可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました


4月29日(金)

 よがっだあああ、楽天勝ったよおおお

 それにしても、あんな満員のKスタ初めて観たが、そりゃ東京にいる私だって「震災の影響で野球がああああ」とあんなにガッカリして、2軍の試合が開幕すると一目散に駆けつけたりして(おかげでジャイアンツ球場にまで行ってしまった)いたので、仙台周辺にお住まいの皆様にとっては、ほんと待望の試合だったろう。

 娯楽に飢えていただろうしねえ?

 お天気良さそうだったし、よかったなあと、客席で元気に応援する客がテレビ(ニコ生だけど)に写るたびに、うるうるしてしまいました。

 試合の方は、さすが貧打を誇る両チームというか、まあ、マー君も、PARKさん(メジャーで大活躍した朴さん)も好投したからねえ?しょーがないんだけど、まあ手に汗握る試合というか、「今日は負けるとシャレにならんのだが」とドキドキしましたが、最後は嶋選手会長のまた見事な生徒会長的スピーチで締められてよかったです。

 楽天ファンの間では「暑苦しい」と、去年まではヒーローインタビューの時によく言われていた嶋の喋りですが、先のチャリティ試合での「見せましょう!野球の底力を!」というスピーチがテレビ受けが大変良く、めざましテレビでも大塚キャスターに「嶋選手のスピーチは心に響きますね」と褒められていた。

 会社で雑談している時に、野球はそこそこ知ってる人に「楽天の嶋って話題になってますけど、嶋って広島じゃなかったっけ?」と真面目に聞かれて「いや、広島の赤ゴジラの嶋はまだ広島にいますってwww 楽天の嶋はノムさんにベンチ内で説教されていたので有名だったんですけどwww」という話をしたけど、「説教の嶋」が「スピーチの嶋」になっちゃったな。

 というわけで、ですから、テレビ受け(一般受け?)がいい嶋のスピーチですけど、今日のスピーチも一般ニュース番組でも流れるかもしれないけど、真面目にスピーチする嶋の後ろでガムくっちゃくっちゃってゆーか、風船作ったりしている外人がいますが、あれはサンチェスっていう新加入外人で、英語苦手だからルイーズがスペイン語通訳してあげてるというエピソードもありましたが(おかげでルイーズは「通訳」というアダ名になった)、ベネズエラ出身でアメリカに3年いても英語もロクに話せないくらいですから、日本の行儀作法もまだ全然わかってないだろうから、勘弁してやってください。

 つーか、アメリカでもベネズエラでも、あんな場面で風船作ってたらお行儀悪いんじゃないの?

 そのサンチェスの横で、神妙な顔して微動だにしなかったスパイアーがニコ生では人気急上昇していました。スパイアーは星野監督にも「あいつは、人生を賭けてるんだ!」と評価されていたし、活躍してほしいなあ。来年、巨人のストッパーとして引きぬかれてもいいよ(笑)

 試合終了後は、ヒーローインタビューもなく、セレモニーの後、選手達がグラウンドを回って(まるで優勝したみたいで笑ってしまいましたが)、選手達が次々と客席にボールを投げ入れる姿がとても楽しそうで、そして、とても美しく、ずっとその様子を眺めていたかった。

 個人的には、この間の西武第二球場で私と一緒に強風に煽られていた横川が(練習中は内野側に入れてもらえなかったので、ライト後ろの横川のすぐ後ろでずっと待っていたので)、また一軍に上がっていたのが嬉しかった。相変わらず守備固めにしか登場しないんだけどさ。

 楽天ファン的には、裏で(そっちが表?)でやっていた、横浜×巨人戦での、渡辺直人の活躍も楽しかった。(二安打)

 あと、私が「左投げ右打ち」というだけで注目していたロッテの竹原がオリックスに金銭トレード!
 去年、浦和に二軍の試合観に行っていたときに、後ろに座っていた大学生のグループが「ところで、なんで竹原は一軍にいるの?」「竹原は自分の立場全然わかってないよな」「もっと危機感持たないとなあ?」「危機感があるようには思えないよな。オレよりも危機感ねーよ」「wwwwって、比較対象がそこなのかよwwww」と会話していて、思わず吹いたが、まあ楽天の横川よりは危機感あったと思うが(笑)、だって、ロッテの外野ってサブローに大松がいるから、ね。そんで、岡田とか清田とか神戸あたりが争ってる感じ?

 オリックスだと使い道あるのかなあ?センター坂口とレフトT岡田はいるけど、そーいやライトが空いてるか。

 今日はサッカーも仙台で試合したけど、ベガルタも勝ったのね。レッズも空気読み乙です(笑)

 まあ、ああいう状況下で試合する相手チームも大変だろうけど、明日からはたぶん、フツーな雰囲気になると思いますので、オリックスも頑張ってね。つーか、私は平野や岸田が観たいのだが(笑)

 さて、一昨日、西武第二球場に行った帰りにやっと友人宅の地震での被災状況をデジカメにおさめて、メールで送ったのだが、返事こないな?
 やっぱショックを受けてしまったのだろうか?つーか、また思考停止しちゃったかもしれない。腕時計探してくれってメールが来たときにも「ありましたよー、送ろうか?他にも送ってほしいものがあったら言ってね」と返事したら、「少し考えてみます」って何を考えているのかわからなかったが、その数ヵ月後に「他に送ってもらう物を考えていたら頭ぐるぐるしちゃって」と書いてきたので、なんか考え出すと、そこで止まってしまうらしいようだ。

 まあ、比較的元気だったときにも、居酒屋に入ると全然メニューを決められなかったりしたしなあ。そもそも、入る店を決めるまでに異常に時間がかかっていたし。

 さて、どんな返事が来るのか楽しみだ。また「これは地震だけの被害じゃない、全部侵入犯のせいだ!」とか言い出さないかな、ってちょっとワクワクしてみたりして。(つーか、最悪の事態を想定して、ちゃんと心構えしてるだけです)

 
4月28日(木)

 ふーむ、ついこの間まで「え?広島首位?」だったのだが、いつの間にかヤクルトが首位になっていた。そーいや、地上波放送していた巨人戦でも、打ちまくってたので楽しかったなあ。(アンチ巨人なので、とにかく巨人が負けているというだけでテンション上がる)

 やはり、乳酸菌が放射能に効くからだろうか?(笑)
 放射能教信者の友人によると「納豆やビールがいい」らしいので、乳酸菌もいいのかと(笑)

 まあ、積極的に納豆を食べるのは(西日本からお取り寄せしてるらしいが)、イソジン飲むよりはよっぽどいいでしょう。(友人は私にも勧めていたが、ホントにイソジン飲んだらしいから)

 そういや、昨日のヤクルトの先発は由規くんだったが、試合前にずっと行方不明だった高校時代にバッテリー組んだ先輩のご遺体がとうとう見つかったという知らせが届いたとか・・・・その記事を今日の昼間読んで、会社でもらい泣きしてしまった。

 さて、放射能の話に戻ると、私は別に「東京でそんな気にすることないよー」と言うつもりは無いし、輸入ミネラルウォーターでご飯炊くのも「やりすぎ」とも思わないのだが(米洗うのまでミネラルウォーターっていうのは贅沢ね、とは思うけど)、ただ「なんか体調が悪い。放射能のせいだ」と言うのはヤメれってだけ。

 ちゃんと情報収集して真剣に勉強しているのなら、今の東京のレベルでは、「ただちに健康に影響のないレベル」ってことはわかるだろう。放射能の怖いところは、けっこうな量を浴びてしまっても、全然気がつかないことだろう。かつての、光化学スモッグみたいに、すぐに吐き気や目眩を引き起こしたりしないのだ。

 農薬と同じで、そりゃ大量に摂取すれば死ぬけど、微量を摂取しても、すぐに健康に影響は無いけど「長期に渡って摂取したら?」って心配するのはわかるけど、だから普段は無農薬野菜を食べている人が「外食したら具合が悪くなった。農薬や添加物のせいだ」って言うのは、ちょっとなあ、って思うのと同じ。

 昔の上司が、無農薬信者で、彼女がその宗教の仲間である出入り業者とOリングの話をしていたので「Oリングってよく聞いたけど、なんなんすか?」と聞いたら、「じゃあ、やってみてあげる」と片手に砂糖を置かれて、もう片方のOにした指を「ほら?違うでしょ?」となんか引っ張られたが、私には、何がなんだかわからず、「おかしいわねえ、普通は砂糖ですぐわかるんだけど、工業製品だから」とブツブツ言っていたが、「普通」はそういう「体に悪い物」を片方に置くと、Oにした片手の締まりが良くなるんだか悪くなるんだか、なんか変化があるらしかったが、自分で試した結果「ふーん、結局、持った素材を自分がどう判断しているのか、ってことがわかるだけか」と思ったっけ。

 で「これは、体に悪い」と思ってる物を嫌々食べることもなかろう、って思うわけです。
 そういうストレスのほうが体に悪そうだし。

 ただ、その上司は、お昼を一緒に食べても「お肉は体を酸化させるし、体に悪いし、それにウンチが臭くなるのよね、だから、あげる」と、よく私にくれましたが、そんな事言われながら貰っても複雑な心境だったが、食べ盛(?)だったので、気にせず頂いておりましたけど、もうちょっと言い方あるよなあ、とは思った。「私はもう、こんなにお肉食べられないから」とか。

 当時のその上司の年齢と同じくらいになった今は、ちょっとその気持がわかってきました。あんま肉食えなくなったし、食べれば食べるだけ太るし、「若いもんにおすそ分けしよう」って気持ちだったんでしょうけど、ほんとは食べたかったので、必死に「肉は体に悪いから」って自分に言い聞かせていたんでしょうね。いい迷惑でしたが(笑)

 ええと、話が逸れてしまったが、今日のニュースで、福島の郡山市だったっけ?小学校の表土を除去したら、住民から賛否両論の嵐だったとか。
 市としては「保護者の不安を取り除く」という意味でやったみたいだけど、住民からは「国が安全だって言うのに過剰反応だ!」という反対意見も多かったらしいが、短いニュース報道からはどういうことなのかよくわからなかった。

 いろいろな立場の人がいるだろうからなあ。
 保護者としては、「少しでも数値を減らしてほしい」と思うだろうし、農業や観光業に従事する人は「国が安全っていうのに、過剰反応だ」と思うだろうし、さらには、除去した土が運ばれる地域の住民のキモチもあるでしょう。

 いろいろ難しいね。

 今朝のテレビでは、福島の「耐震重要棟」だかをビデオ取材した映像が流れていて、多くの人がそこで働いている様子がわかって面白かったが(あと、下請け作業員だけじゃなく、東電の社員も大勢いるらしかった。どっかの週刊誌の中吊り広告で「ヨシダというキーマンがいる」と書かれていたが、その吉田所長が自ら案内してくれてた。普通の穏やかそうなオッサンだった)、その取材した人が「東電が発表した安定化までの行程の実現は難しい」と述べていて、テレビの中の人も「欧米では、こういう場合、最悪のシナリオも発表して、そこから引き算していくのに!」と言っていたけど、この間、菅首相の発言ではなかったと撤回されたが「10年や20年は避難するかもしれない」というコメントが流出したら、「簡単にそんな最悪なこと言うな」って雰囲気だったので、どっちなんでしょうね?

 テレビ的には、もう原発報道に飽きている感じも見える。

 ただ、会社での雑談で拾った限りでは、やはり子持ちの人たちは「風評被害と言われるかもしれないけど」と前置きしながらも、関東産の農産物や魚介類を信用できないと言っているようである。

 さて、明日からゴールデンウィークだ。
 三茶の駅の周囲の居酒屋の前で「ここも満員?今日はどーなってんの?」と嘆くサラリーマン集団を見かけた。
 ゴールデンウィーク前に「ちょっと一杯」という客が多かったらしい。居酒屋の経営者としては「もう少し分散していただけませんかね?」と嬉し涙というか、悔し涙だったろう。

 そういや、放射能信者の友人の関心は、ホリエモンの有罪判決に移っていた。

 私としては「へ?ホリエモンの裁判ってまだやってたの?」だったので、何がなんだかよくわからない。

 あー、ヤクルトまた勝ったの?
 どーしよ、私が「そろそろ連敗阻止しに行ってやるか」って日から連勝中なんだが(笑)

4月27日(水)

 休み。
 朝から強風だったが、予定通りに西武第二球場に行ってみた。

 やっぱし、すごい強風でした(笑)
 私の野球観戦史上最大の強風!

 その土埃舞う中に4時間もいたので、すっかりくたびれてしまった。こんなの中学校の部活以来だな。

 まあ、試合は楽天が勝ったのだが、西武の投手打たれすぎだったし、内野手エラーしすぎだろう。それも、強風によるフライの捕球がっていうのならわかるけど、ゴロの捕球ミスとか送球エラーで投手の足ひっぱりまくっていた。

 そして、楽天の投手もボコボコ打たれていた。
 先発木谷は、アクシデントで急に降板したが(どうしたの?足でもつった?)、その後の土屋はロングリリーフ慣れしてないのか、後半から連打されてしまったし、松崎は松崎らしくビシバシと勢い勝負で、勢い勝ちしていたが、2軍に落ちたばかりの川岸がフルボッコで有銘に交代すると、有銘も四球出して連打とか・・・・・
 でも、有銘は最終回だけは気合だけで投げている感じで、なんとか逃げ勝った・・・・やればできるじゃん?(・・・なのか?よくわかんない)

 打者の方は、同じく2軍落ちホヤホヤの草野がさっぱりで「スランプどっぷりだな」って感じでした。

 えー、そして、試合よりも、西武第二球場での私の楽しみは「ボールボーイ役のかわい子ちゃんチェック」です(笑)
 今日の西武のボールボーイは、やはり二軍落ちしたばかりの雄星君でしたが、もう一人が知らない子で前川恭兵君というドラ4のルーキー君18歳であった。おや、恭兵君ってことは、君の両親もヤクルト村中と同じく柴田恭兵ファン?

 その前川君がなかなかの清純派だったし、所作が美しかったので、要注目だ。
 でも、私が「ボールボーイ所作」で認めた選手ってあんま出世しないか(笑)、今のところ。楽天の山本君はそれで私に認められたが、まだヒヨっこだしなあ。でも、だんだん見た目の雰囲気がナカジっぽくなってきたのだが、見た目だけだからなあ。でも、打撃はそれなりに目をかけられているらしく、今日もDHで出ていてヒットも打っていたけど、見逃し三振が多いぜよ。

 そんで、一応、雄星の方が先輩だから、雄星が「主審にボールを渡す役」で前川君がファールボール拾いに行ったり、打者の残したバットや、出塁した打者の防具の回収と走りまわっていたのだが、雄星ったら、やっぱしちょっとボーっとしていて、主審に「ボールください」と声をかけられても上の空で、とうとう主審に「雄星君!」と名指しで呼ばれていて、超笑った。有名人は辛いね。

 あと、雄星君がイニングの合間に主審にボール渡そうとしたら、主審に「ちょっと待ってて」と制されていた。だって、投手交代の場面だったから主審は先に監督から選手交代を確認して、ネット裏の記録員やウグイス嬢にそれを伝えるのが優先されるのは当たり前なのだが、雄星君は審判がテキパキとその仕事をこなしている後ろをボール持ってついて回っていたので「こいつ、使えねー」と大爆笑しました。

 いや、いいんです。投手ってあのくらいKYで自己中じゃないと務まらない部分もありますから。

 それに、石井投手コーチはけっこう雄星を可愛がっているようで、いろいろ話しかけておりました。

 その石井投手コーチですが、私の隣にいたオバサマ二人組も目の前を通った石井コーチを見て「石井コーチって、ほんと見た目がアレというか、おっかなそうよね」と言っていましたが、ほんと、私が心に思い描く「ヤクザの若頭」って感じです。

 そうそう、デーブ事件で雄星を殴ったのどうのっていうのが話題になったときに「えー、そんなの絶対に石井コーチが許さないだろうから、ありえねー」と思ったっけ。
 石井コーチの舎弟に手を出したら、絶対に三倍返し以上にボッコボコにされそうです。


 しかし、私は今日、その強面の石井コーチの別の顔を見てしまいました。

 ですから、石井コーチはネクストバッターサークルの後ろのボールボーイ席に座る雄星君と前川君の横にずっと座っていたのですが、試合中盤のグランド整備休憩の時に、前川くんに「ちょーだい」と手を出していたので「こんな、目立つところでカツアゲか?www」と思いきや、前川君が後ろポケットに手を入れて、おもむろに取り出したのは飴ちゃんでしたwwww

 「お前は、飴ちゃんオバチャンか?wwww」とネット裏から心の中でツッコミましたが、石井コーチは前川君の手の平に載った飴から好きなのを選び、それを口に入れると、今度は前川くんがまた手を差し出すと、飴の包を前川君に渡していた。

 「そ、その包紙、ミルキーwwwwwww」

 そして、飴は左のポッケで、ゴミは右のポッケときちんとポケットを使い分けてる前川君www,つーか、石井コーチよ、ゴミくらい自分で処分しろよ!

 しかし、その光景は後半になって(西武の投手がフルボッコされるからイニングが長かった)また繰り返されたのです。その時には、石井コーチが「飴くれ」じゃなくて「ミルキーくれ」と指示したのか、ミルキーが手渡され、また包み紙だけ返却されていました。

 あー、面白かった。

 こんな光景が観察できるのも、西武第二球場の楽しみです。

 あ、あと、西武の若手選手では、熊代君っていうオールドスタイルで小柄な子で、楽天ではああいう若手量産中なのだが、西武では珍しかったし、練習中もけっこう声出していて、キビキビした動きが気持よかったので「要注目」と日記にメモしておく。

 楽天の方は・・・・ショートの西田の動きが生き生きしててよかった。西田も所作の美しい子なので、去年から注目してきたが、だんだん華が出てきたのでちょっと嬉しい。

 双子選手として一部では有名な、育成枠の川口は、相変わらず便利に使われているようで、内野手なのに、すっかりセンタースタメン起用されているけど、外野守備センスがけっこうありそうなあたりも「ウッチーみたい」なのであるが(見た目というか体つきもそっくり)、打撃がなあ。
 どうして、あっさりと送りバントをしないのだろう?
 もしかしたら「あっさり送りバントしないで、もっとイヤラシく」という課題を与えられているのかもしれないけど、それにしてもイヤラシさを感じないので、せっかくチャンスを与えられているのだから、プロで生き残っていく技を磨いてほしいものである。

 中川は二軍ではすっかり風格が出てきたので、今年もまた1軍上げのチャンスがあるかしらね?岩村も今んとこ微妙だし、草野もスランプ中だし、今年あたりから、本格的にお試ししたいところだ。

 まあ、西武の浅村(ナカジの後継者)が去年「おや?そろそろ1軍でお試しする?」って雰囲気だったが、それほど1軍で起用されないまま今年を迎えたが、今年は本格的ブレークの予感なので、中川も来年あたりかなあ。

 育成って難しいですなあ。


4月26日(火)

 俳優・田中実氏の自殺報道に軽くショックを受けていたのだが(同じ年だったし)、それよりもエビワカちゃんが「この人、なんとなく顔は観たことありますけど・・・」と言ったことのほうがショックだった(笑)

 そりゃ、最近はあまり見かけなかったけどさあ、20代の人には「なんとなく顔は観たことがある」っていう存在だったのね。

 亡くなったといえば、スーちゃんの葬儀の様子を朝のテレビでも放送していたけど、「本人のメッセージを録音」って凄いなあ。つーか、もう末期だったろうから、麻酔薬が効いてる感じの喋り方がジワジワと怖かった。

 しかし、震災以降、最初に震災からトップニュースの座を奪ったのが「小学校の集団登校行列にクレーン車が突っ込んだ」というニュースだったというのもなんだか複雑な心境だったが(容疑者が「てんかん持ち」だったらしいあたり、さらに複雑)、その次が「元キャンディーズのスーちゃんの訃報」だったということは、10年後に懐かしく思い返したいと思う。

 スーちゃんの旦那さんが夏目雅子の兄だという話も久々に思い出したし。
 結婚した当時も「妹が夏目雅子で、妻が田中好子って、超うらやましい」と女心にも思ったが、そーいや、夏目雅子の元夫で、その後、いつのまにか篠ひろ子と結婚していた伊集院静っていうのも、私のオンナ心的には「男の夢」である。

 そして、美人女優を妻にする男性にはついつい激しく嫉妬してしまうので、私の一番の天敵は糸井重里なのであった(笑)

 さて、久々に地上波で巨人戦を中継しているが、ヤクルトが頑張っているというか、巨人が炎上しているではないかwwww
 ピロヤスのヒットをテレビで観られたので、私は大変ご機嫌である。

 テレビでは観られないけど、楽天と西武の試合も、岩隈×涌井で意地の張り合いが進行中らしい。・・・・おっと、最終回で大劇場したようで、クマったら147球ですって?おお、もおおおおお、相手が涌井だとほんと意地張るなあ。観てる方としては面白いんだけどさ。

 そして、私の吉見(ロッテ)は、地味に二軍落ちしてました。(あれ?内君ったらまだ二軍なの?と思っていたら吉見と入れ替えwww)
 ロッテは、木村、那須野、吉見と「長身左腕」を揃えて「三人足すと、和製ランディ?」と噂されてますが、やっとその三人が浦和に勢揃いするのか?そ、それは観に行かないと(笑)


4月25日(月)

 先週は木曜休んで、土日は出勤という久々の変則スケジュールなので、なんか違和感。次の休みは水曜日。まあ、百貨店勤務だと思えば普通か。

 そんなわけで、昨日も帰宅すると、「楽天戦で祐ちゃん登板!」を鑑賞していたのだが、斎藤君の「持ってる」ぶりをほんと堪能させていただきました。
 昨日もせっかくのチャンスでランナー憤死が続き、「ハンカチ王子は、なんか変な電磁波をマウンドから出しているのではないか?」と思ってしまいましたが、冷静になって考えてみれば、いつもの楽天野球が展開されただけなのかもしれない。

 しかし、ハンカチ君がなんであんなに人気があるのか、やっとわかったような気がする。どんなにピンチになっても、あの「遠い目」で淡々と投げる姿が実に美しかった。闘士剥き出し型じゃないことが評価されていたことは知っていたが、やっぱ自分の目で見てみないとわからなかった。そういう意味では実にテレビ向けの選手だが、生で観るとどうなんだろうね?今年そういう機会はあるかしら?

●子供の名前

 昨日の仕事は、他部署の手伝いだったのだが、子供の名前のデータ入力の仕事が少しあって、改めて「最近の子供の名前の凄さ」について、皆で盛り上がってしまった。

 どういう漢字だか聞くの忘れたが「ニイト君」っていう名前があったらしく、入力していた社員が「ニートってwwwww」と大爆笑していたら、隣に座っていた人が「就活のときに『本気で就職する気あるんですか?』と、イジられそう」と言っていたけど、まあ、その子供が成人した時にも「ニート」という言葉が現役だかわからないが、英単語のNEATを狙ったんだとすると、悪い意味じゃないんだけどね。

 あと、女子の名前で「マリリン」って言うのも(どういう漢字だったか忘れた)、勇気あるよなあ。
 そりゃ、ゴージャズな美人に育ったらいいけど、私みたいな仏像顔だったらどうすんのよ?しかも、40代半ばの私が得意先で「宮野マリリンです」と名刺出したら、ウケはとれるけど、ね。

 そして、ほんとに「子」のつく名前は絶滅危惧種なんだなあ。前に同じ仕事したときには「さすが、うちの顧客はインテリ度が高いので、子のつく名前もけっこういるな」と思ったのだが、今回、ほとんど見かけなかった。

 でも「子」の付く名前なんて、そもそも歴史浅いしな。
 うちの母方の祖母は「みつ」だったが、その名じゃダサいと思ったらしく、非公式には(句会の会報とか)「美津子」と名乗っていたっけ。祖母宅に行ったときに「美津子様」宛の郵便物を見つけたので、うちの母に「あれ?正式にはこれなの?」と聞いたら「自分で勝手に名乗っているらしい」と教えてもらった。

 「子」の付く名前が庶民でも普通になってきたのは、現在60代半ばのうちの母親くらいの世代からですかね?

 それまでは「子」の付く名前って、上流階級のお嬢様の名前限定だったのかしら?
 元々は貴族階級の子女の呼び名だったみたいだし。(平安時代には中宮クラス限定)

 たぶん、うちの祖母が産まれた当時(100年近く前)は、女子に「○子」なんて名前つける習慣はなく、その世代が成人した頃(70年近く前)には「○子」が流行したように思える。ちなみに、私の父方の祖母は、生きていればもう100歳だが、「秋野」というとても風流な名前で、私の曽祖父がなかなかステキな人だったことが想像できて楽しい。

 そして、40数年前の私が産まれた時代には、○子から少し脱却して「まゆみ」とか「みゆき」とかが混ざるようになって、だんだん名づけの「水商売の源氏名か?」が進み、それもネタ切れになってきたら「当て字でフリーダム」が進んできたらしい。

 この間も、「星南」という名前をどう読むか悩んでいたら、エビワカちゃんが「セナじゃないですか?」と言うので、「ああ、なるほど、そうなのかも」って言ったら「子供の友人の名前がみんな、そんななんで、コツつかんできましたwww」と言う。

 「月をルナって読ませるのがけっこう多くて、葉月って書いて、ハルナっていう子もいたんですよ」って、そんなもん、フリガナ振ってもらわんと絶対に読めないよなあ。

 でも、「普通に読めなくて当たり前」という風潮は、実は経理事務的にはありがたかったりする。振込のときに「渡部和人」とかいう名前がけっこう困るのだ。「ワタベ カズト」なのか「ワタナベ カズヒト」なのかわからないのである。

 そして、そういう人って、フリガナ振ってくれてなかったりして、振込エラーがよく出ていたのだが、「フリガナ振らないと絶対にちゃんと読んでもらえない名前」の人のほうが、必ずフリガナ振ってくれるから「田中 剛」としか書いてなくて「これは、ツヨシなの?タケシなの?ゴウなの?」と悩むよりも(その時の正解は「タカシ」だった!)私の仕事的には「いい時代」になったのかも。

 欧米の経理担当者はそんな悩みなくていいわよねー

 でも、私は先日、ドイツに海外送金したのだが、ドイツ語の住所のスペルに四苦八苦でした(笑)


 ありり?
 楽天は川岸も井野も草野も登録抹消?

 井野と草野はともかく、川岸はけっこう良かったと思うんだけどなあ。
 そりゃ、逆転を許しましたけど、内容的には悪くなかったと思うし、もう少し使ったら、もっとよくなりそうな気がしたのに・・・・

 まあ、替りに誰が上がってくるのかね?
 と、「プロ野球の醍醐味は試合よりも、登録の抹消履歴」と豪語していますので、生暖かく見守りたいと思います。

●粋な支援

 フジテレビも早くから注目していたが、被災地のシロートビッグバンドにジャズの本場ニューオリンズから楽器の支援があり、避難所で演奏したというニュースはテレビや新聞などで「明るニュース」として報道されていたが、私も「ああ、気が利いてるなあ」と感心した。

 楽器なんて贅沢品ですから、支援物資としては優先順位低いはずですが、橋渡しした人がいたようで、その人がプレスリリースも上手だったのかもしれません。
 放射能信者の友人は「高円寺で反核デモやって、あんだけ人数が集まり、ツイッターでも盛り上がったのに、メディアに無視された」とがっかりしてましたが、根回しって重要なんですってば。

 そのシロート・ビッグバンドジャズ楽団は決して演奏が上手いわけでもなかったけど、被災地で被災者が演奏していることには大きい意味があったし、なによりも、金額的には微々たるもんだったが「本場ニューオリンズからの楽器の支援」というがいいよね。

 こういう時にはやっぱ「ブランド」って大きいよな。

 まあ、もっと切実にアピールしたいブランド抱えた企業がこぞって「無償支援」していただけるといいと思いました。こういう時の支援は後々まで効果的ですもん。弱ってる時にこそ、宣伝効果発揮しますから(笑)


4月24日(日)

 昨日の楽天戦は面白かった。

 まず、山崎長打で大激走して、三塁でアウトで大爆笑。

 そんな夜中じゃないけど、ほんとパソコンの前で大声でゲラゲラ笑ってしまい、「ああ、左右は防音が効いているけど、上下の部屋にご迷惑かけてすいません」と反省していたのだが、同点のまま9回裏にルイーズが打席に登場すると、実況アナが「楽天はサンチェスという選手を最近獲得したのですが、サンチェスは英語が苦手でスペイン語しかわからないらしく、日本人の英語通訳スタッフの間にルイーズが挟まってスペイン語通訳してあげているそうです」と紹介したので、「ルイーズは通訳スタッフだったのかwww」とニコ生が盛り上がっていたら、カコーンとサヨナラホームラン打ったので「通訳乙wwww」「通訳最強www」「本業通訳なのに、ついでにホームランwww」と異常に盛り上がったのであった。

 今日も、さっき帰ってきたら、同点になっていて、どうやらルイーズがまたホームラン打ったらしいのだが、すっかりルイーズのアダ名が「通訳」になっていて楽しすぎる。

 さて、今日の試合はハンカチ王子登場なのだが、さすが、斉藤君。ほっと神戸球場に客が沢山入ってるううううう。

 しかも、援護もらってるし、やっぱし「持ってる」?
4月23日(土)

 昨日はマー君で勝てませんでした(泣)
 それにしても、まだ始まったばかりだから順位とか全然気にしてなかったんだけど、まあ、横浜のまさかのスタートダッシュに狂喜したくらいか。「放射能の影響だ!(笑)」って。

 その横浜も今は通常営業になり順位を落としているし、楽天も似たようなもんだが、なぜかセの一位が広島なの?え?それは「放射能の影響だ!(笑)」って言い難いじゃあないですか(笑)

 もしかしたら、広島には放射能耐性があるのかも(笑)、てゆーか、先日の友人との放射能談義で「モスクワの自然放射線量が高いのは、チェルノブイリのせいに決まってる!」と言われて「そうなの?」と思ったのだが、調べてみると、確かにヨーロッパは今の東京よりも高い数値のところ多いのね。

 それがチェルノブイリのせいかのかはわからなかったが、もしそうだとすると、こうやって重大な原発事故が起こるたびに、地球上の放射線量はだんだん増えて行って、それと連動して生物の放射線耐性もだんだん上がっていって、1000年後には「マイクロシーベルト」なんて単位は使用されなくなるかもしれないなあ。なーんて、明るい未来(笑)を想像してみたりした。

 そういや、放射能信者の友人は「10代後半にチェルノブイリがあって、あれでいろいろ放射能の危険性を刷り込まれた」と言っていたのだが、私は前にも書いたが、チェルノブイリの時にあんま不安になった記憶が全く無いのだ。

 友人は「キヨシローが♪牛乳が飲みてーって歌も話題になったし」と言うが、そういや、あの曲がキヨシローが契約するレコード会社の親会社である東芝に配慮して、インディーズで出したという話は覚えているけど、当時、私の高校時代の友人が、その東芝の原発部門で働いていたりしたので複雑な心境だったのを覚えているなあ。

 チェルノブイリが話題になっていた当時、「イタリア産のパスタがヤバい」という話はなんとなく覚えているけど、丁度あの頃やっと「ディチェコ」とか一般的になり「イタリアのパスタは美味しいけど、ちょっと高い」という高級品の位置づけで、そんなしょっちゅう食べるもんでもなかったので、あんま気にしなかったような・・・・

 だいたい、チェルノブイリが25年前だっていうことは、私が初めて海外旅行で欧州に行ったのが丁度そのくらいの時期だったが、どっちが先だったのだろう?と思って、さっき古いパスポートを探してみたら、チェルノブイリ事故が1986年4月で、私が欧州旅行に行ったのは1987年5月で、「ヨーロッパへの影響」なんて全然気にしてなかったのでしょうね。いや、その時はすでに収束していたのかもしれないけどさ。

 さて、今日は出勤だったのだが、以上のように「友人は過度に怯えているように思えるが、その根拠はなんなんだろう?」と思って、いろいろ調べてみたのだが、例えば「帰国したら、なんか具合が悪くて、きっとアパートのベランダや廊下に溜まっている花粉や黄砂に含まれる放射能のせいじゃないかと思い、便利屋雇って掃除してもらったら、かなり調子がよくなった」と言うので「いや、花粉症でしょう」と言ったら「いや、チェルノブイリの時だって、200キロ以上離れたところでも、ホットスポットと言って、放射能濃度が高い地域があったのだ」と言うので「ホットスポットって、福島の場合は、飯舘村みたいなことなんじゃないのだろうか?」と思って調べてみると・・・

 http://d.hatena.ne.jp/nya0/20110412/p1

 チェルノブイリの時のホットスポットと日本地図重ねてみると、こういうことになるらしく、「なるほど」とは思うが、こういうのを見て、杉並区の自宅が「ホットスポットだ!」っていうのもねえ?

 しかし、チェルノブイリってほんと、凄い事故だったんだなあ。と改めて思ったりして。

 フランスが出した日本の被ばく量のシミュレーションみたいなのも、いっぱいユーチューブに上がっていたが、確かにああいうの観たらビビるかもね。野球界でも外人選手が続々と帰国しちゃったりしていたが、確かに海外の情報だと「危ないから逃げてー」ってことになっていたのだろう。

 まあ、今回のことで、「渡航自粛地域に生きるってこういうことか」と思ったんだけど、そりゃ、旅行者や駐在員は「ヤバいから」ってさっさと帰国するだろうけど、住んでる人はそう簡単には行かないし、意外と普通に日常生活を送っているということだ。

 同じじゃないけど、例えば、深刻な伝染病が流行してても、駐在員や旅行者はとっとと逃げるけど、そこで生活している人々は、注意しながらも普通に通勤通学するしかないわけで、中国のSARS騒動なんかがまさにそんな感じだった。

 あと日本の食材が軒並み輸入禁止とか、風評被害にも遭っているけど、中国製冷凍食品に農薬が混入していた時だって、そんなだったしな。

 結局、外にいる人達は他にも選択肢がたくさんあるから、普通はリスクが少ないものを選ぶわけで、私だってそりゃ、パリから200キロのところで原発事故が起こっていたら、パリに遊びに行ったりしないだろう。パリで「スミスが再結成ライブ」とかやるんだったら、悩むが(笑)

 同じような理屈で、「計画的避難区域」になってしまった自治体も、放射線のリスクよりも「生まれ故郷を捨てて避難する精神的、経済的苦痛のリスク」を訴えていて、放射能信者の友人だったら、ただちに白血病で死にそうな数値出ている地域なのに(今の東京で「なんか、やっぱ変だよ、耳なりがするし」とか言ってるくらいですから)、「避難したくないよー」と言うのは、なんだか不思議な感じというか、「自分がその立場だったら、どうなんだろう?」と考えると、どーなんでしょうね?

 それはほんと、実際にその立場になってみないとわからないなあ。


4月21日(木)

●のんちゃんNOBUに行く

 友人にゴリ押しされて、渋々NOBUに行ってきました。
 まあ、そんな悪くはなかった。会社の近くにあったら社用でけっこう使えそう。ホテルの和食屋よりは使い勝手いいかも。
 あと、平日だけど意外と客入っていて、私ら意外にも10組くらいいたかなあ?外人客も4組くらいいた。

 でも、やっぱ中年女性二人で自腹で行くような店でないような気がしたが、友人も「前に食べたときの方が感動したけど、なんか味は普通になった」と言っていたが、実際のところどうなのか私にはよーわからん。

 また行くかと言われたら「奢りなら、いつでも大歓迎」でしょう。会計いくらだったんだろう?2万数千円くらい?友人が「悪いから、ミヤノさんは1万円でいいよ」と言うのでお言葉に甘えて1万円しか払ってないのですが・・・・

●放射能信者?

 それよりも、やはり友人と放射能トークで熱く盛り上がった。友人がメールやツイッターなどで「なんか体調悪い。放射能のせいだ」と書くので「冗談なのかもしれないけど、ああいうのは、やめてよ」と意見したのだが、「そういう情報を求めている人もいるのだ!」と譲らないのだ。

 鼻炎気味なのは、花粉や黄砂のせいだろうし、肌がかさつくのは季節の替り目のせいだと思うのだが、そう説得しても「でも、放射能のせいかもしれないじゃん!」

 ただ、東京に戻ってきたら、みんな普通に生活しているし、みんな顔色もいいので、「そんな心配することもないのかな」と多少は緩んだみたいだけど、だからと言って油断するつもりはなく「多少の体調不良も貴重な情報である」らしい。

 そんなこと言ったって、風邪なんて普通のことだし・・・それをいちいち放射能のせいだって言うのも・・・・と言ったら「最初は風邪の症状なんだよ!」と言うので「何の?」と拝聴してみたら「看護師の人に聞いたんだけど、白血病がわかるのって、最初は風邪で病院に行って、それで検査したらって、ことになるらしい。白血病みたいだからって受診する人はいないんだよ」

 って、えーっと、そりゃそうでしょうよ(笑)

 いや、だから百歩譲って「風邪で病院に行って、検査したら白血病だった!放射能のせいだ!」っていうのだったら、わからなくもないけど・・・・さ。

 さらにいろいろ話していたのだが、「ロシアの学者が東京の放射線量調べたら、モスクワの半分だったんだって(笑)。モスクワは元々自然に高いらしいんだけど」と私が言うと、「それは、絶対にチェルノブイリの影響なのに、なんでそれを隠すの?」って噛み付かれて「え?」

 さらには「発がんリスクがどうのっていうけど、私なんて祖父母の内2人は癌で亡くなってるから、元々リスク高いし。つーか、そもそも3人に一人は癌で亡くなってるらしいし」と私が言うと「日本の癌による死亡率が高いのは、原爆のせいだ」と断言されてしまった。

 なんか、こうなると放射能原理主義というか、まさに放射能教だなあ。

 いろいろ情報を集めて勉強してはいるようだが、まだまだ東京の放射線量は高いと言うので「そお?」と生返事すると「まだ、去年の、通常の時の三倍もある」と自信たっぷりに言われてもなあ。

 でも、どうやら彼女の目標は「東京にいても、通常時の放射線しかとりこまないよう、水は全部輸入品にして、食材は九州から取り寄せ、極力外出は控え、風呂も控えめにする」という対策をとることらしい。そうやって努力すれば、平時の放射線量に近くなるそうで。

 そんで、真面目に「風呂もミネラルウォーター使いたいくらいだ」と言っていたし、ウォシュレットの水が不安らしい。つーか、だったらウォシュレット使うなよおと思ったが「体弱いから、あれはけっこう必要なのだ」そうで・・・

 「私は体弱いから」っていうのも、ほんと20年近い付き合いだが、初めて聞いた話で、まあそういう言い張るのはいいけど、私が先日発熱した言うと「やっぱし、放射能のせいだ」と言うので「いえ、ちょっと疲れるとすぐ発熱するんです」と言うと、「そうなの?私なんて、8度超えたこと、大人になってから全然ないよ?」って、かなり頑丈じゃないですか(笑)

 そして、試しに「原発反対運動はどうするの?」と聞いてみたら「政治のことはよくわからないけど、結局、投票かデモしかやることないのなかなあ?」と言うから「本気で憂いてるのなら、しっかり政治参加しないといけないんじゃないの?」と言ってみたら「うーん、そこまでやるつもりもない」そうで、ツイッターで自分の意見をぼやくだけでいいらしい。

 まあ、要するに、あっちの友人が「全部、侵入犯のせいだ!断固として戦わなくては!」と言うのと同じようなことらしく、「全部、放射能のせいだ!」ってあたりを心の拠り所にしちょるのだな。

 で、からかい半分に「次はどこに逃亡するの?」と聞いてみたら「沖縄に行こうかと思ったけど・・・・でも、今回の韓国滞在でけっこう散財しちゃったし、経済的に無理」だそうで、当分は東京で放射能と遊ぶようです。

   「そんだけ、不安を抱えていることがストレスになって余計に体に悪いのでは?」と心配してみると「いや、こういう緊張感を持つことが大切なんだ」と言っていたので、それが生きがいになってるらしいから、まあ頑張ってくださいとしか言いようがない。

 本人としては大真面目に「あと10日間くらい体調の変化を確かめてみる」そうで、放射能て、その程度の期間じゃすぐに影響出ないから怖いんだと思いますけど?(つーか、2週間程度で影響でるようだったら東京はオシマイだ)

 で、「へえー」と思ったのは「まあ、子供いる人が過敏になる気持ちはわかるけどね」と私が言うと「ツイッターでもそういう人いっぱいた(笑)、なんなんだろうね、あれは?」と、「40歳過ぎた自分がこんなに不安なんだから、小さな子供抱える人の不安は相当のもんだろう」という気持ちにはならないようです。

 というわけで、突込みどころ満載だった友人との放射能トークでしたが、「盲信している人に何言っても無駄なんだな」という脱力感を感じました。

 ふえーん、しばらく地震がなくて、少し心が緩んでいたのだが、また地震?千葉が震源で5弱が出てる地域もあるとか。うちのアパートもミシっと言いました。

4月20日(水)

 育成選手のHさんを通帳記帳のお遣いに出した。
 電車乗らないと最寄りの店舗が無い銀行なのだが、前までは担当者が来社したときに預けたり、急ぎの時には私が電車乗って窓口に行ったりしていたのだが、たまたまHさんの通勤経路内なので、「暇つぶしに」と時々お願いしているのである。

 Hさんの前任者であるSさんは、KY系の人であったが、そういう時だけしっかり空気読んでくれて、ゆっくりと戻ってきてくれたのだが(ずっと椅子に座ってるのも退屈らしく「お遣い大好き」と言っていた)、Hさんはまっしぐらに戻ってきてしまうので、あんま暇つぶしにならないのだが、今日は出先から電話をかけてきたので「記帳だけだけど、なんかトラブルがあった?」と心配しつつ電話を取ると「通帳の磁気がダメになっていて、機械では記帳できませんでした」と言いやがるので、「窓口に行け!」と言いかけたら、「・・・・それで、窓口で対応していただきまして、無事記帳できました」と続いたので「・・・だから?」と唖然としてしまい「あ、そうなの」と言うのが精一杯だったが、向こうとしては「オレってちゃんと仕事したぜ」っていうことをちゃんと報告したかったのかね?

 そんなの、せめて帰社してから報告してくれたまえよ・・・・・

 まあ、可愛いっちゃ、可愛いのだが、そういう、こっちにとってはどうでもいいことをきっちり報告や相談してくることが多く、その割には、大事なところはスルーだったりするのだが、本人は一生懸命だからなあ。

 さて、そういや花粉症で辛そうなエビワカちゃんも、今日は珍しく「お子ちゃま」モードで「これ、あたしはわかんなーい」と丸投げしてきたりして、軽くイラっとしていたのだが、午後になってこんなやりとりがあった。

●逆「へえー」?

 総務部長のところに、ちょっとヤサグレた感じをわざと醸しだした(ポケットに手を突っ込んで肩を揺らして歩いてきた)別フロアの課長が「ちょっと、相談なんすけどお」と愚痴りに来たのである。
 部長が「なんだよ、なんかケンカ腰だなあ」と笑いながらその課長の言い分を拝聴すると「もう、限界なんっすよ、うちの部署!」

 同じフロアの隣の部署がうるさくて耐えられないから、空振りした新規事業用に用意して無駄になったパーテーションを間に立ててくれ、という要求だった。

 総務部長は「おい、そんな話、大声でするな」と、課長の腕を掴んで、応接室に引っ張って行ったが、課長は「いや、別に個人攻撃したいわけでは・・・」と言いつつ、二人して応接室で密談していました。

 密談終了後に私が「パーテーションじゃ、防音効果ないじゃん」と言ったら、部長は「そんな深刻な話でもなかった」と言っていたので、やはり気分的な問題だったのだろう。

 うん、わかるような気がする。
 あの課長の部署のお隣りは、私が前から日記に「あの部署の人たちとはどうも普通に会話できない」と嘆いている例の部署なのである。

 私だって、あそこの部署の人と会話していると頭痛がしてくるのだから、同じフロアにいると、けっこう辛いだろう。しかも、先月、そこがまた人事異動で、社内でも指折りの「とにかく声がデカくて、ワーワーと自分の主張だけをまくしたて、人の言うことは全然聞かない」というタイプを二人も増強してしまったのだ。

 暫定基準値を大きく超える迷惑オーラがさぞかし漂っていることだろう。つーか、ちょうどその直後に宅配便を届けにそこの部署に行ったら、やっぱしワーワー言い合っていて、私はたったの30秒で一日に浴びていい基準値を超えてしまいました。

 あそこの部署に異動になるか、福島原発に一週間交代要員として派遣されるか、どっちか選べと言われたら、私は即決で福島原発の仕事を選びます。(経理の仕事は無さそうだが、炊き出しの手伝いくらいできるだろう)

 話を本題に戻すと、パーテーションを置くことになったかどうだかは知らないけど「騒音防止するなら、こういう高速道路の防音壁みたいのじゃないとダメじゃん」と私が手をシェーみたいなポーズで防音壁を表現すると、横にいたエビワカちゃんが「なんですか、それ?」とばかりに笑うので、「ほら、高速道路の壁ってこうなってるじゃん?」と言うと「ああ、そういえば、丸いですよね?へえー、あれって防音のためだったんだ!」

 ・・・・・・え?
 あれ?私はずっとそう思い込んでいたんだけど、また間違ってました?と不安になったが、あれって防音効果のためにああいう形でいいんですよね?

 自分では、あんま車乗らないから、よく見るわけでもないけど、ずっとそう信じていたし、先日、戸田球場に行くときに外環道の横道を通った時には「さすが、新しい高速道路って防音効果すげーな。全然、騒音が聞こえない」と感激したっけ。

 音って面白いですよね。
 三茶を散歩していたときにも、昭和女子大のすぐ横に古い住宅街があって、すごく静かだったんですけど、その通りは246から一本奥の道で、「246も首都高もすぐ近くなのに、すげー静かだ」と驚いた。246沿いにはビルやマンションが立ち並んでいるので、それが防音壁になっていたのだ。

 逆に、例えば、環七の深夜や早朝の騒音(そういう時間帯のほうが大型車両がスピード出して走行するかららしいと思われ)に悩んでいた友人宅は、環七からの直線距離はそこそこあるのだが、その間に低い建物しかないので、防音壁が全く無い状態に近いことになっているらしかった。

 しかし、自分が「当たり前のこと」だと思っていたことを「へえー、そうだったんだ」と言われると、なんかズッコケるというか、「同じ世の中を生きているはずだが、ずいぶんと世界観違うんだろうな」と改めて多様性について考えてしまう。

 まあ、私みたいな人のほうが少数派なのかもしれないけどさ。

 そういや、その「環七の騒音に悩んでいた」っていう、例のビョーキの友人がやっと「そういうや時計の件がそのままだった」とやっと部屋のことを思い出したようなので「地震でかなり悲惨な状態です」と返事したら「覚悟はしていた」とのことで、まあ普通の対応でよかった。「それは侵入犯のせいだ!」って言われたら、また困ってしまったので。

 でも、部屋があんな状態だということを正直に報告したのに、「申し訳ないけど、デジカメで撮影してくれ」って言うのは冷静な対応だとは思うが「いったん、そっち帰る」という気力も無いらしいあたりが、いいのやら、悪いのやら。

 なんかフツーじゃない友人とのメールのやりとりに疲れるが、フツーの友人達は、あんまメールしてくれないのですよ(笑)

 なので、何がフツーなのか見失いそうになるわけですが、「本当のこと」にも懐疑的な私は「フツー」っていうのも全然信じてないわけで、まあ、自分の好きなようにやるさ。

4月19日(火)

 韓国亡命していた友人がやっと帰ってきたので「ご飯でも食べようよ」と声をかけたら、「ノブに行きたい」ですと?

 えーっと、なんで40代独身女性二人で、そんな接待やデート向けの店に行かないといけないのだ?だいたい、休日だってゆーのに、オシャレして外出するの超めんどいんですけど?と、ゴネたのだが「服装はなんでもいいよ」って、あんたがオーナーか?(笑)

 そりゃ、私は「普段通りに消費活動しなくちゃ」と普段以上に野球観戦に励んでいたりしますが、客単価2万円弱の店なんて、ここ10年くらい行ったこともなく、ましてやなんで、自腹で行かないといけないのだ?と、さらにゴネたのですが「だって、こだわりの店じゃないと安心できないんだもーん」って、高級店なら安心なのか?

 まあ、いいや、普段は外人客が多いらしいノブが今、どんなことになっているのか観察してくっぺ。

 そういや、日曜日に神宮球場行ったら、けっこうバカ外人がいたのでほっとした。
 なーんか、神宮球場って不思議と前から外人多いのよね。
 クラス的にはローな感じな人がほとんどで「観光客でもなさそうだし、普段何してる人たちなんだろう?」といつも不思議だったが、日曜日も私の目の前の席にやってきたのは、若いバカそうな白人の二人組で、片方はライオンズの帽子被っていたが、一応、ベイスターズを応援しているあたり(一塁側は連敗で荒んでそうだったので、三塁側に座ってました)、横須賀基地あたりからやってきたのか?

 場内ビジョンで、ヤクルト応援側外野席に団体で来ていた外人様ご一行が映しだされると、私の前にいた二人は軽快に中指立てて敵意を剥き出しにしておりましたが、その二人、ビールをガブ飲みしている!

 ちょっと感心したのは、二人してビールの売り子を誘致したら、売り子が二人来てしまい、「え?どうしよう?そうだ、一人一杯ずつ買えばいい」と見事にワーキングシェアしてましたが、神宮のビンビール450円の売り子を頻繁に呼びつけるのが面倒になったらしく、とうとう、「4杯!」と言い出し、売り子が「え?」と戸惑っていました。

 私の目の前で、あの二人は少なくとも二人でビール10杯以上飲んでおり(少なく見積もっても7千円くらいの散財)、「内需拡大にご協力ありがとうございました」と心の中で深く礼をした。

 放射能の風評被害も、余震のキョーフもなんのそので、ひたすらビールを飲み続けて、自分の贔屓チームに不利な判定を出した審判にはしっかり中指立てて「今のはセーフだろうが!」と声高に抗議していたバカ外人の姿に大変心癒されたのであった。

 しかし、前から書いているけど、うちの近所のプチ不良の溜まり場はやはり閑散としているのであった。君たち、どこに行ったんだい?もしかして、少年院にぶち込まれてしまったのかい?

 ほんと、あんだけ溜まっていたのに、ほんと、どーしてしまったのだろう?心配だ。


4月18日(月)

●またメール教室開催

 重役出勤のF非常勤役員氏が、開口一番「お、ミヤノがいたか、よかった」と言うので、「またメールですか?」と言うと「ミヤノは英語得意だったよな?」と言うので「え?英語はあんまし・・・・」と口ごもったのだが「もしかして、今度は英語の怪しいメールが来たんですか?」と聞くと「そうなんだよ、ちょっと見てくれ」

 「怪しいメールの英語なら得意です!」と明るく返事したら、しばらくして、メールのプリントアウトを持ってきてくれた。

 「これなんだけどさあ、あんまやりとりない知り合いから送ってきたんだけど、まあ、だいたいの意味はわかるんだけどさあ」というメールの表題は「LOAN(HELP)」

 送信相手を確認するまでもなく、速攻削除のシロモノだが、メールの内容は実に簡単な英語で「スペイン旅行中に財布もパスポートも盗まれて困ってまーす。至急、資金援助よろしく」という、親類や親友だったらともかく・・・・てゆーか、親類や親友には普通、電話するだろ(笑)

 「こんなメールを真に受けないでよ」と思ったが、F氏のプリントアウトは続きもあって、同じ送信者が「私がスペインにいるというメールが出まわってますが、フィッシング詐欺なので削除してください」というフォローがすでに入っていて、さらに、そのメールがそもそもGメールアドレスだったため「事故があったので、メアド変更しました」っていうもすでに入っていたのだった。

 F氏には「オレオレ詐欺みたいなメールが来てしまったらしいけど、本人にすでに知っていて、誰かが真っ先に教えたのでしょうけど、そのアドレスはもうヤバいということで、メアド変更したらしいですけど?」と説明すると「やっぱ、そうなんだ。いやあ、全然やりとりのない古い知り合いなんだが、なんか困ってそうだから、なんとかしてやらないといけないと思ったんだけど、大丈夫なんだな?」

 えーと、そうなんですか。まあ、こういう人が多いから、こういう稼業もそこそこ稼げるのかしらね?

 しっかし、ほんと、外部とのメール慣れしてないんだなあ。
 F氏には「こういうメール来たってことは、Fさんのアドレスは出まわってしまったから、今度、もっとくだらない広告メールいっぱい来ると思いますよ」とアドバイスしておいたけど、ほんと、今さらながらっていうか・・・・・

 そして、F氏は「ITリテラシー」の初級を猛勉強中なので「原子力政策の嘘をオレが暴く」という意気込みはお休み中のようです。

 東電の見通しでは、福島原発の冷却機能回復まで半年みたいな発表があったが、福島原発の安定化と、F氏がスパムメールに慣れるのと、どっちが先だろう?


4月17日(日)

 「なんだ、ヤクルトだけまだ未勝利なのか、しゃーねーなあ」とヤクルトの連敗阻止するために神宮球場に行った。
 って、元々、ベイスターズがどうなってるか観に行くつもりだったんだけどね。楽天から直人が行ったし、ひちょりもいるベイスターズってどんなだろう?と思ってたので。

 試合は2時開始で、1時くらいには球場に着いたのだが、すでに外野席は右も左もほぼ埋まっていた。横浜の開幕カードは平日だったから、週末の神宮での試合を楽しみにしていた横浜ファンが多かったのか、それとも「まさかの開幕ダッシュ」を堪能しに来た人が多かったのか・・・・

 先発はヤクルトが増渕君で、横浜が山省。あれ?山省って開幕投手じゃなかった?いきなり中4日?

 ・・・と、ここまで書いていたら、猛烈に眠たくなってしまったので、今日は強制終了。

 とりあえず、ヤクルトの連敗を阻止してイムさん充電しました。


4月16日(土)

 出勤。
 「そうだ、そろそろ毎日水やらないとな」と窓際族の鉢植え達に優雅に水を上げていたら(なぜか職場ではステキな奥様風。自宅の観葉植物は即死させるというのに。まあ日当たりの悪いビルって観葉植物が長生きするんですけどね)、窓枠がミシっ、ミシって鳴るので「ん?もしかして地震?」とフロアの奥にいた同僚T氏(昔は物凄い美青年だったが、今でも立派な美中年。娘さんにとってはさぞかし自慢のパパであろう。先日、家族で春スキーに行ったら「被災者支援している宿だった・・・」そうで、そんな中、スキーウエアでウロウロしていたからちょっと後ろめたかったらしい。おかげですっかり雪焼けしてしまい、私に「イケメンが災いして、昔の紳士服売場のマネキンみたいwww」と言われてしまったのであった。だって濃い睫毛に、大きな瞳、妙に整った目鼻立ち、茶褐色の肌の中で輝く白い歯で、ほんと造り物みたいなのだ)に「地震じゃない?」と声を掛けたのだが、T氏は「そお?」とポカーンとしている。

 しかし、すぐにビルが軋む音が奥まで聞こえて「やっぱ、地震だ、けっこう大きいぞ!」と二人してテレビに飛びつく。
 「揺れてる、揺れてる」とテレビの緊急地震速報を眺めていたのだが、T氏が「いつもだと他の人のケータイが鳴るのに」と言うので、「私は持ってないけど、Tさんのは鳴らないの?」と言ったら、ケータイ確認して「あ、入ってたwww」と言った瞬間にビュンビュン鳴り始めた。いったいどーゆー仕組みなんじゃ(笑)

 T氏は浦和郊外からの遠距離通勤者なので「うちの方、もっと揺れただろうなあ」と呟いていたが、家族に電話する様子もなかったので「皆、この程度じゃ電話しなくなったのね」と思った。まあ、メールでやりとりしているのかもしれないけど。

 はあ、しかし、今日のは「余震ではない」とのことだったが、ほんと、こんなに毎日地震が続くのって生涯初のことだが、慣れないもんですね。

●ちょっと面白かったこと

 会社の非常勤役員のオジサンが「テレビや新聞の報道なんて全然ダメだ!週刊誌のほうがよっぽどいいぞ!」と言っていて、ついでに「今、ネットやメールでいろいろやりとりして情報集めてるんだ」と張り切っていた話は前に書きましたが、続報としては、「同窓会状態だ」とのことで、高校や大学の同級生達とのメールのやりとりが活発になったそうです。
 F氏は、現在60代後半の西高→東大という学歴ですから、同級生には出世した人もけっこういたかな?でも、世代的にも、本人的にも左巻きだしなあ。なんか、その世代が「今こそ自分らにできることを!」と活発になるのって、なんだか迷惑って気もしなくないwww

 そして、今週、F氏にいきなり「ミヤノー、スパムメールってなんだ?」って聞かれたので、「はあ、迷惑メールの総称っていうか」と説明したら、「こんなのが来たんだ」と見せてくれた。
 「アメリカにいる奴なんだけど、スパムメールを送ってしまったので削除してくれって」

 今までほとんど連絡とってなかった海外在住の旧友も、その「同級生」ネットワークに加わったようだが、うっかりデマメールを回してしまったのか、ウィルスにでも感染したのか、そういうメールを送ってきたらしい。F氏に「同じ人から、これの前にもメール来てたんですか?」と聞くと「いや、来てねーよ」と言うので、「じゃあ、無視していいですよ。よくあることです」と説明した。

 しかし、今頃「スパムメールってなんだ?」ってワーワー騒ぐようなオジサン達が、「立ち上がれ、俺たち!」って結束されるのも、なんだか迷惑な気がしなくもないwwww

 と思っていたら、その2時間後、今度は「義援金詐欺って流行ってるんだって、オレのところにも来たぞ?」と言う。
 しかも「知ってる奴から送ってきたんだけど、やっぱ義援金詐欺だよなあ、怪しい感じだった」と自慢するが、だったらその知り合いに「これは、ちゃんとした義援金募集なんでしょうか?」って確認しろって、私に聞かれても知らんわい。

 というわけで「今こそオレ立ちが立ち上がるぜ!」って熱く燃え上がる団塊世代だかなんだか知らんが、旧友とのメール交換で、スパムの嵐に巻き込まれて右往左往しているようです。
 「マスコミの嘘を暴く!」と意気込む前に、「普通のメールの使い方」をまず学習していただかないと、仕事の邪魔なんで(笑)

 

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