可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

2月14日(月)

●「チェーホフ?!

 という、芝居を観に行ったのだが、午後2時開演だったので、12時前に家を出て渋谷まで久々にお散歩した。
 しばらく天気が悪かったので、遊歩道を散歩する人がとても多かった。晴れてても北風が寒かったが、老若男女みんな楽しそうに歩いていて、小さな子供が楽しそうに走りまわっていたり、そしてそれを愛おしげに見守る親の満ち足りた表情があり、そして、車椅子に乗った人や杖をついている人たちも、ゆったりと日光浴を楽しんでいて、「そっか、足が不自由だと雨の日は外出が億劫になってしまうし、それでなくても寒いとついつい篭りがちになるだろうから、日光浴を医者からも指導されているのかもしれないなあ」なんて思ったりして、そして、ともかく、遊歩道に集まる人たちが皆とっても幸せそうだったので、私もその空気吸ったらハイになってしまい、渋谷から遠回りして原宿(山手通りから井の頭通り)まで歩いた。約1時間の散歩。

 時間に縛られていなかったら、池袋まで歩けたかも(笑)

 劇場にはCちゃんのほうが先に着いていた。
 また、Cちゃんに「観たい芝居があるから付き合って」と誘われたのである。
 Cちゃんの知人が絶賛していたらしい。

 どんな芝居なのかは説明してくれなかったので(「ツイッターでも評判だったから、ツイッターで検索してみて」と言うが、そう言われても・・・・せめて、リンクしてくれって)、ざっとホームページ眺めてみたけど、イマイチどんな系かわからんかったし、そもそも私だって、まさに「チェーホフ?」ってくらい、チェーホフがどんな作家か全然わからん。昔、戯曲を読んだような気もするが、全然覚えていない。

 でも、どうやら、チェーホフの戯曲をアレンジしているわけでもなく、チェーホフの精神世界を下地に創作したらしいし、劇評を読んでみたら、まともなセリフもなく、心象風景がなんちゃらかんちゃらで、劇作家は元精神科医なので、うんちゃらかんちゃららしかった。

 どうやら、予習するよりも、まっさらな状態で観たほうがいいような気がしたので、それ以上、調べなかった。

 ところが、またCちゃん節炸裂で、私達の席はなんと一番前で、目の前には小さなオーケストラピットがあり、どうやら生演奏が伴奏するらしかったので、Cちゃんが「へえー、どんな芝居なんだろう?」と言うから、私が「ああ、セリフが無いみたいだし、サイレント映画みたいに伴奏がつくのかねえ?」と言うと「え?セリフが無いの?」って、え?

 佐藤雅彦の展覧会では「佐藤雅彦って誰?」だったし、飴屋法水の作品では「え?外に出るの?」だったし、Cちゃんが誘ってくれているのに・・・・・

 毎回驚いてしまうが、今回も驚いたので「え?じゃあ、どうして観たいと思ったわけ?」と聞いてみたら、Cちゃんが好きな建築家(インテリア雑誌によく出てくる若手らしく、ルックスもいいので女性に人気があるらしい)がツイッターで絶賛していたから、だそうである。なので「舞台美術がカッコいいらしい」くらいの予備知識しかなかった。

 さて、そんな雑談しているうちに開演。
 素晴らしかったです。

 極上の音楽がついた、美しい紙芝居のようでした。舞台美術もシンプルなのに、とても凝っていて、映画では味わえない舞台芸術を堪能いたしました。

 どういう舞台だったのか、文章で説明するのは難しいが、例えば、書き割りの三日月がぽっかり浮かぶ空間(荒野?)に佇む子供の影。
 空に黒い雲が立ち込めてきて(それも人形劇みたいな書き割り)、舞台袖から鎌を持った黒い人影が列をなして横切る。そして、三日月の上にも、鎌を持った悪魔のような人形が降りてきて座る。
 その光景をなすすべもなく、眺める子供の影。

 私はチェーホフがロシアの作家であることは知っていたので、上記の絵から「ソビエト連邦」を連想した。月と鎌って、ソ連の国旗みたいだったし。
 よって、その後の展開でも、「ロシアの歴史」のイメージで、「荒野で育った少年が、ロシア革命などの動乱の世に翻弄されつつも冷静に観察している」と勝手に解釈していたのだが、中盤で今度は月が赤く染まり、なんだか弾圧されているようだったので「ふむ、スターリンの時代ね」などと勝手に解釈していたのでした。

 だってさ、脳みそのオブジェを水槽でジャブジャブ洗っていたりするんですもん「洗脳wwww」でしょ?
 そして、言論は弾圧され(魔女みたいのが少年から本を奪おうとして、りんごを差し出す)、密告や粛清が横行し、人々の神経は麻痺していき、そしてラストは「解凍」(まさに冷凍庫からみんな出てきた)・・・・ペレストロイカとかですか?

 という、解釈が一つ。

 だが、それと同時に「近代的自我」みたいな解釈も同時進行。
 絵画みたいな芝居なので、絵画のテーマが政治的イデオロギーだと思っても、その中に描かれているネーチャンの裸は別の意味で気になるみたいな(笑)。参考資料「民衆を導く自由の女神

 近代的自我っていうか(そもそも、その言語の意味わかってなかったりする)、まあ劇中でも少ないセリフに「人間とは何か?」っていうのもあったのだが、私はその部分を「飾り」だと思って無視した。
 飴屋作品での「宗教的なコメント」が意味深に散りばめられていても、それを飾りだとスルーしたのと同じように。
 いや、もちろん、飾りは重要ですよ。

 ヒッチコックの映画なんて、意味深な飾りだらけだけど、あれはそういうのをニヤニヤしながら愉しむものだと思ってますし。
 そう、だから「飾り」は、ニヤニヤしながら愉しみましょうってだけだ。

 ええと、そんで、この芝居が面白いと思ったのは、深く頭巾を被った子供(マメ山田氏が演じていたが、2回ほどあった顔出しの箇所では本当の子供に入れ替わっていた。そういう手品みたいなところもツボ)が、魔女というか道化というか、狂言回しみたいな篠井英介や、女性を強調(超巨乳)にした女や、俗物の塊みたいな男たちが繰り広げる不条理というか、心象風景みたいなものに翻弄されつつも、じっと自分を守るのだが(その象徴がずっと手に持った本)、私は途中まで、その子供を「チェーホフの心(自我)」と思っていたのだが、後半で子供が自分の主張を述べ始めると、狂言回しが大音響のヘッドフォンで耳を塞いで、なんとなく形勢逆転したところで、「あ、逆だったか」

 無垢の魂にチャチャ入れていたほうがチェーホフで、子供のほうが超自我だか無意識だか知らんが、まあ、もっと内面的なもん・・・・

 と、私がそう思ったのは、たぶん、私が「子供の頃の記憶」を蒸し返す時には、篠井英介演じる魔女みたいな存在であるからだろう。そして、私の記憶の中では、私という子供は「じっと周囲をいろいろ観察していた」はずであるが、それすら、ほんとのところどうだかわかるはずもなく、成長するにつれて捏造した記憶に過ぎない。

 というわけで、シンプルなだけに、観る人によって解釈が全く異なるような芝居だった。

 チェーホフについての予備知識がある人はけっこう戸惑ったのではないかと思う。

 帰宅してから、ネットで劇評を探してみたが、どうやらチェーホフの歴史背景とは全然関係なかったらしい。1904年没だから、日露戦争の頃亡くなっているので、ロシア革命以前である。
 ただ、チェーホフのテキストの断片からイメージしているようなので、帝政が近代化で揺らぐ時代の不安感は醸しだしていたのかもしれない。

 そんなわけで、私の感想もまとまらないけど、初日レビューがあったけど、みんなやっぱしてんでバラバラな感想だった。

 そして、終演後「いやー、面白かった!音楽もすごくよかったし、目の前で演奏してたから惚れそうだった!」と感激する私に、Cちゃんが「ごめんねー、イマイチだったね」というので「へ?」

 「いや、すごい面白かったけど?」と私が言うと「そお?なんか紙芝居みたいで子供っぽかった。もっと期待していたんだけどなあ」

 ・・・・感じ方は、人それぞれですが・・・・・ほんと、いつも書いてるけど、ほんと、演目よりもCちゃんの斜め上を行く感想のほうが面白すぎて困る。なんか、まさに「王様の耳はロバの耳」みたいで(笑)
 「あたしって感性が豊かなの」と悦に入ってる人を一瞬にしてドン底に突き落とすのだ。

 もう、全然わかったフリしないから、尊敬するわ。マジで。

 返事に困ったので「まあ、わけわかんないっちゃわけわかんなかったかもね。でも、そういう人でも、篠井英介の演技っちゅうか、歌や踊りだけでも楽しめたのでは?」と言ってみたが、「ササイ?ってどの人?」

 がーーーーーーーん!(笑)

 「ほら、けっこうテレビに出てるじゃん」と言うと「まあ、観たことあるけど、けっこうマイナーな人でしょ?」って言うから「いや、トレンディドラマにもよく出てるでしょ!たぶん、この人、気持ちは舞台メインなんだろうけど、生活費稼ぐためにテレビドラマにも出てるような気がするけど・・・テレビ界でも個性派として活躍しているけどさ」

 あれ?そういえば、書いてて思い出したけど、昔、Cちゃんはキューブリックの遺作である「アイズ・ワイド・シャット」を大絶賛してなかったっけ?私が「そんなに面白かった?」と首を傾げると「ああいう、思わせぶりで妖しいの大好き!」と言ってたけど・・・・この芝居も「思わせぶりで妖しい」と思ったんだけどなあ。何がどう違うんだろう?

 じっくり問いつめたいところだが、Cちゃんは私と違って、「語りたがり」じゃないから残念だ。

 余談であるが、帰りは渋谷からまた散歩して帰った。いい一日だった。



 さて、例の友人とは相変わらず無難な野球話をメールでやりとりしていたが、昨日だか一昨日だかは、いつもよりかなり短いメールで、しかも文章が重複しており、さらには「用事があるので、また二三日後に連絡します」とか書いてあり「別に仕事のメールでもないし、いつもだって週に二回くらいの間隔でメールのやりとりしてるのに?」と「また調子悪くなってるのかなあ?」と気にかかったのだが、やっぱし、今日になって「催眠術とかサブリミナルとか暗示とかに詳しい研究者や専門家はいないだろうか」という相談のメールが・・・・・

 「こっちで探してみたけど厳しいから、そっちで探してくれ」ということらしいが、そんなこと言われても・・・・・
 うーん、たぶん、あっちで探そうとしたら、周囲に阻止されてんのかね?

 よくわからんが、さーて、また返事に困ったぞ(笑)
 ・しばらくメールはしない
 ・間を置いてから、全然関係ない話題でメールする
 ・「残念ながら、そういうのに詳しい人が周囲にいないのでわからない」とマジ受けする
 どうしよっかな?
 また、カウンセラーのところに愚痴りに行くか?


2月12日(土)

 昨日はなかなか寝付けなかったので(酒抜いたから)、今朝は9時頃に目が覚めたが、まだ眠れそうだったので、二度寝したら、久々に惰眠を貪れたのだが、そしたら電話が鳴り、留守電が応対したが「もしもし?」とママンの声だったので「もひもひ?」と寝ぼけ声で応えると「まだ寝てたの?」と言うので時計見たら12時丁度でした。あー、よく寝た。

 1月からずっと忙しかったし、2月に入ってからはお手伝い仕事も入ったので、疲れが溜まっていたのね、きっと。
 外もどんよりしていたので、良かったみたい。

 そして、昨日のツアーの件だが、「問い合せてみたら、2人じゃないとダメなんだって」とのことで、「ああ、そりゃ残念だけど、しょーがないねえ」と、あっけなく落着。

 でも、ママン的には昨日私とあれこれ話しているうちに、だんだん頭の整理がついていたみたいで「やっぱり、ツアーじゃなくて船だけにしようと思うんだけど、どう思う?」と言うので、「いや、だから、どうして、お母さんが、どうしてそんなにその船に乗りたいのか、よくわかってないのですよ、私は」と正直な気持ちを言うと「前に何かで、太平洋沿いを航行する船から観る陸の夜景がステキだって言ってたし、それに星空がキレイなんじゃないかと・・・あ、でも星は、お父さんが4月じゃダメだろうって言うんだけど、じゃあ、次の冬を目指すと先過ぎるから・・・・」

 どうやら、前からその航路には興味があったので、新聞のチラシだかDMだかで、仙台ー名古屋をフェリー移動するツアーがあったので、飛びついたらしい。
 そんで、そのツアーは船旅の理由付けとして「東北と中部の桜の名所」をくっつけていたので、いきなりそのツアーの話をされた私には「なにそれ?なんの為に、わざわざそんな離れた2箇所の桜の名所をフェリーで移動しないといけないの?どんだけ暇つぶし?」としか思えなかったのである。

 そして、ママンは「主目的はフェリー」ということがわかったので「ツアーではなく、フェリーだけで乗ったらツアーよりも損かしら?」と調べたようだが、そのツアーは、東北まで新幹線だし、名古屋からも新幹線だし、船中泊に加えて、そこそこの宿に一泊する行程だったので、そこを削れば、ツアーより安く済むことに気が付き「青春18切符と安宿組み合わせて、船だけスイートルームにしました。お騒がせしてすいません」というメールが来た。

 ・・・・・なんだったんだ、いったい?(笑)

 そのツアーが6万円と、いつもの格安ツアーよりはだいぶお値段が張ったので、(その桜の名所も格安バスツアーだと1万円しないで、どっちもすでに行ったことがあるらしい)「桜の名所巡り」だけでは理由付けにならなかったので「そうだ、ミヤノが一緒に行きたいと言うなら、このくらいの値段でもしょーがない」という理論展開だったんでしょうか?

 それよりも、おかーさん!
 仙台と名古屋というのは、野球ファンの私にはとても魅力的な地名なのですが!
 (昨日の電話でも「なんで仙台で桜なんか観なきゃいけないのだ、普通は野球だろう」と思っていたのであった)
 そこを攻めてくれれば、ノリノリだったのに!

 さて、明日は天気良くなるかね。明日は久々にお出かけだ。

2月11日(金)

 雪がふーるー♪ でもつもらないー♪

 って帰り道に鼻歌で歌ってしまったくらい「せっかく一日中降り続いたのに、なんじゃこれ?」って思いました。
 いったい何がいけなかったのだろう?
 雪に水分多すぎた?気温が低くならなかった?

 車の上にはちょっとだけ積もっていましたけどね。

 久々にママンから電話があったので、なんだろうと思ったら「いい旅行ツアーがあるんだが、あんたも行きたいかなーって思って・・・・」
 時々そういう誘いを受けるが、両親が行く格安ツアー旅行はたいていが平日の二泊三日だったりするので「そんなに休めないから」とやんわりと断ると、「そーよね?」とたいていあっさり引き下がるのだが・・・・

 年とってきた証拠なのか、今回は「○月○日の月曜日から三日間なんだけど」と言うので「うーん、平日かあ」と言葉を濁しても全然通用しなかった。
 うーむ、こりゃ、たまには付き合ってやらないといけないのかなあ?

 しかも、ママンがあれこれそのツアーの説明するのだが郡山のあたりの桜の名所を観てから、仙台港に出て、フェリーで名古屋に移動して、そっちの桜の名所を観るらしいのだが、国内旅行に疎い私には「そこまでして観るような桜の名所なのか?」と思ったが、向こうにしてみれば「○○の桜」と言えば一般常識らしく、ローマとどっかの間をクルージングするツアーみたいな当たり前のことなのかもしれないけど、私が「フェリーで移動までして?」と突っ込むと、どうやらその船がメインらしく、要するに普通の桜の名所観光をやりつくした上級者向けの(?)「桜もクルージングも楽しめます」というツアーのようで、母としては飛びついたから、娘にもオススメしているようだが、桜の名所にも船旅にも興味のないボンクラ娘は、いったい何を勧められれているのか理解するのに時間がかかってしまった。

 野球に興味の無い人に「木佐貫と吉見の投げ合いは見逃せない」と熱く語ったようなもんだろう。

 しかも、わかりにくいのが「絶対、ステキだから行きましょう!」と勧めるわけでもなく「まあ、どっちの桜も単品では観たんだけど、○○の桜は城址にあるから、低木でまあ、桜ばかりで可愛い感じだけど、桜なんて、どこでも一緒でしょ?」と言うから「はあ、そうなんですか」

 「××の桜のほうは大木なんだけど、それだけなのよ、それに混んでるし」と言うから「はあ、そうなんですか」

 よーわからんので「じゃあ、船が目当てなの?」と聞くと、「あら、じゃあ、船だけのほうがいいかしら?」って言われても・・・・・

 そういや、母は祖母にだんだん似てくるのだが、今回の説明で、私が「フェリーって、どんなフェリーなの?」と聞くと「ええと、仙台港を○時に出発して、名古屋に○時について」とか、細部を細々と説明するあたり「ううう、おじいちゃんにそっくり!」であった。

 で、一応、個室のある豪華フェリーらしいが、いわゆる「豪華客船」とも違うらしいので「ふーん、そういうのもあるんだ」と私が言うと「夕日や朝日がキレイらしいんだけど、だったら別に伊豆諸島に行くような雑魚寝のフェリーでも景色は同じだもんねえ?」ってどーしたいのじゃ?

 もー、年寄りはわかりにくくて困る。

 ともかく「えー、平日そんなに休めないよ」と言う言い訳は通用しないらしいので、しゃーねー、親孝行の修行だと思って付き合ってもいいけど、なんだか「私が行きたがってるから」って話にされそうだし、これって一度付き合うと「今度はこれはどう?」という展開になりそうで恐ろしいが、まあ、今まで全く付き合ってやらなかったからなあ・・・・


 自分なりの今日の不思議な会話のまとめ

 「明日、木佐貫と吉見が先発だから野球観に行かない?」
 「え?どこ対どこの試合なの?」
 「いや、だから木佐貫と吉見・・・、木佐貫は元巨人の投手なのよ、吉見は元横浜。6時開始なんだけど、明日は休み?」
 「いや、休みじゃないけど・・・・、明日は何の試合なの?どこでやるの?」
 「やっぱ、巨人戦の方がいいかしら・・・・」
 「巨人じゃないの?」
 「巨人戦だと混むのよねえ・・・・」
 「いや、そういうわけじゃないんだけど、その木佐貫っていうのが好きなの?」
 「うーん、まあ、大した投手じゃないんだどねえ、でも巨人では期待されてたのよ」
 「そうなんだ・・・・」
 「吉見もねえ、新人王争いはしたんだけど、その後はイマイチで、とうとうロッテにトレードされちゃってねえ」
 「ロッテの選手なの?」
 「そうよ?」
 「ロッテ・ファンなの?」
 「そういうわけでもないんだけど・・・・やっぱし、巨人の試合のほうがいい?でも、神宮のほうが会社に近いからいっか、じゃあ、神宮の試合も調べてみる」
 「え?」

 ほんと、こんな感じだった。
 うーむ、ママンはまた新たなステージに進んでしまったようだ。
 あたし、ついていけるかしら?(笑)


2月9日(水)

 相撲に興味ないくせに「どうしたら相撲から八百長を排除できるか?」をなぜか真剣に考えてしまう今日この頃であった。

 頭の体操?(笑)

 でも、やっぱし難しいわい。

 そういえば、K-1系の格闘技の世界は今はどうなってるんでしょうね?
 K−1もほとんど観てなかったけど、一度、ぼんやりとテレビで観ていたら「これは短時間で勝負がつくし、シロートでも面白いなあ」と感心したっけ。

 ボクシングは、ある程度「見る目」が無いとダラダラやってるように見えてあんま面白くないんだよね。そういう意味では野球に似たところがあり、「最初は投手戦だったけど、中盤から打撃戦になって」みたいなところが面白いのかもしれない。

 プロレスには全く興味がなかったけど、K-1はやっぱしガチっぽいところが魅力だった。
 野球で言うところの、最終回のクローザー投手とホームラン打者の一発勝負みたいなところだけ観てる感じだった。

 結局、個人競技では、テニスにしても、ゴルフにしても、トーナメント制っていうのか「その大会で優勝しないと意味が無い」ってあたりが重要なのかね?

 あと、相撲の特殊な所って、力士だけじゃなく、審判(行司)も部屋付きだったりするところだ。たしか、そうだったはず。
 選手と審判が一緒に修行するっていう珍しいスポーツなんだよな。てゆーか、やっぱ、スポーツじゃなくて歌舞伎とかの伝統芸能なんだよな。

 文化庁管轄にすればいいのに、って文化庁の上司は文科省か(笑)

 つーか、潔く公益法人を諦めて、株式会社にしちゃえばいいのに。税金払おうぜー

 というわけで「大相撲今後どうする?」を真剣に(?)考えると「アメリカの銃犯罪どうする?」みたいな「拳銃の個人所持はアメリカの文化です」みたいな話になるようだ。

 「不倫は文化です」みたいなもんか?

 不倫を撲滅させるために、麻薬取締法並に刑を重くしたってさ・・・という話のような気がしてきた。

 ああ、早く野球始まらないかなあ。

 野球選手の皆さんは、八百長するならバレないようにやってね。やるならせいぜい脱税程度にしておいてください。(過去にそういう事件あったけどwww)

2月8日(火)

 週末は関東地方も雪の予報が出た。
 どんだけ積もるか楽しみである。

 さて、やはり朝のテレビはトップニュースが八百長問題でげんなり。
 でも、その次のニュースはどうやら小沢問題(?)らしいのだが、秘書達の公判が始まったらしいけど、なんか、あの問題も、そもそも何が問題だったのか、よーわからんよーになってきた。

 ゼネコンからの裏金が一番問題なの?
 公判では秘書たちは、政治資金収支報告書の記載ミスは認めているようだが、裏金は全面否定しているらしいので、そーなるとどーなるの?
 さらに、この間、証拠捏造ですったもんだして起訴された特捜の検事が小沢問題にも関わっていたらしく、ほんとわけわかりません。

 しかし、こうなると、警視庁が賭博の捜査で八百長メールを見つけて、文科省にチクったのは民主党の陰謀なのでは?と思ってしまいます(笑)
 警視庁も管轄外のことだったのなら、黙って見逃しておけばよかったものを・・・・

 相撲協会に自浄作用が無かったのが一番悪いとは思うけど。
 そもそもスポーツなのか古典芸能なのか、はっきりしないまま、21世紀を迎えてしまったわけだし。本気で改革するつもりなら、制度を抜本的に改革しないとダメだろうけど(わー、政治家みたいな言い回し)それやっちゃうと古典芸能の良さがなくなってしまうだろうから、難しいでしょうねえ。たぶん、今回はどっかで落とし所見つけて(数人もしくは十数人クビ程度で)事件が時間によって風化するのをじっと待つしかないだろうけど。(大丈夫。みんな、とっても忘れっぽいから)

 しかし、相撲は難しいよなあ。

 他のスポーツのことは知らないけど、野球にも八百長とまでは言えないけど「馴れ合い」はけっこうあります。
 よく、元野球選手が「すべらない話」として公でも喋るのが引退試合のエピソードだ。
 シーズン終盤の消化試合で、さらに点差が離れた場面で、「今期で引退」という打者が代打で登場すると、捕手は打者に「次はカーブきますよ」とか球種を耳打ちしたりするらしい。

 なので、たぶん「引退試合でホームラン」っていうのはけっこうあるのである。

 ただ、晩年の清原は、「変化球勝負できない」と開き直ったバッテリーから、ヒットすらほとんど打てなかったので、よっぽど状態悪かったんでしょうね。(日常生活にも支障が出るほどだったと伝え聞いた)

 まあでも、私が実際に観た限りでは「これが最後の打席!」という引退を控えた打者が、ボッテボテのゴロというのもありますので、野球の難しいところは「この球、打ってください!」と絶好球を投げても、「どんないい打者でも、3回に1回くらいしかヒットを打てない」という確率の壁であろう。さすがにどんな投手も打撃投手みたいな球は放れないから。そんで、打撃練習見てればわかるが、打撃投手の球だって全部ヒット性の当りにならないのである。

 野球も投手と打者しかいないスポーツだったら、八百長しまくりかもしれない。
 「オレ、今期の打率3割いかないとクビがやばいんでよろしくお願いします」とか、「オレ、今期の防御率が5点以上だと、やばいかもしれないんで、よろしくお願いします」とかだったら、相手を選べば取引が成り立ちそうだ。

 でも、団体競技は八百長やり難いよな。
 二桁勝利がかかっている投手がいたとして、相手チームの野手に「よろしく」しても、相手チームの中には「オレだって三割打者がかかってるし」「オレなんか首位打者かかってるし」「オレなんてクビがかかってるし」と、買収が難しい人がいるはずだし。

 相手チームを全員買収するとなると、その勝利で得られる利益に見合わないだろう。それこそ、オーナー同志で八百長とかしてくれないと。「今日は負けないと全員減俸」って。

 でも、個人競技である相撲の世界だと、けっこういろいろできるよね。
 故障でイマイチの選手が大きく負け越している時なんて、負けで稼げたら美味しいし。

 野球やサッカーでは、そういう「不調」の選手は土俵に立てないけど、相撲ならありなのかね?
 ということは、相撲の世界も野球の2軍や、サッカーのJ2の概念を導入すればいいのか?

 いや、問題は、星のやりとりで、1軍キープやJ1キープできちゃうことだろう。

 野球やサッカーの場合「月は無慈悲なサラリーマン上がりのフロント」だったりするので、戦力外通告やトレードは日常茶飯事であるが、フロントが「お父さん」である相撲界では、本人が諦めない限りクビにできないだろうし、野球界でも「1.5軍の選手」はけっこう人気があるけど、相撲界でもそのあたりの人材の厚さは大事なので、なかなか難しいなあ。

 そして、野球やサッカーだと「日本うぜえ」と思ったら、実力さえあれば、グローバルスタンダードな海外に移籍することもできるが(そこにはまた別の厳しさがあるのだろうけど)、相撲の場合にはそういう道も閉ざされているので、ええと、どうしよう?モンゴルに頑張ってもらって「モンゴル相撲の覇者こそ、世界最高の地位」ってことにしてもらいましょうか?

 いっそのこと部屋の壁を超えて、「国別対抗戦」にしたらどうだ!(笑)
 毎日が国際試合になるので、いいじゃん、いいじゃん。人気出そうじゃん。相撲に興味無い人も国際試合には食いつくし。


2月7日(月)

 昨日の日曜日は思いっきりゴロゴロして過ごしました。って、休日はいつもゴロゴロしてるか・・・・

 昨日の「よかったこと」
 フジテレビをつけっぱなしにしてたら(平日は朝しかテレビを観ないのだが、日曜日は「サンデーモーニング」を観てから、なんとなくずっとつけっぱが多い。けっこうあちこちチャンネルは替えるのだが)、「さんまのまんま」みたいのをやっており、上原の声が聞こえたので、テレビに注目すると「おおおお!画面の奥のほうに、ちんまり座ってるのは、建山ではないか!」

 上原と建山が高校の同級生だと言うことも最近知ったが(高校時代は建山のほうがエースで、だから上原のメジャー移籍に刺激を受けて、てゆーか「あいつが通用するなら、オレもできんじゃね?」ということで、今期メジャーに挑戦することになったらしい)、なんとラグビーの大畑もそうだったんだ。

 それはいいとしても、日ハムの建山なんて、キー局に登場すること滅多に無いから得した気分であった。とても好きな投手です。あたし、変則投げ好きだから(笑)
 ずっと地道に日ハムのセットアッパーを勤めていたが、パ・リーグファンなら、「いい時の建山」がマウンドに立ったときの「これ打つの無理無理絶対無理」という絶望感を何度も経験しているから、「建山はメジャーでも充分通用するのでは」と期待されています。
 うまいこと活躍してくれれば、知名度の高い上原と同級生ってのはマスコミ受けするだろうし、岡島みたいにブレイクしてくれるといいなあ。

 そして、夜は大河ドラマを観ていたのだが、何度も日テレにザッピング。
 だって「強力接着剤でバットがボールにくっつくか?」という実験で、小笠原が出るというので「これは見逃せない!」

 大河ドラマの方は本能寺の変で盛り上がっており、信長が「人間50年♪」と決めゼリフをつぶやいて壮絶な最後を!・・・・というあたりで「いってQ」に乗り換えてしまいました。ごめんよ、信長さん、てゆーか、トヨエツ様。

 接着剤企画は大変面白かった。
 何が面白かったって、接着剤メーカーの技術者はなんと阪神ファンだったのだ(笑)
 「打倒、小笠原!」と入念にバットに接着剤を塗ったが、小笠原のバットは華麗に打球を弾いてしまったのであった。

 どうやら、事前に社会人野球選手で実験してみたら、ちゃんとボールがバットにくっついたらしいのだが、日本でもトップクラスのスイングスピードを誇る小笠原には通用しなかったらしい。阪神ファンの技術者が潔くというか、なんだか嬉しそうに「小笠原さん、記念にサインください」と言うのが、脚本通りだとしても、なかなかの爽やか真剣勝負でございました。

 真剣勝負といえば、大相撲は本場所中止になって大騒ぎですね。
 相撲に興味ないとはいえ、「不祥事って怖いなあ。野球も気をつけてもらわないと・・・」と思いました。
 自分が野球大好きなのと同じくらい、相撲大好きな人は沢山いるだろうから、ほんと、がっかりだろうなあ。

 でも、今回の八百長騒動って、八百長自体がどうのこうのってより、この間の「尖閣諸島での映像が動画サイトにあがってしまった」みたいな、「IT化によって、昔では考えられないようなことが起こる」みたいな、そういう話じゃないの?

 パソコンのメールは削除しても、復元できる、っていうのは、そこそこ一般常識ある人だったら知ってるだろうけど、携帯メールについては、無頓着になっていた人はけっこういたかもしれない。
 今回の八百長メール発覚で、東京湾に沈められるケータイが増えそうだ(笑)

 今までは、口頭やメモで取引されていた「白星」がメールでばっちり証拠が残ってしまったという、ハイテク社会の落とし穴ちゅうのか、電話でそういう話すると周囲にバレるけど、メールだったら安全って思っちゃったんだろうね。

 つーか、そんなのメールでやりとりするほうが悪いに決まってるが「監視社会こえーよ」とも言えるわけで、この先、調査のために、任意でケータイ提出させるのだろうが、八百長の件では白い人も黒い人も灰色の人も「うーむ、しょうがないとはいえ、ネーちゃんとのメールのやりとりまで他人に読まれてしまう」と心配しているでしょうね。

 調査する方だって、そんなん読みたくないだろうしなあ。

 でも、そこそこ心得のある人だったら、隠語使ってるかもしれないし。
 「クラブ○○の○○ちゃんが、ナンバー1の座が危ないらしく、同伴してくれって頼まれてるんですけど?」→「○○関が星が足りなくて困っているので、星売りませんか?」みたいな。

 さーて、えーと、私もヤバいメール残ってたりするかね(笑)

 今日のニュースで大爆笑したのは「札幌雪祭りに祐ちゃん雪像登場」でした。

 ほんと、火山の噴火だ、中東情勢が心配だ、大相撲は中止だって中、「佑ちゃんフィーバー」の斜め上っぷりにはマジで心が和みます。

 あと、今日はスーパーボールがあったらしいが、某ツイッター界(?)で「缶×鉄」と表現されていたのですが、「鉄」はスティーラーズだったのですが、「缶って?」と思ったら「パッカーズ」でした。

 昼休みにそれで横隔膜震えまくって、涙こらえるの大変だった。(喜怒哀楽にちょこっと触れると、すぐ落涙するので困る)

2月5日(土)

 はあ、長い一週間がやっと終わった。

 物凄く疲れているわけでもないが、じわじわと疲れが溜まってる感じ。今朝も起きるのが辛かったし、今日は通常業務だったのだが、やはり頭がボーっとなってるので能率悪いし。
 明日はきっちり休んで、来週から通常業務がんばりたいと思う。

 というわけで、日記に書くようなネタもないな。

 とにかく、「絶対に風邪ひいてはいけない」という一週間だったので、来週になったら気が緩んで風邪ひきそうだ。
 って、日頃から全然予防を心がけてないんだけど(笑)

 この間も職場で「アルコール消毒はインフルエンザやノロウィルスには効果がないらしい」という話題になり、誰かが「じゃあ、どうすればいいの?」みたいなこと言っていたので、「まあ、アルコール消毒は儀式というかお呪いみたいなもんだと思って、やってればいいんじゃない?」と言ってみたのだが・・・・

 私の持論では、ウィルスや細菌は人類の長い友なんだから、仲良く共存しよーぜ、なんだが、「感染症=悪」という図式は固いらしく、まるで宗教観の違いのようである。

 ウィルスにいいも悪いもないし、さらに言うなら、人間や家畜なんて、ウィルスや細菌の乗り物として発展してきたとも言えるから、「大型旅客機が、客のマナーが悪くなるからって、そういう客を消毒殺菌するか?」って話だろう。

 ただ、旅客機だって、乗客が全員テロリストになってしまうと、旅客機の存続が危ぶまれるので(自爆テロやりまくりとかで)、警備を厳重にしたり、後はいざ、「自分にとって都合の悪い客」が増えてくると「自爆テロは命をかけて阻止する!」という「自分にとって都合のいい客」が頑張ってくれるのだ。

 エジプト騒動なんかが、パンデミックっぽいですよね。
 民主化デモで盛り上がっていると、大統領支持派がやってきたりして。大統領支持派はやらせ臭かったけど、なんか、インフルエンザ的世界観では「タミフル敗れたり」みたいなことになっていた。

 で、「悪い細菌よ、絶滅せよ」という思想だと、ソドムの街みたいに、カイロも丸ごと焼いちゃえ、ってことになる。

 まあ、実際のところ、鳥インフルエンザの世界では、そういうことが行われている。

 あの対処法が有効なのかは、ちょっと疑問なんだけど。
 私だったら、他から離れた農場であったら、しばらく鶏舎内で感染させまくってみて、感染しなかった鳥を次世代に残したいと思うのだが、シロート考えですかね?

 でも、防衛策として、鶏舎を無菌状態にしようとするほうが、免疫力の低下を促進するだけのような気がしなくもない。

 ところで、インフルエンザっていうのは、いつからこんなに「死に至る病」として警戒されてるんですかね?
 私が学校に通っていた頃にも、確かに「インフルエンザで学級閉鎖」なんて話はありましたが、私が通っていた学校では無かったし、隣の学区では学級閉鎖していたなんて話を聞いても、それは感染拡大を防止するためというよりは「出席児童が少ないので、授業が成り立たないから」って雰囲気でした。


2月4日(金)

 7時半ー6時半

 また疲れたよ、パトラッシュ・・・・

 そんで、明日も出勤なんだよ、パトラッシュ・・・・・

 さて、そんなネロネロ(ボロボロとかメロメロの親戚?)の私であるが、今朝はちょっといいことがあった。
 5時半に起床して、ぼんやりテレビを観ていたのだが、朝のテレビは八百長疑惑の合間に、ちゃんとキャンプ取材も放送してくれたのだ。
 TBSはさすが親会社だけあって(捨てようとしてるけど)、この祐ちゃんフィーバーの最中でも、ちゃんとベイスターズ情報やってたのね。おかげで地味様のコメントが観られて「早起きは三文の得」と大満足でした。

 そんで、昨日の日ハムキャンプではなんと、斎藤君が球場外をジョギングしていた。ファンがゾロゾロ(これもネロネロの親戚?)ついて走っていたのが笑えたが、先頭を引っ張る林も「してやったり」顔だった。

 林の発案かどうか知らないけど、「相撲に負けてたまるか」と一工夫したようにも見えるし、まあそこまで考えてはいないだろうけど、ともかく、「祐ちゃんと仲良しなんだぜ」という目立ちたがり根性はビシバシと感じました。いいぞ、林!

 と、その光景を眺めていたら「あれ?」
 先頭を切っているのは林だったが、斉藤君の横についているのは、武田勝だったのである。

 そういや、今日のサンスポの【キャンプ名言迷言】で、「ああ、確かに」と思ったのは、これだった。

●佑ちゃんフィーバーを取材する報道陣に日本ハム・梨田監督

「(斎藤と一緒に)記者もたくさんテレビに映っていいね。いいおじいちゃん、おばあちゃん孝行だよ」

 記者達はいつも斎藤の周りを囲んで歩いているので、武田勝よりもテレビに写っている人も多いだろう。
 そして、日ハム番記者の家族達は、私が「武田勝は写らんか!」とテレビにかじりついてるように、「今日はお父さん写るかしらねえ?」と毎日楽しみにしているに違いない。

 さすが、梨田監督はいいコメントを言うなあ。今ではオヤジギャグで有名な人だが、私は現役時代の梨田大好きだったけど、監督としての梨田はもっと好きだ。理想の上司と言えるだろう。

 さて、今日は早寝して、明日頑張ろう。
 いや、今日も集中力欠いてしまい全然仕事が捗らなかったので、明日で少しリセットしておかないと来週がキツくなるからなあ。

 ほんと、これも加齢のせいか、疲労回復が遅くてさ・・・・


2月3日(木)

 そういえば、昨日、一時帰宅した時に、午前中の情報番組で「今日は、いい夫婦の日ですよね?」と言っていたのだが、「あれ?そうだったっけ?」と思ったのだが、どーでもいーのでそれ以上深く考えなかったが、夕方、会社に戻って、日付を入力したら「2011年2月2日」と出たので、「どわっははは、ほんとだ、今日も、いい夫婦の日だ!」と疲れてテンパっていたので、感情の起伏が大きくなっていたので必要以上に大爆笑し、周囲を驚かせてしまってすいませんでした。

 さて、昨日一昨日とあんなに楽しみにしていた「祐ちゃんフィーバー」ですが、せっかく私が地道に武田勝を探していたというのに、今朝のワイドショーはどこも「大相撲八百長疑惑」ばかりでした。

 わーん、火山の噴火やエジプト騒乱に負けるのはしょーがないけど、大相撲に邪魔されるとは・・・・
 警視庁も情報を文科省にリークするのをせめてキャンプ終わるまで待ってて欲しかった。

 キャンプ終わって、オープン戦になったら、私はテレビを頼らず、自分で観に行くから・・・・って、今とっても心配なのは、日ハムのオープン戦のことである。このまま斉藤君が一軍帯同していると、混んでしまうのでは?まあ、日ハム避ければいいだけだが、去年のオープン戦では武田勝先発に大当たりして喜んでいたのに・・・

 ああ、NHKの夜のニュースもトップが八百長疑惑。
 相撲に興味の無い私にとっては、しばらくは暗黒の日々である。

 比べちゃ失礼ですが、新燃岳の麓の町の人の気分です。

 さて、明日も5時半起床なんで、そろそろ寝よう。がんばってニュース観ても期待薄だし。

2月2日(水)

 もう眠いよ、パトラッシュ・・・・

 と久々にパトラッシュが降臨するほど疲れたよパトラッシュ。

 勤務時間的には、7時15分ー19時なんだが・・・今日はいろいろと特別でして・・・
 どう特別なのかを詳しく書くと勤め先が特定されてしまうのだが、とにかく午前と午後で別の場所で仕事したのであった。

 まず朝イチで午前中の配置について仕事した後、午後までしばらく時間が空くので、一旦帰宅。私はたまたま自宅から電車で30分以内の場所だったのでそうしただけで、一旦事務所に戻ったり、ファミレスやカラオケボックスやネットカフェなどで時間潰す社員もたぶんいるだろう。

 10時頃帰宅したので、午前中のワイドショーで日ハムキャンプ情報チェック。今日も生中継してるところがあった。エジプトと違って回線悪くないね(笑)って笑い事じゃないか。

 斎藤君がブルペンに入るとのことで、楽しみにしていたのである。
 だって、私のマサルさんも今日ブルペン入の予定だったから。

 そして、なんと梨田監督自らが、斉藤君の捕手を勤めていた。おお、昨日の吉井に負けじと張り切ってるねえ。
 日ハムは本拠地札幌ドームでの試合が、まるでジャニーズのコンサートのようだし、オバサンファンが多いので、氷川きよしのコンサートのようだとも言えるが、あれで鍛えられているのか、芸能界的な対応ほんとにみんな積極的だよなあ。まあ新庄が築いたのかもしれないけど。

 斎藤君はほんと、ぴったりなチームに入ったようだ。他チームだったら、ああはいかなかっただろう。重鎮のダルもしっかりイジってくれたらしいし。ダルはほんと、ああいうとこ卒がないというか、もしかしたら、キャンプ地まで来た芸能記者が「ダルの離婚騒動なんて後回しだから、とりあえず祐ちゃんだ!」という雰囲気なので、「斎藤のおかげで余計なこと聞かれないから助かった」と思っているのかもしれない。

 えーと、話を戻すと、斎藤君のブルペンでの投球シーンは各局こぞって昼前のニュースで放送していたが、「隣で投げてるのが、たぶんマサルさんなのに、全然映らない!」と私はご立腹であった。

 どっかの局の映像で、一瞬だけ隣の投手の足元が映ったので、「左投手であの足の上げ方は武田勝だ!」とすぐに気がついてかじりついたのだが、あの一瞬だけでした。

 逆に、やたらと林(イムさんじゃないよ、元巨人の林昌範だよ)が写っているような気がしたのだが、サンスポ恒例の【キャンプ名言迷言】では

●斎藤と必要以上? に絡んでいた日本ハム・林

 「(報道されることを)しっかり狙っています。ずっと隣にいよう」

 と、やっぱしヤル気満々らしい。さすが林である。

 しかし、ダルは別格としても、林も体格がいいので、隣に立つと斉藤君が小さく見えるので、いいから武田勝を置いておけよ、と私はボヤいているわけです。ほら、球威的にもダルと比べるとアレですから、武田勝でいいじゃん。(そっか、だからブルペン入ローテが一緒なのね)

 そして、昼過ぎにまた出動して午後の配属先でがんばりました。
 今日は午前仕事を終えてから、「なんか疲れたし、温かい物食べたいから讃岐うどんにしよ」と饂飩食べたのだが、午後仕事終えたら「なんか疲れたし、温かい物食べたい・・・・えーと、じゃあ、リンガーハットでチャンポン」ということで、麺類が続いてしまった。これで夕飯を蕎麦にしたら、なんかよくわからんがサイクル・ヒットって感じだったのだが、チャンポン食べたのが4時近かったので、今日はもう夕飯抜きです。

 ええと・・・・ああ、なんか、ほんと眠くて意識が・・・・つーか、会社に戻っても、半分寝ていて、エビワカちゃんに「この書類お願いします」と渡されてもすっかり忘れていて、1時間後に「さっきの書類はあれでいいですか?」と言われて「え?ああ、忘れてた」

 そんで、エビワカちゃんがデータを確定させたので、たぶん私に「承認おねがいします」と言ったらしいが、全然聞こえてなくて、自分の席の横で立っているエビワカちゃんに気がついて「あ、ごめん、承認するんだね?」(私がエビワカちゃんのマシンに承認パスワード入れてやるのだ)

 いつもはテキパキと流れをこなすはずの私がその体たらくなので、エビワカちゃんも苦笑していたが、「いやもう、私すでに半分眠ってるから(笑)」と笑顔で言い訳してました。

 予定では、また明後日も同じようなシフトを組まれているのだが、状況により変わってくるので、片方だけでも解除されないかなあ。午前か午後どっちかだけだとそれほど負担ではないのだが、両方だとかなりキツい。

 さて、話は支離滅裂ですが、「キャンプ名言集」はニッカンもやりはじめたのですね。

 で、どちらにも取り上げられていたのが「涌井語録」

 (練習の合間に話を聞きにきた報道陣に)「どうせ今日は佑ちゃん一色でしょ」
記者「佑ちゃんを超えるネタをもらえれば」
涌井「じゃあ、沢尻エリカと結婚、しかないな!」

 涌井はほんと、こういうコメントがフツーに上手いよな。
 基本的には無愛想なのだが、リップサービスが上手いのでマスコミもいつも好意的のようだ。
 年俸問題を調停に持ち込んでも、涌井にとってのネガティブな報道は観なかったし。

 そっかー
 エリカ様と斎藤佑樹をカップルにすると、そうとうわけわからんことになるぞ、と密かに想像していたけど、涌井でもいいなあ。
 涌井が、あんなんでも絶対にバッシングされないのは、「実力もあるし、ちゃんと結果出してる」からであろう。
 そして、記者にとって美味しいコネタはばらまいてくれるので、(赤田のトレードで号泣とか、キャンプ恒例の豆まきで隣にいる菊地雄星にさりげなく豆をブツけまくりとか。「あ、鬼間違えたwww」と言って記者の笑いを誘い、「あ、東スポだ!」と東スポの記者に念入りに豆をブツけたりとか)マスコミ受けはいいようだ。

 涌井こそ、エリカ様が目指すべきお手本だと思う。

 でもなあ、やっぱ、斎藤佑樹とエリカ様が電撃結婚したら、「今だと、マジで号外出るんじゃまいか?」・・・・とか想像するの楽しかったりする。(現実的にはエリカ様の離婚が成立しないと無理ですが、そこで現実的云々を言うところでもない)

 そして、離婚調停渦中のダルと斎藤佑樹のヒソヒソ話が、霧島連山の噴火やエジプトのデモよりも重要なものになり・・・・

 そして、私はひたすら「マサルさん、ここで見切れてよ」と無意味な野次を飛ばすのであろう。

 ああ、日本は平和だなあ。

 つーか、私の頭の中が一番平和だろう。えへん、って威張るところでは全然ないという自覚はあるのだが・・・・
2月1日(火)

 ●ハンカチ狂騒曲 沖縄編スタート

 そういや、プロ野球ファンにとっては2月って神無月ですね。

 そして沖縄が神在月になるわけです。(沖縄だけじゃないけど。がんばれ宮崎)

 というわけで、今現在のプロ野球界において「もっとも現世利益をもたらしてくれる神様」である斎藤様が沖縄は名護にご降臨です。「こりゃきっと、またテレビが生中継だ!(笑)」と朝のテレビをザッピングすると、なんと、日テレが!

 ひー、世の中ってなんて面白いのでしょう。系列の巨人そっちのけで日ハムキャンプ初日を生中継なのかよ!ひー(朝から笑いまくり)

 しかも、私が観ていたとき「あ、今、斎藤佑樹投手がグランドに現れました!」って時に、横に他の選手がいたので「お、また乾が絶好のポジションに着いたか?」と凝視してみたら・・・・・38番?

 さすがわ、私のマサルさん!
 ニヤニヤして嬉しそうだし、確信犯っすね。(武田勝は地味な選手だし、無表情が売りだが、すっごい目立ちたがり屋なのだ。)

 そっかー、これから連日、日ハムのキャンプ情報が流れると、マサルさんも見切れるチャンス多いぞ!実際、どっかのニュースサイトの写真では斎藤とダルのツーショット写真の横に、しっかり見切れていた。(もちろん、キャプチャーは「キャンプ初日の斎藤佑樹投手。右はダルビッシュ投手」であった。「ら」様以下の扱い)

 というわけで、朝から「斎藤君に便乗して生中継全国放送にしっかり見切れる武田勝」に「よっし!」とガッツポーズして、笑顔で出勤いたしました。

 これも、おおざっぱな意味では「祐ちゃんに元気を貰った」ということになるのだろうか?

 なんでいいけど、マサルさんが今後も調子に乗って(きちんと役目を果たした新庄やヒチョリと違い、マサルさんは猫のように気まぐれなので)しっかり斎藤君をイジってほしいと願っている。あんま期待してないけど(笑)、でも気が向いたらまたやってね。

 さっき、夜のNHK観てたら、斎藤についてコメントとられていたのは当然のことながら稲葉やダルだったし、斎藤の練習風景で見切れていたのは武田久や八木だった。あと、ちゃっかり吉井コーチが斎藤のボール受けていた。吉井もけっこう目立ちたがり屋さんである。

 ダルに憧れているということになっているけど、真面目な話、斉藤君がお手本にすべきなのは、武田勝のコントロールであったり、吉井のいい意味での、ふてぶてしさだと思う。

 あ、報道ステーションはトップに持ってきた。あー、もっと観ていたいけど、明日はまた5時起きなのでもう寝なきゃ。


表紙に戻る / 過去の日記を読む