可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

11月14日(日)

 友人K嬢が「飴屋がなんかやるらしいから行こう!」と誘われて、フェスティバルトーキョーとやらのプログラムの一つである「わたしのすがた」っていうのに行ってきました。

 なーんか題名からして、前に、やはりK嬢に誘われて行った、六本木ミッドタウンでやっていた佐藤雅彦の「これも自分と認めざるを」なんちゃらかんちゃら展(題名忘れた)みたいである。
 あんときは、最初は「食事しよう」という話だったのだが、「ついでに、面白そうなのがあるから付き合って」と言われて、「どんな展覧会なんだろう?」とサイトをちらりと見てみたら「げ、佐藤雅彦じゃん?」と思っただけで、詳細をちゃんと調べずに行ったら体験型の展示で、日曜だったからどの展示にも行列が出来ていた。

 そして、驚いたことに、K嬢は佐藤雅彦が誰だかわかってなかった上に(「ピタゴラスイッチの人」と説明したらやっとわかってくれた)、体験型展示であることも知らなくて、「これ、混んでるから全部観れないねえ」と私が言うと「いいじゃん、並ぼうよ」と言うが、私と食事した後にお客さんと会う約束していると聞いていたので「時間が・・・・」と言うと、「あ、そうだった」

 K嬢の辞書には「段取り」とか「スケジュール管理」という語句は載っていないのはわかってはいるが「面白そうな展覧会がある」と言っていた根拠がなんだったのか、とうとうわからなかった。佐藤雅彦にも興味がなくて、ああいう体験型だということも全く知らなかったんですから。

 そんなわけで、長年の付き合いで慣れているとはいえ、ちょっとイラっとしたのだが、(そういうとこ、M嬢との付き合いにも似ている。そーいや、K嬢も一時期、被害妄想っぽい時があったので、すごく心配していたのだが、1年くらいで脱却したのでホッとしたことがあったっけ)一緒にいて「イラっとする」友人って、私とは全く別の世界観を持っていたりするので、それが面白かったりするからしょーがない。(M嬢は今現在、極端にあっちの世界に逝ったままですけど)

 例えば、その佐藤雅彦の展覧会の時には、最初に身長体重や虹彩を測定されて個人認識されてるようだったが、それ以外にも「空中に星型を描く」という作業をさせられたので、私は「はあ、なるほど、これ人によって違うのだろうなあ」と思ったのだが、K嬢は、その後の展示で、また星型を描くと、同じパターンの人の名前が映しだされる仕組みが不思議だったようで「なんで?なんでわかるの?」と首をかしげているので、「ほら、Kちゃんは、こっちから始めるでしょ?私は、こうなの」と実演してみたら「えええ?そっか?みんな同じじゃないんだ!」

 そういう人の方が楽しめる展覧会でした。私とか、変にサメてるからさ(笑)

 自分の輪郭が映しだされる展示でも、私は「だから?」と思っていましたが(特に意外なシルエットでもなかった)、K嬢は「えええ?私、クビがないじゃん!ええええ?こんななの?」と動揺していて、まさに「これも自分だと認めざるをえない」状態でした。

 ちなみに、後でK嬢に「私は佐藤雅彦はイチローくらい凄いと思っているけど、なんだか輝きすぎててまぶしすぎるから苦手」と説明しましたが、その複雑な尊敬と嫉妬が入り混じる気持ちをK嬢は理解してくれてないでしょう。

 話が逸れましたが、久々に観る、飴屋法水の作品ですが、作品そのものよりも、またK嬢のほうが面白かったです。

 やっぱし、サイトでの展示概要を全く読んでないというか、読んでいても理解してなかったらしく「この受付から外の建物を数カ所回るらしい」と説明しても「え?ここでやるんじゃないの?」

 概要では明確に説明してはいないけど、あれ読めば「たぶん、あの周辺の古い建築を回るのだろうな」と思いますけど・・・・あの場で「え?地図持ってどっか行くの?」と驚いている人のほうが、数倍楽しんでいるようで、ちょっと嫉妬してしまう(笑)

 で、見学者は数分おきに一人づつ出発するのだが、一軒目の前でK嬢は私を待っていたので「もう観たの?」と言ったら「いや、まだ。つーか、なにこれ?もう、笑っちゃって」

 地図を頼りに一軒目を見つけた時点で私は「ああ、やっぱり。でも、また、凄いの見つけてきたな」と感心していたのですが、全くピュアな気持ちでここにたどり着いたK嬢は、もう笑うしかなかったらしい。

 中に入ると、みんな神妙な面持ちで廃屋を観賞しているのだが、K嬢は笑いが止まらないので、「おい、空気読め」と思うが、まあ、こういうブチ壊す人もアートの内でしょう。
 しかも、中には飴屋氏本人がいて、黙々と囲炉裏だか火鉢に炭をくべていたので、K嬢益々テンションがあがり「飴屋がいる!」「うん、わかってるから・・・」

 この展示というか、アート作品は「わたしのすがた」と題されている通りに、自分と向き合うことが作品の一部なんだろうけど、全く予習ができてないK嬢は、自分の思うままに楽しんでおられました。

 まあね。
 私は最近の飴屋氏の活動を知らないけど、元々そんな哲学的な人じゃないと思ってるしね。
 もちろん、随所に仕掛けというか、意味深な言葉やオブジェがあるのだが、それはたぶん「意味深ごっこ」だろうしね。お偉いさんに「これって意味深なんです」と言って予算引き出す程度の意味しかないのかもしれない。(達観しすぎ?)

 「感性のリトマス紙」という言葉を思い出した。
 前の会社で、CM制作部のパシリやってた頃、制作進行(ドラマの世界で言うところのAD)やってた先輩女性が、当時、流行っていた「ストレンジャー・ザン・パラダイス」という映画を観て、「まあ、面白かったっちゃ面白かったんだけど、なんか、あれで感性試されるかのような扱いはどうっていうか・・・・」と言う意見には賛同したけど、彼女が「感性のリトマス紙みたいな映画は私は好きになれない」と言ったので「ほお、うまいこと言うなあ」と思ったっけ。

 で、K嬢なんかは、感性試される気全くゼロの人なので、ほんと、扱いに困るけど、その存在そのものが面白いから許す。

 展示そのものはね、ほんと「よくこんな物件が見つかったなあ」と感心すると共に、最後の物件はけっこう距離が離れているので、オリエンテーリグ的な面白さもあり(K嬢は、私任せで全く地図観てなかったけど)1500円で2時間ほど楽しめますから、お暇な方はぜひどうぞ。

 けっこう細部まで丁寧な仕事されていて、全部の仕掛けを拾うことは難しいかもしれないけど、例えば、「10年前までは使われていた建物」の中の机の上に無造作に置かれたスポーツ新聞がきちんと10年前のものだったりして、しかも日付が12月23日だったりして、「おお、有馬記念でオペラが一番人気だった時ね」という「わたしのすがた」がそこにはありました。

 あと、私はその昔グランギニョルの芝居を最初に観たときから「飴屋って人は音の人だな」と決めつけていたので(絵から音を引き出すのではなく、最初に音ありきで絵を作ってるような気がしたので、状況劇場では音響担当だったらしいと聞いてハゲしく納得した)、演劇から離れて、現代アーチストみたいな活動していたときには、血液や精液展示していたりしていたし(今回の展示でもその片鱗がある)、今回の展示でも「身体性がうんぬんかんぬん」とか述べているようだが、私が一番印象的だったのはやっぱり音だったので、本人が意識しているのかどうだかはわからないけど「ああ、スズメ百まで・・・」と思った。

 まあ、しかし、ああいうアート作品に税金使っていいのだろうか?とも思うけど、あれって、巣鴨というか豊島区全面協力だろうし、K嬢は「巣鴨なんて初めて来た」と言っていたし、帰りに「おばあちゃんたちの原宿」こと、地蔵通り商店街を通って帰ったら、いろいろ買っていたし「この辺りって、用がなかったから今ままで来たことなかったけど、けっこういいところなんだねえ?」と感心していたので、巣鴨のイメージアップには微力ながら貢献していると思うし、そんで、展示観終わったのが3時だったけど、時間潰しに巣鴨駅前でカラオケしちゃったし「飴屋のアート観終わった後、これでいいのだろうか?」とK嬢は言っていたけど、「巣鴨に金落ちるからいいんじゃね?」としか言いようがないし、さらにその後、巣鴨駅前の焼肉屋に入ったので、豊島区的には、区が管理する廃屋をアート作品に提供した元はとったのではないかと思った。

 まあ、なんか廃屋アートは反則っていう気もしなくもないのですが、帰りの電車でK嬢に「なんか、デシャンの泉みたいな・・・」とボソっと言ってみたのだが、「なにそれ?便器を展示したの?」と真顔で驚かれて、えっと(笑)

 いやね、今回の展示でも、トイレの中を神妙な顔して歩いてる若者がいたので、「なんかあるのかな?」と思って、誰もいないときに入ってみたら、トイレの壁に意味深な言葉が書いてある紙が貼ってあってね、私は、「これは、古びたトイレの中を神妙な顔で歩く若者もアート作品の一部だとうことだろう」と思ったのですが、「これはアートなのか、それともただの古くて小汚いトイレなのか」と考えること事態がアートらしいとか考えている自分が「わたしのすがた」であるらしいことに気が付きました。

 はあ、そんで、うちの会社の上司の皆様も「アート系」が多くて困るわ。

 私はアートよりも野球ファンなので、「結果重視」なのであるが、でも、やっぱしアートも好きなので、劇場アーチストな選手に引き寄せられるので、ええと、じゃあ、スワローズのファン感謝祭もいっそのこと飴屋氏に仕切ってもらおうか?

   「箱に入ったままの川島投手」とか?wwwwwwwwwwwww
 
 (↑このギャグが理解できるのって、世の中に何人いるのでしょう?飴屋ファンで、ヤクルトファンで、さらには2ちゃんの炎上スレファン)

11月13日(土)

 ふー、久々に月曜日から土曜日まで出勤して、さらに残業三昧したら、なんとか、マスオさんの望むスケジュールが守れそうです。ふー。
 まあね。平日に計8時間ほど残業して、土曜日出勤を残業と考えれば、週に15時間程度の残業なんて、大したことないのはわかってますが、私、そういうとこ、イギリス人ですから!

 あと、これもイギリス人っぽいからなのかわからんが、M役員のお父様の葬儀でバタバタしていると、やっぱし「本人が亡くなったというのならわかるが、なんで親の葬儀に会社が?」という、大昔からの素朴な疑問が湧いてくる。

 なんでそもそも「総務部の○○さんのご尊父が・・・」とか、全社にメールで知らせないといけないのだろうか?
 「訃報」は全社や取引先に発信されるけど、例えば「総務部のミヤノさんが入籍しました」っていうのは全社発信されることはない。

 結婚式は、主催者が参加者を選ぶけど、葬式は自由参加なので、こういうことになってるのかね?
 それに、少し前までは結婚式って本人たちよりも親のモノって感じで、主賓には新郎新婦の父親関係の偉い人が座っていたものだけど、葬式は逆に子供のモノって感じで、亡くなった方と面識が全くない喪主の関係者がズラリと参列ってことで、なんだか慶弔のバランスがとれていたみたいだが、最近は結婚式に関しては「本人達のモノ」という風潮になり、昔ながらの披露宴やる人のほうが少なくなってきた。

 葬式も、最近は「家族葬」がメジャーになってきて、我が家も母方の祖父のときにはわけわかんなかったので「人並みに」と普通の葬儀にしたけど、父方の祖母が亡くなったときには、母の意向もあって「家族葬」というか「地味葬」にしてみたら(父は一人っ子なので自由にできた)、「これでいいんじゃね?てゆーか、超ラク」と気がついて、母方の祖母のときにもその方式を貫いた。

 私は、もし自分の親が亡くなった時にも、会社関係の人に来ていただくまでも無いと思っているので「訃報は流さないでください。忌引きだけください」と言うつもりなので、「誰々さんのご尊父様が・・・」という知らせを見ても、弔問にも行かないし、香典も出していない。ただ、受付係をお願いされることもあるので、そういう時だけ、香典を出している。でも、お手伝いのお礼を頂いたりするので、たいてい相殺されちゃうんだけど、ほんとは「いえ、香典包んでいないので、受け取りません」したいのだけど、そこまでやるのも面倒だし。

 日記にも時々書いているけど、そうやってたまに「訃報」が流れるから、若者は「総務に知らせないといけないらしい」と思うようで、「あのー、祖父が亡くなったのですが、どうすればいいでしょう?」と言われても、「はあ、弔電お送りしますけど?どちらに送ればいいでしょう?」「いや、自分も遠方だから参列しないので、住所わからないんです」って・・・・

 忌引きもとらないのなら、なーんも知らせる必要ないのだが。

 祖父母のことなら、ちょっと迷う気持ちもわかるけど、ある部長が「うちの部下が伯父さんの葬儀に行くので有給申請してきたのだが、会社でなんかするの?」って、そもそも、直系親族以外には忌引きが適用されてないのですが?そのあたりは会社によって違うとは思うけど。

 でも、常識的に考えても、伯父さんが亡くなったからって、甥や姪である社員に電報打ったり、生花出したり、ましてや香典出したりしないと思う。もっとも、その伯父さんとやらが、うちの主要取引先だった場合は別の話。

 先日もうちの30歳くらいの男性社員がなにやら部長とこそこそ話しているな、とは思ったのだが、どうやら、彼の父親が亡くなって葬儀には出るので忌引きはとるのだが、「訃報」は必要ないですよねえ?という相談していたらしい。

 彼の父は、ずいぶん前に離婚して、もう別の世帯を持っていたので、自分は葬儀には出席するが、全社に「○○さんのご尊父様が・・・・」と告知していただくような関係ではないし、ということで「忌引きは申請いたしますけど、告知は勘弁してください」という話だったらしい。

 うちの会社は休日が少ないので、有給休暇を全部消化しても、一般企業の休日よりもまだ少ないくらいなので、そういうことになるけど、一般企業でなかなか有給消化もままならないのであったら、平然と有給申請しただけで終わりの事案であったが、(うちの弟の会社でも、忌引き申請すると自動的に弔電とか届いちゃって面倒なので、祖父母や伯父などの葬儀の際には上司だけに事情を説明して普通の有給にしているらしい)、ともかく有給が貴重なのと、「身内の不幸は全部会社にお知らせしないといけないの?」というピュアな気持ちから、そういう「わけありなお父様」な件まで、全然関係無い人の耳にも入っちゃうわけなんです。

 総務部長である、うちの部長も似たような立場というか「オレの父親が死んでも、オレは葬式に出ないかも」な、いろいろあったご家庭のお育ちなので、似たような母子家庭育ちの社員が「父の葬儀で休みますが、告知はしないでいいですよね?」を承諾したけど、うちの親が死んでもそうしてくれますかねえ?

 「そうもいかないだろう」と、そういう時の謎の言葉がありますが、本人が「身内だけでやりますので」と言っても「一応、斎場の情報ください」ってことになれば、「そうもいかない」って人が弔問に来たりしてしまうだろう。

 そういうので成り立つ人間関係が重要だというのもわからんでもない。

 でも、葬儀に参列しなくても、誰かに香典預ければオーケーっていうのも、ちょっとなあ、って思ってしまうし、前職の芸能界の経理やっていたころは、ほんとエゲつなく現金だけのやりとりだった感じもあり、「葬式って営業活動の場なんですか?」と、びっくりしたが、ある人が「フランスってよく個人主義がどうのっていうじゃない?あれって、例えば、元大統領が亡くなった時、参列者は身内と友人だけで、10人くらいでやるらしいんだよね。そういうのがホントの個人主義なんだろうね」っていうのが本当なのかどうかわからないけど、地味婚はそれなりの地位を確立したから、次は地味葬だよね。墓とかマジいらんと思うんだけど、「そういうわけにはいかない」っていう人も多いだろうから、別に他人がどうしようとどうでもいいのだが、自分の時には好きにさせてほしいと思う。

 
11月12日(金)

 昨日は、また夕方マスオさんが黒くなり、涙目になった。

 ほんと、いきなり黒マスオになるから怖いんだもーん。

 で、7時くらいまで残業していたのだが、部長がA氏を飲みに誘ったので(部長は飲まないけど。ウーロン茶専門。忙しそうな店だと、ピッチャーでオーダーすることもある)、そのついでに声を掛けられたので、こっちも黒マスオでちょっとヘコんでいたので飲みに行ってしまいました。しばらく禁酒していたのに・・・・(片手で数えられる程度の日数ですが。まあバルタン星人の片手だと数えられないけど、両手だと・・・)

 そして、今朝はマスオさんが直行の用事があったのだが、エビワカちゃんは昨日の「黒マスオ勃発」の瞬間だけ見て帰ったので「あの後、結局、あれってミヤノさんがやったんですか?」と話を振ってくれたので「そうなのよ、なんで私が・・・・って思ったけど、でも怖いじゃん?(笑)」と、二人で「ほんと、普段はほんと穏やかなのに、急に黒くなるし、なんで黒くなるのか予想がつかないよねえ?」とエール交換した。

 そしたら、親会社のT役員(私の元上司であり、天敵。つーか、みんなが苦手としている人なんだけど)から電話が入り「社長いる?」「まだ来てません」「じゃあ、TK(部長)は?」「まだです」

 どうやら、今週、お父様の具合が悪くて帰省していたM役員のお父様が今朝亡くなったらしい。葬儀はその実家の方で行われるらしいが、まだ日程は確定していないけど・・・という内容はいいのだが、T役員はくどくどと「まあ、ボクはたまたま予定が空いているから行けると思うんだけど、そちらも社長とTKは行くと言っていたから」と言うので「では、出社してきたらそう伝えておきます」で終わらなくて、「Tさん、旧家出身だし、一人っ子だからいろいろ大変だと思うし、励ましてあげないとね?」と言われても「はあ、そうですね」としか言いようがないし、詳細は覚えていないけど、延々と体感時間で20分くらい喋られて、「ええと、その話は私に相談されても?」という話で、しかも、暇な時だったら付き合ってあげてもいいけど、決算業務で毎日残業してるし、今日だって、昨日上がってきた売上データを入力用に加工する作業を早くやらないと、マスオさんに「まだできてないんですか?」ってイジメられると必死になってやっていたのに、私が何度も「まあ、詳しいことは、部長が出社してから・・・」と言っているのに「あと、お花の手配とか弔電の手配もしないといけないよねえ?」って、ご実家の住所も斎場も不明なのに、漠然としたこと言われても困るし・・・

 要するに「ボクはほんと、いろいろ親身になってやりたいし、ボクができる限りのことはやってあげたいと思っているんだよ。で、それを実行してくれるよね?」と誰かにその責務を押し付けたいだけなのだが、(後で部長がそれを理解してチャッチャと進めてました)「ボクができる限りのこと」っていうのは、「弔電とか、枕花とか、いろんな手配しないとなあ」って、いかに長時間ボヤいたか、っていうのが大事らしいので、ほんと面倒くさい。

 随分前のことになるが、T氏が私の上司だったときに、仕事の付き合いのゴルフコンペがあったのだが、その直前に不祥事があり、ニュースでも報道されちゃって対応が大変で、そのコンペの主催会社の担当者が「ゴルフなんてしている場合ではないですよね?」と私に探りを入れてきたことがあった。

 それで、確認というか、ほぼ「事前報告」みたいな形でT氏に「来週のゴルフコンペは無理ですよねえ?」と言ったら「そうもいかない」って、え?なんで?
 「こんな事態だけど、こんな事態だからこそお付き合いは大事だかから」とか言うけど、いや、今なら、海上保安庁の幹部が脳天気にゴルフやってたら問題なんだけど、ってくらいに、ゴルフなんかやってる場合じゃなかったので、「いや、でも・・・」と食い下がったのだが、「簡単にキャンセルしては失礼だろう」みたいなことをクドクド言われ、しょーがないから、コンペ主催担当者にそう告げると「そうですか・・・・・いや、実は、もう今週中に、(えーと、ゴルフ用語がわからないけど、チーム分けみたいな、組み分けみたいな、要するにメンバー表みたいなもの)を作らないといけないので、参加いただけるのなら、できるだけ早くご返事いただきたいのです」

 そーよね、飲み会だって、ドタキャンされると大迷惑だし、どーせ行けないのなら早めにキャンセルするのがマナーよね。当日に何かトラブルがあった、っていうのならしょーがないけど、もう、充分トラブってるのだから・・・・

 なので、T氏には改めて「先方はもうメンバー表作成したいようなので、そんな都合で言うのも恐縮しておりましたが、ほんとに参加される気なんですか?」と伺ってみたが、また、あーでもない、こーでもない、気持ちっていうのはそーでもない、とグダグダ言うので、「だったら、直接、先方とお話してください!」と訴えたのだが、そうもしてくれず、結局、ほんと、コンペ前々日くらいに、先方が私に涙声で「どーしましょ?」と訴えてきたので、私が「今日、ご返事しないと、逆に迷惑ですよ!」と言ったら・・・・

 「じゃあ、不参加ってことで」

 ・・・・・えっと、その電話も私がするんですか?
 せめて、ご自分で電話して「長々と引っ張って悪かったね」と言うのが「誠意」っていうか、「礼儀」ってもんじゃないの?

 で、「こっちの不手際での不祥事でこうなっているのだから、関係の無いところにご迷惑かけるわけにもいかないし、簡単にキャンセルするわけにもいかないだろう」というご立派な言葉は、結局、「ドタキャン」スレスレの行為で、しかも本人から侘びの言葉も無しという、ほんと迷惑かけまくりの上に無礼この上ない結果になったのであった。

 まあ、そんな苦い思い出を引き出してみれば、今朝の忙しい時間に、わけわかんない「自分はこう思ってるんだよねえ?」な会話で15分ほど時間を無駄にされたことなんて、かわいいもんだと諦めました。

 しっかし、あの手の人って、あれで「あー、自分は忙しい」って本気で思ってるから恐ろしいよね。そんで「なんでもかんでもオレに回すな!」とかも本気で思ってるみたいだしな。

 で、TK部長も、それをよくわかっており「Tさん出てくると余計に面倒なんだけど?あー、なんでオレが仕切ってるんじゃ?」と、ボヤきながらやっていたので、その心境はわかりすぎるほどわかるので、私も出来る限りお手伝いしたつもりです。

 はー、しかし、この騒動でまた決算業務が捗ってない。

 不幸中の幸いというか、M役員家の葬儀がこっちで執り行なわれていたら、私も出動することになっただろうし、そうなると香典集計までやっていただろうから「決算と、M家の葬儀どっち優先ですか?」と絶叫していただろうけど、それは回避できたので、花の手配や香典の用意くらいは笑顔でこなしております。

 それに、今現在は総務部に人員的な余裕があるので、私は香典準備と、「TK部長のボヤきを拾ってフォロー」くらいしか仕事ないし。
 かつては、「このクソ忙しい時に?」と、激怒しながら「グループ会社の生花のとりまとめ」とか「業者に訃報のファックス流すから、リスト作れ」だとか、さらに受付やって、香典まとめて・・・・・で、丸3日間くらい自分の仕事ができなくて、ほんと泣きそうになったが、今は頼りになる「仲間」がいるので、ほんと嬉しい。
 
11月10日(水)

 今日も2時間残業。
 まあ、このくらいだったらそれほど疲労しないのだが、今週このまま土曜日まで突入だとやっぱキツいなかあ。

 でも、けっこう目処はついてきたのでよかったし、それに昨日「あの部署の売上はどうすんのよおおお!」と絶叫していた件は、担当者が「もしかしたら、今日にも集計できそうです!」と言うので「ええ?こんな早くに?助かりますーーーーー」

 しかし7時になったら、内線があり「やっぱ、今日無理そうなんですが、いいですか?明日中にはまとめます」と言ってきたので「いや、ほんと今週中だったら御の字だったので、明日で全然オッケーです」と大変気持ちのよいやりとりができた。

 みんなが、ちょっとづつだけ頑張れば、目標達成できるあたりの緩い感じで仕事したいので、この雰囲気は大事にしたい。

11月9日(火)

 今日から残業モードに突入だ!

 とりあえず、2時間頑張りました。捗りました。

 そして、帰り際にメールチェックしたら、またマスオさんから恒例の「10月分の入力は○○日締切りです(厳守)」というスケジュールのお知らせが・・・・・

 それ見て、泣きそうになる。

 いつもの月よりもタイトな日程なんである。

 まあ、そういう時もあるのだが、あのお・・・・決算なんですけど?

 しかし、どうしてこのスケジュールじゃかなり大変だとわかっているはずなのに、こういう大事な用事をメールで済ますのだろうか?
 隣の席にいるんだし、気軽に雑談しているのだから、「○○日までで、大丈夫っすかねえ?」「えー、そんなの絶対無理いいい!」「いや、会議資料の締切りが○○日までなんで・・・・」とか話をすれば、私だって「しょーがないなあ、できるだけ頑張るけど、完璧には揃わないからね!」と言い訳すれば気が済むのだが・・・・

 まあ、わかってるんだけど、私がいつも「無理無理、絶対無理!」とかゴネるからメールで告知してくるんだって。

 そんでさ、他の部署の人にお願いしないと出てこない数字もあるわけで、今はそこの部署も繁忙期なのがわかっているから、あまり無理を言いたくないのだが・・・・つーか、そもそも諸般の理由で無理があまりきかないし。

 どう無理がきかないかといいますとね。その部署が販売している商品は、お客様に多めに納品しているのです。そんで使った分だけ、請求するという流れなので、数字が決まるのが、通常は一ヶ月後くらいなのです。

 そんで、例年は月初に商品をお送りして、20日くらいに売上が決定して、月末くらいには数字が揃うのですが、今年はそのスケジュールが諸般の事情でズレてしまい、月末にお送りしているので、なかなか数字が固まらないのだ。

 当初は、10月末にお送りした商品は「決算後の次の期の売上にしよう」と内定していたのだが、その商品に絡む例の新会社が「それだと目標数値に届かないので、10月にしてちょ」と言ってきたので「それだと、数字が揃うの遅くなりますよ?」と、念を押したのに・・・・

 まあ、愚痴言っててもしょうがない。

 どこまで可能かわからないけど、またマスオさんに逆らうと、ほんと恐ろしいので、頑張ります。
 はあ、なんか、同点の場面でマウンドに上がったような気分であるが、アウトを一個一個とってくしかないわけですし。私、仕事が遅いので(球数多い投手)なので、バシバシアウトとれないんだけどなあ。

 さて、早寝するさ。夢の中でマスオさんに一発お見舞いしてやるか(笑)

 「一発」で思い出したが、私、この間、「一発触発」って書いてるね。
 この4文字言葉(違う・・・・)はいつもシャッフルしちゃって、いつも「いっぱつ?いっそく?あれ?」とかになってしまうのであった。
 書いた後、なんか違和感を感じたのだが、見直すのを忘れて、週を跨いでからやっと思い出しました。

 マスオさん、イラっとさせてくれてありがとう!(笑)

11月8日(月)

 ロッテ、やっちゃいました(笑)

 しかし、土日とも手に汗握る延長戦で、もうほんとグッタリっす。

 昨日は試合終了後に「ビールかけ映像まだか?」と1時まで粘っていたので、今日は寝不足&二日酔いで、グダグダでした。

 今日こそ早寝したい。

 しかし、取り急ぎ、日本シリーズ総括メモ。

 *私の吉見は、とうとうテレビで観ること叶わず。(でも、優勝の瞬間、ガッツポーズしながらマウンドに駆け寄る吉見の姿は確認した。「おい・・・・ブルペンじゃなくて、ベンチにいたのかよ・・・」とボヤいた)

 *視聴率が20%もあったらしい。・・・・・よかった。

 *普段、あんま野球観ない人が、土日にいっぱい出てきた浅尾きゅんを観て「あら、かわゆい」とか思ってくれたらいいのにな。

 *ロッテの内君も、土日にいっぱい出ていたので、うれしかった。

 (過剰書き発動。内は、去年やっと一軍で投げることができて、そこそこ活躍したのだが、今年はシーズン中はイマイチで、私が夏の終わり頃に浦和に行ったときにも、内とすれ違って「ありゃ、内君、今年はこれで終わり?」と思ったのだが、でも、間近で観ると、なんていうのか、凛とした青白い炎のようなオーラを感じ、あんときは「きゃー、内くん、すごい爽やか好青年!」とキャピキャピしてしまいましたが、その後、ポストシーズンに入ったら、一軍に上がり「ああ、一軍復を見据えてのあの雰囲気だったのか」と納得しましたが、西武戦でコケたが、次の試合では好投し「今年の守護神だったコバロリさんがメジャー志望なので、西村監督は来年は内で行くって思ってるな」と確信したのだが、その後、試合を重ねるごことに成長している感じで、ほんと、最後の土日の試合での内君の投球は素晴らしくて、感激いたしました。いいよなあ、成瀬と同期のドラ1で、未来のエース候補として期待されていたのだが、故障でなかなか上がってこれなくて、そうこうしているうちに成瀬の方が出世しちゃったけど、西岡がメジャーに行ったら、次のチームの柱は内君になると期待しています)

 *日曜日の試合は、ロッテはスンスケが先発だったけど、どーせ打ち込まれて始球式になってしまうのなら、吉見先発にしてほしかった。(中日が吉見が先発だったので、日シリという大舞台での「吉見祭り」をしてほしかった)

 *関係ないけど、西武の「私が狙っている吉見捕手」(吉見・吉見バッテリー&バッター吉見を実現するために、ロッテか中日に移籍させたかった)は地味に引退してブルペン捕手になるそうです。

 *ロッテの祝勝会の映像をやっと観ることができた。吉見がけっこうハシャイでいる。(「ウォーリーを探せ」状態の私であった)

 *よかったなあ、吉見・・・・・何度もビールかけできて・・・・

 *わたくし的には「吉見が優勝!」でいいです。

 さーて、野球終わったし、仕事がんばろー!(今日は散々で、けっこう追いつめられていたりするが、コツコツと巻き返すだけです)

 
11月7日(日)

 昨日は結局12時数分前にやっと試合終了したらしいですね。(最後まで残った観客はどうやって帰宅したのだろうか?名古屋の地理に疎いというか、一度も行ったことがないのでよくわからん)

 「らしいですね?」って、私はたぶん11時半くらいまでは意識があったと思うのですが・・・・「ああ、ロッテは吉見残してるの?もし、コバロリさんに何かが起こったら(打球が当たるとか。転ぶとか)吉見が出てくるのか?それとも代打で出てきたりして?」といろいろと妄想していたようですが、妄想からホントに夢の中に入ってしまったようでした。

 うーん、でも、微かに15回表の記憶があるんだけどなあ、「久本って誰?」って(笑)

 しかし、ロッテのKYぶりはほんとハンパないなあ。
 前から「胴上げ阻止」には定評のあるチームなんだが・・・・

 しかし、こうなると今日の試合で決まらないと、月曜日に持ち越すらしい。
 うーむ、そうなると月曜日も残業できないなあ。(深刻)

 昨日、テレビ観戦とはいえ、あんな試合をずっと観ていたので、今日はなんだかぐったりでした。
11月6日(土)

 うう、また仕事が忙しくなってきた。
 今日は出勤だったので「おし、集中して頑張るぞ!」とガシガシ処理していたのだが、午後になって、また新たな問題点が浮上してきたり、面倒な処理が発生してきたりで、「今日のノルマが・・・・」

 ううう、残業したいところだが、日本シリーズが!(笑)

 「今日で日シリが終わったら、明日は久々に日曜出勤しようかしら?」と思ったのだが、おい、「今日で終わったら」ってロッテ優勝だぞ?(笑)

 別にどっちが優勝してもいいのだが、さすがに「シーズン3位」だったロッテが優勝っつーのも野球界隈が尖閣諸島問題よりも荒れそうなので、ちょっとなあと思っているのである。

 先程、帰宅しましたら、5回終わって1−1の素晴らしい投手戦になっている・・・・
 あまりの素晴らしさに古田の解説の上品度が上がっているし、野茂の朴訥とした感じの喋りとのコラボもなかなかのようです。

21時35分

 延長線になってしまいました。
 いやー、ほんと超絶いい試合なんですけど、もしロッテが勝ってしまうと、私は日曜出勤しないといけないのでしょうか?
 あと、延長15回まであるので、吉見(ロッテ)が出てきたら私の心臓が・・・・

21時51分
 きゃー、薮田が絶体絶命のピンチを乗り切ってしまった。これは、やっぱし、私に日曜出勤しろと?

 なんか、岩瀬がカポーンと打たれて終わりな予感が・・・・(岩瀬は私に何か恨みがあるらしいし)

 よし、サブローがバント失敗して、西岡に続いてロッテ主力打者が全力で負けようとしてくれてます。私の日曜出勤阻止にご協力いただき、ありがとうございます。

 うっかりホームランとか打たないようお願い申し上げます。

 きゃー、ここで河原とか、河原とか、河原とか・・・

 ひょええええ、大島とったあああああああああ!

 絶対抜けるかと思ったのにいいいい、大島は全力で私の日曜出勤を阻止してくれたようです。大島の気持ちに応えたいです。(?)


11月5日(金)

 昨日は「風邪気味だし早寝しよう」と思っていたので、ついでに風邪薬替りにホットワイン飲んでいたのだが、ついつい飲み過ぎてしまい、風邪で体調悪かったせいもあり、久々に記憶が飛んでしまった。
 なので、昨日の日記はほぼ「第二の人格」が書いているようです。

 (「学生服萌え」を連呼している第二の人格って・・・・・つーか、別に否定するつもりもございませんけど。学生野球で「学生服の魅力」というか「魔力(笑)」に遅まきながらめざまてしまい、通勤途中でも学生服姿の男子を眺めてニヤニヤしてますし)

 さて、今朝のテレビは「尖閣諸島事件の映像がユーチューブに!」で盛り上がってました。
 ほんと、なんか、「こーゆー時代になったんだなあ」と感慨深いけど、「国会議員でも限られた人しか、限られた映像を観ていないのに、それよりも長い映像が誰でも観られるところに公開ってどうよ?」という話なのに、「とくダネ」とかその映像を延々と流していたりしていて、なにがなんだか(笑)

 そんで、その「国家機密」的な映像なんですが、「はあ、こんなもんでっか?」と思ってしまいました。
 やっぱし中国漁船が故意に衝突しているのが明確だとか、そういうところがポイントらしいのですが、なーんか、巡回中のパトカーが、二人乗りしている中学生を注意したら、中学生が体当たりしてきてどーのこーの、みたいな雰囲気にしか思えなかった。

 それよりも、映像の雰囲気が、この間うっかり足を踏み込ん入れてしまった「ユーチューブで集団ストーカーを告発する映像」みたいで、ね。
 やっぱ、外交の世界観って、こういうもんなのか?

 私が脳天気なだけかもしれないけど、実は外交スタッフ同士は仲良しだったりしないのか?いや、最近は野球選手がブログやツイッターで発信しているので「あの試合後に、一緒に飲みに行ってるのか?」みたいなことあるし、こういう外交問題って、要するに「試合」だったり、ちょっとエキサイトすると「乱闘」だったりみたいなものかと・・・・

 どっちにしろ、中学生の不良同士の縄張り争いくらいにしか思えないのだが、これが立派な国際問題らしいので、オバサンはなんだか微笑ましく見守ってしまいます。

 しかし、誰がユーチューブにアップしちゃったんでしょうね?
 なんだか、中学生が「××先生と○○先生は付き合ってる!」と黒板に書いて告発したかのような感じに思えるのだが、でも、もっと重要な話なんでしょうね。

 北方領土の方も、ロシアの大統領が訪問しちゃったとかでニュースになってますけど、縄張り争いって大変ですねえ。

 日本シリーズも視聴率稼ぐためには「一発触発か?」くらいの演出しないとなあ。

 昨日はですから泥酔しちゃって、ラジオをスリープ機能かけて床についたのですが、朦朧とする意識の中で「ああ、テレビでやらない日に、やっぱ吉見(ロッテ)の出番が・・・」と大差で勝っている時のイニング消化で吉見が登板したらしいのですが、ブランコにツーラン浴びてました・・・・

 あれはね、きっと「ブランコはホントに不調なんだろうか?それともうちのバッテリーの対応がちゃんとできてるだけなのだろうか?」と訝った首脳陣が「吉見君、ちょっと偵察してくれたまえ」って指示して、中日との対戦経験豊富な吉見が「じゃあ、試しにブランコが好きなコースに投げてみまひょ」とスコアラーのデータ集取に一役買ったということにしておきます。

 「おお、やっぱ、あのコースだと打ちますね。ははは、これで後の試合ではこのホームランが生きて、大振りしてくれるでしょう」

 ・・・・・ということにしておきます。

11月4日(木)

 なんか、背中が痛いし、肩も凝るし、咳してるし・・・・風邪だ。

 今日こそ、早寝しよう。日シリ、テレビでやってないし(笑)

 そーいや、昨日の視聴率って、早慶戦が12%くらいあって、夜の日シリは10%行かなかったとか・・・・やっぱし。
 スポーツ紙の一面も軒並み「ハンカチ胴上げ」だったし(笑)

 そんな最中、星野監督が「そろそろ『マー君』って愛称から卒業しないか?」と提言したらしく、意外と話題になっていた。
 そういえば、私が斉藤投手のことを「ハンカチ」呼ばわりするのは、実は斉藤なのか斎藤なのか齋藤なのかよくわかってないのと、ファーストネームの漢字も「祐」なのか「佑」なのかよくわかってないので、っていうか、ユウキのキは「樹」なんでしたっけ?

 なので、名前の漢字を間違うと悪いから(ハムの菊地投手はツイッターで「菊池じゃなくて菊地です)を連呼していたし)、ハンカチ呼ばわりしたほうがマシかな・・・と。

 そんで「マー君」ちゅうのも、別にどうでもいいと思います。
 発祥はどうやら、高校選抜選手がアメリカ遠征に行ったときに、監督が「早く馴染むように、あだ名で呼び合おう」と指示して、ハンカチ王子君が「じゃあ、マー君」と命名したらしいし、それをノムさんが「ぼやき」で「マー君」連呼したので定着しちゃったらしいのですが、ハンカチとノムさんのコラボ作品なんだから大事にしましょう。

 いいじゃないですか、もし、このままマー君が現役選手として実績を重ねて、20年後だか30年後には指導者というか、監督になっていても、見出しは「マー君、監督就任!」で。

 その前に「マー君、電撃結婚!」とか「マー君、メジャー移籍」とか「マー君、引退決意」とか、いろいろあるんだろうけど。

 苗字がありふれた苗字だから、一生「マー君」呼ばわりでもいいと思います。原や落合みたいにはいかないですし。
 今のところ、意外とプロ野球界には田中がそんなにいないのですが、ハムの2塁手とヤクルトの2塁手が田中なので、ハムのほうは「ケンスケ」で、ヤクルトのほうは「ぴろやす」と区別されてます。ああ、ハムは少し前まで「田中幸雄」が二人いたので、後から来たほうは、引退するまで「コユキ」と呼ばれてましたっけ。(「オオユキ」よりも「コユキ」のほうが、選手としては断然成績を残したのだが・・・2000本安打とか)

 だから、30年後くらいのWBCで「マー君ジャパン」でもいいと思うのですが、何がいけないのでしょうか?

 30年後に「ハンカチ・ジャパン」で投手コーチが「マー君」でもよくってよ。

 その頃、「大ちゃん」こと荒木は、「球界のご意見番」か?(笑)


 今日は、また某メガバンクの担当者が久々にやってきて、「最近は若手育成のために、わざと一人で放り出してご迷惑おかけいたしました」とか雑談していたのだが、やっぱし「楽天は星野監督就任で・・・」と野球の話振ってくるので、楽天の話はもういいっす、と思ったのであるが、その担当者は関西人で元近鉄ファンなので、それなりに野球雑談スキルはあり、「田尾の存在感薄いですよね」などと、プロ野球検定試験2級くらいの話題を振ってきたので、「田尾って、現役引退後は存在感薄いですけど、かつては、あのイチローが憧れた男っていうか・・・私がハナタレ娘の頃は、バレンタインのチョコを一番貰う選手って田尾だったんですよねえ?」

 担当者氏は「そうですよねえ、今で言うところの岩隈みたいな?」とか言うが、元近鉄ファン的にはそうなのかもしれないけど、一般的には近鉄時代の死ぬほど可愛かった岩隈を知ってる人なんて少ないわけだし、「いや、岩隈っていうより・・・・今で言うところのムネリンでしょう」

 という、野球オタトークをメモをとりながら真剣に傍受するサッカーオタクの若者であった。「まあ、会社に戻ったら、田尾ってそんなにイケメンだったの?ってゆっくり調べてください」と言ったら「いえ、最近の田尾さんの顔はわかるのですが、若いころ、そんなハンサムな選手だったとは・・・・」って、そーよね、私も、今の田尾観るとそう思うもん。

 でも、長期的人生設計的には、もし長生きする気があったら、「私が高校生の頃の田尾と、今の田尾」をよく覚えておいたほうがいい。
 「私が中学生だったころの荒木大輔と、今の荒木大輔」でもいい。

 あと、20年生きれば、「私が40代だったころのハンカチ王子と、今のハンカチ?」っていうのが観られるかもしれない。

 ほんと、けっこう負け惜しみくさいけど、40代半ばになってみたら、20代のあの頃とは全くの別視線で物事が観られるようになったので「はあ、亀の甲より年の功って」と遠い目になるが、こうなると、60歳になった自分の世界を観てみたくなったし、その先はどんな世界なんだろう?

 年とって、がっかりすることも多いけど、(今日もカバンに財布を入れ忘れ、たったの10日ぶりだったので、たいそうがっかりした)楽しいことも同じくらい増えるようだ。

 今日も、やっと記者会見したハンカチ王子の写真を観て「学生服って七難隠すっていうか、元がいい子は3割増よね、萌え!」と、ほんと、学生服って、元が軍服のデザインですから、ほんと、よく出来てるわよねえ、としか言いようがない。

 そして、学生服姿の男子に素直にワクワクしてしまう自分がかわゆくてしょーがないのであった。

 2日に六大学の新人戦観に行ったときにね。
 試合途中でトイレに立ったら、通路で、学生服の青年とすれ違ってね。
 「あれ?今の、もしかして、東大の高山君じゃないか?」
 ユニフォーム姿しか観たことなかったけど、私、ずっと近眼のせいで、人を雰囲気で見分ける癖があるから、あんま外さないのですよ。

 そもそも、東大の選手であんな背が高い子他にいないから、間違いようがないのですが、その後、客席で「東大の3年生も観に来てるのかな?」と探してみたら、内野席の後ろのほうで固まっている学生服の一団がいて「やっぱ、いる!」

 190センチの長身で、スラリと学生服着こなしていた高山くん(惜しくも、今期の打率10位は逃した。でも貴重な3割打者)は、ほんと目立ちましたし、ですから「学生服は三割増」の法則で、ほんと超かわいかったです。でも、高山君とすれ違った後、トイレで手を洗っているときに、鏡を観たら、そこには「21歳男子にトキメイてる場合じゃないっしょ」なオバサンが鏡の向こうに・・・・

 「うちらの祖母の世代は、うっかり学生服に萌えてしまい、自分の息子を戦争に出してしまったが、そういう間違いは繰り返してはいけない」

 と、気を引き締めました(嘘)。
11月3日(水)

 昨日は休みで今日は出勤。

 昨日の日本シリーズでのシュンスケの投球はほんと素晴らしかったです。テレビで最初から最後まで堪能できて嬉しかった。あまりの素晴らしさに酔いしれたというより、ほんとお酒が進んでしまい、試合終了後、速攻で布団に倒れこんで熟睡した。

 そして、今日は早慶戦が気になって、会社で時々テレビをつけてチラ観していたりしたのですが、試合の内容よりも「ちょwwwww、神宮球場、マジ半端なく超満員」という、見慣れぬ光景に興奮してしまいました。

 それに比べると、今日のマリスタは内野に空席が目立つわね。
 昨日は「平日だからな」と思ったが、やっぱ3塁側は満員にならないわね。チケット代も高いんだろうけど、だったら金さえ出せば日本シリーズ観に行けたのかもしれないけど、まあ、やっぱし混んでる所嫌いだから、しゃーないわな。

 ところで、今日は祝日なのに社長が出勤してきて、どうやら午後、仕事絡みの知り合いの展示会に義理で顔を出す予定らしく、その話をしていたら、どうやらその展示会とは、神宮外苑でやっているデザイン展だとわかり、「え?これから神宮外苑に行くんですか?車で?」

 「あのお、今、早慶戦やってて、超満員なんですけど?駐車場無いかも?(笑)」と教えてあげたら「ええええ?」

 「なーんか行く気萎えた」と言っていたけど、車で行っても電車で行っても、丁度試合終了時に当たってしまうので、そんなもん、そもそも平日に行ってくればいいのに。

 さあて、今日も日シリはテレビ観戦できて幸せなのだが、ああやっぱ、昨日の古田の解説はよかったなあ。古田の解説はいつも面白いのだけれど。
 今日はノムさんだけど、やっぱし、ちょっとイジワル目線だし・・・・
 古田はネガティブなことあまり言わないし、どの選手も適度に持ち上げるし、わかりやすくプロのお仕事の醍醐味を説明してくれるので、私は「テレビ観戦」をインスタントコーヒーみたいな「代替え品」だと思っているけど、古田の手にかかると「インスタントコーヒーの味わい」というか、「やっぱアイスコーヒーはネスカフェが美味しいよねえ」みたいな感じなのである。

 きゃあああ、今日の日シリは荒れてるなあ。
 山本昌先輩の「ありえねー」すっぽ抜けも観たけど、ロッテは小野を出してきたら、ベテラン小野にもマモノが憑依しまくってます。

 祝日の今日、昼間はテレビで早慶戦見ていた野球ファンは「神宮の魔物」を存分に楽しんだと思うのですが、夜は「マリスタに魔物移動」に目眩がしているはずです。

 さあ、今日はどっちも負けられないので、どうなるでしょうか?
 5回で3−3で同点って面白すぎます。

 三瀬がドラゴンズユニ着てるの初めて観た。なんか別人みたい。そして、左のワンポイントでフォアボール出して交代!さすが、ホークスが誇ったドMリレーの投手!

 そして、河原登場!
 ぎょええええええ、たえきゅんにヒットかと思ったが、私の英智がヨレヨレと捕球して苦笑い。河原もグラブで顔隠していたけど、命拾いにニヤニヤしていたと思うぞ。

 小野も出だしは、びっくりするくらいのでんぐり返ししちゃったりして、バタバタしていたけど、すっかり落ち着いたようだ。ロッテのほうが、まだ投手に余裕あるかね?

 河原が7回をピシャリと抑えました。
 プロ野球はいいなあ。自分より年下だけど、河原とか自分よりオッサンに見えますもん(笑)落ち着くわ。
 昨日、六大学の新人戦観ちゃったら「みんな、若い・・・・」という事実にちょっと凹んだもんですから。

 ええと、10時半過ぎたのですが、まだ決着しないのですが、私はそろそろ眠いのですが・・・
 やっと終わりました。もう寝ます。ところで吉見はどこにいたのですか?(死に際の遺言)


11月2日(火)

 桂花ラーメンが倒産?
 店は残るのかもしれないけど、なんか寂しいなあ。そりゃ、かつてのインパクトは無くなってしまたったけど、私にしてみれば「初めて食べた九州ラーメン」だったし、今でも美味しいと思ってるし。(たまに食べてます)

 数年前、久留米出張するときに、うちのラーメンキング(ほんと、TVチャンピオンレベルな人です)に「久留米に行きます」と言ったら「いいなあ」と言われたので「久留米ラーメン」という存在を知ったのだが、そのときに何店かお店を教えてくれたのだが、「けっこうトンコツでも臭い部類だけど・・・」とキングが言うので「たぶん、私、臭いの平気だと思いますけど?」と言ったのだが、味覚って人それぞれだし、と思っていたら、キングもそう思ったらしく、「桂花ラーメンって好き?」と言うので、「あー、臭いのってああいうこと?それなら、ほんと全然大丈夫です。桂花初めて行った時にも『なにがどう臭いって?』と思ったから。ほら、あの当時、『女子向きじゃないよ?』って言われてたじゃないですか(笑)」って桂花を基準にさせていただいたっけ。

 そうだ、あの時に「そーいや、桂花ってまだあるの?」と思い出し、新宿に寄ったときに久々に食べて「ああ、やっぱ普通に美味しいなあ」と感激したので、その後も、主に渋谷店には年に2,3度入っている。半端な時間にお腹が空いたときには量も丁度いいので。

 自分にとっての「定番」みたいなものが、無くなるのって悲しいので、ぜひ、あの味をキープして欲しいものである。まあ、こうして倒産のニュースになると、一瞬だけ混雑するのかもしれないけど(笑)

●好きこそものの上手なれ

 ↑というのとは意味が違うと思うけど、会社でも時々「ミヤノさんはゴルフやらないの?」と言われることがあるけど、ゴルフなんてヤル気ないのは置いておいても、てゆーか、「ゴルフなんてヤル気ありません」ときっぱり言うのも大人気ないので、遠回りに「私、早起きが超苦手なので、仕事だったらしょうがないけど、遊びのために朝5時起きするなんて絶対無理」と答えているのだが、そう言うと多くの人が「オレだって、仕事で5時起きはキツいんだけどさ、ゴルフの時には遠足の時の子供みたいに、前日からワクワクして早寝できないのに、朝は目覚まし鳴る前に目が覚めちゃうくらいなんだよねえ」と言うのである。

 まあね。好きな事だったらそうかもね。
 私もテクノ大好きな頃は、いつも徹夜だったしな(笑)
 「朝の5時まで起きているのなんて嫌ですよ」とテクノ好きの人に言ってるようなもんですよね。実際、「テクノ好きだからクラブ行ってみたいけど、私は12時過ぎると眠くなるから無理」って言う人いたもんな。

 さて、昨日は「明日の朝、起きたときに考えよう」と床に着いたのだが、朝はちゃんと7時に目覚ましでしっかり起きて、二度寝もせず、天気予報も「久々の晴れです」と気持ちを盛り上げてくれたので「よーし、じゃあ、神宮まで早朝散歩しちゃおうかなあ?」って、いつもの出勤より30分早い、8時には家を出てしまいましたわよ。

●星野監督さっそくグッジョブ

 そういえば、昨日の楽天の秋季練習にやっとコーチ陣も発表した星野監督が参加したらしいのですが、その様子が「めざましテレビ」でけっこうしっかり取り上げられていたので「今年はほとんどテレビに無視されていたから、こんなの久しぶりだ」と感動。

 テレビ的に期待されているのは「星野監督の熱血指導」なので、元・中日の鉄平に「どうでしょう?誰が標的になるでしょう?」と聞いてるし。その質問はどーよ?と思う以前に「鉄平をテレビで観るのは超久しぶりじゃん!」なのである。
 鉄平が「やはり捕手ではないでしょうか?」と言うので、野村監督時代には「公開説教」で一部では有名になった嶋捕手登場!

 しょーがないよな。自分一人だけでは目立たないので、ノムさんとか1001とかの太陽の光を反射する月のような選手なんだから、まあ、一年間がんばってくれたまえ。

 というわけで、久々に朝のニュースショーで楽天の選手にマイクが向けられたので「1001効果」に土下座いたしましたが、さらには「星野監督がさっそく向かったのはブルペンで、長谷部投手に熱視線!」

 おう・・・・・・そうでした。
 長谷部は大学生の時に星野がぞっこんで、アマから唯一人、北京五輪の予選に選ばれた選手だったのよ。プロ入りしてからの故障もあって、今では「ダミアン」という微妙な立場なのであるが(今年は去年ほどではなかったが、呪いの力はけっこう発揮して、西武の涌井の交通事故も長谷部の呪い説が有力である)、すっかり地味になってしまった長谷部を星野はどう思うのだろうか?と思ったら「長谷部を一番いい時に戻す」って・・・・・・何をどうすれば、長谷部を「アマチュアナンバーワン左腕」に戻せるのかわからんけど(そこに戻せばいいだけなのかも疑問だし・・・・)、ダミアンパワーを払拭するくらいの強い呪いの力でもあるのだろうか?

 わかりました。
 マー君や永井や片山は青山のことはどーでもいーですが、長谷部を15勝投手にしたら「星野は名将だ!」と称えることにします。いや、とりあえず10勝でも(笑)
 ところで、星野は、佐藤ヨシ投手コーチとは相性いいのだろうか?
 なーんか、ぱっと見、うまくいきそうにもないので、そのあたりも要注目である。

 さて、話が逸れてしまったが、朝8時に家を出て、まず渋谷まで歩いた。
 渋谷駅前スクランブル交差点通過したのが、9時前だったが、朝の渋谷なんて歩くの珍しいけど、出勤する人たちが整然と歩いていて、夜とは別の街ですね。実に爽やかでした。

 そして、9時半には神宮に着いたのだが、「あれ?なんかギャルが並んでる?」と見慣れぬ光景に戸惑ったが、チケット売り場では「本日は六大学の新人戦です!お間違いの無いよう!」とガナっているが、何が何と間違うのか?

 ・・・・・って、そうか、明日の早慶の優勝決定戦のための列がすでに出来ているので、「これは明日のチケットの販売ではありません」ってアナウンスしているんだ。

 後でわかったが、今から徹夜で並ばせるわけでもなく、シートを貼って列を作る作業がその後行われたので(明日の午前7時半にまた再集合らしい)そのための列だったらしい。しかし、ほんと日本シリーズよりも盛り上がりそうである。入場料収入も見込めるけど、警備の人件費もかかるので濡れ手に泡じゃないのね。って泡じゃありません。

 で、こっちは「そんな優勝決定戦の合間にやる、知る人ぞ知る・・・・」な新人戦を観に来たのであるが、場内に入ると「まあ、ほんとに素晴らしいほどガラガーラだわ!」と感激。応援団もいないので、静かでいいね。

●秋季 新人戦 法政×東大

 1年生と2年生しか出られないらしい。
 他の5大学はいいとしても、部員数がそもそも少ない東大は大変だろう。
 先発投手は日比谷出身で捕手は麻布だった。ついでに、ショートは筑駒、レフトは灘だ。偏差値だったら間違いなく負けない。てか、偏差値だけだったらブッチ切りである(笑)

 でも、初回で法政の先発投手の立ち上がりを東大がフルボッコして3点も先制点あげたのがよかったのか、日比谷の投手も頑張って6回まではリードしていたんですよ。まあ、法政の投手も立ち上がりでヨタヨタしただけで、二回以降は別人みたいに安定していたんですけどね。(プロでもたいへんよくありがちのことですのね)

 しかし、なんとか2失点でふんばった東大の先発投手がマウンドを降りると、二番手三番手はやっぱしダメでしたねえ。

●日本シリースのテレビ放送がやっと始まりました

 18:17
 試合前、落合監督の後ろに吉見が(ロッテのね)見切れた。それだけで満足だ。今日はもう他に何も望まない。

 20:05
 山井がまさかの5失点で4回で降板したとか、別にどーでもいーのですが、せっかくテレビでやっているので、河原出せよ。(←一番うざいタイプの客)  
11月1日(月)

●親切なオバサマ達

 帰りの電車に乗ろうとしたら、目の前にベビーカーを押している人がいて、私はその人が先に乗り込むのを待っていたのだが、私の横にいたオバサマ(推定年齢65歳くらい)は、ベビーカーの前のほうをちょこっと持ち上げてあげていた。ベビーカー押していた女性も、少し驚いたみたいで「あ、ありがとうございます!」と言っていたが、そのオバサマは爽やかな笑顔で応えていた。
 その笑顔には「ふふ、子育てがんばってねえ」という応援する気持ちと共に「子育て真っ盛りなあなたが羨ましいわー」という多少の切なさと共にさらには「可愛いお子さんねえ」みたいな情報まで含まれているように思えてしまった私は、疲れているのだろうか?(笑)

 ああ、いいな、やっぱ同じく年とるんだから、どーせだったら、ああいう「おせっかいだけど、親切で憎めない感じのオバサマ」になりたい。

 でも、この路線は老人や子供がけっこう多いのだが、子連れにあんな露骨に親切にする人は珍しいと思った。

 そしたら、降りるときも同じ駅だったのだが、そのお母さんはベビーカーの操作が下手なようで、さっさと降りられなくてもたついていた。操作が下手とうか、ベビーカーにいろいろ大量にぶら下げているので重いのだろう。「なるほど、だから乗るときに、あのオバサンが気がついて手を貸していたのか」とやっと気がついた。
 私には感知できないけど、子育て経験者のオバサマは、「なんか手を出したくなるオーラ」を感じたのかもしれない。

 ベビーカーの人は路線に慣れているらしく、降りたら目の前にあるエレベーターに向かったのだが、降りるときもたついたため、すでに、5人くらいの人がエレベータに乗っており、それを見送ろうと、ゆっくり進んでいたのだが、中でエレベータボタンを操作していたオバサマが「ほら、乗って乗って!」「(いえ、いいです、先に言ってくださいのジェスチャー)・・・・・」「大丈夫、乗れるわよ!ほら、乗って、乗って!」

 またさっきのオバサマか?と思いきや、別のオバサマでした。

 ベビーカーを押す女性は「・・・・・(じゃあ、すいません)」とばかりに、オバサマの勢いに煽られて、もそもそとエレベータに乗りこんでいました。

 よくありそうな光景だけど、私が疲れているから余計なものを拾ってしまうのか、それともあの子連れの女性が何かを醸し出しているので、周囲の年配女性が過敏に反応しているのか、どっちなんだろう?

 でも、私は「親切なオバサマって観ていて気持ちがいいな。私もできたら真似したいものだ」と思ったし、あの子連れママも、もしかして少し疲れていたとしたら「今日はなんだかみんなが妙に親切だった」という有り難い気持ちと同時に「ちょっと無理しすぎかな?」という反省の気持ちが湧いたかもね。

●喜怒哀楽の一日っちゅーか

 まあ、そんなわけで、自分ではあんまし疲れてる感じもしないのだが、昨日のイベント仕事でそれなりに疲れているはずなのは重々承知である。
 でも、昨日は、早寝できたので、途中で目が覚めて時計確認したら午前2時で、「これは中途半端すぎる」と思ったが、またすぐ二度寝(?)できて、次に起きたのは朝7時だったので、10時間くらい眠れたようである。

 昨日はロッテが大差で負けていたので「吉見がとうとう出る?」と期待していたのだが、小野が出てきたので、がっかりして布団に入ったのが何時だったっけ?たぶん、8時前だ。
 ラジオかけて、スリープ機能にしていたのだが、ふとラジオに意識が戻ったときには「中日10点目!」とかで「あーあ、だから最初から吉見にしておけと・・・・」と思ったのだが、その後、午前2時まで意識が戻らなかった。

 出勤してから、スポーツニュースをチェックしたら、小野も古谷も失点を重ねて12点になった後、吉見が登場して無失点で抑えたらしい。吉見が好投したというより、中日打線はもう打つ気無かったんでしょうね。
 そして、ポストシーズンでの吉見初登場に気がつかずに爆睡していた私に乾杯である。まあ、テレビ中継じゃないからダメージも少ないのですけど・・・・

 そのあたりは、江夏的「撒き餌」の反対というか、ええと、「撒き餌」の説明が必要か。
 引退後の話だから、どこまでホントかわからんが、江夏は現役時代に、得点差がある場面ではわざと下位打者にヒット打たせて、いわゆる「劇場」を演じていたらしい。そうしておくと、ホントにピンチの時に、相手はデータから「この打者は江夏キラー」だと勘違いして代打を出さないので、そうなったらピシャリと抑えていたと言う。江夏はこれを「撒き餌」を言っていたらしい。というお話。

 逆に考えれば、11点差もある場面で、相手の「敗戦処理投手」が出てきたら、シーズン中ならいろいろ記録もかかっているが、短期決戦最中では、そいつをフルボッコしてしまったら二度と出番が無いので、ホームラン狙いで大振りなどしてみながら、球筋でも観察しておいたほうがいいに決まっている。もしかしたら、ほんとのチャンスの時に相手ベンチが「この投手はこの前2イニングを抑えたから」と言って出してくるかもしれないから。

 さあ、以上のことを踏まえても、吉見がこの後登場するかは大変微妙である。負けてる時にはホントに使えるので、えーと、今度こそ5点差で負けてるときくらいにお願いしますよ。できたら、地上波中継あるときに!

 そして、今日も早慶戦だった。
 ほんとは土日にやるはずだったのに、土曜日が台風で中止だったのであるが、さすが、ハンカチ王子先発確実だったし、勝てば早稲田優勝で盛り上がるはずだったが・・・・・やっぱ、力んじゃったのか・・・・つーか、2失点の内容だったので、慶応の投手に完封された早稲田打線が完敗だった。

 昨日も書いたが、慶応のKYぶりに、「ロッテみたいwww」と大笑したけど、今日がいよいよ最終決戦であった。
 昨日はさすがに4万人くらい入ったらしいが、今日は1万8千人の発表。でも、六大学の観客数って、昔のプロ野球みたいにアバウトな気もしないでもないけど、1万8千人っていえば、ヤクルトの公式戦では「けっこう客足のいい日」である。

 「学生さん達よ、授業はどうした?」と思うけど、あれ?今って文化祭シーズンだっけ?

 まあ、私が教授だったら「臨時休講」っていうか「今日の授業の出席は神宮球場でとります」とかやりそうだが(笑)

 午後2時半から試合開始だったので、時々、経過速報を観ていたのだが、「慶応つえええええええ!」

 この間、「東京大学って、KYな大学だったんだ」と「T・O! K・Y・O!」な応援を聞いて思ったのだが、KO大学のほうが、ほんと、KYです。
 昨日の日ハムドラ1斉藤投手を攻略したので調子に乗ったのか、今日は広島ドラ1福井投手を炎上させ、さらには、西武ドラ1の大石投手までwwww
 すげーよ、慶応。なに、思い出作りしてんのじゃ?片っ端からドラ1潰してる!

 とうとう、優勝決定戦までもつれこんでしまったらしいです。なんと50年ぶりだそうです。

 しかも、その試合は11月3日の祝日に行われるようで、「現役学生だけじゃなく、OBや、一般人もつめかけるから、入場制限ものだ!」の騒ぎが予想される展開に・・・

 さすが慶応義塾大学。
 3日の優勝決定戦って、諭吉先生何人分の収益が?(学生券は安いので、一人平均1000円に満たない収益なのですけど、それでも4万人入場すると、諭吉3000人分くらいになる?)

 私は残念ながら3日は出勤なので、50年ぶりの歴史的な試合(とりあえず、私よりはお姉さんだ。先輩は尊敬しよう)の現場には行けませんが、ええと、なぜか明日は休みなので、もし早起きできたら「歴史的な試合」の間にちょこんと挟まってしまった地味なものを観に行くかもしれませんが、それはまた明日の気分次第ってことで。



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