可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

12月15日(水)

 今朝のワイドショーは水嶋ヒロの処女作出版で盛り上がってました。

 いつ発売するのか全然知らなかったんだけど「わー、思いっきりクリスマス商戦に載せてきたんだ」と出版社の商売上手ぶりに感心すると同時に、偶然だろうけど「海老蔵ネタが鎮火したというか、世間もさすがに飽き飽き」ってタイミングになったので「華のある芸能ニュース」として、テレビの中の人たちも大変活き活きとリポートしていたので、「なんか持ってるな」と思いました。

 あ、でも、小説の出来としては「まあまあ」みたいです。
 すでに読んだ人たちの「言葉の選び具合」から推測。最もよく聞かれた褒め言葉が「とにかく読みやすい」だったし。
 でも、公募作品だったわけだし、枚数制限もあるだろうから、次作に期待ってとこでしょうかね?

 でも、予約だけで40万部ってすごいね。

 さて、私は「流行りもの」に疎いけど、わりと「若者言葉」にはすぐに感化されてしまうほうである。いい年して「まじっすか?」とか「それ、ちがくね?」とか「てゆーか」なんて会社の日常会話で堂々と喋っているのはカッコ良くないと思ってはいるのだが、「見た目怖いらしいけど、意外と気さくだし、おっちょこちょいなのよー」ということをアピールしたいので、特に20代相手には乱発してしまうのだが、「痛いオバサン」と思われたほうが「怖いオバサン」よりややマシであろうという思っているわけです。

 でも、先日「首都圏では初のAKBの握手会」みたいなイベントの様子をテレビで観て、少し前までは「オタク向けアイドル」っていう感じだったけど、今ではすっかり国民的アイドルで、握手会に詰めかけたファンにも家族連れが多くて「ふーん?そうなんだ?」と思った。

 それはどうでもいいのだが、ファン達にマイクを向けると「元気をもらいました!」って言う人がけっこういたので「ああ、私、この言い回し好きくないんだよなあ」と改めて思った。

 「癒される」っていう言い回しも好きじゃないのだが、私が10代や20代の頃は、好きな歌手の楽曲やライブで「癒される」とか「元気を貰った」っていう定番な感想はなかったので。そういうことを言う人が全くいなかったと思う。

 遡って思い出しても、私が小学生だった頃の国民的アイドルだったピンクレディーなんて、今だと「元気を貰った」「子供と一緒に踊ったら家族の絆が強まった」って感じだと思うけど、あの当時はそういう表現なかったからなあ?私がピンクレディー関連で覚えているキャッチは、解散してから後の再発のときのコピーだと思うけど「ピンクと一緒に時代が踊った」とかそんなやつだ。

 「あー、私も踊りまくったなあ」と(笑)

 そして、美空ひばりにも、松田聖子にも、松任谷由実にも、誰も「癒され」てなかったと思う。

 言葉って不思議だな。
 新しい言い回しが定着しちゃうと、その前まで「そういう感じ」がどう表現されていたのかわからなくなってしまう。

 「元気を貰った」とか「癒された」が定着するまでのあたりを研究して論文書いたら面白いかもね。

 あと「人とのつながりが」とか「社会に貢献したい」あたりも、けっこう新しい言い回しのおうな気がする。
 いや、そのあたりは「優等生言葉」として存在していたと思うが、そんなん言うのダサくて、絶対に口にしたくなかったです。

 そういえば、あんま関係ないかもしれないけど、明治時代に翻訳文学で「LOVE」を訳するのにみなさん工夫なさって、夏目漱石だかが「月が綺麗ですね」と訳したという逸話は有名であるが、その後「愛してる」という言葉が定着する過程で、私みたいな人は「そういうのって、昔はどうしてたんだっけ?」と戸惑っていたのかもしれない。

 そして、きっとそういう過程においては「かわいー」っていう言葉にも抵抗を感じていた人がいたかもしれない。
 何年か前に、年末に会社で頂いたカレンダーが子犬写真集になっており、それを見た後輩女子が「ああ、癒される」と言ったので、「へー、私はこういうの見たら『かわいい!』って言うけど、そっか、カワイイとイヤサレルは同じようなもんなんだ」と思ったので、私が今現在「癒される」連呼に食傷気味なように、大先輩は「可愛い」連呼に「美しい日本語はどこ?」と戸惑っていたのかもしれない。

 話は戻るけど、私が20代のころは、ライブに行って「元気」や「癒し」を受けるという気持ちは全くなかった。
 自分がアングラ趣味だったせいもあるけど、どっちかというと、演者からパワーを貰うというよりは、自分の有り余ったパワーをブツけに行っていたような気がする。
 だから、今でもビジュアル系の客の雰囲気にはけっこう共感するんだけどね。

 だから「癒される」という発想は全くなくて、「いかに消耗したか」が大事だった。
 「元気を貰う」どころか、モッシュピットの押し競饅頭にいかに自分が耐えて、「後ろにいた男子が私の足を蹴ったので、重きり後ろ足で蹴りを入れたが、向こうはハイになってるんで全然気がついてなかったwww」みたいな乱暴者自慢ばかりしていたっけ。

 あ、でもね、なんかのライブで、誰かが曲間に「女の子が倒れたぞー」と叫んだので、前方に詰めかけていた客たちがピタリと押すのをやめたので、「ああ、やっぱ、みんな、私と同じに乱暴者ごっこしているだけなので、ちゃんと遊びのルールをわかってるなあ」と感心したっけ。

 たった10年や20年で、若者文化って変わるもんだ。
 そして、デモで鍛えたかつての若者たちは、定年退職しても、スポーツジムで体を鍛えているらしい。上の世代は私たち世代よりも「イデオロギー」っていうもんがありましたからね(笑)

12月14日(火)

 今日は討ち入り記念日らしい。

 私が敬愛する横浜ファンの人が(清水や岩瀬やイムにぞっこんなあたりに大変共感する)、ツイッターで討ち入りのことをつぶやいていたのだが、それが野球ファン的には噴飯モノであった。
http://twitter.com/syulan/status/14493701522849792

 いや最初、「なんで炭谷(登録名は銀次郎。次でも、郎でもない、と言うのがお約束である。たしか銀仁朗だったっけ?めんどくせーwww)?」と思ったんだけど、炭小屋に隠れてたんですね。アニバーサリー音痴であるが、忠臣蔵音痴でもあるので(笑)

 何度も書いているが、子供の頃、泉岳寺に連れていってもらったのだが、親が「四十七士の墓だ」と説明するので、それが忠臣蔵と全然結びつかず、高校生くらいになってからやっと泉岳寺と忠臣蔵の関係がわかり、さらに赤穂浪士というのも同じモノだということを知り、己の時代劇音痴ぶりに愕然としたのである。
 ついでに告白すると、自分の中で別なモノだと思い込んでいたものが、ことごとく「表記が違うだけで同じモノ」ということに慌ててしまい、しばらくは白虎隊や新選組までどーせ全部同じなんだろう、と丸抱えしてしまい、それらをきちんと分離できるようになったのは、成人してからだったかもしれない。

 あと、牛若丸が源義經だっていうのも、ときどき混同して「金太郎だっけ?」とか「いや、金太郎=二宮金次郎だろう?」とか「そーいや、桃太郎は大人になったら誰になるんだっけ?」とか・・・・

 ついでに言うと、未だに坂本龍馬の何が偉大なのかさっぱりわかっていないのであった。
 大河ドラマ「篤姫」で、西郷どんのことがなんとなくわかってきたのだが、後半見落としたので、西南戦争のあたりは未だにわかってないのだが、あのドラマでは私が大好きな原田泰造演じる、大久保どんがとても魅力的に描かれていたので「泰造の親友なんだから、すごい人なんだろう」というあたりで終わりました。

 龍馬ってさあ、龍馬主演じゃないのにも重要な脇役として登場しますけど、「龍馬さんはすごかおひとじゃ」みたいに、セリフや状況証拠で説明されるんだけど、たぶん、あまりにもその存在がお約束すぎるので、龍馬に興味ない人をちゃんと説得する手間を省いてしまうというか、製作者側は全くその手間の必要を感じていないようなので、龍馬役をキャスティングしたあたりで満足しちゃうから(私もドラマ業界にいたので、そういう流れはよくわかる)、私みたいな人は永遠に取り残されてしまうのでしょうね。

 福山雅治がやっていた大河ドラマを勉強のために観ようかとも思ったんだけど、どーも、やっぱり福山が苦手で(笑)

 話が逸れましたが、「大石が炭谷(炭屋って選手とれば尚よし)に隠れるキラを・・・」を実現するためには、キラって外人とらないといけないらしいが、フツーに「吉良」っていうのとればいいじゃん(笑)
 吉田良介なんて名前でもアリじゃん。登録名を無理やり「吉良」にして。
 いや、吉見良造とかでもいいし。吉見ファンとしては!

 えーと、そんで、さらに、こんなツイートにも感激しました。

 http://twitter.com/syulan/status/14494022399692800

 「せきをしてもひちょり」くらいは、誰でも(?)思いつきそうですけど、これは新しい。
 ついでに、野球ネタじゃないけど「酔うた興梠(鹿島)が寝ていたよ」というのもあって、これは元ネタは「酔うたこほろぎと寝ていたよ」なんですが、「酔うた興梠(鹿島)と寝ていたよ」だと、全然意味が違ってくるので、お上品に改編したセンスに脱帽です。

 私も真似してみよう。

 おお、「分け入つても分け入つても青い山」っていうのがあるではないか!

 じゃあ・・・「分け入つても分け入つても青山」・・・・・・しーん(頭の中の観客の反応)
 「また見ることもない山が遠ざかる」→「まだ見たこともないような山崎?」

 「おちついて死ねそうな草萌ゆる」→「おちついて死ねそうな草野萌え」

 うーむ、面白くないな。おお、こういう時には一場が活躍するらしい。

 「こんなよい月を一場が投げてるところを見て寝る」(神宮球場で一場が炎上しちゃって「ああ、今日は月が綺麗だなあ、なんて思った人けっこういそう)←「こんなよい月を一人で見て寝る」

 「一場の道が暮れてきた」(笑えません)←「一人の道が暮れて来た」

 つーことは?
 「咳をしても一場」っていうもの、かなり奥深い。

 いや、もしかしたら、凄いぞ、一場。

 分け入つても分け入つても一場
 また見ることもない一場が遠ざかる
 おちついて死ねそうな一場燃ゆる
 考えごとをしている一場が歩いている

 すごい、一場って万能だ!
 「それにつけても金の欲しさよ」には少し負けるけど、それにしてもすごい!

 じゃあ、「いれものがない両手でうける」はどうしよう?

 やっぱ「投手がいない一場が投げる」でしょうかね?いや、そのまま「いれものがない一場でうける」でも充分通用するかと・・・・


 今日学んだこと「一場は自由律俳句と大変相性がいい」

 人生において、全く何の役にも立たないどころか、一場のことを知らない人には全く理解されないあたりが素晴らしい発見だと思いました。

 ハンカチ王子にはちゃんと活躍してもらって、一場の立ち位置を邪魔しないよう願います。まあ、大石の方は、大沼さんの背番号を貰っちゃったので、球団としても「時期 俺達総帥」と期待しているのでしょうから、その地位を期待されていた平野が微妙な感じなので(そもそも顔が今風イケメンなのが中途半端)ガッツリいっていただきたいものである。


12月13日(月)

 金曜日にトラブった振込システムの復旧のために、今日は9時前に出勤。

 しかし、やはり今日中の復旧は難しいようだったが、金曜日に私の機転で(えへん!)「親会社の回線を利用してやってみた」のだが、設定のパスワード等が違うらしく、上手く行かなかったんだけど、その後、マスオさんが関連書類を漁ったら「これがパスワードなのかなあ?」という書類を見つけたので、「月曜日にダメだったら、これでまた親会社の回線でチャレンジしてみましょう」ということにしていたのだが、マスオさんはできたら親会社のF部長のお手を煩わせたくないようだったが、いよいよ時間切れ間近になったので、親会社に駆けこんで再挑戦してみたら「できました!」

 ふー、よかった。

 マスオさんも、上辺は平然としていたけど、けっこうテンパっていたと思う。
 私自信もなるべく平静を装っていたが、いろいろ最悪の事態を想定していたりした。

 まあ、全体として、とってもよかったのは、誰も「これはマスオの仕事だろ?」と押し付けることなく、つーか、私も多少はマスオさん操縦術を学んでいるので「振込センターに事情を説明しておけ」と言う前に自分でさっさと電話して、「ああ、じゃあ、この場合の問い合わせ先は・・・」と自ら動いたので、今日もセンターに確認する必要があったのだが、マスオさんにそう言うと、一瞬ちょっとムっとした顔をしてたけど(笑)、「これから電話します」とちゃんとにこやかに「お騒がせいたしましたが、なんとかデータ送信できたので確認お願いします」

 部長も「その手の設定は客先でやったことあるから、来週はオレがやる!」と言っていたのだが、自分だけでは心配だったのか、元部下のI氏に「月曜の10時に総務部手伝って」とお願いしていたみたいで、I氏はちゃんと来てくれたのだが、この件を任されたシステム担当者のY嬢が無表情系の不思議ちゃんで、I氏が「どういう状況なんですか?」と手を貸そうとしても、ほぼ無反応だった。つーか、なんでI氏がいるのかわかってなかった様子。そこら辺の空気読めない感じはマスオさんに似たところがあって、微笑ましかったけど。

 まあでも、私が横でワーワー言いつつ、ってゆーか、Y嬢はマスオさんが担当者だと思っているので「テスト送信の手配はどうなってますか?」とマスオさんに聞くので、私が横から「それは朝イチで電話したから、今、担当者が手配してくれてます」とか口を挟んでいたのだが、どうも、Y嬢は普通のコミュニケーション能力にはかなり問題あるようだが、別に不愉快な子でもないので、とにかく今日送信しないといけないデータ処理は無事終わったので、やっとY嬢に、そのシステムの具体的な動かし方をマスオさんがいない隙にできるだけ説明した。

 試しに前に送信したデータを読み込んでみたら、Y嬢も「ああ、なるほど」と実際にどう使うのかわかってきたので、少し緩んできたようだった。

 急にわけわからん故障トラブル押し付けられて、緊張もしてるんだろうね。

 そんで、いろいろな設定が全て終わり、後はテスト送信だけ、ということになったので「後は私が銀行と調整するから」で、Y嬢の今日の任務は終了したのであった。

 実家で療養中の友人からミカンが箱ごと送られてきたので、今日はカバンに詰められるだけ会社に持って行ったのだが、さすがミカン農家直送のは美味しかったので、Y嬢に「ミカンは好き?」と聞くと、やや笑顔で「大好きです」と言うので、「じゃあ、これ食べてよ。箱ごと送られてきてさ、私、一人暮らしなのに」と言い訳しながらミカンを渡すと、ステキな笑顔で受け取ってくれた。なんだー、笑うと可愛いじゃん、もっと笑顔で仕事しよーよ!

 いろいろ手間かけて申し訳なかったけど「じゃ、ミカン食べて風邪予防してね、テスト送信終わるまで休まれると困るから(笑)」という行間に「あたなを頼りにしています」という意味をちゃんと理解してくれたかしら?

 さーて、トラブルで真っ青になったけど、なんとかなってよかった。
 私が担当する振込データ処理もあるのだが、そっちは別の銀行のウェブシステムで対処できるし。

 なんだかまとまりませんが、みんながそれぞれ助けてくれたし、ほんと、こういう時って「チームプレー」の素晴らしさに感動します。

 あと、昨日買った靴を今日は雨だけど「未来のエースだからって甘やかしてはいかん」と初登板は雨試合でしたが、いやあ、素晴らしい履き心地で「いい買い物した」とご機嫌だった。初登板で完封しちゃったような出来できしたよ。

 そう、松坂や涌井もこんな靴だった。(涌井はまだ現役です。後輩が育たないと引退できません)

 また、年内に時間があったら左のエース(茶色い靴)も補強しに行きたいと思う。ハンカチ王子は契約金1億らしいが、うちの靴箱チームは契約金1万円、年俸は「靴クリームでたまに磨いてやる」ですけど(笑)

 ああ、でも、今日はほんと「ささやかな幸せ」を感じる一日であった。酒が旨い(笑)


12月12日(土)

 村上春樹的広島カープに挑戦してみようと思い、「村上春樹的みずほ銀行」のまとめスレを探してみたら、前は見つからなかったけど、やっと発見した。

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 私は時計を見た。二時二十二分だった。
「じゃあここで別れよう。僕はしばらくここにいるよ。人が働いている姿を見るのが好きなんだ」
「さよなら」と彼女が言った。

 私は目を閉じて『みずほフィナンシャル』の3兄弟の名前を思い出してみた。

 杉田力之、山本恵朗、西村正雄、それに現社長の前田晃伸。『みずほフィナンシャル』の兄弟の名前をぜんぶ言える人間がいったい世間に何人いるだろう?

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 そうそう、これよ、これ!
 当時、どっかでこれを読んで、村上春樹の本なんて読んだことないのに、大爆笑したのであった。「僕はしばらくここにいるよ。人が働いている姿を見るのが好きなんだ」っていうのがツボにハマってね。
 元ネタ知らないくせに(笑)
 でも、みずほのシステム統合がいかに大変かっていうのは漠然とわかっていたので、あん時も友人のSEなんかは「あれ、ぜったい過労死出ますよ」などと語っていたのを神妙に聞いていたせいもあって(その人も、もしかしたらその仕事に関わるかもしれなかったのだが、なんとか回避できたらしい)、それを「人が働いている姿を見るのが好きなんだ」って!

 これを野球に応用すると(原作読めよ)・・・・

 私は時計を見た。二十二時二十二分だった。
「じゃあここで別れよう。僕はしばらくここにいるよ。延長戦を最後まで見るのが好きなんだ」
「さよなら」と彼女が言った。

 ええと・・・・(笑)

 まあいいや、そのうち、暇になったらきっと村上春樹を研究して、村上春樹的プロ野球にも挑戦してみよう。人生において目標というのは大事らしいから(笑)

●逆シンデレラな話

 王子様は、ガラスの靴に足の合う女性を探しまわりましたが、ミヤノ様は足に合う靴を探しているのですって、だけの話。

 少し前から、二枚看板で靴のローテを回していた。夏の間は、サンダルがローテの主力だったのだが、そーいえば、あのサンダルも引退しちゃったんだっけ。(監督が酷使したから?)

 前は三枚看板だったのだが、一足が引退して「補強しなきゃ」と思っていたのだが・・・西友が!

 ここ10年ほど、会社用のパンプスは西友の靴売り場で買っていた。
 西友で売っていたハッシュパピーの靴を当時、百貨店の靴売り場で働いていた友人に(その子が泊りに来たので一緒にスーパーで食材買った時に「そうだ靴買わなくちゃ。プロからアドバイスしてもらおうかな」という展開になったと記憶している)「私も仕事ではこれ履いてるよ。立ち仕事だからね」とお薦めされたので、ちょっと高かったけど買ってみたら、それがとても履き心地がよくて、それまで「ハッシュパピーなんてオバサンっぽい」と思っていたのだが、考えを改めてというか「自分だって、もうそういう年だし」と諦めて、ハッシュパピーの同じ靴をずっと履いていた。

 ところが、西友で同じ靴が見当たらなくなり、ハッシュパピーの専門店に行ってみたら、「なんか雰囲気違う?」と戸惑った。そもそも、その専門店というか、直営店みたいのは、二子玉川高島屋に入っていたのだ。
 デザインも洗練された感じになっていたが、まあ、似たような地味な「ヒールがやや高いローファー」みたいな靴を1万5千円くらいで買ったのだが(私の靴の相場としてはかなり高い。5千円以上だと、けっこう高級だという設定なので)、それが、イマイチ足に合わなくて・・・・
 どうも、ライセンス契約が変わったのか(製造する日本の会社が違う?)、ハッシュパピー本体に何かあったのか、ともかくデザインから足型まで、全然違ってしまったらしい。

 それでも、1万5千円も出したのだから、あまり気に入らなくても履いていたのだが、「エース」にはとうとうならなかった。
 ローテの谷間を埋めていたので、それなりに履いたけど、気に入った靴だとズタボロになるまで履きつぶすが、その高年俸で契約しちゃった靴は、多少劣化したあたりで引退していただきました。

 そして、また西友に戻ったのだが、プライベートブランドでけっこう地味なラインを展開しており、3000円くらいでけっこう履き心地もよかったし、バーゲンになるとさらにそれが30パーセントオフになっていたりしたので、あの時代は良かった。前に買った靴が少し古びてくると、すぐに新人さんを補強して、交互に履いているうちに新人が成長していつのまにかエースに・・・そして、古株は引退・・・・という、とてもバランスのとれたローテーションが組めていたと思う。

 昔、なんかのファッション雑誌だかで「革靴は3足持って、交代で履くと湿気がとれるので長持ちする」という記事を読んでから、なるべく3足持つようにしているのだが、やっぱし、補強する新人が活躍してくれるとは限らなくて、買ったはいいけどずっと二軍暮らしのままで、時々発作的に起こる「使わないものはザクザク捨てる」という大粛清の嵐の中、ほとんど履かれないまま引退していたりする。

 靴ばかりはねえ?
 試着して「大丈夫」と思っても、いざ履いて、歩き出して1分後に「あー、これダメ!」ってことあるしね。
 中には、デビュー戦で踵が血まみれになっても、我慢して履いたら、「5年連続10勝投手」くらいになった靴もあったけどね。踵の部分は最初は固いので、踵が当たる靴はもしかしたら化けるのかもしれないけど、つま先や甲の部分や土踏まずに違和感のあるのは、我慢して育ててもダメですね。

 ほんと、靴選びは、こうして書いていてても、野球選手のスカウトと同じで、試合で使ってみないとわかりません。

 そして、数年前、私は西友で奇跡の出会いをした。
 その靴は、パンプスというよりも、オバサン向けのウォーキングシューズみたいだったが、よくあるウォーキングシューズみたいなダサい装飾もなく、とてもシンプルだったので、試しに履いてみたら、「この靴がアたるわけがない」くらいの優しい履き心地だった。

 あの靴はいくらだったんだっけ?
 けっこう高かったような来がする。8千円くらいしたのかな?
 でも、その靴のブランドを調べてみたら、製造しているのは神戸にある、けっこう高級な靴のメーカーだった。デパート向けには2万円くらいのを作っているようだが、廉価版ラインとして、西友などのスーパーに卸しているのかね?

 資生堂なんかも、スーパー向けの商品があるけど、品質的にはあんま変わらないので、スーパー向けブランドの方がお得感があったりする。

 「これは、いい物を見つけた」とご満悦だった。
 実際、会社に履いていっても、「素足で履いてもいいだろう」くらいの履き心地だったし、自宅でも朝のゴミ出しのときには素足であの靴履いて外に出ていたくらいだった。

 その靴がエースになってしばらくしてから、西友のバーゲンでさらに安くなっていたので「松坂がいても、涌井はとっておかなくちゃね」とばかりに、同じのを買って、しばらく2軍で寝かせておいてから、松坂がちょっとヘタってきたタイミングで涌井を1軍に上げたのでした。

 長くなりましたが、現状では、松坂はとっくに引退していて、涌井もすでに西口的な地位にいる。
 うちのダブルエースったら、もはや、西口と下柳って感じ?(笑)
 いや・・・・・私がそう思っているだけで、他の人が私の靴を観たら「工藤?」って思うかもしれない。

 ええと、なんでこんな話で長々と・・・・って自分でもうんざりしていましたが、「西友で、いつでも松坂クラスが補強できる!バーゲン時期を狙えば、申し訳ないような値段で買えるし」と、ミヤノスカウトは安心しきっていたのですが・・・・

 西友が「KY」路線になってから、それまでもプライベートブランドには力を入れていて、そこそこ使えるプライベートブランドってゆーか、プライベートブランドっていっても、別に西友が作っているわけでもなく、メーカーとのコラボなわけでしょ?

 そんで、他では、もっと高い値段で卸している商品を、そういうメーカーさんは西友に買い叩かれてというか、いろいろ企業努力して(デザインのバラエティを抑えて、量を仕入れてもらって製造単価をお勉強とか)それなりに、質の高い商品をお手頃なスーパー価格でやっていたと思うのですよ。

 ところが、KY路線になってからすぐに、そういう今まで取引があったメーカーが作っていたプライベートブランドも刷新されちゃったようで、しばらくは在庫が出ていたのだが、私が「いよいよ靴買わなきゃ」と思った頃には、靴売り場は洋服売り場と同様に「誰が買うのだ、こんなもん?」という惨状に・・・・

 いや、イマドキのデザインを今年だけ、っていう人にはあれでいいと思うのだが・・・まあ、全体的にそういう時代なんでしょうね。

 私みたいな「定番好き」って、結局、2年か3年に一度しか買わないわけですから、シーズンごとに買う客のニーズに合わせるのは当たり前なんだろう。

 そして、しょーがないからネットで、今愛用している靴を扱ってる店がないか検索したら、いろいろネットショップは出てくるのですが、靴はやっぱし試着したいし。

 そしたら、青山シューズガーデンというネットで販売している店を発見したのですが、どうやら青山に店舗があるらしいので、しかも「神宮球場に向かう道の途中じゃん?」ということに気がついて、久々に外苑までお散歩してみました。

 仕事でストレス溜まっているので、ちょうどお散歩もしたかったのでよかった。

 午前中に洗濯を済ませ、12時に家を出て、渋谷で蕎麦食べて(最近お気に入りの立ち食い蕎麦チェーン店「茹で太郎」にて。亡き役員が「立ち食いではあそこが一番」と教えてくれた店なので、そこに入ることが供養かと)その靴屋を探すと「これは普通に素通りしていたわ」と間口も狭いし、とっても地味な外見でした。

 でも、中に入ると、履きやすそうな靴ばかり!

 店長さんに「前履いていた靴が近所で扱わなくなって、売ってる店をネットで探したんです」と言うと「うちのサイト、見やすいですか?」と聞かれたりした。
 扱うブランドを絞っているので、商品数少ないのを気にしているようだったが「いや、こういう定番が揃う店って、なかなか無いので助かります」

 何足か履いて試しながら雑談していたのだが、ネットでは「青山シューズガーデン」を名乗っているが(店舗も青山にあるので偽りではない)、店舗の名前が「朝日堂靴店」なのは「父が自分が生きてる内はこの看板を変えるなと言うので・・・・」

 ええ?昭和レトロでいいじゃないですか?逆にそっちのほうがウケがいいのでは?と私が言うと、「実は、祖父の代のときには、●●草履店で、今でもメーカーさんからはそう呼ばれたりするんです」

 さすがにその名称だと、パンプス扱ってる感が無いので、ちょっと使えないかもしれないけどwww

 へー、でも、三代続く靴屋さんなんてステキじゃないですか。
 今回は一足しか買いませんでしたが、他にも気に入ったデザインのがサイズの在庫がなかったのでメーカーに問い合せていただくことになりました。
 どっちにしろ、あと2足は近々補強しないといけないので、今回買った靴を登板させてみて、かなりイケそうだったら同じブランドの他のデザインも買ってみようと思う。

 いい靴屋が見つかってよかった。

 神宮球場に近いってことで、さらによかったというか、ご縁を感じます(笑)

 今日買った靴もね、店長さん曰く「主に洋服ブランド向けに卸してるメーカーさんで、そういう場合は洋服メーカーのブランドに張り替えてて、もっと高い値段になってるらしいので、この値段だと手に入らないですよ?」とのことで、老舗ならではの独自ルートがあるのでしょうね。

 そういや、東麻布育ちのうちのママンは、麻布十番商店街と小学校の学区が一緒だったので、麻布十番商店街に幼なじみが何人かいます。有名どころでは「十番温泉」の跡取りが同級生だとかwww

 時々、同窓会もやっているようですが、(前に、その同窓会を同窓生の自宅でやったら、ヒルズじゃないけど似たような高層マンションにその同級生が引っ越しており、立退き補償みたいなことでそうなったんだろうけど、ママンたちは普通に地上1階に入り口があるのかと思ってウロウロしていた迷ってしまったらしく「ああいう超高級マンションって、駐車場がある地下がメインの出入口だったのねえ(笑)」という話は面白かった。

 そんな中でも、ママンと未だに特に仲良しなのが「草履屋さん」で、けっこうメイン通りのいいところに店構えている、昔ながらの草履屋さんなんですが、草履や下駄もちゃんと置いてますが、今の主力商品は「へっぷサンダル」らしいという話は随分前に聞かされていた。

 セレブな街、麻布でも、つっかけサンダルは需要があるので、そこそこ商売にはなっていたらしいのだが、数年前、六本木ヒルズがオープンした時、麻布十番にもヒルズ観光の客が流れてきてたいそう賑わったらしいが、その草履屋さんによると「つっかけサンダルがえらい売れた」らしい。

 その話をママンから聞いて、私は大爆笑した。

 六本木ヒルズを観光した客は、高級店をウィンドーショッピングするだけで、特に買いたいものもなく、近隣のカフェでお茶して帰ろうか、という時に「あ、そうだ、庭用/ベランダ用/ゴミ出しつっかけ用のサンダルがもう古かった」と、その麻布十番の老舗草履屋の店先を観て気が付くらしい。

 せっかく観光に来たのだから、何か買わないと気が済まないという気持ちの時に「ああ、そのうち買おうと思っていた日用品」と出会うのは幸せなことである。

 別にそんなもん、近所で買えばいいのだが、観光目的で来た麻布十番で買えば、つっかけサンダルなんて何年かは持つけど、「これは麻布で買ったサンダル」と、洗濯干すときにも、ちょっと気分がいいではないか。

 というわけで「1000円くらいの、とても実用的な土産物」として、老舗草履屋さんはサンダルの売上が一時的にアップしたそうです。本人は「なんで、みんな、つっかけサンダル買うのかしら?」と不思議がっていたようですけど。

 ちなみに、うちのママン曰く、「他の店でつっかけ買うと、すぐ壊れちゃうんだけど、あの店で買うと長持ちするのよねえ?」と、そこも老舗ながらの信頼の取引があるらしく、店に並んでいる商品には外れが無いようなので、「六本木ヒルズ観光のお土産に、麻布十番商店街の古臭い靴屋で買ったつっかけサンダル」の品物の良さに、何人かが気がついてくだされば「私、六本木に行くと、あの店でつっかけ買うことにしているの」という循環が生まれてくるわけで、それは確かに「古き良き昭和の・・・」って話ですが、そういうのこそ「店の度量で、いいものが安く仕入れられる」っていう、ほんとの意味でのKY(カカクヤスク?)だと思うんですけどね。

 ええと、それで、やっと靴が買えたので、そのまま足を伸ばして外苑まで行ってみた。

 秩父宮でのラグビーはなんだかようわからん社会人チームの試合だったので、スルーして、神宮球場まで行ってみたが「小学生遠投大会」という、これまた、ようわからんイベントやっていたので「そういや、イチョウ祭りやってなかったっけ?」とイチョウの葉はもう全滅なのは「つば九郎ブログ」で知っていたのですが、せっかくなので足を伸ばしてみた。

 イチョウ祭りは、いろいろ屋台が並んでいた。
 地方物産店みたいな屋台も多かった。

 広島産の乾物を売っている店で足をとめたら、もう閉店の支度している最中だったが、店員の兄さんがノリがよく、あれこれ喋りながら試食していたら、「一つ700円なんですけど、もう片付けてるところなんで(今日が最終日だった)、500円でいいっすよ」と言うので、キスの骨せんべいとか「師走で忙しいから会社のおやつにして、みんなでカルシウム補給しよう」と、つい買ってしまった。

 それと、味のりを買ったら、1000円購入なので、福引券を2枚貰ってしまった。5枚ないと一回引けないらしい。えー、2500円も?

 と思ったのだが、その隣の店では、来年の干支をあしらった手ぬぐいが売られていて、そのデザインが可愛かったので見惚れていたら、また店員の兄ちゃんといろいろお喋り。
 なんか、駄洒落を展開しているらしく、過去の干支の駄洒落展開を説明される。虎だと、虎がトランポリンとか・・・・

 定価は1200くらいだったが、そこも閉店間近だったため「もう、1000円でいいっすよ」とのことだったので、午年だから、馬のデザインの「馬耳東風」っていうのを買ってしまった。

 うーむ、靴屋で店長と雑談したのが弾みになってしまったのか、こうしてぼそぼそ会話しながら物買うのって楽しいな。

 そして、あと500円分買うと、福引が引けるらしい・・・・・これって、主催者の思惑通りなのだが、「なんか他に買うものないか?」と探して、少し欠けたままで3年くらい使用していたご飯茶碗の後釜を無理やり買った。

 だって、福引の商品の中に、ヤクルトが試合前につば九郎にバズーカさせてる、そこでしか手に入らないTシャツがあるんだもん!(笑)

 そのTシャツは最終日でも、まだ10枚くらい残っておりましたが、やっぱし当りませんでした。

 まあでも、1万円の靴も買ったし、イチョウ祭りで3000円ばかり散財したし、買い物心は満たされたいい週末でした。仕事意外の会話にも飢えていたので、買い物の際のなにげない会話が嬉しかった。

 で、また外苑から三茶まで歩いて帰ったので、けっこう歩いたな。また足の裏が痛いけど、これって、もしかして、もうスニーカーが古い?

 ふー、買わないといけないものがいろいろと・・・・・金はあるのですが、気力がね?
12月10日(金)

 がびょーん

 今朝、エビワカちゃんが振込専用マシンを立ち上げようとしたら、起動しない!

 システムの人を呼んで、「なんとか修復できないか?」とすったもんだしたのだが、ダメだった・・・・ああ、今日送信するデータが一ヶ月で一番量があるのに・・・・他のだったら別の対応できたんだけど、これだけはそのマシンでやらないとダメなのに・・・・

 そんなんで、ほぼ一日潰し、あー、せっかく久々に土日休めると思ったのに、今日やる予定の仕事が全然できなかったから、それは来週でも間に合うのだが、壊れたマシンの復旧のため、月曜日も手間取りそうなので、明日も出勤することにした。

 ママンから「改築か新築かで煮詰まってるからご飯でもどお?」と電話があったが「ごめん、師走で忙しいというのにマシンの故障で!」と親孝行もしたいが、仕事も大事だから、ほんとごめん。

 うちの弟君も中間管理職のお年頃ですから、激務のせいか、ここんとこ鬱気味らしい。(嫁情報)
 ママンは「いざとなったら弟一家をしばらく養えるくらいの蓄えも残しておきたいし」と言っているので「そういう気持ちは大事だと思う」と応援しておきました。

 いざとなったら私も実家でしばらく養っていただくつもりですから(笑)

 頼るつもりはないけどさ、「いざとなったら・・・」っていう、絶対的に自分を守ってくれるはずの存在ってありがたいよね。

 さて、マシントラブルは深刻だったけど、みんな頑張ってくれたし、特に親会社経理のF部長は同じシステム使用しているので、その深刻さがわかっているので、気難しい彼(私はそう思ってないのだけれど)には珍しく、向こうから「じゃあ、こっちの回線使ってみる?」とあれこれ世話焼いてくれたので、ほんと嬉しかった。

 そして、帰宅してから楽天選手の契約更改の様子が「渡辺直人の急な移籍で、みんな涙だったらしい」と気がついて、ローカルニュースをこっそりアップしている人のサイトに行ってみたら、嶋が号泣、草野も号泣、そして、「不思議ちゃん選手」として一部で名高い鉄平まで目を真っ赤にして会見していたので(年俸上がったらしいのに)、疲れていた私もしっかり貰い泣きしてちょっとリフレッシュしました。あの涙涙涙会見観たら「もう、楽天いいや」と思っていたのですが、やっぱ選手には愛着あるので、来年もちゃんと応援しようと思った。

 今朝は朝のワイドショーでも、昨日の「ハンカチ王子入団会見」を大きくとりあげてくれていて、ここ数日、「朝から海老蔵の辛気臭い話題ばっか」とげんなりしていたので、斉藤君の爽やか笑顔に、まさに癒された。
 つーか、あんなにもてはやされてる理由がやっとわかってきました(笑)

 やっぱ、「なんか持ってる」ようです。

 野球人気のために、ぜひ活躍していただきたいもんじゃのお。

 でも、あまりにも爽やか笑顔が眩しすぎて、「あーあ、私が斉藤君だったら、新幹線や飛行機の中でこれみよがしにエロ雑誌とか広げてしまうだろう」とか、ちょっと腹黒いことを考えたことは内緒だ。
 まあね、私がコンビニ店員だったとして、斉藤君がレジに成人雑誌数冊持ってきたら「え?・・・・」と戸惑いますが、爽やかな笑顔に悩殺されて「フツーのスター選手だったら、ああいうのって後輩をパシらせるだろうに、自ら買出しに来た斉藤君って、すごい!」とか絶賛しまくると思います。

 しかし、日ハムのユニはほんとデザインが良くて、ハンカチ君のスタイルの良さというか「足、長っ」っていうのが目立っていて、いや、ほんとデザインって大事だな、というか・・・・いや、ほんと、顔のいい人は何着ても似合うな、と溜息。

 私も面倒臭がらずに、服装はちゃんとしようと思った。

 ああ、もう12時か、明日も出勤だ、そろそろ寝よう。
 ほんと、もうトラブルは勘弁してくらさいよ。

12月9日(木)

 わーん、スポーツ紙にはすでに「獲得か?」と書かれていたけど、やっぱりうちの直人(渡辺直人。日本の首相は菅直人)が横浜にドナドナーーーーーっ!

 うーん、せっかく楽天でショートのレギュラーで頑張っていたのに・・・・やっぱ、来期は松井稼頭央をショートでスタメンさせるんでしょうね、そりゃ、選手としての格が違いますけどさあ。

 でも、人気のある選手だったし、がっかりしてるファンも多いと思うなあ。

 それにしても、横浜はショートに石川がいるので、直人がレギュラーの座を奪うのは難しそうだよなあ。石川も去年はほんとエラーが多くて、私の観た試合では、石川のエラーから投手が崩れたことが何回かあったので(打ちとった当りで、石川がゲッツーとれなくて吉見がグダグダになったのはよく覚えている)、「まあ、でも、我慢して使うしかないよな」と思っていたが、今年はけっこうまあまあだったように記憶しているのだが・・・顔もけっこうイケているので、スター候補だし。

 顔がイケてると言えば、ハンカチ王子がハムの入団会見していたけど、写真でしか観てないけど、「顔がいいと、何着ても似合うなあ」とユニフォーム姿を観て思った。それよりも、横に映っている梨田監督が超うれしそうな満面の笑みのほうが面白かったけど。

 ハムはオバサンファンがとても多いので、ハンカチ君みたいな「清純派」はウケるでしょうね。活躍すれば、だけど(笑)

 それよりも、二軍本拠地の鎌ヶ谷がノリノリで、鎌ヶ谷市長ったら「斉藤君が住民票移しに来たら自分で受理するつもりです」とか、それは市長の仕事じゃないでしょう!浮かれすぎです!(笑)

 まあ、鎌ヶ谷なんて、千葉育ちの私ですら、2年前にファイターズ球場に行ってみたときに「初めて訪れた」と感慨深かったような町なので、ハンカチ目当ての観光客は大歓迎でしょう。球場周辺は梨畑なので、観戦記念のお土産にはぜひ直売所で梨をお求めください。あと、2軍マスコットのカビーは可愛いです。(ちょい悪キャラだけど)

 あと、散歩が趣味の方は、ついつい駅から徒歩で行ってみたくなりますが、30分以上は絶対にかかるので(私は道を確認しながらのんびり歩いていたら45分くらいかかった)、時間に余裕を持ってお越しください。

 あと、あそこの球場は、自転車やバイクで集まってくる、近隣の暇な高齢者な常連さんが多く、野次が凄いです。「野次が凄いらしい」と前もってご了承していても「ほんと、すげーな」と感心するくらい凄かったです。
 なので、斉藤君があそこで投げるのなら、どんなヤジが飛ぶのかちょっと観賞してみたいかも。
 ハムの選手はあそこでオヤジギャグ満載のヤジ修行にじっと耐えて、一軍の札幌に行くと、そこは一転して、ジャニーズコンサートみたいで、キャーキャー言われるので、すっかりいい気になって活躍するらしいです。

 さてと、今日もドタバタと忙しかったけど、やっとエビワカちゃんが復活してくれたのでよかった。

 夕方になったら、少し仕事の目処がついてきたので、「あ、このままやれば、久々に土日休めるかも」と気がついて、なんだかホっとした。

 実際には、優先順位の低い仕事は大量に放置されているのだが、期限のある仕事はスケジュール通りにこなせる目処がついたので、それだけでも、精神的に大きく違うからね。

 さあ、師走ももう、三分の1過ぎちゃったし、残りをおっとりと駆け抜けたいものである。

●ゴルフ勉強中

 ゴルフに興味無いので、会社の雑談でも右から左に聞き流していたのだが、今の部長はいろいろ丁寧に説明してくれるので、今日は「ハンデって誰がつけるのですか?」という質問をしたら、へー、隠しホールっていうか、内緒で選んだホールの成績で付くシステムがあるらしい。(全部が全部そういうコンペ方式でもないらしいが)

 はあ、なるほど、だから、スコア自体はけっこう良くても「上手くハンデつかなかった」という言い回しになるのか。

 去年のオフ(野球の)の時期に、野球選手のゴルフ大会の映像を観て「なんで、みんな、ティーショット打ったときに、『ふぁーーーーー!』って叫んでいるのだろう?」と思って、これはきっと何かの用語なんだろうと確信したので、上司に聞いてみたら、理由がわかったので、「これはゴルフの基礎知識くらい一応覚えておかんとな」と、ゆるりゆるりと好奇心おもむくままに勉強中なのである。

 「ドラコン」の意味も最近知ったし(笑)

 80代で回るのが、「けっこう上手い人」らしいということもわかってきた。

 だから、「年齢より、スコアが下回る」っていうのが、いかに凄いことかも。
 100切るのが大事らしいことも。

 あと、何事も真剣に拝聴すると、みなさん、懇切丁寧に教えてくれるということも。

 あまりにも興味津々に聞いているので、「ミヤノさんはゴルフやらないの?」と言われますけど、やらねーよ。そりゃ、イムさんに誘われたら(略

 このペースで勉強が進めば、来年あたりは、「ゴルフの話は世間の常識」とばかりに、ゴルフ話を勝手に展開するオジさんたちの話にフツーについていけると思います。

 話についていっても、別に何の得でもないのですが、「○○さん、80切っちゃったんですって?凄いじゃないですか!」の演技の精度が上がることでしょう。

 女優ですから(笑)

 
12月8日(水)

 昨日は日記さんに毒を吐きまくってすっきりしたのか、今日は朝からなんだか「私は女優」モードで、ニコニコ笑顔で仕事頑張りました。朝のワイドショーでエビ様の記者会見を観たので「演技って大事よね」と学んだこともよかったのかもしれない。

 エビワカちゃんが休みのため、受付業務もやらなくてはいけなくて、今日は宅配便が多くて、受け取りでドタバタ・・・・・いえ、優雅に笑顔でこなしていたというか「今日も仕事になんねーな」と達観していたのだが、昼前に来た宅配便業者は「代引です」というので、一応、担当者というか受取人に確認した。

 その人は、社内使用のソフトをよく購入する人で、代引きで届くこともしばしばあるのだが、そういう時は支払依頼伝票をちゃんと提出してくるのである。
 現金出納担当のエビワカちゃんが休みだったので、その伝票が回ってるのかすぐに確認できなかったので、本人に内線で「代引の荷物届いているんですが、伝票回ってます?」と確認したら「え?代引のを手配した記憶がないけど、どこから?」と言うので、また入り口に戻って「すいません、どこからの荷物でしたっけ?」と確認したら・・・・・

 「柚子胡椒?」

 本人が「代引?どこからだろう?」と言うからには、念のため確認しないと・・・・と、顔見知りの宅配便の兄ちゃんには「ちょっと本人に見せて確認しますから」と荷物を預かって、彼のいるフロアに「これなんですけど?」と見せに行ったら、やっと思い出したらしく「これ、オレの私用じゃん!ごめん、手間かけて!」

 私もアマゾンの荷物の送付先は会社にしているのだが、他にもネットで買った物を会社送付にしている人はちらほらいるけど、そういう私物を受け取るのは全然構わないのだが、代引きは確認が面倒だから控えてほしいのだが・・・・

 まあ、そんなわけで「クソ忙しいのに、社員が代引で買った柚子胡椒の件で10分ほど仕事が中断」という「これも仕事の内・・・・なのか?」なこともあり、そもそも今日は「こりゃ、昼間は仕事にならないな。今日も残業確定だ、いえーい!」と、開き直っていたこともあり、その他にも、アクセスしようとしたサイトがブックマークされてるのに開けず、「なんで!」とあれこれやったら「認証期限が切れてる!」ことが発覚。

 先月、同じサイトを利用して仕事しているK嬢も「あれ?あのサイトが開けない」と言っていて、やはり認証期限切れだったのだが、その時には「認証の更新のメール見落としていたのかなあ?」ということになったが、私も2年前にも同じサイトで認証期限切れを起こしていたので、「お知らせ来てないときもあるような気がする」と言っていたのだが、昨年はちゃんとお知らせがあった。

 そのサイトを利用しての仕事を仕切っている部長に「認証切れでした」と言うと「ええ?また?この間、Kもそうだったじゃん?二人連続って、絶対あっちの怠慢だよなあ?」と呆れてましたが、日本有数の大企業のサイトなんですけどねえ?なんでだろ?

 まあ、そんなこんなで、認証再申請して、やっとサイトに入れて、とある集計をしたのだが、その集計の前段階を担当している人から言われた件数と1件だけ違っていたので「件数が違うんですけど」と内線すると「え?なんで?」って知らんよー。

 というわけで、やる仕事がことごとく、謎の妨害を受けて、「じゃあ、これが保留になっているうちに別の仕事を・・・」と別の仕事をやると、またなにやらトラブって、もう、私の笑顔はさぞかしハジけまくっていたことでしょう。

 ダルビッシュ投手は「だって、追い込まれれば追い込まれるほど楽しくないっすか?」という名言を残しているが、私は投手気質じゃないので、あんまピンチの連続好きじゃないです。今日も晴れやかな笑顔の陰で「ううう、また吐き気が・・・・」と、意味不明の「つわり」と戦っていました。

 大したもんも産まれないのに(せいぜいが「忙しい年末をなんとか乗り切った」というささやかな達成感というか自己満足。それも、年越したらすぐ忘れる。だって、年始だってけっこう忙しいのだ)、この産みの苦しみは割に合わないです。

 部長は「総務部としての目標というか、モチベーションが・・・」と、よく気にしてますが、そりゃ私だって、「頑張ったらイムさんと結婚できる」とかだったらねえ?(笑)
 吐き気や蕁麻疹なんて、耐えてみますとも!
 今んとこ、「でも頑張る。だって私は女優だもん」と女優ごっこで誤魔化してますが、ちょっとしたことでポッキリ折れそうで心配です。
 ああ、でも、年の功で、図太くなってるので、けっこう大丈夫そうですが、自分で大丈夫だって言う人の方が心配だと、自分で言っておく。

 まあでも、真面目な話、ピリピリするのは自分でも嫌なので、外面だけでも笑顔でとりつくろっておきましょう。今日も、K嬢がすごく私に気をつかってくれるのがわかりましたし・・・ほんと、そういう気持ちだけでも嬉しいのです。K嬢が総務部に来てくれてよかった。数年前もK嬢は総務部にいたし、あの時も私がテンパってブツブツと悪態つくのを適度にフォローしてくれて、精神的にかなり助かっていたのでした。

●横浜ファンの先輩との意見交換

 そんな最中、親会社の経理に用があったので、久々に横浜ファンの先輩と野球話に花を咲かせた。
 先輩的には「楽天羨ましいわあ、星野が監督で、岩村もカズオも来るんでしょ?いいな、いいなあー」なんですが、なにがどういいのか、私にはさっぱりわからなくて、リップサービスなのかと思いきや「横浜も投手総入れ替えするつもりなんでしょうか?絶望的に左中継ぎがいないんですけど?」と私が言うと「もー、全部入れ替えちゃえばいいのよ!」

 へー、そうなんだ?
 私はチームよりも、選手個人に憑いてしまうので、「とにかくチームが勝てばいい」というのはよくわからないのです。

●お友達?

 「ノルウェイの森」の映画化で、また朝のテレビでも村上春樹をおさらいしてましたが、私は村上春樹の小説を読んだことないので・・・・って、実は20年前に一冊だけ読んだことがある。

 「ノルウェイの森」が流行っていたころ、会社(テレビ番組制作会社)で同僚とそんな話になったのだが、脚本家志望ということもあり、「流行ってる小説」にそれなりに敏感だった同僚は、当時デビューして話題だった吉本ばななとかもちゃんと読んでいたけど「うーん、私は病院の待ち時間で暇つぶしに読んだけど、別に人に勧めるほどのものではない」とけっこう辛口だった。

 私の読書傾向がけっこう硬派だったこともわかっていたので(硬派っちゅうか、海外文学のブ厚いハードカバーなんて読んでいたので)、そういうアドバイスしてくれたのだと思うが、「ノルウェイの森」については「まあ、暇だったら読んでもいいとは思うけど、その前に、ノルウェイの森の元になった短編があって、それ読んで、面白いと思ったら、ノルウェイの森も面白いと思う」とアドバイスされて、その短編を借りて読んでみたのだが「だいたいわかりました。このテイストで上下巻はきついかも」と正直に言ったら「やっぱし?私もそうだったんだよね、この雰囲気好きか嫌いかってだけで・・・・」ということで、そこで村上春樹は封印されてしまったのである。

 時々、試しに読んでみたくなる時もあるのだが、なーんかね?文体模写みたいなのは楽しんでたりするんだけど、ちゃんと読んだら、ムカつきそうな予感がするし、村上春樹の本を読んでないからと言って、それを負い目に思うこともなかったし。

 野球と同じだ。
 好きな人はとことんハマるし、興味ない人はとことん興味ないでいいじゃん。

 しかし、ここ数年、野球好き魂が復活してから、ちょっとは気になっていた。村上春樹が小説を書いたきっかけというのが「神宮球場で野球観ていたとき」というのは、けっこう有名な話なのである。

 それだけでも、デビュー作の「風の歌を聴け」を読んでみたくなるのだが、某横浜ファンの人は「村上春樹が観た神宮球場の試合はきっと、ヤクルト×横浜だろう」と断言していたのだが、どうも「ヤクルト×広島」だったらしい。

 ヤクルトのヒルトンが二塁打を打った時っていつだ?
 ヒルトンは1978 - 1979在籍らしいので、ああ、丁度、中学生だった私が広島ファンの友人と一緒に神宮球場に「ヤクルト×広島」を観に行った頃の、あの頃の神宮ですか。

 なんだ、村上春樹、お友達じゃん!(笑)

 未だに神宮球場で「ヤクルト×広島」を楽しんでおられるのなら、超心底お友達である。
 ブルペンで投げてるイムさんに韓国語でヤジ飛ばしてくれたりしてないか?

 私の中では「村上春樹は語学オタク」というイメージがありまして、それは、六本木で業界のOLやっていた時に聴いた話で、「私の友人が海外旅行でギリシャにハマって、ギリシャ語習おうとしたんだけど、なかなか先生が見つからなくて、やっと個人レッスンしている先生を探し当てたのだが、『丁度、他にも習いたいとう人がいて、二人一緒のレッスンでもいいですか?』と言われて、もちろんそれでいいです、と初めてのレッスンのために、その先生の自宅のリビングの椅子についたら、そこには『村上春樹です』と自己紹介する村上春樹がいたんだって!」

 「村上春樹、ギリシャ語習ってるのか!」と当時は超ウケたのですが、この間、イスラエルで表彰されたときの英語のスピーチもけっこうちゃんとやっていたので(皇族よりはちゃんとしていたように思えた)勝手に「語学オタ」と認定しております。

 今でもどのくらい野球好きなのか存じませんけど、広島の赤松とか東出あたりをあのテイストで淡々と描写してくれるのなら、読みますけどね(笑)
   赤松がなんとなくフェンスにひょいと飛び乗って、なんとなく腕を伸ばしたら、なんとなくホームランボールをキャッチしちゃったあたりを春樹風の文体で読んでみたいものである。あと、ホームラン一本損して苦笑いする村田の描写もよろしく。

12月7日(火)

 昨日休んだため、机の上には書類の山が・・・・というのは想定内だったが、マスオさんが「エビワカさんがインフルエンザで休みです」というので「えええええええ?」

 がーーーーーん
 昨日から休んでいるので、てゆーことは、土曜日にせっせと出力して「月曜日にファイリングお願いします」とメールしておいた仕事が・・・・手付かずか・・・・

 自分でやっても2時間くらいで終わるだろうが、ただでさえ、目いっぱいなところに、月初だから書類がドカドカ押し寄せて来てるし、ああ、あれもやらないと、これもやらないと、と今週中にやらなければいけない未処理の仕事が走馬灯のように駆け巡り、なんだか吐き気がしてきた・・・・

 ああ、私がこんだけ追いつめられているというのに、たぶんマスオさんは、今せっせとやっている11月分の仕事が終わったら「ミヤノさんはまだですか?」と平気な顔してせっついてくるであろう。
 いや、まだそう言ってくれるのならマシだが、どーせ、またメールで「○○の入力は17日締切り厳守です」と、こっちの都合も確認せずに宣言してくるのだろう。

 ううう、最悪の事態(っつーほどのもんでもないが)を想定して、一旦自分を追い込んでみるのが私のコツなのだが、今回ばかりはほんと吐き気がするくらい追い詰められた気分に陥った。

 しかし、千里の道も一歩から。
 私は「♪ やれーばできーるさ できるさ やーれば ♪ やるーしかないーのさ やらなきゃだめなのさー♪」(微妙に歌詞まちがってると思う)という歌が大嫌いである。
 あの曲は、西武の栗山の登場曲なのだが、毎回イラっとする。
 ちなみに、フジテレビは「とくダネ」の後の時間もニュースショーになっており、平日休みの時に、テレビつけっぱなしにしているとその番組が勝手に始まるのだが(あたり前だ)、その番組のテーマ曲も「♪ やれーばできーるさ」なので、超イラっとするのであった。

 「やればできる」「やるしかない」のは当たり前で、大事なのは「どうやるか?」だろーがっ!

 根性論が嫌いなのである。
 私はもっと優雅に仕事がしたいのだ。

 しかし、水面下では激しくバタ足しながら、水面上では優雅な白鳥を演じるのもけっこう大変であり、そして、この演技の欠点は、「周囲の人には私がこんなに忙しいのがわかってもらえない」ということであろう。

 まあ、今の同僚たちは優秀な女子が多いので、ちゃんとわかってくれてるようだから、それは心強いのだが・・・・
 ほんとは、彼女らではなくて、マスオさんに「何か手伝いましょうか?」って言ってほしいんだけど、そういう雰囲気じゃないしなあ。まあ、私から言えばやってくれるのだろうけど、もはやマスオさんにあれこれ言う気力もないし・・・・いや、言えば快くやってくれるのかもしれないけど、もし、「はあ?なんで?」みたいな態度取られたら、私が立ち直れないので怖くて言い出せないのだ。

 さて、エビワカちゃんのインフルエンザでお願いしていた仕事をどーしよーと困ったが、幸いにも手が空いている人がいたので、お願いしたら「えー、私で大丈夫ですか?」と戸惑ってはいたが、手間がかかるだけの簡単なファイリングだったので、彼女がテキパキやってくれたので、ほんと助かりました。やっぱ、こういう時、組織の余剰人員って必要よね。

 その昔、営業部にいたアシスタント派遣社員が見るからに暇そうだったので、私はずっと狙っていたのだが(トイレや給湯室などでマメに話しかけたりして、コミュニケーションとっておいた)、ある時、突然、期限の迫った分量のある入力作業をしないといけなくなり、「うわ、これ絶対無理」と思ったのだが、ふと彼女のことを思い出し、本人のところに行って、こそっと「今日、手が空いてる?」と聞くと「ええ、まあ、急ぎではない顧客名簿の整理やってる最中で・・・・」と、それは見るからに急ぐ仕事ではなく、電話番がメインの彼女が暇そうだから、暇つぶしにと与えられた仕事だということがわかったので、彼女の上司に「ちょっと急ぎの入力があるので、あの人をお借りしていいですか?」と聞くと「いいよー」と、もちろん快諾を頂いたので、その入力の方法をザっと教えて、「わからなかったらその都度聞いてください、よろしく!」とけっこう丸投げしたのだが、こっちが思っていたよりもきっちりやってくれて、「わあ、やっぱ目をつけていただけあって、優秀な人だった!」と感激したっけ。

 さて、そんなこんなでファイリングは無事終了したし、後は優先順位つけて・・・・と・・・・やっぱり、今日も2時間ほど残業になった。

 部長が「決算時は遅くまでかかるんだねえ」と言ってくれたので、心の中で「同情するなら金をくれ」(給料上げろよ)と毒を吐いた。

 はあ、12月いっぱいまで・・・いや、このペースだと1月いっぱいまでこんな感じで追い込まれそうだわね。

 そんな最中でも、皆さん、マイペースに我侭なこと言ってくるので、ぶっ殺したくなってきますが、そんなそぶりを見せずに優雅にやってる演技続けたら、ああ今度は背中が痒い。わー、また蕁麻疹か?

 いつもは、激務が続くと目の焦点が合わなくなってくるので「残業強制終了」だったのですが、最近は湿疹という症状でドクターストップかかるようです。
 どっちにしろ、すぐに体に出るので(昔はよく発熱したりしていた)、無理できない体質なのはいいことだと思います。自己保存が最優先ですから。

●またまた野球脳な話

 そんなこんなで、忙しかったのですが、今日はエクセルで表を作っていて、横に展開するセルを別シートで縦に拾う作業があって、要するに「a1 b1 c1・・・・」というセルを別シートでは「a1 a2 a3・・・」に対応させるのですが、普通にドラッグしてコピーすると、上手くいかないので、なんか方法あるのかもしれませんけど、考えるのも面倒だから、手作業で、「a18 b18 c18・・・・」って直していたのです。

 そんで「c18」って打った瞬間、「マエケン?」って思ったら、「d18」は誰だかわかりませんでしたが、e18 f18 って、わー、マー君とハンカチ王子が隣のセルに!(笑)

 今朝のテレビで、ハンカチ君がハムと仮契約して背番号18提示されたってニュース観たので・・・・
 ちなみに、ドラゴンズの18番って誰だか思い出せなかったのですが、さっき調べたら「浅尾きゅんに次ぐイケメンぶりで人気急上昇中の伊藤君」であることがわかりました。そーだった。

 18の並びは、そういう感じで「むふふ?」だったのですが、その後、21でも同じ作業があり、CDEFGHあたりの背番号21を思い浮かべて(Bの場合は、ベイスターズがバファローズでダブルので割愛された)、またさらにLとかMのあたりでもニヤニヤしてみて、残念ながら私の得意な「Y」まではなかったのですが、それはいいとしても、18や21で、ヘラヘラしてる自分に「横道に逸れてないで、ちゃんと仕事しろ」と心の中で喝を入れてしまいました。

 こんなんで一人遊びしてるんだから、まだまだ余裕はあるのでしょう。

 しっかし、やっぱし、年々集中力というか、処理スピードは落ちてるしなあ。
 記憶力も・・・・

 ただ「いいじゃん、これくらい」という、「いいかげん力」は上がっているようで、図太さでカバーしている感じが頼もしいけど、なんかそれもあんま納得がいってないのだが、細かいこと言っててもしょーがない状況なので、師走をめいっぱいドカドカと駆け抜けよう。ドカドカする体重にだけは自信があるということで。


12月6日(月)

 昨日は恒例のイベント仕事だったのだが、人員がギリギリだったため、私の担当する範囲がいつもより2倍くらい(正確には1.8倍くらい)だったため、守備範囲が非常に広くなり、歩き回ってるだけで疲れてしまい、イベント終了後には撤収を手伝う気力もなく(その人員は若手で間に合っていたので)椅子にぐったり座っていたら、会場責任者に「ミヤノさん、もういいです」と言われたので、「もう、いいってwww、なんか捨てられたみたいですうwww」と軽口叩きましたが、「お疲れ様です。もう先に上がっていいですよ」という意味なのはわかってましたので(会場責任者さんも疲れていたので、言葉が最小限になったことよくわかってます)、すんません、絡んじゃって。

 って、今こうして書いても、全然面白くもないけど、精根尽き果ててグッタリしているときに、笑顔で「もう、いいです」と、いきなり言われたのが、妙にツボに入るほど疲れていたってことで。

 昨日は千代田区内にいたのだが、昼過ぎにアガリだったので、「気力と体力があれば、外苑に寄ってお散歩したいなあ」と思ったのだが、少し歩いてみたけど「全然無理」だったので、諦めて帰宅した。

 国立競技場で早明戦ラグビーやっており、「明治が勝てば明治が優勝」「早稲田が勝つと慶応が優勝する可能性あり」という、ややこしいことになっていた。
 先に慶応が早稲田に勝っていたため、早稲田は明治に大差で勝たないと優勝できないとかなんとか。土曜日に部長が「これ、どういう仕組なんだ?」と独り言言いながら解説してくれたので、「明日の試合前にも、同じ会話が熱くかわされていることでしょーよ」と話していたのであった。

 その部長とは「今年もラグビー観に行きましょう」と相談してる最中なのであった。
 ラグビー好きで、私や部長を観戦に誘ってくれた役員氏が急逝したので、その弔いの意味もあり・・・

 えーと、それで帰宅してから結果観たら、早稲田が優勝だったみたいですね。
 野球といい、慶応がいいとこ着いてくるのだが、最終的には早稲田だった今年の秋でした。

 ふーん、でも、明治もけっこう復活してきたんだね?私が在学中の頃の主将だった吉田が監督になったので目眩がしたけど(笑)
 早稲田も、当時のフルバック(アメフトで言うならクォーターバック、野球で言うならピッチャー?っていう花形ポジション・・・いや、ピッチャーは違うか?スクラムハーフは捕手っぽいポジションだけど・・・)今泉がコーチだし、なーんかねえ?もう、笑うしかない。

 部長は私がそこそこラグビーにも詳しいという前提で「このリーグ戦ってどういう仕組なの?」とネットで調べながら聞いてくるけど、「あのー、ですから、わたし、早明戦しか観たことなかったんですけど?」

 亡き役員氏は高校時代はラグビー部で(大学だとあまりにも有名校だったから入らなかったのかもしれないけど、詳しくは知らない)、自分が観戦に行くときには、ラグビー好きの人を誘っていたみたいだが、部長はラグビーに疎いのだが、息子さんが中学でラグビー部に入ったので、そこからラグビー仲間(?)になっただけなので、一緒に試合を観ていても、知識は私程度だった。

 そんで、「対抗戦から何チームが選手権に進むのか?」とか私に聞かれても「さあ?」

 12月第一週目に開催される早明戦って、学校行事みたいなもんで、それには毎年行っていたけど、「対抗戦で何位」とかに全く興味ないというか、ともかく「今日勝ったら宴会が盛り上がる」ってだけでした。
 よくわからんが、勝った方が、歌舞伎町のコマ劇場前広場で校歌歌いながら大騒ぎする権利を与えられるらしく、何度か日記にも書いていると思うが、早稲田の学生は、酔っ払ってうっかり路上にある居酒屋の看板を壊してしまうと「♪おーお 明治ー♪」と歌いながら逃げるらしいが、明治の学生は「♪おーお 早稲田ー♪」と歌ってしまうので、すぐにバレるという、都市伝説というか「だから、明治はバカだから」という自虐的伝説を先輩から何度も聞かされました。

 ほとんどの学生が「早稲田にフラれた」という心の傷を抱えていたので、早明戦はそういう人たちのストレス発散の場にもなっていたので、うっかり勝つと、皆様、酒癖が海老蔵クラスになりまして・・・

 あ、そういや、部長は「海老蔵事件の容疑者ってマジやばいっしょ」と言うので、「あー、あれは暴走族というより、チーマーのもっと偉いやつみたいなもんなんでしょ?」と、多少はあのニュアンスがわかるので、話合わせたら・・・・

 部長って、「SP」に出てくるような「裏警察組織」とか大好きというか、ああいう陰謀説大好きなんで、そういう文脈で「金持ち坊ちゃんたちが組織する裏人脈超こえええ」みたいな話を延々されましたけど、おかげで仕事が捗りませんでした。

 でも「裏社会」に興味のある人って、ホンキで信じているので、面白いですね。

 いや、まあ、実際にあるのかもしれないけど、私が垣間見た「裏社会」は、ホントの裏じゃなかったせいもあるかとは思いますが、私が観たことあるような「芸能界の裏」などは、週刊誌の描く世界とはちょっと違っていたので、まあ、普通の社会であるような上下関係とか義理の世界の「ちょっとだけ飛び交う金額が違うってだけで・・・」だけだったんだが、その話を部長に披露したら、ちょっとガッカリしていたので、すいませんです。

 さてと、今日は休みにしたんだが、お日柄も大変よくて、「これは、村中実家のスイーツに再挑戦か?」と思っていたのですが、洗濯はたまってるし、部屋もしばらく掃除機かけてなくて人間失格状態だったので、今日の佳き日は掃除洗濯に費やすことにしました。

 全然買い物もしてなくて、買い物恐怖症なのはいいとしても、また下着が全部ボロっていう状態を打破するべく、下着買出しに走りました。

 掃除してたら、カードの明細書も3ヶ月分くらい開けたが、「10月はずいぶん散財しているな」と「トウキュウストア」で2万円も使ってるのはなんだろう?と考えたら、「あ、コンタクトレンズだ」
 東急ストアの一部として営業しているらしく、そういう表記になってるらしい。

 で、やはり10月中に「キョーシン」ってところで8千円くらい使っており「なんだこりゃ?」としばし考えたが、日記で遡ってみたら「社長宅でバーベキューした日」というのがわかり「ああ、タクシーで帰宅させてもらったんだ」とわかったので、日記もたまには役に立つようです。

 話題を替えて、やや高尚な話でも。

 先日、友人K嬢に誘われて、フェスティバル・トーキョーのイベントの一つである、飴屋法水プロデュースの演劇というのか、現代美術の展覧会みたいなのを観てきましたが、その一つが廃屋になったボロ屋で、友人K嬢が空気読まずに大爆笑しまくってて困ったという話は日記にも書いたが、その後、そのボロ屋の外観を二人で観賞してて、外壁の建築様式についてちょっと語り合ったのでありました。

 友人は「これは当時の職人仕事なんでしょ?」と言うが、まあ、戦前の時代のモノって全部「職人仕事」とも言えるけど、今でも東京都心ではところどころ残っている、こういうタイプの住宅って、当時では「安普請」工法だったんじゃないかなあ?と思うのだが・・・

 さらに友人は「こういうのが文化住宅っていうの?」と言うが、文化住宅っていうのは、こういう安普請木造住宅の時代に、洋間を配したモルタル壁の・・・・じゃないのかなあ?よくわからんけど。うちの近所で数年前に取り壊しになっていた住宅が、玄関脇にはステンドグラスが施されて、玄関脇の部屋は洋間で、その外にはシュロが植えられているという、建設当時にはさぞかしモダンだっただろうという家があって、ああいうのが文化住宅なんだと思っていたけど、明確な定義わからんし。

 ただ、その飴屋氏の展示でも使われたような、外壁が安物の板で上手く作られているような古い住宅は、K嬢も「子供の頃、近所はこんな家ばかりだった」と言うし(新潟出身)、私も麻布の祖父母宅は小学生までこの様式だったことを懐かしく思い出す。

 麻布のその家は、戦前だか戦後の都営住宅で、その後、戦後のどさくらに紛れて払い下げされたらしいが、東京はその時代、あちこちに同じような一戸建て住宅を作って、地方からの入植者を受け入れていたらしい。

 それはいいのだが、まだ都心のあちこちに残る、あの古い安普請であるが、あれは建築様式としては何て言うのだろう?

 ポスト文化住宅の反対側というのか・・・・プレ文化住宅?

 ここ10年くらいで、ずいぶん取り壊されたとは思うが、(麻布近辺でもそういう地域が立退きになっていて、母がそれを見つけて、二人で見学に行ったこともあった。まあ、バブルの時にはもっと壊されていたと思うけど、まだまだ生き残っていたようだ)、今回、飴屋氏のそういう展示を観たことで「まあ、こんなのまだまだあるだろうしな」と思ったのだが、灯台元暗しで、今自分が住んでいるアパートの斜め裏も実はそういう住宅だということに、在住10年越した今更気がついた。

 このあたりも、人間の心の不思議というか、今までだって、近所の古い家屋なんて全然関心なくても、壊される時になって「あらー」と思うのであるが、今回は「見慣れたタイプのボロ屋」が若者たちに有難がられてじっくり観賞されているという光景を観たので「この程度のボロ屋なら、まだあちこちにあるじゃん」と思って、アンテナ立ててみたら「あらら、うちの裏にも(笑)」と、今更気がついたようです。

 世田谷あたりにありがちだけど、うちの裏のボロ屋も、私道にしか接してないし、建て替えるとなると新しい建ぺい率だと・・・・ということで、立地的にはいいのですが、売るに売れないので、古い家が無人のまま放置されているようです。

 それにしても、この建築様式って名前あるんだろうか?と、今日は暇だったので、いろいろ調べてみたら、ちゃんとあるようでした。

 押縁下見板張り

 なんか立派な名前の工法だったらしいです。

 当時はね、安い端切れ材木使っての安普請工法だったのかもしれませんが、今、この工法使って木造住宅作ろうにも、職人さんに経験がなくて苦労するみたい。

 さて、今日の野球ネタは、なんといっても「横浜・寺原とオリ・山本のトレード」でしょう。

 びっくりしたわ。

 これだけでもびっくりするにの、実は「喜田と高宮も」って?
 えっと、喜田は広島からトレードされてきたばかりだし・・・・
 高宮は、高宮は、高宮は・・・・・水差し野郎がとうとうパに?

 喜田と高宮ななんだかわかりませんが、横浜は寺原出してまで左の先発補強したいのだったら、なんで、私の吉見を出したのか?

 あれ?高宮も左じゃん(笑)

 阪神入りした加藤康介も左だったし、ともかく今までいた左は全部出すということなんですかね?



 あれ?じゃあ、来年は中継ぎの左って誰なんですか?

 つーか異常に左が薄くなってませんか?

 あれ?れ?どーするんだろう?

 まだまだトレードありそうです。


12月4日(土)

 昨日は久々に部の飲み会だったのだが、さすが12月の週末、店は満席だった。久々にあんな混んでる飲食店雑居ビルのエレベータを見たような気がする。

 今日は出勤だったのだが、朝、支度しながらテレビを流していたら、青森情報ばかりで、「うう、生姜味噌のおでん食べたい」と、すっかり洗脳されてしまったので、今日の昼食はコンビニのおでんにした。

 私は新幹線で青森に行くことが今後あるのだろうか?

 その前に、新幹線で広島に行きたいんだけど。(広島ズムスタに行きたい)

 さて、明日はイベント仕事で早起きなので、早寝しないといけないのだが、今日は大ニュースがありましたね。

 「ヤクルトがサイバーエージェントに球団売却?」ってゆーの。

 その見出し見たとたんに、ほんと血の気がすーーーーーーっと引いた。
 二日酔いだったせいもあるけど(笑)

 「わ、わたしが、せっかくせっせとミルミルを飲んで、イムさんのミルク代・・・・っつーか、キムチ代っちゅうか、を必死に貢いでいるというのに、この努力(?)が無駄に?」

 えー・・・・・・っと。親会社がサイバーエージェントになったら、どうやってイムさんのキムチ代を?と考えたのだが、サイバーエージェントって名前は聴いたことあるけど、何の会社でしたっけ?

 ・・・・・(数分後)・・・・ああ、アメブロの会社でしたか!
 そっか、奥菜恵のところだ!

 と、私に懇切丁寧に教えてくれたのは、【野球大喜利】もしもサイバーエージェントがヤクルトを買収したらでした。

 いつも楽しみにしている野球大喜利であるが、このネタはかなり熱く盛り上がってますな。

 小川監督のピグ作成に四苦八苦するスタッフ
 一場の登録名がサイバになる
 権藤、権藤、アメブロ、権藤(言ってみたかっただけです)
 アメブロが炎上すると高津が登場
 年俸はブログのページビュー数×10円
 それでも関根潤三はヤクルトと言い続ける
 毎朝、サイバーおばさんが新鮮なブログを届けてくれる
 本当の目的はつば九郎ブログだけなので、チームは放置
 選手twitter禁止。広報も禁止。全員Amebaなう使用を強制w


 ふーん、なるほど、最近twitterやる選手増えてきたしね。ダルがトレンドリーダーだしな(笑)
 それに対抗して、アメブロが・・・・って、野球選手ブログやツイッターなんて、私が精読してるもんが、世間でそんなに盛り上がってるはずもないじゃん(笑)、という正論にたどり着き、その後、ヤクルト球団広報が「事実無根」と表明したけど、横浜の件もあるので「火のないところに煙は・・・」とも思うけど、ヤクルト本社的には業績はいいらしいとの噂ですし、スワローズを持ってるメリットはどのくらいあるのかわからないけど、手放した場合のデメリットを考えると、私が「乳酸菌は他社から摂取することにした!」と宣言しても、年間せいぜい数万円の損失ですけど企業イメージとしては、「ヤクルト球団は赤字体質だが、それをせっせと小金で埋めてるヤクルトレディ」という清貧なイメージもあると思うので、個人的には手放さないでほしいものである。

 なんか、いつまでも若松のイメージのヤクルトでいてほしい。

 どうせ、プロ野球なんて昭和の香りが色濃く残る興行ではあるが、その中でも、ヤクルトは神宮球場の質素さもあり、昭和女の私の心の拠り所であるので、せめて田中ピロヤスが引退するまでは、ヤクルトで維持してほしいなあ。

 だから、サイバーエージェントはベイスターズ買ってください(笑)

 ひちょりに、Amebaなう、とか、やらせますから。

12月2日(木)

 はあ、またいろいろと仕事が・・・・

 ここんとこ、ずっとこんな感じだが、あちこちから横槍や縦槍が飛んでくるので、頭に槍がズボっと刺さったのを「ちょっと、もおおお、私、今忙しいのにいい」とボヤきながら、よっこらしょっと抜くのに2時間もかかってしまい、「あれ?この槍を抜く前は私、何をしてましたっけ?」と思い出すのにも時間かかるというか、その頃、すでに、2時間前に途中放置していた仕事の面影はなく、書類地層の遙かかなたに埋もれているのであった。

 そんなジュラ紀の地層みたいなところを発掘しようとしていると、また関東ローム層あたりで「あ、これ、今日までにって言われてたっけ」な化石を見つけてしまい、ちまちま処理しているうちに、また富士山が噴火してしまい、私の机の上は、大量の書類ですっぽり覆われてしまうのであった。

 まあ、平たく言えば、豪雪地帯の雪かきみたいなもんか。
 やっと、屋根の雪をかいたのに、またドカ雪・・・・・・みたいな感じで、私の処理スピードを上回る書類や案件が回ってくるので、私じゃなくても出来ることは他人にビシバシ振ってますが、振るのもそれなりに時間かかるので、ほんと、どーにかしてほしい。

 できないことは、きっぱりと「できません」ゆーてるのだが、先日も「このクソ忙しいときに、んなことできません!」って涙目で訴えたのに、「どーしてもお願い」とネジ込まれて、それで3日間くらい不機嫌になってしまった。

 その仕事は、もう半年前くらいに「やってくれない?」と言われていたのだが、「その時期、決算だから無理です。それに私、やり方わかんないし」と、きっぱり拒否して、相手も引き下がってくれたのだが、土壇場になって「やっぱりお願い」と言ってきたので「だ・か・ら・・・・」と再度熱烈拒否したのだが、やっぱりゴリ押しされてしまった。

 「やり方わかんない」というのは本当で、その仕事をするためには、先輩にやり方を教えてもらわないといけないのだが、もう少し余裕があれば「自分の勉強にもなるし」とやってみたい仕事なのだけれど、今みたいな状態だと、「ほんとにやらなければいけない仕事」をこなすだけでも精一杯なので、新しいことを覚える余裕が無いって言ってんのにいいいいい!

 そんで、同じ人が「これもお願い」とまた私の仕事を増やすワガママを言ってくるので、ほんと唖然となるけど、あの人は「オレは社員の仕事を忙しくするのが役目だと思ってる」と豪語する役員氏なので、部下をそうして追い込むことで「成長させている」とか思っているフシもあり、それで潰れた人も実際にいるのだが、自分が潰したなんて全く思ってないので、つーか、自分もそういう思いをしながらも逞しく生き残ってきたという自信があるらしく、ってゆーか、ともかく強引なんだよな。

 それで、まあ、これは愚痴ですけど、「頑張って稼ぐやつにはそれなりの報酬をやりたい」とか夢を語るけど、私みたいな事務職がおかげでどんな苦労しているのかまでは、想像する想像力はたぶんあんまり無いみたい。

 ガーーーーっと仕事して、「オレはやったぜ!」で、後始末はみんな、事務職員が呆然と・・・みたいな。

 別件で半年前にもやりあったことがあって、私は「先のことを考えると、こうした方がいいと思います」と意見したのだが、「でも、それだと(見かけ上の)売上が上がらないし」と言われて、すったもんだのあげく、彼の言う通りにやることになったのだが、半年それをやった後、なぜか「やっぱ見かけ上の売上はいらないから、実質の数字だけにして」ということになった。

 まあ、それは彼だけの責任ではなく、「やっぱ、そう戻そうよ」と働きかけた私の部長の意見もあったようだが、部長から「じゃあ、次回からそうなるから」と言われて、私は大激怒してしまった。

 「だ、だから、あんとき、あんなに言ったのに、結局、そうならなくて、あれを今の状態に移行するのに、半年かかったんですよ?やっとお客様にもそれが浸透して、やれやれって時に、元に戻すんですか?」

 その移行期に面倒な伝票操作で振り分けていたので、それだけでも苦痛だったのに、あれをやってしまったために、上層部も「これでいいんだ」と思ってしまったらしく、「じゃあ、また伝票操作すればいいじゃん?」って言われて、カッチーーーーん!

 「あれは、移行期だから渋々しょうがないからやったことで、一時的なものだと思って我慢してやっただけです!」

 辛かったですよ。A社の売掛金をB社が回収して、それを伝票操作で移動させるのって。
 経理経験のある人だったらわかってくれるかもしれませんが、A社の売掛金とB社の売掛金が合算されたものが、どっちに入金されるかわからないという状態で、毎日がパズルと格闘でした。

 そんな仕事しているのに「ミヤノさんはもっと、会社の財務計画みたいなことをどんどんやってもらわないと」などとハッパかけられても、「はああ?」って感じですよね。毎日、家が壊れないように雪かきに必死だというのに、「地球温暖化防止のために、あなたに何かできることは何ですか?」と言われても、さ・・・・って感じ。

 でさ、「雪かきなんて他の人にやってもらえばいいじゃん」って簡単に言いますけど、あのパズル仕事やるのに、私だって気合と持ち前の集中力で「えいや!」ってギリギリでこなしているので、それを後輩に教えるのって超難しいじゃないですか。

 それに、簿記の教科書には載ってないような、「こんなんでいいの?」っていう荒っぽい仕訳ばかりやってて、上からも「税務調査対策的にはそれでいいの?」って言われても、「これは一時的な処置だったんで、まあ、普通はやりませんが、税務上は問題ないはずだし、税務署になんか言われても、事情を涙目で説明して、納得してもらう自信はあります」としか言いようがないので、その「私がこれでいいと思ったんだから、これでいいの!」という根拠不明の自信まで後輩に伝授することは難しい。

 ですから、私は「私が納得してやったことは、他人にも納得してもらえる」という妙な自信を持っているけど、他の人は「他人にとやかく言われる」ことに非常に敏感らしい、ということは、この会社で働いた10年くらいで学んだ。

 そのあたりが「バカの壁」のラインなのかもしれない。
 前にいた会社では、そういうことはなかった。
 こっちがとやかく言うと、相手もとやかく言ってきて、お互いに「情報交換というか、勉強のうち」という意識があったので、とことん話会うことができたし、「はあ、なるほど」と互いに納得して改善策を模索してたりしていたと思う。

 今の会社だと「とやかく言う」の事態になると、「え?オレなんか間違ってた?」ということになり、「何が正解なのか教えてくれ!」ということになるか、「え?オレは間違ってなんかいない!」ということになり、どっちが勝つかで決闘みたいなことになる。

 そこに「正解」は無いので、互いに話しあって、お互いがやりやすいように考えましょうという叩き台としての「とやかく言う」だと私は思っているのだが、ほんと「部分否定」を「全否定」と捉える人って意外と多いので驚く。

 飛躍するけど、そういう人がよく「若い頃、もっと勉強すればよかったな」などと言うような気がする。

 「いや、今から勉強してくれ!」と思うのだが、勉強とは常に過去のベクトルにあるらしく、「10年後のちゃんとした自分を目指して、今から勉強する」って意識は無いみたい。実際、何度指摘しても同じ間違いを繰り返す。

 はあ、なんか煮え切らないけど、とりあえず愚痴りまくってすっきりってことで。

 まあ、一番愚痴りたいのは、自分の処理能力が加齢のために落ちていることは事実なので、それはほんともどかしいのだが、たぶん、こればかりは、この先、落ちる一方らしい。

 ほんと、短期記憶の劣化には困るけど、こういう自分と今後もうまく付き合っていかなければならないし、でも、仕事量というか、カオスぶり加減は減らないわけで、そのあたりはできるだけ若いもんに仕事を押し付けないといけないわけだが、なーんか、そのあたりは、楽天で引退を決めて、来期はコーチになる小坂が今後抱えるだろうジレンマというか、「自分は意外とできちゃった」みたいなことを今後、後輩に教えるとなると、「えーと・・・、カウント1-3だと、たぶん投手はこういう球種投げるだろうと、2つくらいに絞ります。投げた瞬間の握りでだいたい球種がわかるので、打者が左の場合には、インコースの球だとこっち側、アウトコースだとファールって絞れるので、こっち側にヤマを張って重心を移動します。打者が右の場合には・・・」という話になり、後輩は必死にメモをとってるかもしれないけど「メモとっても・・・」と思うかもしれない。

 守備の名手と言われる人は、意外とエラーも多かったりする。

 私もかなりエラーが多いので、たぶん、守備の名手なんだろう。(え・・・・?)

 さて、契約更改どうしよう(笑)

 わけわからん愚痴書き殴っていたら、顔に蕁麻疹出てしまった。

 顔に大魔神が出るよりマシか。(wwwww、己の陽気な野球脳に乾杯)


12月1日(水)

●まさかの初リンガーハット(たぶん)

 長崎ちゃんぽんはけっこう好きだし、三茶にはなぜか有名店が2店もあるので、一時期はどちらにもよく通ったけど、長崎ちゃんぽんの有名チェーン店であるリンガーハットに入った記憶がない。
 何度か、入ってみようか、と思った時もあったのだが、そういう時に限って、なんとなく麺類じゃない気分だったりしたのである。
 長崎出身の人に「ちゃんぽん食べたいんだけど、美味しいお店知ってる?」と聞くと、リンガーハットを勧められるという話は何度か耳にしているので、一度食べてみたいとは思っていたのだが、まさか、今日実現するとは・・・

 さて、今日は予告通りに休みだったので、10時過ぎまで布団の中でダラダラしていたけど、やっと起きだして、バナナとミルミルで朝食を済ませ、昼前に散歩に出かけた。

 まず、三茶から梅ヶ丘まで歩いた。体が暖まってきたし、今日は穏やかな晴天だったせいもあり気温も高かったようなので、昼間は動いていると上着が要らなかった。

 梅ヶ丘で小田急線に乗り、相模大野下車。

 縮尺の大きい?・・・あれ?小さい?どっち?
 ともかく、地図サイトからプリントアウトしたアバウトな地図しか持っていかなかったので、駅から北里大学病院までの道に自信がなかったが、天気が良かったので方向感覚を失わず、なんとか北里大病院の手前のゴルフ場までたどり着いた。

 相模原のその辺りは、雑木林が多く保存されていて、紅葉が綺麗でした。でも、歩道に落ち葉が大量に落ちているので、歩き難かったけど。

 時間も午後1時過ぎくらいだったので、散歩する人も少なく、紅葉を楽しみながら楽しく散歩できました。

 しかし、ゴルフ場の横を抜けたあたりで、相模大野から1時間を経過していたし、そもそも、その前にも梅ヶ丘までウォームアップしていたし(30分くらい?)、けっこう足が疲れてきたのだが、地図で確認すると「まだ半分か・・・」

 電車で行けば、「上溝駅」から徒歩10分くらいの所らしいのだが、「上溝駅ってどこ?」って思ったのと、「JR相模線って何?」って思ったこともあって、地図で調べたら「ああ、座間のあたり、つーことは、町田あたりから歩けば、いいお散歩になるな」と、お散歩ターゲットに設定していたのです。実は、先週このお散歩(7キロくらいあるんだけど)を実現するつもりだったのだが、便秘で調子悪かったので諦めたのだ。

 今週は仕事でストレスが溜まったので「こういう時こそ、ハードなお散歩で体使おう!」と、やっと実現したのである。

 緑(というより、赤や黄色?)豊かな相模原だったが、意外と平坦だったので、ラクに歩けたつもりだったが、ゴルフ場の辺りを抜けると、平凡な住宅街が続き、そこからがけっこう長かったが、なんとか上溝駅までたどり着き(相模線ってもしかして、単線?)、駅のすぐ横にある横山公園の横をテクテク歩き、「横山」って書いてある信号にやっと着き、もう3時だったし「ああ、お腹すいた」と目的の店にたどり着いたら・・・・・・休業だった。

 ああ、定休日は火曜日なのに、昨日はなんだか知らんが臨時営業したみたいで、その替り、今日の水曜日が代休になっていたらしい。

 なんで、野球関係の飲食店と相性悪いのだろう?(條辺のうどん屋も火曜定休だったのに、月に一度だけ水曜日も休むときがあり、その水曜日に当たってしまったのだ)

 今回の目的地は「ヤクルトの村中投手の実家のケーキ屋」だったのである。
 今年の初秋にその存在を知ったのだが、ついでがありそうな場所でも、気軽に行ける場所でもなかったので「涼しくなったらお散歩してみよう」と思っていたのだが、ファン感謝祭で出店すると知って喜んだのだが、やっぱし人気が高く、あっという間に整理券なくなってしまったので、「やっぱ散歩しないとなあ」ということになったのだ。

 あの近辺では人気店らしく、「ら・ふらんす 相模原」とか「相模原プリン」で検索してみるといっぱい出てきます。

 まさかの臨時休業には愕然としたが、「まあ、散歩が目的だったし・・・、紅葉も楽しめたし・・・・」と自分に言い聞かせるが、それにしても、ここのイートインでケーキでも優雅に食べようと思っていたのに・・・・さて、かなり電池切れだし、なんでもいいから、なんか食べよう・・・・と、そのまま国道沿いに歩き続けると、こんな時間なのに、けっこう客が入っているラーメン屋を発見したが、道の反対側だったので歩道橋を渡らないといけなかったのと「何系のラーメンかわからんし・・・・空腹すぎて、あんま重いのはちょっと・・・」と思ったのでスルーしたのだが、その次に見つけたのが、街道沿いのファミリーレストランみたいなイタリアンだったが「ピザ食べ放題」が売りみたいで、「うーむ、サイゼリヤみたいのでいいのだが」と、ガソリン切れで、頭に血が回っていないので、なんか決め手がわからないというか、ああ、どうしよう、このまま歩いていたら、行き倒れそう・・・

 と、さらに歩いていたら、そうなんです、そこで、「リンガーハット」が目の前に燦然と現れたのです。

 「このシチュエーションは、まさに、かつて読んだ、広池ブログと同じ!」
 http://www.hiroike.com/2009/10/post-416.html

 広島の広池投手は、戦力外通告を受け、トライアウトには参加せずに、西武の打撃投手になってしまいましたが、ブログは続けてくれるようです。西武は小野寺と太陽の二枚看板なので(ブログが。ブルペンでもまあ、そうなってほしいのであるが)広池参入に期待が高まる。

 そんなわけで、まさかの初リンガーハットだったのですが、4時前という時間帯だったので、客は私以外には、こんな時間なのにビール飲んでちゃんぽん食べてる30代くらいの男性だけだった。(早朝から仕事されてて、仕事帰りだったのでしょうね。私もイベント仕事が終わると、遅い昼食でビール飲んじゃったりしますので)

 店員も近所から来てるパートのオバサンが二人きりで、二人で仲良くお喋りしながら仕事していた。
 厨房がオープンになっているので、お母さんっぽい二人がジュージューと音を立てながら調理してくれるのが、なんだか嬉しい。

 もう、すっごいお腹すいてたし、すっごい疲れてたし、あの、実にフツーの感じのちゃんぽんが、ほんと、フツーに美味しくて感激しました。10年間ずっと10勝している投手みたいな(笑)

 というわけで、リンガーハットで補給できたので、予定通り、そこから橋本までテクテク歩きました。予定通りの約14キロのお散歩でした。「ら・ふらんす」が閉まってたので、挫けそうになりましたが、リンガーハットのおかげで無事走破・・・歩破?できました。

 帰りは、下北からまた歩いて帰ったので、今日はたぶん、16キロくらい歩いたかな?

 足の裏が痛いけど、いい気分転換になったようだ。明日からまた仕事頑張ろう。

 さーて、村中さんちのプリンに再挑戦はいつにしましょうかね?



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