可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

3月15日(火)

 昨日は会社まで向かう時間がいつもの倍くらいかかってしまったので、今日は30分ほど早く家を出た。私の通勤時間は元々がラッシュ時を避けているので、早くするとラッシュが酷い可能性もあったのだが、今日はマスオさんも休みだし、なるべく普段どおりに出勤しないと、他の人に迷惑をかけてしまうと思って。

 そしたら、いつもやってるのかわからないけど、近所の小学校の生徒達が、竹箒で小学校前の遊歩道を掃除していた。
 そして、遊歩道を歩く人達に「おはよーございます」と元気に挨拶してくれた。
 そんなことされると、目から汗が・・・・・

 そして、涙を拭き拭き駅に着くと、昨日より鉄道の電力供給は解消されたのかなんなのか知らないけど、田園都市線はフツーだった(急行が動いてないので、普通電車ばかりという意味でも)。後で銀行の担当者と話をしたのだが、銀行員はいつもより2時間も早くに家を出ていたらしい。そういう時差通勤が効果的だったのかもね。

 下り方面はいつもだと楽勝で座れるのだが、本数が少ないので座れない程度で、それも途中で降りる客がいたので座れたし・・・・なんか、昨日の騒動が嘘のように、通常通りである。

 ああ、私の愛する「代わり映えのしない平凡な日常」が、戻った?

 小学生の奉仕活動と、「普通に動いている電車」で、急激に心がリセットされたように思う。
 金曜日の地震直後から、ずっと眠気が続いていて、ぼんやりしていたのだが、やっと頭がはっきりしてきた。やーね、私ったら、意外と繊細で(笑)
 そーいや、9.11の時にも、軽くこんなだったな。
 阪神大震災の時には全然平気だったのは、会社に着いてから「へ?関西で大地震?え?」って感じで、その後もけっこう他人事だったのだが、こういうのって映画みたいに途中から観てもなんだか取り残されるものなんだろうか?

 まあ、とにかく、かなり心が修復できたようだし、さらに福島原発がさらに酷いことになってる件でも、なんだかやっと肝が座ったというか・・・・

 と、日記を書いている途中でママンから電話があったので「スーパーの棚が空っぽで笑っちゃうよね」とバカ話していたら、緊急地震警報が鳴り、「あ、地震だ、じゃあね」と電話切ったが、けっこう揺れたね。でも、うちは体感的には震度3程度だったけど。おフランス製のCD棚もちゃんとしてたし。

 うわ、これは、宮城沖でまた巨大余震くわっ?とビビったけど、なんと震源は静岡だった。

 うーん、なんかもう日本ボロボロっちゅーか、リアル日本沈没というか、「リアル・シム・シティ」というか、なんか、4日間に渡るうつ状態を越えたら、なんだか楽しくなってきたのであった。

 韓国に逃げた友人からは「早く逃げて!東京でも微量の放射線検出」というメールが来たが(韓国でも安心できないので、インドに移動するつもりらしい)、さーて、全然冷静じゃない友人と(イソジン飲めとか言ってくるし)、ちょっと動揺から戻ってきた私とでは、どっちが生き残るでしょうか?

 とりあえず、今の私の望みは「神宮球場でビール飲みながら野球観戦したい」だけなので、その日常をなんとか取り戻したい。

 あ、またメール来た。向こうも異国の地で暇なんだな。「東京のガイガーカウンターをチェックしろ」とのことだが「平常より何倍の数値」っていうの見てもさ・・・・今年のスギ花粉は例年の5倍っていうのと違うんだよ。

 「まだ会社行ってるの?みんな自宅待機なのに?ミヤノさん楽天的すぎる」って言われても、みんな普通に出勤してるって。

 計画停電さえなければ、もっと普通に生活したいところだが・・・
 会社で誰かが解説していたが、関西と関東じゃ電圧だかが違うので、容易に西から供給できないらしい。なーる、だから、西というか中部から援護をもらえないので、こういう状況なのね。(阪神大震災の時には中部からかなり援護を貰っていたらしい)

 そうなると、電力供給が復旧するのはなかなか難しいのだろうなあ。
 首都圏がずっと節電モードだと、ほんと経済への影響が一番心配だ。


3月14日(月)

 わーん、原発が沈静化しないよー

 と、大問題であるが、私が騒いでてもしょーがないし、とりあえず、日常は進んでいくので、「停電どうなるのか?」と思いつつ出勤したが、田園都市線は間引き運転なので超混み。他がストップしているので、下り方面に流れてきた人も多かったようだ。

 しかし、下りはそれでも全然たいしたことなくて、大変そうだったのはやっぱり上り。いつも混んでいるが、今日の混み方はハンパじゃなかった。

 首都圏の電力供給が今後どうなるのかわからないけど、このままだと皆さんのストレスが・・・

 いつもより早めに家を出たが、途中で田園都市線が20分ほど停止したりしたので、会社に着いたのはいつもより1時間ほど遅い、10時半ごろだった。

 会社付近は午後に計画停電予定だったので、サーバ保全のためにサーバを午後に落とすというので、慌てて午前中に「どうしても今日中にやらないといけない仕事」を終わらせた。

 ところが、どうも予定通りには停電していないようで、東京電力もはっきり詳細を発表しないから、社内では「やるのか、やらないのかはっきりしろ」とか「せっかくサーバ停めたんだから停電しちゃえばいいのに」とか、とにかく、みんなイライラしているので、東電罵倒モードだったから、私は小さい声で「電車各社の努力や、工場や大規模店舗の閉鎖で、かなりの節電になってるから予想より需要が下回っただろうし、停電しなくてよかったじゃん」と呟いていた。

 それに、命がけで原発をなんとかしようとしている人たちのことを考えると、停電くらい何よ、って思うわけですよ。

 しかし、この生殺し状態で1ヶ月とか、かなり厳しい。

 出勤を当番制にするとか、店舗も当番制にするとか、なんかもっといい方法ないのかね?
 帰宅は、また市営地下鉄が途中で止まって、あざみ野まで1時間くらいかかったけど、田園都市線はスムーズで(朝は電車が詰まってしまったようだが、夜は今のとこ頑張っていたみたい。みなさん、想定外の事態の対応ご苦労様です)7時前に会社を出たが、8時半には三茶に着いた。

 わー、スーパーやってねー

 これは、15年前の私が30歳くらいの時の光景だ。
 あの当時、スーパーは7時くらいまでしか開いてなかったので、残業が続くとコンビニ生活だったのでストレス溜まったっけ。

 スーパーで買い物できなかった人がコンビニで買い物するしかなかったので、コンビニの棚もガラガラだった。

 さっき、帰宅してメールを開けると、「死の灰が降る」と騒いでいた友人は、なんと、とっとと韓国に逃亡していた!
 「それにしても 原子炉3つも壊れてるのに、皆さん ノンビリしているなあ」って書いていたけど、いや、ノンビリしているわけではないのですが、逃げるところもないので・・・・

 それよりも、「明日も無事に会社に行けるかしら?」ってほうが問題だったりするのだ。

 そういや、東京湾岸の液状化現象は、ニュースではあんまりやらないけど、けっこう深刻らしいですね。
 海浜幕張の支店のあるビルは立ち入り禁止地区になってしまったようだ。メッセもマリスタのあたりも相当酷い状態らしい。
 浦安あたりは断水が続いているらしいし・・・・

 横浜駅周辺の埋立地も、かなり被害があったようだ。

 それでも、年度末だから銀行が「お金借りてよプリーズ攻撃」をしてきて、とうとう部長が負けて、明日、1億円の融資の書類を交わすのだが、部長は「これでよかったのか?」と、すでに週末対応でくたびれきっているので、自分の判断に自信がなくなったようだが、私は「この事態ですし、現金いくらあってもいいでしょう」と言うしかない。

 ふー、早く平穏な日常生活に戻りたい。
 ほんと、私はのんびり野球観戦したいだけなのに・・・・
 
3月13日(日)

 昨日に引き続き、やたらと眠くて、ずっとゴロゴロしていた。

 夕方、西友に買い物に行ったら、レジは長蛇の列だし、パンや惣菜の棚がほとんど空になっていたので「何?みんな買い貯めでもしてるの?・・・・それとも原発関連で戒厳令でも発令されたのか?」と一瞬思ったのだが、時々やってる「セゾンカードで5%割引デー」でした。
 行楽施設も臨時休業のところが多いから、近所のスーパーで買い物するしかやることない人も多いんでしょうね。私だって、今日は神宮で楽天戦の予定だったのにさ・・・・・

 そーいや、金曜日に実家に電話したら「明日から例のフェリー乗りに仙台に行くところだったのに」って、えええ?一日ズレてたらマジやばかったじゃん!
 前にも宮城の地震の時に、ちょうど東北に向かっていたのだが、電車が止まってしまい「急遽、郡山で一泊した」というときがあったが、うちの両親は東北に行くの禁止だ!

 さて、原発もまだまだ安心できないけど、それよりも、野球のメドが・・・・
 電力確保のため、西武ドームもしばらく試合が出来ないらしい。あそこは、屋根があるから昼間でも照明が必要だし・・・・くすん、今週は西武ドームに中日戦観に行こうと(=岩瀬をブルペンで観賞しようと)していたのによお。

 そういや、グリコが道頓堀のネオンを消していて、その男前ぶりがツイッターでも絶賛拡散されてました。

 高校野球は通常通りにやる予定らしいが、プロ野球はいろいろ問題ありそうだなあ。神宮はデイゲームにすれば大丈夫なのかもしれないけど、千葉ロッテは球場周辺の液状化現象がどうのこうのと噂されているけど、どうなってるんだろう?東京ドームと西武ドームは終日電力問題があるだろうし・・・・

 それにしても、テレビがずっと地震ニュースだから、普通の番組を観たくなってきた。今日はテレビ東京が普通の放送やっていたので、なんだかホっとした。

 被害の無かった地域の人たちが、一日中被災地の様子眺めてても、あんま意味ないので、普通の放送にしてもいいのでは?そりゃ、おバカバラエティー番組では心情的に問題がありそうだけど・・・・

 つーか、節電のために、テレビなんて観るなって?

 私がツイッターを愛読している横浜ファンの人は、医療支援チームとして東北に向かった。
 そして、余震を稲葉ジャンプ呼ばわりしていたwww

 ニュースでは鳥インフルエンザのことが時々挟まるが、原発大丈夫なのか?のニュースの間では、インフルエンザにかかった鳥でも平気で焼き鳥にして食べられそうな心地である。

 さーて、明日から普通に仕事だが、電力供給は大丈夫なのだろうか?


3月12日(土)

 もう、なにがなにやら・・・・・

 とりあえず、個人的な記録として、自分の身に起こったことを書いておこう。

 会社は朝から緊張感に包まれていた。
 昨日書いた、あるトラブルのクレーム対応のため「どんな、電話がかかってくるのだろう?」と戦々恐々としていたのである。

 電話はポツリポツリとかかってきたが、概ね「物分りのいい人」からであり、「現段階では詳細は決まっておりませんので、決まり次第お知らせいたします」を連呼で納得はしないだろうけど「じゃあ、待つしかないのね」と言ってくれた。

 約1名、前からネチネチと行ってくるお客様で、すでに社員の間では通称もつけられていた人が「そんなんじゃ、納得できない!」と絡んできたので、「責任者から改めてご連絡させていただきます」という対応をした程度で、午後になると「常識的なお客様ばかりでよかったねえ」と、みんなやっと自分の仕事に集中できると、ほっとしていたのであった。

 そしたら地震が・・・・
 新横浜は元沼地らしく、地盤が緩いというか、昔はよく浸水していたらしいので(日産スタジアムは貯水池としての役割もあるらしい)、他よりも地震の時には揺れが酷いような気もするのだが、揺れ始めてみると「・・・・長い?けっこう強い?」と、さっそくテレビを付けてみた。

 前の新潟県地震の時にも、このくらい揺れたら、大震災だったってこともあったし、そーいや、宮城あたりで地震が続いていたっけ・・・・とテレビの速報を見ると、やっぱし宮城沖だった!

 って、間もまだ揺れてる。長い。

 震度3くらいでも、大騒ぎする地震恐怖症のK嬢がパニクっている。

 最初の地震がおさまったかな、と思っても、すぐ余震が来るので、落ち着かないし、近隣のビルでは社員を外に避難させているようだし、うちのビルでも、上階は揺れが酷くて、キャビネットから書類が飛び出して来たり、パソコンが倒れたりしていたようで、総務部長が屋外退避を発令した。

 総務部はしばらくテレビで情報を確認していたんだけど、余震が続き、K嬢が「他の部署は逃げているのに、総務はいないといけないの?」とパニクりはじめたので「なんだ、さっさと行けばいいのに」と思ったが、「部長は総務部には何も言わないの?」とか・・・・・真面目だなあ(笑)

 私も余震で仕事にならなかったし、ずっと揺れてて気持ち悪くなってきたので、外の空気を吸いたくなり(ホントはタバコ吸いたかった)、「じゃ、みんなも外に行こう」とサッサと階段を降りると「部長が何も言ってないけど、いいの?」って知らんわい(笑)

 まあ、私がそういう団体行動が苦手なだけか。

 つーか、部長の指示っていっても、部長だって、どうするのが一番安全かわかってるわけじゃないですからね?

 そんで、外に出ると、他の会社の人たちもみんあ外にいるので、たいそうな賑わい。散歩がてら河原に行くと、そこにも大勢の人がブラブラしていた。
 会社によってはちゃんとヘルメットが全員分用意されてるところもあるようだ。

 しばらくブラブラしていたが、寒くなってきたし、余震の頻度も治まってきたようなので、中に戻った。

 テレビでは津波中継中。
 ひえー、三陸沖の津波については、知識としては知っていたけど、ほんとにこんななんだ!
 まさに、津波パニック映画のような映像に、ついテンション上がってしまうが、テレビに出てる研究者さん達も、ちょっと嬉しそうだったぞ。

 会社ではいつのまにか「管理職以外は業務終了で帰宅してよい」との通達があったらしいが、電車が動いてなかったので、みんな結局、会社に戻ってきた。

 さて、私はどうしよう?

 なんだか眠くなってきた。

 なんだろう?これって、台風が近づいて来るとテンション上がるのに、大震災が起きると、なんでテンション下がるの?

 自分なりに分析すると、ニュースで流れる映像があまりにも悲惨だったので、自己防衛のために心のシャッターを半分下ろしてしまったので、なんかボーっとなるのと、自分のいた所でも相当揺れが続いて、その恐怖のために、膝が少しガクガク震えていたので、けっこう心にダメージ受けていたけど、今の段階では、なにが出来るってわけでもないので「わけわからんが、体力温存のために丸まってよう」という本能的な反応だったのか?

 笑ってしまったのは、4時過ぎにまた大きな余震があって「きゃー、また来た!」ってみんなで動揺している最中に電話が鳴って、よりにもよってK嬢がとると、なんと例のトラブルの問い合わせ電話だったのだ。
 揺れにビビりながらも、K嬢が必死に「大変申し訳ないのですが、現段階ではまだ何も決まっておりませんので・・・・」と受け答えしていたのだが、電話が終わると「この最中にそんな電話してくる人いるんだ?」と皆で驚いた。もしかして、海外からとか?(笑)

 さて、私は月曜日までに仕上げないといけない仕事があったのだが、それを片付けると、一応、定時の6時になったので、「もう眠いし、帰りたい」と思ったのだが、電車は止まったままだという。

 「これが、噂の帰宅難民?」

 まあ、途中で電車が動けば御の字だし、動かなければ来るべき関東大震災の予行演習になるだろうし、とにかく、会社にこのまま居座る気分じゃなかったので「じゃあ、私、歩いて帰ります。今から出れば、今日中に帰れるから」と宣言して、会社を出た。

 ルートは前にも調べたことがあったのだが、ちゃんと確認しようと思ってネットで調べようとしたが、みんな検索しているらしく、重くて動かなかったが、かろうじて「綱島街道から多摩川渡れば、後はわかるし」という漠然とした情報を元にひたすら歩いた。

 周囲には「横浜から歩いている」って人も多かった。
 反対側からゾロゾロ歩いてくる人たちは、いったいどこから歩いてきたのだろう?

 とにかく、みんな「しょーがない」という飄々とした風情で黙々と歩いていた。

 ところが、綱島の手前あたりでコンビニのトイレに長蛇の列が出来ていたのだが、その先を歩いてみてわかったのだが、その先の日吉周辺が広範囲に停電していたので、沿道のコンビニも閉店していたのだ。

 綱島街道は車が渋滞していたので、その灯りで明るかったが、一歩脇道に入ると真っ暗だった。
 こんな広範囲の停電を見るのも初めてだ。
 真っ暗な街並み。歩道を歩く人々と渋滞する車・・・・・・
 珍しい光景にテンション上がってしまうけど、こんなのを楽しめるのも、東京が大した被害ではなかったから。これで瓦礫の山だったら、こんなに「不思議なお散歩」を愉しむことはできなかったであろう。

 でも、今回の「帰宅難民第発生」は行政や研究機関にとっては、いいデータ収集になったと思うね。

 綱島街道はそれほど歩道が広くもなかったけど、それほど混雑することもなく、スムーズに歩けたと思う。
 武蔵小杉に近づくと、やっと停電解消。
 新丸子は駅前商店街がけっこう営業していて、買出しや食事する人で賑わっていた。
 下丸子駅でトイレを借りて、丸子橋を渡るとすぐに環八。

 環七まで行くか迷ったが、慣れてる道だから環八経由にしたのだが、環八は歩いている人が少なかった。バスは時々通るので「お、千歳船橋行きって来るのか?」とバス待ちする人もいた。そーいや、その人達は「千歳船橋まで行っても、まだまだだけどなあ」って言っていたけど、どこまで帰ろうとしていたのだろう?

 周囲の人たちの会話を聴いていると「25キロあるんだけど、歩けるのかなあ?」なんて話していたので、25キロはけっこうキツいぞと、お散歩上級者としては思ったけど、あとで246沿いを歩いていたときには、「帰宅困難者休憩所」みたいのも自治体が開いていたみたいだし、なんとかなったかしら?

 そういう私も、いつものスニーカーじゃなくて、会社用のパンプスで歩いていたから、多摩川越える前にすでに足が痛くなっていたので、環八も休み休み歩いていたのだが、やっと246に出たけど、そこは、帰宅困難者にとっても幹線道路になっていたらしく、ほんと大勢歩いていたので「ああ、田園都市線もまだ動かないか」とがっかりしつつも、でも、バスは動いていたんだけど、いつ来るかわからないし、246はえらい渋滞で「歩いたほうが早いんじゃ?」というか、実際に、どっかの運送会社のトラックと1時間くらいのデッドヒートを堪能したよ。

 環八から環七まで、車でも1時間近くかかっていたはずである。

 途中の公園でまたトイレを借りて「うーむ、トイレは意外と困らないものだな」と感心しつつ、環七を越えると、「あと少し、あと少し」とヨレヨレになりながらもやっと帰宅。20キロの道のりを6時間以内で歩ききりました。

 寒かったなあ。
 でも、被災者の寒さに比べれば「寒かったwww」ってくらいのもんだろう。

 北風がけっこう強かったせいか、歩いていても全然体が温まらなかった。

 そして、やっと今日中に帰れた我が家で私が目撃したものは・・・・



 あー、このCD棚は、地震に縁の無いおフランス製なので、震度4くらいでも半壊するんだけど、震度5だとこーなるのね?
 上に置いてあった象のぬいぐるみが瓦礫の下敷きに・・・・

 CD棚全壊で、横にあったパソコン机(ローラーがついてる可動式)が押し出され、部屋の入口を塞いでおりました。
 あとは、冷蔵庫が少し前にズレていたのと、鍋やフライパンが入ってる棚の扉が開いていたくらいかね?

 被災地に申し訳ないほど、見事に大したことない被害でしたが、昨日の夜は、もう疲れきっていたので、放置して寝ました。

 朝、9時頃起きて、テレビつけると、やっぱし一夜明けると被害状況がいろいろ明らかになってるわね。

 昨日の帰宅難民散歩で、足腰ボロボロになったし、明け方にも大きな余震があったので、あんまぐっすり眠れなかったので、半分寝ながらテレビを見ていたら「え?今朝の地震は震源地長野なの?」

 あー、こりゃもう、日本沈没だわ、東京も来るわ・・・・と、フテ寝することにした。

 つーか、ほんとは今日は、神宮球場にオープン戦観にいくつもりで「ハム戦だから警戒しなきゃ」と前売り券まで買っていたのによーーーー。
 つーか、楽天大丈夫なのか?

 くすん、くすん、せっかく野球開幕を愉しみにしていたのに、この仕打。野球の神様が地震の神様に負けたらしい。

 しかし、私がそんな趣味のことでがっかりしているのを尻目に、原子力の神様も大暴れしているようで、福島原発ヤバいらしい。

 いや、当初から「これは、ヤバそうな雰囲気だ」と思っていたのだが、あそこで働いてる方のご家族はどんな思いで・・・・・と、想像すると、また眠くなってくる。

 私は何もお手伝いできないし、せめて節電のために、しばらく冬眠してようかしら、とマジに思う。

 とりあえず、国会は、「在日外国人による政治献金疑惑」とかどーでもよくなったようだし、我社の抱えたトラブルもたぶん、些末なことになったが、あれ?そーいえば、阪神大震災の時にも、村山内閣だったよな?

 自衛隊の存在に難癖つけいたはずの社会党が自衛隊に出動要請しているという「大人の事情」が不思議だった阪神大震災だったが、今回も菅総理が「自衛隊5万人体勢」とか胸を張っていたり、アメリカ軍隊にはさっそく支援要請していたりするのって、なんかね。

 とにも、かくにも、地震の神様の威力をテレビ映像ではあるが、「やっぱ、ハンパねー」と堪能しているというか、何度も書いているが、私は「東京で大震災起こったらどうなるんだろうなあ?」って、不安を感じつつも、興味を持っていたのだが、今回は阪神大震災と違い、関東でも余震が続くので「もー、いいです」というか、東京で大震災起きたら、生き残る自信を失いました。

 あ、でも、うちのアパート、古い鉄筋のガッチリした低層の建物なんで、余震があっても安心なのだが、会社の建物は全然信用できないので、また大きな余震あったらやだな。

 てゆーか、友人から「死の灰が降る、ああ、もう少し長生きしたかった」という絶望的なメールが来たのだが、あなたも私も、独身ですし、好き勝手やったんだし、もー、どーでもいーじゃないですか(笑)

 なんか、支離滅裂ですが、今はこんな感じ。

 原発に関してはなんとか最小限に抑えてほしいなあ。
 


3月10日(木)

 ひー、会社でちょっとトラブルが発生。
 それで顧客にかなりご迷惑をおかけする事態になったのだが、その電話対応窓口を総務部で担当することになったらしい。
 それで皆ちょっとピリピリといか「どーすんの、どーすんの?」モードになったが、まあ、今回の事は、こちらのミスというわけでもなく、どーしよーもなかったことなのでしょーがないのだが、どういうクレームが上がってくるのか未知数なので不安になるのもわかるが、今のところ「詳細については今はお答えできません」としか対応できないようなので、「すいません、申し訳ございません」を連呼するっきゃないのだろう。

 それよりも、部長がその対応に掛かりっきりなので、通常業務が滞りまくりなのだが、テンパってらっしゃるので、つつくと薮蛇になるから、触らないようにしていたのだが、テンパるあまりに、だんだんベランメー調になってきたので、私が「ああ、TKさんがやさぐれてしまったああああ」とツッコミを入れると、そのトラブったプロジェクトのチーフが「いつも、こうなの?」と言うので「いえ、いつもはもっと上品なジェントルマンなのに・・・・この件でこうなってしまったのでしょう」と本人にも聞こえる声で訴えて、TK部長の不機嫌オーラを少しでも和らげようとしたのだが、少しは効果あったかしら?

 やりすぎると、チャカしているみたいになるので、気をつけよう。

 でも、夕方、面白いことがあった。
 部長が、私に相談したいことがあったらしく、私の机の上にドカっと腰掛けて「ミヤノさん・・・あのさあ・・・・」と言いかけたところで、私が「あーーーーっ!そこ、親会社への請求書なのに、尻に敷いたらバチが当りますよ!」と叫ぶと、部長はびっくりして逃げて行ってしまったのである。

 我社の売上の半分以上を占める親会社への売上であるから、部長が尻に敷いた請求書の束の合計金額は億単位の金額なのである。部長もそれをわかっているから、私が「親会社の請求書!」と叫んだので、万引きを咎められた中学生みたいに反射的にダッシュで逃げてしまったのだろう。

 そしたら、別の子に「この書類の確認を」と呼び止められたので、私はしばらく「あの・・・・言いかけたことは・・・」とウロウロしていたのだが、別の子の用件が済むのを待って「あの、さっき私に何か話があったのでは?」と聞くと「え?なんだったっけ?」って、やっぱし?

 幸いにも、すぐに思い出したようで、用件は大した話ではなくて「年度末だから各取引銀行から融資のお願いが殺到しているんだけど、どうしよう?」という相談でした。
 大手銀行各社から「お願いですから、お金借りてください」とお願いされるんだから、贅沢な悩みですよね。

●私語厳禁

 話は野球のことになりますが、大相撲の八百長疑惑事件もあり、野球界では「前からクレームも多かった、試合中の他チームの選手との私語や、試合前の挨拶を禁止する」との通達がありました。

 試合前の挨拶に関しては、「客が入場する前ならOK」らしいです。

 確かに、打者がヒットや四死球で1塁に出ると、一塁手と挨拶してから何やらにこやかに会話しているのを問題視する意見もありましたが、多くのファンにとっては「ああいうとき、いったい何話してるんだろう?」という興味の対象でもあった。

 それに、一塁手は外人選手であることも多く、外人選手と談笑している日本人選手がいると「英語で話してるのか?」という素朴な疑問も野球観戦の愉しみの一つだと私は思っていました。

 まあ、相手チームの選手と楽しそうにしゃべっているのを不愉快に思う人がいるのもわかるが、そういや、ある投手も「自分が打たれて塁に出た相手選手が、自分とこの野手とにこやかに会話してると不愉快な気持ちになる」とブログで書いていたような気もするけど、その投手だって「それが嫌なら相手を塁に出さなければいいだけだけど(笑)」ということは行間に匂わせていたし。

 「昔はそうじゃなかった」と主張する人もいましたが、今と昔じゃいろいろ事情は違うしねえ?

 そもそも、プロとして別のチームに所属していても、出身校が同じだったりするので、そりゃ、高校や大学で一緒に野球やってたら、塁上で出会ったら「調子どお?」みたいな会話したくなるでしょう。

 そりゃ企業秘密を教えちゃダメに決まってるけど、そんなもん漏らすつもりだったらグラウンド上じゃなくて、メールでやるさ(笑)

 試合前の挨拶にしても、私は試合前の練習見るのも好きだから、よく目にするけど、トレードされた選手なんかは、古巣と対戦するときには相手ベンチでずっと挨拶してたりして、そりゃそうだよなあ、なんて思っていたのだが、昨日のヤクルトと楽天の二軍戦でも、元ヤクルトの鎌田がヤクルトベンチで和んでいたら「挨拶禁止だろーが」とヤジやれていたけど、そんくらいいいじゃんって私は思う。

 去年だったか、一昨年だったか、15秒ルールというのが話題になり「ランナー背負ってない投手は投球間隔を15秒以上空けてはいけない」という試合時間短縮を目指したルールが出来て、オープン戦ではそれをチェックされた投手もいて、「どーなるの?」と一瞬だけ話題になったが、そこで多くのファンの意見は(某掲示板で、だけど)「そんなもん、どーせ、シーズン始まったらみんな忘れる」だったのだが、ほんとにあっという間にそんなルールの存在はなかったことになったが、「私語厳禁」ルールも、15秒ルールの「だってエコなんだもん」と同じように「だって、馴れ合いは八百長みたいなんだもん」という、単なるアピールで終わりそうな予感がする。

 しょせん、興行なんだから、もっと緩くやろうよ、ねえ?


3月9日(水)

 山ガールとか釣女などがブームになっているけど、そーいや、ウォーキングブームってどうなった?デューク更家って最近観ないね。

 私はウォーキングというよりも、あくまでも「お散歩」である。

 さて、今日も休みだったので(最近、この時期恒例のカスタネット出勤。って部長にそう言ったら通じなかった。「ひょうきん族でカスタネットおじさんってキャラがあったんですが」と説明しても覚えてなかった。マイナーだったかしら?出て、出て、休んで休んで、出て、休んで♪ってやつだったんだけど・・・・)先日、発見した散歩コースに挑戦。

 地下鉄の和光市駅から、外環道(の横の一般道)を通って荒川を越えて、ヤクルト戸田球場で観戦してから、戸田の温泉に入り、戸田駅まで、というコース。

 それだけだと大した距離ではないから(江戸時代的には)自宅から渋谷駅も徒歩である。
 9時には家を出るつもりだったが、国木田くんに食事をやるのを忘れていたので、慌てて充電していたら、9時をだいぶ過ぎてしまった。なので、渋谷までの遊歩道コースはやめて、最短の246コースで急いだら、10時過ぎには電車に乗ることができた。

 和光市に着いたのがちょうど11時。
 外環道は駅のすぐ側にあるので分かりやすかったが、当初の不安は「高速道路だし、騒音とか空気はどうなんだろう?」というものだったが、市街地を抜ける比較的新しい道路だからなのか、防音壁がしっかりしていたため「これなら環七沿いよりよっぽど静かじゃん!」

 しかも、外環道の両側には一般道があるのだが、そこには一車線分もある広い遊歩道が整備されてて、歩行者用と自転車用レーンがあるのだ!

 これは素晴らしい!戸田球場に行くなら、道路の狭い戸田方面からよりも、絶対にこっちからだ!でも、この歩道ってずっとあるのかしら?と思いつつ、歩いていると、目前に荒川の河川敷の光景が広がってきた。

 広々とした風景に目が癒される。いや、トラックの通行は多いし、周囲は工業地帯なので癒し系の風景でもないのだが、とにかく遠く見るとなんか目の疲れがとれるというか、目が鍛えられるというか・・・・

 そして、そのまま橋に突入した。

 巨大な橋だった。
 中心には外環道の上下4車線、そしてその両側に一般道の上下4車線、さらにその両端には歩行者用の歩道。
 そして、広大な荒川の中洲はゴルフ場になってたりして、向こうに見えるのは彩湖と言う貯水池だし、その遙か向こうにそびえる高層ビル群は大宮?

 風が強かったらけっこう辛い散歩だったかもしれなかったが、その時は微風で晴天だったので、歩いていると暑いくらいだった。それに、野球観戦のために上下ともヒートテック装備だったし。

 しかし、素晴らしい散歩コースだった。

 唯一の欠点、というか、散歩コースの欠点ではなくて、私の問題なのだが「高所恐怖症の人には、あの橋をずっと歩いてるのがかなり怖い」ということだろう。1キロ以上続くのだが、時々下を見てしまい「うう、飛び降りたくなりそう」とビビりつつも、構造上、途中リタイアは出来ないので、なるべく下を見ないよう、遠くを見るようにして頑張って歩いた。

 橋には何箇所も「釣り禁止」という看板があったが「こんな高い場所から釣りするの?」と思ったが、橋の向こう側に近づくと、警告をモノともせず、釣りしている人が数名いた。なんか各自、橋の欄干に釣竿固定する装置を用意していて、それが人によって違うし、明らかにお手製だったりして興味深かったが、世の中にはいろいろな趣味の人がいるものだなあ。

 まあ、向こうにとっちゃ、平日にヤクルト2軍の試合観に行くために、こんなとこ歩いているオバサンのほうが不思議だろう(笑)

 家を出る時間が遅くなってしまったので、「試合開始には間に合わないかも」と思っていたのだが、結局、12時には球場に着いてしまった。試合開始は12時半。

 思っていたよりも、客が来ていた。大学生は休みだしね。それに、戸田名物の「土手から観賞」の人たちもけっこういた。
 バックネット裏の観覧席は空いていたので、そこに座るが、さっき歩いているときには全然風を感じなかったのに、この土手っぺりの球場は風がビュービューだった。寒い!
 カイロを3つ使ったので、少しはマシだったけど、ほんと、この球場は夏は日陰がなくて暑かったけど、寒いときにも逃げ場がないなあ。

 ヤクルト先発は加藤。去年もオープン戦の時期にはよく観たけど、シーズンではどうだったんだっけ?シーズン中に観た記憶が無い。でも、このオフ結婚したので、今年こそ、ってところか?(長谷部と同期で、その時のドラフトでは大卒ビッグ3だったらしい)

 楽天は井坂。井坂は去年は肺に穴が開くという病気をやって、「見かけがすでに肺病病み(わー、漢字で書くとこうなるの?はいびょうやみ)なのに」と、ファンの失笑と失望を同時に受けたけど、一昨年はそれなりに結果出していたので、ヤクルト加藤と同じくらい先発ローテに食い込んでほしいという期待を受けている投手である。

 ところで、戸田球場のウグイス嬢は井坂のことを「いざか」と発音していたので「え?そうだったっけ?」と思って調べてみたら、やっぱり「いさか」だった。井坂って、普通は「いさか」って言わない?

 そんで、楽天の主砲山崎さんは、やはりここでも「やまざき」呼ばわりだった。この間の大田スタジアムでも、ホームゲームなのに「やまざき」とコールされていたので、「2軍選手だったらしょーがないけど、一応、一般的にも知名度が高い、スター選手なのになあ」と思ったっけ。

 私は、そういう読み方が何種類かある苗字ではないのだが、ご本人はけっこう気にされると思っているので、会社関係でもわりと気をつけているのだが、わりとみんな無頓着というか、私が「だから税理士の先生は、○○ザワじゃなくて、○○サワ先生なんです!」と何度注意しても直らないしな。

 楽天は「ヤマサキ」さんを始めとして、けっこうそういう苗字が多くて、聖澤は「ヒジリザワ」じゃなくて「ヒジリサワ」だったり、牧田は「マキタ」じゃなくて「マキダ」だったり、中島は「ナカジマ」じゃなくて「ナカシマ」だったり、河田は「カワダ」でなくえ「カワタ」だったりするのだが、去年ヤクルトからトレードで来た鎌田は「カタマ」ではなくて「カマダ」だったので、ファンは「また、ややこしいの来たwww」とちゃんと学習しているのです。

 そういえば、話が逸れるが、昔、短期派遣で働いた先で、難易度高かったのは、田嶋さんは「タシマ」さんで、田熊さんが「タグマ」さんだったでの、どっちに濁点がつくのかって、けっこう混乱しました。(わたくし的には、タジマさんとタクマさんの方が言いやすかったので)

 えーと、試合のほうは・・・・とにかく寒くて、なんかよく覚えてないけど、とにかく加藤ミッキーがなんでだか知らんが絶好調で、って言っても楽天2軍相手にノーヒットでも「それがなにか?」とも言えるのだが、右打者はみんな内角の球を見逃してしまったり、振っても当たらなかったりと、素晴らしい内容でした。

 井坂はけっこう打たれていたけど、不運なヒットもあったしなあ。ライトが山本君だったし(笑。捕手です)
 なので、井坂はまあまあだったけど、加藤が良すぎたので比べるとちょっとって内容だったんだけど、まずまずの仕上がりのようでした。

 ところが、二番手で当番した石田がまた試合壊しそうなことに・・・・・。前に観た大田スタジアムでも制球が荒れまくっていたけど・・・・・大丈夫なのかな?
 そんで、大田スタジアムの時にも、次に出てきたベテラン山村が低めに丁寧に投げてあっさり三凡で抑えたので雰囲気が変わったのだが、今回も山村がビシっと抑えていて、シーズンでも期待していいのでしょうかね?

 次もベテランの松本だったが、なんかフォーム変わった?
 去年は、まるで岩隈のような綺麗なフォームだったんだが、ちょっとリリースが忙しなくなったというか、腕の振りを早くしたのかしらね?

 後半になって、DHだからベンチの前で体を温めている山崎さんと談笑してる小さい子がいたので「あれ?うっちー?」と思ったら、やはり内村だった。この時期、出場機会の調整で、1軍と2軍の入れ替わりは激しいのだが、内村がこっちってことは、そっか高須が今年は1軍調整だし、西村や枡田が一軍帯同中なのね。

 でも、さすがわ腹黒い内村(褒め言葉)は、ずっとノーヒットに甘んじていた加藤が6回になって少し球が高めに浮いてきたのを見逃さずに楽天初ヒットになり、それを山崎がやっとヒット打って繋いで得点していました。

 ええと、そんで、ヤクルトは次の投手が高木様で、まあまあ、だったかな?なんかそこそこ打たれてはいたが、高木様ってそういう投手だし、シロート目にはよーわからん。

 それよりも、遠くにある楽天のブルペンで三桁背番号背負った長身の投手が投げていたのだが、「背番号126って誰?選手名鑑に載ってない!」と思いきや、そっか、テスト入団した元中日の佐藤ね。190センチの長身で、見栄えはよかった。

 しかし、その頃には寒さが限界に達し、試合途中で中座して、温泉に向かった。

 戸田天然温泉は源泉かけ流しもあって、なかなか良かったが、全体的にお湯の温度が低かった。私は、お湯と水風呂交互に入るのが好きなので、もう少し温度高いお湯のほうが好きなのだが、黄土色したヌルい源泉にずっと浸かっているのもなかなか心地良かった。

 戸田球場から、その温泉まで徒歩で20分くらいだったかなあ?けっこう、近かったけど。(ですから距離感覚が江戸時代なのんで)
 そんで、その温泉から戸田駅もあっという間で、また物足りなかったので、渋谷まで埼京線で戻ってから、お腹が空いたので蕎麦食べてから、また三茶まで歩いた。今日のお散歩成果は約3万歩で15キロ。午前中から休み休みで歩いたから、このくらいだと丁度いいだろう。温泉で体重測ったら、57キロを記録した。2週間前に測ったときには60キロすれすれだったので、お散歩と減量サプリのコラボの成果なんだろう。

 しかし、歩く分には今日くらいの陽気でちょうどいいけど、野球観戦にはやっぱ寒い。今日も風が凪いだ時には暖かかったんだけどなあ。

 さて、今週末はいよいよ一軍の試合観に行きますかねえ?

3月8日(火)

 そういえば、昨日行った皮膚科の隣がパチンコ屋だったのだが、あの雪の中、開店前に20人くらい傘を差して待っていた人がいたので「雪なのに・・・」と呆れてしまった。

 私だって、顔が斑じゃなければ絶対に外出しなかったろう。あの炎症が手や足だったら「跡が残ってもいいや」と馬油でしのいでいたかもしれない。

 それにしても、いつもは10時前に街を歩いたりしないので、パチンコ屋の開店待ち客を久しぶりに観たような気がする。

 それにしても、3月だというのに寒いなあ。
 まあ、このくらいが「平年並み」で、ここ最近が異常なだけだったのかもしれないけど、こう寒いと野球のオープン戦観賞に差支えがあるではないか。(自己中)

 去年のオープン戦観賞では、昼間日が当たっていると、けっこう暖かかったので、「わーい、ビール飲んじゃうもんね」という日もけっこうあったと記憶しているのだが・・・・
 それに、こう寒いと選手の怪我も心配である。

 さて、「春めいてきたからお散歩ブーム」もすっかり定着し、さらには浮かれて減量用プロテインまで購入してしまったのだが、プロテインがやっぱり効いたのか、スカートがいきなり緩くなり、さらに浮かれまくってます。

 元々、スカートは緩めのサイズを購入していたのである。冬物は3年くらい着るし、どーせ太ると思っていたし、よく買うメーカーのは、一つ上のサイズのほうが丈が丁度いいという事情もあった。

 ところが、ここ2年ほどで、なんだかパンパンになってきたので「あちゃー」と思っていたのであるが、さすが脂肪の塊、ちょっと運動するだけでウエストサイズ2センチくらいはすぐ減るのね。

 あと、重要なポイントは酒を減らしたことですわよね、きっと(笑)

 プロテインはどの程度、効果があるのかなあ?なんで、今さらプロテインなど買ってみたかというと、ダルビッシュのツイッター読んでいたら「ノープロテイン、ノーライフ」な気分になったからである。ダルが10キロ増やした体重を維持するためには、プロテインが不可欠らしい。

 そんで、女性からの質問というかつぶやきで、「ダイエットにいいのもあるんですか?」というのには、「ありますよ!売れてるらしいです!」と紹介していたので「ふーん?」と思ってつい買ってしまったのであった。

 でも、ダルが提供受けてるDNSのじゃなくて(ダルは斉藤君の背中にDNSのシール貼っていた。あのイタズラの広告効果を試算してほしかった)、サバスのにしたんだけど。だって、アマゾンの評価で「ホエイ(←ほえー?って何じゃか知らんがそういうのがあるらしい)だと便秘になったが、こっちだと快腸でした」っていうのがあったので「あー、私もこういう、体にいいってもの摂取すると絶対に便秘になるし」と思ったので、サバスの方にしてみたのだ。

 プロテインなんて買ったことなかったので、届いた袋見て大爆笑してしまった。
 だって、米の5キロ袋みたいにデカかったんだもん。
 なんか、よく店頭に置いてある、コーヒー缶くらいの大きさの物を想像していたのだ。

 会社に届いて、たまたま土曜日だったから、私が席を外していたときに部長が受け取ってくれたので「さっき、届いたやつ、プロテインだったんですけど、こんなデカいんですよ」と見せびらかすと「へえ、減量用のもあるんだ」と言いつつも「普通はこの大きさだよ。うちの息子も飲んでるよ(ラグビー部ですもんね)。でも、これ、けっこう高いでしょ?何千円もするでしょ?」と言うので「あれ?いくらだったっけ?」

 母と妻と二人の息子を養っている部長からすれば「高級品」なのかもしれませんが、独身貴族様のワタクシにとっては小金でして(笑)
 つーか、これ飲んで運動すれば、先発ローテーション・スカート投手が来年も延命すると考えれば安いものです。
 それに、もしかすると、ヤクルトで言えば石井弘寿みたいな「タンスの肥やし」になっている、要するに「このスカート気に入っていたし、まだ着られるんだけど、私が太ってしまいファスナーが閉まらない」みたいなスカートも着られるようになるかもしれない!(石井弘寿さん、こんな例え方してすいません。そして野球に興味の無い方にも全然わからないこと言ってすいません)

 そういえば、その昔、知人でガリガリに痩せていた青年がプロテイン飲んでジムでエクササイズに励んでいたら、みるみるうちに体重が増えたので「体重ってお金で買えるんだ」と、のたまっておられたので、女子達にキョトンとされまくっていたっけなあ。

 そんなわけで、しばらくお散歩にハマっていたいと思います。体幹が少ししっかりしてきたせいか、しっかり歩けるようになってきたし。歩幅も出てきたので、こういう時期が一番楽しいのであった。

3月7日(月)

 金曜日くらいにアゴに大きな吹き出物が出来ていた。
 会社では、試しに「春めいてきたから若者みたいにニキビが吹いちゃった」と言ってみたら、ちゃんと「吹き出物でしょ!(笑)」とお約束を言ってもらえたりした。
 久々に出来たニキビの違和感もあり、ついつい手で触っていたとは思うが、夜になって、けっこう痒くなってきたので、虫さされ用のジェル軟膏を塗ってもかゆみが止まらず、とうとうタイガーバームまで塗ったのだった。

 そして、土曜日は久々に寝坊できて(朝までカラオケ等の疲れが溜まっていたのだと思う)、12時まで寝ていたのだが、起きて顔に違和感があったので、アゴを触ってみると、「なにこの、ゴツゴツした感触わ?」と慌てて鏡を見ると、顔の下半分が斑になってるーーーーーーっ!

 ニキビの周辺は茶色く変色し、カサブタみたいに固くなっていたが、右頬下と左頬下にもなんだか浮島が出ているし・・・・

 うーむ、なんか塗り薬の調合が悪かったのだろうか?
 それに、思い当たるフシとしては、生理中だったのと(ホルモンバランスがどうのこうので、些細な異変が起きることはある)、やっぱし疲れが溜まっていたことと、なによりも、久々にお酒をいっぱい飲んだことかなあ?

 土曜日の午後になっていたので、皮膚科に行くのは諦め、顔の炎症のせいかちょっと熱っぽかったが、気を取りなおして散歩することにした。烏山緑道を歩いてから、北沢緑道で戻って・・・という、「区民税の元は取りますよコース」
 なかなかいい散歩コースだった。またやろう。

 で、ドラッグストアで馬油を買って帰り、ボッコボコになった皮膚に塗たくり、早寝するつもりだったのだが、起きたのが遅かったのでなかなか寝付けず。

 日曜日は6時起床で、支店のお手伝いに向かった。
 支店業務はさっぱりわからないけど、とある機械の操作だけなんだけど、空き時間も多く、慣れない場所で仕事するのはストレスだし、なによりも顔が・・・・

 マスクで顔を隠していたのだが、誰も「花粉症大変ですね」とか声かけてくれなかったので「花粉症じゃないんです」と説明しそびれてしまったが、まあ、支店の社員にとってはどうでもいいことだろう。こっちも、昨日に引き続き、軽くボーっとしていたし。

 時々トイレの鏡で顔を確認すると、アトピーの酷いのみたいだった炎症が、火傷の跡みたいに水泡でさらにボコボコに・・・・ううう、痛痒いよお。

 日曜出勤したので、今日は休みだったので、朝起きると水泡でボコボコだったところは白く固まっていて何が何やら・・・でも、山は越えたのかなあ?このまま馬油でも良さそうだけど、やっぱ顔だし、医者行こうと思ったら・・・・ゆ、雪ですか?

 外出るのやめそうになったが、顔はやはり大事である。土曜日散歩したときはマスクしてなかったので、遊歩道の通りすがりの人たちが皆私の顔をちらりと見ていくような気がして、いつもだと、そういうことがあると「ほほほ、私が美しいからね」と積極的に勘違いをするのだが、顔が斑だとさすがにね。

 自分で見ても、気の毒な感じなんだから、このまま会社行くのも嫌だったし、雪の中、頑張って皮膚科に行ってみました。去年の所の違う医者にしてみました。なんとなく。

 雪だったから空いてて、すぐに看てもらえたのだが、医者が「どうしました?」と私の顔も見ずに言うので「顔です、ここです」と指差すと「ああ・・・・」って感じで、こっちは大事な顔が斑になっちゃって一大事なのだが、医者は明らかに「それが、何か?」という態度で、プロから観れば「もう治りかけてるじゃん」って思ったのでしょうね。

 で、結局、ステロイド剤軟膏を処方されました。なーんだ、やっぱ、これでいいのなら、いくらでも余っているのだが、まあステロイド軟膏にもいろいろあるのかもしれないし、前の医者みたいに、強度の高い奴を処方して「明日また来てください」というやり方ではなく「一週間後にまた来てください」ってことは、これが効いて3日で収まったらもう来なくていいということですよね?

 そして、さすが処方薬、家に帰って塗って2時間ほど経つと、痛痒さが緩和し、ボロボロと白いカサブタが剥げてきて、さっき風呂に入って顔洗ってみたら、一番酷かったあたりもすでに下の皮膚がだいぶ見えるようになってきた。

 この程度だと、アトピーでちょっと、という程度なので、人目に晒しても大丈夫だろう。

 しっかし、寒くてやんなっちゃうなあ。

3月4日(金)

 久々にバカの壁にブチ当たった。

 イマイチな人の多いうちの会社の中でも、特に某部署は吹き溜まりというか、良く言えば個性派揃いで、でも、女性社員はまともなんだが、男性は「普通の人」が一人もいないので、「あそこの部署に異動になったら私だったら会社辞めそう」と前から思っていた。

 だって、なんか普通に話ができないんだもん。

 前にも時々日記に登場する「請求書を紛失して、支払先から問い合わせがあっても、『オレはちゃんとやっている』と平然としていて、でも、再請求書が届いて振込処理してから一週間後に『なんか古い請求書が見つかったんですけど、これって支払ってなかったでしたっけ?』とやはり平然とその請求書を持ってくる」ということを年に何度も何度も繰り返すS氏もそこの部署の人である。

 S氏にはほんと困ったものだが、とうとう私の上司である部長がキレて「なんで、あいつにああいう仕事させるのだーーー!」って私に言われても・・・さ・・・・私だって迷惑ばっかかけられてるから、せめて請求書の取りまとめは別の人にやってほしいよ。
 で、部長が「ちゃんとチェック表作ってまとめろ。オレがチェックする」と立ち上がってくれたので、前よりはマシになったが、でも、やっぱし「人並み」には出来ないらしい。

 少しマシになったのは、部長が「なんでこうなんだー!」って私に怒鳴ることが無くなり、直接S氏に怒鳴り散らしてくれるようになったことだけだ。
 S氏も私が「これじゃ、困ります!」と何度言っても平然としていたが、さすがにTK部長に怒鳴り散らされると、それなりに努力しているようだが、あくまでも「それなり」である。そして、「それなり」というのは、あくまでもS氏の中での「それなり」であり、一般的に通用するレベルではない。

 もう、ああなると、一種の障害というか、ADDとかそういう部類のもんだと思って諦めるしかないのであった。

 そんで、同じ部署のT氏も同じくらい強烈なのである。

 「いい人」なんだが、やっぱし、仕事の話をすると、全然普通に話ができない。

 そして、去年、その部署からやっと開放されて(長いお勤めご苦労様でした)総務に戻ってきたK嬢に変わって、販売代理店へのキックバックの計算と振込先の一覧表の作成をT氏がやることになった。

 20件ほどの振込みだったのだが、データを作っていたエビワカちゃんが「3件、振込先の確認が必要です」と前のデータと銀行の支店名が違っていたり、法人名が違っていたり、口座番号が8桁だったり(7桁が最大)した先の確認がT氏に投げられたのだが、その他はそのまま送信したら、銀行からエラーで戻ってきたのが1件あった。

 エラー事由は「口座名義相違」であった。

 法人名の場合、株式会社と有限会社の違いでもそういうエラーになるし、カタカナ名の法人の場合、よくあるのが「バーナード」と「バーナアド」とか「バーナド」みたいなちょっとした違いである。

 その振込先の口座名義も「(株)ピンティース」みたいな(仮称です)、口頭でやりとりするといかにも間違えそうな社名だったので、T氏に「口座名義確認お願いします」とメールしておいた。朝イチに不在だったので。

 昼前に出勤しているのがわかったので、内線でも「調べておいてね」とお願いしたのだが、午後になってエビワカちゃんに「わかったので、メール返しておいたそうです」と言われて「あ、そう」とメールを見ると・・・・・「電話で相手先に確認しましたが、(株)ピンティースで間違いないそうです」

 えっと・・・・あの・・・・・

 ああ、めんどくせー、私は別にそこにお振込みしなくても全然構わないので、放置してやろうかと思ったが、うちの会社のバカのせいで得意先にご迷惑かけるわけにもいかないので、階段登って彼の席まで行って「あのお、エラーが出ているのに、あれでいいんですって言われても、経理としては、これ以上出来ることないんですけど?」と言ったら、「ああ、そうなんですか?」と、あっけらかん。

 「ほんとに、ピンティースなの?」と言うと「そうなんです」
 「うーん、困ったねえ。口座番号もこれで合ってるよねえ?」と銀行からのエラーの書類見せたが、ロクに見もせずに「それで合ってます」と言う。

 ふう・・・・私が直接、相手に電話すりゃいいのか・・・と思ったが、ふと、さっき、私がT氏のことで愚痴っていたら、K嬢が「あいつ、カタカナ苦手だからね(笑)」と言っていたのを思い出し、「じゃあさ、申し訳ないけど、先方にファックスで振込先書いてくれるよう、お願いしてもらえない?」と言うと「わかりました!」

 1時間後、T氏は「はい、来ましたよ」と無表情でファックスを持ってきた。

 相手先も何度も確認されて、イラっとしたのだろう、通帳の表紙の裏を拡大コピーしたのを送ってきた。たしかに、これだと完璧だ。相手先は普通に仕事が出来る人が担当者だったらしい。すいません、ご迷惑かけて・・・・

 って、その情報を確認すると・・・・「株式会社 ピンピース」・・・・・ぶほっ!

 T氏はその紙を私に渡すだけで立ち去ろうとしていたので「ちょっと、Tさん、ほら、全然違うじゃないのよ!」と口座名義を指さすと「あ、そうだったんですか」って?

 もう、こういう人は、今さら教育しようがないから、「次回からは相手から全部、請求書貰ってください」と凄んでおいたけど、そんなのも次回は忘れているだろうな。

 K嬢に「やっぱ、Kさんの言う通り、完全に電話での聞き間違いだった」と愚痴ると「ああ、あいつカタカナには弱いし、そもそも耳が悪いんじゃないかと思う」と、これまでにも散々やらかしているらしい。だって、私もヒアリングは得意じゃないけど、だからこそ、振込先とかは、電話ではなく、ファックスやメールでやりとりするようにしてるし。

 普通はみんな自然とそうしていると思うのだが・・・・

 いや、あの部署の人達に「普通」を求めてはいけないのだ。

 「未知との遭遇」を楽しめないと、こっちがストレス溜まるばかりである。
 いつも日記に書いているが、私はこういうバカと仕事をしないといけないときには「神様だと思って我慢する」ことにしている。いくらご祈祷に高額つぎ込んでも、神様はこっちの思い通りには願いことを叶えてはくれない。それどころか「祟る神」もいるし。
 そもそも、神様というものは、私の幸せなんてどーでもいいのだ。

 というわけで、我社のオリンポス神殿のような、個性的な神々に満ち溢れた某部署なのであった。なんで、けっこう重要な部署なのに、あんなメンツが揃ったのか理解不能なのだが、あそこの業務はけっこう微妙なので、誰がやっても「正解」は無いので、まともな人を配属すると心を病んでしまったりするから、「絶対に心が壊れない人」を配置すると、ああいうことになるのかもしれないから、あれはあれでいいのかも。

 超訳すると「バカとハサミは使いよう」になるのか?

 使えてないけど・・・・でも、部分的には優秀だったりするので(どんなクレームも平然とスルーできるという、ある意味高い能力はあるようだ)、あの頑丈さは、まさに都心の一等地にピラミッドがあるかのように、どんな震災が起きても、デーンと立っているであろう頑丈さ。
 そう考えると、私が口に出す嫌味なんて、震度2程度ですよね。

 そう考えると、うちの会社で雇っているのがもったいなくなってくるな。
 対シー・シェパード対応とかに、ああいう人材を投入したら、ひょっとしたら意外と活躍するかもしれない。

3月3日(木)

 えーと、1日は渋谷オーチャード・ホールでエルビス・コステロのライブ。

 オーチャードホールに入ること自体が、十何年ぶり二度目である。たぶん。東京国際映画祭のオープニングだかクロージング作品だかなんかで、アルトマン監督の「ザ・プレイヤー」を上映していたので、「こんな機会でもないとあの中に入る用事なさそう」と思って行ってみたんだっけ?
 調べてみると92年の映画だったので、ほんと20年近く前だ(笑)

 コステロのライブは、一人で弾き語りだったんですが、素晴らしかったです。

 ただ、ライブ終了後、友人T嬢と「今年の夏フェスのラインナップ」について熱く語り合っているうちに(サマソニはP.I.Lなんですって?うわー、そ、それは行かないといけないのだろうか?とか、フジロックでYMOって?うーん・・・なんか、別に・・・・とか)「じゃあ、カラオケ行こう」ということになり、酔っ払いのT嬢がじゃんじゃん延長かけてしまうので、やっと開放されたのは、朝7時でした(笑)

 私たち、もうアラフォーというよりは、アラフィフだよね?(笑)

 もう完全にグダグダだったし、帰宅したらもう8時近かったけど、がんばって11時には起きて、もう完全にヨレヨレだったけど「昨日は雨の予報だったからパスしたので、今日こそ行かないと」と、大森までバスに乗って、大田スタジアムまで行きました。試合開始直後にちゃんと着いたよ。偉いよ、私。ほんと、野球愛だな。

 春季教育リーグという名称の要するにファームのオープン戦である。
 去年も同じ時期に楽天主催試合が大田スタジアムで行われたので、行ったなあ・・・・つーか、あんときはM嬢と一緒だったけど、帰りのバスに乗るまで大変だったな・・・・と、遠い目になる。
 そう、日記にも何度か書いているけど、冬の間はあまり会っていなかったので、久々に野球観戦に誘ったら、体調悪いようだったし、なんか挙動が変というか人の言うこと全然素直に聴いてくれなくて「なんか、いろいろ煮詰まってるなあ」と思ったのだが、あの時からだんだん急激に悪くなっていったんだよなあ。って、後になってそう思っただけで、当時は「困ったちゃんだなあ。なんで、こんな面倒臭い人になってしまったの?」って程度だったんですけどね。

●楽天×横浜(春季教育リーグ@大田スタジアム)

 午前中は日差しがあって「お、今日は暖かいのでは?」と期待したのだが、試合中はほとんど曇りだったし、時間が経つほど寒くなっていった。でも、昨日よりは天気がよかったので、けっこう客が入ってました。

 楽天の先発は鎌田。横浜は田中。って誰?と思ったが、そっか「ハマのソリコミ」の子だ。私、けっこう顔が好きです(笑)

 試合のことをそれ以上書く気力が無いのだけれど、特筆すべきは、横浜の途中から出てきた投手が「小林公」って誰だ?しかも背番号三桁で育成選手なので、全然知らない人だったのだが、なんと、投球フォームが小林繁クリソツ!
 正面からしか観てないけど、足の上げ方といい、ちょっとカックンって感じの腕のフリといい、「今のルールだったら、最大限似てるだろう」(小林繁の投球フォームは今だと多分、二段フォーム禁止ルールに引っかかる)

 テスト生で合格して、育成登録されたようだが、ぜひ活躍してほしいものである。

 野球が終わったのが3時半くらいで、また大森まで歩いてからバスに乗って、5時には帰宅したが、昼寝するには時間がなく、そのまま三茶のレストランに7時集合。もう、足元がふらついていたが、酒飲んだらちょっと元気になった。

 というわけで、昨日は久々に泥のように眠ったが、7時間睡眠ではまだ疲れがとれず、今日もまだヨレヨレでした。
 なんか、中味の濃い平日二日間の休みでした。

 でも、しばらく忙しくてお金余っていたので、こうして出歩きまくっていると、毎日万札が飛んでいくので・・・・・ちょっと気持ち悪いのであった。これが気持ち良くなってしまうと、金溜まらんのだろうなあ。

 私は10万円貰うと、まず5万円貯金して、残りでパーっと!と思いつつも、結局2万円しか使わないタイプなので、2日で交遊費を3万円も使うとドキドキしてしまうわ。(その半分はコステロのチケット代と、5月のベン・フォールズのチケット代精算だったのだが)

 さて、そういうわけで、今日は早寝します。あ、でも、ブラタモリは「江戸のゴミ」らしいので、これは観たい。
 

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