可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

1月31日(月)

 月末かあ。
 10時ー7時。

 今朝は出掛けのワイドショーでサッカーのお浚いをやっていたので、いつもより2本遅い電車にて出勤。
 さっそくマスオさんに「李はなんであんなフリーになってたの?」と聞くが「オーストラリアのミスでしょうねえ」などと、あんまちゃんと説明してくれなかった。

 後で部長が「ザック采配すげー」と雑談しだしたので、「ところで、李はなんであんなフリーになってたの?」と聞いたら、なんかワーワー語っていたが「中盤を入れ替えて、長友を前にしたことで相手の守備陣が本田が長友に出したパスへの対応がちゃんとできなかった」ってことなんですかね?でも、部長は「まあ、でも、延長だったし、向こうは足止まっていたからだと思うよ」と言っていたので、やっぱそういうことなのね?

 テレビでは「なんで日本代表選は普段サッカーを観ない人まで熱狂するのか?」というのを取り上げていたけど、ほんとなんでなんだろうねえ?

 何度も書いているけど、私はどうも「同じ日本人だから。そして日本の代表だから」という気持ちには全然ならないので、そりゃ野球好きだから前回のWBCには齧りつきましたけど、私が野球に全然興味なかったその前の「王ジャパン」の時には一試合も観ていない。

 だから、前回のWBCの時にも「がんばれ日本!」というよりも「うちの子がヘマしませんよーに」とか「私の好きな選手が活躍して、人気が出たらいいなあ」と思っていただけだった。

 ところで、やっぱり私は本田のマスコミ対応が好きじゃないなあ。
 今回は試合後のインタビューでも、少しだけ笑顔が見え隠れしたけど、その後流れた、長谷部や川島らのインタビューには普通に親近感を覚えたのだが・・・・
 なんか本田はエリカ様と似てるような気がする。
 別に性格悪いわけでもないのに(性格にいいも悪いもないとは思っているけど)、外に向かって表現しようとすると、なんで、あーなっちゃうんだろう?不器用なのかね?
 中田ヒデもそうだったしなあ。

 まあ、斎藤佑樹くんや石川遼君のように、あまりにもソツが無いのも逆に不気味ではあるけれど・・・・
 でも、そう警戒しつつも、あの二人のインタビュー会見をテレビで観ると「この子、心底こういう人なのね」と心洗われてしまうのも事実である。
 つーか、「人と話すときには、こういう態度ができるよう心がけよう」と密かにお手本にしています。

 今日、ネットで拾った回文。

 「勝てん 最下位横浜は 今宵解散てか」

 す・・・・すばらしい!全横浜ファンが感動のあまり泣いてます!


1月30日(日)

 昨日の日記を読み返してみたら「共産主義に継投」と書いていた。
 辞書機能をすっかり野球脳に洗脳したという満足感に浸る。

 昨晩はさすがにアジアカップの決勝を観てみたのだが、やはり途中で寝てしまった。勝ったんだね。よかったね。でも、李のゴールシーンは、ありえないくらいの見事なフリーになっていたのだが、あれは延長戦でオーストラリア選手が疲れていたからなのだろうか?
 あのシーンだけ見せられても、せめて3分くらい前から遡っていただかないと、何が起こったのかわからない。

 ハイライトシーンだけ観ても、試合全般の流れなどはわからないのはしょーがないけどさ。

 さて、話は野球に戻るが、先週笑ったのは「祐ちゃん分身の術?」というニュース。
 http://www.sanspo.com/baseball/photos/110129/bsj1101290505000-p1.htm

 乾の発案らしいが、いいねえ、こういうの好きだ。
 誰かこういうことやればいいのに(影武者出現って)、と密かに思っていたが、まさか全員でやるとは思わなかった。

 斉藤君が練習する映像や写真はメディアに大量に流れるけど、他の選手は見切れて写っているだけだから「全員、テレビに映ろうぜ!」と考えたら、これは実にいいアイディアだし、「おお、みんな仲良しなんだな」と好印象だし、なにより、斎藤人気に便乗しようとする逞しさがいいではないか。

 乾はすでに、斎藤と間違われたりしているし、カビーにはいじられまくっているので、ハムの次世代のネタキャラとして期待される。

 カビーのツイッターは選手が沖縄に行ってしまうと、寂しくなるなあ。
1月29日(土)

 出勤。10時ー6時半。久々にさっさと切り上げた。

●いだほ?

 街を歩いていたら、「いだほバーガー」という垂れ幕を見つけ「いだほって、なんだろう?」と三歩歩いたところで「アイダホだ!」と気がついた。
 マクドナルドの店頭にデカデカと「IDAHOバーガー」と掛かっていたのを素で「イダホ?」と読んでしまいまいした。「佐世保バーガー」とか「月見バーガー」みたいものを連想したのです。「伊田保?ご当地グルメかなんかかな?」と本気で思ったのでありました。

 アイダホといえば、ポテトだったりして、すっかり日本語化しているため、スペルを考えたこともありませんでした。

 私以外にもきっと「いだほ?」と首をかしげた人がこの世にはたくさんいるのだと信じております。

●ジャドぉぉぉぉぉっ!

 ある一部の人にとっては、「シャア専用」がとても大事なのと同じように、私が所属するある一部の人にとっては「ジャド」は永遠なのです。

 その「ジャド」を演じた、コリン・ファースがゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞したニュースを観て「ジャドがあああああああ!」と大感激したのですが、「英国王のスピーチ」はアカデミー賞でも今回最多ノミネートらしいですが、コリン・ファースもノミネートされました。

 友人にさっそく「無冠だったはずのコリン・ファースがああああ!」とメールしたところ「ヴェネツィアでは貰ったことがある」と冷静なご返事をいただきました。そうだったんですか。ヴェネツィア級だと、日本人が受賞しないと、一般ニュースでは紹介されないから、全然知りませんでした。

 コリン・ファースは「アナザー・カントリー」のジャド役で脚光を浴びて、当時の私の周囲では「そりゃ、ガイ(ルパート・エヴェレット)はカッコいいけど、私はジャド派」という友人も2名くらいいた。

 アナカンこと「アナザー・カントリー」は当時の「英国美青年ブーム」のバイブルというか火付け役で、スタカンこと「スタイル・カウンシル」のアルバムのジャケットにもアナカンのポスターが使われていたりしたもんですから、モッズ君やパンクス君たちにも一目置かれていたことも懐かしい思い出である。ポール・ウェラーが採用したということで「腐女子モノ」とは区別されていたらしい。

 今でも覚えている。
 六本木の俳優座劇場で、大学のクラスメートと一緒にアナカンを観てから、その周辺でお茶したのだが、二人して「なんか、周囲の男子が全部ジャカイモに見える」としみじみと語りあったっけ。さっきまで、スタイリッシュなパブリックスクール・ファッションに身を包んだ美青年に囲まれていたので、映画館の外に出たら、ほんと現実の凡庸さにがっかりしたのである。
 そして、前述の通りに男性ファッション誌でも「おしゃれの教科書になる映画」と紹介されていたので「これ、うっかりカップルで観に来ると、失敗必須だよねえ?」と思ったっけ。

 今観るとどうなのかなあ?
 もはや、登場する美青年たちは自分の息子くらいの年齢だが(笑)

 コリン・ファースはその後、あんまし日本公開されるような作品に出てなくて、イギリスの大河ドラマみたいなやつに出ているという情報を得たりしていたが(まだ、ネットが普及してない時代)、アナカンから10年後に「高慢と偏見」というテレビドラマに出て、イギリスでは熱狂的ファンが多かったらしい。

 その事が日本でも話題になったのは「高慢と偏見」に夢中になった人が「ブリジット・ジョーンズの日記」でブレイクして、その映画化の際にコリン・ファースを起用したからである。「あて書き」だったらしい。

 私はコリン・ファースとヒュー・グラント共演というので、「ブリジット・ジョーンズの日記」も見たが、「高慢と偏見」を観てなかったので、「うわーん、ジャドとクライブ(「モーリス」ヒュー様の役名)がブサイクな女を巡って争ってる」と涙したもんだ。

 6歳下のうちの妹は、アナカンなんて知らなくて、でも、うっかり「高慢と偏見」を観たらずっぱまり「ブリジット・ジョーンズの日記は別に面白くもなかったけど、元ネタのこっちのほうが断然面白い!」と言うので、数年前の正月帰省の時にDVD持ってきてくれたので、やっと観ることができたが、確かに面白かった。

 だだ、それで私の中では「コリン・ファースのご先祖様は、大荘園のご領主だった」→「その子孫は1930年代にパブリックスクールに入学するも、共産主義に継投。スペイン内戦にて没」→「そして現在の子孫はやはりパブリックスクール出身のエリート階級の出だが、人権派弁護士」と、何の役にも立たない何かが繋がったのであった。

 その、コリン・ファースがアカデミー賞を受賞ということになれば、また無理やり何かを繋ぐことになり、その作業は楽しいものであるので、是非、受賞してほしいものである。


1月28日(金)

 9時半ー7時半。

 月曜日が月末なのだが、月末の振込みはちゃんとやったつもりだが、漏れていたらすいません、って、私のせいで倒産したりしないようお祈り申し上げます。

 久しぶりに溜まった書類を整理。
 そんな中、またHさんが「手が空いてしまったのですが・・・」とマスオさんのところにやってきたので「ふんとにもー、手伝って欲しいくらいだけど、これは他人に任せられないし」

 だいたい、「ホット○ッパーの領収書はどこにファイリングしましょうか?」と真面目に聞いてくるような人に(私じゃなくてエビワカちゃんに質問していたけど、エビワカちゃんは「うーん、これ別に必要じゃないけど納品書のところに綴っておけば?」と優しく教えていた)私が抱える書類のファイリングなんてとてもじゃないけど複雑すぎてお願いできないし。つーか、自分でも「これはどこに保存しておこう?」と戸惑う書類が多すぎる。

 さて、昨日の続編であるが、今日の午前中、「転居しました」と言う人に新しい住所に変更した支払調書を郵送したが、メールに「今日、郵送いたしました」と一行だけ書くのも冷たい感じかしら・・・と、しばし悩まん。

 まあ、事務的冷血さを貫いてもいいのかもとは思ったのだが、せっかくなので「支払調書は500件ほど送付しておりますので、訂正や変更はけっこうありますから、お気になさらないでください」という一文を添えたのだが、しばらく後でふと「そっちの方が、向こうがせっかくスイマセン攻撃しているというのに、『おめーのことなんて、500分の一の些末事項だ!』とタンカ切ってるみたいかも?」と反省したが、送ってしまったもんはしゃーねーし。

 そして、夕方に恐れていたことが起こった。
 某政令指定都市(プロ野球球団もあるような地方都市)の市長さんの文章を二次使用させていただいたのだが、その秘書さんから「支払いは去年二度あったはずなのに、一回分の金額しか載っていない」との指摘があったので、慌てて調べると、うわあ、ごっそり抜けてる箇所がある!

 エクセル操作の初心者に説明しながら全部やらせたのだが、表をコピーする際に、たぶん、見かけ上の一番上からコピーしたけど、その上が抜けていたらしい。

 20名弱の3月支払い分が抜けていたけど、やっぱ、みなさんちゃんと突き合わせるだろうから「金額が足りない」って言ってきそう。合計で5万円に満たない場合は別にいいのだが、その中には売れっ子作家さんのも混じっていた・・・・・

 ううう、これは、確定申告の時期になって、一斉に問い合わせを受けるよりも、先に訂正したほうがいいのかもしれないが、抜けてるのはこのデータだけなのか?

 この仕事、前はやってなかったので、3年くらい前からやり始めたのだが、システム化されてないので、エクセルの手作業で集計しているから、ちょいちょいこういうミスはあったのだが、今年はさらに件数が増えたので、あの社員にお願いして、エクセルの勉強にもなるからと頑張ってやってもらったのだが、やはり荷が重かったかなあ。

 それにしても、ほんと、ここんとこ仕事が途切れないので、この怒涛の忙しさはいつまで続くのだろうか?
 例年だと2月と3月は、ゆっくりとリセットできるはずなんだが、今年はそうも行かない感じがする。

 また湿疹出てきたし。
 今回は腕。
 目に付く箇所なので、さらにげんなり。

 まあでも、「期日のあるものを優先して、後は後手後手でもしゃーない」と開き直って、毎日ちまちまと先を追いかけています。箱根駅伝で言うとことの、「襷つなげなくてもいいから、完走しようよ」って感じです。

 まあ、でも、できたら襷だけでも繋ぎたいので、毎日残業して頑張っているのですが、「たかが襷」とも言えます。

 命をかけるほどのもんでもないけど、体調が許す限りは、ほどほどにカンバってみましょう。そーいや、この冬は全然風邪ひいてないな?

 「花粉友の会」の皆様はそろそろ活動が活発になってきたようで、大変そうですが、大変といやあ、そのまんま東知事が退任してからの宮崎県は鳥インフルエンザで「ええ?この間まで口蹄疫で大変だったのに・・・」と思いましたが、火山が噴火して、ほんとふんだり蹴ったりですよねえ?つーか、東国原知事の魔力で封印していたものが、一気に噴出したのか?って。(火山の風下は都城市で、確か、東国原知事の出身高校は都城高校ではなかったか?)

 朝のテレビでも「やっぱ、火山てすげーな、はんぱねーな」と見入ってしまいましたが、某キャスターが「2月からプロ野球のキャンプなので、宮崎でキャンプする球団もあるので・・・」と言うので「巨人でしょ?別にどーでもいーじゃん」と思ったのですが、巨人以外でも宮崎でキャンプする球団けっこうありました。2軍キャンプ地を含めて。

 きゃー、火山の噴火で、プロ野球に影響が?

 どうすんでしょうね?
 ほんと心配です。

 そして、こんな私はサッカーのアジア杯をろくに見ておらず、日韓戦の日もテレビ観るのを忘れていて、翌日だか翌々日に「香川、ドイツに帰国」と聞いて「ドルトムントに強制帰国させられたのだろうか?」とか思っていたのですが、骨折していたんですね。

 ふんとにもー、W杯とかユーロは夢中になるのですが、サッカー日本代表に興味なくて、すいませんです。

1月27日(木)

 昨日はお休みで、一日中ごろごろ。
 今日は、9時半ー7時半。

 最近、愚痴ばっかり書いているけど、今日も書きます。

 うちの社員からメールが来ていて、「転送しますんで、対応よろしく」と丸投げされた。

 うちで作っている親会社のホームページにちょこっとしたコラムというか、コメントみたいなのを書いている人からのメールであった。
 本来なら、その原稿料は親会社が支給すべきものなのだが、諸般の事情で子会社から支払っている。

 私には、その「諸般の事情」がよくわかってないのだが、たぶん、親会社では「そういう原稿は社内の人員で賄うべし」という風潮が昔あったらしく、だから、外部に発注する慣例が無いので、どうしても外注したい場合、どうしていいのかわからなかったらしい。
 数年前、それで困った親会社のそういうのの編集担当者が「子会社で支払ってもらって、その代金はホームページ作成料に乗せてもらえないだろうか?」と相談に来て、その時のうちの担当者が「微々たる金額なんで、うちで持ちますよ」ということになったことがある。

 今回メールくれた人は、また別の担当者が扱っているのだが、たぶん、前に子会社に押し付けた人に相談したら「子会社に頼めばやってくれる」と裏技を教えてしまったのだろう。
 そんで、今回の件でのうちの担当者の本来の仕事ではないのだが、なんでだか知らんが彼も押し付けれただけなので、流れだけ作って「もう自分は関係ない」という態度だった。

 なので、親会社の担当者が経理に「この方に、この金額支払ってください」と指示があれば、支払う流れになっていたのである。

 その彼のところに、その執筆者から「実は昨年度引越しをしていたのですが、源泉徴収票の送付先は新しい住所に変更していただかないといけないのでしょうか?」というメールが来ていたので、「ミヤノさん対応よろしく」と丸投げされたのであった。

 対応するのはいいけど、向こうもいきなり、見ず知らずの経理担当者からメール返ってきたら困惑するのでは?と思ったけど、「まあ、住所変更したなら、もう実は支払調書は送付済なんだが、再発行しましょう」と、そのメールを見たら・・・・あれ?

 新しい住所が書いてないじゃん!

 つーか、そもそも「新しい住所をお知らせしたほうがいいのでしょうか?」って質問の意味がわからない。
 確定申告のために、支払調書が必要なのは、そっちでしょ?

 その人への支払いは、月に5000円程度が時々発生するだけで、年間合計でも2万円に満たないので、支払調書はなくてもいいのである。

 でも、やっぱしあったほうがいいので、そういう小額の人にもちゃんと送っているが、「転居したのですが、新しい住所をお知らせしたほうがいいのでしょうか?」って言われても・・・・

 相手は「お忙しいところ、申し訳ございません」と低姿勢であるが、「こっちは、ほんとに忙しいんじゃい!いいから新しい住所をとっとと教えろ!」と思ったので、「元の住所にすでに発送済なので、転送されて届いているかもしれません。古い住所のものでも大丈夫ですが、必要でしたら再発行いたしますので、新しい住所を教えてください」と事務的なメールを送った。

 私の「イラっ」とした気持ちが通じたのか、それともやっぱり見ず知らずの経理担当者からいきなり事務的メールが来て、びっくりしたのか、「まだ、届いておりませんので、お忙しいところ大変申し訳ないのですが、新しい住所に送ってください」という返事が来た。

 ビビらせて申し訳なかったが、また、そのメールが長くて(笑)

 「○○と申します。元○○○(←親会社)に勤めておりましたが、退職後は在宅で仕事しており、○○○から原稿依頼を受けて・・・・」云々。いや、そういう事情わかってますからwww
 さらに「○○○の窓口になってくれている社員には、転居した旨をお伝えしたのですが、そちらにその情報が届いていると思っていたのですが、どうやら届いてなかったのですね」とか、なんとか・・・・

 なんだこれ?
 「私はこれでも、元親会社の社員であります」と印籠をかざしてから「私はちゃんと伝えたつもりなのですが」と言い訳してるんですか?

 私が高飛車に事務的メール送りつけたので、必死に言い訳しているのかもしれないけど、こっちはともかく「いいから住所教えろ」ってだけなんだが、向こうが「お忙しいところ申し訳ございません」を3度も繰り返す長文メールに目を通すのもおっくうである。

 ああ、面倒くさい。
 私は「ああ、面倒くさい」と思うことすら、面倒なのに。

 これでまた「では、新しい住所にお送りいたします」と返事すると「お忙しいところ・・・」と返事が返ってきて、さらには「届きました、ありがとうございます。お忙しいところ・・・・」なんてやりとりになりそうなので、あー、めんどくさい。

 さて、愚痴ばかり書いてるのも、なんなので、たまには「いい話」でも。

 近所の小学校は、私が通り過ぎる時刻には校庭や体育館で朝礼をしている時もあるが、今日は「自由に遊びましょう」の時間だったらしい。たまに、そうやって全校生徒が校庭でただ遊んでいるだけの時に通りがかる。

 子供が外で元気に遊んでいる姿に惹かれる人は私だけではないようで、小学校前の遊歩道には、その様子をぼんやり眺める「犬の散歩途中の高齢者」(遠い目)や「幼児連れの母親」(そのうち、うちの子もこの中にという「近未来の目」略して「近い目」)が散見される。

 今日は、コーギー連れた人が、校庭をじっと眺めていたのだが、コーギーって耳がデカいから、耳を左右にピクピクと小さく動かして、じっと「子供たちの歓声」を拾っていた。
 犬の聴覚では、あの音はどう聞こえるんだろうね?
 でも、賢そうなコーギーは、まるで宇宙からの電波を受けるかのように、神妙に子供の声のハーモニーに聞き入っておりました。音楽にうっとりと聞き入っているみたいで、かわいかった。

 同じく、「ささやかだけど、ちょっといい話」

 前にも書いたが、私はスーパーのレジで前の人が後ろの私を気にしてくれて、私のカゴも置けるように詰めてもらえると大変うれしい。
 通常のスーパーの場合、レジ待ちしている人のカゴが二人分置けるのだが、横に置かれると、後ろの私は、前の人のレジが終わるまで重いカゴを持っていなければいけないのである。

 しかし、後ろの人に気配りする人はあまりいないのが現実だ。
 だからって「マナーがなってない」とは思わないけど、たまに、後ろに気を使ってもらうと、とっても嬉しいのである。

 後ろを気にしてくれた話ではないのだが、あれ?これってもう書いたっけ?いいや、もう一回書こ。
 私がレジに並んでいると、私の横でレジ横の雑誌をながめていたオバサンが「おとーさん、次の人、一個しか持ってないから、先に譲ってあげて」と言う。

 そう言われたオトーサンは、後ろに並んでいた20代のサラリーマンの青年に「お先にどうぞ」と言うが、青年は「いや、いいですよ」

 その老夫婦の買い物も、カゴ一杯にはなっていたけど、そんなに凄い量でもなかった。
 しかし、オバサンは納得せず、「ほら、おとーさんったら」と言うので、私の前に並んでいたその青年は、オバサンの方に振り返り、目を見てニッコりと「いえ、お気遣いなく。大丈夫ですよ」と言うから、オバサンも「あら、いえ・・・・」と引き下がった。

 「買い物が少ない後ろの人を先に」と申し出たオバサンの好意を素直に受け取ればいいのに、とは思ったが、その青年が実にしっかりと、そのオバサンに「ありがとうございます」と言っていたので、とても気持ちよかった。

 さらにその数日後、別のスーパーだったのだが、私は買い物が一つだけだったので、カゴには入れず手持ちでレジの台に置いていると、後ろの半ズボンのあんま上品な感じのしない若者もお惣菜みたいなのを数個やはりカゴ無しだったので、私の隣に置いたが、「前の人のと区別がつかないかも」とちょっと気にしていた様子なので「お、この子、見かけよりも繊細なんだな」と思っていた。

 そしたら、彼はささっと自分の買い物をまた手に持ち、後ろに立っていたカゴを持っていた女性に「どうぞ、ここに置いてください」

 おー、そこまでするのは初めて見た!

 どーしたんだ、イマドキの若者は!なんか、すげー、気配りできるじゃん?(笑)

 ちょっとした気遣いであるが、された方はほんと嬉しいのだ。電車の中で「うーん、混んではいないけど、席空いてないなあ」って時、目の前で座ってる人たちが、サササと詰め合ってくれて、ひとり分の席を作ってくれたときみたいに。

 そして、自分もご大層なことではなくても、些細なことをサササと出来る人になりたいわけです。先日も、路上で車椅子の人が、マンホールの蓋のギザギザの上での進路変更に苦労していたので、サササと後ろから押したら、相手は「いや、このくらい大丈夫です」という態度だったが、その人がマンホールの蓋と格闘する10秒くらいを短縮できただろうから、私はその自己満足で一日楽しく過ごせたので、そのくらいやらせてくださいよ。

 話しを戻すと、「お忙しいところ大変申し訳ございません」を連呼されるよりも、こっちが事務的にパパっと処理したら「ありがとう!」の方が気持ちがいいです。


1月25日(火)

 9時半ー7時半。

 月末の処理がなんとか終了。
 まだまだ平常業務は溜まっているけど「何がまた手付かずか」ってことすらわからなくなっているので、2月でガっとペースを取り戻したいのだが、2月も土日業務当番はあるし、外仕事もあるし、なかなか難しそうだ。

 マラソンや駅伝と同じだよね。いったん差がついてしまうと、間を詰めるのに苦心するし、逆にスイスイと快調にトップを走っていたのに、後ろの集団に飲み込まれるのは、あっと言う間だったりする。

 今年の箱根駅伝でも、望遠カメラだと、前の選手と後ろの選手の間は実際よりもずっと近くに見えるので、うちの母みたいに「根性出して、抜くのよ!」みたいなこと思った人も多いとは思うが、仕事のスケジュールが3日遅れたからって、毎日終電まで残業しても、24時間/人の遅れを取り戻すためには、一日平均5時間残業したとしても、5日もかかるし、そんだけ残業すると効率悪くなるから、普通はもっとかかるだろうし、そんな激務続けたら疲れて余計に効率悪くなりそうだ。

 まあ、私が要領悪いだけかもしれませんけど(笑)

 自分にはスピードが無いというのは昔からなので、年とってさらにトロくなってきたから、最近はそういう単純作業は積極的に他人にお願いすることにしている。
 そういう、何も考えないでひたすら単純作業の方が好きな人は意外と多い。驚くべき集中力とスピードでちゃっちゃかやってしまう。私なんて、ちょっとやるとダルくなって、ネットで「今日の祐ちゃん」などをチェックしてリフレッシュしてしまうというのに(笑)

 あ、そういや、今日あらためて「ふーん?」と思ったのは、エビワカちゃんが毎月やってる業務なのだが、アクセスで作られたシステムみたいなもので、とある帳票を出力するのだが、それをいつも印刷するプリンターのトナーが切れて使えなかったので、違うプリンターを選択しても、そっちで出力されないようで「何ででしょう?」と相談された。

 私、アクセス苦手というか、全然わかんないんだけど、エクセルのファイルを印刷するのと何が違うの?

 まあ、一応、どうやっているのか見てみたのだが「ほら、この印刷のところで選択してるんですけど、ほら?」と3回くらいデモしてもらったのだが、「うーん、このシステム自体にデフォルト設定かかってるのかねえ?」としか言いようがない。

 そして、ふと思いついて、「スタートボタンから出てくるプリンタ設定で、デフォルトを変えてみたら?」と言ってみたけど、エビワカちゃんはその意味がわからなかったらしく、「ふーん?」と思いつつも、やり方を教えてみたら、おお、デフォルトを変えたら、そっちが反応したじゃん!

 しかし、その出力物は色紙を使うので、挿し込みになるのだが、そうなってなかったし、また印刷画面で設定しなおしてもダメだし、プリンタの用紙設定を変えてもダメ・・・

 エビワカちゃんは「もう、いいです。明日、あっちのトナーが届くので明日やります。もう、わかんない!私には出来ない!」と言うけど、私にはそこで投げ出す気持ちが全然わからないのであった。

 長女気質と末っ子気質(エビワカちゃんには姉がいる)の差なのか、性格の違いなのかわからないけど。
 エビワカちゃんは、きちんと教えてあげれば、すぐに覚える人であるが、「自分で研究する」ということはあまり好まない。丸投げされると、すごく不安そうだし。

 私はそういうエビワカちゃんの態度に、時々イラっとすることもあるけど、こっちがきちんと教えれば、きちんとやってくれるので、その能力は高く評価しているので、「ま、いっか」ってことも多いけど・・・・と、その時、「あー、またか」と思いつつ、ふと閃いた。

 デフォルトのプリンタを変更すれば、そっちになるのなら、デフォルトのプロパティをさらに「挿し込み」にすれば、そのアクセスファイルはデフォルト命らしいので、それに従ってくれるのではないか?

 エビワカちゃんにそう言ってみると「もう、いいんです」とフテくされていたが、「まあ、せっかくやりかかったんだから、試してみようよ」と鼓舞したら、「えっと、さっきの画面どこでしたっけ?」って?wwww

 もおおおおお!私が「こうしてみれば?」っていうのも「私じゃわかんないから、誰かやってみてよ!」ってだけで、全然ちゃんと吸収してないのね。
 こういうのを「応用力が無い」と言うのだろうか?

 いや、それよりも「私には無理!」って壁をすぐに立ち上げちゃうので、誰かが「こうしてみてはどお?」とアドバイスしても「私にはわかんないことらしい」と聞く耳シャットアウトしちゃうんでしょうねえ。

 で、デフォルトのプリンタ設定を「差し込み」に変更したら、あっけなく出来た。

 私も学ぶことができた。
 ファイルごとの印刷設定では時々、差し込みトレーに設定しても言うこと聞いてくれないことがあったのだが、「そっか、デフォルトいじればいいのか!」

 人生は日々勉強である。
 こんな些細なことでも「明日役に立つかも」って言うことを覚えると大変嬉しい。

 で、くどいけど、私はこうして「あーでもない、こーでもない・・・・・あれ?こうかも?」って自分で時間をかけて解決するのが好きなのだが、人によっては、さっさとエキスパートに聞く人もいるし、それもいい解決方法だと思うのだが、「あーでもない、こーでもない・・・もう無理!」と、あっさり投げ出す人もけっこう多い。

 飛躍しちゃうけど、外人に道を尋ねられ、「ノー、わかんない!」とバッテンマークする人はそういうタイプなのかね?
 いや、その昔、インド人の知り合いが、来日してすぐに「わからない(バッテン)」という言葉とジェスチャーを覚えていたもので・・・
 私が海外旅行した経験では、道がわからなくて訪ねた相手が英語できなくても、みんな「あっちだ」と指差してくれる程度のことはしてくれたのに。少なくとも、「エクスキューズミー?」と話かけて「知らん、わからん」と逃げるような態度をとられたことはなかった。

 そういや、一度だけ、私が密かに憧れていた「アイム ストレンジャー ヒヤ」を使ったことがあった。
 いや、憧れっていうか、相手が地図持っていれば、不慣れな土地でも地図指さされれば「えっと、今ここだから、ほら、あっちの方向ですよ」くらいのことは教えてあげることができたが、あれはどこだったっけなあ?仕事のお遣いで、銀座近辺を歩いていたら、「エクスキューズミー?」と外人さんから話しかけられて、デパートでも劇場でもない、なんかの施設の場所を尋ねられたので、さすがにそれがどこにあるのか全然知らなかったので「ソーリー、アイム ストレンジャー ヒヤ」と言ったのである。あ、「アイムぁ ストレンジャー ヒヤ」っすかね?

 まあ、でも「私には無理」って壁作っている人のほうが「ラクに生きている」という見方もできますしね。
 「一人で出来たもん!」っていう達成感感じ無い人も世の中には多いってだけの話です。

 別の視点から「エビワカちゃんと私はほんと距離あるな」と思ったのは、昨日の雑談で「週末、トム・クルーズが出てるから、テレビで『宇宙大戦争』観たんだけど、全然つまらなかった」と言っていたので「そおなの?私はあれ、大好きなんだけど」と言うと「ああいう絵空事の映画苦手で(笑)」

 でも「レッド・クリフ」は面白かったらしい。金城君かっこよかったらしい。
 ええと、三国志は絵空事じゃないんだ?

 そして、今日、エビワカちゃんが電話を取り次いでくれて「ミヤノさん、えーっと?(自分で認識できなかった相手会社名を言うときには皆そうなる)、東京・・・・ソゲ社?」

 うわーん(泣)

 電話終わった後、「東○創元社なんですけど・・・・エビワカさんは、推理小説とかSF興味なかったのね・・・」と私がボソリと言うと「ああ、そういうのには疎いんでーwww」

 ソゲ社・・・・・・・もう、ほんと、がっかりでしたわよ(笑)

 私なんて「おお、東○創元社の経理の方から電話いただいてしまった!」というだけで、血圧上昇したのによおお。もお、西城秀樹とか沢田研二から電話貰ったくらい嬉しかったのにね?(笑)

 しかも、さすがわ、私の東○創元社!
 ホントは作家さんに送らなければいけない書類を間違って(その仕事頼んだ人がトーシローだったため。私がちゃんとチェックしてないのがいけない)出版社に送ってしまったので「すいません、データのミスで」と謝ったら「では、こちらから転送すればよろしいですか?」と実にテキパキと対応していただいて、さすがわ東○創元社!

 今までもけっこう貢いできたが、今回の対応で「東○創元社の本は図書館で借りずにちゃんと買うわ!」と決意いたしました。(この間も買ったし、と思って確認したところ、それは「早川書房」のだった・・・・・)

 経理担当の方はそういう意識があるかどうかわからんけど、私は「事務的な応対で会社の印象がずいぶん違うと思うし」と思って仕事しているので、よその会社がちゃんとしているのを目の当たりにして「私も仕事頑張ろう!」と改めて思いました。

 
1月24日(月)

 9時半−7時半(1時間ほど中抜けしてカウンセラーと面談)

 というわけで、カウンセラーさんにお話してみました。

 まあ、カウンセラーに相談するほどのこともないのですが、「妄想に対する対処法」みたいなのを少し教えてほしかったのと、とにかく誰かに愚痴りたかっただけです。

 それと、「うちのカウンセラーってどんな人?」というのを探る目的もあった。総務部ですので、社員にカウンセリングを勧めるという事態も考えられますので、自分で試してみないとね。
 余計な事を付け加えますと、そのカウンセラーさんは、親会社の社長の知人であるということもあり、ある意味そういうコネで、会社付けカウンセラーをやっているので、一般の会社や学校のカウンセラーとはちょっと違う地位なのだが(たぶん)、そういう通常カウンセラー業務も兼任ってことになっているが、そのあたりはややこしいので説明は省くけど、そういう「ややこしさ」があるので、社員達からはちょっと遠巻きにされているという雰囲気だけ伝えておきます。

 ただ、重度のオシャベラーな私としては、「ちょっとした悩みや不満を第三者にぶちまけてみるだけで、少しは違うのでは?」と思っていたし、社員のカウセリング利用を促進するために、昨年度、そのカウンセラーの先生がセミナーを開催して、ほぼ全員出席の義務だったのだが、その時に、その先生が「上司に対する悩みとか愚痴でもいいので、ストレスを感じることがあったら気軽にお話に来てください」と言っていたので、「そのうち、行ってみよう」と思っていたのである。

 話してみた感じでは、そんなに聞き上手というわけでもなく、会話での相槌の打ち方やコメントの入れ方も、「おお、こういうリアクションされるとノレる!」という感じでもなかったので、こういう個別カウセリングよりも、セミナー系(詳しくないからよくわかんないけど、企業で行う自己啓発セミナーみたいなやつ)が得意な人なのかもしれない。

 でも、私はこうして書きながら思考をまとめて・・・・いつも散乱しているが・・・・・まとめていくのも好きだが、喋っているうちに、いろいろ思いついたりするのも好きなので、これまでは、例えば「友達が鬱で・・・・」なんて愚痴は、友人M嬢に語り聞かせて、いろいろ意見を頂きつつ、とにかく聞いてもらっていたのだが、その友人M嬢自身がビョーキになってしまったので、そういう意味ではストレスが溜まっていたので、誰でもいいから話したかったから、話聞いてもらってよかった。

 そう考えると、「なんか、あんまし親身になって聞いてくれてないような?」と思ったけど、カウンセラーというのはああいうものなのかもしれない。親身になるのが仕事ではないだろうし。

 一つだけ先生にバシリと指摘されたことがあって、それは私が「友人はあの部屋には戻りたくないようだから、一旦、実家に荷物を引き取って、部屋の契約も解除するように進めたのですが、なんだかんだ理屈言って、それは却下されたので、未だに家賃払い続けている」ということを説明して、しばらくしたら先生に「ご友人にとって、その東京の城は大事な拠点なのでしょう。だから、簡単に引き払うわけにはいかないのかもしれませんね?ましてや、自分で納得してそうするのならともかく、友人と云えども他人から意見のでは」と言われて、「あー、確かにそうかも」

 去年の秋に「東京に戻りたいけど、どうすればいいのだろう?」という相談メールが来たときにも、「あの部屋には戻りたくないけど、引っ越すにもお金がいるし、無職だと引越し先を見つけるのも困難。いったんシェア・ハウスに入るという手もあるが今の部屋の荷物を持ってはいけない。荷物を倉庫に預けるのにも金がかかる」と書いていたけど「そんな全部クリアできないよ」と思ったけど、先生にそう言われて「そっか、彼女はあの部屋にけっこう執着しているから動かしたくは無いのかもしれない」と気がついた。

 やたらと「証拠保全」と言うし・・・・普通というか、ホントに侵入犯に被害に遭った人だとどうなのかわからないけど、私だったら気持ち悪いし怖いから、速攻引き払うと思うのだが・・・・・ああ、そうか、幻聴が心の声だとしたら(友人の場合には、幻聴に「無職で独身で汚部屋」と責め立てられていたらしい)、憎き侵入犯は架空の我が子のような分身であろう。

 DV旦那との共依存みたいなもんで、醜い部分も全部自分の物だから、簡単には手放したくないのかも。

 そっか、「だめんず・ウォーカー」とか好きだったしなあ、男ではなく「ダメな部屋」に依存していたのかなあ。
 そして、「自分がダメだから」ということを回避するために「部屋がダメだから仕事復帰できない」っていう理屈になっていたしなあ。

 なので、「東京に戻るなら、まず仕事を探すのが第一なので、シェア・ハウスでもなんでもいいから仮住まいで住みながら職さえ見つかれば、このご時世ですから、部屋はよりどりみどりだと思う」という私の正論なんてあっけなく無視されるはずです。

 「シェア・ハウスは年齢制限があるらしい」とか書いてきたので、「はあ、そうなんですか?」としか言いようがなかった。
 別の友人がシェア・ハウスの管理人をしているので、ホントにその気があるのなら紹介しようと思っていたのだが、「これは、なんか違うみたい」と思いとどまってよかった。

 ホントに本人がシェア・ハウスに連絡してみて「年齢や無職ってことで断られた」というのなら、友人が管理する物件を紹介しようってことに切り替えたが、「シェア・ハウスも無理っぽい」と言うのは言い訳に過ぎず、要するに「私の東京の城」が心の支えなら、どういう財政状況か知らんが、家賃払い続けていればいいだけだ。

 払ってるのは私じゃないし。

 そして、カウンセラーの先生も「この方は、ご家族もいらっしゃるようだし」と言うので、確かにあんま頼り甲斐のありそうなご家族でもないけど、「居場所がある」ってだけでも恵まれているほうに違いない。

 つくづく残念に思うのは、彼女の母親がすでに亡くなっていることだ。
 母親がご存命であったら、彼女はきっと「母には迷惑かけまい」とずっと無職でいる期間もなかっただろうし、「いざとなれば母が助けてくれる」と甘えることもできただろう。

 そして、母がいても、こういう事態になっていたら、私もきっとそのお母様にちゃんと相談できたかもしれないし。

 と、カウンセラー相手に、だーっと愚痴って、また色々考えたのだが、月並みなアドバイスとして「自分は何かできるんじゃないかと、背負ってはいけません」的なことを言われたのだが、まあ、そのあたりは「これ、私じゃ絶対無理」と実家に送り返したことは、プロの目から見てもグッジョブだったらしい。

 でも、そうなると「ミヤノさんは何を相談に来たのですか?」ってことになり、ええと・・・・「あなたの力量を試しに来たのです」ってホントのことはさすがに言えず・・・・

 そんで、後半は「私、好奇心が強いので、ああいう妄想の話聴いちゃうと、面白くて、つい真剣に拝聴しちゃうのがいけないのかなあ、と」という話でカウンセラーと盛り上がってしまいました。そのあたりで、先生も私の性格がわかってきたようで「妄想話に関心したら、『へえ、それは凄いねえ』なんて相槌打つのもいいのですよ」、と、私の話に合わせてくれたので、調子に乗って喋っていたら、あっという間に1時間半経過していたので「そろそろ仕事に戻らないと」と自ら切り上げた。

 再度まとめておくが、遠まわしにでもアドバイスされたのは「ミヤノさんには何の責任も無いので、相手の話がウザくなったら、自分の勝手で切り上げてもいい」っていうことかな?

 「これ以上、聴くの無理だから、じゃあね!」でいいらしい。

 「それって、ちょっとキツくないですかねえ?」と私が言うと、カウンセラーは「もう時間が遅いからとか、明日朝早いからと言っても、同じです」

 そんで、「もう時間が遅いし」とか一般的なこと言っても通じない相手には「私はもう無理」って言うほうが効果的だというアドバイスを受けた。

 さてと、他人の言うことわりと間に受けるほうだけど、さてと「横浜フロントはヤタロー出して大沼獲得とか、何考えてるのかさっぱりわからんが、とりあえず左が薄すぎる」という私のメールに対する返事が「ナベツネさんのチャンス広がりまくり」って、え?

 元・楽天のナベツネさんが所属するチームはヤクルトなんだが・・・・(苦笑)

 うわあ、返事に困るなあ。

1月23日(日)

 朝5時半起床して、早朝外仕事を終えてから、午前中に会社に戻り、6時まで仕事した。

 ええと、ですから、7時半ー6時。

 新規事業の対応のため、2月も土日当番が組まれるので、総務部のシフトを組むのが大変です。

 帰宅したら、眠くてしょうがなかったが、頑張って大河ドラマ「江」を観た。
 やっと面白くなってきた。このくらい絵空事でまとめないと!(笑)
 めくるめく信長ワールドへようこそ!(笑)

 でも、やっぱし、こういう展開なら、信長役はトヨエツじゃなくて、玉木宏にやってほしかった!(笑)「信長先輩ーーーーーーっ!」って!(笑)

 はあ、疲れているからもう寝たいのだが、「黒薔薇」で中居君が新作野球モノマネ披露するらしいので頑張ろう!

 つーか、いいかげん録画できるようにしよーぜ?

 でも、「録画できないから頑張って観る」っていうのがけっこう好きだったりするから、困る。
 つーか、「録画機材買うのが面倒」なだけだが、そういや、昨日挙げた小町の「不精自慢スレ」でも「会社辞めたいけど、辞める手続きが面倒」とか「うつ病で死にたくなったけど、死ぬのが面倒だから生きている」とか、あー、わかるわかる。

 私も今の会社で不満が溜まった時には「辞めてー」と思ったが、「辞めるのも面倒だし、また職探しするなんて超面倒だから、我慢しよう。そんで、少しでも自分がラクになるように、出来る限りで改善しよう」と思って今に至る。

 今の上司であるTK部長の事が好きなのは、性格的なものもあるけど、私が長年「面倒だけど、これをなんとかしないともっと面倒だから」と、ちまちま改善していたことを「なんで、これはこんなことになってるんだー!」と気がつくと、すぐにナタを振り回してくれることです。
 私みたいな面倒臭がりではなく、しかもそれなりに地位があるから、「こんなのダメに決まってるだろ!」と立ちまわっていただけると大変助かります。もっとも、すんなり上手くはいかなかったりしますが、私が「これは部長が多分ダメって言うから」って言えば、みんな従ってくれるので、やりやすいです。

 その分、部長がいろいろ抱えちゃって忙しくなっているけど、ちゃんと愚痴聞いてあげてるし。愚痴っていうか、今日も部長が先日参加した高校のクラス会の話を真摯に拝聴いたしました。
 私はもしかしたら、部長の奥様よりも部長の友人関係に詳しいかもしれません(笑)

 誤解の無いよう書き添えておきますと、部長はそういうプライベートな話を私だけにするわけでもなく、マスオさんにも独り言のように話すので、マスオさんは「はい・・・・はあ・・・そうなんですか」と相槌打ちながら聞き流しているようですが、それでも別にいいみたいです。

 「誰でもいいんかい!」とちょっとだけプライドが傷つくこともありますが、私だけが突然襲いかかってくる雑談の餌食になるのもちょっと・・・と思うので・・・・

 今日も突然「ダルビッシュと涌井って同級生なの?」と話を降ってきたので「そうです。だから、ダルが5億で涌井が2億って、たしかに酷いですよね。つーか、年下のマーくんが2億になっちゃったしwww」と言うと「日ハムはダルを今年ポスティングで出すつもりなのかね?」などと言ったかと思ったら、突然、私の隣の席に座っていたM氏(新規事業対応で休日出勤しているので、エビワカちゃんの席に座っていた)に「M、○○からのメールの返事ってどうなってるの?」

 私と部長の野球雑談を聞き流して仕事していたM氏は「え?」って戸惑っていたけど「こういう内容で返事するつもりです」

 すると部長は「ダルビッシュって、イラン人なのに、アメリカに行けるの?」

 私が「え?私?」と戸惑いながらも「まあ、日本国籍持ってるからそれは問題ないけど、メジャーに行ったら、イジメに合うかもしれませんよねえ」と応えると、部長は「○○の件はさあ、向こうの担当者は××さんになるわけ?あの人、一番わかってないじゃん?」

 私とM氏に交互に話しかけるので、ややこしい。

 しかも、こっちから話しかけているのではなく、部長がそうしてくるので、「どういう頭の構造になっているんだろう?」と、とても不思議です。
 
1月22日(土)

 たまには時事問題でも(笑)

 中国首相(?だったっけ?)が訪米中とういうニュースを度々観るけど、オバマ大統領が人権問題について釘差しても「我が中国は人権問題にきちんと取り組んでます」と胸を張ってるし、それどころか、経済力を盾に、対等というよりも上から目線ぽい雰囲気だった。

 冷戦時代に物心ついた身としての、月並みな感想としては、「有色人種のアメリカ大統領と中国首相が、超大国ツートップとして並んでるっていう絵柄は、30年前だったら、SFの世界だよなあ。」

 でも、400年前の世界情勢を考えると、中国はずっと超大国だったはずで、アメリカなんて「世界史」(地球史とは別物であるという意味で)に登場するのは大航海時代以降なのですから、中国がちょっと足踏みしている間に、アメリカがあれよあれよという間に超大国にのし上がったが、かつての大御所中国が復活してきて「ふふふ・・・成り上がりがっ」って感じにも見えます。

 ロシアが民主化の波で一回コケたので、中国はそのテツは踏まないつもりかもしれないけど、でも、中国がバブル崩壊すると日本にも凄く影響がありそうで怖いですけど、それにしても、私はまだ40数年しか生きていませんし、戦争を知らない世代ではありますけど、「ソ連が消えた?」とか、日本がバブルでアメリカ全体を買収しそうな勢いだったとか、アメリカのバブルが知らない内に膨らんでいてリーマンショックだとか、そうこうしているうちに中国経済がこういうことになって、今度は中国人が日本の不動産買いあさっているし、日本の高級店は中国人客ばかりだし、「ああ、バブルの頃の日本人もこんなんだったのねえ」と他人のフリ見て我が身を・・・・と、いろいろ経験できて面白いのですが、順当にいけば残りの人生もあと40年くらいあるので、イスラム教国のバブル崩壊とかも観られるかなあ(笑)

 前から書いているけど、いつかあると言われている関東大震災は怖いけど、ちょっとどうなるのか観てみたい気もするんだけど、その前に東京大空襲とか経験しちゃったらヤだな(笑)←笑い事か?

 この先ほんと、どうなるのかねえ?
 私は日本経済が今どういう状況なのかには疎いけど、自分の給料が横ばいで維持されてるので「あと、10年は会社には頑張ってほしいのお」と他人任せである。
 そのあたりは自分ではどうしようもないし。(投げやりなんじゃなくて、それをどうこうできるようなら自分で経営するわい。その手間を惜しんでいるから、薄給でも文句言わない)

 世界情勢よりも、やっぱし身近な我が親族のことが気がかりですし。
 両親が元気なのも、良くてあと10年くらいだろう。
 その後は、介護問題とか、いろいろ出てくるはず。

 人間は死ぬにも手間がかかるからなあ。

 そういや、昔、「野良猫の死体を観たことがない」という話があったっけ。猫は死期が近づくと人目につかないところに移動して・・・・とか言われていたけど、実際はどうなんだろう?
 以前、カラスの死体を目撃したことがあり「ひえええ、珍しい」と思ったが、市街地でも車に惹かれてっていう猫の死体は時々あったが、(私は一度しか目撃していないが、友人知人の目撃証言から)市街地にだって、猫やカラス以外にも、スズメとか鳩とか野鳥とかけっこう生息してるけど、その亡骸を観る機会はほとんどないよなあ。

 テレビで「孤独死」を取り上げると「ああ、私だってきっと」と胸が傷むけど、都市部に生息している野生動物達はどうしているのだろう?

 さてと、明日はまた早朝仕事なのである。
 ヒートテックフル装備で挑んでみます。

 今日は休みだったから、またゴロゴロしちゃったけど、暇だったから、また小町見て暇つぶししていたのだが、お葬式の喪服に普段着の黒のタートルネックはマナー違反?というスレに「ふーん?」

 私は普段から「正式なマナー」には疎いというか、無関心というか「そもそも、今現代でマナーと言われてることって」と懐疑的だし、今の日本での「フォーマル」の概念は欧米からの受け売りを庶民が丸呑みして作ってしまった和洋折衷な物だと思っているし、「何が正しいのか!」って正解が無いんですよね。
 その地方での流儀があるだろうし、そういう流儀がちゃんとある土地なら、それに従えばいいのだが、東京だと、地方からの移民で成り立っているので、戦後というか、高度成長期に確立した「東京方式」が正式っていうことになってるようですが、それすらも、私が観察していたここ30年でずいぶん様変わりしたし。

 ほんと、ちょっと前までは通夜に喪服で行くのは無作法だから、という雰囲気があったはずなのですが、今だと喪服が当たり前になっているようだ。

 このスレでも「別にいいでしょう」という意見と「ありえない」っていう意見が別れているのが興味深い。
 たぶん、今自分がいる環境で意見が分かれるのでしょうね。私は「別にいいじゃん」派なのですが「こういうのを不愉快に思う人もいるんだな」と心にとめてはおきますが、でも「少しでも不愉快に思う人がいるなら、それに合わせるべき」っていうのは、例のビョーキな友人の持論だったので、「そういうのを完璧にこなそうと苦心するからビョーキになるんじゃい!」とも思います。

 そんな私が「わー、友達がいっぱい」と驚いたスレは、「あなたの面倒臭がり自慢を聞かせてください

 いやあ、心がほっこりしましたわよ(笑)

 自分でも「この不精さは病的かな?」と最近思っていたのですが、仲間がいっぱいいて、「元気を貰いました!」(笑)

 会社に行くから仕方なく風呂に入ってるんですよね。
 休日、ずっと寝間着のままって、他に何を着るのですか?部屋着と寝間着は同じものです。臭くなってきたら洗います。髪の毛長くなって億劫だから美容院に行くのと同じです。

 結婚式、めんどくさそうですね。てゆーか、結婚そのものが面倒くさそうなので興味ないですってお友達多数でした。

 そして、私の同志である不精な人々は、なんだかそれなりに幸せそうでした。「自分さえ良ければいい」ということと「誰にも迷惑かけてないじゃん?」ていう開き直りが重要みたいです。

 また愚痴になってしまいますが、ビョーキになった友人の場合ですが、物凄く他人のマナー違反について厳しかったのですが、千葉マリンスタジアムに向かうため、午後3時に待ち合わせして電車に乗ったが友人が酒臭い?
 不眠症のため、早朝目が覚めてしまうと「今日は昼に起きないといけないから、少しでも寝ないと」と酒を飲んでしまっていたようで、それで寝過ごしてドタキャンということもありましたが(凄い迷惑)、ちゃんと昼前に起きた時でも、「平日の昼間になんでこんな酒臭いの?」と思ったこともありましたが、私もちゃんと指摘できないまま電車に乗っていると「向いに座ってるの子供のしつけがなっとらん」とか「電車内で堂々と鼻くそほじるオッサンってどーよ?」の説教聞かされながらも、「あー、隣に座ってる人は、さぞかし『この人、えらそーに意見しているけど、息が酒臭いんですど?平日の昼間なのに?アル中?』と思ってるだろうなあ」と気になってしまったのですが、ガムを勧めようにも、たぶん「電車内でガム噛むのははしたない」と思ってそうなんで、酒臭い息を撒き散らしながら、「下北にいるママ達は子供を放し飼いでしょーもない!」なんて話を「へー、そうなんだ」と聞き流すのはけっこう大変でした。

 友人に対するストレスがまた溜まってきたので、とうとう、会社付けのカウンセラーに相談予約しちゃいました。
 いや、プロのカウンセラーってどんなもんなんだろう?という好奇心もあったし、前から「友人への対処について誰か相談に乗ってくれないかな?」と思っていたので。

 私は好奇心もあるので、例えば母が「友達が最近おかしいの」」って話だったら、とことん聞くんだけど、自分が当事者になってみると、意外と聞いてもられないんですよねえ。
 プロのカウンセラーっていうのが、どういうもんだか興味津々なのである。

 顛末はまた来週のお楽しみです!


1月21日(金)

 9時半ー8時。ちゅかれた。

 でも、なんとか法定調書の合計表をまとめたし、その他諸々、「1月特有の仕事」は終わらせたが、通常業務が放ったらかしだ。

 でも、私がせっせと残業して頑張っていることはわかってもらえているようで、今日も「これから始まる新規業務の手伝い」のミーティングには外されていたので、私はどうやら、あの仕事には正式に関わることは免除されてるらしい。でも、電話応対とか、他に人がいないときにはやらないといけないので、最低限の情報は流してほしいのだが、まあ、「ミヤノさんは忙しそうだから」と思っていただいていることがわかっただけでも嬉しいです。

 そういや、髪を切ったので、また皆に「どーしたの?」と驚かれたが、どーしたもこーしたも、年に2回しか美容院に行かない無精者なだけで、心境の変化もイメチェン願望もございません。「あー、髪がまとまらなくなってきたし、乾かすのに時間がかかる」と我慢できなくなると切っているだけです。

 丁度、めったにこっちに来ない、他部署勤務の女性がいたので「あれ?この間(半月前)会ったときと、全然髪型が違う!」と言われたので、上記のことを述べたら、「あー、そういや私も、前に美容師に『今はボブが流行りですよ!』と言われたので、ボブにしたんだけど(と耳の下あたりを示す)・・・・あれから1年?いや、1年半も切ってないな・・・・」

 スラリとした美人の彼女なのだが、髪質も良いようで、いつも清潔感あふれる黒髪の直毛なので、ボブがおかっぱになり、そのままロングになってしまっても放ったらかしでいいようだ。羨ましい。
 「前髪を自分で切るようになると、美容院行かなくなるんですよ」と言うので、私は「ああ、私はそれも面倒になり、10年前から前髪を廃止したのwww」

 あー、そういえば、前にも彼女と「服買うのって面倒」って話で盛り上がって、私が「年に一回くらいまとめ買いするかしないか程度」と自慢すると、彼女も「あー、私もそうです。着るものなくなると渋々って感じ。着れればなんでもいいやって」と言うので「そうだよねえ」と「全然おしゃれに興味ありません自慢」に花が咲いたのであった。

 でも、彼女は可憐な美人なんだよなあ(笑)
 中味は似ていてもねえ?

 さて、非常勤役員氏にも、「どうしたんだ?」と言われたが、そういや半年前にも「失恋でもしたのか?www」とからかわれたので、「えーと、毎回言っているのですが、半年に一回ばっさり切っているだけで、失恋したとかそういうことではありません!」と自分から先回りしたら、TK部長がボソリと「オレは失恋ばかりしてるから・・・・」と言う。

 部長は、2323なのである。

 (「2323」というのがどのくらい世間に通用するのか知らないけど、某掲示板の野球板では「ふさふさ」と呼ばれ、要するに「全然ふさふさではない」という意味の略語というか婉曲表現。西武の渡辺監督や、中日の和田選手などが代表的な2323である)

 エビワカちゃんがリアクションに困っていたので、私が「あのー、そういうリアクションに困る自虐的ギャグ言うのやめてください!」

 部長は無言で苦笑していたので、つい調子に乗って「だって、そう言われて『そうですね』って返事できないし、だからって『いえ、そんなことないですっ!』って白々しいことも言いにくいじゃないですか!」と笑顔で説教したら「・・・・・・・すいません」

 場内(総務部内)大爆笑でした。

 マスオさんだけが不思議そうな顔をしていた。
 上司にこういう軽口を言うのが、全く理解できないのかもしれない。

 マスオさんにとっては、上の人の言うことに平気で逆らう女子ばかりの今の総務部は居心地が悪いのだろうなあ。まあ、煮詰まったらぜひ、小町にでも相談してくれ。

 今日の私の最大のニュース。(昨日のニュース?)

 ヤクルト飯原入籍!

 終わり。(いや、別にこっそり泣いたりしてませんってば。ただ「ふーん、結婚したんだ。嫁はずいぶんと美人ではないか。まあ来年はまた、うっとりするようなファインプレー見せてほしいのお、頑張れよ」と思っただけです。)
1月20日(木)

 休み。
 久々に美容院に行った。なんと、昨年の6月以来!

 6月というと、その後、いろいろあった頃なので、いろいろと感慨深い。

 しかし、帰り際に美容師さんから「次は来年ですかね?」と言われたので「さすがに、夏頃には来たいと思ってます」と苦笑。しかし、年々髪のボリュームが減ってきているので、行く間隔が長くなっているのも事実である。
 さて、ストパかけたら、また白髪が目立ってきたので、美容院で毛染してもらうかねえ?まだ、自宅でやるには寒いので・・・
 でも、きっと無精者の私は「春になって暖かくなったら毛染しよう」ってことになるような気がする。
 己のゴマシオ頭も見慣れてしまったし。

 で、さっき帰宅して、パソコン立ち上げてみたら「ええええええええええ!大沼がトレード!!!!!!!?」

 すでに、新人の大石(ハンカチ君の同級生)に背番号15を奪われていたので「俺達総帥も世代交代か?」と一部では盛り上がっていたが、やっぱし放出されたか・・・・相手がヤタローっちゅうのも・・・・

 でも、どうやらヤタローはドラフト時には西武ファンが獲得を確信していた地元選手だったらしいので「11年越に愛が実った」状態らしい。

 いったいどういう意図のトレードなのかもよくわからんが、あの大沼さんが暗黒横浜入っていうのもなあ。
 個人的には、西武第二球場の俺達ブルペンで大沼さん眺めてニヤニヤすることがもうできないのかと思うと、ちょっと残念であるが、イースタンリーグ的に考えれば、あの金網ひとつ隔てただけの超至近距離の、見ているこっちが恥ずかしくなるようなビジター側のブルペンに立つ大沼さんを観ることができるのかもしれない。

 そういや、今日、「ハンカチフィーバー凄いっすねえ」と美容師さんと雑談していて、改めて思ったのだが、もし斉藤君がすぐに一軍帯同しなくて、二軍調整することになったら、とてもじゃないけど、西武第二球場やロッテ浦和球場なんかに出せないなあ。ヤクルト戸田もボロいけど、あそこはビジター側のロッカースペースが金網で外と隔てられているので、意外と動線は作れるけど、西武とロッテの二軍施設の場合には観客の居場所ときちんと隔てられてないので、そういう事態になったら、どーすんのだろう?

 まあ、二軍落ちしたら、マスコミもそんなに追いかけないから、大丈夫なのかもしれないけど。西武やロッテの二軍の場合、1000人も客が来たら大パニックであろう。

 それにしても、もし、ヤクルトが斉藤君を獲得していたら、どうなっていたのだろう?
 ヤクルト戸田球場には、鎌ケ谷みたいなスタンド席がほとんど無いのだ。まあ、荒川の土手が客席の替りみたいなもんなんだけど、あそこが埋まっていたのかねえ?

 戸田球場は、「プロの二軍で最も施設が劣悪」とも言われており、宮本が契約更改の時に、年俸を上げてもらわなくていいから、その分、戸田のフェンスなどを補修してくれと交渉したという逸話があるくらいだ。

 私は「西武第二球場よりも酷いところなんてあるの?」と思って戸田に行ってみたが、施設的にはどっちもどっちだったけど、観戦する立場としては、西武第二球場のほうが、椅子は無くても座ってみられる場所がけっこうあるのだが、戸田は座って観られる場所といえば土手の上ばかりで、ブルペンも立って観るしかなく、しかもビジター側ブルペンは遠くて見えないし「二度と行かねえ」と思ったっけ。

 ロッテ浦和のほうは、なぜかビジター側ブルペンは客から見えない場所にあるのだが、ホーム側ブルペンは晒し者状態で、観てる客としては楽しい球場、というか、単なる「グラウンド」である。

 イースタンリーグでは、西武とロッテとヤクルトの球場は、「多摩川河川敷の草野球球場」みたいなもんであるので、「ハンカチ・フィーバー」が襲撃したらひとたまりもない。逆に日ハム鎌ケ谷と巨人のジャイアンツ球場とベイスターズの横須賀の球場は「地方球場」程度の設備があるので、大丈夫だろうけど。

 さて、やっと友人から返事が来て、「時計の件は、他にも送ってもらいたいものがあるかもしれないので、ちょっと考えてみます」と、また「考えてみます」ですか・・・・

 私が何でも言葉通りに受け取るのがいけないのかもしれないけど「悪いけど、もう一度時計を探して欲しい。もし無ければ盗まれてる可能性が高いから、そしたら新しいの買わないといけないから」などと書いてきたので、「見つかったよー、すぐ送るよー」とメールしたんだけどね。

 向こうとしては、ふとまた時計のことを思い出したので、「時計を紛失した」ということを書くことで、「嫌がらせ」の件を追求してみたい気持ちになっただけで、時計が必要だったということではなかったのかも。
 そしたら、あっさり時計が見つかったので、どうしていいのかわからなくなったのかね?

 まあ、ああなる前から「効率」にはうるさかったので、私が「時計なら、送ってあげるよ、あと、必要なものがあったらついでに送るから」と申し出たので、「せっかくだから、無駄のないよう、考えないと」っていうことになったのかね?

 ようわからんが、私としては、あの猛暑の中、当面の着替えだけを放り込んだ荷物しか持たない友人を実家に送り返してしまったので、寒くなってからは「コートやセーターが無いと不便なのではないだろうか?」と心配していたのだが、どうやら「ヤフオクで激安のを買ったり、人から貰ったりしてしのいでいるから今のところ大丈夫」だけど「送ってほしいものもあるかもしれないので、ちょっと考えてみる」らしい。

 そういえば、友人が「侵入犯に緩められていたので落ちた棚」ですがね、改めて、どういう仕組の棚か調べてみたら、落ちた棚の上の棚も、一箇所緩んでいて、というか、一箇所ネジが無くなっていた。

 ちょっと変わった仕組みの棚で、内側からネジを差し込んで固定してるみたいだった。なので、エレクターやイケアの家具みたいに単純じゃないの。

 そして、一番下の棚と一番上の棚はがっしり固定されていたけど、「侵入犯の仕業で落ちた」という棚は落ちたまま放置されていて(証拠保全の目的があると思われ)、その上の棚も緩んでいるとなると、やっぱし自然に緩んだと確信した。

 でも、あの棚が落ちたことで、友人の中で「今までもなんかいろいろオカシイと思っていたけど、これは、人為的なことだったんだ!」という引き金になったような気もするし、その時に「これは絶対そうに違いない」と思ったことは、簡単には消せないだろうからね。

 まあ、でも、「ずっと探していた時計見つかったよ!送ろうか?」って申し出に「ちょっと考えてみます」っていう返事を見て、「あー、まだまだ復帰は先だな」と確信した。

 普通だったらさ?
 私も友人宅で忘れ物して「どーする?」なんて話になった時には、すぐに必要な物だったら「悪いけど宅配便で送ってくれる?着払いでよろしく」とか、もしくは「送料は次に会ったときに払うから」とか、そして、すぐには不要なものだったら「悪いけど保管しておいてもらえる?次に行ったときに、受け取るから」とか、すぐに具体的な指示をすると思う。

 なので、些細なやりとりだったけど「普通じゃないな」ということはかろうじてわかった。

 そういう現実的なやりとり以外は実に普通で「大沼とヤタローがトレード!」って書いてあるあたりは実に普通なんだけどね(笑)

 まあ、たぶん「腕時計が無い。やっぱり侵入犯のせいだ」ってところを「腕時計あったよ!」というまさかの展開に、頭が追いついてないのだと思います。こんな感じで「強制実家帰省1年目」を迎えそうな気もするので(あと半年)、生暖かく見守っていきたいと思います。

 しっかし、住んで無いのに半年も家賃払ってるのって、ほんともったいないと思うのですが、他人ごとだからまあ、いいや。


1月19日(水)

 9時半ー7時半。

 今日は法定調書の合計表の作成で終わった。まだ途中だけど、会計事務所から「配当金の合計表もそちらでやられるのですよね?」というメールが来て「ああ、そんなのもあったか」と慌ててどうするのか確認して(会計事務所も繁忙期らしく、こっちでやってもらいたい雰囲気ビシバシだったので)わーん、もう、分社化すると、こういう事務作業が倍増するので、ほんと大変である。

 仕事が増えても給料上がるわけでもなく、別にそれを望んでいるわけでもないけれど、こういう専門的な仕事は、アピールしないと絶対に他人には理解されないので(てゆーか、こういう仕事の存在すら知らないはず)、今日はマスオさんが休日だったし、周囲は女子ばかりだったので、ここぞとばかり「もー、ほんと、大変なんですってば!」と過剰に部長にアピールしておいた。

 さて、昨日ちょっとだけ「篤姫はおひとりさま型」ということについて書いたが、あの後、ボーっと考えてみたのだが、ほんと、あのドラマは上手く出来ていたなあ。
 まず、篤姫の生家は今で言うところの「中の上」として描かれていた。本当は島津家の分家で、そこそこの上級武士の家だったんだろうけど(そうじゃないと、殿様の養女に出来ないだろうし)、ドラマではまるでホームドラマのような家庭に描かれていたのである。

 篤姫の実家の描写で、私みたいな「自称中流」家庭育ちは、下級武士とも気楽に交流する篤姫の娘時代に共感したことであろう。
 私も父は一応、一部上場企業の社員であり(名門没落企業でオイルショックの時は大変だったようだが)、郊外ながら一軒家育ちであったけど、日記にも何度も書いているが、アパートの一室で一家4人で暮らしてる家庭や、母子家庭でどうやらお母さんは水商売らしい家庭の同級生と、普通に仲良く遊んでいた。

 これも何度か書いているが、当時の私の認識としては、人生とは出世魚のようなものであり、今は清貧に甘んじている家庭でも、そのうち一軒家に住むことができるようになり、立派なオーディオセットとか書斎などを構えるようになるのだろうと思っていたのだ。

 サラリーマンが移住してきたベットタウンらしい世界観である。
 年功序列制のあの時代のサラリーマン社会では、家庭のリッチさは「お父さんの年齢」で決まっていたので、友達の家がうちよりリッチそうでも、その家にはお姉さんやお兄さんがいたので、小学生だった私は「そっか、自分が高校生になる頃には、うちもこういうレベルになるのだろう」と思っていたのである。

 まあ、高度成長期という時代背景もあり「真面目に働けば、みんなそのうち一軒家に住むことになる」と信じていたようだ。

 話が逸れたけど、篤姫はそういう「お父さんは上場企業のサラリーマン」程度だったが、篤姫本人の実力と運により、大企業に就職。そこは、女子社員といえば、縁故採用のお嬢様ばかりだったが、篤姫はバリバリ仕事して頭角を現し、さらに時代の流れで、本来なら出世コースから外れていたはずの高卒社員(下級武士)が重用されて「あれ?篤ちゃんじゃない?」と、あーら、昔、よく遊んだ下町の悪ガキどもが取引先の担当者?「いやあ、篤ちゃんのためなら、ここは一肌脱いじゃおうかな?昔、世話になったしなあ」

 そして、男社会の中でも、「リベラルな家庭」で育っているので、「ちゃんと話せばわかる」を武器に、会社がM&Aの波に飲み込まれたときにも、影の調停役としてうまく立ち回り、ついには女性ながら役員にまで上り詰めましたーーーー。

 ・・・・っていう、感じのドラマだったような。

 改めて思い返してみたら、実に「鳩山民主党的」なドラマでしたね。
 ポッポちゃんは、ああいうの目指してたんだと思う。鳩山家が超セレブだということは置いておいて。

 それは飛躍しすぎとしても、ドラマの「篤姫」は大奥の中に存在するので、自分では具体的に動けないけど、その人間的魅力で、時の実力者達を動かすという、「みんなの夢」を実現したことになっていたので、私みたいな中途半端なOLの心を掴むだけでなく、経営者や中間管理職の男性サラリーマンの心をも掴んだのではないでしょうか?

 それ以前に私が夢中だった「チャングム」も女性の出世物語でしたけど、仕事しながら着々とスキルを上げていくチャングムに「そうそう、苦労や失敗から学ぶのよねえ」と、大変共感しましたっけ。チャングムの場合には、よき師に恵まれていたので、羨ましかったですが、よき師がいなくても「やっぱ、経験って大事よねえ、資格じゃないのよ、人生は」って思いました。

 資格をバカにするわけではないけれど、「資格を得るに至った勉強や知識をどう現実に活かすか」が重要なわけで、目の前にある難題をこなすのが資格を活かす修行だと思ってやってくれればいいだけです。ちゃんと勉強した人が、その基礎知識を活かして意見してくれれば、みんな耳を傾けますしね。

 なんか話が逸れてきたが、ああ、そういや、例の友人に「見つかった腕時計は、宅配便で送ってあげるよ?」とメールしたのだが、返事が来ないや。
 なんか、また難しく考えているのでしょうかね?

 まあ、向こうのペースに任せましょう。

 全然関係ないけど、最近私が夢中になってる読み物。朝日新聞サイト内の「医者の不養生」というコラムの連載で「運がいいとか悪いとか」
http://www.asahi.com/health/sanada/

 「運がいいとか悪いとか」っていうタイトルからもすぐに、さだまさしの「無縁坂」のメロディが起動してしまうが、それにしても、この「運がいいとか悪いとか」は、いろんな意味で面白い。

 年末で終結するかと思いきや、まだ話は続くみたいで、私は今のところ「こういう場合、タクシー運転手への代金支払はどうなるのだろう?」と思っているのだが、若い守衛さんが、そこんとこちゃんとチェックしたようなので(痒いところに手が届く連載なところがツボだ)、次回に期待である。ハンカチ用意しとかないとな。

1月18日(火)

 9時半−7時半。今日はなんだか夕方から眠かった。

 源泉徴収票の仕事は、新入り契約社員のKさん(同僚K嬢と区別するための表現)が「未経験者故に、配分などしないで全部ダッシュ」という、新人さんにありがちな特性を発揮し、ジャンジャン進むので、私が次の段階を用意するのに追われるくらいだった。
 おかげで、今週中にはまとめられるかな。月末までに税務署に提出なんで、毎年この時期は青息吐息なんだけど、いい助手がいて助かりました!

 もちろん、大きな声で、Kさんのグッジョブを称えておりました。彼女は「いえ、いえ、まだまだ」と謙遜していたけど、でも、ほんと、けっこう分量のある仕事なので、「役に立ってる」という充実感は感じていただているのだと、勝手に解釈しているので、これからもコキ使わせていただきますとも。

 ああ、でも、Kさんの隣にいるH氏がちょっと寂しそうかも・・・・
 また、仕事を与えんとなあ。

 さて、昨日書き忘れたが、日曜日にまた大河ドラマの「江」を観たのだが、「うーん、いまんとこ、イマイチ・・・・」と、土曜日に「デカわんこ」でがっかりしていたから「今クール楽しみにしていたドラマが軒並み?」ということになってしまった。

 小町にスレが立っていたので、覗いてみたら、やっぱし賛否両論であった。

 でも、それ読んでたら、けっこう勉強になった。江って、なるほど、春日局のライバルになるのね。だから、今までの時代ドラマでも、春日の局が主役だと、嫌な奴として描かれていたらしい。

 そんで、半分冗談だろうけど、「ゲゲゲの女房」がウケたのは、今が専業主婦ブームだからで、「江」も専業主婦型なところがあるので(「春日の局」はキャリアウーマン型らしい)、そういう流れなのかも、という分析で、ついでに「篤姫がウケたのは『おひとりさま型』だったから」という記述に、思わず吹きそうになった。

 あー、たしかに、篤姫は「おひとりさま」だった!徳川幕府に嫁いだとはいえ、ほぼ独身貴族的な生き方で、それも本人が望んでそうなったわけでもなく、結果的に子を授かることもなく、男に頼るわけでもなく、なんとなくそうなったという流れの中で、凛として「おひとりさま」を貫いたあたりに、たしかに私も共感したのかもしれない。

 でも、なんと言っても、宮崎あおいちゃんの、あの笑顔が観たくて毎週観ていたんだけどね。

 さて、江の場合には、どうやら原作がそうらしいんだけど、大河ドラマには珍しく、幼少時の描写が少なかった。父である浅井長政が亡くなったときにはまだ乳飲み子だったという設定なのだが、普通だったら、その後、日陰の身として暮らしていた幼少期こそ、ドラマとしてはいろいろ捏造しておくべきところであろう。(江に関しては、史料が少ないので、捏造し放題らしいし)

 兄である信長に夫を殺された、母お市の方が、それでもなお兄を慕う気持ちと、夫を愛する気持ちに挟まれつつ娘達を育てていたのだが、末娘は上の二人の姉姫とは違い、「伯父上である信長様が父の仇」であることを知らずに伸び伸びと育ち、「天下人である、信長伯父上ってどんなお方なのだろう?」ってあたりをちゃんとやっておかないと、「いよいよ、信長様とご対面!あれ?でも、母上の様子が少し変?」ってあたりが生きないのだが。

 さらには、せっかくの「三姉妹モノ」なんだから、そのあたりも、ちゃんと描写しておくべきであろう。
 鈴木保奈美が演じる、お市の方の長女が宮沢りえってことは、その美貌を受け継いで、後に秀吉の側室になる(秀吉がお市の方に惚れていたという伏線は貼られているようだ)茶々がこの後も重要な役割を果たすことになるとは思うのだが、姉妹のキャラ設定が今のところ薄いので「しっかり者の長女茶々、次女はまあ普通。そして、天然の三女」というあたりの描写が、パっとしない、というかあんまりちゃんと描写してない。

 長女と次女は、父が亡くなった経緯も覚えているので、信長に対しては複雑な心境のようだが、三女の江はそんなん知らんかったのだが、信長公に対面した後にその事実を知らされ「そんなん今さら教えてもらっても」というのが、今の段階らしい。

 雰囲気的には、江はそれでも信長に惹かれ、信長の影響を強く受けたまま、いろいろあって徳川に嫁ぐが、そこで信長譲りの気性を発揮し、今の日本の礎を築きました、ってことになるんですかね?

 来週はきっと、トヨエツ対上野樹里ちゃんの、ある意味、個性派俳優の(演技はどっちかというと下手。つーか二人とも滑舌が悪い)勝負になるんですかね?だったら、また観てみますけど、この「江」という人物は、けっこう大河ドラマにするのは難しかったのでは?と、すでに心配しています。
 篤姫を手がけた脚本家の田淵久美子さんの腕の見せどころでしょう。がんばれ!

 (がんばってもらわないと、私は野球のオフシーズンをドラマ無しで過ごすことになる。斎藤君の「今日の衣装」にはすでにもう飽きた。はあ、早くオープン戦始まらないかな)
1月17日(月)

 10時ー7時半。
 今日はいつもより遅めの出勤。だって、朝のワイドショーでまた、ハンカチ狂騒曲やってたからさ(笑)
 いやあ、また笑った、笑った。
 すげーよね、やっぱ「持ってる」ね。
 鎌ヶ谷での初めての有料イベント(入場料500円)である「鎌ヶ谷 新人お披露目会」で、初の週末の練習日だったし、相当の人が押し寄せるだろうと期待していたのだが、まさかの雪!
 さすが、鎌ヶ谷!関東平野部に住む人たちに「え?雪?鎌ヶ谷ってどこなの?」と強烈に印象付けたでしょう。

 グラウンドが真っ白になっていたので、昨日の昼のニュース観て「大丈夫なのか?」と思ったけど、昼間になって晴れたら雪も溶けたみたいだし、人工芝だったんで大丈夫だったみたい。だって、外野にも客を入れると言っていたので(外野席ではなく、外野グラウンド)「雪でぬかるんでいたら、外野の保全のため、客なんか入れられないじゃん」とさらに心配していたので。

 しかし、こんな寒くて、さらに雪が降っているというのに、朝の暗いうちから200人くらい行列してたっていうんだから、ほんと、皆さん、凄いよ、偉いよ、ぜってー真似できない。
 鎌ヶ谷球場の観客キャパはせいぜい3000人くらいなんだろうけど、外野グラウンドにまで客を入れて、4500人くらいの人が場内でイベントを観ることができたらしい。球団発表の人数は1万1000人だったけど、グラウンドに入れない客も大勢いたんですかね?

 それにしても、やっぱり、オバチャン達は最強である。
 取材によると、やはり「氷川きよしファン」やら「ヨン様ファン」が大勢いたようで、わかるわかる。
 以前、友人がバルセロナの親善試合観に行ったら「前はもっとオバチャン客多かったんだけど、今回はそんなでもなかった」と言っていたので「あー、きっと、ベッカムに熱狂していたオバチャン達は、今は韓流に流れているだろうから」と私が言うと、友人も「あー、そんな感じ」と納得していた。

 その後、ハンカチ旋風が巻き起こり、斎藤君が早稲田に進学したら、神宮に詰めかけるオバチャンいっぱいいたからなあ。あれも、明らかに「氷川きよしのファンのノリ」であった。
 でも、いつのまにかブームも下火になっていたのだが、斉藤君がプロ入りすることになったら、テレビが急に取り上げ始めたので、オバチャン達がドドドッドーっと戻ってきたどころか、前よりも多いじゃん、ってことになったようである。

 こりゃ、キャンプ地の名護もさぞかし期待に胸が膨らんでるでしょうね。
 有閑マダムならぬ「佑観マダム」(うまい!)は、小金と暇を持て余しているでしょうから、ホントに名護に押し寄せるだろう。そして、お土産を沢山買っていってくれるであろう。

 うちの実家の隣の奥さんも、そういうタイプで、「これだ!」と思うと、金にいとめはつけないようで、韓流スターにハマったときにはしょっちゅう韓国旅行していたみたいだし、その後、若手舞台俳優にハマったときには、手に入らなかった公演チケットをオークションで高額で落札していたらしい。
 「お隣りはそんな、お金持ちなの?」と母に聞いてみると「さあ?そんなでもないと思うけど・・・、ご主人は普通のサラリーマンだし」とのことで、経済的には我が家と似たようなもんらしいが、可処分所得のつぎこみ方が違うだけなんでしょうね。つーか、お子さんたちはもう就職しているので、老夫婦二人だと地味に暮らしているとほんと、お金使わないと母は言っていたが、そういう老後の蓄えを元気なうちにジャンジャンバリバリ使うのもいいけど、でも、オークションで高額で落札っていうのもなあ。
 そういう人がいるから、それを喰い物にする人も絶えないわけで・・・・・って、うちの妹が、そういうので小遣い稼ぎしているので、妹がそういう自慢話するたびに苦言をていしているのだが、まあ、買う方も売る方も、私に関係の無いところでやってくれる分には構わないのだが・・・・

 それにしても、ワイドショーやニュースショーが連日「タイガーマスク運動」と「ハンカチ・フィーバー」だと、話題が脳天気に明るいので、朝の支度が楽しく進みます。その合間にまた「エリカ様」がまたなんかやらかしてくれそうな虎視眈々な雰囲気です。
 ふと思ったのですが、斎藤君とエリカ様が結婚したらどうなるんだろう?
 物凄い化学反応が、っていうか、核融合が起こりそうなので、ぜひ一度やってみてほしい。お忍びデートくらいで充分ですから。

 さて、昨日、例の友人宅に行ってみたのですが、3日に実家から帰るときにも寄ったのですが、ポストには全く年賀状が入ってなかったので「おや?いつのまにか、転送かけた?」と思ったのですが、昨日行ったときにも、毎月届くはずのクレジット会社とか、社会保険関連の郵便物が全く入ってなかったので「やっぱり、転送かけたのかな?」

 いいんだけど、転送かけたのなら、そう報告しても、いいと思うけど・・・・まあ、本人が手配したわけじゃないのかもしれないので、本人には何も言っておりません。下手に言うと「郵便物が盗まれてる!」って話になるかもしれないし。

 さて、友人が「腕時計は棚に置いてあったはず」と言うので、「今さら、そんなこと思い出すとは」と半信半疑でも、私も律儀ですから、一応、棚の後ろをあさってみたら、棚が落ちたときに落ちたと思しき書類を拾ってみたら、その間に挟まってました。

 さっそく、昨日、友人に「言ってた場所に腕時計あったよ!」とメールすると、今日、返信があって「ちょっとどうするか考えるのでとりあえず持ってて」って?
 いや、腕時計くらい、送ってあげるけど?「ちょっとどうするか考えるので」って?

 はあ、なんか面倒くさいが、でも、この間、自分の過去の日記をちょっと読んでみたら、友人の言動の面倒くささに辟易している自分がいて、「ああ、そうだった」と、今だから「ああ、ビョーキだったんだ」とわかるけど、あの頃は、「なんで、こんなにネガるの?」「なんでこんな、面倒なことばかり言うの?」と日記さんに愚痴りつつも、「まあ、軽くビョーキなんだろうな」と諦めていた様子がお浚いできて、己の鈍感さに反省と同時に感動を覚えた。

 急激におかしくなったのは、去年の始めくらいからだったらしい。

 オープン戦観賞してた、3月くらいには「あれ?」と思ってたんだけど、そこまでに至る過程が長かったので、こっちも慣れてしまっていたんでしょうね。

 思い返せば、4年前くらいに、すでに失業中で、ハンカチ王子とマー君の甲子園での対決をちゃんとテレビで観賞して、マー君に夢中だったあたりで、充分に変だったのだろう。
 でも、そのおかげというか、引篭もりの友人を元気付けようと「じゃあ、プロ入りしたマー君の試合観に行こうよ」と誘ったら、私の方がどっぷりと野球にハマってしまって、一人でも観戦するようになってしまったので、そういう意味では友人に感謝している。

 また、一緒に、球場に行けるといいな。



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