全然その気配がないけど、医者の勧めで今日入院した。妊娠した日を勘違いしたんじゃないの?」とのことでした。

 あらー、今日生まれれば、ヤクルトの田中浩康と同じ誕生日だったのにいいい(野球脳のバカ伯母を許して)

 そして「いつもマイペース」な同僚K嬢も今日が誕生日だったので、今日は「お日柄がよろしくて」だったんだけどな(笑)

 ママンに「私、今週末は多忙なんだよね」と言うと「さすがに、今週中には産まれないと」と言っていたけど、木曜日は該当者無し、金曜日はオリの北川、巨人の寺内、中日の堂上剛裕って兄の方?って感じでかなり微妙だし、さらに土曜日だと山省と能見と一緒の誕生日って・・・・日曜日だと、たえきゅんと一緒・・・・・月曜日は巨人の鶴岡、火曜日は野間口なんだ・・・・・あああ、6月1日の摂津の誕生日まで待っててもいいかも。

 というわけで、明日は「陣痛が始まったら背中をマッサージしろ」と要求しているらしい妹のお見舞いに行ってきます。ママンが振り回されていて愚痴っていたけど、楽しそうだったしね。

 そういや、ママンと話していて爆笑してしまったのだが、妹は出産後しばらくは実家でゆっくりする予定らしいのだが、「実家にはウォシュレットないからどーしよー」と真剣に悩んでいるらしい。

 出産直後は実家で実母に世話してもらったほうが、絶対にラクなのはわかっているけど、それと「ウォシュレット」は同じくらい大事らしいのだ。

 放射能信者の友人が「水道水に含まれる放射性物質が心配だが、でもウォシュレットは絶対に必要だし」と真剣に悩んでいたけど、我が妹も同じような選択肢で真剣に悩んでいるらしい。

 なんでそんなにウォシュレット至上主義なのかわけわからんけど、私はインドやタイを旅行したときには、水でバシャバシャ洗ってましたが、日本では別にあってもなくても困らないのだが(笑)

 ええと、妹のリクエストの見舞い品は「おつまみの根昆布」と「プチトマト」らしいので(便秘解消食材らしい)、明日は張り切って買出しに行こう。

5月23日(月)

 昨日は掃除洗濯しながら、ニコ生録画で金曜日の楽天の試合観てて、そんで、日記書きながら、ナイターが始まるのを待っていたのだが・・・・・

 まさかの小山先発に頭真っ白というか完全思考停止してしまいました(笑)

 いやあ、星野監督凄いなあ。
 この間のロングリリーフ起用も笑ったけど、あれで勘違いしちゃったのかね?

 だいたい、小山は古巣の中日戦だと力みすぎてダメなんだってば。それを先発にするって・・・
 まあ、でも、星野監督がかなりかっとんだ人だということがわかったので、面白かったです。って試合観てないけど。

 そんで「あれ?じゃあ、なんで乾いた菓子アゲたんだ?」と思っていたら、今日先発でした。しかも中日の先発も川井!どっちも左投手だし!
 なるほどー、川井(左)祭りがしたかったんだ!

 なんだ、星野監督ったらもしかして私と同じ趣味?(吉見が横浜にいた時には、中日吉見との投げ合い「吉見祭り」をとても楽しみにしていて、一回現地で観たこともある)

 さてと、たまには野球以外の話でも。

 そうそう、金曜日の騒動なんだけど、今朝出勤して、真っ先にマスオさんに「ご迷惑かけたみたいでごめんなさい」と謝ったら、マスオさんとエビワカちゃんは一瞬「なんのこと?」とばかりにキョトンとしていたが、すぐに先週の話だということに気がついて「アハハハハハ!もー、大変だったんですよー」と大爆笑。

 あ・・・・なんか笑い話に昇華してるようで、ホッとしました。

 私のミスとは、20日に某銀行の手形貸付の書き換えがあったのだが、その時に差し引かれる利息を計算するの忘れて、30万円くらいの残高不足になってしまったのである。
 って書くと専門用語なのかもしれないけど(笑)、要するに「借入金の返済日に残高不足」ってことである。

 メインで使ってる口座は、そうそう残高不足にならないけど(給料や仕入れ先への支払いが落ちなかったら大変なので、かなり気をつけている)、今回のように「借入金でしか付き合いのない銀行の口座」の場合、毎月の返済金に合わせて、メイン口座から資金移動させているのだが、時々そうやって返済金額を間違って計算してしまったり、酷いときには、資金移動することをすっかり忘れてしまうこともある。

 そういう場合、銀行の担当者から「残高が・・・・」と連絡が来るので、慌てて他の口座から振り込んだり、数万円のことだったらATMで入金したりして対処しているのだ。

 この間も、某M銀行のオンライン取引が使えなかった時、うちはM銀行が「入金用」で「支払い用」は他の銀行にしているので、「いよいよ残高足りなくなったら、窓口でやろう」と思っていたのだが、月末前に、その「支払用」の銀行の返済金が私の予想の倍引き落とされることを忘れていたのだ。新規の借入金の返済がその月から増えていたのである。

 私の計算もナマクラだったが、普段だと、もっと早めに資金移動させているので、あれはM銀行のせいであるし、その時もたまたま私が休んでいたので、マスオさんがすぐに窓口振込で対処してくれていた。

 ところが、今回は悪いことが重なって、銀行の担当者が「残高が!」と電話してきたのが、すでに2時半ごろで、私が休みだから部長にそれを伝えようとしても、部長も取引先と長電話していたらしい。

 で、マスオさんが「はあ、それはもうどうしようもないかと・・・」と、対応していることに部長がやっと気がついて、事態が発覚したのだが、その時すでに3時ちょっと前。(部長は私の自宅に電話して何か手段がないか聞きたかったようだが、私はすでに外出してしまっていたのであった)

 「4時までに入金していただければ間に合います!」と担当者が言うので、その銀行は都内の支店なのだが、横浜にも支店があるので、そこでATMで入金すれば間に合うのか?と、ばかりに通帳を探したのだが、無い?

 そしたら、担当者が「あああああ、通帳はお預かりしてました!」

 もう、どうしていいのかわからないので、部長はマスオさんに「今すぐ出れば間に合うかもしれないから現金持って行ってこい!」と指示を出したらしい。
 そしたら、うちの監査役になってる元親会社の役員氏が「あの街だったら、支店があるじゃないか?そこに現金があれば、持っていかせればいい」と妙案を提案したらしい。

 しかし、さすがに親会社の支店にそんなお願いするのも・・・・と思った時、部長が凄いことを思いついた。
 そこの支店内には、親会社のトップが道楽でやっている非営利団体が間借りしており、そこのサポートをうちが任されているので、部長も頻繁に出入りしているし、ほぼボランティア仕事なので、あそこだったら無理が言える!

 そんで、そこの経理担当者に「現金30万円ないですか?」と電話したら、普段はそんなに小口現金置いてないのだが、たまたまその日はあったらしく「ありますけど、どーしたんですか?」といぶかる相手に「裏にある〇〇銀行に現金持っていってください!」とお願いしたらしい。

 なにがなんだかよくわかってない非営利団体の経理担当者が、なんとか現金持っていってくれたので、無事、借入金の返済終了。
 そして、その15分後に到着したマスオさんが、手土産持って、その非営利団体に現金をお返しして、見事に任務完了したらしい。

 ひええええええ、私が休みじゃなかったら、絶対に「じゃあ、延滞金払いますから、いいです」で済ませていただろう。

 マスオさんが急にそんなお遣いに出されたことも申し訳ないけど、何の関係もない非営利団体の職員にまでご迷惑かけてしまったとは・・・・・私のちょっとしたミスで・・・・・ほんと申し訳ない。

 でも、今日の二人の話では、土曜日に部長から聞いた話はちょっとニュアンスが違っていて、部長のテンパリと、銀行担当者のテンパリの応酬と、その後繰り広げられたハリウッド映画みたいなドタバタのミッション遂行の過程がとにかく笑えたらしい。

 東京に電車で向かうマスオさんには、数分おきに「今どこにいる?」と部長から確認の電話があり「お金は非営利団体に持っていけ。駅前のデパートで菓子折りも買え」などと細かく指示が出されていたらしいし。

 エビワカちゃんは「残高不足なんてよくあるし」とわかっていたようだが、経理に関係の無い仕事をしているE嬢などは「え?うちの会社潰れちゃうの?」とビビっていたらしい。
 まあ、ある意味「不渡り」であるけどさ。

 って、私が一番悪いので、ほんと申し訳なかったけど、でも、もっと早くに連絡してくれなかった銀行にも責任があるし、前にもその銀行の返済で「遅延金」ってことはあったので、そこまで頑張らなくても・・・・と思ったけど、部長の機転でよくしのげたな、ってことでもあるし、部長も「まあ、いろいろ勉強させてもらったよ」と言っていたが、こういうのって、ほんと経験してみないとわからないしねえ?

 というわけで、部長にはこってりと「大変だったんだぞおおお」と絞られましたが、マスオさんやエビワカちゃんが「面白い出来事でした」と笑い話にしてくれていたので、ほんと、ホっとしました。

 以上、しばらくはこのネタで部長に頭が上がらなくなってしまったらしい、事件の顛末でした。

 さて、また野球の話。

 九州は梅雨いりしたらしいが、天気図見ると、これって関東ももう梅雨なんじゃね?って感じで、今日も夕方から小雨だった。
 はあ、今日は関西の野球は早々と中止だったけど、関東はこのくらいだとやりそうだなあ・・・・あああ、失敗した。

 横浜スタジアムでの昨日の日ハム戦は雨で中断して中止になったが、今日はやれそうだと思ったとき「あれ?武田勝って今日?あれ?」と気がついたのである。
 先週は火曜日に登板していたので、横浜には出てこないと思っていたのだが、そーだ、水曜日は予備日だったんだよ。

 わーん、うっかりしてた。ちゃんとローテ調べておけばよかった。

 今日くらいの雨だったら、ちゃんと雨装備あれば大丈夫だったのに。
 6時過ぎに会社出るときに「どーしよーか?雨具無しでも行けるかな?」としばし考えたが、やっぱどう考えても雨装備無しでは無理だったので、諦めて帰宅した。

 今日は横浜はハミルトンだし、さすがに勝つだろうと思っていたのだが、帰宅して試合速報観て愕然。
 マサルさんは横浜打線を6回三安打で抑えていたけど、なぜかヒチョリに被弾していて、一失点。
 そして、ハム打線はハミルトンに6回までに二安打無失点って?

 すごい。
 さすがわ、先週の「サンデーモーニング」の張本のコーナーで「55年ぶりの記録!」と紹介された「武田勝の無援護記録」である。

 なんなんだろうね?去年はダルビッシュが無援護の被害者で、武田勝が勝ち頭になっていたのだが、今年は完全に立場が逆転してしまった。

 うーん、しかし、武田勝が投げ、ヒチョリが打ち、江尻が抑え、スレッジがノーヒットで、ついでに稲田が代走っていう日ハムの紅白戦観たかったなあ。

 マサルさんの不運はどこまで続くのだろう?
 西武の牧田を生で観た時に「わー、なんとなく武田勝みたい」と思ったのであるが、私の贔屓の投手に勝ちつけてほしいのですが、なんで勝てないのでしょうかね?
 
5月22日(日)

 金曜日は西武ドームにいたので「楽天×ヤクルトはどーなったかしら?」と気になっていたのだが、なんとかマー君が勝ちました。

 ヤクルトの由規は仙台出身だし、震災で高校時代の先輩捕手がお亡くなりになったということで、その先輩のご両親招待していたので、ヨシくんにも勝たせたかったんだけどねえ。

 今日、その試合のニコ生録画観たんだけど、マー君のほうが調子悪かったのね。よくあれで15三振とれたな。逆に楽天の決勝打は、ユウイチのエラーみたいなもんだったので、勝負ごとはみんなそうだけど、ちょっとした運不運で試合が決まってしまう不思議さを堪能した。

 でも、見ごたえのある投手戦だったな。スポーツニュースでのハイライトではわからない行間も堪能できたのでよかったです。
 相川がなんか、嶋みたいだった。捕手のちょっとしたミスで失点って感じで。
5月21日(土)

 金曜日に休みとって遊んでいたら、私の大チョンボのせいで大勢の人に多大なご迷惑をかけてしまい、今日は部長にこってり絞られたのですが、まあ、そのことは気が向いたら書くことにして、昨日の出来事をまず書いてみよう。

●5月20日 西武×中日@西武ドーム

 野球に少しでも興味のある人だったら「あ、昨日のあの試合現地で観ちゃったんだwww」と気が付くでしょうけど・・・・
 ええ、ですから、あの試合のこと書くと長くなること必須ちゅうか・・・・

 大ポカのストレス発散のために、昨日の「天国と地獄っていうか、なんか凄いモノを観てしまった」ことを書き散らしてみようと思います。また途中で眠くなっちゃいそうだけど(笑)←最近それで日記が更新できてない。

 そもそも(←私はこの前置きがけっこう長い)、西武ドームで中日戦観るのは去年も計画していたんだけど、日程が合わずに断念していたのだ。
 なので、今年は「お、20日なら休めそう」と早くから休みの予定を入れていた。(替りに土曜当番を名乗りでて)

 そして、なんで中日戦を西武ドームで観たかったというと、「ブルペンが旭山動物園状態だから」である。神宮のブルペンで中日投手陣を眺めたことはあったが、西武ドームが関東1のブルペン鑑賞に適した球場なので、そこで観たかったのだ。(ちなみに関西だと、やっぱ、ホモ球場という愛称が裏の世界?で定着してしまった、元スカイマークスタジアムで現ほっともっと神戸球場であろう。「ほっと神戸」ってパ公式の略称だけで笑っていたのだが、一部ファンの間では「ほも球場」と略されている)

 中日ブルペンでのお目当ての選手は、球界のアイドル浅尾きゅんは一応、人並みには楽しみにしているが(可愛い顔して速球派ですから、ブルペン投球も迫力あります)、やはり河原とか河原とか河原とか、コバマサを至近距離で鑑賞したいし、なによりも、岩瀬よ、岩瀬!

 40歳過ぎてから、野球好き魂が復活というか、球場で野球を観る楽しさに目覚め、中日戦も10試合近く観ているはずなのだが、なぜか一度も岩瀬が登板してくれないのである。

 岩瀬は先日も700試合登板で表彰されていたけど、ここ数年はずっと50から60試合くらい出ているので、「3試合に一回は登板している」という計算になるので、確率的には、2回くらい観てるはずなんだが、私が観に行くとなぜか出てきてくれないのだ。

 最初の頃は、「中日が大差で勝ってしまう試合」が多くて、「わーん、5点差じゃ岩瀬出てこなーい」と嘆くと同時に「落合監督は、私を無料招待してもいいのではないか?」と思っていたが、去年くらいからは、「わーん、中日が負けてるので、岩瀬が出てこない」ような気がするので、無料招待の希望は消えた。

 そもそも、横浜だと中日にボロ負けするので岩瀬の出番が無いし、なぜか中日は神宮でヤクルトとやるときにはよく負けるので、横浜やヤクルトの試合ばかり観ていると、こういうことになるのだ、ってことは学習したのである。

 なので、交流戦なら、可能性大だと思って、今年やっと観に行くことができたのだ。

 もう、すげー張り切って「中日投手陣の練習も観るんだ」と午後2時過ぎには家を出て(後の大ポカに影響)、ちょっと寄り道もしたが(留守を預かる友人宅のポストのチラシ処分)、4時過ぎには西武ドームに到着して、ファンクラブ入会手続きして少し時間とられたけど、5時前に球場入りしたので、「きゃー、岩瀬がランニングしてるー」って様子もじっくり鑑賞することができました。

 岩瀬も、もう立派なオジサンだけど、黒目がちの目がかわいいのお。
 打ち込まれてマウンドを立ち去るときには、「ゴミ捨て場に捨てられたクマのぬいぐるみみたいで超萌え」なんだが、普通の時でも「私、もし犬飼うとしたら、岩瀬みたいな犬がいい」と思った。

 そんな岩瀬が、「9回裏、一点差で勝ってます」って時に、どんな様子なのか生で観てみたいというのが、ここ4年ほどの課題の一つなのに、うまくいかんのだよ。

 というわけで、中日が打撃練習している最中に外野で投手陣が練習しているのをネットにかじりついて眺めていたわけです。

 岩瀬もいたけど、川井もいたし、吉見もいたしって、やーだ、私ったら中日投手陣の顔をけっこう憶えてるな(笑)
 あ、山井がいる!すげー、生で観てもヤクルトの田中ピロヤスにほんとそっくりだ!(生き別れの兄弟説があるくらい、ほんと似てる)

 そして、河原がいつのまにかやってきたが、「なぜ、浅尾にサインもらってるwww」

 周囲の中日ファンにも「河原なにやってんじゃwww」と注目されていたが、どーやら西武ファンの知人(河原は西武に在籍していたし)に頼まれたらしく、浅尾と吉見にボールにサインしてもらうと、レフト側の外野席付近に戻り、サインボールを投げ入れていた。

 ううう、平日で客もまばらとはいえ、中日ファンが見守る中で若手人気投手のサインを集めるベテラン河原の姿は、哀愁を誘うというのか「ああ、ほんと、いい人なんだな」と感心するというか、昭和の寿司職人のようにバシっと角刈りに刈られた頭髪の異様さと共に、河原の凄さっていうのか、わけわからなさっていうのか・・・・・ある意味、落合野球の象徴でもあるだろう。落合も不思議ちゃんだからなあ。

 さーて、自分が意外と中日投手陣の見分けがついてしまったことに驚いたけど、今日の先発誰なのかさっぱりわからなかったが、試合開始30分前のスタメン発表直前にブルペンに向かう投手が「あ、チェンだ」って瞬時にわかってしまうあたり、いつのまにか人生において全く何の役にも経たない高度なスキルを獲得した自分をもてあまして遠い目になる。

 で、そこで気がついたのだが「そうだ、西武の先発が気になっていたのよね」

 交流戦は2戦づつなので、それまでの先発ローテがあてにならなくなるのだが、西武はずっと牧田を金曜日に登板させていたのだ。
 なので、この日はやはり牧田が濃厚だったけど、西口の可能性もあったので、「あんま期待しないでおこう」と思っていたのだが、中日ブルペンにチェンが現れてからしばらくして、遠く向こう側の西武ブルペンにも投手が現れて、まずはキャッチボールから・・・・・・・ヤッター!あの投げ方は牧田だ!

 感動で打ち震えた。
 岩瀬目当てでやってきた西武ドームだが、「西武の先発は牧田だといいなあ」と今年最も注目している牧田にいきなり大当たりだ!

 牧田よかったよ、ほんとに。
 試合前の余興として「松沼(元西武)と矢沢(元中日)のOB対決」があったんだけど、松沼がなかなかストライク入らなくて(事前にけっこう念入りに投球練習していた姿が印象的だった)やっとストライク入ったと思ったが、矢沢がファールで粘りやがって、余興の割には時間かかってしまったのだが、試合前にこういう余興やられると、投手は集中力切らさないようにするのが大変なのだが(ブルペンでの投球練習で「私は女優」と北島マヤみたいに入り込んでるらしい)、牧田にとっては「西武の大先輩で、さらにはアンダースロー界でも大先輩」である松沼の投球を「なるべく観ないように」していたようだ。
 ルーキーだけど、ああいうところちゃんとやれるのは、さすが社会人出身って感じがした。

 牧田は楽天戦では完封して、私をとても感激させたが、その次のソフトバンク戦では6回に連打されて負け投手になっていた。
 中日戦では、修正してきたようで、ほんと見事でした。

 真横から見てるからコースはわからないのだが、緩急がほんと面白くて。

 中日打線も打率眺めると「どーしちゃたの?」ってくらい、主力が散々だけど、和田や森野が「あれ?」と首を傾げる場面何度も観たし、中日打線も困っていたと思う。

 そんな中、一人で黙々とヒット打っていたのが佐伯だった。

 かつての「横浜の中心選手」であった佐伯は今年は中日にいるのだが、中日ユニ着てる姿を初めて拝見したので、けっこう感慨深かった。

 つーか、私が中日投手の練習風景に釘付けになっていた後ろで、子供連れのお父さんは、打撃練習の方に注目していて「お、今打ってるのは誰だ?佐伯か?いやあ、いい意味で力が抜けてるいいスウィングしている。やっと調子出てきたな。佐伯はまだノーヒットだけど、今日は活躍してくれそうな気がする」と、ずっと子供に語っていたけど、あのお父さん、見る目ありましたね。

 そもそも(連呼)、私は会社がシーズンシート買ってた関係で、けっこう横浜戦も観ているのですが、ここ数年は佐伯といえば「代打の切り札」だったり「守備固め」だったり(内川ファーストよりはマシ?)したので、「え?佐伯がスタメンなの?」っていうのに驚いた。

 さっきの中日ファンのお父さん情報では、今のところ結果出してない佐伯だったらしいが、中日首脳陣も、あのお父さんくらいの「見る目」あったらしく、それにパ主催試合だったので、ブランコはDHにして、佐伯スタメンにしてみたようです。

 しかし、試合のほうは、チェンが初回にホセに被弾しちゃって、いや、あのホームラン、「ああ、外野にふらふらっと高々と上がった」って感じだったのですが、入っちゃいましたね。

 チェンもなあ、2年前だか3年前に観たときには、内野フライばかり打たせていて「あの投球にはどんな魔法がかかっているのだろう」と思ったのですが、ここしばらくは、けっこう普通にセンター返しされてますよねえ。

 で、楽天に勝つまで無援護に泣いた牧田ですが、初回で3点の援護もらったので、けっこう大胆に投げていました。92キロのスローカーブとか、ほんと素晴らしくてね。ロッテ吉見が投げるスローカーブは「小馬鹿にした感じするからあんま多用するな」と思いますが、牧田のは、ほんと軌道が低くて、打者が困ってる様子がよくわかりました。

 しかも、その後にストレートの速球が来そうだっていうのは、シロートの私でも予想できることですが、それがわかっていても、実際に30キロ差の130キロストレートを上手く打つことが和田さんでも無理でした。

 いや、ほんと、牧田素晴らしかったよ。
 そこそこランナーは出るのだが、中日のミスもあって、8回まで無失点で抑えたけど、うーんでも、そろそろ限界かな?
 と思っていたのだが、「中継ぎと抑えが崩壊」している西武であるから、9回にも牧田が出てきた。

 そこで、やっとバカスカ打たれました。

 佐伯が二塁打打ったとか・・・・いい見せ場作ってもらったなあ。

 でも4点差あるしね。

 牧田がやっと一失点して、1アウトで降板。場内は牧田好投に惜しみない拍手が送られた。私の中では新人王決定である。いや、ほんと、いい投手だから。

 誰もが、牧田勝利投手を疑わなかったのであるが、次に出てきた岡本が「あ、あれ?」

 すごかったですねえ、怖かったですねえ。四球連発したんですよ。

 周囲の中日ファンは、ほんと狂喜乱舞してました。

 それでも4点差あったから、「なんとか西武が勝つだろう」と思って、すぐ帰れるように、内野指定席から外野席に移動しながら(西武ドームの入り口は外野席というかバックスタンドの裏)試合の行方を見守っていたのですが、外野席まで到達しても、まだ1アウト満塁とかで、また押し出しで点が入っていたりとか、「どーすんのこれ?」という惨状だった。


 とてもじゃないけど観てられなくて、球場を後にしたが、途中の電車内でケータイで試合経過チェックしてる人たちの様子から「あー、やっぱあのまま逆転されちゃったんだ」とわかりました。

 牧田もなあ、まさか、4点差の9回1アウトで降板して、勝ちが消えるとは思ってなかっただろう。
 9回まで登板しちゃったのが采配ミスよねえ。9回頭から登場してれば、岡本にしてもグラマンにしても、あんなことには・・・・・

 しかし、ビビって最後まで観られなかったが、猛打賞の上、決勝打も佐伯が決めたようで、佐伯のヒロイン見逃したのはちょっと後悔した。

5月19日(木)

●立派に育つお友達

 放射能信者の友人でも、侵入犯信者の友人でもなく「蕁麻疹」の話です。

 スーパーで買い物して、けっこう重たかったのだが肘にぶら下げて帰ったら、擦れて刺激になったらしく、帰宅すると「あ、またムズっとする」と肘の裏側を確認すると(裏側っていうか、自分にとってはこっちが表っぽいのだが・・・)ポツポツとまた小さく蚊に刺されたような発疹が数個・・・・

 自分の蕁麻疹見て鳥肌立ってしまった。

 ああ、そうだ、そうだ、子供の頃、蕁麻疹持ちの学友って、自分の蕁麻疹見て余計に悪化して広がっていたよなあ。

 そんでさ、そういう学友の蕁麻疹観察していると、最初はポツポツと出ているんだけど、だんだん合体してコロニーになってくる過程がよくわかったのだが、今日の私の蕁麻疹がまさにそういうことになっていて、ポツポツが集まってきて、「がっつりと蚊に喰われた跡」みたいになっていったのであった。

 うーむ、蕁麻疹持ちの学友の蕁麻疹観察に励んでから30数年後、まさかこうやってじっくり復習することになるとはなあ。
 長生きはするものである(笑)

 蕁麻疹が病気の一種なのかもよくわからないけど、病気といえば、宮崎の学校で髄膜炎で死亡した生徒がいて、集団感染が疑われる事態のようで、ニュースになっていたが、今日、エビワカちゃんと「風邪流行ってるねえ」なんて話題になったときに「そーいや、髄膜炎がニュースになっていたけど、あんま聞いたことない病気だった」と私が言うと、エビワカちゃんは「えええ?髄膜炎?こ、こわーい」と怯えているので、「え?知ってるの?」と聞いたら「なんか予防接種に入ってませんでしたっけ?日本脳炎みたいに」と言う。

 髄膜炎の予防接種なんて聞き覚えないなあ。

 ただ、私はただ「髄膜炎って何?」というだけだったが、小さい子供を抱えるエビワカちゃんとしては「そんなん流行ってるんですか?うちの子には予防接種受けさせたかしら?亡くなった子供がいるんですって?きゃー、こわいこわいこわい」という印象のようだった。

 こわいこわい連呼されても、って思ったが、どうやらエビワカちゃんの娘さんは日本脳炎の予防接種を受けていないので「なんちゃら炎」という「炎」繋がりで怯えているだけのようだった。

 日本脳炎の予防接種は私の時代は学校で全員接種していたが、エビワカちゃんの娘さんの時には「希望者だけ」というか、病院に行って自己負担でみたいなことになっているらしい。エビワカちゃん曰く「その少し前に、予防接種で何人か亡くなったらしくて、それで親の判断に任せることになったらしいんです」

 あー、そうだよね、私の時代は毎年のように学校で集団予防接種していたけど、今はそうじゃないんだよね。

 ただ、そうなると親も悩むようで、予防接種させなかった病気が流行して、それで子供が感染してしまったら「なんで受けさせなかったのか?」と後悔するだろうけど、「この予防接種はリスクもあるので、接種の義務はありません」って言われると「予防接種で死んじゃったら、それはそれで後悔しそうだし」と、どーしていーのやらという心境らしい。

 その普段は表面化してない小さな不安を私が髄膜炎のニュースの話したら急に噴火しちゃったらしい。

 親御さん達はいろいろ大変ですよねえ。

 放射能の影響だって、「心配だから学校給食は信用できないし、水も水筒持たせたい」って親もいるし「子供にそういうことをさせると、そっちのほうがストレスというか、イジメなどの原因になるかもしれない」って親もいるし、それは予防接種のリスクの話とちょっと似ているような気がする。

 いや、放射能は別に感染するわけでもないし、けっこう違うか。

 まあ、とにかく大人の場合は自分でインフルエンザの予防接種受けるか受けないか決めることができるし「放射能気にしてたらフツーに生活できねーじゃん」と、食材や水にどれだけ気を使うかも自己判断でできるけど、子供の場合はね?

 ただ、親が冷静にリスク判断できる人で、そこでしっかりと「自分はこう判断した」ってやれる人だったらいいけど、それですら正解はないので、難しいところだ。

 でも、エビワカちゃんの話を聞いていたら「予防接種を受けさせなくて、もし感染したら親のせい?そして、もし予防接種で子供が死んじゃったら、やっぱり親のせい?じゃあ、どーすりゃいいの?」っていうニュアンスを感じたので、こういうのはきちんと「国策」として、「全員強制。もし事故ったら国の責任なので、国が賠償します」ってほうがいいのかね?

 放射能汚染の避難民だってそうだ。
 「震災の被災者」と線引きされてるけど(天災というより人災の被害者として)、「国益」のために犠牲になってしまったのだから。
 でも、実際には「大企業がやらかした公害被害」でもあるので、ややこしーのだが。

 今日の報道では、首相が「発電と送電の分離もアリ」と言っていたようだが、実際には10年前に「電力の自由化」は小さくやっていたのだが、ままごとみたいなもんだったし、それに確か、アメリカでは電力の自由化のおかげでかなり混乱したということもあり、私はこういう「日本での、なんちゃって電力の自由化」は、それはそれでアリと思っていたのである。

 携帯電話の競争とは違うと思っていたし。

 ケータイはさ、繋がり難くても、イライラするだけで、それなりに支障はあったけど、企業の生産性にはそれほど影響なかったはずだが、電力はね?

 電力の場合には「あら、うちの商品大人気で、入荷3ヶ月後です。あざーすwww」じゃ、済まないから。

 なので、独占企業にやらせて「ほんとだったらもっと利益出るんだろうけど、最大消費電力に合わせて余裕持って設備投資しないとダメよ」ってことだったのでは?

 「おかげさまで完売です!」が許されなかったからねえ。

 そっか、この夏の電力は入札式にしてみたらいいじゃね?

 7月後半の猛暑のある日、ああ、そろそろ最大消費電力のピークって最中に、「はーい、需要が供給超えそうなので、ここからはヤクオク入札方式で、電力供給しまーす」で、高値をつけられた企業は営業して、そういう資金力無いところは店じまいして早退。

 そして帰宅しても家の電気が付かない。
 自宅も電気オークションで勝ち抜かないと電気が来ないのだ。
 「うわ、一時間に千円も払えない」って人は虚しくエアコン無し。

 で、電力オークションに疲れ果てた所得に余裕のある層は、こぞって自宅に太陽光発電装置をとりつけ、「東電から電気買ってるの?」っていうのは貧乏人ばかりになってたりして。

 つーか、停電してるとオークションにも参加できないよな(笑)

5月18日(水)

 昨日の巨人戦は、星野監督もお怒りのようでしたが、まあ、普通、怒るわな(笑)

 私としては、やっとサンチェスの化けの皮が剥がれたので「やっぱ、この投手怖いわ」と、ニコ生では「ええの獲ったでえ」という雰囲気だったので、やっと私の印象と結果が一致したので、よかったのかも。って、ちっとも良くないけど(笑)

 えーと、今日はロッテの吉見が「あーん、私がまだ浦和で観てないのに」一軍登録されて、先発していたので「あーん、勝てよ」と思ったんだけど、5回三失点の「いつもの吉見」でした。

 そんで楽天は、阿部にホームラン打たれたと思ったら、こっちは中村のホームランで同点にしたと思ったら、また阿部にホームランで、「いいから阿部は福島原発でその才能を発揮しろ!」とヤツ当りしたくなるような状況でしたが(どういう場面で活用するの?)、そしたら中谷がホームラン打ちまして、ニコ生に集まる皆様は「もお、今日は面白すぎる」と笑い死に寸前の試合でございました。

 ああ、結局延長線になっちゃった。

 さて、地震でいろいろ崩壊していた友人宅の写真を撮って送ったら、じっくり時間かけてやっと返事が来まして、そこには写真に写ってないところを必死で気にするコメントで溢れていて「あの、だ・か・らー」と嘆くのは想定内。

 一年経っても、友人の状態があまり良くなってないのがわかった。

 向こうもそれを明言すると私と水掛け論になるのはわかっているようで、「私の記憶と部屋の様子が違うのは侵入犯のせいだ」とは書いてないけど、私が写真に撮った「震災の被害」は無視して、「その横にあったはずの箱が見当たらない」とか、あら探しに必死のようです。

 はあ、なんか面白いことないかねー。巨人に連敗してちょっとストレスが溜まっている(笑)
 横浜が6連勝くらいしてくれると、楽しくなるのだが、はー、それは、「福島原発がなぜか6月中にうっかり安定冷却できちゃいました、えへ?」ってくらい、ありえねーよな。


5月16日(月)

●世界にひとつだけの花



 隣の家のボロい瓦屋根に蔓延る苔が美しく輝く季節を迎えましたが、同じく私の毎年楽しませてくれる「雨どいに咲く草花」は今年は黄色い花でした。(これまで、ずっと紫色の花だった)
 うーむ、しかし、これって、ほんと、ワビサビの極みよのおー。

 利休が蘇って、うちのベランダを見せたら、絶対に大絶賛だと思う。
 うちのベランダで茶会やろーぜ。

 震災の時には、「隣の家の瓦屋根大丈夫だっただろうか?」と心配したのだが、無事でよかったです。

 この借景がうちの部屋の命であるからなあ。

 さて、土曜日はやっと会社に溜まっていた「誰も処分しようとしない謎の書類箱」をいくつも廃棄して、かなーりすっきりしたのだが、その勢いで自分の部屋も掃除しようとしていたら、「小山のロングリリーフ」にすっかり魂奪われてしまい、全然掃除できませんでした。

 借景は完璧なのだが、室内がこれじゃなあ。

 ほんと、外面いいっていうか職場ではたぶん、キレイ好きだと思われているだろうし、台所のフキンがきちんと畳まれてないと、文句は言わないけど黙って整えるくらいなのだが、自宅のフキンはヨレヨレでも全然気にしないのであった。

 ほんと、金にならないと掃除しないんだよなあ。
 職場がだらしないことになっていると、社員の士気も落ちるし、来客にも不信感与えると思うので、「そうなると、私の給料も上がらないわ」とせっせっと掃除するのだが、自宅が汚部屋になっていて、私の女子力が著しく下がっていても、私の稼ぎには全く関係ないのでどーでもいーらしー。

 そういや、震災後に会った友人が「ツイッターでも、リアルでも、なんか急に結婚する人増えた」と言っていたっけ。
 私はずっと会う機会のなかった共通の友人も、とうとう入籍したとか。
 逆に「えー、あの子、まだ結婚してなかったの?」って思ったが、美人っていうわけではなかったが、なんか妙にキリっとした色気のある子で、知り合った頃は有名宝飾店でバリバリと働いていたのだが、クラブ遊びにハマって辞めてしまい、一時期は「クラブのホステス」として働いていたのだが、ちょうどそのころ、趣味でクラブイベントを主催していたりして、そこに遊びに行くと「あーら、いらっしゃい」と色っぽく挨拶してくれたので「うわ、男はこれに騙されるんだwww」と、とても勉強になったりした。

 男性にも女性にも「いい女」と絶賛されいた彼女だったが、男運というか、男選びがイマイチで、なーんか女殴りそうな男とばっか付き合っていた印象があったけど、40歳前後になって、やっと同棲していた彼氏と震災に背中押されて入籍したらしい。

 さらに「ゲンダイ」では、そういう現象のオヤジ目線な記事があって「女性はこういう事態の時には、子孫を残そうと、不倫相手をバッサリ切って、結婚願望が高まるらしい」と「オレ達的には、早く平時に戻ってほしい」というクソ記事載っていたけど、昨日だか今日の大新聞の記事にも「結婚相談所大繁盛」という記事が載っていたので、震災をきっかけに結婚願望が高まっているのは事実らしい。

 ふーん?
 まあ、確かに、首都圏でも3.11の帰宅難民となった夜や、その後続いた余震でそうとう心細くなった独身の人は多かっただろうなあ。

 なるほど、私みたいに「あー、一人でよかった」と思った人は少数派だったんですかね?
 スーパーの棚がガラガラになったり、水道水から放射性物質検出って時には心底「あー、こりゃ子供いる人大変だなあ」って思ったので、「気楽な身分の私はミネラルウォーターなんて要らないので、皆さん、頑張ってください」って感じだった。

 緊急地震速報がビュンビュン鳴ってた時には、実家暮らしの女子が「会社で皆がいる時はいいけど、家でたまたま一人の時とか超こわい」と言っていたので、私とK嬢がすかさず「毎晩そうですけど?(笑)」と突っ込んだっけ。

 確かに会社で緊急地震速報が鳴ると、みんなでワーワー騒いでけっこう楽しかったんだけど、自宅で独り寂しく身構えるのは別に辛くもなかったし。
 でも、やっぱし避難所で一人で暮らすのはちょっと嫌かな。いや、その時になってみないとわからんが。

 話は変わるが、先週は天皇皇后両陛下が福島の被災地をお見舞いに行っていて、「皇室やるなあ」って感心したけど、福島産の野菜も持って帰ったらしいし、ほんと見事な広告塔ぶりであった。雨の中、傘をささずに黙礼してたし、ほんと見せ方が上手くて感心しました。プロの「皇室」としての仕事を堪能させていただきました。

 今朝の「とくダネ」はメインキャスターの小倉さんを福島取材させていた。

 避難地域20キロ周辺も歩きまわっていて、けっこういい取材でした。

 ほんと、前にも書いたけど、福島のあの周辺はテレビ画面で観ても「ああ、いいところだなあ」って思うわけですが、住んでいる人たちも愛着感じて住んでいたんだろうけど、ほんと、住民には何の落ち度もないのに、住む土地を離れないといけないって、ほんと、テレビで観ていても辛くなってくる。

 まさに、先の戦争の時の沖縄みたい。「ざわわ、ざわわ♪」って「さとうきび畑」の歌の「むかし 海の向こうから いくさが やってきた」っていうのと同じように、「放射能がやってきた」んだよね。

 「とくダネ」では、計画的避難地域から避難した大家族を取材していたけど、その家族も避難するのは本意ではなかったようだが、小さな子供をずっと外に出せなかったし、家族共々「比較的安全な地域」に移動して「やっと、夜ぐっすり眠れた」と言っていたので、それまで物凄いストレスに晒されていたんだよなあ。

 残念ながら、彼らがすぐにあの美しい土地に戻れる見込みはとても少ない。

 半年後、少しは進展してるといいな、って程度っていうのか、なんてゆーのか、なんだかそれって「半年後、私とイムさんの仲が少しは進展してるといいな」って感じに思えて背筋がゾっとするけど、なんとかなるんですかね?

 なんともならないと、どーなるのかも、よくわかりませんが、とりあえず、また週末に「北関東産の野菜を消費してやらんと」という使命感にかられ、鍋いっぱいにスープというかごった煮みたいなの作ってしまったのですが、暑くなってきたのでこれが日持ちするか心配になってきました。

 放射能と違って、ちゃんと煮れば大丈夫だろうけど、火を入れながら何日持つんだろう?

 でも、グズグズになったブロッコリーはまたしても、とても美味しいのであった。

   


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